JP6897939B1 - 生産性向上支援プログラム、生産性向上支援方法、情報処理装置 - Google Patents

生産性向上支援プログラム、生産性向上支援方法、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 情報処理端末を用いた仕事の生産性向上を支援する。【解決手段】 生産性向上支援プログラム260は、対象者の情報処理端末10Bの使用状況に関するログを取得する処理S403と、稼働に関する稼働特性を分析する処理S404と、複数の稼働パターンに対する、稼働特性の適合度を算出する処理S405と、複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択する処理S406と、選択された対象稼働パターンに対応付けられた、稼働の効率改善に関する支援情報を提示する処理S407と、をコンピュータに実行させる。【選択図】図1

Description

本開示は、生産性向上支援プログラム、生産性向上支援方法、情報処理装置に関する。
個人が仕事でパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用する場合、まず仕事で必要なアプリケーションを導入する。アプリケーションの数は一つだけでなく複数である場合が多い。また、各アプリケーションの機能や操作は多岐にわたり、それらを覚えて使いこなすには個人にとって大きな負担になる場合がある。
このため従来では、パーソナルコンピュータ等を仕事で使用する際に、アプリケーションの機能の把握や操作の習熟に関して様々な支援を行う技術が知られている。
具体的には、アプリケーションプログラムの使用ログを解析し、使用された機能を特定して、対応する支援情報を提示する技術(特許文献1を参照。)や、操作の習熟度を判定し、例えば「初級者」であれば「基本機能の使い方のヒント」を表示し、「中級者」であれば「拡張機能の使い方のヒント」を表示するなど、習熟度に応じたヒントを表示する技術(特許文献2を参照。)などがある。
特開2002−297258号公報 国際公開第2017/195543号
近年、裁量労働制やテレワークのように時間や場所を限定しない、柔軟な働き方が広まっているなかで、仕事をする個人の生産性向上が強く求められている。組織においては、個人の生産性に視点を置いてこれを適切に管理し、組織全体の生産性向上に繋げていく仕組みへのニーズが生まれている。
しかしながら、上記特許文献1,2のようにアプリケーションの機能や操作方法、それらの習熟度に関して支援を行う技術はあるものの、仕事を行う個人の生産性向上の観点から効果的な支援を行うものは提供されていない。例えば、アプリケーションの機能をすべて把握し、操作の習熟度が高くなったとしても、そのことは必ずしも仕事の生産性向上につながるとは限らない。
そこで本開示の目的は、情報処理端末を用いた仕事の生産性向上を支援することにある。
本発明の一観点に係る生産性向上支援プログラムは、対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得する処理と、取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析する処理と、あらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出する処理と、算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択する処理と、選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた、前記稼働の効率改善に関する支援情報を提示する処理と、をコンピュータに実行させる。
また、本発明の一観点に係る生産性向上支援方法は、対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得するステップと、取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析するステップと、あらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出するステップと、算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択するステップと、選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた、前記稼働の効率改善に関する支援情報を提示するステップと、をコンピュータに実行させる。
また、本発明の一観点に係る情報処理装置は、プロセッサを備える情報処理装置であって、前記プロセッサが、対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得するステップと、取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析するステップと、あらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出するステップと、算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択するステップと、選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた、前記稼働の効率改善に関する支援情報を提示するステップと、を実行する。
図1は、本実施形態に係る生産性向上支援システム1の機能構成を表すブロック図である。 図2は、サーバ20のメモリ25にデータおよびプログラムが読み出された状態を示す図である。 図3は、データ250の構造を示す図である。 図4は、生産性向上支援システム1の動作を示すフローチャートである。 図5は、稼働特性の一例(稼働時間/非稼働時間)を示すグラフである。 図6は、稼働特性の別の例(アプリケーション別の利用時間)を示すグラフである。 図7は、稼働特性の別の例(キータイプとマウス操作)を示すグラフである。 図8は、稼働特性の別の例(画面切り替え数)を示すグラフである。 図9は、ワークモデルを用いて対象稼働パターンを選択する場合の動作を示すフローチャートである。 図10は、ワークモデルの一例を示す図である。 図11は、支援情報を対象者に提示する画面例を示す図である。 図12は、支援情報を対象者に提示する別の画面例を示す図である。 図13は、変形例に係る管下メンバーの稼働特性と支援情報のレポートの例を示す図である。 図14は、稼働特定の別の例(手空き時間)を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<1 システム全体の構成>
図1は、生産性向上支援システム1の全体の構成を示す図である。
図1に示すように、生産性向上支援システム1は、複数の情報処理端末(図1では情報処理端末10Aおよび情報処理端末10Bを示している。以下、総称して「情報処理端末10」ということもある)と、サーバ20とを含む。情報処理端末10と、サーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。ネットワーク80は例えばインターネットである。
<1.1 情報処理端末10の構成>
情報処理端末10は、各ユーザが操作する装置である。情報処理端末10は、例えば据え置き型のパーソナルコンピュータ(Personal Computer:PC)や、ラップトップPCであってもよい。図1に情報処理端末10Bとして示すように、情報処理端末10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、ストレージ16と、プロセッサ19とを備える。
情報処理端末10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。情報処理端末10は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82と通信することにより、ネットワーク80に接続される。なお、情報処理端末10は、例えば情報処理端末10Aように、図示しないルータを介して有線でネットワーク80に接続してもよい。
通信IF12は、情報処理端末10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード、タッチパネル、タッチパッド等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。ディスプレイとしては、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどがある。
メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
<1.2 サーバ20の構成>
サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備えた情報処理装置である。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
図2は、サーバ20のメモリ25にデータおよびプログラムが読み出された状態を示している。
データ250およびプログラム260が、ストレージ26(図1)からメモリ25に読み出される。プロセッサ29がプログラム260に従ってデータ250に対する処理を行うことにより、実施形態に係る生産性向上支援モジュール261の機能が実現される。生産性向上支援モジュール261の機能については後に詳しく説明する。
<2 データ構造>
図3は、データ250の構造を示す図である。
データ250は、ユーザ情報251、PC情報252、ログ情報253、稼働パターン254、支援情報255を含む。
ユーザ情報251は、項目「ID」、項目「ユーザ名」、および項目「PC_ID」を含む。
項目「ID」は、ユーザを識別する情報である(ユーザID)。ユーザIDによって特定されるユーザ情報251のテーブルの一行は、生産性向上支援システム1の一名のユーザを表す。
ユーザとは、例えば会社組織において業務に従事する従業員や、その従業員を監督する上司等のマネージャ、情報システム部門のユーザ等のことである。ユーザは、本実施形態に係る生産性向上支援の対象者を含む。なお、組織は会社に限定されない。複数のメンバーと、メンバーをまとめるリーダが存在するような、任意の組織であってもよい。またスタンドアロン構成を採る場合には、ユーザは一名のみとなる。
項目「ユーザ名」は、そのユーザIDの氏名等の表示情報である。項目「PC_ID」は、PC情報252におけるPCのIDである。ユーザ情報251は、このPC_IDによりPC情報282に関連付けられる。
PC情報252は、項目「ID」、項目「PC名」、項目「ソフトウェア情報」、項目「ハードウェア情報」、および項目「NW(ネットワーク)情報」を含む。
項目「ID」は、PCを識別する情報である(PC_ID)。PC_IDによって特定されるPC情報252のテーブルの一行は、生産性向上支援システム1のユーザが使用する一台のコンピュータ(すなわち情報処理端末10)に関する情報を表す。一人のユーザにつき一台のPCが貸与され、使用されてもよいし、一人のユーザにより複数台のPCが同時に使用されてもよい。
項目「PC名」は、そのPCのコンピュータ名等の表示情報である。
項目「ソフトウェア情報」は、そのPCに導入(インストール)されているオペレーティングシステム(OS)や、アプリケーションソフトウェア等の情報である。
項目「ハードウェア情報」は、そのPCに接続されたディスプレイ等の情報である。
項目「NW情報」は、そのPCのネットワーク機器や通信速度といったネットワークに関する情報を表す。
PC情報252は、生産性向上支援システム1におけるPCや接続機器が持つデータを一覧にしたものをいい、資産情報やインベントリ情報とも呼ばれる。PC情報252は、生産性向上支援システム1とは別の資産管理システムがPC等をスキャンして取得したものでもよいし、生産性向上支援システム1がPC等からPC情報252をスキャンしてもよい。
ログ情報253は、項目「ID」、項目「PC_ID」、項目「タイムスタンプ」、および項目「ログ詳細」を含む。
項目「ID」は、ログを識別する情報である(ログID)。ログIDによって特定されるログ情報253のテーブルの一行は、PC_IDによって識別されるPCから取得された、一件のログを表す。
項目「PC_ID」は、そのログの取得元であるPCのIDである。
項目「タイムスタンプ」は、そのログが取得された日付および時刻等である。
項目「ログ詳細」は、そのログの内容を表すもので、ハードウェアの操作やソフトウェアの使用といったコンピュータの使用状況の記録(ログ)を表す。
ハードウェアの操作ログは、たとえばキーボードでどのキーが押されたか(キータイプ)や、マウスのスクロール操作、クリック操作等のログのことである。ソフトウェアの使用ログは、オペレーティングシステムに対する画面切り替えや、使用したアプリケーション等のログのことである。
このように、ログ情報253は、ユーザがいつどのようにコンピュータを使用したかを定量的に把握することが可能な情報である。ログ情報253を収集する期間は任意であるが、たとえば一日、一週間、一カ月、・・・といった単位期間が想定される。
稼働パターン254は、項目「ID」、および項目「判断要素」を含む。
項目「ID」は、稼働パターンを識別する情報である(稼働パターンID)。稼働パターンIDによって特定される稼働パターン254のテーブルの一行は、一つの稼働パターンを表す。
項目「判断要素」は、本実施形態により提示される生産性向上のための支援情報とともにユーザやマネージャ等に提示される情報である。
支援情報255は、項目「ID」、項目「稼働パターンID」、および項目「支援情報」を含む。
項目「ID」は、提示する支援情報を識別する情報である(支援情報ID)。支援情報IDによって特定される支援情報255のテーブルの一行は、一つの支援情報を表す。
項目「支援情報」は、ユーザやマネージャ等に提示される、生産性向上を支援する情報である。
本実施形態に係る生産性向上支援システム1は、PC(情報処理端末)を用いて仕事を行う個人の生産性向上の観点から支援を行う。
このため本実施形態に係る生産性向上支援システム1は、対象者であるユーザ個人の稼働に関する特性(「稼働特性」という)をPCのログから分析する。「稼働」とは、一般に人が仕事をすることをいう。その人がPCをいつどのように使用したかを表すログは、その個人の稼働特性を反映している。稼働特性によれば、その人が休憩等で仕事の手を休めてPCから離れている「非稼働」の状況も把握することができる。
分析された稼働特性を単に提示するだけでも、その人は日々の時間の使い方などの知見を得ることができる。
とりわけ本実施形態に係る生産性向上支援システム1は、個人の稼働特性をその人に提示することにとどまらず、個人の稼働特性にあわせて仕事(稼働)を効率化できるように、ソフトウェアの操作法などに関するコツや小技、ちょっとした工夫、テクニック、対処法、裏技などのTipsや、組織においてすでに構築・蓄積されているナレッジを提示するものである。具体的には、キーボードまたはマウスの一連の操作の時間短縮に効果があるショートカットキーのアドバイス、ディスプレイの追加導入のアドバイス、相談の相手へのチャットツール、もしくは質問用のリンク、またはマクロプログラム、もしくはテンプレートなどを提示する。
このような本実施形態に係る生産性向上支援システム1の動作および画面例を説明する。
<3 動作>
図4は、生産性向上支援システム1の動作を示すフローチャートである。
まず対象者の情報処理端末10Bは、対象者の情報処理端末30の使用状況のログを取得する(ステップS401、S402)。あるログを取得して次のログを取得するまでの時間間隔は、たとえば5秒であるが、時間間隔は適宜定めてもよい。
取得された複数のログは、情報処理端末10Bからサーバ20に送信される。情報処理端末10Bからログを送信するタイミングは、単位期間分のログが収集された時点であってもよいし(一括送信)、各ログが取得された時点であってもよい(個別送信)。
ステップS403において、サーバ20の生産性向上支援モジュール261(以下「モジュール261」という)は、情報処理端末10Bから送信されたログを取得する。このログは、対象者の情報処理端末10Bの使用状況を表しており、ログ情報253としてストレージ26に格納される。
ステップS404において、モジュール261は、ログを参照し、単位期間における対象者の稼働に関する稼働特性を分析する。単位期間は、たとえば一日、一週間、一カ月、・・・といった、所定の期間である。モジュール261は、単位期間における稼働時間、もしくは非稼働時間、アプリケーション別の利用時間、キータイプとマウス操作、または画面切り替え数などをそれぞれログから集計し、これらを稼働特性として得る。
図5〜図8に、それぞれ、稼働時間/非稼働時間、アプリケーション別の利用時間、キータイプとマウス操作、画面切り替え数の例を示す。
ステップS405において、モジュール261は、あらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、稼働特性の適合度を算出する。
稼働パターンは、たとえば、特定のアプリケーションにおいてキーボードの特定キーの打鍵回数が一定値以下であること、特定のアプリケーションにおいてマウスのスクロール操作回数が一定値以上であるといった、定量的または論理的なデータである。
適合度は、ステップS404で分析された稼働特性が複数の稼働パターンそれぞれに適合する度合を示す値であり、たとえばロジックにより算出される。つまり、適合度は、稼働パターン、および対象者の稼働特性の組み合わせに依存する。例えば、特定のアプリケーションにおいてキーボードの特定キーの打鍵回数が少ないという稼働パターンに対する適合度は、稼働特性の示す特定キーの打鍵回数が少ないほど高くなる。
ステップS406において、モジュール261は、ステップS405で算出された適合度を参照して、複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択する。たとえば、モジュール261は、適合度が最も高くなる稼働パターンを一つ選択する。なお、モジュール261は、適合度が高いものから順に複数の対象稼働パターンを選択してもよいし、適合度が閾値以上であることを条件に対象稼働パターンを選択してもよい。
選択された対象稼働パターンは、たとえば表計算のアプリケーションにおいてF4キーがほとんど押されていない、マウスのスクロール操作が多いなど、その個人について稼働の効率化が可能と思われる事項、すなわち効率化の判断要素である。
ステップS407において、モジュール261は、選択された対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた、稼働の効率改善に関する支援情報を提示する。
具体的には、モジュール261は、支援情報255を参照し、対象稼働パターンの稼働パターンIDに対応する支援情報を情報処理端末10Bに送信することにより、ユーザに提示する。なお、モジュール261が稼働パターン254を参照し、対象稼働パターンの稼働パターンIDに対応する判断要素の情報を支援情報とともに送信して提示してもよい。
また、モジュール261は、対象稼働パターンに対応する支援情報とともに、対象者の稼働特性をユーザに提示してもよい。一例として、モジュール261は、支援情報および稼働特性を一画面でユーザに提示してもよいし、支援情報および稼働特性を異なる画面でユーザに提示してもよい。
<3.1 ワークモデル>
図9は、ワークモデルを用いて対象稼働パターンを選択する場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS901において、モジュール261は、複数の稼働パターンに対する、稼働特性の適合度を算出する。この処理は、図4に示したステップS405と同じである。
ステップS902において、モジュール261は、ステップS901で算出された適合度と、ワークモデル256とを参照して、対象稼働パターンを選択する。
図10にワークモデルの一例を示す。ワークモデルは、対象者の従事する業務の類型を表す情報である。
たとえば「組織管理型」のワークモデルは、「状況確認のためのコミュニケーションがメインの時間の使い方。チャットでのコミュニケーションというよりは直接の会話、打ち合わせに多く時間を使う。手を動かす作業量は少ない。」という仮説が規定されており、想定役割は「グループ長以上役職者」である。このような「組織管理型」のワークモデルの「パフォーマンス向上要素」は、
・打合せの効率化や認識合わせ、調整を軽くすることがパフォーマンスを上げる
・打合せの目的、意義、必要性の明確化
・定期的な意識や方向性統一の場(円陣を組む場)
・バランス型が右腕
のように規定される。
また「バランス型」のワークモデルは、「幅広く作業を行うため、コミュニケーションやドキメント作業、Web等、平均的な時間の使い方。特定の作業に偏らず時間を使う。手を動かす作業量は多くないが、作業は早く集中的。」という仮説が規定されている。「バランス型」のワークモデルの「パフォーマンス向上要素」は、
・コミュニケーションがスムーズに進む人間関係を広くつくることがパフォーマンスを上げる
・言葉遣い、礼儀
・受ける姿勢、頼む姿勢
のように規定される。
モジュール261は、ワークモデル256のパフォーマンス向上要素に関係する稼働パターンほど適合度に掛かる重みが大きくなるようにして対象稼働パターンを選択してもよい(適合度の補正)。つまり、重みは、稼働パターン、および対象者のワークモデルの組み合わせに依存する。一例として、モジュール261は、補正された適合度(例えば、適合度と重みとの積)が最も高くなる稼働パターンを一つ選択する。なお、モジュール261は、補正後の適合度が高いものから順に複数の対象稼働パターンを選択してもよいし、適合度が閾値以上であることを条件に対象稼働パターンを選択してもよい。
たとえばワークモデル256を考慮しなければ高い適合度で、とある対象稼働パターン(支援情報)が選択されるとする。ワークモデル256を考慮する場合、対象者が「組織管理型」ではこの対象稼働パターンは効果的ではなく選択されず、対象者が「バランス型」であれば効果的であるため選択される、というように、対象稼働パターン(すなわち支援情報)の選択を対象者の属性に応じて適正化できる。
別の構成例として、モジュール261は、ステップS901(S405)において、ステップS404において分析した稼働特性と、対象者のワークモデルとを参照して、複数の稼働パターンに対する稼働特性およびワークモデルの適合度を算出してもよい。
さらなる別の構成例として、モジュール261は、このようなワークモデル256をログ情報253、または稼働特性の少なくとも1つから推定してもよい。ワークモデル256を推定する自動化によれば、手動でワークモデルを設定することなく、対象者のその時々のプロジェクトや業務内容に応じてワークモデルを自動的に設定し、変更することができる。一例として、モジュール261は、対象者のアプリケーション別の使用時間、対象者のコミュニケーションツールを用いた連絡の頻度、もしくは相手(メールの送信先、チャットツールのメンション先、ミーティング相手)、稼働時間の長さ、非稼働時間の長さ(つまり、情報処理端末を操作しない仕事(例えば、手を動かす作業、または思考)の時間の長さ)、対象者が就いている役職、担当者の所属部門、またはスケジュールの内容(ミーティング時間の長さ)の少なくとも1つを参照して、対象者のワークモデルを自動的に推定してもよい。
さらに別の構成例として、モジュール261は、提示する支援情報の言い回し(表層表現)をワークモデル256に応じて変えてもよい。たとえば、手を動かす作業量が多い場合の効率改善につながる支援情報(対象稼働パターン)が選択されたとする。手を動かす作業量が少ない「組織管理型」の対象者には、支援情報の表現を控え目にし、「バランス型」の対象者には、そのような支援情報が有益と考えられるので強く提案する言い回しで提示する。
このようにワークモデル256を参照する構成とすれば、対象者の従事する業務の類型を表すワークモデルに応じてより適切な支援情報を提示することが可能となる。
<4 画面例>
図11は、支援情報を対象者に提示する画面例を示す図である。対象者の情報処理端末10のディスプレイに画面300が表示される。
画面300には、その対象者について生産性向上支援システム1から提示された支援情報300Aが表示される。対象者がボタン300Bを押すと、支援情報300Aの表示は消える。
支援情報300Aの内容は、具体的には、たとえば「〇田 △郎さんへの効率改善アドバイス!」、「表計算ソフトを頻繁にお使いになっており、マウススクロールが多いですね。」、「そんなときは「Ctrl+矢印キー」を使うと便利です!」といった、キーボードまたはマウスの一連の操作の時間短縮に効果があるショートカットキーのアドバイスであってもよい。
キーボードまたはマウスの一連の操作は、アプリケーションプログラムに対するものであったり、オペレーティングシステムに対するものであったりする。オペレーティングシステムに対するキーボード操作(いわゆるショートカットキー)はたとえば画面切り替えなどである。
画面300は、対象者作業の邪魔にならず、また心理的負荷をかけないようなタイミングで表示することが望ましい。タイミングの具体例としては、対象者が勤怠管理システムにおいて出退勤の電子打刻を行うとき(日時)や、週に一回(週次)、あるいは月に一回(月次)などである。
図12は、支援情報を対象者に提示する別の画面例を示す図である。この画面400には、支援情報400Aと、稼働特性400Bとが表示される。支援情報400Aの内容は、たとえば「〇川 △子さんへの効率改善アドバイス!」、「画面の切り替えが規定値よりも多いですね。」、「デュアルディスプレイ環境を推奨します。」といった、ディスプレイの追加導入のアドバイスであってもよい。
なお、画面400には、たとえば「(申請の理由となるこの情報を上長および情シスに共有します)」とのメッセージを表示する。このため、サーバ20が、すべての情報処理端末10を管理する部署(たとえば情報システム部門)や、この対象者の管理者(上司)の少なくともいずれかの情報処理端末10に支援情報400Aを送信する構成としてもよい。
稼働特性400Bは、対象者である「〇川 △子さん」についてログから分析された、画面切り替え数の稼働特性である。このように、支援情報400Aを提示し、定量的かつ客観的な稼働特性400Bをあわせて提示することで、対象者は支援情報400Aの内容に納得感を抱くことができ、稼働の改善に関する支援情報の利活用が促進される。
以上説明した実施形態によれば、情報処理端末を用いて仕事を行う際の生産性向上の観点から支援を行うことができる。
<5 変形例>
以下、本実施形態の変形例を説明する。
(1)管下メンバーの稼働特性と支援情報のレポート
上記の実施形態では、対象者に対して支援情報を提示する構成について説明したが、情報の提示先は対象者(の情報処理端末10)に限定されない。サーバ20が、すべての情報処理端末10を管理する部署(たとえば情報システム部門)や、この対象者の管理者(上司)の少なくともいずれかの情報処理端末10に稼働特性または支援情報のレポートを送信してもよい。
この場合に情報システム部門や上司等の管理者の情報処理端末10に送信されるレポートの例を図13に示す。
このレポートは、管下メンバーである各個人(たとえば「〇田 △郎」、「〇川 △子」、「〇木 △夫」)の稼働特性500Aと、各個人を対象として提示された支援情報500Bとを含んでおり、サーバ20により作成される。
このようなレポートによれば、支援情報500B、およびある対象者の稼働特性500Aとこの対象者とは異なる人物(つまり、別の対象者)の稼働特性との比較結果を把握することができる。
したがって、支援情報としてたとえばデュアルディスプレイの導入が推奨されるとき、情報システム部門や、メンバーの上司である管理者らがまとめて購入決済申請を起案することができ、コーポレート部門の業務効率化につながる。
また、このようなレポートによれば、メンバーの上司は、支援情報500Bとして社内の共有ナレッジがどの程度活用されているかを分析することも可能となり、知識管理を適正化できる。
なお、モジュール261は、各個人を対象として提示された支援情報500Bに代えて、グループ(例えば、チーム、部署、組織全体)に属する全対象者に対する総合的な支援情報を提示することもできる。具体的には、モジュール261は、グループに属する対象者毎の適合度(およびワークモデル)を参照してグループ全体の対象稼働パターンを選択し、当該対象稼働パターンに対応する支援情報を提示してもよい。
(2)支援情報の例
支援情報は、上記の実施形態において説明したもののみに限定されない。
支援情報は、対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた相談の相手へのチャットツール、もしくは質問用のリンクのいずれかでもよい。または支援情報は、対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられたマクロプログラム、もしくはテンプレートのいずれかでもよい。あるいは、支援情報はこれらの任意の組み合わせとしてもよい。
(3)稼働特性の例(作業量)
情報処理端末10において、キーボードやマウスの操作イベントが発生したことを以て、対象者は作業で手を動かしていたとみなすことができる。逆に、キーボードやマウスの操作イベントが発生しなかったことを以て、対象者の作業の手が止まっていたとみなすことができる。
生産性向上支援モジュール261は、たとえば数秒間隔でキーボードやマウスの操作イベントの発生/未発生状態、アクティブなアプリケーションをログに記録し、対象者の作業量を稼働特性として分析してもよい。また生産性向上支援モジュール261は、作業量(及び上述のワークモデル256)に応じて適切な支援情報を対象者や上司等の管理者に提示してもよい。
対象者の作業の手が止まっている「手空き時間」の稼働特性について、図14を参照して説明する。手空き時間の稼働特性は、日ごと(日次)、週ごと(週次)、月ごと(月次)、あるいはプロジェクトごとなど、任意の期間または稼働の単位で分析してもよい。
キーボードやマウスの操作イベントの未発生時間をアプリケーションごとに集計することでグラフ600が得られる。これは作業量が「0」の時間、すなわち手空き時間をアプリケーションごとに集計したものである。グラフ600により、対象者が長時間起動しているものの手が止まりがちなアプリケーション(例えば、対象者の使用頻度が高いものの操作を苦手としているアプリケーション)を分析することができる。
またアプリケーションをいつ起動していつ終了したかもログから分かるので、上記アプリケーションごとの手空き時間を積み上げることにより、一日の業務時間帯において作業の手が止まっていた時間を示すグラフ601が得られる。グラフ601より、対象者が長時間起動しているものの手が止まりがちなアプリケーション(例えば、対象者の使用頻度が高いものの操作を苦手としているアプリケーション)を時間帯別に分析することができる。アプリケーションによらず、一日のうちで作業の手が止まっていた時間の割合を示すグラフ602を求めてもよい。グラフ601より、対象者の時間帯別の稼働特性(例えば、集中力のバイオリズム)を分析することができる。
以上のような手空き時間の稼働特性は、メンバーへの仕事の割り振りを行う上司等のマネージャ向けに、上述したレポートに含めて提示してもよいし、対象者本人に提示してもよい。また、同一人物の異なる単位期間における手空き時間の稼働特性の比較結果を提示してもよいし、異なる人物の手空き時間の稼働特性の比較結果を提示してもよい。
対象者の手空き時間に関する稼働パターンを定義することで、対象者の手空き時間に応じた支援情報を提示することができる。対象者の作業の手が止まっていた理由は一概には言えず種々想定されるが、生産性向上支援モジュール261は、対象者が作業をスムーズに進めてできるだけ手空き時間を減少させるために効果的と考えられる支援情報を提示してもよい。
なお、対象者の手空き時間とは逆に、作業量が一定値を超えて過多である時間に関する稼働特性も分析することができる。これは作業の効率が悪いか、過重労働であるかも知れないので、作業効率化のための支援情報(例えば、休憩を促す支援情報)の提示に加え、管理者は作業負担軽減や負荷分散などの施策を打つことが望ましい。
対象者の作業量は、対象者のワークモデルの推定に用いることもできる。
(4)スタンドアロン構成
上記説明では、情報処理端末10とサーバ20とが協同して処理を行う例を示した。しかしながら、情報処理端末10およびサーバ20の機能分担は上記の例に限られない。例えば、生産性向上支援システム1を情報処理端末10単独で実現してもよい(つまり、スタンドアロン構成)。
<6 付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)対象者の情報処理端末(10)の使用状況に関するログを取得する処理(S403)と、取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析する処理(S404)と、あらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出する処理(S405)と、算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択する処理(S406)と、選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた、前記稼働の効率改善に関する支援情報を提示する処理(S407)と、をコンピュータ(20)に実行させる、生産性向上支援プログラム。
(付記2)前記対象稼働パターンを選択する処理(S406)は、前記適合度と、前記対象者の従事する業務の類型を表すワークモデルとを参照して、前記対象稼働パターンを選択する、(付記1)に記載の生産性向上支援プログラム。
(付記3)前記ログから前記ワークモデルを推定する処理をさらに含む、(付記2)に記載の生産性向上支援プログラム。
(付記4)分析された前記稼働特性は、前記ログから集計した前記単位期間における稼働時間、もしくは非稼働時間、アプリケーション別の利用時間、キータイプとマウス操作、または画面切り替え数の少なくともいずれかである、(付記1)乃至(付記3)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記5)前記提示する処理(S407)は、前記支援情報、および前記稼働特性を提示する、(付記1)乃至(付記4)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記6)前記提示する処理(S407)は、前記支援情報、および前記稼働特性と前記対象者とは異なる人物の前記稼働特性との比較結果を提示する、(付記1)乃至(付記5)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記7)前記支援情報は、キーボードまたはマウスの一連の操作の時間短縮に効果があるショートカットキーのアドバイスである、(付記1)乃至(付記6)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記8)前記キーボードまたはマウスの一連の操作は、アプリケーションプログラムに対するものである、(付記7)に記載の生産性向上支援プログラム。
(付記9)前記キーボードまたはマウスの一連の操作は、オペレーティングシステムに対するものである、(付記7)に記載の生産性向上支援プログラム。
(付記10)前記支援情報は、ディスプレイの追加導入のアドバイスである、(付記1)乃至(付記6)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記11)前記支援情報は、前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた相談の相手へのチャットツール、もしくは質問用のリンク、または前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられたマクロプログラム、もしくはテンプレートの少なくともいずれかである、(付記1)乃至(付記6)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
(付記12)前記提示する処理は、前記稼働特性または前記支援情報のレポートを、前記情報処理端末(10)を管理する部署と前記対象者の管理者の少なくともいずれかの前記情報処理端末(10)に送信する、(付記1)乃至(付記11)のいずれかに記載の生産性向上支援プログラム。
以上説明した実施形態によれば、情報処理端末を用いた仕事の生産性向上を支援することができる。
10A,10B 情報処理端末、12 通信IF、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 ストレージ、19 プロセッサ、20 サーバ(情報処理装置)、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、82 無線LANルータ

Claims (14)

  1. 対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得する処理と、
    取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析する処理と、
    それぞれが稼働の効率改善に関する支援情報のいずれかに対応するようにあらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出する処理と、
    算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択する処理と、
    選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた支援情報を提示する処理と、
    をコンピュータに実行させる、生産性向上支援プログラム。
  2. 前記対象稼働パターンを選択する処理は、前記適合度と、前記対象者の従事する業務の類型を表すワークモデルとを参照して、前記対象稼働パターンを選択する、請求項1に記載の生産性向上支援プログラム。
  3. 前記ログから前記ワークモデルを推定する処理をさらに含む、請求項2に記載の生産性向上支援プログラム。
  4. 分析された前記稼働特性は、前記ログから集計した前記単位期間における稼働時間、もしくは非稼働時間、アプリケーション別の利用時間、キータイプとマウス操作、または画面切り替え数の少なくともいずれかである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  5. 前記提示する処理は、前記支援情報、および前記稼働特性を提示する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  6. 前記提示する処理は、前記支援情報、および前記稼働特性と前記対象者とは異なる人物の前記稼働特性との比較結果を提示する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  7. 前記支援情報は、キーボードまたはマウスの一連の操作の時間短縮に効果があるショートカットキーのアドバイスである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  8. 前記キーボードまたはマウスの一連の操作は、アプリケーションプログラムに対するものである、請求項7に記載の生産性向上支援プログラム。
  9. 前記キーボードまたはマウスの一連の操作は、オペレーティングシステムに対するものである、請求項7に記載の生産性向上支援プログラム。
  10. 前記支援情報は、ディスプレイの追加導入のアドバイスである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  11. 前記支援情報は、前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた相談の相手へのチャットツール、もしくは質問用のリンク、または前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられたマクロプログラム、もしくはテンプレートの少なくともいずれかである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  12. 前記提示する処理は、前記稼働特性または前記支援情報のレポートを、前記情報処理端末を管理する部署と前記対象者の管理者の少なくともいずれかの前記情報処理端末に送信する、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の生産性向上支援プログラム。
  13. 対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得するステップと、
    取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析するステップと、
    それぞれが稼働の効率改善に関する支援情報のいずれかに対応するようにあらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出するステップと、
    算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択するステップと、
    選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた支援情報を提示するステップと、
    をコンピュータ実行る生産性向上支援方法。
  14. プロセッサを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサが、
    対象者の情報処理端末の使用状況に関するログを取得するステップと、
    取得された前記ログを参照し、単位期間における稼働に関する稼働特性を分析するステップと、
    それぞれが稼働の効率改善に関する支援情報のいずれかに対応するようにあらかじめ定められた複数の稼働パターンに対する、前記稼働特性の適合度を算出するステップと、
    算出された前記適合度を参照して、前記複数の稼働パターンから対象稼働パターンを選択するステップと、
    選択された前記対象稼働パターンにあらかじめ対応付けられた支援情報を提示するステップと、
    を実行する情報処理装置。
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