JP6889592B2 - 灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、回路パターンを有する回路基板と回路パターンに接続されるターミナル端子とを有する灯具についての技術分野に関する。
灯具、例えば、車輌用灯具には、回路パターンを有する回路基板と回路パターンに接続されるターミナル端子とを有し、ターミナル端子にコネクターが連結され、コネクターとターミナル端子を介して光源等の各部に電流が供給される構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなターミナル端子を有する灯具にあっては、ターミナル端子に、回路パターンに結合される結合部と、結合部から突出された被取付部と、コネクターが連結される連結端子部とが設けられているものがある。
ターミナル端子は被取付部が回路基板に形成された取付孔に挿入されて回路基板に取り付けられた状態で、例えば、結合部が半田によって回路パターンに接合される。
特開2005−276644号公報
ところが、上記のように、半田によってターミナル端子が回路パターンに接合される構成においては、半田付けが行われるときに、半田に与えられる熱の一部が半田から回路基板に伝達されるため、伝達される熱量が大きくなると回路基板に影響を及ぼすおそれがある。
例えば、結合部が半田によって回路パターンに接合される場合に、結合部には被取付部や連結端子部が連続して設けられているため、半田から結合部に伝達された熱が結合部から複数の方向においてターミナル端子の他の部分に伝達され易く、半田による接合時間が長くなってしまい回路基板に伝達される熱量が大きくなり易い。
そこで、本発明は、半田付けが行われるときの半田から回路基板に伝達される熱量を低減して回路基板への熱の影響を抑制することを目的とする。
第1に、本発明に係る灯具は、一方の面が回路パターンを有するパターン形成面として形成されると共に取付孔が形成された回路基板と、コネクターが連結され前記回路パターンに接続されるターミナル端子とを備え、前記ターミナル端子に、前記パターン形成面に結合される結合部と、前記結合部から突出され前記パターン形成面側から前記取付孔に挿入された状態で前記回路基板に取り付けられる被取付部と、前記結合部から突出され半田によって前記パターン形成面に接合される接合部と、前記結合部から突出され前記コネクターと連結される連結端子部とが設けられたものである。
これにより、結合部から突出された接合部が半田によってパターン形成面に接合されるため、半田付けが行われるときの熱が接合部から結合部へ向けて一方向へ伝達される。
第2に、前記結合部が反対側に位置された一対の側縁を有する形状に形成され、前記連結端子部が一方の前記側縁に連続され、前記接合部が他方の前記側縁に連続されることが望ましい。
第3に、本発明に係る別の灯具は、一方の面が回路パターンを有するパターン形成面として形成されると共に取付孔が形成された回路基板と、コネクターが連結され前記回路パターンに接続されるターミナル端子とを備え、前記ターミナル端子に、前記パターン形成面に結合される結合部と、前記結合部から突出され前記パターン形成面側から前記取付孔に挿入された状態で前記回路基板に取り付けられる被取付部と、前記結合部から突出され半田によって前記パターン形成面に接合される接合部とが設けられ、挿通軸を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに固定される灯具ユニットとを備え、前記灯具ユニットは軸通孔を有するアタッチメントと前記アタッチメントに支持された前記回路基板と前記回路基板に接続され前記アタッチメントに支持された配線基板とを有し、前記回路基板と前記配線基板の少なくとも一方に挿通孔が形成され、前記灯具ユニットは前記軸通孔と前記挿通孔に前記挿通軸が挿通された状態で前記ランプハウジングに固定されたものである。
これにより、結合部から突出された接合部が半田によってパターン形成面に接合されるため、半田付けが行われるときの熱が接合部から結合部へ向けて一方向へ伝達される。また、アタッチメントと回路基板と配線基板が灯具ユニットとしてユニット化された状態でランプハウジングに固定される。
第4に、前記回路パターンの一部が電極端子部として形成され、前記接合部が前記電極端子部に接合されることが望ましい。
これにより、回路パターンの一部に接合部が接合される。
に、前記配線基板に位置決め孔が形成されると共に光源が搭載され、前記挿通軸が前記位置決め孔に挿通された状態で前記灯具ユニットが前記ランプハウジングに固定されることが望ましい。
これにより、光源が搭載された配線基板が挿通軸と位置決め孔によってランプハウジングに対して位置決めされる。
に、前記アタッチメントと前記ランプハウジングの一方に係合突部が設けられ他方に前記係合突部が係合される係合孔が形成されることが望ましい。
これにより、係合突部の係合孔への係合によりアタッチメントとランプハウジングが結合されているため、コネクターのターミナル端子への連結時に回路基板と配線基板の撓みが抑制される。
本発明によれば、結合部から突出された接合部が半田によってパターン形成面に接合されるため、半田付けが行われるときの熱が接合部から結合部へ向けて一方向へ伝達され、半田付けが行われるときの半田から回路基板に伝達される熱量が低減されて回路基板への熱の影響を抑制することができる。
図2乃至図8と共に本発明灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、灯具の斜視図である。 灯具の分解斜視図である。 灯具ユニットの斜視図である。 図3とは異なる方向から見た状態で示す灯具ユニットの斜視図である。 回路基板の一部とターミナル端子を示す分解斜視図である。 ターミナル端子が回路基板に取り付けられた状態を示す斜視図である。 ランプハウジングに灯具ユニットが固定された状態を示す断面図である。 ランプハウジングに灯具ユニットが固定され係合突部が係合孔に係合された状態を示す断面図である。
以下に、本発明灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本発明灯具を後方に光を照射する車輌用灯具であるハイマウントストップランプに適用したものである。尚、本発明は、ヘッドランプ、テールランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、デイタイムランニングランプ、コーナーリングランプ、ハザードランプ、ポジションランプ、バックランプ、フォグランプ又はこれらの組み合わせであるコンビネーションランプ等の各種の車輌用灯具に広く適用することができる。また、本発明は車輌用灯具以外の照明装置等の他の灯具にも適用することが可能である。
以下の説明にあっては、光の外部への照射方向を後方として前後上下左右の方向を示すものとする。但し、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
灯具1は、例えば、車体の左右方向における中央部に取り付けられて配置されている。灯具1は後方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバーレンズ3とを備えている(図1及び図2参照)。ランプハウジング2とカバーレンズ3によって灯具外筐4が構成されている。
ランプハウジング2は後方に開口された横長の箱状に形成されたケース部5を有している。ケース部5には前後方向を向く底面部6と底面部6の上下両端部からそれぞれ後方に突出された第1の面部7、7と底面部6の左右両端部からそれぞれ後方に突出された第2の面部8、8とが設けられている。
ランプハウジング2には底面部6から後方に突出された挿通軸9、9が左右に離隔して設けられ、挿通軸9、9がそれぞれ第2の面部8、8寄りの位置に設けられている。挿通軸9は後端部を除く部分が基部10として設けられ、上端部が基部10から後方に突出された固定用軸部11として設けられている。挿通軸9は基部10が後方へ行くに従って径が小さくなる円錐台形状に形成され、基部10の後面が台座面10aとして形成されている。固定用軸部11は基部10の後面における中央部から突出されている。
底面部6には左右方向における中央部に端子挿通孔6aが形成されている。底面部6には後方に突出された受け台部12、12、12が左右に離隔して設けられ、受け台部12、12、12は挿通軸9、9間に位置されている。端子挿通孔6aは中央に位置された受け台部12に形成されている。
ランプハウジング2には底面部6の左右方向における中央部から前方に突出された連結枠部13が設けられている。連結枠部13には底面部6の端子挿通孔6aが連通されている。
第1の面部7、7には左右方向における中央部に係合孔7a、7aが形成されている。
第2の面部8、8の内面側には互いに近付く方向に突出された位置決め突条14、14が設けられている。位置決め突条14、14は上下に延びる形状に形成されている。
カバーレンズ3は横長の略矩形状に形成された光透過部15と光透過部15の左右両端部から前方に突出された結合面部16、16とを有している。光透過部15には、例えば、拡散機能を有するレンズステップ15a、15a、・・・が形成されている。結合面部16の内面側には結合用凹部16aが形成されている。
灯具外筐4の内部には灯具ユニット17が配置される。灯具ユニット17はアタッチメント18とアタッチメント18に支持された回路基板19とアタッチメント18に支持された配線基板20とを有している(図3及び図4参照)。
アタッチメント18は横長の略矩形状に形成されたベース面部21とベース面部21の左右両端部から後方に突出された側面部22、22とを有している(図2乃至図4参照)。
ベース面部21には軸通孔21a、21aが左右に離隔して形成され、軸通孔21a、21aは側面部22、22寄りの位置に形成されている。ベース面部21には上下両端部に係合突部23、23が設けられている。係合突部23、23は左右方向における中央部に設けられ、後方に突出されており、先端部に上下方向において反対方向に突出された係合爪24、24を有している。
側面部22、22の外面側には結合用突部22a、22aが設けられている。側面部22、22の外面側には位置決め凹部22b、22bが形成され、位置決め凹部22b、22bは側方(外方)及び前方に開口されている。位置決め凹部22b、22bは結合用突部22a、22aの前方に位置されている。
アタッチメント18にはベース面部21から前方に突出された前側受け突部25、25、25が左右に離隔して設けられている。前側受け突部25は前面が受け面25aとして形成されている。左右に位置された前側受け突部25、25における受け面25a、25aの中央部からはそれぞれ前方へ向けて挿入ピン26、26が突出されている。
アタッチメント18にはベース面部21から前方に突出された前側支持突部27、27が左右に離隔して設けられている。前側支持突部27、27は弾性変形可能にされベース面部21の左右両端部から突出されている。前側支持突部27の先端部には左方又は右方に突出された係止爪27aが設けられている。
アタッチメント18にはベース面部21から後方に突出された後側受け突部28、28が左右に離隔して設けられている。後側受け突部28、28はベース面部21を挟んで左右に位置された前側受け突部25、25の真反対の位置から後方に突出され、後面が受け面28a、28aとして形成されている。
受け面28a、28aの中央部からはそれぞれ後方へ向けて後側支持突部29、29が突出されている。後側支持突部29、29は弾性変形可能にされ、先端部に左方又は右方に突出された係止爪29a、29aを有している。
回路基板19と配線基板20は接続基板30によって接続されている。回路基板19と配線基板20と接続基板30は、例えば、一つのフレキシブルプリント配線板の各一部として設けられている。回路基板19と配線基板20は同じ大きさの横長の矩形状に形成され、長手方向における一端部同士が接続基板30によって接続されている。
回路基板19と配線基板20はそれぞれ前側ベース板31と後側ベース板32に取り付けられている。回路基板19は前側ベース板31の前面に接着等によって取り付けられ、配線基板20は後側ベース板32の後面に接着等によって取り付けられている。
回路基板19は制御基板であり、回路基板19の左右両端部には支持孔19a、19aが左右に離隔して形成されている。回路基板19には挿通孔19b、19bが左右に離隔して形成され、挿通孔19b、19bは支持孔19a、19aの内側に位置されている。回路基板19にはピン挿入孔19c、19cが左右に離隔して形成され、ピン挿入孔19c、19cは挿通孔19b、19bの内側に位置されている。回路基板19の左右方向における中央部には取付孔19d、19d、・・・が形成されている(図5参照)。取付孔19d、19d、・・・は一対が二組形成され、合計四つが形成されている。
前側ベース板31は横長の矩形の平板状に形成されている。前側ベース板31には貫通孔31a、31a、31b、31b、31c、31c、31d、31d、・・・が形成されている(図2参照)。貫通孔31a、31aはそれぞれ支持孔19a、19aに対応した位置に形成され、貫通孔31b、31bはそれぞれ挿通孔19b、19bに対応した位置に形成され、貫通孔31c、31cはそれぞれピン挿入孔19c、19cに対応した位置に形成され、貫通孔31d、31dはそれぞれ取付孔19d、19d、・・・に対応した位置に形成されている。
配線基板20は光源基板であり、配線基板20の後面には光源35、35、・・・が左右に離隔して搭載されている。光源35としては、例えば、LED(発光ダイオード)が用いられている。
配線基板20の左右両端寄りの位置には挿通孔としても機能する位置決め孔20a、20aが形成されている。配線基板20には支持孔20b、20bが左右に離隔して形成され、支持孔20b、20bは位置決め孔20a、20aの内側に位置されている。
後側ベース板32は前後方向を向く横長の矩形状に形成された基板取付面部33と基板取付面部33の上下両端部からそれぞれ前方に突出された遮蔽面部34、34とから成る。基板取付面部33には配線基板20が取り付けられている。
基板取付面部33には貫通孔33a、33a、33b、33bが形成され、貫通孔33a、33aがそれぞれ位置決め孔20a、20aに対応した位置に形成され、貫通孔33b、33bがそれぞれ支持孔20b、20bに対応した位置に形成されている。
回路基板19は前面がパターン形成面36として形成され、パターン形成面36には回路パターン37が形成されている(図2及び図5参照)。回路基板19にはターミナル端子38、38が取り付けられている(図5及び図6参照)。
ターミナル端子38は結合部39と被取付部40、40と連結端子部41と接合部42を有し、所定の形状に折り曲げられて形成されている。
結合部39は前後方向を向く矩形の板状に形成されている。被取付部40、40は結合部39に対して同じ方向へ直角に折り曲げられて形成され、結合部39の反対側に位置する側縁からそれぞれ後方に突出されている。連結端子部41は結合部39に対して被取付部40、40とは反対方向へ直角に折り曲げられて形成され、被取付部40、40が連続する側縁の間の側縁から前方に突出されている。
接合部42は結合部39における連結端子部41が連続する側縁と反対側の側縁に連続され、結合部39と同一面上に位置されている。接合部42は結合部39に連続された幅狭部42aと幅狭部42aに連続された幅広部42bとから成り、幅狭部42aの幅(横幅)が結合部39の幅と幅広部42bの幅より狭くされている。結合部39の幅と幅広部42bの幅は略同じにされている。
ターミナル端子38は被取付部40、40がパターン形成面36側からそれぞれ取付孔19d、19dと貫通孔31d、31dに挿通され、貫通孔31d、31dから後方に突出された部分が互いに近付く方向へ直角に折り曲げられて回路基板19に取り付けられる(図5及び図6参照)。このとき接合部42が回路パターン37の端部に設けられた電極端子部37a上に位置される。
尚、回路基板19には結合部39と被取付部40、40が位置される部分に回路パターン37が存在しない。但し、回路基板19には接合部42が位置される部分に加え、結合部39と被取付部40、40が位置される部分の少なくとも一方の部分に回路パターン37の各一部が存在してもよい。
また、回路基板19には接合部42が位置される部分に回路パターン37の一部が存在せず、接合部42を半田によって接合可能な金属部分が存在してもよい。この場合には、回路基板19において結合部39と被取付部40、40の少なくとも一方が位置される部分に回路パターン37の一部が存在する。
接合部42は電極端子部37a又は金属部分に半田100によって接合される。接合部42の接合時(半田付け時)には半田100が接合用の治具(半田コテ)によって加熱されて溶融され、半田100を介して接合部42に熱が伝達される。接合部42に伝達された熱は接合部42から結合部39へ向けて一方向へ伝達される。
従って、半田100を介して接合部42に伝達された熱は、接合部42から複数の方向へは伝達されず一方向へ伝達されるため、熱の伝達量が少なくされている。また、接合部42には幅広部42bと結合部39の間に幅狭部42aが設けられているため、幅狭部42aによって幅広部42bから結合部39へ向けて伝達される熱が低減される。
上記のように、灯具1にあっては、ターミナル端子38に、パターン形成面36に結合される結合部39と、パターン形成面36側から取付孔19d、19dに挿入された状態で回路基板19に取り付けられる被取付部40、40と、結合部39から突出され半田100によってパターン形成面36に接合される接合部42とが設けられている。
従って、半田100による接合時に半田100を介して接合部42に伝達された熱が接合部42から結合部39へ向けて一方向へ伝達されるため、半田100からターミナル端子38に伝達される熱量が少なく、半田100の溶融を短時間で行うことが可能になり、半田100によるターミナル端子38の回路基板19に対する接合作業における作業時間の短縮化を図ることができる。
これにより、半田付けが行われるときに半田100からターミナル端子38を介して回路基板19に伝達される熱量が低減され、回路基板19への熱の影響を抑制することができる。
また、回路パターン37の一部が電極端子部37aとして形成され、ターミナル端子38の接合部42が電極端子部37aに接合されるため、回路パターン37の一部に接合部42が接合され、回路パターン37に結合部39が接合される電極端子部を形成する必要がなく、回路パターン37の構造の簡素化を図ることができる。
以下に、上記のように構成された灯具1の組立手順について説明する。
先ず、アタッチメント18に回路基板19と配線基板20が支持(仮止め)される(図3及び図4参照)。
回路基板19は前側ベース板31に取り付けられた状態においてアタッチメント18に支持される。回路基板19にはターミナル端子38、38が予め取り付けられている。
回路基板19がアタッチメント18に支持されるときには、前側ベース板31の貫通孔31c、31cと回路基板19のピン挿入孔19c、19cとに順にそれぞれアタッチメント18の挿入ピン26、26が挿入される。また、前側ベース板31の貫通孔31a、31aと回路基板19の支持孔19a、19aとに順にそれぞれアタッチメント18の前側支持突部27、27が弾性変形されて挿入され、前側支持突部27、27が弾性復帰されて係止爪27a、27aがそれぞれ回路基板19における支持孔19a、19aの前側開口縁に係止されることにより回路基板19がアタッチメント18に支持される。
回路基板19がアタッチメント18に支持された状態においては、前側ベース板31の後面がアタッチメント18における前側受け突部25、25、25の受け面25a、25a、25aによって押さえられている。
配線基板20は後側ベース板32に取り付けられた状態においてアタッチメント18に支持される。配線基板20がアタッチメント18に支持されるときには、後側ベース板32の貫通孔33b、33bと配線基板20の支持孔20b、20bとに順にそれぞれアタッチメント18の後側支持突部29、29が弾性変形されて挿入され、後側支持突部29、29が弾性復帰されて係止爪29a、29aがそれぞれ配線基板20における支持孔20b、20bの後側開口縁に係止されることにより配線基板20がアタッチメント18に支持される。
配線基板20がアタッチメント18に支持された状態においては、後側ベース板32における基板取付面部33の前面がアタッチメント18における後側受け突部28、28の受け面28a、28aによって押さえられている。
上記のように回路基板19と配線基板20がアタッチメント18に支持(仮止め)されることにより灯具ユニット17が構成される。
次に、灯具ユニット17が以下のようにしてランプハウジング2に固定される。
先ず、灯具ユニット17はランプハウジング2の内部に後方から挿入される(図7参照)。
灯具ユニット17がランプハウジング2の内部に挿入されるときには、アタッチメント18の側面部22、22に形成された位置決め凹部22b、22bにそれぞれランプハウジング2の位置決め突条14、14が挿入され、側面部22、22が位置決め突条14、14に案内されると共に灯具ユニット17のランプハウジング2に対する上下方向及び左右方向における位置決めが行われる。
また、灯具ユニット17がランプハウジング2の内部に挿入されるときには、ランプハウジング2の挿通軸9、9がそれぞれ順に回路基板19の挿通孔19b、19b、前側ベース板31の貫通孔31b、31b、アタッチメント18の軸通孔21a、21a、後側ベース板32の貫通孔33a、33a及び配線基板20の位置決め孔20a、20aに挿通される。挿通軸9、9がそれぞれ挿通孔19b、19bと貫通孔31b、31bと軸通孔21a、21aと貫通孔33a、33aと位置決め孔20a、20aに挿通された状態においては、回路基板19の前面にランプハウジング2の受け台部12、12、12が接し、後側ベース板32における基板取付面部33の前面に挿通軸9、9の台座面10a、10aが接し、貫通孔33a、33aと位置決め孔20a、20aにそれぞれ挿通軸9、9の固定用軸部11、11が挿通される。固定用軸部11、11は先端部が配線基板20の後面から後方に突出された状態にされる。
灯具ユニット17がランプハウジング2の内部に挿入されるときには、回路基板19に取り付けられたターミナル端子38、38がランプハウジング2の端子挿通孔6aを挿通され連結枠部13の内部に位置される。また、このとき灯具ユニット17のランプハウジング2の内部への挿入に伴ってアタッチメント18、18の係合突部23、23が互いに近付く方向へ弾性変形された後に弾性復帰されることにより、それぞれ係合爪24、24がランプハウジング2の係合孔7a、7aに挿入されて係合される(図8参照)。
灯具ユニット17は、上記のように、固定用軸部11、11の先端部が配線基板20の後面から後方に突出された状態において、例えば、固定用軸部11、11に対して熱カシメが行われることによりランプハウジング2に固定される(図7参照)。
尚、上記には、灯具ユニット17が熱カシメによりランプハウジング2に固定される例を示したが、灯具ユニット17のランプハウジング2への固定は熱カシメに限られることはなく、ネジ止めや接着等の他の固定方法によって行われてもよい。
上記のように灯具ユニット17がランプハウジング2に固定された状態においては、回路基板19の前面にランプハウジング2の受け台部12、12、12が押し付けられると共に後側ベース板32における基板取付面部33の前面が挿通軸9、9の台座面10a、10aに押し付けられ、灯具ユニット17がランプハウジング2に対してガタつくことなく安定した状態で配置される。
また、後側ベース板32の基板取付面部33と遮蔽面部34、34によってアタッチメント18のベース面部21より後側に位置された後側受け突部28、28や後側支持突部29、29や挿通軸9、9の一部等が遮蔽される。
灯具ユニット17がランプハウジング2に固定されると、続いてカバーレンズ3が灯具ユニット17に取り付けられる。カバーレンズ3の灯具ユニット17への取付は、アタッチメント18の側面部22、22が互いに近付く方向へ弾性変形されそれぞれカバーレンズ3の結合面部16、16の内面側に挿入され、側面部22、22が弾性復帰されて結合用突部22a、22aがそれぞれ結合用凹部16a、16aに挿入されて係合されることにより行われる。
上記のように、灯具1にあっては、アタッチメント18と回路基板19と配線基板20を有する灯具ユニット17が軸通孔21a、21aと挿通孔19b、19bに挿通軸9、9が挿通された状態でランプハウジング2に固定されている。
従って、アタッチメント18と回路基板19と配線基板20が灯具ユニット17としてユニット化された状態でランプハウジング2に固定されるため、灯具1の組立が容易であり、組立時間の短縮化及び簡素化を図ることができる。
特に、アタッチメント18に回路基板19と配線基板20が支持されて構成された灯具ユニット17が後方からランプハウジング2の内部に挿入されてランプハウジング2に固定され、カバーレンズ3が灯具ユニット17のアタッチメント18に後方から取り付けられることにより灯具1が組み立てられるため、ランプハウジング2に各部を組み付けるために、ランプハウジング2の向きを変更して治具等に装着する必要がなく、また、アタッチメント18に回路基板19と配線基板20をネジ止め等によって固定する必要がない。
従って、灯具ユニット17とカバーレンズ3をランプハウジング2又は灯具ユニット17に一方向から組み付けることにより灯具1が構成されると共に回路基板19と配線基板20のアタッチメント18への固定作業を必要とせず、灯具1の組立を短時間で簡素な工程によって行うことができる。
尚、上記には、ターミナル端子38が取り付けられた回路基板19と光源35が搭載された配線基板20とが前後に離隔して位置され、回路基板19に挿通孔19bが形成され、挿通軸9が挿通孔19bに挿通された状態で灯具ユニット17がランプハウジング2に固定された例を示した。但し、逆に、配線基板が回路基板の前側に位置され配線基板にターミナル端子38が取り付けられ回路基板に光源35が搭載され、配線基板に挿通孔が形成され、挿通軸9が挿通孔に挿通された状態で灯具ユニットがランプハウジングに固定されてもよい。
また、光源35、35、・・・が搭載されている配線基板20は位置決め孔20a、20aにそれぞれ固定用軸部11、11が挿通されることにより、配線基板20のランプハウジング2に対する上下方向及び左右方向における位置決めが行われる。
従って、光源35、35、・・・が搭載された配線基板20が挿通軸9、9と位置決め孔20a、20aによってランプハウジング2に対して位置決めされ、灯具1の組立時間の短縮化及び簡素化を図った上で光源35、35、・・・の位置精度の向上により良好な配光パターンを形成することができる。
上記のように構成された灯具1のターミナル端子38、38には電源に接続されたコネクター200が連結枠部13に挿入されて前方から連結され、回路基板19と配線基板20と光源35、35、・・・にはコネクター200とターミナル端子38、38を介して電源から電流が供給される。電源から光源35、35、・・・に電流が供給されると、光源35、35、・・・から光が出射され、出射された光がレンズステップ15a、15a、・・・によって制御されてカバーレンズ3から後方へ向けて照射される。このとき光源35、35、・・・は制御基板である回路基板19によって制御される。
上記のようにターミナル端子38、38にコネクター200が連結されるときには、コネクター200から灯具ユニット17に後方への力(負荷)が付与される。
このようにコネクター200から灯具ユニット17に後方への力が付与されるが、灯具ユニット17はアタッチメント18の係合突部23、23がランプハウジング2の係合孔7a、7aに係合されている。
従って、係合突部23、23の係合孔7a、7aへの係合によりアタッチメント18とランプハウジング2が結合されているため、コネクター200のターミナル端子38、38への連結時に回路基板19と配線基板20の撓みが抑制され、回路基板19と配線基板20の変形や破損を防止することができると共にコネクター200のターミナル端子38、38への安定した連結状態を確保することができる。
尚、上記には、アタッチメント18に係合突部23、23が設けられ、ランプハウジング2に係合突部23、23が係合される係合孔7a、7aが形成された例を示したが、逆に、アタッチメントに係合孔が形成されランプハウジングに係合突部が設けられていてもよい。
また、上記には、回路基板19と配線基板20が何れもフレキシブルプリント配線板である例を示したが、回路基板19と配線基板20はガラスエポキシやアルミナ等を基材としたリジッド基板であってもよい。
1…灯具、2…ランプハウジング、3…カバーレンズ、9…挿通軸、17…灯具ユニット、18…アタッチメント、19…回路基板、19b…挿通孔、19d…取付孔、20…配線基板、20a…位置決め孔、21a…軸通孔、23…係合突部、35…光源、36…パターン形成面、37…回路パターン、37a…電極端子部、38…ターミナル端子、39…結合部、40…被取付部、42…接合部、100…半田、200…コネクター

Claims (6)

  1. 一方の面が回路パターンを有するパターン形成面として形成されると共に取付孔が形成された回路基板と、
    コネクターが連結され前記回路パターンに接続されるターミナル端子とを備え、
    前記ターミナル端子に、前記パターン形成面に結合される結合部と、前記結合部から突出され前記パターン形成面側から前記取付孔に挿入された状態で前記回路基板に取り付けられる被取付部と、前記結合部から突出され半田によって前記パターン形成面に接合される接合部と、前記結合部から突出され前記コネクターと連結される連結端子部とが設けられた
    灯具。
  2. 前記結合部が反対側に位置された一対の側縁を有する形状に形成され、
    前記連結端子部が一方の前記側縁に連続され、
    前記接合部が他方の前記側縁に連続された
    請求項1に記載の灯具。
  3. 一方の面が回路パターンを有するパターン形成面として形成されると共に取付孔が形成された回路基板と、
    コネクターが連結され前記回路パターンに接続されるターミナル端子とを備え、
    前記ターミナル端子に、前記パターン形成面に結合される結合部と、前記結合部から突出され前記パターン形成面側から前記取付孔に挿入された状態で前記回路基板に取り付けられる被取付部と、前記結合部から突出され半田によって前記パターン形成面に接合される接合部とが設けられ
    挿通軸を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに固定される灯具ユニットとを備え、
    前記灯具ユニットは軸通孔を有するアタッチメントと前記アタッチメントに支持された前記回路基板と前記回路基板に接続され前記アタッチメントに支持された配線基板とを有し、
    前記回路基板と前記配線基板の少なくとも一方に挿通孔が形成され、
    前記灯具ユニットは前記軸通孔と前記挿通孔に前記挿通軸が挿通された状態で前記ランプハウジングに固定された
    灯具。
  4. 前記回路パターンの一部が電極端子部として形成され、
    前記接合部が前記電極端子部に接合された
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の灯具。
  5. 前記配線基板に位置決め孔が形成されると共に光源が搭載され、
    前記挿通軸が前記位置決め孔に挿通された状態で前記灯具ユニットが前記ランプハウジングに固定された
    請求項3に記載の灯具。
  6. 前記アタッチメントと前記ランプハウジングの一方に係合突部が設けられ他方に前記係合突部が係合される係合孔が形成された
    請求項3又は請求項5に記載の灯具。
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