JP6891440B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の発明では、画像形成装置において、開閉カバーの揺動を規制するストッパの一部を弾性変位可能としている。
ストッパを上述のような構成とすることで、開閉カバーに過度な力が加わったときにストッパが弾性変形するため、開閉カバー等の破損が防止される。
特開2011−248073号公報
上記従来技術によれば、開閉カバーの破損は防止されるが、その反面、弾性変形可能な構成に起因して、ユーザーにとっては開閉カバーの剛性が低いと感じ易く、不安が生じ易い。
本開示の一局面は、上記点に鑑み、開閉カバーの操作時の剛性感を高めることを目的とする。
本開示の一態様は、画像形成部(10)と、フレーム(3)と、サイドカバー(2A)と、開閉カバー(2B)と、アーム部(4)と、規制部(5)とを備える画像形成装置(1)である。
画像形成部(10)は、第1側面と隣り合う第2側面に開口が設けられた筐体(2)の内部に設けられ、用紙に画像を形成する。フレーム(3)は、画像形成部(10)を支持する。サイドカバー(2A)は、フレーム(3)を覆い、筐体(2)の第1側面を構成する。開閉カバー(2B)は、筐体(2)の開口を塞ぐ第1位置と筐体(2)の開口を開放する第2位置との間を回動軸心(L1)を中心に回動する。
また、アーム部(4)は、開閉カバー(2B)に固定され、開閉カバー(2B)をフレーム(3)に対し回動可能に支持する。規制部(5)は、開閉カバー(2B)が第2位置にあるときにアーム部(4)の変位を規制する。規制部(5)は、アーム部(4)に設けられた第1ストッパ(5A)と、サイドカバー(2A)に設けられ、開閉カバー(2B)が第2位置にあるときに第1ストッパ(5A)と係合する第2ストッパ(5B)とを有する。
さらに、第1ストッパ(5A)は、第2ストッパ(5B)と係合する規制面(50)を有する。規制面(50)は、回動軸心(L1)の半径方向に交差する方向に延びる第1領域(50A)と、回動軸心(L1)と平行な方向と交差する方向に延びる第2領域(50B)とを有する。
これにより、規制面(50)の第1領域(50A)が回動軸心(L1)の半径方向と交差することによってアーム部(4)の回動軸心(L1)の半径方向の変位を規制し、第2領域(50B)が回動軸心(L1)と平行な方向と交差することによってアーム部(4)の回動軸心(L1)と平行な方向の変位が規制される。そのため、開閉カバー(2B)を開いた状態におけるアーム部(4)の変形が抑制され、開閉カバー(2B)操作時の剛性感を高めることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
実施形態に係る画像形成装置1の斜視図である。 図1の画像形成装置1の部分拡大斜視図である。 図1の画像形成装置1のフレーム3と画像形成部10との位置関係を示す模式的斜視図である。 図1の画像形成装置1のサイドカバー2Aと、アーム部4と、フレーム3との位置関係を示す分解斜視図である。 図1の画像形成装置1の開閉カバー2Bとアーム部4とを示す斜視図である。 図1の画像形成装置1の開閉カバー2Bとアーム部4とを示す前側から視た断面図である。 図7Aは画像形成装置1の規制部5周辺の部分拡大平面図であり、図7Bは図7Aをさらに拡大した平面図である。 図8Aは画像形成装置1の開閉カバー2Bが第2位置にあるときのアーム部4周辺の部分拡大断面図であり、図8Bは画像形成装置1の開閉カバー2Bが第1位置にあるときのアーム部4周辺の部分拡大断面図である。 図9Aは画像形成装置1の開閉カバー2Bが第2位置にあるときの開閉カバー2B周辺の断面図であり、図9Bは画像形成装置1の開閉カバー2Bのドラムロックレバー101がドラムロック102Aに当接している状態の開閉カバー2B周辺の断面図であり、図9Cは画像形成装置1の開閉カバー2Bが第1位置にあるときの開閉カバー2B周辺の断面図である。
以下に説明する「本開示の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、カラー方式の画像形成装置に本開示を適用したものである。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本開示は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本開示の実施形態を図面と共に説明する。
1.画像形成装置の概要
画像形成装置1は、図1〜3に示すように、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部10と、画像形成部10を支持するフレーム3と、筐体2の開口を開閉する開閉部11とを備える。
開閉部11は、フレーム3を覆うサイドカバー2Aと、筐体2の開口を塞ぐ開閉カバー2Bと、開閉カバー2Bをフレーム3に対し回動可能に支持するアーム部4とを含んでいる。
なお、図1、2の斜視図では画像形成部10の図示は省略している。また、図3は、画像形成装置1における画像形成部10と筐体2及びフレーム3との位置関係を示すための概略図であり、筐体2の一部の図示を省略している。
画像形成部10は、現像部、感光体部、帯電器、露光器、定着器等(図示せず。)を有している。画像形成部10は、図3に示すように、画像形成装置1の筐体2内部に収納されている。
ドラムユニットの鉛直方向下側には、給紙トレイ(図示せず)が設けられている。給紙トレイは、多数枚の用紙を積載可能な積載部である。給紙トレイは、フレーム3に対して着脱自在に装着されている。なお、給紙トレイは多段に形成され、各段に種類の異なる用紙が積載されてもよい。
用紙はベルトによって現像部側から定着器側に搬送され、画像が形成される。画像形成部10によって画像が形成された用紙は、排紙ローラ9によって筐体2の鉛直方向上側に設けられた排紙トレイ2Eに後側から前側に向けて排出される。
筐体2は、第1側面と隣り合う第2側面に開口2Fが設けられている。具体的には、筐体2は、図3に示すように、筐体2の左右方向の第1側面を構成する1対のサイドカバー2A1、2A2と、1対のサイドカバー2A1、2A2の間に形成される筐体2の開口2Fを塞ぎつつ、筐体2の前方の第2側面を構成する開閉カバー2Bと、開閉カバー2Bと対向し、筐体2の後方の第2側面を構成するリアカバー2Cと、筐体2の底面を構成する下フレーム2Dと、排紙トレイ2Eを含む上フレーム2Gとを有する。
なお、本実施形態における「前」とは、水平方向のうち、用紙が排紙トレイ2Eに排出される方向をいう。また、本実施形態における「左」とは、水平方向のうち、排紙方向と直交する方向において開閉カバー2B側から見て左手となる方向をいう。
開閉カバー2Bは、筐体2の開口2Fを塞ぐ第1位置P1(図3の状態)と筐体2の開口2Fを開放する第2位置P2(図1、2の状態)との間を回動軸心L1を中心にフレーム3に対し回動する。図1、2は、開閉カバー2Bが第2位置P2にある状態を示しており、図3は、開閉カバー2Bが第1位置P1にある状態を示している。開閉カバー2Bの回動軸心L1は左右方向と平行である。また、開閉カバー2Bの回動軸心L1は、開閉カバー2Bの第2位置における後方(つまり、第1位置における下方)に位置する。
なお、開閉カバー2Bの回動軸心L1は、開口2Fの下方に位置する。また、開閉カバー2Bは、略平板形状であり、第2位置において、図1、2に示すように略水平方向に姿勢が維持される。また、第1位置においては、筐体2の開口を塞ぐように略鉛直方向に姿勢が維持される。
開閉カバー2Bの開口を塞ぐ動作、つまり第2位置から第1位置への回動を説明すると、回動軸心L1と反対側の開閉カバー2Bの先端縁が、回動軸心L1を中心に筐体2側へ弧を描くように後方かつ上方に移動し、筐体2の上面と略一致する位置に到達する。これにより、筐体2の開口が開閉カバー2Bにより塞がれる。また、開閉カバー2Bによって開口を開放する動作は、上述とは逆に、開閉カバー2Bの先端縁を回動軸心L1と略同じ高さとなる位置まで移動させる。
なお、開閉カバー2Bは、現像剤の補充(つまり、プロセスユニットの交換)時や詰まった用紙の除去作業時(つまり、ジャム処理時)等の際にユーザーにより開かれるものであり、通常時には、閉じられて第1位置にある。
また、開閉カバー2Bには、開閉カバー2Bを第1位置でロックするためのドラムロックレバー101が、左右両側に1つずつ設けられている。このドラムロックレバー101は、第1位置において、フレーム3に設けたレバー挿入孔102に挿入されている。
フレーム3は、図3に模式的に示すように、画像形成部10を挟んで筐体2内の左右両側に一対に配置されており、ユーザーにより分解されない強度部材である。一対のフレーム3の間には、画像形成部10の他に、無端ベルト、給紙トレイ等が収容される空間が形成されている。
フレーム3は、概ね直方体状の外形を有し、前後方向及び上下方向の寸法が左右方向の寸法よりも大きく形成されている。フレーム3は、図4に示すように、前下方にアーム部4が回動可能に取り付けられる嵌合部3Aを有している。
また、フレーム3は、前面の上方にレバー挿入孔102が形成され、上述のように、開閉カバー2Bを閉じる際にレバー挿入孔102に対応するドラムロックレバー101が挿入される。
アーム部4は、図4に示すように、左右方向においてサイドカバー2Aとフレーム3との間に配置されている。つまり、画像形成装置1の回動軸心L1と平行な方向において、外側から内側に向かって、サイドカバー2A、アーム部4、及びフレーム3がこの順に配置されている。なお、図4は左側のアーム部4を示しており、右側のアーム部4の場合は右から左に向かって、サイドカバー2A、アーム部4、及びフレーム3がこの順に配置されている。
アーム部4は、図5、6に示すように、略円弧状の形状を有する。アーム部4は、一端側が開閉カバー2Bに固定され、他方側が開閉カバー2Bから突出している。また、アーム部4は、この他方側に開閉カバー2Bの回動軸心を含む回動軸部6を有する。なお、図5、6は、開閉カバー2Bが第1位置にある状態を示している。
アーム部4は、開閉カバー2Bが第1位置にある状態の下側(又は、開閉カバー2Bが第2位置にある状態での後側)の左右方向の両端部分に1つずつ取付けられている。また、アーム部4は、回動軸部6及び第1ストッパ5Aが開閉カバー2Bの下側に突出するように配置されている。アーム部4は、フレームに対し開閉カバー2Bと一体的に変位し、開口を閉じたときに筐体2内に収納可能に構成されている。
アーム部4の回動軸部6は、回動軸心L1と平行な方向に突出し、図6に示すように、フレーム3に対し回転可能に、例えばネジ等により取付けられている。具体的には、回動軸部6は、回動軸心L1と平行な方向の筐体2の内側に突出している。つまり、左側のアーム部4では、右側に回動軸部6が突出し、右側のアーム部4では、左側に回動軸部6が突出している。
回動軸部6は、フレーム3の嵌合部3Aに回転可能に嵌合される。このように、アーム部4は、フレーム3と共に開閉カバー2Bを回動可能に支持するヒンジ機構を構成している。
2.開閉カバーの変位規制構造
画像形成装置1は、開閉カバー2Bが第2位置にあるときにアーム部4、ひいては開閉カバー2Bの変位を規制する規制部5を備える。規制部5により、開閉カバー2Bが筐体2に対して所定角度以上開かないように規制され、第2位置において、開閉カバー2Bが図1に示すような略水平状態に保たれる。
規制部5は、図7A、7Bに示すように、アーム部4に設けられた第1ストッパ5Aと、サイドカバー2Aに設けられ、開閉カバー2Bが第2位置にあるときに第1ストッパ5Aと係合する第2ストッパ5Bとを有する。
第1ストッパ5Aは、アーム部4からサイドカバー2Aに向けて突設されている。また、第1ストッパ5Aは、回動軸部6の突出方向と反対方向(つまり、回動軸心L1と平行な方向の筐体2の外側)に突出している。
また、第1ストッパ5Aは、図8A、8Bに示すように、アーム部4の回動軸心L1から回動軸心L1の半径方向に離間した位置に設けられている。第1ストッパ5Aと回動軸心L1との回動軸心L1の半径方向の距離Dが大きいほど、第1ストッパ5Aに加わる回動軸心L1と平行な方向の力であるモーメントを小さくできる。
ここで、「第1ストッパ5Aと回動軸心L1との回動軸心L1の半径方向の距離D」とは、第1ストッパ5Aと、回動軸心L1との回動軸心L1の半径方向の最短距離を意味する。
第1ストッパ5Aは、図7Bに示すように、第2ストッパ5Bと係合する第1規制面50を有する。第1規制面50は、開閉カバー2Bの回動軸心L1の半径方向(つまり、前後方向)に交差する方向に延びる第1領域50Aと、回動軸心L1と平行な方向(つまり、左右方向である。)に交差する方向に延びる第2領域50Bとを有する。なお、図7A、Bは、1対のアーム部4のうち、左側のアーム部4を図示したものであるが、右側のアーム部4も、左右対称となる点を除き略同様の構成を有する。
また、第2領域50Bは、第1領域50Aに対して回動軸心L1と平行な方向及び回動軸心L1の半径方向に所定距離離れた位置に配されている。
本実施形態では、第1規制面50は、第1領域50Aに配され、回動軸心L1と平行な方向に沿って延びる第1面50Aと、第2領域50Bに配され、回動軸心L1の半径方向に沿って延びる第2面50Bとを有する。また、第1規制面50は、第1面50Aと第2面50Bとが交差するL字状に屈曲した面を含んでいる。さらに詳細には、第1規制面50は、L字状に屈曲した面からなる。
具体的に説明すると、第1ストッパ5Aは、第1規制面50として、回動軸心L1と平行な方向と平行な平面である第1面50Aと、この第1領域50Aと垂直な、つまり回動軸心L1の半径方向に平行な平面である第2面50Bとを有する。なお、開閉カバー2Bが第2位置にあるとき、すなわち第1ストッパ5Aと第2ストッパ5Bとが係合している状態で、第1面50A及び第2面50Bは、鉛直方向に平行である。
また、第1規制面50の第1面50Aと第2面50Bとは連続しており、これらの連続部分で第1規制面50はL字状に屈曲している。また、第2面50Bは、第1面50Aの回動軸心L1と平行な方向外側(つまり、左側)の端から回動軸心L1の半径方向内側(つまり、後側)に向かって延びるように形成されている。
第1ストッパ5Aは、第1規制面50の第2領域50Bに連続する領域として、面取り領域50Cを有する。面取り領域50Cは、回動軸心L1と平行な方向及び回動軸心L1の半径方向に同じ角度で交わる鉛直平面である。つまり、面取り領域50Cは、第2領域50Bに対し、45°傾斜している。
面取り領域50Cは、第2ストッパ5Bと係合しないため、第1規制面50には含まれない。面取り領域50Cによって、アーム部4の回動時に第1ストッパ5Aがフレーム3に衝突することを回避したり、衝突時の破損を防止したりすることができる。
第2ストッパ5Bは、図7Bに示すように、第1ストッパ5Aと係合する第2規制面51を有する。具体的には、第2規制面51は、第1規制面50と当接することで、アーム部4の回動軸心L1と平行な方向及び回動軸心L1の半径方向の変位を規制する。
第2ストッパ5Bは、サイドカバー2Aの開閉カバー2B側(つまり、前側)の端部に設けられた屈曲部22である。具体的には、第2ストッパ5Bは、サイドカバー2Aの前端部21よりも後側からアーム部4の位置する右側に突出し、L字状に屈曲した屈曲部22で構成される。屈曲部22は、サイドカバー2Aの本体から右側に突出する突出部分22Aと、突出部分22Aから後方向に延びる延伸部分22Bとを有する。
第2規制面51は、L字状に屈曲した面を含む。さらに詳細には、第2規制面51は、L字状に屈曲した面からなる。具体的には、第2規制面51は、第1規制面50の第1領域(第1面)50Aと対向及び当接する第3領域(第3面)51Aと、第1規制面50の第2領域(第2面)50Bと対向及び当接する第4領域(第4面)51Bとを有し、第3面51Aと第4面51Bとが連続する部分でL字状に屈曲している。
第2規制面51の第3面51Aは、開閉カバー2Bの回動軸心L1の半径方向に交差する方向に延び、より具体的には回動軸心L1と平行な方向に沿って延びる鉛直平面である。また、第2規制面51の第4面51Bは、開閉カバー2Bの回動軸心L1と平行な方向に交差する方向に延び、より具体的には回動軸心L1の半径方向に沿って延びる鉛直平面である。
なお、第2規制面51の第3面51Aは、屈曲部22の延伸部分22Bの先端に設けられている。また、第2規制面51の第4面51Bは、屈曲部22の突出部分22Aの左側(つまり、回動軸心L1と平行な方向外側)の側面を構成している。
第1ストッパ5Aは、図8Aに示すように、開閉カバー2Bが第2位置にあるときにはフレーム3の前下方で第2ストッパ5Bと係合する。なお、図8Aの断面図では、第2ストッパ5Bは図示されていない。一方、図8Bに示すように、開閉カバー2Bが第1位置にあるときには、第1ストッパ5Aは、第2ストッパ5Bと係合されることなくフレーム3内の空間に収納される。
第1位置から開閉カバー2Bを回動して開くと、第2位置に開閉カバー2Bが到達した時点で第1ストッパ5Aと第2ストッパ5Bとが係合し、開閉カバー2B及びアーム部4の変位が規制される。これにより、開閉カバー2Bがそれ以上回動せず、開閉カバー2B又はアーム部4が脱落や破損したり、画像形成装置1の設置面に衝突したりすることが防止される。
また、第2位置から開閉カバー2Bを回動して閉じると、第1位置に開閉カバー2Bが到達した時点でドラムロックレバー101がレバー挿入孔102内のドラムロック102Aにより拘束され、開閉カバー2Bがロックされる。
3.開閉カバーのロック機構
本実施形態の画像形成装置1は、図9A、9B、9Cに示すように、開閉カバー2Bが第1位置にあるときに開閉カバー2Bをロックする機構を備える。このロック機構は、ドラムロックレバー101と、レバー挿入孔102と、ドラムロック102Aとを有する。
ドラムロック102Aは、レバー挿入孔102の内側に設けられ、ドラムロックレバー101を鉛直方向上方又は下方に押圧する。ドラムロックレバー101は、ドラムロック102Aと当接する押圧面が平面である。
ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの第1位置(図9C参照)における上下方向に一定距離移動可能なように開閉カバー2Bの内面に取付けられている。また、ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの第1位置における前後方向には移動しないよう固定されている。
ドラムロックレバー101は、開閉カバー2B及びフレーム3のどちらか一方に設ければよいが、本実施形態では開閉カバー2Bの左右両側の第1位置における上方に1つずつ設けられている。レバー挿入孔102は、開閉カバー2B及びフレーム3のうち、ドラムロックレバー101が配置されない方に設ければよいが、本実施形態では、1対のフレーム3それぞれの前面の上方に設けられている。
また、本実施形態では、ドラムロック102Aは鉛直方向上方にドラムロックレバー101を押圧するよう構成されている。そのため、ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの第1位置における下面にドラムロック102Aが当接し、この下面が平面とされている。
具体的に説明すると、ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの内面と略垂直に内側に向かって突設されている。ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの回動軸心L1と平行な方向から視て、直角三角形状を有し、直角部分が開閉カバー2Bの第1位置において下方となる向きで取り付けられている。
すなわち、ドラムロックレバー101は、直交する2つの平面を有し、一方の第1面101Aが開閉カバー2Bの内面に取付けられ、他方の第2面101Bがドラムロックレバー101の下面(つまり、ドラムロック102Aとの当接面)となっている。
ドラムロックレバー101の第1面101Aは、開閉カバー2Bの第1位置における上下方向に一定距離スライドできるように構成されている。具体的には、ドラムロックレバー101は、上下方向に延びるガイドと、このガイドの上下方向の両端部に設けたストッパとを有する。ドラムロックレバー101は、上記ガイドを開閉カバー2Bの内側に設けた上下方向のスリットに挿入することで、上下方向のみにスライド可能とされている。
レバー挿入孔102は、開閉カバー2Bの第1位置にあるときにドラムロックレバー101を収納する空間と連続する縦長の矩形状の孔である。レバー挿入孔102の内側の下方には、ドラムロック102Aが配置されている。
ドラムロック102Aは、レバー挿入孔102の内側の空間において、下方から上方に突出するように設けられている。具体的には、ドラムロック102Aは、略三角柱状であり、長手方向(三角柱の高さ方向)が開閉カバー2Bの回動軸心L1と平行な方向と平行となり、1つの稜線がドラムロックレバー101の第2面101Bと当接するように配置されている。
ドラムロック102Aは、上下方向に移動可能かつドラムロックレバー101を上方に押圧する機構を有する。具体的には、ドラムロック102Aの下方に例えばコイルバネ等の弾性体を配置し、ドラムロック102Aを下方に押圧した際に上方に反力を発生させる構成が例示できる。この押圧構成の詳細な構成は、例えば特開2010−266620号公報に開示されるような公知のものが使用できる。
以下に、本実施形態の開閉カバーのロック機構の動作について説明する。まず、図9Aに示す開閉カバー2Bが第2位置にある状態から、開閉カバー2Bを図9Cに示す第1位置まで回動する場合(つまり、開閉カバー2Bを閉じる場合)について説明する。
第2位置から、開閉カバー2Bを開口に向けて回動させていくと、図9Bに示すように、ドラムロックレバー101がレバー挿入孔102内に進入し、その第2面101Bがドラムロック102Aに当接する。
ドラムロックレバー101は、開閉カバー2Bの回動に伴って、回動軸心L1の周方向に移動するため、レバー挿入孔102の後方(つまり、フレーム3の内部)に進入しつつ、ドラムロック102Aを徐々に下方に押し下げる。
開閉カバー2Bを筐体2の開口を塞ぐ第1位置まで移動させると、図9Cに示すように、ドラムロックレバー101の第2面101Bが水平方向と平行となる。また同時に、ドラムロックレバー101が第2面101Bに当接しているドラムロック102Aにより上方に押圧され、ドラムロックレバー101の前後方向の変位が規制される。その結果、開閉カバー2Bが閉じた状態でロックされる。
次に、図9Cに示す開閉カバー2Bが第1位置にある状態から、開閉カバー2Bを図9Aに示す第2位置まで回動する場合(つまり、開閉カバー2Bを開ける場合)について説明する。
第1位置から、開閉カバー2Bを開くように回動させていくと、図9Bに示すように、ドラムロックレバー101の第2面101Bが水平方向に対し傾斜する。このとき、第2面101Bには、ドラムロック102Aにより上方に押し上げる押圧力が加わっている。
そのため、図9Bの状態では、ドラムロック102Aの上方向の押圧力の分力として、前方に押す力がドラムロックレバー101に作用する。その結果、ドラムロックレバー101にレバー挿入孔102から離脱させる方向の力が加わる。
ドラムロックレバー101がレバー挿入孔102から離脱した後は、開閉カバー2Bを第2位置まで回動させると、規制部5により、開閉カバー2B及びアーム部4の変位が規制され、開閉カバー2Bは第2位置で静止する。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態の画像形成装置1は、上述のような規制部5を備えることを特徴としている。すなわち、規制部5は、アーム部4に設けられた第1ストッパ5Aと、サイドカバー2Aに設けられ、開閉カバー2Bが第2位置にあるときに第1ストッパ5Aと係合する第2ストッパ5Bとを有する。
また、第1ストッパ5Aの第2ストッパ5Bと係合する第1規制面50は、回動軸心L1の半径方向に交差する方向に延びる第1領域50Aと、回動軸心L1と平行な方向に交差する方向に延びる第2領域50Bとを有する。
本実施形態では、第1領域50Aにより第2位置における開閉カバー2Bの揺動を規制する。これにより、開閉カバー2Bを開ける際に開閉カバー2Bが第2位置で停止し、脱落することが防止される。また、第1領域50Aがこのような脱落防止機能を奏するので、第1ストッパ5Aを小型化することができる。具体的には、例えば第1ストッパ5Aの第1規制面50を有する部分の厚さを小さくすることができる。
さらに、本実施形態では、第2領域50Bによりアーム部4の回動軸心L1と平行な方向の変位を規制することができるので、アーム部4の変形が抑制され、負荷をかけた際の開閉カバー2B操作時の剛性感を高めることができる。
また、本実施形態では、第2ストッパ5Bは、サイドカバー2Aに設けられている。そのため、第2ストッパ5Bの位置を比較的下方に設けることができる。その結果、第1ストッパ5Aと回動軸心L1との回動軸心L1の半径方向の距離Dを大きくして、規制部5によりアーム部4に加わるモーメントを小さくすることができる。
本実施形態では、第1領域50Aに配され、回動軸心L1と平行な方向に沿って延びる第1面と、第2領域50Bに配され、回動軸心L1の半径方向に沿って延びる第2面とを第1規制面50が有し、第1規制面50は第1面50Aと第2面50Bとが交差するL字状に屈曲した面を含んでいる。これにより、アーム部4の回動軸心L1の半径方向及び回動軸心L1と平行な方向の変位をそれぞれより確実に抑制できるため、開閉カバー2B操作時の剛性感がさらに高められる。
本実施形態では、第1ストッパ5Aは、サイドカバー2Aに向けて突設されている。これによって、アーム部4の回動軸心L1の半径方向及び回動軸心L1と平行な方向の変位をそれぞれより確実に抑制でき、開閉カバー2B操作時の剛性感がさらに高められる。また、第1ストッパ5Aと第2ストッパ5Bとの距離が小さくなるので、第1ストッパ5A及び第2ストッパ5Bの回動軸心L1と平行な方向の大きさ(つまり、突出長さ)を小さくすることができる。
本実施形態では、回動軸心L1と平行な方向において、サイドカバー2A、アーム部4、及びフレーム3がこの順に配置されている。これにより、第1ストッパ5A及び第2ストッパ5Bの回動軸心L1と平行な方向の大きさを小さくできると共に、筐体2内の収納空間を大きくすることができる。
本実施形態では、第2ストッパ5Bは、サイドカバー2Aの開閉カバー2B側の端部に設けられた屈曲部22である。これにより、第2ストッパ5Bの強度を高めることができ、結果として第2ストッパ5Bを小型化できる。
本実施形態では、第1ストッパ5Aは、アーム部4の回動軸心L1から回動軸心L1の半径方向に離間した位置に設けられている。これにより、アーム部4に加わるモーメントが小さくなり、アーム部4の変位がより確実に抑えられる。その結果、開閉カバー2B操作時の剛性感がさらに高められる。
本実施形態では、第1ストッパ5Aは、アーム部4の回動軸部6の突出方向と反対方向に突出している。これにより、アーム部4の回動軸心L1と平行な方向のねじりが抑えられる。その結果、開閉カバー2B操作時の剛性感がさらに高められる。
本実施形態では、ドラムロックレバー101の第2面101Bは平面であるため、開閉カバー2Bを開ける際、つまりロックを解除する際に開閉カバー2Bを開ける方向にドラムロックレバー101がドラムロック102Aにより付勢されるため、操作性に優れる。また、開閉カバー2Bを閉じる際にも、ドラムロックレバー101を挿入する抵抗が抑えられる。
一方で、ドラムロックレバー101の第2面101Bが傾斜していたり、屈曲していたりすると、ロック解除時に、ドラムロック102Aの反力がドラムロックレバー101を引き込むように作用するため、操作性が低下する。
本実施形態では、ドラムロックレバー101は、上下方向に一定量スライド可能に構成されている。そのため、ドラムロックレバー101やドラムロック102Aの位置や形状に誤差があってもドラムロックレバー101のスライドにより比較的スムーズにドラムロックレバー101をレバー挿入孔102を介してフレーム3の内部空間に挿入又は離脱できる。
さらに、ドラムロックレバー101の上下方向のスライドにより、開閉カバー2B操作時の回動軸心L1(本実施形態では、アーム部4の回動軸部6)への負荷を低減することができる。
一般に、画像形成装置の開閉カバーの回動軸心は、部品によるバラつき等を考慮して、回動軸の挿通孔を長軸が上下方向に向いた楕円状に形成されている。そのため、開閉カバーの回動が安定せず、操作性が低下する一因となっている。これに対し、本実施形態では、ドラムロックレバー101のスライド機能の効果により、回動軸の挿通孔を真円とすることができるため、開閉カバー2Bの回動が安定し、操作性を高めることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態に係る第1ストッパ5Aの第1規制面50は、回動軸心L1と平行な方向に沿って延びる第1面50Aと、回動軸心L1の半径方向に沿って延びる第2面50Bとを有するものである。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第1規制面50は、回動軸心L1の半径方向に交差する方向に延びる第1領域と、回動軸心L1と平行な方向に交差する方向に延びる第2領域とを少なくとも有していればよい。
すなわち、第1領域は、回動軸心L1の半径方向に交差すると共に、回動軸心L1にも交差する方向に延びていてもよい。第2領域についても、回動軸心L1に交差すると共に、回動軸心L1の半径方向にも交差する方向に延びていてもよい。さらに、第1領域と第2領域とが平行であってもよい。
具体的には、第1ストッパ5Aの規制面が回動軸心L1の半径方向及び回動軸心L1と平行な方向に同時に交差する1つの平面であってもよい。この場合、規制面の一部分(例えば回動軸心L1と平行な方向内側の部分)が第1領域に該当し、規制面の他の部分が第2領域に該当する。
なお、このような1つの平面で第1ストッパ5Aの規制面を構成する場合、規制面は、回動軸心L1の半径方向及び回動軸心L1と平行な方向に同じ角度で交差することが好ましい。すなわち、規制面は45°でこれらの方向と交差するとよい。
また、第1ストッパ5Aの第1規制面50は、第1面(第1領域)50A及び第2面(第2領域)50B以外の第2ストッパ5Bと係合する補助面(補助領域)を有してもよい。また、第1規制面50の第1面50Aと第2面50Bとは連続していなくてもよい。さらに、第1規制面50は、開閉カバー2Bが第2位置にある状態において必ずしも鉛直面でなくてもよい。
上記実施形態に係る第2ストッパ5Bの第2規制面51は、L字状に屈曲した面を含むものである。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第2ストッパ5Bの第2規制面51は、第1ストッパ5Aの第1規制面50と係合できる形状であればよい。
上記実施形態に係る第1ストッパ5Aの第1規制面50は、第2面50Bが第1面50Aの回動軸心L1と平行な方向外側の端から前側に延びるL字状の面である。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第2面50Bが第1面50Aの上記端から後側に延びるL字状の面であってもよい。この場合、第2ストッパ5Bの形状は、図7Bから前後を逆にした形状、つまり屈曲部22の延伸部分22Bが突出部分22Aから前方向に延びる形状とする。
上記実施形態に係る第1ストッパ5Aは、アーム部4からサイドカバー2Aに向けて突設され、回動軸部6の突出方向と反対方向に突出しているものである。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第1ストッパ5Aの突設方向は、第2ストッパ5Bと係合可能な範囲で変更が可能であり、サイドカバー2Aと反対側に突設されてもよいし、回動軸部6と同じ方向に突出してもよい。また、第1ストッパ5Aは、アーム部4から突設していなくてもよい。
上記実施形態に係る第1ストッパ5Aは、アーム部4の回動軸心L1から回動軸心L1の半径方向に離間した位置に設けられている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第1ストッパ5Aは、アーム部4の回動軸心L1から回動軸心L1の半径方向に離間していなくてもよい。つまり、第1ストッパ5Aを回動軸心L1が通る位置に配置してもよい。
上記実施形態に係る画像形成装置1では、回動軸心L1と平行な方向において、サイドカバー2A、アーム部4、及びフレーム3がこの順に配置されている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、これらの配置順を適宜入れ替えてもよい。
上記実施形態に係る第2ストッパ5Bは、サイドカバー2Aの開閉カバー2B側の端部に設けられた屈曲部22で構成されている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第2ストッパ5Bは、サイドカバー本体に突設した別の部材で構成されてもよい。
上記実施形態に係るアーム部4の回動軸部6は、回動軸心L1と平行な方向の内側に突出している。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、回動軸部6は、回動軸心L1と平行な方向の外側(つまり、サイドカバー2A側)に突出してもよい。また、回動軸部6は、回動軸心L1と平行な方向に突出していなくてもよい。
上記実施形態に係る画像形成装置1では、開閉カバー2Bのロック機構として、ドラムロックレバー101とレバー挿入孔102とを備えている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、開閉カバー2Bのロック機構として、これ以外の構成を用いてもよい。
上記実施形態では、複数の現像カートリッジ及び感光体ドラムを有するカラー方式の画像形成装置1であったが、本開示はこれに限定されるものではなく、モノクロ方式の画像形成装置1にも適用できる。
また、本開示は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…画像形成装置 2…筐体 2A…サイドカバー 2B…開閉カバー
2C…リアカバー 2D…下フレーム 2E…排紙トレイ 2F…開口
2G…上フレーム 3…フレーム 3A…嵌合部 4…アーム部 5…規制部
5A…第1ストッパ 5B…第2ストッパ 6…回動軸部 9…排紙ローラ
10…画像形成部 11…開閉部 21…前端部 22…屈曲部 22A…突出部分
22B…延伸部分 50…第1規制面 50A…第1領域(第1面)
50B…第2領域(第2面) 50C…面取り領域 51…第2規制面
51A…第3領域(第3面) 51B…第4領域(第4面)
101…ドラムロックレバー 101A…第1面 101B…第2面
102…レバー挿入孔 102A…ドラムロック

Claims (6)

  1. 第1側面と隣り合う第2側面に開口が設けられた筐体の内部に設けられ、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を支持するフレームと、
    前記フレームを覆い、前記筐体の前記第1側面を構成するサイドカバーと、
    前記筐体の開口を塞ぐ第1位置と前記筐体の開口を開放する第2位置との間を回動軸心を中心に回動する開閉カバーと、
    前記開閉カバーに固定され、前記開閉カバーを前記フレームに対し回動可能に支持するアーム部と、
    前記開閉カバーが前記第2位置にあるときに前記アーム部の変位を規制する規制部と
    を備え、
    前記規制部は、前記アーム部に設けられた第1ストッパと、前記サイドカバーに設けられ、前記開閉カバーが前記第2位置にあるときに前記第1ストッパと係合する第2ストッパとを有し、
    前記第1ストッパは、前記第2ストッパと係合する第1規制面を有し、
    前記第1規制面は、
    前記回動軸心の半径方向に交差する方向に延びる第1領域と、
    前記回動軸心と平行な方向と交差する方向に延びる第2領域と
    前記第1領域に配され、前記回動軸心と平行な方向に沿って延びる第1面と、
    前記第2領域に配され、前記回動軸心の半径方向に沿って延びる第2面と、
    を有すると共に、前記第1面と前記第2面とが交差するL字状に屈曲した面を含み、
    前記第2ストッパは、前記開閉カバーが前記第2位置にあるときに前記第1ストッパと係合する第2規制面を有し、
    前記第2規制面は、前記サイドカバーから突出した屈曲部に設けられ、前記第1面と対向する第3面と、前記第2面と対向する第4面とを含むL字状であり、
    前記第1ストッパの少なくとも一部は、前記開閉カバーが前記第2位置にあるときに前記第2ストッパの前記第4面と前記サイドカバーとの間に位置する、画像形成装置。
  2. 前記第1ストッパは、前記サイドカバーに向けて突設されている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回動軸心と平行な方向において、前記サイドカバー、前記アーム部、及び前記フレームがこの順に配置されている、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記屈曲部は、前記サイドカバーの前記開閉カバー側の端部に設けられる、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1ストッパは、前記アーム部の回動軸心から前記回動軸心の半径方向に離間した位置に設けられている、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記アーム部は、前記回動軸心と平行な方向に沿って突出する回動軸部を有し、
    前記第1ストッパは、前記回動軸部の突出方向と反対方向に突出している、請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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