JP6891172B2 - 鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のためのシステム - Google Patents

鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のためのシステム Download PDF

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Description

本開示は、電子通信に関し、より詳細には、鼻共振を利用してユーザの音声をキャプチャするとともに、ユーザのために音響を生成するためのシステムに関する。
電子通信は現代社会の不可欠な部分となっている。例えば、人々は、ビジネス及び/若しくは個人的なやりとりのため、金融取引を実行するため、様々な異なるデータを照会するため、位置関連の支援のため、ゲームをプレイするか又はマルチメディアプレゼンテーションを視聴するためなどに、移動通信に頼ることができる。グローバルエリアネットワーク(GAN)、インターネットのような広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)などのような様々な無線ネットワークの拡大により、ユーザは更に多くの場所において彼らのモバイル機器上で更に多くのアクティビティを実行できるようになった。今では、ユーザは、自動車を運転したり、公共交通機関に乗ったりしながら、職場、学校、家庭、公的なイベントなどで、電話をかけたり、インターネットにアクセスしたり、金融取引を実行することができ得る。
上記の利点は容易に明らかであるが、おそらくは否定的な結果も存在する可能性がある。現在、自動車の運転中にモバイル機器を利用することに反対する積極的なキャンペーンが行われている。運転中のモバイル機器の操作は、運転者の注意を道路からそらして、事故を引き起こす可能性がある。さらに、環境騒音のために公共の場でモバイル機器を操作することは困難であり得る。これらの問題のある状況は、“ハンズフリー”周辺機器の出現によって緩和される可能性がある。ハンズフリー周辺機器は、充電器などに格納されたままであるモバイル機器とユーザが対話することができるインタフェースを提供することができる。この対話は、有線通信リンク又は無線通信リンクを介して行われてもよい。ハンズフリー周辺機器の例には、下記には限定されないが、スピーカホン、ヘッドセット、マイクロフォン、リモートコントロールなどが含まれ得る。これらのデバイスは参考になるかもしれないが、それらは、万能な解決策ではない。例えば、ヘッドセットはハンズフリー通信を容易にするが、ある種の雑音の多い状況では問題を経験することもある。ハンズフリー操作が望まれていない限り、又は必要ではない限り、ヘッドセットを装着することはまた、通常は装着しないであろう別のデバイスを維持することをユーザに要求し、ヘッドセット(例えば、イヤホン)を装着している一部の領域において、否定的なスタイルとの関わり合いを有する可能性がある。
権利請求された様々な主題の実施例の特徴及び利点は、下記の詳細な説明が進行するにつれて、そして同様の参照符号が同様の要素を指定する図面に対する参照に基づいて、明白になるであろう。
本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動感知を介した音声キャプチャのための実例のシステムを例示する。 本開示の少なくとも1つの実施例による、センサに関する実例の構成を例示する。 本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動感知を介した音声キャプチャのための実例の動作を例示する。 本開示の少なくとも1つの実施例による、トランスデューサとして更に動作するセンサに関する実例の構成を例示する。 本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のための実例の動作を例示する。
下記の詳細な説明は、実例となる実施例を参照しながら進行することになるが、それらの多くの代替物、修正物、及び変更物が、当業者にとっては明白であろう。
本開示は、鼻振動感知を介した音声キャプチャのためのシステムに関する。ユーザにより装着されるシステムは、ユーザが話すときにユーザの鼻を通して振動を感知し、感知された振動に基づいて電子信号を生成し、電子信号に基づいて音声データを生成することができ得る。この方法において、システムは、例えば、ディクテーション(dictation:口述)、電話通信などでの使用のためにユーザの音声をキャプチャすることができ、一方(例えば、人間の頭蓋骨の自然な音響減衰特性に基づいて)外来雑音もふるい分けすることができる。実例のシステムは、少なくとも1つのセンサ及びデバイスが取り付けられた装着可能なフレーム(例えば、眼鏡フレーム)を含むことができる。少なくとも1つのセンサは、ユーザの鼻における振動を感知し、振動に基づいて電子信号を生成することができる。デバイスは、少なくとも1つのセンサから電子信号を受信してもよく、電子信号に基づいて音声データを生成してもよい。他の特徴には、例えば、振動が感知されることができない状況に対する補償、例えば電話通信などで使用するための、受信されたオーディオデータに基づく音響生成が含まれ得る。
少なくとも1つの実施例において、ユーザの音声をキャプチャするための実例のシステムは、少なくとも1つのフレーム、フレームに取り付けられた少なくとも1つのセンサ、及びフレームに取り付けられたデバイスを備えていてもよい。フレームは、ユーザにより装着可能であり得る。少なくとも1つのセンサは、ユーザが話すときに、ユーザの鼻で感知された振動に基づいて電子信号を生成することになり得る。デバイスは、少なくとも1つのセンサから電子信号を少なくとも受信し、電子信号を処理して音声データを生成することになり得る。
フレームは、眼鏡用であってもよい。この実例の実装例では、少なくとも1つのセンサは、眼鏡のための少なくとも1つのノーズピース内に組み込まれてもよい。2つのセンサをノーズピースの2つの側面に埋め込むことも可能である。例えば、2つのセンサは直列に結合されてもよく、デバイスは、2つのセンサによって生成された結合された電子信号を受信することになる。あるいは、デバイスは、2つのセンサのうちの1つから生成された電子信号を処理するように選択することになり得る。
少なくとも1つのセンサは、電子信号を生成するための圧電ダイアフラムを備え得る。デバイスは、電子信号から音声データを生成するための制御回路を少なくとも含み得る。制御回路は、同様に、音声データがローカルコマンドを含むかどうかを判定し、ローカルコマンドを含むと判定された場合、ローカルコマンドに基づいて少なくとも1つのアクティビティを実行することになり得る。デバイスは、同様に、音声データを外部デバイスに送信するための少なくとも通信回路と、ユーザがシステムと対話することを可能にする少なくともユーザインタフェース回路とを含むことができる。少なくとも1つの実施例において、ユーザインタフェース回路は、通信回路を介して外部装置から受信されたオーディオデータに基づいて音響を生成することになる。本開示と一致して、ユーザからの音声データをキャプチャするための実例の方法は、ウェアラブルシステムにおける鼻振動に関する感知を起動するステップと、ウェアラブルシステム内の少なくとも1つのセンサを用いて鼻振動を感知するステップと、鼻振動に基づいて電子信号を生成するステップと、電子信号に基づいて音声データを生成するステップとを含み得る。
図1は、本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動感知を介した音声キャプチャのための実例のシステム100を例示する。本明細書では、特定の実装の実例(例えば、眼鏡)及び/又は技術(例えば、圧電センサ、ブルートゥース(登録商標)無線通信など)が採用されることになるが、これらの実例は、本明細書で教示されるより一般化されたデバイス、システム、方法などが理解され得る、容易に理解できる視点を提供するために提示される。他のアプリケーション、構成、技術などは、本明細書に提示された教示と一致したままである実装例をもたらすことができる。
システム100は、少なくとも1つのセンサ104(例えば、これ以降“センサ104”という)及びデバイス106が取り付けられ得るフレーム102を備えることができる。“取り付け(Mounting)”は、機械的取り付け(例えば、ねじ、釘、又は他の締結具)、接着剤取り付け(例えば、接着剤、エポキシなど)、又はフレーム102の構造内に組み込まれることによって、センサ104及びデバイス106がフレーム102に取り付けられることを含む。フレーム102は、説明のためのみに一対の眼鏡として開示されている。眼鏡は、本開示と一致する様々な特徴が実施され得る適切な基礎をなす。さらに、眼鏡、サングラス、安全眼鏡などは、人々により既に日常的に着用されているため、それはまた、技術の採用にほとんど障害がないことを意味する。ユーザは、音声キャプチャ専用の追加機器を着用するか又は持ち運ぶ必要がない。上述の種類の眼鏡によって提供される前述の利点にもかかわらず、本明細書に開示された教示は、代替として、例えば、鼻に触れるか、又は少なくとも鼻に近接する任意の構造を含む異なるフォームファクタで具体化されても良いとともに、本明細書で説明される様々なシステム、デバイス、コンポーネントなどのプラットフォームとして機能することができ得る。
センサ104は、振動感知回路を含むことができる。少なくとも1つの実施例において、感知回路は、例えばダイアフラムのような圧電コンポーネントを含むことができる。圧電ダイアフラムは、振動(例えば、機械的圧力波)を電気信号に変換することができる。本開示と一致して、センサ104内の振動感知回路は、フレーム102を装着するユーザの鼻に接触するか、又は少なくとも近接することができる。例えば、ユーザの鼻の鼻梁(bridge)は骨であり、ユーザが話すときに共鳴し得る。センサ104は、ユーザの音声と共鳴する鼻骨によって引き起こされる振動を検出することができ得るとともに、感知された振動をデバイス106に提供される電子信号に変換し得る。
デバイス106は、例えば、センサ104によって生成された電子信号から音声データを生成し、音声データを外部装置116に送信し、外部装置116からオーディオデータを受信し、受信されたオーディオデータに基づいて音響を生成し、ローカルコマンドを識別して処理することのような、システム100におけるアクティビティを実行するように構成され得る。デバイス106は、例えば、制御回路108、通信回路110、ユーザインタフェース回路112、及び電力回路114を備えることができる。制御回路108は、少なくともデータ処理リソース及びメモリリソースを含むことができる。データ処理リソースは、例えば、別個のコンポーネントに位置する1つ又は複数のプロセッサ、あるいはコンポーネント(例えば、システムオンチップ(SoC)構成)に組み込まれる1つ又は複数の処理コア、及び任意のプロセッサ関連サポート回路(例えば、ブリッジングインタフェース(bridging interfaces)など)を含むことができる。実例のプロセッサは、下記には限定されないが、Pentium(登録商標)、Xeon(登録商標)、Itanium(登録商標)、Celeron(登録商標)、Atom(登録商標)、Quark(登録商標)、Core iシリーズの製品ファミリー、アドバンスト RISC(例えば、縮小命令セットコンピューティング)マシン、又は“ARM”プロセッサなどにおけるマイクロプロセッサを含む、インテル コーポレイションから入手可能な様々なx86ベースのマイクロプロセッサを含むことができる。サポート回路の例は、データ処理リソースが、デバイス106における、異なる速度で、異なるバス上で、などにより動作しているかもしれない他のシステムコンポーネントと対話することができるインタフェースを提供するためのチップセット(例えば、インテル コーポレイションから入手可能なノースブリッジ、サウスブリッジなど)を含み得る。(例えば、インテル コーポレイションから入手可能なSandy Bridgeファミリーのプロセッサのように、)サポート回路に共通に関連する機能の一部又は全部は、同様に、プロセッサと同じ物理的パッケージに含まれてもよい。
データ処理リソースは、デバイス106内の様々な命令を実行するように構成されることができる。命令は、データ処理リソースに、データを読み取ること、データを書き込むこと、データを処理すること、データを定式化すること、データを変換すること(converting)、データを変形すること(transforming)などに関連するアクティビティを実行させるように構成されたプログラムコードを含むことができる。情報(例えば、命令、データなど)は、メモリリソースに格納されてもよい。メモリリソースは、固定形式若しくはリムーバブル形式のランダムアクセスメモリ(RAM)又は読み出し専用メモリ(ROM)を含むことができる。RAMは、例えば、スタティックRAM(SRAM)又はダイナミックRAM(DRAM)のような、デバイス106の動作中に情報を保持するように構成された揮発性メモリを含むことができる。ROMは、デバイス106が起動されたときに命令を提供するためにBIOS、UEFIなどに基づいて構成された不揮発性(NV)メモリ回路、及び、電子プログラマブルROM(EPROMS)、フラッシュなどのプログラマブルメモリを含むことができる。他の固定/リムーバブルメモリは、下記には限定されないが、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブなどの磁気メモリ、ソリッドステートフラッシュメモリ(例えば、埋め込みマルチメディアカード(eMMC)など)のような電子メモリ、リムーバブルメモリカード又はスティック(例えば、マイクロストレージデバイス(uSD)、USBなど)、コンパクトディスクベースのROM(CD−ROM)、デジタルビデオディスク(DVD)、ブルーレイディスクなどの光メモリを含み得る。
通信回路110は、有線通信及び/又は無線通信をサポートするように構成されたリソースを含み得るデバイス106に関する通信関連動作を管理することができる。デバイス106は、(例えば、有線プロトコル及び/又は無線ラジオのための別個の物理インタフェース回路を含む)通信回路110の複数のセットを備えることができる。有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ファイヤワイヤ、サンダーボルト、デジタルビデオインタフェース(DVI)、高精細マルチメディアインタフェース(HDMI(登録商標))などのシリアル及びパラレルの有線媒体を含むことができる。無線通信は、例えば、近接無線媒体(例えば、無線周波数識別(RFID)又は近距離通信(NFC)規格に基づく無線周波数(RF)、赤外線(IR)など)、短距離無線媒体(例えば、ブルートゥース(登録商標)、WLAN、Wi−Fiなど)、長距離無線媒体(例えば、セルラ広域無線通信、衛星ベースの通信など)、音波による電子通信などを含み得る。一実施例において、通信回路110は、無線通信が互いに干渉するのを防止するように構成されることができる。この機能を実行する際に、通信回路110は、例えば送信待ちのメッセージの相対的な優先度に基づいて、通信アクティビティをスケジュールすることができる。
ユーザインタフェース回路112は、例えば、様々な入力メカニズム(例えば、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、ノブ、キーボード、スピーカ、接触感知面、画像を取得するか、及び/又は近接性、距離、動き、ジェスチャ、方向性、バイオメトリックデータを感知するように構成された1つ若しくは複数のセンサなど)、及び様々な出力メカニズム(例えば、スピーカ、ディスプレイ、照明/点滅インジケータ、振動、動きのための電気機械的コンポーネントなど)のような、ユーザがデバイス106と対話できるようにするためのハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことができる。ユーザインタフェース回路112内のハードウェアは、デバイス106内に組み込まれてもよいか、及び/又は、有線通信媒体若しくは無線通信媒体を介してデバイス106に結合されてもよい。電力回路114は、内部電源(例えば、バッテリ、燃料電池など)及び/又は外部電源(例えば、電力網、電気機械又は太陽発電機、外部燃料電池など)、並びに動作に必要な電力をデバイス106に供給するように構成された関連回路を含むことができる。
外部装置116は、デバイス106によって生成された音声データを少なくとも処理することができる装置を含むことができる。外部装置116の例は、下記には限定されないが、グーグル コーポレイションが提供するAndroid(登録商標)OS、アップル コーポレイションが提供するiOS(登録商標)又はMac OS(登録商標)、マイクロソフト コーポレイションが提供するWindows(登録商標)OS、Linux(登録商標)OS、Tizen(登録商標)OS、及び/又はリナックス(登録商標) ファウンデーションが提供するLinux(登録商標)OS、モジラ プロジェクトが提供するFirefox(登録商標)OS、ブラックベリー コーポレイションが提供するBlackberry(登録商標)OS、ヒューレット−パッカード コーポレイションが提供するPalm(登録商標)OS、シンビアン ファウンデーションが提供するSymbian(登録商標)OSの派生物とみなされる他の同様のオペレーティングシステムなどに基づく携帯電話機やスマートフォンのような移動通信デバイス、アップル コーポレイションが提供するiPad(登録商標)、マイクロソフト コーポレイションが提供するSurface(登録商標)、サムスン コーポレイションが提供するGalaxy Tab(登録商標)、アマゾン コーポレイションが提供するKindle(登録商標)などのようなタブレットコンピュータなどのモバイルコンピューティングデバイス、インテル コーポレイションが提供する低消費電力チップセット、ネットブック、ノートブック、ラップトップ、パームトップなどを含むUltrabook(登録商標)、サムスンが提供するGalaxy Gear(登録商標)、アップル コーポレイションが提供するApple Watch(登録商標)などのような腕時計型フォームファクタコンピューティングデバイスなどのウェアラブルデバイス、デスクトップコンピュータ、サーバ、高性能コンピューティング(HPC)アーキテクチャで編成されたコンピューティングデバイスのグループ、スマートテレビ若しくは他のタイプの“スマート”デバイス、インテル コーポレイションが提供するネクストユニットオブコンピューティング(Next Unit of Computing:NUC)プラットフォームのような(例えば、スペース限定アプリケーション、TVセットトップボックスなどのための)小型フォームファクタコンピューティングソリューションなどのような典型的なステーショナリーコンピューティングデバイス、又はそれらの組み合わせを含み得る。
動作の一例では、システム100は、ユーザによって装着され得るとともに、ユーザインタフェース回路112とのユーザの対話によって手動で起動され得るか、又はユーザが、外部装置116を起動する、外部装置116上のアプリケーションを起動する、ローカルコマンドを話すことによって自動的に起動され得る。ローカルコマンドを話す場合、デバイス106は省電力モードにあり得るとともに、特定の音響、言葉、フレーズなどの発声は、(例えば、電子信号形式で、又は音声データに変換した後に、)システム100を起動する(例えば、電力節約モードからアクティブモードへデバイス106を切り替える)ためのローカルコマンドとして、デバイス106によって認識されることができ、他のローカルコマンドは、例えば、システム100を非活性化し、システム100をミュートし(例えば、感知動作又は送信動作を一時的に停止する)、スピーカの音量を増減させるなどしてもよい。システム100の起動後、センサ104は、ユーザの鼻(例えば、ユーザの鼻の骨の鼻梁(bridge))における振動を感知し、その振動に基づいて電子信号を生成することができる。電子信号は、デバイス106によって受信されてもよく、デバイス106は、電子信号に基づいて音声データを生成することができる。例えば、制御回路108は、アナログ電子信号をデジタル音声データに変換することができる。次の動作は、システム100が利用されている状況に依存する。例えば、単純なディクテーションが発生している場合、その場合に、制御回路108は、後で検索するために音声データをメモリに格納することができる。電話呼に関与する場合、その場合に、通信回路110は、音声データを外部装置116(例えば、移動通信デバイス)に送信し、外部装置116からその呼における相手方に係るオーディオデータを受信することができる。次いで、ユーザインタフェース回路112は、ユーザが他の発呼者と対話できるように、例えばスピーカ118を介して音響を生成してもよい。少なくとも1つの実施例において、ユーザ自身の音声の音響は、システム100のユーザに聴覚フィードバックを提供するためにスピーカ118を介して生成されてもよい。
図2は、本開示の少なくとも1つの実施例による、センサ104’に関する実例の構成を例示する。図2は、ノーズピース200内のセンサ104’を示す。ノーズピース200は、例えば、構造支持体204に取り付けられた少なくとも感知回路202を含むことができる。感知回路202は、例えば、振動206を電気信号に変換する圧電ダイアフラムを含むことができる。振動206は、ユーザが話すことから共鳴する頭蓋骨に起因して生じ得る。この効果は、ユーザの音声がキャプチャされることができ、一方、外来雑音を減衰させる人間の頭蓋骨の自然の能力に基づいて外来雑音をふるい分けすることができる、という2つの利点を有する。圧電ダイアフラムの使用は、それらが音声を示す電気信号を正確に生成することができ、外部電力を必要としない(例えば、圧力波が圧電結晶を圧縮して電子信号を生成することができる。)点で有益である。
ワイヤ208は図2において示されており、電子信号をデバイス106に伝達するが、電子信号を送信するために、無線通信の使用が同様に可能である。様々なセンサ構成が、本開示と一致して実施されてもよい。例えば、2つのノーズピース200が共通の眼鏡の中に存在する場合、2つのノーズピース200のうちの少なくとも1つはセンサ104’を含むことができる。別の実例の実装例では、両方のノーズピース200がセンサ104’を含むことができる。各ノーズピース200内のセンサ104’は、より強い電子信号を生成するために直列に配線されてもよい。別の実施例では、各ノーズピース200内のセンサ104’は個別に配線され得るとともに、デバイス106におけるリソース(例えば、制御回路108)は、その場合に、各センサ104’から受信された電子信号の強度に基づいて使用するセンサ104’を選択してもよい。このように、システム100は、各ユーザの鼻骨における特性(例えば、切断、鼻腔において2つの室を隔てる壁の異常な置き換えのような自然変形)を明らかにするとともに、音声データを生成する際に使用する最も強くてクリーンな電子信号を提供し得る特定のセンサ104’を選択することができ得る。
図3は、本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動感知を介した音声キャプチャのための実例の動作を例示する。点線で示された図3における動作は、例えば、システムの能力(例えば、システム内のセンサ、デバイス等の)、システムの構成、システムが意図される用途などを含む実装例の詳細に基づいて任意であってもよい。動作300において、鼻振動感知が起動され得る。起動は、手動(例えば、システムのユーザによって引き起こされる)又は自動(例えば、外部装置アクティビティ、ローカルコマンドなどによってトリガされる)であってもよい。動作302において、鼻振動がシステム内の少なくとも1つのセンサによって感知されるか否かについての判定が行われる。動作302において、鼻振動が感知されないと判定された場合、次に、動作304において、少なくとも1つの補正処置が行われ得る。補正処置の実例は、ユーザに可聴の、可視の、及び/又は触覚の通知を生成すること、矢印で示されるように動作300に戻ってシステムを再起動すること、システム内の別のセンサの選択(例えば、システムが眼鏡である場合、反対側のノーズピース内のセンサの選択)などを含み得る。
動作302において、鼻振動が感知されたと判定された場合、次に、動作306において、少なくとも1つのセンサによって生成された電気信号に基づいて音声データが生成され得る。動作308において、電子信号及び/又は音声データがローカルコマンドを含むか否かの判定が行われてもよい。例えば、ローカルコマンドのセットがシステム内で構成されることができ、システム内の制御回路は、電子信号及び/又は音声データをローカルコマンドのセットと比較して一致が存在するかどうかを判定することができる。動作308において、ローカルコマンドが受信されたと判定された場合、次に、動作310において、感知されたローカルコマンドに基づいて、少なくとも1つのアクティビティが実行され得る。実行され得るアクティビティの例には、下記には限定されないが、システムをターンオン/オフすること、システムボリュームを調整すること、音声キャプチャ及び/又は音声データ送信を一時的に無効にすることなどが含まれる。動作308におけるローカルコマンドが受信されなかったという判定に続いて、動作312において、音声データを外部装置(例えば、スマートフォンのような移動通信デバイス)に送信することができる。動作314において、オーディオデータ(例えば、通話中の他の参加者に対応する音声データ)が外部装置から受信されることができる。音響は、動作316において受信されたオーディオデータに基づいて生成されてもよく、続いて動作302に戻って鼻振動感知を続けることができる。
「鼻振動を介した音響キャプチャと生成」
本開示と一致して、デバイス106は、同様に、センサ104を“逆に”動作させてユーザの鼻(例えば、鼻骨)に振動を誘発することによって、ユーザに音響を伝えることができる。鼻骨に誘発された振動は、頭蓋を介して内耳(例えば、蝸牛)における感知器官に伝達され、感知器官は誘発された振動を音響として解釈する。この動作は、通常はユーザが音響を聞くことを妨げるような何らかの欠陥、傷害(例えば、破裂した鼓膜)などをユーザが有する場合であっても生じ得る。一般に、デバイス106は、ユーザの鼻におけるオーディオ振動をセンサ104に誘発させるために使用されるオーディオデータを有し得るか、又は該オーディオデータを受信し得る。通信は、一方向(例えば、ユーザが入力された音響のみを傾聴する)又は双方向(例えば、ユーザが入力された音響を傾聴するとともに、音響が同様にユーザからキャプチャされる)であってもよい。限定ではないが、1チャネルモード及び信号変調モードを含む、双方向通信を容易にするための異なるモードが本明細書で論じられることになる。
少なくとも1つの実施例において、音響をキャプチャ及び生成するシステムは、例えば、少なくとも、ユーザにより装着可能なフレームと、フレームに取り付けられた感知回路と、同様にフレームに取り付けられたデバイスとを含み得る。感知回路は、ユーザの音声によりユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて鼻にオーディオ振動を誘発することになり得る。デバイスは、感知回路の動作を少なくとも制御することになり得る。
少なくとも1つの実施例において、フレームは、鼻に接触する少なくとも1つのノーズピースを含む眼鏡フレームであり得るとともに、少なくとも1つのノーズピースは、感知回路を少なくとも含む。感知回路は、電子信号を生成するとともに、オーディオ振動を誘発するための少なくとも1つの圧電ダイアフラムを含み得る。少なくとも1つの実例の実装例では、感知回路は、音声振動を感知するための第1の感知回路と、オーディオ振動を誘発するための第2の感知回路とを含み得る。
少なくとも1つの実施例において、実例のデバイスは、システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための制御回路を少なくとも含み得る。制御回路が、システムは双方向通信を開始していないか又は双方向通信に従事していないと判定した場合、その場合に、制御回路は、電子信号に基づいて音声データを生成し得るか、又は、オーディオデータに基づいて感知回路にオーディオ振動を誘発させ得る。システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、制御回路は、単一チャネルモード又は信号変調モードで動作することができる。単一チャネルモードにおいて、制御回路は、少なくともオーディオデータが入力されている場合には、感知回路に表示を生成させ、オーディオデータに基づいて感知回路にオーディオ振動を誘発させ、オーディオデータが入力されていない場合には、電子信号に基づいて音声データを生成し得る。信号変調モードにおいて、制御回路は、オーディオデータを変調し、変調されたデータに基づいて感知回路にオーディオ振動を誘発させ、電子信号を受信し、電子信号からオーディオ振動をフィルタにより除去するとともに、電子信号に基づいて音声データを生成し得る。デバイスは、音声データを外部装置に送信することか、又は外部装置からオーディオデータを受信することのうちの少なくとも1つのための通信回路を少なくとも更に備え得る。本開示と一致して、音響をキャプチャ及び生成するための実例の方法は、ユーザにより装着可能なシステムを起動するステップと、システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するステップと、判定に基づいて、ユーザの音声によりユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、システムにおける感知回路を制御するステップとを含み得る。
図4は、本開示の少なくとも1つの実施例による、トランスデューサとして更に動作するセンサに関する実例の構成を例示する。図1から図3において示される様々な実施例では、センサ104’は、ユーザによって局所的に生成された音響(例えば、音声)をキャプチャすることのみに依存していた。図4は、ユーザがオーディオデータに基づいて音響を聞くことができるように、センサ104’が(例えば、ローカルな音響をキャプチャするとともに、ユーザの鼻にオーディオ振動を誘発するための)トランスデューサとして動作し得る実施例を示す。オーディオデータは、センサ104’にオーディオ振動を発生させるのに使用するための、デバイス106に格納されたか、又はデバイス106によって受信された任意のデータを含むことができる。上記の例では、システム100のユーザが参加している電話通話における相手方の音声であるオーディオデータが説明されている。しかしながら、これはオーディオデータの一例に過ぎない。本開示と一致して、システム100は、一方向通信又は双方向通信をサポートすることができる。一方向通信は、音声データをキャプチャする(例えば、ディクテーション用の録音、覚え書き(reminder)の録音など)か、又は鼻振動によって誘発される音響を傾聴するシステム100のユーザを含むことができる。ユーザは、例えば、彼らが、音楽、録音されたメッセージのような話されたコンテンツ、オーディオブック、講義又は他の同様のプレゼンテーションを聴いているときにのみ、音響を傾聴することができる。オーディオデータは、デバイス106において(例えば、制御回路108内のメモリ内に)格納され得るか、又はデバイス106において(例えば、通信回路110を介して)受信され得る。動作の一例では、ユーザは、オーディオデータを選択し、オーディオデータの再生をトリガするために、デバイス106及び/又は外部装置116(例えば、外部装置116内のオーディオアプリケーションを用いて)におけるユーザインタフェース回路112と対話することができる。オーディオデータがデバイス106内に格納されているか、又は外部ソースから(例えば、外部装置116から)ストリーミングされているかにかかわらず、制御回路108は、(例えば、センサ104’がオーディオ振動を誘発する方法に基づいて、オーディオデータの音量、周波数、ピッチ、音色などを調整するために)必要であれば、オーディオデータを処理し得るとともに、ユーザの鼻におけるオーディオ振動をセンサ104’に誘発させる信号(例えば、駆動信号)を生成し得る。双方向通信は、ユーザによって局所的に生成された音響をキャプチャすることと、オーディオデータに基づいてオーディオ振動を誘発することとの両方を含むことができる。双方向通信の最も典型的な例は、電話で話すシステム100のユーザである。
図4は、ユーザの音声(これ以降、“音声振動206’”という)によって生成された振動206をキャプチャすることに加えて、センサ104’が(例えば、オーディオデータに基づいて)オーディオ振動400を更に誘発することができ得ることを例示している。オーディオ振動の例は、図4における400A及び400Bに示されている。少なくとも1つの実施例では、単一の感知回路202は、音声振動206’を感知し、オーディオ振動400Aを誘発することができる。これは、実際のセンサ(例えば、圧電ダイアフラム)が、圧電ダイアフラムを作動させてオーディオ振動400Aを誘発させる信号をデバイス106から供給されるまで、実質的に受動的に音声振動206’を連続的に感知することができる、という点で起こり得る。したがって、受動的に感知する音声振動206’から能動的に誘発するオーディオ振動400Aへの転換は、主にデバイス106によって制御されることができ、デバイス106は、選択的に、受動的な感知によって生成された電子信号を受信し得るか、又はオーディオ振動400Aを誘発する駆動信号を生成し得る。異なる実施例では、センサ104’は、2つ以上の感知回路202を含むことができる。例えば、複数の圧電ダイアフラムは、(例えば、ノーズピース及び/又はダイアフラムのサイズ、形状等に応じて)一方又は両方のノーズピース200内に組み込まれてもよいか、又は少なくともそれらに結合されてもよい。複数の圧電ダイアフラムは、音声振動206’を感知したときにより強い電子信号を生成するために、及び/又は、より強いオーディオ振動400を誘発するために、直列に結合されてもよい。少なくとも1つの実施例において、ノーズピース200は、それぞれ、オーディオ振動400A及び400Bをそれぞれ生成するための圧電ダイアフラムを含むことができる。オーディオ振動400A及び400Bは、誘導されたオーディオ振動の各々に対するソースが判定され得るように、振幅差又は位相差を有するように誘発されてもよい。ソースの表示は、例えば、較正、デバッグなどのために利用されることができる。別の可能な実施例では、複数の圧電ダイアフラムのそれぞれは、音声振動206’を感知することのみ、又はオーディオ振動400を誘発することのみに専用とすることができる。例えば、感知回路202は、音声振動206’を感知することのみに専用とすることができ、一方、他のノーズピース200の感知回路402は、オーディオ振動400Bを誘発することのみに専用とすることができる。この場合、他のノーズピース200内の感知回路402をデバイス106に結合するために、第2のカップリング404(例えば、追加のワイヤ)が使用されることができる。ワイヤとして図示されているが、カップリング404は、同様に、(例えば、ブルートゥース(登録商標)、NFCなどを介した)無線接続であってもよい。
実際の構成にかかわらず、双方向動作によってもたらされる少なくとも1つの課題は、センサ104’の動作を管理することである。ユーザの音声に起因する音声振動206’及び入力されたオーディオデータに基づいて誘発されたオーディオ振動400は、予期せず並行して発生する可能性があり、したがって相互に干渉する可能性がある。例えば、単一の圧電ダイアフラムは、振動を同時に感知して発生させることができない。その結果、オーディオ振動400Aが誘発されると音声振動206’が失われる。さらに、センサ104’が振動の検出のみ又は振動の誘発のみに専用である複数の圧電ダイアフラムを含む構成では、感知圧電ダイアフラムは、音声振動206’とオーディオ振動400Bの両方が同時に発生したときに、音声振動206’とオーディオ振動400Bの両方を感知することができる。このキャプチャされた音声振動206’とオーディオ振動400Bの混合物(mix)を使用して生成された音声データは、不明瞭、理解不能、などであり、したがって使用不能であり得る。
本開示と一致して、デバイス106内の制御回路108は、上記の状況を回避するモードで動作することによって、双方向通信を容易にすることができる。様々な動作モードが本明細書に開示されているが、これらの動作モードは、単に上記の問題を回避する方法の実例として提供されており、開示された実施例を任意の特定の動作方法に限定することを意図するものではない。動作モードの第1の例は、単一チャネル動作である。単一チャネル動作では、制御回路108は、センサ104’を、音声振動206’を感知するのみか、又はオーディオ振動400を生成するのみに制限することができる。例えば、(例えば、ユーザインタフェース回路112内の電気機械回路からの)短いトーン、短い振動のような表示は、少なくともオーディオデータが入力されているときにユーザに表示することができる。入力されたオーディオの表示は、ユーザがオーディオ振動400を越えて(over:に被せて)話そうとするのを防止し、結果としてユーザの音声が記録されないようにすることを助けることができる。少なくとも1つの実施例において、別の表示は、入力されたオーディオデータの全てが(例えば、オーディオ振動400を介して)提示されたことをユーザに知らせることができ、ユーザが音声キャプチャを続けることを可能にする。
信号変調モードにおいて、制御回路108は、オーディオ振動400を誘発するようにセンサ104’を駆動するために、オーディオデータ、又はオーディオデータから生成された信号を変調することができ、その結果、オーディオ振動400を含む雑音が、後に音声振動206’のキャプチャからフィルタにより除去され得る。本明細書で参照されるように、変調は、一般に、波形の少なくとも1つのプロパティの変更を含む。例えば、センサ104’を駆動する信号の周波数は、周波数が音声振動206’の期待される周波数より高く又は低くなるように変更され得る。結果として、同時に発生している音声振動206’とオーディオ振動400の両方をキャプチャすることが可能であるが、ローパスフィルタリング又はハイパスフィルタリングが、所望の波形(例えば、音声振動206’)からキャプチャされた雑音(例えば、オーディオ振動400)をフィルタにより除去するために、制御回路108によって後で使用されてもよい。波形は、記憶、送信などのために音声データに変換されてもよい。
図5は、本開示の少なくとも1つの実施例による、鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のための実例の動作を例示する。図5において示される動作は、システム内で利用可能な異なる動作モードに関連する。全ての動作モードで動作の全てが必要というわけではない。したがって、図5において示される全体の動作フローは、システムが利用可能な動作モードから特定の動作モードを選択することを可能にする一方、これらの動作のサブセットは、より少ない動作モードを利用して動作するシステムにおいて使用され得る。
動作500において、システムが起動され得る。次に、動作502において、システムが双方向通信を開始しているか、又は双方向通信に従事しているか否かについての判定が行われ得る。動作502において、システムが双方向通信に関与していないと判定された場合、動作504において、ユーザの音声のみをキャプチャするか否かに関する更なる判定が行われ得る。動作504におけるユーザ音声のみがキャプチャされることになるという判定の後に、図3における動作300〜312が続き、鼻振動感知を介してユーザの音声をキャプチャすることができる。動作312に続いて、動作502に戻ることができる。動作504に戻って、ユーザの音声がキャプチャされないことになるという判定に続いて、動作506において、入力されたオーディオデータが外部装置から受信され得る。動作506の点線の輪郭は、動作が必要な場合にのみ実行され得ることを示す(例えば、オーディオデータが、外部装置から、ダウンロードされていない、ストリーミングされていない等の場合、オーディオデータはシステムに既に存在し得る)。動作508において、オーディオ振動は、オーディオデータに基づいてユーザの鼻(例えば、鼻骨)に誘発され得る。動作508の後で、動作502に戻ることができる。
動作502に戻ると、システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、次に、動作510において、システムが単一チャンネル動作モードを利用することになるか否かについての更なる判定が行われ得る。動作510において、システムが単一チャネル動作モードを利用することになると判定された場合、次に、動作512において、(例えば、電話通話に参加している他の人からの)入力されたオーディオデータがあるか否かの判定が行われ得る。動作512において、入力されたオーディオデータがないと判定された場合、図3における動作300〜312が続き、鼻振動感知を介してユーザの音声をキャプチャすることができる。動作312に続いて、動作502に戻ることができる。動作512に戻ると、オーディオデータが入力されていると判定された場合、次に、動作514において、システムは、(例えば、トーン、振動などを用いて)入力されたオーディオデータをユーザに表示することができる。次いで、動作516においてオーディオデータが受信され、動作518において、オーディオデータに基づいてユーザの鼻にオーディオ振動が誘発されることができる。任意の動作520において、オーディオデータの終わりが(例えば、トーン、振動などで)ユーザに表示されることができ、その結果、ユーザは、彼/彼女が話すことができる(例えば、その音声キャプチャが再開してもよい)ことを知らされ得る。動作520の後に、図3における動作300〜312が続き、鼻振動感知を介してユーザの音声をキャプチャすることができる。動作312に続いて、動作502に戻ることができる。
動作510に戻ると、システムが単一チャネル動作モードを利用しないことになるという判定の後に、動作522が続き、そこでは、システムが信号変調モードを利用することになるか否かの更なる判定が行われ得る。動作522において、システムが信号変調モードを利用することになると判定された場合、次に、動作524において、入力されたオーディオデータがあるか否かの更なる判定が行われ得る。動作524において、入力されたオーディオデータがないと判定された場合、図3における動作300〜312が続き、鼻振動感知を介してユーザの音声をキャプチャすることができる。動作312に続いて、動作502に戻ることができる。動作524において、入力されたオーディオデータがあると判定された場合、次に、動作526において、入力されたオーディオデータが受信されて変調され得るか、又はその代わりに、オーディオ振動を生成するようにシステム内の感知回路を駆動するために使用される信号が変調され得る。動作528において、変調されたオーディオデータを使用してユーザの鼻にオーディオ振動が誘発され得る。システムが、それぞれ、オーディオ振動を誘発し、音声振動を感知するための感知回路(例えば、圧電ダイアフラム)の個別のセットを備えるとすれば、その場合に、オーディオ振動の発生中に話しているシステムのユーザは、ユーザの音声とオーディオ振動の両方がキャプチャされるという結果になり得る。音声振動を感知する感知回路によって生成された電子信号は、その場合に、合成された音声データ及びオーディオデータを含むことができる。恐らく音声データとオーディオデータの両方を含む電子信号が、次に動作530において受信され得る。動作532において、音声データのみを含む電子信号を生成するために、変調されたオーディオデータが(例えば、システム内の制御回路によって)電子信号からフィルタにより除去され得る。動作532の後に、図3における動作300〜312が続き、動作532における混合された音声振動信号及びオーディオ振動信号から抽出された残りの音声データを処理することができる。動作312に続いて、動作502に戻ることができる。動作522に戻ると、信号変調モードが利用されないことになると判定された場合、その場合に、通信動作は完了されることができる。動作522に続いて、動作500に戻って、システムの次の起動を待つことができる。
図3及び図5は、異なる実施例による動作を示しているが、図3及び図5において示される動作の全ては他の実施例において必要ではない、ということが理解されることになる。実際、本明細書では、本開示の他の実施例において、図3及び図5において示される動作、並びに/又は本明細書において説明される他の動作は、いずれの図面にも具体的に示されていない方法で組み合わせられ得るが、依然として本開示と完全に一致する、ということが完全に意図されている。したがって、1つの図面に正確に示されていない特徴及び/又は動作を対象とする請求項は、本開示の範囲及び内容に含まれるとみなされる。
本出願及び請求項において使用されるように、用語“及び/又は”によって結合されたアイテムのリストは、リストされたアイテムの任意の組み合わせを意味することができる。例えば、“A、B、及び/又はC”という語句は、“A”、“B”、“C”、“A及びB”、“A及びC”、“B及びC”、又は“A、B、及びC”を意味することができる。本出願及び請求項において使用されるように、“のうちの少なくとも1つ”という用語によって結合されたアイテムのリストは、リストされた用語の任意の組み合わせを意味することができる。例えば、“A、B、又はCのうちの少なくとも1つ”という語句は、“A”、“B”、“C”、“A及びB”、“A及びC”、“B及びC”、又は“A、B、及びC”を意味することができる。
本明細書の任意の実施例において使用されるように、“モジュール”という用語は、上述の動作のいずれかを実行するように構成されたソフトウェア、ファームウェア、及び/又は回路を指すことができる。ソフトウェアは、ソフトウェアパッケージ、コード、命令、命令セット、及び/又は非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録されたデータとして具体化されることができる。ファームウェアは、コード、命令、命令セット、及び/又はメモリデバイス内にハードコードされた(例えば不揮発性の)データとして具体化されることができる。本明細書の任意の実施例において使用されるように、“回路”は、例えば、ハードウェア回路、1つ又は複数の個々の命令処理コアを含むコンピュータプロセッサのようなプログラム可能な回路、ステートマシン回路、及び/又はプログラマブル回路によって実行される命令を記憶するファームウェアを単独で、又は任意の組み合わせで含み得る。モジュールは、例えば、集積回路(IC)、システムオンチップ(SoC)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバ、スマートフォンなどのより大きなシステムの一部を形成する回路として、まとめて又は個別に組み込まれることができる。
本明細書において説明される動作のいずれも、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、方法を実行する命令を個々に又は組み合わせて格納している1つ又は複数の記憶媒体(たとえば、非一時的記憶媒体)を含むシステムにおいて実施されることができる。ここで、プロセッサは、例えば、サーバCPU、モバイル機器CPU、及び/又は他のプログラム可能な回路を含むことができる。また、本明細書において説明される動作は、複数の異なる物理的位置における処理構造など、複数の物理的デバイスにわたって分散され得ることが意図される。記憶媒体は、任意のタイプの有形の媒体、例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、光磁気ディスクを含む任意のタイプのディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM及びスタティックRAMのようなランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッドステートディスク(SSD)のような半導体デバイス、組み込み型マルチメディアカード(eMMC)、セキュアデジタル入力/出力(SDIO)カード、磁気カード若しくは光カード、又は電子命令を格納するのに適した任意のタイプの媒体を含み得る。他の実施例は、プログラム可能な制御装置によって実行されるソフトウェアモジュールとして実現されてもよい。
したがって、本開示は、鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のためのシステムに関する。音響をキャプチャ及び生成する実例システムは、少なくとも、ユーザにより装着可能なフレームと、フレームに取り付けられた感知回路と、同様にフレームに取り付けられたデバイスとを含み得る。感知回路は、ユーザの音声によりユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて鼻にオーディオ振動を誘発し得る。デバイスは、感知回路の動作を少なくとも制御することになり得る。感知回路は、電子信号を生成するとともに、オーディオ振動を誘発するための少なくとも1つの圧電ダイアフラムを含み得る。少なくとも1つの実例の実装例では、フレームは眼鏡のためのものであり得るとともに、鼻に接触するための少なくとも1つのノーズピース構造を含むことができ、少なくとも1つの構造は感知回路を含む。
下記の実例は、更なる実施例と関係がある。本開示の下記の実施例は、下記で提供されるように、デバイス、方法、実行されたときにマシンに方法に基づく動作を実行させる命令を記憶するための少なくとも1つの機械読み取り可能な媒体、方法に基づいて動作を実行するための手段、及び/又は鼻振動を介した音響のキャプチャ及び生成のためのシステム、のような主題材料を含み得る。
実例1によれば、音響をキャプチャ及び生成するシステムが提供される。上記システムは、ユーザにより装着可能なフレームと、上記フレームに取り付けられた感知回路であって、上記ユーザの音声により上記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、上記の感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて上記鼻にオーディオ振動を誘発することになる、感知回路と、上記フレームに取り付けられたデバイスであって、上記感知回路の動作を少なくとも制御することになるデバイスとを備え得る。
実例2は、実例1の要素を含むことができ、上記フレームは、上記鼻に接触する少なくとも1つのノーズピースを含む眼鏡フレームであり、上記少なくとも1つのノーズピースは、上記感知回路を少なくとも含む。
実例3は、実例1から実例2のいずれかの要素を含むことができ、上記感知回路は、上記電子信号を生成するとともに、上記オーディオ振動を誘発するための少なくとも1つの圧電ダイアフラムを含む。
実例4は、実例3の要素を含むことができ、上記少なくとも1つの圧電ダイアフラムは、少なくとも1つのワイヤを介して上記デバイスに結合される。
実例5は、実例3から実例4のいずれかの要素を含むことができ、上記少なくとも1つの圧電ダイアフラムは、無線リンクを介して上記デバイスに結合される。
実例6は、実例3から実例5のいずれかの要素を含むことができ、上記感知回路は、直列に結合された複数の圧電ダイアフラムを含む。
実例7は、実例3から実例6のいずれかの要素を含むことができ、上記感知回路は、上記音声振動を感知するための第1の感知回路と、上記オーディオ振動を誘発するための第2の感知回路とを含む。
実例8は、実例7の要素を含むことができ、上記第1の感知回路は、上記鼻の第1の側に係合するように構成され、上記第2の感知回路は、上記鼻の第2の側に係合するように構成される。
実例9は、実例7から実例8のいずれかの要素を含むことができ、上記第2の感知回路は、トランスデューサとして動作するように構成された少なくとも1つの圧電ダイアフラムを含む。
実例10は、実例1から実例9のいずれかの要素を含むことができ、上記デバイスは、当該システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための制御回路を少なくとも含む。
実例11は、実例10の要素を含むことができ、上記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始していないか又は双方向通信に従事していないと判定した場合、上記制御回路は、上記電子信号に基づいて音声データを生成することになるか、又は、上記オーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させることになる。
実例12は、実例11の要素を含むことができ、上記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、上記制御回路は、単一チャネルモードで動作することになる。
実例13は、実例12の要素を含むことができ、単一チャネルモードにおいて、上記制御回路は、少なくともオーディオデータが入力されている場合には、上記感知回路に表示を生成させ、上記オーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させ、オーディオデータが入力されていない場合には、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成することになる。
実例14は、実例13の要素を含むことができ、上記表示は、可聴の通知又は触覚の通知のうちの少なくとも1つを含む。
実例15は、実例13から実例14のいずれかの要素を含むことができ、上記制御回路が上記の入力されたオーディオデータが完了した場合に上記感知回路に第2の表示を生成させるステップを更に含み得る。
実例16は、実例11から実例15のいずれかの要素を含むことができ、上記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、上記制御回路は、単一チャネルモードで動作することになり、上記制御回路は、少なくともオーディオデータが入力されている場合には、上記感知回路に表示を生成させ、上記オーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させ、オーディオデータが入力されていない場合には、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成することになる。
実例17は、実例11から実例16のいずれかの要素を含むことができ、上記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、上記制御回路は、信号変調モードで動作することになる。
実例18は、実例17の要素を含むことができ、信号変調モードにおいて、上記制御回路は、上記オーディオデータを変調し、上記の変調されたデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させ、上記電子信号を受信し、上記電子信号から上記オーディオ振動をフィルタにより除去するとともに、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成することになる。
実例19は、実例11から実例18のいずれかの要素を含むことができ、上記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、上記制御回路は、信号変調モードで動作することになり、上記制御回路は、上記オーディオデータを変調し、上記の変調されたデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させ、上記電子信号を受信し、上記電子信号から上記オーディオ振動をフィルタにより除去するとともに、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成することになる。
実例20は、実例1から実例19のいずれかの要素を含むことができ、上記デバイスは、上記音声データを外部装置に送信することか、又は上記外部装置から上記オーディオデータを受信することのうちの少なくとも1つのための通信回路を少なくとも備える。
実例21によれば、音響をキャプチャ及び生成するための方法が提供される。上記方法は、ユーザにより装着可能なシステムを起動するステップと、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するステップと、上記判定に基づいて、上記ユーザの音声により上記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、上記音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて上記鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、上記システムにおける感知回路を制御するステップとを含み得る。
実例22は、実例21の要素を含むことができ、上記電子信号に基づいて音声データを生成するステップを更に含み得る。
実例23は、実例21から実例22のいずれかの要素を含むことができ、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、単一チャネルモードで動作するステップを更に含む。
実例24は、実例23の要素を含むことができ、単一チャネルモードで動作するステップは、少なくともオーディオデータが入力されている場合には、上記感知回路に表示を生成させるステップと、上記オーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させるステップと、オーディオデータが入力されていない場合には、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成するステップとを含む。
実例25は、実例24の要素を含むことができ、上記表示は、可聴の通知又は触覚の通知のうちの少なくとも1つを含む。
実例26は、実例24から実例25のいずれかの要素を含むことができ、上記の入力されたオーディオデータが完了した場合に上記感知回路に第2の表示を生成させるステップを更に含み得る。
実例27は、実例21から実例26のいずれかの要素を含むことができ、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、信号変調モードで動作するステップを更に含む。
実例28は、実例27の要素を含むことができ、信号変調モードで動作するステップは、上記オーディオデータを変調するステップと、上記の変調されたオーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させるステップと、上記電子信号を受信するステップと、上記電子信号から上記オーディオ振動をフィルタにより除去するステップと、上記電子信号に基づいて音声データを生成するステップとを含む。
実例29は、実例21から実例28のいずれかの要素を含むことができ、上記音声データを外部装置に送信するステップか、又は上記外部装置から上記オーディオデータを受信するステップのうちの少なくとも1つを更に含み得る。
実例30によれば、少なくとも1つのデバイスを含み、音響をキャプチャ及び生成するためのシステムが提供され、上記システムは、上記の実例21から実例29の方法を実行するように構成される。
実例31によれば、上記の実例21から実例29のいずれかの方法を実行するように構成されたチップセットが提供される。
実例32によれば、コンピューティングデバイス上で実行されることに応答して上記コンピューティングデバイスに上記の実例21から実例29のいずれかによる方法を実行させる複数の命令を含む、少なくとも1つの機械読み取り可能な媒体が提供される。
実例33によれば、音響をキャプチャ及び生成するように構成された少なくとも1つのデバイスであって、上記の実例21から実例29のいずれかの方法を実行するように構成された少なくとも1つのデバイスが提供される。
実例34によれば、音響をキャプチャ及び生成するためのシステムが提供される。上記システムは、ユーザにより装着可能なシステムを起動するための手段と、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための手段と、上記判定に基づいて、上記ユーザの音声により上記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、上記音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて上記鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、上記システムにおける感知回路を制御するための手段とを備え得る。
実例35は、実例34の要素を含むことができ、上記電子信号に基づいて音声データを生成するための手段を更に備え得る。
実例36は、実例34から実例35のいずれかの要素を含むことができ、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、単一チャネルモードで動作するための手段を更に備える。
実例37は、実例36の要素を含むことができ、単一チャネルモードで動作するための上記手段は、少なくともオーディオデータが入力されている場合には、上記感知回路に表示を生成させるための手段と、上記オーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させるための手段と、オーディオデータが入力されていない場合には、上記電子信号に基づいて上記音声データを生成するための手段とを備える。
実例38は、実例37の要素を含むことができ、上記表示は、可聴の通知又は触覚の通知のうちの少なくとも1つを含む。
実例39は、実例37から実例38のいずれかの要素を含むことができ、上記の入力されたオーディオデータが完了した場合に上記感知回路に第2の表示を生成させるための手段を更に備え得る。
実例40は、実例34から実例39のいずれかの要素を含むことができ、上記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、信号変調モードで動作するための手段を更に備える。
実例41は、実例40の要素を含むことができ、信号変調モードで動作するための上記手段は、上記オーディオデータを変調するための手段と、上記の変調されたオーディオデータに基づいて上記感知回路に上記オーディオ振動を誘発させるための手段と、上記電子信号を受信するための手段と、上記電子信号から上記オーディオ振動をフィルタにより除去するための手段と、上記電子信号に基づいて音声データを生成するための手段とを備える。
実例42は、実例34から実例41のいずれかの要素を含むことができ、上記音声データを外部装置に送信するための手段か、又は上記外部装置から上記オーディオデータを受信するための手段のうちの少なくとも1つを更に備え得る。
ここで使用される用語及び表現は、限定ではなく説明の用語として使用されるとともに、そのような用語及び表現の使用において、示されて説明された特徴(又はその一部分)のあらゆる等価物を除外するという意図はなく、様々な修正が請求項の範囲内で可能であるということが認識される。したがって、請求項は、全てのそのような等価物をカバーすることを意図している。

Claims (17)

  1. 音響をキャプチャ及び生成するシステムであって、
    ユーザにより装着可能なフレームと、
    前記フレームに取り付けられた感知回路であって、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記の感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することになる、感知回路と、
    前記フレームに取り付けられたデバイスであって、前記感知回路の動作を少なくとも制御することになるデバイスと
    前記デバイスが、当該システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための制御回路と、を備え、
    前記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始していないか又は双方向通信に従事していないと判定した場合、前記制御回路が、前記電子信号に基づいて音声データを生成することになるか、又は、前記オーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させることになり、
    前記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、前記制御回路が、信号変調モードで動作することになる、システム。
  2. 信号変調モードにおいて、前記制御回路が、前記オーディオデータを変調し、前記の変調されたデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させ、前記電子信号を受信し、前記電子信号から前記オーディオ振動をフィルタにより除去するとともに、前記電子信号に基づいて前記音声データを生成することになる、請求項に記載のシステム。
  3. 音響をキャプチャ及び生成するシステムであって、
    ユーザにより装着可能なフレームと、
    前記フレームに取り付けられた感知回路であって、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記の感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することになる、感知回路と、
    前記フレームに取り付けられたデバイスであって、前記感知回路の動作を少なくとも制御することになるデバイスと、
    前記デバイスが、当該システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための制御回路と、を備え、
    前記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始していないか又は双方向通信に従事していないと判定した場合、前記制御回路が、前記電子信号に基づいて音声データを生成することになるか、又は、前記オーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させることになり、
    前記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定した場合、前記制御回路が、単一チャネルモードで動作することになり、
    前記単一チャネルモードにおいて、前記制御回路が、少なくとも前記オーディオデータが入力されている場合には、前記感知回路に表示を生成させ、前記オーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させ、前記オーディオデータが入力されていない場合には、前記電子信号に基づいて前記音声データを生成することになる、システム。
  4. 音響をキャプチャ及び生成するシステムであって、
    ユーザにより装着可能なフレームと、
    前記フレームに取り付けられた感知回路であって、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記の感知された音声振動に基づいて電子信号を生成し、オーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することになる、感知回路と、
    前記フレームに取り付けられたデバイスであって、前記感知回路の動作を少なくとも制御することになるデバイスと、
    前記デバイスが、当該システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するための制御回路と、を備え、
    前記制御回路が、当該システムは双方向通信を開始していないか又は双方向通信に従事していないと判定した場合、前記制御回路が、前記電子信号に基づいて音声データを生成することになるか、又は、前記オーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させることになり、
    前記デバイスが、前記音声データを外部装置に送信することか、又は前記外部装置から前記オーディオデータを受信することのうちの少なくとも1つのための通信回路を少なくとも備える、システム。
  5. 前記フレームが、前記鼻に接触する少なくとも1つのノーズピースを含む眼鏡フレームであり、前記少なくとも1つのノーズピースが、前記感知回路を少なくとも含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記感知回路が、前記電子信号を生成するとともに、前記オーディオ振動を誘発するための少なくとも1つの圧電ダイアフラムを含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記感知回路が、前記音声振動を感知するための第1の感知回路と、前記オーディオ振動を誘発するための第2の感知回路とを含む、請求項に記載のシステム。
  8. 音響をキャプチャ及び生成するための方法であって、ユーザにより装着可能なシステムを起動するステップと、前記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するステップと、前記判定に基づいて、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、前記システムにおける感知回路を制御するステップと、前記電子信号に基づいて音声データを生成するステップと、を含み、
    前記方法は、前記音声データを外部装置に送信するステップか、又は前記外部装置から前記オーディオデータを受信するステップのうちの少なくとも1つを更に含む、方法。
  9. 音響をキャプチャ及び生成するための方法であって、ユーザにより装着可能なシステムを起動するステップと、前記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するステップと、前記判定に基づいて、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、前記システムにおける感知回路を制御するステップと、前記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、単一チャネルモードで動作するステップとを含み、
    前記単一チャネルモードで動作するステップが、少なくとも前記オーディオデータが入力されている場合には、前記感知回路に表示を生成させるステップと、前記オーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させるステップと、前記オーディオデータが入力されていない場合には、前記電子信号に基づいて音声データを生成するステップとを含む、方法。
  10. 音響をキャプチャ及び生成するための方法であって、ユーザにより装着可能なシステムを起動するステップと、前記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事しているかを判定するステップと、前記判定に基づいて、前記ユーザの音声により前記ユーザの鼻に誘発された音声振動を感知し、前記音声振動に基づいて電子信号を生成することか、又はオーディオデータに基づいて前記鼻にオーディオ振動を誘発することのうちの少なくとも1つを実行するように、前記システムにおける感知回路を制御するステップと、前記システムが双方向通信を開始しているか又は双方向通信に従事していると判定された場合、信号変調モードで動作するステップとを含む、方法。
  11. 信号変調モードで動作するステップが、前記オーディオデータを変調するステップと、前記の変調されたオーディオデータに基づいて前記感知回路に前記オーディオ振動を誘発させるステップと、前記電子信号を受信するステップと、前記電子信号から前記オーディオ振動をフィルタにより除去するステップと、前記電子信号に基づいて音声データを生成するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのデバイスを含み、音響をキャプチャ及び生成するためのシステムであって、請求項から請求項11のいずれかに記載の方法を実行するように構成されたシステム。
  13. 請求項から請求項11のいずれかに記載の方法を実行するように構成されたチップセット。
  14. コンピューティングデバイス上で実行されることに応答して前記コンピューティングデバイスに請求項から請求項11のいずれかに記載の方法を実行させる複数の命令を含む少なくとも1つのコンピュータプログラム。
  15. 音響をキャプチャ及び生成するように構成された少なくとも1つのデバイスであって、請求項から請求項11のいずれかに記載の方法を実行するように構成された少なくとも1つのデバイス。
  16. 請求項から請求項11のいずれかに記載の方法を実行する手段を有するデバイス。
  17. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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