JP6900924B2 - 積層電極体の製造方法 - Google Patents

積層電極体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6900924B2
JP6900924B2 JP2018051025A JP2018051025A JP6900924B2 JP 6900924 B2 JP6900924 B2 JP 6900924B2 JP 2018051025 A JP2018051025 A JP 2018051025A JP 2018051025 A JP2018051025 A JP 2018051025A JP 6900924 B2 JP6900924 B2 JP 6900924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
strip
shaped
length direction
electrode plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018051025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019164902A (ja
Inventor
晃大 新谷
晃大 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018051025A priority Critical patent/JP6900924B2/ja
Publication of JP2019164902A publication Critical patent/JP2019164902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6900924B2 publication Critical patent/JP6900924B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、積層電極体の製造方法に関する。
特許文献1には、正極板と負極板とセパレータとが積層方向に積層された積層電極体の製造方法が開示されている。具体的には、まず、帯状の負極板と帯状のセパレータとが積層方向に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を製造する。次に、帯状のセパレータ付き負極板と帯状の正極板とを圧着して、帯状のセパレータ付き負極板と帯状の正極板とが積層方向に積層されて一体となった帯状積層電極体を形成する。その後、帯状積層電極体を、長さ方向について一定の間隔で切断して、複数の積層電極体を作製する。なお、正極板は、正極集電箔と、正極集電箔の表面に形成された正極合材層とを有している。
特開2017−68962号公報
本願発明者は、正極板と負極板とセパレータとが積層方向に積層された積層電極体の製造方法として、次のような方法を検討している。
まず、帯状の負極板と帯状のセパレータとが積層方向に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を製造する。具体的には、例えば、帯状の負極板と帯状のセパレータとを積層方向に積層しつつ、両者を圧着して、帯状のセパレータ付き負極板を製造する。
次いで、ロールプレス工程において、帯状のセパレータ付き負極板のうち帯状のセパレータの表面上に、帯状のセパレータ付き負極板の長さ方向について一定の間隙を空けて、正極板を載置した帯状体を、長さ方向に搬送しつつ回転する一対のロールの間に通す。これによって、帯状体に対し積層方向に圧縮荷重を加えて、帯状のセパレータ付き負極板と正極板とが圧着された帯状積層電極体を形成する。なお、帯状のセパレータの表面上に載置される正極板は、最終的に製造される積層電極体に含まれる正極板と同等の大きさの正極板であり、例えば、帯状の正極板を長さ方向について一定の間隔で切断して、積層電極体の正極板と同等の大きさにする。
その後、切断工程において、ロールプレス工程において形成された帯状積層電極体を、その長さ方向に間隙を空けて隣り合う2つの正極板の間の位置で切断して、積層電極体を作製する。このようにすることで、長さ方向について正極板(正極合材層)よりも負極板(負極合材層)のほうが大きい積層電極体を製造することができる。
ところで、上述のロールプレス工程では、一対のロールのうち一方のロール(第1ロール)が、長さ方向に間隔を空けて並ぶ各々の正極合材層に接触する態様で、各々の正極合材層に対して積層方向に圧力をかけてゆくことになる。このようなロールプレス工程では、正極合材層のうち長さ方向の両端部(以下、長さ方向両端部ともいう)に第1ロールが接触するときの接触面積が、正極合材層のうち長さ方向両端部の間に位置する中間部に第1ロールが接触するときの接触面積に比べて小さくなるため、正極合材層の長さ方向両端部にかかる圧力(面圧)は、中間部にかかる圧力に比べて大きくなる。
また、ロールプレスによって帯状のセパレータ付き負極板と正極板とを適切に圧着するためには、正極合材層の中間部にかける圧力を十分に大きくする必要がある。このため、従来のロールプレス工程では、各々の正極合材層のうち長さ方向両端部にかかる圧力(面圧)が過大となり、正極合材層のうち長さ方向の両端部が、正極集電箔の表面から剥がれてしまうことがあった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、ロールプレス工程において正極合材層のうち長さ方向の両端部が正極集電箔の表面から剥がれることを低減することができる、積層電極体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、正極板と負極板とセパレータとが積層方向に積層された積層電極体の製造方法であって、前記正極板は、正極集電箔と、前記正極集電箔の表面に形成された正極合材層と、を有し、前記積層電極体の製造方法は、帯状の前記負極板と帯状の前記セパレータとが積層方向に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を製造する工程と、前記帯状のセパレータ付き負極板のうち前記帯状のセパレータの表面上に、前記帯状のセパレータ付き負極板の長さ方向について一定の間隙を空けて、前記正極板を載置した帯状体を、前記長さ方向に搬送しつつ、回転する一対のロールの間に通すことによって、前記帯状体に対し前記積層方向に圧縮荷重を加えて、前記帯状のセパレータ付き負極板と前記正極板とが圧着された帯状積層電極体を形成するロールプレス工程と、前記帯状積層電極体を、前記長さ方向に間隙を空けて隣り合う2つの前記正極板の間の位置で切断して、前記積層電極体を作製する切断工程と、を備え、前記一対のロールのうち前記正極合材層に接触する第1ロールは、前記正極合材層のうち前記長さ方向にかかる両端部に接触する部位の剛性が、前記正極合材層のうち前記両端部の間に位置する中間部に接触する部位の剛性よりも低くされている積層電極体の製造方法である。
上述の製造方法では、まず、帯状の負極板と帯状のセパレータとが積層方向に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を製造する。次いで、ロールプレス工程において、「帯状のセパレータ付き負極板のうち帯状のセパレータの表面上に、帯状のセパレータ付き負極板の長さ方向について一定の間隙を空けて正極板を載置した帯状体」を、長さ方向に搬送しつつ、回転する一対のロールの間に通す。
これによって、帯状体に対し積層方向に圧縮荷重が加えられ、帯状のセパレータ付き負極板と正極板とが圧着されて、帯状のセパレータ付き負極板と正極板とが積層されて一体とされた帯状積層電極体が形成される。その後、切断工程において、ロールプレス工程で作製された帯状積層電極体を、その長さ方向に間隙を空けて隣り合う2つの正極板の間の位置で切断する。これにより、正極板と負極板とセパレータとが積層方向に積層された積層電極体が製造される。
ところで、上述のロールプレス工程では、一対のロールのうち一方のロール(第1ロール)が、長さ方向に間隔を空けて並ぶ各々の正極合材層に接触する態様で、各々の正極合材層に対して積層方向に圧力をかけてゆくことになる。従来、このようなロールプレス工程では、各々の正極合材層のうち長さ方向の両端部にかかる圧力(面圧)が過大となり、正極合材層のうち長さ方向の両端部が、正極集電箔の表面から剥がれてしまうことがあった。
これに対し、上述のロールプレス工程では、一対のロールのうち正極合材層に接触する一方のロール(第1ロール)として、「正極合材層のうち長さ方向にかかる両端部に接触する部位(第1ロールの外周部分の周方向一部である第1外周部)の剛性が、正極合材層のうち前記両端部の間に位置する中間部に接触する部位(第1ロールの外周部分の周方向一部である第2外周部)の剛性よりも低く(小さく)された」第1ロールを使用する。
このように、ロールプレス工程において正極合材層に接触する第1ロールについて、正極合材層のうち長さ方向にかかる両端部に接触する部位(第1外周部)の剛性を低くすることで、ロールプレス工程において各々の正極合材層の長さ方向両端部にかかる圧力(面圧)を低減することができる。これにより、ロールプレス工程において、正極合材層のうち長さ方向の両端部が正極集電箔の表面から剥がれることを低減することができる。
一方、第1ロールについて、正極合材層のうち長さ方向両端部の間に位置する中間部に接触する部位(第2外周部)の剛性は、正極合材層の長さ方向両端部と接触する部位(第1外周部)の剛性よりも高くしているので、ロールプレス工程において正極合材層の中間部を、第1ロールによって適切に押圧することができる(正極合材層の中間部に対して必要十分な圧力をかけることができる)。これにより、ロールプレス工程において、帯状のセパレータ付き負極板に正極板を適切に圧着させることができ、帯状積層電極体を適切に形成することができる。
以上説明したように、上述の積層電極体の製造方法によれば、ロールプレス工程において、正極合材層のうち長さ方向の両端部が正極集電箔の表面から剥がれることを低減することができる。
なお、ロールプレス工程に先立って、予め(例えば、帯状のセパレータ付き負極板を製造する工程において)、帯状のセパレータ付き負極板のうち正極板を載置する(接合する)セパレータの表面に、バインダを塗布するようにしても良い。このようにすることで、ロールプレス工程において、バインダを介して正極板と帯状のセパレータ付き負極板とが接着するので、正極板と帯状のセパレータ付き負極板とが強固に接合された帯状積層電極体を形成することができる。
実施形態にかかる積層電極体の概略断面図である。 同積層電極体の概略平面図である。 負極板の概略断面図である。 正極板の概略断面図である。 実施形態にかかる積層電極体の製造方法の流れを示すフローチャートである。 帯状のセパレータ付き負極板の概略断面図である。 実施形態にかかるロールプレス工程を説明する図である。 実施形態にかかるロールプレス工程を説明する他の図である。 実施形態にかかる切断工程を説明する図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施形態にかかる積層電極体50の概略断面図である。図2は、積層電極体50の概略平面図(積層方向DHについて平面視した図)である。図3は、負極板10の概略断面図である。図4は、正極板30の概略断面図である。なお、本実施形態では、積層電極体50、負極板10、及び正極板30について、長さ方向をBH、幅方向をCH、積層方向(厚み方向)をDHとする。積層方向DHは、図1、図3、及び図4では上下方向であり、図2では紙面に直交する方向である。
まず、本実施形態で製造される積層電極体50について説明する。積層電極体50は、図1に示すように、正極板30と負極板10とセパレータ21,22とが積層方向DH(図1において上下方向)に積層された積層電極体である。より具体的には、積層電極体50は、セパレータ21,22の表面に塗布されたバインダ23を介して、正極板30とセパレータ21,22と負極板10とが接着された積層電極体である。なお、バインダ23としては、例えば、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)を用いることができる。
負極板10は、図3に示すように、負極集電箔11と、この負極集電箔11の表面(第1表面11bと第2表面11c)に形成された負極合材層13とを有している。なお、負極集電箔11としては、例えば、銅箔を用いることができる。また、負極合材層13としては、例えば、負極活物質と結着材とが混合された合材層を挙げることができる。また、負極板10のうち、幅方向CHの一方の端部(図1において右側の端部)は、負極集電箔11の第1表面11b上及び第2表面11c上に負極合材層13が形成されることなく、負極集電箔11が露出した負極露出部10mとなっている(図1参照)。
正極板30は、図4に示すように、正極集電箔31と、この正極集電箔31の表面(第1表面31bと第2表面31c)に形成された正極合材層33とを有している。なお、正極集電箔31としては、例えば、アルミニウム箔を用いることができる。また、正極合材層33としては、例えば、正極活物質と導電材と結着材とが混合された合材層を挙げることができる。また、正極板30のうち、幅方向CHの一方の端部(図1において左側の端部)は、正極集電箔31の第1表面31b上及び第2表面31cに正極合材層33が形成されることなく、正極集電箔31が露出した正極露出部30mとなっている。
セパレータ21,22は、電気絶縁性を有する多孔性樹脂フィルムからなる。なお、セパレータ21と22とは、同等(同一寸法)のセパレータである。本実施形態では、積層電極体50を作製するにあたり、予め(後述するセパレータ付き負極板作製工程において)、セパレータ21,22の表面(セパレータ21の第1表面21bと第2表面21c、及び、セパレータ22の第1表面22b)にバインダ23を塗布している。
なお、本実施形態では、図1及び図2に示すように、負極合材層13の面積(積層方向DHについて平面視したときの面積)及びセパレータ21,22の面積(積層方向DHについて平面視したときの面積)を、正極合材層33の面積(積層方向DHについて平面視したときの面積)よりも大きくしている。より具体的には、セパレータ21,22の面積(積層方向DHについて平面視したときの面積)を、負極合材層13の面積(積層方向DHについて平面視したときの面積)よりも大きくしている。従って、本実施形態では、(セパレータ22,22の面積)>(負極合材層13の面積)>(正極合材層33の面積)という大小関係を満たすようにしている。
次に、本実施形態にかかる積層電極体50の製造方法について説明する。図5は、実施形態にかかる積層電極体50の製造方法の流れを示すフローチャートである。図6は、帯状のセパレータ付き負極板1の概略断面図である。図7は、実施形態にかかるロールプレス工程を説明する図であり、ロールプレス工程の概略断面図である。図8は、実施形態にかかるロールプレス工程を説明する他の図であり、ロールプレス工程の概略平面図(図7を上方から見た平面図)である。図9は、実施形態にかかる切断工程を説明する図である。
なお、本実施形態では、帯状のセパレータ付き負極板1、帯状体40A、帯状積層電極体40、及び、積層電極体50について、長さ方向をBH、幅方向をCH、積層方向(厚み方向)をDHとする。
図5に示すように、まず、ステップS1(セパレータ付き負極板製造工程)において、帯状のセパレータ付き負極板1(図6参照)を製造する。帯状のセパレータ付き負極板1は、帯状の負極板10と帯状のセパレータ21,22とが積層方向DHに積層されて一体とされたものである(図6参照)。
具体的には、まず、帯状のセパレータ21,22を用意する。本実施形態では、セパレータ21,22として、多孔性のポリエチレンフィルムを用いる。次いで、セパレータ21の第2表面21c、及び、セパレータ22の第1表面22bに、バインダ23を塗布する。なお、バインダ23としては、例えば、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)を用いることができる。
また、帯状の負極板10(図3参照)を用意する。なお、帯状の負極板10は、例えば、以下のようにして製造する。まず、帯状の銅箔からなる負極集電箔11を用意する。次いで、負極集電箔11の第1表面11bに、負極活物質、結着剤、及び溶媒を混合してなる負極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、負極合材層13を形成する。さらに、負極集電箔11の第2表面11cにも、同様の負極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、負極合材層13を形成する。その後、負極合材層13,13をロールプレス機でプレスして、負極合材層13,13の密度を高める。これにより、帯状の負極板10が製造される。
次いで、セパレータ21の第2表面21cに塗布したバインダ23を、負極板10の第1表面10bに密着させると共に、セパレータ22の第1表面22bに塗布したバインダ23を、負極板10の第2表面10cに密着させる。これにより、負極板10が一対のセパレータ21,22によって挟まれる様にして、負極板10とセパレータ21,22とが接着されて一体化する。さらに、セパレータ21の第1表面21bに、長さ方向BH(図6において左右方向)に一定の間隙を空けて、バインダ23を塗布する(図6参照)。これにより、図6に示すように、帯状の負極板10と帯状のセパレータ21,22とが積層方向DH(図6において上下方向)に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板1が形成される。
次に、ステップS2(ロールプレス工程)に進み、帯状のセパレータ付き負極板1の表面上に複数の正極板30が載置された帯状体40Aを、ロールプレスすることで、帯状積層電極体40を形成する。ここで、帯状体40Aは、図7及び図8に示すように、帯状のセパレータ付き負極板1のうち帯状のセパレータ21の表面上に、長さ方向BHについて一定の間隙を空けて正極板30が載置されたものである。詳細には、図7に示すように、帯状体40Aにおいて、各々の正極板30は、帯状のセパレータ21の第1表面21bに長さ方向BH(図6及び図7において左右方向)に一定の間隙を空けて配置されているバインダ23の表面に載置されている。
本実施形態では、図7及び図8に示すように、ロールプレス装置100を用いて、ステップS2(ロールプレス工程)を行う。ロールプレス装置100は、対向して回転する一対のロール(第1ロール110と第2ロール120)を備える。第1ロール110と第2ロール120(一対のロール)は、帯状体40Aの幅方向CH(図7において紙面に直交する方向)について平行に配置されている。また、第1ロール110と第2ロール120とは、帯状体40Aの積層方向DH(図7において上下方向)について、隙間を空けて配置されている。第1ロール110と第2ロール120との間の隙間の大きさは、帯状体40Aの厚み(積層方向DHにかかる寸法)よりも小さくされている。
なお、第1ロール110と第2ロール120(一対のロール)の回転方向は、図7において矢印で示すように、2つのロールの回転方向が互いに逆方向となるように、すなわち、2つのロールが互いに順方向回転となるように設定されている。そして、第1ロール110と第2ロール120の対面箇所では、これらのロールの表面が回転により右向き(帯状体40Aの搬送方向CDに一致する方向)に移動するようになっている。
また、帯状体40Aは、図示しない搬送装置によって、当該帯状体40Aの長さ方向BHに一致する搬送方向CD(図7及び図8において右方向)に搬送されると共に、回転する一対のロール(第1ロール110と第2ロール120)の間を通過してゆく。帯状体40Aが第1ロール110と第2ロール120との間の間隙を通過するときに、帯状体40Aに対して積層方向DH(図7において上下方向)に圧縮荷重が加えられ、帯状のセパレータ付き負極板1と正極板30とが圧着される。これにより、帯状のセパレータ付き負極板1と正極板30とが積層されて一体とされた帯状積層電極体40が形成される。
また、複数の正極板30は、以下のようにして作製されて、帯状のセパレータ付き負極板1の表面上に載置される。
具体的には、まず、帯状のアルミニウム箔からなる正極集電箔31を用意する。次いで、帯状の正極集電箔31の第1表面31bに、正極活物質、導電材、結着剤、及び溶媒を混合してなる正極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、帯状の正極合材層33を形成する。さらに、帯状の正極集電箔31の第2表面31cにも、同様の正極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、帯状の正極合材層33を形成する。その後、帯状の正極合材層33,33をロールプレス機でプレスして、帯状の正極合材層33,33の密度を高める。これにより、帯状の正極板30が作製される。
その後、帯状の正極板30を、長さ方向BHについて一定の間隔で切断して、一定の長さを有する(平面視矩形状の)枚葉型の複数の正極板30(図2参照)を作製すると共に、切断した枚葉型の正極板30を、搬送方向CD(図7及び図8において右方向)に搬送されてゆく帯状のセパレータ付き負極板1のうち、帯状のセパレータ21の表面上(バインダ23の表面)に、長さ方向BHについて一定の間隙を空けて載置してゆく。これにより、帯状のセパレータ付き負極板1の表面上に複数の正極板30が載置された帯状体40Aが形成される。
なお、帯状のセパレータ付き負極板1の表面上に正極板30を載置するときは、正極板30の正極露出部30mが、幅方向CHについて、セパレータ付き負極板1(負極板10)の負極露出部10mとは反対側を向くようにして載置する(図8参照)。
ところで、上述のロールプレス工程(ステップS2)では、一対のロールのうち一方のロール(第1ロール110)が、長さ方向BHに間隔を空けて並ぶ各々の正極合材層33に接触する態様で、各々の正極合材層33に対して積層方向DHに圧力をかけてゆくことになる。従来、このようなロールプレス工程では、各々の正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c、図7参照)にかかる圧力(面圧)が過大となり、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)が、正極集電箔31の表面から剥がれてしまうことがあった。
これに対し、本実施形態のロールプレス工程(ステップS2)では、一対のロールのうち正極合材層33と接触する一方のロール(第1ロール110)として、「正極合材層33のうち長さ方向BHにかかる両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c、図7参照)と接触する部位(第1ロール110の外周部111の周方向一部である第1外周部113)の剛性が、正極合材層33のうち長さ方向両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)の間に位置する中間部33dと接触する部位(第1ロール110の外周部111の周方向一部である第2外周部115)の剛性よりも低く(小さく)された」第1ロール110を使用している。
具体的には、第1ロール110の外周部111のうち、正極合材層33の中間部33dと接触する部位である第2外周部115を、金属(例えば、SUS304)で構成し、正極合材層33の長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33cと接触する部位である第1外周部113を、樹脂(例えば、PTFE)で構成している。なお、第1外周部113の周長は、長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33cとの間の間隙寸法(すなわち、長さ方向BHに隣り合う2つの正極合材層33の間隙寸法)よりも大きくしている(図7参照)。
より具体的には、本実施形態では、図7に示すように、金属(例えば、SUS304)製の第1ロール110のうち第1外周部113の位置に、第1ロール110の軸線方向(幅方向CHに一致する方向)に延びる溝部110bを形成し、この溝部110bの内部に、樹脂(例えば、PTFE)からなる低剛性部110cを嵌合させて固定している。
なお、低剛性部110cのうち溝部110bの外部に露出する面が、第1ロール110の外周を構成する。この低剛性部110cが、第1ロール110の第1外周部113を構成している。
また、第2ロール120の外周部は、第1ロール110の第2外周部115を構成する金属(例えば、SUS304)と同等の金属により形成されている。
また、本実施形態では、搬送方向CD(図7及び図8において右方向)に搬送される帯状体40Aに含まれる各々の正極合材層33のうち、長さ方向BHにかかる両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)に、第1ロール110の第1外周部113(相対的に剛性の低い部位)が接触(圧接)し、且つ、各々の正極合材層33の中間部33dに、第1ロール110の第2外周部115(相対的に剛性の高い部位)が接触(圧接)するように、第1ロール110の周長及び第1外周部113の周長が設定されている。
具体的には、第1ロール110の周長は、長さ方向BHに隣り合う2つの正極合材層33の間隙寸法Gに、正極合材層33の長さL(長さ方向BHにかかる寸法)を加えた寸法としている(図7参照)。すなわち、第1ロール110の周長=G+Lとしている。さらに、第1外周部113の周長は、間隙寸法Gを有する間隙を挟んで長さ方向BHに隣り合う長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33cとの両方に、第1外周部113が接触可能な長さとされている(図7参照)。
このようにすることで、本実施形態のロールプレス工程(ステップS2)では、搬送方向CD(図7及び図8において右方向)に搬送される帯状体40Aに含まれる各々の正極合材層33について、長さ方向BHにかかる両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)には、第1ロール110の第1外周部113(相対的に剛性の低い部位)を接触(圧接)させることができる。一方、各々の正極合材層33の中間部33dには、第1ロール110の第2外周部115(相対的に剛性の高い部位)を接触(圧接)させることができる。
このように、ロールプレス工程において、正極合材層33と接触する第1ロール110について、正極合材層33のうち長さ方向BHにかかる両端部(長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33c)に接触する部位(第1外周部113)の剛性を低くすることで、ロールプレス工程において、各々の正極合材層33の長さ方向両端部(長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33c)にかかる圧力(面圧)を低減することができる。これにより、ロールプレス工程において、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33c)が正極集電箔31の表面(第1表面31b)から剥がれる不具合を低減することができる。
一方、第1ロール110について、正極合材層33のうち長さ方向両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)の間に位置する中間部33dに接触する部位(第2外周部115)の剛性は、正極合材層33の長さ方向両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)に接触する部位(第1外周部113)の剛性よりも高くしているので、ロールプレス工程において、正極合材層33の中間部33dを、第1ロール110によって適切に(強く)押圧することができる(正極合材層33の中間部33dに対して必要十分な圧力をかけることができる)。これにより、ロールプレス工程において、帯状のセパレータ付き負極板1に対し、正極板30を適切に圧着させることができ、帯状積層電極体40を適切に形成することができる。なお、本実施形態では、ロールプレス工程において、正極合材層33の中間部33dにかかる荷重が1kNとなるようにしている。
次に、ステップS3(切断工程)に進み、帯状積層電極体40を、長さ方向BHに間隙を空けて隣り合う2つの正極板30,30の間の位置(切断位置CP、図9参照)で切断して、積層電極体50を作製する。
本実施形態では、図9に示すように、切断装置200を用いて、ステップS3(切断工程)を行う。切断装置200は、一対の刃(上刃210と下刃220)を備える。上刃210は、搬送方向CDに搬送される帯状積層電極体40の上方(積層方向DHについて一方側)に位置し、下刃220は、搬送方向CDに搬送される帯状積層電極体40の下方(積層方向DHについて一方側)に位置している。この切断装置200では、上刃210を下方に移動させると共に下刃220を上方に移動させて、上刃210の先端と下刃220の先端とを重ね合わせるようにすることで、帯状積層電極体40を切断する。
帯状積層電極体40は、図示しない搬送装置によって、当該帯状積層電極体40の長さ方向BHに一致する搬送方向CD(図9において右方向)に搬送されると共に、一対の刃(上刃210と下刃220)の間を通過してゆく。そして、帯状積層電極体40の各々の切断位置CP(長さ方向BHに間隙を空けて隣り合う2つの正極板30,30の間の位置)が、積層方向DHについて一対の刃(上刃210と下刃220)と対向する位置に到達したとき(図9参照)、上刃210を下方に移動させると共に下刃220を上方に移動させて、切断位置CPにおいて帯状積層電極体40を切断する。このような動作を繰り返し行うことで、複数の積層電極体50を作製することができる。
なお、上述のようにして製造した複数の積層電極体50を、積層方向DHに積層することで、複数の積層電極体50からなる高容量の積層電極体(図示なし)を作製することができる。但し、積層方向DHに隣接する2つの積層電極体50について、一方の積層電極体50のセパレータ22と他方の積層電極体50の正極板30とが接触するようにして、複数の積層電極体50を積層方向DHに積層する。
(比較形態)
本比較形態では、実施形態と比較して、ロールプレス工程で使用する第1ロールのみを異ならせ、それ以外は同様にして、積層電極体を製造している。
具体的には、本比較形態では、第2ロール120と同等の第1ロールを備えるロールプレス装置を用いて、ロールプレス工程を行っている。すなわち、正極合材層33と接触する第1ロールとして、「正極合材層33の長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33cに接触する部位(第1外周部)の剛性が、正極合材層33の中間部33dに接触する部位(第2外周部)の剛性と同等である」第1ロールを使用している。具体的には、第1ロールの外周部の全体(第1外周部及び第2外周部)が、金属(例えば、SUS304)によって形成された第1ロールを使用している。なお、本変形形態でも、実施形態と同様に、正極合材層33の中間部33dにかかる荷重が1kNとなるようにして、ロールプレス工程を行っている。
このような第1ロールを用いたロールプレス工程では、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)にかかる圧力(面圧)が、中間部33dにかかる圧力(面圧)に比べて大きくなる。正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)に第1ロールが接触するときの接触面積が、正極合材層33の中間部33dに第1ロールが接触するときの接触面積に比べて小さくなるからである。このため、各々の正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)にかかる圧力(面圧)が過大となり、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)が、正極集電箔31の表面から剥がれてしまう虞がある。
(製造方法の評価)
次に、実施形態及び比較形態にかかる製造方法の評価を行った。具体的には、それぞれの製造方法によって製造した積層電極体について、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)が、正極集電箔31の表面から剥がれているか否かを調査した。具体的には、マイクロスコープを用いて、正極合材層33の長さ方向第1端部33bまたは長さ方向第2端部33cが、正極集電箔31の表面から剥がれているか否かを観察した。さらに、正極合材層33の長さ方向第1端部33bまたは長さ方向第2端部33cが正極集電箔31の表面から剥がれている場合は、その剥がれ寸法(長さ方向BHにかかる寸法)を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 0006900924
表1に示すように、比較形態の製造方法によって製造した積層電極体では、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)が、正極集電箔31の表面から剥がれていた。さらに、その剥がれ寸法(長さ方向BHにかかる寸法)を測定したところ、約323μmであった。すなわち、正極合材層33の長さ方向第1端部33b及び長さ方向第2端部33cが、それぞれ、正極集電箔31の表面から、長さ方向BHについて約323μm剥がれていた。
一方、実施形態の製造方法によって製造した積層電極体50では、正極合材層33のうち長さ方向BHの両端部(長さ方向第1端部33bと長さ方向第2端部33c)は、正極集電箔31の表面から剥がれていなかった。
この結果より、実施形態の製造方法によれば、ロールプレス工程において正極合材層のうち長さ方向の両端部が正極集電箔の表面から剥がれることを低減することができるといえる。
具体的には、ロールプレス工程において、一対のロールのうち正極合材層と接触する一方のロール(第1ロール)として、「正極合材層のうち長さ方向にかかる両端部(長さ方向第1端部と長さ方向第2端部)と接触する部位(第1ロールの外周部の周方向一部である第1外周部)の剛性が、正極合材層のうち長さ方向両端部(長さ方向第1端部と長さ方向第2端部)の間に位置する中間部と接触する部位(第1ロールの外周部の周方向一部である第2外周部)の剛性よりも低く(小さく)された」第1ロールを使用することで、ロールプレス工程において、正極合材層のうち長さ方向の両端部が正極集電箔の表面から剥がれることを低減することができるといえる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、ステップS1(セパレータ付き負極板製造工程)において、帯状のセパレータ付き負極板として、セパレータ21の第1表面21bに、長さ方向BH(図6において左右方向)に一定の間隙を空けて、バインダ23が塗布された帯状のセパレータ付き負極板1を製造した(図6参照)。そして、ステップS2(ロールプレス工程)において、セパレータ21の第1表面21bに塗布されたバインダ23の表面に、正極板30を載置した状態で、ロールプレスを行うようにした。
しかしながら、ステップS1(セパレータ付き負極板製造工程)において、帯状のセパレータ付き負極板として、セパレータ21の第1表面21bにバインダ23を塗布することなく、帯状の負極板10と帯状のセパレータ21,22とが積層方向DHに積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を形成するようにしても良い。そして、ステップS2(ロールプレス工程)において、セパレータ21の第1表面21bに、直接、正極板30を載置した状態で、ロールプレスを行うようにしても良い。
1 セパレータ付き負極板
10 負極板
11 負極集電箔
13 負極合材層
21,22 セパレータ
23 バインダ
30 正極板
31 正極集電箔
33 正極合材層
33b 長さ方向第1端部
33c 長さ方向第2端部
33d 中間部
40 帯状積層電極体
40A 帯状体
50 積層電極体
100 ロールプレス装置
110 第1ロール
110c 低剛性部
113 第1外周部
115 第2外周部
120 第2ロール
200 切断装置
S1 セパレータ付き負極板製造工程
S2 ロールプレス工程
S3 切断工程
BH 長さ方向
CD 搬送方向
CH 幅方向
CP 切断位置
DH 積層方向

Claims (1)

  1. 正極板と負極板とセパレータとが積層方向に積層された積層電極体の製造方法であって、
    前記正極板は、正極集電箔と、前記正極集電箔の表面に形成された正極合材層と、を有し、
    前記積層電極体の製造方法は、
    帯状の前記負極板と帯状の前記セパレータとが積層方向に積層されて一体とされた帯状のセパレータ付き負極板を製造する工程と、
    前記帯状のセパレータ付き負極板のうち前記帯状のセパレータの表面上に、前記帯状のセパレータ付き負極板の長さ方向について一定の間隙を空けて、前記正極板を載置した帯状体を、前記長さ方向に搬送しつつ、回転する一対のロールの間に通すことによって、前記帯状体に対し前記積層方向に圧縮荷重を加えて、前記帯状のセパレータ付き負極板と前記正極板とが圧着された帯状積層電極体を形成するロールプレス工程と、
    前記帯状積層電極体を、前記長さ方向に間隙を空けて隣り合う2つの前記正極板の間の位置で切断して、前記積層電極体を作製する切断工程と、を備え、
    前記一対のロールのうち前記正極合材層に接触する第1ロールは、前記正極合材層のうち前記長さ方向にかかる両端部に接触する部位の剛性が、前記正極合材層のうち前記両端部の間に位置する中間部に接触する部位の剛性よりも低くされている
    積層電極体の製造方法。
JP2018051025A 2018-03-19 2018-03-19 積層電極体の製造方法 Active JP6900924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051025A JP6900924B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 積層電極体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051025A JP6900924B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 積層電極体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019164902A JP2019164902A (ja) 2019-09-26
JP6900924B2 true JP6900924B2 (ja) 2021-07-07

Family

ID=68064979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018051025A Active JP6900924B2 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 積層電極体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6900924B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019164902A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6939587B2 (ja) 電極積層体の製造装置
KR101586121B1 (ko) 전극 가이드를 포함하는 라미네이션 장치
JP6539080B2 (ja) 二次電池の製造方法
CN108807854B (zh) 电极层叠体以及电池的制造方法
WO2017014233A1 (ja) リチウムイオン二次電池の電極組立体及びその製造方法
JP2006324095A (ja) 二次電池及びその製造方法
JP5761576B2 (ja) 積層型電池および積層電極体の製造方法
JPWO2013031889A1 (ja) 電池用電極の製造方法
JP7156046B2 (ja) 積層体プレス装置、プレス済み帯状積層体の製造方法、積層型電極体の製造方法、及び、電池の製造方法
JP6900924B2 (ja) 積層電極体の製造方法
JP2019135699A (ja) 電池の製造方法
JP2008258097A (ja) 拡散層の切断方法およびその方法を用いて製造される膜電極接合体
JP2019102196A (ja) 電池の製造方法
JP6848833B2 (ja) 電池の製造方法
JP7031453B2 (ja) 積層電極体の製造方法
JP2016181469A (ja) 蓄電装置の電極シートの製造方法および検査方法
JP2009088275A (ja) 電気二重層キャパシタ用電極の製造方法
JP6988626B2 (ja) 積層電極体の製造方法
JP5865075B2 (ja) 電極積層体の製造方法および製造装置
JP2005051071A (ja) 電極の製造方法
JP2020021599A (ja) 電気化学素子用電極の製造方法および製造装置
JP7517180B2 (ja) 積層電極体、樹脂固定積層電極体、及び全固体電池
JP2016139561A (ja) プレス装置及び電極の製造方法
JP2016046344A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法およびプレス装置
JP2018085205A (ja) 電極材料の接合装置、電極材料の接合方法、及び、電極材料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210531

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6900924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151