JP2018171020A - ナノバブル含有水供給装置、植物栽培システム、培養液供給装置及び水耕栽培システム - Google Patents

ナノバブル含有水供給装置、植物栽培システム、培養液供給装置及び水耕栽培システム Download PDF

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紀子 小林
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Abstract

【課題】ナノバブル含有水による植物の生育促進効果を十分に発揮させ、又は従来よりも向上させることを目的とする。【解決手段】水にマイクロバブルを発生させてマイクロバブル含有水を供給するマイクロバブル発生部(111)と、供給されたマイクロバブル含有水を静置することで、マイクロバブルの少なくとも一部をナノバブルに変化させてナノバブル含有水を生成する静置部(112)とを備えるナノバブル含有水供給装置(110)である。【選択図】図1

Description

本発明は、ナノバブル含有水供給装置、このナノバブル含有水供給装置を備える植物栽培システム、このナノバブル含有水供給装置を備える培養液供給装置及びこの培養液供給装置を備える水耕栽培システムに関する。
従来、微小気泡を含む培養液等を用いることにより、植物の生育促進が可能であることが広く知られている。
例えば、特許文献1には、葉菜類の生育を促進しつつ、収穫量を増加させることを目的として、苗の定植後に、マイクロナノバブル非含有の水耕液を用いる栽培工程と、この栽培工程後に、マイクロナノバブルを含有させた水耕液を用いる栽培工程と、この栽培工程後に、マイクロナノバブル非含有の水耕液を用いる栽培工程と、を備える水耕栽培方法が開示されている。特許文献1には、マイクロナノバブルは、マイクロバブルとナノバブルとが混在した気泡群であると記載されている。また、特許文献1では、マイクロバブルは、直径が数十μm以下の気泡と定義され、ナノバブルは、直径が1μmよりも小さい気泡と定義されている。
特開2015−97516号公報
しかしながら、上記の特許文献1によれば、培養液の供給源及び水源が同一タンクに接続され、更にはこのタンクにおいてマイクロナノバブルを含有させる処理を行っている。そのため、ナノバブル表面の状態の制御が困難であり、マイクロナノバブル水による植物の生育促進効果が十分に発揮されない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ナノバブル含有水による植物の生育促進効果を十分に発揮させ、又は従来よりも向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、水にマイクロバブルを発生させてマイクロバブル含有水を供給するマイクロバブル発生部と、供給されたマイクロバブル含有水を静置することで、マイクロバブルの少なくとも一部をナノバブルに変化させてナノバブル含有水を生成する静置部とを備えるナノバブル含有水供給装置である。
なお、本発明の上記のナノバブル含有水供給装置の態様において、静置部は、ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、このフィルターにより選択されたナノバブル含有水を供給することが好ましい。なお、この選択は、後述するように、粒径又は表面電位によって行えばよい。
本発明の他の一態様は、上記のナノバブル含有水供給装置と、このナノバブル含有水供給装置からナノバブル含有水が供給される植物栽培装置とを備える植物栽培システムである。
なお、本発明の上記の植物栽培システムの態様において、静置部におけるマイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、ナノバブル含有水供給装置からナノバブル含有水が植物栽培装置に自動で供給されることが好ましい。
本発明の他の一態様は、上記のナノバブル含有水供給装置と、供給されたナノバブル含有水から培養液を生成する培養液調整部とを備える培養液供給装置である。
なお、本発明の上記の培養液供給装置の態様において、静置部では、ナノバブル含有水に、培養液を用いて栽培される植物に供給すべきイオンが供給されることが好ましい。
なお、本発明の上記の静置部で培養液を用いて栽培される植物に供給すべきイオンを含む物質が供給される培養液供給装置の態様において、培養液調整部が、このイオンの濃度を検出するセンサを備えることが好ましい。
なお、本発明の上記の静置部で培養液を用いて栽培される植物に供給すべきイオンを含む物質が供給される培養液供給装置の態様において、このイオンは、窒素イオン及びカルシウムイオンの少なくともいずれか一つであることが好ましい。
なお、本発明の上記の培養液供給装置の態様において、静置部は、ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、このフィルターにより選択された培養液調整部にナノバブル含有水を供給することが好ましい。なお、この選択は、後述するように、粒径又は表面電位によって行えばよい。
又は、本発明の上記の培養液供給装置の態様において、培養液調整部は、ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、培養液調整部には、このフィルターにより選択されたナノバブル含有水が供給されることが好ましい。なお、この選択は、後述するように、粒径又は表面電位によって行えばよい。
本発明の他の一態様は、上記の培養液供給装置と、この培養液供給装置から培養液が供給される水耕栽培装置とを備える水耕栽培システムである。培養液調整部と水耕栽培装置との間では培養液が循環する。
なお、本発明の上記の水耕栽培システムの態様において、培養液調整部と水耕栽培装置との間で循環する培養液の液量が予め設定した設定培養液量以下になると、静置部から培養液調整部にナノバブル含有水が自動で供給されることが好ましい。
なお、本発明の上記の水耕栽培システムの態様において、静置部におけるマイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、ナノバブル含有水供給装置から培養液調整部にナノバブル含有水が自動で供給されることが好ましい。
なお、本発明におけるナノバブル含有水は、直径が1μmよりも小さい気泡を含むが、直径が100μm以下の気泡であるマイクロバブルも含まれていてもよい。
本発明によれば、ナノバブル含有水による植物の生育促進効果を十分に発揮させ、又は従来よりも向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る植物栽培システムの一構成例を示す図である。 図2は、図1に示すバルブ開閉装置の一構成例を示す図である。 図3は、植物に供給すべきイオンがナノバブルの表面に配された様子の一例を示すモデル図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る水耕栽培システムの一構成例を示す図である。 図5は、図4に示すバルブ開閉装置の一構成例を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る水耕栽培装置の流路の第1の例を示す図である。 図7は、実施の形態2に係る水耕栽培装置の流路の第2の例を示す図である。
以下に、本発明に係るナノバブル含有水供給装置、植物栽培システム、培養液供給装置及び水耕栽培システムの実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態の記載に限定されるものではない。また、以下の実施の形態の説明において、同一構成には同一符号を付し、異なる構成には異なる符号を付すものとする。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る植物栽培システムの一構成例を示す図である。図1に示す植物栽培システム100は、バルブ101,102と、ナノバブル含有水供給装置110と、植物栽培装置120と、バルブ開閉装置130と、イオン供給装置140とを備える。
図1に示すナノバブル含有水供給装置110は、マイクロバブル発生部111と、静置部112と、バルブ113とを備える。マイクロバブル発生部111は、水にマイクロバブルを発生させてマイクロバブル含有水を供給する。静置部112は、マイクロバブル発生部111から供給されたマイクロバブル含有水を所定時間だけ静置することで、マイクロバブル含有水中のマイクロバブルの少なくとも一部をナノバブルに変化させてナノバブル含有水を生成する。なお、マイクロバブル発生部111は、押し出し法、せん断法、エジェクター法、加圧溶解法、二相流旋回方式等の公知のマイクロバブル発生方法を利用したマイクロバブル発生装置によって実現することができる。また、静置は、マイクロバブルを発生させる処理を行っていない状態を指すものとし、マイクロバブルを発生させる処理を行うことなく水を循環させている状態は静置に含まれるものとする。
バルブ113は、マイクロバブル発生部111と静置部112との間に設けられている。バルブ113が閉じると、マイクロバブル発生部111と静置部112との間における水の循環が停止する。
また、静置部112には、外部の水源から水が導入される導入口が設けられ、この外部の水源と静置部112との間には、バルブ102が設けられている。バルブ102の開閉は、静置部112の水位に応じて行われるとよい。例えば、静置部112が水位センサを備え、この水位センサの検出水位が所定値以下になるとバルブ102が開き、静置部112に外部の水源から水が導入されるとよい。また、バルブ102は、開閉状態を示すバルブ開閉状態信号を出力する。なお、外部の水源としては、水道を例示することができる。バルブ113が開いた状態では、外部の水源から静置部112に導入された水は、マイクロバブル発生部111と静置部112との間を循環する。マイクロバブル発生部111は、静置部112から導入された水にマイクロバブルを発生させてマイクロバブル含有水を生成し、このマイクロバブル含有水を静置部112に供給する。静置部112は、このマイクロバブル含有水を所定時間だけ静置することで、マイクロバブルの少なくとも一部をナノバブルに変化させてナノバブル含有水を生成する。ここで、所定時間は、例えば2時間以上、好ましくは24時間以上とすればよいが、これに限定されるものではない。このナノバブル含有水は、植物栽培装置120に供給される。又は、静置部112がバルブ102の開閉を制御するボールタップを備えていてもよい。ボールタップを用いることで、バルブ102の開閉の制御を容易に行うことができ、且つ他の開閉制御手段よりも設置コストを抑えることができる。
また、静置部112には、イオン供給装置140が接続されている。イオン供給装置140は、植物栽培装置120で栽培される植物に供給すべきイオンを含む物質を静置部112に供給する。ここで、植物に供給すべきイオンには、窒素イオン及びカルシウムイオンを例示することができる。また、植物に供給すべきイオンを含む物質には、硝酸カルシウムを例示することができる。ただし、これに限定されるものではなく、窒素イオンを含む物質とカルシウムイオンを含む物質とを各々供給してもよい。又は、イオン供給装置140が、植物に供給すべきイオンを含む物質ではなく、植物に供給すべきイオンを直接供給する構成であってもよい。なお、イオン供給装置140は、例えば外部の水源からの水の導入時に、植物に供給すべきイオンを含む物質又は植物に供給すべきイオンを静置部112に供給すればよい。
なお、静置部112は、ナノバブル含有水の排出口にフィルターが設けられていることが好ましい。このフィルターは、ナノバブルを通過可能なフィルターであり、粒径で分級を行うフィルターであってもよいし、表面に荷電を有するナノろ過膜によるフィルターであってもよい。このナノろ過膜は、NF(Nano Filter)膜とも呼ばれ、表面の荷電による表面電位に応じた電位のバブルを吸着し、吸着しないバブルを通過させる。このようなフィルターによって、静置部112から供給されるナノバブル含有水中へのマイクロバブルの混入を抑制することができる。これにより、ナノバブル含有水中に含まれる気泡の多くをナノバブルとすることができる。
なお、ナノバブル含有水中のナノバブルは、ナノバブル含有水が供給される植物の種類によって最適径及び表面電位が異なる。そこで、植物栽培装置120において栽培される植物の種類に応じたフィルターを静置部112が備えると、植物栽培装置120において栽培される植物の生育を更に促進することができるため、更に好ましい。また、静置部112が複数のフィルターを備え、栽培される植物の種類に応じてナノバブル含有水の排出口に配されるフィルターを切替可能な構成としてもよい。
なお、静置部112が備えるフィルターが粒径で分級を行うフィルターである場合には、例えば孔径1μmのメッシュ状部材とし、この部材は樹脂製であってもよいし、金属製であってもよいし、樹脂又は金属以外の材料製であってもよく、このフィルターの材料は特定の物質に限定されるものではない。ただし、フィルターが金属製であると、ナノバブル含有水中に金属イオンが溶出するおそれがある。この金属イオンは、植物栽培装置120において栽培される植物の生育に影響を与えるおそれがあるため、樹脂製であることが好ましい。又は、静置部112が備えるフィルターが表面に荷電を有するナノろ過膜によるフィルターである場合には、架橋全芳香族ポリアミド、スルホン化ポリスルホン及び酢酸セルロースをフィルターの材料として例示することができる。
植物栽培装置120は、土壌又は培地に植えられた植物を栽培する装置である。バルブ101が開くと、植物栽培装置120には、ナノバブル含有水供給装置110からナノバブル含有水が供給される。植物栽培装置120としては、野菜類が植えられた培養土を有するプランターを例示することができる。ただし、植物栽培装置120によって栽培される植物は野菜類に限定されるものではなく、植物栽培装置120によって例えば花卉が栽培されてもよい。
バルブ101は、静置部112と植物栽培装置120との間に設けられている。バルブ101が開くと、静置部112内のナノバブル含有水は植物栽培装置120に供給され、バルブ101が閉じると、植物栽培装置120への給水は停止される。バルブ101は、バルブ開閉装置130からのバルブ開閉指令信号に応じて開閉する。又は、バルブ101は、静置部112における水位が設定したしきい値以下である場合に開放されてもよいし、設定した時間間隔で開放されてもよい。
図2は、図1に示すバルブ開閉装置130の一構成例を示す図である。図2に示すバルブ開閉装置130は、タイマー131と、バルブ開閉制御部132と、設定静置時間記憶部133とを備え、バルブ102からのバルブ開閉状態信号を入力とし、バルブ101へのバルブ開閉指令信号を出力とする。
タイマー131は、バルブ102からのバルブ開閉状態信号に基づいて静置部112におけるマイクロバブル含有水の静置時間を計測する。バルブ開閉制御部132は、タイマー131で計測する静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、バルブ101が開くようにバルブ開閉指令信号を出力する。ここで、設定静置時間は、マイクロバブルの多くがナノバブルに変化する時間以上とすればよく、例えば2時間以上、好ましくは24時間以上とすればよいが、これに限定されるものではない。この設定静置時間は、設定静置時間記憶部133に予め記憶されている。
このような構成とすることで植物栽培システム100においては、静置部112におけるマイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、ナノバブル含有水供給装置110からのナノバブル含有水を植物栽培装置120に自動で供給することができる。
なお、図1においては、植物栽培システム100がバルブ開閉装置130を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ナノバブル含有水供給装置が、バルブ開閉装置と同様に動作するバルブ開閉制御部を備える構成であってもよい。
図1に示すナノバブル含有水供給装置110は静置部112を備えるため、静置部112において水にマイクロバブルを発生させることでマイクロバブル含有水を生成し、このマイクロバブル含有水を所定時間だけ静置することでマイクロバブルをナノバブルに変化させ、ナノバブル含有水を生成することができる。そして、静置部112にはイオン供給装置140が接続されている。イオン供給装置140は、植物栽培装置120で栽培される植物に供給すべきイオンを含む物質を静置部112に供給する。これにより、静置部112のナノバブル含有水中のナノバブルの表面に、植物に供給すべきイオンが配される。
図3は、植物に供給すべきイオンがナノバブルの表面に配された様子の一例を示すモデル図である。図3に示すモデル図では、ナノバブルの表面に電子が配され、この外側にはカルシウムイオン(Ca2+)と硝酸イオン(NO )を含むイオン層が形成されている。このイオン層の外側には、植物に供給すべきイオン(T)が配されている。なお、このイオン層には、図3に示すように、電荷の偏りが生じていてもよいし、イオンの拡散が生じていてもよい。また、図3では、このイオン層が均一に形成されているが、このイオン層は、実際には一部が欠落し、又は厚さにムラがあってもよい。ここで、硝酸イオン(NO )に含まれる植物に供給すべきイオンは窒素イオンである。
本実施の形態に係るナノバブル含有水供給装置によれば、植物栽培装置にて栽培される植物に吸収させるべきイオンが表面に吸着した、ナノバブルを含むナノバブル含有水を生成することができる。そのため、本実施の形態に係る植物栽培システムによれば、植物に供給すべきイオンを効率よく吸収させることが可能であり、生育が促進された植物を得ることができる。
<実施の形態2>
実施の形態1においては、栽培される植物が土壌又は培地に植えられた植物栽培装置を備える植物栽培システムを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。水耕栽培装置を備える水耕栽培システムも本発明の一態様である。なお、以下の説明において実施の形態1と同じ構成には同じ符号を付すものとする。
図4は、本発明の実施の形態2に係る水耕栽培システムの一構成例を示す図である。図4に示す水耕栽培システム200は、バルブ202と、培養液供給装置210と、水耕栽培装置220と、バルブ開閉装置230と、培養液成分供給装置240とを備え、培養液供給装置210の培養液調整部211と水耕栽培装置220との間では培養液が循環している。
図4に示す培養液供給装置210は、ナノバブル含有水供給装置110と、培養液調整部211と、バルブ212とを備える。ここで、ナノバブル含有水供給装置110は、図1を参照して説明したため、実施の形態1における説明を援用する。
培養液調整部211は、培養液成分供給装置240に接続されている。培養液成分供給装置240は、培養液の成分を培養液調整部211に供給する。培養液調整部211は、静置部112から供給されたナノバブル含有水に培養液成分供給装置240から培養液の成分が供給されて培養液を生成する。ここで、培養液成分供給装置240から供給される培養液の成分には、窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S)、鉄(Fe)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、モリブデン(Mo)、ホウ素(B)及び塩素(Cl)並びにアミノ酸等の低分子有機物を例示することができる。なお、例えば、カリウム(K)を供給するためには、硝酸カリウムを用いればよい。なお、培養液成分供給装置240は、例えば後述するように、培養液の成分のイオンの濃度を検出するセンサを備えている場合には、培養液中のイオン濃度が栽培管理値を下回った時に培養液の成分を培養液調整部211に供給すればよい。
バルブ212は、静置部112の排出側に設けられている。バルブ212が開くと静置部112内の水は培養液調整部211に供給され、バルブ212が閉じると培養液調整部211への静置部112からの給水は停止される。バルブ212は、バルブ開閉装置230からのバルブ開閉指令信号に応じて開閉する。
バルブ202は、図1に示すバルブ102と同様であるため、実施の形態1における説明を援用する。
なお、静置部112には実施の形態1と同様に、イオン供給装置140が接続されている。イオン供給装置140は、水耕栽培装置220で栽培される植物に供給すべきイオンを含む物質を静置部112に供給する。これにより、静置部112のナノバブル含有水中のナノバブルの表面に、植物に供給すべきイオンが配される。
また、培養液調整部211は、水耕栽培装置220において栽培される植物に供給すべきイオンの濃度を検出するセンサを備えることが好ましい。また、水耕栽培装置220において栽培される植物に供給すべきイオンは、窒素イオン及びカルシウムイオンの少なくともいずれか一つである。このイオンの濃度を検出するセンサは、培養液中の酸性度、電気伝導度又は電位差を検出し、検出した酸性度又は電気伝導度からイオンの濃度を算出することで濃度を検出する構成である。なお、窒素イオン及びカルシウムイオン以外の培養液の他の成分のイオンの濃度を検出するセンサが設けられていてもよい。培養液調整部211にイオンの濃度を検出するセンサが設けられることで、培養液の成分を一定に保持することができる。なお、培養液調整部211には、植物に供給すべきイオンの濃度を検出するセンサのみならず、培養液の成分のイオンの濃度を検出するセンサを備えていてもよい。
なお、実施の形態1と同様に、静置部112は、ナノバブル含有水の排出口にフィルターを備えることが好ましい。
又は、培養液調整部211が、静置部112が備えるフィルターと同様のフィルターをナノバブル含有水の導入口に備えていてもよい。培養液調整部211がフィルターを備える場合、培養液調整部211には、このフィルターにより粒径又は表面電位によって選択されたナノバブル含有水が供給される。培養液調整部211のフィルターは、静置部112のフィルターに代えて設けられていてもよいし、培養液調整部211及び静置部112の双方にフィルターが設けられていてもよい。
また、図示しないが、培養液調整部211には、培養液量を検出する液量検出センサが設けられていることが好ましい。培養液調整部211と水耕栽培装置220との間を循環する培養液は、水耕栽培装置220で栽培される植物の蒸散によって減少していく。液量検出センサは、培養液調整部211と水耕栽培装置220との間を循環する培養液量を検出して液量検出値を出力する。この液量検出値が予め設定した設定培養液量以下になると、培養液調整部211にナノバブル含有水が供給されて培養液が生成される。このように液量検出センサを備える構成とすることで、培養液量を一定に維持することができる。なお、液量検出センサは、培養液調整部211ではなく、例えば水耕栽培装置220に設置されていてもよいが、これらに限定されるものではなく、循環している培養液の液量を検出可能であれば他の構成に設置されていてもよい。
図5は、図4に示すバルブ開閉装置230の一構成例を示す図である。図5に示すバルブ開閉装置230は、タイマー231と、バルブ開閉制御部232と、設定静置時間記憶部233と、設定培養液量記憶部234とを備え、バルブ202からのバルブ開閉状態信号及び培養液調整部211の液量検出センサからの液量検出値を入力とし、バルブ212へのバルブ開閉指令信号を出力とする。
タイマー231は、図2のタイマー131に相当し、設定静置時間記憶部233は、図2の設定静置時間記憶部133に相当し、設定静置時間を記憶している。設定培養液量記憶部234は、設定培養液量を記憶している。
バルブ開閉制御部232は、タイマー231で計測する静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、バルブ212にバルブ開閉指令信号を出力する。ここで、設定静置時間は、マイクロバブルがナノバブルに変化する時間以上とすればよく、設定静置時間は、例えば2時間以上、好ましくは24時間以上とすればよいが、これに限定されるものではない。
また、バルブ開閉制御部232は、培養液調整部211の液量検出センサからの液量検出値が予め設定した設定培養液量以下になると、バルブ212にバルブ開閉指令信号を出力する。
このような構成とすることで、水耕栽培システム200は、静置部112におけるマイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、ナノバブル含有水供給装置110はナノバブル含有水を培養液調整部211に自動で供給し、培養液調整部211と水耕栽培装置220とを循環する培養液量が予め設定した設定培養液量以下になると、培養液供給装置210は培養液を水耕栽培装置220に自動で供給することができる。
なお、上述したように、図4に示す水耕栽培システム200では、培養液量の検出値に応じて培養液を追加しているが、本発明はこれに限定されるものではない。液量検出センサを用いることなく、水耕栽培装置220で栽培される植物の蒸散によって単位時間あたりに減少する培養液量を予め計測しておき、所定の時間間隔で培養液を追加する構成としてもよい。又は、上述したボールタップによって培養液の供給タイミングを制御してもよい。ボールタップを用いることで、培養液が減少したタイミングで培養液の供給を低い設置コストで容易に行うことができる。
なお、本発明において、培養液調整部211から水耕栽培装置220へ供給された培養液の流路は、特に限定されるものではない。
図6は、本実施の形態に係る水耕栽培装置の流路の第1の例を示す図である。なお、ここで図6に示す水耕栽培装置220は、図4に示す水耕栽培装置220と同じである。図6に示す水耕栽培装置220は、第1栽培室221、第2栽培室222、第3栽培室223及び第4栽培室224を有し、これらに供給される培養液の流路225は並列に接続されている。そのため、培養液調整部211から供給された培養液は、第1栽培室221、第2栽培室222、第3栽培室223及び第4栽培室224のすべてに一括して供給される。
図7は、本実施の形態に係る水耕栽培装置の流路の第2の例を示す図である。なお、ここで図7に示す水耕栽培装置220aは、図4に示す水耕栽培装置220と流路以外は同じである。図7に示す水耕栽培装置220aは、第1栽培室221a、第2栽培室222a、第3栽培室223a及び第4栽培室224aを有し、これらの培養液の流路225aは直列に接続されている。そのため、培養液調整部211から供給された培養液は、第1栽培室221aに供給され、第1栽培室221aを通過した培養液は第2栽培室222aに供給され、第2栽培室222aを通過した培養液は第3栽培室223aに供給され、第3栽培室223aを通過した培養液は第4栽培室224aに供給される。
図6,7に示すように、水耕栽培装置220が有する複数の栽培室の各々における培養液の流路は直列接続されていてもよいし、並列接続されていてもよい。
なお、図4においては、水耕栽培システム200がバルブ開閉装置230を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ナノバブル含有水供給装置が、バルブ開閉装置と同様に動作するバルブ開閉制御部を備える構成であってもよい。
本実施の形態に係る培養液供給装置によれば、水耕栽培装置にて栽培される植物に吸収させるべきイオンが表面に吸着した、ナノバブルを含むナノバブル含有水を生成することができる。そのため、本実施の形態に係る水耕栽培システムによれば、植物に供給すべきイオンを効率よく吸収させることが可能であり、生育が促進された植物を得ることができる。
また、本実施の形態に係る水耕栽培システムによれば、培養液の循環のために培養液調整部及び水耕栽培装置は、常時動作することを要するものの、ナノバブル含有水供給装置は、培養液の追加時のみ動作させればよいため、ナノバブル含有水供給装置の稼動時間を抑えることができる。
なお、本実施の形態に係る水耕栽培システムにおいては、培養液調整部211と水耕栽培装置220との間を培養液が循環しているが、本発明はこれに限定されるものではない。培養液調整部211と水耕栽培装置220との間にバルブを設け、このバルブを開くことで水耕栽培装置220内の培養液中に培養液調整部211内の培養液が注ぎ足される構成であってもよい。ここで、培養液の注ぎ足しは、水耕栽培装置220内に培養液量を検出する液量検知センサを設けて、水耕栽培装置220内の培養液量の検出値に応じて行えばよい。
なお、実施の形態1における植物栽培装置及び実施の形態2における水耕栽培装置によって栽培可能な植物は特に限定されず、野菜であってもよいし、花卉であってもよい。また、栽培される植物が野菜である場合には、葉菜類であってもよいし、果菜類であってもよいし、根菜類であってもよい。
なお、実施の形態1及び2の各々において説明した各構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態内の他の構成と組み合わせてもよい。また、これらの各構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態とは異なる他の実施の形態内の構成と組み合わせてもよい。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の改変を行ってもよい。
100 植物栽培システム
101,102 バルブ
110 ナノバブル含有水供給装置
111 マイクロバブル発生部
112 静置部
113 バルブ
120 植物栽培装置
130 バルブ開閉装置
131 タイマー
132 バルブ開閉制御部
133 設定静置時間記憶部
140 イオン供給装置
200 水耕栽培システム
202 バルブ
210 培養液供給装置
211 培養液調整部
212 バルブ
220 水耕栽培装置
221,221a 第1栽培室
222,222a 第2栽培室
223,223a 第3栽培室
224,224a 第4栽培室
225,225a 流路
230 バルブ開閉装置
231 タイマー
232 バルブ開閉制御部
233 設定静置時間記憶部
234 設定培養液量記憶部
240 培養液成分供給装置

Claims (13)

  1. 水にマイクロバブルを発生させてマイクロバブル含有水を供給するマイクロバブル発生部と、
    供給された前記マイクロバブル含有水を静置することで、前記マイクロバブルの少なくとも一部をナノバブルに変化させてナノバブル含有水を生成する静置部とを備えることを特徴とするナノバブル含有水供給装置。
  2. 前記静置部は、前記ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、
    前記静置部は、前記フィルターにより粒径又は表面電位によって選択された前記ナノバブル含有水を供給することを特徴とする請求項1に記載のナノバブル含有水供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のナノバブル含有水供給装置と、
    前記ナノバブル含有水供給装置から前記ナノバブル含有水が供給される植物栽培装置とを備えることを特徴とする植物栽培システム。
  4. 前記静置部における前記マイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、前記ナノバブル含有水供給装置から前記ナノバブル含有水が前記植物栽培装置に自動で供給されることを特徴とする請求項3に記載の植物栽培システム。
  5. 請求項1に記載のナノバブル含有水供給装置と、
    供給された前記ナノバブル含有水から培養液を生成する培養液調整部とを備えることを特徴とする培養液供給装置。
  6. 前記静置部では、
    前記ナノバブル含有水に、前記培養液を用いて栽培される植物に供給すべきイオンが供給されることを特徴とする請求項5に記載の培養液供給装置。
  7. 前記培養液調整部が、前記イオンの濃度を検出するセンサを備えることを特徴とする請求項6に記載の培養液供給装置。
  8. 前記イオンが、窒素イオン及びカルシウムイオンの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の培養液供給装置。
  9. 前記静置部は、前記ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、
    前記静置部は、前記フィルターにより粒径又は表面電位によって選択された前記培養液調整部に前記ナノバブル含有水を供給することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の培養液供給装置。
  10. 前記培養液調整部は、前記ナノバブルを通過可能なフィルターを備え、
    前記培養液調整部には、前記フィルターにより粒径又は表面電位によって選択された前記ナノバブル含有水が供給されることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の培養液供給装置。
  11. 請求項5から請求項10のいずれか一項に記載の培養液供給装置と、
    前記培養液供給装置から前記培養液が供給される水耕栽培装置とを備え、
    前記培養液調整部と前記水耕栽培装置との間では前記培養液が循環することを特徴とする水耕栽培システム。
  12. 前記培養液調整部と前記水耕栽培装置との間で循環する前記培養液の液量が予め設定した設定培養液量以下になると、前記静置部から前記培養液調整部に前記ナノバブル含有水が自動で供給されることを特徴とする請求項11に記載の水耕栽培システム。
  13. 前記静置部における前記マイクロバブル含有水の静置時間が予め設定した設定静置時間以上になると、前記ナノバブル含有水供給装置から前記培養液調整部に前記ナノバブル含有水が自動で供給されることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の水耕栽培システム。
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