JP6900101B2 - ディスプレイの内蔵アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、給電装置を含むディスプレイの内蔵アンテナに関する。
4G(4th Generation)通信システムの商用化以後に増加している無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G(5th Generation)通信システム又はpre-5G通信システムを開発するための努力がなされている。そのため、5G通信システム又はpre-5G通信システムは、4Gネットワーク以後(beyond 4G network)通信システムまたはLTEシステム以後(post LTE)システムと呼ばれている。
高いデータ伝送率を達成するために、5G通信システムは、ミリメートル波(mmWave)帯域(例えば、60ギガ(60GHz)帯域)での実現が考慮されている。5G通信システムでは、超高周波帯域で電波の経路損失の緩和及び電波の伝達距離を増加させるために、ビームフォーミング(beam forming)、大規模多重入力多重出力(massive MIMO)、全次元多重入力多重出力(FD-MIMO)、アレイアンテナ、アナログビームフォーミング、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術などが論議されている。
さらに、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは、進化した小型セル、改善された小型セル、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、D2D(Device to Device)通信、無線バックホール、移動ネットワーク、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術が開発されている。
その他にも、5G通信システムでは、進歩した符号化変調(ACM)方式であるFQAM(hybrid frequency shift keying(FSK) and quadrature amplitude modulation(QAM) Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)、進歩したアクセス技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(Non Orthogonal Multiple Access)、及びSCMA(Sparse Code Multiple Access)などが開発されている。
一般的に、5G通信をサポートする無線通信端末はディスプレイを具備する。このディスプレイは、透明電極に基づいたディスプレイの内蔵アンテナを有する。例えば、ディスプレイの内蔵アンテナは、一般的なコイルライン又はPCB(Printed Circuit Board)金属レイヤに比べて相対的に薄い厚さを有する特性がある。それによって、電流が印加される場合、熱による抵抗損失(ohmic loss)が相対的に高いことがある。さらに、半導体工程に基づいて透明電極の厚さを持続的に増加するのに限界があるという問題があった。
上記した情報は、本発明の開示の理解を助けるための背景情報として表示されるだけである。上記のいずれかが本発明に関する従来技術として適用されるか否かに関しては、何の決定も判定も下されていない。
したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、ディスプレイの内蔵アンテナに含まれるコイルを実現する場合にQ値を極大化する方法を提供することにある。例えば、抵抗値の過度な上昇が抑制可能である場合、およそ2倍のQ値が実現される。
本発明の他の目的は、並列給電のためのマルチレイヤ構造を有するコイルに同一の位相の電流を供給する装置を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、ディスプレイの内蔵アンテナが提供される。上記ディスプレイ内蔵アンテナは、所定間隔で離隔されるように構成される少なくとも2つのコイルと、少なくとも2つのコイルが並列に接続されるように少なくとも2つのコイルの給電端子を具備し、具備された給電端子を通じて少なくとも2つのコイルに電流を供給する集積回路(IC)とを含む。少なくとも2つのコイルに流れる電流の位相が、ICにより供給される電流によって同一である。
本発明の他の態様によれば、ディスプレイの内蔵アンテナが提供される。上記ディスプレイ内蔵アンテナは、円環状の第1のアンテナと、第1のアンテナと同一の平面上に配置され、第1のアンテナの中心空間内に略同軸上に配置される円形状の第2のアンテナと、第1のアンテナと第2のアンテナの駆動電流を供給する集積回路(IC)と、ICにより供給される前記駆動電流が第1のアンテナに備えられる給電端子と第2のアンテナに備えられる給電端子に並列に供給されるようにICと第1及び第2のアンテナを接続する第1の導電体とを含む。
本発明は、ディスプレイ内蔵アンテナ向けの給電装置において抵抗値を減少させて認識距離を増加させ、それによって消費電力を減少することができる。
本発明による実施形態の上記及び他の態様、特徴、及び利点は、添付の図面と共に述べる以下の詳細な説明から、一層明らかになるはずである。
本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対する他の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の他の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対するもう一つの例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対するもう一つの例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の他の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の視認性を考慮してコイルを設計する一例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の視認性を考慮してコイルを設計する他の例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置に備えられるコイルと本体を接続する断面組み立ての一例を示す図である。 本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置に備えられるコイルと本体を接続する両面組み立ての一例を示す図である。 本発明の多様な実施形態による実際製造されたディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の一例を示す図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
添付の図面を参照した下記の説明は、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるような本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供するものであり、この理解を助けるための様々な特定の詳細を含むが、唯一つの実施形態に過ぎない。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここに説明する実施形態の様々な変更及び修正が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。なお、公知の機能又は構成に関する具体的な説明は、明瞭性と簡潔性のために省略する。
次の説明及び請求項に使用する用語及び単語は、辞典的意味に限定されるものではなく、発明者により本発明の理解を明確且つ一貫性があるようにするために使用する。従って、特許請求の範囲とこれと均等なものに基づいて定義されるものであり、本発明の実施形態の説明が単に実例を提供するためのものであって、本発明の目的を限定するものでないことは、本発明の技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本明細書に記載の各要素は、文脈中に特に明示しない限り、複数形を含むことは、当業者には理解できるものである。したがって、例えば、“コンポーネント表面(a component surface)”との記載は、1つ又は複数の表面を含む。
‘含む’又は‘有する’などの用語は、明細書上に記載された該当特徴(例えば、数値、機能、動作、又は構成要素のようなエレメント)が存在することを指定し、追加的な特徴の存在を排除しないことを理解しなければならない。
本明細書では、“A又はB”、“A又は/及びBのうち少なくとも一つ”、“A又は/及びBのうち一つ以上”の表現は、記載された項目のすべての組み合わせを含むことができる。例えば、“A又はB”、“A及びBのうち少なくとも一つ”、又は“A又はBのうち少なくとも一つ”は、(1)少なくとも一つのAを包含、(2)少なくとも一つのBを包含、あるいは(3)少なくとも一つのA及び少なくとも一つのBの両方ともを包含のあらゆるケースを称する。
多様な実施形態で使用される“第1”、“第2”のように序数を含む表現は、多様な構成要素を順序及び/または重要度に関係なく修飾するが、該当構成要素を限定するものではない。これら表現は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使われる。例えば、第1のユーザー機器と第2のユーザー機器は、順序または重要度に関係なく、異なるユーザー機器を示すことができる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、かつ第1の構成要素は第2の構成要素と呼ばれてもよく、同様に第2の構成要素も第1の構成要素と変更して呼ばれてもよい。
一つのエレメント(例えば、第1のエレメント)が他のエレメント(例えば、第2のエレメント)に“(機能的に又は通信的に)結合又は接続される”と記載された場合に、一つのエレメントが他のエレメントに直接に接続されるか、あるいは他のエレメント(例えば、第3のエレメント)を介して接続されると理解されなければならない。一方、一つのエレメント(例えば、第1のエレメント)が他のエレメント(例えば、第2のエレメント)に“直接接続される”、あるいは“直接結合される”と記載された場合には、これらエレメント間に他のエレメント(例えば、第3のエレメント)が存在しないと理解されることができる。
本明細書で使われる表現“〜するように構成される(configured to)”は、状況に従って、例えば“〜に適合した(suitable for)”、“〜する能力を有する(having the capacity to)”、“〜するように設計される(designed to)”、“〜するように構成される(adapted to)”、“〜するように作られる(made to)”、または“〜ができる(capable of)”に変更できる。用語“〜するように構成される”は、ハードウェア的に“特別に設計される(specifically designed to)”ことを必ずしも意味するものではない。あるいは、場合によっては、表現“〜するように構成される装置”は、その装置が他の装置または構成要素とともに“〜ができる”ことを意味する。例えば、文句“A,B,及びCを実行するように構成(または設定)されるプロセッサ”は、対応する動作を遂行するための専用プロセッサ(例えば、埋め込みプロセッサ)、またはメモリ装置に格納されている一つ以上のソフトウェアプログラムを実行することで、対応動作を遂行できる汎用プロセッサ(generic-purpose processor)(例えば、CPU又はアプリケーションプロセッサ(AP))を意味することができる。
本明細書で使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されるものであって、他の実施形態の範囲を限定するものではない。単数の表現は、コンテキスト中に特記で明示されない限り、複数の表現を含むことができる。ここで使用される技術的及び科学的な用語を含むすべての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者には一般的に理解される意味と同一の意味を有する。一般的に使用される辞典で定義されるような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有すると解析されなければならなく、ここで明白に定義されない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解析されない。
図1は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成を示す。
図1を参照すると、集積回路(IC)110は、ディスプレイに含まれたマルチレイヤ構造を有する複数のコイル120,130に電流を供給する。複数のコイル120,130は、異なる機能を実行するために提供される。例えば、複数のコイル120,130は、近距離通信(Near Field Communication:NFC)用コイルと磁気セキュア伝送(Magnetic Secure Transmission:MST)用コイルを含むことができる。この場合、NFC用コイルは、NFCをサポートするアンテナとして動作し、MST用コイルは、MSTをサポートするアンテナとして動作する。
例えば、IC110は、2個の給電端子‘a’,‘b’を通じてマルチレイヤ構造を有する複数のコイル120,130に電流を供給できる。すなわち、IC110により供給される電流は、給電端子‘a’を通じてマルチレイヤ構造によって並列に接続される複数のコイル120,130に供給される。これによって、複数のコイル120,130に同一の位相の電流が供給され得る。給電端子‘a’に供給された電流は、複数のコイル120,130の各々を通じて流れ、その後に給電端子‘b’を通じて出力される。
一実施形態によれば、マルチレイヤ構造を有する2つのコイル(トップコイル120とボトムコイル130)は、所定間隔で上下方向に離隔され、並列構造を有するために同一の入力給電端子‘a’と同一の出力給電端子‘b’により接続され得る。したがって、並列給電方式により2つのコイル(トップコイル120、ボトムコイル130)に電流が供給される。
入力給電端子‘a’に印加される電流(IIN)は、キルヒホッフ(Kirchoff)の法則に従って下記の<数式1>により定義される。
IN=Itop+Ibottom ・・・<数式1>
<数式1>で、Itopはトップコイルを通して流れる電流量を示し、Ibottomはボトムコイルを通して流れる電流量を示す。
入力給電端子‘a’及び出力給電端子‘b’でコイル側から見た入力抵抗(RIN)は、下記の<数式2>により定義できる。
Figure 0006900101
<数式2>に基づき、入力抵抗(RIN)は、トップコイルの抵抗値(Rtop Coil)とボトムコイルの抵抗値(Rbottom Coil)が並列接続される結果値に対応する。
したがって、ディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置に備えられるコイルが並列接続されるマルチレイヤ構造を有するように構成される場合、抵抗値が低減できることに注意すべきである。これは、ディスプレイに具備される内蔵アンテナ用給電装置から最適のQ値を取り出すようにする。これは、下記の<数式3>により確認できる。
Figure 0006900101
<数式3>によると、Q値は抵抗値(R)に反比例し、インダクタンス(L)値に比例することが知られる。すなわち、小さいQ値を得るために、抵抗値を減少させ、インダクタンス値を増加すべきである。したがって、図1に示した並列構造を有するコイル120,130は、抵抗値を下げる原因となる。
図2は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成を示す。
図2を参照すると、トップコイル220とボトムコイル230は、マルチレイヤ構造を有する。さらに、トップコイル220とボトムコイル230は、IC210から供給される電流IINが入力される共通の入力給電端子‘a’を使用し、IC210に電流IOUTを出力する共通の出力給電端子‘b’を使用する並列構造を有する。
入力給電端子‘a’に入力される電流IINによって、トップコイル220に電流Itopが流れ、ボトムコイル230に電流Ibottomが流れる。入力給電端子‘a’の前に位置するダイオードと出力給電端子‘b’の後に位置するダイオードは、必要に応じて選択的に適用されてもよい。
図3は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対する他の例を示す。
図3を参照すると、IC310は、ディスプレイに内蔵されたマルチレイヤ構造を有する複数のコイル320,330に電流を供給する。例えば、IC310は、2つの給電端子‘a’、‘b’を通じてマルチレイヤ構造を有する複数のコイル320,330に電流を供給できる。すなわち、IC310により供給される電流は、給電端子‘a’を通じて並列接続される複数のコイル320,330に供給される。それによって、複数のコイル320,330に同一の位相の電流が供給され得る。給電端子‘a’に供給される電流は、複数のコイル320,330の各々を通して流れた後に、給電端子‘b’を通じて出力される。
さらに、ディスプレイに備えられる内蔵アンテナ用給電装置から最適のQ値を取り出すために、ボトムコイル330のインダクタンス値が増加することがある。ボトムコイル330に追加されるインダクタ(inductor)340は、Q値を低めるために追加される。
例えば、追加されたインダクタ340が考慮されない場合、ボトムコイル330のインダクタンス値(Lbottom wire)は、下記の<数式4>により定義される。
bottom wire=μoμr(In(8R/a)-2) ・・・<数式4>
<数式4>において、Rはボトムコイルの半径を意味し、aはワイヤの厚さ(mm)を意味し、μoは1.427nHに対応する。
しかし、追加されたインダクタ340によるインダクタンス値(Lumped L)が考慮される場合、全体インダクタンス値(Lbottom)は、下記の<数式5>により定義される。
bottom=Lumped L+Lbottom wire ・・・<数式5>
<数式5>によれば、純粋ボトムコイル330のインダクタンス値(Lbottom wire)がインダクタ340によるインダクタンス値(Lumped L)に追加されることが確認できる。これは、Q値がインダクタンス値に比例する特性を考慮すると、該当Q値を増加させる原因となる。
しかしながら、Q値を増加するためのインダクタ340は、ボトムコイル330でなくトップコイル320に設置され得る。さらに、インダクタ340は、ボトムコイル330又はトップコイル320の特定位置に限定して設置される必要はない。すなわち、インダクタ340がボトムコイル330又はトップコイル320上の如何なる位置に設置されても類似した目的が得られることである。
一実施形態によれば、追加されたインダクタ340のインダクタンス(inductance)は、トップコイル320のインダクタンス(Ltop)とボトムコイル330のインダクタンス(Lbottom)を考慮して決定できる。例えば、ボトムコイル330にインダクタ340が追加される場合、このインダクタが追加されたボトムコイル330のインダクタンス(Lbottom)とトップコイル320のインダクタンス(Ltop)が同一であり得る。このような理由で、インダクタ340は、トップコイル320とボトムコイル330との間により小さいインダクタンスを有するコイルに追加されてもよい。
図4は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成の他の例を示す。
図4を参照すると、トップコイル420とボトムコイル430はマルチレイヤ構造を有する。さらに、トップコイル420とボトムコイル430は、IC410から供給される電流IINが入力される共通の入力給電端子‘a’を使用し、IC410に電流IOUTが出力される共通の出力給電端子‘b’を使用するための並列構造を有する。
入力給電端子‘a’に入力された電流IINによって、トップコイル420に電流Itopが流れ、ボトムコイル430に電流Ibottomが流れる。入力給電端子‘a’の前に位置するダイオードと出力給電端子‘b’の後に位置するダイオードは必要に応じて選択的に適用できる。
入力給電端子‘a’とボトムコイル430との間にインダクタ440が追加され得る。追加されたインダクタ440は、所定のインダクタンス値(Lumped L)を有する。したがって、ボトムラインの全体インダクタンス値(Lbottom)は、ボトムコイル330のインダクタンス値(Lbottom wire)にインダクタ440のインダクタンス値(Lumped L)を追加して生成された値により決定され得る。
図5は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す。
図5を参照すると、トップコイル520とボトムコイル530はマルチレイヤ構造を有する。さらに、トップコイル520とボトムコイル530は、IC510から供給される電流IINが入力される共通の入力給電端子‘a’を使用し、IC510に電流IOUTを出力する共通の出力給電端子‘b’を使用するための並列構造を有する。
入力給電端子‘a’に入力された電流IINによって、トップコイル520に電流Itopが流れ、ボトムコイル530に電流Ibottomが流れる。入力給電端子‘a’の前に位置するダイオードと出力給電端子‘b’の後に位置するダイオードは、必要によって選択的に適用できる。
ボトムコイル530は、少なくとも2つのポイント550,560で金属体(metallic body)540と短絡(sorting)され得る。この場合、ポイント550を通じてボトムコイル530に流れる電流は、分岐されて電流Ibottom metalが金属体540に流れ、ポイント560を通じて戻るようになる。
ボトムコイル530と金属体540が短絡される場合、入力抵抗値(RIN)は減少する。その理由は、ボトムコイル530と金属体540が短絡により並列に接続される構造を有するためである。これは、下記の<数式6>により明確に定義できる。
Figure 0006900101
<数式6>において、RMetallic BodyとRbottom Coilとの間で、RMetallic BodyがRbottom Coilに比べて相対的に大きい値を有する関係が成立する。したがって、RINは、金属体540のない場合に比べて一層減少する。抵抗値の減少は、Q値を増加させる原因として作用する。
しかしながら、金属体540は、必ずしもボトムコイル530と短絡しなければならないものではない。すなわち、金属体540がトップコイル520と短絡されても同一の効果が得られる。さらに、金属体540は、ボトムコイル530またはトップコイル520と2個のポイントでのみ短絡する必要はない。すなわち、金属体540がボトムコイル530又はトップコイル520と2個以上のポイントで短絡されても、同一の効果が得られる。
図6は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対するもう一つの例を示す。
図6を参照すると、IC610は、ディスプレイに内蔵されたマルチレイヤ構造を有する複数のコイル620,630に電流を供給する。例えば、IC610は、2つの給電端子‘a’、‘b’を通じてマルチレイヤ構造を有する複数のコイル620,630に電流を供給できる。すなわち、IC610により供給される電流は、給電端子‘a’を通じて並列接続される複数のコイル620,630に供給される。これによって、複数のコイル620,630に同一の位相の電流が供給され得る。給電端子‘a’に供給された電流は、複数のコイル620,630の各々を通じて流れた後に給電端子‘b’を通じて出力される。
一方、エレメントの集積化のために、接続アンテナ(connectivity antenna)650は、複数のコイル620,630の中心の空間に配置される。この場合、接続アンテナ650を管理するIC640に接続されるライン(信号ラインと接地ライン)は、入力給電端子‘a’と出力給電端子‘b’との間に存在するオープン空間(開口面)に位置させ得る。これは、IC640と接続アンテナ650を連結するラインによる空間損失を低減する効果を有する。
図7は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す。
図7を参照すると、トップコイル720とボトムコイル730は、マルチレイヤ構造を有する。さらに、トップコイル720とボトムコイル730は、IC710から供給される電流IINが入力される共通の入力給電端子‘a’を使用し、IC710に電流IOUTが出力される共通の出力給電端子‘b’を使用するための並列構造を有する。
入力給電端子‘a’に入力された電流IINによって、トップコイル720に電流Itopが流れ、ボトムコイル730に電流Ibottomが流れる。入力給電端子‘a’の前に位置するダイオードと出力給電端子‘b’の後に位置するダイオードは、必要によって選択的に適用できる。その他に、接続アンテナ740が別に構成されることを確認できる。
図8は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の構成に対するもう一つの例を示す。
図8を参照すると、IC810は、ディスプレイに内蔵されたマルチレイヤ構造を有する複数のコイル820,830に電流を供給する。例えば、IC810は、2個の給電端子‘a’,‘b’を通じてマルチレイヤ構造を有する複数のコイル820,830に電流を供給できる。すなわち、IC810により供給される電流は、給電端子‘a’を通じて並列接続される複数のコイル820,830に供給される。これによって、複数のコイル820,830に同一の位相の電流が供給される。給電端子‘a’に供給された電流は、複数のコイル820,830の各々を通じて流れた後に給電端子‘b’を通じて出力される。
接続アンテナ850は、エレメントの集積化のために、複数のコイル820,830の中心の空間に位置され得る。この場合、接続アンテナ850を管理するIC840に接続するためのライン(信号ラインと接地ライン)を引き出す空間確保のために、複数のコイル820,830は、多段並列構造で構成できる。すなわち、セグメントポイント860は、複数のコイル820,830を給電端子‘a’,‘b’以外の他の空間で接続するように設置される。したがって、複数のコイル820,830の間に2個のセグメントポイントと合計4個の短絡ポイントを有する。
この場合、接続アンテナ850を管理するIC840を接続するラインのうち、信号ラインは、給電端子によるセグメントポイントを通じて引き入りあるいは引き出され、接地ラインは、他のセグメントポイントを通じて引き入りあるいは引き出される。これは、IC840と接続アンテナ850を接続するラインによる空間損失を低減させる効果を有するようにする。
図9A、図9B、及び図9Cは、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す。すなわち、図9A乃至図9Cは、図8で提案された2個のセグメントポイントがボトムコイル上に配置される例を示す。しかしながら、2個のセグメントポイントは、ボトムコイルに対して存在する必要はない。すなわち、セグメントポイントは、トップコイルを対して設置されることも可能である。さらに、セグメントポイントを構成する短絡ポイント間の間隔も特定値により固定する必要はない。しかしながら、抵抗値の減少のために、短絡ポイント間の間隔を最適値として設定する必要はある。
図10は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置の側面構成のもう一つの例を示す。
図10を参照すると、トップコイル1020とボトムコイル1030は、マルチレイヤ構造を有する。さらに、トップコイル1020とボトムコイル1030は、IC1010から供給される電流IINが入力される共通の入力給電端子‘a’を使用し、IC1010に電流IOUTが出力される共通の出力給電端子‘b’を使用するための並列構造を有する。
入力給電端子‘a’に入力された電流IINによって、トップコイル1020に電流Itopが流れ、ボトムコイル1030に電量Ibottomが流れる。入力給電端子‘a’の前に位置するダイオードと出力給電端子‘b’の後に位置するダイオードは必要によって選択的に適用できる。
ボトムコイル1030は、少なくとも2個のポイント1050,1060で金属体1040と短絡できる。この場合、ボトムコイル1030に流れる電流は、ポイント1050で分岐されて電流Ibottom metalが金属体1040に流れ、ポイント1060で戻るようになる。
ボトムコイル1030と金属体1040が短絡される場合、入力抵抗値(RIN)は減少する。その理由は、ボトムコイル1030と金属体1040が短絡により並列接続構造を有するためである。
接続アンテナ1080は、エレメントの集積化のために、複数のコイル1020,1030の中心の空間に位置する。この場合、接続アンテナ1080を管理するIC1070を接続するためのライン(信号ラインと接地ライン)は、入力給電端子‘a’と出力給電端子‘b’との間に存在し、あるいは別に構成されたセグメントポイントに対応するオープン空間(開口面)に位置され得る。これは、IC1070と接続アンテナ1080を接続するためのラインによる空間損失を低減させる効果を得るようにする。
図11は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置を、視認性を考慮してコイルを設計した例を示す。
図11を参照すると、マルチレイヤ構造で設置される接続アンテナ1110と並列給電方式によるコイル1120の直径D1とD2を異なって設計することによって、視認性(visibility)を向上させることができる。このようなデザインは、寄生容量(parasitic capacitance)値を最小化する方案となり得る。すなわち、容量による周波数変形を防止できる。
接続アンテナ1110と並列給電方式によるコイル1120の上下関係は変形可能である。すなわち、上記デザインにおいて、並列給電方式によるコイル1120は上側部に位置されてもよく、接続アンテナ1110は下側部に位置されてもよい。
図12は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置を、視認性を考慮してコイルを設計する他の例を示す。
図12を参照すると、コイル1210と接続アンテナ1220は、並列給電方式によるコイル1210内に接続アンテナ1220を設計して同一の平面上に単層構造で設置され得る。すなわち、2つのアンテナが共に位置され、ドーナッツ(円環)形状の第1のアンテナ1210と円形の第2のアンテナ1220との組み合わせが実現され得る。
第1のアンテナ1210と第2のアンテナ1220は、同一の平面上に配置され得る。第2のアンテナ1220は、第1のアンテナ1210の中心空間内に略同軸上に配置されてもよい。第1のアンテナ1210はNFC用アンテナであり、第2のアンテナ1220はMST用アンテナである。第1のアンテナ1210と第2のアンテナ1220のうち少なくとも一つは、第2の導電体を通じて金属体に接続されてもよい。
集積回路(図示せず)は、第1のアンテナ1210と第2のアンテナ1220の駆動電流を供給できる。例えば、ディスプレイに含まれる内蔵アンテナは、集積回路により供給される駆動電流を第1のアンテナ1210に備えられる給電端子と第2のアンテナ1220に備えられる給電端子に並列に供給するように、集積回路と第1及び第2のアンテナ1210,1220を接続するための第1の導電体をさらに含んでもよい。少なくとも一つのダイオードが第1の導電体上に具備され得る。
集積回路により供給される駆動電流によって、第1のアンテナ1210に流れる電流の位相は、第2のアンテナ1220に流れる電流の位相と同一である。さらに、インダクタは、第1のアンテナ1210と第2のアンテナ1220のうち少なくともいずれか一つに付加され得る。インダクタが付加されるアンテナのインダクタンスは、他のアンテナのインダクタンスと同一であってもよい。
図13は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置に具備されるコイルを本体に接続する断面組立の例を示す。
図13を参照すると、並列構造を有するトップコイル1320とボトムコイル1330は、ビア(via)1350を通じて接続される。トップコイル1320とボトムコイル1330がビア1350を介して接続されて生成される構造は、PCB(Printed Circuit Board)1310に結合(bonding)される。例えば、上記構造とPCB1310は、トップコイル1320とボトムコイル1330を接続するためのビア1350が位置する部分1340で結合できる。
図14は、本発明の多様な実施形態によるディスプレイに含まれる内蔵アンテナ用給電装置に具備されるコイルを本体に接続する両面組立の例を示す。
図14を参照すると、並列構造を有するトップコイル1420とボトムコイル1430は、各々部分1440と1450で独立的にPCB1410に結合される。さらに、PCB1410は、トップコイル1420とボトムコイル1430が給電端子を共有するように、所定位置でビア1460を通じて貫通できる。
図15は、本発明の多様な実施形態により、実際製造されたディスプレイに備えられる内蔵アンテナ用給電装置の例を示す。
図15を参照すると、円形のコイルが2個の給電端子を通じて外部デバイスと接続可能な構造を有することに注意すべきである。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められる本発明の範囲及び精神を逸脱することなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
110 集積回路(IC)
120 トップコイル
130 ボトムコイル
220 トップコイル
230 ボトムコイル
320 トップコイル
330 ボトムコイル
340 インダクタ
420 トップコイル
430 ボトムコイル
440 インダクタ
520 トップコイル
530 ボトムコイル
540 金属体
650 接続アンテナ
720 トップコイル
730 ボトムコイル
740 接続アンテナ
850 接続アンテナ
1020 トップコイル
1030 ボトムコイル
1040 金属体
1080 接続アンテナ
1110 接続アンテナ
1120 コイル
1210 コイル
1220 接続アンテナ
1320 トップコイル
1330 ボトムコイル
1350 ビア
1420 トップコイル
1430 ボトムコイル
1460 ビア

Claims (15)

  1. 所定間隔で離隔されるように構成される少なくとも2つのコイルと、
    前記少なくとも2つのコイルが並列に接続されるように前記少なくとも2つのコイルの給電端子を具備し、前記具備された給電端子を通じて前記少なくとも2つのコイルに電流を供給する集積回路(IC)と、を含み、
    前記ICにより供給される電流によって、前記少なくとも2つのコイルに流れる電流の位相が同一であり、
    前記少なくとも2つのコイルのうちいずれか一つのコイルが金属体と短絡されることを特徴とするディスプレイ内蔵アンテナ。
  2. 前記少なくとも2つのコイルのうちいずれか一つに直列に付加されるインダクタと、
    前記少なくとも2つのコイルのうち前記いずれか一つを少なくとも2つの所定の部分で前記金属体と短絡させる導電体と、
    前記少なくとも2つのコイルの入力給電端子と前記少なくとも2つのコイルの出力給電端子のうち少なくとも一つと前記ICとの間にダイオードと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  3. 接続アンテナは、前記少なくとも2つのコイルの中心領域に配置され、前記接続アンテナを駆動するための第2のICに前記接続アンテナを接続するためのラインが前記給電端子に接続するように構成される前記少なくとも2つのコイルのオープン空間を通じて引き出されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  4. セグメントポイントは、前記少なくとも2つのコイルのうちいずれか一つのコイルに形成され、前記形成されたセグメントポイントを通じて前記接続アンテナと前記接続アンテナを駆動するICを接続するラインを引き出すことを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  5. 前記セグメントポイントは、前記少なくとも2つのコイルのうち少なくとも一つに複数のギャップを含むことを特徴とする請求項4に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  6. 前記第2のICを接続するための第1のラインは、前記給電端子に接続するように前記オープン空間で前記少なくとも2つのコイルを通じて引き出され、第2のICを接続するための第2のラインが前記セグメントポイントを通じて引き出されることを特徴とする請求項4に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  7. 前記少なくとも2つのコイルが各々略円形状を有し、
    前記少なくとも2つのコイルが同一の中心軸で積み重ねられた配列内に構成されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  8. 前記少なくとも2つのコイルが各々同一の半径の前記略円形状を有することを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  9. 前記少なくとも2つのコイルが各々異なる半径の前記略円形状を有し、
    前記異なる半径が相互キャパシタンスにより周波数の変形を防止するように構成されることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  10. 前記2つのコイルのうちいずれか一つに対応する第1のコイルが円環状であり、他のコイルに対応する第2のコイルが円形であり、
    前記第2のコイルは、同一の平面上で前記第1のコイルの中心空間内に略同軸上に配置されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  11. 前記少なくとも2つのコイルが、近距離通信(NFC)用コイルと、磁気セキュア伝送(MST)用コイルを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  12. 前記インダクタが付加される前記少なくとも2つのコイルのインダクタンスが他のコイルのインダクタンスと同一であることを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  13. 円環状の第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナと同一の平面上に配置され、前記第1のアンテナの中心空間内に略同軸上に配置される円形状の第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの駆動電流を供給する集積回路(IC)と、
    前記ICにより供給される前記駆動電流が前記第1のアンテナに備えられる給電端子と前記第2のアンテナに備えられる給電端子に並列に供給されるように前記ICと前記第1及び前記第2のアンテナを接続する第1の導電体と、を含み、
    前記第1の導電体は、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナのうちいずれか一つのアンテナを金属体と短絡させることを特徴とするディスプレイ内蔵アンテナ。
  14. 前記第1のアンテナに流れる電流の位相が、前記ICにより供給される前記駆動電流により前記第2のアンテナに流れる電流の位相と同一であることを特徴とする請求項13に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
  15. 前記第1のアンテナが近距離通信(NFC)用アンテナであり、前記第2のアンテナが磁気セキュア伝送(MST)用アンテナであることを特徴とする請求項13に記載のディスプレイ内蔵アンテナ。
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