JP6890060B2 - 光学系及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学系及び撮像装置に係り、特に小型の撮像装置に組み込まれる光学系に関するものである。
近年、スマートフォンなどの携帯端末にカメラモジュール(撮像装置)が組み込まれることが多いが(例えば、特許文献1参照)、このような携帯端末の多機能化に伴い、内蔵されるカメラモジュールの小型化及び薄形化が求められている。
このようなカメラモジュールにおいては、被写体の露出や被写界深度、収差の制御のために絞りが設けられることがあるが、小型化及び薄形化の実現のために、絞りを設置できるスペースには制限がある。このため、このようなカメラモジュールには、比較的狭いスペースに設置することのできる固定絞りが設置されることが多く、より広いスペースを必要とする可変絞りをカメラモジュールに組み込むことは困難であった。しかしながら、固定絞りよりも柔軟な制御が可能な可変絞りを組み込んだ小型のカメラモジュールに対する強いニーズが存在する。
特開2007−233423号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、限られた光学全長の中に、柔軟な制御が可能な可変絞りを含めることができる光学系を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、装置内の限られたスペースに、柔軟な制御が可能な可変絞りを配置することができる撮像装置を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、限られた光学全長の中に、柔軟な制御が可能な可変絞りを含めることができる光学系が提供される。この光学系は、正の屈折力を有する第1のレンズ群と、開口径を変化させることが可能な可変絞りと、負の屈折力を有する第2のレンズ群とを備えている。上記第1のレンズ群と上記可変絞りと上記第2のレンズ群は、光軸に沿って物体側から像面側に向けて順番に配置される。上記第1のレンズ群の上記物体に最も近いレンズ面から上記光軸に沿って上記像面に至るまでの距離を光学全長TTLとすると、TTL<4.8mmを満たしている。上記第1のレンズ群は、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとから構成される。上記第1レンズと第2レンズは、上記光軸に沿って上記物体側から上記像面側に向けて順番に配置される。上記第2のレンズ群は、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成される。上記第3レンズと上記第4レンズと上記第5レンズは、上記光軸に沿って上記物体側から上記像面側に向けて順番に配置される。
このような光学系によれば、限られた光学全長の中に、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる可変絞りを含めることができる。したがって、小型の撮像装置にも可変絞りを有する光学系を組み込むことが可能となる。
本発明の第2の態様によれば、装置内の限られたスペースに、柔軟な制御が可能な可変絞りを配置することができる撮像装置が提供される。この撮像装置は、上述した光学系と、上記像面に配置された撮像素子とを備えている。
このような撮像装置では、装置内の限られたスペースに、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる可変絞りを配置することが可能となる。したがって、この撮像装置を小型の携帯端末などに組み込むことで、携帯端末の撮像装置に可変絞りの機能を提供することができる。
上記第1のレンズ群と上記第2のレンズ群の合成焦点距離は正の値であることが好ましい。
上記第1のレンズ群の焦点距離をfA、上記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、|fA/fB|<0.3を満たすことが好ましい。
上記第1のレンズ群の上記物体に最も近いレンズ面から上記光軸に沿って上記可変絞りに至るまでの距離をLIRISとすると、LIRIS>1.1mmを満たすことが好ましい。この場合において、0.2<LIRIS/TTL<0.3を満たすことがさらに好ましい。
レンズ全系の焦点距離をfとすると、3.5mm<f<4.3mmを満たすことが好ましい。
上記第2のレンズ群の上記像面に最も近いレンズ面から上記光軸に沿って上記像面に至るまでの距離を後部焦点距離BFLとすると、0.185<BFL/TTL<0.254を満たすことが好ましい。
上記第1レンズ、上記第2レンズ、上記第3レンズ、上記第4レンズ、及び上記第5レンズの少なくとも一方のレンズ面は非球面であることが好ましい。
上記第2レンズの焦点距離をf2、上記第3レンズの焦点距離をf3とすると、0.2<|f2/f3|<0.8を満たすことが好ましい。
上記第2レンズの後方レンズ面と上記第3レンズの前方レンズ面との間の上記光軸と平行な方向における距離の最小値は0.4mm以上であることが好ましい。
上記第2レンズの後方レンズ面と上記第3レンズの前方レンズ面との間の上記光軸に沿った距離は0.5mm以上であることが好ましい。
上記第2レンズの前方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。また、上記第3レンズの後方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。さらに、上記第5レンズの前方レンズ面及び後方レンズ面は、それぞれ少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
上記第1レンズの前方レンズ面は上記物体側に凸であり、後方レンズ面は上記像面側に凸であることが好ましい。また、上記第2レンズの前方レンズ面は上記物体側に凹であり、後方レンズ面は上記像面側に凹であることが好ましい。さらに、上記第3レンズの前方レンズ面は上記物体側に凸であり、後方レンズ面は上記像面側に凹であることが好ましい。また、上記第4レンズの前方レンズ面は上記物体側に凹であり、後方レンズ面は上記像面側に凸であることが好ましい。さらに、上記第5レンズの前方レンズ面は上記物体側に凹であり、後方レンズ面は上記像面側に凹であることが好ましい。
上記第1レンズのd線に対する屈折率をNd1、上記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2、上記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3、上記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4、上記第5レンズのd線に対する屈折率をNd5とすると、1.54<Nd2<1.68、Nd1<Nd2、Nd2>Nd3、Nd3=Nd4、Nd4>Nd5をそれぞれ満たすことが好ましい。
上記第1レンズの焦点距離をf1、上記第2レンズの焦点距離をf2、上記第3レンズの焦点距離をf3、上記第4レンズの焦点距離をf4、上記第5レンズの焦点距離をf5、上記第1レンズと上記第2レンズの合成焦点距離をf12、上記第2レンズと上記第3レンズの合成焦点距離をf23、上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf34、上記第4レンズと上記第5レンズの合成焦点距離をf45、上記第1レンズと上記第2レンズと上記第3レンズの合成焦点距離をf123、上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf234、上記第3レンズと上記第4レンズと上記第5レンズの合成焦点距離をf345、上記第1レンズと上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf1234、上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズと上記第5レンズの合成焦点距離をf2345とすると、f1<f12、f2<f12、f2>f23、f3>f23、f3>f34、f4>f34、f4>f45、f5>f45、f12>f123、f23<f123、f23<f234、f34<f234、f34>f345、f45>f345、f123>f1234、f234>f1234、f234>f2345、f345<f2345をそれぞれ満たすことが好ましい。
本発明によれば、限られた光学全長の中に、柔軟な制御が可能な可変絞りを含めることができる光学系が提供される。また、装置内の限られたスペースに、柔軟な制御が可能な可変絞りを配置することができる撮像装置が提供される。
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置(カメラモジュール)を内蔵したスマートフォンを示す斜視図である。 図2は、図1のカメラモジュールの構成を模式的に示す断面図である。 図3は、図1のカメラモジュールの構成を模式的に示す断面図である。 図4は、図2のカメラモジュールの光学系の構成を示す模式図である。
以下、本発明に係る光学系及び撮像装置の実施形態について図1から図4を参照して詳細に説明する。なお、図1から図4において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図4においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明に係る撮像装置(カメラモジュール)10を内蔵したスマートフォン1を示す斜視図であり、図2は、カメラモジュール10の構成を模式的に示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係るカメラモジュール10は、スマートフォン1の背面に埋設されている。図2に示すように、カメラモジュール10は、ケーシング12と、ベース板14と、ケーシング12とベース板14との間に収容された光学系16と、ベース板14上に配置された撮像素子18とを備えている。撮像素子18は、光学系16の像面に配置されている。
光学系16は、正の屈折力を有する第1のレンズ群21と、負の屈折力を有する第2のレンズ群22と、可変絞り23を有する絞りユニット24と、第2のレンズ群22と撮像素子18との間に配置されたガラスフィルタ25とを含んでいる。第1のレンズ群21、可変絞り23、第2のレンズ群22、及びガラスフィルタ25が、光軸Pに沿って物体側から像面側に向けて順番に配置されている。なお、本明細書においては、光軸Pに沿って物体側を「前方」、像面側を「後方」と定義する。
また、絞りユニット24の可変絞り23は、図示しないモータにより開口径を変化させることができるように構成されている。この可変絞り23は、段階ごとに所定の開口径に変化させるものであってもよく、あるいは、開口径を無段階で変化させることができるものであってもよい。このように、本実施形態では、第1のレンズ群21と第2のレンズ群22との間に、開口径を変化させることが可能な可変絞り23が挿入されている。
また、図2に示すように、カメラモジュール10は、第1のレンズ群21と第2のレンズ群22と絞りユニット24とを支持する可動枠体26と、ガラスフィルタ25を支持する固定枠体27と、可動枠体26を光軸Pと平行に移動させる移動機構(図示せず)とを備えている。この移動機構により、図2に示す無限遠撮影時の位置から図3に示す最至近距離撮影時の位置まで可動枠体26を移動させて被写体にフォーカスを合わせることができる。
図4は、光学系16の構成を示す模式図である。図4に示すように、第1のレンズ群21は、物体B側に配置された第1レンズ31と、第1レンズ31よりも像面S側に配置された第2レンズ32とを含んでいる。また、第2のレンズ群22は、物体B側に配置された第3レンズ33と、第3レンズ33よりも像面S側に配置された第4レンズ34と、第4レンズ34よりも像面S側に配置された第5レンズ35とを含んでいる。ここで、第1のレンズ群21の物体に最も近いレンズ面、すなわち第1レンズ31の前方レンズ面31Aから光軸Pに沿って像面Sに至るまでの距離を光学全長TTL(図4参照)とすると、光学全長TTLは、以下の式(1)を満足している。
TTL<4.8mm ・・・(1)
このように、本実施形態の光学系16は、その光学全長TTLが4.8mm未満となっているので、スマートフォン1の内部のように非常に狭いスペースに収容できるようになっている。
ここで、第1レンズ31は正の屈折力を有していることが好ましい。また、第1レンズ31の前方レンズ面31Aは物体B側に凸であり、後方レンズ面31Bは像面S側に凸であることが好ましい。さらに、第1レンズ31の前方レンズ面31A及び後方レンズ面31Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。
また、第2レンズ32は負の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第2レンズ32の前方レンズ面32Aは物体B側に凹であり、後方レンズ面32Bは像面S側に凹であることが好ましい。また、第2レンズ32の前方レンズ面32A及び後方レンズ面32Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第2レンズ32の前方レンズ面32Aは少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
また、第3レンズ33は正の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第3レンズ33の前方レンズ面33Aは物体B側に凸であり、後方レンズ面33Bは像面S側に凹であることが好ましい。また、第3レンズ33の前方レンズ面33A及び後方レンズ面33Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第3レンズ33の後方レンズ面33Bは少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
また、第4レンズ34は正の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第4レンズ34の前方レンズ面34Aは物体B側に凹であり、後方レンズ面34Bは像面S側に凸であることが好ましい。また、第4レンズ34の前方レンズ面34A及び後方レンズ面34Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。
また、第5レンズ35は負の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第5レンズ35の前方レンズ面35Aは物体B側に凹であり、後方レンズ面35Bは像面S側に凹であることが好ましい。また、第5レンズ35の前方レンズ面35A及び後方レンズ面35Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第5レンズ35の前方レンズ面35A及び後方レンズ面35Bのそれぞれが少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
ここで、レンズ全系の焦点距離をf、第1レンズ31の焦点距離をf1、第2レンズ32の焦点距離をf2、第3レンズ33の焦点距離をf3、第4レンズ34の焦点距離をf4、第5レンズ35の焦点距離をf5、第1のレンズ群21(すなわち第1レンズ31と第2レンズ32)の合成焦点距離をf12、第2のレンズ群22(すなわち第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35)の合成焦点距離をf345、第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離をf23、第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf34、第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf45、第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離をf123、第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf234、第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf345、第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf1234、第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf2345とすると、光学系16が以下の式(2)〜(22)を満足していることが好ましい。
3.5mm<f<4.3mm ・・・(2)
|f12/f345|<0.3 ・・・(3)
0.2<|f2/f3|<0.8 ・・・(4)
1<f12 ・・・(5)
2<f12 ・・・(6)
2>f23 ・・・(7)
3>f23 ・・・(8)
3>f34 ・・・(9)
4>f34 ・・・(10)
4>f45 ・・・(11)
5>f45 ・・・(12)
12>f123 ・・・(13)
23<f123 ・・・(14)
23<f234 ・・・(15)
34<f234 ・・・(16)
34>f345 ・・・(17)
45>f345 ・・・(18)
123>f1234 ・・・(19)
234>f1234 ・・・(20)
234>f2345 ・・・(21)
345<f2345 ・・・(22)
一般的に、絞りはなるべく物体B側に配置する方が光学特性上好ましいが、可変絞り23は、固定絞りとは異なり、絞りの開口径を変化させる絞りユニット24を必要としているため、その配置場所に制限がある。すなわち、光学系16が図2に示す無限遠撮影時の状態から図3に示す最至近距離撮影時の状態に変化するまでの間に、絞りユニット24がケーシング12に干渉しないように可変絞り23の位置を決定する必要がある。本件発明者等は、正の屈折力を有する第1のレンズ群21と負の屈折力を有する第2のレンズ群22との間であれば、絞りユニット24をケーシング12に干渉させることなく可変絞り23を短い光学全長TTL内に挿入できることを見出した。
ここで、絞りユニット24がケーシング12に干渉しないようにするためには、第1のレンズ群21の物体に最も近いレンズ面、すなわち第1レンズ31の前方レンズ面31Aから光軸Pに沿って可変絞り23に至るまでの距離LIRIS(図4参照)が以下の式(23)を満たしていることが好ましい。
IRIS>1.1mm ・・・(23)
また、距離LIRISと光学全長TTLとは、以下の式(24)を満たすことが好ましい。
0.2<LIRIS/TTL<0.3 ・・・(24)
このような関係を満たすことで、第1レンズ31の前方レンズ面31Aから可変絞り23に至るまでの距離LIRISを確保することができ、可変絞り23を駆動する絞りユニット24がケーシング12に干渉することを防止することができる。
第2レンズ32と第3レンズ33との間には、上述したように可変絞り23が挿入されるため、第2レンズ32と第3レンズ33との間にはある程度の間隔が必要となる。このため、第2レンズ32の後方レンズ面32Bと第3レンズ33の前方レンズ面33Aとの間の光軸Pと平行な方向における距離の最小値は0.4mm以上であることが好ましく、第2レンズ32の後方レンズ面32Bと第3レンズ33の前方レンズ面33Aとの間の光軸Pに沿った距離L23(図4参照)は、以下の式(25)を満たすことが好ましい。
23≧0.5mm ・・・(25)
第2のレンズ群22の像面に最も近いレンズ面、すなわち第5レンズ35の後方レンズ面35Bから光軸Pに沿って像面Sに至るまでの距離を後部焦点距離BFL(図4参照)とすると、後部焦点距離BFLと光学全長TTLとは、以下の式(26)を満たすことが好ましい。
0.185<BFL/TTL<0.254 ・・・(26)
第1レンズ31、第2レンズ32、第3レンズ33、第4レンズ34、及び第5レンズ35のd線に対する屈折率をそれぞれNd1、Nd2、Nd3、Nd4、及びNd5とすると、光学系16が以下の式(27)〜(31)を満足していることが好ましい。
1.54<Nd2<1.68 ・・・(27)
d1<Nd2 ・・・(28)
d2>Nd3 ・・・(29)
d3=Nd4 ・・・(30)
d4>Nd5 ・・・(31)
なお、上述した第1レンズ31〜第5レンズ35のレンズ面が非球面で構成される場合、この非球面のプロファイルは、以下の式(32)により表される。
Figure 0006890060
ここで、yは光軸Pに垂直な方向の高さ、Z(y)は高さyにおける非球面の頂点の接平面から非球面に至るまでの光軸Pと平行な方向における距離(サグ量)、Cは非球面の頂点における曲率、κは円錐定数、Anはn次の非球面係数である。
上述の実施形態では、本発明に係る撮像装置の例としてスマートフォン1に内蔵されたカメラモジュール10を説明したが、本発明に係る撮像装置はこれに限られるものではなく、狭いスペースに収容する必要のある撮像装置であれば任意の撮像装置に適用できるものである。
ここで、上述した実施形態の実施例1として、光学系16のそれぞれ要素の特性を具体的な数値とともに示す。
<仕様諸元>
撮像有効径=5.822mm
レンズ全系の焦点距離f=3.834mm
F値=1.69〜4.0(可変)
光学全長TTL=4.451mm
後部焦点距離BFL=0.978mm
視野対角(画角)=73.334°
<光軸P上のレンズ面の曲率半径>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:1.80627mm(非球面)
第1レンズ31の後方レンズ面31B:−5.61590mm(非球面)
第2レンズ32の前方レンズ面32A:−8.00820mm(非球面)
第2レンズ32の後方レンズ面32B:5.76690mm(非球面)
第3レンズ33の前方レンズ面33A:3.29040mm(非球面)
第3レンズ33の後方レンズ面33B:4.32050mm(非球面)
第4レンズ34の前方レンズ面34A:−6.13290mm(非球面)
第4レンズ34の後方レンズ面34B:−1.46459mm(非球面)
第5レンズ35の前方レンズ面35A:−31.63020mm(非球面)
第5レンズ35の後方レンズ面35B:1.19306mm(非球面)
<光軸P上の厚さ又は間隔>
第1レンズ31の厚さD1=0.685mm
第1レンズ31と第2レンズ32との間の間隔D12=0.042mm
第2レンズ32の厚さD2=0.220mm
第2レンズ32と可変絞り23との間の間隔D2IRIS=0.294mm
可変絞り23と第3レンズ33との間の間隔DIRIS3=0.278mm
第3レンズ33の厚さD3=0.306mm
第3レンズ33と第4レンズ34との間の間隔D34=0.486mm
第4レンズ34の厚さD4=0.482mm
第4レンズ34と第5レンズ35との間の間隔D45=0.200mm
第5レンズ35の厚さD5=0.480mm
第5レンズ35とガラスフィルタ25との間の間隔D5F=0.236mm
ガラスフィルタ25の厚さDF=0.210mm
ガラスフィルタ25と像面Sとの間の間隔DFS=0.533mm
<d線に対する屈折率>
第1レンズ31の屈折率Nd1=1.54446
第2レンズ32の屈折率Nd2=1.66074
第3レンズ33の屈折率Nd3=1.54446
第4レンズ34の屈折率Nd4=1.54446
第5レンズ35の屈折率Nd5=1.53481
ガラスフィルタ25の屈折率NdF=1.51681
<アッベ数>
第1レンズ31のアッベ数ν1=55.9
第2レンズ32のアッベ数ν2=20.4
第3レンズ33のアッベ数ν3=55.9
第4レンズ34のアッベ数ν4=55.9
第5レンズ35のアッベ数ν5=55.6
ガラスフィルタ25のアッベ数νF=64.2
<焦点距離>
第1レンズ31の焦点距離f1=2.595mm
第2レンズ32の焦点距離f2=−5.042mm
第3レンズ33の焦点距離f3=22.945mm
第4レンズ34の焦点距離f4=3.410mm
第5レンズ35の焦点距離f5=−2.139mm
第1のレンズ群21の合成焦点距離f12=4.491mm
第2のレンズ群22の合成焦点距離f345=−17.123mm
第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f23=−6.482mm
第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f34=3.165mm
第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f45=−8.425mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f123=3.878mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f234=4.628mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f1234=2.692mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f2345=−2.999mm
<非球面データ>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:
κ=−0.73794
4=−1.91658×10-3
6=−3.20871×10-3
8=−8.01248×10-3
10=−4.96804×10-3
12=A14=A16=0
第1レンズ31の後方レンズ面31B:
κ=0
4=5.06444×10-2
6=−4.29036×10-2
8=1.94139×10-2
10=−8.09199×10-3
12=A14=A16=0
第2レンズ32の前方レンズ面32A:
κ=0
4=3.36364×10-2
6=1.40012×10-2
8=−2.20505×10-3
10=4.56429×10-3
12=A14=A16=0
第2レンズ32の後方レンズ面32B:
κ=17.059
4=−5.50208×10-2
6=3.92496×10-2
8=−4.59589×10-4
10=2.71944×10-2
12=2.01944×10-2
14=A16=0
第3レンズ33の前方レンズ面33A:
κ=0
4=−1.42597×10-1
6=5.63461×10-2
8=−1.35586×10-1
10=1.21180×10-1
12=A14=A16=0
第3レンズ33の後方レンズ面33B:
κ=0
4=−9.39135×10-2
6=−1.15249×10-1
8=2.56875×10-1
10=−3.64111×10-1
12=2.09267×10-1
14=A16=0
第4レンズ34の前方レンズ面34A:
κ=0
4=2.74657×10-2
6=−3.75285×10-1
8=7.64472×10-1
10=−1.52701
12=1.89103
14=−1.28792
16=3.62565×10-1
第4レンズ34の後方レンズ面34B:
κ=−0.14372
4=2.61935×10-2
6=−1.96406×10-1
8=5.47336×10-1
10=−8.25206×10-1
12=7.04270×10-1
14=−2.95607×10-1
16=4.75206×10-2
第5レンズ35の前方レンズ面35A:
κ=0
4=−6.43066×10-1
6=6.00048×10-1
8=−2.75818×10-1
10=7.24439×10-2
12=−1.05576×10-2
14=6.72596×10-4
16=0
第5レンズ35の後方レンズ面35B:
κ=−9.05014
4=−2.11602×10-1
6=1.64991×10-1
8=−8.28827×10-2
10=2.62214×10-2
12=−5.20696×10-3
14=5.82911×10-4
16=−2.75979×10-5
ここで、上記式(1)〜(31)について検討する。
1)TTL=4.451mm<4.8mmであるから式(1)を満たしている。
2)3.5mm<f=3.834mm<4.3mmであるから式(2)を満たしている。
3)|f12/f345|=0.262<0.3であるから式(3)を満たしている。
4)0.2<|f2/f3|=0.220<0.8であるから式(4)を満たしている。
5)f1=2.595mm<f12=4.491mmであるから式(5)を満たしている。
6)f2=−5.042mm<f12=4.491mmであるから式(6)を満たしている。
7)f2=−5.042mm>f23=−6.482mmであるから式(7)を満たしている。
8)f3=22.945mm>f23=−6.482mmであるから式(8)を満たしている。
9)f3=22.945mm>f34=3.165mmであるから式(9)を満たしている。
10)f4=3.410mm>f34=3.165mmであるから式(10)を満たしている。
11)f4=3.410mm>f45=−8.425mmであるから式(11)を満たしている。
12)f5=−2.139mm>f45=−8.425mmであるから式(12)を満たしている。
13)f12=4.491mm>f123=3.878mmであるから式(13)を満たしている。
14)f23=−6.482mm<f123=3.878mmであるから式(14)を満たしている。
15)f23=−6.482mm<f234=4.628mmであるから式(15)を満たしている。
16)f34=3.165mm<f234=4.628mmであるから式(16)を満たしている。
17)f34=3.165mm>f345=−17.123mmであるから式(17)を満たしている。
18)f45=−8.425mm>f345=−17.123mmであるから式(18)を満たしている。
19)f123=3.878mm>f1234=2.692mmであるから式(19)を満たしている。
20)f234=4.628mm>f1234=2.692mmであるから式(20)を満たしている。
21)f234=4.628mm>f2345=−2.999mmであるから式(21)を満たしている。
22)f345=−17.123mm<f2345=−2.999mmであるから式(22)を満たしている。
23)LIRIS=D1+D12+D2+D2IRIS=1.241mm>1.1mmであるから式(23)を満たしている。
24)0.2<LIRIS/TTL=0.279<0.3であるから式(24)を満たしている。
25)L23=D2IRIS+DIRIS3=0.572mm≧0.5mmであるから式(25)を満たしている。
26)0.185<BFL/TTL=0.220<0.254であるから式(26)を満たしている。
27)1.54<Nd2=1.66074<1.68であるから式(27)を満たしている。
28)Nd1=1.54446<Nd2=1.66074であるから式(28)を満たしている。
29)Nd2=1.66074>Nd3=1.54446であるから式(29)を満たしている。
30)Nd3=Nd4=1.54446であるから式(30)を満たしている。
31)Nd4=1.54446>Nd5=1.53481であるから式(31)を満たしている。
このように、実施例1における光学系16は上記式(1)〜(31)をすべて満たしている。
上述した実施形態の実施例2として、光学系16のそれぞれ要素の特性を具体的な数値とともに示す。
<仕様諸元>
撮像有効径=5.822mm
レンズ全系の焦点距離f=4.208mm
F値=1.69〜4.0(可変)
光学全長TTL=4.720mm
後部焦点距離BFL=1.112mm
視野対角(画角)=68.08°
<光軸P上のレンズ面の曲率半径>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:1.90627mm(非球面)
第1レンズ31の後方レンズ面31B:−5.64290mm(非球面)
第2レンズ32の前方レンズ面32A:−8.00820mm(非球面)
第2レンズ32の後方レンズ面32B:5.76690mm(非球面)
第3レンズ33の前方レンズ面33A:3.29040mm(非球面)
第3レンズ33の後方レンズ面33B:4.32050mm(非球面)
第4レンズ34の前方レンズ面34A:−6.13677mm(非球面)
第4レンズ34の後方レンズ面34B:−1.45938mm(非球面)
第5レンズ35の前方レンズ面35A:−33.43958mm(非球面)
第5レンズ35の後方レンズ面35B:1.19509mm(非球面)
<光軸P上の厚さ又は間隔>
第1レンズ31の厚さD1=0.685mm
第1レンズ31と第2レンズ32との間の間隔D12=0.042mm
第2レンズ32の厚さD2=0.220mm
第2レンズ32と可変絞り23との間の間隔D2IRIS=0.294mm
可変絞り23と第3レンズ33との間の間隔DIRIS3=0.278mm
第3レンズ33の厚さD3=0.306mm
第3レンズ33と第4レンズ34との間の間隔D34=0.486mm
第4レンズ34の厚さD4=0.482mm
第4レンズ34と第5レンズ35との間の間隔D45=0.200mm
第5レンズ35の厚さD5=0.480mm
第5レンズ35とガラスフィルタ25との間の間隔D5F=0.244mm
ガラスフィルタ25の厚さDF=0.210mm
ガラスフィルタ25と像面Sとの間の間隔DFS=0.793mm
<d線に対する屈折率>
第1レンズ31の屈折率Nd1=1.54446
第2レンズ32の屈折率Nd2=1.66074
第3レンズ33の屈折率Nd3=1.54446
第4レンズ34の屈折率Nd4=1.54446
第5レンズ35の屈折率Nd5=1.53481
ガラスフィルタ25の屈折率NdF=1.51681
<アッベ数>
第1レンズ31のアッベ数ν1=55.9
第2レンズ32のアッベ数ν2=20.4
第3レンズ33のアッベ数ν3=55.9
第4レンズ34のアッベ数ν4=55.9
第5レンズ35のアッベ数ν5=55.6
ガラスフィルタ25のアッベ数νF=64.2
<焦点距離>
第1レンズ31の焦点距離f1=2.704mm
第2レンズ32の焦点距離f2=−5.042mm
第3レンズ33の焦点距離f3=22.945mm
第4レンズ34の焦点距離f4=3.394mm
第5レンズ35の焦点距離f5=−2.147mm
第1のレンズ群21の合成焦点距離f12=4.869mm
第2のレンズ群22の合成焦点距離f345=−18.119mm
第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f23=−6.481mm
第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f34=3.152mm
第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f45=−8.678mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f123=4.149mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f234=4.591mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f1234=2.731mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f2345=−3.039mm
<非球面データ>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:
κ=−0.74161
4=−1.89632×10-3
6=−3.44550×10-3
8=−8.17869×10-3
10=−5.25361×10-3
12=A14=A16=0
第1レンズ31の後方レンズ面31B:
κ=0
4=5.11471×10-2
6=−4.27713×10-2
8=1.98156×10-2
10=−1.01142×10-2
12=A14=A16=0
第2レンズ32の前方レンズ面32A:
κ=0
4=3.36364×10-2
6=1.40012×10-2
8=−2.20505×10-3
10=4.56429×10-3
12=A14=A16=0
第2レンズ32の後方レンズ面32B:
κ=17.059
4=−5.50208×10-2
6=3.92496×10-2
8=−4.59589×10-4
10=−2.71944×10-2
12=2.01944×10-2
14=A16=0
第3レンズ33の前方レンズ面33A:
κ=0
4=−1.42597×10-1
6=5.63461×10-2
8=−1.35586×10-1
10=1.21180×10-1
12=A14=A16=0
第3レンズ33の後方レンズ面33B:
κ=0
4=−9.39135×10-2
6=−1.15249×10-1
8=2.56875×10-1
10=−3.64111×10-1
12=2.09267×10-1
14=A16=0
第4レンズ34の前方レンズ面34A:
κ=0
4=2.83637×10-2
6=−3.71316×10-1
8=7.63642×10-1
10=−1.52817
12=1.88899
14=−1.28886
16=3.61803×10-1
第4レンズ34の後方レンズ面34B:
κ=−0.15168
4=2.81880×10-2
6=−1.95772×10-1
8=5.47731×10-1
10=−8.24595×10-1
12=7.04443×10-1
14=−2.95383×10-1
16=4.75375×10-2
第5レンズ35の前方レンズ面35A:
κ=0
4=−6.42590×10-1
6=5.99870×10-1
8=−2.76211×10-1
10=7.24199×10-2
12=−1.05689×10-2
14=6.77660×10-4
16=0
第5レンズ35の後方レンズ面35B:
κ=−8.62966
4=−2.11457×10-1
6=1.65207×10-1
8=−8.28595×10-2
10=2.62268×10-2
12=−5.20518×10-3
14=5.83762×10-4
16=−2.75891×10-5
ここで、上記式(1)〜(31)について検討する。
1)TTL=4.720mm<4.8mmであるから式(1)を満たしている。
2)3.5mm<f=4.208mm<4.3mmであるから式(2)を満たしている。
3)|f12/f345|=0.269<0.3であるから式(3)を満たしている。
4)0.2<|f2/f3|=0.220<0.8であるから式(4)を満たしている。
5)f1=2.704mm<f12=4.869mmであるから式(5)を満たしている。
6)f2=−5.042mm<f12=4.869mmであるから式(6)を満たしている。
7)f2=−5.042mm>f23=−6.481mmであるから式(7)を満たしている。
8)f3=22.945mm>f23=−6.481mmであるから式(8)を満たしている。
9)f3=22.945mm>f34=3.152mmであるから式(9)を満たしている。
10)f4=3.394mm>f34=3.152mmであるから式(10)を満たしている。
11)f4=3.394mm>f45=−8.678mmであるから式(11)を満たしている。
12)f5=−2.147mm>f45=−8.678mmであるから式(12)を満たしている。
13)f12=4.869mm>f123=4.149mmであるから式(13)を満たしている。
14)f23=−6.481mm<f123=4.149mmであるから式(14)を満たしている。
15)f23=−6.481mm<f234=4.591mmであるから式(15)を満たしている。
16)f34=3.152mm<f234=4.591mmであるから式(16)を満たしている。
17)f34=3.152mm>f345=−18.119mmであるから式(17)を満たしている。
18)f45=−8.678mm>f345=−18.119mmであるから式(18)を満たしている。
19)f123=4.149mm>f1234=2.731mmであるから式(19)を満たしている。
20)f234=4.591mm>f1234=2.731mmであるから式(20)を満たしている。
21)f234=4.591mm>f2345=−3.039mmであるから式(21)を満たしている。
22)f345=−18.119mm<f2345=−3.039mmであるから式(22)を満たしている。
23)LIRIS=D1+D12+D2+D2IRIS=1.241mm>1.1mmであるから式(23)を満たしている。
24)0.2<LIRIS/TTL=0.263<0.3であるから式(24)を満たしている。
25)L23=D2IRIS+DIRIS3=0.572mm≧0.5mmであるから式(25)を満たしている。
26)0.185<BFL/TTL=0.236<0.254であるから式(26)を満たしている。
27)1.54<Nd2=1.66074<1.68であるから式(27)を満たしている。
28)Nd1=1.54446<Nd2=1.66074であるから式(28)を満たしている。
29)Nd2=1.66074>Nd3=1.54446であるから式(29)を満たしている。
30)Nd3=Nd4=1.54446であるから式(30)を満たしている。
31)Nd4=1.54446>Nd5=1.53481であるから式(31)を満たしている。
このように、実施例2における光学系16は上記式(1)〜(31)をすべて満たしている。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 スマートフォン
10 カメラモジュール(撮像装置)
12 ケーシング
14 ベース板
16 光学系
18 撮像素子
21 第1のレンズ群
22 第2のレンズ群
23 可変絞り
24 絞りユニット
25 ガラスフィルタ
26 可動枠体
27 固定枠体
31 第1レンズ
32 第2レンズ
33 第3レンズ
34 第4レンズ
35 第5レンズ
B 物体
P 光軸
S 像面

Claims (43)

  1. 光軸に沿って物体側から像面側に向けて順番に配置された、
    正の屈折力を有する第1のレンズ群と、
    開口径を変化させることが可能な可変絞りと、
    負の屈折力を有する第2のレンズ群と
    を備え、
    前記第1のレンズ群の前記物体に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を光学全長TTLとすると、
    TTL<4.8mm
    を満た
    前記第1のレンズ群は、前記光軸に沿って前記物体側から前記像面側に向けて順番に配置された、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有する第2レンズと
    から構成され、
    前記第2のレンズ群は、前記光軸に沿って前記物体側から前記像面側に向けて順番に配置された、
    正の屈折力を有する第3レンズと、
    正の屈折力を有する第4レンズと、
    負の屈折力を有する第5レンズと
    から構成される、
    光学系。
  2. 前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の合成焦点距離は正の値である、請求項1に記載の光学系。
  3. 前記第1のレンズ群の焦点距離をfA、前記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、
    |fA/fB|<0.3
    を満たす、請求項1又は2に記載の光学系。
  4. 前記第1のレンズ群の前記物体に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記可変絞りに至るまでの距離をLIRISとすると、
    IRIS>1.1mm
    を満たす、請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。
  5. 0.2<LIRIS/TTL<0.3
    を満たす、請求項4に記載の光学系。
  6. レンズ全系の焦点距離をfとすると、
    3.5mm<f<4.3mm
    を満たす、請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。
  7. 前記第2のレンズ群の前記像面に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を後部焦点距離BFLとすると、
    0.185<BFL/TTL<0.254
    を満たす、請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。
  8. 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、及び前記第5レンズの少なくとも一方のレンズ面は非球面である、請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。
  9. 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3とすると、
    0.2<|f2/f3|<0.8
    を満たす、請求項1から8のいずれか一項に記載の光学系。
  10. 前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸と平行な方向における距離の最小値は0.4mm以上である、請求項1から9のいずれか一項に記載の光学系。
  11. 前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸に沿った距離は0.5mm以上である、請求項1から10のいずれか一項に記載の光学系。
  12. 前記第2レンズの前方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の光学系。
  13. 前記第3レンズの後方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有する、請求項1から12のいずれか一項に記載の光学系。
  14. 前記第5レンズの前方レンズ面及び後方レンズ面は、それぞれ少なくとも1つの変曲点を有する、請求項1から13のいずれか一項に記載の光学系。
  15. 前記第1レンズの前方レンズ面は前記物体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凸である、請求項1から14のいずれか一項に記載の光学系。
  16. 前記第2レンズの前方レンズ面は前記物体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹である、請求項1から15のいずれか一項に記載の光学系。
  17. 前記第3レンズの前方レンズ面は前記物体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凹である、請求項1から16のいずれか一項に記載の光学系。
  18. 前記第4レンズの前方レンズ面は前記物体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凸である、請求項1から17のいずれか一項に記載の光学系。
  19. 前記第5レンズの前方レンズ面は前記物体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹である、請求項1から18のいずれか一項に記載の光学系。
  20. 前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2とすると、
    1.54<Nd2<1.68
    を満たす、請求項1から19のいずれか一項に記載の光学系。
  21. 前記第1レンズのd線に対する屈折率をNd1、前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2とすると、
    d1<Nd2
    を満たす、請求項1から20のいずれか一項に記載の光学系。
  22. 前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2、前記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3とすると、
    d2>Nd3
    を満たす、請求項1から21のいずれか一項に記載の光学系。
  23. 前記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3、前記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4とすると、
    d3=Nd4
    を満たす、請求項1から22のいずれか一項に記載の光学系。
  24. 前記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4、前記第5レンズのd線に対する屈折率をNd5とすると、
    d4>Nd5
    を満たす、請求項1から23のいずれか一項に記載の光学系。
  25. 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、
    1<f12
    を満たす、請求項1から24のいずれか一項に記載の光学系。
  26. 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、
    2<f12
    を満たす、請求項1から25のいずれか一項に記載の光学系。
  27. 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23とすると、
    2>f23
    を満たす、請求項1から26のいずれか一項に記載の光学系。
  28. 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23とすると、
    3>f23
    を満たす、請求項1から27のいずれか一項に記載の光学系。
  29. 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34とすると、
    3>f34
    を満たす、請求項1から28のいずれか一項に記載の光学系。
  30. 前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34とすると、
    4>f34
    を満たす、請求項1から29のいずれか一項に記載の光学系。
  31. 前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf45とすると、
    4>f45
    を満たす、請求項1から30のいずれか一項に記載の光学系。
  32. 前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf45とすると、
    5>f45
    を満たす、請求項1から31のいずれか一項に記載の光学系。
  33. 前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、
    12>f123
    を満たす、請求項1から32のいずれか一項に記載の光学系。
  34. 前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、
    23<f123
    を満たす、請求項1から33のいずれか一項に記載の光学系。
  35. 前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234とすると、
    23<f234
    を満たす、請求項1から34のいずれか一項に記載の光学系。
  36. 前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234とすると、
    34<f234
    を満たす、請求項1から35のいずれか一項に記載の光学系。
  37. 前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34、前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf345とすると、
    34>f345
    を満たす、請求項1から36のいずれか一項に記載の光学系。
  38. 前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf45、前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf345とすると、
    45>f345
    を満たす、請求項1から37のいずれか一項に記載の光学系。
  39. 前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf1234とすると、
    123>f1234
    を満たす、請求項1から38のいずれか一項に記載の光学系。
  40. 前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf1234とすると、
    234>f1234
    を満たす、請求項1から39のいずれか一項に記載の光学系。
  41. 前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf2345とすると、
    234>f2345
    を満たす、請求項1から40のいずれか一項に記載の光学系。
  42. 前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf345、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf2345とすると、
    345<f2345
    を満たす、請求項1から41のいずれか一項に記載の光学系。
  43. 請求項1から42のいずれか一項に記載の光学系と、
    前記像面に配置された撮像素子と
    を備える撮像装置。
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