JP6901589B2 - 電気調理器及びその加熱制御回路、制御方法 - Google Patents

電気調理器及びその加熱制御回路、制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電器の技術分野に関し、特に電気調理器の加熱制御回路、電気調理器、及び電気調理器の加熱制御方法に関する。
電気調理器具(たとえは、電気炊飯器)は、一般的に、炊飯と保温の機能を有する。通常、電気調理器は、側面及び/又は上蓋に設けられた低電力の発熱体で保温機能を実現し、底部に設けられた高電力の発熱ディスクで炊飯機能を実現する。
上蓋の発熱体は、ほとんど低電力発熱線又はPTC(Positive Temperature Coefficient、正温度係数、通常、正温度係数のサーミスタを指す)ヒーターが使用される。発熱線は、電力が安定的であり、安全性及び信頼性が高いが、高価である。PTCヒーターは、電力が温度に応じて自動的に変化可能であり、加熱速度が高く、保温効果に寄与し、そしてコストが低い反面、生産プロセスによる制限のため、短絡が生じるおそれがある。PTCヒーターに短絡故障が生じる場合、電気調理器全体のシステムに影響を及ぼし、深刻な場合は電気炊飯器が高温により壊れてしまい、電気炊飯器が正常に使用できなくなる。
本願は、発明者の以下の課題についての知見及び研究に基づいてなされるものである。
関連技術では、電気炊飯器は、一般に、図1に示した回路を利用して加熱及び保温の機能を実現する。該方式を用いた加熱制御回路では、ボトム発熱ディスクH1及びPTCヒーターH2が給電回路において並列接続されているので、PTCヒーターH2に短絡故障が生じる場合、電気炊飯器全体のシステムに影響を及ぼし、深刻な場合は電気炊飯器が高温により壊れてしまい、電気炊飯器が正常に使用できなくなる。以上から分かるように、PTCヒーターH2に短絡故障が生じたときに、電気炊飯器のほかのシステムをその影響から保護できれば、電気炊飯器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
本発明は、上記技術における技術的課題の1つを少なくともある程度で解決することを目的とする。このため、本発明の第1目的は、電気調理器の加熱制御回路を提供することであり、該回路は、PTC加熱ユニットのインピーダンスが温度に応じて自動的に変化する特性を利用して、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
本発明の第2目的は、電気調理器の加熱制御回路を提供することである。
本発明の第3目的は、電気調理器の加熱制御方法を提供することである。
上記目的を達成させるために、本発明の第1態様の実施例は、電気調理器の加熱制御回路を提供し、この加熱制御回路は、第1加熱ユニットと、前記第1加熱ユニットに直列接続された後に、前記電気調理器の給電回路に並列接続された第1スイッチユニットと、少なくとも1つのPTC加熱ユニット及び少なくとも1つの第2スイッチユニットとを備え、前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットが前記少なくとも1つの第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットがそれぞれ前記第1スイッチユニットに並列接続され、前記第1加熱ユニット及び前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットは、前記第1スイッチユニットのスイッチ状態及び前記少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて加熱作動を行う。
本発明の実施例による電気調理器の加熱制御回路において、第1スイッチユニットは、第1加熱ユニットに直列接続された後に、電気調理器の給電回路に並列接続され、少なくとも1つのPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットは、少なくとも1つの第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットは、それぞれ第1スイッチユニットに並列接続され、第1加熱ユニット及び少なくとも1つのPTC加熱ユニットは、第1スイッチユニットのスイッチ状態及び少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて加熱作動を行う。したがって、該回路は、PTC加熱ユニットのインピーダンスが温度に応じて自動的に変化する特性を利用して、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
また、本発明の上記実施例による電気調理器の加熱制御回路は、下記追加の技術的特徴をさらに有してもよい。
本発明の一実施例によれば、前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットが1つである場合、前記少なくとも1つの第2スイッチユニットは、1つであり、前記第1加熱ユニットの一端は、前記給電回路の第1端に接続され、前記第1加熱ユニットの他端は、前記第1スイッチユニットの一端に接続され且つ第1ノードを有し、前記第1スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記PTC加熱ユニットの一端は、前記第1ノードに接続され、前記PTC加熱ユニットの他端は、前記第2スイッチユニットの一端に接続され、前記第2スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続される。
本発明の一実施例によれば、前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、マイクロ電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱する。
本発明の一実施例によれば、前記第1加熱ユニットは、前記ボトム発熱ディスクを含み、且つ前記ボトム発熱ディスクは、前記電気調理器の底部に対応して設けられ、前記PTC加熱ユニットは、PTCヒーターを含み、前記PTCヒーターは、前記電気調理器の上蓋に対応して設けられる。
本発明の一実施例によれば、前記第1スイッチユニット及び前記第2スイッチユニットは、いずれも電子スイッチである。
本発明の一実施例によれば、前記第1スイッチユニットは、リレーであり、前記第2スイッチユニットは、双方向トライアックである。
本発明の一実施例によれば、上記電気調理器は、各々のPTC加熱ユニットに短絡が生じたか否かを検出するための故障検出ユニットと、前記故障検出ユニットに接続され、前記故障検出ユニットによりいずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニットに対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせる制御ユニットと、をさらに備える。
上記目的を達成させるために、本発明の第2態様の実施例は、本発明の第1態様の実施例に記載の電気調理器の加熱制御回路を備える電気調理器を提供する。
本発明の実施例の電気調理器は、上記電気調理器の加熱制御回路によって、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
上記目的を達成させるために、本発明の第3態様の実施例は、電気調理器の加熱制御方法を提供し、前記電気調理器は、第1加熱ユニット、第1スイッチユニット、少なくとも1つのPTC加熱ユニット及び少なくとも1つの第2スイッチユニットを備え、前記第1スイッチユニットは、前記第1加熱ユニットに直列接続された後に、前記電気調理器の給電回路に並列接続され、前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットは、前記少なくとも1つの第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットは、それぞれ前記第1スイッチユニットに並列接続され、前記加熱制御方法は、前記第1スイッチユニットのスイッチ状態を検出し、且つ前記少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態を検出するステップと、前記第1スイッチユニットのスイッチ状態及び前記少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて、前記第1加熱ユニット及び前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットが対応する加熱作動を行うように制御するステップと、を含む。
本発明の実施例による電気調理器の加熱制御方法によれば、第1スイッチユニットのスイッチ状態及び少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて、第1加熱ユニット及び少なくとも1つのPTC加熱ユニットが対応する加熱作動を行うように制御することによって、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それによって、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
また本発明の上記実施例による電気調理器の加熱制御方法は、下記追加の技術的特徴をさらに有してもよい。
本発明の一実施例によれば、前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットが1つである場合、前記少なくとも1つの第2スイッチユニットは、1つであり、前記第1加熱ユニットの一端は、前記給電回路の第1端に接続され、前記第1加熱ユニットの他端は、前記第1スイッチユニットの一端に接続され且つ第1ノードを有し、前記第1スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記PTC加熱ユニットの一端は、前記第1ノードに接続され、前記PTC加熱ユニットの他端は、前記第2スイッチユニットの一端に接続され、前記第2スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、マイクロ電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱する。
本発明の一実施例によれば、上記電気調理器の加熱制御方法は、各々のPTC加熱ユニットに短絡が生じたか否かを検出するステップと、いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニットに対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせるステップと、を含む。
本発明の上記及び/又は追加の態様及び利点は、以下、図面を参照しながら実施例を説明することにより明らかで理解しやすくなる。
関連技術における電気調理器の加熱制御回路の回路図である。 本発明の第1実施例による電気調理器の加熱制御回路の回路図である。 本発明の第2実施例による電気調理器の加熱制御回路の回路図である。 本発明の第3実施例による電気調理器の加熱制御回路の回路図である。 本発明の第4実施例による電気調理器の加熱制御回路の回路図である。 本発明の一実施例の電気調理器の加熱制御方法のフローチャートである。 本発明の別の実施例による電気調理器の加熱制御方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例示を図面に示し、ここで最初から最後まで同じ又は類似した符号は、同じ又は類似した部品又は同じ又は類似した機能を有する部品を示す。以下、図面を参照しながら説明する実施例は、例示的なものであり、本発明を解釈するために過ぎず、本発明を制限するものと理解されるべきでない。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例に係る電気調理器の加熱制御回路、電気調理器、及び電気調理器の加熱制御方法を説明する。
図2は、本発明の第1実施例による電気調理器の加熱制御回路の回路図である。図2に示されるように、該回路は、第1加熱ユニット10、第1スイッチユニットS1、PTC加熱ユニット20、及び第2スイッチユニットS2を備える。
その中で、第1スイッチユニットS1は、第1加熱ユニット10に直列接続された後に、電気調理器の給電回路に並列接続される。PTC加熱ユニット20及び第2スイッチユニットS2は、少なくとも1つであり、少なくとも1つのPTC加熱ユニット20のうちの各々のPTC加熱ユニット20は、少なくとも1つの第2スイッチユニットS2のうちの各々の第2スイッチユニットS2に1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット20及び第2スイッチユニットS2は、それぞれ第1スイッチユニットS1に並列接続される。第1加熱ユニット10及び少なくとも1つのPTC加熱ユニット20は、第1スイッチユニットS1のスイッチ状態及び少なくとも1つの第2スイッチユニットS2のスイッチ状態に応じて加熱作動を行う。
さらに、図3に示されるように、少なくとも1つのPTC加熱ユニット20が1つである場合、少なくとも1つの第2スイッチユニットS2は、1つであり、第1加熱ユニット10の一端は、給電回路の第1端(たとえば、ライブ線L)に接続され、第1加熱ユニット10の他端は、第1スイッチユニットS1の一端に接続され且つ第1ノードQ1を有し、第1スイッチユニットS1の他端は、給電回路の第2端(たとえば、ニュートラル線N)に接続され、PTC加熱ユニット20の一端は、第1ノードQ1に接続され、PTC加熱ユニット20の他端は、第2スイッチユニットS2の一端に接続され、第2スイッチユニットS2の他端は、給電回路の第2端(たとえば、ニュートラル線N)に接続される。
本発明の実施例において、第1加熱ユニット10は、ボトム発熱ディスクを含み、且つボトム発熱ディスクは、電気調理器の底部に対応して設けられ、PTC加熱ユニット20は、PTCヒーターを含み、PTCヒーターは、電気調理器の上蓋に対応して設けられる。
具体的には、第1加熱ユニット10は、ボトム発熱ディスクであり、電力が大きく、電気調理器の調理加熱作動を行い、第1スイッチユニットS1は、ボトム発熱ディスクスイッチであり、ボトム発熱ディスクのオン・オフを制御する。PTC加熱ユニット20は、PTCヒーターであり、電気調理器の上蓋の加熱及び保温作動を行い、第2スイッチユニットS2は、PTCヒータースイッチであり、PTC加熱ユニット20のオン・オフを制御する。図2及び図3から分かるように、どんな状況でも、PTC加熱ユニット20に短絡が生じたとしても、ライブ線L及びニュートラル線Nには常に負荷が存在することが確保され、電気調理器のほかのシステムに影響することはなく、電気調理器の作動信頼性を向上させる。さらに、PTCのコストが低いため、電気調理器のコストを削減できる。
さらに、本発明の一実施例によれば、第1スイッチユニットS1がオン状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオフ状態である場合、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱し、PTC加熱ユニット20は、加熱せず、PTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。第1スイッチユニットS1がオン状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオン状態である場合、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱し、PTC加熱ユニット20は、加熱せず、PTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットS1がオフ状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオフ状態である場合、第1加熱ユニット10は、加熱せず、PTC加熱ユニット20は、加熱せず、PTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。第1スイッチユニットS1がオフ状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオン状態である場合、第1加熱ユニット10は、マイクロ電力で加熱し、PTC加熱ユニット20は、全電力で加熱し、PTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱する。
具体的には、図3に示されるように、第1スイッチユニットS1がオン状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオフ状態である場合、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱作動を行い、PTC加熱ユニット20は、作動しない。この場合、PTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットS1がオン状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオン状態である場合、PTC加熱ユニット20の両端での電圧が同じであるため、PTC加熱ユニット20は、作動せず、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱作動を行い、このときにPTC加熱ユニット20に短絡故障が生じたとしても、第1加熱ユニット10の作動状態に影響を与えることがなく、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットS1がオフ状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオフ状態である場合、第1加熱ユニット10及びPTC加熱ユニット20のいずれも作動せず、このときにPTC加熱ユニット20に短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットS1がオフ状態であり且つ第2スイッチユニットS2がオン状態である場合、第1加熱ユニット10及びPTC加熱ユニット20は、直列接続されて加熱作動を行う。PTC加熱ユニット20のインピーダンスが温度の上昇に伴い段階的に上昇するため、ほとんどの電圧降下がPTC加熱ユニット20に発生し、第1加熱ユニット10の分圧が極めて小さい。第1加熱ユニット10及びPTC加熱ユニット20が直列接続されて加熱作動を行うものの、実際には、第1加熱ユニット10の加熱電力が極めて小さく、電気調理器は、保温作動を行う。この場合、PTC加熱ユニット20に短絡故障が生じる場合、第1加熱ユニット10は、全電力で加熱し、電気調理器は、保温機能を失うだけであり、ライブ線Lとニュートラル線Nの間に短絡が生じることがなく、電気調理器が高温による壊れることを回避し、電気調理器の作動信頼性を向上させる。
上記から分かるように、本発明の実施例による電気調理器の加熱制御回路において、PTC加熱ユニット20に短絡故障が生じたとしても、ライブ線Lとニュートラル線Nの間に常に負荷が存在するため、電気調理器のシステム全体が高温により壊れることがなく、電気調理器の作動信頼性を向上させる。
本発明の実施例では、第1スイッチユニットS1及び第2スイッチユニットS2は、機械式スイッチであってもよく、電子スイッチであってもよいことが理解され得る。第1スイッチユニットS1及び第2スイッチユニットS2のいずれも電子スイッチである場合、図4に示されるように、PTC加熱ユニット20が1つである場合を例にすると、第1スイッチユニットS1は、リレーであってもよく、第2スイッチユニットS2は、双方向トライアックであってもよい。
第1スイッチユニットS1及び第2スイッチユニットS2は電子スイッチが使用される場合、PTC加熱ユニット20の短絡故障を識別して、ユーザーがタイムリーで修理できるようにユーザーに通知することができる。具体的には、図5に示されるように、上記電気調理器の加熱制御回路は、故障検出ユニット30及び制御ユニット40をさらに備えてもよい。
その中で、故障検出ユニット30は、各々のPTC加熱ユニット20に短絡が生じたか否かを検出することに用いられる。制御ユニット40は、故障検出ユニット30に接続され、制御ユニット40は、故障検出ユニット30によりいずれか1つのPTC加熱ユニット20に短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニット20に対応する第2スイッチユニットS2を制御してオフさせる。
具体的には、図5に示されるように、故障検出ユニット30は、電流信号を収集するための抵抗であってもよく、制御ユニット40は、電流信号に基づいて第2スイッチユニットS2を制御する。PTC加熱ユニット20が正常に作動するとき、故障検出ユニット30は、正常な電流信号を収集できる。いずれか1つのPTC加熱ユニット20に短絡故障が生じた場合、故障検出ユニット30は、対応するチャンネルの電流信号を収集できず、この場合、制御ユニット40は、対応する第2スイッチユニットS2を制御してオフさせればよく、エネルギーを節約できる。
また、制御ユニット40は、対応する故障チャンネルの第2スイッチユニットS2をオフさせた後、故障通知を送信するように対応するプロンプトユニットを制御し、ユーザーがタイムリーで修理できるようにユーザーに通知することもできる。
要約すると、本発明の実施例による電気調理器の加熱制御回路において、第1スイッチユニットは、第1加熱ユニットに直列接続された後に、電気調理器の給電回路に並列接続され、少なくとも1つのPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットは、少なくとも1つの第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットは、それぞれ第1スイッチユニットに並列接続され、第1加熱ユニット及び少なくとも1つのPTC加熱ユニットは、第1スイッチユニットのスイッチ状態及び少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて加熱作動を行う。このため、該回路は、PTC加熱ユニットのインピーダンスが温度に応じて自動的に変化する特性を利用して、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。また、該回路は、いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニットに対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせることもでき、それにより、エネルギーを節約する。
本発明は、上記電気調理器の加熱制御回路を備える電気調理器をさらに提供する。
本発明の実施例の電気調理器は、上記電気調理器の加熱制御回路によって、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。
また、本発明は、電気調理器の加熱制御方法をさらに提供し、以下、特定の実施例を参照しながら、本発明による電気調理器の加熱制御方法を説明する。
図6は、本発明の一実施例による電気調理器の加熱制御方法のフローチャートである。図2に示されるように、電気調理器は、第1加熱ユニット、第1スイッチユニット、少なくとも1つのPTC加熱ユニット及び少なくとも1つの第2スイッチユニットを備え、第1スイッチユニットは、第1加熱ユニットに直列接続された後に、電気調理器の給電回路に並列接続され、少なくとも1つのPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットは、少なくとも1つの第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットは、それぞれ第1スイッチユニットに並列接続される。図6に示されるように、電気調理器の加熱制御方法は、
第1スイッチユニットのスイッチ状態を検出し、且つ少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態を検出するステップS10と、
第1スイッチユニットのスイッチ状態及び少なくとも1つの第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて、第1加熱ユニット及び少なくとも1つのPTC加熱ユニットが対応する加熱作動を行うように制御するステップS20と、を含む。
さらに、図3に示されるように、少なくとも1つのPTC加熱ユニットが1つである場合、少なくとも1つの第2スイッチユニットは、1つであり、第1加熱ユニットの一端は、給電回路の第1端(たとえば、ライブ線)に接続され、第1加熱ユニットの他端は、第1スイッチユニットの一端に接続され且つ第1ノードを有し、第1スイッチユニットの他端は、給電回路の第2端(たとえば、ニュートラル線)に接続され、PTC加熱ユニットの一端は、第1ノードに接続され、PTC加熱ユニットの他端は、第2スイッチユニットの一端に接続され、第2スイッチユニットの他端は、給電回路の第2端(たとえば、ニュートラル線)に接続される。
その中で、第1スイッチユニットがオン状態であり且つ第2スイッチユニットがオフ状態である場合、第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、PTC加熱ユニットは、加熱せず、PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオン状態であり且つ第2スイッチユニットがオン状態である場合、第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、PTC加熱ユニットは、加熱せず、PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ第2スイッチユニットがオフ状態である場合、第1加熱ユニットは、加熱せず、PTC加熱ユニットは、加熱せず、PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ第2スイッチユニットがオン状態である場合、第1加熱ユニットは、マイクロ電力で加熱し、PTC加熱ユニットは、全電力で加熱し、PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、第1加熱ユニットは、全電力で加熱する。
具体的には、第1スイッチユニットがオン状態であり且つ第2スイッチユニットがオフ状態である場合、第1加熱ユニットは、全電力で加熱作動を行い、PTC加熱ユニットは、作動しない。この場合、PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオン状態であり且つ第2スイッチユニットがオン状態である場合、PTC加熱ユニットの両端での電圧が同じであるため、PTC加熱ユニットは、作動せず、第1加熱ユニットは、全電力で加熱作動を行い、このときにPTC加熱ユニットに短絡故障が生じたとしても、第1加熱ユニットの作動状態に影響を与えることがなく、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ第2スイッチユニットがオフ状態である場合、第1加熱ユニット及びPTC加熱ユニットのいずれも作動せず、このときにPTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、電気調理器は、現在の作動状態を保持する。
第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ第2スイッチユニットがオン状態である場合、第1加熱ユニット及びPTC加熱ユニットは、直列接続されて加熱作動を行う。PTC加熱ユニットのインピーダンスが温度の上昇に伴い段階的に上昇するため、ほとんどの電圧落下がPTC加熱ユニットに発生し、第1加熱ユニットの分圧が極めて小さく、第1加熱ユニット及びPTC加熱ユニットが直列接続されて加熱作動を行うものの、実際には、第1加熱ユニットの加熱電力が極めて小さく、電気調理器は、保温作動を行う。この場合。PTC加熱ユニットに短絡故障が生じる場合、第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、ライブ線とニュートラル線の間に短絡が生じることがなく、電気調理器が高温による壊れることを回避し、電気調理器の作動信頼性を向上させる。
上記から分かるように、PTC加熱ユニットに短絡故障が生じたとしても、ライブ線とニュートラル線の間に常に負荷が存在するため、電気調理器のシステム全体が高温により壊れることがなく、電気調理器の作動信頼性を向上させる。
本発明の一実施例によれば、図7に示されるように、上記電気調理器の加熱制御方法は、
各々のPTC加熱ユニットに短絡が生じたか否かを検出するステップS30と、
いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニットに対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせるステップS40と、を含む。
具体的には、図5に示されるように、故障検出ユニットにより電流信号を収集して、各々のPTC加熱ユニットに短絡が生じたか否かを検出し、次に、電流信号に基づいて第2スイッチユニットのオン・オフを制御することができる。PTC加熱ユニットが正常に作動するとき、故障検出ユニットは、正常な電流信号を収集できる。いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡故障が生じた場合、故障検出ユニットは、対応するチャンネルの電流信号を収集できず、この場合、対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせればよく、エネルギーを節約できる。
また、対応する故障チャンネルの第2スイッチユニットをオフさせた後、故障通知を送信するように対応するプロンプトユニットを制御し、ユーザーがタイムリーで修理できるようにユーザーに通知することもできる。
要約すると、本発明の実施例による電気調理器の加熱制御方法は、PTC加熱ユニットに短絡が生じたときに電気調理器のほかのシステムの正常な作動に影響を及ぼさず、それにより、電気調理器の作動信頼性を向上させるだけでなく、コストを削減できる。また、該方法は、いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニットに対応する第2スイッチユニットを制御してオフさせこともでき、それにより、エネルギーを節約する。
本発明の説明において、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「円周方向」などにより示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を容易に説明し、説明を簡略化するために過ぎず、示された装置又は部品が特定の方位を有したり、特定の方位で構造及び操作されたりすることを指示又は示唆するものではなく、したがって、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
また、用語「第1」及び「第2」は、説明するために過ぎず、相対的な重要性を示す又は暗示する、又は示された技術的特徴の数を暗黙的に示すと理解されるべきではない。したがって、「第1」又は「第2」により限定される特徴は、少なくとも1つのこの特徴を明示的又は暗黙的に含み得る。本発明の説明において、特に明記しない限り、「複数」の意味は、少なくとも2つ、例えば2つ、3つなどである。
本発明において、特に明確な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「連結」、「接続」、「固定」などの用語は、広義で理解すべきであり、たとえば、特に明記する場合を除く、固定して接続されてもよく、取り外し可能に接続されてもよく、一体化してもよい;機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよい;直接接続されてもよく、中間媒体を介して間接的に接続されてもよく、2つの部品の内部が連通し又は2つの部品が互に作用する関係であってもよい。当業者であれば、本発明における上記用語の特定の意味は、具体的な状況に応じて理解できる。
本発明において、特に明確な規定及び限定がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にある場合、第1特徴は、第2特徴と直接接触し、第1特徴及び第2特徴は、中間媒体を介して間接的に接触する。さらに、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」及び「上面」にある場合、第1特徴は、第2特徴の真上又は斜上方にあってもよく、又は単に第1特徴の水平面からの高さが第2特徴のそれより高いことを示すに過ぎない。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」及び「下面」にある場合、第1特徴は、第2特徴の真下又は斜下方にあってもよく、又は単に第1特徴の水平面からの高さが第2特徴のそれより低いことを示すに過ぎない。
本明細書の説明において、「一実施例」、「一部の実施例」、「例」、「特定の例」又は「一部の例」などの記載は、この実施例又は例を参照しながら説明する特定の特徴、構造、材料又は特性が本発明の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書では、上記用語の模式的な説明は、必ずしも同じ実施例又は例に対するわけではない。さらに、説明される特定の特徴、構造、材料、又は特性は、いずれか1つ又は複数の実施例又は例において適切な方法で組み合わせることができる。また、矛盾しない限り、当業者であれば、本明細書に記載されているさまざまな実施例又は例、及びさまざまな実施例又は例の特徴を任意に結合したり組み合わせたりすることができる。
以上、本発明の実施例を示して説明したが、上述実施例は、例示的なものであり、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の範囲内で上記実施例について変形、修正、置換及び変形を行うことができる。
10 第1加熱ユニット
20 PTC加熱ユニット
30 故障検出ユニット
40 制御ユニット

Claims (7)

  1. 電気調理器の加熱制御回路であって、
    第1加熱ユニット(10)と、
    前記第1加熱ユニット(10)に直列接続された後に、前記電気調理器の給電回路に並列接続された第1スイッチユニット(S1)と、
    複数のPTC加熱ユニット(20)及び複数の第2スイッチユニット(S2)とを、備え、
    前記複数のPTC加熱ユニット(20)のうちの各々のPTC加熱ユニット(20)が前記複数の第2スイッチユニット(S2)のうちの各々の第2スイッチユニット(S2)に1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット(20)及び第2スイッチユニット(S2)がそれぞれ前記第1スイッチユニット(S1)に並列接続され、
    前記第1加熱ユニット(10)及び前記複数のPTC加熱ユニット(20)は、前記第1スイッチユニット(S1)のスイッチ状態及び前記複数の第2スイッチユニット(S2)のスイッチ状態に応じて加熱作動を行い、
    前記第1加熱ユニット(10)の一端は、前記給電回路の第1端に接続され、前記第1加熱ユニット(10)の他端は、前記第1スイッチユニット(S1)の一端に接続され且つ第1ノード(Q1)を有し、前記第1スイッチユニット(S1)の他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記複数のPTC加熱ユニット(20)の一端は、前記第1ノード(Q1)に接続され、前記複数のPTC加熱ユニット(20)の他端は、前記複数の第2スイッチユニット(S2)の一端に接続され、前記複数の第2スイッチユニット(S2)の他端は、前記給電回路の第2端に接続され、
    前記第1スイッチユニット(S1)及び前記複数の第2スイッチユニット(S2)は、電子スイッチであり、
    各々のPTC加熱ユニット(20)に短絡が生じたか否かを検出するための故障検出ユニット(30)と、をさらに含み、
    前記故障検出ユニット(30)の一端は前記第1ノード(Q1)に接続され、
    前記故障検出ユニット(30)の他端に接続され、前記故障検出ユニット(30)によりいずれか1つのPTC加熱ユニット(20)に短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニット(20)に対応する第2スイッチユニット(S2)を制御してオフさせる制御ユニット(40)と、をさらに備える、を特徴とする電気調理器の加熱制御回路。
  2. 前記第1スイッチユニット(S1)がオン状態であり且つ前記第2スイッチユニット(S2)がオフ状態である場合、前記第1加熱ユニット(10)は、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニット(20)は、加熱せず、前記PTC加熱ユニット(20)に短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニット(S1)がオン状態であり且つ前記第2スイッチユニット(S2)がオン状態である場合、前記第1加熱ユニット(10)は、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニット(20)は、加熱せず、前記PTC加熱ユニット(20)に短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニット(S1)がオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニット(S2)がオフ状態である場合、前記第1加熱ユニット(10)は、加熱せず、前記PTC加熱ユニット(20)は、加熱せず、前記PTC加熱ユニット(20)に短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニット(S1)がオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニット(S2)がオン状態である場合、前記第1加熱ユニット(10)は、マイクロ電力で加熱し、前記PTC加熱ユニット(20)は、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニット(20)に短絡が生じる場合、前記第1加熱ユニット(10)は、全電力で加熱することを特徴とする請求項に記載の電気調理器の加熱制御回路。
  3. 前記第1加熱ユニット(10)は、ボトム発熱ディスクを含み、且つ前記ボトム発熱ディスクは、前記電気調理器の底部に対応して設けられ、前記PTC加熱ユニット(20)は、PTCヒーターを含み、前記PTCヒーターは、前記電気調理器の上蓋に対応して設けられることを特徴とする請求項に記載の電気調理器の加熱制御回路。
  4. 前記第1スイッチユニット(S1)は、リレーであり、前記第2スイッチユニット(S2)は、双方向トライアックであることを特徴とする請求項に記載の電気調理器の加熱制御回路。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電気調理器の加熱制御回路を備えることを特徴とする電気調理器。
  6. 電気調理器の加熱制御方法であって、
    前記電気調理器は、第1加熱ユニット、第1スイッチユニット、複数のPTC加熱ユニット、及び複数の第2スイッチユニットを備え、前記第1スイッチユニットは、前記第1加熱ユニットに直列接続された後に、前記電気調理器の給電回路に並列接続され、前記複数のPTC加熱ユニットのうちの各々のPTC加熱ユニットは、前記複数の第2スイッチユニットのうちの各々の第2スイッチユニットに1対1で対応して直列接続され、各々の直列接続されたPTC加熱ユニット及び第2スイッチユニットは、それぞれ前記第1スイッチユニットに並列接続され、
    前記第1加熱ユニット(10)の一端は、前記給電回路の第1端に接続され、前記第1加熱ユニット(10)の他端は、前記第1スイッチユニット(S1)の一端に接続され且つ第1ノード(Q1)を有し、前記第1スイッチユニット(S1)の他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記複数のPTC加熱ユニット(20)の一端は、前記第1ノード(Q1)に接続され、前記複数のPTC加熱ユニット(20)の他端は、前記複数の第2スイッチユニット(S2)の一端に接続され、前記複数の第2スイッチユニット(S2)の他端は、前記給電回路の第2端に接続され、
    前記第1スイッチユニット(S1)及び前記複数の第2スイッチユニット(S2)は、電子スイッチであり、
    各々のPTC加熱ユニット(20)に短絡が生じたか否かを検出するための故障検出ユニット(30)と、をさらに含み、
    前記故障検出ユニット(30)の一端は前記第1ノード(Q1)に接続され、
    前記故障検出ユニット(30)の他端に接続され、前記故障検出ユニット(30)によりいずれか1つのPTC加熱ユニット(20)に短絡が生じたことが検出される場合、該短絡が生じたPTC加熱ユニット(20)に対応する第2スイッチユニット(S2)を制御してオフさせる制御ユニット(40)と、をさらに備え、
    前記加熱制御方法は、
    前記第1スイッチユニットのスイッチ状態を検出し、且つ前記複数の第2スイッチユニットのスイッチ状態を検出するステップと、
    前記第1スイッチユニットのスイッチ状態及び前記複数の第2スイッチユニットのスイッチ状態に応じて、前記第1加熱ユニット及び前記複数のPTC加熱ユニットが対応する加熱作動を行うように制御するステップと、
    各々のPTC加熱ユニットに短絡が生じたか否かを検出するステップと、
    いずれか1つのPTC加熱ユニットに短絡が生じたとき、該短絡が発生したPTC加熱ユニットに対応した第2スイッチユニットを制御してオフさせるステップと、をさらに含むことを特徴とする電気調理器の加熱制御方法。
  7. 前記少なくとも1つのPTC加熱ユニットが1つである場合、前記少なくとも1つの第2スイッチユニットは、1つであり、前記第1加熱ユニットの一端は、前記給電回路の第1端に接続され、前記第1加熱ユニットの他端は、前記第1スイッチユニットの一端に接続され且つ第1ノードを有し、前記第1スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続され、前記PTC加熱ユニットの一端は、前記第1ノードに接続され、前記PTC加熱ユニットの他端は、前記第2スイッチユニットの一端に接続され、前記第2スイッチユニットの他端は、前記給電回路の第2端に接続され、
    前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニットがオン状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオフ状態である場合、前記第1加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットは、加熱せず、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記電気調理器は、現在の作動状態を保持し、
    前記第1スイッチユニットがオフ状態であり且つ前記第2スイッチユニットがオン状態である場合、前記第1加熱ユニットは、マイクロ電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットは、全電力で加熱し、前記PTC加熱ユニットに短絡が生じる場合、前記第1加熱ユニットは、全電力で加熱することを特徴とする請求項に記載の電気調理器の加熱制御方法。
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