JP6890904B2 - 湿度センサ - Google Patents

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Description

本願は、出願番号が107111670であり、出願日が2018年4月2日である中国台湾の特許出願および出願番号が107204339であり、出願日が2018年4月2日である中国台湾の特許出願の優先権を主張する。また、本願は、出願番号が107210375であり、出願日が2018年7月30日である中国台湾の特許出願の優先権も主張する。
本願はさらに、出願番号が2018111358390であり、出願日が2018年9月28日である中国特許出願、出願番号が2018215894231であり、出願日が2018年9月28日である中国特許出願、出願番号が2018215892999であり、出願日が2018年9月28日である中国特許出願および出願番号が018215864109であり、出願日が2018年9月28日である中国特許出願の優先権を主張する。上記全ての特許出願における優先権の主張される内容は本発明の一部として援用される。
本発明は、湿度センシング技術に関し、特に吸湿型湿度センシングモジュールおよび該モジュールを有する湿度センシングシールに関する。
湿度センサは、湿度量を測定および処理されやすい電気信号に変換する機器や装置である。通常の湿度センサは、環境中の相対湿度を測定することが一般的である。一部の場合、例えば、おむつ、トイレトレーニングおむつ、失禁用製品、女性用生理用品および水着などの吸収性製品中の湿度を測定する場合、通常の湿度センサは直接適用されることができない。
現在、様々な水分または湿度の指示器が吸収性製品に用いられている。ZL201180075983.Xの中国特許文献には、液体排泄センサが内蔵された吸収性物品が開示され、該吸収性物品は電気絶縁背板を含み、背板の人体側には吸収コアおよび液体排泄センサを有する。背板における少なくとも1つの穴は少なくとも1つの液体排泄センサと吸収コアとを連通させ、液体排泄センサは複数の導線を有し、各導線は少なくとも1つの穴により部分的に露出される。液体排泄物は穴から吸収コアに入り、2つの導線の間の吸収コアが乾燥状態から湿潤状態へ変化する場合、液体排泄センサは電気信号を出力する。背板には複数の穴が設けられ、各穴とその他の穴は縦方向に隔てられ、そのうち1つの縦方向軸線は吸収性物品に沿って前から後の方向へ延在する。
吸収性物品内の湿度範囲を検出するこのような液体排泄センサには、以下の欠点を有する。
1.吸収性物品(例えば、おむつ、使い捨ておむつ、トイレトレーニングおむつなど)に内蔵されているため、吸収性物品とともに製造しなければならず、その他の吸収性物品と組み合わせることができない。
2.吸収コアを介して液体を吸収した後、湿潤した吸収コアにより液体排泄センサの導線を導通させて電気信号を出力するため、吸収コアの湿潤度が隣接する導線を導通させることができない場合、液体排泄センサは電気信号を出力することができず、該液体排泄センサの感度が低くなる。
3.液体排泄センサは金属導線を有し、金属導線をおむつ、失禁用製品などに集積しているため、金属導線が折れて利用者に傷害を与える危険性が存在し、かつ金属導線はコストが高く、人体に寄せた場合、人体の違和感が強く、快適性が低い。
上記に鑑みて、既存のものを改良し、より優れた湿潤検出装置またはセンサを提供する必要がある。
本発明は、任意の吸収コアと合わせて使用することができ、金属導線のない湿度センサを提供することを目的とする。
本発明に係る湿度センサは、絶縁体基材を含み、基材には被覆導線および湿度検出部があり、湿度検出部は少なくとも1つであり、各湿度検出部は少なくとも2つの電極を有し、各電極はそれぞれの被覆導線に接続されており、電極の間には、乾燥の場合には絶縁されており、湿潤の場合には導電する電気化学媒体がある。
一部の好ましい実施形態において、被覆導線は、導電性接着剤(例えば、銀導電性接着剤、カーボン導電性接着剤)または生化学印刷用インクなどを使用して印刷または塗布の方式により基材に設けられた導線である。このようにすれば、基材における電気化学媒体の箇所が湿潤されると、電極の間には電流の導通が形成されることができるため、電極に接続された導線には電流の導通が生じる。
一部の実施形態において、基材は吸湿性材料である。使用する場合、基材を吸収性物品の表面に固定し、湿度センサは直接人体と接触する。液体物質が現れる場合、液体は、吸湿性材料を介して、または、先に直接湿度センサにおける電気化学媒体と接触し、電気化学媒体が湿潤されることによって、電流を導通し、該部分が湿潤され、吸収性物品に吸収されていることを表す。液体により湿潤された湿度検出部の電気化学媒体は絶縁体から導体へ変化し、2つの電極は遮断から短絡へ変化し、外部へ電気信号を出力する。すなわち、該部分が湿潤されていることを表す。
一部の実施形態において、基材が湿潤された場合、電気化学媒体を有する基材部の電気伝導性能は基材の電気伝導性能より大きく、または、電気化学媒体を有する基材部の電流が導通する時間は基材おける被覆導線の間の電流が導通する時間より早い。
一部の実施形態において、基材には電気化学媒体を含まない部分および電気化学媒体を含む基材部があり、該基材が湿潤された場合、電気化学媒体を含まない部分の電気伝導性能は電気化学媒体を含む基材部の電気伝導性能より低い。
一部の実施形態において、基材には電気化学媒体を含まない部分および電気化学媒体を含む基材部があり、該基材が乾燥している場合、電気化学媒体を含む部分の電気伝導性能は電気化学媒体を含む基材部に等しい。
一部の実施形態において、基材は絶縁体である。一部の実施形態において、基材は湿潤性を有する材料である。
(湿度検出部)
一部の好ましい実施形態において、湿度検出部は複数あり、各湿度検出部は導通される場合に導通信号を出力し、複数の湿度検出部が導通される場合には累積的な導通信号を出力する。例えば、導通信号はブザー音であり、1つの湿度検出部のみが導通される場合、単位時間内に1回のブザー音を出力する。2つの湿度検出部が導通される場合、単位時間内に2回のブザー音を出力し、N個の湿度検出部が導通される場合、単位時間内にN回のブザー音を出力する。または、1つの湿度検出部が導通される場合、1単位強度のブザー音を出力し、N個の湿度検出部が導通される場合、N*単位強度のブザー音を出力する。導通信号は光信号であってもよく、端末に伝送される警告信号などであってもよい。湿度検出部の導通数は、液体量および湿度の拡散範囲を表す。一部の実施形態において、湿度検出部は基材の異なる位置に設けられるため、異なる位置の湿潤状況を検出することができる。
各被覆導線は、少なくとも1つの湿度検出部の電極に接続される。複数の湿度検出部が同一の被覆導線に接続された場合、液体により湿潤されていない湿度検出部の電気化学媒体は絶縁体であり、カレント被覆導線のみに電流が流れ、液体により湿潤されていない湿度検出部の他の電極に接続された導線はカレント被覆導線とともに回路を形成しない。このため、1本の被覆導線に設けられた複数の湿度検出部であっても、信号は干渉されず、さらに基材の面積を節約することができる。
一部の好ましい実施形態において、各電極は導線に接続された極板を含み、電気化学媒体は2つの極板の間(電極の一部)に設けられ、極板は導電接着剤被覆層(例えば、スクリーン印刷のカーボン接着層または銀接着層など)である。湿度検出部における1つの極板は他の1つの極板内に位置し、外極板は切り欠きを有し、内極板とその被覆導線との接続部は該切り欠き内に位置する。内極板および外極板はいずれも円形を呈し、内極板の接続部および外極板の接続部はいずれも直線部である。包含するおよび包含される形式により、2つの極板の間の相対面積を増やして、湿度検出部の感度を向上させる。または、湿度検出部の2つの極板は対向する。極板に沿って櫛歯が分布され、隣接する櫛歯の間は歯溝であり、2つの電極の櫛歯は対向する。湿度検出部において、1つの電極の櫛歯は他の1つの電極の歯溝内に挿入され、隣接する櫛歯の間の部位は歯溝であり、2つの電極の間には隙間があり、電気化学媒体は電極の間の隙間を充填する。櫛歯は電極のセンシング面積を増やし、2つの電極における1対の櫛歯の間の電気化学媒体が湿潤されると、電気信号を出力することができ、湿度センシングの感度を向上させる。被覆導線の一部を極板とし、または、極板と被覆導線とが部分的に重なり合い、または、極板は被覆導線の末端に位置し、または極板は被覆導線の末端に接続される。好ましい解決手段として、2つの電極は同一層に位置する。電気化学媒体は部分的にまたは完全に電極を覆う。製造する場合、電気化学媒体が絶縁状態を呈するように、電気化学媒体溶液を湿度検出部に滴下してから乾燥させる。
または、各湿度検出部は1対の導電部を含み、2つの導電部の間には吸湿穴があり、吸湿穴内には電気化学媒体が充填されている。液体が吸湿穴内に入って、電気化学媒体は絶縁体から導体へ変化し、2つの導電部が導通されて電気信号を出力する。
各導電部はカーボン接着層および銀接着層を含み、導電部は基材の表面に塗布され、銀接着層はカーボン接着層と基材との間に介在する。導電部の吸湿穴に隣接する一端は第1の端であり、他端は第2の端であり、銀接着層の第2の端はカーボン接着層内に包まれ、銀接着層の第2の端およびカーボン接着層の第2の端はいずれも吸湿穴に露出される。銀接着層とカーボン接着層との間の隙間内には、電気化学媒体がある。または、銀接着層はカーボン接着層内に包まれている。
電気化学媒体は、吸湿穴に充填されている。電気化学媒体は吸湿穴に充填され、溢れ部を有し、電気化学媒体の溢れ部は2つの導電部を部分的に覆う。カーボン接着層および銀接着層はいずれも導電に関与し、カーボン接着層は銀接着層を保護する役割を果たし、銀接着層は電気信号を強化する役割を果たす。電気化学媒体は吸湿穴に充填され、吸湿穴に露出された各隙間に浸透するため、電気化学媒体と導電部との接触面積を増やし、湿度検出部Sの感度を大きくする。
(基材)
好ましい実施形態として、基材は吸湿性紙テープである。例えば、濾紙、画仙紙、草木繊維の吸収紙などのように良好な吸湿性を有し、液体が勝手に拡散しない紙材ならば、いずれも基材として用いることができる。
好ましい実施形態として、基材は均一幅のシート状吸湿性紙であり、基材の長手方向に沿って間隔を置いて分布される湿度検出部Sがある。
1つの実施形態として、基材には少なくとも1つの膨大部があり、膨大部には幅方向に沿って間隔を置いて設けられた湿度検出部Sがある。
1つの実施形態として、基材は検出部および信号接続部を含み、湿度検出部Sは検出端に設けられ、信号入力端子は信号接続部に設けられ、検出部と信号接続部とは夾角をなす。検出部は、信号接続部と直交する。基材には少なくとも1つの膨大部があり、膨大部は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。
基材には位置決め穴が設けられ、位置決め穴は被覆導線、湿度検出部Sとずらされている。使用する場合、湿度センサは、湿度センサに電流を入力可能なコネクタに接続されなければならず、位置決め穴はコネクタにマッチングされることにより湿度センサとコネクタとの間の正しい位置を決定するのに用いられる。
基材の正面には被覆導線が設けられ、基材の背面には模様が印刷されている。模様は水にあうと発色する材料で印刷される。基材が液体を吸収した後、模様が現れ、美しくし表示する役割を果たす。
(被覆導線)
好ましい実施形態として、被覆導線は複数本あり、被覆導線同士は交差しない。全ての被覆導線は同一層に位置し、被覆導線の間には交点がないため、信号干渉が発生しない。
各隣接する2本の被覆導線の間には、湿度検出部Sがある。最外側の2本の被覆導線の間には、湿度検出部Sがある。
好ましい実施形態として、被覆導線は基材の長手方向に沿って延在する。最外側の2本の導線はそれぞれ基材に平行する直線部分である。各導線は、基材に平行する平行部を有する。平行部の一端は、信号端子である。信号端子は、電流を流すためのものである。最初の1つの被覆導線から最後の1つの被覆導線まで自然数により番号付けられ、隣接する奇数番号の導線の間には湿度検出部Sがあり、または、隣接する偶数番号の導線の間には湿度検出部Sがある。
1つの実施形態として、被覆導線により形成される図形は少なくとも1つの膨大領域を有し、膨大領域は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。湿度検出部Sは膨大領域において基材の長手方向に沿って間隔を置いて設置され、または基材の幅方向に沿って間隔を置いて設置され、または長手方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもあれば、幅方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもある。膨大領域は基材において対応する膨大部があり、または基材は均一幅のシートであり、被覆導線により形成された図形のみに膨大領域を有する。膨大領域の中心には、湿度検出部Sが設けられている。膨大領域を設ける役割は、液体集中領域に対する湿度範囲の検出を向上させることである。
(接着層)
好ましい実施形態として、湿度センサは接着層を有する。接着層は、物質を湿度の検知が必要である任意の箇所に貼り付けまたは付着させることができ、例えば、接着層は粘着ラベル層である。被覆導線は、接着層と基材との間に位置する。接着層は、接着の役割を果たすだけでなく、さらに被覆導線および電気化学媒体を接着層と基材との間に密封する。使用する場合、液体は基材を透過しなければ湿度検出部Sに達して電気化学媒体を湿潤させることができないため、液体の流動性により基材に吸収されずに直接湿度検出部Sに達して電極の不適切な検知および液体量に対する不適切な判断が生じることを避ける。電気化学媒体は電極より高く、接着層は電気化学媒体および電極を覆う。
(離型シート本体層)
好ましい実施形態として、接着層には離型シート本体層が分離可能に貼り付けられている。離型シート本体層は、樹脂フィルムである。離型シート本体層は基材を完全に覆い、離型シート層と基材との間には自由分離部があり、接着層は基材の自由分離部以外の領域を覆う。自由分離部は、離型シート本体層を基材から分離しやすくする。
(湿度センサのコイル材)
湿度センサのコイル材は、複数の湿度センサを含み、湿度センサは先端と末端が接続されて長手方向に沿って順に配列され、最初の1つの湿度センサの先端は自由端であり、最後の1つの湿度センサの末端は自由端であり、湿度センサは最初の1つの湿度センサから順にコイル材に巻き取られる。
好ましい実施形態として、隣接する2つの湿度センサの間には区切り記号が設けられている。区切り記号は、折り目または切取線などである。
コイル材は心棒を含み、最初の1つの湿度センサの先端は心棒に固定される。湿度センサは、心棒を中心に収納される。最後の1つの湿度センサの末端は、固定部材を有する。固定部材は、コイル材の緩みを防止する。
好ましい実施形態として、コイル材における湿度検出部は、基材、被覆導線、湿度検出部Sおよび電気化学媒体を含む。使用する場合、1つの湿度センサを取り外し、接着またはその他の方式により湿度センサを測定対象物品に付着させる。
好ましい実施形態として、コイル材における湿度センサは、基材、被覆導線、湿度検出部S、電気化学媒体、接着層および離型シート本体層を含む。使用する場合、1つの湿度センサを取り外し、離型シート本体層を剥がした後、接着層により湿度センサを測定対象物品に付着させる。
複数の湿度センサをコイル材に収納することは、輸送、保管および収納に便利である。
(湿度センサのシート材)
湿度センサのコイル材は、複数の湿度センサを含み、湿度センサは先端と末端が接続されて長手方向に沿って順に配列され、最初の1つの湿度センサの先端は自由端であり、最後の1つの湿度センサの末端は自由端であり、前後に隣接する湿度センサは折り畳まれ、折り畳み箇所は2つの湿度センサの境界線である。複数の湿度センサは、1つの湿度センサの長さに折り畳まれるため、収納しやすい。
好ましい実施形態として、境界線は断続的な切取線であり、単一の湿度センサを取得するのに便利である。
本発明の利点は以下のとおりである。
1.湿度センサは独立した機器であり、いずれの吸収性物品(例えば、おむつ、使い捨ておむつ、レインコートなど)を合わせて使用することができ、適用対象に対する要求がなく、適用性が広く、且つ湿度センサは単独に製造することができる。
2.金属導線の代わりに被覆導線を使用し、隠れた危険性がなく、コストが低い。
3.基材は紙テープであり、基材は直接人体と接触し、検出の感度が高く、かつ基材は柔らかく、被覆導線は基材の違和感を増加させることなく、人体の快適性を向上させる。
4.被覆導線は接着層と基材との間にパッケージングされ、基材により人体と接触し、基材は被覆導線と人体を隔離し、被覆導線に入力された電流は人体を流れず、使用の安全性が高い。
本発明に係る湿度センサの第1実施例の平面透視図(離型シート本体層が剥離された)である。 本発明に係る湿度センサの第1実施例の湿度検出部Sに対する断面図である。 図1における銀導電性接着層を俯瞰する場合の平面図である。 図3における局部の部分拡大図である。 本発明に係る湿度センサの第1実施例の受信機が接続された場合の平面透視図(離型シート本体層が剥離された)である。 本発明に係る湿度センサにおける銀導電性接着層の第2実施例を俯瞰する場合の平面図である。 本発明に係る湿度センサの第3実施例の湿度検出部Sに対する断面図である。 本発明に係る湿度センサの第4実施例の部分拡大図である。 本発明に係る湿度センサの第5実施例の部分拡大図である。 本発明に係る湿度センサにおける接続部と受信機内部が電気的に接続された立体分解図である。 図10の立体組み合わせ図である。 本発明に係る湿度センサの第6実施例の拡大図である。 本発明に係る湿度センサの他の1つの具体的な実施形態における湿度検出部Sの断面図である。 本発明の湿度センサの他の1つの具体的な実施形態における湿度検出部Sの断面図である。
以下、本発明に関する構造またはこれらの使用される技術用語をさらに説明し、別途の説明がない限り、当該分野の一般的に使用されている一般的な用語に従って理解し解釈する。
(湿度検出)
湿度検出とは液体または蒸気の量を表し、液体は、尿、液体付き糞便、血液、組織液、分泌物、唾液、精製水、雨水、水蒸気凝結による水、人体体表の熱蒸気凝結による分泌物または排泄物を含むがこれらに限定されず、蒸気は、蒸発による水蒸気、湿った空気中の蒸気、人体体表の熱蒸気、固体または半固体排泄物中の蒸気を含むがこれらに限定されない。また、湿度検出とは液体の拡散範囲を表す。
(電気化学媒体)
電気化学媒体は乾燥した場合に導電せず、湿潤した場合に導電する物質であり、このような物質は任意の化学物質である。例えば、無機塩は乾燥した場合、その自身は導電しないが、無機塩が溶解した場合、例えば、水を溶媒とする場合、溶媒中には自由のイオンが存在し、それにより導電する。このような物質も化学反応を起こす物質である可能性があるが、例えば、これらの物質は乾燥した場合に導電しないが、溶解した場合、化学反応が発生してイオンを生成し、導電する。これらの物質は、例えば、無機塩(NaCl、MgClなど)、または、少なくとも1つの極性または荷電官能基を含有する親水性ポリマーなどであってもよいがこれらに限定されず、電気化学媒体4は能動的吸湿性を有する。ポリマーの主鎖または側鎖には常に親水性官能基が含まれ、CONH2−、−OH、−CONH、−COOH、−SOH、−NHを含むがこれらに限定されない。例えば、アクリル酸系はアクリル酸、アクリルアミドおよびポリエチレンなど並びに変性または上記ポリマーの前駆体のそれぞれの共重合による共重合体を含むがこれらに限定されない。アミン機能性ポリマーは、アリルアミン、エチレンイミン、エノールおよびその主鎖または側鎖にアミノ基を含有するその他のポリマーを含むがこれらに限定されない。
例えば、これらの尿または血液中の血糖を測定する一部の試薬は、尿または血液と接触する場合、尿または血液中のある1類の分析対象物質と化学反応を起こして、導電物質を生成する。
(信号システム)
本湿度センサは信号システムと組み合わせて使用しなければならないことが多く、液体で湿度センサが湿潤される場合、ユーザーを指示する。例えば、一方、信号システムは湿度センサが液体を検出した場合に信号を発するように設計されている。しかし、本湿度センサは従来の信号システムにマッチングされることができ、湿度センサの構造には信号システムの構造、検出手段が含まれなくてもよい。一方、本発明は、その他の部材、例えば、使い捨ておむつなどの製品と組み合わせられ、尿が生成するか否かを検出することができる。特に、排尿を自己制御することができない人に対する看護に対して、本発明の湿度センサを使用する使い捨ておむつの場合、尿が生成すると、信号警告により、看護職員に尿が生成していることを指導させることにより、適時に処理することができる。本発明のセンサは使い捨ておむつと組み合わせることができるため、使い捨ておむつとバインディングする必要なく、使用しやすく、異なる場所および使用環境に適することもできる。
(湿度センサ)
本発明の湿度センサは、独立して製造することができ、いずれの測定対象部品に合わせられ、金属導線がなく、能動的に吸湿可能であり、湿潤された後に液体量および/または湿度範囲を認識し、直接人体と接触可能なセンサである。
図1、3、5、6、8、9、12に示すように、湿度センサは、基材を含み、基材には被覆導線および湿度検出部Sがあり、湿度検出部Sは少なくとも1つであり、各湿度検出部Sは少なくとも2つの電極を有し、各電極はそれぞれの被覆導線に接続され、電極の間には、乾燥の場合には絶縁、湿潤の場合には導電する電気化学媒体がある。被覆導線は導電性接着剤(例えば、銀導電性接着剤、カーボン導電性接着剤)または生化学的な印刷用インクなどを使用して印刷または塗布の方式で基材に設けられた導線である。
使用する場合、基材を吸収性物品の表面に固定し、湿度センサは直接人体と接触し、液体物質が現れる場合、液体はまず直接湿度センサと接触し、さらに吸収性物品により吸収される。液体により湿潤された湿度検出部Sの電気化学媒体は絶縁体から導体へ変化し、2つの電極は遮断から短絡へ変化し、外部へ電気信号を出力する。
一部の形態において、基材は絶縁のものであるが吸水性を有する材質であってもよく、または基材は絶縁のものであるが、吸水性を有しない。基材が絶縁のものであるが吸水性を有しない場合、湿度検出部の電気化学媒体が乾燥したものであれば、導電しないが、一般的に液体により湿潤された場合、液体が存在するため、乾燥した電気化学媒体または部分的な電気化学媒体に電気化学溶液を形成させることにより、導電させる。
ここで、液体はいずれの水分子を有する溶液、例えば、直接電気化学媒体と接触する尿、唾液などであってもよい。基材は絶縁のものであるが吸水性を有する材質であってもよく、その場合、電極は基材に配置され、2つの電極の間には隙間を有するが接触せず、基質には液体状態の電気化学媒体が滴らせ、塗布され、それから乾燥される。乾燥の場合、電気化学媒体は導電しないため、2つの電極の間には電流が形成されない。基材に液体が吸収された場合、同時に電気化学媒体を湿潤し、乾燥した電気化学媒体を湿潤したものに変化または部分的な電気化学媒体を湿潤したものに変化させ、湿潤した部分にイオンを形成し、電極の間に電流が発生する。
(湿度検出部S)
一部の実施例において、図1、3、5、6、8、9、12、13および14に示すように、湿度検出部は1つまたは複数の湿度センシングユニットSまたはTを含む。各湿度検出部Sは導通される場合に導通信号を出力し、複数の湿度検出部Sは導通される場合に累積的な導通信号を出力する。例えば、導通信号はブザー音であり、1つの湿度検出部Sのみが導通される場合、単位時間内に1回ブザー音を出力する。2つの湿度検出部Sが導通される場合、単位時間内に2回ブザー音を出力し、N個の湿度検出部Sが導通される場合、単位時間内にN回ブザー音を出力する。または、1つの湿度検出部Sが導通される場合、1単位強度のブザー音を出力し、N個の湿度検出部が導通される場合、N*単位強度のブザー音を出力する。導通信号は光信号であってもよく、端末に伝送された警告信号などであってもよい。湿度検出部Sの導通数は液体量および湿度拡散範囲を表す。警報信号は電気的接続構造により認識して出力され、または警報信号は電気的接続構造により端末に伝送され、端末により認識して出力する。
各被覆導線は少なくとも1つの湿度検出部Sの電極に接続される。複数の湿度検出部Sが同一の被覆導線に接続された場合、液体に湿潤されていない湿度検出部Sの電気化学媒体は絶縁体であり、カレント被覆導線のみに電流が流れる場合、液体に湿潤されていない湿度検出部Sの別の電極に接続された導線はカレント被覆導線と回路を形成することがないため、1本の被覆導線に複数の湿度検出部Sを設けても信号干渉が発生せず、さらに基材の面積を節約することもできる。
一部の実施例において、各電極は導線に接続された極板を含み、電気化学媒体は2つの極板の間に設けられ、極板は導電接着剤被覆層(例えば、スクリーン印刷のカーボン接着層および銀接着層など)である。図4、図6および図8に示すように、湿度検出部Sのうち1つの極板は他の1つの極板内に位置し、外極板は切り欠きを有し、内極板とその被覆導線の接続箇所は該切り欠き内に位置する。内極板と外極板はいずれも円形を呈し、内極板の接続部および外極板の接続部はいずれも直線性である。包含するおよび包含される形式で、2つの極板の間の相対面積を大きくして、湿度検出部Sの感度を向上させる。
または、図4、6、9、12、13および14に示すように、湿度検出部Sの2つの極板は対向する。極板に沿って櫛歯が分布され、隣接する櫛歯の間は歯溝であり、2つの電極の櫛歯は対向する。湿度検出部Sにおいて、そのうち1つの電極の櫛歯は他の1つの電極の歯溝に挿入され、隣接する櫛歯の間の部位は歯溝であり、2つの電極の間には隙間があり、電気化学媒体は電極の間の隙間に充填される。櫛歯は電極のセンシング面積を大きくし、2つの電極における1対の櫛歯の間の電気化学媒体が湿潤されれば、電気信号を出力することができ、湿度センシングの感度を向上させる。被覆導線の一部を極板とし、または、極板と被覆導線が部分的に重なり、または、極板は被覆導線の末端に位置し、または極板は被覆導線の末端に接続される。
一部の実施例において、2つの電極は同一層に位置する。電気化学媒体は部分的にまたは完全に電極を覆う。製造する場合、電気化学媒体が絶縁状態を呈するように、電気化学媒体の溶液を湿度検出部Sに滴下し、さらに乾燥させる。
また、図2および図7に示すように、各湿度検出部Sは1対の導電部を含み、2つの導電部の間には吸湿穴があり、吸湿穴内には電気化学媒体が充填されている。液体が吸湿穴に入り、電気化学媒体は絶縁体から導体へ変化し、2つの導電部は導通され電気信号を出力する。
各導電部はカーボン接着層および銀接着層を含み、導電部は基材の表面に塗布され、銀接着層はカーボン接着層と基材との間に位置する。導電部の吸湿穴に隣接する一端は第1端であり、他端は第2端であり、銀接着層の第2端はカーボン接着層内に包まれ、銀接着層の第2端およびカーボン接着層の第2端はいずれも吸湿穴に露出される。図2に示すように、銀接着層とカーボン接着層の間の隙間内には電気化学媒体がある。または、図7に示すように、銀接着層はカーボン接着層内に包まれている。
電気化学媒体は吸湿穴に充填される。電気化学媒体は吸湿穴に充填され、溢れ部を有し、電気化学媒体の溢れ部は2つの導電部を部分的に覆う。カーボン接着層および銀接着層はいずれも導電に関与し、カーボン接着層は銀接着層を保護する役割を果たし、銀接着層は電気信号を強化する役割を果たす。電気化学媒体は吸湿穴に充填され、吸湿穴に露出された各隙間に浸透し、それにより電気化学媒体と導電部の接触面積を大きくし、湿度検出部Sの感度を向上させる。
(基材)
基材は被覆導線の担体であり、基材は吸水性および吸湿性を有する。液体または蒸気はまず基材内に浸透し、電気化学媒体は湿潤された後に電気化学反応を起こし、相応する被覆導線および湿潤された湿度検出部から電気信号を出力する。基材は乾燥した場合はは絶縁体であり、基材は液体または蒸気を吸収した後、湿度が不十分で電気化学媒体を電気化学反応させることができない場合、被覆導線が電気信号を出力しても、該電気信号を警報信号として出力することができない。基材により吸収された液体または水分は被覆導線同士を湿潤させるだけで、電気化学媒体は依然として乾燥状態または電気化学媒体の湿度が不十分で電気化学反応させることが出来ない場合、被覆導線の間に電気信号が出力されても、湿度検出部で電気化学反応して出力された電気信号を干渉することが出来ない。
ここで、基材は少なくとも2つの部分を有し、そのうちの一部には電気化学媒体が処理されており、他の部分は電気化学媒体を有しない。処理方式は電気化学媒体の溶液を基質に滴下してもよい。通常、吸水性を有するいずれの基質も本発明の基材として使用することができ、例えば、吸水性を有する濾紙、ガラス繊維、綿花、これらの吸湿性または吸水性はいずれも毛管作用による水の吸収または貯留である。このように、基材に電気化学媒体により処理された箇所および電気化学媒体により処理されていない箇所が形成されている。基材が吸水性を有する場合、湿潤された箇所は電気化学媒体により処理されていない可能性があるが、導電被覆が通過する場合、電気化学媒体により処理された箇所は湿潤されず、その場合に導電被覆が通過する箇所は湿潤されるが、電流導通を形成しない。逆に、電気化学媒体により処理された箇所が湿潤された後だけ、導電被覆が接続された電極の間に電流が発生する可能性があり、それにより導電される。
ここでいう「電流導通」とはいずれの電子移動を絶対に形成しないものではなく、相対的な概念であり、基層材料がどのような材料であるかに関わらず、基層の異なる位置に電気化学媒体が処理されており、電気化学媒体と電極は接続または接触の状態であり、電極は被覆導線に接続され、基層の異なる位置に電気化学媒体が設置されている場合、各箇所の電気化学媒体と電極は接続または接触の状態であり、各箇所の電極は被覆導線に接続され、電流回路が提供できる構造を提供する。この場合、基層が乾燥している場合、電気化学的に接触の2本の電極の間や、電線とする導線被覆の間(一般的には2本)にかかわらず、電流が導通されない。しかしながら、基層が湿潤している場合、湿潤した箇所は制御されないことが多く、以下のような場合がある可能性がある。電気化学的に設置された箇所が湿潤され、電線とする導電被覆が設置された位置は湿潤されず、または、電気化学的に設置された箇所および電線とする導電被覆が設置された位置は同時に湿潤され、または、電線とする導電被覆が設置された位置はまず湿潤され(第1の位置)、それから第1の位置からの液体は電気化学的に設置された箇所に入りまたは流れ込まれまたは導入され、電気化学的に処理された箇所が湿潤され、この場合、時間の前後が存在する。以上のいずれの場合に関わらず、いずれも必要であるだけで、または電気化学的に設置された箇所が湿潤された後、電流が導通するため、信号を発して予め設置されたある電気化学的な位置が湿潤されたことを指示する。また、下記のように設置することも可能である。電気化学的に処理された箇所または位置が湿潤された液体がどこから来るかにかかわらず(例えば、一部は体から発生し、または基層におけるその他の箇所から発生し、例えば、電気化学媒体に処理されていない箇所)、電気化学的に設置された箇所が湿潤された後、電流が導通するため、信号を発して予め設置されたある電気化学的な位置が湿潤されていることを指示する。その他の箇所(電気化学媒体により処理された箇所を除く)は、湿潤されても、電流導通が発生せず、それにより信号を発して湿潤または液体が発生していることを指示することがない。
実際に、湿潤の箇所をより好ましく検出し湿潤の信号を正確に発するために、いつも被覆導線の間が湿潤した後に電流導通を形成して湿潤信号を発することを希望しないが、そうであれば、試験が不正確となる。そのため、液体は任意の2本の被覆導線の間の領域を湿潤させただけで、湿度検出部(該湿度検出部は電気化学媒体により処理されている)に拡散されず、被覆導線の間に電気信号が現れ、該電気信号は電気的な接続構造により湿度警報信号として認識されないと考えられる。例えば、電気信号が非常に弱くまたはさえもない場合、電気的な接続構造により認識されることができない。または、基層材料を選択し、液体がいずれか2本の被覆導線の間の領域だけを湿潤させ、被覆導線の間に電子の移動がない場合であっても、電流は導通されず、例えば、基層は絶縁体である。
または、湿度警報信号とする電気信号は強度範囲()を有し、電気的な接続構造は該強度範囲内の電気信号だけを湿度警報信号と認識し、被覆導線の間の電気信号が湿度警報信号の強度下限より低く、または湿度警報信号の強度上限より高い場合、電気的な接続構造は強度範囲以外の電気信号を認識しない。例えば、基材には電気化学媒体により処理された箇所および電気化学媒体に処理されない箇所があるため、理論的に、このような異なる領域が同じ湿潤程度である場合、現れる導電性は異なることが多い。このような導電性の電流の大きさは異なり、電気信号を電流の大きさに基づいて設けることができ、例えば、電気化学媒体により予め設置された箇所が湿潤された後、電流は一定の数値範囲を有し、電気化学媒体により予め設置されていない箇所が湿潤された後も、電流範囲を有し、この2つの電流範囲は異なり、重複することがない。一般的に、電気化学媒体により処理された箇所の導電性能は電気化学媒体により処理されていない箇所より大きく、導電被覆は電気化学媒体を有していない箇所を通過する可能性があり、電気化学媒体を有する箇所(湿度検出部が形成されている)を通過する可能性もあるため、この場合、導線の間に電圧が印加された場合、電気化学媒体により処理された箇所に形成された電流は電気化学媒体により処理されていない箇所より大きく、電気化学媒体の電流範囲および電気化学媒体により処理されていない電流範囲を設定することができ、それにより電流を選択的に認識して湿潤された箇所と位置および程度を表すことができる。例えば、電気化学媒体により処理された電流範囲は0.1〜5Aであり、電気化学媒体により処理されていない電流範囲は0.1より小さい。この場合、電気化学媒体により処理されていない部分が湿潤され、電流も生成するが、警報は発生せず、逆に、2つの導線の間の電流が0.1Aより大きい場合、電気化学媒体により処理された箇所が湿潤されたと考えられ、警報が発生するため、湿潤されたと表示される。
一部の実施例において、基材は吸湿性の紙テープである。例えば、濾紙、画仙紙、草木繊維の吸収紙などの良好な吸湿性を有し、液体が任意に拡散しない紙材であればいずれも基材として用いることができる。
一部の実施例において、図12に示すように、基材は均一幅のシート状吸湿性紙であり、湿度検出部Sは基材の長手方向に沿って間隔を置いて分布される。S部の電極板は任意に配置されてもよく、各2つの電極板の間には接触することなく一定の距離があり、電極板は電気化学媒体により処理され、それから乾燥処理される。電気化学媒体により処理されていないそれらの部分は、例えば、図12の989および981に示された箇所にも導電被覆が通過するが、989および981の箇所が湿潤されたとしても、導電被覆に回路を形成させることなく、そうすると電流が発生せず、信号も発生しない。S箇所が湿潤されてからでなければ回路も形成されず、それにより信号を生成する。これは相対的な状態に過ぎず、上記のように、電気化学媒体により処理された箇所と電気化学媒体により処理されていない箇所の導電性能は異なるため、異なる電流または電圧を発生することができ、装置に区別させてもよく、例えば、電気化学媒体により処理された部分により回路を形成させなければ信号の警告を行うことができ、逆に電気化学媒体により処理されていない部分は導通されても信号の警告を行わない。
1つの実施形態として、図1、3、5、6、8、9に示すように、基材には少なくとも1つの膨大部があり、膨大部には幅方向に沿って間隔を置いて設けられた湿度検出部Sがある。
好ましく、基材はそれらの吸湿性がそれほどよくない材質を選択してもよく、吸湿性を有しなくてもよいが、例えば、プラスチック薄片であってもよいが、電気化学媒体により処理された箇所が吸湿性を有すればよい。電気化学媒体により処理された箇所には2つの電極が配置されているからである。該電気化学媒体は水分子と接触すると、部分的または全体的に電気化学溶液を形成して、導電させる。
1つの実施形態として、基材は検出部および信号接続部を含み、湿度検出部Sは検出端に設けられ、信号入力端子は信号接続部に設けられ、検出部と信号接続部は交角をなす。検出部は信号接続部と直交する。基材には少なくとも1つの膨大部があり、膨大部は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。
基材には位置決め穴が設けられ、位置決め穴は被覆導線、湿度検出部Sとずれている。使用する場合、湿度センサは湿度センサに電流を入力可能なコネクタに接続されなければならず、位置決め穴はコネクタにマッチングして湿度センサとコネクタの間の正しい位置を決定するのに用いられる。
基材の正面には被覆導線が設けられ、基材の背面には模様が印刷されている。模様は水に会うと発色する材料で印刷されている。基材が液体を吸収した後、模様が現れ、外観が美しく指示の役割を果たす。
(被覆導線)
一部の実施例において、図1、3、5、6、8、9、12に示すように、被覆導線は複数本あり、被覆導線同士は交差しない。全ての被覆導線は同一層に位置し、被覆導線の間には交点がないため、信号干渉が発生することがない。
それぞれの隣接する2本の被覆導線の間には湿度検出部Sがある。最外側の2本の電線の間には湿度検出部Sがある。
一部の実施例において、図12に示すように、被覆導線は基材の長手方向に沿って延在する。最外側の2本の導線はそれぞれ基材に平行である直線部分である。各1本の導線は基材に平行である平行部を有する。平行部の一端は信号端子である。信号端子を介して電流が流れ込む。最初の1つの被覆導線から最後の1つの被覆導線まで自然数で番号付けられ、隣接する奇数番号の導線の間には湿度検出部Sがあり、または、隣接する偶数番号の導線の間には湿度検出部Sがある。このように、基材面積に対する利用率は最も高く、各導線を効果的に利用して、最も多い湿度検出部Sを取得し、湿度検出範囲を広げる。
1つの実施形態として、図1、3、5、6、8および9に示すように、被覆導線により形成された図形は少なくとも1つの膨大領域を有し、膨大領域は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。湿度検出部Sは膨大領域において基材の長手方向に沿って間隔を置いて設置され、または基材の幅方向に沿って間隔を置いて設置され、または長手方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもあり、幅方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもある。膨大領域は基材において対応する膨大部があり、または基材は均一幅のシートであり、被覆導線により形成された図形のみに膨大領域がある。膨大領域の中心には湿度検出部Sが設けられている。膨大領域を設ける役割は、液体集中領域の湿度範囲に対する検出を向上させることである。
(接着層)
一部の実施例において、図2および図7に示すように、湿度センサは接着層を有する。接着層は物質を任意の湿度の検知が必要である箇所に貼り付けまたは付着させることができ、例えば、接着層は粘着ラベル層である。被覆導線は接着層と基材との間に位置する。接着層は接着の役割を果たすだけでなく、被覆導線と電気化学媒体を接着層と基材との間に密封させる。使用する場合、液体は基材を通過しなければ湿度検出部Sに到達して電気化学媒体を湿潤させることができず、液体の流動性のため基材に吸収されず直接湿度検出部Sに到達して電極の不適切な検知および液体量の不適切な判断を発生させることを避ける。電気化学媒体は電極より高く、接着層は電気化学媒体および電極を覆う。
(離型シート本体層)
一部の実施例において、図2および図7に示すように、接着層には離型シート本体層が分離可能に貼り付けられている。離型シート本体層は樹脂フィルムである。離型シート本体層は基材を完全に覆い、離型シート層と基材の間には自由分離部があり、接着層は基材の自由分離部以外の領域を覆う。自由分離部は離型シート本体層を基材から分離するのに便利である。
(湿度センサのコイル材)
湿度センサのコイル材は、複数の湿度センサを含み、湿度センサは先端と末端が接続された長手方向に沿って順に配列され、最初の1つの湿度センサの先端は自由端であり、最後の1つの湿度センサの末端は自由端であり、湿度センサは最初の1つの湿度センサから順にコイル材に巻き取られる。
一部の実施例において、隣接する2つの湿度センサの間には区切り記号が設けられている。区切り記号は折り目または切取線などである。
コイル材は心棒を含み、最初の1つの湿度センサの先端は心棒に固定されている。湿度センサは心棒を中心に収納される。最後の1つの湿度センサの末端は固定部材を有する。固定部材はコイル材の緩みを防止する。
一部の実施例において、コイル材における湿度検出部は、基材、被覆導線、湿度検出部Sおよび電気化学媒体を含む。使用する場合、1つの湿度センサを取り外し、接着またはその他の方式で湿度センサを測定対象物品に付着させる。
一部の実施例において、コイル材における湿度検出部は、基材、被覆導線、湿度検出部S、電気化学媒体、接着層および離型シート本体層を含む。使用する場合、1つの湿度センサを取り外し、離型シート本体層を剥がした後、接着層で湿度センサを測定対象物品に付着させる。
複数の湿度センサをコイルに収納することは、輸送、保管および収納に便利である。
(湿度センサのシート材)
湿度センサのシート材は、複数の湿度センサを含み、湿度センサは先端と末端が接続された長手方向に沿って順に配列され、最初の1つの湿度センサの先端は自由端であり、最後の1つの湿度センサの末端は自由端であり、前後隣接する湿度センサは折り畳まれ、折り畳まれた箇所は2つの湿度センサの境界線である。複数の湿度センサは収納しやすく1つの湿度センサの長さに折り畳まれている。
一部の実施例において、境界線は断続的に接続された切取線であり、単一の湿度センサを取得するのに便利である。
〔実施例1〕
本発明の湿度検出部Sの湿度センサは、図1、図2、図3、図4および図5に示すように、本発明の湿度センサの第1の実施例であり、本発明の湿度センサは、図1、図2、図3、図4および図5に示すように、本発明の湿度センサ100の第1の実施例は、基材1および複数の湿度検出部ST1を含む。基材1は互いに対向する正面11および背面12を含み、各湿度検出部ST1は互いに基材1の正面11に並設される。
各湿度検出部ST1は銀導電性接着層2、カーボン接着層3bおよび電気化学媒体4を含む。
銀導電性接着層2は互いに隔てられた2つの導電部21を含み、銀導電性接着層2の2つの導電部21の間が吸湿穴211で互いに隔てられ一時的に導通することができないように、2つの導電部21の間には吸湿穴211が形成されている。
カーボン接着層3bは銀導電性接着層2に覆われ、吸湿穴211と互いに組み合わせられた1つの吸湿穴Sが開設されている。本発明は吸湿穴211と互いに組み合わせられた構造を限定せず、本実施例では直線で吸湿穴211に連通されるとともに形成された吸湿穴Sを例として説明する。ここで、導電性を有するカーボン接着層3bは銀導電性接着層2を酸化しないように保護することができる。
電気化学媒体4を2つの導電部21の間に接続させ対応するようにカーボン接着層3bに接続されるように、電気化学媒体4を対応するように吸湿穴S内に充填し、この場合にまだ吸湿されてないため、導通せず、説明は以下のとおりである。
電気化学媒体4は、湿潤されると化学変化を起こして極めて好ましい導電物質を生成する材料であり、本実施例においては少なくとも1つの極性または荷電官能基を含有する親水性ポリマーを例として説明し、電気化学媒体4に能動的な吸湿性を持たせる。ポリマーの主鎖または側鎖には常に親水性官能基が含まれ、CONH2−、−OH、−CONH、−COOH、−SOH、−NHを含むがこれらに限定されない。例えば、アクリル酸系はアクリル酸、アクリルアミドおよびポリエチレンなど並びに変性または上記ポリマーの前駆体が互いに共重合されて形成された共重合体を含むがこれらに限定されない。アミン機能性ポリマーは、アリルアミン、エチレンイミン、エノールおよびその主鎖または側鎖にアミノ基を含有するその他のポリマーを含むがこれらに限定されない。
要するに、本発明の湿度検出部ST1が液体(図示せず)と接触した場合、電気化学媒体4は吸湿穴Sを介して液体を吸着し能動的に吸湿し、吸湿後に化学変化を起こして極めて好ましい導電物質を生成し、さらに2つの導電部21の間に導通されカーボン接着層3bを導通し、導通された銀導電性接着層2に1本の導通回路を形成させる。この場合、この導通回路の2つの導電部21の間に受信機7(図5を参照)が電気的に接続された場合、この受信機7は導通され、声、光を発しまたは声および光の警告または警告信号を発し、引いては、例えば、スマート型携帯電話に無線伝送して通知、警告することができる。
本発明は、湿度センサを検出対象物品に付着しやすくするために、基材、被覆導線に接着層5および離型シート本体層6を設けることができる。また、本発明は湿度センサ100の形状を限定せず、本実施例において垂直バー状(図1または図3を参照)を例として説明する。
基材1は吸水特性を有しその他の構造層を載置するいずれの対象であってもよく、本実施例において草木繊維の吸収紙を例として説明する。
各湿度検出部ST1の銀導電性接着層2は互いに並んで基材1の正面11に重ね接続され、各吸湿穴211を基材1に連通させる。説明すべきこと(図1および図3に示すように)は、いわゆる2つの導電部21は、銀導電性接着層2自体以外に主線(または幹線という)形態で2つの導電部21を表示し、当然ながら、支線形態で2つの導電部21を表示することができ、本発明はそれを限定せず、本実施例では主線と支線を組み合わせて使用することを例として説明し、図示のように、銀導電性接着層2はさらに複数対の導電部21を含む。
カーボン接着層3bは全ての湿度検出部ST1の銀導電性接着層2を被覆し、各湿度検出部ST1に対応する数の吸湿穴211が開設され、さらに共同複数の吸湿穴Sを形成する。
電気化学媒体4は対応するように各湿度検出部ST1の吸湿穴S内に充填され、それぞれ各対の導電部21の間に接続される。
接着層5はカーボン接着層3bに設置され、湿度センサ100をいずれの湿度の検知が必要である箇所に貼り付けまたは付着させることができ、例えば、レインコート、おむつまたは水漏れまたは雨漏りがあるか否かを知ろうとする箇所に貼り付け、付着することができる。接着層5とカーボン接着層3bは共同で上記のように開設されている。また、接着層5は粘着性を有するいずれのものであってもよく、本実施例ではヒドロゲルを例として説明する。
離型シート本体層6は接着層5に分離可能に貼り付け、付着され、本発明の湿度センサ100を貼り付けようとする場合にのみ、離型シート本体層6を剥がす。説明すべきことは、接着層5の外面に割れ目が形成されるように、電気化学媒体4の充填された後の高さは、カーボン接着層3bより高く(または等しく)接着層5(図2を参照)より低いことが好ましい。
また、上記銀導電性接着層2は様々な形状であってもよく、本実施例では設計された模様層(部材符号を図示せず)を例として説明し、そのうちいずれかの数の模様層を互いに間隔を置いて並ばせてそれぞれ大面積のセンシング領域を形成し、端部には接続部22(図1を参照)を集中的に形成させ、図5に示すような上記受信機7との電気的な接続に役立つ。例えば、図1および図3に示すように、主要センシング部位(おむつにとって、人体の排尿器官に対応する部位を指す)には取り囲むように複数の第1の大面積の検知領域A1および1つの第2の大面積のセンシング領域A2が集中してもよく、その中に円形の第5の大面積のセンシング領域A5が囲まれ、第1および第2の大面積のセンシング領域A1、A2の詳しい形状はいずれも互いに間隔を置いて交互の細長い突出歯状であり、第5の大面積のセンシング領域A5は、円形と複数の頂点を持つ星の組み合わせであり、さらに別の主要センシング部位(おむつにとって、人体の排便器官に対応する部位を指す)に互いに間隔を置いて交互の2つの渦により第4の大面積のセンシング領域A4を構成してもよく、また、上記2つの主要センシング領域の間に1つの第3の大面積のセンシング領域A3を形成してもよい。
そのため、本発明は複数の大面積のセンシング領域(第1〜第5の大面積の検知領域A1〜A5)を介し、各領域の導通によりそれぞれ警告を発し、さらに使用者または通知される人に湿潤範囲または湿潤程度を明瞭に知らせることができる。
〔実施例2〕
図6に示されたものは本発明の湿度検出部ST1および該モジュールT1を有する湿度センサ100の実施例2であり、実施例2は上記第1の実施例とほぼ同じであり、差異は全体的形状が第1の実施例の垂直バー状から実施例2のL形の曲がり状に変化したことだけである。その他の構造、例えば、湿度検出部Sは、いずれも実施例1と同じである。
〔実施例3〕
図7に示されたものは本発明の湿度検出部ST2および該モジュールT2を有する湿度センサ100の第3の実施例であり、第3の実施例は上記第1または第2の実施例とほぼ同じであり、差異は保護層3と電気化学媒体4の構造が多少異なることであり、以下に、1つの湿度検出部ST2を例として詳しく説明する。
カーボン接着部3bはそれぞれ上記2つの導電部21を覆う2つのカーボン接着部32を有し、2つのカーボン接着部32の間に上記が形成され、2つの導電部21を2つのカーボン接着部32を隔てて互いに分離させ、カーボン接着部3bとともに接着層5が設けられている。この場合の吸湿穴211は外部に囲まれるため、電気化学媒体4は内部に充填されるしかない。
説明すべきことは、カーボン接着層3bは導電性も有し、カーボン接着部32は導電部21を覆い、第3の実施例の導電順序をカーボン接着部3bから銀導電性接着層2の順にするため、電気化学媒体4が吸湿する場合、2つの導電部21を2つのカーボン接着部32を介して導通させることができる。言い換えれば、カーボン接着層3bは同時に保護および導電の効果を有し、銀導電性接着層2の主要機能は、第3の実施例において信号を強化することである。
電気化学媒体4は互いに接続された充填部41および跨部42を含み、充填部41は吸湿穴S内に充填され2つのカーボン接着層32の一側に隣接し(例えば、図7に示すカーボン接着部32の左側および右側)、跨部42は接着層5とカーボン接着層3bの間に張り出して2つのカーボン接着部32に跨接され、2つのカーボン接着部32の他側(図7に示すカーボン接着部32の頂側)に隣接する。その他の構造はいずれも実施例1と同じである。
〔実施例4〕
図8に示すように、湿度センサは、基材を含み、絶縁体基材を含み、基材には被覆導線および湿度検出部Sがあり、湿度検出部Sは少なくとも1つであり、各湿度検出部Sは少なくとも2つの電極を有し、各電極はそれぞれの被覆導線に接続され、電極の間には、乾燥の場合に絶縁され、湿潤の場合に導電する電気化学媒体がある。被覆導線は導電性接着剤(例えば、銀導電性接着剤、カーボン導電性接着剤)または生化学的な印刷用インクなどを使用し印刷または塗布の方式で基材に設けられた導線である。
被覆導線により形成された図形は少なくとも1つの膨大領域を有し、膨大領域は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。湿度検出部Sは膨大領域において基材の長手方向に沿って間隔を置いて設置され、または基材の幅方向に沿って間隔を置いて設置され、または長手方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもあり、幅方向に沿って間隔を置いて設置された湿度検出部Sもある。図8に示すように、2つの円形の膨大部を有し、第1の膨大部は前にあり、第2の膨大部は後にある。第1の膨大部の直径は第2の膨大部より大きく、第1の膨大部には幅方向に沿って間隔を置いて分布された湿度検出部Sがあり、第2の膨大部には長手方向に沿って間隔を置いて分布された湿度検出部Sがある。
膨大領域は基材において対応する膨大部がある。または、基材は均一幅のシートであり、被覆導線により形成された図形のみに膨大領域がある。膨大領域の中心には湿度検出部Sが設けられている。膨大領域を設ける役割は、液体集中領域の湿度範囲に対する検出を向上させることである。実施例4は実施例1に比べて、被覆導線が形状および数がいずれも簡略化された模様層(部材符号を図示せず)に設計されているため、コストを削減する効果を有するが、依然として基本的な湿度センシングを有する。
膨大部以外の領域において、湿度検出部Sは基材の長手方向に沿って分布される。
各導線は基材に平行である平行部を有する。平行部の一端は信号端子である。信号端子を介して電流が流れ込む。1番目の被覆導線から最後の被覆導線は自然数で番号付けられ、隣接する奇数番号の導線の間には湿度検出部Sがあり、または、隣接する偶数番号の導線の間には湿度検出部Sがある。このように、基材面積に対する利用率が最も高く、各1本の導線を効果的に利用され、最も多くの湿度検出部Sを取得し、湿度検出範囲を広げる。
被覆導線の形状および数以外に、その他の構造はいずれも実施例1〜3のうち1つと同じである。
〔実施例5〕
図9に示すように、本実施例の湿度センサと実施例4との区別は、被覆導線により形成された2つの膨大部はいずれも楕円形を呈し、膨大部の長軸は基材の長手方向に沿うことである。第1の膨大部は複数の長手方向に沿って間隔を置いて配置された湿度検出部Sを有する。第2の膨大部は複数の長手方向に沿って間隔を置いて配置された湿度検出部Sを有する。
膨大部を楕円形に設置し、被覆導線の図形の幅を縮小し、実施例4に比べてさらに紙材を節約する。膨大部の形状以外に、その他の構造はいずれも実施例4と同じである。
各1本の導線は基材に平行である平行部を有する。平行部の一端は信号端子である。信号端子を介して電流が流れ込む。最初の1つの被覆導線から最後の1つの被覆導線まで自然数で番号付けされ、隣接する奇数番号の導線の間には湿度検出部Sがあり、または、隣接する偶数番号の導線の間には湿度検出部Sがある。このように、基材の面積に対する利用率が最も高く、各1本の導線を効果的に利用し、最も多くの湿度検出部Sを取得し、湿度検出範囲を広げる。
実施例の差異は、被覆導線が形状および数がいずれも簡略化された模様層(部材符号を図示せず)に設計されたことのみであり、コストを削減する効果を有するが、依然として基本的な湿度センシングを有する。
〔実施例6〕
図12に示すように、湿度センサは、絶縁体基材を含み、基材には被覆導線および湿度検出部Sがあり、湿度検出部Sは複数あり、各湿度検出部Sは少なくとも2つの電極を有し、各電極はそれぞれの被覆導線に接続され、電極の間には、乾燥の場合に絶縁され、湿潤の場合に導電する電気化学媒体がある。
各電極は導線に接続された極板を含み、電気化学媒体は2つの極板の間に設けられ、極板は導電接着剤被覆層(例えば、スクリーン印刷のカーボン接着層および銀接着層など)である。湿度検出部Sの2つの極板は対向する。極板に沿って櫛歯が配置され、隣接する櫛歯の間は歯溝であり、2つの電極の櫛歯は対向する。湿度検出部Sにおいて、そのうち1つの電極の櫛歯は別の電極の歯溝内に挿入され、隣接する櫛歯の間の部位は歯溝であり、2つの電極の間には隙間があり、電気化学媒体は電極の間の隙間に充填される。櫛歯は電極のセンシング面積を大きくし、2つの電極における1対の櫛歯の間の電気化学媒体が湿潤されれば、電気信号を出力することができ、湿度センシングの感度を向上させる。被覆導線の一部を極板とし、または、極板と被覆導線が部分的に重なり、または、極板は被覆導線の末端に位置し、または極板は被覆導線の末端に接続される。
2つの電極は同一層に位置する。電気化学媒体は部分的にまたは完全に電極を覆う。製造する場合、電気化学媒体が絶縁状態を呈するように、電気化学媒体の溶液を湿度検出部Sに滴下し、乾燥させる。
基材は均一幅のシート状の吸湿性紙であり、湿度検出部Sは基材の長手方向に沿って間隔を置いて分布される。
基材は検出部および信号接続部を含み、湿度検出部Sは検出端に設けられ、信号入力端子は信号接続部に設けられ、検出部と信号接続部は交角をなす。検出部は信号接続部と直交する。基材には少なくとも1つの膨大部があり、膨大部は1つまたは複数の湿度検出部Sを有する。
基材には位置決め穴が設けられ、位置決め穴は被覆導線、湿度検出部Sとずれている。使用する場合、湿度センサは湿度センサに電流を入力可能なコネクタに接続されなければならず、位置決め穴はコネクタにマッチングして湿度センサとコネクタの間の正しい位置を決定するのに用いられる。
基材の正面には被覆導線が設けられ、基材の背面には模様が印刷されている。模様は水に会うと発色する材料で印刷される。基材が液体を吸収した後、模様が現れ、外観が美しく指示の役割を果たす。
被覆導線は基材の長手方向に沿って延在する。最外側の2本の導線はそれぞれ基材に平行である直線部分である。各1本の導線は基材に平行である平行部を有する。平行部の一端は信号端子である。信号端子を介して電流が流れ込む。最初の1つの被覆導線から最後の1つの被覆導線まで自然数で番号付けられ、隣接する奇数番号の導線の間には湿度検出部Sがあり、または、隣接する偶数番号の導線の間には湿度検出部Sがある。このように、基材の面積に対する利用率は最も高く、各導線を効果的に利用し、最も多くの湿度検出部Sを取得し、湿度検出範囲を広げる。
湿度センサは接着層を有する。接着層は物質をいずれの湿度を検知する必要のある箇所に貼り付けまたは付着させることができ、例えば、接着層は粘着ラベル層である。被覆導線は接着層と基材との間に位置する。接着層は接着の役割を果たすだけでなく、被覆導線と電気化学媒体を接着層と基材との間に密封させる。使用する場合、液体は基材を通過しなければ湿度検出部Sに到達して電気化学媒体を湿潤させることができないため、液体の流動性のため基材に吸収されず直接湿度検出部Sに到達して電極の不適切な検知および液体量の不適切な判断を発生させることを避ける。電気化学媒体は電極より高く、接着層は電気化学媒体および電極を覆う。
接着層には離型シート本体層が分離可能に貼り付けられている。離型シート本体層は樹脂フィルムである。離型シート本体層は基材を完全に被覆し、離型シート層と基材の間には自由分離部があり、接着層は基材の自由分離部以外の領域を覆う。自由分離部は離型シート本体層を基材から分離されやすくする。
また、上記実施例におけるカーボン接着層3bは銀導電性接着層2を保護する作用を有するため、銀導電性接着層2を保護する保護層3(図2および図7を参照)として用いることができる。さらに、実施例1〜6の湿度センサ100、100aは複数設置され互いに直列に接続され、ベルト供給型に設計されるとともに束状に巻き取られることが好ましく、また、隣接するいずれの2つの湿度センサ100、100aの間の接続部は剥離可能な設計であるため、使用しようとする場合に一つ一つの湿度センサ100、100aを剥離するのに有利である。
図5に示すように、本発明の湿度センサ100、100aの上記接続部22と上記受信機7の間の電気的な接続方式は様々であってもよく、本発明はそれを限定せず、以下に、そのうちの一例を挙げて説明する。
図10および図11とともに図5に示すように、接続部22の一面には複数の導線接続点211が配置され、これらの導線接続点211は銀導電性接着層2に電気的に接続される。受信機7の内部には電気的接続構造71が設置され、湿度センサ100、100aは接続部22により受信機7の電気的接続構造71に電気的に接続される。
電気的接続構造71は、互いに狭装された第1の構造部材711および第2の構造部材712を含む。第1の構造部材711には複数の導線接続端子713および複数の第1の磁性吸着部材714が配置され、第2の構造部材712には複数の第2の磁性吸着部材715が配置されている。ここで、各導線接続端子713は各導線接続点221に対応し、各第1の磁性吸着部材714は第2の磁性吸着部材715に対応する。従って、第1の構造部材711および第2の構造部材712は第1の磁性吸着部材714と第2の磁性吸着部材715の互いの磁性吸着により相対的に狭装され、接続部22は第1の構造部材711および第2の構造部材712の間に挟置され、各導線接続端子713を各導線接続点221に対応するように導線接続させ互いに電気的に導通させる。
第1の構造部材711と第2の構造部材712の間は互いに狭装される位置定め方式であり、図示するような磁性吸着により位置定めする以外に、当然ながら、その他の例えば係合または緊合などの方式により位置定めすることもでき、本発明はそれに対し限定しない。
好ましくは、第1の構造部材711または第2の構造部材712の狭装面に切り込み716を開設してもよく、接続部22は切り込み716内に嵌め込まれ、第1の構造部材711と第2の構造部材712が相対的に狭装され接続部22による干渉を受けることがない。さらに、切り込み716内にはさらにバッフル717が突設されてもよく、接続部22にはバッフル717に対応して嵌接された穴体222が開設され、切り込み716内に嵌め込まれた接続部22がバッフル717に止められるようにし、不適切な引き出され、不適切な引き出しにより変位が発生することがない。
湿度検出部Sは複数あり、各湿度検出部Sは導通する場合に導通信号を出力し、複数の湿度検出部Sは導通される場合に累積的な導通信号を出力する。例えば、導通信号はブザー音であり、1つの湿度検出部Sのみ導通される場合、単位時間内に1回のブザー音を出力する。2つの湿度検出部Sが導通される場合、単位時間内に2回のブザー音を出力し、N個の湿度検出部Sが導通される場合、単位時間内にN回のブザー音を出力する。または、1つの湿度検出部Sが導通される場合、1単位強度のブザー音を出力し、N個の湿度検出部が導通される場合、N*単位強度のブザー音を出力する。導通信号は光信号であってもよく、端末に伝送される警告信号などであってもよい。湿度検出部Sの導通数は液体量および湿度拡散範囲を表す。
各被覆導線は少なくとも1つの湿度検出部Sの電極に接続される。複数の湿度検出部Sが同一の被覆導線に接続された場合、液体で湿潤されていない湿度検出部Sの電気化学媒体は絶縁体であり、カレント被覆導線のみに電流が流れる場合、液体で湿潤されていない湿度検出部Sの別の電極に接続された導線はカレント被覆導線と回路を形成することがないため、1本の被覆導線に複数の湿度検出部Sを設けても信号を干渉することなく、さらに基材の面積を節約することもできる。
本発明の明細書に言及された全ての特許および出版物はいずれもこれらが当該分野の開示された技術であることを表示し、本発明で使用することができる。ここに援用された全ての特許および出版物は同じように引用文献に記載され、各出版物を詳しく単独に参照し引用することと同じである。ここに記載の本発明はいずれか1つの要素または複数の要素が欠け、1つの制限または複数の制限がある場合に実現し、ここでこのような制限に対する別途の説明はない。例えば、ここで、各実例における用語「含む」、「実際に・・・で構成される」および「・・・で構成される」は2つのうち1つの別の2つの用語で代替することができる。ここで採用される用語および表示方式は説明方式であり、それに制限されず、ここでこの明細書に記載のこれらの用語および解釈はいずれの等価の特徴を除外すると説明しようとする如何なる意図もないが、本発明および特許請求の範囲内でいかなる適切な変更または補正を行うことができることを理解することができる。本発明に記載の実施例はいずれも好ましい実施例および特徴であり、当業者であれば、本発明に記載の本質に基づいて補正および変更を行うことができ、これらの補正および変更も本発明の範囲および独立請求項並びに従属請求項により制限される範囲内に属することを理解することができる。
100、100a 湿度センサ、
1 基材、
2 銀導電性接着層、
21 導電部、
211 吸湿穴、
22 接続部、
221 導線接続点、
222 穴体、
3 保護層、
3b カーボン接着層、
31 第2の切り欠き、
32 カーボン接着部、
4 電気化学媒体、
41 充填部、
42 跨部、
5 接着層、
6 離型シート本体層、
7 受信機、
71 電気的接続構造、
711 第1の構造部材、
721 第2の構造部材、
713 導線接続端子、
714 第1の磁性吸着部材、
715 第2の磁性吸着部材、
716 切り込み、
717 バッフル、
A1〜A5 第1〜第5の大面積シング領域、
S 湿度検出部S。

Claims (16)

  1. 基材を含み、前記基材には被覆導線があり、少なくとも1つの湿度検出部を含み、各湿度検出部は少なくとも2つの電極を含み、各電極はそれぞれの被覆導線と電流が流れるように連通されており、前記電極の間には、乾燥の場合には導電せず、湿潤の場合には導電する電気化学媒体が含まれており、
    前記基材の正面には前記被覆導線が設けられており、前記基材の背面には模様が印刷されており、模様は水にあうと発色する材料で印刷されている、ことを特徴とする湿度センサ。
  2. 前記湿度検出部は複数あり、各湿度検出部は導通される場合に導通信号を出力しており、複数の湿度検出部が導通される場合には累積的な導通信号が出力されている、ことを特徴とする請求項1に記載の湿度センサ。
  3. 前記複数の湿度検出部は前記基材の異なる位置に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の湿度センサ。
  4. 各被覆導線には少なくとも1つの湿度検出部の電極が接続されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  5. 前記基材は吸水性または吸湿性の材料である、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  6. 前記基材は均一幅のシート状の吸湿性紙であり、前記基材の長手方向に沿って間隔を置いて分布された前記湿度検出部がある、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  7. 前記基材には位置決め穴が設けられており、前記位置決め穴は前記被覆導線、前記湿度検出部とずらされている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  8. 前記基材が湿潤された場合、前記電気化学媒体を有する前記湿度検出部の電気伝導性能は前記基材の電気伝導性能より大きい、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  9. 前記基材には前記被覆導線を含み前記湿度検出部を含まない第1部分および前記湿度検出部を含み前記被覆導線を含まない第2部分が含まれ、前記第1部分は前記電気化学媒体を含まない、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  10. 前記第1部分が湿潤された場合、前記被覆導線の間には電流が導通されない、ことを特徴とする請求項9に記載の湿度センサ。
  11. 前記基材には前記電気化学媒体を含まない部分および前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部があり、前記基材が湿潤された場合、前記電気化学媒体を含まない部分の電気伝導性能は前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部の電気伝導性能より低い、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  12. 前記基材には前記電気化学媒体を含まない部分および前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部があり、前記基材が湿潤された場合、前記電気化学媒体を含まない部分は導電されず電流を導通させることなく、前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部は導電されて電流が流れる、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  13. 前記基材には前記電気化学媒体を含まない部分および前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部があり、前記基材は、乾燥した場合、前記電気化学媒体を含まない部分の電気伝導性能が前記電気化学媒体を含む前記湿度検出部の電気伝導性能に等しい、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  14. 前記基材は絶縁体である、ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  15. 前記電極の極板の被覆層は炭素被覆層である、ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の湿度センサ。
  16. 前記電気化学媒体の電解質は少なくとも1つの極性または荷電官能基を含む親水性ポリマーを含む、ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の湿度センサ。
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