JP6900303B2 - Refrigerator performance diagnostic system - Google Patents
Refrigerator performance diagnostic system Download PDFInfo
- Publication number
- JP6900303B2 JP6900303B2 JP2017220651A JP2017220651A JP6900303B2 JP 6900303 B2 JP6900303 B2 JP 6900303B2 JP 2017220651 A JP2017220651 A JP 2017220651A JP 2017220651 A JP2017220651 A JP 2017220651A JP 6900303 B2 JP6900303 B2 JP 6900303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- performance
- efficiency
- temperature
- maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
本発明は、冷凍機の性能診断システム及び性能診断方法に関する。 The present invention relates to a performance diagnosis system and a performance diagnosis method for a refrigerator.
冷凍機の性能が低下した場合に、原因を速やかに特定して、メンテナンスを行う必要がある。 When the performance of the refrigerator deteriorates, it is necessary to promptly identify the cause and perform maintenance.
特許文献1には、冷凍機の性能劣化に対して実施すべきメンテナンス内容としてチューブ洗浄とオーバーホールとを正確に切り分けることを目的として、評価運転状況データに基づいて評価運転状況下における実性能を示す評価実COPと評価実LTDとを計算し、当該評価実COPと評価基準COPとの差分を示すCOP変化量と、当該評価実LTDと評価基準LTDとの差分を示すLTD変化量とを計算し、評価時点におけるCOP変化量とLTD変化量との変化量比Rが一定の判定領域Q内であるか否かで場合分けをする、冷凍機劣化診断装置及び冷凍機劣化診断方法が開示されている。また、特許文献1には、変化量比Rが一定の判定領域Q内である場合は冷凍機にメンテナンスを実施する際のメンテナンス種別としてチューブ洗浄を選択し、変化量比Rが判定領域Q外である場合はメンテナンス種別としてオーバーホールを選択することが開示されている。ここで、LTDは、冷凍機の性能を示す指標のひとつであるLeaving Temperature Differenceの略称である。
特許文献1に記載の冷凍機劣化診断方法においては、COPの変化の原因がチューブ内の汚れ以外とされた場合は、オーバーホールとの判定になり、どこで不具合が発生しているのかがわからない。また、判定がオーバーホールの場合は、交換の必要がない箇所の部品も交換してしまう可能性があるため、修理費用が必要以上に高価となるおそれがある。
In the refrigerator deterioration diagnosis method described in
本発明は、冷凍機の性能が変化した場合に、性能変化の原因となっている構成要素を特定し、メンテナンスの優先順位に応じて、適切な保全を行うための診断を行うことを目的とする。 An object of the present invention is to identify the component causing the performance change when the performance of the refrigerator changes, and to perform a diagnosis for performing appropriate maintenance according to the priority of maintenance. To do.
本発明の冷凍機の性能診断システムは、冷凍機の構成要素ごとの性能指標値と冷凍機の効率との関係に関するデータベースを有し、このデータベースに含まれる値と冷凍機の計測データから求めた構成要素ごとの性能指標値が効率に与える影響度とを比較した結果を含む判定材料を用いることにより、冷凍機のメンテナンス箇所を特定することを特徴とする。 The performance diagnosis system of the refrigerator of the present invention has a database regarding the relationship between the performance index value for each component of the refrigerator and the efficiency of the refrigerator, and is obtained from the values included in this database and the measurement data of the refrigerator. It is characterized in that the maintenance location of the refrigerator is specified by using the judgment material including the result of comparing the influence degree of the performance index value for each component on the efficiency.
本発明によれば、冷凍機の性能が変化した場合に、性能変化の原因となっている構成要素を特定し、メンテナンスの優先順位に応じて、適切な保全を行うための診断を行うことができる。 According to the present invention, when the performance of a refrigerator changes, it is possible to identify the component causing the performance change and perform a diagnosis for performing appropriate maintenance according to the priority of maintenance. it can.
以下、実施例について図面を用いて説明する。 Hereinafter, examples will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施例における冷凍機の性能診断システムの構成例を示したものである。 FIG. 1 shows a configuration example of the performance diagnosis system of the refrigerator in this embodiment.
本図においては、冷凍機の性能診断システムは、冷凍機に接続された演算装置51、演算装置51に接続された出力部、表示装置、記録装置、性能指標値の正常値のデータベース(第一のデータベース)、及び性能指標値と冷凍機の効率との関係に関するデータベース(第二のデータベース)を備えている。演算装置51は、計測データ、演算部、診断部及び判定部を有している。ここで、性能指標値は、冷凍機の性能を診断するために指標となる値である。また、第一のデータベース及び第二のデータベースは、後述のメンテナンスの要否の判定をするための基準となるものであり、冷凍機のシミュレーション結果、出荷前の製品試験における詳細なデータ等を用いることができる。なお、冷凍機の例としては、ターボ冷凍機、吸収式冷凍機等を挙げられる。
In this figure, the performance diagnosis system of the refrigerator is a database of normal values of the
計測データは、冷凍機の実際の温度データ等を含む。計測データは、演算部で、冷凍機の効率と性能指標値とを算出する際に用いられる。算出された冷凍機の効率及び性能指標値は、診断部で、第一のデータベースと比較され、正常かどうか判定される。判定部においては、計測データから算出された性能指標値と第二のデータベースとを用いて、メンテナンス箇所を判定する。判定結果は、出力部に送られ、必要に応じてネットワークを介して、表示装置及び記録装置に送信される。 The measurement data includes the actual temperature data of the refrigerator and the like. The measurement data is used in the calculation unit when calculating the efficiency and performance index value of the refrigerator. The calculated efficiency and performance index values of the refrigerator are compared with the first database by the diagnostic unit to determine whether or not they are normal. The determination unit determines the maintenance location using the performance index value calculated from the measurement data and the second database. The determination result is sent to the output unit, and if necessary, is transmitted to the display device and the recording device via the network.
図2は、吸収式冷凍機の性能診断システムの構成例の一部を示したものである。 FIG. 2 shows a part of a configuration example of the performance diagnosis system of the absorption chiller.
本図においては、性能診断装置は、計測データ50及び演算装置51を有する。計測データ50には、冷水入口温度、冷水出口温度、冷水流量等が含まれる。演算装置51は、効率演算部、性能判定部、要素診断部及びメンテナンス判定部を有する。
In this figure, the performance diagnostic device has the
効率演算部は、計測データ50を取り込み、冷凍能力、冷凍機の効率等を算出する。
The efficiency calculation unit takes in the
算出された冷凍機の効率は、性能判定部で、正常値と比較することにより、異常値かどうか判定される。要素診断部で、各構成要素の性能指標値を算出する。得られた性能指標値は、性能指標値と冷凍機の効率の関係のデータベースから、冷凍機の効率に与える影響を求め、メンテナンス判定部で、メンテナンスの要否を決定する。出力部では、画面や紙面などに、結果を表示する。 The calculated efficiency of the refrigerator is determined by the performance determination unit as to whether or not it is an abnormal value by comparing it with a normal value. The element diagnosis unit calculates the performance index value of each component. The obtained performance index value obtains the influence on the efficiency of the refrigerator from the database of the relationship between the performance index value and the efficiency of the refrigerator, and the maintenance determination unit determines the necessity of maintenance. In the output section, the result is displayed on the screen or paper.
計算結果は、ネットワークを通じて、別の表示装置に表示することができる。また、ネットワークを通じて、記録装置に計算結果を保存することもできる。ネットワークは無くても構わないが、ネットワークがあることにより、遠隔地でも装置の状態を把握することができる。 The calculation result can be displayed on another display device through the network. In addition, the calculation result can be stored in the recording device via the network. It is not necessary to have a network, but the presence of a network makes it possible to grasp the state of the device even at a remote location.
また、演算装置51は、吸収式冷凍機の機能として吸収式冷凍機に取り付けてもよいが、計測データ50をネットワークに接続して、演算装置51をサーバー等に配置してもよい。
出力部からネットワークを介して表示装置と記録装置に接続したが、冷凍機と演算装置の間をネットワーク接続してもよい。
Further, the
Although the output unit is connected to the display device and the recording device via the network, the refrigerator and the arithmetic unit may be connected to the network.
また、演算装置51をサーバー等に配置することにより、計算速度や記録容量等の制限がほぼ無くなり、計算処理能力を向上させ、計測データ50および計算結果を何十年分も記録しておくことができる。また、計算処理は、ネットワークを通じて分散処理をしてもよい。記録した計測データおよび計算結果は、ネットワークに通じていれば、セキュリティによるアクセス制限はあるが、世界中のどこからでも見ることができる。
Further, by arranging the
図3は、本発明を適用した二重効用の吸収式冷凍機の構成及び計測センサの設置位置を示す構成図である。 FIG. 3 is a configuration diagram showing a configuration of a double-effect absorption chiller to which the present invention is applied and an installation position of a measurement sensor.
本図においては、吸収式冷凍機は、蒸発器1、吸収器2、高温再生器3、低温再生器4、凝縮器5、低温熱交換器6及び高温熱交換器7を備えている。低温熱交換器6及び高温熱交換器7は、溶液熱交換器と呼んでもよい。
In this figure, the absorption chiller includes an
冷媒として水を、吸収液として臭化リチウム水溶液を用いた場合の例について説明する。 An example in which water is used as the refrigerant and an aqueous solution of lithium bromide is used as the absorbing liquid will be described.
蒸発器1は、冷水が通る伝熱管を有する。蒸発器1の内部は、空気が除去され、大気圧よりも低い状態である減圧状態としてあり、気相は実質的に水蒸気のみで満たされた状態に保たれている。蒸発器1の底に溜まった冷媒は、冷媒ポンプ40によって冷水伝熱管に散布され、蒸発する。冷水伝熱管内の水は、冷媒の蒸発熱により熱を奪われるため、冷却される。蒸発器1の内部の冷媒(水)は、冷水との熱交換により4℃程度で蒸発するように設定されている。
The
蒸気となった冷媒は、吸収器2で臭化リチウム水溶液に吸収される。臭化リチウム水溶液は、温度が低いほど蒸気を吸収しやすいため、吸収器2の内部に設けた冷却水伝熱管内に冷却水を流し、臭化リチウム水溶液を管外に散布することにより、冷却されるようになっている。
The vaporized refrigerant is absorbed by the lithium bromide aqueous solution in the
冷媒蒸気を吸収することにより臭化リチウムの濃度が低下した吸収液は、吸収器2から溶液ポンプ41により高温再生器3に送られる。その間、吸収液は、低温熱交換器6及び高温熱交換器7を経由する。加熱部8で吸収液を加熱することにより、吸収液中の冷媒を蒸発分離し、吸収液を濃縮する。加熱部8の加熱源には、都市ガス、重油、蒸気等を用いる。なお、高温再生器3内の吸収液の温度は、高温再生器温度センサ17により測定する。
The absorbing liquid whose concentration of lithium bromide is reduced by absorbing the refrigerant vapor is sent from the
高温再生器3で蒸発した冷媒は、ドレン配管を介して凝縮器5に送られる。ドレン配管は、その途中で、低温再生器4の内部を通過する。その際、ドレン伝熱管を通過する高温の冷媒と、低温再生器4の内部に送られスプレーされた吸収液とが熱交換される。低温再生器4に送られる吸収液は、低温熱交換器6と高温熱交換器7との間で分岐された配管を介して送られるものである。低温再生器4で加熱された吸収液から発生する冷媒は、凝縮器5に送られる。高温再生器3及び低温再生器4で濃縮された吸収液は、溶液スプレーポンプ42によって低温熱交換器6に送られ、吸収器2で冷媒蒸気を吸収して希釈された吸収液と熱交換をし、吸収器2に戻される。
The refrigerant evaporated in the
凝縮器5は、冷却水が通る伝熱管を有している。高温再生器3及び低温再生器4で発生した冷媒蒸気は、凝縮器5に送られ、冷却水が通る伝熱管との熱交換により液体となり、凝縮器5の底部に溜まる。溜まった冷媒は、蒸発器1に送られる。
The
低温熱交換器6及び高温熱交換器7は、吸収液が吸収器2から高温再生器3に流れ込むまでの過程で、高温の吸収液の熱を低温の吸収液に与える。これにより、低温の吸収液は予熱され、加熱部8の加熱源の燃料が節約される。
The low-
冷水配管は室内機に繋がっており、冷却水配管は冷却塔に接続されている。 The cold water pipe is connected to the indoor unit, and the cooling water pipe is connected to the cooling tower.
図3に示すように、吸収式冷凍機には、各構成要素の性能を診断するためのセンサが取り付けられている。 As shown in FIG. 3, the absorption chiller is equipped with a sensor for diagnosing the performance of each component.
冷水配管には、冷水の入口温度Ta_inを計測するための冷水入口温度センサ11、冷水の出口温度Ta_outを計測するための冷水出口温度センサ12、及び冷水流量Vaを計測するための冷水流量センサ60が設けられている。冷水の流量を計測するには、超音波流量計等を用いてもよいが、冷水の入口圧力と冷水の出口圧力との差圧から流量を求めてもよい。流量計は圧力計よりも高価であるため、圧力計を用いることにより、流量計測にかかるコストを低減することができる。
Cold water pipe, cold water for measuring the cold water inlet temperature sensor 11 for measuring the cold water inlet temperature T a_in, coolant
冷凍能力Rcは、冷水流量Va、冷水比熱Ca及び冷水密度Ρaを用いて、下記式(1)により算出される。 Refrigerating capacity R c is coolant flow rate V a, with cold water specific heat C a and the cold water density [rho a, is calculated by the following equation (1).
冷却水配管には、冷却水の入口温度Tco_inを計測するための冷却水入口温度センサ14、冷却水の出口温度Tco_outを計測するための冷却水出口温度センサ15、及び冷却水の流量Vcoを計測するための冷却水流量センサ61が設けられている。冷却水の流量Ρcoを計測するには、冷水と同様に超音波流量計や圧力計を用いる。
The cooling water piping, cooling water
また、流量が変化しないことが予め判明している箇所や、流量計測のためのセンサ設置が難しい場合には、冷凍能力や放熱量の算出に、装置設置時の流量の値を用い、流量を常時計測しなくても構わない。流量を常時計測しないことにより、電気代やデータのメモリを削減できる。 In addition, when it is known in advance that the flow rate does not change, or when it is difficult to install a sensor for flow rate measurement, the flow rate value at the time of equipment installation is used to calculate the refrigerating capacity and heat dissipation amount. It is not necessary to measure at all times. By not constantly measuring the flow rate, electricity costs and data memory can be reduced.
放熱量Rrは、冷却水の流量Vco、冷却水比熱Cco及び冷却水密度Ρcoを用いて、下記式(2)により算出される。 The heat radiation amount R r is calculated by the following formula (2) using the cooling water flow rate V co , the cooling water specific heat C co, and the cooling water density Ρ co.
冷凍機の効率は、下記式(3)又は(4)により算出される。 The efficiency of the refrigerator is calculated by the following formula (3) or (4).
ガスや重油等の加熱部8の加熱源の流量を計測できる場合は、上記式(3)のCOP(効率)を計算する。ガスや重油等であっても、加熱部8の加熱源の流量を計測できない場合や、蒸気焚きや温水焚きなどの加熱部8の消費熱量の計測が難しい場合は、上記式(4)のサイクルCOPを計算する。これらの計算は、効率演算部で行う。なお、上記式(4)の分母である((放熱量)−(冷凍能力))は、「入熱量」と定義する。 When the flow rate of the heating source of the heating unit 8 such as gas or heavy oil can be measured, the COP (efficiency) of the above formula (3) is calculated. If the flow rate of the heating source of the heating unit 8 cannot be measured even with gas or heavy oil, or if it is difficult to measure the amount of heat consumed by the heating unit 8 such as steam-fired or hot-water-fired, the cycle of the above formula (4) Calculate COP. These calculations are performed by the efficiency calculation unit. The denominator of the above formula (4) ((heat dissipation amount)-(freezing capacity)) is defined as "heat input amount".
図4は、本発明の冷凍機の性能診断システムにおける診断処理プロセスを示すフローチャートである。 FIG. 4 is a flowchart showing a diagnostic processing process in the performance diagnostic system of the refrigerator of the present invention.
効率演算部にて冷凍機の効率を算出し(ステップS1)、性能判定部で冷凍機の効率が正常かどうかを判定する(ステップS2)。正常である場合は、冷凍機が正常に稼働している「正常時」と呼ぶ。 The efficiency calculation unit calculates the efficiency of the refrigerator (step S1), and the performance determination unit determines whether the efficiency of the refrigerator is normal (step S2). When it is normal, it is called "normal time" when the refrigerator is operating normally.
要素診断部にて各構成要素(構成部品)の性能指標値の算出及び診断を行う(ステップS3)。冷凍機の効率と各構成要素の性能指標値との関係に関するデータベースを用いて、ステップ3で算出した各構成要素の性能指標値がどの程度効率に影響を与えているか、言い換えると、各構成要素の性能指標値の影響度(後述の「寄与率」)を算出する(ステップS4)。これにより、当該影響度の比較が可能となる。
The element diagnosis unit calculates and diagnoses the performance index value of each component (component) (step S3). Using the database on the relationship between the efficiency of the refrigerator and the performance index value of each component, how much the performance index value of each component calculated in
メンテナンス判定部にてメンテナンスの要否を判定する(ステップS5)。この場合に、当該影響度が大きい構成要素について、メンテナンスの必要性が高いものと判定する。他方、当該影響度が小さくても所定値に達した場合にはメンテナンスを必要とする構成要素がある場合には、その構成要素のメンテナンスを優先してもよい。よって、ステップS5においては、当該影響度以外も、メンテナンスの要否の判定材料となる場合がある。言い換えると、ステップS5における判定は、当該影響度の大小を比較するだけではない場合もあり得る。まとめると、ステップS5においては、データベースに含まれる値と冷凍機の計測データから求めた構成要素ごとの性能指標値が冷凍機の効率に与える影響度とを比較した結果を含む判定材料を用いることにより、冷凍機のメンテナンス箇所を特定する。 The maintenance determination unit determines the necessity of maintenance (step S5). In this case, it is determined that the component having a large degree of influence has a high need for maintenance. On the other hand, if there is a component that requires maintenance when the predetermined value is reached even if the degree of influence is small, the maintenance of the component may be prioritized. Therefore, in step S5, other than the degree of influence, it may be a material for determining the necessity of maintenance. In other words, the determination in step S5 may not only compare the magnitude of the influence. In summary, in step S5, a judgment material including the result of comparing the value contained in the database with the degree of influence of the performance index value for each component obtained from the measurement data of the refrigerator on the efficiency of the refrigerator is used. Identify the maintenance location of the refrigerator.
出力部(端末の画面、データの印刷機等)において、各要素の異常度、影響度等のうち作業担当者等が認識する必要があるものを表示する(ステップS6)。この際、メンテナンスの必要性が高いもの、メンテナンスの優先順位等を表示することが望ましい。 In the output unit (terminal screen, data printing machine, etc.), the degree of abnormality, the degree of influence, etc. of each element that the person in charge of work needs to recognize is displayed (step S6). At this time, it is desirable to display the items that require high maintenance, the priority of maintenance, and the like.
これにより、表示に従ってメンテナンス(修理)をすることができ、必要以上の規模の部品交換等を回避することができる。 As a result, maintenance (repair) can be performed according to the display, and it is possible to avoid replacement of parts on a scale larger than necessary.
図5は、冷凍機の効率が10%低下した場合における効率低下の原因の内訳を例示したものである。図中の内訳として記載した百分率は、冷凍機の効率に与える各構成要素の性能指標値の影響度を当該効率の減分として表したものであり、本明細書においては性能指標値の「寄与率」と呼ぶ。寄与率は、図4のステップS4にて算出されるものである。 FIG. 5 illustrates the breakdown of the causes of the efficiency reduction when the efficiency of the refrigerator is reduced by 10%. The percentage shown as a breakdown in the figure represents the degree of influence of the performance index value of each component on the efficiency of the refrigerator as a reduction in the efficiency, and in the present specification, the “contribution” of the performance index value is expressed. Call it "rate". The contribution rate is calculated in step S4 of FIG.
図5に示す例では、冷却水のチューブ汚れによる効率低下の影響が一番大きい。その寄与率は、5%であり、冷凍機の効率低下の半分を占めている。また、性能指標値と冷凍機の効率のデータベースに当てはまらないものがあれば、「その他」として取り扱う。この場合においても、複数の性能指標値を組み合わせて性能低下の原因を判断することにより、効率低下の原因となっている構成要素を特定することができる。 In the example shown in FIG. 5, the effect of the efficiency decrease due to the dirt on the cooling water tube is the largest. The contribution rate is 5%, which accounts for half of the decrease in the efficiency of the refrigerator. If there is something that does not fit into the database of performance index values and refrigerator efficiency, it is treated as "other". Even in this case, the component causing the efficiency decrease can be identified by determining the cause of the performance decrease by combining a plurality of performance index values.
これにより、効率が低下している場合に、原因となっている要素を可視化し、確認することができる。原因となっている要素を可視化することにより、速やかに冷凍機の保全を行うことができる。また、メンテナンス判定部でメンテナンスの要否を判定することにより、メンテナンスが必要な箇所のみを保全できる。 As a result, when the efficiency is reduced, the causative factor can be visualized and confirmed. By visualizing the causative factors, it is possible to quickly maintain the refrigerator. Further, by determining the necessity of maintenance by the maintenance determination unit, only the parts requiring maintenance can be maintained.
また、冷凍機の効率、各要素の異常度を予め算出しておいてから、冷凍機の性能を診断してもよいが、冷凍機の効率を先に求めて判定することにより、処理時間を削減することができる。 Further, the efficiency of the refrigerator and the degree of abnormality of each element may be calculated in advance before diagnosing the performance of the refrigerator. However, the processing time can be determined by first determining the efficiency of the refrigerator. Can be reduced.
図6は、定格の冷凍能力を1とした場合の冷凍能力に対する正常時のCOP(効率)の例を示すグラフである。横軸に定格冷凍能力に対する割合(冷凍能力割合)、縦軸にCOP(効率)をとっている。ここで、冷凍能力割合は、実測した冷凍能力と定格冷凍能力との比である。 FIG. 6 is a graph showing an example of COP (efficiency) in a normal state with respect to the refrigerating capacity when the rated refrigerating capacity is 1. The horizontal axis is the ratio to the rated refrigerating capacity (refrigerating capacity ratio), and the vertical axis is COP (efficiency). Here, the refrigerating capacity ratio is the ratio of the measured refrigerating capacity to the rated refrigerating capacity.
本図においては、曲線は上に凸となり、COP(効率)は、冷凍能力割合が0.4付近のときに最大となっている。 In this figure, the curve is convex upward, and the COP (efficiency) is maximum when the refrigerating capacity ratio is around 0.4.
運転時の冷凍能力については、運転時のCOPと正常時のCOPとを比較することが望ましい。しかし、すべてのCOPの値について、各構成要素の性能指標が与える影響のデータベースを持つと、データ量が膨大となる。COPは、各能力に対する値の変化量が小さいことから、正常時のCOPの平均値、例えば、図6のグラフの場合の平均値1.35に対しての影響度としてもよい。 Regarding the refrigerating capacity during operation, it is desirable to compare the COP during operation with the COP during normal operation. However, having a database of the effects of the performance indicators of each component on all COP values would result in a huge amount of data. Since the amount of change in the value of each ability is small, the COP may be the degree of influence on the average value of the COP in the normal state, for example, the average value of 1.35 in the case of the graph of FIG.
要素診断部では、吸収式冷凍機の構成要素の性能判定を行う。蒸発器1(図3)の診断には、冷水出口温度Ta_out及び蒸発温度Tevaを用いる。蒸発温度Tevaは、蒸発器1内の冷水伝熱管近傍に温度センサを設置して計測することは難しいため、蒸発器1の出口付近に蒸発器冷媒温度センサ13を設置し、必要に応じて計測値を補正して蒸発温度Tevaとする。冷水流量が一定の場合に、蒸発温度Tevaが上昇している場合は、蒸発器1の真空度の劣化が考えられる。
The element diagnosis unit determines the performance of the components of the absorption chiller. The chilled water outlet temperature Ta_out and the evaporation temperature T eva are used for the diagnosis of the evaporator 1 (FIG. 3). Since it is difficult to measure the evaporation temperature Teva by installing a temperature sensor near the cold water heat transfer tube in the
蒸発器1には冷水伝熱管が通っており、冷水伝熱管内が汚れると、蒸発器LTD(Leaving Temperature Difference)の値が、正常値と比較して大きくなる。蒸発器LTDは、下記式(5)により算出される。蒸発器LTDの値は、冷水伝熱管の汚れを示している。
A chilled water heat transfer tube passes through the
また、蒸発器1の性能を判定する別の方法として、下記式(6)に示すKAeの値を用いてもよい。冷水伝熱管の汚れ等により伝熱性能が低下すると、KAeの値は低下する。
Further, as another method for determining the performance of the
また、蒸発器1の性能を診断する別の方法として、下記式(7)に示す温度効率ηAを用いて評価してもよい。
Further, as another method for diagnosing the performance of the
上記式(5)〜(7)は、いずれか一つのみを用いて蒸発器1の性能を診断してもよいし、全てを用いてもよい。全てを用いることにより、より正確に診断可能となる。
In the above formulas (5) to (7), the performance of the
吸収器2の診断には、吸収器2の中に含まれる吸収剤(臭化リチウム)の濃度を用いる。吸収液を送るための溶液ポンプや溶液スプレーポンプの異常、結晶析出等による伝熱管の詰まり等が発生すると、吸収器2の中に含まれる吸収剤の濃度が変化する。吸収剤の濃度は、吸収器出口温度センサ16に、必要に応じて補正をかけて、吸収器2内部の吸収液の平衡温度を算出し、冷水出口温度から、必要に応じて補正をかけて、冷媒の飽和温度を求めることにより、算出する。
For the diagnosis of the
また、下記式(8)で示す吸収器ATD(Approaching Temperature Difference)の値を用いて吸収器の性能を判定してもよい。ここで、TsAoは吸収器出口温度、TCD_inは冷却水入口温度である。 Further, the performance of the absorber may be determined by using the value of the absorber ATD (Approaching Temperature Difference) represented by the following formula (8). Here, T sAo is the absorber outlet temperature, and T CD_in is the cooling water inlet temperature.
高温再生器3の診断には、高温再生器3の中に含まれる吸収剤の濃度と、高温再生器3の圧力とを用いる。吸収液を送るための溶液ポンプや溶液スプレーポンプの異常、結晶析出等による伝熱管の詰まり等が発生すると、吸収剤の濃度が正常値よりも高くなる。高温再生器3に含まれる吸収剤の濃度は、高温再生器出口温度センサ22で測定される高温温再生器出口温度から高温再生器3内の吸収液の平衡温度を算出し、低温再生器冷媒温度センサ20から、高温再生器3内の飽和温度を求めることにより、算出する。
For the diagnosis of the
低温再生器冷媒温度センサ20を設置できない場合には、高温再生器3の圧力から、高温再生器3内の吸収剤の濃度を算出する。また、高温再生器3の圧力値で性能を診断してもよい。
When the low-temperature regenerator refrigerant temperature sensor 20 cannot be installed, the concentration of the absorbent in the high-
低温再生器4の診断には、低温再生器4の中に含まれる吸収剤の濃度を用いる。低温再生器溶液出口温度センサ21に、必要に応じて補正をかけて、低温再生器4内部の吸収液の平衡温度を算出し、凝縮器5の出口付近に設置した凝縮器冷媒温度センサ19から、必要に応じて補正をかけて、低温再生器4内部の冷媒の飽和温度を算出し、低温再生器4の中に含まれる吸収剤の濃度を算出する。
For the diagnosis of the
凝縮器5の診断には、冷却水出口温度TCD_out及び凝縮温度TCeを用いる。凝縮温度TCeは、凝縮器5内の冷却水伝熱管近傍に温度センサを設置して計測することは難しいため、凝縮器冷媒温度センサ19を設置し、必要に応じて計測値を補正して凝縮温度TCeとする。
The cooling water outlet temperature T CD_out and the condensation temperature T Ce are used for the diagnosis of the
凝縮器5には、冷却水伝熱管が通っており、冷却水伝熱管内が汚れると、凝縮器LTDの値が、正常値と比較して大きくなる。凝縮器LTDは、下記式(9)により算出される。凝縮器LTDは、冷却水伝熱管の汚れを示している。
A cooling water heat transfer tube passes through the
また、凝縮器5の性能を判定する別の方法として、下記式(10)で示すKAcの値を用いてもよい。冷却水伝熱管の汚れ等により伝熱性能が低下すると、KAcの値は低下する。
Further, as another method for determining the performance of the
また、凝縮器5の性能を診断する別の手段として、下記式(11)で示す温度効率ηCを用いて評価してもよい。
Further, as another means for diagnosing the performance of the
上記式(9)〜(11)は、これらの式のうちいずれか一つを用いて凝縮器5の性能を診断してもよいし、全てを用いてもよい。全てを用いることにより、より正確に診断可能となる。
In the above formulas (9) to (11), the performance of the
吸収器2の出口から凝縮器5入口までの間の冷却水温度を計測することが可能であれば、その温度を冷却水中間温度TCD_midとして、上記式(9)〜(11)において、冷却水入口温度TCD_inの替わりにTCD_midを用いて、値を算出する。冷却水中間温度TCD_midを用いることで、より正確に診断が可能となる。
If it is possible to measure the cooling water temperature between the outlet of the
低温熱交換器6の性能は、低温側流体の温度効率ηlLXで診断する。低温熱交換器稀溶液出口温度センサ28の温度を低温熱交換器稀溶液出口温度TsLXwoとし、低温熱交換器濃溶液入口温度センサ26の温度を低温熱交換器濃溶液入口温度TsLXsiとし、吸収器出口温度センサ16の温度を吸収器出口温度TsAoとし、これらの値から低温側流体の温度効率ηlLXを下記式(12)により算出する。
The performance of the low
また、低温熱交換器6の性能は、高温側流体の温度効率ηhLXで診断してもよい。この場合は、低温熱交換器濃溶液出口温度センサ27の温度を低温熱交換器濃溶液出口温度TsLXsoとして、下記式(13)を用いてηhLXを算出する。
Further, the performance of the low
伝熱管に孔が開いたり、伝熱管の内側に結晶が析出したりすると、温度効率は低下する。よって、温度効率で熱交換器の性能を診断することができる。 If holes are formed in the heat transfer tube or crystals are deposited inside the heat transfer tube, the temperature efficiency is lowered. Therefore, the performance of the heat exchanger can be diagnosed with temperature efficiency.
高温熱交換器7の性能は、低温側流体の温度効率ηhHXで診断する。高温熱交換器稀溶液出口温度センサ24の温度を高温熱交換器稀溶液出口温度TsHXwoとし、高温再生器出口温度センサ22の温度を高温再生器出口温度TsFBoとし、高温熱交換器稀溶液入口温度センサ23の温度を高温熱交換器稀溶液入口温度TsHXwiとして、下記式(14)を用いてηlHXを算出する。
The performance of the high
また、高温熱交換器7の性能は、高温側流体の温度効率ηhHXで診断してもよい。この場合は、高温熱交換器濃溶液出口温度センサ25の温度を高温熱交換器濃溶液出口温度TsHXsoとして、下記式(15)を用いてηhHXを算出する。
Further, the performance of the high
加熱部8の加熱源として燃焼時にスス等が発生する燃料(重油等)を用いた場合には、高温再生器の伝熱管表面に汚れが発生し、加熱部8の熱が高温再生器3に伝わりにくくなるため、吸収式冷凍機の効率が低下する。高温再生器の伝熱管表面の汚れは、高温再生器温度センサ17で計測した高温再生器温度THGと、排ガス温度センサ18で計測した排ガス温度TEXGとにより、下記式(16)を用いて算出される高温再生器LTDにより評価する。
When a fuel (heavy oil, etc.) that generates soot or the like during combustion is used as the heating source of the heating unit 8, the surface of the heat transfer tube of the high temperature regenerator becomes dirty, and the heat of the heating unit 8 is transferred to the
本実施例では、二重効用の場合の吸収式冷凍機の例で説明したが、一重効用や三重効用等の他方式の吸収式冷凍機に用いてもよい。その場合は、構成要素に合わせて温度センサを増減させる。 In this embodiment, the absorption chiller in the case of double effect has been described, but it may be used in other absorption chillers such as single effect and triple effect. In that case, the temperature sensor is increased or decreased according to the components.
これらの数式を用いることにより、各構成要素の状態を診断することができる。 By using these mathematical formulas, the state of each component can be diagnosed.
また、吸収式冷凍機のサイクル内部の異常なのか、ガスや温水等の加熱源側の異常なのかを判定することができる。異常個所を特定することにより、適切なメンテナンスを行うことができる。 In addition, it is possible to determine whether the abnormality is inside the cycle of the absorption chiller or the abnormality on the heating source side such as gas or hot water. Appropriate maintenance can be performed by identifying the abnormal location.
メンテナンス判定部では、上記式(5)〜(16)に示す性能指標値が冷凍機の効率に与える影響のデータベースを持っている。 The maintenance determination unit has a database of the effects of the performance index values represented by the above equations (5) to (16) on the efficiency of the refrigerator.
図7は、構成要素の性能指標値と冷凍機の効率との関係を一般化して示したものである。構成要素は、図5に例示されるものを含む。 FIG. 7 shows a generalized relationship between the performance index values of the components and the efficiency of the refrigerator. The components include those illustrated in FIG.
本図に示すように、構成要素の性能指標値が増加すると、冷凍機の効率は低下する。 As shown in this figure, as the performance index value of the component increases, the efficiency of the refrigerator decreases.
吸収式冷凍機の場合、性能指標値としては、凝縮器LTD、蒸発器LTD、吸収器ATD、熱交換器の温度効率及び溶液濃度が挙げられる。 In the case of the absorption chiller, the performance index values include the temperature efficiency of the condenser LTD, the evaporator LTD, the absorber ATD, the heat exchanger, and the solution concentration.
冷凍機の効率が低下した場合に、各構成要素の効率低下に関する寄与分を足し合わせていくと、下記式(17)で示す「効率の低下率」となる。 When the efficiency of the refrigerator is reduced, the contributions related to the efficiency reduction of each component are added up to obtain the "efficiency reduction rate" represented by the following formula (17).
図8Aは、構成要素の性能指標値と冷凍機の効率との関係を示す一例として、吸収式冷凍機の凝縮器LTDの増加量と冷凍機の効率(サイクルCOP)との関係を示したものである。 FIG. 8A shows the relationship between the increase in the condenser LTD of the absorption chiller and the efficiency of the refrigerator (cycle COP) as an example showing the relationship between the performance index value of the component and the efficiency of the refrigerator. Is.
本図に示すように、凝縮器LTDが2K変化すると、サイクルCOPは約4%減少する。 As shown in this figure, when the condenser LTD changes by 2K, the cycle COP decreases by about 4%.
図8Bは、図8Aの縦軸について、冷凍機の効率の低下分を冷凍機の効率への寄与率とし、凝縮器LTDが効率に与える影響度を示したものである。 FIG. 8B shows the degree of influence of the condenser LTD on the efficiency of the vertical axis of FIG. 8A, with the decrease in the efficiency of the refrigerator as the contribution rate to the efficiency of the refrigerator.
本発明のシステムは、各構成要素の性能指標値が変化した場合に、冷凍機の効率に及ぶ影響の度合(効率への寄与率)に関するデータベースを保有している。 The system of the present invention holds a database regarding the degree of influence on the efficiency of the refrigerator (contribution rate to efficiency) when the performance index value of each component changes.
図9は、そのデータベースの一例を示したものである。 FIG. 9 shows an example of the database.
本図に示すように、本発明のシステムは、各構成要素の構成指標値が変化した場合に効率がどの程度変化するのか、について、各構成要素の性能指標値ごとにデータを保有している。 As shown in this figure, the system of the present invention holds data for each performance index value of each component as to how much the efficiency changes when the component value of each component changes. ..
例えば、凝縮器LTDの場合は、1K増加すると、冷凍機の効率が1.9%低下する。テーブルデータとして保有している場合は、性能指標値が中間値、例えば1.6Kを示している場合は、四捨五入をし、2Kの値の効率の影響度を参照してもよい。 For example, in the case of the condenser LTD, an increase of 1K reduces the efficiency of the refrigerator by 1.9%. When it is stored as table data, if the performance index value shows an intermediate value, for example, 1.6K, it may be rounded off and the degree of influence of the efficiency of the 2K value may be referred to.
データベースの形としては、テーブルではなく、性能指標値と冷凍機の効率との関係を示す関数を用いてもよい。例えば、図8Bに示す凝縮器LTDの場合には、下記式(18)で示す関数をデータベースとする。 As the form of the database, a function showing the relationship between the performance index value and the efficiency of the refrigerator may be used instead of the table. For example, in the case of the condenser LTD shown in FIG. 8B, the function represented by the following equation (18) is used as the database.
このような関数を用いることにより、テーブルデータを用いて中間値を四捨五入するよりも、正確な値を算出することができる。 By using such a function, it is possible to calculate an accurate value rather than rounding off the intermediate value using table data.
性能指標値と冷凍機の効率とを示すデータベースは、機種ごとに予め算出したデータをメモリに保存しておく。また、出荷時の性能試験の試験結果から、機器ごとにデータベースを作成してもよい。機器ごとにデータベースを作成することにより、個々の冷凍機の個体差を反映できるため、より正確に診断できる。 The database showing the performance index value and the efficiency of the refrigerator stores the data calculated in advance for each model in the memory. In addition, a database may be created for each device from the test results of the performance test at the time of shipment. By creating a database for each device, individual differences of individual refrigerators can be reflected, so diagnosis can be made more accurately.
メンテナンスは、各構成要素の性能指標値の寄与率が高いものから行えばよい。すなわち、各構成要素の性能指標値の寄与率を算出した上で、冷凍機の効率に与える影響が大きいものからメンテナンスの優先順位を決めることができる。これにより、冷凍機の適切なメンテナンスを行うことができ、結果として、最小限の修理・部品交換の作業で冷凍機の効率を維持することができる。このため、冷凍機のランニングコストである修理等のコストや燃料費を減らすことができる。 Maintenance may be performed from the one with the highest contribution rate of the performance index value of each component. That is, after calculating the contribution rate of the performance index value of each component, the priority of maintenance can be determined from the one having the largest influence on the efficiency of the refrigerator. As a result, proper maintenance of the refrigerator can be performed, and as a result, the efficiency of the refrigerator can be maintained with a minimum of repair and parts replacement work. Therefore, it is possible to reduce the cost of repair and the like, which is the running cost of the refrigerator, and the fuel cost.
また、メンテナンスの優先順位は、冷凍機の効率に与える影響のほかに、メンテナンスにかかる費用、期間、修理時の冷凍機の非稼働時間、劣化の進行速度などを考慮して決定するとよい。例えば、効率に与える影響度が小さくても、装置の故障に直結するような異常個所は先にメンテナンスするとよい。それにより、冷凍機の故障を未然に防ぐことができ、効率的にメンテナンスを行うことができる。効率的にメンテナンスを行うことにより、メンテナンス費用を最小限に抑えることができ、冷凍機の性能を確保することができる。 In addition to the effect on the efficiency of the refrigerator, the priority of maintenance may be determined in consideration of the cost and period of maintenance, the non-operating time of the refrigerator at the time of repair, the progress rate of deterioration, and the like. For example, even if the degree of influence on efficiency is small, it is advisable to first maintain an abnormal part that directly leads to a device failure. As a result, the failure of the refrigerator can be prevented and maintenance can be performed efficiently. By performing maintenance efficiently, maintenance costs can be minimized and the performance of the refrigerator can be ensured.
また、メンテナンスの優先順位を決めるロジックを予めプログラムしておき、装置(システム)が自動で判定し、その判定結果を表示するように設定してもよい。自動で判定することにより、メンテナンスの優先順位が一目瞭然となり、保守員が迷わずにメンテナンスを行うことができる。 Further, the logic for determining the priority of maintenance may be programmed in advance so that the device (system) automatically determines and displays the determination result. By making an automatic judgment, the priority of maintenance becomes clear at a glance, and maintenance personnel can perform maintenance without hesitation.
また、冷凍機の効率が変化していない場合に、性能指標値が予め定められた閾値以上の値や、計測値が無い等の場合は、センサ異常としてメンテナンスを表示する。 If the efficiency of the refrigerator has not changed and the performance index value is equal to or higher than a predetermined threshold value or there is no measured value, maintenance is displayed as a sensor abnormality.
つぎに、メンテナンス項目を決定するために必要なデータベースについて説明する。 Next, the database required to determine the maintenance items will be described.
図10Aは、性能指標値と効率の関係と、その劣化要因と、を対応させたデータベースの一例である。 FIG. 10A is an example of a database in which the relationship between the performance index value and the efficiency and the deterioration factor thereof are associated with each other.
図10Bは、メンテナンス項目を決定するためのデータと、その計算結果と、を併記したデータベースの一例である。 FIG. 10B is an example of a database in which data for determining maintenance items and calculation results thereof are shown together.
本発明のシステムは、図10Aに示すように、各性能指標値が変化した場合に、冷凍機の効率に及ぶ影響の度合(効率への寄与率)のデータベースを保有する。また、劣化要因及び対応するメンテナンス内容をデータベースとして予め保有している。 As shown in FIG. 10A, the system of the present invention has a database of the degree of influence on the efficiency of the refrigerator (contribution rate to efficiency) when each performance index value changes. In addition, the deterioration factors and the corresponding maintenance contents are stored in advance as a database.
各性能指標値が変化した場合に、その変化量が冷凍機の効率に与える影響を、図4のステップS4で計算し、メンテナンスによる冷凍機の効率の回復見込み量を算出する。効率回復量が高いものをメンテナンスしてもよいが、例えばメンテナンスにかかるコストの値または重み付け係数を予めデータベースとして保存しておくと、コスト当たりの効率改善効果が高いものを優先的にメンテナンスすることができる。 When each figure of merit changes, the effect of the change on the efficiency of the refrigerator is calculated in step S4 of FIG. 4, and the estimated amount of recovery of the efficiency of the refrigerator due to maintenance is calculated. Maintenance may be performed for items with a high efficiency recovery amount, but for example, if the value of the cost required for maintenance or the weighting coefficient is saved as a database in advance, the item with a high efficiency improvement effect per cost should be preferentially maintained. Can be done.
図10Bで示す例の場合は、メンテナンス内容として、冷却水伝熱管の洗浄を行う。 In the case of the example shown in FIG. 10B, the cooling water heat transfer tube is cleaned as a maintenance content.
ここで、冷凍機のメンテナンスを考えた場合に、吸収式冷凍機の場合はボイラー等の熱源に関する性能を入熱性能とし、凝縮器等の冷凍機の内側に関する性能をサイクル性能として、分けて考えるとよい。総合性能(冷凍機の効率)は、下記式(19)のとおり、入熱性能とサイクル性能とを足し合わせたものである。 Here, when considering the maintenance of the refrigerator, in the case of the absorption chiller, the performance related to the heat source such as the boiler is regarded as the heat input performance, and the performance related to the inside of the refrigerator such as the condenser is considered as the cycle performance. It is good. The overall performance (efficiency of the refrigerator) is the sum of the heat input performance and the cycle performance as shown in the following formula (19).
入熱性能とサイクル性能とに分けることにより、冷凍機外側か、冷凍機内側かのどちらで異常が発生しているのが分かりやすくなる。冷凍機内側の場合は、メンテナンス作業が大掛かりになることが多いが、異常が進行すると冷凍機が動作しなくなるおそれがある。よって、メンテナンスの優先順位を決める際に役立つ。 By dividing into heat input performance and cycle performance, it becomes easy to understand that an abnormality has occurred on either the outside of the refrigerator or the inside of the refrigerator. In the case of the inside of the refrigerator, maintenance work is often large-scale, but if an abnormality progresses, the refrigerator may not operate. Therefore, it is useful when prioritizing maintenance.
なお、入熱性能及びサイクル性能については、更に具体的には、次のように区別する。 More specifically, the heat input performance and the cycle performance are distinguished as follows.
吸収式冷凍機の場合は、入熱性能は、冷凍機の外側すなわち大気側の性能であり、ボイラー等の熱源、吸収器、凝縮器等の冷却水、蒸発器で発生する冷熱と熱交換をする冷水等に関する性能である。例えば、ガス焚きボイラーの場合、吸収液を加熱して濃縮する高温再生器の燃焼ガスが接する面(吸収液との熱交換面、燃焼ガスの流路等)に付着する煤、錆等が影響すると考えられる。冷却水、冷水等については、これらの伝熱管内のスケール(汚れ)等が影響すると考えられる。 In the case of an absorption chiller, the heat input performance is the performance on the outside of the refrigerator, that is, on the atmosphere side, and exchanges heat with heat sources such as boilers, cooling water such as absorbers and condensers, and cold heat generated in evaporators. Performance related to cold water, etc. For example, in the case of a gas-fired boiler, soot, rust, etc. adhering to the surface (heat exchange surface with the absorption liquid, flow path of the combustion gas, etc.) in contact with the combustion gas of the high-temperature regenerator that heats and concentrates the absorption liquid affects it. It is thought that. It is considered that the scale (dirt) in these heat transfer tubes affects the cooling water, cold water, etc.
一方、サイクル性能は、冷凍機の内側すなわち吸収式冷凍機の場合は減圧領域側の性能であり、吸収器、高温再生器、凝縮器、蒸発器等の内側に関する性能である。例えば、吸収器、高温再生器等における吸収液からの結晶の析出、凝縮器、蒸発器等への溶質の混入、大気の混入、吸収液と容器内壁面の材料との化学反応によるガスの発生等が影響すると考えられる。 On the other hand, the cycle performance is the performance on the inside of the refrigerator, that is, on the decompression region side in the case of the absorption chiller, and is the performance on the inside of the absorber, the high temperature regenerator, the condenser, the evaporator and the like. For example, precipitation of crystals from the absorbent liquid in an absorber, high temperature regenerator, etc., mixing of solutes in a condenser, evaporator, etc., mixing of air, generation of gas due to a chemical reaction between the absorbent liquid and the material of the inner wall surface of the container. Etc. are considered to have an effect.
ターボ冷凍機その他の機械式冷凍機の場合は、入熱性能は、冷凍機の外側の性能であり、圧縮機の電源、電気配線、電子回路等の不具合、凝縮器の冷却水、蒸発器で発生する冷熱と熱交換をする冷水等の伝熱管内のスケール等が影響すると考えられる。 In the case of turbo chillers and other mechanical chillers, the heat input performance is the performance outside the chiller, with defects in the compressor power supply, electrical wiring, electronic circuits, etc., condenser cooling water, and evaporator. It is considered that the scale in the heat transfer tube such as cold water that exchanges heat with the generated cold heat has an effect.
一方、サイクル性能は、冷凍機の内側の性能であり、冷媒の流路、膨張弁、圧縮機の内部の汚れ、異物等、冷媒とともに流れる潤滑油の分布等が影響すると考えられる。 On the other hand, the cycle performance is the performance inside the refrigerator, and it is considered that the distribution of the lubricating oil flowing together with the refrigerant, such as the flow path of the refrigerant, the expansion valve, the dirt inside the compressor, foreign matter, etc., affects the performance.
以下、出力部における出力の例について説明する。 An example of output in the output unit will be described below.
図11Aは、図2の計測データ50の一部及び性能指標値の表示画面(第一の画面)の一例を示したものである。
FIG. 11A shows an example of a part of the
本図においては、冷凍機の冷凍能力、効率、冷水出口温度及び冷却水出口温度の定格値及び現在値が表示されている。また、冷凍機の総合性能、入熱性能及びサイクル性能も表示されている。そして、冷凍機の状態として、凝縮器のメンテナンスが表示されている。 In this figure, the rated value and the current value of the refrigerating capacity, efficiency, chilled water outlet temperature and cooling water outlet temperature of the chiller are displayed. In addition, the overall performance, heat input performance, and cycle performance of the refrigerator are also displayed. Then, the maintenance of the condenser is displayed as the state of the refrigerator.
図11Bは、各構成要素の状態等の詳細情報を表示する第二の画面の例を示したものである。 FIG. 11B shows an example of a second screen for displaying detailed information such as the state of each component.
本図のように表示することにより、画面の大きさに制約されることなく必要な情報を提供することができる。本図と同様にして、必要に応じて、第三の画面、第四の画面と切替られるようにすることもできる。 By displaying as shown in this figure, it is possible to provide necessary information without being restricted by the size of the screen. Similar to this figure, it is possible to switch between the third screen and the fourth screen as needed.
図11Bの表示例では、蒸発器と凝縮器の性能が低下しているが、凝縮器の性能低下と冷凍機の効率に与える影響が大きく、凝縮器に対してメンテナンスが必要であると表示されている。各構成要素の状態は、正常・注意・異常等のように、言葉で表示してもよいし、棒グラフなどで表示してもよい。 In the display example of FIG. 11B, the performance of the evaporator and the condenser is deteriorated, but the performance of the condenser is deteriorated and the efficiency of the refrigerator is greatly affected, and it is displayed that the condenser needs maintenance. ing. The state of each component may be displayed in words such as normal, caution, abnormality, etc., or may be displayed in a bar graph or the like.
また、図3のような構成図を簡略化して表示し、図中の各位置に温度等を表示してもよい。構成図として表示することにより、数値だけで表示するよりも直感的に分かりやすくなる利点がある。 Further, the configuration diagram as shown in FIG. 3 may be simplified and displayed, and the temperature or the like may be displayed at each position in the diagram. Displaying as a configuration diagram has the advantage of being easier to understand intuitively than displaying only numerical values.
本発明によれば、冷凍機の効率が変化した場合に、不具合の発生箇所を特定し、メンテナンスの優先順位を決定することが可能となる。結果として、燃料代の上昇を抑えることができる。 According to the present invention, when the efficiency of the refrigerator changes, it is possible to identify the location where a defect occurs and determine the priority of maintenance. As a result, the increase in fuel cost can be suppressed.
1:蒸発器、2:吸収器、3:高温再生器、4:低温再生器、5:凝縮器、6:低温熱交換器、7:高温熱交換器、8:加熱部、11:冷水入口温度センサ、12:冷水出口温度センサ、13:蒸発器冷媒温度センサ、14:冷却水入口温度センサ、15:冷却水出口温度センサ、16:吸収器出口温度センサ、17:高温再生器温度センサ、18:排ガス温度センサ、19:凝縮器冷媒温度センサ、20:低温再生器冷媒温度センサ、21:低温再生器溶液出口温度センサ、22:高温再生器出口温度センサ、23:高温熱交換器稀溶液入口温度センサ、24:高温熱交換器稀溶液出口温度センサ、25:高温熱交換器濃溶液出口温度センサ、26:低温熱交換器濃溶液入口温度センサ、27:低温熱交換器濃溶液出口温度センサ、28:低温熱交換器稀溶液出口温度センサ、29:排ガス熱交換器稀溶液出口温度センサ、30:ドレン熱交換器稀溶液出口温度センサ、31:ドレン熱交換器ドレン出口温度センサ、40:冷媒ポンプ、41:溶液ポンプ、42:溶液スプレーポンプ、50:計測データ、51:演算装置、60:冷水流量センサ、61:冷却水流量センサ。 1: Evaporator, 2: Absorber, 3: High temperature regenerator, 4: Low temperature regenerator, 5: Condenser, 6: Low temperature heat exchanger, 7: High temperature heat exchanger, 8: Heating part, 11: Cold water inlet Temperature sensor, 12: Cold water outlet temperature sensor, 13: Evaporator refrigerant temperature sensor, 14: Cooling water inlet temperature sensor, 15: Cooling water outlet temperature sensor, 16: Absorber outlet temperature sensor, 17: High temperature regenerator temperature sensor, 18: Exhaust gas temperature sensor, 19: Condenser refrigerant temperature sensor, 20: Low temperature regenerator refrigerant temperature sensor, 21: Low temperature regenerator solution outlet temperature sensor, 22: High temperature regenerator outlet temperature sensor, 23: High temperature heat exchanger rare solution Inlet temperature sensor, 24: High temperature heat exchanger rare solution outlet temperature sensor, 25: High temperature heat exchanger concentrated solution outlet temperature sensor, 26: Low temperature heat exchanger concentrated solution inlet temperature sensor, 27: Low temperature heat exchanger concentrated solution outlet temperature Sensor, 28: Low temperature heat exchanger rare solution outlet temperature sensor, 29: Exhaust heat exchanger rare solution outlet temperature sensor, 30: Drain heat exchanger rare solution outlet temperature sensor, 31: Drain heat exchanger Drain outlet temperature sensor, 40 : Refrigerator pump, 41: Solution pump, 42: Solution spray pump, 50: Measurement data, 51: Computational device, 60: Cold water flow sensor, 61: Cooling water flow sensor.
Claims (5)
前記冷凍機の構成要素ごとの性能指標値と前記冷凍機の効率との関係に関するデータベースを有し、
前記データベースに含まれる値と前記冷凍機の計測データから求めた前記構成要素ごとの前記性能指標値が前記効率に与える影響度とを比較した結果を含む判定材料を用いることにより、前記冷凍機のメンテナンス箇所を特定することを特徴とする冷凍機の性能診断システム。 In a system for diagnosing the performance of refrigerators
It has a database on the relationship between the performance index value for each component of the refrigerator and the efficiency of the refrigerator.
By using a determination material containing the result of comparing the value included in the database with the degree of influence of the performance index value for each component obtained from the measurement data of the refrigerator on the efficiency, the refrigerator can be used. A performance diagnosis system for refrigerators, which is characterized by identifying maintenance points.
前記データベースは、前記冷凍機のシミュレーションの結果、又は出荷前の製品試験のデータを含む、冷凍機の性能診断システム。 In the performance diagnosis system of the refrigerator according to claim 1,
The database is a chiller performance diagnostic system that includes chiller simulation results or pre-shipment product test data.
前記冷凍機は、吸収式冷凍機であり、
前記性能指標値は、凝縮器LTD、蒸発器LTD、吸収器ATD、熱交換器の温度効率及び溶液濃度のいずれか一つ以上を含む、冷凍機の性能診断システム。 In the performance diagnosis system of the refrigerator according to claim 1,
The refrigerator is an absorption chiller.
The performance index value is a performance diagnostic system for a refrigerator, which includes any one or more of a condenser LTD, an evaporator LTD, an absorber ATD, a temperature efficiency of a heat exchanger, and a solution concentration.
前記冷凍機の総合性能、入熱性能及びサイクル性能を表示する機能を有する、冷凍機の性能診断システム。 In the performance diagnosis system of the refrigerator according to claim 1,
A performance diagnosis system for a refrigerator having a function of displaying the total performance, heat input performance, and cycle performance of the refrigerator.
前記メンテナンス箇所を自動で判定する機能を有する、冷凍機の性能診断システム。 In the performance diagnosis system for the refrigerator according to any one of claims 1 to 4.
A performance diagnosis system for a refrigerator having a function of automatically determining the maintenance location.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017220651A JP6900303B2 (en) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | Refrigerator performance diagnostic system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017220651A JP6900303B2 (en) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | Refrigerator performance diagnostic system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019090586A JP2019090586A (en) | 2019-06-13 |
JP6900303B2 true JP6900303B2 (en) | 2021-07-07 |
Family
ID=66836169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017220651A Active JP6900303B2 (en) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | Refrigerator performance diagnostic system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6900303B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7233030B1 (en) * | 2022-02-08 | 2023-03-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Absorption Chiller Remote Monitoring System |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05272849A (en) * | 1991-11-15 | 1993-10-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | Method and device for predicting deterioration of heat exchanger |
US5596507A (en) * | 1994-08-15 | 1997-01-21 | Jones; Jeffrey K. | Method and apparatus for predictive maintenance of HVACR systems |
JP4224275B2 (en) * | 2001-10-12 | 2009-02-12 | 株式会社日立ビルシステム | Management device and management method for heat source unit for air conditioner |
JP5350684B2 (en) * | 2008-06-10 | 2013-11-27 | 三星電子株式会社 | Failure diagnosis device used for refrigeration cycle equipment |
JP2013145078A (en) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Freezer management system |
JP2016205640A (en) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | アズビル株式会社 | Refrigerator degradation diagnosis device and method |
-
2017
- 2017-11-16 JP JP2017220651A patent/JP6900303B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019090586A (en) | 2019-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6701727B2 (en) | Apparatus and method for managing heat source unit for air conditioner | |
JP5905278B2 (en) | Monitoring system and monitoring method for refrigeration equipment | |
JP2010014323A (en) | Deterioration diagnosing device, deterioration diagnosing method, and deterioration diagnosing system for cold supply system | |
JP4301085B2 (en) | Deterioration diagnosis system for heat source equipment | |
JP6660275B2 (en) | Capacity diagnosis system and capacity diagnosis method for absorption refrigerator | |
JP2003185232A (en) | System and method of controlling heat source machine for air conditioner | |
JP6900303B2 (en) | Refrigerator performance diagnostic system | |
JP6940983B2 (en) | Performance diagnosis device and performance diagnosis method for absorption chillers | |
JP2013152624A (en) | Diagnostic system and diagnostic method | |
JP5884283B2 (en) | Dirty evaluation method for cooling water line in refrigeration system | |
JP4009288B2 (en) | Method and apparatus for detecting flash gas | |
JP4231024B2 (en) | Absorption diagnosis method and apparatus for absorption refrigerator | |
JP3083930B2 (en) | Failure diagnosis system for absorption refrigerator | |
JP5757131B2 (en) | Method for monitoring contamination of cooling water line in refrigeration system | |
JP4253648B2 (en) | Performance evaluation method and diagnostic system of absorption chiller / heater | |
US8924181B2 (en) | Operating refrigeration systems | |
JP7022658B2 (en) | Performance diagnosis system for absorption chillers | |
JP6948756B1 (en) | Performance diagnosis method for absorption chiller-heater | |
JP4057354B2 (en) | Diagnostic method and apparatus for absorption refrigerator | |
JP2815972B2 (en) | Control device for absorption refrigerator | |
JP3054553B2 (en) | Absorption chiller / heater failure diagnosis device | |
JP6988366B2 (en) | Performance deterioration diagnostic method and diagnostic equipment for water-cooled turbo chillers | |
JP3083929B2 (en) | Failure diagnosis system for absorption refrigerator | |
JP3083931B2 (en) | Failure diagnosis system for absorption refrigerator | |
JP7187960B2 (en) | Energy Loss Judgment Method for Refrigerator Systems |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210615 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6900303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |