JP2008193511A - カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のカメラの出力を少ない配線で伝送できるカメラシステムを提供する。
【解決手段】複数のカメラ10、20及び30を有するカメラシステムであって、複数のカメラ10、20及び30により撮像された画像を同期させてワイヤハーネス80に出力し、それらのカメラ10、20及び30から出力される画像をワイヤハーネス80上で合成する。これにより、一つのワイヤハーネス80によって複数の画像を合成した合成画像をモニタ90側へ伝送することができ、少ない配線で画像データの伝送が行える。さらに各カメラの出力時に、画像信号の先頭にプリアンブルを付与することで、カメラが切り替わると同時に同期を確立することができる。これにより、シリアルデータからなるデジタル信号を1本の伝送路上で合成することができる。
【選択図】図2
【解決手段】複数のカメラ10、20及び30を有するカメラシステムであって、複数のカメラ10、20及び30により撮像された画像を同期させてワイヤハーネス80に出力し、それらのカメラ10、20及び30から出力される画像をワイヤハーネス80上で合成する。これにより、一つのワイヤハーネス80によって複数の画像を合成した合成画像をモニタ90側へ伝送することができ、少ない配線で画像データの伝送が行える。さらに各カメラの出力時に、画像信号の先頭にプリアンブルを付与することで、カメラが切り替わると同時に同期を確立することができる。これにより、シリアルデータからなるデジタル信号を1本の伝送路上で合成することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数のカメラから出力される画像を合成して伝送するカメラシステムに関するものである。
従来、複数の画像を合成する装置として、複数のカメラから出力される画素データを画素データ取得手段に取り込み、その画素データの配列を調整して合成画像を生成する画像合成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、カメラから出力される信号を画素データとして記録し、その画素データに基づいて合成画像を生成することにより、大容量のメモリを用いずに合成画像を生成しようとするものである。
特開2006−140908号公報
このような装置においては、各カメラに出力用の配線を接続し、それらの配線を通じてカメラから出力される画素データを画素データ取得手段に入力している。このため、各カメラに接続される複数の配線を画素データ取得手段に連結する必要がある。この場合、カメラの設置数が多いと、それに伴って配線数が増えることとなる。また、画素データ取得手段に配線接続用のコネクタを複数設ける必要がある。
そこで本発明は、複数のカメラの出力を少ない配線で伝送できるカメラシステムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係るカメラシステムは、撮像部を有する複数のカメラと、前記複数のカメラから出力される画像の表示範囲が画像合成の際に重ならないように前記撮像部で撮像された撮影画像を変形する画像変形手段と、前記複数のカメラにより撮像された画像を同期させて出力させ、同期のタイミングによって前記撮像画像の合成後の表示範囲の位置を決定する出力制御手段と、画像を入力して表示するモニタと、前記複数のカメラと前記モニタを接続し、前記複数のカメラから出力される画像を合成して前記モニタ側へ伝送する配線部材と、を備え、前記出力制御手段は、所定のビット数を有するパラレルデータのデジタル画像信号をシリアルデータのデジタル画像信号で出力する手段であって、前記表示範囲の切り替わる際、前記シリアルデータのデジタル画像信号の直前に、前記出力制御手段と前記モニタとのクロック同期を確立する制御情報であるプリアンブルを挿入して出力し、前記モニタは、前記プリアンブル入力後に入力される前記シリアルデータのデジタル画像信号を前記プリアンブルに基づいて入力すること、を特徴として構成される。
この発明によれば、複数のカメラにより撮像された画像を同期させて配線部材に出力することにより、その配線部材上で複数のカメラにより撮像された画像を合成することができる。このため、一つの配線部材によって複数の画像を合成した合成画像をモニタ側へ伝送することができ、少ない配線部材によって画像の伝送が行える。また、配線部材の設置数を少なくできるため、それに応じてモニタにおける配線部材接続用コネクタの設置数を少なくすることができる。さらに、複数の画像データを伝送する場合と比べて、配線部材で伝送する画像データを低減できるため、データ転送が確実に行える。
また、本発明に係るカメラシステムは、合成後の画像において表示範囲が切り替わる際、即ち出力制御手段が切り替わる際において、出力制御手段とモニタとのクロック同期を確立する制御情報であるプリアンブルを挿入する。これによって、出力制御手段が切り替わるタイミングで、クロック同期を確立し直すことができる。シリアル伝送の場合、例えば、出力制御手段が別の出力制御手段に切り替った場合、出力タイミングが変化してしまい、モニタ側で入力することができなくなってしまうが、この発明によれば、出力制御手段が切り替わるタイミングでクロック同期を確立するため、モニタ側でクロック同期を正確に確立することができる。このため、シリアルデータからなる合成デジタル画像信号をモニタ側で正確に受け取ることができる。
さらに、クロック同期をカメラごとに確立することから、カメラによる周波数のずれを製造ばらつきによる個体差に限定することにより、再同期処理に必要な時間を短縮することができる。これにより、カメラの複数回の切り替えが可能となる。
また、本発明に係るカメラシステムは、撮像部を有する複数のカメラと、前記複数のカメラから出力される画像の表示範囲が画像合成の際に重ならないように前記撮像部で撮像された撮影画像を変形する画像変形手段と、前記複数のカメラにより撮像された画像を同期させて出力させ、同期のタイミングによって前記撮像画像の合成後の表示範囲の位置を決定する出力制御手段と、画像を入力して表示するモニタと、前記複数のカメラとモニタを接続し、前記複数のカメラから出力される画像を合成して前記モニタ側へ伝送する配線部材と、所定のタイミングを基準タイミングとして前記複数のカメラおよび前記モニタに出力する基準タイミング出力手段と、前記基準タイミングを入力する基準タイミング入力手段と、を備え、前記出力制御手段は、所定のビット数を有するパラレルデータのデジタル画像信号をシリアルデータのデジタル画像信号で出力する手段であって、前記基準タイミングに基づいてデジタル画像信号を出力し、前記モニタは、前記基準タイミングに基づいて入力すること、を特徴として構成される。
この発明によれば、複数のカメラにより撮像された画像を同期させて配線部材に出力することにより、その配線部材上で複数のカメラにより撮像された画像を合成することができる。このため、一つの配線部材によって複数の画像を合成した合成画像をモニタ側へ伝送することができ、少ない配線部材によって画像の伝送が行える。また、配線部材の設置数を少なくできるため、それに応じてモニタにおける配線部材接続用コネクタの設置数を少なくすることができる。さらに、複数の画像データを伝送する場合と比べて、配線部材で伝送する画像データを低減できるため、データ転送が確実に行える。
また、基準タイミングを決定し、全てのカメラおよびモニタに出力することで、全ての出力制御手段とモニタとのクロック同期を確立することができる。これにより、出力制御手段が切り替わった場合であっても、全ての出力制御手段が同一の基準タイミングで出力することができる。
ここで、本実施形態に係るカメラシステムにおいて、前記配線部材は、第一の伝送路と第二の伝送路とを備え、前記基準タイミング出力手段は、前記第二の伝送路を用いて前記基準タイミングを前記カメラおよび前記モニタに出力し、前記出力制御手段は、前記第一の伝送路を用いて前記デジタル画像信号からなる画像を出力することが好ましい。
また、配線部材が第一の伝送路と第二の伝送路とを備える場合において、前記配線部材は、第一の伝送路と第二の伝送路とからなる一本の配線部材であることが好ましく、このような構成では配線部材の配置を省スペースで行えると共に、配線の自由度が向上する。
また、配線部材が一本で形成される場合において、前記基準タイミング出力手段は、前記複数のカメラのいずれか一つと前記配線部材とを接続する箇所で前記配線部材と接続していることが好ましく、あるいは、前記モニタと前記配線部材とを接続する箇所で前記配線部材と接続していることが好ましい。
また、本実施形態に係るカメラシステムにおいて、前記基準タイミングは、画素を再生するために必要な同期信号と、画面を再生するために必要な水平同期信号及び垂直同期信号とを含むことが好適である。
本発明によれば、複数のカメラから出力されるデジタル画像信号からなる画像を少ない配線でモニタにシリアル伝送することができ、配線の設置数を少なくすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係るカメラシステムの構成概要図である。
図1に示すように、本実施形態に係るカメラシステム1は、車両2に搭載されるカメラシステムに適用したものであって、車両2の周囲を撮像する複数のカメラ10、20及び30を備えている。カメラ10、20及び30は、異なる領域を撮像する撮像器である。例えば、カメラ10は、車両2の左側方の領域を撮像するように設置される。カメラ20は、車両2の前方左側の領域を撮像するように設置される。カメラ30は、車両2の前方右側の領域を撮像するように設置される。
カメラ10〜30は、互いに同期動作していることが好ましいが、同期動作していなくても画像合成する際に支障はない。また、カメラ10〜30の解像度は、統一されていなくてもよい。
車両2には、モニタ90が設置されている。モニタ90は、カメラ10、20及び30から出力される画像を表示する表示器である。このモニタ90は、例えば車両2の運転席の近辺に設置される。このモニタ90としては、カーナビゲーションシステムに用いられるモニタと共用することが好ましい。また、この場合、モニタ90の表示切り替えスイッチ又はボタンを設けることが好ましい。この表示切り替えスイッチを切り替え又は表示切り替えボタンを押すことにより、カーナビゲーションの表示と車両周囲の撮像画像の表示を切り替えることができる。モニタ90は、カメラ10〜30の解像度と一致しない解像度のものを用いてもよい。
カメラ10、20及び30とモニタ90は、一つのワイヤハーネス80により接続されている。ワイヤハーネス80は、カメラ10、20及び30から出力される画像を合成してモニタ90に伝送する配線部材であり、例えば1本の信号線を被覆して構成されるものであり、例えばシリアル通信に用いられるものである。
ワイヤハーネス80は、カメラ10に接続される入力端81、カメラ20に接続される入力端82、カメラ30に接続される入力端83及びモニタ90に接続される出力端89を備えている。また、入力端81、82、83、及び出力端89は、それぞれ電気的に導通している。このため、入力端81、82及び83に入力された各信号は、重畳されて、出力端89から出力される。例えば、入力端81、82及び83に入力された各デジタル画像信号は、ワイヤハーネス80上で重畳されて一つの合成されたデジタル画像信号とされ、出力端89に伝送される。
図2は、本実施形態に係るカメラシステムのカメラ構成の説明図である。
図2に示すように、カメラ10は、撮像部11、画像変形部12及び出力制御部13を備えている。カメラ20は撮像部21、画像変形部22及び出力制御部23を備えており、カメラ30は撮像部31、画像変形部32及び出力制御部33を備えている。撮像部11、21及び31は、同様な構成、機能を備えたものが用いられる。画像変形部12、22及び32は、同様な構成、機能を備えたものが用いられる。また、出力制御部13、23及び33は、同様な構成、機能を備えたものが用いられる。以下、代表して撮像部11、画像変形部12及び出力制御部13の構成、機能などについて詳述する。
撮像部11は、カメラ10において撮像手段として機能するものであり、例えば、C−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charged Coupled Device)などの撮像素子を主要部品として構成される。撮像部11の出力側には画像変形部12が接続されている。撮像部11により撮像された画像は、画像変形部12に入力される。
画像変形部12は、撮像部11により撮像された撮像画像を変形する画像変形手段として機能するものであり、例えば画像処理用のICなどを主要部品として構成される。画像変形部12においては、例えば画像の縮小、トリミング、回転及び平行移動などが行われる。画像変形部12の出力側には、出力制御部13が接続されている。この画像変形部12は、撮像部11により撮像された撮像画像の表示領域が他のカメラ20、30から出力される画像の表示領域と重ならないように撮像画像を変形させる。
例えば、カメラ10、20及び30から出力される画像の表示領域が一つの画像表示範囲において重ならないように予め画像変形部12、22及び32において変形画像の表示領域が設定される。これにより、撮像部11、21及び31にて撮像された撮像画像は、設定された表示領域に収まるように、画像の拡大縮小、アスペクト比変更、画像の回転、平行移動などの画像変形処理が施される。
出力制御部13は、カメラ10により撮像された画像を他のカメラ20、30の画像出力と同期させてワイヤハーネス80に出力させる出力制御手段として機能するものである。すなわち、出力制御部13,23及び33は、同時に撮像された画像を、同期をとって同時にワイヤハーネス80にデジタル画像信号として出力させる。その際、カメラ10、20及び30における画像出力は、予め設定された所定のタイミングで出力されればよい。例えば、カメラ10、20及び30のいずれかから出力される信号に基づいてカメラ10、20及び30の画像信号を順次出力し、それらの画像信号同士が重ならないようにタイミングをとって合成画像信号を生成していく。
また、出力制御部13は、カメラ10により撮像されたデジタル信号からなる画像を、それぞれパラレルデータ形式からシリアルデータ形式に変換する機能を備えている。さらに、カメラ10の画像信号をシリアルデータとして順次出力する際、プリアンブルを画像信号の先頭に付与する機能を備えている。ここで、プリアンブルとは、出力側と入力側とのクロック同期を確立するための特定パターンのことをいい、本実施形態では、出力制御部13,23及び33それぞれのデータ開始位置をモニタ90側に認識させ、同期を確立するタイミングを与えるための信号である。
次に、本実施形態に係るカメラシステムの動作について説明する。以下では、説明理解の容易性を考慮して、画像変形部の変形量や合成後の配置、および出力制御部の出力タイミングは予め定められているものとして説明する。
図2において、まず、カメラ10の撮像部11、カメラ20の撮像部21、カメラ30の撮像部31により、車両周囲の領域が撮像される。図2では、撮像部11で撮像した画像A21を「ABC」、撮像部21で撮像した画像A22を「左」、撮像部31で撮像した画像A23を「右」として図示している。
撮像部11で撮像した画像A21は、画像変形部12により変形画像B21に変形される。また、撮像部21で撮像した画像A22は、画像変形部22により変形画像B22に変形され、撮像部31で撮像した画像A23は、画像変形部32により変形画像B23に変形される。
変形画像B21、B22及びB23は、一つの画像表示範囲において互いに重ならないように画像変形される。例えば、変形画像B21は、右90度回転され縮小されて画像表示範囲の左位置に配置される。変形画像B22は、縮小されて画像表示範囲の中央位置に配置される。変形画像B23は、縮小されて画像表示範囲の右位置に配置される。
そして、変形画像B21は出力制御部13に入力され、変形画像B22は出力制御部23に入力され、変形画像B23は出力制御部33に入力される。そして、変形画像B21、B22及びB23は、出力制御部13、23及び33により、パラレルデータからシリアルデータに変換される。
その後、シリアルデータに変換された変形画像B21は、出力制御部13によって、先頭にプリアンブルが付与されてワイヤハーネス80に出力される。また、シリアルデータに変換された変形画像B22は、出力制御部23によって、先頭にプリアンブルが付与されてワイヤハーネス80に出力される。また、シリアルデータに変換された変形画像B23は、出力制御部33によって、先頭にプリアンブルが付与されてワイヤハーネス80に出力される。このように、出力制御部13、23及び33から変形画像B21、B22及びB23の画像成分が順次出力される。
これにより、ワイヤハーネス80上でカメラ10、20及び30により撮像された画像のシリアルデータのデジタル画像信号が出力され、ワイヤハーネス80上でカメラ10、20及び30により撮像された画像が合成されることとなる。図2のCは、合成画像のイメージ図である。
ここで、図3を用いてワイヤハーネス80上のデジタル合成信号について説明する。図3は、本実施形態に係るカメラシステムの合成画像信号の一例を示すものである。
図3に示す合成画像信号Sfは、カメラ10〜30から出力される画像を合成した合成画像のデジタル信号であり、例えば画像信号を送る1本の伝送路によって伝送される。合成画像信号Sfは、1フィールドについての信号を示し、横軸が時間で縦軸が電圧レベルで示してある。また、信号Svは、垂直同期信号であり、モニタ90上に映し出される画像の上下方向を揃える為の同期信号である。また、信号Shは、水平同期信号であり、モニタ90上に映し出される画像の左右方向を揃える為の同期信号である。これらの同期信号Sv,Shは、合成された複合同期信号としても良いし、1本の伝送路内にシリアルデータのデジタル画像信号と混在させても良い。
この合成画像信号Sfは、走査線の数だけデジタル画像信号部S2が順次連なっている。画像信号部S2は、第一画像信号成分S21、第二画像信号成分S22、第三画像信号成分S23が順次連なっている。
第一画像信号成分S21は、カメラ10から出力される画像信号を重畳してなされたものである。第二画像信号成分S22は、カメラ20から出力される画像信号を重畳してなされたものである。第三画像信号成分S23は、カメラ30から出力される画像信号を重畳してなされたものである。
第一画像信号成分S21の先頭には、プリアンブルP21が出力制御部13によって、付与されている。第二画像信号成分S22の先頭には、プリアンブルP22が出力制御部23によって、付与されている。第三画像信号成分S213先頭には、プリアンブルP23が出力制御部33によって、付与されている。
第一画像信号成分S21、第二画像信号成分S22及び第三画像信号成分S23の重畳は、例えば水平同期信号S11を基に、同期を確立してカメラ10、20及び30から画像信号を順次出力させることにより行われる。
図2に戻り、合成されたシリアルデータのデジタル画像信号がモニタ90へ出力される。モニタ90では、図3で示すデジタル画像信号Svを順次先頭から信号を入力する。この時、先頭のプリアンブルP21を読み込み、クロック同期を確立して、次回プリアンブルを読み込むまで同クロックでその後入力するデータである第一画像信号成分S21を読み込んでいく。そして、合成画像上の表示範囲が切り替わる際、すなわち第二画像信号成分S22を入力する前に、第二画像信号成分S22の先頭に付与されたプリアンブルP22を入力し、クロック同期を再度確立する。その後、そのクロックを用いて第二画像信号成分S22を入力する。同様に、第二画像信号成分S22の入力終了後に、プリアンブルP23を入力し、クロック同期を再度確立し、そのクロックを用いて第三画像信号成分S23を入力する。
モニタ90側での再同期処理を開始するタイミング、すなわち合成画像上の表示範囲が切り替わるタイミングは予め決定されているため、そのタイミングで再同期処理を行えばよい。
そして、モニタ90に入力された合成画像信号は、シリアルデータからパラレルデータに変換される。その後、合成画像がモニタ90に表示される。車両の運転者は、モニタ90の表示を見ることにより、車両周囲の状況を把握することができる。なお、画像形成における走査方式は、飛び越し走査でも良いし、順次走査であっても良い。また、伝送路上で合成された信号に対し、マスク処理装置によってマスク処理を行い、各表示範囲間を所定の間隔空けて配置されるようにしても良い。
以上のように、合成デジタル画像信号は、ワイヤハーネス80により伝送され、モニタ90に入力される。このとき、複数のカメラ10〜30にて撮像された画像が一つの合成画像に合成されているので、一つの画像信号線によって複数の撮像画像の画像情報をモニタ90に入力することができる。このため、モニタ90に配線接続用のコネクタの設置数が少なくて済む。モニタ90をカーナビゲーションのモニタと共用するような場合、モニタ90に設置できるコネクタ数が限られるため、特に有用である。さらに、カメラを増設する場合でもモニタ90のコネクタ設置数を増やす必要がないため、カメラの増設が容易である。また、カメラの設置数が異なるカメラシステムにおいても、同じモニタ90を共用することができる。
また、ワイヤハーネス80により伝送される合成画像信号は一画像分のデータ量で足りるため、画像データの転送量を大きくする必要がなく、転送量の増大化に伴うコマ落ちなどの問題も生じない。
また、合成後の画像において表示範囲が切り替わる際、即ち出力制御部13、23及び33が切り替わる際において、出力制御部13,23及び33とモニタ90とのクロック同期を確立する制御情報であるプリアンブルP21,P22,P23を挿入する。これによって、出力制御部13、23及び33が切り替わるタイミングで、クロック同期を確立し直すことができる。このため、モニタ90側でクロック同期を正確に確立することができ、シリアルデータからなる合成デジタル画像信号Svをモニタ90側で正確に受け取ることができる。
また、クロック同期を出力制御部ごとに確立することから、カメラによる周波数のずれを製造ばらつきによる個体差に限定することにより、再同期処理に必要な時間を短縮することができる。これにより、カメラの複数回の切り替えが可能となる。
また、複数のカメラ10〜30により撮像された画像をワイヤハーネス80上で合成することにより、複数のカメラ10〜30により撮像された画像をメモリに記録する必要がない。このため、大容量のメモリの設置が不要となる。さらに、メモリへの画像データの記録処理が不要となるため、画像合成処理が迅速に行える。
(第二実施形態)
(第二実施形態)
次に本発明の第二実施形態に係るカメラシステムについて説明する。図4は本発明の第二実施形態に係るカメラシステムの構成概要図である。
第二実施形態に係るカメラシステム1aは、図1で示す第一実施形態に係るカメラシステム1とほぼ同様に構成されるものであり、第一実施形態に係るカメラシステム1に対して基準タイミング入力部14と基準タイミング装置70とを備えたものである。また、本実施形態に係るカメラシステムでは、基準タイミング信号用の信号線および画像信号用の信号線、計2本の信号線が伝送路として用いられる。以下、第一実施形態と異なる箇所を中心に説明する。
図4に示すように、カメラ10は、第一実施形態のカメラに基準タイミング入力部14を備えたものである。この基準タイミング入力部14は、画像の位置ズレ等を回避するための同期信号を入力する基準タイミング手段として機能するものである。カメラ20,30は、カメラ10と同様に、それぞれ基準タイミング手段として機能する基準タイミング入力部24,34を備えている。基準タイミング入力部14,24,34は、それぞれ出力制御部13,23,33に接続されている。
また、基準タイミング出力装置70は、所定のタイミングをカメラシステム内の基準タイミングとして決定する基準タイミング出力手段として機能するものである。この基準タイミング出力装置70は、ワイヤハーネス80bを介して基準タイミング入力部14,24,34およびモニタ90と接続される。ワイヤハーネス80bは、カメラ10、20、30及びモニタ90を互いに接続する配線部材であり、ワイヤハーネス80aとは独立した信号線として設置される。なお、ワイヤハーネス80aは、第一実施形態のワイヤハーネス80と同様に構成されるものである。また、その他構成要素は第一実施形態と全て同一である。
次に本実施形態に係るカメラシステム1aの動作について説明する。
図4において、まず、カメラ10の撮像部11、カメラ20の撮像部21、カメラ30の撮像部31により、車両周囲の領域が撮像される。図2では、撮像部11で撮像した画像A21を「ABC」、撮像部21で撮像した画像A22を「左」、撮像部31で撮像した画像A23を「右」として図示している。
撮像部11で撮像した画像A21は、画像変形部12により変形画像B21に変形される。また、撮像部21で撮像した画像A22は、画像変形部22により変形画像B22に変形され、撮像部31で撮像した画像A23は、画像変形部32により変形画像B23に変形される。
変形画像B21、B22及びB23は、一つの画像表示範囲において互いに重ならないように画像変形される。例えば、変形画像B21は、右90度回転され縮小されて画像表示範囲の左位置に配置される。変形画像B22は、縮小されて画像表示範囲の中央位置に配置される。変形画像B23は、縮小されて画像表示範囲の右位置に配置される。
そして、変形画像B21は出力制御部13に入力され、変形画像B22は出力制御部23に入力され、変形画像B23は出力制御部33に入力される。そして、変形画像B21、B22及びB23は、出力制御部13、23及び33により、パラレルデータからシリアルデータに変換される。
また、基準タイミング入力部14,24及び34は、基準タイミング出力装置70からワイヤハーネス80bを介して所定の同期信号である基準タイミングを入力する。基準タイミング入力部14,24及び34は、入力した基準タイミングに基づいて、変形画像B21,B22及びB23を伝送路に出力するタイミング情報を出力制御部13,23,33へ出力する。
その後、シリアルデータに変換された変形画像B21は、出力制御部13によって、基準タイミングに基づいてワイヤハーネス80aに出力される。また、シリアルデータに変換された変形画像B22は、出力制御部23によって、ワイヤハーネス80aに出力される。また、シリアルデータに変換された変形画像B23は、出力制御部33によって、基準タイミングに基づいてワイヤハーネス80aに出力される。このように、基準タイミングに基づいて同一の出力同期で出力制御部13、23及び33から変形画像B21、B22及びB23の画像成分が順次出力される。
これにより、ワイヤハーネス80上でカメラ10、20及び30により撮像された画像のシリアルデータのデジタル画像信号が出力され、ワイヤハーネス80a上でカメラ10、20及び30により撮像された画像が合成されることとなる。図2のCは、合成画像のイメージ図である。
ここで、図5を用いてデジタル合成信号について説明する。図5は、本実施形態に係るカメラシステムの合成画像信号及び基準タイミング信号の一例を示すものである。
図5に示す合成画像信号Sfは、カメラ10〜30から出力される画像を合成した合成画像のデジタル信号であり、ワイヤハーネス80aによって伝送される信号である。合成画像信号Sfは、1フィールドについての信号を示し、横軸が時間で縦軸が電圧レベルで示してある。
また、基準タイミング信号Sbは、基準タイミング出力装置70から出力され、ワイヤハーネス80bによって伝送される信号である。また、基準タイミング信号Sbは、垂直同期信号Sv、水平同期信号Sh、画素クロックScを重畳させた信号である。垂直同期信号Svは、モニタ90上に映し出される画像の上下方向を揃える為の同期信号である。また、水平同期信号Shは、モニタ90上に映し出される画像の左右方向を揃える為の同期信号である。また、画素クロックScは、1画素分を示すデータの同期信号である。
この合成画像信号Sfは、走査線の数だけデジタル画像信号部S2が順次連なっている。画像信号部S2は、第一画像信号成分S21、第二画像信号成分S22、第三画像信号成分S23が順次連なっている。
第一画像信号成分S21は、カメラ10から出力される画像信号を重畳してなされたものである。第二画像信号成分S22は、カメラ20から出力される画像信号を重畳してなされたものである。第三画像信号成分S23は、カメラ30から出力される画像信号を重畳してなされたものである。
第一画像信号成分S21、第二画像信号成分S22及び第三画像信号成分S23の重畳は、水平同期信号Sh及び画像クロックScに基づいて、画像信号をカメラ10、20及び30から順次、同一のタイミングで出力させることにより行われる。なお、画像形成における走査方式は、飛び越し走査でも良いし、順次走査であっても良い。また、伝送路上で合成された信号に対し、マスク処理装置によってマスク処理を行い、各表示範囲間を所定の間隔空けて配置されるようにしても良い。
図4に戻り、合成されたシリアルデータのデジタル画像信号がモニタ90へ出力される。モニタ90では、図5で示すデジタル画像信号Svを基準タイミングSbに基づいて順次先頭から信号を入力する。そして、モニタ90に入力された合成画像信号は、シリアルデータからパラレルデータに変換される。その後、合成画像がモニタ90に表示される。車両の運転者は、モニタ90の表示を見ることにより、車両周囲の状況を把握することができる。
以上のように、合成デジタル画像信号は、ワイヤハーネス80aにより伝送され、モニタ90に入力される。このとき、複数のカメラ10〜30にて撮像された画像が一つの合成画像に合成されているので、一つの画像信号線によって複数の撮像画像の画像情報をモニタ90に入力することができる。このため、モニタ90に配線接続用のコネクタの設置数が少なくて済む。モニタ90をカーナビゲーションのモニタと共用するような場合、モニタ90に設置できるコネクタ数が限られるため、特に有用である。さらに、カメラを増設する場合でもモニタ90のコネクタ設置数を増やす必要がないため、カメラの増設が容易である。また、カメラの設置数が異なるカメラシステムにおいても、同じモニタ90を共用することができる。
また、ワイヤハーネス80aにより伝送される合成画像信号は一画像分のデータ量で足りるため、画像データの転送量を大きくする必要がなく、転送量の増大化に伴うコマ落ちなどの問題も生じない。
また、基準タイミング出力装置70が基準タイミング信号Sbを決定し、ワイヤハーネス80bを介してカメラ10,20,30およびモニタ90に出力することで、出力制御部13,23,33,およびモニタ90間の同期を同一のタイミングで確立することができる。これにより、出力制御部13,23及び33が切り替わった場合であっても、同期タイミングが変化しないため、出力制御部13,23及び33が同一の基準タイミングで出力することができる。
また、複数のカメラ10〜30により撮像された画像をワイヤハーネス80a上で合成することにより、複数のカメラ10〜30により撮像された画像をメモリに記録する必要がない。このため、大容量のメモリの設置が不要となる。さらに、メモリへの画像データの記録処理が不要となるため、画像合成処理が迅速に行える。
なお、本実施形態ではワイヤハーネス80b上に垂直同期信号、水平同期信号及び画素クロック信号をすべて重畳させて伝送するカメラシステムについて説明したが、例えば、ワイヤハーネス80b上に垂直同期信号と水平同期信号とを重畳させた複合同期信号のみを伝送し、画素クロックについては他の信号から生成することによって、伝送同期をすべて同一にするカメラシステムであってもよい。画素クロックは、例えば垂直同期信号のクロックを910倍した値を画素クロックとすればよい。
(第三実施形態)
(第三実施形態)
次に本発明の第三実施形態に係るカメラシステムについて説明する。図6は本発明の第二実施形態に係るカメラシステムの構成概要図である。
第三実施形態に係るカメラシステム1bは、図4で示す第二実施形態に係るカメラシステム1aと同様に構成されるものであり、ワイヤハーネスが1本の信号線で構成されている点で相違している。カメラシステム1bにおいて、ワイヤハーネス80c以外の構成要素は第二実施形態と全て同一である。以下、第二実施形態と異なる箇所を中心に説明する。
第二実施形態では、基準タイミング信号が伝送される信号線と画像信号が伝送される信号線が独立していたが、図6に示すように、本実施形態では基準タイミング信号と画像信号が1本の信号線からなるワイヤハーネス80c上で伝送される。なお、ワイヤハーネス80cは第二実施形態のワイヤハーネス80aと同様に構成されるものである。また、カメラ10,20,30,基準タイミング装置70及びモニタ90はワイヤハーネス80cに接続されている。ここで、基準タイミング装置70は、例えば、カメラ10,20,30のいずれか一つとワイヤハーネス80cとを接続する箇所でワイヤハーネス80cと接続している。また、モニタ90とワイヤハーネス80cとを接続する箇所でワイヤハーネス80cと接続していてもよい。
また、基準タイミング装置70から出力される基準タイミング信号は、垂直同期信号と水平同期信号とによって形成される。画素クロックは、各カメラ10,20,30において基準タイミング信号から生成される。これにより、基準タイミング装置70がワイヤハーネス80cに基準タイミング信号を出力するタイミングと各カメラが信号を出力するタイミングを完全に分離することが可能となり、ワイヤハーネス80cを双方向の半二重で使用することができる。これによって、基準タイミング装置70から各カメラおよびモニタ90に第二実施形態と同様の同期情報を送信することが可能となる。各カメラ及びモニタは、基準タイミング装置70から得られた同期情報に基づいて信号の入出力を行う。動作については、第二実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態に係るカメラシステム1cによれば、複数のカメラにより撮像された画像を基準タイミング装置70から入力した情報に基づいて、同期を確立してワイヤハーネス80cに出力することにより、第二実施形態と同様に、ワイヤハーネス80c上で複数のカメラにより撮像された画像を合成することができる。
また、ワイヤハーネス80cが、一本の配線部材で形成されていることから、配線部材の配置を省スペースで行えると共に、配線の自由度が向上する。
なお、本実施形態では、ワイヤハーネス80cを双方向の半二重で使用する場合を説明したが、4線2線変換回路を介してワイヤハーネス80cに各カメラを接続し、双方向の全二重で使用する場合であっても良い。
以上、上述した各実施形態は本発明に係るカメラシステムの一例を示すものである。本発明に係るカメラシステムは、このようなものに限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しないように各実施形態に係るカメラシステムを変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、実施形態において、車両2に搭載されるカメラシステムについて説明したが、車両以外のものに設置したものであってもよい。また、本実施形態に記載のカメラの個数に限定されるものではない。
1…カメラシステム、2…車両、10…カメラ、11…撮像部、12…画像変形部、13…出力制御部、14…基準タイミング入力部、20…カメラ、21…撮像部、22…画像変形部、23…出力制御部、24…基準タイミング入力部、30…カメラ、31…撮像部、32…画像変形部、33…出力制御部、34…基準タイミング入力部、70…基準タイミング装置、80…ワイヤハーネス、90…モニタ。
Claims (7)
- 撮像部を有する複数のカメラと、
前記複数のカメラから出力される画像の表示範囲が画像合成の際に重ならないように前記撮像部で撮像された撮影画像を変形する画像変形手段と、
前記複数のカメラにより撮像された画像を同期させて出力させ、同期のタイミングによって前記撮像画像の合成後の表示範囲の位置を決定する出力制御手段と、
画像を入力して表示するモニタと、
前記複数のカメラと前記モニタを接続し、前記複数のカメラから出力される画像を合成して前記モニタ側へ伝送する配線部材と、
を備え、
前記出力制御手段は、所定のビット数を有するパラレルデータのデジタル画像信号をシリアルデータのデジタル画像信号で出力する手段であって、前記表示範囲の切り替わる際、前記シリアルデータのデジタル画像信号の直前に、前記出力制御手段と前記モニタとのクロック同期を確立する制御情報であるプリアンブルを挿入して出力し、
前記モニタは、前記プリアンブル入力後に入力される前記シリアルデータのデジタル画信号を前記プリアンブルに基づいて入力すること、
を特徴とするカメラシステム。 - 撮像部を有する複数のカメラと、
前記複数のカメラから出力される画像の表示範囲が画像合成の際に重ならないように前記撮像部で撮像された撮影画像を変形する画像変形手段と、
前記複数のカメラにより撮像された画像を同期させて出力させ、同期のタイミングによって前記撮像画像の合成後の表示範囲の位置を決定する出力制御手段と、
画像を入力して表示するモニタと、
前記複数のカメラとモニタを接続し、前記複数のカメラから出力される画像を合成して前記モニタ側へ伝送する配線部材と、
所定のタイミングを基準タイミングとして前記複数のカメラおよび前記モニタに出力する基準タイミング出力手段と、
前記基準タイミングを入力する基準タイミング入力手段と、
を備え、
前記出力制御手段は、所定のビット数を有するパラレルデータのデジタル画像信号をシリアルデータのデジタル画像信号で出力する手段であって、前記基準タイミングに基づいてデジタル画像信号を出力し、
前記モニタは、前記基準タイミングに基づいて入力すること、
を特徴とするカメラシステム。 - 前記配線部材は、第一の伝送路と第二の伝送路とを備え、
前記基準タイミング出力手段は、前記第二の伝送路を用いて前記基準タイミングを前記カメラおよび前記モニタに出力し、
前記出力制御手段は、前記第一の伝送路を用いて前記デジタル画像信号からなる画像を出力すること、
を特徴とする請求項2に記載のカメラシステム。 - 前記配線部材は、第一の伝送路と第二の伝送路とからなる一本の配線部材であることを特徴とする請求項3に記載のカメラシステム。
- 前記基準タイミング出力手段は、前記複数のカメラのいずれか一つと前記配線部材とを接続する箇所で前記配線部材と接続していること、
を特徴とする請求項4に記載のカメラシステム。 - 前記基準タイミング出力手段は、前記モニタと前記配線部材とを接続する箇所で前記配線部材と接続していること、
を特徴とする請求項4に記載のカメラシステム。 - 前記基準タイミング出力手段において、前記基準タイミングは、画素を再生するために必要な同期信号と、画面を再生するために必要な水平同期信号及び垂直同期信号とを含むことを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載のカメラシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007027087A JP2008193511A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | カメラシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011055557A (ja) * | 2010-12-16 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | ヘッド分離型カメラ装置 |
US8587678B2 (en) | 2009-07-15 | 2013-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Head-separated camera device with switchable clocking |
JP2021034783A (ja) * | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 三菱電機株式会社 | 車載カメラ装置 |
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- 2007-02-06 JP JP2007027087A patent/JP2008193511A/ja active Pending
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