JP6897932B2 - 異常検知装置、異常検知システム、及び発電装置 - Google Patents

異常検知装置、異常検知システム、及び発電装置 Download PDF

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Description

本発明は、異常検知装置、異常検知システム、及び発電装置に関する。
従来、対象機器の劣化状態を遠隔的に監視するシステムの1つとして、対象機器に取付けられたセンサユニットであって、対象機器の劣化状態を検知するセンサを有するセンサユニットと、センサユニットから受信したセンサの検知データに基づいて、対象機器の劣化状態を診断するセンタ装置とを備えたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−187316号公報
しかしながら、上記従来のシステムにおいては、上述したように、特殊なセンサユニットを用いて対象機器の劣化状態を診断しなければならないので、システムの製造コストを高める可能性があった。このことから、検知手段を用いた場合と略同様の検知精度を維持しながら、製造コストを低減する観点から改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる、異常検知装置、異常検知システム、及び発電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の異常検知装置は、自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知装置であり、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置であって、前記発電装置から送信された信号を受信する受信手段と、前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備え、前記判定手段は、前記第1送信回数が前記基準回数を下回るか否かに基づいて、前記異常の有無を判定する。
また、請求項2に記載の異常検知装置は、請求項1に記載の異常検知装置において、前記発電装置から過去に送信された前記信号の送信回数である第2送信回数であって前記信号の送信を開始してから前記所定時間が経過するまでの第2送信回数を示す第2送信回数情報を格納する第2送信回数情報格納手段を備え、前記判定手段は、前記第1送信回数、及び前記第2送信回数情報格納手段に格納されている前記第2送信回数情報の前記第2送信回数のうち、前記基準回数を下回る送信回数が所定数連続しているか否か、又は、前記第1送信回数、及び前記第2送信回数情報格納手段に格納されている前記第2送信回数情報の前記第2送信回数のうち、前記基準回数を下回る送信回数が所定数含まれている否かに基づいて、前記異常の有無を判定する。
また、請求項3に記載の異常検知装置は、請求項2に記載の異常検知装置において、前記基準回数と、前記第1送信回数と、前記第2送信回数情報とに基づいて、前記発電装置の交換予定タイミングを算出する算出手段を備え、前記出力手段は、前記算出手段にて算出された前記交換予定タイミングを示す情報を出力する。
また、請求項4に記載の異常検知装置は、請求項2又は3に記載の異常検知装置において、前記第1送信回数又は前記第2送信回数情報に基づいて、前記基準回数を設定する基準回数設定手段を備えた。
また、請求項5に記載の異常検知装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載の異常検知装置において、前記信号は、前記第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、前記判定手段は、前記受信手段にて前記所定時間内に受信された前記信号のうち最後に受信された前記信号に含まれる前記送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき前記第1送信回数として特定する。
また、請求項6に記載の異常検知システムは、自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知システムであり、前記発電装置と、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置とを備えた異常検知システムであって、前記発電装置は、信号を送信する送信手段を備え、前記異常検知装置は、前記発電装置から送信された前記信号を受信する受信手段と、前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備え、前記判定手段は、前記第1送信回数が前記基準回数を下回るか否かに基づいて、前記異常の有無を判定する。
請求項1に記載の異常検知装置、又は請求項6に記載の異常検知システムによれば、発電装置から送信された信号の送信回数である第1送信回数であって信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、異常の有無を判定する判定手段と、判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段とを備えたので、特殊なセンサユニットを用いることなく発電装置の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。
請求項2に記載の異常検知装置によれば、判定手段が、基準回数と、第1送信回数と、第2送信回数情報格納手段に格納されている第2送信回数情報とに基づいて、異常の有無を判定するので、第1送信回数及び基準回数のみに基づいて発電装置の異常の有無を判定する場合に比べて、例えば、外乱や異常検知装置の受信帯域の切り替え等の影響を受けることで、第1送信回数が実際の送信回数と異なる場合でも、発電装置の異常の有無を誤って判定することを回避できる。よって、異常検知装置の検知精度を一層維持することが可能となる。
請求項3に記載の異常検知装置によれば、出力手段が、算出手段にて算出された交換予定タイミングを示す情報を出力するので、発電装置の交換予定タイミングを異常検知装置のユーザに対して提示でき、異常発生前に発電装置を交換することを注意喚起することが可能となる。
請求項4に記載の異常検知装置によれば、第1送信回数又は第2送信回数情報に基づいて、基準回数を設定する基準回数設定手段を備えたので、実際に受信した送信信号の送信回数に基づいて基準回数を設定できるので、異常検知装置のユーザが発電装置から所定時間内に送信される送信信号の送信回数を知らない場合でも、基準回数を正確に設定することが可能となる。
請求項5に記載の異常検知装置によれば、信号が、第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、判定手段が、受信手段にて所定時間内に受信された信号のうち最後に受信された信号に含まれる送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき第1送信回数として特定するので、外乱等によって所定時間内に発電装置から複数送信された信号の一部が受信できなかった場合でも(ただし、複数の信号のうち最後に送信された信号を受信できなかった場合を除く)、第1送信回数を正確に特定することができる。よって、発電装置の異常の有無を一層正確に判定することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る異常検知システムを示す概要図である。 バッファの構成例を示す図である。 実施の形態に係る発電装置に関する異常検知処理のフローチャートである。 実施の形態に係る異常検知装置に関する異常検知処理のフローチャートである。 判定処理のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る異常検知装置、異常検知システム、及び発電装置の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知装置、及び異常検知システムに関するものである。
ここで、「自己発電」とは、外部の電源を不要とし、自己又は他の装置を駆動させるために自ら発電を行うことを意味する。また、「自己発電を行う発電装置」とは、例えば、人の有無を検知したり、又は人の位置を特定するための自己発電式の人感センサ装置等を含む概念である。その一例として、歩行中の人によって加えられた押圧力を利用して発電を行う床型人感センサ装置であって、人の有無を検知するための床型人感センサ装置や、人の指等によって加えられた押圧力を利用して発電を行うリモコン型人感センサ装置であって、人の位置を特定するためのリモコン型人感センサ装置等が該当する。また、「異常」とは、発電装置が機械的に正常な状態から逸脱したさまを意味し、例えば、後述する発電装置の圧電素子又は振動板が損傷や破損していること、後述する発電装置の回路基板が断線、漏電、又は経年劣化していること等を含む概念である。また、「異常検知装置」とは、ユーザによって所持されている装置であり、例えば、携帯端末(一例として、スマートフォンやタブレット端末)又は据え置き型のパーソナルコンピュータ等を含む概念である。以下、実施の形態では、自己発電を行う発電装置が床型人感センサ装置であるとして説明すると共に、異常検知装置が携帯端末であるとして説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係る異常検知システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る異常検知システムを示す概要図である。図1に示すように、この異常検知システム1は、発電装置10及び異常検知装置20を備えている。
(構成−発電装置)
発電装置10は、図示しない床面に形成された凹部分に設けられており、図1に示すように、収容部(図示省略)の内部において、複数の発電ユニット11、蓄電部12、送信部13、制御部14、及び記憶部15を備えている。
(構成−発電装置−収容部)
収容部は、複数の発電ユニット11、送信部13、制御部14、及び記憶部15を収容すると共に、人が歩行可能なものであって、当該歩行による外力を受けて変形可能な収容手段である。この収容部は、例えば公知の発電装置の収容部と略同様に構成されており、実施の形態では、樹脂材料や金属材料にて形成された略箱状体であり、固定板と、複数の支持板と、複数の可動板とを備えて構成されている(いずれも図示省略)。このうち、固定板は、平坦な板状体にて形成されており、床面の凹部分の底面に設けられている。複数の支持板は、板状体にて形成されており、固定板から可動板に向けて立ち上がるようにそれぞれ設けられ、固定板に対して接続されている。複数の可動板は、板状体にて形成されており、筐体の上端において固定板に対して可動可能なように略水平に設けられ、支持板に対して公知の嵌合構造によって支持されている。このような構成により、可動板が外力を受けていない場合には、可動板が水平状態となる。一方、可動板が外力を受けた場合には、可動板が固定板に近接する方向(下方向)に変形して非水平状態となる。
(構成−発電装置−発電ユニット)
複数の発電ユニット11は、歩行中の人等によって加えられた押圧力を利用して発電を行うユニットであり、筐体の可動板に対応する位置にそれぞれ設けられている。また、これら複数の発電ユニット11は、例えば公知の発電装置の発電ユニットと略同様に構成されており、実施の形態では、少なくとも1つ以上の発電モジュールを備えている(図示省略)。なお、これら複数の発電ユニット11は相互に同様に構成することができるので、以下の構成の説明においては1つの発電ユニット11を対象に説明する。
(構成−発電装置−発電ユニット−発電モジュール)
発電モジュールは、発電ユニット11の基本構造体であり、左右方向又は前後方向に略沿って並設されており、圧電素子、振動板、周辺スペーサ、及び中心スペーサを備えている(いずれも図示省略)。
圧電素子は、筐体の内部に配置され、筐体の変位に伴って変形されることで発電する発電素子であり、例えば公知の薄板状の圧電単結晶(一例として、チタン酸バリウム)等を用いて構成されており、略水平に設けられている。なお、図示は省略するが、圧電素子は、一方の面にプラス端子、他方の面にマイナス端子を有し、プラス端子と結線されたプラスリード線と、マイナス端子と結線されたマイナスリード線が引き出され、これらが図示しない回路基板を介して蓄電部12に出力される。
振動板は、圧電素子に応力を加える支持体であると共に、圧電素子の割れ強度を補強する補強材を兼ねるものである。この振動板は、例えば可撓性と耐久性を有する鋼材等からなる板状体(一例として、ステンレス薄板等)であり、振動板の一方の側面が圧電素子と当接するように略水平に配置されており、圧電素子に対して接着剤等により接合されている。
周辺スペーサは、振動板及び圧電素子と固定板との相互間隔を形成するためのものである。この周辺スペーサは、略環状体にて形成されており、振動板の外縁近傍位置に当接するように略水平に配置され、振動板に接着剤にて固定されている。また、周辺スペーサは、振動板と共に圧電素子が変形可能となるように、当該圧電素子の肉厚よりも高くなるように形成されている。
中心スペーサは、振動板及び圧電素子と可動板との相互間隔を形成するためのものであると共に、可動板の押圧力を発電モジュールに伝達するためのものである。この中心スペーサは、振動板又は圧電素子に当接するものであって、当該振動板又は当該圧電素子の中央近傍に配置され、当該振動板又は当該圧電素子に対して接着剤等にて固定されている。
(構成−発電装置−蓄電部)
蓄電部12は、複数の発電ユニット11から出力された電力を蓄電すると共に、当該蓄電した電力を発電装置10の各部に供給するための蓄電手段であり、例えば充電式電池、バッテリ、コンデンサ、キャパシタ等の公知の蓄電手段を用いて構成されている。
(構成−発電装置−送信部)
送信部13は、発電装置10から送信される信号(以下、「送信信号」と称する)を送信する送信手段であり、例えば公知の電波用の無線送信機等を用いて構成されている。
(構成−発電装置−制御部)
制御部14は、発電装置10の各部を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(なお、後述する異常検知装置20の制御部26の構成についても同様とする)。また、この制御部14によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−発電装置−記憶部)
記憶部15は、発電装置10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。この記憶部15は、書き換え可能な記録媒体を用いて構成され、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性記録媒体を用いることができる(なお、後述する異常検知装置20の記憶部27の構成についても同様とする)。
(構成−異常検知装置)
異常検知装置20は、発電装置10の異常を検知するための装置であり、発電装置10と通信可能な位置に設けられており、図1に示すように、受信部21、タッチパッド22、ディスプレイ(出力手段)23、スピーカ(出力手段)24、電源部25、制御部26、及び記憶部27を備えている。
(構成−異常検知装置−受信部)
受信部21は、発電装置10から送信された送信信号を受信する受信手段であり、例えば公知の電波用の無線受信機等を用いて構成されている。
(構成−異常検知装置−タッチパッド)
タッチパッド22は、異常検知装置20のユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド22の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−異常検知装置−ディスプレイ)
ディスプレイ23は、制御部26の制御に基づいて各種の情報を表示する表示手段である。このディスプレイ23の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド22とディスプレイ23をタッチパッド22として一体形成しても構わない。
(構成−異常検知装置−スピーカ)
スピーカ24は、制御部26の制御に基づいて各種の音声を出力する音声出力手段である。スピーカ24より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−異常検知装置−電源部)
電源部25は、異常検知装置20の各部に電力を供給する電力供給手段であり、例えば公知の乾電池や充電池を用いて構成されている。
(構成−異常検知装置−制御部)
制御部26は、異常検知装置20の各部を制御する制御手段であり、図1に示すように、機能概念的に、判定部26a、算出部26b、及び基準回数設定部26cを備えている。判定部26aは、第1送信回数と、後述する基準回数とに基づいて、発電装置10の異常の有無を判定する判定手段である。ここで、「第1送信回数」とは、送信信号の送信回数であって送信信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの送信回数を意味する。算出部26bは、第1送信回数と、第2送信回数情報とに基づいて、発電装置10の交換予定タイミングを算出する算出手段である。ここで、「第2送信回数情報」とは、第2送信回数を示す情報を意味する。また、「第2送信回数」とは、発電装置10から過去に送信された送信信号の送信回数であって送信信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの送信回数を意味する。基準回数設定部26cは、第1送信回数又は第2送信回数情報に基づいて、後述する基準回数を設定する基準回数設定手段である。なお、この制御部26によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−異常検知装置−記憶部)
記憶部27は、異常検知装置20の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段であり、図1に示すように、バッファ27aを備えている。
図2は、バッファ27aの構成例を示す図である。バッファ27aは、発電装置10から送信された送信信号に含まれる後述する送信番号情報又は第2送信回数情報を格納する格納手段であり、図2に示すように、複数の領域R1〜Rnに区分されている。また、実施の形態においては、これら複数の領域R1〜Rnのうち1列目(先頭)の領域R1には、後述する送信番号情報が格納され、バッファ27aの複数の領域R1〜Rnのうち2列目の領域R2からn列目(後尾)の領域Rnには、第2送信回数情報が格納される。なお、「2列目の領域R2からn列目の領域Rn」は、特許請求の範囲における「第2送信回数情報格納手段」に対応する。
ここで、このバッファ27aに情報を格納する方法については任意であるが、例えば、以下の通りに格納する(なお、以下の説明では、バッファ27aには情報が格納されていないことを前提として説明する)。すなわち、発電装置10が発電した電力を利用して送信信号を連続して複数回送信する場合(なお、この複数回送信される送信信号のグループを、以下「送信グループ」と称する)において、まず、受信部21によって1番目(最初)の送信グループの送信信号が受信されると、1番目の送信グループに関する情報(具体的には、後述する送信番号情報)を1列目の領域R1に格納する。次に、受信部21によって2番目の送信グループの送信信号が受信されると、1番目の送信グループに関する情報を1列目の領域R1から2列目の領域R2に移動させると共に(この場合には、後述するように、第2送信回数情報として格納する)、2番目の送信グループに関する情報(具体的には、後述する送信番号情報)を1列目の領域R1に格納する。つまり、新しい送信グループに関する情報を格納する毎に、バッファ27aに既に格納されている送信グループに関する情報を後方の列の領域に順送りして移動させながら、新しい送信グループに関する情報を1列目の領域R1に格納する。
また、後述する送信番号情報をバッファ27aに格納する方法については任意であるが、例えば、以下の通りに格納する。すなわち、まず、受信部21によって送信グループに含まれる送信信号のうち1番目に送信された送信信号が受信されると、当該送信信号の後述する送信番号情報を1列目の領域R1に格納する。次に、受信部21によって送信グループに含まれる送信信号のうち2番目に送信された送信信号が受信されると、1列目の領域R1に格納されていた1番目に送信された送信信号の後述する送信番号情報に代えて、2番目に送信された送信信号の後述する送信番号情報を1列目の領域R1に格納する。つまり、受信部21によって送信信号が受信される毎に、1列目の領域R1に既に格納されている後述する送信番号情報を当該受信された送信信号の後述する送信番号情報で上書きして格納する。よって、例えば、送信グループが5つの送信信号を含む場合において、受信部21によって送信グループのすべての送信信号が受信されると、5番目(最後)に送信された送信信号の後述する送信番号情報のみを1列目の領域R1に格納することになる。
また、第2送信回数情報をバッファ27aに格納する方法については任意であるが、例えば、以下の通りに格納する。すなわち、まず、受信部21によって1番目の送信グループの送信信号が受信されると、上述したように、1番目の送信グループの後述する送信番号情報を1列目の領域R1に格納する。次に、受信部21によって2番目の送信グループの送信信号が受信されると、後述する異常検知処理に示すように、1列目の領域R1に格納されていた1番目の送信グループの後述する送信番号情報を1番目の送信グループの第2送信回数情報として2列目の領域R2に格納すると共に、2番目の送信グループの後述する送信番号情報を1列目の領域R1に格納する。次いで、受信部21によって3番目の送信グループの送信信号が受信されると、2列目の領域R2に格納された1番目の送信グループの第2送信回数情報を3列目の領域R3に移動させると共に、1列目の領域R1に格納された2番目の送信グループの後述する送信番号情報を2番目の送信グループの第2送信回数情報として2列目の領域R2に格納する。そして、3番目の送信グループの後述する送信番号情報を1列目の領域R1に格納する。つまり、受信部21によって新しい送信グループの送信信号が受信される毎に、バッファ27aに既に格納されている第2送信回数情報を後方の列の領域に順送りして移動させながら、新しい第2送信回数情報を2列目の領域R2に格納する。よって、例えば、受信部21によって5つの送信グループの送信信号が受信されると、1番目(最初)の送信グループの第2送信回数情報を5列目の領域R5に格納し、2番目の送信グループの第2送信回数情報を4列目の領域R4に格納し、3番目の送信グループの第2送信回数情報を3列目の領域R3に格納し、4番目の送信グループの第2送信回数情報を2列目の領域R2に格納することになる(なお、5番目(最後)の送信グループの後述する送信番号情報は1列目の領域に格納される)。
(異常検知処理)
次に、このように構成された異常検知システム1によって実行される異常検知処理について説明する。図3は、実施の形態に係る発電装置10に関する異常検知処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。図4は、実施の形態に係る異常検知装置20に関する異常検知処理のフローチャートである。異常検知処理は、概略的には、発電装置10の異常を検知するための処理である。この異常検知処理を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態では、異常検知装置20の電源が投入されると共に、歩行中の人によって加えられた押圧力によって発電モジュールが電力を発生させ、当該発生させた電力が蓄電部12を介して送信部13、制御部14、及び記憶部15に供給された後(すなわち、これら送信部13、制御部14、及び記憶部15の電源がオン状態になった後)に、起動されるものとして説明する。
異常検知処理が起動されると、図3に示すように、送信信号を複数回送信するために、発電装置10の制御部14はSA1からSA6の処理を行う。
まず、図3に示すように、SA1において発電装置10の制御部14は、蓄電部12の蓄電量が所定量以上であるか否かを判定する。ここで、「所定量」については、実施の形態では、蓄電部12の蓄電量が満タンとなる量に設定されている。ただし、これに限られず、例えば、満タンよりも少ない量であって、送信信号を複数回送信することができる量に設定されてもよい。そして、発電装置10の制御部14は、蓄電部12の蓄電量が所定量以上になるまで待機し(SA1、No)、蓄電部12の蓄電量が所定量以上であると判定された場合(SA1、Yes)にはSA2へ移行する。なお、このような判定は、例えば、図示しない電気的回路によって行ってもよい(なお、後述するSA5についても同様とする)。
SA2において発電装置10の制御部14は、送信番号=1と設定する。ここで、「送信番号」とは、第1送信回数を特定するための番号を意味する。
SA3において発電装置10の制御部14は、送信信号を作成する。この送信信号の作成方法については任意であるが、実施の形態では、発電装置10の記憶部15にあらかじめ格納された転送データ(例えば、人を感知した旨を示す情報等)と、SA3の処理直前に設定されている送信番号(例えば、SA2に設定された送信番号、又はSA3の処理を複数回行う場合には後述するSA6にて再設定された送信番号)を示す情報(以下、「送信番号情報」と称する)とを含む信号を送信信号として作成する。
SA4において発電装置10の制御部14は、SA3にて作成された送信信号を送信部13を介して送信する。
SA5において発電装置10の制御部14は、蓄電部12の蓄電量が所定量未満であるか否かを判定する。ここで、「所定量」については、実施の形態では、送信信号を送信することができない量に設定にされている。ただし、これに限られず、例えば、上記量よりも若干多い量に設定されてもよい。そして、発電装置10の制御部14は、蓄電部12の蓄電量が所定量未満であると判定された場合(SA5、Yes)には異常検知処理を終了し、蓄電部12の蓄電量が所定量未満でないと判定された場合(SA5、No)にはSA6へ移行する。
SA6において発電装置10の制御部14は、SA6の処理直前に設定されている送信番号(例えば、SA2に設定された送信番号、又はSA3の処理を複数回行う場合にはSA6にて再設定された送信番号)に1を加算したものを、送信番号として再設定する。その後、発電装置10の制御部14は、SA3へ移行し、SA5にて蓄電部12の蓄電量が所定量未満であると判定されるまでSA3からSA6の処理を繰り返す。
以上のような処理により、蓄電部12の蓄電量が所定量未満となるまで送信信号を複数回送信できるので(すなわち、送信グループを構成する複数の送信信号を連続して送信できるので)、送信信号を1回だけ送信する場合に比べて、発電装置10と異常検知装置20との相互間の無線通信における外乱(以下、「外乱」と称する)等が発生した場合でも異常検知装置20に送信信号を確実に送ることができる。また、上述した複数回送信された送信信号を利用して、異常検知装置20にて異常を検知することが可能となる。特に、送信信号が送信番号情報を含むので、送信信号が送信番号情報を含まない場合に比べて、異常検知装置20において第1送信回数を算出するための処理を省略できることから、異常検知装置20の処理負荷を低減することが可能となる。
次に、図4に示すように、発電装置10の異常を検知するために、異常検知装置20の制御部26はSB1からSB6の処理を行う。
まず、図4に示すように、SB1において異常検知装置20の制御部26は、バッファ27aの1列目の領域R1を初期化する(すなわち、バッファ27aの1列目の領域R1=0と設定する)。
SB2において異常検知装置20の制御部26は、図3のSA4にて送信された送信信号を受信部21を介して受信したか否かを判定する。そして、異常検知装置20の制御部26は、送信信号を受信したと判定された場合(SB2、Yes)にはSB3へ移行し、送信信号を受信していないと判定された場合(SB2、No)にはSB4へ移行する。
SB3において異常検知装置20の制御部26は、SB2にて受信された送信信号に含まれる送信番号情報に基づいて、バッファ27aの1列目の領域R1を更新する。具体的には、異常検知装置20の制御部26は、SB3の処理直前にバッファ27aの1列目の領域R1に格納されている情報に代えて、SB2にて受信された送信信号に含まれる送信番号情報を、更新すべき情報として格納することにより更新する。その後、異常検知装置20の制御部26は、SB2へ移行する。これにより、SB2の処理を複数回行うことができるので、送信信号を複数回受信することが可能となる。
SB4において異常検知装置20の制御部26は、所定時間(例えば、1sec等)経過したか否かを判定する。そして、異常検知装置20の制御部26は、所定時間経過していないと判定された場合(SB4、No)にはSB2へ移行し、SB4にて所定時間経過したと判定されるまでSB2からSB4の処理を繰り返す。これにより、SB2の処理を複数回行うことができるので、送信信号を複数回受信することが可能となる。一方、所定時間経過したと判定された場合(SB4、Yes)には、判定処理(SB5)を起動させる。
(異常検知処理−判定処理)
次に、図4のSB5の判定処理について説明する。図5は、実施の形態に係る判定処理のフローチャートである。判定処理は、発電装置10の異常の有無を判定するための処理である。
判定処理が起動されると、図5に示すように、SC1において異常検知装置20の判定部26aは、図4のSB2にて図4のSB4の所定時間内に受信された送信信号のうち最後に受信された送信信号に含まれる送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき第1送信回数として特定する。具体的には、異常検知装置20の判定部26aは、図4のSB5の処理直前にバッファ27aの1列目の領域R1に格納されている送信番号情報の送信番号を第1送信回数として特定する。一例として、バッファ27aの1列目の領域R1に格納されている送信番号情報=10である場合には、第1送信回数=10回と特定する。このような処理により、第1送信回数が外乱等によって、図4のSB4の所定時間内に発電装置10から複数送信された送信信号の一部が受信できなかった場合でも(ただし、複数の送信信号のうち最後に送信された送信信号を受信できなかった場合を除く)、第1送信回数を正確に特定することができる。
SC2において異常検知装置20の判定部26aは、基準回数と、SC1にて特定された第1送信回数と、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報とに基づいて、発電装置10の異常の有無を判定する。ここで、「基準回数」とは、発電装置10の異常の有無を判定するための基準となる回数を意味する。また、この基準回数の設定方法については任意であるが、例えば以下の通りに設定してもよい。すなわち、基準回数設定部26cが、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報のいずれか1つを基準回数として設定してもよい。一例として、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報のうち、発電装置10の出荷時又は設置時に行われた異常検知処理において最初に格納された第2送信回数情報の送信回数(例えば、n列目の領域Rnに格納されている第2送信回数情報の送信回数)を基準回数として設定してもよく、又は、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報のうち、送信回数が最大となる第2送信回数情報の送信回数を基準回数として設定してもよい。あるいは、SC1にて特定された第1送信回数を基準回数として設定してもよい。このような設定により、実際に受信した送信信号の送信回数に基づいて基準回数を設定できるので、異常検知装置20のユーザが発電装置10から送信される送信信号の送信回数を知らない場合でも、基準回数を正確に設定することが可能となる。ただし、これらに限られず、例えば、タッチパッド22を介して異常検知装置20のユーザが入力した回数を基準回数として設定してもよい。
また、発電装置10の異常の有無の判定方法については任意であるが、実施の形態においては、SC1にて特定された第1送信回数、及びバッファ27aに格納されている第2送信回数情報の第2送信回数のうち、基準回数を下回る送信回数が所定数連続しているか否か(又は所定数含まれている否か)に基づいて判定し、所定数連続している場合(又は所定数含まれている場合)には発電装置10に異常があると判定し、所定数連続していない場合(又は所定数含まれていない場合)には発電装置10に異常がないと判定してもよい。このような処理により、SC1にて特定された第1送信回数及び基準回数のみに基づいて発電装置10の異常の有無を判定する場合に比べて、例えば、外乱や異常検知装置20の受信帯域の切り替え等の影響を受けることで、SC1にて特定された第1送信回数が実際の送信回数と異なる場合でも、発電装置10の異常の有無を誤って判定することを回避できる。よって、異常検知装置20の検知精度を維持することが可能となる。ただし、これに限られず、例えば、SC1にて特定された第1送信回数が基準回数を下回るか否かに基づいて判定し(すなわち、基準回数及びSC1にて特定された第1送信回数のみに基づいて判定する)、上記第1送信回数が基準回数を下回る場合には発電装置10に異常があると判定し、上記第1送信回数が基準回数を下回らない場合には発電装置10に異常がないと判定してもよい。そして、異常検知装置20の制御部26は、発電装置10に異常がないと判定された場合(SC2、No)には、SC3へ移行し、発電装置10に異常があると判定された場合(SC2、Yes)には、SC5へ移行する。
SC3において異常検知装置20の算出部26bは、基準回数と、SC2にて特定された第1送信回数と、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報とに基づいて、発電装置10の交換予定タイミングを算出する。この交換予定タイミングの算出方法については任意であるが、例えば以下の通りに算出してもよい。すなわち、まず、公知の回帰分析手法を用いて、SC1にて特定された第1送信回数、及びバッファ27aに格納されている第2送信回数情報の第2送信回数に基づいて回帰式(一例として、y=ax+bx+c、a:定数、b:定数、c:定数、x:異常検知処理が行われた回数(具体的には、この回数は、バッファ27aの領域のうち第1送信回数及び第2送信回数情報が格納されている領域の列を後尾から数えた数に対応する)、y:送信回数)を作成する。次に、この回帰式に基づいて送信回数が基準回数以下となる異常検知処理が行われた回数を特定する。そして、この特定した異常検知処理が行われた回数とSC1にて特定された第1送信回数に対応する異常検知処理が行われた回数との差分に基づいて交換予定タイミング(具体的には、異常検知処理を正常に行うことができる残りの回数等)を算出する。また、このように算出した交換予定タイミングについては、例えば、連続して送信信号が送信される頻度(以下、「送信頻度」と称する)に応じて調整されてもよく、一例として、送信頻度が比較的少ない場合には交換予定タイミングを若干遅らせてもよく、送信頻度が比較的多い場合には交換予定タイミングを若干早めてもよい。
SC4において異常検知装置20の制御部26は、ディスプレイ23又はスピーカ24を介してSC3にて算出した交換予定タイミングを示す情報(以下、「交換予定タイミング情報」と称する)を出力する。この交換予定タイミング情報の出力方法については任意であるが、例えば、ディスプレイ23の画面上の領域のうちの第1表示領域に交換予定タイミング情報を表示したり、又は交換予定タイミング情報をスピーカ24を介して音声出力する。その後、異常検知装置20の制御部26は、判定処理を終了し、図4の異常検知処理に戻る。
SC5において異常検知装置20の制御部26は、ディスプレイ23又はスピーカ24を介して異常検知情報を出力する。ここで、「異常検知情報」とは、SC2の判定結果を示す情報であって、発電装置10に異常があった旨を示す情報である。また、この異常検知情報の出力方法については任意であるが、例えば、ディスプレイ23の画面上の領域のうちの第1表示領域とは異なる第2表示領域に異常検知情報を表示したり、又は、異常検知情報をスピーカ24を介して音声出力する。このような処理により、発電装置10の交換予定タイミングを異常検知装置20のユーザに対して提示できるので、異常発生前に発電装置10を交換することを注意喚起することが可能となる。その後、異常検知装置20の制御部26は、判定処理を終了し、図4の異常検知処理に戻る。
図4に戻り、SB6において異常検知装置20の制御部26は、図5のSC2にて特定された第1送信回数に基づいて、バッファ27aを更新する。このバッファ27aの更新方法については任意であるが、実施の形態では、バッファ27aに第2送信回数情報が格納されているので、当該格納されている第2送信回数情報を後方の列の領域に順送りして移動させると共に、図5のSC2にて特定された第1送信回数を示す情報を第2送信回数情報としてバッファ27aの2列目の領域R2に格納することにより更新する。その後、異常検知装置20の制御部26は、異常検知処理を終了する。
このような異常検知処理においては、図5のSC2において、図5のSC1にて特定された第1送信回数及び基準回数に基づいて発電装置10の異常の有無を判定し、図5のSC5にて異常検知情報を出力するので、特殊なセンサユニットを用いることなく発電装置10の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置10の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置20の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。
(効果)
このように実施の形態によれば、発電装置10から送信された送信信号の送信回数である第1送信回数であって送信信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、発電装置10の異常の有無を判定する判定部26aと、判定部26aの判定結果を示す情報を出力するディスプレイ23及びスピーカ24とを備えたので、特殊なセンサユニットを用いることなく発電装置10の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置10の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置20の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。
また、判定部26aが、基準回数と、第1送信回数と、バッファ27aに格納されている第2送信回数情報とに基づいて、異常の有無を判定するので、第1送信回数及び基準回数のみに基づいて発電装置10の異常の有無を判定する場合に比べて、例えば、外乱や異常検知装置20の受信帯域の切り替え等の影響を受けることで、第1送信回数が実際の送信回数と異なる場合でも、発電装置10の異常の有無を誤って判定することを回避できる。よって、異常検知装置20の検知精度を一層維持することが可能となる。
また、ディスプレイ23及びスピーカ24が、算出部26bにて算出された交換予定タイミングを示す情報を出力するので、発電装置10の交換予定タイミングを異常検知装置20のユーザに対して提示でき、異常発生前に発電装置10を交換することを注意喚起することが可能となる。
また、第1送信回数又は第2送信回数情報に基づいて、基準回数を設定する基準回数設定部26cを備えたので、実際に受信した送信信号の送信回数に基づいて基準回数を設定できるので、異常検知装置20のユーザが発電装置10から所定時間内に送信される送信信号の送信回数を知らない場合でも、基準回数を正確に設定することが可能となる。
また、送信信号が、第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、判定部26aが、受信部21にて所定時間内に受信された送信信号のうち最後に受信された送信信号に含まれる送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき第1送信回数として特定するので、外乱等によって所定時間内に発電装置10から複数送信された送信信号の一部が受信できなかった場合でも(ただし、複数の送信信号のうち最後に送信された送信信号を受信できなかった場合を除く)、第1送信回数を正確に特定することができる。よって、発電装置10の異常の有無を一層正確に判定することが可能となる。
また、発電装置10が送信信号を送信する送信部13を備え、送信信号が、第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含むので、特殊なセンサユニットを用いることなく異常検知装置20において発電装置10の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置10の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置20の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。また、送信信号が送信番号情報を含まない場合に比べて、異常検知装置20において第1送信回数を算出するための処理を省略できることから、異常検知装置20の処理負荷を低減することが可能となる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(発電装置について)
上記実施の形態では、発電装置10が、圧電素子を利用して自己発電を行う装置であると説明したが、これに限られない。例えば、電磁素子、エレクトレット、又は太陽電池等を利用して自己発電を行う装置であってもよい。
(異常検知装置について)
上記実施の形態では、異常検知装置20が、基準回数設定部26cを備えていると説明したが、これに限られず、例えば、異常検知装置20の記憶部27にあらかじめ基準回数が格納されている場合には、基準回数設定部26cを省略してもよい。また、上記実施の形態では、異常検知装置20が、バッファ27aを備えていると説明したが、これに限られず、例えば、バッファ27a以外の公知の記憶手段(一例として、データベース等)を備えてもよい。
また、上記実施の形態では、異常検知装置20が、発電装置10と無線通信可能に接続されていると説明したが、これに限られず、例えば、発電装置10と有線通信可能に接続されてもよい。
(異常検知処理について)
上記実施の形態では、SA3、SA4において転送データ及び送信番号情報を含む送信信号を作成して異常検知装置20に送信すると説明したが、これに限られない。例えば、異常を検知する対象となる発電装置10が複数存在する場合には、転送データ及び送信番号情報に加えて、各発電装置10を一意に識別する情報(以下、「識別情報」と称する)を含む送信信号を作成して異常検知装置20に送信してもよい。この場合には、異常検知装置20は、複数の発電装置10を管理するセンタ装置として機能し、識別情報に基づいて発電装置10毎の異常検知処理を行う。また、バッファ27aの構成については、送信番号情報又は第2送信回数情報を発電装置10毎に分けて格納できるように、発電装置10毎に対応する複数の領域R1〜Rnに区分される。これにより、異常検知装置20において、データの蓄積及び解析結果に基づいて、複数の発電装置10の状態を一括して解析することができるので、例えば、各発電装置10が設置されている場所の環境特性(一例として気温、湿度等)を考慮した交換予定タイミングを算出することが可能となる。
(判定処理について)
上記実施の形態では、SC1において、図4のSB2にて図4のSB4の所定時間内に受信された送信信号のうち最後に受信された送信信号に含まれる送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき第1送信回数として特定すると説明したが、これに限られない。例えば、図4のSB5の処理が行われる直前において、以下の処理を行ってもよい。すなわち、まず、バッファ27aの領域R1から領域Rnに格納されている送信番号情報を値の大きい順に並べ替え、当該並べ替えた送信番号情報を新たに設けたバッファ(バッファ27aと略同一のバッファ。以下、「第1の他のバッファ」と称する)の領域R1から領域Rnに順に格納する。次に、第1の他のバッファに格納されている送信番号情報の中から、中央値を特定する。例えば、第1の他のバッファに格納されている送信番号情報が奇数の場合には、第1の他のバッファの領域(Rn+1)/2に格納されている送信番号情報を、中央値として特定する。また、第1の他のバッファに格納されている送信番号情報が偶数の場合には、第1の他のバッファの領域(Rn−2)/2に格納されている送信番号情報と、第1の他のバッファの領域Rn/2に格納されている送信番号情報との平均値を、中央値として特定する。次いで、第1の他のバッファに格納された送信番号情報を、新たに設けられたバッファ(バッファ27aと略同一のバッファ。以下、「第2の他のバッファ」と称する)の領域R2から領域Rn+1に順に格納する。続いて、第2の他のバッファの領域R1に、上記特定した中央値を格納する。そして、SC1において、第2の他のバッファの領域R1に格納された値(つまり、上記特定した中央値)を判定対象とすべき第1送信回数として特定する。このような処理により、第1送信回数を確実に特定することができる。また、第2の他のバッファの領域のうち隣り合う領域の値の偏差値と上述した回帰式とに基づいて交換予定タイミングを算出することができる(特に、第2の他のバッファのサイズが大きいほど、交換予定タイミングを正確に算出することが可能となる)。あるいは、図4のSB2にて図4のSB4の所定時間内に受信された送信信号のうち最後に受信された送信信号以外の送信信号(一例として、SB4の所定時間内に受信された送信信号のうち、最初の受信時点と最後の受信時点との中間の時点で受信された送信信号等)に含まれる送信番号情報の送信番号を、第1送信回数として特定してもよい。あるいは、バッファ27aの領域R1から領域Rnに格納されている送信番号情報の平均値又は最大値を、第1送信回数として特定してもよい。
また、上記実施の形態では、SC3及びSC4が行われると説明したが、これに限られず、例えば、SC3及びSC4を省略してもよい。この場合には、異常検知装置20の算出部26bを省略してもよい。
また、上記実施の形態では、SC2にて発電装置10に異常があると判定された場合にのみ、SC2の判定結果を示す情報(異常検知情報)を出力すると説明したが、これに限られず、例えば、SC2にて発電装置10に異常がないと判定された場合にも、SC4においてSC2の判定結果を示す情報(一例として、発電装置10に異常がない旨を示す情報)を出力してもよい。
(付記)
付記1の異常検知装置は、自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知装置であり、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置であって、前記発電装置から送信された信号を受信する受信手段と、前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備えた。
付記2の異常検知装置は、付記1に記載の異常検知装置において、前記発電装置から過去に送信された前記信号の送信回数である第2送信回数であって前記信号の送信を開始してから前記所定時間が経過するまでの第2送信回数を示す第2送信回数情報を格納する第2送信回数情報格納手段を備え、前記判定手段は、前記基準回数と、前記第1送信回数と、前記第2送信回数情報格納手段に格納されている前記第2送信回数情報とに基づいて、前記異常の有無を判定する。
付記3の異常検知装置は、付記2に記載の異常検知装置において、前記基準回数と、前記第1送信回数と、前記第2送信回数情報とに基づいて、前記発電装置の交換予定タイミングを算出する算出手段を備え、前記出力手段は、前記算出手段にて算出された前記交換予定タイミングを示す情報を出力する。
付記4の異常検知装置は、付記2又は3に記載の異常検知装置において、前記第1送信回数又は前記第2送信回数情報に基づいて、前記基準回数を設定する基準回数設定手段を備えた。
付記5の異常検知装置は、付記1から4のいずれか一項に記載の異常検知装置において、前記信号は、前記第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、前記判定手段は、前記受信手段にて前記所定時間内に受信された前記信号のうち最後に受信された前記信号に含まれる前記送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき前記第1送信回数として特定する。
付記6の異常検知システムは、自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知システムであり、前記発電装置と、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置とを備えた異常検知システムであって、前記発電装置は、信号を送信する送信手段を備え、前記異常検知装置は、前記発電装置から送信された前記信号を受信する受信手段と、前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備える。
付記7の発電装置は、自己発電を行う発電装置であって、当該発電装置の異常を検知するための異常検知装置と通信可能に接続された発電装置であって、信号を送信する送信手段を備え、前記信号は、前記送信手段から送信された当該信号の送信回数である第1送信回数であって当該信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含む。
(付記の効果)
付記1に記載の異常検知装置、又は付記6に記載の異常検知システムによれば、発電装置から送信された信号の送信回数である第1送信回数であって信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、異常の有無を判定する判定手段と、判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段とを備えたので、特殊なセンサユニットを用いることなく発電装置の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。
付記2に記載の異常検知装置によれば、判定手段が、基準回数と、第1送信回数と、第2送信回数情報格納手段に格納されている第2送信回数情報とに基づいて、異常の有無を判定するので、第1送信回数及び基準回数のみに基づいて発電装置の異常の有無を判定する場合に比べて、例えば、外乱や異常検知装置の受信帯域の切り替え等の影響を受けることで、第1送信回数が実際の送信回数と異なる場合でも、発電装置の異常の有無を誤って判定することを回避できる。よって、異常検知装置の検知精度を一層維持することが可能となる。
付記3に記載の異常検知装置によれば、出力手段が、算出手段にて算出された交換予定タイミングを示す情報を出力するので、発電装置の交換予定タイミングを異常検知装置のユーザに対して提示でき、異常発生前に発電装置を交換することを注意喚起することが可能となる。
付記4に記載の異常検知装置によれば、第1送信回数又は第2送信回数情報に基づいて、基準回数を設定する基準回数設定手段を備えたので、実際に受信した送信信号の送信回数に基づいて基準回数を設定できるので、異常検知装置のユーザが発電装置から所定時間内に送信される送信信号の送信回数を知らない場合でも、基準回数を正確に設定することが可能となる。
付記5に記載の異常検知装置によれば、信号が、第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、判定手段が、受信手段にて所定時間内に受信された信号のうち最後に受信された信号に含まれる送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき第1送信回数として特定するので、外乱等によって所定時間内に発電装置から複数送信された信号の一部が受信できなかった場合でも(ただし、複数の信号のうち最後に送信された信号を受信できなかった場合を除く)、第1送信回数を正確に特定することができる。よって、発電装置の異常の有無を一層正確に判定することが可能となる。
付記7に記載の発電装置によれば、信号を送信する送信手段を備え、信号が、第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含むので、特殊なセンサユニットを用いることなく異常検知装置において発電装置の異常の有無を正確に検知できる。よって、従来技術(センサユニットを用いて発電装置の異常を検知する技術)に比べて、異常検知装置の検知精度を維持しながら、製造コストを低減することが可能になる。また、信号が送信番号情報を含まない場合に比べて、異常検知装置において第1送信回数を算出するための処理を省略できることから、異常検知装置の処理負荷を低減することが可能となる。
1 異常検知システム
10 発電装置
11 発電ユニット
12 蓄電部
13 送信部
14 制御部
15 記憶部
20 異常検知装置
21 受信部
22 タッチパッド
23 ディスプレイ
24 スピーカ
25 電源部
26 制御部
26a 判定部
26b 算出部
26c 基準回数設定部
27 記憶部
27a バッファ
R1〜R5、Rn 領域

Claims (6)

  1. 自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知装置であり、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置であって、
    前記発電装置から送信された信号を受信する受信手段と、
    前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記第1送信回数が前記基準回数を下回るか否かに基づいて、前記異常の有無を判定する、
    異常検知装置。
  2. 前記発電装置から過去に送信された前記信号の送信回数である第2送信回数であって前記信号の送信を開始してから前記所定時間が経過するまでの第2送信回数を示す第2送信回数情報を格納する第2送信回数情報格納手段を備え、
    前記判定手段は、
    前記第1送信回数、及び前記第2送信回数情報格納手段に格納されている前記第2送信回数情報の前記第2送信回数のうち、前記基準回数を下回る送信回数が所定数連続しているか否か、又は、前記第1送信回数、及び前記第2送信回数情報格納手段に格納されている前記第2送信回数情報の前記第2送信回数のうち、前記基準回数を下回る送信回数が所定数含まれている否かに基づいて、前記異常の有無を判定する、
    請求項1に記載の異常検知装置。
  3. 前記基準回数と、前記第1送信回数と、前記第2送信回数情報とに基づいて、前記発電装置の交換予定タイミングを算出する算出手段を備え、
    前記出力手段は、前記算出手段にて算出された前記交換予定タイミングを示す情報を出力する、
    請求項2に記載の異常検知装置。
  4. 前記第1送信回数又は前記第2送信回数情報に基づいて、前記基準回数を設定する基準回数設定手段を備えた、
    請求項2又は3に記載の異常検知装置。
  5. 前記信号は、前記第1送信回数を特定するための送信番号を示す送信番号情報を含み、
    前記判定手段は、前記受信手段にて前記所定時間内に受信された前記信号のうち最後に受信された前記信号に含まれる前記送信番号情報の送信番号を、判定対象とすべき前記第1送信回数として特定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の異常検知装置。
  6. 自己発電を行う発電装置の異常を検知するための異常検知システムであり、前記発電装置と、前記発電装置と通信可能に接続されている異常検知装置とを備えた異常検知システムであって、
    前記発電装置は、
    信号を送信する送信手段を備え、
    前記異常検知装置は、
    前記発電装置から送信された前記信号を受信する受信手段と、
    前記発電装置から送信された前記信号の送信回数である第1送信回数であって前記信号の送信を開始してから所定時間が経過するまでの第1送信回数と、基準回数とに基づいて、前記異常の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を示す情報を出力する出力手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記第1送信回数が前記基準回数を下回るか否かに基づいて、前記異常の有無を判定する、
    異常検知システム。
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