JP6898134B2 - 証拠採取保存用セット - Google Patents

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Description

本発明は、証拠採取保存用セットに関する。
犯罪鑑識等における髪の毛や皮膚片等の微細な証拠品の採取には、例えば、鑑識用粘着シートが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている鑑識用粘着シートは、特定の成分を含むアクリル系粘着剤組成物からなる層に光を照射して架橋させて形成された粘着剤層を有するものである。特許文献1に記載されている鑑識用粘着シートによれば、粘着剤層により証拠品を粘着させて採取し、その状態で粘着剤層に台紙を貼着して証拠品を保存することができる。また、台紙に直接、証拠品の情報(例えば、日時や採取場所等)を記入する。
しかしながら、特許文献1に開示されている鑑識用粘着シートでは、記入した証拠品の情報が、摩擦等により消えてしまうことが考えられる。この場合、証拠品の情報が分からなくなってしまったり、情報を改竄されたりする可能性が有る。
特開2008−308522号公報
本発明の目的は、採取した証拠の情報を正確かつ確実に保存することができる証拠採取保存用セットを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(5)に記載の本発明により達成される。
(1)基材、粘着剤層、および、前記粘着剤層の前記基材に対向する面とは反対の面側に設けられ、前記粘着剤層を保護する黒色の剥離ライナーを有する証拠採取用シートと、
証拠が採取された状態の前記証拠採取用シートにおいて、前記粘着剤層と前記剥離ライナーとの間に挟持して用いられるラベルとを備え
前記ラベルは、白色のラベル基材と、ラベル粘着剤層とを有しており、
前記ラベルは、前記ラベル基材が前記基材側に位置する向きで挟持されるものであることを特徴とする証拠採取保存用セット。
(2) 前記ラベルは、前記証拠採取用シートに連結して設けられている上記(1)に記載の証拠採取保存用セット。
(3) 前記ラベルは、前記証拠採取用シートから分離可能に構成されている上記(2)に記載の証拠採取保存用セット。
(4) 前記ラベルは、前記剥離ライナーに連結して設けられている上記(2)または(3)に記載の証拠採取保存用セット。
(5) 前記粘着剤層は、紫外線硬化性材料を有している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の証拠採取保存用セット。
本発明によれば、採取した証拠の情報をラベルに記入し、そのラベルを粘着剤層と剥離ライナーとの間に挟持した状態で保管することができる。これにより、ラベルに記入した情報が摩擦などにより消えてしまったり、改竄されたりするのを防止することができる。よって、証拠品の情報を正確かつ確実に保存することができる証拠採取保存用セットを提供することができる。
本発明の証拠採取保存用セットの第1実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。 図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、証拠を採取している状態を示す図である。 図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、ラベルを離脱させた状態を示す図である。 図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、保存状態を示す図である。 図1に示す証拠採取保存用セットが備えるラベルの平面図である。 本発明の証拠採取保存用セットの第2実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。 本発明の証拠採取保存用セットの第3実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[証拠採取保存用セット]
図1は、本発明の証拠採取保存用セットの第1実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。図2は、図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、証拠を採取している状態を示す図である。図3は、図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、ラベルを離脱させた状態を示す図である。図4は、図1に示す証拠採取保存用セットを示す模式的な縦断面図であって、保存状態を示す図である。図5は、図1に示す証拠採取保存用セットが備えるラベルの平面図である。
図1に示すように、本実施形態の証拠採取保存用セット100は、基材1、粘着剤層2、および、粘着剤層2の基材1に対向する面とは反対の面側に設けられ、粘着剤層2を保護する剥離ライナー3を有する証拠採取用シート10と、証拠が採取された状態の証拠採取用シート10において、粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持して用いられるラベル4と、を備えるものである。
また、図1に示す未使用状態では、ラベル4は、保護シート5に貼着して設けられている。この未使用状態から、図2に示すように、剥離ライナー3を粘着剤層2から剥離し、粘着剤層2に証拠品200(証拠)を付着させる。そして、図3に示すように、証拠品200の情報をラベル4に記入し、ラベル4を保護シート5から離脱(分離)させる。次いで、図4に示すように、ラベル4を粘着剤層2に付着させ、剥離ライナー3を再度粘着剤層2に貼着して、ラベル4が粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持された状態(以下、この状態を「保存状態」と言う)とする(図4参照)。なお、保存状態では、保護シート5は、基材1から剥離されて用いられる。
このような証拠採取保存用セット100によれば、採取した証拠の情報が記入されたラベル4を粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持した状態で保管することができる。これにより、ラベル4に記入した情報が摩擦などにより消えてしまったり、改竄されたりするのを防止することができる。よって、証拠品200の情報を正確かつ確実に保存することができる。
なお、「証拠品(証拠)」としては、例えば、髪の毛、皮膚片、その他の微物、指紋、血液、血痕、足跡等が挙げられる。また、証拠品には、指紋等の証拠品を検出するための粉末や試薬類等も含まれる。当該粉末や試薬類の集合も証拠品に含まれ、該集合により形成された形状も、証拠品の形状として扱われてもよい。
また、本明細書中では、「紫外線」は、波長が200nm以上400nm以下程度の光のことを言い、「可視光」は、波長が400nm以上780nm以下程度の光のことを言う。
<基材>
基材1は、粘着剤層2を支持する機能を有する部位である。
基材1は、有色、無色に関わらず、可視光透過性を有するものであるのが好ましい。これにより、基材1を介して、粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持されたラベル4を視認することができる。よって、保存状態において、証拠品200の情報を視認することができる。
基材1の構成材料としては、例えば、各種樹脂材料、各種金属材料、各種セラミックス材料、セルロース等の植物性材料、動物性たんぱく質(例えば、ケラチン等)等の動物性材料等が挙げられる。
基材1の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル;セルローストリアセテート、セルロースジアセテート等のアセテート;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン等の樹脂材料が挙げられる。
また、基材1は、前述した以外の成分を含むものであってもよい。このような成分としては、例えば、染料、顔料等の着色剤、アニリド系、フェノール系等の酸化防止剤、改質剤、防錆剤、充填剤、表面潤滑剤、腐食防止剤、耐熱安定剤、滑剤、帯電防止剤、重合禁止剤、架橋剤、触媒、可塑剤、レベリング剤、増粘剤、軟化剤、分散剤等が挙げられる。
なお、基材1は、多孔質体や、複数の層を備える積層体であってもよい。
また、基材1は、例えば、厚さ方向に組成が傾斜的に変化する傾斜材料で構成されたものであってもよい。
また、基材1は、粘着剤層2との密着性を高めるための表面処理が施されたものであってもよい。
このような表面処理としては、例えば、ポリエステル系、ポリウレタン系、アクリル系等のプライマー塗布、コロナ処理等が挙げられる。
基材1の厚さは、特に限定されないが、15μm以上500μm以下であるのが好ましく、20μm以上200μm以下であるのがより好ましい。
<粘着剤層>
粘着剤層2を形成する粘着剤としては、アクリル系、ポリウレタン系、シリコーン系、合成ゴム系等が挙げられる。
これらの中でも、透明性が高く、長期の保存性に優れている点で、アクリル系が好ましい。
アクリル系粘着剤は、粘着性を付与するモノマー、凝集力を付与するモノマー及び架橋性官能基を有するモノマー等を成分とするポリマーが、架橋剤により架橋されているものが挙げられる。
粘着性を付与するモノマーとしては、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルメタクリレート等が挙げられる。
凝集力を付与するモノマーとしては、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、スチレン、酢酸ビニル等が挙げられる。
架橋性官能基を有するモノマーとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシル基を有するモノマー、アクリル酸等のカルボキシル基を有するモノマー等が挙げられる。
架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤等が挙げられる。
イソシアネート系架橋剤としては、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等のビウレット体、イソシアヌレート体、アダクト体等が挙げられる。
エポキシ系架橋剤としては、N,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミンや1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロへキサン等が挙げられる。
金属キレート系架橋剤としては、アルミニウムトリスアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルアセトナート等が挙げられる。
また、アクリル系粘着剤は、紫外線硬化性を有することにより、証拠保存中に粘着剤層が変形することが抑制され、証拠の保存性を高めることができる。
紫外線硬化性を有するアクリル系粘着剤としては、アクリル系粘着剤の側鎖に紫外線重合性基を有するもの、または、アクリル系粘着剤が紫外線重合性基を有する化合物を含有するもの、が挙げられる。
側鎖に紫外線重合性基を有するアクリル系粘着剤は、例えば、ヒドロキシル基を有するアクリル系粘着剤に、紫外線重合性基とイソシアネート基を有する化合物を付加する方法が挙げられる。
紫外線重合性基とイソシアネート基を有する化合物としては、2−アクリロイルオキシエチルイソシアネート、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート等が挙げられる。
紫外線重合性化合物としては、紫外線重合性基を有するモノマー又はオリゴマーが挙げられる。
紫外線重合性基を有するモノマーとしては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリストールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリストールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
紫外線重合性基を有するオリゴマーとしては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート等が挙げられる。オリゴマーの重量平均分子量は、3000〜30000であることが好ましい。
紫外線硬化性を有するアクリル系粘着剤は、光重合開始剤を含有することが好ましい。
光重合開始剤としては、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン等のアルキルフェノン系、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド等のアシルフォスフィンオキサイド系等が挙げられる。
<剥離ライナー>
剥離ライナー3は、粘着剤層2から剥離可能なシート材であり、粘着剤層2を保護するものである。剥離ライナー3としては、フィルムまたは紙等が挙げられる。
フィルムとしてはポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が、紙としては、上質紙、クラフト紙、グラシン紙等が挙げられる。微細な証拠品を識別するためには、表面が平滑であるフィルムが好ましい。
剥離ライナー3は、粘着剤層2から剥離可能なように、シリコーン等が塗布されたものが好ましい。
剥離ライナー3の色は、証拠品200を鮮明に判別することができるように、黒色であることが好ましい。透明なフィルムである場合には、シリコーンが塗布された面とは反対の面に、黒色の印刷をしてもよいし、黒色の紙を貼りあわせてもよい。
また、剥離ライナー3の厚みは、取り扱い性を考慮して、例えば50μm以上、250μm以下であるのが好ましい。ここで、剥離ライナー3の厚みとしては、無作為に選出された10箇所について測定された厚みの平均値とする。
<保護シート>
基材1の粘着剤層2とは反対の面側には、保護シート5が設けられている。保護シート5は、基材1を保護する機能を有する。
保護シート5は、保護シート基材51と、粘着剤層52とを有し、基材1側から粘着剤層52および保護シート基材51の順に積層された積層体で構成されている。
保護シート基材51の構成材料としては、基材1と同様の材料を用いることができる。保護シート基材51の厚さは、特に限定されないが、5μm以上300μm以下であるのが好ましく、10μm以上100μm以下であるのがより好ましい。
粘着剤層52の構成材料としては、粘着剤層2と同様の材料を用いることができる。粘着剤層52の厚さは、特に限定されないが、5μm以上300μm以下であるのが好ましく、10μm以上100μm以下であるのがより好ましい。
また、保護シート5は、紫外線吸収性を有しているのが好ましい。粘着剤層2を形成しする粘着剤が紫外線硬化性を有する場合、粘着剤層2が不本意に硬化するのを防止することができ、粘着剤層2の高い証拠採取性を維持することができる。
保護シート5に紫外線遮蔽性を付与する方法としては、例えば、保護シート基材51および粘着剤層52のうちの少なくとも一方に紫外線吸収剤を配合する方法等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、共役した不飽和結合を有する化合物、特に、芳香族化合物を好適に用いることができる。
これにより、紫外線の吸収効率をより優れたものとすることができる。
共役した不飽和結合を有する化合物としては、例えば、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、シュウ酸アニリド系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤等が挙げられる。
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、[2−ヒドロキシ−4−(オクチルオキシ)フェニル](フェニル)メタノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン等が挙げられる。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3’’,4’’,5’’,6’’,−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2,2’メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール、2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−p−クレゾール、2−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−tert−ブチル−4−メチルフェノール、[2(2’−ヒドロキシ−5’−メタアクリロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
サリチル酸系紫外線吸収剤としては、例えば、フェニルサリシレート、p−tert−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート等が挙げられる。
シアノアクリレート系紫外線吸収剤としては、例えば、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等が挙げられる。
トリアジン系紫外線吸収剤としては、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−6−(2,4−ジブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス[2−ヒドロキシ−4−(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシ−3−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン等が挙げられる。
また、紫外線吸収剤としては、例えば、チタニア等の無機材料を用いることができる。無機材料(特に、チタニア)は、化学的安定性等が特に優れており、より長期間にわたって、より安定的に紫外線を吸収する機能を発揮することができる。
粘着剤組成物中に含まれる紫外線吸収剤の含有率は、特に限定されないが、粘着剤100質量部に対し、0.1質量部以上5質量部以下であるのが好ましく、0.3質量部以上3質量部以下であるのがより好ましい。
紫外線吸収剤の含有率が低すぎると、紫外線吸収剤の種類等によっては、前述したような紫外線吸収剤を含むことによる効果が十分に発揮されない可能性がある。また、紫外線吸収剤の含有率が高すぎると、粘着剤の含有率が相対的に低下し、粘着剤の機能が十分に発揮されない可能性がある。
また、保護シート5は、可視光透過性を有しているのが好ましい。これにより、証拠品200を採取する際、保護シート5、基材1および粘着剤層2を介して、すなわち、証拠採取用シート10越しに証拠品200を視認しながら採取することができる。
保護シート5全体としての可視光の透過率は、70%以上、99%以下であるのが好ましく、80%以上、95%以下であるのがより好ましい。これにより、上記効果を確実に発揮することができる。可視光の透過率が低すぎると、基材1および粘着剤層2の透過率にもよるが、保護シート5を介して証拠品200を視認しにくくなる傾向を示す。一方、可視光の透過率が高すぎると、保護シート基材51および粘着剤層52の構成材料の選定が困難になる傾向を示す。
<ラベル>
図1に示すように、ラベル4は、ラベル基材41と、ラベル粘着剤層42とを有している。ラベル4は、未使用状態では、ラベル粘着剤層42側が、保護シート5の基材1とは反対の面側に貼着されている。すなわち、ラベル4は、証拠採取用シート10に連結して設けられている。これにより、例えば、初期状態の証拠採取用シート10を搬送したり保管したりする際に、ラベル4を紛失するのを防止することができる。また、未使用状態において、ラベル4が、保護シート5の表面に貼着されていることにより、ラベル4を粘着剤層2と剥離ライナー3との間で挟持した際にラベル4が平面視においてどこに位置するかを容易に想定することができる。これにより、粘着剤層2のどこの領域で証拠品200を採取したら証拠品200がラベル4によって隠れてしまうかを、未使用状態で容易に把握することができる。
また、ラベル4は、保護シート5から分離可能に構成され、証拠品200の情報が記入された状態で、粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持された保存状態で用いられる。このため、採取した証拠品200の情報が記入されたラベル4を粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持した状態で保管することができる。これにより、ラベル4に記入した情報が摩擦などにより消えてしまったり、改竄されたりするのを防止することができる。よって、証拠品200の情報を正確かつ確実に保存することができる。
なお、ラベル4は、保存状態では、ラベル基材41が基材1側に位置する向きで挟持される。これにより、保存状態において、基材1を介して、ラベル4に記入された情報を視認することができる。なお、証拠採取用シート10では、保存状態では、保護シート5は、剥がされて分離した状態となっている。
ラベル基材41の構成材料としては、基材1と同様の材料を用いることができるが、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、熱転写紙、インクジェット用紙等の紙、ポリプロピレン、ポリエステル製の合成紙等であるのが好ましい。これにより、ラベル4に情報を記入する際に油性ペンや水性ペン等、いずれの筆記具を用いたとしても、記入し易くすることができるとともに、記入した情報を視認し易くすることができる。
また、ラベル基材41は、白色であるのが好ましい。これにより、記入した情報の文字を視認し易くすることができる。
ラベル基材41の厚さは、特に限定されないが、5μm以上300μm以下であるのが好ましく、10μm以上100μm以下であるのがより好ましい。
ラベル粘着剤層42の構成材料としては、アクリル系、ポリウレタン系、シリコーン系合成ゴム系等の粘着剤を用いることができる。
ラベル粘着剤層42の厚さは、特に限定されないが、5μm以上300μm以下であるのが好ましく、10μm以上100μm以下であるのがより好ましい。
また、図5に示すように、ラベル4には、証拠品200の情報を記入するための記入欄43が設けられており、記入欄43の近傍には、文字44が印刷されている。文字44は、図示の構成では、一例として、図中上側から順に「NO.」、「日時」、「場所」、「事件名」、「鑑識人」、「立会人」および「所轄」の文字である。
「NO.」の横(図中右側)には、採取した証拠品200に付された番号が記入される。「日時」の横(図中右側)には、証拠品200を採取した際の日時が記入される。
「場所」の横(図中右側)には、証拠品200を採取した場所が記入される。「事件名」の横(図中右側)には、証拠品200が関連する事件名が記入される。
「鑑識人」の横(図中右側)には、鑑識人の名前が記入される。「立会人」の横(図中右側)には、立会人の名前が記入される。
「所轄」の横(図中右側)には、証拠品200を採取した場所の管轄の所轄の名前が記入される。
このような文字44が印刷されていることにより、証拠品200の情報を記入し易くすることができる。なお、上記では、文字44の一例として、「NO.」、「日時」、「場所」、「事件名」、「鑑識人」、「立会人」および「所轄」である場合について説明したが、これらの全部が印刷されていなくてもよく、異なる文字が印刷されていてもよい。
また、ラベル4は、本実施形態では、平面視で矩形をなしており、その面積は、1cm以上100cm以下であるのが好ましく、3cm以上80cm以下であるのがより好ましい。
また、ラベル4の面積は、基材1の平面視における面積の5%以上50%以下であるのが好ましく、10%以上50%以下であるのがより好ましい。ラベル4の面積が大きすぎると、証拠採取用シート10において、証拠を採取する部分の面積が小さくなる傾向を示す。一方、ラベル4の面積が小さすぎると、記入し難くなって、ラベル4としての機能十分に発揮するのが難しくなる可能性が有る。
また、ラベル4は、初期状態では、ラベル基材41が証拠採取用シート10の外表面に露出した状態となっている。これにより、ラベル4が保護シート5に貼着されたままラベル4に記入することができ、記入を容易に行うことができる。
また、図1に示す構成では、ラベル4は、初期状態において、保護シート5の縁部に偏在して設けられているが、本発明ではこれに限定されず、保護シート5の中央部に設けられていてもよい。
また、図1に示す構成では、ラベル基材41の一方の面の全面にラベル粘着剤層42が設けられているが、本発明ではこれに限定されず、ラベル基材41には、一部、ラベル粘着剤層42が設けられていてもよい。すなわち、ラベル基材41は、一部が保護シート5に貼着されていない部分を有していてもよい。これにより、ラベル4を保護シート5から離脱させる際、貼着されていない部分を把持して、容易に離脱させることができる。
このように、証拠採取保存用セット100では、基材1、粘着剤層2、剥離ライナー3、保護シート5およびラベル4がセットとなっており、ラベル4を別途用意するのを省略することができ、利便性が高い。また、初期状態では、ラベル4は、保護シート5に貼着(連結)された状態となっており、例えば、初期状態の証拠採取用シート10を搬送したり保管したりする際に、ラベル4を紛失するのを防止することができる。
このような証拠採取保存用セット100によれば、採取した証拠の情報が記入されたラベル4を粘着剤層2と剥離ライナー3との間に挟持した状態で保管することができる。これにより、ラベル4に記入した情報が摩擦などにより消えてしまったり、改竄されたりするのを防止することができる。よって、証拠品200の情報を正確かつ確実に保存することができる。
<第2実施形態>
図6は、本発明の証拠採取保存用セットの第2実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。
以下、この図を参照して本発明の証拠採取保存用セットの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、初期状態におけるラベルの連結位置が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図6に示すように、本実施形態では、ラベル4は、基材1の側面に連結されている。また、ラベル4は、単層で構成され、基材1と同様の材料で構成されている。これにより、基材1を製造する際にラベル4も同時に製造することができる。
また、初期状態では、ラベル4と基材1との境界部に、易破断部が設けられているのが好ましい。これにより、ラベル4を基材1からちぎる(分離させる)際、容易にちぎることができる。
この易破断部は、例えば、ミシン目や、平面視での幅が小さい幅狭部等により構成することができる。
また、本実施形態では、ラベル4が基材1と一体的に連結されているため、ちぎった際、その痕を目視で確認することができる。これにより、ラベル4側のちぎった痕と、基材1側のちぎった痕の形状の対応性から、ラベル4が基材1に連結されていた証拠となり、ラベル4がその後にすり替えられたものではないことの証拠となる。よって、ラベル4に記入された情報が改竄されていない証拠となり、情報の信頼性をさらに高めることができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明の証拠採取保存用セットの第3実施形態を示す模式的な縦断面図であって、未使用状態を示す図である。
以下、この図を参照して本発明の証拠採取保存用セットの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、初期状態におけるラベルの連結位置が異なること以外は、前記第2実施形態と同様である。
図7に示すように、本実施形態では、ラベル4は、剥離ライナー3に連結されている。また、ラベル4は、剥離ライナー3と同様の材料で構成されている。これにより、剥離ライナー3を製造する際にラベル4も同時に製造することができる。
また、本実施形態では、ラベル4の図中下側の面に情報が記入され、保存状態では、ラベル基材41側が基材1に接する状態で粘着剤層2と剥離ライナー3との間で挟持される(図示せず)。ラベル4の図中下側の面は、シリコーンの塗布などの処理がなされていない面であるため、筆記具を用いても記入し易い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、証拠採取保存用セットは、基材と粘着剤層との間に、少なくとも1層の中間層を有するものであってもよい。例えば、粘着フィルムは、接着力増強層(プライマー層等)等を有するものであってもよい。
なお、前記各実施形態では、粘着剤層は、紫外線硬化性を有するものであったが、本発明では、これに限定されず、紫外線硬化性を有していなくてもよい。この場合、保護シートは、紫外線遮蔽性を有していなくてもよい。また、保護シート自体が省略されていてもよい。
また、粘着剤層は、粘着剤組成物自体が紫外線硬化性を有する場合について説明したが、粘着剤層の構成としては、粘着剤組成物と紫外線硬化性材料とを含む構成であってもよい。
また、前記各実施形態では、ラベルを証拠採取用シートから一旦離脱させてから保存状態とする場合について説明したが、本発明ではこれに限定されず、第2実施形態の場合には、ラベルを基材層との境界部で折り曲げて(折り返して)挟持状態としてもよく、第3実施形態では、ラベルを剥離ライナーとの境界部で折り曲げて(折り返して)挟持状態としてもよい。
また、ラベルは、初期状態では、剥離ライナーの主面に貼着されていてもよい。
また、ラベルは、初期状態では、証拠採取用シートに連結されていなくてもよい。
100 証拠採取保存用セット
10 証拠採取用シート
1 基材
2 粘着剤層
3 剥離ライナー
4 ラベル
41 ラベル基材
42 ラベル粘着剤層
43 記入欄
44 文字
5 保護シート
51 保護シート基材
52 粘着剤層
200 証拠品

Claims (5)

  1. 基材、粘着剤層、および、前記粘着剤層の前記基材に対向する面とは反対の面側に設けられ、前記粘着剤層を保護する黒色の剥離ライナーを有する証拠採取用シートと、
    証拠が採取された状態の前記証拠採取用シートにおいて、前記粘着剤層と前記剥離ライ
    ナーとの間に挟持して用いられるラベルとを備え
    前記ラベルは、白色のラベル基材と、ラベル粘着剤層とを有しており、
    前記ラベルは、前記ラベル基材が前記基材側に位置する向きで挟持されるものであることを特徴とする証拠採取保存用セット。
  2. 前記ラベルは、前記証拠採取用シートに連結して設けられている請求項1に記載の証拠採取保存用セット。
  3. 前記ラベルは、前記証拠採取用シートから分離可能に構成されている請求項2に記載の証拠採取保存用セット。
  4. 前記ラベルは、前記剥離ライナーに連結して設けられている請求項2または3に記載の証拠採取保存用セット。
  5. 前記粘着剤層は、紫外線硬化性材料を有している請求項1ないし4のいずれか1項に記載の証拠採取保存用セット。
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