JP6895481B2 - プロモーション情報処理装置、プロモーション情報処理システムおよびプロモーション情報処理プログラム - Google Patents

プロモーション情報処理装置、プロモーション情報処理システムおよびプロモーション情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プロモーション情報処理装置、プロモーション情報処理システムおよびプロモーション情報処理プログラムに関する。
近年、情報通信技術等の発達に伴い、ネットワークや各種情報端末を介して様々なサービスが電子的に提供されている。たとえば、商品・サービスの販売に関する広告やクーポン等のプロモーションをスマートフォン等のユーザー端末に電子的に配信する技術も提案されている。
このような技術の例として、特許文献1には、各店舗で購入された商品に関する詳細な情報を店舗において効率的に収集可能とし、収集された情報に基づいて、各店舗がより効果的にクーポンを発行するための技術が開示されている。
特開2018−116501号公報
上記特許文献1に記載された技術は、様々な商品等を販売する店舗が、店舗の販売促進策としてクーポンを発行するためのものであり、商品等のメーカーが自社商品等の販売促進策として、消費者に対してアプローチできるものではない。商品等のメーカーにおいては、近年の消費動向の多様化・個別化に伴い、店舗という消費者に近いチャネルを通じて、店舗で実際に商品等を購入した消費者に対して、直接的に有効な商品のプロモーションを提供したり、消費者の動向を的確に把握したりすることが強く望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、商品等のメーカーにおいて、消費者によって店舗で実際に購入された商品等に基づいて、消費者に対して有効なプロモーションを直接的に提供したり、消費者の動向を的確に把握したりすることを可能とするためのプロモーション情報処理装置、プロモーション情報処理システムおよびプロモーション情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の手段によって達成される。
プロモーション情報処理装置は、プロモーション情報取得部、承認取得部、決済処理部、判断部、および配信部を有する。プロモーション情報取得部は、クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得する。承認取得部は、プロモーション情報取得部において取得されたプロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する。決済処理部は、販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、ユーザーおよび販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する。判断部は、承認取得部において配信の承認が取得されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、決済処理部において取得される支払情報および購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断する。配信部は、判断部によって配信条件が満たされたと判断された場合、対応するプロモーションをユーザーに配信する。
プロモーション情報処理システムは、提供者システム、販売者システム、決済システム、ユーザー端末、および情報処理装置を有する。提供者システムは、クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者によって設けられ、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報の登録を受け付けて送信する。販売者システムは、アイテムをユーザーに販売する販売者によって設けられ、当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認可否を受け付けると共に、販売者の各店舗に設けられてユーザーが各店舗でアイテムを購入する際にユーザーまたは購入されるアイテムに関する情報の読み取りを行う販売者端末と接続される。決済システムは、ユーザーおよび販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者によって設けられ、資金決済に関する処理を行うと共に、ユーザーのユーザー端末に情報を配信可能に構成される。ユーザー端末は、ユーザーによって所持される端末である。情報処理装置は、クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得するプロモーション情報取得部と、プロモーション情報取得部において取得されたプロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する承認取得部と、販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、ユーザーおよび販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する決済処理部と、承認取得部において配信の承認が取得されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、決済処理部において取得される支払情報および購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断する判断部と、判断部によって配信条件が満たされたと判断された場合、対応するプロモーションをユーザーに配信する配信部と、を有する。
プロモーション情報処理プログラムは、プロモーション情報取得ステップ、承認取得ステップ、決済処理ステップ、判断ステップ、および配信ステップを有する処理をコンピューターに実行させるように構成される。プロモーション情報取得ステップは、クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得する。承認取得ステップは、プロモーション情報取得ステップにおいて取得されたプロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する。決済処理ステップは、販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、ユーザーおよび販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する。判断ステップは、承認取得ステップにおいて配信の承認が取得されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、決済処理ステップにおいて取得される前記支払情報および前記購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断する。配信ステップは、判断ステップにおいて配信条件が満たされたと判断された場合、対応するプロモーションをユーザーに配信する。
本発明のプロモーション情報処理装置によれば、クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、プロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得する。そして、取得されたプロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する。そして、販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、ユーザーおよび販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する。そして、配信の承認が取得されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、支払情報および購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断し、配信条件が満たされた場合、対応するプロモーションをユーザーに配信する。これにより、アイテムの提供者であるメーカー等において、ユーザーによって店舗で実際に購入されたアイテムに基づいて、ユーザーに対して有効なプロモーションを直接的に提供したり、ユーザーの動向を的確に把握したりすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプロモーション情報処理システムの概略構成を示す図である。 ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。 販売者端末の概略構成を示すブロック図である。 販売者システムの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 メーカーシステムの概略構成を示すブロック図である。 決済システムの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置に登録されるプロモーション情報の一例を示す図である。 プロモーション情報の配信条件の登録を受け付けるために表示される画面の一例を示す図である。 プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの登録および承認処理の手順を示すシーケンスチャートである。 プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの配信有無の判断および配信処理の手順を示すシーケンスチャートである。 プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの利用および利用状況報告処理の手順を示すシーケンスチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<プロモーション情報処理システムの構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロモーション情報処理システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、プロモーション情報処理システムは、ユーザー端末100、販売者端末200、販売者システム300、情報処理装置400、メーカーシステム500および決済システム600を有する。ユーザー端末100は、インターネット等のネットワークを介して決済システム600と相互に通信可能に接続されている。販売者端末200は社内ネットワーク等を介して販売者システム300と相互に通信可能に接続されている。販売者システム300、メーカーシステム500、決済システム600は、それぞれネットワークを介して情報処理装置400と通信可能に接続されている。なお、各構成間の接続は、上記の例に限定されず、各構成同士が任意の方法によって接続されてもよい。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ユーザー端末100>
ユーザー端末100は、商品等のアイテムを購入するユーザーに携帯されるスマートフォンまたはタブレットPC等の情報端末である。
図2は、ユーザー端末の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ユーザー端末100は、CPU(Central Processing Unit)110、ROM(Read Only Memory)120、RAM(Random Access Memory)130、ストレージ140、通信インターフェース150および操作表示部160を有する。各構成は、バス170を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU110は、ROM120やストレージ140に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御や各種の演算処理を行う。
ROM120は、各種プログラムや各種データを格納する。
RAM130は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ストレージ140は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや、各種データを格納する。たとえば、ストレージ140には、ネットワークを介して決済システム600との間で各種情報を送受信したり、決済システム600から提供される各種情報を表示したりするためのアプリケーションがインストールされている。
通信インターフェース150は、決済システム600等の外部機器と通信するためのインターフェースであり、たとえば、携帯電話通信用の3G、4G等の規格や、Wi−Fi(登録商標)等の規格が用いられる。通信インターフェース150として、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信のための規格が用いられ、近接する販売者端末200等との通信が行われてもよい。
操作表示部160は、たとえば、タッチパネル式のディスプレイであり、各種情報を表示すると共に、ユーザーからの各種入力を受け付ける。
<販売者端末200>
販売者端末200は、アイテムを販売する小売業等の販売者の店舗に設けられるPOS(Point Of Sales)端末等の情報端末である。
図3は、販売者端末の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、販売者端末200は、CPU210、ROM220、RAM230、ストレージ240、通信インターフェース250、操作表示部260および読取部270を有する。各構成は、バス280を介して相互に通信可能に接続されている。なお、CPU210、ROM220、RAM230、ストレージ240、通信インターフェース250、操作表示部260は、ユーザー端末100の対応する各構成と同様の機能を有するため、重複する説明は省略する。
読取部270は、バーコード等の一次元コードやQRコード(登録商標)等の二次元コード等のコード(以下、バーコード等と総称する。)を読み取るための読取装置(リーダー)である。読取部270は、たとえば、アイテムに付されたバーコード等を読み取ることによって、アイテムを識別するためのJANコード等の商品識別番号やアイテムの購入金額に関する金額情報等を取得する。また、読取部270は、ユーザー端末100の操作表示部160に表示されたバーコード等を読み取ることによって、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報やクーポンに関する情報等の各種情報を取得する。読取部270を介して取得された商品識別番号や金額情報は、購入されるアイテムを示す購入アイテム情報として、販売者システム300を介して情報処理装置400に送信される。また、読取部270を介して取得されたユーザー識別情報や金額情報は、支払情報として、販売者システム300を介して情報処理装置400および決済システム600等に送信される。
<販売者システム300>
販売者システム300は、アイテムを販売する小売業等の販売者の本部等に設けられ、販売者端末200、アイテム、アイテムに関するプロモーション情報等を管理するためのシステムである。
図4は、販売者システムの概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、販売者システム300は、CPU310、ROM320、RAM330、ストレージ340、通信インターフェース350および操作表示部360を有する。各構成は、バス370を介して相互に通信可能に接続されている。なお、CPU310、ROM320、RAM330、ストレージ340、通信インターフェース350および操作表示部360は、ユーザー端末100の対応する各構成と同様の機能を有するため、重複する説明は省略する。
ストレージ340には、情報処理装置400から送信されるプロモーション情報を表示して管理者等からプロモーションを実施するための承認を受け付けるためのアプリケーションや、販売者端末200から送信される支払情報および購入アイテム情報等を情報処理装置400に送信するためのプログラム等がインストールされている。
<情報処理装置400>
情報処理装置400は、たとえばサーバー等のコンピューターであり、本実施形態ではプロモーション情報処理装置として機能する。
図5は、情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、情報処理装置400は、CPU410、ROM420、RAM430、ストレージ440、通信インターフェース450および操作表示部460を有する。各構成は、バス470を介して相互に通信可能に接続されている。なお、CPU410、ROM420、RAM430、ストレージ440、通信インターフェース450および操作表示部460は、ユーザー端末100の対応する各構成と同様の機能を有するため、重複する説明は省略する。
ストレージ440には、メーカーシステム500からプロモーション情報を取得して、販売者からの承認を得るために販売者システム300に送信するためのプログラムや、承認されたプロモーション情報について、配信有無の判断および配信処理を行うためのプログラム等がインストールされている。また、ストレージ440には、メーカーシステム500から取得したプロモーション情報や、販売者システ300において承認されたプロモーション情報が記憶される。プロモーション情報の詳細については後述する。
CPU410は、本実施形態では、プロモーション情報取得部、承認取得部、決済処理部、判断部、配信部、還元部および設定部として機能する。
<メーカーシステム500>
メーカーシステム500は、アイテムを生産して販売者を介してユーザーに提供するメーカー等に設けられ、アイテムのプロモーション情報を登録したり、プロモーションの利用状況を閲覧したりするために使用される。本実施形態では、メーカーシステム500は、提供者システムとして機能する。
図6は、メーカーシステムの概略構成を示すブロック図である。
図6に示すように、メーカーシステム500は、CPU510、ROM520、RAM530、ストレージ540、通信インターフェース550および操作表示部560を有する。各構成は、バス570を介して相互に通信可能に接続されている。なお、CPU510、ROM520、RAM530、ストレージ540、通信インターフェース550および操作表示部560は、ユーザー端末100の対応する各構成と同様の機能を有するため、重複する説明は省略する。
ストレージ540には、アイテムのプロモーション担当者等からプロモーション情報の登録を受け付けて情報処理装置400に送信するためのアプリケーションや、情報処理装置400から提供されるプロモーションの利用状況に関するレポートを表示するためのアプリケーション等がインストールされている。
<決済システム600>
決済システム600は、ユーザーが店舗においてアイテムを購入する際の決済手段を提供する決済事業者に設けられるシステムである。決済事業者は、たとえば、ユーザーのモバイル端末を利用したモバイル決済手段を提供するモバイル決済事業者である。
上記のモバイル決済手段は、モバイル決済事業者によって提供され、ユーザー端末100にダウンロードおよびインストールされる決済用アプリケーションを介して提供される。たとえば、決済用アプリケーションによって、ユーザー端末100の操作表示部160に、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報に対応するバーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コード等が表示される。これらの一次元コードや二次元コードが販売者端末200の読取部270によって読み取られ、ユーザー識別情報が取得される。ユーザー識別情報には、口座番号情報、カード番号情報、決済アカウント情報等の資金決済に必要な情報が予め関連付けられて決済システム600に記憶されている。販売者端末200によって取得されたユーザー識別情報が、金額情報や販売者の識別情報等と共に、販売者システム300、情報処理装置400を介して決済システム600に送信されることによって、ユーザーのアイテム購入における支払い処理が実行される。
図7は、決済システムの概略構成を示すブロック図である。
図7に示すように、決済システム600は、CPU610、ROM620、RAM630、ストレージ640、通信インターフェース650および操作表示部660を有する。各構成は、バス670を介して相互に通信可能に接続されている。なお、CPU610、ROM620、RAM630、ストレージ640、通信インターフェース650および操作表示部660は、ユーザー端末100の対応する各構成と同様の機能を有するため、重複する説明は省略する。
ストレージ640には、ユーザー端末100にダウンロードおよびインストールされる決済用アプリケーションや、当該決済アプリケーションを介して各ユーザー端末100との間で各種情報を送受信するためのプログラム等が記憶されている。たとえば、ストレージ640には、ユーザー端末100からの要求に応じて、ユーザー識別情報に対応するバーコードを生成してユーザー端末100に送信するためのプログラムが記憶されている。また、ストレージ640には、販売者システム300および情報処理装置400から送信される支払情報に基づいて、アイテムを購入したユーザーと販売者との間での購入代金の資金決済を実行するためのプログラムおよび各種情報がインストールおよび記憶されている。
<プロモーション情報>
図8は、情報処理装置に登録されるプロモーション情報の一例を示す図である。
図8に示すように、プロモーション情報には、たとえば、キャンペーンとして実施されるプロモーションに関する情報として、キャンペーン名、キャンペーン詳細、キャンペーン期間、キャンペーン予算、キャンペーン終了条件(期間/予算等)、キャンペーン対象商品、キャンペーン方法(クーポン/広告/アンケート等)等の情報が含まれる。また、プロモーション情報には、プロモーションにおいて配信されるクーポン、広告、または対象となる商品等に関する画像または動画を示す情報も含まれる。また、プロモーション情報には、プロモーションにおいて配信されるクーポン等による割引金額または割引率等に関する情報も含まれる。
また、プロモーション情報には、プロモーションにおいて配信されるクーポン等の配信条件に関する情報も含まれる。配信条件に関する情報には、購入されるアイテムに関する情報、購入金額に関する情報、購入数量に関する情報、購入店舗(場所)に関する情報、購入日時(曜日または時間帯等)に関する情報、購入したユーザーの属性(性別または年齢等)に関する情報等が含まれる。情報処理装置400に登録された配信条件に関する情報は、ユーザーがアイテムを購入する際に、販売者システム300から情報処理装置400に送信される支払情報またはアイテム情報から取得される情報とマッチングされ、マッチングの結果に基づいて、クーポン等の配信有無が判断される。
配信条件として設定される、購入されるアイテムに関する情報としては、たとえば、アイテムの種類や型番等を識別するための商品識別番号が設定される。商品識別番号としては、たとえば、JANコード(Japan Article Number Code)が使用されうる。商品識別番号として、UPC(Universal Product Code)、EAN(European Article Number)等の他の体系の番号または情報が設定されてもよい。また、購入されるアイテムに関する情報として、アイテムのカテゴリー(種類)に関する情報が設定されてもよい。また、購入されるアイテムに関する情報として、プロモーション情報を登録するメーカーにとって、購入されるアイテムが自社製品であるか他社製品であるかを指定する情報が設定されてもよい。
上記の配信条件に関する情報は、全ての項目が登録されてもよく、一部の項目のみが登録されてもよい。また、配信条件として設定された全ての項目の条件が満たされた場合に配信条件が満たされたと判断するか、一部の項目の条件が満たされた場合に配信条件が満たされたと判断するかといった判断条件が設定されてもよい。たとえば、配信条件として設定された各項目について、いわゆるAND条件またはOR条件のグループを指定して、各項目の組み合わせによって配信条件が満たされたか否かが判断されてもよい。
また、プロモーション情報には、ユーザーにプロモーションを配信するための配信媒体に関する情報が設定されてもよい。配信媒体は、たとえば、モバイル決済事業者が各ユーザー向けに提供する決済用アプリケーションである。配信媒体の詳細については後述する。また、配信条件として、ユーザーがアイテムを購入する際の支払いに使用する決済手段が設定され、配信媒体として、当該決済手段を提供する決済事業者によって提供されるアプリケーションや電子メッセージ等の各種媒体が設定されてもよい。このように配信条件と配信媒体とを、決済手段によって対応付けて設定することによって、ユーザーが支払いに使用した決済手段に対応する媒体を通じてプロモーションが配信されるため、プロモーションをより確実にユーザーに届けることが可能となる。
また、プロモーション情報には、プロモーションの実施に関する課金体系や課金単価等の契約条件に関する情報が設定されてもよい。
図9は、プロモーション情報の配信条件の登録を受け付けるために表示される画面の一例を示す図である。図9に示すような画面は、たとえば、メーカーシステム500の操作表示部560に表示され、メーカーのプロモーション担当者等からプロモーション情報の登録を受け付けるために利用される。図9に示す画面は、プロモーション情報の配信条件のうちの購入される商品に関する情報の登録を受け付けるための画面の一例である。
図9に示すように、たとえば、画面上部のラジオボタンが選択されることによって、購入されるアイテムが「自社製品」であるか「他社製品」であるかの指定が受け付けられる。また、画面左側に、「カテゴリー1」として、購入されるアイテムの大まかな分類(カテゴリー)が縦に並べて表示される。「カテゴリー1」のいずれかの項目が選択されることによって、画面右側に、「カテゴリー2」として、購入されるアイテムの細かい分類が縦に並べて表示される。「カテゴリー2」のいずれかの項目が選択されることによって、選択されたアイテムのカテゴリーが、配信条件として登録される。なお、購入される商品に関する情報の登録の方法は上記の例に限定されず、より細かいアイテムのカテゴリーやより広い範囲のアイテムのカテゴリーが登録されてもよい。また、JANコード等の商品識別番号が直接登録されてもよく、あるいは商品の名称等からJANコードや商品のカテゴリー等が検索されて登録されるようにしてもよい。
続いて、上記のようなプロモーション情報の設定例について説明する。
<配信条件の設定例1:スイッチング>
たとえば、プロモーション情報において、配信条件の「購入されるアイテムに関する情報」として「他社製品」の「歯ブラシ」という情報を設定し、配信条件が満たされた場合に、「自社製品」の「歯ブラシ」の割引クーポンが配信されるように設定する。これにより、他社製品の歯ブラシを購入したユーザーを、自社製品の歯ブラシを購入するように誘導するスイッチングを行うことができる。
<配信条件の設定例2:関連商品(自社起点)>
たとえば、プロモーション情報において、配信条件の「購入されるアイテムに関する情報」として「自社製品」の「歯ブラシ」という情報を設定し、配信条件が満たされた場合に、「自社製品」の「歯磨き粉」の割引クーポンが配信されるように設定する。これにより、自社製品の歯ブラシを購入したユーザーを、関連製品である自社製品の歯磨き粉を購入するように誘導する自社製品起点での関連商品誘導を行うことができる。
<配信条件の設定例3:関連商品(他社起点)>
たとえば、プロモーション情報において、配信条件の「購入されるアイテムに関する情報」として「他社製品」の「歯ブラシ」という情報を設定し、配信条件が満たされた場合に、「自社製品」の「歯磨き粉」の割引クーポンが配信されるように設定する。これにより、他社製品の歯ブラシを購入したユーザーを、関連製品である自社製品の歯磨き粉を購入するように誘導する他社製品起点での自社製品への関連商品誘導を行うことができる。
<プロモーション情報処理システムにおける処理>
以下、プロモーション情報処理システムにおいて実行される処理の例について説明する。以下では、プロモーションとして登録されたクーポンが、モバイル決済用アプリケーションを使用してアイテムを購入したユーザーのユーザー端末100に配信される場合を例に挙げて説明する。
<プロモーションの登録および承認処理>
まず、メーカーにおいて登録されたプロモーション配信(クーポン配信)に関するプロモーション情報について、対象の販売者から配信の承認可否を受け付ける処理について説明する。
図10は、プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの登録および承認処理の手順を示すシーケンスチャートである。図10のシーケンスチャートに示される各装置の処理は、各装置のストレージにプログラムとして記憶されており、各装置のCPUが各部を制御することにより実行される。
図10に示すように、メーカーシステム500は、プロモーション情報登録画面を表示する(ステップS101)。プロモーション情報登録画面は、図8に示すようなプロモーション情報の登録を、メーカーのプロモーション担当者等から受け付けるための画面であり、たとえば、図9に示すような画面である。メーカーシステム500は、たとえば、情報処理装置400にアクセスしてプロモーション情報登録画面を示すデータを取得し、取得したデータに基づいてプロモーション情報登録画面を、操作表示部560に表示する。
続いて、メーカーシステム500は、プロモーション情報の登録を受け付ける(ステップS102)。具体的には、メーカーシステム500は、ステップS101において表示したプロモーション情報登録画面に入力された情報を、プロモーション情報の登録として受け付ける。
続いて、メーカーシステム500は、ステップS102の処理において登録されたプロモーション情報に対応するクーポン等のプロモーションを配信するための配信媒体の選択を受け付ける(ステップS103)。配信媒体としては、たとえば、モバイル決済事業者が各ユーザー向けに提供する決済用アプリケーションが選択されうる。なお、配信媒体は、上記の決済用アプリケーションに限定されず、たとえば、販売者がユーザー向けに提供する販促用アプリケーションや、各種ポイント事業者がユーザー向けに提供するポイントアプリケーション、あるいは、各種SNS(Social Networking Service)またはコミュニケーション用のアプリケーションであってもよい。また、配信媒体は、ユーザーに提供されるダイレクトメール等の紙媒体や電子媒体等、プロモーション情報処理システムから個々のユーザーにアクセス可能な媒体であればいかなる媒体が使用されてもよい。
続いて、メーカーシステム500は、ステップS102の処理において登録されたプロモーション情報に対応するプロモーション配信の対象となる販売者(本システムによって提供されるサービスに加盟する加盟店)の選択を受け付ける(ステップS104)。たとえば、メーカーシステム500は、店舗を運営する企業やグループ毎、個々の店舗毎、店舗チェーン毎、エリア毎、運営形態毎等の任意の方法で対象販売者の選択を受け付ける。
続いて、メーカーシステム500は、ステップS101〜S104の各処理において登録された各種情報を情報処理装置400に送信する(ステップS105)。なお、登録された情報は、上記のようにまとめて情報処理装置400に送信されてもよく、あるいは、入力される度に情報処理装置400に送信されてもよい。
続いて、情報処理装置400は、メーカーシステム500から送信された各種情報を、ストレージ440等に記憶して登録する(ステップS106)。
続いて、情報処理装置400は、各プロモーション情報について、ステップS104の処理において登録された対象販売者に提示して、当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得するための承認依頼データを生成する(ステップS107)。
続いて、情報処理装置400は、ステップS107の処理において生成された承認依頼データを、対象販売者の販売者システム300に送信する(ステップS108)。
続いて、販売者システム300は、受信した承認依頼データに含まれるプロモーション情報を確認するためのプロモーション情報確認画面を操作表示部560に表示する(ステップS109)。プロモーション情報確認画面には、たとえば、図8に示すようなプロモーション情報と、当該プロモーション情報に対応するプロモーションの実施可否の選択を受け付けるためのボタンやチェックボックス等が表示される。販売者システム300が複数のプロモーション情報を受信している場合は、複数のプロモーション情報が一覧表示され、各プロモーション情報に関連付けて実施可否の選択を受け付けるためのボタン等が表示されてもよい。
続いて、販売者システム300は、必要に応じてプロモーション情報確認画面に表示されたプロモーション情報の更新または変更を受け付ける(ステップS110)。更新または変更されたプロモーション情報は、情報処理装置400を介してメーカーシステム500に送信され、メーカーのプロモーション担当者などによって更新または変更の可否が判断されてもよい。この場合、メーカーシステム500は、更新または変更の判断結果を受け付けると、情報処理装置400を介して販売者システム300に送信する。そして、販売者システム300は、受信した更新または変更の判断結果が反映されたプロモーション情報をプロモーション情報確認画面に表示することができる。これにより、販売者とメーカーとの間でプロモーション情報の内容を効率的に調整することができる。
続いて、販売者システム300は、たとえば販売者の企業における担当者から、各プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認可否を受け付ける(ステップS111)。このようにメーカーから提示されたプロモーションの配信可否を販売者が決定できるようにすることにより、たとえば、販売者にとって都合の良いプロモーションのみを販売者が選択することができ、メーカーおよび販売者の双方にとって有効なプロモーション配信を実施することができる。また、販売者が配信するプロモーションを選択できるため、メーカーは、販売者の都合について事前の慎重な考慮を重ねることなく、様々なプロモーションを容易に販売者に打診することができる。
続いて、販売者システム300は、ステップS111の処理において受け付けたプロモーション配信の承認可否に関する情報を情報処理装置400に送信する(ステップS112)。
続いて、情報処理装置400は、販売者システム300から受信したプロモーション配信の承認可否に関する情報に基づいて、ストレージ440に登録されたプロモーション情報のステータスを変更し、メーカーシステム500への通知を生成する(ステップS113)。具体的には、情報処理装置400は、プロモーションの配信の承認を受け付けたプロモーション情報については、プロモーションの配信が可能な承認の状態にステータスを変更する。また、情報処理装置400は、プロモーションの配信の否認を受け付けたプロモーション情報については、プロモーションの配信が不能な否認の状態にステータスを変更する(または、初期状態である未承認のステータスのままとする)。
続いて、情報処理装置400は、ステップS113において生成された通知をメーカーシステム500に送信する(ステップS114)。
続いて、メーカーシステム500は、情報処理装置400から受信した通知に基づいて、各プロモーション情報が各販売者によって承認されたか否認されたかの結果を操作表示部560に表示する(ステップS115)。これにより、メーカーの担当者などは登録したプロモーション情報が各販売者によって承認されたか否認されたかを容易に把握できる。
<プロモーションの配信有無の判断および配信処理>
次に、販売者によって承認されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報の配信条件と、ユーザーが当該販売者においてアイテムを購入した際の支払情報や購入アイテム情報に基づいて、プロモーションの配信有無を判断して配信する処理について説明する。
図11は、プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの配信有無の判断および配信処理の手順を示すシーケンスチャートである。図11のシーケンスチャートに示される各装置の処理は、各装置のストレージにプログラムとして記憶されており、各装置のCPUが各部を制御することにより実行される。
図11に示すように、ユーザー端末100は、操作表示部160に、バーコードまたはQRコード(登録商標)を表示する(ステップS201)。具体的には、ユーザーが販売者において何らかのアイテムを購入するために、自身のユーザー端末100において、モバイル決済事業者から提供される決済用アプリケーションを起動して支払用の機能を選択すると、操作表示部160にユーザー識別情報に対応するバーコード等が表示される。
続いて、販売者端末200は、ユーザー端末100からユーザー識別情報を取得する(ステップS202)。具体的には、販売者端末200は、ステップS201の処理においてユーザー端末100に表示されたバーコード等を、読取部270を介して読み取ることによって、ユーザー識別情報を取得する。なお、販売者端末200がユーザー識別情報を取得する方法は上記の例に限定されない。たとえば、販売者端末200は、読取部270として非接触ICリーダーを備え、ユーザー端末100に設けられた非接触ICチップ等からユーザー識別情報を取得してもよい。あるいは、販売者端末200は、ユーザー端末100から、ユーザー識別情報に関連付けられた情報を取得し、取得した情報をキーとして、ネットワークを介して接続される他のサーバー等からユーザー識別情報を取得してもよい。また、販売者端末200は、操作表示部260においてユーザー識別情報の入力を受け付けることによってユーザー識別情報を取得してもよい。
ここで、ユーザー識別情報は、上述の通り、モバイル決済事業者等によって個々のユーザーを識別するために割り当てられる情報である。ユーザー識別情報は、決済システム600においてユーザーの支払用の口座番号等に関連付けられて記憶されており、ユーザーがアイテムを購入する際に、支払情報として使用される。
また、販売者端末200は、読取部270によってアイテムに付されたバーコード等を読み取ることによって、購入されるアイテムを識別するためのJANコード等の商品識別番号を取得する。また、販売者端末200は、取得した商品識別番号をキーとして販売者システム300を検索することによって、アイテムの金額(販売価格)等の各種情報を取得する。
続いて、販売者端末200は、取得した情報に基づいて、決済システム600における決済処理等に必要な支払情報と、情報処理装置400における配信条件の充足判断等に必要な購入アイテム情報とを含む支払電文を生成する(ステップS203)。ここで、支払情報には、たとえば、ユーザー識別情報、購入金額情報、販売者または販売者端末200の識別情報等が含まれる。また、購入アイテム情報には、たとえば、JANコード等の商品識別番号が含まれる。購入アイテム情報として、販売者端末200の操作表示部260への入力や、商品識別番号等に基づいて取得される商品のカテゴリーを示す情報等が含まれてもよい。なお、ステップS203の支払電文の生成処理は、その一部または全部が販売者システム300において実行されてもよい。
続いて、販売者端末200(販売者システム300)は、生成された支払要求電文を情報処理装置400に送信する(ステップS204)。
続いて、情報処理装置400は、受信した支払要求電文を編集する(ステップS205)。具体的には、情報処理装置400は、受信した支払要求電文から、購入アイテム情報を抽出してストレージ440等に記憶すると共に、支払要求電文から購入アイテム情報を削除する。JANコード等の具体的な購入アイテム情報は販売者にとって重要な情報であり、必要以上に購入アイテム情報が共有されたり利用されたりすることは、販売者の事業にとって好ましくない。本実施形態では、上記のように支払要求電文から購入アイテム情報を抽出して削除するため、販売者は安心してJANコード等の購入アイテム情報を提供することができる。
続いて、情報処理装置400は、編集された支払要求電文を、ユーザーが支払いに使用するモバイル決済用アプリケーションを提供するモバイル決済事業者の決済システム600に送信する(ステップS206)。
続いて、決済システム600は、受信した支払要求電文の内容に基づいて、ユーザー識別情報に関連付けられた口座等の状況を確認し、ユーザーがアイテムを購入するための支払いを許可するか否かを判定する(ステップS207)。
続いて、決済システム600は、ステップS207の処理における判定結果を示す支払応答電文を生成して情報処理装置400に送信する(ステップS208)。
続いて、情報処理装置400は、決済システム600から送信された支払応答電文を受信して支払処理の結果を確認し(ステップS209)、受信した支払応答電文を販売者端末200(販売者システム300)に送信する(ステップS210)。
続いて、販売者端末200は、情報処理装置400から送信された支払応答電文の内容に基づいて、支払完了処理を実行する(ステップS211)。具体的には、支払応答電文の内容が支払いの許可を示すものであれば、販売者端末200は、操作表示部260に支払完了を示す画面を表示させて店舗のスタッフに支払完了を通知する。また、販売者端末200は、スピーカーまたはランプ(不図示)等を介して支払完了を示す音声や光を出力して、店舗のスタッフおよびユーザーが支払完了を容易に把握できるようにしてもよい。これにより、ユーザーによるアイテムの購入が完了する。
ここで、ユーザー端末100は、支払処理の結果や、支払処理がユーザーのプリペイド残高を用いて場合は支払処理後の残高を、操作表示部160に表示する(ステップS212)。支払処理の結果や残高は、ユーザー端末100が決済用アプリケーションを介して決済システム600と通信することによって取得されてもよく、ユーザー端末100が販売者端末200と通信することによって取得されてもよい。なお、支払応答電文の内容が支払いの拒絶(不許可)を示すものであれば、販売者端末200は、操作表示部260の表示やスピーカーまたはランプ等の出力を介して、支払いが完了していないことを店舗のスタッフおよびユーザーに通知する。この場合、販売者端末200は、他の方法での支払処理を促してもよい。
情報処理装置400は、ステップS209の処理において支払い許可の結果が記憶された取引について、購入内容とプロモーション情報の配信条件に基づいてプロモーションの配信有無を判断する(ステップS213)。具体的には、情報処理装置400は、支払いが成立した取引の支払情報および購入アイテム情報から、商品識別番号、購入金額、ユーザー属性、購入場所等の各種取引情報を確認する。そして、情報処理装置400は、確認された情報と、ストレージ440に記憶された各プロモーション情報の配信条件とをマッチング(照合)することによって、各プロモーション情報について配信条件が満たされるか否かを判断する。
たとえば、あるプロモーション情報の配信条件として、あるアイテムのJANコードが設定されている場合において、成立した取引の購入アイテム情報にそのJANコードが含まれていれば、情報処理装置400は、配信条件が満たされたと判断される。あるいは、配信条件としてアイテムのカテゴリーが設定されている場合において、成立した取引の購入アイテム情報にそのカテゴリーが含まれている、または、購入アイテム情報にJANコードが含まれており、当該JANコードが示すアイテムがそのカテゴリーに含まれると判断されれば、情報処理装置400は、配信条件が満たされたと判断される。また、配信条件として、たとえば、購入金額や購入数量が所定の値以上であることや、購入したユーザーの属性が所定のターゲット層(たとえば、年齢、性別等の一般的な属性区分)であること、あるいは、購入したユーザーの購入回数が所定の値以上であること等が、AND条件またはOR条件等として設定されている場合、情報処理装置400は、これらの項目も含めて各種取引情報と照合し、配信条件が満たされているか否かを判断する。たとえば、上記の購入回数に関する配信条件として、当該販売者での所定のアイテムまたはカテゴリーの累積購入回数が設定されてもよく、あるいは、当該販売者でのアイテムの種類を問わない累積購入回数が設定されてもよい。配信条件として累積購入回数が設定される場合、情報処理装置400は、ユーザーのユーザー識別情報と購入アイテム情報とを関連付けてストレージ440に蓄積する。このように、配信条件として購入回数を設定することによって、あるアイテムのリピーター、または販売者のリピーター(たとえば、常連客)をターゲットとして効果的にプロモーションを配信することができる。
続いて、情報処理装置400は、配信条件が満たされたと判断されたプロモーション情報について、プロモーション情報の設定内容に基づいて、プロモーションとしてのクーポンを示すクーポン情報を生成する(ステップS214)。クーポン情報には、たとえば、クーポンを利用可能な販売者、クーポンの対象となるアイテム、割引金額または割引率、クーポンの内容を示す画像または動画、クーポンの利用可能期間、配信媒体等に関する情報が含まれる。情報処理装置400は、クーポンを利用可能な販売者を、ユーザーにアイテムを販売して購入アイテム情報を送信した販売者のみとするように設定することができる。これにより、メーカーによって提供されるクーポンを、販売者としての販売促進および顧客の囲い込み、リピーター獲得にも活用できるため、従来は実現困難であった販売者から外部プレーヤーへの購入アイテム情報の提供を実現容易とすることができる。
情報処理装置400は、ステップS214の処理において生成されたクーポン情報を、配信媒体として設定されたシステム等からユーザーに配信させるための配信指示を生成する(ステップS215)。
続いて、情報処理装置400は、ステップS215の処理において生成された配信指示を、たとえば、配信媒体として設定されたモバイル決済事業者の決済システム600に送信する(ステップS216)。本実施形態では、配信媒体として、ユーザーが支払いに使用する決済手段を提供する決済事業者によって提供されるアプリケーションが設定されているため、情報処理装置400は、ステップS206の処理において支払要求電文を送信した決済システム600に配信指示を送信する。なお、配信指示の送信先は、上記の例に限定されず、配信媒体として設定された内容に応じて任意の送信先が設定されうる。
続いて、決済システム600は、情報処理装置400から受信した配信指示に基づいて、配信対象となるユーザーのユーザー端末100にクーポン(クーポン情報)を配信する(ステップS217、S218)。たとえば、決済システム600は、ユーザー端末100の決済用アプリケーションにクーポンを配信してもよく、あるいは、登録された電子メールアドレスやSNSアカウント等にメッセージを送信してクーポンを配信してもよい。この配信処理は、配信指示を受信する度にリアルタイム処理として実行されてもよく、あるいは、所定の期間毎にまとめてバッチ処理として実行されてもよい。
続いて、ユーザー端末100は、決済システム600から送信されたクーポンを受信して取得する(ステップS219)。取得されたクーポンは、たとえば、ユーザー端末100の操作表示部160にバーコード等として表示される。バーコード等には、クーポンの内容を示すクーポン情報が符号化されて記録されてもよく、あるいは、バーコード等には、クーポンを識別するためのクーポン識別情報が記録され、クーポン識別情報に基づいてネットワークを介して通信可能な他のサーバー等からクーポン情報が取得されてもよい。
<プロモーションの利用および利用状況報告処理>
次に、配信されたプロモーションの利用を受け付けて、利用状況をメーカーに報告する処理について説明する。
図12は、プロモーション情報処理システムにおけるプロモーションの利用および利用状況報告処理の手順を示すシーケンスチャートである。図12のシーケンスチャートに示される各装置の処理は、各装置のストレージにプログラムとして記憶されており、各装置のCPUが各部を制御することにより実行される。
図12に示すように、ユーザー端末100は、操作表示部160にたとえばバーコード等の形態でクーポンを表示する(ステップS301)。
続いて、販売者端末200は、ユーザー端末100からクーポン情報を取得する(ステップS302)。具体的には、販売者端末200は、ステップS101の処理においてユーザー端末100に表示されたバーコード等を、読取部270を介して読み取ることによって、クーポン情報を取得する。なお、販売者端末200がクーポン情報を取得する方法は上記の例に限定されない。たとえば、販売者端末200は、読取部270として非接触ICリーダーを備え、ユーザー端末100に設けられた非接触ICチップ等からクーポン情報を取得してもよい。あるいは、販売者端末200は、ユーザー端末100から、クーポンを識別するためのクーポン識別情報を取得し、取得したクーポン識別情報をキーとして、ネットワークを介して接続される他のサーバー等からクーポン情報を取得してもよい。また、販売者端末200は、操作表示部260においてクーポン識別情報の入力を受け付けることによってクーポン情報を取得してもよい。なお、販売者端末200は、クーポン情報とともに、支払処理に必要となるユーザー識別情報を取得してもよい。あるいは、ユーザー識別情報が、上記のクーポン識別情報としても使用され、ユーザー識別情報に基づいてクーポン情報が取得されるようにしてもよい。
また、販売者端末200は、読取部270によってアイテムに付されたバーコード等を読み取ることによって、クーポンを利用して購入されるアイテムの商品識別番号や金額(販売価格)等の各種情報を取得する。
続いて、販売者端末200(販売者システム300)は、取得したクーポン情報や、クーポンを利用して購入されるアイテムの商品識別番号や金額等の各種情報に基づいて、クーポンを利用するためのクーポン利用要求を生成する(ステップS303)。
続いて、販売者端末200(販売者システム300)は、生成したクーポン利用要求を情報処理装置400に送信する(ステップS304)。
続いて、情報処理装置400は、受信したクーポン利用要求の内容を確認して、クーポンが利用可能か否かを判定する(ステップS305)。
続いて、情報処理装置400は、ステップS305において判定された結果を販売者端末200(販売者システム300)に送信する(ステップS306)。
続いて、販売者端末200(販売者システム300)は、情報処理装置400から送信された判定結果の内容を確認し、利用可能を示すものであれば、アイテムの割引等のクーポンの利用処理を実行して、そのままアイテムの購入に必要な支払処理等を継続する(ステップS307)。一方、判定結果の内容が利用不可を示すものであれば、販売者端末200は、その旨を通知してクーポンに関する処理を終了し、そのままアイテムの購入に必要な支払処理等を継続してもよい。
続いて、販売者端末200(販売者システム300)は、クーポンの利用処理を実行した場合、クーポンの利用内容を示すクーポン利用情報を、プロモーション利用情報として、情報処理装置400に送信する(ステップS308)。
続いて、情報処理装置400は、受信したクーポン利用情報をストレージ440のデータベースに各種条件に基づいて検索および抽出可能な状態として蓄積する(ステップS309)。
ここで、メーカーシステム500は、担当者等からクーポンの利用状況の閲覧要求を受け付けると(ステップS310)、クーポン利用状況閲覧要求を情報処理装置400に送信する(ステップS311)。クーポン利用状況閲覧要求には、情報処理装置400に蓄積されたクーポン利用情報から必要な情報を検索および抽出するための条件や、検索および抽出された情報の出力態様に関する指定等が含まれる。
続いて、情報処理装置400は、受信したクーポン利用状況閲覧要求に基づいて、クーポン利用状況レポートを生成する(ステップS312)。クーポン利用状況レポートは、プロモーションの利用状況に関するレポートであり、たとえば、各クーポンの配信数、取得数、利用数、取得率、利用率、これらの指標のアイテム毎、販売者毎、ユーザー属性毎、またはクーポンの内容毎の傾向等の様々な情報を可視化して示すためのものである。
続いて、情報処理装置400は、ステップS312の処理において生成したクーポン利用状況レポートを示すレポート情報をメーカーシステム500に送信する(ステップS313)。
メーカーシステム500は、受信したレポート情報に基づいて、操作表示部560にクーポン利用状況レポートを表示する(ステップS314)。メーカーの担当者等は、表示されたクーポン利用状況レポートを確認することによって、クーポンのプロモーション効果や利用傾向を容易かつ的確に検証して、より有効なプロモーションの実施につなげることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記の実施形態では、プロモーションとしてクーポンが配信される例について説明したが、これに限定されず、アイテムに関する広告や各種アンケート等が配信されてもよい。
また、上記の実施形態では、決済事業者の決済システム600からユーザーのユーザー端末100にプロモーションが配信される例について説明したが、これに限定されない。たとえば、情報処理装置400、販売者システム300、または他の事業者のシステムからユーザー端末100にプロモーションが配信されてもよい。また、プロモーションの配信方法も、ユーザー端末100に電子的に配信されるオンラインの形態に限定されず、販売者端末200から出力される紙帳票やダイレクトメール等によって配信される、いわゆるオフラインの形態であってもよい。
また、プロモーション情報処理システムが有するユーザー端末100、販売者端末200、販売者システム300、情報処理装置400、メーカーシステム500および決済システム600の各構成は、それぞれ上記の構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記の構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
また、各構成が有する機能は、他の構成によって実現されてもよい。たとえば、販売者端末200が有するものとして説明した機能の一部を、ユーザー端末100、販売者システム300、または情報処理装置400が実行するようにしてもよい。あるいは、情報処理装置400が有するものとして説明した機能の一部を、販売者システム300、メーカーシステム500、または決済システム600等の他の構成が実行するようにしてもよい。この場合、当該他の構成のCPUが、プロモーション情報取得部、承認取得部、決済処理部、判断部、配信部、還元部または設定部として機能する。
また、ユーザー端末100、販売者端末200、販売者システム300、情報処理装置400、メーカーシステム500および決済システム600は、それぞれ複数の装置によって構成されてもよく、あるいは単一の装置によって構成されてもよい。
また、上述した実施形態に係るプロモーション情報処理システムにおける処理は、上記のフローチャートまたはシーケンスチャートのステップ以外のステップを含んでもよく、あるいは、上述したステップのうちの一部を含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて一つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述したフローチャートまたはシーケンスチャートは、一部のステップを省略してもよく、他のステップが追加されてもよい。また各ステップの一部は同時に実行されてもよく、一つのステップが複数のステップに分割されて実行されてもよい。
以上のように、本実施形態の情報処理装置400によれば、プロモーションの対象となるアイテムの提供者であるメーカー等から、プロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得する。そして、情報処理装置400は、取得したプロモーション情報を販売者システム300に送信して、販売者からプロモーションの配信の承認を取得する。そして、情報処理装置400は、販売者システム300から、ユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、決済システム600に中継するとともに、ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を販売者の店舗に設けられた販売者端末200から取得する。そして、情報処理装置400は、配信の承認が取得されたプロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件について、取得した支払情報および購入アイテム情報のうちの少なくとも一方に基づいて、配信条件が満たされるか否かを判断する。そして、情報処理装置400は、配信条件が満たされたと判断された場合、対応するプロモーションをユーザーに配信する。これにより、商品等のメーカーにおいて、ユーザーが店舗で実際に購入した商品等に基づいて、ユーザーに対して有効なプロモーションを直接的に提供したり、ユーザーの動向を的確に把握したりすることができる。
また、上記のようにメーカーから提示されたプロモーションの配信可否を販売者が決定できるようにすることにより、たとえば、販売者にとって都合の良いプロモーションのみを販売者が選択することができ、メーカーおよび販売者の双方にとって有効なプロモーション配信を実施することができる。さらに、販売者が配信するプロモーションを選択できるため、メーカーは、販売者の都合について事前の慎重な考慮を重ねることなく、様々なプロモーションを容易に販売者に打診することができる。
また、情報処理装置400は、支払情報を、ユーザー端末100を利用したモバイル決済手段を提供するモバイル決済事業者の決済システム600に中継し、当該決済システム600を介して決済に利用されたユーザー端末100にプロモーションを配信する。これにより、ユーザーがアイテム購入時の支払いに使用した決済システム600およびユーザー端末100の決済用アプリケーションを通じてプロモーションが配信されるため、プロモーションをより確実に、また、ユーザーが容易に利用可能な状態で、ユーザーに届けることが可能となる。さらに、決済用アプリケーションを提供するモバイル決済事業者にとっても、メーカーが提供するプロモーションをユーザーに提供可能となるため、決済サービスの普及や活性化につなげることができる。
また、モバイル決済手段は、ユーザー端末100に表示されるコードであってユーザーを識別するためのユーザー識別情報に対応するコードを、販売者端末200の読取部270が読み取ることによって取得されるユーザー識別情報が支払情報として使用される、いわゆるコード決済方式によって実行され、情報処理装置400は、販売者端末200を介して支払情報および購入アイテム情報を取得する。これにより、ユーザー識別情報を含む支払情報と購入アイテム情報と共に販売者端末200を介して取得することができ、システムやネットワークの設計を簡易化することができる。
また、購入アイテム情報は、購入されるアイテムに付されたバーコード等のコードを販売者端末200の読取部270において読み取って取得される。これにより、店舗における販売者端末200の操作を単純化することができ、店舗での販売オペレーションを煩雑化することなくプロモーションの配信を実現することができる。
また、情報処理装置400は、販売者においてクーポンが利用されたことを示すクーポン利用情報を販売者システム300から取得し、クーポン利用情報に基づいてクーポン利用状況レポートを生成してメーカーシステム500に還元する。これにより、クーポンの配信を企画および実行したメーカーの担当者等は、表示されたクーポン利用状況レポートを確認することによって、クーポンのプロモーション効果や利用傾向を容易かつ的確に検証して、より有効なプロモーションの実施につなげることができる。すなわち、メーカーにおいては、実施したプロモーションの結果に基づいて自ら仮説を検証したり、新たな気付きを得て次なる打ち手を考案して再度新たなプロモーションを実施したりして、いわゆるPDCAサイクルを回しつつ、連続的なプロモーションを実施することができる。
また、情報処理装置400は、プロモーションを、購入されるアイテムを販売した販売者のみにおいて利用可能となるように設定する。これにより、メーカーによって提供されるクーポンを、販売者としての販売促進および顧客の囲い込み、リピーター獲得にも活用できるため、従来は実現困難であった販売者から外部プレーヤーへの購入アイテム情報の提供を実現容易とすることができる。
また、配信条件は、アイテムを識別するための商品識別番号に関する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報として、商品識別番号に関する情報を取得し、取得された商品識別番号に関する情報が、配信条件に含まれる場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、対象の販売店において特定のアイテムを実際に購入したユーザーをターゲットとして、自社製品の購入への誘導(スイッチング)や、関連性の高い自社製品の購入への誘導等の様々なプロモーションを直接的に実施することができ、より効果的なプロモーションを実施することができる。
また、商品識別番号として、JANコードを使用することができる。これにより、販売店において広く一般的に使用されている情報をそのまま使用して、有効なプロモーション配信を効率的に実施することができる。
また、情報処理装置400は、支払情報を決済事業者に中継する際に、取得した購入アイテム情報を決済事業者等に中継しないように設定する。JANコード等の具体的な購入アイテム情報は販売者にとって重要な情報であり、必要以上に購入アイテム情報が共有されたり利用されたりすることは、販売者の事業にとって好ましくない。したがって、上記のように購入アイテム情報を決済事業者等に中継しないように設定することによって、販売者は安心してJANコード等の購入アイテム情報を提供することができる。
また、配信条件は、アイテムのカテゴリーに関する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報に基づいて、購入されるアイテムのカテゴリーに関する情報を取得し、取得された購入されるアイテムのカテゴリーに関する情報が、配信条件に含まれる場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは、プロモーション情報の配信条件を登録する際に、具体的なアイテムのJANコード等を指定することなく、配信条件とするアイテムのカテゴリーを指定することができる。さらに、販売者とっても、販売取り扱いのあるアイテムのJANコード等をメーカーに開示する必要がなくなり、安心してプロモーション配信の提案を受けることができる。
また、配信条件は、アイテムがプロモーションを配信するメーカーによって提供される自社製品であるか、当該メーカー以外によって提供される他社製品であるかを指定する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報に基づいて、購入されるアイテムが自社製品であるか、他社製品であるかを判断し、その判断結果が、配信条件に含まれる自社製品または他社製品の指定と一致する場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは、配信条件として購入されるアイテムのカテゴリーを指定した場合でも、自社製品または他社製品の指定を行うことができるため、プロモーション配信のターゲットを緻密に絞り込んで有効なプロモーションを実施することができる。
また、配信条件は、アイテムの数量に関する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報に基づいて、購入されるアイテムの数量に関する情報を取得し、取得された購入されるアイテムの数量が、配信条件に含まれるアイテムの数量以上の場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは所定の数量以上のアイテムを購入したユーザーをターゲットとしてプロモーションを効果的に配信することができる。
また、配信条件は、購入金額に関する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報または支払情報に基づいて、購入されるアイテムの購入金額を取得し、取得された購入金額が、配信条件に含まれる購入金額以上の場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは所定の金額以上購入したユーザーをターゲットとしてプロモーションを効果的に配信することができる。
また、配信条件は、ユーザーの属性に関する情報を含み、情報処理装置400は、支払情報に基づいて、アイテムを購入するユーザーの属性に関する情報を取得し、取得されたアイテムを購入するユーザーの属性に関する情報が、配信条件に含まれる場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは特定の属性を有するユーザーをターゲットとしてプロモーションを効果的に配信することができる。
また、配信条件は、アイテムが購入される時間または場所に関する情報を含み、情報処理装置400は、支払情報に基づいて、アイテムが購入される時間または場所に関する情報を取得し、取得されたアイテムが購入される時間または場所に関する情報が、配信条件に含まれる場合に、配信条件が満たされたと判断する。これにより、メーカーは特定の時間または場所においてアイテムを購入したユーザーをターゲットとしてプロモーションを効果的に配信することができる。
また、配信条件は、所定のアイテムの累積購入回数または販売者での累積購入回数に関する情報を含み、情報処理装置400は、購入アイテム情報または支払情報に基づいて、ユーザーのアイテムの累積購入回数または販売者での累積購入回数に関する情報を取得し、取得されたユーザーのアイテムの累積購入回数または販売者での累積購入回数が、配信条件に含まれるアイテムの累積購入回数または販売者での累積購入回数以上の場合に、配信条件が満たされたと判断する。このように、配信条件として累積購入回数を設定することによって、あるアイテムを所定の回数以上購入しているリピーター、または販売者において所定の回数以上購入している常連客等をターゲットとしてプロモーションを効果的に配信することができる。
上述した実施形態に係るプロモーション情報処理システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、プロモーション情報処理システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
100 ユーザー端末、
110 CPU、
120 ROM、
130 RAM、
140 ストレージ、
150 通信インターフェース、
160 操作表示部、
170 バス、
200 販売者端末、
210 CPU、
220 ROM、
230 RAM、
240 ストレージ、
250 通信インターフェース、
260 操作表示部、
270 読取部、
280 バス、
300 販売者システム、
310 CPU、
320 ROM、
330 RAM、
340 ストレージ、
350 通信インターフェース、
360 操作表示部、
370 バス、
400 情報処理装置、
410 CPU、
420 ROM、
430 RAM、
440 ストレージ、
450 通信インターフェース、
460 操作表示部、
470 バス、
500 メーカーシステム、
510 CPU、
520 ROM、
530 RAM、
540 ストレージ、
550 通信インターフェース、
560 操作表示部、
570 バス、
600 決済システム、
610 CPU、
620 ROM、
630 RAM、
640 ストレージ、
650 通信インターフェース、
660 操作表示部、
670 バス。

Claims (18)

  1. クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得するプロモーション情報取得部と、
    プロモーション情報取得部において取得された前記プロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する承認取得部と、
    前記販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、前記ユーザーおよび前記販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、前記ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、前記販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する決済処理部と、
    前記承認取得部において配信の承認が取得された前記プロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、前記決済処理部において取得される前記支払情報および前記購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって前記配信条件が満たされたと判断された場合、対応する前記プロモーションを前記ユーザーに配信する配信部と、
    を有するプロモーション情報処理装置。
  2. 前記決済処理部は、前記支払情報を、前記ユーザーのモバイル端末を利用したモバイル決済手段を提供するモバイル決済事業者に中継し、
    前記配信部は、前記モバイル決済事業者を介して前記ユーザーのモバイル端末に前記プロモーションを配信する請求項1に記載のプロモーション情報処理装置。
  3. 前記モバイル決済手段は、前記ユーザーの前記モバイル端末に表示されるコードであって前記ユーザーを識別するためのユーザー識別情報に対応するコードを、前記販売者端末が読み取ることによって取得される前記ユーザー識別情報が支払情報として設定される方式で提供され、
    前記決済処理部は、前記販売者端末を介して前記支払情報および前記購入アイテム情報を取得する請求項2に記載のプロモーション情報処理装置。
  4. 前記購入アイテム情報は、前記購入されるアイテムに付されたコードを前記販売者端末において読み取ることによって取得される請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  5. 前記決済処理部は、前記販売者において前記プロモーションが利用されたことを示すプロモーション利用情報を前記販売者から取得し、
    前記プロモーション利用情報に基づいて前記プロモーションの利用状況に関するレポートを生成して前記提供者に還元する還元部をさらに有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  6. 前記配信部によって配信される前記プロモーションを、前記購入されるアイテムを販売した前記販売者のみにおいて利用可能となるように設定する設定部をさらに有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  7. 前記配信条件は、アイテムを識別するための商品識別番号に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報として、前記商品識別番号に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される前記商品識別番号に関する情報が、前記配信条件に含まれる場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  8. 前記商品識別番号は、JANコードである請求項7に記載のプロモーション情報処理装置。
  9. 前記決済処理部は、前記支払情報を前記決済事業者に中継する際に、取得した前記購入アイテム情報を前記決済事業者に中継しないように設定する請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  10. 前記配信条件は、アイテムのカテゴリーに関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報に基づいて、前記購入されるアイテムのカテゴリーに関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される前記購入されるアイテムのカテゴリーに関する情報が、前記配信条件に含まれる場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜9のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  11. 前記配信条件は、アイテムが前記提供者によって提供される自社製品であるか、前記提供者以外によって提供される他社製品であるかを指定する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報に基づいて、前記購入されるアイテムが前記提供者によって提供される自社製品であるか、前記提供者以外によって提供される他社製品であるかを判断し、
    前記判断部は、前記決済処理部における自社製品または他社製品の判断結果が、前記配信条件に含まれる自社製品または他社製品の指定と一致する場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  12. 前記配信条件は、アイテムの数量に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報に基づいて、前記購入されるアイテムの数量に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される前記購入されるアイテムの数量が、前記配信条件に含まれるアイテムの数量以上の場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  13. 前記配信条件は、購入金額に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報または前記支払情報に基づいて、前記購入されるアイテムの購入金額に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される前記購入されるアイテムの購入金額が、前記配信条件に含まれる購入金額以上の場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜12のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  14. 前記配信条件は、アイテムの累積購入回数または前記販売者での累積購入回数に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記購入アイテム情報または前記支払情報に基づいて、前記ユーザーの前記アイテムの累積購入回数または前記販売者での累積購入回数に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される前記ユーザーの前記アイテムの累積購入回数または前記販売者での累積購入回数が、前記配信条件に含まれる前記アイテムの累積購入回数または前記販売者での累積購入回数以上の場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜13のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  15. 前記配信条件は、前記ユーザーの属性に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記支払情報に基づいて、前記アイテムを購入するユーザーの属性に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される、前記アイテムを購入するユーザーの属性に関する情報が、前記配信条件に含まれる場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜14のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  16. 前記配信条件は、アイテムが購入される時間または場所に関する情報を含み、
    前記決済処理部は、前記支払情報に基づいて、前記アイテムが購入される時間または場所に関する情報を取得し、
    前記判断部は、前記決済処理部において取得される、前記アイテムが購入される時間または場所に関する情報が、前記配信条件に含まれる場合に、前記配信条件が満たされたと判断する請求項1〜15のいずれか一項に記載のプロモーション情報処理装置。
  17. クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者によって設けられ、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報の登録を受け付けて送信する提供者システムと、
    アイテムをユーザーに販売する販売者によって設けられ、当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認可否を受け付けると共に、前記販売者の各店舗に設けられてユーザーが各店舗でアイテムを購入する際に前記ユーザーまたは購入されるアイテムに関する情報の読み取りを行う販売者端末と接続される販売者システムと、
    前記ユーザーおよび前記販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者によって設けられ、前記資金決済に関する処理を行うと共に、前記ユーザーのユーザー端末に情報を配信可能な決済システムと、
    前記ユーザーに所持されるユーザー端末と、
    請求項1〜16のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    を有するプロモーション情報処理システム。
  18. クーポンまたは広告を含むプロモーションの対象となるアイテムの提供者から、当該アイテムに関するプロモーションの提供内容および配信条件を含むプロモーション情報を取得するプロモーション情報取得ステップと、
    プロモーション情報取得ステップにおいて取得された前記プロモーション情報をアイテムの販売者に提示して、当該販売者から当該プロモーション情報に対応するプロモーションの配信の承認を取得する承認取得ステップと、
    前記販売者においてユーザーがアイテムを購入するための支払情報を取得して、前記ユーザーおよび前記販売者間の資金決済に関する処理を行う決済事業者に中継するとともに、前記ユーザーによって購入されるアイテムに関する購入アイテム情報を、前記販売者の店舗に設けられた販売者端末を介して取得する決済処理ステップと、
    前記承認取得ステップにおいて配信の承認が取得された前記プロモーション情報について、当該プロモーション情報に含まれる配信条件と、前記決済処理ステップにおいて取得される前記支払情報および前記購入アイテム情報のうちの少なくとも一方と、に基づいて、当該配信条件が満たされるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記配信条件が満たされたと判断された場合、対応する前記プロモーションを前記ユーザーに配信する配信ステップと、
    を有する処理をコンピューターに実行させるためのプロモーション情報処理プログラム。
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