本発明の例示的な実施形態は、様々な物理レイヤ変調および伝送メカニズムを使用して実装されてもよい。例示的な伝送メカニズムには、CDMA、OFDM、TDMA、ウェーブレット技術などが含まれるが、これらに限定されない。TDMA/CDMA、およびOFDM/CDMAなどのハイブリッド伝送メカニズムも用いられ得る。物理レイヤでの信号伝送には、様々な変調方式を適用することができる。変調方式の例としては、位相、振幅、コード、これらの組み合わせ、および/または同様のものが挙げられるが、これらに限定されない。例示的な無線伝送方法が、BPSK、QPSK、16−QAM、64−QAM、256−QAM、1024−QAMおよび/または同等物を使用して、QAMを実装してもよい。物理的な無線伝送は、伝送要件と無線条件に応じて変調およびコーディング方式を動的または半動的に変更することにより強化することができる。
図1は、本発明の実施形態の一局面による、OFDMサブキャリアの例示的セットを描写する略図である。本実施例に図示されるように、図内の矢印が、マルチキャリアOFDMシステム内のサブキャリアを示してもよい。OFDMシステムは、OFDM技術、DFTS−OFDM、SC−OFDM技術などの技術を使用してもよい。例えば、矢印101は、サブキャリア伝送情報シンボルを示す。図1は、例解目的であり、典型的なマルチキャリアOFDMシステムは、キャリア内により多くのサブキャリアを含んでもよい。例えば、キャリア内のサブキャリアの数は、10〜10,000サブキャリアの範囲内であってもよい。図1は、伝送バンド内の2つのガードバンド106および107を示す。図1に図示されるように、ガードバンド106は、サブキャリア103とサブキャリア104との間にある。サブキャリアA102の例示的なセットは、サブキャリア103と、サブキャリア104と、を含む。図1はまた、サブキャリアB105の例示的なセットを例解する。図示されるように、サブキャリアB105の例示的セット内には、任意の2つのサブキャリアの間にガードバンドが存在しない。マルチキャリアOFDM通信システムのキャリアは、連続キャリア、非連続キャリア、または連続キャリアと非連続キャリアの両方の組み合わせであってもよい。
図2は、本開示の実施形態の一局面による、2つのキャリアに関する例示的な伝送時間および受信時間を示す図である。マルチキャリアOFDM通信システムが、例えば、1〜10の範囲のキャリアに及ぶ、1つ以上のキャリアを含んでもよい。キャリアA204およびキャリアB205は、同じまたは異なるタイミング構造を有してもよい。図2は、2つの同期されたキャリアを示すが、キャリアA204およびキャリアB205は、相互に同期されても、またはされなくてもよい。複数の異なる無線フレーム構造が、FDDおよびTDD複信メカニズムに対してサポートされてもよい。図2は、例示的なFDDフレームタイミングを示す。ダウンリンクおよびアップリンク伝送が、無線フレーム201の中に編成されてもよい。この例では、無線フレーム継続期間は10ミリ秒である。例えば、1〜100ミリ秒の範囲の他のフレーム継続期間もサポートされ得る。この例では、各10ミリ秒無線フレーム201は、10個の同じサイズのサブフレーム202に分割されてもよい。0.5ミリ秒、1ミリ秒、2ミリ秒、および5ミリ秒などの、その他のサブフレーム継続時間もまた、サポートされてもよい。サブフレーム(複数可)は、2つ以上のスロット(例えば、スロット206および207)を含んでもよい。FDDの実施例の場合には、各10ミリ秒間隔において、10個のサブフレームが、ダウンリンク伝送のために利用可能であってもよく、10個のサブフレームが、アップリンク伝送のために利用可能であってもよい。アップリンクとダウンリンクの伝送は、周波数領域で分離されてもよい。スロットは、通常のCPで最大60kHzの同じサブキャリア間隔で7または14OFDMシンボルとすることができる。スロットは、通常のCPで60kHzを超える同じサブキャリア間隔で14OFDMシンボルとすることができる。スロットには、全てのダウンリンク、全てのアップリンク、またはダウンリンク部分とアップリンク部分などを含めることができる。スロットアグリゲーションをサポートでき、例えば、1つまたは複数のスロットにまたがるようにデータ伝送をスケジュールすることができる。一実施例では、ミニスロットはサブフレーム内のOFDMシンボルで開始することができる。ミニスロットは、1つ以上のOFDMシンボルの継続期間を有することができる。スロットは、複数のOFDMシンボル203を含むことができる。スロット206内のOFDMシンボル203の数は、サイクリックプレフィックス長およびサブキャリア間隔に依存してもよい。
図3は、本開示の実施形態の一局面による、OFDM無線リソースを示す図である。時間304および周波数305におけるリソースグリッド構造が、図3に例解されている。ダウンリンクサブキャリアまたはRBの量は、セル内で構成されたダウンリンク伝送バンド幅306に、少なくとも部分的に依存し得る。最小無線リソースユニットが、リソース要素(例えば、301)と呼ばれてもよい。リソース要素は、リソースブロック(例えば、302)にグループ化され得る。リソースブロックは、リソースブロックグループ(RBG)(例えば、303)と呼ばれるより大きい無線リソースにグループ化され得る。スロット206内で伝送される信号は、複数のサブキャリアおよび複数のOFDMシンボルのうちの1つまたはいくつかのリソースグリッドによって記述され得る。リソースブロックを使用して、特定の物理チャネルからリソース要素へのマッピングを記述することができる。物理リソース要素の他の事前定義されたグループ化は、無線技術に応じてシステムに実装することができる。例えば、24のサブキャリアは、5ミリ秒の継続期間、無線ブロックとしてグループ化することができる。例示的な例では、リソースブロックは、時間領域の1つのスロットと周波数領域の180kHzに対応してもよい(15kHzのサブキャリア帯域幅と12のサブキャリアの場合)。
例示的な実施形態では、複数の数秘学がサポートされ得る。一実施例では、数秘学は、基本サブキャリア間隔を整数Nによりスケーリングすることによって導出され得る。一実施例では、スケーリング可能な数秘学は、少なくとも15kHz〜480kHzのサブキャリア間隔を可能にすることができる。15kHzの数秘学と同じCPオーバーヘッドを持つ異なるサブキャリア間隔のスケーリングされた数秘学は、NRキャリアで1ミリ秒ごとにシンボル境界に整合してもよい。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本開示の実施形態の一局面による、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送のための例示的な図である。図5Aは、例示的なアップリンク物理チャネルを示す。物理アップリンク共有チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを実行することができる。これらの機能は、例として例解されており、他のメカニズムが様々な実施形態において実装され得ることが想定される。機能は、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブリングされたビットの変調、1つまたはいくつかの伝送レイヤ上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、リソース要素へのプリコーディングされた複素数値シンボルのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインDFTS−OFDM/SC−FDMA信号の生成、および/または同等物を含んでもよい。
アンテナポート用の複素数値DFTS−OFDM/SC−FDMAベースバンド信号および/または複素数値PRACHベースバンド信号のキャリア周波数に対する例示的な変調およびアップコンバージョンが、図5Bに示されている。伝送前にフィルタリングを用いることができる。
ダウンリンク伝送のための例示的構造が、図5Cに示される。ダウンリンク物理チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを実行し得る。これらの機能は、例として例解されており、他のメカニズムが様々な実施形態において実装され得ることが想定される。この機能は、物理チャネル上で伝送されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの1つまたはいくつかの伝送層上へのマッピング、アンテナポート上で伝送するために層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間領域OFDM信号の生成、および/または同様のものを含む。
アンテナポートの複素数値OFDMベースバンド信号のキャリア周波数に対する例示的な変調およびアップコンバージョンが、図5Dに示されている。伝送前にフィルタリングを用いることができる。
図4は、本開示の実施形態の一局面による、基地局401および無線デバイス406の例示的ブロック図である。通信ネットワーク400は、少なくとも1つの基地局401と、少なくとも1つの無線デバイス406とを含んでもよい。基地局401は、少なくとも1つの通信インターフェース402、少なくとも1つのプロセッサ403、および非一時的メモリ404に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ403によって実行可能なプログラムコード命令405の少なくとも1つのセットを含むことができる。無線デバイス406は、少なくとも1つの通信インターフェース407、少なくとも1つのプロセッサ408、および非一時的メモリ409に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ408によって実行可能なプログラムコード命令410の少なくとも1つのセットを含むことができる。基地局401の通信インターフェース402は、少なくとも1つの無線リンク411を含む通信経路を介して無線デバイス406の通信インターフェース407と通信するように構成されてもよい。無線リンク411は、双方向リンクとすることができる。無線デバイス406の通信インターフェース407は、基地局401の通信インターフェース402との通信に従事するように構成されてもよい。基地局401および無線デバイス406は、複数の周波数キャリアを使用して無線リンク411を介してデータを送受信するように構成されてもよい。実施形態の様々な態様のうちのいくつかによれば、送受信機が用いられてもよい。送受信機は、トランスミッタと受信機の両方を含むデバイスである。送受信機が、無線デバイス、基地局、中継ノード、および/または同等物等のデバイス内で用いられてもよい。通信インターフェース402、407、および無線リンク411において実装される無線技術に関する例示的な実施形態が、例解され、図1、図2、図3、図5、および関連するテキストである。
インターフェースは、ハードウェアインターフェース、ファームウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、および/またはそれらの組み合わせであってもよい。ハードウェアインターフェースは、コネクタ、ワイヤ、ドライバなどの電子デバイス、アンプなどを含むことができる。ソフトウェアインターフェースは、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、それらの組み合わせなどを実装するためにメモリデバイスに記憶されたコードを含んでもよい。ファームウェアインターフェースには、接続、電子デバイス動作、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、ハードウェア動作、それらの組み合わせなどを実装するために、メモリデバイスに記憶された、および/またはメモリデバイスと通信して埋め込まれたハードウェアとコードの組み合わせを含んでもよい。
用語「構成された」は、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの容量に関連する場合がある。「構成された」とは、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの動作特性に影響するデバイスの特定の設定を指す場合もある。換言すれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値などは、デバイスが特定の特性を提供するために、デバイスが動作状態または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内で「構成」され得る。「デバイスで発生する制御メッセージ」などの用語は、デバイスが動作状態か非動作状態かにかかわらず、制御メッセージにデバイスの特定の特性を構成するために使用することができるパラメータがあることを意味する場合がある。
実施形態の様々な態様のいくつかによれば、5Gネットワークは多数の基地局を含むことができ、無線デバイスに向けてユーザプレーンNR PDCP/NR RLC/NR MAC/NR PHYおよび制御プレーン(NR RRC)プロトコル終端を提供する。基地局(複数可)は、他の基地局(複数可)と相互接続されてもよい(例えば、Xnインターフェースを使用する)。基地局はまた、例えば、NGインターフェースを使用して、NGCに接続され得る。図10Aおよび図10Bは、本開示の一実施形態の一態様による、5Gコアネットワーク(例えば、NGC)と基地局(例えば、gNBおよびeLTE eNB)との間のインターフェースの例示的な図である。例えば、基地局は、NG−Cインターフェースを使用するNGC制御プレーン(例えば、NG CP)に、およびNG−Uインターフェースを使用するNGCユーザプレーン(例えば、UPGW)に相互接続されてもよい。NGインターフェースは、5Gコアネットワークと基地局間の多対多の関係をサポートすることができる。
基地局には、例えば、1、2、3、4、または6つのセクタなど、多くのセクタが含まれる場合がある。基地局は、例えば1〜50個以上のセルの範囲の多くのセルを含むことができる。セルは、例えば、プライマリセルまたはセカンダリセルとして、分類され得る。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、NAS(非アクセス層)モビリティ情報(例えば、TAI)を提供してもよく、RRC接続再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、セキュリティ入力を提供してもよい。このセルは、プライマリセル(PCell)と呼ばれることがある。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアはダウンリンクプライマリコンポーネントキャリア(DL PCC)とし、アップリンクでは、アップリンクプライマリコンポーネントキャリア(UL PCC)とすることができる。無線デバイスの機能に応じて、セカンダリセル(SCell)は、PCellとサービングセルのセットを一緒に形成するように構成することができる。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアはダウンリンクセカンダリコンポーネントキャリア(DL SCC)であり、アップリンクではアップリンクセカンダリコンポーネントキャリア(UL SCC)である。SCellには、アップリンクキャリアを有する場合と有しない場合がある。
ダウンリンクキャリアとオプションのアップリンクキャリアを含むセルには、物理セルIDとセルインデックスを割り当てることができる。キャリア(ダウンリンクまたはアップリンク)は1つのセルにのみ属することができる。セルIDまたはセルインデックスは、セルのダウンリンクキャリアまたはアップリンクキャリアも(使用されるコンテキストに応じて)識別することができる。本明細書では、セルIDは、キャリアIDと等しく呼ばれてもよく、セルインデックスは、キャリアインデックスと呼ばれてもよい。実装態様では、物理セルIDまたはセルインデックスをセルに割り当てることができる。セルIDは、ダウンリンクキャリアで伝送される同期信号を使用して決定されてもよい。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して決定されてもよい。例えば、仕様が第1のダウンリンクキャリアの第1の物理セルIDを指す場合、仕様は、第1のダウンリンクキャリアを含むセルの第1の物理セルIDを意味する場合がある。同じ概念が、例えば、キャリアのアクティブ化に適用される場合がある。仕様が第1のキャリアがアクティブになっていることを示している場合、その仕様は、第1のキャリアを含むセルがアクティブになっていることを等しく意味する場合がある。
実施形態は、必要に応じて動作するように構成されてもよい。開示されたメカニズムは、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせなどで、特定の基準が満たされたときに実行され得る。例示的な基準は、例えば、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどに少なくとも部分的に基づいてもよい。1つ以上の基準が満たされると、様々な例示的な実施形態が適用され得る。したがって、開示されたプロトコルを選択的に実装する例示的な実施形態を実装することが可能であり得る。
基地局は、様々な無線デバイスと通信することができる。無線デバイスは、複数のテクノロジー、および/または同じテクノロジーの複数のリリースをサポートすることができる。無線デバイスは、その無線デバイスのカテゴリおよび/または機能に応じて、特定の機能を有してもよい。基地局は、複数のセクタを含んでもよい。本開示が複数の無線デバイスと通信する基地局に言及する場合、本開示は、カバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットに言及し得る。本開示は、例えば、所定の能力を備え、基地局の所定のセクタにある、所定のLTEまたは5Gリリースの複数の無線デバイスに言及し得る。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、および/または開示された方法などに従って実行するカバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットを指し得る。例えば、それらの無線デバイスは、LTEまたは5G技術の古いリリースに基づいて実行されるため、開示された方法に準拠しない場合があるカバレッジエリアに複数の無線デバイスが存在し得る。
図6および図7は、本開示の一実施形態の一態様による、CAおよびマルチコネクティビティを用いたプロトコル構造の例示的な図である。NRは、マルチコネクティビティ動作をサポートすることができ、それによって、RRC_CONNECTED内の複数のRX/TXUEは、Xnインターフェース上の非理想的または理想的バックホールを介して接続された複数のgNB内に置かれた複数のスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成され得る。特定のUEに対してマルチコネクティビティ内で必要とされるgNBは、2つの異なる役割を引き受けることができ、すなわち、gNBは、マスタgNBとして、またはセカンダリgNBとしてのどちらかの役割を果たすことができる。マルチコネクティビティでは、各UEは、1つのマスタgNB、および1つ以上のセカンダリgNBに接続され得る。図7は、マスタセルグループ(MCG)およびセカンダリセルグループ(SCG)が構成された場合に、UE側MACエンティティの1つの例示的な構造を例解しており、その構造は、実装態様を限定しなくてもよい。メディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)受信は、簡単にするためにこの図には示されていない。
マルチ接続では、特定のベアラが使用する無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラの設定によって異なる場合がある。図6に示されるように、MCGベアラ、SCGベアラ、および分割ベアラの3つの実施例が含まれる。NR RRCは、マスタgNB内に配置されてもよく、SRBは、MCGベアラタイプとして構成されてもよく、マスタgNBの無線リソースを使用してもよい。マルチコネクティビティはまた、セカンダリgNBにより提供される無線リソースを使用するように構成された少なくとも1つのベアラを有するものとして、説明されることができる。マルチコネクティビティは、本開示の例示的な実施形態では、構成/実装されても、されなくてもよい。
マルチ接続の場合、UEは、複数のNR MACエンティティ(マスタgNBの1つのNR MACエンティティ、およびセカンダリgNBのその他のNR MACエンティティ)で構成することができる。マルチコネクティビティでは、UEのために構成されたサービングセルのセットは、2つのサブセット、すなわち、マスタgNBのサービングセルを収容するマスタセルグループ(MCG)、およびセカンダリgNBのサービングセルを収容するセカンダリセルグループ(SCG)から構成され得る。SCGの場合、以下のうちの1つ以上が、適用されてもよく、すなわち、SCG内の少なくとも1つのセルが、構成されたUL CCを有し、それらのうちの1つは、PSCellと呼ばれ(もしくはSCGのPCell、または場合によっては、PCellと呼ばれる)、PUCCHリソースを用いて構成され、SCGが構成されたときには、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが存在してもよく、PSCell上で物理レイヤ問題もしくはランダムアクセス問題、またはSCGと関連付けられて到達された(NR) RLC再伝送の最大回数の検出時に、またはSCG追加もしくはSCG変更中のPSCellに関するアクセス問題の検出時に、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされなくてもよく、SCGのセルに向かうUL伝送は、停止され、マスタ基地局は、SCG故障タイプについてUEによって通知されてもよく、分割ベアラの場合には、マスタgNBにわたるDLデータ転送が、維持され、NR RLC AMベアラは、分割ベアラのために構成されてもよく、同様に、PCell、PSCellが、不活性化されなくてもよく、PSCellが、SCG変更を用いて(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャを用いて)、変更されてもよく、ならびに/または分割ベアラとSCGベアラとの間の直接ベアラタイプ変更、またはSCGおよび分割ベアラの同時構成は、サポートされても、されなくてもよい。
マルチコネクティビティの場合のマスタgNBとセカンダリgNB間の相互作用に関しては、以下の原理のうちの1つ以上が、適用されてもよく、すなわち、マスタgNBは、UEのRRM測定構成を維持してもよく、(例えば、受信された測定レポート、またはトラフィック条件、またはベアラ型に基づいて)、UEのための追加のリソース(サービングセル)を提供するように、セカンダリgNBに依頼することを決定してもよく、マスタgNBからの要求を受信する際、セカンダリgNBが、UEのために追加したサービングセルの構成に結果としてなり得るコンテナを作り出す(またはそのように作り出すのに利用可能なリソースを有していないことを判定する)ことができ、UE機能と連係するために、マスタgNBは、AS構成およびUE機能(の一部)をセカンダリgNBに提供してもよく、マスタgNBおよびセカンダリgNBは、Xnメッセージ内で搬送されるNR RRCコンテナ(ノード間メッセージ)の採用によって、UE構成についての情報を交換してもよく、セカンダリgNBは、その既存のサービングセル(例えば、セカンダリgNBに向かうPUCCH)の再構成を開始してもよく、セカンダリgNBが、どのセルが、SCG内のPSCellであるかを決定してもよく、マスタgNBは、セカンダリgNBによって提供されたNR RRC構成の内容を変更しても、しなくてもよく、SCG追加およびSCG SCell追加の場合には、マスタgNBは、SCGセル(複数可)のための最新の測定結果を提供してもよく、マスタgNBおよびセカンダリgNBの両方が、OAM(例えば、測定ギャップのDRXアライメントおよび識別)により、互いのSFNおよびサブフレームオフセットを認識してもよい。一実施例では、新しいSCG SCellを追加するとき、SCGのPSCellのMIBから取得したSFNを除いて、CAに関してセルの必要なシステム情報を送信するために専用NR RRCシグナリングを使用できる。
一実施例では、サービングセルは、TAグループ(TAG)にグループ化することができる。1つのTAGのサービングセルは、同じタイミング基準を使用できる。所定のTAGについて、ユーザ機器(UE)は少なくとも1つのダウンリンクキャリアをタイミング基準として使用できる。所定のTAGについて、UEは同じTAGに属するアップリンクキャリアのアップリンクサブフレームとフレーム伝送タイミングを同期させることができる。一実施例では、同じTAが適用されるアップリンクを有するサービングセルは、同じ受信機によってホストされるサービングセルに対応してもよい。複数のTAをサポートするUEは、2つ以上のTAグループをサポートすることができる。1つのTAグループにはPCellが含まれ、プライマリTAG(pTAG)と呼ばれる場合がある。複数のTAG構成では、少なくとも1つのTAグループにPCellが含まれず、セカンダリTAG(sTAG)と呼ばれる場合がある。一実施例では、同じTAグループ内のキャリアは、同じTA値および/または同じタイミング基準を使用してもよい。DCが構成されている場合、セルグループ(MCGまたはSCG)に属するセルは、pTAGと1つ以上のsTAGを含む複数のTAGにグループ化することができる。
図8は、本開示の実施形態の一局面による例示的なTAG構成を示す。実施例1では、pTAGは、PCellを含み、sTAGは、SCell1を含む。例2では、pTAGはPCellとSCell1を含み、sTAGはSCell2とSCell3を含む。例3では、pTAGはPCellとSCell1を含み、sTAG1はSCell2とSCell3を含み、sTAG2はSCell4を含む。セルグループ(MCGまたはSCG)で最大4つのTAGをサポートすることができ、他のTAG構成の例も提供することができる。本開示の様々な例では、例示的なメカニズムがpTAGおよびsTAGについて説明されている。メカニズムの例のいくつかは、複数のsTAGを有する構成に適用することができる。
一実施例では、eNBは、アクティブ化されたSCellに対するPDCCH指令を介してRAプロシージャを開始することができる。このPDCCH指令は、このSCellのスケジューリングセル上で送信することができる。セルにクロスキャリアスケジューリングが構成されている場合、スケジューリングセルはプリアンブル伝送に用いられるセルとは異なる場合があり、PDCCH指令にはSCellインデックスが含まれる場合がある。少なくとも非競合ベースのRAプロシージャは、sTAGに割り当てられたSCellでサポートされ得る。
図9は、本発明の一実施形態の一局面による、セカンダリTAG内のランダムアクセスプロセスにおける例示的メッセージフローである。eNBは、アクティブ化コマンド900を伝送し、SCellをアクティブ化する。プリアンブル902(Msg1)が、sTAGに属するSCell上のPDCCH順序901に応答して、UEによって送信されてもよい。例示的な実施形態では、SCellに関するプリアンブル伝送は、PDCCHフォーマット1Aを使用して、ネットワークによって制御され得る。SCell上のプリアンブル伝送に応答したMsg2メッセージ903(RAR:ランダムアクセス応答)は、PCell共通検索空間(CSS)内のRA−RNTIにアドレス指定され得る。アップリンクパケット904が、プリアンブルが伝送されたSCell上で伝送されてもよい。
実施形態の様々な態様のいくつかによれば、ランダムアクセスプロシージャを通じて初期タイミングアライメントを達成することができる。これには、ランダムアクセスプリアンブルを伝送するUEと、ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、初期TAコマンドNTA(タイミングアドバンスの量)で応答するeNBが含まれる。ランダムアクセスプリアンブルの開始は、NTA=0と仮定して、UEでの対応するアップリンクサブフレームの開始と整合させることができる。eNBは、UEによって伝送されたランダムアクセスプリアンブルからアップリンクタイミングを推定することができる。TAコマンドは、所望のULタイミングと実際のULタイミング間の差の推定に基づいてeNBによって導出されてもよい。UEは、プリアンブルが伝送されるsTAGの対応するダウンリンクに対する初期アップリンク伝送タイミングを決定することができる。
サービングセルのTAGへのマッピングは、RRCシグナリングを備えたサービングeNBによって構成することができる。TAG構成および再構成のメカニズムは、RRCシグナリングに基づいてもよい。実施形態の様々な態様のうちのいくつかによれば、eNBがSCell追加構成を実行するとき、関連するTAG構成がSCell用に構成されてもよい。例示的な実施形態では、eNBは、SCellを除去(解放)し、更新されたTAG IDで新しいSCell(同じ物理セルIDおよび周波数を有する)を追加(構成)することにより、SCellのTAG構成を修正することができる。更新されたTAG IDを持つ新しいSCellは、更新されたTAG IDが割り当てられた後、最初は非アクティブであってもよい。eNBは、更新された新しいSCellをアクティブ化し、アクティブ化されたSCell上でパケットのスケジューリングを開始することができる。例示的実装態様では、SCellに関連付けられているTAGを変更できない場合があるが、SCellを削除し、新しいSCellを他のTAGに追加する必要があり得る。例えば、SCellをsTAGからpTAGに移動する必要がある場合、少なくとも1つのRRCメッセージ、例えば少なくとも1つのRRC再構成メッセージをUEに送信して、SCellを解放することによってTAG構成を再構成し、次に、SCellをpTAGの一部として構成することができる(TAGインデックスなしでSCellを追加/構成する場合、SCellをpTAGに明示的に割り当てることができる)。PCellはそのTAグループを変更せず、pTAGのメンバーである場合がある。
RRC接続再構成プロシージャの目的は、RRC接続を修正すること(例えば、RBを確立、修正、および/または解放すること、ハンドオーバを実行すること、測定値を設定、修正、および/または解放すること、SCellを追加、修正、および/または解放すること)であり得る。受信されたRRC接続再構成メッセージが、sCellToReleaseListを含む場合、UEが、SCell解放を行ってもよい。受信したRRC接続再構成メッセージにsCellToAddModListが含まれている場合、UEはSCellの追加または修正を実行することができる。
LTE リリース−10およびリリース−11 CAでは、PUCCHはPCell(PSCell)でのみeNBに伝送される。LTE−リリース12以前では、UEは1つのセル(PCellまたはPSCell)上でPUCCH情報を所定のeNBに伝送することができる。
CA対応UEの数および集約されたキャリアの数も増加すると、PUCCHの数およびPUCCHペイロードサイズも増加する可能性がある。PCellでPUCCH伝送に対応すると、PCellで高いPUCCH負荷が発生する可能性がある。SCell上のPUCCHを導入して、PCellからPUCCHリソースをオフロードすることができる。例えば、PCell上のPUCCHとSCell上の他のPUCCHなど、2つ以上のPUCCHを構成することができる。例示的な実施形態では、CSI/ACK/NACKを基地局に伝送するためのPUCCHリソースで1つ、2つ、またはそれより多くのセルを構成することができる。セルは複数のPUCCHグループにグループ化することができ、グループ内の1つ以上のセルはPUCCHで構成することができる。構成例では、1つのSCellが1つのPUCCHグループに属する場合がある。基地局に伝送される構成されたPUCCHを有するSCellは、PUCCH SCellと呼ばれる場合があり、同じ基地局に伝送された共通のPUCCHリソースを有するセルグループは、PUCCHグループと呼ばれる場合がある。
例示的な実施形態では、MACエンティティは、TAGごとに構成可能なタイマtimeAlignmentTimerを有することができる。timeAlignmentTimerは、MACエンティティが関連するTAGに属するサービングセルをアップリンクの時間整合されていると見なす時間を制御するために使用することができる。MACエンティティは、タイミングアドバンスコマンドのMAC制御要素を受信すると、指定されたTAGにタイミングアドバンスコマンドを適用して、指定されたTAGに関連付けられたtimeAlignmentTimerを開始または再起動することができる。MACエンティティは、TAGに属するサービングセルのランダムアクセス応答メッセージでタイミングアドバンスコマンドを受信した場合、および/またはランダムアクセスプリアンブルがMACエンティティによって選択されなかった場合、このTAGにタイミングアドバンスコマンドを適用して、このTAGに関連付けられたtimeAlignmentTimerを開始または再起動することができる。そうではなく、このTAGに関連付けられたtimeAlignmentTimerが実行されていない場合、このTAGのタイミングアドバンスコマンドが適用され、このTAGに関連付けられたtimeAlignmentTimerが開始され得る。競合解決が成功しなかったと見なされると、このTAGに関連付けられたtimeAlignmentTimerが停止する場合がある。そうでない場合、MACエンティティは受信したタイミングアドバンスコマンドを無視する場合がある。
例示的な実施形態では、タイマは、開始されると、停止されるか期限切れになるまで実行されるか、そうでない場合、実行されていない場合がある。タイマは、実行されていない場合は開始でき、実行中の場合は再起動することができる。例えば、タイマは、初期値から開始または再起動することができる。
本開示の例示的実施形態は、マルチキャリア通信を実行可能としてもよい。他の例示的実施形態は、マルチキャリア通信を実行させるために、1つ以上のプロセッサによって実行可能な複数の命令を備える、非一時的な有形のコンピュータ可読媒体を備えてもよい。さらに他の例示的な実施形態は、プログラマブルハードウェアが、デバイス(例えば、無線通信機、UE、基地局など)にマルチキャリア通信を行わせることを可能にする命令がコード化されている非一時的な有形のコンピュータ可読機械アクセス可能媒体を備える製品を含んでもよい。デバイスは、プロセッサ、メモリ、インターフェース、および/または同等物を含み得る。他の例示的な実施形態は、基地局、無線デバイス(またはユーザ機器:UE)、サーバ、スイッチ、アンテナなどのデバイスを含む通信ネットワークを含むことができる。
図11A、図11B、図11C、図11D、図11E、および図11Fは、本開示の一実施形態の一態様による、5G RANとLTE RANとの間の緊密なインターワーキングのアーキテクチャの例示的な図である。この緊密なインターワーキングにより、RRC_CONNECTED内の複数のRX/TXUEが、LTE eNBとgNBとの間のXxインターフェース、またはeLTE eNBとgNBとの間のXnインターフェース上の非理想的もしくは理想的バックホールを介して接続された2つの基地局(例えば(e)LTE eNBおよびgNB)内に置かれた2つのスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成されることを可能にすることができる。特定のUEに関する緊密なインターワーキングで使用される基地局は、2つの異なる役割を引き受けることができ、すなわち、基地局は、マスタ基地局として、またはセカンダリ基地局としてのどちらかの役割をも果たすことができる。緊密な相互作用では、UEは1つのマスタ基地局と1つのセカンダリ基地局に接続される。緊密な相互作用で実装されるメカニズムは、3つ以上の基地局をカバーするように拡張されてもよい。
図11Aおよび図11Bでは、マスタ基地局は、LTE eNBとしてもよく、当該LTE eNBは、EPCノード(例えば、S1−Cインターフェースを介してMMEに、およびS1−Uインターフェースを介してS−GWに)に接続されてもよく、セカンダリ基地局は、gNBとしてもよく、当該gNBは、Xx−Cインターフェースを介した、LTE eNBへの制御プレーン接続を有するノンスタンドアローンノードであってもよい。図11Aの緊密なインターワーキングアーキテクチャでは、gNBに関するユーザプレーンは、LTE eNBとgNBとの間のXx−Uインターフェース、およびLTE eNBとS−GWとの間のS1−Uインターフェースを介して、LTE eNBを通ってS−GWに接続されてもよい。図11Bのアーキテクチャでは、gNBに関するユーザプレーンは、gNBとS−GWとの間のS1−Uインターフェースを介してS−GWに直接接続されてもよい。
図11Cおよび図11Dでは、マスタ基地局は、gNBであってもよく、当該gNBは、NGCノードに(例えば、NG−Cインターフェースを介して制御プレーンコアノードに、およびNG−Uインターフェースを介してユーザプレーンコアノードに)接続されてもよく、セカンダリ基地局は、eLTE eNBであってもよく、当該eLTE eNBは、Xn−Cインターフェースを介した、gNBへの制御プレーン接続を有するノンスタンドアローンノードであってもよい。図11Cの緊密なインターワーキングアーキテクチャでは、eLTE eNBに関するユーザプレーンは、eLTE eNBとgNBとの間のXn−Uインターフェース、およびgNBとユーザプレーンコアノードとの間のNG−Uインターフェースを介して、gNBを通るユーザプレーンコアノードに接続されてもよい。図11Dのアーキテクチャでは、eLTE eNBに関するユーザプレーンは、eLTE eNBとユーザプレーンコアノードとの間のNG−Uインターフェースを介してユーザプレーンコアノードに直接接続されてもよい。
図11Eおよび図11Fでは、マスタ基地局は、eLTE eNBであってもよく、当該eLTE eNBは、NGCノード(例えば、NG−Cインターフェースを介して制御プレーンコアノードに、およびNG−Uインターフェースを介してユーザプレーンコアノード)に接続されてもよく、セカンダリ基地局は、gNBであってもよく、当該gNBは、Xn−Cインターフェースを介したeLTE eNBへの制御プレーン接続を有するノンスタンドアローンノードであってもよい。図11Eの緊密なインターワーキングアーキテクチャでは、gNBに関するユーザプレーンは、eLTE eNBとgNBとの間のXn−Uインターフェース、およびeLTE eNBとユーザプレーンコアノードとの間のNG−Uインターフェースを介して、eLTE eNBを通るユーザプレーンコアノードに接続されてもよい。図11Fのアーキテクチャでは、gNBに関するユーザプレーンは、gNBとユーザプレーンコアノードとの間のNG−Uインターフェースを介して、ユーザプレーンコアノードに直接接続されてもよい。
図12A、図12B、および図12Cは、本開示の一実施形態の一態様による、緊密なインターワーキングベアラの無線プロトコル構造の例示的な図である。図12Aでは、LTE eNBが、マスタ基地局であってもよく、gNBが、セカンダリ基地局であってもよい。図12Bでは、gNBが、マスタ基地局であってもよく、eLTE eNBが、セカンダリ基地局であってもよい。図12Cでは、eLTE eNBが、マスタ基地局であってもよく、gNBが、セカンダリ基地局であってもよい。5Gネットワークでは、特定のベアラが使用する無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラがどのように設定されるかに依存し得る。図12A、図12B、および図12Cに示されるように、MCGベアラ、SCGベアラ、および分割ベアラのベアラの3つの実施例が含まれる。NR RRCは、マスタ基地局内に配置されてもよく、SRBは、MCGベアラタイプとして構成されてもよく、マスタ基地局の無線リソースを使用してもよい。緊密なインターワーキングはまた、セカンダリ基地局によって提供された無線リソースを使用するように構成された少なくとも1つのベアラを有するものとしても説明され得る。緊密なインターワーキングは、本開示の例示的な実施形態では、構成/実装されても、されなくてもよい。
緊密な相互作用の場合、UEは2つのMACエンティティで構成することができ、1つのMACエンティティはマスタ基地局用であり、もう1つのMACエンティティは、セカンダリ基地局用である。緊密なインターワーキングでは、UEのために構成されたサービングセルのセットは、2つのサブセット、すなわちマスタ基地局のサービングセルを収容するマスタセルグループ(MCG)、およびセカンダリ基地局のサービングセルを収容するセカンダリセルグループ(SCG)から成り得る。SCGの場合、以下のうちの1つ以上が、適用されてもよく、すなわち、SCG内の少なくとも1つのセルは、構成されたUL CCを有し、それらのうちの1つは、PSCellと呼ばれ(もしくはSCGのPCell、または場合によっては、PCellと呼ばれる)、PUCCHリソースを用いて構成され、SCGが構成されたときには、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが存在してもよく、PSCell上で物理レイヤ問題もしくはランダムアクセス問題、またはSCGと関連付けられて到達された(NR) RLC再伝送の最大回数の検出時に、またはSCG追加もしくはSCG変更中のPSCellに関するアクセス問題の検出時に、RRC接続再確立プロシージャが、トリガされなくてもよく、SCGのセルに向かうUL伝送が、停止され、マスタ基地局が、SCG故障タイプについてUEによって通知されてもよく、分割ベアラの場合には、マスタ基地局にわたるDLデータ転送が、維持され、RLC AMベアラは、分割ベアラのために構成されてもよく、同様に、PCell、PSCellが、不活性化されなくてもよく、PSCellが、SCG変更を用いて(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャを用いて)、変更されてもよく、ならびに/または分割ベアラとSCGベアラとの間の直接ベアラタイプ変更も、またはSCGおよび分割ベアラの同時構成もまた、サポートされない。
マスタ基地局とセカンダリ基地局間の相互作用に関して、次の原則のうちの1つ以上、すなわち、マスタ基地局は、UEのRRM測定構成を維持し、(例えば、受信した測定レポート、トラフィック状態、またはベアラタイプに基づいて)、セカンダリ基地局にUEに追加のリソース(サービングセル)を提供するよう依頼することを決定する、マスタ基地局から要求を受信すると、セカンダリ基地局は、UEの追加のサービングセルの構成をもたらすコンテナを作成する(または、利用可能なリソースがないと判断する)ことができる、UE機能調整の場合、マスタ基地局はAS構成とUE機能(およびそれらの一部)をセカンダリ基地局に提供することができる、マスタ基地局とセカンダリ基地局は、XnまたはXxメッセージで搬送されるRRCコンテナ(ノード間メッセージ)を用いることにより、UE構成に関する情報を交換することができる、セカンダリ基地局は、その既存のサービングセルの再構成を開始することができる(例えば、セカンダリ基地局へのPUCCH)、セカンダリ基地局は、どのセルがSCG内のPSCellであるかを決定することができる、マスタ基地局は、セカンダリ基地局によって提供されるRRC構成の内容を変更しない場合がある、SCGの追加およびSCG SCellの追加の場合、マスタ基地局はSCGセルの最新の測定結果を提供することができる、マスタ基地局およびセカンダリ基地局の両方が、OAMによって互いのSFNとサブフレームオフセットを知っている場合がある(例えば、DRXアライメントと測定ギャップの識別のため)、を適用することができる。一実施例では、新しいSCG SCellを追加するとき、SCGのPSCellのMIBから取得したSFNを除いて、CAの場合にセルの必要なシステム情報を送信するために専用RRCシグナリングを使用することができる。
図13Aおよび図13Bは、本開示の一実施形態の一態様によるgNB展開シナリオの例示的な図である。図13Aの非集中型展開シナリオでは、全プロトコルスタック(例えば、NR RRC、NR PDCP、NR RLC、NR MAC、およびNR PHY)は、1つのノードでサポートされ得る。図13Bの集中型展開シナリオでは、gNBの上位レイヤは、集約基地局(CU)に配置されてもよく、gNBの下位レイヤは、分散基地局(DU)に配置されてもよい。CUおよびDUを接続するCU−DUインターフェース(例えば、Fsインターフェース)は、理想的または非理想的であってもよい。Fs−Cは、Fsインターフェース上に制御プレーン接続を提供してもよく、Fs−Uは、Fsインターフェース上にユーザプレーン接続を提供してもよい。中央型配備では、CUとDUで異なるプロトコル層(RAN機能)を位置づけることにより、CUとDU間で異なる機能スプリットオプションが可能になる場合がある。機能スプリットは、サービス要件やネットワーク環境に応じて、CUとDUとの間でRAN機能を移動する柔軟性をサポートすることができる。機能スプリットオプションは、Fsインターフェースの設定プロシージャ後の動作中に変更される場合があり、または、Fs設定プロシージャ(つまり、Fs設定プロシージャ後の動作中の静的)中でのみ変更される場合がある。
図14は、本開示の一実施形態の一態様による、集中型gNB展開シナリオの異なる機能分割オプション例に関する例示的な図である。分割オプション例1では、NR RRCは、CU内にあってもよく、NR PDCP、NR RLC、NR MAC、NR PHY、およびRFは、DU内にあってもよい。スプリットオプションの例2では、NR RRCおよびNR PDCPはCUにあり得、NR RLC、NR MAC、NR PHY、およびRFはDUにあり得る。スプリットオプションの例3では、NR RRC、NR PDCP、およびNR RLCの部分的な機能はCUにあり得、NR RLC、NR MAC、NR PHY、およびRFの他の部分的な機能はDUにあり得る。スプリットオプションの例4では、NR RRC、NR PDCP、およびNR RLCはCUにあり得、NR MAC、NR PHY、およびRFはDUにあり得る。スプリットオプション例の5では、NR RRC、NR PDCP、NR RLC、およびNR MACの部分的な機能はCUにあり得、NR MAC、NR PHY、およびRFの他の部分的な機能はDUにあり得る。スプリットオプションの例6では、NR RRC、NR PDCP、NR RLC、およびNR MACはCUにあり得、NR PHYおよびRFはDUにあり得る。スプリットオプションの例7では、NR RRC、NR PDCP、NR RLC、NR MAC、およびNR PHYの部分的な機能がCUにあり得、NR PHYおよびRFの他の部分的な機能がDUにあり得る。スプリットオプションの例8では、NR RRC、NR PDCP、NR RLC、NR MAC、およびNR PHYはCUにあり得、RFはDUにあり得る。
機能スプリットは、CUごと、DUごと、UEごと、ベアラごと、スライスごと、または他の粒度で構成されてもよい。CU毎の分割では、CUは、固定された分割を有してもよく、DUは、CUの分割オプションに一致するように構成されてもよい。DU毎の分割では、DUは、異なる分割で構成されてもよく、CUは、異なるDUに対して異なる分割オプションを提供してもよい。UE毎の分割では、gNB(CUおよびDU)は、異なるUEに対して異なる分割オプションを提供してもよい。ベアラごとのスプリットでは、異なるベアラタイプに異なるスプリットオプションを使用することができる。スライスごとのスプライスでは、異なるスライスに異なるスプリットオプションを適用することができる。
例示的な実施形態では、新無線アクセスネットワーク(新RAN)は異なるネットワークスライスをサポートし、エンドツーエンドスコープで異なるサービス要件をサポートするようにカスタマイズされた差別化された処理を可能にし得る。新しいRANは、事前に構成され得る異なるネットワークスライスのために、差別化されたトラフィック処理を提供することができ、シングルRANノードが複数のスライスをサポートすることを可能にし得る。新RANは、UEまたはNGC(例えば、NG CP)により提供される1つ以上のスライスID(複数可)またはNSSAI(複数可)によって、所与のネットワークスライスに対するRAN部分の選択をサポートし得る。スライスID(複数可)またはNSSAI(複数可)は、PLMN内の事前に構成されたネットワークスライスのうちの1つ以上を識別することができる。初期アタッチの場合、UEは、スライスIDおよび/またはNSSAIを提供することができ、RANノード(例えば、gNB)は、初期NAS信号伝達をNGC制御プレーン機能(例えば、NG CP)にルーティングするために、スライスIDまたはNSSAIを使用することができる。UEが、いずれのスライスIDまたはNSSAIも提供しない場合、RANノードは、NAS信号伝達をデフォルトのNGC制御プレーン機能に送信することができる。後続のアクセスでは、UEはスライス識別用の一時IDを提供することができ、スライス識別はNGC制御プレーン機能によって割り当てられ、RANノードがNASメッセージを関連するNGC制御プレーン機能にルーティングすることができるようにする。新RANは、スライス間のリソース分離をサポートすることができる。RANリソース分離は、1つのスライス内の共有リソースの不足が他のスライスのサービスレベルアグリーメントに違反することを回避することで実現することができる。
セルラネットワークを介して搬送されるデータトラフィックの量は、今後何年も増加すると予想されている。ユーザ/デバイスの数は、増大しており、各ユーザ/デバイスは、益々多くなる様々なサービス、例えば、ビデオ配信、大きなファイル、画像にアクセスする。これにより、ネットワークの大容量だけでなく、双方向性および応答性に関する消費者の期待に応える超高速データレートの提供が要求される。したがって、携帯電話事業者が増加する需要を満たすためには、より多くのスペクトルが必要である。シームレスなモビリティとともに高いデータレートに対するユーザの期待を考慮すると、セルラシステムのスモールセルと同様にマクロセルを展開するためにより多くのスペクトルを利用できるようにすることが有益である。
市場の需要に応えるために、無認可スペクトルを利用してトラフィックの増加に対応する補完的なアクセスを展開することに、事業者からの関心が高まっている。この例が、通信事業者が展開する多数のWi−Fiネットワークと、LTE/WLANインターワーキングソリューションの3GPP標準化とに見られる。この関心は、ホットスポットエリアのようないくつかのシナリオにおいて、無認可スペクトルが存在する場合に、無認可スペクトルは、携帯電話事業者の認可スペクトルを効果的に補完してトラフィック急増への対処に役立ち得ることを示している。LAAは、事業者が1つの無線ネットワークを管理しながら、無認可スペクトルを利用するための代替手段を提供し、ネットワークの効率を最適化する新しい可能性を提供する。
例示的な実施形態では、LAAセルでの伝送のためにリッスンビフォアトーク(クリアチャネルアセスメント)を実装することができる。リッスンビフォアトーク(LBT)プロシージャでは、チャネルを使用する前に、機器がクリアチャネルアセスメント(CCA)チェックを適用する場合がある。例えば、CCAは、少なくともエネルギ検出を利用して、チャネル上の他の信号の有無を判断し、チャネルが占有されているか、クリアであるかをそれぞれ判断する。例えば、ヨーロッパと日本の規制では、無認可帯域でのLBTの使用が義務付けられている。規制要件とは別に、LBTを介したキャリアセンシングは、無認可スペクトルを公平に共有するための1つの方法である。
例示的な実施形態では、最大伝送継続期間が制限された無認可キャリアでの不連続伝送が有効にされてもよい。これらの機能の一部は、不連続LAAダウンリンク伝送の開始から伝送される1つ以上の信号によってサポートされる場合がある。チャネル予約は、成功したLBT動作を介してチャネルアクセスを取得した後、LAAノードによる信号の伝送によって有効になり、特定の閾値を超えるエネルギで伝送信号を受信する他のノードが占有されるチャネルを感知することができるようにする。不連続なダウンリンク伝送を伴うLAA動作のために、1つ以上の信号によってサポートされる必要があり得る機能は、無線デバイスによるLAAダウンリンク伝送の検出(セル識別を含む)、無線デバイスの時間および周波数同期のうちの1つ以上を含んでもよい。
例示的な実施形態では、DL LAA設計は、CAによって集約されたサービングセルにわたるLTE−Aキャリアアグリゲーションタイミング関係に従ってサブフレーム境界アライメントを用いてもよい。これは、基地局の伝送がサブフレーム境界でのみ開始し得ることを意味しない場合がある。LAAは、LBTに従ってサブフレーム内の全てのOFDMシンボルを伝送することができるわけではない場合、PDSCHの伝送をサポートする場合がある。PDSCHに必要な制御情報の配信もサポートされる場合がある。
LBTプロシージャは、LAAと他の事業者および無認可スペクトルで動作する技術との公正且つ友好的な共存のために用いられる場合がある。無認可スペクトルにおけるキャリアで伝送しようとするノードでのLBTプロシージャでは、ノードがクリアチャネルアセスメントを実行して、チャネルが使用することができるかどうかを判断する必要がある。LBTプロシージャには、チャネルが使用されているかどうかを判断するための少なくともエネルギ検出が含まれる場合がある。例えば、ヨーロッパなど一部の地域の規制要件では、ノードがこの閾値を超えるエネルギを受け取る場合、ノードはチャネルが空いていないと仮定するように、エネルギ検出閾値を指定する。ノードはこのような規制要件に従ってもよく、オプションで、規制要件で指定された閾値よりも低い閾値をエネルギ検出に使用してもよい。一実施例では、LAAは、エネルギ検出閾値を適応的に変更するメカニズムを用いてもよく、例えば、LAAは、上限からエネルギ検出閾値を適応的に低下させるメカニズムを用いてもよい。適応メカニズムは、閾値の静的または半静的な設定を妨げない場合がある。一実施例では、カテゴリ4LBTメカニズムまたは他のタイプのLBTメカニズムを実装することができる。
様々な例のLBTメカニズムを実装することができる。一実施例では、いくつかの信号の場合、いくつかの実装態様シナリオにおいて、いくつかの状況では、および/またはいくつかの周波数では、LBTプロシージャは、伝送エンティティによっては実行されない場合がある。一実施例では、カテゴリ2(例えば、ランダムバックオフなしのLBT)が、実装されてもよい。伝送エンティティが伝送する前にチャネルがアイドル状態であると検知される継続期間は、決定論的であり得る。一実施例では、カテゴリ3(例えば、一定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いたLBT)が実装されてもよい。LBTプロシージャは、その構成要素の1つとして以下のプロシージャを有することができる。伝送エンティティは、コンテンションウィンドウ内で乱数Nを描画することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、Nの最小値と最大値で指定することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、固定とすることができる。乱数NをLBTプロシージャにおいて使用して、伝送エンティティがチャネル上で伝送する前にチャネルがアイドル状態であると検知される継続期間を決定することができる。一実施例では、カテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフ を用いたLBT)が、実装されてもよい。伝送エンティティは、コンテンションウィンドウ内で乱数Nを描画することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、Nの最小値および最大値によって指定することができる。伝送エンティティは、乱数Nを描画するときにコンテンションウィンドウのサイズを変更することができる。乱数Nは、伝送エンティティがチャネルで伝送する前に、チャネルがアイドルであると感知される継続期間を決定するためにLBTプロシージャで使用される。
LAAは、無線デバイスにおいてアップリンクLBTを使用することができる。UL LBT方式は、DL LBT方式と異なってもよく(例えば、異なるLBTメカニズムまたはパラメータを使用することによって)、例えば、その理由は、LAA ULが、無線デバイスのチャネル競合機会に影響を及ぼす、スケジューリングされたアクセスに基づくからである。異なるUL LBT方式を動機付ける他の配慮としては、以下に限定されないが、シングルサブフレーム内の複数の無線デバイスの多重化が挙げられる。
一実施例では、DL伝送バーストは、同じCC上の同じノードからの直前または直後に伝送がないDL伝送ノードからの連続伝送とすることができる。無線デバイスの観点からのUL伝送バーストは、同じCC上の同じ無線デバイスからの前後にはすぐに伝送しない無線デバイスからの連続伝送であってもよい。一実施例では、UL伝送バーストは、無線デバイスの観点から定義される。一実施例では、UL伝送バーストは、基地局の観点から定義されてもよい。一実施例では、基地局が、同じ無認可キャリア上でDL+UL LAAを動作させる場合に、LAA上のDL伝送バースト(複数可)およびUL伝送バースト(複数可)は、同じ無認可キャリア上のTDM方式でスケジューリングされてもよい。例えば、ある瞬間は、DL伝送バーストまたはUL伝送バーストの一部とすることができる。
New Radio(NR)システムは、シングルビームとマルチビームの両方の操作をサポートし得る。マルチビームシステムでは、基地局(例えば、gNB)は、ダウンリンクビーム掃引を実行して、ダウンリンク同期信号(SS)および共通制御チャネルのカバレッジを提供し得る。ユーザ機器(UE)は、アップリンク方向のアップリンクビーム掃引を実行して、セルにアクセスすることができる。シングルビームシナリオでは、gNBは、1つのSSブロックの時間反復伝送を設定することができる。これは、少なくともプライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を、ワイドビームで含むことができる。マルチビームのシナリオでは、gNBは、これらの信号と物理チャネルの少なくとも一部を複数のビームで構成することができる。UEは、少なくともOFDMシンボルインデックス、無線フレーム内のスロットインデックス、およびSSブロックからの無線フレーム番号を識別し得る。
一実施例では、RRC_INACTIVE状態またはRRC_IDLE状態では、UEは、SSブロックがSSバーストを形成し、SSバーストセットを形成すると想定する場合がある。SSバーストセットには、一定の周期性がある場合がある。マルチビームシナリオでは、SSブロックは、複数のビームで伝送され、一緒にSSバーストを形成することができる。1つ以上のSSブロックが、1つのビームで伝送され得る。ビームは、ステアリング方向を有する。複数のSSバーストがビームで伝送される場合、これらのSSバーストは、図15に示されるようにSSバーストセットを一緒に形成してもよい。基地局1501(例えば、NRのgNB)は、期間1503中にSSバースト1502A〜1502Hを伝送することができる。複数のこれらのSSバーストは、SSバーストセット1504(例えば、SSバースト1502Aおよび1502E)などのSSバーストセットを含み得る。SSバーストセットは、任意の数の複数のSSバースト1502A〜1502Hを含むことができる。SSバーストセット内の各SSバーストは、期間1503中に固定または可変の周期で伝送され得る。
SSは、巡回プレフィックス直交周波数分割多重化(CP−OFDM)に基づく場合がある。SSは、少なくとも2つのタイプの同期信号(NR−PSS(プライマリ同期信号)およびNR−SSS(セカンダリ同期信号))を含んでいてもよい。NR−PSSは、少なくともNRセルへの初期シンボル境界同期のために定義され得る。NR−SSSは、NRセルIDまたはNRセルIDの少なくとも一部の検出用に定義され得る。NR−SSS検出は、少なくとも所与の周波数範囲およびCPオーバーヘッド内のデュプレックスモードおよびビーム操作タイプに関係なく、NR−PSSリソース位置との固定時間/周波数関係に基づいている場合がある。NR−PSSおよびNR−SSSでは、通常のCPがサポートされ得る。
NRは、少なくとも1つの物理ブロードキャストチャネル(NR−PBCH)を含み得る。gNBがNR−PBCHを伝送(またはブロードキャスト)する場合、UEは、少なくとも所与の周波数範囲およびCPオーバーヘッド内のデュプレックスモードおよびビーム操作タイプに関係なく、NR−PSSおよび/またはNR−SSSリソース位置との固定関係に基づいてNR−PBCHをデコードし得る。NR−PBCHは、キャリア周波数範囲に応じて仕様で事前定義された固定ペイロードサイズおよび周期性を備えた最小システム情報の少なくとも一部を伝送する、スケジュールされていないブロードキャストチャネルであり得る。
シングルビームおよびマルチビームのシナリオでは、NRは、NR−PSS、NR−SSS、およびNR−PBCHの時間(周波数、および/または空間)分割多重化をサポートし得る、SSブロックを含むことができる。gNBは、SSブロック内でNR−PSS、NR−SSSおよび/またはNR−PBCHを伝送し得る。所定の周波数帯域では、SSブロックは、デフォルトのサブキャリア間隔に基づいてN個のOFDMシンボルに対応する場合があり、Nは定数である場合がある。信号多重化構造は、NRで固定され得る。無線デバイスは、例えば、SSブロックから、OFDMシンボルインデックス、無線フレーム内のスロットインデックス、およびSSブロックからの無線フレーム番号を識別してもよい。
NRは、1つ以上のSSブロックを含むSSバーストをサポートし得る。SSバーストセットは、1つ以上のSSバーストを含み得る。例えば、SSバーストセット内のSSバーストの数は、有限である場合がある。物理層の仕様の観点から、NRは、SSバーストセットの少なくとも1つの周期性をサポートすることができる。UEの観点から、SSバーストセット伝送は、定期的であり得、UEは、SSバーストセット周期性で所与のSSブロックが繰り返されると仮定し得る。
SSバーストセットの周期性内で、1つ以上のSSブロックで繰り返されるNR−PBCHが変更される場合がある。可能なSSブロックの時間位置のセットは、RRCメッセージの周波数帯域ごとに指定され得る。SSバーストセット内のSSブロックの最大数は、キャリア周波数に依存する場合がある。実際に伝送されたSSブロックの位置(複数可)は、少なくともCONNECTED/IDLEモードの測定を支援するため、CONNECTEDモードUEが1つ以上のSSブロックでダウンリンク(DL)データ/制御を受信することを支援するため、またはIDLEモードUEが1つ以上のSSブロックでDLデータ/制御を受信することを支援するために通知され得る。UEは、gNBが同じ数の物理ビーム(複数可)を伝送すると想定しない場合がある。UEは、SSバーストセット内の異なるSSブロックにわたる同じ物理ビーム(複数可)を想定しない場合がある。初期セル選択では、UEは、RRCメッセージを介してブロードキャストされ、周波数帯域に依存し得る、デフォルトのSSバーストセットの周期性を想定し得る。少なくともマルチビーム動作の場合では、SSブロックの時間インデックスをUEに示すことができる。
CONNECTEDおよびIDLEモードのUEの場合、NRは、SSバーストセットの周期性および情報のネットワーク表示をサポートして、測定のタイミング/継続期間(NR−SS検出の時間ウィンドウなど)を導き出すことができる。gNBは、(例えば、RRCメッセージのブロードキャストを介して)周波数キャリアごとに1つのSSバーストセット周期性情報をUEに提供し得、可能であれば測定タイミング/継続時間を導出するための情報を提供し得る。1つのSSバーストセットの周期性、およびタイミング/継続時間に関する1つの情報が示されている場合、UEは、同じキャリア上の全てのセルの周期性およびタイミング/継続時間を想定することができる。gNBがSSバーストセット周期性の表示および測定タイミング/継続時間を導出するための情報を提供しない場合、UEは、SSバーストセット周期性として既定の周期性、例えば、5ミリ秒を想定し得る。NRは、適応およびネットワーク表示のためにSSバーストセットの周期値のセットをサポートし得る。
初期アクセスの場合、UEは、NR仕様によって与えられた所与の周波数帯域内のNR−PSS/SSSの特定のサブキャリア間隔に対応する信号を想定することができる。NR−PSSの場合、Zadoff−Chu(ZC)シーケンスを、NR−PSSのシーケンスとして用いることができる。NRは、シーケンスベースのSS設計の場合、SSの少なくとも1つの基本シーケンス長を定義することができる。NR−PSSのアンテナポートの数は、1であり得る。NR−PBCH伝送の場合、NRは、固定数のアンテナポート(複数可)をサポートすることができる。UEは、NR−PBCH伝送方式またはアンテナポートの数のブラインド検出には必要ない場合がある。UEは、NR−SSと同じPBCH数秘学を想定する場合がある。最小限のシステム情報配信のために、NR−PBCHは、最小限のシステム情報の一部を含む場合がある。NR−PBCHコンテンツは、SFN(システムフレーム番号)またはCRCの少なくとも一部を含むことができる。gNBは、NR−PDSCHを介して共有ダウンリンクチャネルで残りの最小システム情報を伝送し得る。
マルチビームの例では、例えばセル選択、セル再選択、および/または初期アクセスプロシージャをサポートするために、セルに対してPSS、SSS、またはPBCH信号のうちの1つ以上を繰り返すことができる。SSバーストの場合、関連付けられたPBCHまたは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)スケジューリングシステム情報は、基地局によって複数の無線デバイスにブロードキャストされ得る。PDSCHは、共通検索空間内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって示され得る。システム情報は、ビームの物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)構成を含むことができる。ビームに関して、基地局(例えば、NRのgNB)は、PRACHプリアンブルプール、時間および/または周波数無線リソース、ならびに他の電力関連パラメータを含み得る、RACH構成を有してもよい。無線デバイスは、RACH構成からのPRACHプリアンブルを使用して、競合ベースのRACHプロシージャまたは競合のないRACHプロシージャを開始することができる。無線デバイスは、競合ベースのRACHプロシージャまたは競合のないRACHプロシージャであり得る、4ステップRACHプロシージャを実行することができる。無線デバイスは、最良の受信信号品質を有する可能性のある、SSブロックと関連付けられたビームを選択してもよい。無線デバイスは、セルと関連付けられたセル識別子を正常に検出し、かつRACH構成を使用してシステム情報をデコードすることができる。無線デバイスは、1つのPRACHプリアンブルを使用し、選択されたビームと関連付けられたシステム情報によって示されるRACHリソースから1つのPRACHリソースを選択し得る。PRACHリソースは、PRACHプリアンブルを示すPRACHインデックス、PRACHフォーマット、PRACH数秘学、時間および/または周波数無線リソース割り当て、PRACH伝送の電力設定、ならびに/または他の無線リソースパラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。競合のないRACHプロシージャの場合、PRACHプリアンブルおよびリソースは、DCIまたは他の高層シグナリングで示される場合がある。
シングルビームシステムでの例示的なランダムアクセスプロシージャ
一実施例では、UEは、セル選択/再選択および/または初期アクセスプロシージャのために1つ以上のPSS/SSS/PBCHを検出し得る。システム情報ブロックタイプ2(SIB2)などのシステム情報をスケジュールする、共通検索空間の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で示されるPBCH、または物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、複数のUEにブロードキャストすることができる。一実施例では、SIB2は、1つ以上の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)構成を搬送することができる。一実施例では、gNBは、PRACHプリアンブルプール、時間/周波数無線リソース、および他の電力関連パラメータを含み得る1つ以上のランダムアクセスチャネル(RACH)構成を有し得る。UEは、RACH構成からのPRACHプリアンブルを選択して、競合ベースのRACHプロシージャ、または競合のないRACHプロシージャを開始することができる。
一実施例では、UEは、競合ベースまたは競合のないRACHプロシージャであり得る4ステップのRACHプロシージャを実行し得る。4ステップランダムアクセス(RA)プロシージャには、図16に示すように、第1のステップでのRAプリアンブル(RAP)伝送、第2のステップでのランダムアクセス応答(RAR)伝送、第3のステップでの1つ以上のトランスポートブロック(TB)のスケジュール伝送、第4のステップでの競合解決が含まれ得る。具体的には、図16Aは、競合ベースの4ステップRAプロシージャを示し、図16Bは、競合のないRAプロシージャを示す。
第1のステップでは、UEは、構成されたRAプリアンブルフォーマットを使用してTxビームでRAPを伝送することができる。RAチャネル(RACH)リソースは、RAPを伝送する時間周波数リソースとして定義されてもよい。ブロードキャストシステム情報は、RACHリソースのサブセット内でUEが1つ以上の/反復されるプリアンブルを伝送する必要があるかどうかを通知し得る。
基地局は、第2のステップでダウンリンク(DL)伝送を決定するために、DL信号/チャネルと、RACHリソースのサブセットおよび/またはRAPインデックスのサブセットとの間の関連付けを構成することができる。DL測定および対応する関連付けに基づいて、UEは、RACHリソースのサブセットおよび/またはRAPインデックスのサブセットを選択し得る。一実施例では、ブロードキャストシステム情報によって通知される2つのRAPグループがあり得、1つはオプションであり得る。基地局が4ステップRAプロシージャで2つのグループを構成する場合、UEは、第3のステップでUEが伝送するメッセージのパスロスおよびサイズに基づいて、どのグループからUEがRAPを選択するかを決定し得る。基地局は、第3のステップでのメッセージサイズとUEの無線状態との指標として、RAPが属するグループタイプを使用し得る。基地局は、システム情報に関する1つ以上の閾値とともに、RAPグループ化情報をブロードキャストすることができる。
4ステップRAプロシージャの第2のステップでは、基地局は、UEが伝送するRAPの受信に応答して、RA応答(RAR)をUEに伝送し得る。UEは、DCIを搬送するPDCCHを監視して、RA応答ウィンドウ内のPDSCH上で伝送されたRARを検出することができる。DCIは、RA−RNTI(ランダムアクセス−無線ネットワーク一時識別子)によってCRCスクランブルされる場合がある。RA−RNTIは、ランダムアクセス応答メッセージが伝送されるときにPDCCH上で使用される場合がある。RA−RNTIは、ランダムアクセスプリアンブルを伝送するために、MACエンティティがどの時間周波数リソースを使用しているかを明確に識別し得る。RA応答ウィンドウは、RAP伝送の終了に3つのサブフレームを加えたものを含むサブフレームから開始し得る。RA応答ウィンドウは、ra−ResponseWindowSizeで示される長さを有し得る。UEは、RA−RNTI=1+t_id+10*f_idのようにUEがRAPを伝送するPRACHに関連付けられたRA−RNTIを計算することができ、ここで、t_idは、指定されたPRACHの第1のサブフレームのインデックスであり(0≦t_id<10)、f_idは、周波数領域の昇順(0≦f_id<6)での、サブフレーム内の指定されたPRACHのインデックスである。一実施例では、異なるタイプのUE、例えば、NB−IoT、BL−UE、またはUE−ECは、RA−RNTI計算のために異なる式を使用してもよい。
UEは、UEによって伝送されたRAPに一致するRAP識別子(RAPID)を含むRAR用のMACパケットデータユニット(PDU)のデコード後、RARの監視を停止してもよい。MAC PDUは、1つ以上のMAC RARと、バックオフインジケータ(BI)を有するサブヘッダを含むことができるMACヘッダと、RAPIDを含む1つ以上のサブヘッダとを含むことができる。
図17は、4ステップRAプロシージャのためのMACヘッダおよびMAC RARを含むMAC PDUの実施例を示す。RARが、UEが伝送するRAPに対応するRAPIDを含む場合、UEは、RAR内の、タイミングアドバンス(TA)コマンド、UL許可、およびTemporary C−RNTI(TC−RNTI)などのデータを処理し得る。
図18A、図18B、および図18Cは、MAC RARの内容を示す。具体的には、図18Aは、通常のUEのMAC RARの内容を示し、図18Bは、MTC UEのMAC RARの内容を示し、図18Cは、NB−IOT UEのMAC RARの内容を示す。
4ステップRAプロシージャの第3のステップでは、UEは、第2のステップでの受信されたRARのTAコマンドに対応するTA値を使用してULタイムアライメントを調整することができ、受信されたRARのUL許可で割り当てられたULリソースを使用して、1つ以上のTBを基地局に伝送することができる。UEが第3のステップで伝送するTBは、RRC接続要求、RRC接続再確立要求、またはRRC接続再開要求、UE IDなどのRRCシグナリングを含むことができる。第3のステップで伝送されたIDは、第4のステップで競合解決メカニズムの一部として使用される。
4ステップRAプロシージャの第4のステップは、競合解決のためのDLメッセージを含むことができる。一実施例では、1つ以上のUEは、第1のステップで同じRAPを選択する同時RA試行を実行し、第2のステップで同じTC−RNTIで同じRARを受信することができる。第4のステップにおける競合解決は、UEが別のUE IDを誤って使用しないことを確実にすることであり得る。競合解決メカニズムは、UEがC−RNTIを有するかどうかに応じて、PDCCHのC−RNTIまたはDL−SCHのUE競合解決IDのいずれかに基づき得る。UEがC−RNTIを有する場合、PDCCH上でC−RNTIを検出すると、UEはRAプロシージャの成功を判定することができる。UEにC−RNTIが事前に割り当てられていない場合、UEは、基地局が第2のステップのRARで伝送するTC−RNTIに関連付けられたDL−SCHを監視し、第4のステップでDL−SCH上で基地局によって伝送されたデータのIDを、UEが第3のステップで伝送するIDと比較する。2つのIDが同一である場合、UEはRAプロシージャの成功を判定し、TC−RNTIをC−RNTIにプロモートし得る。
4ステップRAプロシージャの第4のステップは、HARQ再伝送を可能にし得る。UEは、第3のステップでUEが1つ以上のTBを基地局に伝送するときにmac−ContentionResolutionTimerを始動することができ、HARQ再伝送のたびにmac−ContentionResolutionTimerを再始動することができる。UEが第4のステップでC−RNTIまたはTC−RNTIによって識別されたDLリソースでデータを受信すると、UEはmac−ContentionResolutionTimerを停止し得る。UEが、第3のステップでUEによって伝送されたIDに一致する競合解決IDを検出しない場合、UEは、RAプロシージャの失敗を判定し、TC−RNTIを破棄することができる。mac−ContentionResolutionTimerが満了すると、UEはRAプロシージャの失敗を判定し、TC−RNTIを破棄し得る。競合解決に失敗した場合、UEはMAC PDUの伝送に使用されるHARQバッファをフラッシュすることができ、4ステップRAプロシージャを第1のステップから再始動し得る。UEは、0とRAR用のMAC PDU内のBIに対応するバックオフパラメータ値との間の均一な分布に従ってランダムに選択されたバックオフ時間だけ後続のRAP伝送を遅延させることができる。
4ステップRAプロシージャでは、最初の2つのステップの使用法は、UEのULタイムアライメントを取得し、アップリンク許可を取得することであり得る。第3および第4のステップを使用して、RRC接続をセットアップし、および/または異なるUEからの競合を解決し得る。
マルチビームシステムでの例示的なランダムアクセスプロシージャ
図19は、基地局による1つ以上のSSブロックの送信を含むことができる、ランダムアクセスプロシージャ(例えば、RACHを介した)の実施例を示している。無線デバイス1920(例えば、UE)は、1つ以上のプリアンブルを基地局1921(例えば、NRのgNB)に伝送することができる。無線デバイスによる各プリアンブル伝送は、図19に示されるような別個のランダムアクセスプロシージャと関連付けられ得る。ランダムアクセスプロシージャは、基地局1921(例えばNRのgNB)が第1のSSブロックを無線デバイス1921(例えば、UE)に送信するステップ1901で開始することができる。SSブロックのいずれかは、PSS、SSS、三次同期信号(TSS)、またはPBCH信号のうちの1つ以上を含み得る。ステップ1901の第1のSSブロックは、第1のPRACH構成と関連付けられ得る。ステップ1902で、基地局1921は、第2のPRACH構成と関連付けられ得る第2のSSブロックを、無線デバイス1920に送信し得る。ステップ1903で、基地局1921は、第3のPRACH構成と関連付けられ得る第3のSSブロックを、無線デバイス1920に送信し得る。ステップ1904で、基地局1921は、第4のPRACH構成と関連付けられ得る第4のSSブロックを、無線デバイス1920に送信し得る。任意の数のSSブロックが、ステップ1903および1904に加えて、またはそれらと置換して、同じ様式で送信されてもよい。SSバーストは、任意の数のSSブロックを含み得る。例えば、SSバースト1910は、ステップ1902〜1904の間に送信された3つのSSブロックを含む。
無線デバイス1920は、ステップ1905で、例えば、1つ以上のSSブロックまたはSSバーストを受信した後またはそれに応答して、基地局1921にプリアンブルを送信してもよい。プリアンブルは、PRACHプリアンブルを含んでもよく、RA Msg1と呼ばれてもよい。PRACHプリアンブルは、最良のSSブロックビームであると判定され得るSSブロック(例えば、ステップ1901〜1904からのSSブロックのうちの1つ)で受信され得るPRACH構成に従って、またはそれに基づいて、ステップ1905で伝送され得る。無線デバイス1920は、PRACHプリアンブルを送信する前に受信し得るSSブロックの中から最良のSSブロックビームを判定し得る。基地局1921は、ステップ1906で、例えば、PRACHプリアンブルを受信した後、またはそれに応答して、RA Msg2と呼ばれ得るランダムアクセス応答(RAR)を送信することができる。RARは、ステップ1906で、PRACH構成と関連付けられたSSブロックビームに対応するDLビームを介して伝送され得る。基地局1921は、PRACHプリアンブルを受信する前に以前に送信したSSブロックの中から最良のSSブロックビームを判定し得る。基地局1621は、最良のSSブロックビームと関連付けられたPRACH構成に従って、またはそれに基づいてPRACHプリアンブルを受信することができる。
無線デバイス1920は、ステップ1907で、例えば、RARを受信した後、またはそれに応答して、RA Msg3と呼ばれ得るRRC接続要求および/またはRRC接続再開要求メッセージを、基地局1921に送信し得る。基地局1921は、例えば、RRC接続要求および/またはRRC接続再開要求メッセージを受信した後、またはそれに応答して、ステップ1908で、RA Msg4と呼ばれ得るRRC接続設定および/またはRRC接続再開メッセージを、無線デバイス1920に送信し得る。無線デバイス1920は、ステップ1909で、例えば、RRC接続設定および/またはRRC接続再開を受信した後またはそれに応答して、RA Msg5と呼ばれ得るRRC接続設定完了および/またはRRC接続再開完了メッセージを、基地局1921に送信し得る。無線デバイス1920と基地局1921との間にRRC接続を確立することができ、ランダムアクセスプロシージャは、例えば、RRC接続設定完了および/またはRRC接続再開完了メッセージの受信後またはそれに応答して終了することができる。
チャネル状態情報基準信号の伝送および受信の実施例
最良のSSブロックビームを含むがこれに限定されない最良のビームは、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)に基づいて判定され得る。無線デバイスは、無線デバイスと基地局との間のリンクのビーム品質を推定するためにマルチビームシステムでCSI−RSを使用してもよい。例えば、CSI−RSの測定に基づいて、無線デバイスは、ダウンリンクチャネル適応のCSIをレポートすることができる。CSIパラメータは、プリコーディング行列インデックス(PMI)、チャネル品質インデックス(CQI)値、および/またはランクインジケータ(RI)を含み得る。無線デバイスは、CSI−RSでの基準信号受信電力(RSRP)測定に基づいてビームインデックスをレポートすることができる。無線デバイスは、ダウンリンクビーム選択のためにCSIリソース表示(CRI)でビームインデックスをレポートしてもよい。基地局は、1つ以上のアンテナポートを介して、または1つ以上の時間および/もしくは周波数無線リソースを介してなど、CSI−RSリソースを介してCSI−RSを伝送することができる。ビームは、CSI−RSと関連付けることができる。CSI−RSは、ビーム方向の表示を含み得る。複数のビームの各々は、複数のCSI−RSのうちの1つと関連付けられ得る。CSI−RSリソースは、セル固有の方法で、例えば、共通のRRCシグナリングを介して設定され得る。追加または代替として、CSI−RSリソースは、例えば、専用RRCシグナリングならびに/または層1および/もしくは層2(L1/L2)シグナリングを介して、無線デバイス固有の方法で構成され得る。セル内の、またはセルによって提供される複数の無線デバイスは、セル固有のCSI−RSリソースを測定することができる。セル内の、またはセルによって提供される無線デバイスの専用サブセットは、無線デバイス固有のCSI−RSリソースを測定することができる。基地局は、非定期的な伝送を使用して、またはマルチショットもしくは半永続的な伝送を使用して、CSI−RSリソースを定期的に伝送し得る。定期的伝送では、基地局は、時間領域で設定された周期性を使用して、設定されたCSI−RSリソースを伝送することができる。非定期的伝送では、基地局は、構成されたCSI−RSリソースを専用タイムスロットで伝送することができる。マルチショットまたは半永続的伝送では、基地局は、設定された期間に設定されたCSI−RSリソースを伝送することができる。基地局は、様々な目的のために、様々な用語で様々なCSI−RSリソースを構成することができる。異なる用語には、例えば、セル固有、デバイス固有、定期的、非定期的、マルチショット、または他の用語が含まれ得る。様々な目的には、例えば、ビーム管理、CQIレポート、またはその他の目的が含まれ得る。
図20は、ビームに対して定期的にCSI−RSを伝送する実施例を示している。基地局2001は、期間2003の間になど、時間領域で所定の順序でビームを伝送することができる。伝送2002Cおよび/または2003EのCSI−RS2004などのCSI−RS伝送のために使用されるビームは、SSブロック2002A、2002B、2002D、および2002F〜2002HなどのSSブロック伝送のビーム幅に対して異なるビーム幅を有する場合がある。追加的または代替的に、CSI−RS伝送のために使用されるビームのビーム幅は、SSブロックのビーム幅と同じ値を有し得る。1つ以上のCSI−RSの一部または全ては、1つ以上のビームに含まれてもよい。SSブロックは、同期シーケンス信号を搬送する、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4)、およびいくつかのサブキャリア(例えば、240)を占有し得る。同期シーケンス信号は、セルを識別することができる。
図21は、時間領域および周波数領域にマッピングされ得るCSI−RSの実施例を示している。図21に示される各正方形は、セルの帯域幅内のリソースブロックを表し得る。各リソースブロックは、いくつかのサブキャリアを含んでもよい。セルは、いくつかのリソースブロックで構成される帯域幅を有することができる。基地局(例えば、NRのgNB)は、1つ以上のCSI−RSについてのCSI−RSリソース構成パラメータを含む、1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送してもよい。各CSI−RSリソース構成についての上位層シグナリングによって、以下のパラメータ:CSI−RSリソース構成識別、CSI−RSポートの数、CSI−RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボルおよびREの位置)、CSI−RSサブフレーム構成(例えば、無線フレーム内のサブフレームの位置、オフセット、および周期性)、CSI−RS電力パラメータ、CSI−RSシーケンスパラメータ、CDMタイプのパラメータ、周波数密度、伝送コム、QCLパラメータ(例えば、QCL−scramblingidentity、crs−portscount、mbsfn−subframeconfiglist、csi−rs−configZPid、qcl−csi−rs−configNZPid)、および/またはその他の無線リソースパラメータ、のうちの1つ以上を構成することができる。
図21は、例えば、無線デバイス固有の構成で、無線デバイス用に構成され得る3つのビームを示している。任意の数の追加のビーム(例えば、空白の正方形の列で表される)またはより少ないビームが、含まれてもよい。ビーム1には、第1のシンボルのリソースブロック(RB)内のいくつかのサブキャリアで伝送され得るCSI−RS1が、割り振られ得る。ビーム2には、第2のシンボルのRBのいくつかのサブキャリアで伝送され得るCSI−RS2が、割り振られ得る。ビーム3には、第3のシンボルのRB内のいくつかのサブキャリアで伝送され得るCSI−RS3が、割り振られ得る。RB内の全てのサブキャリアが、そのCSI−RSの関連付けられたビーム(例えば、ビーム1)で特定のCSI−RS(例えば、CSI−RS1)を伝送するために必ずしも使用されない場合がある。周波数分割多重化(FDM)を使用することにより、同じRBの無線デバイスについてのビーム1に使用されない他のサブキャリアを、他の無線デバイスについての異なるビームと関連付けられた他のCSI−RS伝送のために使用することができる。追加または代替として、時間領域多重化(TDM)を使用することにより、無線デバイスのために使用されるビームは、無線デバイスについての異なるビーム(例えば、ビーム1、ビーム2、およびビーム3)が他の無線デバイスのビームとは異なるいくつかのシンボルを使用して伝送され得るように構成されてもよい。
ビーム管理では、デバイス固有の構成済みCSI−RSを使用することができる。ビーム管理プロシージャにおいて、無線デバイスは、基地局(例えば、NRのgNB)による伝送ビーム、および無線デバイス(例えば、UE)による受信ビームを含む、ビームペアリンクのチャネル品質を監視することができる。複数のビームと関連付けられた複数のCSI−RSが構成されている場合、無線デバイスは、基地局と無線デバイスとの間の複数のビームペアリンクを監視することができる。
無線デバイスは、1つ以上のビーム管理レポートを基地局に伝送することができる。ビーム管理レポートは、例えば、構成されたビームのサブセットの1つ以上のビーム識別、RSRP、PMI、CQI、および/またはRIを含む、1つ以上のビームペア品質パラメータを示し得る。
基地局および/または無線デバイスは、ダウンリンクL1/L2ビーム管理プロシージャを実行してもよい。図23Aおよび図23Bにそれぞれ示すように、1つ以上のダウンリンクL1/L2ビーム管理プロシージャは、1つまたは複数の伝送および受信ポイント(TRP)内で実行され得る。
図22は、3つのビーム管理プロシージャ、P1、P2、およびP3の実施例を示している。プロシージャP1を使用して、TRP(または複数のTRP)の異なる伝送(Tx)ビームでの無線デバイス測定を可能にし、それにより、例えば、Txビームおよび/または無線デバイス受信(Rx)ビーム(複数可)(P1の上の行と下の行にそれぞれ陰影の楕円として表示されている)の選択をサポートすることができる。TRP(または複数のTRP)でのビームフォーミングには、例えば、1組の異なるビームからのTRP内および/またはTRP間のTxビームスイープ(P1およびP2の上の行で、破線の矢印で示される反時計回りの方向に回転する楕円として示されている)が含まれてもよい。無線デバイス2201でのビームフォーミングには、例えば、1組の異なるビームからの無線デバイスRxビームスイープ(P1およびP3の下の行で、破線の矢印で示される時計回りの方向に回転する楕円として示されている)が含まれてもよい。プロシージャP2を使用して、例えば、TRP間および/またはTRP内Txビーム(複数可)を変更し得る、TRP(または複数のTRP)の異なるTxビーム(P2の上の行で、破線の矢印で示される反時計回りの方向に回転する楕円として示されている)での無線デバイス測定を可能にすることができる。プロシージャP2は、例えば、プロシージャP1よりもビーム洗練化のためのより小さな1組のビームで実行されてもよい。P2は、P1の特定の実施例であり得る。プロシージャP3を使用して、例えば、無線デバイス2201がビームフォーミングを使用する場合に無線デバイスRxビームを変更するために、同じTxビーム(P3において楕円として示される)での無線デバイス測定を可能にすることができる。
無線デバイス2201(例えば、UE)および/または基地局2202(例えば、gNB)は、ビーム障害回復メカニズムをトリガしてもよい。無線デバイス2201は、例えば、ビーム障害イベントが発生した場合に、ビーム障害回復(BFR)要求伝送をトリガしてもよい。ビーム障害イベントには、例えば、関連付けられた制御チャネルのビームペアリンク(複数可)の品質が不十分であるという判定が含まれる場合がある。関連付けられたチャネルのビームペアリンク(複数可)の不十分な品質の判定は、品質が閾値を下回ることおよび/またはタイマの満了に基づいてもよい。
無線デバイス2201は、1つ以上の基準信号(RS)を使用してビームペアリンク(複数可)の品質を測定し得る。1つ以上のSSブロック、1つ以上のCSI−RSリソース、および/またはPBCHの1つ以上の復調基準信号(DM−RS)は、ビームペアリンクの品質を測定するためのRSとして使用され得る。1つ以上のCSI−RSリソースの各々は、CSI−RSリソースインデックス(CRI)と関連付けられ得る。ビームペアリンクの品質は、RSリソースで測定されたRSRP値、基準信号受信品質(RSRQ)値、および/またはCSI値のうちの1つ以上に基づいてもよい。基地局2202は、例えば、ビームペアリンク品質を測定するために使用され得るRSリソースが、制御チャネルの1つ以上のDM−RSと準共配置される(QCLed)ことを示し得る。RSを介した無線デバイス2201への伝送からのチャネル特性、および制御チャネルを介した無線デバイスへの伝送からのチャネル特性が、設定された基準の下で類似または同じである場合、制御チャネルのRSリソースおよびDM−RSは、QCLされ得る。
図23Aは、単一のTRPが関与するビーム障害イベントの実施例を示している。基地局2301などの単一のTRPは、無線デバイス2302に、第1のビーム2303および第2のビーム2304を伝送することができる。例えば、第2のビーム2304などのサービングビームが移動車両2305またはその他の障害物(例えば、建物、樹木、土地、または任意の物体)によってブロックされている場合、およびサービングビームを含む構成されたビーム(例えば、第1のビーム2303および/または第2のビーム2304)が単一のTRPから受信されている場合に、ビーム障害イベントは発生し得る。無線デバイス2302は、ビーム障害が発生したときに、ビーム障害から回復するためのメカニズムをトリガすることができる。
図23Bは、複数のTRPが関与するビーム障害イベントの実施例を示している。第1の基地局2306および第2の基地局2309などでの複数のTRPは、無線デバイス2308に、第1のビーム2307(例えば、第1の基地局2306からの)および第2のビーム2310(例えば、第2の基地局2309からの)を伝送することができる。例えば、第2のビーム2310などのサービングビームが移動車両2311またはその他の障害物(例えば、建物、樹木、土地、または任意の物体)によってブロックされている場合、および構成されたビーム(例えば、第1のビーム2307および/または第2のビーム2310)が複数のTRPから受信されている場合に、ビーム障害イベントは発生し得る。無線デバイス2008は、ビーム障害が発生したときに、ビーム障害から回復するためのメカニズムをトリガすることができる。
無線デバイスは、MビームペアリンクでNew Radio PDCCH(NR−PDCCH)などのPDCCHを同時に監視することができ、ここで、M≧1であり、かつMの最大値は、少なくとも無線デバイスの機能に依存し得る。このような監視は、ビームペアリンクのブロッキングに対するロバスト性を向上することができる。基地局は、異なるビームペアリンク(複数可)での、および/または異なるNR−PDCCH OFDMシンボルにおけるNR−PDCCHを無線デバイスに監視させるように構成された1つ以上のメッセージを、伝送することができ、かつ無線デバイスは、それを受信することができる。
基地局は、複数のビームペアリンクでNR−PDCCHを監視するための無線デバイスのRxビーム設定に関連するパラメータを含み得る、上位層シグナリングおよび/またはMAC制御要素(MAC CE)を伝送してもよい。基地局は、第1のDL RSアンテナポート(複数可)と第2のDL RSアンテナポート(複数可)との間の空間QCL仮定の1つ以上の表示を伝送してもよい。第1のDL RSアンテナポート(複数可)は、セル固有のCSI−RS、デバイス固有のCSI−RS、SSブロック、PBCHのDM−RSを伴うPBCH、および/またはPBCHのDM−RSを伴わないPBCHのうちの1つ以上のためのものであり得る。第2のDL RSアンテナポート(複数可)は、DL制御チャネルの復調のためのものであり得る。NR−PDCCHについてのビーム表示のシグナリング(NR−PDCCHを監視するための構成など)は、MAC CEシグナリング、RRCシグナリング、DCIシグナリング、または仕様透過的および/もしくは暗黙的方法、ならびにそれらの任意の組み合わせを介して行われ得る。
ユニキャストDLデータチャネルの受信の場合、基地局は、DLデータチャネルのDL RSアンテナポート(複数可)とDM−RSアンテナポート(複数可)との間の空間QCLパラメータを示すことができる。基地局は、RSアンテナポート(複数可)を示す情報を含むDCI(例えば、ダウンリンク許可)を伝送することができる。情報は、DM−RSアンテナポート(複数可)でQCLされ得る、RSアンテナポート(複数可)を示している場合がある。DLデータチャネルについてのDM−RSアンテナポート(複数可)の異なるセットは、RSアンテナポート(複数可)の異なるセットを用いてQCLとして示され得る。
基地局がPDCCHについてのCSI−RSとDM−RSとの間の空間QCLパラメータを示す信号を伝送する場合、無線デバイスは、PDCCHについてのDM−RSでQCLされたCSI−RSを使用して、ビームペアリンクの品質を監視することができる。ビーム障害イベントが発生した場合、無線デバイスは、判定された構成などによって、ビーム障害回復要求を伝送することができる。
無線デバイスが、例えば、アップリンク物理チャネルまたは信号を介してビーム障害回復要求を伝送する場合、基地局は、アップリンク物理チャネルまたは信号を監視することによって、無線デバイスに対するビーム障害イベントがあることを検出し得る。基地局は、基地局と無線デバイスとの間でPDCCHを伝送するためのビームペアリンクを回復するために、ビーム回復メカニズムを開始してもよい。基地局は、例えば、ビーム障害回復要求の受信後または受信に応じて、1つ以上の制御信号を、無線デバイスに伝送してもよい。ビーム回復メカニズムは、例えば、L1スキーム、またはより上位層のスキームであり得る。
基地局は、例えば、アップリンク物理チャネルの構成パラメータおよび/またはビーム障害回復要求を伝送するための信号を含む、1つ以上のメッセージを伝送することができる。アップリンク物理チャネルおよび/または信号は、他のPRACH伝送のリソースに直交するリソースを使用し得る、非競合ベースのPRACH(例えば、ビーム障害回復PRACHまたはBFR−PRACH)、PUCCH(例えば、ビーム障害回復PUCCHまたはBFR−PUCCH)、および/または競合ベースのPRACHリソースのうちの少なくとも1つに基づいてもよい。これらの候補信号および/またはチャネルの組み合わせは、基地局によって構成されてもよい。
gNBは、1つ以上のBFR要求を受信した後、UEに確認メッセージを応答し得る。確認メッセージは、UEが1つ以上のBFR要求で示す候補ビームに関連付けられたCRIを含み得る。確認メッセージは、L1制御情報であり得る。
例示的なキャリアアグリゲーション(CA)動作
キャリアアグリゲーション(CA)では、2つ以上のコンポーネントキャリア(CC)が集約され得る。無線デバイスは、CAの技術を使用して、無線デバイスの機能に応じて、1つ以上のCCで同時に受信または伝送し得る。一実施例では、無線デバイスは、隣接するCCおよび/または隣接しないCCに対してCAをサポートし得る。CCはセルに編成され得る。例えば、CCは1つのプライマリセル(PCell)と1つ以上のセカンダリセル(SCell)とに編成され得る。
CAを用いて構成されると、無線デバイスはネットワークとの1つのRRC接続を有し得る。RRC接続の確立/再確立/ハンドオーバ中、NASモビリティ情報を提供するセルはサービングセルであり得る。RRC接続の再確立/ハンドオーバプロシージャ中、セキュリティ入力を提供するセルはサービングセルであり得る。一実施例では、サービングセルはPCellを示し得る。一実施例では、gNBは、無線デバイスの機能に応じて、複数の1つ以上のSCellの構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを無線デバイスに伝送し得る。
CAを用いて構成されると、基地局および/または無線デバイスは、無線デバイスのバッテリまたは電力消費を改善するために、SCellのアクティブ化/非アクティブ化メカニズムを使用してもよい。無線デバイスが1つ以上のSCellを用いて構成されると、gNBは1つ以上のSCellのうちの少なくとも1つをアクティブ化または非アクティブ化することができる。SCellの構成時に、SCellに関連付けられたSCell状態が「アクティブ化」または「休止」に設定されていない限り、SCellを非アクティブ化し得る。
一実施例では、無線デバイスは、SCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを受信することに応じてSCellをアクティブ化/非アクティブ化することができる。
一実施例では、gNBは、無線デバイスに、SCellタイマ(例えば、sCellDeactivationTimer)を含む1つ以上のメッセージを伝送し得る。一実施例では、無線デバイスは、SCellタイマの満了に応答してSCellを非アクティブ化し得る。
無線デバイスがSCellをアクティブ化するSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを受信すると、無線デバイスはSCellをアクティブ化し得る。SCellのアクティブ化に応答して、無線デバイスは、SCell上でのSRS伝送、SCellのCQI/PMI/RI/CRIレポート、SCellでのPDCCH監視、SCellのPDCCH監視、および/またはSCellでのPUCCH伝送を含む動作を実行し得る。
一実施例では、SCellのアクティブ化に応答して、無線デバイスは、SCellに関連付けられた第1のSCellタイマ(例えば、sCellDeactivationTimer)を始動または再始動してもよい。無線デバイスは、SCellをアクティブ化するSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEが受信されると、スロット内の第1のSCellタイマを始動または再始動し得る。一実施例では、SCellのアクティブ化に応答して、無線デバイスは、記憶された構成に従って、SCellに関連付けられた構成された許可タイプ1の1つ以上の中断された構成済みアップリンク許可を(再)初期化することができる。一実施例では、SCellのアクティブ化に応答して、無線デバイスはPHRをトリガしてもよい。
無線デバイスが、アクティブ化されたSCellを非アクティブ化するSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを受信すると、無線デバイスはアクティブ化されたSCellを非アクティブ化し得る。一実施例では、アクティブ化されたSCellに関連付けられた第1のSCellタイマ(例えば、sCellDeactivationTimer)が満了すると、無線デバイスはアクティブ化されたSCellを非アクティブ化し得る。アクティブ化されたSCellの非アクティブ化に応答して、無線デバイスは、アクティブ化されたSCellに関連付けられた第1のSCellタイマを停止してもよい。一実施例では、アクティブ化されたSCellの非アクティブ化に応答して、無線デバイスは、アクティブ化されたSCellに関連付けられた構成済みアップリンク許可タイプ2の1つ以上の構成済みダウンリンク割り当ておよび/または1つ以上の構成済みアップリンク許可をクリアし得る。一実施例では、アクティブ化されたSCellの非アクティブ化に応答して、無線デバイスは、アクティブ化されたSCellに関連付けられた構成済みアップリンク許可タイプ1の1つ以上の構成済みアップリンク許可を中断し得る、および/またはアクティブ化されたSCellに関連付けられたHARQバッファをフラッシュし得る。
一実施例では、SCellが非アクティブ化されると、無線デバイスは、SCell上でSRSを伝送すること、SCellのCQI/PMI/RI/CRIをレポートすること、SCell上のUL−SCHで伝送すること、SCell上のRACHで伝送すること、SCell上の少なくとも1つの第1のPDCCHを監視すること、SCellの少なくとも1つの第2のPDCCHを監視すること、および/またはSCell上でPUCCHを伝送すること、を含む動作を実行しないことが可能である。
一実施例では、アクティブ化されたSCell上の少なくとも1つの第1のPDCCHがアップリンク許可またはダウンリンク割り当てを示すと、無線デバイスは、アクティブ化されたSCellに関連付けられた第1のSCellタイマ(例えば、sCellDeactivationTimer)を再始動し得る。一実施例では、アクティブ化されたSCellをスケジューリングしているサービングセル(例えば、PCellまたはPUCCHを用いて構成されたSCell、すなわちPUCCH SCell)上の少なくとも1つの第2のPDCCHが、アクティブ化されたSCellのアップリンク許可またはダウンリンク割り当てを示す場合、無線デバイスは、アクティブ化されたSCellに関連付けられた第1のSCellタイマ(例えば、sCellDeactivationTimer)を再始動し得る。
一実施例では、SCellが非アクティブ化されると、SCell上に進行中のランダムアクセスプロシージャがある場合、無線デバイスはSCell上の進行中のランダムアクセスプロシージャを中止してもよい。
図24Aは、1オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEの実施例を示す。第1のLCID(例えば、「111010」)を有する第1のMAC PDUサブヘッダは、1オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを識別することができる。1オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEのサイズは一定であってもよい。1オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEは、単一のオクテットを含んでもよい。単一のオクテットは、第1の数のCフィールド(例えば、7)と第2の数のRフィールド(例えば1)とを含むことができる。
図24Bは、4オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEの実施例を示す。第2のLCID(例えば、「111001」)を有する第2のMAC PDUサブヘッダは、4オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを識別することができる。4オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEのサイズは一定であってもよい。4オクテットのSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEは、4オクテットを含むことができる。4つのオクテットは、第3の数のCフィールド(例えば、31)と第4の数のRフィールド(例えば、1)とを含むことができる。
図24Aおよび/または図24Bにおいて、Sセルインデックスiを有するSセルiが構成される場合、Ciフィールドが、Sセルインデックスiを有するSセルのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し得る。一実施例では、Ciフィールドが1に設定されると、SCellインデックスiを有するSCellがアクティブ化され得る。一実施例では、Ciフィールドがゼロに設定されると、SCellインデックスiを有するSCellが非アクティブ化され得る。一実施例では、SCellインデックスiを用いて構成されたSCellがない場合、無線デバイスはCiフィールドを無視し得る。図24Aおよび図24Bにおいて、Rフィールドが予約ビットを示し得る。Rフィールドはゼロに設定され得る。
図25Aおよび図25Bは、UEがMACアクティブ化コマンドを受信するタイムラインを示す。UEがサブフレームnにおけるセカンダリセルのMACアクティブ化コマンドを受信すると、MACレイヤにおける対応するアクションは、CSIレポートに関連するアクションと、サブフレームn+8で適用される、セカンダリセルに関連付けられたsCellDeactivationTimerに関連するアクションと、を除いて、3GPP TS36.133またはTS38.133で定義された最小要件以前かつサブフレームn+8以後に適用される。UEがセカンダリセルのMAC非アクティブ化コマンドを受信するか、またはセカンダリセルに関連付けられたsCellDeactivationTimerがサブフレームnで満了すると、MACレイヤの対応するアクションが、サブフレームn+8で適用されることとなる、CSIレポートに関連するアクションを除いて、3GPP TS36.133またはTS38.133で定義された最小要件以前に適用されることとなる。
UEがサブフレームnでセカンダリセルのMACアクティブ化コマンドを受信すると、CSIレポートに関連するアクションとセカンダリセルに関連付けられたsCellDeactivationTimerに関連するアクションとが、サブフレームn+8で適用される。UEがセカンダリフレームのMAC非アクティブ化コマンドを受信するか、またはサブフレームnで他の非アクティブ化条件が満たされる(例えば、セカンダリセルに関連付けられたsCellDeactivationTimerが満了する)と、CSIレポートに関連するアクションがサブフレームn+8で適用される。UEは、(n+8)番目のサブフレームでScellの無効または有効なCSIのレポートを開始し、n番目のサブフレームでSCellをアクティブ化するMAC CEを受信すると、sCellDeactivationTimerを始動または再始動する。アクティブ化が遅いUEについて、UEは(n+8)番目のサブフレームで無効なCSI(範囲外のCSI)をレポートする場合があり、アクティブ化が速いUEについて、UEは(n+8)番目のサブフレームで有効なCSIをレポートし得る。
UEがサブフレームnでSCellのMACアクティブ化コマンドを受信すると、UEはサブフレームn+8でSCellのCQI/PMI/RI/PTIのレポートを開始し、サブフレームn+8でSCellに関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動する。UEとeNBとの両方についてのこれらのアクションのタイミングを定義することは重要である。例えば、sCellDeactivationTimerがeNBとUEとの両方で維持され、UEとeNBとの両方が同じTTIでこのタイマを停止、始動、および/または再始動することが重要である。そうでない場合、UEのsCellDeactivationTimerは、eNBの対応するsCellDeactivationTimerと同期していない可能性がある。また、eNBは、同じTTI内の事前定義されたタイミングに従って、および/またはUEがCSIの伝送を開始した後に、CSI(CQI/PMI/RI/PTI)の監視および受信を開始する。UEおよびeNBのCSIタイミングが共通の標準またはエアインターフェースシグナリングに基づいて協調されない場合、ネットワーク動作は非効率的な動作および/またはエラーをもたらし得る。
例示的なダウンリンク制御情報(DCI)の伝送および受信
図26は、基地局で2つのTxアンテナを用い、かつLTEシステムにキャリアアグリゲーションを用いない、20MHzのFDD動作の実施例のDCIフォーマットを示す。NRシステムでは、DCIフォーマットは、セル内のPUSCHのスケジューリングを示すDCIフォーマット0_0/0_1、セル内のPDSCHのスケジューリングを示すDCIフォーマット1_0/1_1、UEのグループにスロットフォーマットを通知するDCIフォーマット2_0、UEが伝送を意図していないとUEが想定し得るPRB(複数可)およびOFDMシンボル(複数可)をUEのグループに通知するDCIフォーマット2_1、PUCCHおよびPUSCHのTPCコマンドの伝送を示すDCIフォーマット2_2、および/または1つ以上のUEによるSRS伝送のためのTPCコマンドのグループの伝送を示すDCIフォーマット2_3、とのうちの少なくとも1つを含んでもよい。一実施例では、gNBは、スケジューリング決定および電力制御の依頼のために、PDCCHを介してDCIを伝送し得る。より具体的には、DCIは、ダウンリンクスケジューリング割り当て、アップリンクスケジューリング許可、電力制御コマンド、のうちの少なくとも1つを含み得る。ダウンリンクスケジューリング割り当ては、PDSCHリソース表示、トランスポートフォーマット、HARQ情報、マルチアンテナスキームに関連する制御情報、ダウンリンクスケジューリング割り当てに応答するACK/NACKの伝送に使用されるPUCCHの電力制御のためのコマンド、のうちの少なくとも1つを含むことができる。アップリンクスケジューリング許可は、PUSCHリソース表示、トランスポートフォーマット、HARQ関連情報、PUSCHの電力制御コマンド、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、種々のタイプの制御情報が、種々のDCIペイロードサイズに対応し得る。例えば、周波数領域においてRBの非連続アロケーションで空間多重化をサポートするには、周波数連続アロケーションのみを可能とし得るアップリンク許可と比較して、より大きなスケジューリングメッセージが必要となり得る。フォーマットが特定のメッセージサイズおよび使用法に対応する場合に、DCIは種々のDCIフォーマットに分類されてもよい。
一実施例では、UEは、1つ以上のDCIフォーマットを有する1つ以上のDCIを検出するために、1つ以上のPDCCHを監視してもよい。1つ以上のPDCCHは、共通検索空間またはUE固有の検索空間で伝送され得る。UEは、電力消費を節減するために、限られた1組のDCIフォーマットのみを有するPDCCHを監視してもよい。例えば、通常のUEは、eMTC UEに使用されるDCIフォーマット6を有するDCIを検出する必要がない場合がある。検出されるべきDCIフォーマットが多いほど、UEでより多くの電力が消費される。
一実施例では、UEは、1つ以上のDCIフォーマットを有する1つ以上のDCIを検出するために、1つ以上のPDCCH候補を監視してもよい。1つ以上のPDCCHは、共通検索空間またはUE固有の検索空間で伝送され得る。UEは、電力消費を節減するために、限られた1組のDCIフォーマットのみを有するPDCCHを監視してもよい。例えば、通常のUEは、eMTC UEに使用されるDCIフォーマット6を有するDCIを検出する必要がない場合がある。検出されるべきDCIフォーマットが多いほど、UEでより多くの電力が消費される。
一実施例では、UEが監視する1つ以上のPDCCH候補は、PDCCH UE固有の検索空間に関して定義され得る。CCEアグリゲーションレベルL∈{1,2,4,8}のPDCCH UE固有の検索空間は、CCEアグリゲーションレベルLのPDCCH候補のセットによって定義されてもよい。一実施例では、DCIフォーマットの場合、UEは、CCE集約レベルLごとの多数のPDCCH候補の1つ以上の上位層パラメータによってサービングセルごとに構成され得る。
一実施例では、非DRXモード動作では、UEは、制御リソースセットqの1つ以上の上位層パラメータによって構成され得るWPDCCH,qシンボルの周期性に従って、制御リソースセットqの1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。
一実施例では、UEが上位層パラメータ、例えばcif−InSchedulingCellを用いて構成される場合、キャリアインジケータフィールド値はcif−InSchedulingCellに対応し得る。
一実施例では、UE固有の検索空間でUEが1つ以上のPDCCH候補を監視し得るサービングセルについて、UEがキャリアインジケータフィールドを用いて構成されていない場合、UEは、キャリアインジケータフィールドを有しない1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。一実施例では、UE固有の検索空間でUEが1つ以上のPDCCH候補を監視し得るサービングセルについて、UEがキャリアインジケータフィールドを用いて構成される場合、UEは、キャリアインジケータフィールドを有する1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。
一実施例では、UEは、別のサービングセル内のセカンダリセルに対応するキャリアインジケータフィールドを有する1つ以上のPDCCH候補を監視するようにUEが構成される場合、セカンダリセル上の1つ以上のPDCCH候補を監視しなくてもよい。例えば、UEが1つ以上のPDCCH候補を監視し得るサービングセルについて、UEは、少なくとも同じサービングセルについて1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。
一実施例では、ダウンリンクスケジューリングに使用されるDCIフォーマットの情報は、DCIフォーマット間で相違して存在するフィールドを有する異なるグループに編成でき、キャリアインジケータ(0または3ビット)、RBアロケーションからなるリソース情報と、HARQプロセス番号と、MCS、NDI、およびRV(第1のTBに対する)と、MCS、NDI、およびRV(第2のTBに対する)と、MIMO関連情報と、PDSCHリソース要素マッピングおよびQCIと、ダウンリンク割り当てインデックス(DAI)と、PUCCHのTPCと、SRS要求(1ビット)と、ワンショットSRS伝送のトリガと、ACK/NACKオフセットと、DCIフォーマット1AとDCIフォーマット0とを区別するために使用されるDCIフォーマット0/1A表示と、必要に応じたパディングと、のうちの少なくとも1つを含む。MIMO関連情報は、PMI、プリコーディング情報、トランスポートブロックスワップフラグ、PDSCHと基準信号との間の電力オフセット、基準信号スクランブルシーケンス、レイヤ数、および/または伝送用アンテナポート、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、アップリンクスケジューリングに使用されるDCIフォーマットの情報は、DCIフォーマット間で相違して存在するフィールドを有する異なるグループに編成でき、キャリアインジケータ、リソースアロケーションタイプ、RBアロケーションからなるリソース情報と、MCS、NDI(第1のTBに対する)と、MCS、NDI(第2のTBに対する)と、アップリンクDMRSの位相回転と、プリコーディング情報と、非周期的なCSIレポートを要求するCSIリクエストと、最大3つの事前構成された設定のうちの1つを使用して非周期的なSRS伝送をトリガするために使用されるSRS要求(2ビット)と、アップリンクインデックス/DAIと、PUSCHのTPCと、DCIフォーマット0/1A表示と、必要に応じたパディングと、のうちの少なくとも1つを含む。
一実施例では、gNBは、PDCCHを介してDCIを伝送する前に、DCIに対してCRCスクランブリングを実行し得る。gNBは、DCIのCRCビットを有する少なくとも1つの無線デバイス識別子(例えば、C−RNTI、CS−RNTI、TPC−CS− RNTI、TPC−PUCCH−RNTI、TPC−PUSCH−RNTI、SP CSI C−RNTI、SRS−TPC−RNTI、INT−RNTI、SFI−RNTI、P−RNTI、SI−RNTI、RA−RNTI、および/またはMCS−C−RNTI)の複数のビットのビットごとの加算(または、法2の加算または排他的OR(XOR)演算)によってCRCを実行し得る。無線デバイスは、DCIを検出すると、DCIのCRCビットを検査し得る。無線デバイスは、少なくとも1つの無線デバイス識別子と同じであるビットシーケンスによってCRCがスクランブルされると、DCIを受信し得る。
NRシステムでは、広帯域幅動作をサポートするために、gNBは異なる制御リソースセットで1つ以上のPDCCHを伝送し得る。gNBは、1つ以上の制御リソースセットの構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上の制御リソースセットのうちの少なくとも1つは、最初のOFDMシンボル、連続的なOFDMシンボルの数、リソースブロックのセット、CCEからREGへのマッピング、インターリーブされたCCEからREGへのマッピングの場合のREGバンドルサイズ、のうちの少なくとも1つを含み得る。
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)伝送の実施例
一実施例では、無線デバイスは、1つ以上のPUCCHリソースを介して1つ以上のアップリンク制御情報(UCI)を基地局に伝送し得る。1つ以上のUCIは、HARQ−ACK情報、スケジューリング要求(SR)、および/またはCSIレポートのうちの少なくとも1つを含み得る。一実施例では、PUCCHリソースは、少なくとも、周波数位置(例えば、PRBを開始する)、および/または基本シーケンスの初期循環シフトおよび時間領域位置(例えば、開始シンボルインデックス)に関連付けられたPUCCHフォーマットによって識別され得る。一実施例では、PUCCHフォーマットは、PUCCHフォーマット0、PUCCHフォーマット1、PUCCHフォーマット2、PUCCHフォーマット3、またはPUCCHフォーマット4であり得る。PUCCHフォーマット0は、1または2個のOFDMシンボルの長さを有し、2ビット以下であり得る。PUCCHフォーマット1は、4〜14個の数のOFDMシンボルを占有し、2ビット以下であり得る。PUCCHフォーマット2は、1または2個のOFDMシンボルを占有し、2ビットを超える大きさであり得る。PUCCHフォーマット3は、4〜14個の数のOFDMシンボルを占め、2ビットを超える大きさであり得る。PUCCHフォーマット4は、4〜14個の数のOFDMシンボルを占め、2ビットを超える大きさであり得る。PUCCHリソースは、PCell上、またはPUCCHセカンダリセル上で構成され得る。
一実施例では、複数のアップリンクBWPで構成されるとき、基地局は、無線デバイスに、1つ以上のPUCCHリソースセット(例えば、最大4つのセット)の構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを、複数のアップリンクBWPのアップリンクBWPで伝送し得る。各PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックス、各PUCCHリソースがPUCCHリソース識別子(例えば、pucch−Resourceid)によって識別されるPUCCHリソースのリスト、および/または無線デバイスがPUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの1つを使用して伝送し得るUCI情報ビットの最大数を用いて構成され得る。
一実施例では、1つ以上のPUCCHリソースセットを用いて構成されるとき、無線デバイスは、無線デバイスが伝送し得るUCI情報ビット(例えば、HARQ−ARQビット、SR、および/またはまたはCSI)の総ビット長に基づいて、1つ以上のPUCCHリソースセットのうちの1つを選択し得る。一実施例では、UCI情報ビットの総ビット長が2以下であるとき、無線デバイスは、「0」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第1のPUCCHリソースセットを選択し得る。一実施例では、UCI情報ビットの総ビット長が2より大きく、第1の構成値以下であるとき、無線デバイスは、PUCCHリソースセットインデックスが「1」に等しい第2のPUCCHリソースセットを選択し得る。一実施例では、UCI情報ビットの総ビット長が第1の構成値より大きく、第2の構成値以下であるとき、無線デバイスは、PUCCHリソースセットインデックスが「2」に等しい第3のPUCCHリソースセットを選択し得る。一実施例では、UCI情報ビットの総ビット長が第2の構成値より大きく、第3の値(例えば、1706)以下であるとき、無線デバイスは、PUCCHリソースセットが「3」に等しい第4のPUCCHリソースセットを選択し得る。
一実施例では、無線デバイスは、UCI伝送のアップリンクシンボルの数およびUCIビットの数に基づいて、PUCCHフォーマット0、PUCCHフォーマット1、PUCCHフォーマット2、PUCCHフォーマット3、および/またはPUCCHフォーマット4を含む複数のPUCCHフォーマットからのPUCCHフォーマットを決定し得る。一実施例では、伝送が1個のシンボルまたは2個のシンボルを超え、かつ正または負のSR(HARQ−ACK/SRビット)を有するHARQ−ACK情報ビットの数が1または2である場合、無線デバイスは、PUCCHフォーマット0を使用するPUCCHでUCIを伝送し得る。一実施例では、伝送が4個以上のシンボルであり、かつHARQ−ACK/SRビットの数が1または2である場合、無線デバイスは、PUCCHフォーマット1を使用するPUCCHでUCIを伝送し得る。一実施例では、伝送が1個のシンボルまたは2個のシンボルを超え、かつUCIビットの数が2より多い場合、無線デバイスは、PUCCHフォーマット2を使用するPUCCHでUCIを伝送し得る。一実施例では、伝送が4個以上のシンボルであり、かつUCIビットの数が2より多く、かつPUCCHリソースが直交カバー符号を含まない場合、無線デバイスは、PUCCHフォーマット3を使用するPUCCHでUCIを伝送し得る。一実施例では、伝送が4個以上のシンボルであり、UCIビットの数が2より多く、PUCCHリソースが直交カバーコードを含む場合、無線デバイスは、PUCCHフォーマット4を使用するPUCCHでUCIを伝送し得る。
一実施例では、PUCCHリソース上でHARQ−ACK情報を伝送するために、無線デバイスは、PUCCHリソースセットからPUCCHリソースを決定し得る。PUCCHリソースセットは、上述のように決定され得る。無線デバイスは、PDCCHで受信されたDCI(例えば、DCIフォーマット1_0または1_1に対するDCIを有する)におけるPUCCHリソースインジケータフィールドに基づいてPUCCHリソースを決定し得る。DCI内の3ビットPUCCHリソースインジケータフィールドは、PUCCHリソースセット内の8個のPUCCHリソースのうちの1つを示し得る。無線デバイスは、DCIの3ビットPUCCHリソースインジケータフィールドによって示されるPUCCHリソースでHARQ−ACK情報を伝送し得る。
一実施例では、無線デバイスは、PCellまたはPUCCHセカンダリセルのアクティブなアップリンクBWPのPUCCHリソースを介して1つ以上のUCIビットを伝送し得る。セル内の最大1つのアクティブなアップリンクBWPが無線デバイスに対してサポートされるため、DCIに示されるPUCCHリソースは、当然、セルのアクティブなアップリンクBWP上のPUCCHリソースである。
帯域幅部分の管理の実施例
図27は、複数のBWP構成の実施例を示す。gNBは、セルの1つ以上の帯域幅部分(BWP)の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを伝送し得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のメッセージは、RRC接続再構成メッセージ(例えば、RRCReconfiguration)、RRC接続再確立メッセージ(例えば、RRCRestablishment)、および/またはRRC接続セットアップメッセージ(例えば、RRCSetup)を含むことができる。1つ以上のBWPは、異なるニューメロロジを有してもよい。gNBは、クロスBWPスケジューリングのための1つ以上の制御情報を、UEに伝送してもよい。周波数領域では、1つのBWPが別のBWPと重複し得る。
一実施例では、gNBは、アクティブなDLまたはUL BWPとして少なくとも1つのBWP、およびデフォルトのDLまたはUL BWPとして0または1つのBWPを有する、セルの1つ以上のDLおよび/またはUL BWPの構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを伝送し得る。PCellの場合、アクティブなDL BWPは、UEが1つ以上のPDCCHを監視し、および/またはPDSCHを受信し得るDL BWPであり得る。アクティブなUL BWPは、UEがアップリンク信号を伝送し得るUL BWPである。セカンダリセル(SCell)が構成される場合、アクティブなDL BWPは、MACアクティブ化/非アクティブ化CEを受信することによりSCellがアクティブ化されると、UEが1つ以上のPDCCHを監視してPDSCHを受信し得るDL BWPであり得る。アクティブなUL BWPは、MACアクティブ化/非アクティブ化CEを受信することによりSCellがアクティブ化されると、UEがPUCCH(構成される場合)および/またはPUSCHを伝送し得るUL BWPである。複数のBWPの構成を使用して、UEの電力消費を節減し得る。アクティブなBWPとデフォルトのBWPとを用いて構成されると、アクティブなBWPにアクティビティがない場合、UEはデフォルトのBWPへ切り替わり得る。例えば、デフォルトのBWPは狭い帯域幅を用いて構成されてもよく、アクティブなBWPは広い帯域幅を用いて構成されてもよい。信号の伝送または受信がない場合、UEはBWPを、消費電力を低減し得るデフォルトのBWPへ切り替えることができる。
一実施例では、それぞれDL BWPまたはUL BWPのセット内の各DL BWPまたはUL BWPについて、無線デバイスは、サービングセルのために、上位層パラメータによって提供されるサブキャリア間隔(例えば、subcarrierSpacing)と、上位層パラメータによって提供されるサイクリックプレフィックス(例えば、cyclicPrefix)と、RIVとして解釈される上位層パラメータ(例えば、locationAndBandwidth)によって示される最初のPRBおよび連続するPRBの数であって、最初のPRBは、上位層パラメータ(例えば、offsetToCarrierおよびsubcarrierSpacing)によって示されるPRBに対するPRBオフセットである、最初のPRBおよび連続するPRBの数と、それぞれの上位層パラメータ(例えば、bwp−Id)によるDL BWPまたはUL BWPのセット内のインデックスと、BWP共通のセット、および上位層パラメータによるBWP専用パラメータのセット(例えば、bwp−Commonおよびbwp−Dedicated)と、のパラメータを用いて構成され得る。
一実施例では、BWPの切り替えは、DCIまたはタイマによってトリガされ得る。UEがアクティブなBWPから新たなBWPへのDL BWP切り替えを示すDCIを受信すると、UEはPDCCHを監視し、および/または新たなBWPでPDSCHを受信し得る。UEが、アクティブなBWPから新たなBWPへのUL BWP切り替えを示すDCIを受信すると、UEは、新たなBWPでPUCCH(構成される場合)および/またはPUSCHを伝送し得る。gNBは、BWP非アクティビティタイマを含む1つ以上のメッセージをUEに伝送し得る。UEは、UEがUEのアクティブなDL BWPをデフォルトのDL BWP以外のDL BWPへ切り替えると、タイマを始動する。UEは、UEのアクティブなDL BWPでPDSCH(複数可)をスケジュールするためにDCIを正常にデコードすると、タイマを初期値に再始動し得る。UEは、BWPタイマが満了すると、アクティブなDL BWPをデフォルトのDL BWPへ切り替え得る。
一実施例では、BWPは、サブキャリア間隔、サイクリックプレフィックス、連続するPRBの数、最初のPRBに対する連続するPRBの数の最初のPRBのオフセット、またはBWPがDL BWPである場合のQ個の制御リソースセットを用いて、構成され得る。
一実施例では、SCell上に、初期アクセスがPcell上で実行されるため、初期のアクティブなBWPがない場合がある。例えば、最初にアクティブ化されたDL BWPおよび/またはUL BWPは、Scellがアクティブ化されると、RRCシグナリングによって構成または再構成され得る。一実施例では、また、RRCシグナリングによってSCellのデフォルトのBWPが構成または再構成され得る。
一実施例では、gNBは、例えばロードバランシングの目的で、RRC接続後の初期のアクティブなBWP以外のUE固有のデフォルトのDL BWPを構成し得る。デフォルトのBWPは、フォールバックおよび/または接続モードのページングなど、他の接続モード動作(初期のアクティブなBWPでサポートされる動作に加えて)をサポートし得る。この場合、デフォルトのBWPは、共通検索空間、例えば、少なくとも、プリエンプション表示を監視するために必要な検索空間を含み得る。
一実施例では、最初のアクティブなDL BWP以外のDL BWPは、デフォルトDL BWPとしてUEに構成されてもよい。デフォルトのDL BWPの再構成は、アクティブなDL BWPと初期のアクティブなDL BWPに使用されるロードバランシングおよび/または異なるニューメロロジに起因し得る。
一実施例では、対スペクトルの場合、DLおよびUL BWPが独立してアクティブ化され得る一方、不対スペクトルの場合、DLおよびUL BWPSは一緒にアクティブ化される。アクティブなダウンリンクBWPの帯域幅を変更することができる帯域幅適応の場合に、不対スペクトルの場合、新たなダウンリンクBWPと新たなアップリンクBWPとの同時アクティブ化があり得る。例えば、アップリンクBWPの帯域幅が同じであり得る新たなDL/UL BWP対(例えば、アップリンクBWPの変更なし)。
例示的な実施形態では、DL BWPとUL BWPとの間の関連付けを行うことにより、1つのアクティブ化/非アクティブ化コマンドがDLおよびUL BWPの両方を一度に切り替え得ることを可能にし得る。そうでない場合は、個別のBWP切り替えコマンドが必要になり得る。
一実施例では、PUCCHリソースは、構成済みUL BWP、デフォルトのUL BWP、および/または両方で構成され得る。例えば、PUCCHリソースがデフォルトのUL BWPで構成される場合、UEはSRを伝送するためにデフォルトのUL BWPに再同調することができ、例えば、PUCCHリソースは、BWPごと、またはデフォルトのBWP以外のBWPごとに構成され、UEは、現在のアクティブなBWPで再同調せずにSRを伝送し得る。
一実施例では、サービングセルについて、所与の時間に最大で1つのアクティブなDL BWPと、最大で1つのアクティブなUL BWPと、が存在し得る。セルのBWPは、特定の数秘学/TTIを用いて構成され得る。一実施例では、無線デバイスが1つのアクティブなBWPで動作する間にSR伝送をトリガする論理チャネルおよび/または論理チャネルグループ、対応するSRは、BWP切り替えに応答してトリガされたままであり得る。
一実施例では、新たなBWPがアクティブ化されると、構成済みダウンリンク割り当ては、PDCCHを使用して、初期化され得る(アクティブでない場合)、または再初期化され得る(既にアクティブな場合)。一実施例では、1つ以上のRRCメッセージ/シグナリングを介して、無線デバイスは、少なくとも1つのUL BWP、少なくとも1つのDL BWP、およびセルに対する1つ以上の構成された許可を用いて構成され得る。1つ以上の構成された許可は、半永続的スケジューリング(SPS)、タイプ1許可なし(GF)伝送/スケジューリング、および/またはタイプ2GF伝送/スケジューリングであり得る。一実施例では、UL BWPごとに1つ以上の構成された許可が構成され得る。例えば、1つ以上の構成された許可に関連付けられた1つ以上の無線リソースは、2つ以上のUL BWPにわたって定義/割り当て/割り振られない場合がある。
一実施例では、BWPは、BWP非アクティビティタイマが作動している期間中にアクティブであり得る。例えば、基地局は、無線デバイスに制御メッセージを伝送して、BWP非アクティビティタイマの第1のタイマ値を構成してもよい。第1のタイマ値は、BWP非アクティビティタイマが作動する長さ、例えば、BWP非アクティビティタイマが作動する期間を決定してもよい。例えば、BWP非アクティビティタイマは、第1のタイマ値から値(例えば、ゼロ)までのカウントダウンタイマとして実装されてもよい。例示的な実施形態では、BWP非アクティビティタイマは、値(例えば、ゼロ)から第1のタイマ値に至るまでのカウントアップタイマとして実装されてもよい。例示的な実施形態では、BWP非アクティビティタイマは、第1のタイマ値から値(例えば、ゼロ)に至るまでのダウンカウンタとして実装されてもよい。例示的な実施形態では、BWP非アクティビティタイマは、値(例えば、ゼロ)から第1のタイマ値に至るまでのカウントアップカウンタとして実装されてもよい。例えば、無線デバイスは、無線デバイスがDCIを受信(および/またはデコード)して、無線デバイスのアクティブなBWP(例えば、無線デバイスのアクティブなUL BWP、無線デバイスのアクティブなDL BWP、および/またはUL/DL BWP対)でPDSCH(複数可)をスケジュールすると、BWP非アクティビティタイマ(例えば、UL BWPおよび/またはDL BWP非アクティビティタイマ)を再始動し得る。
図28は、BWP切り替えメカニズムの実施例を示す。UEは、SCellのパラメータと、SCellに関連付けられた1つ以上のBWP構成と、を含むRRCメッセージを受信することができる。1つ以上のBWPのうち、少なくとも1つのBWPが第1のアクティブBWP(例えば、図28のBWP1)として、1つのBWPがデフォルトのBWP(例えば、図28のBWP0)として、構成され得る。UEは、MAC CEを受信して、n番目のスロットでSCellをアクティブ化することができる。UEは、(n+x)番目のスロットで、sCellDeactivationTimerを始動し、SCellについてのCSI関連アクションを開始し、および/またはSCellの第1のアクティブなBWPについてのCSI関連アクションを開始し得る。UEは、BWPをBWP1からBWP2へ切り替えることを示すDCIの受信に応答して、(n+x+k)番目のスロットでBWP非アクティビティタイマを始動し得る。例えば、(n+x+k+m)番目のスロットで、BWP2のDLスケジューリングを示すPDCCHを受信すると、UEはBWP非アクティブタイマを再始動し得る。UEは、(n+x+k+m+l)番目のスロットで、BWP非アクティブタイマが満了すると、アクティブなBWPとしてデフォルトのBWP(例えば、BWP0)に再度切り替わり得る。UEは、sCellDeactivationTimerが満了すると、SCellを非アクティブ化し得る。
一実施例では、BWP非アクティビティタイマがPCellに適用され得る。基地局は、BWP非アクティビティタイマを含む1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送し得る。無線デバイスが無線デバイスのアクティブなDL BWPをPCell上のデフォルトのDL BWP以外のDL BWPへ切り替える場合、無線デバイスはBWP非アクティブタイマを始動し得る。無線デバイスは、DCIを正常にデコードして、無線デバイスのアクティブなDL BWPでPDSCH(複数可)をスケジュールする場合、BWP非アクティブタイマを再始動し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマが満了すると、アクティブなDL BWPをデフォルトのDL BWPへ切り替え得る。
一実施例では、UEがセル(PCellまたはSCell)上の複数のBWPを用いて構成される場合、BWP非アクティビティタイマを使用することにより、UEの電力消費を低減し得る。UEは、アクティブなBWPでのアクティビティがないとき(例えば、BWPの非アクティビティタイマが満了したとき)、PCellまたはSCellのデフォルトのBWPへ切り替わり得る。
セルの複数のBWPでのCSI伝送トリガの実施例
一実施例では、gNBは、少なくとも、1つ以上のCSI−RSリソース設定と、1つ以上のCSIレポート設定と、1つのCSI測定設定と、を含む1つ以上のCSI構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。
一実施例では、CSI−RSリソース設定は、1つ以上のCSI−RSリソースセットを含み得る。一実施例では、周期的なCSI−RS、または半永続的(SP)CSI−RS用の1つのCSI−RSリソースセットが存在し得る。一実施例では、CSI−RSリソースセットは、1つのCSI−RSタイプ(例えば、周期的、非周期的、または半永続的)と、CSI−RSリソース構成ID(またはインデックス)、CSI−RSポートの数、CSI−RS構成(サブフレーム内のシンボルとREとの位置)、CSI−RSサブフレーム構成(サブフレームの位置、オフセット、および/または無線フレームの周期性)、CSI−RS電力パラメータ、CSI−RSシーケンスパラメータ、CDMタイプパラメータ、周波数密度、トランスミッションコーム、および/またはQCLパラメータ、のうちの少なくとも1つを含む1つ以上のCSI−RSリソースと、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、1つ以上のCSI−RSリソースは、周期的に、非周期的伝送を使用して、マルチショット伝送を使用して、および/またはSP伝送を使用して、伝送され得る。周期的伝送では、構成されたCSI−RSリソースは、時間領域の構成定された周期性を使用して伝送され得る。非周期的伝送では、構成されたCSI−RSリソースは、専用タイムスロットまたはサブフレームで伝送され得る。マルチショットまたはSP伝送では、構成されたCSI−RSリソースは、構成された期間内に伝送され得る。一実施例では、gNBは、周期性を有する1つ以上のSP CSI−RSを伝送し得る。CSI−RSが伝送継続期間を用いて構成される場合、gNBは、1つ以上のSP CSI−RSの伝送を停止し得る。gNBは、1つ以上のSP CSI−RSを非アクティブ化する(またはその伝送を停止する)ためのMAC CEまたはDCIを伝送することに応答して、1つまたはSP CSI−RSの伝送を停止し得る。
一実施例では、CSIレポート設定は、1つのレポートタイプ、1つ以上のレポートされたCSIパラメータ(複数可)、1つ以上のCSIタイプ(例えば、タイプIまたはタイプII)、1つ以上のコードブック構成パラメータ、時間領域の挙動を示す1つ以上のパラメータ、CQIおよびPMIの周波数劉度、および/または測定制限構成、のうちの少なくとも1つを含み得る。レポートタイプは、レポートの時間領域の挙動(非周期的、SP、または周期的)を示し得る。レポートタイプが周期的またはSPレポートの場合、CSIレポート設定は、1つの周期性パラメータ、1つの継続期間パラメータ、および/または1つのオフセット(例えば、スロット単位)。周期性パラメータは、CSIレポートの周期性を示し得る。継続期間パラメータは、CSIレポート伝送の継続期間を示し得る。オフセットパラメータは、CSIレポートのタイミングオフセットの値を示し得る。
一実施例では、CSI測定設定は、1つ以上のリンクパラメータを含む1つ以上のリンクを含み得る。リンクパラメータは、1つのCSIレポート設定表示、CSI−RSリソース設定表示、および1つ以上の測定パラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
図29は、様々なCSIレポートトリガメカニズムの実施例を示す。一実施例では、図29に示すように、gNBは、RRCメッセージ、またはMAC CE、またはDCIを伝送することによってCSIレポートをトリガし得る。一実施例では、UEは、RRCメッセージおよび1つ以上の周期的なCSI−RSに基づいて、周期的なCSIレポート(例えば、図29のP−CSIレポート)を実行し得る。一実施例では、UEは、1つ以上の非周期的CSI−RSおよび/または1つ以上のSP CSI−RSに基づいて周期的なCSIレポートを実行することを許可され(または要求され)ないことがことが可能である。一実施例では、UEは、MAC CEおよび/またはDCIに基づいて、かつ1つ以上の周期的またはSP CSI−RSに基づいて、SP CSIレポート(例えば、図29のSP−CSIレポート)を実行し得る。一実施例では、UEは、1つ以上の非周期的CSI−RSに基づいてSP CSIレポートを実行することを許可され(または要求され)ないことが可能である。一実施例では、UEは、DCIに基づいて、かつ1つ以上の周期的SPまたは非周期的CSI−RSに基づいて、非周期的CSIレポート(例えば、図29のAp−CSIレポート)を実行し得る。一実施例では、無線デバイスは、SP CSIレポートがMAC CEによってアクティブ化される(またはトリガされる)ことに応答して、PUCCHに関するSP CSIレポートを実行し得る。無線デバイスは、SP CSIレポートがアクティブ化される(またはトリガされる)ことに応答して、PUSCHに関するSP CSIレポートを実行し得る。一実施例では、基地局は、コンパクトなCSI(例えば、少量のレポートコンテンツ)が基地局によって必要とされるとき、またはDCI伝送が基地局にとって都合がよくないとき、および/またはCSIが基地局によって緊急に必要とされないとき、PUCCHに関するSP CSIレポートを実行するように(例えば、MAC CEを伝送することによって)無線デバイスに指示し得る。一実施例では、基地局は、基地局によって大型のCSI(例えば、大量のレポートコンテンツ)が必要とされるとき、またはDCI伝送が基地局にとって都合がよいとき、および/またはCSIが基地局によって緊急に必要とされるとき、PUSCHに関するSP CSIレポートを実行するように(例えば、DCIを伝送することによって)無線デバイスに指示する。
図30は、セルにおけるSP CSIレポートの実施例を示す。一実施例では、基地局(例えば、図30のgNB)は、1つ以上のSP CSIレポート構成の構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを無線デバイス(例えば、図30のUE)に伝送することができる。基地局は、スロット(またはサブフレーム)nで、1つ以上のSP CSIレポート構成のSP CSIレポート構成のアクティブ化を示す第1のMAC CEまたはDCIを無線デバイスに伝送し得る。基地局は、スロット(またはサブフレーム)n+kで1つ以上のSP CSI−RSの伝送を開始し得る。一実施例では、kは、ゼロまたはゼロより大きい整数であり得、RRCメッセージによって構成され得るか、または固定値として事前定義され得る。
図30に示すように、第1のMAC CEまたは第1のDCIを受信した後に、または受信することに応答して、無線デバイスは、アクティブ化されたSP CSIレポート構成に応じて1つ以上のCSI−RSに対するCSI測定を実行し得る。一実施例では、第1のMAC CEまたは第1のDCIを受信した後に、または受信することに応答して、無線デバイスは、スロット/サブフレームn+k+m、n+k+m+l、n+k+m+2*lなどで、l個のサブフレーム(またはスロット)の周期性を有して、(例えば、CSI測定に基づいて)1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。周期性はRRCメッセージで構成され得る。一実施例では、UEは、SP CSIレポート構成の非アクティブ化を示す第2のMAC/DCIを受信し得る。第2のMAC/DCIを受信した後、または第2のMAC/DCIに応答して、UEは、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を停止し得る。一実施例では、kはゼロであり得る(構成され得る、または事前定義され得る)。一実施例では、m(例えば、k=0のとき)は、無線デバイスがSP CSIレポートに対するアクティブ化のための第1のMAC CE/DCIを受信するのと、無線デバイスが1つ以上のSP CSIレポートの第1のSP CSIレポートを伝送するのとの間の時間オフセットであり得る。一実施例では、mは、RRCメッセージによって構成され得るか、または固定値として事前定義され得る。mの値は、UEおよび/またはネットワークの能力に依存し得る。
図30に示すように、無線デバイスは、SP CSIレポート構成のアクティブ化のための第1のMAC CE/DCIに応答して、アクティブ化されたSP CSIレポート構成の1つ以上の構成パラメータに基づいて、CSI−RS伝送期間(例えば、図30のCSI−RS伝送ウィンドウ)を仮定し得る。基地局は、アクティブ化されたSP CSIレポート構成に基づいて、少なくともCSI−RS伝送期間中に1つ以上のCSI−RSを伝送し得る。一実施例では、無線デバイスは、CSI−RS伝送期間中に伝送された1つ以上のCSI−RSに対するCSI測定を実行し得る。
図31は、セルにおけるSP CSIレポートの実施例を示す。一実施例では、基地局(例えば、図31のgNB)は、1つ以上のSP CSIレポート構成の構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを無線デバイス(例えば、図31のUE)に伝送することができる。構成パラメータは、SP CSIレポート継続期間の値を含み得る。基地局は、スロット(またはサブフレーム)nで、1つ以上のSP CSIレポート構成のSP CSIレポート構成のアクティブ化を示すMAC CEまたはDCIを無線デバイスに伝送し得る。基地局は、スロット(またはサブフレーム)n+kで1つ以上のSP CSI−RSの伝送を開始し得る。一実施例では、kは、ゼロまたはゼロより大きい整数であり得、RRCメッセージによって構成され得るか、または固定値として事前定義され得る。
図31に示すように、MAC CEまたはDCIを受信した後、または受信することに応答して、無線デバイスは、アクティブ化されたSP CSIレポート構成に従って1つ以上のCSI−RSに対するCSI測定を実行し得る。一実施例では、MAC CEまたはDCIを受信した後、または受信することに応答して、無線デバイスは、スロット/サブフレームn+k+m、n+k+m+l、n+k+m+2*lなどで、l個のサブフレーム(またはスロット)の周期性を有して、(例えば、CSI測定に基づいて)1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。周期性(1の値)は、RRCメッセージで構成され得る。一実施例では、UEは、SP CSIレポート継続期間(例えば、図31のSP CSIレポート継続期間)の周期性を有して1つ以上のSP CSIレポートを伝送し続け得る。一実施例では、UEは、SP CSIレポート継続期間(例えば、SP CSIレポート継続期間に関連付けられたタイマが満了した)の後、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を停止し得る。
一実施例では、SP CSIレポート継続期間(例えば、図31に示すプロシージャ)を構成することによってSP CSIレポートを暗黙的に非アクティブ化すると、シグナリングのオーバーヘッドを低減し得るが、柔軟性がない可能性がある。一実施例では、非アクティブ化を示すMAC CEまたはDCIを伝送することによってSP CSIレポートを明示的に非アクティブ化すると、基地局が動的にSP CSIレポートを非アクティブ化することができるようになり得るが、信号オーバーヘッドが増加する可能性がある。
図32は、セルのBWPに関するSP CSIレポートの実施例を示す。一実施例では、基地局(例えば、図32のgNB)は、無線デバイス(例えば、図32のUE)に、1つ以上のSP CSIレポート構成とセルの1つ以上のBWP(例えば、図32のBWP0、BWP1、BWP2など)との構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。UEは、アクティブなDL BWP(例えば、BWP0)で1つ以上のPDCCH/PDSCHを受信し得る。
図32に示すように、サブフレームnにおいて、gNBは、無線デバイスに、(例えば、BWP0からBWP2への)アクティブなDL BWPの切り替えを示すDCIを伝送し得る。無線デバイスは、DCIに応答して、アクティブなDL BWPをBWP0からBWP2へ切り替え得る。一実施例では、gNBは、非周期的CSIレポートのために、1つ以上のCSI−RSリソースセットのアクティブ化/非アクティブ化を示す1つ以上のパラメータを含む1つ以上のMAC CEを伝送し得る。一実施例では、gNBは、SP CSIレポートアクティブ化/非アクティブ化MAC CE、または非周期的CSIレポートアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを伝送する前に、DL BWP切り替えDCIを伝送し得る。
一実施例では、gNBは、アクティブなDL BWP切り替えのためのDCIを伝送した後に、SP CSIレポートアクティブ化のためのMAC CEを伝送し得る。図32に示すように、gNBは、サブフレームn+kで、BWP2に対するSP CSIレポート構成のアクティブ化を示すMAC CEを伝送し得る。gNBは、BWP2での動的スケジューリングに対するBWP2のCSIレポートを無線デバイスから取得するために、無線デバイスにMAC CEを伝送し得る。一実施例では、HARQベースの再伝送メカニズムが、MAC CEの伝送のためにgNBおよび/またはUEによって使用され得る。再伝送メカニズムは、UEがMAC CEを正しく受信することを保証し得る。
一実施例では、UEは、サブフレームn+k+mで、アクティブ化されたSP CSIレポート構成に対してBWP2の第1のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、mは、UEがSP CSIレポートアクティブ化のためのMAC CEを受信するのと、UEが第1のSP CSIレポートを伝送するのと、の間の時間オフセットであり得る。mは、UEおよび/またはネットワークの能力に基づいて構成され得るか、または事前定義された値として固定され得る。一実施例では、mの値は、起こり得る再伝送がHARQメカニズムを使用するMAC CEの受信に使用される時間、UEの受信機でのRFチェーンの再調整に使用される時間、および/または1つ以上のCSI−RSを測定するために使用される時間、に基づいて決定され得る。
図32に示すように、MAC CE(例えば、スロットn+k)を受信した後、または受信することに応答して、無線デバイスは、スロット/サブフレームn+k+m、n+k+m+l、n+k+m+2*lなどで、l個のサブフレーム(またはスロット)の周期性を有して、1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。周期性(1の値)は、RRCメッセージで構成され得る。一実施例では、UEは、(例えば、図30に示すように)SP CSIレポート構成の非アクティブ化を示す第2のMACを受信するまで、周期性を有して1つ以上のSP CSIレポートを伝送し続け得る。一実施例では、UEは、(例えば、図31に示すように)SP CSIレポート継続期間に関連付けられたタイマの満了まで、周期性を有して1つ以上のSP CSIレポートを伝送し続け得る。
一実施例では、複数のBWPで構成されるとき、UEは、アクティブなDL BWPが第1のDL BWPに切り替わることを示すDCIを受信する場合、アクティブなDL BWPを第1のDL BWPへ切り替え得る。UEは、DCIに応答してBWP非アクティビティタイマを開始し得る。UEは、第1のDL BWPで、ダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を示す第2のDCIを受信し得る。UEは、第2のDCIに応答して、BWP非アクティビティタイマを再始動し得る。UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、デフォルトのDL BWPへ切り替わり得る。
一実施例では、RRC構成に応じて、DL BWP上の1つ以上のCSI−RSが伝送されることが可能であるか、または伝送されないことが可能である。一実施例では、基地局が1つ以上の非周期的CSI−RSのDCIトリガ伝送を伝送しない場合、基地局は1つ以上の非周期的CSI−RSを伝送しないことが可能である。一実施例では、基地局は、第1のMAC CEまたは第1のDCIによってトリガされた場合、1つ以上のSP CSI−RSを伝送し得る。基地局は、RRCメッセージによって構成された伝送継続期間の後、または第2のMAC CEまたは第2のDCIの後、または第2のMAC CEまたは第2のDCIに応答して、1つ以上のSP CSI−RSの伝送を停止し得る。一実施例では、DL BWPがUEのアクティブなBWPでない場合、gNBは、UEに対してDL BWPでCSI−RS(非周期的、周期的、または半永続的)を伝送しないことが可能である。UEに対してCSI−RS(非周期的、周期的、または半永続的)を伝送しないことは、gNBの伝送電力を節減し、および/または他のチャネルまたは他のgNBへの干渉を低減し得る。
図33は、セルのBWPに関するSP CSIレポートの実施例を示す。一実施例では、基地局(例えば、図33のgNB)は、1つ以上のSP CSIレポート構成とセルの1つ以上のBWP(例えば、図33のBWP0、BWP1、BWP2など)との構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを無線デバイス(例えば、図33のUE)に伝送し得る。UEは、アクティブなDL BWP(例えば、BWP1)で1つ以上のPDCCH/PDSCHを受信し得る。
一実施例では、gNBは、BWP切り替えのためのDCIを伝送する前に、SP CSIレポートアクティブ化のためのMAC CEを伝送し得る。図33に示すように、サブフレーム/スロットnにおいて、gNBは、BWP2のためのSP CSIレポート構成のアクティブ化を示すMAC CEを伝送し得る。gNBは、BWP2での動的スケジューリングに対するBWP2のCSIレポートを無線デバイスから取得するために、無線デバイスにMAC CEを伝送し得る。一実施例では、HARQベースの再伝送メカニズムが、MAC CEの伝送のためにgNBおよび/またはUEによって使用され得る。再伝送メカニズムは、UEがMAC CEを正しく受信することを保証し得る。
図33に示すように、gNBは、スロット/サブフレームn+kで(例えば、BWP1からBWP2への)アクティブなDL BWP切り替えを示すDCIをUEに伝送し得る。UEは、DCIに応答して、アクティブなDL BWPをBWP1からBWP 2へ切り替え得る。
一実施例では、SP CSIレポートのアクティブ化のためのMAC CEとアクティブなBWP切り替えのためのDCIとの後、またはそれに応答して、UEは、サブフレームn+k+mでBWP 2に対する第1のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、mは、UEがアクティブなBWP切り替えのためのDCIを受信するのと、UEが第1のSP CSIレポートを伝送するのと、の間の時間オフセットであり得る。mの値は、UEおよび/またはネットワークの能力に基づいて構成され得るか、または事前定義された値として固定され得る。一実施例では、mの値は、DCIを検出するために使用される時間、RFチェーンの再調整に使用される時間、および/または1つ以上のCSI−RSを測定するために使用される時間、に基づいて決定され得る。
既存の3GPP標準仕様では、UEは、複数のBWPを用いて構成されるとき、BWP非アクティブタイマの期限切れに応答してデフォルトのDL BWPに切り替わり得る。BWP非アクティビティタイマの満了は、無線デバイスが、アクティブなDL BWP(例えば、デフォルトのDL BWP以外のDL BWP)でのDLスケジューリングのための1つ以上のDCIが欠落していることに起因し得る。この場合、gNBには、UEに1つ以上のDCIが欠落していることに関する情報がない可能性がある。一実施例では、gNBは、UEが動作しているBWP(例えば、アクティブなBWPまたはデフォルトのBWP)を決定することができない場合がある。既存の技術の実装態様は、DL BWPの状態に関するgNBとUEの間の不整合に起因する通信途絶を引き起こし得る。既存の技術の実装態様は、gNBのシグナリングオーバーヘッドおよび/またはUEの電力消費を増加させて通信途絶を回復させ得る。既存の技術の実装態様は、セル内の複数のBWPを用いて構成されるとき、gNBとUEとの間の伝送遅延を増加させ得る。通信途絶を低減するために、BWP切り替えメカニズムを拡張する必要がある。例示的な実施形態は、DL BWPの状態に関してgNBとUEとの間のアライメントを改善し得る。例示的な実施形態は、(例えば、DCIまたはBWP非アクティビティタイマの満了によってトリガされる)アクティブなBWP切り替えが発生したとき、gNBとUEとの間の途絶されない通信を維持するために信号オーバーヘッドおよび電力消費を低減し得る。例示的な実施形態は、セル内の複数のBWPを用いて構成されるとき、gNBとUEとの間の伝送遅延を改善し得る。例示的な実施形態は、UEがBWPを切り替えるときの拡張されたCSIレポートを含む拡張されたBWP切り替えを含み得る。例示的な実施形態を実装する基地局は、拡張されたBWP CSIレポートに基づいてBWP切り替えのタイミングを決定し得る。
図34は、拡張されたCSIレポートメカニズムを含むBWP切り替えの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図34のgNB)は、無線デバイス(例えば、図34のUE)に、セルの1つ以上のBWPの1つ以上のBWP構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上のRRCメッセージは、BWP非アクティビティタイマのBWPタイマ値をさらに示し得る。1つ以上のBWPは、デフォルトのBWPを含み得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のBWPのBWPの1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSBおよび/またはCSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。
図34に示すように、gNBは、アクティブなBWP(例えば、BWP1)でUEと通信し得る。gNBは、BWP1で1つ以上のCSI−RS(例えば、P/SP CSI−RS)を伝送し得る。UEは、例えば、gNBでの動的ダウンリンクスケジューリングのために、BWP1の1つ以上のCSI−RSに基づいて1つ以上のCSIレポートをgNBに伝送し得る。一実施例では、BWP1で、1つ以上のCSI−RSリソース設定の少なくとも第1の設定が1つ以上の周期的CSI−RSを含む場合、gNBは、1つ以上のCSI−RSリソース設定によって示される1つ以上の周期的CSI−RSを伝送し得る。一実施例では、BWP1で、1つ以上のCSI−RSリソース設定の少なくとも第2の設定が1つ以上の周期的CSI−RSを含む場合、gNBは、1つ以上のCSI−RSリソース設定によって示される1つ以上のSP CSI−RSを伝送し得る。gNBは、SP CSIレポート構成のアクティブ化を示すMAC CEを伝送した後、または伝送することに応答して、1つ以上のSP CSI−RSを伝送し得る。
図34に示すように、gNBは、サブフレーム/スロットnにおいてアクティブなBWP切り替え(例えば、BWP1→2)を示すDCIをUEに伝送し得る。UEは、DCIに応答して、アクティブなBWPとしてBWP1からBWP2に切り替わり得る。UEは、DCIに応答して、BWP非アクティビティタイマを始動(または再始動)させ得る。
一実施例では、DCIがBWP1からBWP2へのアクティブなBWPの切り替えを示した後、またはそれに応答して、UEは、BWP1の1つ以上のCSI−RSに対する測定を停止し、および/または古いBWP(例えば、1)に対する1つ以上のCSI測定のレポートを停止し得る。一実施例では、UEは、サブフレーム/スロットn+kで、BWP2で伝送された1つ以上のCSI−RSに対して測定された1つ以上のCSIレポート(例えば、P/SP/A CSI)を伝送し得る。kの値は、RRCメッセージによって構成され得るか、または事前定義された値であり得る。UEは、(例えば、サブフレーム/スロットn+k+m、n+k+2*mなどで)mの周期性を有して1つ以上のCSIレポートを伝送し得る。周期性(mの値)は、RRCメッセージで構成され得る。
一実施例では、gNBは、BWP1からBWP2へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを伝送することに応答して、BWP2で1つ以上の第1のRS(例えば、P/SP/A SSB/CSI−RS)を伝送し得る。gNBは、BWP切り替えのためのDCIを伝送した後でも、デフォルトのBWP(例えば、BWP0)で1つ以上の第2のRS(例えば、P/SP SSB/CSI−RS)を伝送し続け得る。例示的な実施形態では、アクティブなBWPでのDCIの誤検出に起因してUEがデフォルトのBWPに切り替わった場合に、デフォルトのBWPで1のつ以上の第2のRSの伝送を維持することにより、CSI測定エラーを低減し得る。例示的な実施形態では、デフォルトのBWPでの1つ以上の第2のRSの伝送を維持することにより、デフォルトのBWPへのBWP切り替えを実行するときに、UEが正しくかつ適時にCSIレポートを伝送することが可能になり得る。例示的な実施形態は、(例えば、DCIまたはBWP非アクティビティタイマの満了によってトリガされる)BWP切り替えが発生したとき、gNBとUEとの間の途絶されない通信を維持するために信号オーバーヘッドおよび電力消費を低減し得る。例示的な実施形態は、セル内の複数のBWPを用いて構成されるとき、gNBとUEとの間の伝送遅延を改善し得る。例示的な実施形態は、CSIレポート(例えば、周期的、非周期的、または半永続的)に基づく拡張されたBWP切り替えメカニズムを含み得る。
一実施例では、BWP非アクティビティタイマがサブフレーム/スロットxで満了すると、UEは、アクティブなBWPをBWP2からデフォルトのBWP(例えば、BWP0)へ切り替え得る。一実施例では、BWP非アクティビティタイマが動作している間に受信された(例えば、ダウンリンクスケジューリングまたはアップリンク許可のための)DCIがないことに応答して、BWP非アクティビティタイマが満了し得る。
一実施例では、図34に示すように、UEは、BWP非アクティブタイマの満了に応答して、サブフレーム/スロットx+yで、デフォルトのBWP(例えば、BWP0)に対する1つ以上のCSIレポート(例えば、P/SP/A CSI)の伝送を開始し得る。yの値は、RRCメッセージによって構成され得るか、または事前定義値であり得る。一実施例では、yの値は、異なるCSIレポート(例えば、P/SP/A CSI)に対して異なり得る。
例示的な実施形態では、gNBがデフォルトのBWP上の1つ以上のRSを伝送し続ける場合、UEは、デフォルトのBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に対するCSI測定を実行し得る。UEは、デフォルトのBWPに対するCSI測定に基づいてCSIレポート(例えば、有効)を伝送し得る。CSIレポートを受信することに応答して、gNBは、CSIレポートに基づいて、適切な伝送フォーマット(例えば、MCS、プリコーディング、ランク)を用いて動的データスケジューリングを示す1つ以上のDCIをデフォルトのBWPで伝送し得る。例示的な実施形態では、デフォルトのBWP上のRSを伝送することにより(例えば、デフォルトのDL BWPがアクティブなBWPではない場合でも)、デフォルトのBWPに切り替わるとき、CSIを取得するための時間遅延を低減し得る。例示的な実施形態は、セル内の複数のBWPを用いて構成されるとき、gNBとUEとの間の伝送遅延を改善し得る。例示的な実施形態は、BWP切り替えの遅延を改善し得る。
一実施例では、デフォルトのBWPを用いて構成されたSCellが非アクティブ化されると、SCellのデフォルトのBWP上の1つ以上のRSの伝送が停止され得る。
図35は、実施形態の一実施例を示している。一実施例では、基地局(例えば、図35のgNB)は、サブフレーム/スロットnで(例えば、BWP1からBWP2への)アクティブなBWPの切り替えを示すDCIを無線デバイス(例えば、図35のUE)に伝送し得る。gNBは、(例えば、サブフレームまたはスロットの単位の)タイマ値を用いてRS伝送タイマを始動し得る。RS伝送タイマが実行されている間、gNBは、デフォルトのBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)を伝送し続け得る。RS伝送タイマが満了すると、gNBは、デフォルトのBWP上の1つ以上のRSの伝送を停止し得る。一実施例では、RS伝送タイマは、デフォルトのBWPに対する1つ以上のCSIレポートを示すDCIまたはMAC CEをUEに伝送しないことに応答して満了し得る。タイマ値は、RRCメッセージで構成され得るか、または事前定義値であり得る。
図35に示すように、サブフレームnでBWP1からBWP2へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信すると、UEは、BWP非アクティビティタイマを始動(または再始動)させ得る。UEは、DCIの後、またはDCIに応答して、RS伝送タイマを始動し得る。一実施例では、UEは、RS伝送タイマが満了するまで、デフォルトのBWP上のRSが利用可能であり得る(またはgNBによって伝送され得る)と仮定し得る。一実施例では、UEは、BWP2からBWP0へのアクティブなBWPの切り替えを示す第2のDCIを受信すると、またはBWP非アクティビティタイマが満了すると、BWP2からデフォルトのBWP(例えば、BWP0)に切り替わり得る。
例示的な実施形態では、UEは、実行中のBWP非アクティビティタイマおよびRS伝送タイマの満了に応答して、デフォルトのBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に対するCSI測定を実行し得る。UEは、デフォルトのBWPに対するCSI測定に基づいて1つ以上のCSIレポートを伝送し得る。
例示的な実施形態では、構成された期間で(例えば、UEのアクティブなBWPがデフォルトのBWPではない場合でも)デフォルトのBWP上の1つ以上のRSを伝送すると、例えばBWPの切り替えが頻繁に行われる場合に、CSI−RSのアクティブ化/非アクティブ化のMAC CEオーバーヘッドを低減し得る。構成された期間を用いてデフォルトのBWP上の1つ以上のRSを伝送すると、例えばBWPの切り替えが頻繁に行われる場合に、CSIレポートの遅延を低減し得る得。例示的な実施形態を実装することにより、UEは、構成された期間を用いて伝送された1つ以上のRSに基づいて、デフォルトのBWPに対する(有効な)CSIレポートを迅速に伝送することが可能になり得る。
一実施例では、gNBは、ネットワーク構成に応じて、無制限の継続期間(例えば、RS伝送時にタイマが構成されない)、または構成された継続期間(例えば、RS伝送タイマがタイマ値を用いて構成されるとき)を用いてデフォルトのBWP(例えば、アクティブなBWPであってもなくてもよい)上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)を伝送し得る。gNBは、BWP切り替え速度パラメータ(例えば、遅いBWP切り替え、または速いBWP切り替え)、BWP切り替え頻度パラメータ(例えば、頻繁なBWP切り替え、またはまれなBWP切り替え)、頻繁なBWP切り替え、またはまれなBWP切り替え、および/またはUEの機能のうちの少なくとも1つに基づいて、RS伝送タイマ値を決定し得る。
一実施例では、gNBは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)がデフォルトのBWPで伝送される期間を示す1つ以上のパラメータを含む1つ以上のRRCメッセージをUEに伝送し得る。例示的な実施形態は、(例えば、DCIまたはBWP非アクティビティタイマの満了によってトリガされる)BWP切り替えが発生したとき、gNBとUEとの間の途絶されない通信を維持するために信号オーバーヘッドおよび電力消費を低減し得る。例示的な実施形態は、セル内の複数のBWPを用いて構成されるとき、gNBとUEとの間の伝送遅延を改善し得る。
既存の技術では、第1のBWPから第2のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信すると、UEは、例えばDCIの受信を確認するために、gNBに1つ以上のCSIレポートを伝送し得る。1つ以上のCSIレポートは、DCIに示される第2のBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の1つ以上のCSI測定に基づき得る。1つ以上のCSIレポートを受信すると、gNBは、UEがDCIを受信し、および/またはUEがアクティブなBWPの切り替えを完了することを決定し得る。一実施例では、1つ以上のCSIレポートを受信した後、gNBは、第2のBWPでUEと通信し得る。
一実施例では、UEは、第1のBWPから第2のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを誤検出し得る。一実施例では、UEは、DCIの誤検出に起因して、第1のBWPに対する1つ以上のCSIレポートを伝送し続け得る。この場合、1つ以上のCSIレポートを受信することに応答して、gNBは、UEが、DCIを受信し、第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを完了すると誤って判定し得る。既存の技術は、DCIの誤検出に起因する通信途絶を引き起こし得る。既存の技術は、通信途絶を回復するために遅延を導入し得る。既存の技術は、第2のDL BWPでの通信をセットアップするために、電力消費および/または信号オーバーヘッドを増加させ得る。BWP切り替えのためのCSIレポートメカニズムを拡張する必要がある。例示的な実施形態は、DCIの誤検出に起因する通信途絶を低減し得る。例示的な実施形態は、BWP切り替えに対する伝送遅延、電力消費、および/または信号オーバーヘッドを低減し得る。
一実施例では、gNBは、少なくとも、1つ以上のDL BWPに対する1つ以上のBWP構成パラメータ、第1のアクティブなDL BWPを示す第1のBWP識別子、デフォルトのDL BWPを示す第2のBWP識別子、を含む1つ以上のパラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。一実施例では、第1のDL BWP識別子に示されるDL BWPは、1つ以上のRRCメッセージに第2のDL BWP識別子が存在しないことに応答して、デフォルトのDL BWPであり得る。一実施例では、DL BWPに対する1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のCSI−RSリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、の少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、gNBは、セルの第1のBWPでUEと通信し得る。gNBは、第1のBWPから第2のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIをUEに伝送し得る。第1のBWPおよび第2のBWPは、セル(例えば、PCellまたはSCell)上で構成され得る。一実施例では、UEは、アクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信してもしなくてもよい。
一実施例では、(例えば、第1のBWPから第2のBWPへの)アクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信することに応答して、UEは、第2のBWPに対する1つ以上のCSIレポート(例えば、P/A/SP CSIレポート)を伝送し得る。一実施例では、第2のBWPに対する1つ以上のCSIレポートの伝送は、RRCメッセージ、MAC CE、および/または第2のDCIによってトリガされ得る。一実施例では、UEは、(例えば、図32に示すように)アクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信した後に、第2のBWPに対する1つ以上のCSI(例えば、非周期的または半永続的)レポートをトリガするMAC CEを受信し得る。UEは、(例えば、図33に示すように)アクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信する前に、第2のBWPに対する1つ以上のCSI(例えば、非周期的または半永続的)レポートをトリガするMAC CEを受信し得る。1つ以上のCSIレポートは、DL BWPインジケータ、PMI、CQI、干渉、RI、RSRP、および/またはCRI、のうちの少なくとも1つを含み得る。DL BWPインジケータは、UEが1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)を測定するDL BWPを示し得る。一実施例では、第2のBWPへのBWP切り替えを示すDCIを検出することに応答して、1つ以上のCSIレポート内のDL BWPインジケータは、第2のBWPを示し得る。
一実施例では、(例えば、第1のBWPから第2のBWPへの)アクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信しないことに応答して、UEは、第1のBWPに対する1つ以上のCSIレポート(例えば、P/A/SP CSIレポート)を伝送し(または伝送し続け)得る。一実施例では、第1のBWPに対する1つ以上のCSIレポートの伝送は、RRCメッセージ、MAC CE、および/または第2のDCIによってトリガされ得る。1つ以上のCSIレポートは、DL BWPインジケータ、PMI、CQI、干渉、RI、RSRP、および/またはCRI、のうちの少なくとも1つを含み得る。DL BWPインジケータは、UEが1つ以上のCSI−RSを測定するDL BWPを示し得る。一実施例では、第2のBWPへのBWP切り替えを示すDCIを受信しないことに応答して、1つ以上のCSIレポート中のDL BWPインジケータは、第1のBWPを示し得る。
一実施例では、1つ以上のCSIレポートを受信することに応答して、gNBは、UEがアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信するかどうか、および/またはUEが1つ以上のCSIレポートに含まれるDL BWPインジケータをチェックすることによってアクティブなBWPの切り替えを完了するかどうかを決定し得る。一実施例では、1つ以上のCSIレポート内のDL BWPインジケータが第2のBWPを示す場合、gNBは、UEがアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信し、および/またはUEがアクティブなBWPの切り替えを完了すると判定し得る。第2のBWPを示すDL BWPインジケータに応答して、gNBは、例えば、第2のBWPでのデータパケットまたはダウンリンク制御伝送のために、第2のBWPでUEとの通信を開始し得る。一実施例では、1つ以上のCSIレポート内のDL BWPインジケータが第1のBWPを示す場合、gNBは、UEがアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信しないと判定し得る。gNBは、第1のBWPを示すDL BWPインジケータに応答して、DCIを再伝送するか、または第1のBWPでUEと通信し続け得る。
既存の3GPP標準仕様では、CSIレポートは、BWPまたはセルを示すフィールドを含まないことが可能である。対照的に、例示的な実施形態では、CSIレポートにDL BWP識別子を有することは、UEがアクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信するかどうかをgNBが迅速に判定することを可能にし得る。例示的な実施形態では、CSIレポートにDL BWP識別子を有することは、BWP切り替えがトリガされたときにUEがどのBWPで動作しているかをgNBが迅速に判定することを可能にし得る。例示的な実施形態は、DCIの誤検出に起因する通信途絶を低減し得る。例示的な実施形態は、BWP切り替えに対する伝送遅延、電力消費、および/または信号オーバーヘッドを低減し得る。
図36は、BWP切り替えのための拡張されたCSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図36のgNB)は、第1の複数のDL BWP例えば、DL BWP0、1、2、3)と第2の複数のUL BWP(例えば、UL BWP0、1、2、3)との1つ以上のBWPパラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを無線デバイス(例えば、図36のUE)に伝送し得る。第1の複数のDL BWPおよび第2の複数のUL BWPは、セルまたは異なるセル上で構成され得る。1つ以上のBWPパラメータは、例えば、第2の複数のUL BWPを含むセルがPCellまたはPUCCHセカンダリセルである場合に、第2の複数のUL BWPのうちの少なくとも1つ上の、1つ以上のCSIレポート(例えば、周期的、非周期的、半永続的)に対する、1つ以上のPUCCHリソースをさらに示し得る。
一実施例では、第1の複数のDL BWPの第1のDL BWPは、第2の複数のUL BWPの第1のUL BWPに関連付けられ(例えば、リンクされ)得る。一実施例では、第1のDL BWPと第1のUL BWPとの間の関連付けは、1つ以上のRRCメッセージで構成され得る。一実施例では、関連付けは、1対1のリンケージであり得る。例えば、DL BWP0はUL BWP0にリンクされ得る。DL BWP1は、UL BWP1(例えば、UL BWP0とは異なる)などにリンクされ得る。この例では、異なるDL BWPは、異なるUL BWPに関連付けられる。
一実施例では、例えば、UL BWPを含むセルがPCellまたはPUCCHセカンダリセルである場合、第2の複数のBWPのUL BWP(例えば、UL BWP0、1、2、または3)の1つ以上のBWPパラメータは、UL BWP上の1つ以上のPUCCH(またはPUSCH)リソースを示し得る。一実施例では、第1の複数のDL BWPの第1のDL BWPは、UL BWP上の1つ以上のPUCCHリソースの第1のPUCCHリソースに関連付けられ得、第1の複数のDL BWPの第2のDL BWPは、UL BWP上の1つ以上のPUCCHの第2のPUCCHリソースに関連付けられ得る。例えば、DL BWP1は、UL BWP上の第1のPUCCHに関連付けられ得、DL BWP2は、UL BWP上の第2のPUCCHに関連付けられ得る、などである。
一実施例では、第1のDL BWPに対する第1のCSIレポート(例えば、周期的、非周期的、半永続的)は、UL BWP上の第1のPUCCHリソースに関連付けられ得、第2ののDL BWPに対する第2のCSIレポート(例えば、周期的、非周期的、半永続的)は、UL BWP上の第2のPUCCHリソースに関連付けられ得る。例えば、図36に示すように、DL BWP1に対する第1のCSIレポートは、UL BWP上の第1のPUCCHに関連付けられ得、DL BWP2に対する第2のCSIレポートは、UL BWP上の第2のPUCCHに関連付けられ得る、などである。一実施例では、CSIレポートは、周期的CSIレポート、非周期的CSIレポート、および/または半永続的CSIレポートのうちの少なくとも1つを含み得る。一実施例では、CSIレポート(例えば、DL BWP1に対する第1のCSIレポート、および/またはDL BWP2に対する第2のCSIレポート)は、RRCメッセージ、MAC CE、および/またはDCIによってトリガされ得る。
一実施例では、gNBは、第1のDL BWPおよび第1のUL BWPでUEと通信し得る。UEは、第1のUL BWPの第1のPUCCHリソースを介して、第1のDL BWPに対する1つ以上の第1のCSIレポートを伝送し得る。一実施例では、1つ以上の第1のCSIレポートは、周期的CSIレポート、非周期的CSIレポート、および/または半永続的CSIレポートのうちの少なくとも1つを含み得る。一実施例では、1つ以上の第1のCSIレポートは、RRCメッセージ、MAC CE、および/またはDCIによってトリガされ得る。
一実施例では、図36に示すように、UEは、第1のDL BWP(例えば、図36のDL BWP1)から第2のDL BWP(例えば、図36のDL BWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信し得る。一実施例では、DCIを受信した後、または受信することに応答して、UEは、アクティブなBWPを第2のDL BWPへ切り替え得る。UEは、切り替え後、または切り替えに応答して、UL BWPの第2のPUCCHリソースを介して第2のDL BWPに対する1つ以上の第2のCSIレポートを伝送し得る。
一実施」例では、UEは、第1のDL BWPから第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信しない(または検出し損なう)可能性がある。DCIを受信しないことに応答して、UEは、UL BWPの第1のPUCCHリソースを介して第1のDL BWPに対する1つ以上の第1のCSIレポートを伝送し続け得る。
一実施例では、gNBは、例えば、アクティブなBWPの切り替えを示すDCIを伝送した後、または伝送することに応答して、UL BWPの1つ以上のPUCCHリソースのうちの1つ以上を監視し得る。一実施例では、gNBがUL BWP上の第1のPUCCHリソースに関する1つ以上の第1のCSIレポートを受信すると、gNBは、UEがDCIを受信しないと判定し得る。gNBは、第1のPUCCHリソースに関する1つ以上の第1のCSIレポートを受信することに応答して、DCIの再伝送、および/または第1のDL BWPでのUEとの通信の維持、のうちの少なくとも1つを含むさらなるアクションを実行し得る。一実施例では、gNBがUL BWP上の第2のPUCCHリソースに関する1つ以上の第2のCSIレポートを受信すると、gNBは、UEがDCIを受信し、および/またはUEが第1のDL BWPから第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを完了すると決定し得る。gNBは、第2のPUCCHリソースに関する第2のCSIレポートを受信することに応答して、例えば、データパケットおよび/または制御情報伝送のために、第2のDL BWPでUEと通信し得る。既存の技術では、基地局が、複数のDL BWPに対するCSIレポートにUL BWPの1つのPUCCHリソースを割り当て得、PUCCHリソースは複数のDL BWPに対するCSIレポートに共有される。対照的に、例示的な実施形態では、異なるDL BWPに対するCSIレポートにUL BWPの異なるPUCCHリソースを割り当てると、gNBは、UEがアクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信するかどうかを迅速に判定することが可能になり得る。例示的な実施形態では、異なるDL BWPに対するCSIレポートにUL BWPの異なるPUCCHリソースを割り当てると、BWP切り替えがトリガされたときにUEがどのBWP上で動作しているかをgNBが迅速に判定することが可能になり得る。例示的な実施形態は、DCIの誤検出に起因する通信途絶を低減し得る。例示的な実施形態は、BWP切り替えに対する伝送遅延、電力消費、および/または信号オーバーヘッドを低減し得る。
図37は、BWP切り替えのための拡張されたCSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図37のgNB)は、無線デバイス(例えば、図37のUE)に、第1の複数のDL BWP(例えば、DL BWP0、1、2、および/または3)とUL BWPとの1つ以上のBWPパラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上のBWPパラメータは、例えば、UL BWPを含むセルがPCellまたはPUCCHセカンダリセルである場合、1つ以上のCSIレポート(例えば、周期的、非周期的、半永続的)に対して、UL BWP上の1つ以上のPUCCHリソースをさらに示し得る。
一実施例では、第1のDL BWPに対する第1のCSIレポートは、UL BWP上の第1のPUCCHリソースに関連付けられ得、第2のDL BWPに関する第2のCSIレポートは、UL BWP上の第2のPUCCHリソースに関連付けられ得る。図37に示すように、例えば、DL BWP 1に対する第1のCSIレポートは、UL BWP上の第1のPUCCHに関連付けられ得、DL BWP 2に対する第2のCSIレポートは、UL BWP上の第2のPUCCHに関連付けられ得る、などである。
一実施例では、gNBは、第1のDL BWPおよびUL BWPでUEと通信し得る。一実施例では、gNBは、第1のDL BWPに対する第1のSP CSIレポート構成と、第2のDL BWPに対する第2のSP CSIレポート構成と、をアクティブ化する1つ以上のMAC CEを伝送し得る。gNBは、1つ以上のMAC CEを異なる時間に伝送し得る。gNBは、第2のDL BWPに対する第2のSP CSIレポート構成をアクティブ化する第2のMAC CEをgNBが伝送する前または後に、第1のDL BWPに対する第1のSP CSIレポート構成をアクティブ化する第1のMAC CEを伝送し得る。1つ以上のMAC CEを受信した後、または受信することに応答して、UEは、例えば、第1のDL BWPがアクティブなDL BWPであるとき、第1のDL BWPに対する1つ以上の第1のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、1つ以上の第1のSP CSIレポートは、アクティブ化された第1のSP CSIレポート構成に関連付けられた第1のDL BWPの1つ以上のCSI−RSに基づいて測定され得る。一実施例では、1つ以上の第1のSP CSIレポートは、アクティブ化された第1のSP CSIレポート構成の1つ以上の構成パラメータによって示される、PMI、CQI、RI、CRI、および/またはL1−RSRP値、のうちの少なくとも1つを含み得る。一実施例では、1つ以上の第1のSP CSIレポートの伝送は、アクティブ化された第1のSP CSIレポート構成に関連付けられた周期性を有して実行され得る。
一実施例では、図37に示すように、UEは、第1のDL BWP(例えば、図37のDL BWP1)から第2のDL BWP(例えば、図37のDL BWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信し得る。一実施例では、DCIの後、またはDCIに応答して、UEは、アクティブなBWPを第2のDL BWPへ切り替え得る。UEは、例えば1つ以上の第2のSP CSIレポートに関連付けられた第2のSP CSIレポート構成がアクティブ化されると、切り替え後、または切り替えに応答して、UL BWPの第2のPUCCHリソースを介して、第2のDL BWPに対する1つ以上の第2のSP CSIレポートを伝送し得る。1つ以上の第2のSP CSIレポートは、アクティブ化された第2のSP CSIレポート構成に基づき得る。一実施例では、UEは、第1のDL BWPから第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信しない(または検出し損なう)可能性がある。DCIを受信しないことに応答して、UEは、UL BWPの第1のPUCCHリソースを介して第1のDL BWPに対する1つ以上の第1のSP CSIレポートを伝送し続け得る。
例示的な実施形態では、異なるDL BWPに対するSP CSIレポートにUL BWPの異なるPUCCHリソースを割り当てると、gNBは、UEがアクティブなBWPの切り替えのためのDCIを受信するかどうかを迅速に判定することが可能になり得る。例示的な実施形態では、異なるDL BWPに対するSP CSIレポートにUL BWPの異なるPUCCHリソースを割り当てると、BWP切り替えがトリガされたときにUEがどのBWP上で動作しているかをgNBが迅速に判定することが可能になり得る。例示的な実施形態は、DCIの誤検出に起因する通信途絶を低減し得る。例示的な実施形態は、BWP切り替えに対する伝送遅延、電力消費、および/または信号オーバーヘッドを低減し得る。
一実施例では、無線デバイスは、1つ以上のDL BWPの1つ以上の構成パラメータを少なくとも含む1つ以上のパラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを受信し得る。DL BWPの1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および/または1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線デバイスは、第1のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す1つ以上のパラメータを含むダウンリンク制御情報(DCI)に対するPDCCHを監視し得る。一実施例では、DCIの後、またはDCIに応答して、無線デバイスは、第1のBWPを示すBWP識別子と、CQI、PMI、RSRP、RI、CRIのうちの少なくとも1つを含む1つ以上のCSI測定と、を含む1つ以上のCSIレポートを伝送し得る。一実施例では、1つ以上のCSI測定は、第2のBWP識別子によって示されるDL BWPに対して使用され得る。
一実施例では、無線デバイスは、セルの構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。セルは、第1のDL BWP、第2のDL BWP、および少なくともUL BWPを含み得る。構成パラメータは、少なくともUL BWP上の第1のUL制御チャネル(例えば、PUCCH)リソースの第1のパラメータと、少なくともUL BWP上の第2のUL制御チャネルリソースの第2のパラメータと、を含み得る。一実施例では、第1のUL制御チャネルリソースは、第1のDL BWPの第1のCSIレポートに関連付けられ得る。第2のUL制御チャネルリソースは、第2のDL BWPの第2のCSIレポートに関連付けられ得る。無線デバイスは、少なくともUL BWPのUL BWPの第1のUL制御チャネルリソースを介して、第1のDL BWPの第1のCSIレポートを伝送し得る。無線デバイスは、アクティブなBWPとして第1のDL BWPから第2のDL BWPへ切り替えることを示すDCIを受信し得る。無線デバイスは、DCIを受信した後、少なくともUL BWPのUL BWPの第2のUL制御チャネルリソースを介して、第2のDL BWPの第2のCSIレポートを伝送し得る。
既存の3GPP標準仕様では、無線デバイスは、PUSCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すDCIを受信し得る。DCIの後、またはDCIに応答して、無線デバイスは、DCIによって示されるSP CSIレポート構成に従って、PUSCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、無線デバイスは、PUCCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すMAC CEを受信し得る。MAC CEの後、またはMAC CEに応答して、無線デバイスは、MAC CEによって示されるSP CSIレポート構成に従って、PUCCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。既存の技術では、無線デバイスは、SP CSI例ポート構成の非アクティブ化を示す非アクティブ化コマンド(例えば、DCIまたはMAC CE)を無線デバイスが受信するまで、SP CSIレポート(例えば、PUCCHまたはPUSCHに関する)を伝送し続け得る。一実施例では、無線デバイスは、1つ以上のSP CSIレポート(例えば、PUSCHまたはPUCCHに関する)の進行中の伝送中にアクティブなBWP(例えば、DLまたはULまたは両方)の切り替えを実行し得る。無線デバイスは、無線デバイスがアクティブなBWPとして第1のBWPから第2のBWPへ切り替わった後でも、第1のBWPに対する(または第1のBWPがUL BWPであるときは第1のBWPに関する)SP CSIレポートの伝送を維持し得る。既存の技術を実装することにより、無線デバイスが非アクティブなBWP(例の最初のBWP)に対するSP CSIレポートを不必要に伝送する可能性があり得る。一実施例では、基地局が、非アクティブなBWPに対するSP CSIレポートを受信し得る。基地局は、無線デバイスが動作しているBWPを判定することができない可能性があり得る。既存の技術を実装すると、無線デバイスの消費電力が増加し得る。既存の技術を実装すると、無線デバイスのアップリンクリソース(例えば、PUCCHまたはPUSCH)の消費を増加させ得る。無線デバイスがアクティブなBWPの切り替えを実行するとき、SP CSIレポートメカニズムを拡張する必要がある。拡張されたSP CSIレポートメカニズムの例示的な実施形態は、BWPの状態に関する基地局と無線デバイスとの間の不整合を低減し得る。例示的な実施形態は、基地局および/または無線デバイスのシグナリングオーバーヘッド、電力消費、伝送遅延、および/またはアップリンクリソース消費を改善し得る。例示的な実施形態は、SP CSIレポートが構成されるとき、システムのスペクトル効率を改善し得る。
図38は、拡張されたSP CSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図38のgNB)は、無線デバイス(例えば、図38のUE)に、セルの1つ以上のBWPの1つ以上のBWP構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、BWP非アクティビティタイマのBWPタイマ値をさらに示し得る。1つ以上のBWPは、デフォルトのBWPを含み得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のBWPのBWPの1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、第1のDL BWP(例えば、図38のBWP1)は、gNBがUEと通信し得るアクティブなBWPであり得る。UEは、アクティブなUL BWPを介して、第1のDL BWPに対する、レポート周期性を有する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。1つ以上のSP CSIレポートは、第1のDL BWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に基づいて測定され得る。1つ以上のSP CSIレポートの伝送は、DCIまたはMAC CEによってトリガされ得る。一実施例では、UEは、PUSCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すDCIを受信し得る。DCIの後、またはDCIに応答して、UEは、DCIによって示されるSP CSIレポート構成に従って、アクティブなUL BWPのPUSCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、UEは、PUCCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すMAC CEを受信し得る。MAC CEの後、またはMAC CEに応答して、UEは、MAC CEによって示されるSP CSIレポート構成に従って、アクティブなUL BWPのPUCCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、第1のDL BWPを介してダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を受信した後、または受信することに応答して、BWP非アクティビティタイマを始動し得る。
一実施例では、図38に示すように、基地局が、第1のDL BWP(例えば、図38のBWP1)から第2のDL BWP(例えば、図38のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを伝送し得る。一実施例では、DCIを伝送することに応答して、基地局は、第1のDL BWP上の1つ以上の第1のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を停止し得る。基地局は、例えば、DCIを伝送する前または後に、第2のDL BWP上の1つ以上の第2のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を開始し得る。非アクティブなBWPに対するRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を停止することは、基地局の電力消費を節減し、および/または近隣の基地局/セルへの干渉を低減し得る。
一実施例では、図38に示すように、UEは、第1のBWPから第2のDL BWP(例えば、図38のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信した後、または受信することに応答して、第1のBWP(例えば、図38のBWP1)に対するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、第1のBWPに対するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。例示的な実施形態では、非アクティブなBWPに対するSP CSIレポートの伝送を停止することは、電力消費、無線デバイスのアップリンクリソース消費を節約し得る、および/または他の無線デバイスへの干渉を低減し得る。SP CSIレポートの例示的な実施形態は、BWPの状態に関する基地局と無線デバイスとの間の不整合を低減し得る。例示的な実施形態は、SP CSIレポートが構成されるとき、システムのスペクトル効率を改善し得る。
一実施例では、UEは、第1のDL BWPから第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信した後、または受信することに応答して、UEがSP CSIレポート構成の非アクティブ化を示す非アクティブ化コマンドを受信するまで、第1のBWP(例えば、図38のBWP1)に対するSP CSIレポートを伝送し続け得る。この実施形態では、非アクティブなBWPに対するSP CSIレポートの伝送を維持することにより、例えば、アクティブなBWP切り替えが頻繁である場合に、SP CSIアクティブ化/非アクティブ化シグナリングオーバーヘッド(例えば、DCIまたはMAC CE)を低減し、第1のDL BWPおよび第2のDL BWPは、同じ数秘学、または重複する帯域幅、および/または同じSP CSIリソース設定および/またはCSIレポート設定を有し得る。
一実施例では、UEは、DCIの後、またはDCIに応答して、第2のDL BWPに対する、レポート周期性を有する1つ以上の第2のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、UEは、例えば、第1のDL BWPおよび第2のDL BWPが、重複する帯域幅、同じ数秘学、および/または同じSP CSIリソース設定および/またはCSIレポート設定を用いて構成される場合、第1のDL BWPおよび第2のDL BWPに対する、同じ周期性を有するSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、第1のDL BWPから第2のDL BWPへのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを受信すると、UEは、第2のDL BWP上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に基づいて、自律的にCSI測定を実行し得る。UEは、CSI測定に基づいて新たなBWPのSP CSIレポートを伝送し得る。
一実施例では、UEが第2のDL BWPに対するSP CSIレポートのアクティブ化を示す第2のMAC CEまたはDCIを受信することに応答して、UEは、UEがアクティブなDL BWPとして第2のDL BWPに切り替わった後に、第2のDL BWPに対する1つ以上の第2のSP CSIレポートを伝送し得る。例示的な実施形態では、第2のBWPが、第1のDL BWPとは異なるRS(例えば、SSB/CSI−RS)リソース設定、異なる中心周波数、異なる数秘学、および/または異なるCSIレポート設定を有するとき、アクティブなDL BWPの切り替え後のSP CSIレポートの明示的なアクティブ化(例えば、DCIまたはMAC CEによる)は、gNBが、例えば、第2のDL BWPのSP CSIレポートを柔軟にアクティブ化することを可能にし得る。
一実施例では、図38に示す実施形態は、同様に、UL BWP切り替えが発生する場合に当てはまり得る。一実施例では、UEは、第1のUL BWPから第2のUL BWPへのUL BWP切り替えを示すDCIを受信した後、または受信することに応答して、第1のUL BWPに関する1つ以上のSP CSIレポートの第1の伝送を停止し得る。UEは、第2のUL BWPに関する1つ以上のSP CSIレポートを自律的に伝送し得る。UEは、第2のUL BWPに関する1つ以上のSP CSIレポートに対するSP CSIレポート構成のアクティブ化を示すコマンドを受信した後、または受信することに応答して、第2のUL BWPに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。例示的な実施形態では、非アクティブなBWPに関するSP CSIレポートの伝送を停止することは、電力消費、無線デバイスのアップリンクリソース消費を節約し得る、および/または他の無線デバイスへの干渉を低減し得る。SP CSIレポートの例示的な実施形態は、BWPの状態に関する基地局と無線デバイスとの間の不整合を低減し得る。例示的な実施形態は、SP CSIレポートが構成されるとき、システムのスペクトル効率を改善し得る。
図39は、拡張されたSP CSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図39のgNB)は、無線デバイス(例えば、図39のUE)に、セルの1つ以上のBWP(例えば、DLまたはUL)の1つ以上のBWP構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上のRRCメッセージは、BWP非アクティビティタイマのBWPタイマ値をさらに示し得る。1つ以上のBWPは、デフォルトのBWPを含み得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のBWPのBWPの1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、第1のBWP(例えば、図39のBWP1)は、gNBがUEと通信し得るアクティブなBWPであり得る。第1のBWPは、DL BWPまたはUL BWPであり得る。UEは、例えば、第1のBWPがDL BWPであるとき、第1のBWPに対する、レポート周期性を有する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、例えば、第1のBWPがUL BWPであるとき、第1のBWPに関する、レポート周期性を有する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。1つ以上のSP CSIレポートは、(例えば、第1のBWPがDL BWPであるとき)第1のBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に基づいて測定され得る。1つ以上のSP CSIレポートの伝送は、DCIまたはMAC CEによってトリガされ得る。一実施例では、UEは、PUSCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すDCIを受信し得る。DCIの後、またはDCIに応答して、UEは、DCIによって示されるSP CSIレポート構成に従って、第1のBWPのPUSCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、UEは、PUCCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すMAC CEを受信し得る。MAC CEの後、またはMAC CEに応答して、UEは、MAC CEによって示されるSP CSIレポート構成に従って、第1のBWPのPUCCHに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、アクティブなDL BWPを介してダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を受信した後、または受信することに応答して、BWP非アクティビティタイマを始動(または再始動)させ得る。
一実施例では、図39に示すように、基地局が、第1のBWP(例えば、図39のBWP1)から第2のBWP(例えば、図39のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示すDCIを伝送し得る。一実施例では、DCIを伝送することに応答して、第1のBWPおよび第2のBWPがDL BWPであるとき、基地局は、第1のBWP上の1つ以上の第1のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を停止し得る。基地局は、例えば、DCIを伝送する前または後に、第2のBWP上の1つ以上の第2のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を開始し得る。無線デバイスの非アクティブなDL BWP上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を停止することは、基地局の電力消費を節減し、および/または近隣の基地局/セルへの干渉を低減し得る。
一実施例では、図39に示すように、UEは、第1のBWPから第2のBWP(例えば、図39のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示す第1のDCIを受信した後、または受信することに応答して、第1のBWP(例えば、図39のBWP1)に関するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。
UEが第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を中断すると、UEは、第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。UEは、SP CSIレポートのRRC、MAC、および/またはPHY構成パラメータを維持し得る。例えば、UEは、第1のBWPのSP CSIレポートの構成パラメータを維持し、第1のBWPに関するSP CSIレポート伝送を一時停止し得る。SP CSIレポートの伝送を中断することは、SP CSIレポートを解放することとは異なることが可能であり、構成パラメータのいくつかがクリア/解放され得る。
一実施例では、第1のBWPおよび第2のBWPがDL BWPであるとき、UEは、第1のBWPから第2のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す第1のDCIを受信した後、または受信することに応答して、第1のBWPに対するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、第1のBWPに対するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。
一実施例では、UEは、第2のBWPから第1のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、SP CSIレポートの伝送を再開し得る。一実施例では、SP CSIレポートの再アクティブ化のためのMAC CEを受信することなく、SPレポートの伝送の再開を実し得る。一実施例では、SPレポートの伝送を再開することは、SP CSIレポートに関連付けられたアクティブ化されたSP CSIレポート構成に従って第1のBWPに関するSP CSIレポートを伝送することを含み得る。一実施例では、基地局が、例えば、第2のDCIを伝送する前または後に、第1のBWP(例えば、第1のBWPがDL BWPであるとき)上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)の伝送を再開し得る。例示的な実施形態では、UEは、UEがBWPから切り替わったときにSP CSIレポートを中断し、UEがBWPに再度切り替わったときにSP CSIレポートを再開し得る。中断および/または再開に基づく拡張されたSP CSIレポートメカニズムは、無線デバイスの電力消費、アップリンクリソース消費を改善し得る、および/または他の無線デバイスへの干渉を低減し得る。中断および/または再開に基づく拡張されたSP CSIレポートメカニズムは、SP CSIレポートが設定されるとき、シグナリングオーバーヘッドを低減し得る、および/またはシステムのスペクトル効率を改善し得る。
図40は、MAC CEによってSP CSIレポートがトリガされるとき、拡張されたSP CSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図40のgNB)は、無線デバイス(例えば、図40のUE)に、セルの1つ以上のBWPの1つ以上のBWP構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上のRRCメッセージは、BWP非アクティビティタイマのBWPタイマ値をさらに示し得る。1つ以上のBWPは、デフォルトのBWPを含み得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のBWPのBWPの1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、第1のBWP(例えば、図40のBWP1)は、gNBがUEと通信し得るアクティブなBWPであり得る。第1のBWPは、DL BWPおよびUL BWPのうちの1つであり得る。一実施例では、図40に示すように、UEは、PUCCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すMAC CEを受信し得る。MAC CEの後、またはMAC CEに応答して、UEは、 MAC CEによって示されるSP CSIレポート構成に従って、アクティブなUL BWP(例えば、第1のBWPがUL BWPであるときの第1のBWP)のPUCCHリソースを介して1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、アクティブなUL BWPのPUCCHリソースを介してレポート周期性を有する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。1つ以上のSP CSIレポートは、アクティブなDL BWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に基づいて測定され得る。一実施例では、MAC CEの後、またはMAC CEに応答して、UEは、第1のBWPがDL BWPであるとき、第1のBWPに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、DL BWPを介してダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を受信した後、または受信することに応答して、BWP非アクティビティタイマを始動(または再始動)させ得る。
一実施例では、図40に示すように、基地局が、UEに、第1のBWP(例えば、図40のBWP1)から第2のBWP(例えば、図40のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示す第1のDCIを伝送し得る。第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、UEは、SP CSIレポートの伝送を中断し得る。UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、SP CSIレポートの伝送を中断し得る。一実施例では、UEは、第2のBWPから第1のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、SP CSIレポートの伝送を再開し得る。一実施例では、UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、SP CSIレポートの伝送を再開し得る。例示的な実施形態では、MAC CEに基づいてSP CSIレポートの伝送がトリガされると、UEは、第2のMAC CEに対する信号オーバーヘッドを低減するために(例えば、SP CSIレポートを再アクティブ化するために)、UEがBWPから切り替わったときにSP CSIレポートを中断し、UEが再度BWPに切り替わったときにSP CSIレポートを再開するし得る。中断および再開メカニズムに基づく拡張されたSP CSIレポートは、シグナリングオーバーヘッドを改善し、および/またはSP CSIレポートのアクティブ化に対するレイテンシを遅延させ得る。例示的な実施形態は、MAC CEに基づいてSP CSIレポートがトリガされるとき、システムのスペクトル効率を改善し得る。
図41は、SP CSIレポートがDCIによってトリガされるときの、拡張されたSP CSIレポートメカニズムの例示的な実施形態を示す。一実施例では、基地局(例えば、図41のgNB)は、無線デバイス(例えば、図41のUE)に、セルの1つ以上のBWPの1つ以上のBWP構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。1つ以上のRRCメッセージは、BWP非アクティビティタイマのBWPタイマ値をさらに示し得る。1つ以上のBWPは、デフォルトのBWPを含み得る。セルは、PCellまたはSCellであり得る。1つ以上のBWPのBWPの1つ以上のBWP構成パラメータは、1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)のリソース設定、1つ以上のCSIレポート設定、および1つのCSI測定設定、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、第1のBWP(例えば、図41のBWP1)は、gNBがUEと通信し得るアクティブなBWPであり得る。第1のBWPは、DL BWPまたはUL BWPであり得る。一実施例では、図41に示すように、UEは、PUSCHに関するSP CSIレポートのアクティブ化を示すDCIを受信し得る。DCIの後、またはDCIに応答して、UEは、DCIによって示されるSP CSIレポート構成に従って、アクティブなUL BWP(例えば、第1のBWPがUL BWPであるときの第1のBWP)のPUSCHリソースを介して1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。UEは、アクティブなUL BWPのPUSCHリソースを介してレポート周期性を有する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。1つ以上のSP CSIレポートは、DL BWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSI−RS)に基づいて測定され得る。UEは、DL BWPを介してダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を受信した後、または受信することに応答して、BWP非アクティビティタイマを始動(または再始動)させ得る。
一実施例では、図41に示すように、基地局が、UEに、第1のBWP(例えば、図41のBWP1)から第2のBWP(例えば、図41のBWP2)へのアクティブなBWPの切り替えを示す第1のDCIを伝送し得る。第2のBWPは、DL BWPまたはUL BWPであり得る。一実施例では、第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、UEは、(例えば、第1のDCIがアクティブなUL BWPの切り替えを示すとき)第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。一実施例では、第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、UEは、(例えば、第1のDCIがアクティブなUL BWPの切り替えを示すとき)第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を停止し得る。一実施例では、第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、UEは、(例えば、第1のDCIがアクティブなUL BWPの切り替えを示すとき)第1のBWPに関するSP CSIレポートに関連付けられたアクティブなSP CSIレポート構成を非アクティブ化し得る。一実施例では、アクティブなSP CSIレポート構成を非アクティブ化することは、SP CSIレポート構成の1つ以上の構成パラメータ(例えば、RRC層、MAC層、および/または物理層)をクリアまたは解放することを含み得る。一実施例では、UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。一実施例では、第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、UEは、(例えば、第1のDCIがアクティブなDL BWPの切り替えを示すとき)第1のBWPに関するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。一実施例では、UEは、BWP非アクティビティタイマの満了後、または満了に応答して、第1のBWPに対するSP CSIレポートの伝送を中断し得る。
一実施例では、UEは、第2のBWPから第1のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す第2のDCIを受信し得る。UEは、第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、SP CSIレポートの伝送を自動的に再開しないことが可能である。一実施例では、UEは、SP CSIレポートのアクティブ化を示す第2のDCIおよび第3のDCIを受信した後、または受信することに応答して、SP CSIレポートの伝送を再開し得る。一実施例では、第2のDCIおよび第3のDCIは、第2のBWPから第1のBWPへのアクティブなBWPの切り替えを示す第1のフィールド(複数可)と、SP CSIレポートの再アクティブ化を示す第2のフィールド(複数可)と、を含むDCIフォーマットで伝送され得る。一実施例では、第2のDCIおよび第3のDCIは、2つのDCIフォーマットで伝送され得、第1のDCIフォーマットは、第2のBWPから第1のBWPへのアクティブなBWP切り替えを示すフィールドを含み、第2のDCIフォーマットは、SP CSIレポートの(再)アクティブ化を示すフィールドを含む。例示的な実施形態では、DCIに基づいてSP CSIレポートの伝送がトリガされると、UEは、UEがBWPから切り替わるときに、SP CSIレポートを中断し、および/またはSP CSIレポートを非アクティブ化し、UEが再度BWPに切り替わってUEがSP CSIレポートの(再)アクティブ化を受信すると、SP CSIレポートを再開し、および/またはSP CSIレポートを(再)アクティブ化し得る。一実施例では、DCIによるSP CSIレポートの(再)アクティブ化は、SP CSIレポートのMAC CEベースのアクティブ化と比較して、gNBにとって便利かつ効率的である。例えば、PUSCHに関するSP CSIレポートの(再)アクティブ化のコマンドは、アクティブなBWPの切り替えのためのDCIで搬送され得る。例示的な実施形態では、BWPに再度切り替わるときのDCIによるSP CSIレポートの明示的な(再)アクティブ化は、gNBがSP CSIレポートのUEの伝送を柔軟に制御することを可能にし得る。例示的な実施形態では、gNBは、例えば第1のBWP BWPがDL BWPであるときに、gNBが第1のBWPに対するSP CSIレポートを(再)アクティブ化することを決定すると、第1のBWP上の1つ以上のRS(例えば、SSB/CSIーRS)を伝送し得る。例示的な実施形態では、再度BWPに切り替わるときに、DCIによるSP CSIレポートの明示的な(再)アクティブ化により、gNBがRS(例えば、SSB/CSI−RS)伝送に対する時間を柔軟に制御することを可能にし、基地局の電力消費を低減し、および/または近隣の基地局/セルへの干渉を低減し得る。例示的な実施形態は、UEの電力消費を低減し得る。例示的な実施形態は、DCIに基づいてSP CSIレポートがトリガされるとき、システムのスペクトル効率を改善し得る。
一実施例では、無線デバイスは、第1のBWP(例えば、DLまたはUL)の1つ以上のSP CSIレポートのアクティブ化を示す1つ以上のパラメータを含む1つ以上のMAC CEを受信し得る。一実施例では、無線デバイスは、第1のBWPがアクティブBWPであるとき、第1のBWPで基地局と通信し得る。無線デバイスは、1つ以上のMAC CEの後、または1つ以上のMAC CEに応答して、1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、1つ以上のCSIパラメータは、CQI、PMI、L1−RSRP、および/またはCRI、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線デバイスは、(例えば、第1のBWPがUL BWPであるとき)第1のBWPに関する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。無線デバイスは、(例えば、第1のBWPがDL BWPであるとき)第1のBWPに対する1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。
一実施例では、無線デバイスは、第2のBWPをアクティブなBWPとして示す1つ以上のパラメータを含む第1のDCIを受信し得る。一実施例では、第2のBWPは第1のBWPとは異なる。無線デバイスは、第1のDCIを受信した後、または受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を中断し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了に応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を中断し得る。
一実施例では、無線デバイスは、第1のBWPをアクティブなBWPとして示す1つ以上のパラメータを含む第2のDCIを受信し得る。無線デバイスは、第2のDCIを受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了に応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了と、第1のBWPがデフォルトのBWPであることと、に応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。
一実施例では、無線デバイスは、第1のBWP(例えば、DLまたはUL)の1つ以上のSP CSIレポートのアクティブ化を示す1つ以上のパラメータを含む第1のDCIを受信し得る。無線デバイスは、第1のDCIの後、または第1のDCIに応答して、1つ以上のCSIパラメータを含む1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。一実施例では、1つ以上のCSIパラメータは、CQI、PMI、L1−RSRP、および/またはCRI、のうちの少なくとも1つを含み得る。
一実施例では、無線デバイスは、第2のBWPをアクティブなBWPとして示す1つ以上のパラメータを含む第2のDCIを受信し得る。一実施例では、第2のBWPは第1のBWPとは異なる。無線デバイスは、第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を中断し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了に応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を中断し得る。無線デバイスは、第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートを非アクティブ化し得る。無線デバイスは、第2のDCIを受信した後、または受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を停止し得る。一実施例では、1つ以上のSP CSIレポートを非アクティブ化することは、1つ以上のSP CSIレポートに関連付けられたSP CSIレポート構成の1つ以上の構成パラメータ(例えば、RRC層、MAC層、および/または物理層)をクリアまたは解放することを含み得る。SP CSIレポート構成は、DCI(例えば、第1のDCI)でアクティブ化され得る。
一実施例では、無線デバイスは、第1のBWPをアクティブなBWPとして示す1つ以上のパラメータと、1つ以上のSP CSIレポートの(再)アクティブ化と、を含む第3のDCI(複数可)を受信し得る。無線デバイスは、第3のDCI(複数可)を受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートを伝送し得る。無線デバイスは、第3のDCI(複数可)を受信することに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了に応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。無線デバイスは、BWP非アクティビティタイマの満了と第1のBWPがデフォルトのBWP(例えば、DLまたはUL)であることとに応答して、1つ以上のSP CSIレポートの伝送を再開し得る。
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、オフネットワーク無線デバイス、基地局、コアネットワーク、および/または同様のものなどのデバイスは、1つ以上のプロセッサと、メモリと、を備えることができる。メモリは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに一連のアクションを実行させる命令を記憶することができる。例示的なアクションの実施形態は、添付の図および明細書に示されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせてさらに別の実施形態を作り出すことができる。
図42は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4210では、無線デバイスは、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポートのための半永続的チャネル状態情報(CSI)レポート構成のアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信し得る。4220では、半永続的CSIレポート構成がアクティブ化され得る。4230では、半永続的CSIレポートは、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータに基づいて伝送され得る。4240では、第1のダウンリンク制御情報が受信され得る。第1のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4250では、半永続的CSIレポートの伝送は、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して中断され得る。4260では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4270では、第2のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、半永続的CSIレポートが伝送され得る。
例示的な実施形態によれば、無線デバイスは、物理アップリンク共有チャネルを介して、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータの少なくとも1つによって示される少なくとも1つの基準信号リソースに対して測定された半永続的CSIレポートを伝送し得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、チャネル品質インジケータの値であり得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、プリコーディング行列インデックスの値であり得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、ランクインジケータの値であり得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、レイヤ1基準信号受信電力の値であり得る。例示的な実施形態によれば、BWP非アクティビティタイマは、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示す第1のダウンリンク制御情報を受信することに応答して、タイマ値を用いて始動され得る。例示的な実施形態によれば、第2のダウンリンク制御情報は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化または非アクティブ化を示すフィールドを含まないことが可能である。例示的な実施形態によれば、無線リソース制御メッセージが受信され得る。無線リソース制御メッセージは、セルの複数の帯域幅部分の構成パラメータを含み得る。構成パラメータは、第1の帯域幅部分および第2の帯域幅部分を含む複数の帯域幅部分を示し得る。構成パラメータは、帯域幅部分の非アクティブタイマのタイマ値を示し得る。構成パラメータは、半永続的CSIレポート構成を含む複数の半永続的CSIレポート構成を示し得る。例示的な実施形態によれば、セルは、プライマリセルまたはセカンダリセルを含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、第1の帯域幅の値を含み得る。第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、セルの第2の帯域幅の値以下であり得る第1の帯域幅部分の第1の帯域幅の値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、第1の帯域幅の値を含み得る。第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の第1の帯域幅の値は、セルの第2の帯域幅の値以下であり得る。
例示的な実施形態によれば、無線デバイスは、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータの少なくとも1つによって示される物理アップリンク制御チャネルリソースを介して半永続的CSIレポートを伝送し得る。例示的な実施形態によれば、物理アップリンク制御チャネルは、半永続的CSIレポート構成に関連付けられ得る。
例示的な実施形態によれば、BWP非アクティビティタイマは、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示す第1のダウンリンク制御情報を受信することに応答して、タイマ値を用いて始動され得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分に関する第3のダウンリンク制御情報を受信することができる。例示的な実施形態によれば、データパケットは、第3のダウンリンク制御情報に基づいて受信されてもよい。
例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、周期的、半永続的、または非周期的レポート構成を示すCSIレポート構成タイプインジケータを含み得る。半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上の基準信号リソース構成パラメータを含み得る。半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート量パラメータを含み得る。半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート周波数領域構成パラメータを含み得る。半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上の物理アップリンク制御チャネルリソースを含み得る。半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート時間領域構成パラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、1つ以上の基準信号リソース構成パラメータによって示される1つ以上の基準信号時間リソースに基づいて取得され得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、1つ以上のレポート周波数領域構成パラメータによって示される1つ以上の基準信号周波数リソースに基づいて取得され得る。例示的な実施形態によれば、1つ以上のレポート量パラメータは、1つ以上のレポート量を示し得る。1つ以上のレポート量は、チャネル品質インジケータを含み得る。1つ以上のレポート量は、プリコーディング行列インデックスを含み得る。1つ以上のレポート量は、ランクインジケータを含み得る。1つ以上のレポート量は、レイヤ1基準信号受信電力を含み得る。例示的な実施形態によれば、無線デバイスは、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のレポート量パラメータによって示される、1つ以上のレポート量を含む半永続的CSIレポートを伝送し得る。例示的な実施形態によれば、無線デバイスは、半永続的CSIレポート構成の1つ以上の物理アップリンク制御チャネルリソースの物理アップリンク制御チャネルリソースを介して半永続的CSIレポートを伝送し得る。
図43は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4310では、基地局が、媒体アクセス制御制御要素を伝送し得る。媒体アクセス制御制御要素は、無線デバイスに対する第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポートに対する半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。4320では、媒体アクセス制御制御要素を受信した後、または受信することに応答して、無線デバイスからの半永続的CSIレポートが受信され得る。4330では、第1のダウンリンク制御情報が伝送され得る。第1のダウンリンク制御情報は、無線デバイスに対して第2の帯域幅部分のアクティブ状態への切り替えを示し得る。4340では、第1のダウンリンク制御情報を伝送した後、または伝送することに応答して、半永続的CSIレポートの受信が中断され得る。4350では、第2のダウンリンク制御情報が伝送され得る。第2のダウンリンク制御情報は、無線デバイスに対して第1の帯域幅部分をアクティブ状態に切り替えることを示し得る。4360では、第2のダウンリンク制御情報を伝送した後、または伝送することに応答して、半永続的CSIレポートが受信され得る。
例示的な実施形態によれば、基地局は、無線デバイスから、物理アップリンク共有チャネルを介して、半永続的なCSIレポート構成の1つ以上のパラメータのうちの少なくとも1つによって示される少なくとも1つの基準信号リソースに対して測定された半永続的なCSIレポートを受信し得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、チャネル品質インジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、プリコーディング行列インデックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、ランクインジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、レイヤ1基準信号受信電力の値を含み得る。例示的な実施形態によれば、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示す第1のダウンリンク制御情報を伝送することに応答して、無線デバイスに対してBWP非アクティビティタイマがタイマ値を用いて始動され得る。例示的な実施形態によれば、第2のダウンリンク制御情報は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化または非アクティブ化を示すフィールドを含まないことが可能である。例示的な実施形態によれば、無線リソース制御メッセージが伝送され得る。無線リソース制御メッセージは、セルの複数の帯域幅部分の構成パラメータを含み得る。構成パラメータは、第1の帯域幅部分および第2の帯域幅部分を含む複数の帯域幅部分を示し得る。構成パラメータは、帯域幅部分の非アクティブタイマのタイマ値を示し得る。構成パラメータは、半永続的CSIレポート構成を含む複数の半永続的CSIレポート構成を示し得る。例示的な実施形態によれば、セルは、プライマリセルまたはセカンダリセルを含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、第1の帯域幅の値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1の帯域幅部分の第1の帯域幅の値は、セルの第2の帯域幅の値以下であり得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、第2の帯域幅の値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の1つ以上の帯域幅部分パラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2の帯域幅部分の第2の帯域幅の値は、セルの第2の帯域幅の値以下であり得る。例示的な実施形態によれば、基地局は、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータのうちの少なくとも1つによって示される物理アップリンク制御チャネルリソースを介して半永続的CSIレポートを受信し得る。例示的な実施形態によれば、物理アップリンク制御チャネルリソースは、半永続的CSIレポート構成に関連付けられ得る。
例示的な実施形態によれば、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示す第1のダウンリンク制御情報を伝送することに応答して、BWP非アクティビティタイマがタイマ値を用いて始動され得る。例示的な実施形態によれば、第3のダウンリンク制御情報は、第2の帯域幅部分で伝送され得る。例示的な実施形態によれば、データパケットは、第3のダウンリンク制御情報に基づいて伝送され得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、周期的、半永続的、または非周期的レポート構成を示すCSIレポート構成タイプインジケータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上の基準信号リソース構成パラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート量パラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート周波数領域構成パラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上の物理アップリンク制御チャネルリソースを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のレポート時間領域構成パラメータを含み得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、1つ以上の基準信号リソース構成パラメータによって示される1つ以上の基準信号時間リソースに基づいて取得され得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、1つ以上のレポート周波数領域構成パラメータによって示される1つ以上の基準信号周波数リソースに基づいて取得され得る。例示的な実施形態によれば、1つ以上のレポート量パラメータは、1つ以上のレポート量を示し得る。1つ以上のレポート量は、チャネル品質インジケータを含み得る。1つ以上のレポート量は、プリコーディング行列インデックスを含み得る。1つ以上のレポート量は、ランクインジケータを含み得る。1つ以上のレポート量は、レイヤ1基準信号受信電力を含み得る。例示的な実施形態によれば、基地局は、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のレポート量パラメータによって示される、1つ以上のレポート量を含む半永続的CSIレポートを受信し得る。例示的な実施形態によれば、基地局は、半永続的CSIレポート構成の1つ以上の物理アップリンク制御チャネルリソースの物理アップリンク制御チャネルリソースを介して半永続的CSIレポートを受信し得る。
図44は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4410では、媒体アクセス制御制御要素が受信され得る。媒体アクセス制御制御要素は、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポートに対する半永続的チャネル状態情報(CSI)レポート構成のアクティブ化を示し得る。4420では、媒体アクセス制御制御要素を受信した後、または受信することに応答して、半永続的CSIレポート構成の1つ以上のパラメータに基づいて半永続的CSIレポートが伝送され得る。4430では、第1のダウンリンク制御情報が受信され得る。第1のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4440では、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、半永続的CSIレポートの伝送が中断され得る。
図45は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4510では、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポート構成に対する半永続的CSIレポートが伝送され得る。4520では、第1のダウンリンク制御情報が受信され得る。第1のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4530では、半永続的CSIレポートの伝送は、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して中断され得る。4540では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4550では、第2のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、半永続的CSIレポートが伝送され得る。例示的な実施形態によれば、媒体アクセス制御制御要素が受信され得る。媒体アクセス制御制御要素は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成は、媒体アクセス制御制御要素を受信した後、または受信することに応答してアクティブ化され得る。
図46は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4610では、第1のダウンリンク制御情報が受信され得る。第1のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4620では、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポートの伝送が中断され得る。4630では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4640では、第2のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポートが伝送され得る。
例示的な実施形態によれば、媒体アクセス制御制御要素を受信することができる。媒体アクセス制御制御要素は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成は、媒体アクセス制御制御要素を受信した後、または受信することに応答してアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、半永続的CSIレポートは、半永続的CSIレポート構成に基づいて伝送され得る。
図47は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4710では、1つ以上のメッセージが受信され得る。1つ以上のメッセージは、セルの構成パラメータを含むことができる。構成パラメータは、第1のBWPに関する1つ以上の半永続的CSIレポート構成を示し得る。4720では、媒体アクセス制御制御要素が受信され得る。媒体アクセス制御制御要素は、1つ以上の半永続的CSIレポート構成のうちの1つのアクティブ化を示し得る。4730では、1つ以上の半永続的CSIレポート構成のうちの1つは、媒体アクセス制御制御要素を受信した後、または受信することに応答してアクティブ化され得る。4740では、半永続的CSIレポートは、1つ以上の半永続的CSIレポート構成のうちの1つに基づいて、第1のBWPで伝送され得る。4750では、ダウンリンク制御情報が受信され得る。ダウンリンク制御情報は、アクティブBWPとして第1のBWPから第2のBWPへの切り替えを示し得る。4760では、半永続的CSIレポートの伝送は、ダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して中断され得る。
例示的な実施形態によれば、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブなBWPとして第1のBWPへの切り替えを示し得る。一実施形態によれば、第1のBWPに関する半永続的CSIレポートの伝送は、第2のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して再開され得る。
図48は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4810では、無線デバイスは、第1のダウンリンク制御情報を受信することができる。第1のダウンリンク制御情報は、第1の帯域幅部分の半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。4820では、半永続的CSIレポート構成は、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答してアクティブ化され得る。4830では、CSIレポートは、半永続的CSIレポート構成に基づいて、第1の帯域幅部分で伝送され得る。4840では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4850では、CSIレポートの伝送は、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して中断され得る。4860では、少なくとも第3のダウンリンク制御情報が受信され得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第2の帯域幅部分から第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。4870では、第1の帯域幅部分に関するCSIレポートは、少なくとも第3のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して伝送され得る。
図49は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。4910では、無線デバイスは、第1のダウンリンク制御情報を受信し得る。第1のダウンリンク制御情報は、第1の帯域幅部分に対する半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。4920では、半永続的CSIレポート構成は、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答してアクティブ化され得る。4930では、第1の帯域幅部分に対するCSIレポートは、半永続的CSIレポート構成に基づいて伝送され得る。4940では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。4950では、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、第1の帯域幅部分に対するCSIレポートの伝送が中断され得る。4960では、少なくとも第3のダウンリンク制御情報が受信され得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第2の帯域幅部分から第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。4970では、第1の帯域幅部分に対するCSIレポートは、少なくとも第3のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信したことに応じて伝送され得る。
図50は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。5010では、第1のダウンリンク制御情報が受信され得る。第1のダウンリンク制御情報は、第1の帯域幅部分に関する半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。5020では、第1のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、第1の帯域幅部分を介して、半永続的CSIレポート構成に基づいて半永続的CSIレポートが伝送され得る。5030では、第2のダウンリンク制御情報が受信され得る。第2のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分から第2の帯域幅部分への切り替えを示し得る。5040では、第2のダウンリンク制御情報を受信した後、または受信することに応答して、第1の帯域幅部分を介した半永続的CSIレポートの伝送が中断され得る。
一実施形態によれば、第3のダウンリンク制御情報が受信され得る。第3のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。一実施形態によれば、半永続的CSIレポート構成の再アクティブ化を示す第4のダウンリンク制御情報が受信され得る。一実施形態によれば、第1の帯域幅部分を介した半永続的CSIレポートの伝送は、第3のダウンリンク制御情報および第4のダウンリンク制御情報に応答して再開され得る。一実施形態によれば、少なくとも第3のダウンリンク制御情報が受信され得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、アクティブな帯域幅部分として第1の帯域幅部分への切り替えを示し得る。少なくとも第3のダウンリンク制御情報は、半永続的CSIレポート構成のアクティブ化を示し得る。一実施形態によれば、第1の帯域幅部分を介した半永続的CSIレポートの伝送は、少なくとも第3のダウンリンク制御情報の後、または少なくとも第3のダウンリンク制御情報に応答して再開され得る。
図51は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。5110では、1つ以上のメッセージが受信され得る。1つ以上のメッセージは、セルの構成パラメータを含むことができる。セルは、第1のダウンリンク帯域幅部分(BWP)を含み得る。セルは、第2のダウンリンクBWPを含み得る。セルは、少なくとも1つのアップリンクBWPを含み得る。構成パラメータは、第1のダウンリンクBWPの第1のチャネル状態情報レポートに対する少なくとも1つのアップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースの第1のパラメータを含み得る。構成パラメータは、第2のダウンリンクBWPの第2のチャネル状態情報レポートに対する少なくとも1つのアップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースの第2のパラメータを含み得る。5120では、第1のダウンリンクBWPの第1のチャネル状態情報レポートは、少なくとも1つのアップリンクBWPのアップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースを介して伝送され得る。5130では、アクティブなBWPは、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへ切り替わり得る。5140では、切り替え後、第2のダウンリンクBWPの第2のチャネル状態情報レポートは、少なくとも1つのアップリンクBWPのアップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースを介して伝送され得る。
例示的な実施形態によれば、構成パラメータは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上のBWPパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、帯域幅の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、構成パラメータは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上のBWPパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、帯域幅の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のダウンリンクBWPは、アクティブBWPとしてアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPを示すBWP識別子を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPを示すBWP識別子を含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、チャネル品質インジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、プリコーディング行列インデックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、ランクインジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、レイヤ1基準信号受信電力の値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、アクティブなBWPとして第2のダウンリンクBWPへの切り替えを示すダウンリンク制御情報を受信することに応答して、第2のダウンリンクBWPのダウンリンク制御チャネルが監視され得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号時間リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号周波数リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号時間リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号周波数リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、切り替えは、アクティブなBWPとして第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへの切り替えを示すダウンリンク制御情報を受信することに応答し得る。
例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポート構成のアクティブ化を示すコマンドが受信され得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートに対する第1のチャネル状態情報レポート構成は、コマンドに応答してアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくとも媒体アクセス制御制御要素を含み得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくともダウンリンク制御情報を含み得る。例示的な実施形態によれば、切り替えは、セルのBWP非アクティビティタイマの満了に応答し得る。例示的な実施形態によれば、第2のダウンリンクBWPは、デフォルトのBWPであり得る。例示的な実施形態によれば、BWP非アクティブティタイマは、RRCメッセージで構成され得る。
例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポート構成のアクティブ化を示すコマンドが受信され得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートに対する第2のチャネル状態情報レポート構成は、コマンドを受信することに応答してアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくとも媒体アクセス制御制御要素を含み得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくともダウンリンク制御情報を含み得る。
図52は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。5210では、基地局から無線デバイスに1つ以上のメッセージが伝送され得る。1つ以上のメッセージは、セルの構成パラメータを含むことができる。セルは、第1のダウンリンク帯域幅部分(BWP)を含み得る。セルは、第2のダウンリンクBWPを含み得る。セルは、少なくとも1つのアップリンクBWPを含み得る。構成パラメータは、第1のダウンリンクBWPの第1のチャネル状態情報レポートに対する少なくとも1つのアップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースの第1のパラメータを含み得る。構成パラメータは、第2のダウンリンクBWPの第2のチャネル状態情報レポートに対する少なくとも1つのアップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースの第2のパラメータを含み得る。5220では、第1のダウンリンクBWPの第1のチャネル状態情報レポートは、無線デバイスから、少なくとも1つのアップリンクBWPのアップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースを介して受信され得る。5230では、第2のダウンリンクBWPは、無線デバイスに対するアクティブ状態に切り替わり得る。5240では、切り替え後、第2のダウンリンクBWPの第2のチャネル状態情報レポートは、無線デバイスから、少なくとも1つのアップリンクBWPのアップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースを介して受信され得る。
例示的な実施形態によれば、構成パラメータは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上のBWPパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、帯域幅の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、構成パラメータは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上のBWPパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、周波数位置のパラメータを含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、帯域幅の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サブキャリア間隔の値を含み得る。1つ以上のBWPパラメータは、サイクリックプレフィックスの値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のダウンリンクBWPは、無線デバイスのアクティブBWPとしてアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPを示すBWP識別子を含み得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPを示すBWP識別子を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、チャネル品質インジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、プリコーディング行列インデックスの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、ランクインジケータの値を含み得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートまたは第2のチャネル状態情報レポートのうちの少なくとも1つは、レイヤ1基準信号受信電力の値を含み得る。
例示的な実施形態によれば、アクティブなBWPとして第2のダウンリンクBWPへの切り替えを示すダウンリンク制御情報を伝送することに応答して、第2のダウンリンクBWPのダウンリンク制御チャネルが伝送され得る。
例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号時間リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートは、第1のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号周波数リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号時間リソース構成に基づき得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートは、第2のダウンリンクBWPの1つ以上の基準信号周波数リソース構成に基づき得る。
例示的な実施形態によれば、切り替えは、アクティブBWPとして第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへの切り替えを示すダウンリンク制御情報を伝送することに応答し得る。
例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートに対する第1のチャネル状態情報レポート構成のアクティブ化を示すコマンドが伝送され得る。例示的な実施形態によれば、第1のチャネル状態情報レポートに対する第1のチャネル状態情報レポート構成は、コマンドに応答してアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくとも媒体アクセス制御制御要素を含み得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくともダウンリンク制御情報を含み得る。例示的な実施形態によれば、切り替えは、セルのBWP非アクティビティタイマの満了に応答し得る。例示的な実施形態によれば、第2のダウンリンクBWPは、デフォルトのBWPであり得る。例示的な実施形態によれば、BWP非アクティブティタイマは、RRCメッセージで構成され得る。
例示的な実施形態によれば、無線デバイスに対する第2のチャネル状態情報レポート構成に対する第2のチャネル状態情報レポート構成のアクティブ化を示すコマンドが伝送され得る。例示的な実施形態によれば、第2のチャネル状態情報レポートに対する第2のチャネル状態情報レポート構成は、コマンドを伝送することに応答してアクティブ化され得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくとも媒体アクセス制御制御要素を含み得る。例示的な実施形態によれば、コマンドは、少なくともダウンリンク制御情報を含み得る。
図53は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。5310では、無線デバイスは、セルの第1のダウンリンクBWPの第1の半永続的CSI構成をアクティブ化し得る。無線デバイスは、セルの第2のダウンリンクBWPの第2の半永続的CSI構成をアクティブ化し得る。5320では、第1のダウンリンクBWPの第1の半永続的CSI構成に対する第1の半永続的CSIレポートは、アップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースを介して伝送され得る。5330では、アクティブなBWPは、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPへ切り替わり得る。5340では、切り替え後、アップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースを介して、第2のダウンリンクBWPの第2の半永続的CSI構成に対する第2の半永続的CSIレポートが伝送され得る。
図54は、本開示の実施形態の態様のフロー図である。5410では、無線デバイスは、アップリンクBWP上の第1のアップリンク制御チャネルリソースを介して、セルの第1のダウンリンクBWPに関する第1の半永続的CSIレポートを伝送し得る。5420では、セルのアクティブなBWPは、第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPに切り替わり得る。5430では、切り替え後、アップリンクBWP上の第2のアップリンク制御チャネルリソースを介して、第2のダウンリンクBWPに対する第2の半永続的CSIレポートが伝送され得る。
本開示において、「a」および「an」ならびに同様の成句は、「少なくとも1つ」または「1つ以上」と解釈されるべきである。同様に、接尾語「(s)」で終わる任意の用語も、「少なくとも1つ」および「1つ以上」と解釈されるべきである。本開示において、用語「may」は、「場合があり、例えば」と解釈されるべきである。換言すれば、用語「may」は、用語「may」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に用いられ得る、または用いられ得ない多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。AおよびBが集合であり、Aの各要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bの部分集合と呼ばれる。本明細書では、空でない集合および部分集合のみが考慮されている。例えば、B={セル1、セル2}の可能な部分集合は、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。成句「に基づいて」は、用語「に基づいて」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用され得る、または、され得ないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。成句「に応じて」は、成句「に応じて」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用され得る、または、され得ないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。「含む(including)」および「含む(comprising)」という用語は、「含むが、それに限定されない」という意味として解釈されるべきである。
本開示および特許請求の範囲において、「第1」、「第2」、「第3」などの区別用語は、要素の順序または要素の機能性を意味することなく別個の要素を識別する。区別する用語は、実施形態を記載するときに、他の区別する用語で置き換えられる場合がある。
本開示では、様々な実施形態が開示されている。開示された例示的な実施形態からの制限、特徴、および/または要素が組み合わせられ、本開示の範囲内でさらなる実施形態を作成することができる。
本開示では、パラメータ(情報要素:IE)は、1つ以上のオブジェクトを含んでもよく、それらのオブジェクトの各々は、1つ以上の他のオブジェクトを含んでもよい。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的実施形態においては、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータのうちのパラメータが1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つに含まれるが、1つ以上のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
さらにまた、上記で提示された多くの特徴は、「may」の使用または括弧の使用により任意選択であるものとして説明されている。簡潔さおよび読みやすさのために、本開示は、任意選択の特徴のセットから選択することによって得られ得るありとあらゆる変更を明示的に記載していない。しかしながら、本開示は、そのような全ての変更を明示的に開示していると解釈されるべきである。例えば、3つの任意選択の特徴を有するものとして説明されたシステムは、7つの異なる方法、すなわち、3つの可能な特徴の1つのみ、3つの特徴のいずれか2つ、または3つの特徴の3つ全てによって具現化されることができる。
開示される実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、本明細書では、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを有する分離可能な要素として定義されている。本開示に記載されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせにおいて実装され得、それらは全て挙動的に等価である。例えば、モジュールは、ハードウェアマシンによって実行されるように構成されたコンピュータ言語(C、C++、Fortran、Java、Basic、Matlab、もしくは同等物など)で書かれたソフトウェアルーチン、またはSimulink、Stateflow、GNU Octave、もしくはLabVIEWMathScriptなどのモデリング/シミュレーションプログラムとして実装され得る。さらに、ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、およびCPLDは、プログラマブルデバイスの機能がより少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされることが多い。最後に、上記の技術はしばしば機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用されることを強調しておく必要がある。
この特許文書の開示には、著作権保護の対象となる資料が組み込まれている。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイルまたは記録にあるように、法律で要求される限られた目的のために、特許文書または特許開示のいずれかによるファクシミリ複製に異議を唱えないが、それ以外は全ての著作権を留保する。
様々な実施形態が上記で説明されてきたが、それらは例として提示されており、限定ではないことを理解されたい。当業者には、範囲から逸脱することなく、形態および詳細の様々な変更を行うことができることは明らかであろう。実際、上記の説明を読んだ後、代替の実施形態を実装する方法が関連技術分野の当業者に明らかになるであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
さらに、機能と利点を強調する図は、例示のみを目的として提示されていることを理解する必要がある。開示されたアーキテクチャは、示されている以外の方法で利用することができるように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いかなるフローチャートにリストされたアクションも、いくつかの実施形態で並べ替えられ、または任意選択としてのみ使用されてもよい。
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許または法的用語または表現に精通していない当該技術分野の科学者、技術者および実務家が、一瞥して本出願の技術的な開示の性質と本質を迅速に判断できるようにすることである。本開示の要約は、多少なりとも範囲を限定することを意図するものではない。
最後に、米国特許法第112条の下で、「のための手段」または「のためのステップ」という表現を含む特許請求の範囲のみを解釈することが出願人の意図である。「する手段」または「するステップ」という語句を明示的に含まない特許請求の範囲は、米国特許法第112条に基づいて解釈されるべきではない。