JP2017000022A - 水素水供給装置 - Google Patents

水素水供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017000022A
JP2017000022A JP2015114873A JP2015114873A JP2017000022A JP 2017000022 A JP2017000022 A JP 2017000022A JP 2015114873 A JP2015114873 A JP 2015114873A JP 2015114873 A JP2015114873 A JP 2015114873A JP 2017000022 A JP2017000022 A JP 2017000022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circulation line
hydrogen
hydrogen water
water supply
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015114873A
Other languages
English (en)
Inventor
勝之助 島田
Katsunosuke Shimada
勝之助 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FOOESU KK
Original Assignee
FOOESU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FOOESU KK filed Critical FOOESU KK
Priority to JP2015114873A priority Critical patent/JP2017000022A/ja
Publication of JP2017000022A publication Critical patent/JP2017000022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【課題】簡便に水素水を地中に供給する水素水供給装置を提供する。【解決手段】循環ライン10と、循環ラインの内部に水を補給する水補給部50と、循環ラインの内部に水素ガスを補給する水素ガス補給部40と、循環ラインの内部に存在する水素水を循環させる循環ポンプ30と、循環ラインの途中に設けられた、循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に放出する水素水排出部20とを有し、水素水排出部に位置する循環ラインには、循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に排出する開口部が形成されており、水素水排出部には、循環ラインの外径より大きい内径を有するガイドパイプが、循環ラインと軸方向を同一にして配置されており、ガイドパイプの前端及び後端には、外部からガイドパイプ内に固体が流入するのを防止する網状物が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、水素水を地中に供給する水素水供給装置に関する。
近年、水素を利用した植物の生育に関する研究が進んでいる。特許文献1には、野菜の根にマイナス水素イオン(H)を含む処理液を供給することで、抗酸化能力の高い野菜を提供することが記載されている。また、特許文献2には、抗酸化作用のある水素水を用いた生体用活性水溶液により、植物を長持ちさせることが記載されている。
また、植物の内部では、根から取り込んだ水(HO)と葉から取り込んだCOとから糖を合成する光合成が行われている。そして、HOにHを添加した水素水を用いることで光合成の効果が高まるとされている。
特開2013−188163号公報 特開2013−189378号公報
しかし、水素水を用いた植物の栽培は、装置上の制約から水耕栽培で行われることが多く、土耕栽培を行う畑の地中に水素水を供給する装置は存在しなかった。畑に水素水を供給して野菜や果物の土耕栽培を行えば、光合成の効果を高めることができ、病害虫に対して強い抵抗力を有する野菜や果物を育成できる可能性がある。
そこで、本発明は、簡便に水素水を地中に供給する水素水供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係る水素水供給装置は、水素水を地中に供給する水素水供給装置であって、
循環ラインと、
前記循環ラインの内部に水を補給する水補給部と、
前記循環ラインの内部に水素ガスを補給する水素ガス補給部と、
前記循環ラインの内部に存在する水素水を循環させる循環ポンプと、
前記循環ラインの途中に設けられた、前記循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に放出する水素水排出部と
を有し、
前記水素水排出部に位置する前記循環ラインには、前記循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に排出する開口部が形成されており、
前記水素水排出部には、前記循環ラインの外径より大きい内径を有するガイドパイプが、前記循環ラインと軸方向を同一にして配置されており、
前記ガイドパイプの前端及び後端には、外部から前記ガイドパイプ内に固体が流入するのを防止する網状物が設けられている。
本発明によれば、簡便に水素水を地中に供給することができる。
本発明に係る水素水供給装置を地中に設置した際の構成例を示す模式的平面図である。 本発明に係る水素水供給装置の水素水排出部の構成例を示す拡大断面図である。 本発明に係る水素水供給装置の水素ガス補給ライン近傍の構成例を示す拡大断面図である。 本発明に係る水素水供給装置の循環ラインの内部に設置された撹拌機構の構成例を示す拡大断面図である。
本発明に係る水素水供給装置を地中に設置した際の構成例を図1に示す。図1の水素水供給装置では、循環ライン10に、水補給部50、水素ガス補給部40、及び循環ポンプ30が接続されており、さらに循環ライン10の途中に水素水排出部20が設けられている。
循環ライン10としては、内部に水素水1などの液体を流すことが可能であって、全体として環状になっている配管を利用する。循環ライン10を形成する配管の径、長さ及び形状は、水素水供給装置を設置する土地の広さなどを考慮して、適宜設定することができる。配管の材質としては、銅、鉄、鋼、アルミニウム、ステンレス等の金属及びその合金、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のプラスチックが挙げられる。
水補給部50は、循環ライン10の内部に水を補給するためのものであり、例えば、図1に示すように、循環ライン10に接続された水補給ライン51と、水補給ライン51に水補給ポンプ53を介して接続された水タンク52とを有している。このような構成であれば、水タンク52に存在する水を、水補給ポンプ53により水補給ライン51を通じて循環ライン10に補給することができ、その水が循環ライン10の内部を循環することになる。
水素ガス補給部40は、循環ライン10の内部に水素ガスを補給するためのものであり、例えば、図1に示すように、循環ライン10に接続された水素ガス補給ライン41と、水素ガス補給ライン41に接続された水素ガス貯蔵タンク42とを有している。このような構成であれば、水素ガス貯蔵タンク42に貯蔵された水素ガスを、水素ガス補給ライン41を通じて循環ライン10に補給することができ、その水素ガスが循環ライン10の内部を循環している水に溶解して水素水が生成する。
水素ガス貯蔵タンク42には、高圧の水素ガスが貯蔵されていることが好ましい。こうすることで、その水素ガスの圧力で循環ライン10の内部に水素ガスを補給することが可能となる。水素ガスの圧力は、5〜20気圧とすることが好ましく、例えば10気圧とすることができる。
なお、水素ガス補給部40は、循環ライン10の内部に気体の水素ガスを直接補給するもの以外に、水素ガスを水に溶解させた水素水1の状態で循環ライン10の内部に補給するものでもよい。
水素ガス補給ライン41における水素ガス2の出口は、図3に示すように、循環ライン10の内部を流れる水素水1と同じ方向を向いていることが好ましい。こうすることで、水素ガス補給ライン41における水素ガス2の出口付近での乱流の発生を抑えることができる。
循環ポンプ30は、循環ライン10の内部に存在する水素水1を循環させるためのものである。循環ポンプ30の容量は、循環ライン10を形成する配管の径、長さ及び形状、循環ライン10の内部を流れる水素水1の量及び速度、水素水排出部20から外部に排出される水素水1の量及び速度などを考慮して、適宜設定することができる。
水素水排出部20は、循環ライン10の内部に存在する水素水1の一部を外部に放出するためのものであり、循環ライン10の途中に設けられる。循環ライン10の途中に設けられる水素水排出部20の数は、適宜設定することができるが、例えば10〜50個とすることができる。
本発明に係る水素水供給装置の水素水排出部20の構成例を図2に示す。図2に示すように、本発明に係る水素水供給装置の水素水排出部20に位置する循環ライン10には、開口部11が形成されている。また、水素水排出部20にはガイドパイプ21が配置されており、ガイドパイプ21の前端及び後端には網状物22が設けられている。このような構成とすることで、簡便に水素水1を地中に供給することができる。
開口部11は、循環ライン10の内部に存在する水素水1の一部を排出するものである。開口部11の形状は、外部に排出される水素水1の量及び速度などを考慮して適宜設定することができ、例えば、穴やスリットとすることができる。開口部11の大きさは、外部に排出される水素水1の量及び速度などを考慮して、適宜設定することができる。
ガイドパイプ21は、循環ライン10の外径より大きい内径を有する筒状のものであり、循環ライン10と軸方向を同一にして配置される。すなわち、水素水排出部20においては、循環ライン10とガイドパイプ21の二重構造になっている。ガイドパイプ21の大きさは、水素水排出部20の開口部11を覆うことができる範囲で、適宜設定することができる。
網状物22は、外部からガイドパイプ21内に固体が流入するのを防止するものであり、ガイドパイプ21の前端及び後端に設けられる。本発明に係る水素水供給装置は、土耕栽培を行う畑の地中に設置することを想定していることから、土などが逆流してガイドパイプ21内や開口部11を塞いでしまう可能性があり、それを網状物22で防止する必要がある。網状物22は、外部からガイドパイプ21内に固体が流入するのを防止できるものであればよく、例えば、気体及び液体は通過できるが固体は通過できない網状の板を用いることができる。
循環ライン10の内部には、内部を流れる水素水1を撹拌する撹拌機構が設けられていることが好ましい。水素水1からは自然に水素ガスが抜けてしまい、その水素ガスが循環ライン10の上方に溜まってしまう可能性もあるが、上記のような撹拌機構を設けることで、水と水素ガスが混合された状態の水素水1が循環ライン10の内部を循環しやすくなる。撹拌機構は、循環ライン10の内部の全体に設けてもよく、一部のみに設けてもよいが、少なくとも水素水排出部20の手前に設けることが好ましい。撹拌機構としては、図4にその構成例を示すように、水素水1が循環ライン10の中心軸の周りを回転するように設けられた羽根12が好ましい。
なお、本発明に係る水素水供給装置では、水に水素ガスを溶解させた水素水を供給するだけでなく、水中に活性水素(水素原子、水素ラジカルとも称する)を含む活性水素水や、水中にHとHを含む電離水素水を供給することもできる。
以上のような本発明に係る水素水供給装置を用いることで、簡便に水素水を地中に供給することができる。本発明に係る水素水供給装置を、土耕栽培を行う畑の地中に設置し、畑に水素水を供給して野菜や果物の土耕栽培を行えば、光合成の効果を高めることができ、病害虫に対して強い抵抗力を有する野菜や果物を育成できる可能性がある。
1 水素水
2 水素ガス
10 循環ライン
11 開口部
12 羽根
20 水素水排出部
21 ガイドパイプ
22 網状物
30 循環ポンプ
40 水素ガス補給部
41 水素ガス補給ライン
42 水素ガス貯蔵タンク
50 水補給部
51 水補給ライン
52 水タンク
53 水補給ポンプ

Claims (6)

  1. 水素水を地中に供給する水素水供給装置であって、
    循環ラインと、
    前記循環ラインの内部に水を補給する水補給部と、
    前記循環ラインの内部に水素ガスを補給する水素ガス補給部と、
    前記循環ラインの内部に存在する水素水を循環させる循環ポンプと、
    前記循環ラインの途中に設けられた、前記循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に放出する水素水排出部と
    を有し、
    前記水素水排出部に位置する前記循環ラインには、前記循環ラインの内部に存在する水素水の一部を外部に排出する開口部が形成されており、
    前記水素水排出部には、前記循環ラインの外径より大きい内径を有するガイドパイプが、前記循環ラインと軸方向を同一にして配置されており、
    前記ガイドパイプの前端及び後端には、外部から前記ガイドパイプ内に固体が流入するのを防止する網状物が設けられている水素水供給装置。
  2. 前記水素ガス補給部は、前記循環ラインに接続された水素ガス補給ラインと、前記水素ガス補給ラインに接続された水素ガス貯蔵タンクとを有する請求項1に記載の水素水供給装置。
  3. 前記水素ガス補給ラインの出口は、前記循環ラインの内部を流れる水素水と同じ方向を向いている請求項2に記載の水素水供給装置。
  4. 前記水補給部は、前記循環ラインに接続された水補給ラインと、前記水補給ラインに水補給ポンプを介して接続された水タンクとを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の水素水供給装置。
  5. 前記循環ラインの内部には、水素水を撹拌する撹拌機構が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の水素水供給装置。
  6. 前記撹拌機構は、水素水が循環ラインの中心軸の周りを回転するように設けられた羽根である請求項5に記載の水素水供給装置。
JP2015114873A 2015-06-05 2015-06-05 水素水供給装置 Pending JP2017000022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015114873A JP2017000022A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 水素水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015114873A JP2017000022A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 水素水供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017000022A true JP2017000022A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57750675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015114873A Pending JP2017000022A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 水素水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017000022A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020532986A (ja) * 2017-10-04 2020-11-19 ムアンチャート マンカエーMuanchart,Mankaew 加湿器を用いた植物栽培システム
CN112514575A (zh) * 2020-11-30 2021-03-19 河北工程大学 一种利用富氢水改良盐碱地的灌溉系统
CN113575372A (zh) * 2021-08-23 2021-11-02 上海纯元环保科技有限公司 一种中空纤维膜氢水灌溉装置及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322400A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Ohbayashi Corp 土中埋設用給水管
JPH10230285A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toshiba Corp 高速オゾン反応システム
JP2008173525A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Yuji Nomura 水処理装置
JP2009165491A (ja) * 2006-08-23 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 植物栽培装置及び植物栽培方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322400A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Ohbayashi Corp 土中埋設用給水管
JPH10230285A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toshiba Corp 高速オゾン反応システム
JP2009165491A (ja) * 2006-08-23 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 植物栽培装置及び植物栽培方法
JP2008173525A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Yuji Nomura 水処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020532986A (ja) * 2017-10-04 2020-11-19 ムアンチャート マンカエーMuanchart,Mankaew 加湿器を用いた植物栽培システム
CN112514575A (zh) * 2020-11-30 2021-03-19 河北工程大学 一种利用富氢水改良盐碱地的灌溉系统
CN113575372A (zh) * 2021-08-23 2021-11-02 上海纯元环保科技有限公司 一种中空纤维膜氢水灌溉装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4345823B2 (ja) 気体溶解装置及び気体溶解液の製造方法
JP2017000022A (ja) 水素水供給装置
JP2018171020A (ja) ナノバブル含有水供給装置、植物栽培システム、培養液供給装置及び水耕栽培システム
Khater et al. Effect of flow rate and length of gully on lettuce plants in aquaponic and hydroponic systems.
JP5042585B2 (ja) 水質浄化装置および水質浄化方法
JP2012096216A (ja) 気泡微小化ノズル、それを用いた微小気泡発生装置、微小気泡含有水製造方法、物品洗浄装置、物品洗浄方法、水産物の養殖方法、水耕栽培方法及びシャワー装置
JP2015216872A (ja) 植物栽培補助装置、水耕栽培装置、水耕栽培プラント及び植物栽培補助方法
JP2006304714A (ja) 高濃度酸素気泡水供給装置とこれを用いた植物栽培装置
JP5821143B2 (ja) 消毒手段を備えた地下水用ラドン低減装置
US20140217038A1 (en) Saturation limited feeder for chemical additions
CN103864161A (zh) 一种利用渐缩孔板产生水力空化灭活水体中微生物的装置
US11343984B2 (en) Hydroponic system using seawater and cultivation system for growing seeds and seedlings
JP5922834B1 (ja) 養殖用旋回流気液混合装置
JPWO2018038090A1 (ja) 固形水処理剤用容器及び容器セット並びに水処理方法
WO2015137227A1 (ja) 藻類増殖抑制装置及び方法
JPWO2014030197A1 (ja) 流体処理装置および流体処理方法
KR200486839Y1 (ko) 양어장용 산소 공급장치
KR20130118010A (ko) 양액 자동조정 공급장치
MY193464A (en) Solid chemical agent housing body and water treatment method
JP2017143779A5 (ja) 栽培システム、栽培方法及び植物製造方法
JP4174548B2 (ja) 農業用溶存酸素水製造装置
JP2012187576A (ja) 液体処理装置および液体処理方法
KR101604462B1 (ko) 산소 용해기
JP6574035B1 (ja) 水処理システム
JP2017070897A (ja) 散気運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190903