JP6897942B2 - 加湿器を用いた植物栽培システム - Google Patents
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Description
水分は、樹木や葉植物の領域におけるものである。
空気中の湿度が高いとき、植物からの脱水はほとんど起こらない。
そして、空気中に含まれる水分が少ないときは、植物における脱水の度合いは高くなり、植物内部の水分は急速に失われる。
水や湿気のあるところでは、植物の根は、よく成長する。
さらに、各植物は、それぞれ異なる水分量を必要とする。
特に、キノコとコケは、常時、湿気を必要とするため、植物の成長を助けるために加湿器を改良する必要がある。
栽培産業において労働と労働者に取って代わるよう、監視センサと超音波加湿器が用いられている。
しかし、この特許は、キノコのみに適した技術であり、その他の作物には適さない。
この特許は、加湿器の性質と重要性を明示していない。
また、この特許の装置とプロセスは、閉じられた植物栽培システムの全体に注目したものである。
植物の上部から霧を噴霧することで、植木鉢の置かれたエリアにおける湿度が増加する。また、植木鉢の底部より下方にも、加湿器が設置されている。
このような仕組は、産業上、資源の無駄を引起こし、エネルギ損失を生じる。
再利用は、環境を保護するための1つの方策である。
その問題とは、ファン(fan)の寿命が短くなることである。
ファンは、湿気を分散させるために用いられるため、大抵、ファンには水分(humidity)が付着する。
そのため、プロペラの重量は、使用時間に応じて変化する。
最終的には、ファンの動作は停止し、崩潰(collapse)してしまう。
ファンの崩潰は、防水ファンを使用することで解決できる。防水ファンの使用により、使用寿命の延命化を図ることはできるが、しかし、それでもやはりファンの崩潰は起こる。
また、高価なファンを使うのではなく、コスト低減のため、いつでも交換することのできる安価なファンに切替えることも考えられる。
もしくは、クリーニングとメンテナンスを定期的に行えるよう、オン・オフを制御するファンタイマを使用することも考えられる。
これらの手法を産業において採用することは非常に困難であり、これらを採用したとしても、やはり保守するための人員を雇用することが必要になる。
再利用された資源を発展させることで、課題を解決する。短寿命のファンで済ますことができるか、もしくはファンは不要である。
また、加湿器を用いた植物栽培システムは、様々な作物に適用されるものであり、適用する植物の種類は限定されない。
加湿器を用いた植物栽培システムは、ファンの代わりに、特別な特徴を有するブロワ(blower)を使用する。
本発明は、一般的なファンの代わりに、ブロワを使用する。
ブロワは、ファンとは異なっている。
ファンの圧力は、1000ミリ水柱メートル(mmH2O)未満である。
ブロワの圧力は、1000ミリ水柱メートル(mmH2O)であり、最大で10水柱メートル(mH2O)であり、ファンの圧力よりも高い。
加湿器から、植物栽培システム内部へと、溶液の蒸気を輸送する。溶液や溶液の蒸気を送るために、特殊なホースを作製する。
ブロワの動作を軽減し、ブロワに結集した溶液を当該ブロワから除去して、ブロワの外に排出する装置を、いくつかの経路に接続する。
本発明による栽培は、成長室(chamber)の内部状態のもとで行われる植付(cropping)である。
成長室は、微粒霧(atomize mist)や溶液の導入口が設けられた空間(cavity)と、少なくとも1つの通路(passage)を備えている。
さらに、成長室には、苗木(plants)と根菜類(roots)のいずれか、もしくは、それら両方が置かれている。
少なくとも4つのコンポーネントに対し、少なくとも1つの微粒霧や溶液の通路(passage)をつなげることで、内部のコンポーネントが協働する。
4つのコンポーネントは、閉路(close path)のように共に結合された貯留タンク(1)・加湿器(3)・成長室(5)および排水タンク(7)を含んでいる。
ブロワ(4)は、微粒霧を吸引し、吸引した霧を通路(passage)を通じて吹きつける。本発明では、上記の通路は、2本のパイプからなる。
第1のパイプは、植物(8)を格納する成長室(5)に接続される。
植物(8)としては苗木(plants)だけを置くこともでき、また、成長室(5)には樹幹(trunk)および苗木(plants)を置くこともできる。
微粒霧により成長室(5)内に水分が供給された場合、微粒霧が結集すると液体になる。
結集してできた液体は、パイプを通り、加湿器(3)の中へ再び流れ込む。このようにして、溶液の再利用がなされる。
第2のパイプは、ブロワ(4)が成長室(5)のパイプへと微粒霧を吹き込めるように、微粒霧を保持する役割を果たす。
微粒霧は、電動のブロワに付着する。
霧の付着は、ブロワを損傷し、最終的には損潰させる
たとえ防水ブロワを使用した場合であっても、完全に水分を防ぐことはできないことが分かった。
ブロワに付いた微粒霧が結集して液体になった場合、ブロワの重量は増し、回転するためには、より多くの電力を要する。
それから、内部コンポーネントは役立たなくなり、最終的には損潰する。
そこで、溶液および特定の溶液を排水タンク(7)へと輸送するための、経路(path)・通路(passage)・パイプを配設する。
この排水タンク(7)は、液量(volume of solution)の最大値と最小値を制限する、溶液の貯蔵庫として機能する。
溶液や微粒霧は、排水タンク(7)へ流入すると、必要な分だけ蓄えられる。
すなわち、排水タンク(7)に蓄えられた溶液の水位が最大レベルのときは、溶液を排出させるようにスイッチ(701)・(702)は信号を伝達する。
スイッチ(701)は、パイプ中の溶液が、再度、貯留タンク(1)を通って輸送されるよう、ポンプ(703)に信号を送る。
その結果、微粒霧と溶液の再利用が図られる。
そして、排水タンク(7)の溶液の水位が最低レベルまで減少した場合、スイッチ(702)は、ポンプ(703)の動作を停止させるため、同ポンプ(703)に信号を送る。
その穴は、微粒霧や溶液を溜める。
特殊なパイプを作製することにより、ブロワ(4)におけるパイプ内部の圧力と、排水タンク(7)におけるパイプ内部の圧力は、異なっている。
微粒霧や溶液は、圧力の高い箇所から、圧力の少ない箇所へと押しやられる。
適切な手法は、以下を含んでいる。
1.パイプの直径を狭める。
パイプの直径を狭める場合、パイプとは直径が異なるパイプ継手を使用して、流路を削減する。
本システムの外部へむけて、微粒霧や溶液の流れを生じさせる。
その結果、湿気により、本システム内の他の電気的コンポーネントが損傷を受ける。
2.開放バルブと密閉バルブを設置することで、微粒霧や溶液の流れる方向を変化させる。
3.流量計を設置し、溶液の圧力監視(隔膜型)を行うことで、流量測定図において圧力を減少させる。
4.曲げパイプを用いる。最良の方法は、パイプを曲げることである。曲げパイプを用いることで、設置する装置を減らすことができ、消費するエネルギも少なくできるからである。さらに、産業上も、より利便性を高くできるためである。
2つのパイプ内部の圧力を勘案する。場合を分けて、以下の表に示す。
特殊設計のパイプ(6)は、排水タンク(7)の圧力を、ブロワの圧力よりも少しだけ低く設定して、設置する。
不均等な端部をもつU字様のパイプを使用することで、排水タンク(7)へと溶液を押しやる。
その特徴は、J字様とするか、J字型および逆J字型である。
このようなパイプは、排水タンクよりも、ブロワの圧力を上昇させる。
もし、ブロワにおけるパイプの方が排水タンクよりも圧力が高ければ、微粒霧や溶液は成長室(5)へと流出する。
もし、貯留タンクにおけるパイプの方がブロワよりも圧力が高ければ、溶液は曲げパイプへと排出され、ブロワに還流する。このような場合、最終的に、ブロワは損潰してしまう。
パイプは、貯留タンク(1)から、ポンプ(2)を介して、ソレノイドバルブ(305)と接続された加湿器(3)へ、溶液を輸送する。
続いて、溶液は、タンク内の液量に対して最大値と最小値で溶液を蓄える、加湿器のタンク(302)内へと流れる。
溶液が加湿器のタンク(302)へ流入すると、水分発生器(301)が作動して溶液が供給され、溶液は蒸発させられて微粒霧となり、加湿器(3)の外部に設置されたブロワ(4)につながれたパイプ内を流れる。
また、ブロワのない経路(path)は、成長室(5)のなかの溶液を加湿器のタンク(302)へと還流させる。
加湿器のタンク(302)内の溶液が最大値に達すると、その後、スイッチ(303)は、ソレノイドバルブ(5)を閉じるように作動する。貯留タンク(1)からの溶液は、流入を停止する。
加湿器のタンク(302)内の溶液が最小値まで減少すると、スイッチ(304)が作動してソレノイドバルブ(305)を開き、貯留タンク(1)の溶液が、加湿器のタンク(302)内へ流れ込む。
伝達機構は、溶液の液量を制御する信号を送信する任意のシステムに置換えることができる。
i.微粒霧や溶液を排水タンク(7)に輸送するための通路(passage)または経路(path)を有する特殊設計のパイプ(6)と、ブロワ(4)と、
ii.加湿器を用いたシステムは、微粒霧および溶液の通り道となる閉路(closed path)から構成され、
当該閉路は、少なくとも4つの頂点:貯留タンク(1)・加湿器(3)・成長室(5)・排水タンク(7)からなり、この閉路は数学的グラフにより定義される。
加湿器は、処理に適した特別な特徴を備えている。
最適なものは、J字型および逆J字型である。
適切な圧力は、排水タンク(7)内の圧力が、ブロワ(4)内の圧力よりも低いことである。
最適な圧力は、排水タンク(7)内の圧力が、ブロワ(4)内の圧力よりもわずかに低いことである。
ブロワ(4)の後方において、加湿器(3)もしくはブロワの設置箇所からは、パイプは、微粒霧の経路(path)として見なされる。
微粒霧および溶液は運ばれて、特殊設計のパイプ(6)の境界で、ブロワ(4)に付着する。
ブロワ(4)を接続する適切な箇所は、ブロワ(4)の後方付近である。
貯留タンク(1)・加湿器(3)・成長室(5)・排水タンク(7)の間につながれた各経路(path)には、任意の装置を付加できる。そのため、微粒霧や溶液は、1つの周回構造をなす閉路を輸送されて循環する。
ブロワにおける適切な特徴は、圧力が1000ミリ水柱メートル(mmH2O)〜10水柱メートル(mmH2O)であり、同ブロワの羽根が防水か非防水かは不問である。
ブロワの羽根は、防水が最適である。
好適な材料としては、ポリ塩化ビニル・ポリエチレン・ステンレス鋼316Lが含まれる。
最も好ましい材料は、ステンレス鋼316Lである。
このための適切な装置は、音波より高い周波数を発生させる、超音波加湿器・超音波ヘッドである。
溶液を揺り動かすことによって、加熱することなく、微粒霧が生じる。
適切な周波数は、0.5MHz〜8MHzである。最適な周波数は、1MHz〜7MHzである。
微粒霧の粒径は、植物の成長にとって理想的なサイズである、2ミクロン〜8ミクロンである。
植物(plants)の栽培に最も適する微粒霧の粒径は3ミクロン〜7ミクロンであり、キノコやコケに対して最適な微粒霧の粒径は2ミクロン〜8ミクロンである。
パイプとして最適な材料は、ポリ塩化ビニル・ポリエチレン・ステンレス鋼316L・ステンレス鋼304・ステンレス鋼308である。
最も適した材料は、衝撃に強く、軽量で、安価な、ポリ塩化ビニルである。
すなわち、閉路には、加湿器(3)と成長室(5)とをつなぐ2本以上の経路が存在し、そのうちの少なくとも1本はブロワ(4)を通過する。
この発明の植物栽培によれば、コケ・キノコも栽培対象として含まれる。
本発明は、成長室(5)における根挿しについて、発明の応用範囲として含まれる。
Claims (14)
- 加湿器を利用して、1つの周回構造をなす閉路において微粒霧や溶液を循環させる植物栽培システムであって、
溶液を貯留する貯留タンク(1)と、
前記貯留タンク(1)から溶液を吸上げるポンプ(2)と、
水分を供給する加湿器(3)であって、前記ポンプ(2)を介して貯留タンク(1)と接続された加湿器(3)と、
貯留タンク(1)とは物理的に異なるタンク(7)であって、貯留タンク(1)を出発して周回してきた微粒霧や溶液が到達する排水タンク(7)であり、加えて、貯留タンク(1)とパイプを介して接続された排水タンク(7)と、
微粒霧や溶液を排水タンク(7)に輸送するための通路(passage)または経路(path)を構成するパイプであって、U字型・J字型・W字型・逆J字型のいずれかの形状を有するパイプ(6)と、
揮発した溶液からなる微粒霧を吸引するブロワ(4)であって、この吸引した霧を前記パイプ(6)を介して排水タンク(7)に吹きつけるとともに、吸引した霧を植物(8)が格納された成長室(5)に吹きつけるブロワ(4)と、
微粒霧と溶液の通り道となる閉路(closed path)であって、貯留タンク(1)・加湿器(3)・成長室(5)・排水タンク(7)からなる1つの周回構造を有する閉路と、
を備え、
(A)U字型・J字型・W字型・逆J字型のいずれかの形状を有する前記パイプ(6)にとっては、前記排水タンク(7)内の圧力が前記ブロワ(4)内の圧力よりも低いことが適切であり、
(B)同パイプ(6)は、加湿器(3)もしくはブロワの設置箇所を起点として微粒霧の経路(path)として見なされ、
輸送された微粒霧および溶液は、パイプ(6)との境界においてブロワ(4)に付着し、
(C)同パイプ(6)は、排水タンク(7)と成長室(5)の間で、微粒霧の通路(passage)および溶液の経路(path)を構成し、
(D)貯留タンク(1)・加湿器(3)・成長室(5)・排水タンク(7)の間をつなぐ各経路(path)には、任意の装置を付加することが可能であって、
微粒霧や溶液は、貯留タンク(1)と排水タンク(7)を含んだ1つの周回構造をなす前記閉路を輸送されて循環する
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
栽培のための加湿プロセスは、
ポンプ(2)を通って加湿器(3)へ流れる貯留タンク(1)内の溶液と、
揮発して微粒霧になりブロワ(4)へ流入する溶液と、
により成り立っており、
前記ブロワ(4)は、微粒霧を吸引し、吸引した霧を通路(passage)を通じて吹きつけ、
ブロワ(4)と接続された通路は、2本のパイプからなり、
第1のパイプは、植物(8)を格納する成長室(5)に接続されており、
微粒霧によって成長室(5)に水分が供給されたとき、微粒霧が結集すると液体となり、この液体が、パイプを通って、加湿器(3)の中へ再び流れ込むことにより、溶液の再利用が達成され、
ブロワ(4)と接続される第2のパイプは、U字型・J字型・W字型・逆J字型のいずれかの形状を有するパイプ(6)であって排水タンク(7)に接続され、
同排水タンク(7)は、液量の最大値と最小値を制限する溶液貯蔵庫として機能し、
溶液や微粒霧が排水タンク(7)へ流入すると、溶液や微粒霧は必要な分だけ蓄えられ、
貯留タンク(1)とパイプを介して接続されている排水タンク(7)に蓄えられた溶液の水位が最大レベルの場合、
スイッチ(701)・(702)は、溶液を排出させるように信号を伝達し、
スイッチ(701)は、パイプ中の溶液が、再度、貯留タンク(1)を通って輸送されるように、ポンプ(703)へ信号を送り、
その結果、微粒霧と溶液は再利用され、
排水タンク(7)の溶液の水位が最低レベルまで減少した場合、
スイッチ(702)は、ポンプ(703)の動作を停止させるよう、同ポンプ(703)に信号を送る
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
パイプは、貯留タンク(1)から、ポンプ(2)を介して、ソレノイドバルブ(305)と接続された加湿器(3)へ、溶液を輸送し、
続いて、溶液は、タンク内の液量に対して最大値と最小値で溶液を蓄える、加湿器のタンク(302)内へと流れ、
溶液が加湿器のタンク(302)へ流入すると、水分発生器(301)が作動して溶液が供給され、溶液は蒸発させられて微粒霧となり、加湿器(3)の外部に設置されたブロワ(4)につながれたパイプ内を流れ、
加湿器のタンク(302)は、成長室(5)につながる2本のパイプを備えており、
同パイプは、成長室(5)に微粒霧を引込むブロワとつながり、
また、ブロワのない経路(path)は、成長室(5)のなかの溶液を加湿器のタンク(302)へと還流させ、
加湿器のタンク(302)内の溶液が最大値に達すると、
スイッチ(303)は、ソレノイドバルブ(5)を閉じるように作動して、貯留タンク(1)からの溶液は流入を停止し、
加湿器のタンク(302)内の溶液が最小値まで減少すると、
スイッチ(304)が作動して、ソレノイドバルブ(305)を開き、貯留タンク(1)の溶液が加湿器のタンク(302)内へ流れ込む
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
ブロワ(4)の圧力が1000水柱ミリメートル(mmH 2 O)〜10水柱メートル(mH 2 O)であり、同ブロワの羽根は防水もしくは非防水である
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 元の請求項10
請求項3に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
加湿器のタンク(302)は、強固で、耐久性があり、ブロワ(4)の力に耐性があり、破損や変形することがなく、清掃が容易で、衝撃に強く、
最適な材料として、ポリ塩化ビニル・ポリエチレン・ステンレス鋼316Lを含む
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項3または5に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
水分発生器(301)は、加湿器のタンク(302)のなかの溶液の状態を、微粒霧に変化させるものであり、超音波加湿器または超音波ヘッドからなる
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項6に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
水分発生器(301)の周波数は0.5MHz〜8MHzであり、微粒霧の粒径は2ミクロン〜8ミクロンである
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
微粒霧や溶液の通路となる経路やパイプは、清掃が容易で、衝撃に強く、内部温度が適温であり、
パイプとして適切な材料は、ポリ塩化ビニル・ポリエチレン・ステンレス鋼316L・ステンレス鋼304・ステンレス鋼308である
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
閉路においては、加湿器(3)と成長室(5)をつなぐ微粒霧や溶液の経路が2本あり、そのうちの少なくとも1本はブロワ(4)を通過するようになっており、
閉路においては、加湿器(3)と成長室(5)をつなぐ2本以上の経路が存在し、そのうちの少なくとも1本はブロワ(4)を通過する
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
成長室(5)は、微粒霧(atomize mist)や溶液の導入口が設けられた空間(cavity)と、少なくとも1つの通路(passage)を備えており、
さらに、成長室には、苗木(plants)と根菜類(roots)のいずれか、もしくは、それら両方が置かれている
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項10に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
栽培対象としてコケ・キノコが含まれ、根挿し(root cutting)も可能である
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
U字型・J字型・W字型・逆J字型のいずれかの形状からなる前記パイプ(6)における圧力差を維持するために、
1.パイプの直径を狭めるか、
2.開放バルブと密閉バルブを設置することで、微粒霧や溶液の流れる方向を変化させるか、
3.流量計を設置し、溶液の圧力監視(隔膜型)を行うことで、流量測定図において圧力を減少させるか、
4.曲げパイプを用いる
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1又は2に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
ソレノイドバルブ(305)とスイッチ(701)・(702)は、溶液の水位と連動する伝達機構として作動し、
伝達機構は、溶液の液量を制御する信号を送信する任意のシステムに置換えできる
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
- 請求項1乃至3のいずれか1項または9に記載の加湿器を用いた植物栽培システムであって、
ブロワ(4)は、加湿器(3)内部のコンポーネントとして統合可能である
ことを特徴とする、加湿器を用いた植物栽培システム。
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