JP3658669B2 - 加湿器及び加湿器用シール部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加湿器及び加湿器用シール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、超音波式等の加湿器を、食品の品質を維持せしめる手段として使用する例が増えている。例えば、レストラン等のサラダバーで、生野菜等に加湿器の霧を噴霧したり、寿司のネタケースや、生肉のショーケースや、生菓子のショーケース等の中に、加湿器の霧を供給したりして、食品を乾燥から保護することにより、食品の鮮度を維持せしめることが行われている。
【0003】
加湿器をそうした用途に使用する場合には、室内の空気の乾燥を防止する通常の使用方法の場合に比べて特に、前記加湿器の貯水槽内の水が常に清潔に保たれるように配慮することが重要である。
【0004】
そこで、前記貯水槽の中に、防水性を有する紫外線発生体を配置し、該紫外線発生体から放射される紫外線の殺菌作用によって、前記貯水槽内の水を清潔に維持せしめることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、前記紫外線発生体への防水性の付与が、簡単に、かつ確実に達成されるようにする必要がある。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、貯水槽内の紫外線発生体に、簡単に、かつ確実に防水性が付与された加湿器を提供しようとするものである。
【0007】
本発明はまた、前記加湿器用のソール部材を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る加湿器は、紫外線発生体を収容するとともに紫外線の透過性を有し、かつ前記紫外線発生体を挿入するための口以外の部分が閉じた細長い容器と、該容器を水面下で液密に受け入れる容器受入部を有する貯水槽と、を備え、前記紫外線発生体が前記貯水槽の内部に位置するとともに、前記紫外線発生体挿入口が前記貯水槽の外部に位置するように、前記容器を前記貯水槽に水平に支持せしめてなる加湿器であって、前記容器受入部は、前記貯水槽に形成された容器取付孔と、該容器取付孔と前記容器との間に介在せしめられて前記貯水槽に対して前記容器を前記貯水槽の外側にある部分よりその内側にある部分の方が長くなるように水平にして液密に支持するためのゴム状弾性体からなるシール部材と、を備え、該シール部材は、前記貯水槽の内面に密着する内側フランジ部と、前記貯水槽の外面に密着する外側フランジ部と、これらのフランジ部間に形成された環状溝部と、前記シール部材の内周面の一部に形成された環状凸部と、を備え、該環状凸部が、前記環状溝部と対向する位置に形成されたものである(請求項1)。
【0009】
本発明に係る前記加湿器によれば、前記紫外線発生体へ、簡単に、かつ確実に、防水性を付与することができる。
【0010】
前記加湿器において、前記シール部材の円筒状の容器保持部が、前記外側フランジ部から前記貯水槽の外方へと延び出しているものとすることもできる(請求項2)。
【0011】
本発明に係る加湿器用シール部材は、加湿器の貯水槽に形成された容器取付孔と、細長い容器と、の間に介在せしめられて、前記貯水槽に対して前記容器を前記貯水槽の外側にある部分よりその内側にある部分の方が長くなるように水平にして液密に支持するためのゴム状弾性体からなる加湿器用シール部材であって、前記貯水槽の内面に密着する内側フランジ部と、前記貯水槽の外面に密着する外側フランジ部と、これらのフランジ部間に形成された環状溝部と、前記シール部材の内周面の一部に形成された環状凸部と、を備え、該環状凸部が、前記環状溝部と対向する位置に形成されたものである(請求項3)。
【0012】
前記シール部材は、前記貯水槽への取付状態において、該貯水槽の内側にある部分よりその外側にある部分の方が長く形成されたものとすることもできる(請求項4)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態に係る加湿器の内部構成を示す縦断面図、図2は、図1の加湿器の正面図である。
【0015】
図1および図2に示した加湿器は、超音波加湿器であり、霧化用の水1aを貯留する貯水槽1を備えている。該貯水槽1は、例えば、ステンレス板でできていて、図2に示すように、横長の箱状に形成されている。
【0016】
前記貯水槽1には、その中の前記水1aを定期的に排出させるめの排水装置が設けられている。図示例では、前記貯水槽の底部に排水路2が接続され、該排水路2には、これを自動的に開閉する排水弁3が設けられている。該排水弁3としては、例えば、通電時に閉状態となる電磁弁または電動弁を用いるのが望ましい。 前記排水弁3の動作は、例えば、マイクロコンピュータ等の制御手段4で自動制御される。
【0017】
図1に明瞭に示されているように、前記貯水槽1における前記排水管2の接続部付近、すなわち、排水口5付近は、他の部分より一段低く形成されている。これは、前記水1a中の不純物を前記一段低い部分に沈殿せしめて、排水の際に前記不純物を効率良く排出できるようにするためである。なお、同様の効果を得るため、前記貯水槽1内の底面を、前記排水口5に向けて傾斜させておいてもよい。
【0018】
前記排水装置の他の例としては、図2に二点鎖線で示したように、前記貯水槽1内に吸水管2aを導入し、該吸水管2aにポンプ等の吸水装置3aを接続し、該吸水装置3aを、前記制御手段4で自動的に作動させて、前記貯水槽1内の前記水1aを強制的に吸引して排出せしめるようにしてもよい。このようにすれば、前記貯水槽1の設置位置が低い場合でも、前記貯水槽1内の前記水1aを排出せしめることができて、好適である。
【0019】
前記貯水槽1の底部には、前記水1aを霧化する超音波振動子6が複数配設されている。該超音波振動子6は、図2に示すように、相互間に適当な等間隔を開けて、前記貯水槽1の長さ方向に並べて配置されている。
【0020】
前記貯水槽1には、送風機7と、吹き出し筒8と、が接続されていて、前記送風機7から前記貯水槽1内に供給される風が、前記超音波振動子6で霧化された水を、前記吹き出し筒8の吹き出し口8aから、外部へと搬送する。
【0021】
また、前記貯水槽1には、該貯水槽1内に前記水1aを供給するための給水路9が接続されていて、該給水路9には、これを自動的に開閉する給水弁10が設けられている。該給水弁10としては、例えば、電磁弁または電動弁を用いる。
【0022】
前記給水弁10は、前記貯水槽1内に設けられた水位検知手段としてのフロートスイッチ11(図2参照)からの信号を受けて、前記給水路10を自動的に開閉制御する。前記フロートスイッチ11は、前記貯水槽1内の前記水1aが所定の上限レベルL1に達したときと、所定の下限レベルL2に達したときに、前記信号を発生する。前記貯水槽1内の前記水1aが前記上限レベルL1に達すると、前記給水弁10が閉じられて給水が停止され、前記貯水槽1内の前記水1aが前記下限レベルL2に達すると、前記給水弁10が開いて、再び給水が開始される。該給水弁10と前記フロートスイッチ11は、例えば、前記制御手段4で制御される。
【0023】
なお、前記貯水槽1内の平均水位は、前記超音波振動子6による水の最適な霧化効率との関係上、前記超音波振動子から40mm前後の高さに設定するのが望ましい。
【0024】
前記貯水槽1の長さ方向に延びる面には、一群の紫外線発生器12,12が、防水性を付与された状態で支持されている。ここでは、図1に示すように、各紫外線発生器として、前記貯水槽1の奥行きに対応する長さを有する紫外線ランプ12を採用し、同一の二つの紫外線ランプ12,12で一群の紫外線ランプを形成している。細長い形状の前記各紫外線ランプ12は、図1に示すように、前記貯水槽1の長さ方向(図1の紙面に直角な方向)と直交せしめて水平に配置され、かつ、前記二つの紫外線ランプ12,12は、図2に示すように、前記貯水槽1の長さ方向に延びる正面壁13に、その長さ方向に並べて、互いに同一の高さに取り付けられている。
【0025】
隣り合う紫外線ランプ12,12同士の間の間隔は、前記貯水槽1内の前記水1aの全体に紫外線が行き渡るように、前記各紫外線ランプ12の有効殺菌距離を考慮して適宜に決定する。例えば、図2の例では、前記各紫外線ランプ12の有効殺菌距離をDとすると、前記二つの紫外線ランプ12,12同士の間には、最大で、2Dの間隔を開けることができる。また、前記各紫外線ランプ12と、前記貯水槽1の端面14との間の距離は、最大で、Dとする。前記貯水槽1が長くなれば、それに応じて、前記紫外線ランプ12の数を増やして、常に、前記貯水槽1の水の全体に紫外線が行き渡るようにする。
【0026】
図2に示すように、前記各紫外線ランプ12は、隣り合う超音波振動子6,6同士の間に配置するのが望ましい。このようにすれば、前記超音波振動子6によって奏される水の霧化作用が、前記各紫外線ランプ12の存在によって阻害されることがないからである。
【0027】
それ自体は防水性を有しない前記各紫外線ランプ12は、同一の方法で防水性を付与され、同一の方法で前記貯水槽1に対して取り付けられている。すなわち、図1に示すように、前記各紫外線ランプ12は、その形状に適合した試験管状の細長い容器15の中に収容されている。該各容器15は、前記各紫外線ランプ12を挿入するための紫外線ランプ挿入口16を備えていて、該紫外線ランプ挿入口16以外の部分が完全に閉じている。前記各紫外線ランプ12は、前記紫外線ランプ挿入口16から前記各容器15内に挿入され、その配線コード12a,12bが、前記各容器15の前記紫外線ランプ挿入口16から外部へ延び出している。必要に応じて、前記各容器15の前記紫外線ランプ挿入口16に、適当な栓部材17を装着してもよいし、また、該栓部材17に、前記各容器15内における前記各紫外線ランプ12の姿勢を保持せしめる機能を設けてもよい。
【0028】
前記各容器15は、紫外線の良好な透過性を有する材料で形成されている。ここでは、純粋な石英を材料として形成している。前記各紫外線ランプ12から発生する紫外線は、前記各容器15を透過して、前記貯水槽1の前記水1aの中に供給される。そして、紫外線の殺菌作用により、前記貯水槽1の前記水1a内に雑菌が繁殖することが防止される。
【0029】
前記各容器15は、前記貯水槽1に設けられた容器受入部18に支持されている。該各容器受入部18は、図1に示すように、前記貯水槽1の前記正面壁13に貫通形成された円形の容器取付孔19と、該容器取付孔19を画成する容器取付孔画成部20と前記容器15との間に介在するシール部材21と、を備えていて、前記各容器15が前記貯水槽1内の前記水1aの中に常時没した状態となるように、前記各容器15を水平に支持している。該各容器15は、常に、前記貯水槽1の水面下にあるので、前記各紫外線ランプ12から放射される紫外線によって、周囲に悪影響が及ぶことはない。
【0030】
前記各シール部材21は、その拡大断面図である図3に示すように、その全体がゴム状弾性体を用いて形成されていて、前記各容器15の長さ方向に延びる円筒状の容器保持部22と、該容器保持部22と一体的に形成された、前記貯水槽1への取付部23と、を備えている。前記各シール部材21の材料としては、紫外線を受けても材質上変化の生じない、シリコン系等のゴムを採用するのが望ましい。
【0031】
前記各容器保持部22の内径は、前記各容器15を押し込んだときに、該各容器15を液密に受け入れることができる程度の大きさである。前記各容器保持部22の内周面の一部には、その弾性で前記各容器15の外周面に密着する環状凸部24が一体に形成されている。該環状凸部24は、前記各容器15と前記各シール部材21との間の液密性を一層向上せしめ、それらの間から水漏れが発生するのを確実に防止する。したがって、前記環状凸部24は、一つでもよいが、好ましくは、図示例のように二つ設けたり、三つ以上設けたりしてもよい。
【0032】
前記各取付部23は、前記各容器保持部22の内端部寄りの位置に形成された二つのフランジ部25,26を備えており、該二つのフランジ部25,26の間には、環状溝部27が形成されている。前記二つのフランジ部25,26の内の前記貯水槽1の外側に位置する外側フランジ部25は、前記貯水槽1の前記正面壁13の外表面に広い面積で密着するように、前記内側フランジ部26より大きく形成されている。
【0033】
図3に明瞭に示すように、前記シール部材21において、その外周面に形成された前記環状溝部27と、その内周面に形成された前記環状凸部24とは、互いに対向する位置に形成されている。また、図2及び図3から明らかなように、前記シール部材21の円筒状の前記容器保持部22は、前記外側フランジ部25から前記貯水槽1の外方へと延び出している。その結果、前記シール部材21の前記容器保持部22は、前記貯水槽1への取付状態において、該貯水槽1の内側にある部分よりその外側にある部分の方が長く形成されている。
【0034】
前記各紫外線ランプ12を収容した前記各容器15を前記貯水槽1に取り付けるに当たっては、まず、前記各シール部材21にその半径方向内方への力を加えてこれを変形させ、前記外側フランジ部25が前記貯水槽1の前記正面壁13の前記外表面に当接するまで、前記貯水槽1の前記各容器取付孔19に挿入する。取付状態においては、前記各シール部材21の前記環状溝部27内に、前記各容器取付孔画成部20がぴったりと嵌まり込み、前記二つのフランジ部25,26が、前記貯水槽1の前記正面壁13に内外から密着している。このため、前記各容器取付孔画成部20と、前記各シール部材21と、の間から、前記貯水槽1内の前記水1aが漏れることはない。
【0035】
その後、前記各シール部材21の前記容器保持部22内に、前記各容器15を外側から押し込む。該各容器15は、図1に示すように、その内部に収容された前記紫外線ランプ12が実質的に前記貯水槽1内に収まるまで、前記各シール部材21内に挿入され、前記紫外線ランプ挿入口16は、前記貯水槽1の外部に位置している。前記各容器保持部22の内周面には、前記環状凸部24が形成されているので、前記各容器保持部22と前記各容器15との間からも、水漏れは発生しない。前記各容器15は、前記貯水槽1の外側にある部分よりその内側にある部分の方が長いので、その内端部側に重さが偏っているが、前記各シール部材21の前記容器保持部22が、前記各容器15の長さ方向に延びて該各容器15をしっかりと保持するとともに、前記取付部23が、前記内外二つのフランジ部25,26で前記容器取付孔画定部20をしっかりと保持しているので、前記容器15は、水平状態のままで安定的に保持される。
【0036】
また、例えば、前記加湿器の運搬時等に、前記各容器15に何らかの大きな衝撃が加わったり、前記各容器15が振動を長時間受けたりしても、ゴム状弾性体で形成された前記各シール部材21が緩衝材として作用するので、前記各容器15やその内部の前記各紫外線ランプ12が破損したり位置ずれしたりする等の問題は生じない。
【0037】
なお、前記各容器15は、前記各シール部材21に対して着脱自在であるので、例えば、メンテナンス時等に、必要に応じて、前記各容器15を前記貯水槽1から取り外すことができる。よって、前記各紫外線ランプ12や前記貯水槽1の内部等の保守・点検等を簡易迅速に行うことができて、好適である。
【0038】
次に、前記加湿器の動作について説明する。
【0039】
利用者が、停止状態にある前記加湿器の電源(図示せず)を入れると、それまで開いていた前記排水弁3が閉じるとともに、それまで閉じていた前記給水弁10が開き、前記貯水槽1内に前記水1aが溜まり始め、同時に、前記各紫外線ランプ12が点灯する。やがて、該各紫外線ランプ12が前記各容器15とともに水没し、前記貯水槽1内の水位が前記上限レベルL1に達すると、前記フロートスイッチ11からの信号により、前記給水弁10が閉じられる。その後、加湿信号が入ると、前記超音波振動子6と前記送風機7が作動を開始して、前記加湿器が加湿運転状態となる。
【0040】
加湿運転によって前記貯水槽1内の水位が前記下限レベルL2まで下がると、前記フロートスイッチ11からの信号により、前記給水弁10が開かれ、水の補給が始まる。前記貯水槽1内の水位が前記上限レベルL1に復帰すると、前記フロートスイッチ11からの信号により、前記給水弁10が閉じられ、給水が停止する。
【0041】
例えば、加湿運転により、外部の湿度が、あらかじめ設定された所定の数値に達すると、図示しないセンサがこれを感知して加湿信号が切れ、前記超音波振動子6と前記送風機7とが作動を停止して、前記加湿器が加湿停止状態となる。外部の湿度が下がると、再び加湿信号が入り、加湿運転が開始される。前記加湿停止状態においても、前記一群の紫外線ランプ12,12は点灯し続け、殺菌作用は継続される。
【0042】
利用者が、前記加湿器の前記電源を切ると、前記各紫外線ランプ12が消灯するとともに、前記超音波振動子6と前記送風機7とが作動を停止し、同時に、前記排水弁3が自動的に開いて、排水が開始される。
【0043】
以上のように、前記貯水槽1内に前記水1aが溜まっている間は、前記一群の紫外線ランプ12,12が常時点灯しているので、その殺菌作用により、前記貯水槽1内に雑菌が繁殖することが防止される。前記一群の紫外線ランプ12,12は、前記各容器15とともに、常時、前記貯水槽1内の水面下にあり、しかも、前記貯水槽1内の前記水1aの全体に紫外線の殺菌効果が行き渡るように、前記一群の紫外線ランプ12,12の数量および設置位置が設定されているので、紫外線による殺菌効果が前記貯水槽1内の前記水1aに十分作用する。
【0044】
また、前記排水弁3として、通電時に閉状態となるものを採用しているので、例えば、タイマー制御等によって、前記加湿器への通電が、例えば、2、3時間おきに所定時間だけ自動的に停止されるように設定しておけば、定期的に、前記排水弁3が開いて、前記貯水槽1内の前記水1aが全面的に入れ替えられる。よって、前記貯水槽1内がより一層清潔であり、好適である。
【0045】
なお、前記加湿器の動作は、利用者による前記電源の入切操作を除いて、前記制御手段4によって、自動的に制御される。
【0046】
一般に、利用者の使用目的や使用規模等により、容量の異なる種種のサイズの貯水槽が要求される。そこで、奥行きと高さとが一定でその長さのみが様々に異なる貯水槽を準備し、該貯水槽の長さに応じて、紫外線ランプの設置数を決定する。このようにすれば、共通規格の紫外線ランプでどのような容量の加湿器にも対応することができ、コスト低減に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る加湿器の縦断面図である。
【図2】図1の加湿器の正面図である。
【図3】図1中のシール部材の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 貯水槽
12 紫外線ランプ(紫外線発生体)
15 容器
16 紫外線ランプ挿入口
18 容器受入部
19 容器取付孔
21 シール部材
24 環状凸部
25 外側フランジ部
26 内側フランジ部

Claims (4)

  1. 紫外線発生体(12)を収容するとともに紫外線の透過性を有し、かつ前記紫外線発生体(12)を挿入するための口(16)以外の部分が閉じた細長い容器(15)と、該容器(15)を水面下で液密に受け入れる容器受入部(18)を有する貯水槽(1)と、を備え、前記紫外線発生体(12)が前記貯水槽(1)の内部に位置するとともに、前記紫外線発生体挿入口(16)が前記貯水槽(1)の外部に位置するように、前記容器(15)を前記貯水槽(1)に水平に支持せしめてなる加湿器であって、前記容器受入部(18)は、前記貯水槽(1)に形成された容器取付孔(19)と、該容器取付孔(19)と前記容器(15)との間に介在せしめられて前記貯水槽(1)に対して前記容器(15)を前記貯水槽(1)の外側にある部分よりその内側にある部分の方が長くなるように水平にして液密に支持するためのゴム状弾性体からなるシール部材(21)と、を備え、該シール部材(21)は、前記貯水槽(1)の内面に密着する内側フランジ部(26)と、前記貯水槽(1)の外面に密着する外側フランジ部(25)と、これらのフランジ部(25,26)間に形成された環状溝部(27)と、前記シール部材(21)の内周面の一部に形成された環状凸部(24)と、を備え、該環状凸部(24)が、前記環状溝部(27)と対向する位置に形成されている、加湿器。
  2. 前記シール部材(21)の円筒状の容器保持部(22)が、前記外側フランジ部(25)から前記貯水槽(1)の外方へと延び出している、請求項1に記載の加湿器。
  3. 加湿器の貯水槽(1)に形成された容器取付孔(19)と、細長い容器(15)と、の間に介在せしめられて、前記貯水槽(1)に対して前記容器(15)を前記貯水槽(1)の外側にある部分よりその内側にある部分の方が長くなるように水平にして液密に支持するためのゴム状弾性体からなる加湿器用シール部材(21)であって、前記貯水槽(1)の内面に密着する内側フランジ部(26)と、前記貯水槽(1)の外面に密着する外側フランジ部(25)と、これらのフランジ部(25,26)間に形成された環状溝部(27)と、前記シール部材(21)の内周面の一部に形成された環状凸部(24)と、を備え、該環状凸部(24)が、前記環状溝部(27)と対向する位置に形成されている、加湿器用シール部材。
  4. 前記貯水槽(1)への取付状態において、該貯水槽(1)の内側にある部分よりその外側にある部分の方が長く形成されている、請求項3に記載の加湿器用シール部材。
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