JP6899014B1 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両内に設置された撮像部により決済用画像を撮像して決済を行う場合において、コード決済に関係のない乗客個人の情報を保護することを目的とする。【解決手段】車両に乗車した乗客側を向いて設置された撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、取得された撮像画像を乗客が視認可能な表示部に表示させるように制御する制御部と、運賃の支払いに際し、決済用画像を用いて実行される特定決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付部と、特定決済が受け付けられた場合に、撮像部により撮像されている撮像画像から決済用画像を抽出し、決済用画像から特定決済の処理に用いる決済情報を特定する特定部と、撮像画像に対して乗客が特定困難となる加工を行う加工部と、を備え、制御部は、受付部において特定決済が受け付けられた場合に、少なくとも加工後の撮像画像を表示部に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、磁気カード、接触型ICカード、及び非接触型ICカードを用いて決済を行う所謂キャッシュレス決済に関する技術が開示されている。
特開2015−122106号公報
近年、決済方法としてQRコード(登録商標)やバーコードを用いたコード決済が普及し始めている。コード決済は、決済端末のカメラの所定の読取り範囲内に、スマートフォンやタブレット等のユーザ端末の画面に表示されたコードがかざされた場合にコードの読取りを行う。
コード決済は、決済端末のカメラにより撮像された撮像画像からコードの読取りを行うため、コード読取りの対象となる撮像画像には、ユーザ自身が写り込むことで個人を特定可能な画像が含まれることがある。この場合、ユーザによっては、自己を特定可能な画像が決済端末のカメラにより撮像されるのであれば、個人情報の流出や悪用を懸念してコード決済の使用を避けることが想定される。
そこで、本発明は、車両内に設置された撮像部により決済用画像を撮像して決済を行う場合において、コード決済に関係のない乗客個人の情報を保護することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成を備える。
本発明に係る情報処理装置は、車両に乗車した乗客側を向いて設置された撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、前記取得部において取得された前記撮像画像を、前記乗客が視認可能な表示部に表示させるように制御する制御部と、前記乗客の運賃の支払いに際し、決済用画像を用いて実行される特定決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付部と、前記受付部において前記特定決済が受け付けられた場合に、前記撮像部により撮像されている前記撮像画像から前記決済用画像を抽出し、前記決済用画像から前記特定決済の処理に用いる決済情報を特定する特定部と、前記撮像画像に対して前記乗客が特定困難となる加工を行う加工部と、を備え、前記制御部は、前記受付部において前記特定決済が受け付けられた場合に、少なくとも前記加工部による加工後の前記撮像画像を前記表示部に表示させる。
また、本発明に係る情報処理装置の具体例としては、さらに、前記加工部は、前記特定困難となる加工として、前記撮像画像に写った前記乗客の輪郭を残したシルエット画像を生成する加工を行う。
また、本発明に係る情報処理装置の具体例としては、さらに、前記制御部は、前記撮像部により撮像されている前記決済用画像が表示された乗客端末を前記表示部に表示させる。
また、本発明に係る情報処理装置の具体例としては、さらに、前記制御部は、前記特定困難となる加工を行うか否かを選択させる選択画面を前記表示部に表示させ、前記特定困難となる加工を行うことが選択された場合には、前記加工部による前記撮像画像に対する加工が行われ、加工後の前記撮像画像が前記表示部に表示され、前記特定困難となる加工を行わないことが選択された場合には、前記加工部による前記撮像画像に対する加工が行われず、未加工の前記撮像画像が前記表示部に表示される。
本発明に係る情報処理プログラムは、車両に乗車した乗客側を向いて設置された撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得ステップと、取得された前記撮像画像を、前記乗客が視認可能な表示部に表示させるように制御する制御ステップと、前記乗客の運賃の支払いに際し、決済用画像を用いて実行される特定決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付ステップと、前記特定決済が受け付けられた場合に、前記撮像部により撮像されている前記撮像画像から前記決済用画像を抽出し、前記決済用画像から前記特定決済の処理に用いる決済情報を特定する特定ステップと、前記撮像画像に対して前記乗客が特定困難となる加工を行う加工ステップと、前記特定決済が受け付けられた場合に、少なくとも前記加工ステップにおいて加工後の前記撮像画像を前記表示部に表示させる表示ステップと、を含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、車両内に設置された撮像部により決済用画像を撮像して決済を行う場合において、コード決済に関係のない乗客個人の情報を保護することができる。
第1及び第2の実施形態における決済システムのシステム構成図である。 本実施の形態における決済端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態における運賃の支払いに係る決済方法の入力を受け付ける受付画面の表示例である。 本実施の形態におけるCPUの機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるコード決済の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるコード決済中における表示部の表示例である。 第2の実施形態における撮像画像に写った乗客が特定困難となる加工を行うか否かを選択させる選択画面の表示例である。 第2の実施形態におけるコード決済の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるコード決済中における表示部の表示例である。 第2の実施形態におけるコード決済中における表示部の表示例である。 第3の実施形態における決済システムのシステム構成図である。
以下、本実施の形態に係る決済システム10について説明する。この決済システム10は、車両の一例としてのタクシーの乗客が運賃をQRコード(登録商標)やバーコードを用いた特定決済の一例としてのコード決済で支払う際のシステムである。
(第1の実施形態)
図1に示すように、第1の実施形態における決済システム10は、タクシー内に設置された決済端末20、メーター装置30、及び車内用端末40と、乗客が携帯している乗客端末50と、決済事業者が管理する決済用サーバ60とで構成される。
情報処理装置としての決済端末20は、メーター装置30が送信した運賃に対する決済処理を行うものである。決済端末20は、紙幣及び硬貨といった現金を使わずに決済可能な所謂キャッシュレスな決済方法に対応する決済処理を行い、例えば、電子マネー決済、クレジットカード決済及びコード決済の複数の決済方法を実行可能とされている。そして、決済端末20は、例えば、乗務員が操作可能となるよう乗務員席近傍に設置されている。
メーター装置30は、例えば、乗務員が操作可能となるよう乗務員席近傍に設置され、走行距離や時間に応じた運賃を自動的に計算して、当該運賃を決済端末20に送信するものである。メーター装置30は、降車位置に到着した場合に、計算した運賃を含んだ運賃に関する情報を決済端末20に送信する。
車内用端末40は、例えば、助手席ヘッドレストに後述する表示部44及び撮像部46(図3参照)が車両後方側(乗客側)を向くように設置されたタブレット端末である。車内用端末40は、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)等で構成されるネットワークNに接続可能とされている。
車内用端末40は、決済処理において、決済方法としてコード決済が行われる場合に、決済端末20による制御に基づいて、撮像部46による撮像を行うとともに、決済処理に対する通知等の各種の情報を表示部44に表示させる。
また、タクシー内に設置された決済端末20、メーター装置30、及び車内用端末40は、例えば、Wi−Fi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)等の通信規格を用いて相互に無線通信が行われる。
乗客端末50は、例えば、ネットワークNに接続可能なスマートフォンやタブレット端末等の携帯型の端末装置である。乗客端末50は、例えば、決済処理において、決済方法としてコード決済が行われる場合に、乗客端末50の画面に表示された決済用画像94を車内用端末40の撮像部46の所定の読取り範囲内にかざすことで、車内用端末40を介して決済用サーバ60にコード決済の処理に用いる決済情報を取得させる。
決済用画像94は、図6に示すように、QRコード(登録商標)が表示されたコード画像である。
決済情報は、乗客が利用するコード決済に登録された銀行口座の情報、クレジットカードの情報、コード決済用の残高の情報等である。
決済用サーバ60は、コード決済を提供する決済事業者が管理するコンピュータである。決済用サーバ60は、ネットワークNに接続可能とされ、例えば、決済処理において、決済方法としてコード決済が行われる場合に、決済情報を取得し、当該決済情報に対応するユーザ(乗客)のコード決済用の残高から当該運賃の金額を減算する。
次に、決済端末20のハードウェア構成について説明する。
図2は、決済端末20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、決済端末20は、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)24、RAM(Random Access Memory)26、及び入出力インターフェース(I/O)28がバスを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU22は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU22は、ROM24からプログラムを読み出し、RAM26を作業領域としてプログラムを実行する。CPU22は、ROM24に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM24は、各種プログラム及び各種データを格納する。この各種プログラムには、少なくとも、コンピュータに、後述するコード決済の処理を実行させるための情報処理プログラムとしての決済用プログラムが含まれている。
RAM26は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
I/O28には、記憶部70、決済表示部72、操作部74及び通信部76が接続されている。
記憶部70は、例えば、HDD、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の記憶装置により構成される。
決済表示部72は、決済処理において、例えば、決済に係る金額や各種の指示が表示される表示画面である。
操作部74は、各種の指示を受け付けるための操作ボタン群により構成される。
通信部76は、決済端末20が他の機器と通信するための通信インターフェースである。
次に、図3を用いて、車内用端末40について説明する。
図3に示すように、車内用端末40は、筐体42と、表示部44と、撮像部46と、を備えている。
筐体42は、箱状の部材であり、表示部44及び撮像部46等の各種部材を収納するものである。
表示部44には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。この表示部44は、タッチパネルを一体的に有しており、8インチから9インチ程度の表示画面を有している。
表示部44は、乗客又は乗務員から各種の指示を受け付ける。表示部44は、乗客又は乗務員から受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
撮像部46は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を備えたカメラにより構成される。この撮像部46は、車内用端末40において、表示部44に隣接するよう配置されている。具体的には、撮像部46は、表示部44を囲む筐体42の矩形状の枠部分の短手側において、後部座席に座った乗客に対して右側に配置されている。
また、図3は、運賃の支払いに係る決済方法の入力を受け付ける受付画面96の表示例であるが、この詳細については後述する。
次に、図4を用いて、CPU22の機能について説明する。
図4に示すように、CPU22は、ROM24に記憶されたプログラムを実行することで、撮像制御部80、取得部82、受付部84、制御部86、特定部88、加工部90及び実行部92として機能する。
撮像制御部80は、撮像部46の動作を制御するものである。例えば、撮像制御部80は、撮像部46の起動や停止を制御したり、撮像部46のフォーカスを所定の画像に合わせる制御を行ったりする。
取得部82は、タクシー内の撮像を行う撮像部46により撮像された撮像画像を取得するものである。
受付部84は、タクシーに乗車した乗客の運賃の支払いに際し、決済用画像94(図6参照)を用いて実行されるコード決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付けるものである。複数の決済方法には、図3に示すように、コード決済の他、現金決済、クレジットカード決済、及び電子マネー決済が設けられている。
制御部86は、車内用端末40が有するスピーカーから出力される音声や表示部44に表示される画像を制御するものである。例えば、制御部86は、取得部82において取得された撮像画像やその他の任意の画像を表示部44に表示させる。
特定部88は、受付部84においてコード決済が受け付けられた場合に、撮像部46により撮像されている撮像画像から決済用画像94を抽出し、その決済用画像94からコード決済の処理に用いる決済情報を特定するものである。
加工部90は、取得部82において取得された撮像画像に対して乗客が特定困難となる加工(以下、「特定困難加工」とする)を行うものである。
第1の実施形態では、加工部90は、撮像画像に決済用画像94が含まれる場合は、特定困難加工として、表示部44に表示される決済用画像94以外の他の領域に対して、ぼかし処理やモザイク処理等の加工を行う。また、加工部90は、撮像画像に決済用画像94が含まれない場合は、特定困難加工として、表示部44に表示される全ての領域に対して、ぼかし処理やモザイク処理等の加工を行う。
実行部92は、メーター装置30から送信された運賃を乗客に請求する決済処理を実行するものである。
次に、コード決済の流れについて説明する。
上記のように、図3は、運賃の支払いに係る決済方法の入力を受け付ける受付画面96の表示例である。図3に示すように、表示部44には、受付画面96として、「現金決済」、「クレジットカード決済」、「電子マネー決済」及び「コード決済」の4種類の決済方法が表示されている。制御部86は、メーター装置30から運賃に関する情報を取得した後、例えば、降車位置に到着した後に、上記の受付画面96を表示部44に表示させている。そして、乗客が受付画面96を操作することで決済方法が決定される。以下の説明は、当該運賃の支払いに係る決済方法として「コード決済」が選択されたことを前提として記載する。
図5は、コード決済の流れを示すフローチャートであり、図6はコード決済中に表示部44に表示される表示例である。
図5に示すステップS10において、撮像制御部80は、撮像部46を起動させ、撮像部46による撮像を開始させる。そして、ステップS11に進む。
ステップS11において、取得部82は、撮像部46により撮像された撮像画像を取得する。そして、ステップS12に進む。
ステップS12において、特定部88は、撮像部46により撮像されている撮像画像に決済用画像94が含まれるか否かを判定する。そして、特定部88が、撮像部46により撮像されている撮像画像に決済用画像94が含まれると判定した場合はステップS13に進み、撮像部46により撮像されている撮像画像に決済用画像94が含まれると判定しない場合はステップS15に進む。
ステップS13において、加工部90は、撮像画像の中の決済用画像94以外の他の領域に対する加工を行う。まず、加工部90は、特定困難加工として、当該他の領域に対して、ぼかし処理やモザイク処理等を行う。また、加工部90は、当該他の領域に対して不可逆変換処理を行う。不可逆変換処理とは、変換後のデータから変換前のデータに復元することを不可能とする不可逆的な符号化処理のことである。このように、加工部90が不可逆変換処理を行うことにより、変換前のデータに復元することが不可能となるので、撮像画像に乗客が写り込んでいた場合における乗客のプライバシーを保護することができる。そして、ステップS14に進む。
ステップS14において、制御部86は、加工後の画像を表示部44に表示させる。そして、ステップS17に進む。
図6は、撮像画像の中の決済用画像94以外の他の領域に対する加工が行われた場合におけるコード決済中の表示部44の表示例である。例えば、図6に示すように、制御部86は、加工後の画像として、撮像部46により撮像されている決済用画像94と、特定部88による決済情報の特定が可能となる決済用画像94の表示部44における表示範囲を破線の四角形の枠で示す範囲表示44Aとを表示させている。なお、加工部90により特定困難加工が行われた当該他の領域は、ぼかし画像やモザイク画像等の表示態様で表示部44に表示されている。そして、図6では、特定困難加工が行われた当該他の領域の撮像画像として、顔を特定することはできないが、乗客の輪郭を大まかに認識可能な乗客画像54を示している。これにより、個人を特定することはできないが、表示部44上で自己の身体的動作を大まかに追うことができる。なお、図6では、乗客画像54以外の特定困難加工が行われた当該他の領域の撮像画像(例えば、降車場所が写った背景画像)の図示を省略している。
ステップS15において、加工部90は、撮像画像の中の全ての領域に対する加工を行う。まず、加工部90は、特定困難加工として、当該全ての領域に対して、ぼかし処理やモザイク処理等を行う。また、加工部90は、当該全ての領域に対して不可逆変換処理を行う。そして、ステップS16に進む。
ステップS16において、制御部86は、加工後の画像を表示部44に表示させる。そして、ステップS11に戻る。なお、図示は省略しているが、ステップS16では、加工後の画像として、加工部90により特定困難加工が行われた撮像画像の中の全ての領域が、ぼかし画像やモザイク画像等の表示態様で表示部44に表示されている。
ステップS17において、特定部88は、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報が特定可能か否かを判定する。そして、特定部88が、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報を特定可能と判定した場合はステップS18に進み、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報を特定可能と判定しない場合は当該処理を終了する。
ステップS18において、実行部92は、コード決済による運賃の決済処理を実行する。そして、当該処理を終了する。
(作用効果)
コード決済において、コード読取りの対象となる撮像画像には、乗客自身が写り込むことで個人を特定可能な画像が含まれることがある。例えば、乗客の顔が写り込むことで虹彩が取得され、その虹彩を虹彩認証で悪用されたり、乗客の指が写り込むことで指紋が取得され、その指紋を指紋認証で悪用されたりするおそれがある。そのため、乗客によっては、自己を特定可能な画像が車内用端末40の撮像部46により撮像されるのであれば、個人情報の流出や悪用を懸念してコード決済の使用を避けることが想定される。
そこで、第1の実施形態における決済端末20は、上記の課題を解決すべく、以下の構成を備えている。
具体的には、決済端末20は、乗客側に向いた撮像部46により撮像された撮像画像を取得する取得部82と、撮像画像を乗客側に向いた表示部44に表示させるように制御する制御部86と、決済用画像94を用いて実行されるコード決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付部84と、コード決済が受け付けられた場合に、撮像部46により撮像されている撮像画像から決済用画像94を抽出し、その決済用画像94から決済情報を特定する特定部88と、撮像画像に対して乗客が特定困難となる加工(特定困難加工)を行う加工部90と、を備えている。
また、制御部86は、受付部84においてコード決済が受け付けられた場合に、少なくとも加工部90による加工後の撮像画像を表示部44に表示させる。具体的には、上記のように、撮像画像に決済用画像94が含まれる場合は、撮像画像の中の決済用画像94以外の他の領域がぼかし画像やモザイク画像等の表示態様で表示部44に表示され(図5:ステップS14参照)、撮像画像に決済用画像94が含まれない場合は、撮像画像の中の全ての領域がぼかし画像やモザイク画像等の表示態様で表示部44に表示される(図5:ステップS16参照)。これにより、第1の実施形態では、撮像画像に乗客が写り込んでいても、表示部44に表示される撮像画像から個人を特定することが困難となり、撮像画像に基づき自己の個人情報の流出や悪用が行われるとの懸念を抑制できる。そのため、第1の実施形態によれば、タクシー内に設置された撮像部46により決済用画像94を撮像して決済を行う場合において、コード決済に関係のない乗客個人の情報を保護することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態における制御部86は、運賃の支払いに係る決済方法としてコード決済が選択された後に、特定困難加工を行うか否かを選択させる選択画面98(図7参照)を表示部44に表示させる。
図7は、特定困難加工を行うか否かを選択させる選択画面98の表示例である。図7に示すように、表示部44には、選択画面98として、「写り込みなし」及び「写り込みあり」との表示がなされている。そして、乗客が「写り込みあり」を操作することで特定困難加工を行わないことが選択され、「写り込みなし」を操作することで特定困難加工を行うことが選択される。
図8は、コード決済の流れを示すフローチャートであり、図9及び図10はコード決済中に表示部44に表示される表示例である。
図8に示すステップS20において、撮像制御部80は、撮像部46を起動させ、撮像部46による撮像を開始させる。そして、ステップS21に進む。
ステップS21において、取得部82は、撮像部46により撮像された撮像画像を取得する。そして、ステップS22に進む。
ステップS22において、特定部88は、撮像部46により撮像されている撮像画像に乗客が写り込んでいるか否かを判定する。そして、特定部88が、撮像部46により撮像されている撮像画像に乗客が写り込んでいると判定した場合はステップS23に進み、撮像部46により撮像されている撮像画像に乗客が写り込んでいると判定しない場合はステップS26に進む。なお、ステップS22において、特定部88は、公知の顔認証処理を実行することで、撮像部46により撮像されている撮像画像の中の乗客の顔の有無を特定する。そして、特定部88が当該撮像画像の中に乗客の顔が有ると特定した場合に、当該撮像画像に乗客が写り込んでいると判定される。
ステップS23において、加工部90は、特定困難加工を行うことが選択されたか否かを判定する。そして、加工部90が、特定困難加工を行うことが選択されたと判定した場合はステップS24に進み、特定困難加工を行うことが選択されたと判定しない場合はステップS26に進む。
ステップS24において、加工部90は、撮像画像に対する加工を行う。まず、加工部90は、特定困難加工として、撮像画像に写った乗客の輪郭を残したシルエット画像52(図9参照)を生成する加工を行う。また、加工部90は、シルエット画像52に対して不可逆変換処理を行う。そして、ステップS25に進む。
ステップS25において、制御部86は、加工後の撮像画像を表示部44に表示させる。そして、ステップS27に進む。
図9は、撮像画像に対する加工が行われた場合におけるコード決済中の表示部44の表示例である。例えば、図9に示すように、制御部86は、加工後の撮像画像として、表示部44の画面中央に乗客の輪郭の内部を黒色で塗りつぶしたシルエット画像52を表示させている。また、制御部86は、シルエット画像52の左側に撮像部46により撮像されている決済用画像94が表示された乗客端末50を表示させている。さらに、制御部86は、シルエット画像52の右側に範囲表示44Aを表示させている。
ステップS26において、制御部86は、未加工の撮像画像を表示部44に表示させる。このステップS26は、ステップS22又はステップS23の後に行われる処理である。そして、ステップS22からステップS26に進んだ場合、制御部86は、未加工の撮像画像として、乗客が写り込んでいない画像、例えば、撮像部46により撮像されている決済用画像94が表示された乗客端末50を表示部44に表示させる。
また、ステップS23からステップS26に進んだ場合、制御部86は、乗客が写り込んだ未加工の撮像画像を表示部44に表示させる。
図10は、ステップS23からステップS26に進んだ場合におけるコード決済中の表示部44の表示例である。例えば、図10に示すように、制御部86は、未加工の撮像画像として、表示部44の画面中央に乗客が写り込んだ乗客画像54を表示させ、乗客画像54の左側に撮像部46により撮像されている決済用画像94が表示された乗客端末50を表示させる。また、制御部86は、乗客画像54の右側に範囲表示44Aを表示させている。そして、ステップS27に進む。
ステップS27において、特定部88は、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報が特定可能か否かを判定する。そして、特定部88が、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報を特定可能と判定した場合はステップS28に進み、乗客端末50に表示された決済用画像94から決済情報を特定可能と判定しない場合は当該処理を終了する。
ステップS28において、実行部92は、コード決済による運賃の決済処理を実行する。そして、当該処理を終了する。
なお、上記のフローチャートの処理では、撮像画像に写った乗客に対してのみ特定困難加工が行われる例について説明したが、これに限らず、撮像画像に写った乗客以外の他の領域に対して特定困難加工を行ってもよい。例えば、加工部90は、撮像部46により撮像されている撮像画像のうち、降車場所が写った背景画像に対してぼかし処理やモザイク処理等を行ってもよい。これにより、表示部44に表示される背景画像に基づく降車場所や降車時間等の特定を困難にすることができる。
(作用効果)
コード決済において、多くの乗客は、車内用端末40の表示部44を見ながら隣接する撮像部46に乗客端末50の画面に表示された決済用画像94のかざし位置を調整している。
ここで、特定困難加工として、撮像画像に写り込んだ乗客を消去することで、表示部44に表示された撮像画像の中から乗客を視認できなくすることも可能である。しかし、上記の点を踏まえると、表示部44上で自己の身体的動作を追えないと、乗客端末50の画面に表示された決済用画像94のかざし位置の調整が難しくなり、当該決済用画像94を撮像部46の所定の読取り範囲内にかざすまでに多くの時間を要するおそれがある。
そこで、第2の実施形態では、加工部90は、特定困難加工として、撮像画像に写った乗客の輪郭を残したシルエット画像52を生成することとしている。そのため、第2の実施形態によれば、表示部44に表示されたシルエット画像52を見ることで、コード決済を行う乗客が表示部44上で自己の身体的動作を追うことができ、乗客端末50の画面に表示された決済用画像94を撮像部46の所定の読取り範囲内にかざすことが容易となる。
また、制御部86は、撮像部46により撮像されている決済用画像94が表示された乗客端末50を表示部44に表示させる。
そのため、第2の実施形態によれば、乗客自身が把持している乗客端末50を表示部44上で追うことで、感覚的に乗客端末50のかざし位置を調整でき、乗客端末50の画面に表示された決済用画像94を撮像部46の所定の読取り範囲内にかざすことが容易となる。
また、第2の実施形態では、特定困難加工を行うことが選択された場合には、加工部90による撮像画像に対する加工が行われ、加工後の撮像画像が表示部44に表示される。一方、第2の実施形態では、特定困難加工を行わないことが選択された場合には、加工部90による撮像画像に対する加工が行われず、未加工の撮像画像が表示部44に表示される。
以上のように、第2の実施形態によれば、特定困難加工を行うか否かを選択させることで、乗客の要望に応じた撮像画像を表示部44に表示させることができる。
(第3の実施形態)
図11に示すように、第3の実施形態における決済システム10は、タクシー内に設置された決済端末20及びメーター装置30と、乗客が携帯している乗客端末50と、決済事業者が管理する決済用サーバ60とで構成される。
第3の実施形態における情報処理装置としての決済端末20は、他の実施形態と異なり、例えば、助手席ヘッドレストにカメラ及びディスプレイが車両後方側を向くように設置されたタブレット端末である。つまり、この決済端末20は、他の実施形態において車内用端末40が備えていた撮像部46による撮像機能及び表示部44やスピーカーによる報知機能を備えている。
以上のように、情報処理装置の一例を、撮像機能、報知機能及び決済機能を備えたタブレット端末として、コード決済を1台の装置で実行可能に構成してもよい。
(その他)
上記の実施形態では、決済システム10が行われる車両を「タクシー」として説明したが、これに限らず、バスや電車等の他の車両でも決済システム10を適用可能である。
上記の実施形態では、決済用画像94をQRコード(登録商標)が表示されたコード画像としたが、これに限らず、決済用画像94としてバーコードを表示してもよいし、QRコード(登録商標)及びバーコードの双方を表示してもよい。
上記の実施形態では、撮像制御部80は、撮像部46の動作を制御することとして、撮像部46の起動や停止を制御したり、撮像部46のフォーカスを所定の画像に合わせる制御を行ったりするとした。しかし、これに加え、撮像制御部80は、図5に示すステップS11又は図8に示すステップS21の前に、タクシー内の明度に基づいて撮像部46の露出補正を調整する制御を行ってもよい。
上記の実施形態では、撮像画像に写った乗客の全身に対して特定困難加工を行うこととした。しかし、これに限らず、撮像画像に写った乗客の一部分に対して特定困難加工を行うこととしてもよい。例えば、撮像画像に写った乗客の顔に対してのみ特定困難加工を行うこととしてもよい。
上記の実施形態では、決済端末20がキャッシュレスな決済方法として、例えば、電子マネー決済、クレジットカード決済及びコード決済の複数の決済方法を実行可能とされていた。しかし、これに限らず、決済端末20、メーター装置30、車内用端末40、乗客端末50、及び決済用サーバ60で構成される決済システム10において、上記の実施形態で決済端末20が備えていたコード決済の処理を実行するための各種機能(図4に示すCPU22の機能)を車内用端末40が備え、上記の実施形態で決済端末20のCPU22が実行していた処理を車内用端末40のCPUで実行する構成としてもよい。
なお、上記の実施形態でCPU22がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行したコード決済の処理を、CPU22以外の各種のプロセッサが実行してもよい。例えば、車内用端末40に所定のアプリケーションソフトウェアをダウンロードして、図4に示す決済端末20のCPU22の機能を車内用端末40に備えさせることでコード決済の処理を車内用端末40で実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、コード決済の処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPU22とFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記の実施形態では、コード決済の処理の決済用プログラムがROM24に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。決済用プログラムは、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、決済用プログラムは、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
20 決済端末
44 表示部
46 撮像部
50 乗客端末
82 取得部
84 受付部
86 制御部
88 特定部
90 加工部

Claims (5)

  1. 車両に乗車した乗客側を向いて設置された撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得部と、
    前記取得部において取得された前記撮像画像を、前記乗客が視認可能な表示部に表示させるように制御する制御部と、
    前記乗客の運賃の支払いに際し、決済用画像を用いて実行される特定決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付部と、
    前記受付部において前記特定決済が受け付けられた場合に、前記撮像部により撮像されている前記撮像画像から前記決済用画像を抽出し、前記決済用画像から前記特定決済の処理に用いる決済情報を特定する特定部と、
    前記撮像画像に対して前記乗客が特定困難となる加工を行う加工部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記受付部において前記特定決済が受け付けられた場合に、少なくとも前記加工部による加工後の前記撮像画像を前記表示部に表示させる情報処理装置。
  2. 前記加工部は、前記特定困難となる加工として、前記撮像画像に写った前記乗客の輪郭を残したシルエット画像
    を生成する加工を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記撮像部により撮像されている前記決済用画像が表示された乗客端末を前記表示部に表示させる請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記特定困難となる加工を行うか否かを選択させる選択画面を前記表示部に表示させ、
    前記特定困難となる加工を行うことが選択された場合には、前記加工部による前記撮像画像に対する加工が行われ、加工後の前記撮像画像が前記表示部に表示され、
    前記特定困難となる加工を行わないことが選択された場合には、前記加工部による前記撮像画像に対する加工が行われず、未加工の前記撮像画像が前記表示部に表示される請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 車両に乗車した乗客側を向いて設置された撮像部により撮像された撮像画像を取得する取得ステップと、
    取得された前記撮像画像を、前記乗客が視認可能な表示部に表示させるように制御する制御ステップと、
    前記乗客の運賃の支払いに際し、決済用画像を用いて実行される特定決済を含む複数の決済方法から一の決済方法を受け付ける受付ステップと、
    前記特定決済が受け付けられた場合に、前記撮像部により撮像されている前記撮像画像から前記決済用画像を抽出し、前記決済用画像から前記特定決済の処理に用いる決済情報を特定する特定ステップと、
    前記撮像画像に対して前記乗客が特定困難となる加工を行う加工ステップと、
    前記特定決済が受け付けられた場合に、少なくとも前記加工ステップにおいて加工後の前記撮像画像を前記表示部に表示させる表示ステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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