JP2020190674A - 光学系及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる光学系を提供する。【解決手段】カメラモジュール10は、光学系16と、像面Sに配置された撮像素子18とを備える。光学系16は、第1の開口径と第2の開口径との間で開口径を切り替えることが可能な可変絞り20と、正の屈折力を有する第1のレンズ群21(正の屈折力を有する第1レンズ31と負の屈折力を有する第2レンズ32)と、所定の開口径を有する固定絞り23と、正の屈折力を有する第2のレンズ群22(正の屈折力を有する第3レンズ33と正の屈折力を有する第4レンズ34と負の屈折力を有する第5レンズ35)とを備える。可変絞り20と第1のレンズ群21と固定絞り23と第2のレンズ群22は、光軸Pに沿って被写体B側から像面S側に向けて順番に配置されている。第1のレンズ群21の焦点距離をfA、第2のレンズ群22の焦点距離をfBとすると、|fA/fB|<0.4を満たしている。【選択図】図2
Description
本発明は、光学系及び撮像装置に係り、特に小型の撮像装置に組み込まれる光学系に関するものである。
近年、スマートフォンなどの携帯端末にカメラモジュール(撮像装置)が組み込まれることが多いが、このような携帯端末の多機能化に伴い、内蔵されるカメラモジュールも小型になってきている。このような小型のカメラモジュールにおいて、被写体の露出や被写界深度、収差の制御のために絞りを設ける場合には、スペースの関係上、レンズの被写体側に可変絞りが設けられるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、レンズの被写体側に可変絞りを設けただけのカメラモジュールにおいては、切り替えることができるF値の幅が例えば1.5から2.4と狭いため、被写体の露出や被写界深度、収差を十分に制御することができない場合が生じてきている。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる光学系及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる光学系が提供される。この光学系は、第1の開口径と第2の開口径との間で開口径を切り替えることが可能な可変絞りと、正の屈折力を有する第1のレンズ群と、所定の開口径を有する固定絞りと、正の屈折力を有する第2のレンズ群とを備える。上記可変絞りと上記第1のレンズ群と上記固定絞りと上記第2のレンズ群は、光軸に沿って被写体側から像面側に向けて順番に配置される。上記第1のレンズ群の焦点距離をfA、上記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、|fA/fB|<0.4を満たす。
このような光学系によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる。
本発明の第2の態様によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる撮像装置が提供される。この撮像装置は、上述した光学系と、上記像面に配置された撮像素子とを備えている。
このような撮像装置によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる。
前記第1のレンズ群の前記被写体に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を光学全長TTLとすると、TTL<4.8mmを満たすことが好ましい。
前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の合成焦点距離は正の値であることが好ましい。
前記第1のレンズ群の焦点距離をfA、前記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、|fA/fB|<0.4を満たすことが好ましい。
レンズ全系の焦点距離をfとすると、3.5mm<f<4.3mmを満たすことが好ましい。
前記第2のレンズ群の前記像面に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を後部焦点距離BFLとすると、0.185<BFL/TTL<0.254を満たすことが好ましい。
前記第1のレンズ群は、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとから構成されることが好ましい。この場合において、上記第1レンズと上記第2レンズは、前記光軸に沿って前記被写体側から前記像面側に向けて順番に配置される。また、前記第2のレンズ群は、正の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成されることが好ましい。この場合において、上記第3レンズと上記第4レンズと上記第5レンズは、前記光軸に沿って前記被写体側から前記像面側に向けて順番に配置される。
前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、及び前記第5レンズの少なくとも一方のレンズ面は非球面であることが好ましい。
前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3とすると、0.2<|f2/f3|<0.8を満たすことが好ましい。
前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸と平行な方向における距離の最小値は0.3mm以上であることが好ましい。
前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸に沿った距離は0.4mm以上であることが好ましい。
前記第2レンズの前方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。また、前記第3レンズの後方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。さらに、前記第5レンズの前方レンズ面及び後方レンズ面は、それぞれ少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
前記第1レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凸であることが好ましい。また、前記第2レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹であることが好ましい。さらに、前記第3レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凸であることが好ましい。また、前記第4レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凸であることが好ましい。前記第5レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹であることが好ましい。
上記第1レンズのd線に対する屈折率をNd1、上記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2、上記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3、上記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4、上記第5レンズのd線に対する屈折率をNd5とすると、1.54<Nd2<1.68、Nd1<Nd2、Nd2>Nd3、Nd3=Nd4、Nd4>Nd5をそれぞれ満たすことが好ましい。
上記第1レンズの焦点距離をf1、上記第2レンズの焦点距離をf2、上記第3レンズの焦点距離をf3、上記第4レンズの焦点距離をf4、上記第5レンズの焦点距離をf5、上記第1レンズと上記第2レンズの合成焦点距離をf12、上記第2レンズと上記第3レンズの合成焦点距離をf23、上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf34、上記第4レンズと上記第5レンズの合成焦点距離をf45、上記第1レンズと上記第2レンズと上記第3レンズの合成焦点距離をf123、上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf234、上記第1レンズと上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズの合成焦点距離をf1234、上記第2レンズと上記第3レンズと上記第4レンズと上記第5レンズの合成焦点距離をf2345とすると、f1<f12、f2<f12、f2>f23、f3>f23、f3>f34、f4>f34、f4>f45、f5>f45、f12>f123、f23<f123、f23<f234、f34<f234、f123>f1234、f234>f1234、f234>f2345をそれぞれ満たすことが好ましい。
本発明によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することができる。
以下、本発明に係る光学系及び撮像装置の実施形態について図1から図3を参照して詳細に説明する。なお、図1から図3において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図3においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明に係る撮像装置(カメラモジュール)10を内蔵したスマートフォン1を示す斜視図であり、図2は、カメラモジュール10の構成を模式的に示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係るカメラモジュール10は、スマートフォン1の背面に埋設されている。図2に示すように、カメラモジュール10は、ケーシング12と、ベース板14と、ケーシング12とベース板14との間に収容された光学系16と、ベース板14上に配置された撮像素子18とを備えている。撮像素子18は、光学系16の像面Sに配置されている。
光学系16は、可変絞り20と、正の屈折力を有する第1のレンズ群21と、正の屈折力を有する第2のレンズ群22と、固定絞り23と、第2のレンズ群22と撮像素子18との間に配置されたガラスフィルタ25とを含んでいる。可変絞り20、第1のレンズ群21、固定絞り23、第2のレンズ群22、及びガラスフィルタ25が、光軸Pに沿って被写体B側から像面S側に向けて順番に配置されている。なお、本明細書においては、光軸Pに沿って被写体側を「前方」、像面側を「後方」と定義する。
また、可変絞り20は、図示しないモータにより開口径を変化させることができるように構成されており、本実施形態では、図2に示す第1の開口径と図3に示す第2の開口径との間で開口径を切り替えることができるように構成されている。なお、この可変絞り20は、開口径を無段階で変化させることができるものであってもよい。このように、本実施形態では、第1のレンズ群21の被写体側に、開口径を変化させることが可能な可変絞り20が配置されている。
図1に示すように、第1のレンズ群21は、被写体B側に配置された第1レンズ31と、第1レンズ31よりも像面S側に配置された第2レンズ32とを含んでいる。また、第2のレンズ群22は、被写体B側に配置された第3レンズ33と、第3レンズ33よりも像面S側に配置された第4レンズ34と、第4レンズ34よりも像面S側に配置された第5レンズ35とを含んでいる。ここで、第1のレンズ群21の被写体に最も近いレンズ面、すなわち第1レンズ31の前方レンズ面31Aから光軸Pに沿って像面Sに至るまでの距離を光学全長TTLとすると、光学全長TTLは、以下の式(1)を満足している。
TTL<4.8mm ・・・(1)
このように、本実施形態の光学系16は、その光学全長TTLが4.8mm未満となっているので、スマートフォン1の内部のように非常に狭いスペースに収容できるようになっている。
TTL<4.8mm ・・・(1)
このように、本実施形態の光学系16は、その光学全長TTLが4.8mm未満となっているので、スマートフォン1の内部のように非常に狭いスペースに収容できるようになっている。
ここで、第1レンズ31は正の屈折力を有していることが好ましい。また、第1レンズ31の前方レンズ面31Aは被写体B側に凸であり、後方レンズ面31Bは像面S側に凸であることが好ましい。さらに、第1レンズ31の前方レンズ面31A及び後方レンズ面31Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。
また、第2レンズ32は負の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第2レンズ32の前方レンズ面32Aは被写体B側に凹であり、後方レンズ面32Bは像面S側に凹であることが好ましい。また、第2レンズ32の前方レンズ面32A及び後方レンズ面32Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第2レンズ32の前方レンズ面32Aは少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
また、第3レンズ33は正の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第3レンズ33の前方レンズ面33Aは被写体B側に凸であり、後方レンズ面33Bは像面S側に凸であることが好ましい。また、第3レンズ33の前方レンズ面33A及び後方レンズ面33Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第3レンズ33の後方レンズ面33Bは少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
また、第4レンズ34は正の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第4レンズ34の前方レンズ面34Aは被写体B側に凹であり、後方レンズ面34Bは像面S側に凸であることが好ましい。また、第4レンズ34の前方レンズ面34A及び後方レンズ面34Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。
また、第5レンズ35は負の屈折力を有していることが好ましい。さらに、第5レンズ35の前方レンズ面35Aは被写体B側に凹であり、後方レンズ面35Bは像面S側に凹であることが好ましい。また、第5レンズ35の前方レンズ面35A及び後方レンズ面35Bの少なくとも一方が非球面で構成されることが好ましい。さらに、第5レンズ35の前方レンズ面35A及び後方レンズ面35Bのそれぞれが少なくとも1つの変曲点を有することが好ましい。
第2レンズ32と第3レンズ33との間には固定絞り23が配置されており、第2レンズ32と第3レンズ33との間にはある程度の間隔が必要となる。このため、第2レンズ32の後方レンズ面32Bと第3レンズ33の前方レンズ面33Aとの間の光軸Pと平行な方向における距離の最小値は0.3mm以上であることが好ましく、第2レンズ32の後方レンズ面32Bと第3レンズ33の前方レンズ面33Aとの間の光軸Pに沿った距離L23は、以下の式(2)を満たすことが好ましい。
L23≧0.4mm ・・・(2)
L23≧0.4mm ・・・(2)
ここで、レンズ全系の焦点距離をf、第1レンズ31の焦点距離をf1、第2レンズ32の焦点距離をf2、第3レンズ33の焦点距離をf3、第4レンズ34の焦点距離をf4、第5レンズ35の焦点距離をf5、第1のレンズ群21(すなわち第1レンズ31と第2レンズ32)の合成焦点距離をf12、第2のレンズ群22(すなわち第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35)の合成焦点距離をf345、第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離をf23、第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf34、第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf45、第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離をf123、第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf234、第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf345、第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離をf1234、第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離をf2345とすると、光学系16が以下の式(3)〜(22)を満足していることが好ましい。
3.5mm<f<4.3mm ・・・(3)
|f12/f345|<0.4 ・・・(4)
0.2<|f2/f3|<0.8 ・・・(5)
f1<f12 ・・・(6)
f2<f12 ・・・(7)
f2>f23 ・・・(8)
f3>f23 ・・・(9)
f3>f34 ・・・(10)
f4>f34 ・・・(11)
f4>f45 ・・・(12)
f5>f45 ・・・(13)
f12>f123 ・・・(14)
f23<f123 ・・・(15)
f23<f234 ・・・(16)
f34<f234 ・・・(17)
f123>f1234 ・・・(18)
f234>f1234 ・・・(19)
f234>f2345 ・・・(20)
3.5mm<f<4.3mm ・・・(3)
|f12/f345|<0.4 ・・・(4)
0.2<|f2/f3|<0.8 ・・・(5)
f1<f12 ・・・(6)
f2<f12 ・・・(7)
f2>f23 ・・・(8)
f3>f23 ・・・(9)
f3>f34 ・・・(10)
f4>f34 ・・・(11)
f4>f45 ・・・(12)
f5>f45 ・・・(13)
f12>f123 ・・・(14)
f23<f123 ・・・(15)
f23<f234 ・・・(16)
f34<f234 ・・・(17)
f123>f1234 ・・・(18)
f234>f1234 ・・・(19)
f234>f2345 ・・・(20)
第2のレンズ群22の像面に最も近いレンズ面、すなわち第5レンズ35の後方レンズ面35Bから光軸Pに沿って像面Sに至るまでの距離を後部焦点距離BFLとすると、後部焦点距離BFLと光学全長TTLとは、以下の式(21)を満たすことが好ましい。
0.185<BFL/TTL<0.254 ・・・(21)
0.185<BFL/TTL<0.254 ・・・(21)
第1レンズ31、第2レンズ32、第3レンズ33、第4レンズ34、及び第5レンズ35のd線に対する屈折率をそれぞれNd1、Nd2、Nd3、Nd4、及びNd5とすると、光学系16が以下の式(22)〜(26)を満足していることが好ましい。
1.54<Nd2<1.68 ・・・(22)
Nd1<Nd2 ・・・(23)
Nd2>Nd3 ・・・(24)
Nd3=Nd4 ・・・(25)
Nd4>Nd5 ・・・(26)
1.54<Nd2<1.68 ・・・(22)
Nd1<Nd2 ・・・(23)
Nd2>Nd3 ・・・(24)
Nd3=Nd4 ・・・(25)
Nd4>Nd5 ・・・(26)
上述したパラメータにより構成される光学系16によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することが可能となる。
なお、上述した第1レンズ31〜第5レンズ35のレンズ面が非球面で構成される場合、この非球面のプロファイルは、以下の式(27)により表される。
ここで、yは光軸Pに垂直な方向の高さ、Z(y)は高さyにおける非球面の頂点の接平面から非球面に至るまでの光軸Pと平行な方向における距離(サグ量)、Cは非球面の頂点における曲率、κは円錐定数、Anはn次の非球面係数である。
上述の実施形態では、本発明に係る撮像装置の例としてスマートフォン1に内蔵されたカメラモジュール10を説明したが、本発明に係る撮像装置はこれに限られるものではなく、狭いスペースに収容する必要のある撮像装置であれば任意の撮像装置に適用できるものである。
ここで、上述した実施形態の実施例として、光学系16のそれぞれ要素の特性を具体的な数値とともに示す。
<仕様諸元>
撮像有効径=5.822mm
レンズ全系の焦点距離f=3.61mm
光学全長TTL=4.516mm
後部焦点距離BFL=0.958mm
視野対角(画角)=75.5°
<仕様諸元>
撮像有効径=5.822mm
レンズ全系の焦点距離f=3.61mm
光学全長TTL=4.516mm
後部焦点距離BFL=0.958mm
視野対角(画角)=75.5°
<光軸P上のレンズ面の曲率半径>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:1.95734mm(非球面)
第1レンズ31の後方レンズ面31B:−8.31598mm(非球面)
第2レンズ32の前方レンズ面32A:−10.60328mm(非球面)
第2レンズ32の後方レンズ面32B:5.00985mm(非球面)
第3レンズ33の前方レンズ面33A:3.58795mm(非球面)
第3レンズ33の後方レンズ面33B:63.26291mm(非球面)
第4レンズ34の前方レンズ面34A:−5.76304mm(非球面)
第4レンズ34の後方レンズ面34B:−1.64597mm(非球面)
第5レンズ35の前方レンズ面35A:4.24391mm(非球面)
第5レンズ35の後方レンズ面35B:0.96974mm(非球面)
第1レンズ31の前方レンズ面31A:1.95734mm(非球面)
第1レンズ31の後方レンズ面31B:−8.31598mm(非球面)
第2レンズ32の前方レンズ面32A:−10.60328mm(非球面)
第2レンズ32の後方レンズ面32B:5.00985mm(非球面)
第3レンズ33の前方レンズ面33A:3.58795mm(非球面)
第3レンズ33の後方レンズ面33B:63.26291mm(非球面)
第4レンズ34の前方レンズ面34A:−5.76304mm(非球面)
第4レンズ34の後方レンズ面34B:−1.64597mm(非球面)
第5レンズ35の前方レンズ面35A:4.24391mm(非球面)
第5レンズ35の後方レンズ面35B:0.96974mm(非球面)
<光軸P上の厚さ又は間隔>
可変絞り20と第1レンズ31との間の間隔DV1=0.01mm
第1レンズ31の厚さD1=0.684mm
第1レンズ31と第2レンズ32との間の間隔D12=0.097mm
第2レンズ32の厚さD2=0.248mm
第2レンズ32と固定絞り23との間の間隔D2F=0.343mm
固定絞り23と第3レンズ33との間の間隔DF3=0.208mm
第3レンズ33の厚さD3=0.353mm
第3レンズ33と第4レンズ34との間の間隔D34=0.555mm
第4レンズ34の厚さD4=0.522mm
第4レンズ34と第5レンズ35との間の間隔D45=0.187mm
第5レンズ35の厚さD5=0.362mm
第5レンズ35とガラスフィルタ25との間の間隔D5G=0.250mm
ガラスフィルタ25の厚さDF=0.210mm
ガラスフィルタ25と像面Sとの間の間隔DFS=0.498mm
可変絞り20と第1レンズ31との間の間隔DV1=0.01mm
第1レンズ31の厚さD1=0.684mm
第1レンズ31と第2レンズ32との間の間隔D12=0.097mm
第2レンズ32の厚さD2=0.248mm
第2レンズ32と固定絞り23との間の間隔D2F=0.343mm
固定絞り23と第3レンズ33との間の間隔DF3=0.208mm
第3レンズ33の厚さD3=0.353mm
第3レンズ33と第4レンズ34との間の間隔D34=0.555mm
第4レンズ34の厚さD4=0.522mm
第4レンズ34と第5レンズ35との間の間隔D45=0.187mm
第5レンズ35の厚さD5=0.362mm
第5レンズ35とガラスフィルタ25との間の間隔D5G=0.250mm
ガラスフィルタ25の厚さDF=0.210mm
ガラスフィルタ25と像面Sとの間の間隔DFS=0.498mm
<可変絞り20と固定絞り23の開口径>
可変絞り20の第1の開口径dV1=2.51mm
可変絞り20の第2の開口径dV2=0.92mm
固定絞り23の開口径dF=2.07mm
可変絞り20の第1の開口径dV1=2.51mm
可変絞り20の第2の開口径dV2=0.92mm
固定絞り23の開口径dF=2.07mm
<d線に対する屈折率>
第1レンズ31の屈折率Nd1=1.54446
第2レンズ32の屈折率Nd2=1.66074
第3レンズ33の屈折率Nd3=1.54446
第4レンズ34の屈折率Nd4=1.54446
第5レンズ35の屈折率Nd5=1.53481
ガラスフィルタ25の屈折率NdG=1.51681
第1レンズ31の屈折率Nd1=1.54446
第2レンズ32の屈折率Nd2=1.66074
第3レンズ33の屈折率Nd3=1.54446
第4レンズ34の屈折率Nd4=1.54446
第5レンズ35の屈折率Nd5=1.53481
ガラスフィルタ25の屈折率NdG=1.51681
<アッベ数>
第1レンズ31のアッベ数ν1=55.9
第2レンズ32のアッベ数ν2=20.4
第3レンズ33のアッベ数ν3=55.9
第4レンズ34のアッベ数ν4=55.9
第5レンズ35のアッベ数ν5=55.6
ガラスフィルタ25のアッベ数νG=64.2
第1レンズ31のアッベ数ν1=55.9
第2レンズ32のアッベ数ν2=20.4
第3レンズ33のアッベ数ν3=55.9
第4レンズ34のアッベ数ν4=55.9
第5レンズ35のアッベ数ν5=55.6
ガラスフィルタ25のアッベ数νG=64.2
<焦点距離>
第1レンズ31の焦点距離f1=2.980mm
第2レンズ32の焦点距離f2=−5.117mm
第3レンズ33の焦点距離f3=6.972mm
第4レンズ34の焦点距離f4=4.051mm
第5レンズ35の焦点距離f5=−2.444mm
第1のレンズ群21の合成焦点距離f12=5.646mm
第2のレンズ群22の合成焦点距離f345=15.792mm
第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f23=−28.081mm
第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f34=2.890mm
第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f45=−8.035mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f123=3.590mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f234=3.993mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f1234=2.724mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f2345=−5.397mm
第1レンズ31の焦点距離f1=2.980mm
第2レンズ32の焦点距離f2=−5.117mm
第3レンズ33の焦点距離f3=6.972mm
第4レンズ34の焦点距離f4=4.051mm
第5レンズ35の焦点距離f5=−2.444mm
第1のレンズ群21の合成焦点距離f12=5.646mm
第2のレンズ群22の合成焦点距離f345=15.792mm
第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f23=−28.081mm
第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f34=2.890mm
第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f45=−8.035mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33の合成焦点距離f123=3.590mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f234=3.993mm
第1レンズ31と第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34の合成焦点距離f1234=2.724mm
第2レンズ32と第3レンズ33と第4レンズ34と第5レンズ35の合成焦点距離f2345=−5.397mm
<非球面データ>
第1レンズ31の前方レンズ面31A:
κ=−2.72489
A4=3.77558×10-2
A6=−7.34192×10-3
A8=1.38119×10-4
A10=−6.96687×10-3
A12=2.67763×10-3
A14=−1.75073×10-3
A16=0
第1レンズ31の後方レンズ面31B:
κ=28.41286
A4=4.20909×10-2
A6=−3.63066×10-2
A8=9.23636×10-3
A10=5.67956×10-3
A12=−6.14647×10-3
A14=1.70617×10-3
A16=0
第2レンズ32の前方レンズ面32A:
κ=42.7773
A4=5.76879×10-2
A6=−4.77662×10-2
A8=3.72079×10-2
A10=−4.40377×10-3
A12=−3.29155×10-3
A14=4.25521×10-3
A16=0
第2レンズ32の後方レンズ面32B:
κ=−28.1658
A4=4.94030×10-2
A6=−7.39747×10-2
A8=7.54128×10-2
A10=8.74020×10-2
A12=−2.05823×10-1
A14=1.00458×10-1
A16=0
第3レンズ33の前方レンズ面33A:
κ=−11.2062
A4=−3.78337×10-2
A6=−2.36641×10-2
A8=−3.31994×10-3
A10=1.37540×10-2
A12=−3.92864×10-3
A14=A16=0
第3レンズ33の後方レンズ面33B:
κ=0
A4=−6.01240×10-2
A6=−3.23992×10-3
A8=−4.31017×10-2
A10=3.34037×10-2
A12=−2.57775×10-3
A14=−1.31601×10-4
A16=0
第4レンズ34の前方レンズ面34A:
κ=4.411674
A4=−3.34488×10-2
A6=−2.43131×10-2
A8=−1.96297×10-2
A10=2.09153×10-2
A12=−1.31019×10-3
A14=−5.67251×10-4
A16=−2.91159×10-4
第4レンズ34の後方レンズ面34B:
κ=−0.32262
A4=2.31857×10-2
A6=1.80440×10-3
A8=3.01938×10-3
A10=1.31727×10-3
A12=1.27046×10-4
A14=−2.75301×10-4
A16=1.36500×10-5
第5レンズ35の前方レンズ面35A:
κ=1.562559
A4=−6.14660×10-1
A6=5.37593×10-1
A8=−2.91466×10-1
A10=9.10394×10-2
A12=−1.13118×10-2
A14=−1.18586×10-3
A16=3.24450×10-4
第5レンズ35の後方レンズ面35B:
κ=−4.05953
A4=−2.41785×10-1
A6=1.75525×10-1
A8=−8.61204×10-2
A10=2.69155×10-2
A12=−5.06534×10-3
A14=5.22379×10-4
A16=−2.30144×10-5
第1レンズ31の前方レンズ面31A:
κ=−2.72489
A4=3.77558×10-2
A6=−7.34192×10-3
A8=1.38119×10-4
A10=−6.96687×10-3
A12=2.67763×10-3
A14=−1.75073×10-3
A16=0
第1レンズ31の後方レンズ面31B:
κ=28.41286
A4=4.20909×10-2
A6=−3.63066×10-2
A8=9.23636×10-3
A10=5.67956×10-3
A12=−6.14647×10-3
A14=1.70617×10-3
A16=0
第2レンズ32の前方レンズ面32A:
κ=42.7773
A4=5.76879×10-2
A6=−4.77662×10-2
A8=3.72079×10-2
A10=−4.40377×10-3
A12=−3.29155×10-3
A14=4.25521×10-3
A16=0
第2レンズ32の後方レンズ面32B:
κ=−28.1658
A4=4.94030×10-2
A6=−7.39747×10-2
A8=7.54128×10-2
A10=8.74020×10-2
A12=−2.05823×10-1
A14=1.00458×10-1
A16=0
第3レンズ33の前方レンズ面33A:
κ=−11.2062
A4=−3.78337×10-2
A6=−2.36641×10-2
A8=−3.31994×10-3
A10=1.37540×10-2
A12=−3.92864×10-3
A14=A16=0
第3レンズ33の後方レンズ面33B:
κ=0
A4=−6.01240×10-2
A6=−3.23992×10-3
A8=−4.31017×10-2
A10=3.34037×10-2
A12=−2.57775×10-3
A14=−1.31601×10-4
A16=0
第4レンズ34の前方レンズ面34A:
κ=4.411674
A4=−3.34488×10-2
A6=−2.43131×10-2
A8=−1.96297×10-2
A10=2.09153×10-2
A12=−1.31019×10-3
A14=−5.67251×10-4
A16=−2.91159×10-4
第4レンズ34の後方レンズ面34B:
κ=−0.32262
A4=2.31857×10-2
A6=1.80440×10-3
A8=3.01938×10-3
A10=1.31727×10-3
A12=1.27046×10-4
A14=−2.75301×10-4
A16=1.36500×10-5
第5レンズ35の前方レンズ面35A:
κ=1.562559
A4=−6.14660×10-1
A6=5.37593×10-1
A8=−2.91466×10-1
A10=9.10394×10-2
A12=−1.13118×10-2
A14=−1.18586×10-3
A16=3.24450×10-4
第5レンズ35の後方レンズ面35B:
κ=−4.05953
A4=−2.41785×10-1
A6=1.75525×10-1
A8=−8.61204×10-2
A10=2.69155×10-2
A12=−5.06534×10-3
A14=5.22379×10-4
A16=−2.30144×10-5
ここで、上記式(1)〜(26)について検討する。
1)TTL=4.516mm<4.8mmであるから式(1)を満たしている。
2)L23=D2F+DF3=0.551mm≧0.4mmであるから式(2)を満たしている。
3)3.5mm<f=3.61mm<4.3mmであるから式(3)を満たしている。
4)|f12/f345|=0.358<0.4であるから式(4)を満たしている。
5)0.2<|f2/f3|=0.734<0.8であるから式(5)を満たしている。
6)f1=2.980mm<f12=5.646mmであるから式(6)を満たしている。
7)f2=−5.117mm<f12=5.646mmであるから式(7)を満たしている。
8)f2=−5.117mm>f23=−28.081mmであるから式(8)を満たしている。
9)f3=6.972mm>f23=−28.081mmであるから式(9)を満たしている。
10)f3=6.972mm>f34=2.890mmであるから式(10)を満たしている。
11)f4=4.051mm>f34=2.890mmであるから式(11)を満たしている。
12)f4=4.051mm>f45=−8.0355mmであるから式(12)を満たしている。
13)f5=−2.444mm>f45=−8.035mmであるから式(13)を満たしている。
14)f12=5.646mm>f123=3.590mmであるから式(14)を満たしている。
15)f23=−28.081mm<f123=3.590mmであるから式(15)を満たしている。
16)f23=−28.081mm<f234=3.993mmであるから式(16)を満たしている。
17)f34=2.890mm<f234=3.993mmであるから式(17)を満たしている。
18)f123=3.590mm>f1234=2.724mmであるから式(18)を満たしている。
19)f234=3.993mm>f1234=2.724mmであるから式(19)を満たしている。
20)f234=3.993mm>f2345=−5.397mmであるから式(20)を満たしている。
21)0.185<BFL/TTL=0.212<0.254であるから式(21)を満たしている。
22)1.54<Nd2=1.66074<1.68であるから式(22)を満たしている。
23)Nd1=1.54446<Nd2=1.66074であるから式(23)を満たしている。
24)Nd2=1.66074>Nd3=1.54446であるから式(24)を満たしている。
25)Nd3=Nd4=1.54446であるから式(25)を満たしている。
26)Nd4=1.54446>Nd5=1.53481であるから式(26)を満たしている。
このように、実施例1における光学系16は上記式(1)〜(26)をすべて満たしている。
1)TTL=4.516mm<4.8mmであるから式(1)を満たしている。
2)L23=D2F+DF3=0.551mm≧0.4mmであるから式(2)を満たしている。
3)3.5mm<f=3.61mm<4.3mmであるから式(3)を満たしている。
4)|f12/f345|=0.358<0.4であるから式(4)を満たしている。
5)0.2<|f2/f3|=0.734<0.8であるから式(5)を満たしている。
6)f1=2.980mm<f12=5.646mmであるから式(6)を満たしている。
7)f2=−5.117mm<f12=5.646mmであるから式(7)を満たしている。
8)f2=−5.117mm>f23=−28.081mmであるから式(8)を満たしている。
9)f3=6.972mm>f23=−28.081mmであるから式(9)を満たしている。
10)f3=6.972mm>f34=2.890mmであるから式(10)を満たしている。
11)f4=4.051mm>f34=2.890mmであるから式(11)を満たしている。
12)f4=4.051mm>f45=−8.0355mmであるから式(12)を満たしている。
13)f5=−2.444mm>f45=−8.035mmであるから式(13)を満たしている。
14)f12=5.646mm>f123=3.590mmであるから式(14)を満たしている。
15)f23=−28.081mm<f123=3.590mmであるから式(15)を満たしている。
16)f23=−28.081mm<f234=3.993mmであるから式(16)を満たしている。
17)f34=2.890mm<f234=3.993mmであるから式(17)を満たしている。
18)f123=3.590mm>f1234=2.724mmであるから式(18)を満たしている。
19)f234=3.993mm>f1234=2.724mmであるから式(19)を満たしている。
20)f234=3.993mm>f2345=−5.397mmであるから式(20)を満たしている。
21)0.185<BFL/TTL=0.212<0.254であるから式(21)を満たしている。
22)1.54<Nd2=1.66074<1.68であるから式(22)を満たしている。
23)Nd1=1.54446<Nd2=1.66074であるから式(23)を満たしている。
24)Nd2=1.66074>Nd3=1.54446であるから式(24)を満たしている。
25)Nd3=Nd4=1.54446であるから式(25)を満たしている。
26)Nd4=1.54446>Nd5=1.53481であるから式(26)を満たしている。
このように、実施例1における光学系16は上記式(1)〜(26)をすべて満たしている。
このような構成の光学系16を用いたカメラモジュール10によれば、可変絞り20の開口径を第1の開口径dV1にした場合のF値は1.4となり、可変絞り20の開口径を第2の開口径dV2にした場合のF値は4.0となった。このように、上述したパラメータにより構成される光学系16によれば、広範囲でF値を切り替えることができ、被写体の露出や被写界深度、収差を柔軟に制御することが可能となる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 スマートフォン
10 カメラモジュール(撮像装置)
12 ケーシング
14 ベース板
16 光学系
18 撮像素子
20 可変絞り
21 第1のレンズ群
22 第2のレンズ群
23 固定絞り
25 ガラスフィルタ
31 第1レンズ
32 第2レンズ
33 第3レンズ
34 第4レンズ
35 第5レンズ
B 被写体
P 光軸
S 像面
10 カメラモジュール(撮像装置)
12 ケーシング
14 ベース板
16 光学系
18 撮像素子
20 可変絞り
21 第1のレンズ群
22 第2のレンズ群
23 固定絞り
25 ガラスフィルタ
31 第1レンズ
32 第2レンズ
33 第3レンズ
34 第4レンズ
35 第5レンズ
B 被写体
P 光軸
S 像面
Claims (40)
- 光軸に沿って被写体側から像面側に向けて順番に配置された、
第1の開口径と第2の開口径との間で開口径を切り替えることが可能な可変絞りと、
正の屈折力を有する第1のレンズ群と、
所定の開口径を有する固定絞りと、
正の屈折力を有する第2のレンズ群と
を備え、
前記第1のレンズ群の焦点距離をfA、前記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、
|fA/fB|<0.4
を満たす、
光学系。 - 前記第1のレンズ群の前記被写体に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を光学全長TTLとすると、
TTL<4.8mm
を満たす、請求項1に記載の光学系。 - 前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の合成焦点距離は正の値である、請求項1又は2に記載の光学系。
- 前記第1のレンズ群の焦点距離をfA、前記第2のレンズ群の焦点距離をfBとすると、
|fA/fB|<0.4
を満たす、請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。 - レンズ全系の焦点距離をfとすると、
3.5mm<f<4.3mm
を満たす、請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2のレンズ群の前記像面に最も近いレンズ面から前記光軸に沿って前記像面に至るまでの距離を後部焦点距離BFLとすると、
0.185<BFL/TTL<0.254
を満たす、請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1のレンズ群は、前記光軸に沿って前記被写体側から前記像面側に向けて順番に配置された、
正の屈折力を有する第1レンズと、
負の屈折力を有する第2レンズと
から構成され、
前記第2のレンズ群は、前記光軸に沿って前記被写体側から前記像面側に向けて順番に配置された、
正の屈折力を有する第3レンズと、
正の屈折力を有する第4レンズと、
負の屈折力を有する第5レンズと
から構成される、
請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、及び前記第5レンズの少なくとも一方のレンズ面は非球面である、請求項7に記載の光学系。
- 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3とすると、
0.2<|f2/f3|<0.8
を満たす、請求項7又は8に記載の光学系。 - 前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸と平行な方向における距離の最小値は0.3mm以上である、請求項7から9のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第2レンズの後方レンズ面と前記第3レンズの前方レンズ面との間の前記光軸に沿った距離は0.4mm以上である、請求項7から10のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第2レンズの前方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有する、請求項7から11のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第3レンズの後方レンズ面は、少なくとも1つの変曲点を有する、請求項7から12のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第5レンズの前方レンズ面及び後方レンズ面は、それぞれ少なくとも1つの変曲点を有する、請求項7から13のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第1レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凸である、請求項7から14のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第2レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹である、請求項7から15のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第3レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凸であり、後方レンズ面は前記像面側に凸である、請求項7から16のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第4レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凸である、請求項7から17のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第5レンズの前方レンズ面は前記被写体側に凹であり、後方レンズ面は前記像面側に凹である、請求項7から18のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2とすると、
1.54<Nd2<1.68
を満たす、請求項7から19のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズのd線に対する屈折率をNd1、前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2とすると、
Nd1<Nd2
を満たす、請求項7から20のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズのd線に対する屈折率をNd2、前記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3とすると、
Nd2>Nd3
を満たす、請求項7から21のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズのd線に対する屈折率をNd3、前記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4とすると、
Nd3=Nd4
を満たす、請求項7から22のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第4レンズのd線に対する屈折率をNd4、前記第5レンズのd線に対する屈折率をNd5とすると、
Nd4>Nd5
を満たす、請求項7から23のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、
f1<f12
を満たす、請求項7から24のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、
f2<f12
を満たす、請求項7から25のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23とすると、
f2>f23
を満たす、請求項7から26のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23とすると、
f3>f23
を満たす、請求項7から27のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34とすると、
f3>f34
を満たす、請求項7から28のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34とすると、
f4>f34
を満たす、請求項7から29のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf45とすると、
f4>f45
を満たす、請求項7から30のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf45とすると、
f5>f45
を満たす、請求項7から31のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、
f12>f123
を満たす、請求項7から32のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、
f23<f123
を満たす、請求項7から33のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234とすると、
f23<f234
を満たす、請求項7から34のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf34、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234とすると、
f34<f234
を満たす、請求項7から35のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離をf123、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf1234とすると、
f123>f1234
を満たす、請求項7から36のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf1234とすると、
f234>f1234
を満たす、請求項7から37のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf234、前記第2レンズと前記第3レンズと前記第4レンズと前記第5レンズの合成焦点距離をf2345とすると、
f234>f2345
を満たす、請求項7から38のいずれか一項に記載の光学系。 - 請求項1から39のいずれか一項に記載の光学系と、
前記像面に配置された撮像素子と
を備える撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019096765A JP2020190674A (ja) | 2019-05-23 | 2019-05-23 | 光学系及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019096765A JP2020190674A (ja) | 2019-05-23 | 2019-05-23 | 光学系及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020190674A true JP2020190674A (ja) | 2020-11-26 |
Family
ID=73454570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019096765A Pending JP2020190674A (ja) | 2019-05-23 | 2019-05-23 | 光学系及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020190674A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022174438A1 (zh) * | 2021-02-22 | 2022-08-25 | 欧菲光集团股份有限公司 | 光学系统、摄像模组及电子设备 |
WO2023239159A1 (ko) * | 2022-06-07 | 2023-12-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 광학계 및 이를 포함하는 카메라 모듈 |
-
2019
- 2019-05-23 JP JP2019096765A patent/JP2020190674A/ja active Pending
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WO2023239159A1 (ko) * | 2022-06-07 | 2023-12-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 광학계 및 이를 포함하는 카메라 모듈 |
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