JP6896030B2 - 車載カメラ装置 - Google Patents

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Description

本願は、車載カメラ装置に関するものである。
近年、車載安全装置の一つとして、物体形状の認識センサである車載カメラ装置を用いた技術が進んでいる。特に、複数のカメラを車両に搭載することで、車両周囲の死角をなくし、複数のカメラの画像データを、処理装置で画像認識することで、より安全に車両を運行することが可能になっている。
小型のカメラモジュールは、車両前後のグリルガード、ドアミラー等に取り付けられる。死角を補うために、カメラモジュールのレンズ画角、車両への取り付け角度等が、車両毎に最適化される。
一方、近年のカメラの高解像度化、デジタル化が進む中、カメラから画像処理装置への画像データの伝送クロックが高くなっている。また、画像データを伝送する通信線は、GPSアンテナ、テレビアンテナ、ラジオアンテナ等の付近を引き回されることもある。よって、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の観点で、画像データの伝送による輻射ノイズが、通信装置に悪影響を及ぼすことがある。
このような課題に対して、特許文献1の技術では、2台のカメラの画像データの伝送の位相をずらすことで、伝送エネルギーのピークを分散させ、不要輻射ノイズを下げるように構成されている。
国際公開第2012/121108号
しかしながら、特許文献1の技術では、ステレオカメラ装置であり、ステレオカメラと画像処理装置とがユニット化されているため、2台のカメラ間で、データ伝送の位相をずらすことが容易であると考えられる。しかし、カメラと画像処理装置とが別体構成であり通信線が長い場合、及びカメラの台数が多い場合は、複数のカメラの間で、データ伝送の位相を精度良くずらすことが容易でなく、位相ずれの精度を向上させるためには、専用の同期機構が必要になりコストが高くなる。また、精度不足により、位相をずらすことができなかった場合を考慮すると、不要輻射ノイズを低減するために、ノイズ対策部品(シールド強化コネクタ、電波吸収材、シールド板)を設ける必要があり、コストが高くなる。また、位相をずらしても、伝送クロックは同じであるため、高調波の輻射ノイズの増加を十分に抑制できない懸念もある。
そこで、複数のカメラから画像処理装置に画像データを伝送することにより、複数のカメラの合計の輻射ノイズが増大することを抑制できる車載カメラ装置が望まれる。
本願に係る車載カメラ装置は、
撮像した画像データを伝送する複数のカメラと、
前記複数のカメラから伝送された画像データを処理する画像処理装置と、を備え、
前記複数のカメラのそれぞれは、前記画像データの伝送クロックの周波数を変更可能であり、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数は、前記複数のカメラの間で異なっている。
本願に係る車載カメラ装置によれば、複数のカメラの間で、伝送クロックを異ならせることで、複数のカメラの間で、輻射ノイズのピーク周波数をずらすことができ、合計の輻射ノイズのピークが増大することを抑制できる。
実施の形態1に係る車載カメラ装置の概略構成図である。 実施の形態1に係る伝送クロックのテーブルデータを説明する図である。 比較例に係るデータ伝送を説明するための図である。 実施の形態1に係るデータ伝送を説明するための図である。 実施の形態1に係るカメラのハードウェア構成図を説明するための図である。 実施の形態1に係る画像処理装置のハードウェア構成図を説明するための図である。 実施の形態3に係る車載カメラ装置の概略構成図である。 実施の形態3に係る通信周波数に応じた伝送クロックの変化を説明するための図である。 実施の形態4に係る車載カメラ装置の概略構成図である。
1.実施の形態1
実施の形態1に係る車載カメラ装置について図面を参照して説明する。図1は、車両に搭載された車載カメラ装置の概略構成図である。車載カメラ装置は、撮像した画像データを伝送する複数のカメラ11、12、・・・と、複数のカメラから伝送された画像データを処理する画像処理装置30と、を備えている。
<カメラ>
複数のカメラ11、12、・・・は、車両の周囲を撮像するように配置されている。カメラは、車内を撮像するように配置されてもよい。本実施の形態では、第1カメラ11、第2カメラ12、第3カメラ13、及び第4カメラ14が設けられている。各カメラは、各カメラ専用の画像用の通信線16を介して画像処理装置30に接続されており、各カメラの画像データは、各カメラの画像用の通信線16を介して画像処理装置30に伝送される。また、後述するように、各カメラには、画像処理装置30から制御用の通信線17を介して、露出、シャッタースピード等の撮像パラメータが伝達され、各カメラは、伝達された撮像パラメータに従って撮像する。
一般的に、カメラの撮像素子には、光エネルギーを電気信号に変換する受光素子(フォトダイオード)が縦横に格子状に配置されており、1つの受光素子の信号が、1つの有効画素(有効ピクセル)のデータになる。よって、1フレームの画像データは、受光素子の数に応じた有効ピクセル数の有効ピクセルデータを含む。また、1フレームの画像データは、画像伝送のための同期、及びフレームレートの調整等に用いられる「ブランキング」と呼ばれる無効ピクセル数の無効ピクセルデータを含む。
例えば、1フレームの横方向の有効ピクセル数が1280であり、縦方向の有効ピクセル数が960であり、1フレームの有効ピクセル数が、1280×960であり、単位時間(1秒)当たりの伝送フレーム数であるフレームレートが、30fpsである場合を説明する。例えば、1ピクセルは、12bitのデータである。
この場合に、図2の第1設定パターンから第5設定パターンに示すように、横方向の無効ピクセル数及び縦方向の無効ピクセル数を変化させることで、有効ピクセル数及び無効ピクセル数を合計した1フレームの総ピクセル数が変化する。そして、それらの総ピクセル数を、同じ30fpsのフレームレートで伝送するので、単位時間(1秒)当たりの伝送ピクセル数であるピクセルクロックが、無効ピクセル数に応じて変化する。
例えば、第1設定パターンの場合は、総ピクセル数は、(1280+300)×(960+300)になり、ピクセルクロックは、(1280+300)×(960+300)×30=59.724MHzになる。第5設定パターンの場合は、総ピクセル数は、(1280+450)×(960+450)になり、ピクセルクロックは、(1280+450)×(960+450)×30=73.179MHzになる。
図2の例では、フレームレート及び1フレームの有効ピクセル数が同じ状態で、1フレームの無効ピクセル数を変化させることで、ピクセルクロックを、約59MHzから約73MHzの間で変化させることができる。
各カメラから画像処理装置30への画像データの伝送クロックは、ピクセルクロックに応じたクロックになる。本実施の形態では、伝送クロックは、ピクセルクロックに等しい。よって、各カメラは、伝送ビット数(本例では、12bit)のデータ(ピクセルデータ)を、伝送クロック(本例では、ピクセルクロック)で、画像処理装置30に伝送する。
或いは、伝送クロックは、ピクセルクロックよりも多少大きくなる場合もある。また、画像データを別のプロトコルを用いて伝送する場合は、伝送クロックは、ピクセルクロックよりも大きくなる。いずれにしても、伝送クロックは、ピクセルクロックに応じて変化する。
画像用の通信線16から伝送クロックに応じた輻射ノイズが発生する。本実施の形態では、伝送クロックの10倍の高調波成分に着目する。
<比較例>
図3に、第1カメラ11から第4カメラ14が、同じ伝送クロック(本例では、図2の第1設定パターン)で画像データを伝送する比較例を示している。図3には、各カメラの通信線16から輻射された輻射ノイズの周波数特性と、複数のカメラの通信線16から輻射された合計の輻射ノイズの周波数特性とを示している。図3に示す例では、伝送クロックの10倍の周波数に、輻射ノイズのピークが生じている。各カメラの輻射ノイズのピークは、単体では、EMIの規格値19以下になっている。しかし、同じ伝送クロックであるため、各カメラの輻射ノイズのピークが同じ周波数になり、エネルギーの重ね合わせにより、合計の輻射ノイズのピークが増大し、規格値19を超えている。
<異なる伝送クロックの設定>
そこで、本実施の形態では、複数のカメラのそれぞれは、画像データの伝送クロックを変更可能であり、複数のカメラのそれぞれの伝送クロックは、複数のカメラの間で異なっている。
この構成によれば、複数のカメラの間で、輻射ノイズのピーク周波数をずらすことができ、合計の輻射ノイズのピークが増大することを抑制し、EMIの規格値を超えないようにできる。
図4に本実施の形態に係る例をしめす。第1カメラ11の伝送クロック(ピクセルクロック)は、図2の第1設定パターンに設定され、第2カメラ12の伝送クロック(ピクセルクロック)は、図2の第2設定パターンに設定され、第3カメラ13の伝送クロック(ピクセルクロック)は、図2の第3設定パターンに設定され、第4カメラ14の伝送クロック(ピクセルクロック)は、図2の第4設定パターンに設定されている。そのため、各カメラの輻射ノイズのピーク周波数(伝送クロックの10倍の周波数)が、相互にずれており、合計の輻射ノイズのピークが増大することを抑制できており、EMIの規格値19を超えないようにできている。
例えば、少なくとも、各カメラの伝送クロックの±1%の範囲内に、他のカメラの伝送クロックが存在しないように設定される。本実施の形態では、各カメラの伝送クロックは、複数のカメラの間で完全に異なっている。
本実施の形態では、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数が変化されずに、1フレームに含まれる無効ピクセル数が変化されることで、ピクセルクロックが変化されている。
また、図2の第1設定パターンから第4設定パターンのように、複数のカメラの間で、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数が同じであり、複数のカメラの間で、1フレームに含まれる無効ピクセル数を異ならせることで、ピクセルクロック(伝送クロック)が異なっている。
車両の後方を撮像するリアカメラは、イグニッションスイッチのオン後に、素早く画像を表示する必要があるため、リアカメラの伝送クロックは、画像データの送受信に有利な伝送クロックに設定されてもよい。
<伝送クロックの設定方法>
本実施の形態では、複数のカメラのそれぞれの記憶装置5(例えば、EEPROM等のフラッシュメモリ)に(図5参照)、伝送クロックの設定値が記憶されており、複数のカメラのそれぞれの伝送クロックの設定値は、複数のカメラの間で異なっている。
この構成によれば、各カメラの記憶装置5に、複数のカメラの間で異なる伝送クロックの設定値を記憶させるだけで、複数のカメラの間で伝送クロックを異ならせることができる。
本実施の形態では、各カメラの記憶装置5に、フレームレート、及び1フレームの縦横の有効ピクセル数(解像度)、及び1フレームの無効ピクセル数等の、伝送クロック(ピクセルクロック)を規定する各パラメータの設定値が記憶される。また、各カメラの記憶装置5に、図2のような、各パラメータの設定値の複数の設定パターンのテーブルデータが予め記憶されており、いずれの設定パターンを選択するかの選択値が記憶されてもよい。
各カメラの記憶装置5への伝送クロックの設定値の記憶は、カメラを車両に取り付ける際に行われる。或いは、記憶装置5に記憶された伝送クロックの設定値が異なるカメラを予め用意し、車両に取り付けてもよい。
なお、図5に示すように、各カメラは、受光素子3、及びレンズ等の光学系4等に加えて、後述する画像処理装置30と同様の、CPU等の演算処理装置6、記憶装置5、及び入出力回路7からなる制御装置を備えており、制御装置により撮像、画像データの伝送、及び画像処理装置30との通信が行われる。記憶装置5に記憶された伝送クロックの設定値は、演算処理装置6により読み取られ、画像データの伝送に反映される。
<画像処理装置30>
画像処理装置30は、画像処理部31、認識処理部32、及びカメラ制御部33等を備えている。画像処理装置30の各機能部31から33等は、画像処理装置30が備えた処理回路により実現される。具体的には、画像処理装置30は、図6に示すように、処理回路として、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置90(コンピュータ)、演算処理装置90とデータのやり取りをする記憶装置91、演算処理装置90と外部装置との間で信号の入力及び出力を行う入出力回路92等を備えている。
演算処理装置90として、DSP(Digital Signal Processor)、ニューロチップ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、IC(Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、各種の論理回路、及び各種の信号処理回路等が備えられてもよい。また、演算処理装置90として、同じ種類のもの又は異なる種類のものが複数備えられ、各処理が分担して実行されてもよい。記憶装置91として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が備えられている。入出力回路92は、通信回路、A/D変換器、駆動回路等を有する。外部装置として、複数のカメラ、画像表示装置20、及び車両制御装置21等が備えられている。
そして、画像処理装置30が備える各機能部31から33等の各機能は、演算処理装置90が、ROM等の記憶装置91に記憶されたソフトウェア(プログラム)を実行し、記憶装置91、入出力回路92、及び外部装置等の他のハードウェアと協働することにより実現される。なお、各機能部31から33等が用いる設定データは、ソフトウェア(プログラム)の一部として、ROM等の記憶装置91に記憶されている。
画像処理部31は、各カメラから伝送された画像データに対して、歪み補正、色調整など、画像表示装置20に表示するために最適化する画像調整を行う。画像処理部31により画像調整された画像データは、画像表示装置20に伝送され、画像表示装置20は、伝送された画像データを表示する。
また、画像処理部31は、認識処理部32の処理に必要な画像変換を行い、変換後の画像データを認識処理部32に伝達する。認識処理部32は、画像データから車両の周囲に存在する障害物、標識等を認識する公知の画像処理を行い、画像処理後のデータを、CAN通信等を介して、車両制御装置21に伝達する。
カメラ制御部33は、画像データに基づいて判定した、車両周囲の明るさ、色温度等に基づいて、露出、シャッタースピード等の撮像パラメータを決定し、各カメラに制御用の通信線17を介して伝達する。
2.実施の形態2
次に、実施の形態2に係る車載カメラ装置について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る車載カメラ装置の基本的な構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態1では、各カメラの記憶装置5に、伝送クロックの設定値が記憶されていた。しかし、本実施の形態では、各カメラの記憶装置5には、伝送クロックの設定値が記憶されていない。画像処理装置30が、各カメラに対して、伝送クロックの指令値を伝達する。そして、各カメラは、伝達された伝送クロックの指令値で、画像データを画像処理装置30に伝送する。画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値を、複数のカメラの間で異ならせる。
この構成によれば、各カメラの設定をマニュアルで変更する必要が無くなり、車両へのカメラの取り付け時の作業工数を削減することができると共に、伝送クロック設定の確実性を高めることができる。
本実施の形態では、カメラ制御部33が、撮像パラメータと同様に、各カメラの伝送クロックの指令値を、各カメラに制御用の通信線17を介して伝達する。
例えば、カメラ制御部33は、第1カメラ11に、図2の第1設定パターンの指令値を伝達し、第2カメラ12に、図2の第2設定パターンの指令値を伝達し、第3カメラ13に、図2の第3設定パターンの指令値を伝達し、第4カメラ14に、図2の第4設定パターンの指令値を伝達する。
実施の形態1と同様に、カメラ制御部33は、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数を変化させずに、1フレームに含まれる無効ピクセル数を変化させることで、ピクセルクロックを変化させている。また、図2の第1設定パターンから第4設定パターンのように、カメラ制御部33は、複数のカメラの間で、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数を同じに設定し、複数のカメラの間で、1フレームに含まれる無効ピクセル数を異ならせることで、ピクセルクロック(伝送クロック)を異ならせている。
本実施の形態では、カメラ制御部33は、各カメラに、フレームレート、及び1フレームの縦横の有効ピクセル数(解像度)、及び1フレームの無効ピクセル数等の、伝送クロック(ピクセルクロック)を規定する各パラメータの指令値を伝達する。或いは、画像処理装置30のROM等の記憶装置91に、図2のような、各パラメータの設定値の複数の設定パターンのテーブルデータが予め記憶されており、カメラ制御部33は、各カメラに対して異なる設定パターンを選択し、選択した設定パターンのパラメータをテーブルデータから読み出して、各カメラに伝達してもよい。
3.実施の形態3
次に、実施の形態3に係る車載カメラ装置について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る車載カメラ装置の基本的な構成は実施の形態1と同様である。図7は、本実施の形態に係る車載カメラ装置の概略構成図である。
本実施の形態では、実施の形態1と異なり、各カメラの記憶装置5には、伝送クロックの設定値が記憶されておらず、実施の形態2と同様に、画像処理装置30(カメラ制御部33)が、各カメラに対して、伝送クロックの指令値を伝達する。本実施の形態でも、実施の形態2と同様に、画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値を、複数のカメラの間で異ならせる。
本実施の形態では、画像処理装置30は、CAN通信等を介して、通信周波数が変化する通信機器24から通信周波数の情報を取得する。通信機器24は、自車両に搭載されている。
通信機器24は、テレビ、ラジオ、及びV2X機器の1つ以上である。テレビ及びラジオは、受信チャンネルに応じて、受信周波数が変化する。画像処理装置30は、テレビ、ラジオから、受信周波数の情報を受け取る。V2Xは、車車間通信及び路車間通信であり、自車両と他車両との通信、及び自車両と他の通信装置との通信である。V2X機器は、通信相手によって、通信周波数が変化する。画像処理装置30は、V2X機器から通信周波数の情報を受け取る。
上記のような通信機器24では、通信周波数が動的に変化するため、通信周波数が、伝送クロックの高調波周波数と近くなる場合がある。例えば、図8の例に示すように、テレビの受信チャンネルが、51チャンネルに設定され、受信周波数が、701MHzに設定されると、伝送クロックが70.1MHzである場合の10倍の高調波周波数が、受信周波数と重なり、輻射高調波ノイズにより、テレビの受信状態が悪化する可能性がある。
そこで、画像処理装置30は、伝送クロックに応じた周波数が、通信周波数と重ならないように、通信周波数に応じて、各カメラの伝送クロックの指令値を変化させる。
この構成によれば、動的に変化する通信機器24の通信周波数から、輻射ノイズの周波数を適応的にずらすことができ、輻射ノイズにより通信機器24の通信状態が悪化することを抑制できる。
例えば、画像処理装置30は、現在指令している各カメラの伝送クロックの高調波周波数(例えば、伝送クロックの10倍値)の内、通信周波数に近いものがあるか否かを判定する。例えば、画像処理装置30は、伝送クロックの高調波周波数と通信周波数との差が、判定周波数以下の場合に、近いと判定する。
そして、画像処理装置30は、通信周波数に近い伝送クロックの高調波周波数がある場合は、図2のような、設定可能な複数の伝送クロック(ピクセルクロック)の候補が記憶されたテーブルデータを参照し、伝送クロックの高調波周波数(例えば、伝送クロックの10倍値)が、通信周波数よりも余裕周波数以上離れた伝送クロックを選択し、通信周波数に近いと判定されたカメラの伝送クロックの指令値を、選択された伝送クロックに変更する。この際、画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値が、複数のカメラの間で異なるように、伝送クロックを選択する。
通信周波数に応じて伝送クロックの指令値を変化させる際に、画像処理装置30は、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数を変化させずに、1フレームに含まれる無効ピクセル数を変化させることにより、ピクセルクロックを変化させる。
4.実施の形態4
次に、実施の形態4に係る車載カメラ装置について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る車載カメラ装置の基本的な構成は実施の形態1と同様である。図9は、本実施の形態に係る車載カメラ装置の概略構成図である。
本実施の形態では、実施の形態1と異なり、各カメラの記憶装置5には、伝送クロックの設定値が記憶されておらず、実施の形態2と同様に、画像処理装置30(カメラ制御部33)が、各カメラに対して、伝送クロックの指令値を伝達する。本実施の形態でも、実施の形態2と同様に、画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値を、複数のカメラの間で異ならせる。
本実施の形態では、画像処理装置30は、CAN通信等を介して、センサ機器25のデータ転送周波数の情報を取得する。センサ機器25は、自車両に搭載されている。
例えば、センサ機器25は、自車両の周辺を監視するレーダである。レーダには、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波レーダ等がある。センサ機器25は、検出データを車両制御装置21等に所定のデータ転送周波数で伝送する。これらのレーダのデータ転送周波数は、データ量が多いため、高くなっている。
データ転送周波数と伝送クロックとが重なり、輻射ノイズのピークが増大し、EMIの規格値を超える可能性がある。
そこで、画像処理装置30は、伝送クロックが、センサ機器25のデータ転送周波数と重ならないように、各カメラの伝送クロックの指令値を設定する。
この構成によれば、センサ機器25のデータ転送周波数から、伝送クロックをずらすことができ、輻射ノイズのピークが増大することを抑制し、EMIの規格値を超えないようにできる。
例えば、画像処理装置30は、図2のような、設定可能な複数の伝送クロック(ピクセルクロック)の候補が記憶されたテーブルデータを参照し、センサ機器25のデータ転送周波数に近い伝送クロックの候補を除外し、残った複数の伝送クロックの候補から、各カメラの伝送クロックの指令値を選択する。この際、画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値が、複数のカメラの間で異なるように、伝送クロックを選択する。
5.実施の形態5
次に、実施の形態5に係る車載カメラ装置について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る車載カメラ装置の基本的な構成は実施の形態1と同様である。
画像処理装置30(画像処理部31)は、表示装置用の伝送クロックで、処理後の画像データを画像表示装置20に伝送する。表示装置用の伝送クロックの設定は、画像表示装置20の仕様に依存するので、設定幅が狭い場合がある。
各カメラの伝送クロックは、複数のカメラの間で異なっていると共に、表示装置用の伝送クロックとも異なっている。
この構成によれば、複数のカメラ及び画像表示装置20の間で、輻射ノイズのピーク周波数をずらすことができ、合計の輻射ノイズのピークが増大することを抑制し、EMIの規格値を超えないようにできる。
実施の形態2と同様に、画像処理装置30(カメラ制御部33)が、各カメラに対して、上記のように異ならせた伝送クロックの指令値を伝達する。例えば、画像処理装置30は、図2のような、設定可能な複数の伝送クロック(ピクセルクロック)の候補が記憶されたテーブルデータを参照し、表示装置用の伝送クロックに近い伝送クロックの候補を除外し、残った複数の伝送クロックの候補から、各カメラの伝送クロックの指令値を選択する。この際、画像処理装置30は、各カメラの伝送クロックの指令値が、複数のカメラの間で異なるように、伝送クロックを選択する。
或いは、本実施の形態1と同様に、各カメラの記憶装置5に、上記のように異ならせた伝送クロックの設定値が記憶されてもよい。
〔その他の実施の形態〕
最後に、本願のその他の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する各実施の形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施の形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の各実施の形態においては、図2に示すように、1フレームの有効ピクセル数、フレームレート、1ピクセルのビット数、無効ピクセル数、伝送クロック(ピクセルクロック)が、設定される場合を例として説明した。しかし、本願の実施の形態はこれに限定されない。すなわち、各カメラの伝送クロックが、複数のカメラの間で異なっていればよく、1フレームの有効ピクセル数、フレームレート、1ピクセルのビット数、無効ピクセル数、及び伝送クロックは、任意の数に設定されてもよい。
(2)上記の各実施の形態においては、複数のカメラとして第1カメラ11から第4カメラ14が備えられている場合を例として説明した。しかし、複数のカメラとして、2以上の任意の数のカメラが備えられてもよい。
(3)上記の各実施の形態においては、図2に示すように、テーブルデータに第1設定パターンから第5設定パターンが設定されている場合を例として説明した。しかし、テーブルデータに、少なくともカメラの数以上の設定パターンが設定されていればよい。
(4)上記の各実施の形態においては、各カメラの伝送クロックは、複数のカメラの間で完全に異なっている場合を例として説明した。しかし、EMIの規格値を満たすように、各カメラの伝送クロックは、複数のカメラの間で異なっていればよく、一部のカメラの間で、伝送クロックが同じであってもよい。
(5)上記の各実施の形態においては、図2のようなテーブルデータを参照して、伝送クロック(ピクセルクロック)を設定する場合を例に説明した。しかし、本願の実施の形態はこれに限定されない。すなわち、図2のようなテーブルデータを参照せずに、複数のカメラの間で、伝送クロック(ピクセルクロック)を異ならせてもよい。例えば、フレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数が変化されずに、1フレームに含まれる無効ピクセル数が、設定可能な範囲内で変化されることで、ピクセルクロックが変化されてもよい。
(6)上記の各実施の形態においては、各カメラは、各カメラ専用の画像用の通信線16及び制御用の通信線17を介して画像処理装置30に接続されている場合を例に説明した。しかし、本願の実施の形態はこれに限定されない。すなわち、画像用の通信線16及び制御用の通信線17がカメラ間で共通化されてもよい。
(7)上記の各実施の形態においては、伝送クロックの10倍の高調波の輻射ノイズを考慮した場合を例に説明した。しかし、問題が生じる、伝送クロックの任意の倍数の高調波の輻射ノイズが考慮されてもよい。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
5 記憶装置、20 画像表示装置、24 通信機器、25 センサ機器、30 画像処理装置

Claims (11)

  1. 撮像した画像データを伝送する複数のカメラと、
    前記複数のカメラから伝送された画像データを処理する画像処理装置と、を備え、
    前記複数のカメラのそれぞれは、前記画像データの伝送クロックの周波数を変更可能であり、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数は、前記複数のカメラの間で異なっている、車両に搭載された車載カメラ装置。
  2. 前記複数のカメラのそれぞれの記憶装置には、前記伝送クロックの周波数の設定値が記憶されており、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数の設定値は、前記複数のカメラの間で異なっている請求項1に記載の車載カメラ装置。
  3. 前記画像処理装置は、前記複数のカメラのそれぞれに対して、前記伝送クロックの周波数の指令値を伝達し、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数の指令値を、前記複数のカメラの間で異ならせ、
    前記複数のカメラのそれぞれは、伝達された前記伝送クロックの周波数の指令値で、前記画像データを伝送する請求項1に記載の車載カメラ装置。
  4. 前記画像処理装置は、前記複数のカメラのそれぞれに対して、前記伝送クロックの周波数の指令値を伝達し、
    前記車両に搭載され、通信周波数が変化する通信機器から前記通信周波数の情報を取得し、前記伝送クロックの周波数に応じた周波数が、前記通信周波数と重ならないように、前記通信周波数に応じて、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数の指令値を変化させ、
    前記複数のカメラのそれぞれは、伝達された前記伝送クロックの周波数の指令値で、前記画像データを伝送する請求項1又は3に記載の車載カメラ装置。
  5. 前記通信機器は、テレビ、ラジオ、及びV2Xの1つ以上である請求項4に記載の車載カメラ装置。
  6. 前記画像処理装置は、前記複数のカメラのそれぞれに対して、前記伝送クロックの周波数の指令値を伝達し、
    前記車両に搭載されたセンサ機器のデータ転送周波数の情報を取得し、前記伝送クロックの周波数が、前記データ転送周波数と重ならないように、前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数の指令値を設定し、
    前記複数のカメラのそれぞれは、伝達された前記伝送クロックの周波数の指令値で、前記画像データを伝送する請求項1、及び3から5のいずれか一項に記載の車載カメラ装置。
  7. 前記センサ機器は、前記車両の周辺を監視するレーダである請求項6に記載の車載カメラ装置。
  8. 前記画像処理装置は、表示装置用の伝送クロックの周波数で画像データを画像表示装置に伝送し、
    前記複数のカメラのそれぞれの前記伝送クロックの周波数は、前記複数のカメラの間で異なっていると共に、前記表示装置用の伝送クロックの周波数とも異なっている請求項1から7のいずれか一項に記載の車載カメラ装置。
  9. 前記伝送クロックの周波数は、単位時間当たりの伝送ピクセル数であるピクセルクロックに応じたクロック周波数である請求項1から8のいずれか一項に記載の車載カメラ装置。
  10. 前記伝送クロックの周波数は、単位時間当たりの伝送ピクセル数であるピクセルクロックに応じたクロック周波数であり、
    単位時間当たりの伝送フレーム数であるフレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数が変化されずに、1フレームに含まれる無効ピクセル数が変化されることで、前記ピクセルクロックが変化される請求項1から9のいずれか一項に記載の車載カメラ装置。
  11. 前記伝送クロックの周波数は、単位時間当たりの伝送ピクセル数であるピクセルクロックに応じたクロック周波数であり、
    前記複数のカメラの間で、単位時間当たりの伝送フレーム数であるフレームレート、及び1フレームに含まれる有効ピクセル数が同じであり、前記複数のカメラの間で、1フレームに含まれる無効ピクセル数を異ならせることで、前記ピクセルクロックが異なっている請求項1から10のいずれか一項に記載の車載カメラ装置。
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