JP6897028B2 - 封入容器および包装物の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、封入容器および包装物の製造方法に関する。
従来から医療用薬液封入物の製造方法およびそれに使用される可撓性容器に関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1に記載された製造方法は、抽出口を備える可撓性容器であって、重ね合せた可撓性樹脂フィルムの周縁部分が相互に接着され、それらの可撓性フィルムの間に薬液収容室が形成されるものを用いている(同文献、請求項1等を参照)。
前記薬液収容室は、その内壁の一部を溶着して形成される隔離部分により第1室および第2室に区画されている。前記周縁部分は、上縁部分、下縁部分および2つの側縁部分からなる。薬液抽出口は、上縁部分および下縁部分に配置される。一方の側縁部分は、前記第1室および前記第2室においてそれぞれ突出した接着部分を有する。この従来の製造方法は、以下の各工程を特徴としている。
まず、前記薬液収容室および該薬液収容室に連通されかつ栓で密封された抽出口を有する可撓性容器を製造する。次に、前記第1室および前記第2室のそれぞれの前記突出した接着部分のみを同時に切除して薬液収容室と外部を連通する充填口を形成する。次に、前記第1室および前記第2室のそれぞれの充填口を介し、薬液収容室へ薬液を同時に充填する。そして、前記第1室および前記第2室のそれぞれの充填口の周りの所定の範囲の樹脂フィルムを同時に接着し薬液収容室を密閉状態とする。
特許第4768898号公報
前記従来の製造方法は、突出した接着部分を切除して充填口を形成し、この充填口を介して薬液収容室へ薬液を充填し、充填口の周りの所定の範囲の樹脂フィルムを同時に接着し薬液収容室を密閉している。そのため、幅の広い側縁部分の樹脂フィルムを挟んで溶着を行う必要があり、溶着が困難であるという課題がある。
そのため、前記充填口の形成時に前記突出した接着部分を残存させ、この突出した部分を溶着して薬液収容室を密閉することが考えられる。この突出した部分は、側縁部分よりも幅が狭く溶着が容易である反面、溶着の位置にばらつきが発生すると、製造される医療用薬液封入物等の包装物の管理上の問題が発生するおそれがある。
本開示は、前記課題に鑑みてなされたものであり、一部が溶着されて内容物が封入される封入容器において、内容物の封入後の管理上の問題を解決することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本開示に係る封入容器は、内容物を封入するための封入容器であって、前記内容物が導入される導入流路と、該導入流路に連通して前記内容物が収容される収容部とを備え、前記導入流路は、前記収容部を密封するための封止目標位置を表示する封止目標位置表示部を有する。
前記封入容器において、前記導入流路は、前記封止目標位置表示部の外側であって前記収容部と反対の先端側に前記導入流路を切断するための切断目標位置を表示する切断位置表示部を有してもよい。
前記封入容器において、前記収容部の一部が外側へ突出して前記導入流路が形成され、前記封止目標位置表示部よりも前記導入流路の前記収容部と反対の先端側に、前記内容物を前記導入流路に導入するための導入管が接続されていてもよい。
前記封入容器において、前記導入管の最低使用温度は、前記収容部の最低使用温度よりも高くすることができる。
前記封入容器において、前記封止目標位置表示部から前記導入流路の基端までの前記導入流路の重量は、前記内容物の目標重量の1%以下であることができる。
前記封入容器において、前記切断位置表示部から前記導入流路の基端までの前記導入流路の重量は、前記内容物の目標重量の1%以下であることができる。
本開示に係る包装物の製造方法は、前記封入容器に内容物を導入して密封した包装物の製造方法であって、前記導入流路を介して前記内容物を前記収容部に収容する収容工程と、前記封止目標位置表示部において前記導入流路を溶着して前記収容部を密封する密封工程と、前記導入流路を切断する切断工程と、を有する。
本開示によれば、収容部に内容物を導入する導入流路が封止目標位置表示部を有することで、導入流路を一定の位置で溶着して収容部を密封することができ、溶着を容易にすることができるだけでなく、内容物の封入後の管理上の問題を解決することができる。
本開示の実施形態1に係る封入容器の概略図。 本開示の実施形態1に係る包装物の製造方法に含まれる工程を示すフロー図。 図2に示す包装物の製造方法によって製造される包装物の一例を示す概略図。 本開示の実施形態2に係る封入容器の概略図。 本開示の実施形態2に係る製造方法の接続工程の説明図。 本開示の実施形態2に係る製造方法の接続工程の説明図。 本開示の実施形態2に係る製造方法の密封工程および切断工程の説明図。 本開示の実施形態2に係る製造方法によって得られる包装物の概略図。
以下、図面を参照して本開示に係る封入容器および包装物の製造方法の一実施形態を説明する。
[実施形態1]
以下では、まず、封入容器の一実施形態について説明し、次に、包装物の製造方法の一実施形態について説明する。
(封入容器)
図1は、本開示の実施形態1に係る封入容器1の概略図である。本実施形態に係る封入容器1は、その一部である導入流路2が溶着されることで密閉され、内容物Cが封入される容器である。封入容器1は、内容物が導入される導入流路2と、この導入流路2に連通して内容物Cが収容される収容部3とを備えている。詳細については後述するが、本実施形態の封入容器1において、導入流路2は、収容部3を密封するための封止目標位置を表示する封止目標位置表示部21を有している。
封入容器1の収容部3に収容される内容物Cとしては、特に限定はされないが、たとえば、無菌的な取り扱いを必要とする薬液、細胞懸濁液、細胞外液、輸液、または流動性を有する食品等を例示することができる。
収容部3および導入流路2の素材は、内容物Cを密封することができる素材であれば特に限定されないが、たとえば低温凍結保存が可能な低温耐久性に優れた素材であるポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニルコポリマー等の樹脂素材を使用することができる。また、収容部3および導入流路2は、前述の樹脂素材のフィルムを重ね合せて周縁部を接合した樹脂製のバッグであってもよい。収容部3および導入流路2の最低使用温度は、たとえば−196℃程度である。なお、最低使用温度とは、通常の使用において、破損等の問題を生じない下限温度である。すなわち、封入容器1は、凍結保存容器として使用することができる。
図1に示す例において、封入容器1は、収容部3の一部が外側へ突出して導入流路2が形成され、封止目標位置表示部21よりも導入流路2の収容部3と反対の先端側に、内容物Cを導入流路2に導入するための導入管4が接続されている。収容部3は、たとえば矩形の形状を有し、その周縁部31として、上縁部31a、下縁部31b、および一対の側縁部31cを有している。
導入流路2は、収容部3の周縁部31の上縁部31a、下縁部31b、および一対の側縁部31cのいずれか一辺から、当該一辺に垂直な方向に、収容部3の外側へ向けて突出するように設けられている。導入流路2の突出方向は、収容部3の周縁部31の各辺に垂直な方向に限定されず、各辺に所定の角度を有してもよい。導入流路2の突出方向に垂直な方向における導入流路2の幅は、周縁部31の各辺の長さよりも小さい。導入流路2の基端は収容部3に連通し、導入流路2の先端は導入管4に接続されている。
導入流路2の先端には、たとえば、導入管4を接続するためのポート5が設けられている。ポート5は、導入管4から導入流路2へ内容物Cを導入するための導入口として機能する。ポート5が、導入流路2の内部に導入される導管5aを有する場合には、導管5aの長さは、導入流路2の溶着を円滑に行う観点から、導管5aの収容部3側の端部が、封止目標位置表示部21に達しない長さにすることが好ましい。導入流路2は、前述のように、収容部3を密封するための封止目標位置を表示する封止目標位置表示部21を有している。
封止目標位置表示部21は、収容部3に内容物Cを充填した後に、溶着によって収容部3を密封するための封止部S(図3参照)を形成すべき位置である封止目標位置を表示することができるものであれば、特に限定されない。封止目標位置表示部21は、たとえば、導入流路2の外表面に凹凸または平坦面を形成したり、印刷等によって模様、線、文字、色またはこれらの組み合わせを表示したり、導入流路2の一部を着色、不透明化または透明化したりすることによって、その他の部分と区別できるように形成することができる。
封入容器1の収容部3に内容物Cを封入した包装物P(図3参照)を製造する場合には、内容物Cの重量の誤差を、内容物Cの重量の数%から1%程度の範囲に収めることが要求される場合がある。この場合、たとえば、溶着によって導入流路2に形成されて収容部3を封止する封止部Sの位置のばらつきが大きいと、封止部Sの位置に応じて導入流路2の切断位置に変動が生じる。そのため、封入容器1の重量の変動が大きくなり、内容物Cの重量の誤差が正確に測定できず、内容物Cの管理上の問題が発生するおそれがある。
封止目標位置表示部21は、たとえば、前記したような内容物Cの管理上の問題を解決することができる位置に形成することができる。具体的には、本実施形態に係る封入容器1において、封止目標位置表示部21から収容部3に接続された導入流路2の基端までの導入流路2の重量は、たとえば内容物Cの目標重量の1%以下である。すなわち、導入流路2の基端から、導入流路2の基端とは反対側の突出方向における先端側の封止目標位置表示部21の境界までの部分の重量が、収容部3に充填される内容物Cの重量の許容誤差よりも小さくなるように、導入流路2の幅、および封止目標位置表示部21の寸法を決定することができる。なお、封止目標位置表示部21を文字や印によって表示する場合には、導入流路2の先端側における印字や文字の末端を、導入流路2の先端側における封止目標位置表示部21の境界とすることができる。
導入流路2の基端側の封止目標位置表示部21の境界は、たとえば導入流路2の基端と一致させるか、または、封止目標位置表示部21の溶着時に収容部3の周縁部31との干渉を防止することができる程度の隙間を、導入流路2の基端との間に有することができる。なお、導入流路2の突出方向において、導入流路2の先端側の境界から基端側の境界までの封止目標位置表示部21の寸法は、導入流路2を溶着して封止することが可能な寸法と等しいか、またはそれよりも大きい寸法にすることができる。
導入管4は、一端が図示を省略する供給容器等の内容物Cの供給元に接続され、他端が導入流路2に接続され、内容物Cを供給元から導入流路2へ移送するための流路を形成する。導入管4は、たとえば導入流路2の先端のポート5を導入管4の端部に挿入することによって、導入流路2に接続される。導入管4の端部は、たとえば、結束バンド等の機械的結合部や、接着剤を用いた溶剤接着等による化学的接合部によって、導入流路2の先端のポート5に固定される。
導入管4の素材は、無菌溶着接合が可能な熱可塑性を有する樹脂素材であることが好ましいが、特に限定されない。導入管4の素材としては、たとえばポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、ポリオレフィン、C−フレックス(登録商標)等の樹脂素材を使用することができる。PVC製の導入管4の最低使用温度は、たとえば−25℃程度であり、EVA製の導入管4の最低使用温度は、たとえば−70℃程度である。すなわち、本開示の一実施形態に係る封入容器1において、導入管4の最低使用温度は、導入流路2を含む収容部3の最低使用温度よりも高い。
なお、導入管4の最低使用温度が収容部3の最低使用温度よりも高く、封入容器1を凍結保存容器として用いる場合には、安全性を向上させる観点から、収容部3に内容物Cを充填して密封したのち、封入容器1を凍結させる前に、導入管4を除去する必要がある。
(包装物の製造方法)
次に、前述の実施形態1に係る封入容器1を用いた包装物の製造方法の一実施形態について説明する。図2は、本開示の実施形態1に係る包装物の製造方法S100に含まれる工程を示すフロー図である。図3は、図2に示す包装物の製造方法S100によって製造される包装物Pの一例を示す概略図である。
本実施形態に係る包装物の製造方法S100は、前述の封入容器1に内容物Cを導入して密封した包装物Pの製造方法である。本実施形態の包装物の製造方法S100は、導入流路2を介して内容物Cを収容部3に収容する収容工程S2と、封止目標位置表示部21において導入流路2を溶着して収容部3を密封する密封工程S3と、導入流路2を切断する切断工程S4と、を有する。なお、収容工程S2の前に、収容部3の一部である導入流路2に導入管4を接続する接続工程S1を有してもよい。また、切断工程S4の後に得られた包装物Pを計量する計量工程S5を有してもよい。
(接続工程)
接続工程S1は、収容部3に導入管4を接続する工程である。本実施形態の包装物の製造方法S100では、接続工程S1において、収容部3の一部を突出させて形成した導入流路2の先端に、導入管4が接続される。導入管4は、たとえば導入流路2の先端に設けられたポート5に対して溶剤接着等の化学的方法や締結バンド等の機械的な方法によって接続することができる。
なお、本実施形態の製造方法では、前述のように、導入管4として、凍結保存を前提としない凍結耐性の低い素材を用い、収容部3および収容部に連通する導入流路2の素材として、凍結保存が可能な凍結耐性の高い素材を用いることができる。また、たとえば、収容部3、導入流路2、および導入管4を同一の素材または異なる素材によって一体成形する場合や、予め導入管4が収容部3に接続されている場合には、接続工程S1を省略することができる。
(収容工程)
収容工程S2は、導入流路2を介して内容物Cを収容部3に収容する工程である。本実施形態の包装物の製造方法S100では、収容工程S2において、導入流路2と、この導入流路2に接続された導入管4を介して、収容部3に内容物Cが導入される。収容部3に収容する内容物Cとしては、前述のように、たとえば、無菌的な取り扱いを必要とする薬液、細胞懸濁液、細胞外液、輸液、または流動性を有する食品等を例示することができる。
(密封工程)
密封工程S3は、封止目標位置表示部21において導入流路2を溶着して収容部3を密封する工程である。より具体的には、たとえば閉鎖系の無菌溶着接合で一般的に使用される卓上型の溶着機等を使用し、封止目標位置表示部21において導入流路2を挟持して、図3に示すように、熱溶着によって導入流路2を封止する封止部Sを形成する。密封工程S3において、封止部Sは、導入流路2の先端側の封止目標位置表示部21の境界から導入流路2の基端側の封止目標位置表示部21の境界までの間に形成する。換言すると、封止部Sは、封止目標位置表示部21に形成することができる。
(切断工程)
切断工程S4は、密封工程S3後に導入流路2を切断する工程である。切断工程S4における導入流路2の切断位置は、たとえば導入流路2の先端側の封止目標位置表示部21の境界とすることができる。また、導入流路2の切断位置は、封止部Sの封止性の低下を防止する観点から、封止部Sよりも導入流路2の先端側、すなわち収容部3に接続された導入流路2の基端と反対側の端縁であること、または、その端縁よりも導入流路2の先端側であることが好ましい。なお、導入流路2の切断位置は、封止部Sの封止性を確保することができる位置であれば、封止部S上であってもよい。以上により、図3に示す包装物Pが得られる。すなわち、本実施形態に係る包装物の製造方法S100では、前述の封入容器1の収容部3に内容物Cを導入して密封した包装物Pが得られる。
(計量工程)
計量工程S5は、切断工程S4で得られた包装物Pの重量を計量する工程である。計量工程S5では、計測された内容物Cの重量の誤差が、たとえば規定の重量の数%から1%程度の誤差範囲内の包装物Pを合格品と判定し、それ以上の誤差を有する包装物Pを不合格品と判定することができる。
以下、本実施形態に係る封入容器1および包装物の製造方法S100の作用について説明する。
本実施形態の封入容器1は、前述のように、一部が溶着されて内容物Cが封入される封入容器1である。封入容器1は、内容物Cが導入される導入流路2と、該導入流路2に連通して内容物Cが収容される収容部3とを備えている。そして、導入流路2は、収容部3を密封するため封止目標位置を表示する封止目標位置表示部21を有している。
このような構成により、密封工程S3において、導入流路2の封止目標位置を表示する封止目標位置表示部21で導入流路2を溶着し、収容部3を密封することができる。すなわち、導入流路2を一定の位置で溶着して収容部3を密封することができ、溶着を容易にすることができるだけでなく、内容物Cの封入後の管理上の問題を解決することができる。
より具体的には、たとえば、溶着によって導入流路2に形成されて収容部3を封止する封止部の位置を所定の範囲に収めることで、包装物Pにおける封入容器1の重量の変動を減少させることができる。これにより、包装物Pの重量から封入容器1の収容部3および導入流路2の残部の重量を差し引いて、内容物Cの重量の誤差を正確に測定することができ、内容物Cの重量の管理上の問題を解決することができる。なお、封入容器1の収容部3および導入流路2の残部の重量は、たとえば、導入流路2を切断する前の封入容器1の重量から切断した導入流路2の一部の重量を差し引くことで測定することができる。
また、本実施形態の封入容器1は、前述のように、収容部3の一部が外側へ突出して導入流路2が形成され、この導入流路2の封止目標位置表示部21よりも先端側に、内容物Cを導入流路2に導入するための導入管4が接続されている。そのため、導入流路2の封止目標位置表示部21において収容部3を密封し、その後、導入管4、および、導入流路2と導入管4との接合部を切除することができる。これにより、たとえば凍結耐性の低い導入管4と凍結耐性の高い収容部3に連通する導入流路2とを溶剤接着によって接合し、収容部3に内容物Cを収容して密封後に凍結保存するような場合でも、残留溶剤の懸念や導入管4およびその接続部の耐久性に関する懸念を払拭することができる。また、導入管4と収容部3とを結束バンド等の機械的連結手段によって連結する場合でも、溶剤接着よりも接合強度が弱く信頼性の低下が懸念される機械的連結手段を除去して、そのような懸念を払拭することができる。
すなわち、導入管4の最低使用温度を、収容部3の最低使用温度よりも高くしても、内容物Cを封入したあとの包装物Pにおいて、導入管4およびその接続部を除去し、導入管4の最低使用温度の懸念や、導入管4の接続部の耐久性の懸念等を払拭することができる。また、導入管4の最低使用温度が、収容部3の最低使用温度よりも高いことで、比較的安価な導入管4を用いることができ、封入容器1のコストを低減することができる。また、導入流路2が収容部3の周縁部31から収容部3の外側へ向けて突出するように設けられていることで、導入流路2の封止操作の際に収容部3が物理的な妨げになりにくく、導入流路2を封止しやすくなっている。
また、導入流路2が収容部3の周縁部31から収容部3の外側へ向けて突出することで、導入流路2の幅が、周縁部31の上縁部31a、下縁部31b、および一対の側縁部31cのいずれよりも幅が狭くなっている。これにより、導入流路2に内容物Cが残存するのを抑制することができ、内容物Cを収容部3に充填しやすくすることができる。より詳細には、導入流路2の幅が小さく、導入流路2の容積を十分少なくしておくことで、内容物Cが導入流路2に残ったとしてもその量が僅かになる。
また、導入流路2に残存した内容物Cを収容部3に空気等の気体の作用で送出する操作をする場合に、導入流路2の幅が、周縁部31の上縁部31a、下縁部31b、および一対の側縁部31cのいずれの幅よりも小さいことで、導入流路2に残存した内容物Cを気体によってより確実に収容部3に送出することができる。このような気体による導入流路2から収容部3への内容物Cの送出操作をより円滑に行うために、たとえば、導入流路2の幅が一定であること、導入流路2が円筒状であること、導入流路2の幅が導入管4の径と等しいかまたは同程度であることが望ましい。
また、本実施形態の封入容器1において、内容物Cの重量の誤差を、内容物Cの重量の数%から1%程度の範囲に収めることが要求される場合がある。このような場合に、封止目標位置表示部21から導入流路2の基端までの導入流路2の重量を、内容物Cの目標重量の1%以下にすることで、一部が溶着されて内容物Cが封入される封入容器1において、内容物Cの封入後の管理上の問題を解決することができる。
具体的には、たとえば、導入流路2の封止目標位置表示部21において溶着により収容部3を密閉し、その後、前述のように、導入流路2の先端側における封止目標位置表示部21の境界または封止部Sを基準とした切断位置で導入流路2を切断する。これにより、封止部Sが形成された封止目標位置表示部21から導入流路2の基端までの導入流路2の重量、すなわち、収容部3への内容物Cの封入後に収容部3に残存する導入流路2の重量を、内容物Cの目標重量の1%以下にすることができる。したがって、封入容器1の重量の変動を減少させ、内容物Cの重量の誤差を正確に測定し、内容物Cの管理上の問題を解決することができる。なお、収容部3に残存する導入流路2の重量は、たとえば、前述のように、導入流路2を切断する前の封入容器1の重量から、切断した導入流路2の一部の重量と、収容部3の設計上の重量を差し引くことで測定することができる。
また、本実施形態の製造方法S100は、前述の本実施形態の封入容器1に内容物Cを導入して密封した包装物Pの製造方法である。そして、本実施形態の包装物の製造方法S100は、前述のように、導入流路2を介して内容物Cを収容部3に収容する収容工程S2と、封止目標位置表示部21において導入流路2を溶着して前記収容部3を密封する密封工程S3と、導入流路2を切断する切断工程S4と、を有する。上記各工程を有する本実施形態の包装物の製造方法S100によれば、前述のように、一部が溶着されて内容物Cが封入される封入容器1において、内容物Cの封入後の管理上の問題を解決することができる。
以上説明したように、本実施形態の封入容器1および包装物の製造方法S100によれば、前述のように、一部が溶着されて内容物Cが封入される封入容器1において、溶着による封止を容易にするとともに、内容物Cの封入後の管理上の問題を解決することができる。
[実施形態2]
次に、図2を援用し、図4および図5Aから図5Dを用いて本開示に係る封入容器および包装物の製造方法の別の実施形態を説明する。
(封入容器)
図4は、本開示の実施形態2に係る封入容器1Aの概略図である。本実施形態に係る封入容器1Aは、その一部である導入流路2Aが溶着されて内容物Cが封入される容器である。封入容器1Aは、内容物Cを導入するための導入流路2Aが、収容部3に接続された導入管4によって構成されている点で、実施形態1に係る封入容器1と異なっている。封入容器1Aのその他の点は、前述の実施形態1に係る封入容器1と同様であるので、同様の部分に同一の符号を付して説明を省略する。
封入容器1Aにおいて、導入管4によって構成された導入流路2Aは、一端である基端が収容部3の周縁部31の上縁部31a、下縁部31b、および一対の側縁部31cのいずれか一辺に接続されている。導入流路2Aは、収容部3に連通し、他端である先端が閉鎖され、収容部3および導入流路2Aの内側の空間が外側の空間から隔離されている。導入流路2Aを構成する導入管4の素材としては、前述のように、無菌溶着接合が可能な熱可塑性を有する樹脂素材を用いることができる。
導入流路2Aの基端は、収容部3の周縁部31の開口部32に、たとえば無菌コネクター、無菌溶着接合部、機械的結合部、または化学的接合部等を介して接続することができる。また、たとえば導入流路2Aと収容部3を一体成形することによって、導入流路2Aを収容部3の一部として収容部3と一体的に形成してもよい。導入流路2Aの先端は、たとえば無菌コネクター等の無菌接続部を有してもよい。
導入流路2Aは、収容部3を密封するため封止目標位置を表示する封止目標位置表示部21Aを有している。また、導入流路2Aは、封止目標位置表示部21Aの外側すなわち導入流路2Aの収容部3と反対の先端側に、導入流路2Aを切断するための切断目標位置を表示する切断位置表示部21Bを有している。封止目標位置表示部21Aおよび切断位置表示部21Bは、たとえば図4に示すように、導入流路2Aの外表面に形成された3本の境界線22a,22b,22cによって表示することができる。
すなわち、導入流路2Aの先端側の第1の境界線22aと、それよりも導入流路2Aの基端側の第2の境界線22bとの間の部分が、切断位置表示部21Bである。また、第2の境界線22bと、それよりも導入流路2Aの基端側の第3の境界線22cとの間の部分が、封止目標位置表示部21Aである。導入流路2Aの外表面に境界線22a,22b,22cを形成する方法は特に限定されないが、たとえば前述の実施形態1で説明した封入容器1の封止目標位置表示部21と同様に形成することができる。
本実施形態の封入容器1Aでは、切断位置表示部21Bから導入流路2Aの基端までの導入流路2Aの重量を、収容部3に収容される内容物Cの目標重量の1%以下にすることができる。より具体的には、導入流路2Aの基端から、導入流路2Aの先端側の切断位置表示部21Bの境界を明示する第1の境界線22aまでの部分の重量を、内容物Cの目標重量の1%以下にすることができる。さらに詳細には、導入流路2Aの基端から、第1の境界線22aの導入流路2Aの先端側の境界までの部分の重量を、内容物Cの目標重量の1%以下にすることができる。なお、導入流路2Aの基端から、導入流路2Aの先端側の切断位置表示部21Bの境界を明示する第1の境界線22aまでの部分の重量は、たとえば、当該部分の長さと、導入流路2Aの肉厚と、導入流路2Aを構成する材料の密度との積によって求めることができる。
次に、本実施形態に係る包装物の製造方法について説明する。
(包装物の製造方法)
本実施形態に係る包装物の製造方法は、図2に示す前述の実施形態1に係る包装物の製造方法S100と同様に、導入流路2Aを介して内容物Cを収容部3に収容する収容工程S2と、封止目標位置表示部21Aにおいて導入流路2Aを溶着して収容部3を密封する密封工程S3と、導入流路2Aを切断する切断工程S4と、を有する。なお、収容工程S2の前に、導入流路2Aに対して内容物Cを供給する供給管6(図5A参照)を接続する接続工程S1を有してもよい。また、切断工程S4の後に得られた包装物PA(図5D参照)を計量する計量工程S5を有してもよい。
(接続工程)
図5Aおよび図5Bは、接続工程S1を説明する説明図である。接続工程S1は、導入流路2Aに供給管6を接続する工程である。接続工程S1では、まず、たとえば収容部3に収容する内容物Cが収容された図示を省略する供給容器等に接続された供給管6の末端と、封入容器1Aの導入流路2Aの切断位置表示部21Bとを切断する。具体的には、図5Aに一点鎖線で示すように、切断位置表示部21Bを画定する第1の境界線22aと第2の境界線22bとの間で導入流路2Aを切断するとともに、供給管6の末端で供給管6を切断する。
次に、図5Bに破線で示すように、切断した導入流路2Aの先端と供給管6の末端とを、たとえば無菌溶着接合によって接合して無菌溶着接合部7を形成する。これにより、供給管6に接続された内容物Cの供給源から、供給管6および導入流路2Aを介して収容部3へ内容物Cを供給可能な状態になる。
(収容工程)
収容工程S2では、前述の実施形態1に係る包装物の製造方法S100と同様に、導入流路2Aを介して供給された内容物Cが収容部3に収容される。
(密封工程)
図5Cは、密封工程S3および切断工程S4を説明する説明図である。密封工程S3では、前述の実施形態1に係る包装物の製造方法S100と同様に、封止目標位置表示部21Aにおいて導入流路2Aを溶着して収容部3を密封する。より具体的には、封止目標位置表示部21Aを画定する第2の境界線22bと第3の境界線22cとの間で熱溶着によって導入流路2Aを封止する封止部Sを形成する。
(切断工程)
図5Dは、切断工程S4によって得られる包装物PAの概略図である。切断工程S4では、前述の実施形態1に係る包装物の製造方法S100と同様に、密封工程S3後に導入流路2Aを切断する。切断工程S4における導入流路2Aの切断位置は、図5Cに一点鎖線で示すように、封止目標位置表示部21Aを画定する第2の境界線22bと第3の境界線22cのうち、導入流路2Aの先端側の第2の境界線22b上とすることができる。
(計量工程)
計量工程S5では、前述の実施形態1に係る包装物の製造方法S100と同様に、切断工程S4で得られた包装物PAの重量を計量し、計測された内容物Cの重量の誤差が、たとえば規定の重量の数%から1%程度の誤差範囲内の包装物PAを合格品と判定することができる。
以下、本実施形態に係る封入容器1Aおよび包装物の製造方法の作用について説明する。
本実施形態の封入容器1Aは、導入流路2Aに封止目標位置表示部21Aと切断位置表示部21Bとを有している。そのため、導入流路2Aに供給管6を接続する接続工程S1において、封止目標位置表示部21Aに影響を与えることなく、導入流路2Aを適切な位置で切断して供給管6に接続することが可能になる。また、切断位置表示部21Bから導入流路2Aの基端までの導入流路2Aの重量を、内容物Cの目標重量の1%以下とすることで、導入流路2Aの重量による測定誤差を減少させ、内容物Cの重量をより正確に測定することが可能になる。
したがって、本実施形態の封入容器1Aおよび包装物の製造方法によれば、前述の第1実施形態の封入容器1および包装物の製造方法S100と同様に、一部が溶着されて内容物Cが封入される封入容器1Aにおいて、溶着による封止を容易にするとともに、内容物Cの封入後の管理上の問題を解決することができる。
以上、図面を用いて本開示の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本開示に含まれるものである。
たとえば、前述の実施形態2では、3本の境界線によって封止目標位置表示部と切断位置表示部とが画定される例について説明したが、2本の境界線によって封止目標位置表示部のみを画定してもよい。また、前述の実施形態1および2では、切断位置表示部の境界または切断位置表示部において導入流路を切断する例について説明したが、導入流路の切断位置は、封止目標位置表示部に形成された封止部上であってもよい。また、導入流路の上端、すなわちポートと導入流路との境界や、導入流路の下端、すなわち導入流路と収容部との境界を封止目標位置表示部として活用することも可能である。また、封止目標位置表示部として、封入容器に貼付可能なシールや封入容器に固定可能な結束バンドなどを使用してもよい。
1 封入容器
1A 封入容器
2 導入流路
2A 導入流路
21 封止目標位置表示部
21A 封止目標位置表示部
21B 切断位置表示部
3 収容部
4 導入管
C 内容物
P 包装物
PA 包装物
S2 収容工程
S3 密封工程
S4 切断工程
S100 包装物の製造方法

Claims (5)

  1. 所定の目標重量の内容物を封入するための封入容器であって、
    前記内容物が導入される導入流路と、該導入流路に連通して前記内容物が収容される収容部とを備え、
    前記導入流路は、前記収容部の一部が外側へ突出して形成され、前記収容部を密封するための封止目標位置を表示する封止目標位置表示部と、前記封止目標位置表示部の外側であって前記収容部と反対の先端側に前記導入流路を切断して前記内容物を供給する供給管を接続するための切断目標位置を表示する切断位置表示部と、を有し、
    前記封止目標位置表示部は、前記導入流路の基端よりも前記導入流路の先端側の位置であって、前記導入流路の先端側における前記封止目標位置表示部の境界から前記導入流路の基端までの前記導入流路の重量が、前記目標重量の1%以下となる位置に前記導入流路を横断するように形成され、
    前記境界が前記内容物の封入後の前記導入流路の切断位置とされていることを特徴とする封入容器。
  2. 前記封止目標位置表示部よりも前記導入流路の前記収容部と反対の先端側に、前記内容物を前記導入流路に導入するための導入管が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の封入容器。
  3. 前記導入管の最低使用温度は、前記収容部の最低使用温度よりも高いことを特徴とする請求項に記載の封入容器。
  4. 前記切断位置表示部から前記導入流路の基端までの前記導入流路の重量は、前記内容物の前記目標重量の1%以下であることを特徴とする請求項に記載の封入容器。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の封入容器に前記内容物を導入して密封した包装物の製造方法であって、
    前記切断位置表示部において切断した前記導入流路の先端と前記供給管の末端とを接合し、前記導入流路を介して前記内容物を前記収容部に収容する収容工程と、
    前記封止目標位置表示部において前記導入流路を溶着して前記収容部を密封する密封工程と、
    前記導入流路の先端側に位置する前記封止目標位置表示部の境界線上で前記導入流路を切断する切断工程と、を有することを特徴とする包装物の製造方法。
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