JP6891878B2 - アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナに関する。
従来、グランドプレーンと、前記グランドプレーンを基準とする給電点に接続された第1の共振器と、前記第1の共振器によって電磁界結合で非接触に給電される第2の共振器とを備える、アンテナが知られている。
特許第5686221号公報
第2の共振器が、第1の導体部と、第1の導体部にギャップを介して容量結合する第2の導体部とを有する形態では、共振周波数を固定した場合、当該ギャップを狭めることで当該ギャップを挟む容量結合部の容量は増えるので、アンテナの小型化が可能である。しかしながら、当該ギャップを狭めるほど、アンテナの放射効率が低下する場合がある。
そこで、本発明の一態様は、小型化と放射効率の向上との両立が可能なアンテナを提供することを目的とする。
本開示の一態様では、
第1の表面と、前記第1の表面とは反対側対の第2の表面とを有し、誘電正接が0よりも大きく0.01以下である基材部と、
前記基材部の前記第2の表面側に設けられるグランドプレーンと、
前記グランドプレーンを基準とする給電点に接続された第1の共振器と、
前記基材部の前記第1の表面に設けられ、第1の導体部と前記第1の導体部にギャップを介して容量結合する第2の導体部とを有する第2の共振器とを備え、
前記第2の共振器は、前記第1の共振器によって電磁界結合で非接触に給電され、
前記第2の共振器は、前記基材部の前記第1の表面側からみた平面視で前記グランドプレーンと重ならない、アンテナが提供される。
本案によれば、前記第2の共振器が形成された基材部の誘電正接は、0よりも大きく0.01以下であるので、当該ギャップを狭めても、放射効率を向上させることができる。したがって、アンテナの小型化と放射効率の向上とを両立させることができる。
アンテナのシミュレーションモデルの構成の一例を示す斜視図である。 容量結合部の面配置構成の一例を基材部の平面視で示す図である。 容量結合部の面配置構成の他の一例を基材部の平面視で示す図である。 容量結合部の面配置構成の他の一例を基材部の平面視で示す図である。 容量結合部の積層配置構成の一例を示す図である。 容量結合部の積層配置構成の一例を示す図である。 容量結合部の積層配置構成の一例を示す図である。 容量結合部の積層配置構成の一例を示す図である。 アンテナのシミュレーション時の構成の一例を平面視で示す図である。 アンテナのシミュレーション時の積層構成の一例を示す図である。 放射素子及び給電素子のシミュレーション時の構成の一例を示す図である。 容量結合部のギャップ長と共振周波数との関係の一例を示す図である。 誘電正接と放射効率との関係の一例を示す図である。 実際の電子機器の試作品に搭載したアンテナの構成の一例を模式的に示す断面図である。 図14に示されるアンテナにおいて、放射素子の周辺部を模式的に示す断面図である。 図15に示される部分を、フィルムに対して導体ストリップ側からの視点で示す平面図である。 図14に示されるアンテナを平面視で示す図である。 図17に示されるアンテナの放射素子及び導体ストリップを平面視で示す図である。 図17に示されるアンテナの給電素子を平面視で示す図である。 各材料の比誘電率及び誘電正接を示す図である。 フィルムの材料の違いによるトータル効率を実測した結果の一例を示す図である。 フィルムの材料の違いによる反射係数を実測した結果の一例を示す図である。 図9〜11に示すアンテナの構成において、給電素子と放射素子との間の距離と放射効率との関係をシミュレーション上で計算した結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るアンテナ25のシミュレーションモデルの構成の一例を示す斜視図である。アンテナ25は、電子機器に搭載される。電子機器は、アンテナ25を用いて無線通信を行う。
アンテナ25が搭載される電子機器とは、例えば、無線通信モジュール、据え置き型のテレビやパソコン等の表示機器自体、表示機器に搭載される装置、移動体自体、又は移動体に搭載される装置である。移動体の具体例として、携帯可能な携帯端末装置、自動車等の車両、ロボットなどが挙げられる。携帯端末装置の具体例として、携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、ゲーム機、テレビ、音楽や映像のプレーヤー、ウェアラブルデバイスなどが挙げられる。ウェアラブルデバイスの具体的な形態として、リストウォッチ型、ペンダント型、メガネ型などが挙げられる。
アンテナ25は、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信規格、IEEE802.11ac等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応する。アンテナ25は、グランド14を利用する伝送線路の終端12に接続される。
伝送線路の具体例として、マイクロストリップライン、ストリップライン、グランドプレーン付きコプレーナウェーブガイド(信号線の形成される導体面とは反対側の表面にグランドプレーンが配置されたコプレーナウェーブガイド)、コプレーナストリップラインなどが挙げられる。
アンテナ25は、グランド14と、給電素子21と、放射素子22とを備える。
グランド14は、グランドプレーンの一例である。グランド外縁14aは、グランド14の直線的な外縁の一例である。グランド14は、例えば、XY平面に平行な基板13に形成されたグランドパターンである。
基板13は、誘電体を主成分とする部材である。基板13の具体例として、FR4(Flame Retardant Type4)基板が挙げられる。基板13は、可撓性を有するフレキシブル基板でもよい。基板13は、第1の基板表面と、第1の基板表面とは反対側の第2の基板表面とを有する。例えば、第1の基板表面には、電子回路が実装され、第2の基板表面には、グランド14が形成されている。なお、グランド14は、第1の基板表面に形成されていても、基板13の内部に形成されていてもよい。
基板13に実装される電子回路は、例えば、アンテナ25を介して信号を受信する受信機能と、アンテナ25を介して信号を送信する送信機能との少なくとも一方の機能を含む集積回路である。電子回路は、例えば、ICチップによって実現される。
給電素子21は、グランドプレーンを基準とする給電点に接続された第1の共振器の一例である。給電素子21は、伝送線路の終端12に接続されている。終端12は、グランド14をグランド基準とする給電点の一例である。
給電素子21は、基板13に配置されてもよいし、基板13以外の箇所に配置されてもよい。給電素子21が基板13に配置されている場合、給電素子21は、例えば、基板13の第1の基板表面に形成された導体パターンである。
給電素子21は、グランド14から離れる方向に延伸し、グランド14をグランド基準とする給電点(終端12)に接続されている。給電素子21は、放射素子22に対して非接触で高周波的に結合して給電可能な線状導体である。図面には、グランド外縁14aに対して直角な方向に延在する直線状導体と、グランド外縁14aに並走して延在する直線状導体とによって、L字状に形成された給電素子21が例示されている。図示の場合、給電素子21は、終端12を起点に端部21aから延伸してから曲折部21cで折れ曲がり、先端部21bまで延伸する。先端部21bは、他の導体が接続されていない開放端である。図面には、L字状の給電素子21が例示されているが、給電素子21の形状は、直線状、メアンダ状、ループ状などの他の形状でもよい。
放射素子22は、第1の共振器に近接する第2の共振器の一例である。放射素子22は、例えば、給電素子21から離れて配置され、給電素子21が共振することにより放射導体として機能する。放射素子22は、例えば、給電素子21と電磁界結合することにより非接触に給電されて放射導体として機能する。電磁界結合とは、電磁波による非接触結合を意味する。
放射素子22は、グランド外縁14aに沿うように延伸する導体部分を有する。図面には、導体部分として、導体エレメント41,51,52が示されている。導体部分は、グランド外縁14aから離れて位置する。放射素子22がグランド外縁14aに沿った導体部分を有することによって、例えば、アンテナ25の指向性を容易に調整することが可能となる。
給電素子21と放射素子22は、例えば、互いに電磁界結合可能な距離で離れて配置されている。放射素子22は、給電素子21から給電を受ける給電部を有している。図面には、給電部として、第1の導体エレメント41が示されている。放射素子22は、給電部で給電素子21を介して電磁界結合によって非接触で給電される。このように給電されることによって、放射素子22は、アンテナ25の放射導体として機能する。
放射素子22は、給電素子21によって電磁界結合で非接触に給電されることにより、半波長ダイポールアンテナと同様の共振電流(一方の先端部23と他方の先端部24との間を定在波状に分布する電流)が放射素子22上に流れる。すなわち、放射素子22は、給電素子21によって電磁界結合で非接触に給電されることにより、ダイポールアンテナとして機能する。
放射素子22は、第1の導体エレメント41と、第2の導体エレメント51と、第3の導体エレメント52とを有する。第2の導体エレメント51は、第1の導体部の一例である。第3の導体エレメント52は、第2の導体部の一例である。
第1の導体エレメント41は、第2の導体エレメント51に接続される一端と、第3の導体エレメント52に接続される他端とを有する。第2の導体エレメント51は、第1の導体エレメント41に対して当該一端で折り返されて延在し、第3の導体エレメント52は、第1の導体エレメント41に対して当該他端で折り返されて延在する。
第2の導体エレメント51の第1の先端部23と、第3の導体エレメント52の第2の先端部24とは、ギャップ60を介して離れている。つまり、放射素子22の形状は、ギャップ60で開放する開ループであり、放射素子22は、ギャップ60を有する開ループ共振アンテナである。第2の導体エレメント51が有する第1の先端部23は、放射素子22の一方の先端部であり、第3の導体エレメント52が有する第2の先端部24は、放射素子22の他方の先端部である。
本実施形態では、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52とは、ギャップ60を介して容量的に結合する。図1の場合、第1の先端部23と第2の先端部24とがギャップ60を介して容量的に結合する。つまり、放射素子22は、第1の先端部23と第2の先端部24とでギャップ60を挟んだ容量結合部を有する。
第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれの長手方向で対向する。ギャップ60は、当該長手方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。
放射素子22は、誘電性の基材部30に設けられている。基材部30は、例えば、平面部を有する基板である。放射素子22の一部又は全部は、基材部30の表面に設けられてもよいし、基材部30の内部に設けられてもよい。
放射素子22の共振周波数を固定した場合、ギャップ60のギャップ長が短いほど、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52とでギャップ60を挟んだ容量結合部の容量は増えるので、放射素子22の小型化が可能である。放射素子22の小型化によりアンテナ25の小型化が可能である。ギャップ60は、直線で形成されているが、櫛状のインターディジタル構造で形成されてもよい。
しかしながら、放射素子22の容量結合部のギャップ長が短くなると、アンテナ25の放射効率ηが劣化する。放射効率ηは、アンテナ25への供給電力に対する放射電力の比率を表す。放射効率ηの劣化は、放射素子22が形成された基材部30の誘電正接(tanδ)に起因する。
そこで、本実施形態では、基材部30の誘電正接(tanδ)は、0よりも大きく0.01以下に設定されている。これにより、放射素子22の共振周波数を固定した場合、ギャップ60を狭くしても、tanδが0.01よりも大きな場合と比較して放射効率ηを向上させることができる。したがって、アンテナ25の小型化と放射効率ηの向上が両立する。
また、アンテナ25が送信又は受信する電波の波長をλとしたとき、給電素子21と放射素子22との最短距離は、0よりも大きく0.117×λ以下であることが、アンテナ25の小型化と放射効率ηの向上とを両立させる点で好ましい。より好ましくは、0.07×λ以下であり、さらに好ましくは、0.04×λ以下である。
図2は、容量結合部の面配置構成の一例を基材部30の平面視で示す図であり、基材部30の第1の表面33の法線方向からの視点で示す。第1の表面33の法線方向は、Z軸(図1参照)に平行な方向である。放射素子22及びギャップ60は、第1の表面33上に位置する。第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれのエレメント幅方向で対向する。ギャップ60は、当該エレメント幅方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。
図3は、容量結合部の面配置構成の他の一例を基材部30の平面視で示す図であり、基材部30の第1の表面33の法線方向からの視点で示す。放射素子22及びギャップ60は、第1の表面33上に位置する。第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれの長手方向で対向する。ギャップ60は、当該長手方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。第1の先端部23は、第2の導体エレメント51の長手方向に対して直角に曲がり、第2の先端部24は、第3の導体エレメント52の長手方向に対して直角に曲がる。
図4は、容量結合部の面配置構成の他の一例を基材部30の平面視で示す図であり、基材部30の第1の表面33の法線方向からの視点で示す。放射素子22及びギャップ60は、第1の表面33上に位置する。アンテナ25は、第1の表面33上に位置する第4の導体エレメント26を備える。第4の導体エレメント26は、第3の導体部の一例である。第4の導体エレメント26は、第2の導体エレメント51及び第3の導体エレメント52にギャップ60を介して容量結合する。
第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれの長手方向で対向し、第1のギャップ60を介して容量的に結合する。第1のギャップ60は、当該長手方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。
第2の導体エレメント51の第1の先端部23と第4の導体エレメント26の一方の先端部とは、第2の導体エレメント51と第4の導体エレメント26のそれぞれのエレメント幅方向で対向し、第2のギャップ60を介して容量的に結合する。第2のギャップ60は、当該エレメント幅方向で第1の先端部23と当該一方の先端部との間に形成されている。
第3の導体エレメント52の第2の先端部24と第4の導体エレメント26の他方の先端部とは、第3の導体エレメント52と第4の導体エレメント26のそれぞれのエレメント幅方向で対向し、第3のギャップ60を介して容量的に結合する。第3のギャップ60は、当該エレメント幅方向で第2の先端部24と当該他方の先端部との間に形成されている。
図2〜図4の構成によれば、第1の先端部23及び第2の先端部24が、0.01以下の誘電正接を有する基材部30の第1の表面33に接しているので、ギャップ60のギャップ長を短縮した長さに対する放射効率ηの向上度合いが増す。
図5〜8は、容量結合部の積層配置構成の一例を示す図である。各図の(a)は、積層方向に平行な断面の一例を示す図である。各図の(b)は、基材部30の第1の表面33側の構成の一例を示す図である。各図の(c)は、基材部30の第2の表面34側の構成の一例を示す図である。第2の表面34は、第1の表面33とは反対側の表面である。
図5において、第2の導体エレメント51、第3の導体エレメント52及びギャップ60は、第1の表面33上に位置する。第1の導体エレメント41は、第2の表面34上に位置する。第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれの長手方向で対向する。ギャップ60は、当該長手方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。
第1の導体エレメント41は、第2の導体エレメント51の第1の外側端部に第1のビア31を介して接続された一端と、第3の導体エレメント52の第2の外側端部に第2のビア32を介して接続された他端とを有する。第1のビア31及び第2のビア32は、基材部30を貫通する。
図5の構成によれば、第1の先端部23及び第2の先端部24が、0.01以下の誘電正接を有する基材部30の第1の表面33に接しているので、ギャップ60のギャップ長を短縮した長さに対する放射効率ηの向上度合いが増す。
図6において、第3の導体エレメント52は、第1の表面33上に位置する。第2の導体エレメント51及びギャップ60は、基材部30の内部に位置する。第1の導体エレメント41は、第2の表面34上に位置する。第1の先端部23と第2の先端部24とは、第2の導体エレメント51と第3の導体エレメント52のそれぞれのエレメント幅方向で対向する。ギャップ60は、当該エレメント幅方向で第1の先端部23と第2の先端部24との間に形成されている。
図7において、第1の先端部23は、第2の導体エレメント51の長手方向に対して直角に曲がり、第2の先端部24は、第3の導体エレメント52の長手方向に対して直角に曲がる。ギャップ60は、基材部30の第1の表面33上に位置する部分と、基材部30の内部に位置する部分とを有する。
図8において、第4の導体エレメント26は、第2の導体エレメント51及び第3の導体エレメント52にギャップ60を介して容量結合する。図4の場合と同様に、3箇所のギャップ60が形成されている。各ギャップ60は、基材部30の内部に位置する。
図6〜図8の構成によれば、ギャップ60が基材部30の内部(誘電正接は0.01以下)に位置するので、ギャップ60のギャップ長を短縮した長さに対する放射効率ηの向上度合いが増す。
図9は、アンテナ25のシミュレーション時の構成の一例を平面視で示す図である。図10は、アンテナ25のシミュレーション時の積層構成の一例を示す図である。給電素子21及びグランド14は、給電素子層16に配置され、放射素子22及び基材部30は、放射素子層15に配置されている。図11は、放射素子22及び給電素子21のシミュレーション時の構成の一例を示す図である。
図9〜図11において、本シミュレーション時の各部の寸法は、単位をmmとすると、
L11:40
L12:60
L13:20
L14:2
L15:14
L16:15.5
L17:2.5
L18:1.9
L19:1.7
L20:2.9
とする。
図12は、基材部30の誘電正接(=tanδ)の違いによる、容量結合部のギャップ長と共振周波数との関係の一例を示す図である。横軸のgapは、第1の先端部23と第2の先端部24との間のギャップ60のギャップ長を表す。縦軸の共振周波数は、アンテナ25の共振周波数を表す。図12に示されるように、誘電正接を0.0001から0.1まで変化させても、同一ギャップ長であれば、共振周波数はほとんど変化しない。
図13は、ギャップ60のギャップ長の違いによる、誘電正接と放射効率ηとの関係の一例を示す図である。図13は、ギャップ長gapが0.05mm,0.1mm,0.5mm,1mmの4つの場合を示す。
ギャップ長が0.05mmと0.1mmの場合において、プロットされていない箇所は、アンテナ25がアンテナとして機能しない領域を示す。
図13に示されるように、基材部30の誘電正接(tanδ)は、0よりも大きく0.01以下であると、ギャップ60を狭くしても、tanδが0.01よりも大きな場合と比較して放射効率ηが向上する。したがって、アンテナ25の小型化と放射効率ηの向上が両立している。
図14は、実際の電子機器の試作品に搭載したアンテナ25の構成の一例を模式的に示す断面図である。グランド114は、グランド14の一具体例であり、給電素子121は、給電素子21の一具体例であり、放射素子122は、放射素子22の一具体例である。基板113は、基板13の一具体例であるFR4基板である。終端112は、終端12(給電点)の一具体例である。フィルム130は、誘電正接が0よりも大きく0.01以下の基材部30の一具体例である。
放射素子122は、フィルム130を介してガラス板118の内側表面に取り付けられている。ガラス板118は、電子機器の裏蓋である。基板113は、電子機器の金属製の筐体117に、少なくとも一つの取り付け部119によって取り付けられている。グランド114は、少なくとも一つの接続部120を介して、筐体117に接地されている。
図15は、図14に示されるアンテナ25において、放射素子122の周辺部を模式的に示す断面図である。放射素子122は、ギャップ60を有する開ループ共振アンテナである。導体ストリップ126は、上述の第4の導体エレメント26の一具体例である。図14では、導体ストリップ126の図示が省略されている。導体ストリップ126は、ギャップ60を形成する両側の導体エレメントに容量結合するように、フィルム130を介してギャップ60に対向して配置されている。すなわち、開ループ共振アンテナ(放射素子122)は、フィルム130に対し垂直方向に導体ストリップ126と容量結合できる構造を有している。このような形態により、開ループのギャップ部分(ギャップ60)がガラス板118に直接的に面していないため、ガラス板118の誘電正接に起因する放射効率の低下を抑制することができる。導体ストリップ126は、ガラス板118の内側表面とフィルム130との間に設けられていて、ガラス板118の内側表面とフィルム130の両方に接触している。
放射素子122は、フィルム130よりも誘電正接が低いガラス板118の影響を抑えるため、ガラス板118との距離が離れるように、フィルム130に対してガラス板118とは反対側に位置している。
図16は、図15に示される部分を、フィルム130に対して導体ストリップ126側からの視点で示す平面図である。図16では、ガラス板118の図示は省略されている。導体ストリップ126の両端部は、ギャップ60を形成する両側の導体エレメントにフィルム130を介して対向している。
図17は、図14に示されるアンテナ25を平面視で示す図である。図18は、図17に示されるアンテナ25の放射素子122及び導体ストリップ126を平面視で示す図である。図19は、図17に示されるアンテナ25の給電素子121を平面視で示す図である。
図20は、各材料の比誘電率及び誘電正接(tanδ)を示す図である。図21は、フィルム130の材料の違いによるトータル効率を実測した結果の一例を示す図である。図22は、フィルム130の材料の違いによる反射係数S11を実測した結果の一例を示す図である。トータル効率は、放射効率ηと反射係数S11との積を表す。つまり、トータル効率は、アンテナ25のリターンロスが加味された放射効率を表す。
図22に示されているように、誘電正接が0.01以下の材料B,Cをフィルム130に使用した場合、所望の共振周波数で良好なインピーダンスマッチングが得られている。また、図21に示されているように、トータル効率については、誘電正接が0.008の材料Bが材料Aよりも優れており、誘電正接が0.001の材料Cが材料Bよりも優れている。
なお、図21,22においてトータル効率及び反射係数を測定した時において、図14〜19に示された各部の寸法は、単位をmmとすると、
L24:2.3
L25:3.9
L39:1
L40:1.5
L30:1.3
L31:1.3
L35:1.2
L36:2
L37:0.4
L38:0.4
L33:14.4
L34:13.6
L41:10.5
L42:59.5
L43:18.5
L44:1
L45:1
L46:0.5
L47:60
L48:3.5
である。また、フィルム130の厚さは、50μmである。
図23は、図9〜11に示すアンテナ25の構成において、給電素子21と放射素子22との間の距離と放射効率との関係をシミュレーション上で計算した結果の一例を示す図である。図23は、tanδが0.01の場合を示す。横軸は、給電素子21と放射素子22との間の最短距離Dを示す。縦軸は、放射効率ηを表す。gapは、第1の先端部23と第2の先端部24との間のギャップ60のギャップ長を表す。λは、アンテナ25が送信又は受信する電波の波長を表す。
図23に示されるように、最短距離Dが0.117×λであれば、ギャップ長が1mmであるとき、放射効率ηは50%以上になる。ギャップ長が0.5mm又は0.1mmであるとき、放射効率ηは50%未満であるが、tanδを0.01よりも小さな値に変更することによって、放射効率ηを50%以上にすることができる。
また、最短距離Dが0.07×λ以下であれば、「tanδ=0.01且つギャップ長=0.5mm」であっても、放射効率ηを50%以上にすることができる。また、最短距離Dが0.04×λ以下であれば、「tanδ=0.01且つギャップ長=0.1mm」であっても、放射効率ηを50%以上にすることができる。
なお、図23において、シミュレーション時の各部の寸法は、図9〜図11を測定したときの上述の値と同じである。
以上、アンテナを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
本国際出願は、2016年4月15日に出願した日本国特許出願第2016−081706号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2016−081706号の全内容を本国際出願に援用する。
12 終端
14 グランド
21 給電素子
22 放射素子
23 第1の先端部
24 第2の先端部
25 アンテナ
26 第4の導体エレメント
30 基材部
41 第1の導体エレメント
51 第2の導体エレメント
52 第3の導体エレメント
60 ギャップ

Claims (6)

  1. 第1の表面と、前記第1の表面とは反対側対の第2の表面とを有し、誘電正接が0よりも大きく0.01以下である基材部と、
    前記基材部の前記第2の表面側に設けられるグランドプレーンと、
    前記グランドプレーンを基準とする給電点に接続された第1の共振器と、
    前記基材部の前記第1の表面に設けられ、第1の導体部と前記第1の導体部にギャップを介して容量結合する第2の導体部とを有する第2の共振器とを備え、
    前記第2の共振器は、前記第1の共振器によって電磁界結合で非接触に給電され、
    前記第2の共振器は、前記基材部の前記第1の表面側からみた平面視で前記グランドプレーンと重ならない、アンテナ。
  2. 前記第2の共振器が送信又は受信する電波の波長をλとしたとき、
    前記第1の共振器と前記第2の共振器との最短距離は、0よりも大きく0.117×λ以下である、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記第2の共振器の形状は、開ループであり、
    前記第1の導体部は、前記第2の共振器の一方の先端部を有し、前記第2の導体部は、前記第2の共振器の他方の先端部を有する、請求項1又は2に記載のアンテナ。
  4. 前記ギャップは、前記基材部の表面上に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ。
  5. 前記ギャップは、前記基材部の内部に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ。
  6. 前記基材部の表面上に位置する第3の導体部を備え、
    前記第3の導体部は、前記第1の導体部及び前記第2の導体部にギャップを介して容量結合する、請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ。
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