JP6891011B2 - Image processing equipment, image processing methods and programs - Google Patents
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Description
本発明は、観察する角度を変えると明るさが変化する印刷物を出力するための画像処理技術に関する。 The present invention relates to an image processing technique for outputting a printed matter whose brightness changes when the observation angle is changed.
サテン生地や刺繍に代表されるような織物やヘアライン加工された金属面などは、その表面の複雑な微細形状に起因して、観察する角度を変えると見え方が大きく変化する異方性を持つ。この異方性を再現する印刷物の例として、レンチキュラーレンズを利用したものが挙げられる。特許文献1では、光硬化樹脂を含むインクによって任意の凹凸を形成可能なUV硬化型インクジェットプリンタを用いることで、画像と当該画像に重ねるレンチキュラーレンズとを同時に形成できる技術が開示されている。
Woven fabrics such as satin fabrics and embroidery and metal surfaces with hairline processing have anisotropy in which the appearance changes greatly when the observation angle is changed due to the complicated fine shape of the surface. .. An example of a printed matter that reproduces this anisotropy is one that uses a lenticular lens.
しかしながら、特許文献1のようなレンチキュラーレンズを用いた方法では、観察角度を変えた際に滑らかに明るさや色を変化させるために、高解像度で画像を印刷する必要がある。また、インクジェットプリンタを用いて、レンズの曲面形状を高解像度にて精度良く形成することは困難である。
However, in the method using a lenticular lens as in
本発明は、従来よりも簡易に異方性を有する印刷物を得るための画像処理を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide an image process for obtaining a printed matter having anisotropy more easily than before.
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、記録媒体上に複数の凸部を有する層を形成するためのデータを生成する画像処理装置であって、第1観察方向における物体の明るさと、前記第1観察方向とは方位角が異なる方向である第2観察方向における前記物体の明るさと、に関する明るさ情報を取得する取得手段と、前記明るさ情報に応じて前記凸部の底面の形状を異ならせるように、前記層を前記記録媒体上に形成するための記録材の記録量を表す記録量データを生成する生成手段と、を有することを特徴とする。 In order to solve the above problems, the image processing device according to the present invention is an image processing device that generates data for forming a layer having a plurality of convex portions on a recording medium, and is an object in the first observation direction. and brightness of an acquisition unit wherein the first viewing direction to obtain the brightness of the object in the second observation direction azimuth angle is different directions, the brightness information about, the convex portion in accordance with the brightness information It is characterized by having a generation means for generating recording amount data representing a recording amount of a recording material for forming the layer on the recording medium so as to have a different shape of the bottom surface of the.
本発明によれば、従来よりも簡易に異方性を有する印刷物を得ることができる。 According to the present invention, a printed matter having anisotropy can be obtained more easily than before.
[実施例1]
本実施例では、画像の色を表す色情報と方位角方向に観察角度を変えた際の明るさ変化量情報とを有する画像データを取得する。そして、取得した画像データに基づいて有色インク量データ(有色インク記録量データ)及びCLインク量データ(CLインク記録量データ)を生成する。
[Example 1]
In this embodiment, image data having color information representing the color of the image and information on the amount of change in brightness when the observation angle is changed in the azimuth direction is acquired. Then, the colored ink amount data (colored ink recording amount data) and the CL ink amount data (CL ink recording amount data) are generated based on the acquired image data.
図1は、画像処理装置1のハードウェア構成例を表すブロック図である。図1において、画像処理装置1は、例えばコンピュータであり、マイクロプロセッサ(CPU)101と、ランダムアクセスメモリなどのメモリ102を備える。CPU101は、メモリ102をワークメモリとして、ハードディスクドライブ(HDD)103に格納されたオペレーティングシステム(OS)や各種プログラムを実行する。そして、システムバス106を介して各構成を制御する。汎用インターフェース(I/F)104には、マウスやキーボードなどの入力デバイス11やプリンタ12が接続される。また、ビデオインターフェース(I/F)105には、モニタ13が接続される。CPU101は、プログラムが提供するユーザインターフェース(UI)の画面をモニタ13に表示させ、入力デバイス11を介してユーザの指示を受け付ける。
FIG. 1 is a block diagram showing a hardware configuration example of the
図2は、プリンタ12の構成図である。プリンタ12としては、インクを用いて凹凸の形成及び色の記録を行うインクジェットプリンタを想定する。ヘッドカートリッジ801は、複数の吐出口からなる記録ヘッドと、この記録ヘッドへインクを供給するインクタンクとを有し、また、記録ヘッドの各吐出口を駆動する信号などを受信するためのコネクタが設けられている。以降、インクにより形成される凹凸と色の層とをそれぞれ凹凸層、画像層と称する。インクタンクには、凹凸層を形成するためのクリア(CL)インクと、画像層を形成するためのシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の有色インクとの計5種のインクが独立に設けられている。これらのインクは紫外線を照射することにより硬化するUV硬化型インクである。ヘッドカートリッジ801はキャリッジ802に位置決めして交換可能に搭載されており、キャリッジ802には、コネクタを介してヘッドカートリッジ801に駆動信号等を伝達するためのコネクタホルダが設けられている。また、キャリッジ802には、紫外線(UV)照射装置815が搭載されており、吐出されたインクを硬化させ記録媒体上に固着させるために制御される。キャリッジ802は、ガイドシャフト803に沿って往復移動可能となっている。具体的には、キャリッジ802は、主走査モータ804を駆動源としてモータプーリ805、従動プーリ806及びタイミングベルト807等の駆動機構を介して駆動されるとともに、その位置及び移動が制御される。本実施例では、このキャリッジ802のガイドシャフト803に沿った移動を「主走査」といい、移動方向を「主走査方向」という。プリント用紙等の記録媒体808は、オートシートフィーダ(ASF)810に載置されている。画像形成時、給紙モータ811の駆動によってギアを介してピックアップローラ812が回転し、ASF810から記録媒体808が一枚ずつ分離され、給紙される。更に、記録媒体808は、搬送ローラ809の回転によりキャリッジ802上のヘッドカートリッジ801の吐出口面と対向する記録開始位置に搬送される。搬送ローラ809は、ラインフィード(LF)モータ813を駆動源としてギアを介して駆動される。記録媒体808が給紙されたか否かの判定と給紙時位置の確定は、記録媒体808がペーパエンドセンサ814を通過した時点で行われる。キャリッジ802に搭載されたヘッドカートリッジ801は、吐出口面がキャリッジ802から下方へ突出して記録媒体808と平行になるように保持されている。制御部820は、CPUや記憶手段等から構成されており、プリンタ12の各パーツの動作を制御する。
FIG. 2 is a configuration diagram of the
以下、プリンタ12における凹凸層及び画像層の形成動作について説明する。まず、凹凸層を形成するために、記録媒体808が記録開始位置に搬送されると、キャリッジ802がガイドシャフト803に沿って記録媒体808上を移動し、その移動の際に記録ヘッドの吐出口よりインクが吐出される。紫外線照射装置815は記録ヘッドの移動に合わせて紫外線を照射し、吐出されたCLインクを硬化させ、記録媒体上に固着させる。そして、キャリッジ802がガイドシャフト803の一端まで移動すると、搬送ローラ809が所定量だけ記録媒体808をキャリッジ802の走査方向に垂直な方向に搬送する。本実施例では、この記録媒体808の搬送を「紙送り」または「副走査」といい、この搬送方向を「紙送り方向」または「副走査方向」という。記録媒体808の所定量の搬送が終了すると、再度キャリッジ802はガイドシャフト803に沿って移動する。このように、記録ヘッドのキャリッジ802による走査と紙送りとを繰り返すことにより記録媒体808全体に凹凸層が形成される。凹凸層が形成された後は、搬送ローラ809が記録媒体808を記録開始位置に戻し、凹凸層形成と同様のプロセスで凹凸層上にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各有色インクを吐出し、画像層を形成する。
Hereinafter, the operation of forming the uneven layer and the image layer in the
説明を簡易にするため、本実施例における記録ヘッドは、インク滴を吐出するか否かの二値の制御で表現されることとする。これはCLインクについても有色インクについても同じである。本実施例では、プリンタ12のプリンタ解像度で定義される画素毎にインク滴を吐出するか否かを制御するものとし、単位面積において全画素にインク滴を吐出すると決めた状態をインク量(インクの記録量)100%として扱うものとする。尚、インクの吐出量が変調可能な記録ヘッドが一般的に使用されているが、上述の二値化処理を変調可能な複数レベルへの多値化処理に拡張すれば適用可能であり、二値に限定されるものではない。
For the sake of simplicity, the recording head in this embodiment is represented by binary control of whether or not to eject ink droplets. This is the same for CL ink and colored ink. In this embodiment, it is assumed that whether or not to eject ink droplets for each pixel defined by the printer resolution of the
本実施例の凹凸層の形成では、前述のインク量の概念を用いて位置毎に高さの制御を行う。凹凸層形成においてインク量100%でほぼ均一な層を形成した場合、吐出したインクの体積に応じて、層はある厚さ(高さ)を有する。例えば、インク量100%で形成された層が15μmの厚さを有する場合、75μmの厚さを再現するには、層を5回重ねれば良い。つまり、75μmの高さが必要な位置に打ち込むインク量は500%となる。 In the formation of the uneven layer of this embodiment, the height is controlled for each position using the above-mentioned concept of ink amount. When a substantially uniform layer is formed with an ink amount of 100% in the uneven layer formation, the layer has a certain thickness (height) according to the volume of the ejected ink. For example, when the layer formed with 100% ink amount has a thickness of 15 μm, the layers may be stacked five times in order to reproduce the thickness of 75 μm. That is, the amount of ink to be applied to a position where a height of 75 μm is required is 500%.
図3は、記録媒体808上を記録ヘッドが走査することで凹凸層、画像層を形成する動作を説明する図である。キャリッジ802による主走査で記録ヘッドの幅Lだけ層形成を行い、1ラインの記録が終了する毎に記録媒体808を副走査方向に距離Lずつ搬送する。ここで1ラインとは、一回の走査で記録が行われる領域である。説明を簡易にするため、本実施例におけるプリンタ12は一回の走査でインク量100%までのインク吐出しかできないものとし、インク量100%を超える層形成の場合には、搬送は行わずに同じ領域を複数回走査する。例えば、打ち込むインク量が最大500%の場合は、同じラインを5回走査する。図3を用いて説明すると、領域Aを記録ヘッドで5回走査した(図3(a))後、記録媒体808を副走査方向に搬送し、領域Bの主走査を5回繰り返す(図3(b))ことになる。
FIG. 3 is a diagram illustrating an operation of forming a concavo-convex layer and an image layer by scanning the
尚、記録ヘッドの駆動精度に起因する周期ムラ等の画質劣化を抑制するために、インク量100%以下でも複数回の走査を行う、いわゆるマルチパス印刷を行う場合がある。図3(c)〜(e)に2パス印刷の例を表す。この例では、キャリッジ802による主走査で記録ヘッドの幅Lだけ画像形成を行い、1ラインの記録が終了する毎に記録媒体808を副走査方向に距離L/2ずつ搬送する。領域Aは記録ヘッドのm回目の主走査(図3(c))とm+1回目の主走査(図3(d))により記録され、領域Bは記録ヘッドのm+1回目の主走査(図3(d))とm+2回目の主走査(図3(e))により記録される。ここで、2パス記録の動作を説明したが、何回のパス数で記録するかは、所望の精度に応じて変えることができる。nパス記録を行う場合は、例えば、1ラインの記録が終了する毎に記録媒体808を副走査方向に距離L/nずつ搬送する。この場合、インク量が100%以下でも複数の印字パターンに分割し、記録媒体の同一ライン上を記録ヘッドがn回主走査することで凹凸層及び画像層を形成する。本実施例では、上述のマルチパス印刷による走査と100%以上のインクを打ち込むための走査との混同を防ぐため、マルチパス印刷は行わないものとし、複数回の走査は、層を積層するためのものとして説明する。尚、記録媒体に特に限定はなく、記録ヘッドによる画像形成に対応できるものであれば、紙やプラスチックフィルム等、各種の材料が利用可能である。
In order to suppress image quality deterioration such as periodic unevenness due to the driving accuracy of the recording head, so-called multi-pass printing, in which scanning is performed a plurality of times even when the ink amount is 100% or less, may be performed. FIGS. 3 (c) to 3 (e) show an example of 2-pass printing. In this example, an image is formed by the width L of the recording head by the main scanning by the
図4は、プリンタ12にて形成する凹凸層を説明するための模式図である。図4(a)は、CLインク量データを表している。破線で表される単位領域が周期的に配置されており、図4(b)に表すように、単位領域は凸部(CLインクを吐出する領域)と凹部(CLインクを吐出しない領域)とで構成されている。ここで、単位領域内の凸部は、データ上、幅(横)w、奥行き(縦)d、高さhを有する直方体である。単位領域は、一般的な網点スクリーンと同様の考え方で周期的に配置することが可能であり、図示する以外にも任意の角度を取ることが可能である。また、凸部の形状も、場所毎に異なる形をとることができる。
FIG. 4 is a schematic view for explaining the uneven layer formed by the
図5は、本実施例におけるCLインク量データ及び有色インク量データの断面構造を表す模式図である。本実施例では、プリンタ解像度が600dpiであり、1ドットの幅は40μmとする。8ドット幅の単位領域が繰り返し配置されているため、単位領域一つの幅は320μmである。また、本実施例における一層の厚さは15μmであり、凸部はz方向に4ドット積層して形成され、高さが60μmである。また、凹凸層の表面には、画像層が形成される。本実施例では、説明を簡易にするため、画像層の厚さは無視する。このような微小な凹凸層及び画像層は、観察者からはほぼ視認されず、紙や布のような平面的な印刷物に見える。 FIG. 5 is a schematic view showing a cross-sectional structure of CL ink amount data and colored ink amount data in this embodiment. In this embodiment, the printer resolution is 600 dpi and the width of one dot is 40 μm. Since the unit areas having a width of 8 dots are repeatedly arranged, the width of one unit area is 320 μm. Further, the thickness of one layer in this embodiment is 15 μm, the convex portion is formed by laminating 4 dots in the z direction, and the height is 60 μm. In addition, an image layer is formed on the surface of the uneven layer. In this embodiment, the thickness of the image layer is ignored for the sake of simplicity. Such minute uneven layers and image layers are almost invisible to the observer and appear to be a flat printed matter such as paper or cloth.
図6は、図5に表すインク量データに基づいて、プリンタ12により出力された印刷物の断面構造の一例を表す模式図である。プリンタ12による凹凸層の形成過程において、吐出されたCLインクは、着弾からUV照射による硬化までの間、記録媒体の面方向に濡れ広がる。そのため、最終的に形成される凹凸は、図6に表すような滑らかな形状になる。尚、図6に表す凹凸の形状は一例であり、例えば、濡れ広がりが起きにくい高粘度のインクを用いることにより、図5に近い凹凸形状を形成することも可能である。
FIG. 6 is a schematic view showing an example of the cross-sectional structure of the printed matter output by the
図7は、本実施例により形成された印刷物により異方性が発現するメカニズムを説明するための模式図である。また、観察角度は、方位角θと仰角φで表現することができるが、本実施例では、仰角φは45°で観察するものとして説明する。図7(a)は、印刷物を真上(仰角90°の位置)から観察した際の凹凸形状のパターンの一例を表しており、図7(b)、図7(c)は図7(a)のパターンを仰角45°の位置から観察した際の見えを説明する模式図である。印刷物のx方向を方位角θ=0°とすると、図7(b)は図7(a)のパターンをx軸と並行する方向から観察した場合、すなわち方位角θ=0°で観察した場合の図である。一方、図7(c)は、方位角θ=90°から観察した場合の図である。照明の角度と観察角度とが記録媒体面に対して正反射の関係にある場合、図7(c)の位置では、凹凸による反射方向のばらつきや陰の影響により、図7(b)に比べて観察される光量が少なく、暗く見える。本実施例ではこのメカニズムを使って、印刷物の方位角異方性を制御する。 FIG. 7 is a schematic diagram for explaining the mechanism by which anisotropy is exhibited by the printed matter formed in this embodiment. Further, the observation angle can be expressed by the azimuth angle θ and the elevation angle φ, but in this embodiment, the elevation angle φ will be described as observing at 45 °. FIG. 7 (a) shows an example of a concave-convex shape pattern when the printed matter is observed from directly above (position at an elevation angle of 90 °), and FIGS. 7 (b) and 7 (c) show 7 (a). It is a schematic diagram explaining the appearance when the pattern of) is observed from the position of an elevation angle of 45 °. Assuming that the x direction of the printed matter is the azimuth θ = 0 °, FIG. 7 (b) shows the case where the pattern of FIG. 7 (a) is observed from the direction parallel to the x axis, that is, when the pattern is observed at the azimuth θ = 0 °. It is a figure of. On the other hand, FIG. 7C is a view when observed from an azimuth angle θ = 90 °. When the illumination angle and the observation angle have a specular reflection relationship with respect to the recording medium surface, the position in FIG. 7 (c) is compared with FIG. 7 (b) due to the variation in the reflection direction due to unevenness and the influence of shadows. The amount of light observed is small and it looks dark. In this embodiment, this mechanism is used to control the azimuth anisotropy of the printed matter.
図8は、本実施例における画像処理装置1の機能構成を表すブロック図である。取得部701は、画像の色を表す色情報と、異方性の情報として方位角方向に観察角度を変えた際の明るさ変化量情報とを有する画像データを取得する。図9は、取得部701で取得される画像データの構成を表す模式図である。画像データは任意の解像度であり、各情報はそれぞれ異なる4つのチャンネルに記録されている。1〜3チャンネルには再現対象物体の色情報を表すRGB値が格納されている。ここで、RGB値は、標準規格sRGBで定義されるものとする。他にもAdobeRGBで定義されるRGB値や、CIELABで定義されるL*a*b*値などが利用できる。また、4チャンネル目には、再現対象物を異なる幾何条件で観察した際の明るさ変化量ΔLが格納されている。
FIG. 8 is a block diagram showing a functional configuration of the
ここで、画像データの生成例について説明する。図10は再現対象物を互いに異なる複数の幾何条件で撮像した様子を表す模式図である。まず、幾何条件1にて撮像することによって得られた第1撮像データのRGB値は、取得部701で取得する画像データの1〜3チャンネルに格納するRGB値として利用することができる。続いて、幾何条件2として、照明と撮像装置の位置は変えず、再現対象物を方位角方向に90°回転して撮像を行い、第2撮像データを得る。第2撮像データは、公知のアフィン変換等を用いて第1撮像データと位置をそろえ、各画素における第1撮像データとの明るさの差分を取ることで、明るさ変化量情報を取得することができる。本実施例では、方位角θ=0°とθ=90°とで撮像を行う。よって、明るさとしては、撮像データのRGB値をCIELAB空間上で定義されるL*a*b*値に変換し、そのL*値をそれぞれ第1撮像データの明るさLθ=0°、第2撮像データの明るさLθ=90°とする。式(1)のように算出される、明るさLθ=0°とLθ=90°との差分である明るさ変化量ΔLを、画像データの各画素の4チャンネル目に格納する。
Here, an example of generating image data will be described. FIG. 10 is a schematic view showing a state in which the objects to be reproduced are imaged under a plurality of different geometric conditions. First, the RGB values of the first imaging data obtained by imaging under
ΔL=Lθ=90°−Lθ=0°・・・式(1)
本実施例では、上記のような明るさ変化量ΔLを用いるが、他にも明度比率Lθ=90°/Lθ=0°や式(2)で表されるRGB平均値の変化量などを用いることも可能である。
ΔL = L θ = 90 ° −L θ = 0 °・ ・ ・ Equation (1)
In this embodiment, the brightness change amount ΔL as described above is used, but in addition, the brightness ratio L θ = 90 ° / L θ = 0 ° , the change amount of the RGB average value represented by the equation (2), etc. It is also possible to use.
ここで、RGB上部の横棒状の記号バーはRGB値の平均を表す。また、取得するデータを第1撮像データ及び第2撮像データとし、装置内部の上記方法を用いた演算により明るさ変化量ΔLを算出する方法も考えられる。
Here, the horizontal bar-shaped symbol bar at the top of RGB represents the average of RGB values. Further, it is also conceivable to use the acquired data as the first imaging data and the second imaging data, and calculate the brightness change amount ΔL by the calculation using the above method inside the apparatus.
変換部702は、取得部701で取得した画像データの各画素に格納されたR,G,B,ΔLに解像度変換処理を施し、プリンタ12のプリンタ解像度と同じ解像度となる画像データに変換する。解像度変換処理後のR,G,B,ΔLをそれぞれR’,G’,B’,ΔL’とする。解像度変換処理は、公知のニアレストネイバー法やバイリニア法などの方法が利用できる。
The
第1生成部703は、解像度変換後のR’G’B’値から印刷に用いるCMYKインク量を表す有色インク量データを生成する。RGB値からCMYK値への変換は、LUT(ルックアップテーブル)を使った公知の変換方法などが利用できる。
The
第2生成部704は、解像度変換後のΔL’値を用いて単位領域内の凸部を形成するためのCLインク量を表すCLインク量データを生成する。前述の通り、本実施例ではプリンタ解像度が600dpiであり、1ドットの幅は40μmとする。本実施例では、単位領域の奥行きds、幅wsはそれぞれ8ドットとして説明する。これは、スクリーン角度0°、スクリーン線数75lpiの網点に相当する。単位領域内の凸部は、データ上、幅w、奥行きd、高さhを有する直方体であり、本実施例では、高さhが4ドット(60μm)である。第2生成部704は、単位領域毎にΔL’の平均値ΔL’aveを算出し、図11(a)に例示するLUTを用いて凸部の幅wと奥行きdとの互いに対する長さ比(以下、幅・奥行き比又は凸部の底面の縦横比と呼ぶ)を算出する。この幅・奥行き比からCLインク量データを生成する。図11(a)のLUTは幅・奥行き比及び高さからCLインク量を決定しており、予め、異なる幅・奥行き比である複数の凸部を記録媒体上に形成し、明るさを測定しておくことで作成できる。
The
形成制御部705は、有色インク量データ及びCLインク量データに基づいて、プリンタ12に凹凸層及び画像層を形成させる。
The
ここで、ΔL’aveと凸部の形状との関係について説明する。図12(a)は、異方性の程度を表す明るさ変化量ΔL’aveと、本実施例における単位領域内の凸部の幅・奥行き比との関係を表す模式図である。図7を用いて説明した通り、異方性は観察角度が変わった際の凹凸による反射方向のばらつきや陰の変化により発現する。図12(a)の中央に表すパターンが繰り返し配置される場合、方位角θ=0°とθ=90°で観察される凹凸は同じであるため、異方性はない。すなわち、ΔLが0の場合は、このパターンを用いるのが適当である。一方、図12(a)の左端に表すパターンは、方位角θ=0°での観察で凹凸が多く、θ=90°で少ない。すなわち、明るさはLθ=90°>Lθ=0°となり、ΔLがプラスで且つ値が大きいほど、左端に近いパターンを用いるのが適当である。逆に、図12(a)の右端に表すパターンは、ΔLの値がマイナス且つ値が大きい場合に用いることが適当である。 Here, the relationship between ΔL'ave and the shape of the convex portion will be described. 12 (a) is a schematic view showing a brightness change amount [Delta] L 'ave representing the degree of anisotropy, the relationship between the width and the depth ratio of the convex portion of the unit region in this embodiment. As described with reference to FIG. 7, anisotropy is manifested by variations in the reflection direction due to unevenness when the observation angle changes and changes in shade. When the pattern shown in the center of FIG. 12A is repeatedly arranged, the unevenness observed at the azimuth angles θ = 0 ° and θ = 90 ° is the same, so that there is no anisotropy. That is, when ΔL is 0, it is appropriate to use this pattern. On the other hand, the pattern shown at the left end of FIG. 12A has many irregularities when observed at an azimuth angle of θ = 0 ° and few at θ = 90 °. That is, the brightness is L θ = 90 ° > L θ = 0 ° , and the more positive and larger the value of ΔL, the more appropriate it is to use a pattern closer to the left end. On the contrary, the pattern shown at the right end of FIG. 12A is suitable to be used when the value of ΔL is negative and the value is large.
図13は、図11(a)で例示したLUTを用いて算出した幅・奥行き比に基づき生成されたCLインク量データにおける単位領域の一例である。図13(a)は、幅・奥行き比が3:6の場合における例で、図13(b)は、幅・奥行き比が4:4の場合における例である。尚、図13における例では、凹凸の凸部を単位領域内で左詰めとしているが、右詰めでも良いし、中央でも良い。また、本実施例におけるCLインク量データは幅・奥行き比に基づいて生成されているが、予めHDD103などの記憶装置に保持しておき、幅・奥行き比と対応付けることで取得しても良い。形成制御部705はプリンタ12に、第2生成部704から受け取ったCLインク量データをもとにCLインクを用いて凹凸層を形成させる。また、形成制御部705は、第1生成部703から受け取った有色インク量データをもとに、公知のパス分解処理及びハーフトーン処理を行い、先に形成された凹凸層上に有色インクを用いて画像層をプリンタ12に形成させる。
FIG. 13 is an example of a unit area in the CL ink amount data generated based on the width / depth ratio calculated using the LUT illustrated in FIG. 11A. FIG. 13A is an example when the width / depth ratio is 3: 6, and FIG. 13B is an example when the width / depth ratio is 4: 4. In the example of FIG. 13, the convex portion of the unevenness is left-justified in the unit area, but it may be right-justified or centered. Further, although the CL ink amount data in this embodiment is generated based on the width / depth ratio, it may be acquired by holding it in a storage device such as
図14(a)は、本実施例における画像処理装置1の処理の流れを表すフローチャートである。以下、各ステップ(工程)は符号の前にSをつけて表す。
FIG. 14A is a flowchart showing the processing flow of the
S201において、取得部701は再現対象物の色情報R、G、B値と方位角異方性を表す明るさ変化量ΔLとを各画素に格納した画像データを取得し、R,G,B,ΔL値を変換部702へ出力する。S202において、変換部702は、R,G,B,ΔL値に解像度変換処理を施し、R’,G’,B’,ΔL’を算出し、R’,G’,B’値を第1生成部703へ、ΔL’値を第2生成部704へ出力する。
In S201, the
S203において、第1生成部703は、R’,G’,B’値からCMYKインク量を表す有色インク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。S204において、第2生成部704は、単位領域ごとにΔL’を平均することでΔL’aveを算出し、ΔL’ave値から単位領域内の凸部の幅・奥行き比w/dを算出する。さらに、第2生成部704は、算出したw/dに基づき、凹凸層を形成するためのCLインクのインク量を表すCLインク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。
In S203, the
S205において、形成制御部705はプリンタ12に、CLインク量データに基づき、CLインクを用いて凹凸層を形成させる。S206において、形成制御部705はプリンタ12に、有色インク量データに基づき、S205で形成された凹凸層の上に有色インクを用いて画像層を形成させる。
In S205, the
以上により、明るさ変化量に応じて底面の形状が変わる凸部を並べて複数配置した印刷物を形成することができ、形成された印刷物は所望の異方性を発現する。また、凸部の形状を幅・奥行き比w/dのみを使って制御するため、演算が容易であり、任意のスクリーン線数でも柔軟に凹凸形状を形成できる利点がある。 As described above, it is possible to form a printed matter in which a plurality of convex portions whose bottom surface shape changes according to the amount of change in brightness are arranged side by side, and the formed printed matter exhibits desired anisotropy. Further, since the shape of the convex portion is controlled using only the width / depth ratio w / d, there is an advantage that the calculation is easy and the concave-convex shape can be flexibly formed even with an arbitrary number of screen lines.
尚、本実施例では、単位領域内の凸部の形状を直方体としたが、四角形などの、底面が幅w、奥行きdで定義できる立体形状、例えば、四角錐や屋根型やかまぼこ型などの形状も利用することが可能である。また、幅と奥行きとをそれぞれ三角形の底辺と高さと考えれば、凸部の形状を三角錐や三角柱などにすることもできる。 In this embodiment, the shape of the convex portion in the unit area is a rectangular parallelepiped, but a three-dimensional shape such as a quadrangle whose bottom surface can be defined by a width w and a depth d, for example, a quadrangular pyramid, a roof type, or a semi-cylindrical type. Shapes can also be used. Further, if the width and the depth are considered as the base and the height of the triangle, respectively, the shape of the convex portion can be a triangular pyramid or a triangular prism.
また、図12(b)の中央に表すパターンのように、異方性再現の必要のない場合は凸部を形成しないなどの例も考えられる。 Further, as in the pattern shown in the center of FIG. 12B, an example in which a convex portion is not formed when anisotropy reproduction is not necessary can be considered.
また、より高解像度に凹凸を形成することができる場合、図12(c)に例示するように底面が円形や楕円形である円柱、円錐や半球などを利用することが可能である。この際には、幅・奥行き比w/dを利用することもできるし、代替として、真円度などを利用することが可能である。 Further, when unevenness can be formed at a higher resolution, it is possible to use a cylinder, a cone, a hemisphere, or the like having a circular or elliptical bottom surface as illustrated in FIG. 12 (c). In this case, the width / depth ratio w / d can be used, and as an alternative, roundness or the like can be used.
また、プリンタ12の例としてUV硬化型インクジェット方式を例に挙げたが、生成したインク量データに応じて、凹凸層及び画像層を形成できるものであれば電子写真方式などの方式でも構わない。
Further, although the UV curable inkjet method is taken as an example of the
また、本実施例では、取得する画像データとして、色情報と、観察角度を変えた際の明るさ変化量情報とを有する画像データを取得したが、上記一例に限定されない。ある幾何条件(例えば方位角θ=0°)での色情報を表す第1画像データと、第1画像データとは異なる幾何条件(例えば方位角θ=90°)での色情報を表す第2画像データとを別々に取得し、幾何条件が変わった際の明るさ変化量を算出してもよい。算出された明るさ変化量に基づいて、CLインク量データを生成する。この場合、有色インク量データの生成に用いる画像データは、第1画像データか第2画像データのどちらかを選択して用いてもよいし、二つの画像データの平均値を使うなど、演算して用いることもできる。 Further, in this embodiment, as the image data to be acquired, image data having color information and brightness change amount information when the observation angle is changed is acquired, but the image data is not limited to the above example. The first image data representing color information under a certain geometric condition (for example, azimuth θ = 0 °) and the second image data representing color information under a geometric condition different from the first image data (for example, azimuth θ = 90 °). The image data may be acquired separately, and the amount of change in brightness when the geometric conditions change may be calculated. CL ink amount data is generated based on the calculated brightness change amount. In this case, as the image data used to generate the colored ink amount data, either the first image data or the second image data may be selected and used, or the average value of the two image data is used for calculation. Can also be used.
また、本実施例では、明るさとしてRGB値から算出するL*値を用いたが、分光放射輝度の測定器によって得られた入射光に対する反射強度(反射率)などでも良い。 Further, in this embodiment, the L * value calculated from the RGB value is used as the brightness, but the reflection intensity (reflectance) with respect to the incident light obtained by the measuring instrument of the spectral radiance may also be used.
また、本実施例では、明るさ変化量として明るさの差分を用いたが、上記一例に限定されない。例えば、明るさ変化量として明るさの比を用いてもよい。 Further, in this embodiment, the difference in brightness is used as the amount of change in brightness, but the present invention is not limited to the above example. For example, the ratio of brightness may be used as the amount of change in brightness.
また、本実施例では、凸部の底面の縦横比を取得するために、明るさ変化量の平均値と凸部の底面の縦横比とが対応づけられたLUTを用いたが、上記一例には限定されない。異なる複数の幾何条件における明るさに関する情報(明るさ情報)と凸部の底面の形状とが対応づけられていればよい。例えば、第1の幾何条件(方位角θ=0°)における明るさ及び第2の幾何条件(方位角θ=90°)における明るさと、凸部の底面の縦横比とが対応づけられているLUTを用いてもよい。 Further, in this embodiment, in order to acquire the aspect ratio of the bottom surface of the convex portion, a LUT in which the average value of the amount of change in brightness and the aspect ratio of the bottom surface of the convex portion are associated with each other is used. Is not limited. It suffices that the information on the brightness under a plurality of different geometric conditions (brightness information) is associated with the shape of the bottom surface of the convex portion. For example, the brightness under the first geometric condition (azimuth θ = 0 °) and the brightness under the second geometric condition (azimuth θ = 90 °) are associated with the aspect ratio of the bottom surface of the convex portion. LUT may be used.
また、本実施例では、記録媒体に記録する記録材として、有色インク及びCLインクを用いたが、上記一例に限定されない。有色インクの代わりとしては、有色トナー等の有色色材を用いることができる。また、CLインクの代わりとして、無彩色のホワイトインクやCLトナー等の記録材を用いることができる。 Further, in this embodiment, colored ink and CL ink are used as the recording material for recording on the recording medium, but the present invention is not limited to the above example. As an alternative to the colored ink, a colored material such as a colored toner can be used. Further, instead of CL ink, a recording material such as achromatic white ink or CL toner can be used.
また、本実施例では、凸部の形状を決定するために幅・奥行き比w/dを用いたが、どちらかの値を固定して、幅w又は奥行きdとのどちらか一方で凸部の底面の形状を決定しても良い。 Further, in this embodiment, the width / depth ratio w / d is used to determine the shape of the convex portion, but one of the values is fixed and the convex portion is either the width w or the depth d. The shape of the bottom surface of the
[実施例2]
実施例1では、方位角θ=0°での観察を基準とし、方位角θ=90°との明るさの差を画像データが有する例を説明した。本実施例では、観察角度を各画素に格納した画像データを用いることで、所望の角度で異方性を制御する方法について記載する。尚、本実施例における画像処理装置1の構成及び動作は、特に説明のない限り実施例1に示したものと同じであるので省略する。
[Example 2]
In Example 1, an example in which the image data has a difference in brightness from the azimuth angle θ = 90 ° has been described based on the observation at the azimuth angle θ = 0 °. In this embodiment, a method of controlling anisotropy at a desired angle by using image data in which the observation angle is stored in each pixel will be described. The configuration and operation of the
本実施例における画像処理装置1の処理の流れを図14(a)を用いて説明する。
The processing flow of the
S201において、取得部701は再現対象物の色情報R,G,Bと、観察した際に最も明るく見える位置の方位角θと、最も明るく見える位置と最も暗く見える位置との明るさの変化を表す明るさ変化量ΔLとを各画素に格納した画像データを取得する。画像データにおいて、R,G,B,θ,ΔL値はそれぞれ異なる5つのチャンネルに記録されている。さらに、R,G,B,ΔL、θ値を変換部702へ出力する。尚、方位角θは、方位角を15°ずつ変えた複数の幾何条件で再現対象物の撮像を行い、明るさLが最も大きい条件の方位角を各画素に格納すれば良い。
In S201, the
S202において、変換部702は、R,G,B,θ,ΔL値に解像度変換処理を施し、R’,G’,B’,θ’,ΔL’を算出する。そして、R’,G’,B’値を第1生成部703へ、θ’,ΔL’値を第2生成部704へ出力する。解像度変換により高い解像度の複数の観察方向θを低い解像度へ変換する際は、単純に各方向の角度の平均を求めれば良い。逆に低い解像度から高い解像度に変換する場合は、公知のニアレストネイバー法などを用いれば良い。
In S202, the
S203において、第1生成部703は、R’,G’,B’からCMYKインク量を表す有色インク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。S204において、第2生成部704は、単位領域ごとにΔL’及びθを平均することでΔL’aveとθ’aveを算出し、ΔL’aveから単位領域内の凸部の幅・奥行き比w/dを算出する。さらに、第2生成部704は、算出したθ’aveと算出したw/dとに基づき、凹凸層を形成するためのCLインク量を表すCLインク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。図15は、θ’ave及びw/dに基づき生成されるCLインク量データを表す模式図である。w/dとθ’aveに対応する複数のパターンを予め作成し、メモリ上に保持しておく。図15(a)、(b)、(c)は、それぞれw/d=2/8、3/6、4/5に対応するパターン群である。また、各パターン群は、θ’aveに対応する複数のパターンであり、算出されたθ’aveと対応したCLインク量データが選択される。
In S203, the
S205において、形成制御部705はプリンタ12に、CLインク量データに基づき、CLインクにて印字を行わせ、凹凸層を形成させる。S206において、形成制御部705はプリンタ12に、有色インク量データに基づき、形成された凹凸層の上に有色インクを用いて画像層を形成させる。
In S205, the
以上説明したように本実施例の画像処理装置1は、取得する画像データとして観察方向を取得し、単位領域内の凸部の向きを制御することで、所望の角度で異方性を制御した印刷物を得ることができる。
As described above, the
[実施例3]
上述した実施例において、方位角異方性を制御した印刷物の形成方法について説明した。本実施例では、さらに仰角異方性についても制御した印刷物の形成方法について記載する。尚、本実施例における画像処理装置1の構成及び動作は、特に説明のない限り実施例1に示したものと同じであるので省略する。
[Example 3]
In the above-described embodiment, a method for forming a printed matter in which the azimuth anisotropy is controlled has been described. In this embodiment, a method for forming a printed matter in which elevation anisotropy is also controlled will be described. The configuration and operation of the
図16(a)は、本実施例において形成された印刷物の仰角異方性が発現するメカニズムを説明するための模式図である。凹凸を有する印刷面に照明する場合、凹凸の凸部の高さと仰角方向の照明角度φとの関係で発生する陰の面積が変わる。そこで本実施例では、凸部の高さを制御することにより、仰角方向の照明角度の変化による見えの違いを制御する。 FIG. 16A is a schematic diagram for explaining the mechanism by which the elevation anisotropy of the printed matter formed in this example appears. When illuminating a printed surface having irregularities, the area of shadows generated changes depending on the relationship between the height of the convex portions of the irregularities and the illumination angle φ in the elevation angle direction. Therefore, in this embodiment, by controlling the height of the convex portion, the difference in appearance due to the change in the illumination angle in the elevation angle direction is controlled.
図17は、実施例3において形成された凸部の高さの変化に応じた陰の面積の変化を説明するための図である。図17(a)は、凸部の高さが2ドット(30μm)の場合の図であり、図17(b)は、凸部の高さが4ドット(60μm)の場合の図である。図に表す通り、凸部の高さが変化することで発生する陰の面積が変化するため、凸部の高さを制御することによって仰角異方性を制御することができる。 FIG. 17 is a diagram for explaining a change in the shaded area according to a change in the height of the convex portion formed in the third embodiment. FIG. 17A is a diagram when the height of the convex portion is 2 dots (30 μm), and FIG. 17B is a diagram when the height of the convex portion is 4 dots (60 μm). As shown in the figure, since the area of the shadow generated by changing the height of the convex portion changes, the elevation anisotropy can be controlled by controlling the height of the convex portion.
本実施例における画像処理装置1の処理の流れを図14(a)を用いて説明する。
The processing flow of the
S201において、取得部701は再現対象の色情報R,G,Bと、方位角の明るさ変化量ΔLθと仰角の明るさ変化量ΔLφとが各画素に格納された画像データを取得し、R,G,B,ΔLθ,ΔLφ値を変換部702へ出力する。方位角の明るさ変化量は実施例1のように取得する。仰角の明るさ変化量ΔLφは、図10の幾何条件3及び幾何条件4に表すように、仰角方向に照明の位置を変えた撮像を行うことで、取得することが可能である。本実施例における仰角の明るさ変化量には、照明位置の方位角をθ=0°で固定し、仰角がφ1=60°からφ2=20°に変化した際の明るさLφ1とLφ2との差分を用いる。
In S201, the
S202において、変換部702は、R,G,B,ΔLθ,ΔLφ値に解像度変換処理を施し、R’,G’,B’,ΔLθ’,ΔLφ’を算出する。そして、R’,G’,B’を第1生成部703へ、ΔLθ’,ΔLφ’を第2生成部704へ出力する。
In S202, the
S203において、第1生成部703は、R’,G’,B’からCMYKインク量を表す有色インク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。
In S203, the
S204において、第2生成部704は、単位領域ごとにΔLθ’を平均することでΔLθ’aveを算出し、ΔLθ’aveから単位領域内の凸部の幅・奥行き比w/dを算出する。さらに、第2生成部704は、位領域ごとにΔLφ’を平均することでΔLφ’aveを算出し、ΔLφ’aveと仰角変化により変化する陰の面積比率Aとの関係から、凸部の高さhを算出する。具体的にAは、単位領域内で陰になっていない領域に対する陰になっている領域の面積比率であり、次の式(3)で表すことができる。
In S204, the
ここで、分母は単位領域一つの面積、分子は仰角変化による陰の面積の変化である。ΔLφ’と面積比率Aとの関係は予め測定するなどして保持しておけばよい。図11(b)は、ΔLφ’aveと陰の面積比率Aとの関係を表すLUTの一例である。単位領域内の凸部の高さhは、図11(b)に例示するLUTと式(4)に表す面積比率Aとhとの関係から算出する。
Here, the denominator is the area of one unit region, and the numerator is the change in the shadow area due to the change in elevation angle. The relationship between ΔLφ'and the area ratio A may be maintained by measuring in advance. 11 (b) is an example of a LUT representing the relationship between the area ratio A of ΔLφ 'ave and shade. The height h of the convex portion in the unit region is calculated from the relationship between the LUT illustrated in FIG. 11B and the area ratios A and h represented by the equation (4).
そして、第2生成部704は、算出したw/d及びhから、凹凸層を形成するためのCLインク量を表すCLインク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。
Then, the
S205において、形成制御部705はプリンタ12に、CLインク量データに基づき、CLインクにて印字を行わせ、凹凸層を形成させる。S206において、形成制御部705はプリンタ12に、有色インク量データに基づき、形成された凹凸層の上に有色インクを用いて画像層を形成させる。
In S205, the
以上説明したように本実施例における画像処理装置1は、仰角の明るさ変化量を各画素に格納した画像データを取得し、単位領域内の凸部の高さをさらに制御することで、方位角異方性に加えて仰角異方性を制御した印刷物を得ることが可能である。
As described above, the
[実施例4]
実施例3において、方位角に加え仰角の異方性を発現するように制御した印刷物の形成方法について説明した。本実施例では、さらに色に関する仰角異方性についても制御した印刷物の形成方法について記載する。尚、本実施例における画像処理装置1の構成及び動作は、特に説明のない限り実施例3に示したものと同じであるので省略する。
[Example 4]
In Example 3, a method for forming a printed matter controlled so as to exhibit anisotropy of elevation angle in addition to azimuth angle was described. In this embodiment, a method for forming a printed matter in which the elevation anisotropy with respect to color is also controlled will be described. The configuration and operation of the
図16(b)は、本実施例により形成された印刷物を説明するための模式図である。本実施例では、単位領域内の凸部の画像層と凹部の画像層に異なるRGB値を適用することで、観察角度φの仰角方向の変化に応じて、記録媒体上に形成された画像の色が変化する印刷物を形成する。 FIG. 16B is a schematic diagram for explaining the printed matter formed by this embodiment. In this embodiment, by applying different RGB values to the convex image layer and the concave image layer in the unit region, the image formed on the recording medium is subjected to a change in the elevation angle direction of the observation angle φ. Form printed matter that changes color.
図14(b)は、本実施例における画像処理装置1の処理の流れを表すフローチャートである。
FIG. 14B is a flowchart showing the processing flow of the
S301において、取得部701は再現対象物の仰角方向の第1観察角度φ1における色情報R1,G1,B1と仰角方向の第2観察角度φ2における色情報R2,G2,B2と方位角の明るさ変化量ΔLθとを各画素に格納した画像データを取得する。そして、R1,G1,B1,R2,G2,B2,ΔLθ値を変換部702へ出力する。本実施例では、仰角がφ1=45°で撮像して得た撮像データ(撮像画像1)のR1G1B1値とφ2=0°で撮像して得た撮像データ(撮像画像2)のR2G2B2値を用いるものとする。
In S301, the
S302において、変換部702は、R1,G1,B1,R2,G2,B2,ΔLθ値に解像度変換処理を施し、R1’,G1’,B1’,R2’,G2’,B2’,ΔLθ’を算出する。そして、R1’,G1’,B1’,R2’,G2’,B2’を第1生成部703へ、R1’,G1’,B1’,R2’,G2’,B2’,ΔLθ’を第2生成部704へ出力する。S303において、第1生成部703は、R1’,G1’,B1’からインク値C1M1Y1K1を表す第1有色インク量データを生成し、R2’,G2’,B2’からインク値C2M2Y2K2を表す第2有色インク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。
In S302, the
S304において、第2生成部704は、単位領域内でΔLθ’を平均することでΔLθ’aveを算出し、ΔLθ’aveから単位領域内の凸部の幅・奥行き比w/dを算出する。S305において、第2生成部704は、撮像画像1のR1’,G1’,B1と撮像画像2のR2’,G2’,B2’とから上述した方法により仰角の明るさ変化量ΔLφ’を算出する。
In S304, the
S306において、第2生成部704は、実施例3のS204と同様に、ΔLφ’から、単位領域内の凸部の高さhを算出する。そして、w/d及びhに基づいて、CLインク量データを生成し、プリンタ12へ出力する。また、第2生成部704は、CLインク量データに基づいて、単位領域内の所定領域が凸部領域か凹部領域かを判別するためのマスクデータを生成し、プリンタ12へ出力する。S307において、形成制御部705はプリンタ12に、CLインク量データに基づき、CLインクにて印字を行わせ、凹凸層を形成させる。
In S306, the
S308において、形成制御部705はプリンタ12に、第2生成部704から入力したマスクデータと第2有色インク量データとに基づき、凹凸層の凸部に相当する領域上に画像層を形成する。また、第2生成部704から入力したマスクデータと第2有色インク量データとに基づき、凹凸層の凹部に相当する領域上に画像層を形成する。
In S308, the
以上により、形成した印刷物は、観察する仰角に応じて、凹部に形成された画像の見える面積が変化する。これにより、撮像画像1の色と撮像画像2の色とが仰角方向の角度に応じた比率で混色するため、明るさに加えて色についての仰角異方性を制御することができる。
As described above, in the formed printed matter, the visible area of the image formed in the concave portion changes according to the elevation angle to be observed. As a result, the color of the captured
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
[Other Examples]
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiment to a system or device via a network or storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. It can also be realized by the processing to be performed. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
1 画像処理装置
701 取得部
704 第2生成部
1
Claims (14)
第1観察方向における物体の明るさと、前記第1観察方向とは方位角が異なる方向である第2観察方向における前記物体の明るさと、に関する明るさ情報を取得する取得手段と、
前記明るさ情報に応じて前記凸部の底面の形状を異ならせるように、前記層を前記記録媒体上に形成するための記録材の記録量を表す記録量データを生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 An image processing device that generates data for forming a layer having a plurality of convex portions on a recording medium.
An acquisition means for acquiring brightness information regarding the brightness of an object in the first observation direction and the brightness of the object in the second observation direction in which the azimuth angle is different from that of the first observation direction.
A generation means for generating recording amount data representing a recording amount of a recording material for forming the layer on the recording medium so that the shape of the bottom surface of the convex portion is changed according to the brightness information.
An image processing device characterized by having.
前記生成手段は、前記明るさ情報に基づいて、前記層を前記第1観察方向から観察した場合よりも前記層を前記第2観察方向から観察した場合の明るさが大きくなるように、前記記録量データを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 In the brightness information, the brightness of the object in the second observation direction is larger than the brightness of the object in the first observation direction.
Based on the brightness information, the generation means records such that the brightness when the layer is observed from the second observation direction is larger than that when the layer is observed from the first observation direction. The image processing apparatus according to any one of claims 1 to 6, wherein the amount data is generated.
第1観察方向における物体の明るさと、前記第1観察方向とは方位角が異なる方向である第2観察方向における前記物体の明るさと、に関する明るさ情報を取得する取得手段と、
前記明るさ情報に基づいて、前記層を前記記録媒体上に形成するための記録材の記録量を画素ごとに表す記録量データを生成する生成手段と、を有し、
前記生成手段は、前記明るさ情報に基づいて、複数の画素を含む領域ごとに、前記記録材を記録する画素を決定することを特徴とする画像処理装置。 An image processing device that generates data for forming a layer having a plurality of convex portions on a recording medium.
An acquisition means for acquiring brightness information regarding the brightness of an object in the first observation direction and the brightness of the object in the second observation direction in which the azimuth angle is different from that of the first observation direction.
Based on the brightness information, it has a generation means for generating recording amount data representing the recording amount of the recording material for forming the layer on the recording medium for each pixel.
The image processing apparatus is characterized in that the generation means determines the pixels for recording the recording material for each region including a plurality of pixels based on the brightness information.
第1観察方向における物体の明るさと、前記第1観察方向とは方位角が異なる方向である第2観察方向における前記物体の明るさと、に関する明るさ情報を取得する取得ステップと、
前記明るさ情報に応じて前記凸部の底面の形状を異ならせるように、前記層を前記記録媒体上に形成するための記録材の記録量を表す記録量データを生成する生成ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 An image processing method that generates data for forming a layer having a plurality of convex portions on a recording medium.
An acquisition step for acquiring brightness information regarding the brightness of an object in the first observation direction and the brightness of the object in the second observation direction, which is a direction whose azimuth angle is different from that of the first observation direction.
A generation step of generating recording amount data representing a recording amount of a recording material for forming the layer on the recording medium so that the shape of the bottom surface of the convex portion is changed according to the brightness information.
An image processing method characterized by having.
第1観察方向における物体の明るさと、前記第1観察方向とは方位角が異なる方向である第2観察方向における前記物体の明るさと、に関する明るさ情報を取得する取得ステップと、
前記明るさ情報に基づいて、前記層を前記記録媒体上に形成するための記録材の記録量を画素ごとに表す記録量データを生成する生成ステップと、を有し、
前記生成ステップにおいて、前記明るさ情報に基づいて、複数の画素を含む領域ごとに、前記記録材を記録する画素を決定することを特徴とする画像処理方法。 An image processing method that generates data for forming a layer having a plurality of convex portions on a recording medium.
An acquisition step for acquiring brightness information regarding the brightness of an object in the first observation direction and the brightness of the object in the second observation direction, which is a direction whose azimuth angle is different from that of the first observation direction.
Based on the brightness information, it has a generation step of generating recording amount data representing the recording amount of the recording material for forming the layer on the recording medium for each pixel.
An image processing method characterized in that, in the generation step, pixels for recording the recording material are determined for each region including a plurality of pixels based on the brightness information.
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