JP6886400B2 - 通信制御方法、基地局、及びユーザ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおける通信制御方法、基地局、及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、二重接続(Dual Connectivity)通信が仕様化されている(例えば、非特許文献1参照)。二重接続通信は、RRC(Radio Resource Control)コネクティッドモードのユーザ端末にマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)が設定される通信モードである。MCGは、マスタ基地局により管理されるサービングセル群である。SCGは、セカンダリ基地局により管理されるサービングセル群である。
3GPP技術仕様書 「TS 36.300 V12.5.0」 2015年3月
一つの実施形態に係る通信制御方法は、セルを管理する第1の基地局が、特定のプロシージャにおいて第2の基地局にメッセージを送信し、前記メッセージを受信した前記第2の基地局が、前記メッセージに含まれる情報を前記セルと関連付けて記憶する、ことを含む。前記情報は、前記セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
LTEシステムの構成を示す図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 UE(ユーザ端末)のブロック図である。 eNB(基地局)のブロック図である。 実施形態に係る想定シナリオを示す図である。 第1実施形態に係る動作パターン1の一例を示す図である。 第1実施形態に係る動作パターン2の一例を示す図である。 第2実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第3実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第4実施形態に係る動作の一例を示す図である。
[実施形態の概要]
二重接続通信において、マスタ基地局は、ユーザ端末とのRRC接続を確立し、ユーザ端末のモビリティ制御(特に、ハンドオーバ制御)を行う。これに対し、セカンダリ基地局は、RRC接続をユーザ端末と確立せずに、追加的な無線リソースをユーザ端末に提供する。
従って、ユーザ端末のハンドオーバ頻度を抑制するために、カバレッジの広い基地局(例えば、マクロセル基地局)をマスタ基地局として設定することが望ましい。
また、ハンドオーバ時における二重接続通信の継続性を保証するために、ターゲット基地局(ターゲットセル)が二重接続通信の能力を有していることが望ましい。
以下の実施形態において、二重接続通信を行う場合において適切なモビリティ制御を行うことを可能とする通信制御方法が開示される。
第1実施形態乃至第4実施形態に係る通信制御方法は、セルを管理する第1の基地局が、特定のプロシージャにおいて第2の基地局にメッセージを送信し、前記メッセージを受信した前記第2の基地局が、前記メッセージに含まれる情報を前記セルと関連付けて記憶する、ことを含む。前記情報は、前記セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第1実施形態において、前記特定のプロシージャは、ハンドオーバプロシージャとは異なるプロシージャである。
第1実施形態の動作パターン1において、前記特定のプロシージャは、基地局間インターフェイス確立プロシージャである。
第1実施形態の動作パターン2において、前記特定のプロシージャは、基地局設定更新プロシージャである。
第1実施形態において、前記第2の基地局は、前記メッセージに含まれる情報に基づいて、自局が管理するセルに接続しているユーザ端末をハンドオーバさせるターゲット基地局を決定する。
第1実施形態において、前記セルのセルサイズに関する情報は、前記セルのセルサイズ、前記セルの送信電力、及び前記セルのサイズが変更する可能性を示す情報のうちの少なくともいずれか一つを含む。
第1実施形態に係る基地局は、セルを管理する。前記基地局は、特定のプロシージャにおいて他の基地局にメッセージを送信する処理を行う制御部を備える。前記メッセージは、前記セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第2実施形態に係る通信制御方法は、ソース基地局からターゲット基地局へユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいて、ターゲットセルを管理する前記ターゲット基地局が、前記ソース基地局に、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを送信し、前記ソース基地局が、前記ハンドオーバ承認メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断する、ことを含む。前記ハンドオーバ承認メッセージは、前記ターゲットセルのセルサイズに関する情報及び/又は前記ターゲットセルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第2実施形態に係る基地局は、他の基地局から自基地局へユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいてセルを管理する。前記基地局は、前記他の基地局に、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを送信する処理を行う制御部を備える。前記ハンドオーバ承認メッセージは、前記セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第2実施形態において、前記セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記セルの二重接続通信の能力に関する情報は、前記他の地局が、前記ハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断するために用いられる。
第3実施形態に係る通信制御方法は、ソース基地局からターゲット基地局へユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいて、前記ソース基地局が、ターゲットセルを管理する前記ターゲット基地局に、前記ハンドオーバを要求することを示すハンドオーバ要求メッセージを送信し、前記ターゲット基地局が、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバの要求を承認するか否かを判断する、ことを含む。前記情報は、前記ターゲットセルに要求されるセルサイズに関する情報及び/又は前記ターゲットセルに要求される二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第3実施形態において、前記ターゲット基地局は、前記ハンドオーバの要求を承認する場合、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを前記ソース基地局へ送信し、前記ハンドオーバの要求を拒否する場合には、前記ハンドオーバの要求を拒否することを示すハンドオーバ拒否メッセージを前記ソース基地局へ送信する。
第3実施形態に係る基地局は、自基地局から他の基地局へユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいてセルを管理する。前記基地局は、他のセルを管理する前記他の基地局に、前記ハンドオーバを要求することを示すハンドオーバ要求メッセージを送信する処理を行う制御部を備える。前記ハンドオーバ要求メッセージは、前記他のセルに要求されるセルサイズに関する情報及び/又は前記他のセルに要求される二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第4実施形態に係る通信制御方法は、ユーザ端末が、隣接セルから受信する無線信号に基づいて、前記ユーザ端末が接続するサービングセルに測定報告を送信し、前記サービングセルを管理する基地局が、前記測定報告に含まれる情報を前記隣接セルと関連付けて記憶する、ことを含む。前記情報は、前記隣接セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。
第4実施形態に係るユーザ端末は、隣接セルから無線信号を受信する受信部と、前記無線信号に基づいて、サービングセルに測定報告を送信する処理を行う制御部と、を備える。前記無線信号は、前記隣接セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。前記制御部は、前記無線信号に含まれる前記隣接セルのセルサイズに関する情報及び/又は前記隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を前記測定報告に含める。
[移動通信システム]
(1)移動通信システムの構成
図1は、実施形態に係る移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムの構成を示す図である。図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。X2インターフェイスは、基地局間インターフェイスに相当する。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、モビリティ管理装置に相当し、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
(2)無線インターフェイスの構成
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
(3)ユーザ端末の構成
図3は、UE100(ユーザ端末)のブロック図である。図3に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、上述した各種の通信プロトコル及び後述する処理を実行する。
(4)基地局の構成
図4は、eNB200(基地局)のブロック図である。図4に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、上述した各種の通信プロトコル及び後述する処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に使用される。
(5)二重接続通信の概要
二重接続通信は、RRCコネクティッドモードのUE100にマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)が設定される通信モードである。MCGは、マスタ基地局(MeNB)により管理されるサービングセル群である。SCGは、セカンダリ基地局(SeNB)により管理されるサービングセル群である。UE100には、各eNB200から無線リソースが割り当てられるため、スループットの向上が見込まれる。
二重接続通信において、UE100との接続を確立する複数のeNB200のうち、MeNBのみがUE100とのRRC接続を確立する。これに対し、SeNBは、RRC接続をUE100と確立せずに、追加的な無線リソースをUE100に提供する。MeNBとSeNBとの間にはX2インターフェイスが存在する。
二重接続通信におけるユーザデータの転送方式について、MCGベアラ、SCGベアラ、スプリットベアラの計3つのタイプのベアラが規定されている。MCGベアラは、対応する無線プロトコルがMeNBにのみ存在し、MeNBのリソースのみを使用するベアラである。SCGベアラは、対応する無線プロトコルがSeNBにのみ存在し、SeNBのリソースのみを使用するベアラである。スプリットベアラは、対応する無線プロトコルがMeNB及びSeNBの両方に存在し、MeNB及びSeNBの両方のリソースを使用するベアラである。
[第1実施形態]
(1)想定シナリオ
図5は、第1実施形態に係る想定シナリオを示す図である。
図5に示すように、eNB200−1はマクロセル#1を管理し、eNB200−2はマクロセル#2を管理し、eNB200−3は小セル#1を管理し、eNB200−4は小セル#2を管理している。マクロセル#1の一部とマクロセル#2の一部とは重複しており、当該重複する領域内に小セル#1及び小セル#2が位置する。小セル#1の一部と小セル#2の一部とは重複している。
図5(a)に示すように、小セル#1内に位置するUE100は、eNB200−1をMeNB(MCG)として設定し、且つ、eNB200−3をSeNB(SCG)として設定することにより、二重接続通信を行っている。このような状況下で、UE100が小セル#1から小セル#2の方向に向けて移動すると仮定する。
この場合、UE100とeNB200−1との間の無線状況が悪化するため、UE100のハンドオーバの必要性が生じる。eNB200−1は、UE100から送信される測定報告に基づいて、UE100のハンドオーバを行うと判断する。測定報告は、サービングセル及び隣接セルのそれぞれの測定結果を含む。測定結果とは、例えば参照信号受信電力(RSRP)及び参照信号受信品質(RSRQ)である。
ここで、UE100のハンドオーバ候補としては、小セル#2及びマクロセル#2が挙げられる。しかしながら、UE100がマクロセル#1から小セル#2にハンドオーバする場合、小セル#2のカバレッジが狭いことにより、その後にUE100がマクロセル#2にハンドオーバする必要性が生じ得る。その結果、小セル#2へのハンドオーバが非効率なハンドオーバになってしまう。
一方、図5(b)に示すように、UE100がマクロセル#1からマクロセル#2にハンドオーバする場合、上述したような非効率なハンドオーバを避けることができる。なお、図5(b)においては、UE100がマクロセル#1からマクロセル#2にハンドオーバした後、eNB200−2をMeNB(MCG)として設定し、且つ、eNB200−4をSeNB(SCG)として設定することにより、二重接続通信を行う一例を示している。
(2)第1実施形態に係る動作
上述した想定シナリオにおいて、eNB200−1が自セル(マクロセル#1)の隣接セルのそれぞれのセルサイズを把握していれば、小セル#2よりもマクロセル#2を優先的にターゲットセルとして選択することができる。
また、eNB200−1が自セル(マクロセル#1)の隣接セルのそれぞれの二重接続通信の能力を把握していれば、UE100のQoSを維持するために、二重接続通信の能力を有するセル(eNB)を優先的にターゲットセルとして選択することができる。
第1実施形態に係るeNB200は、eNB間のシグナリングにより、隣接セルのセルサイズに関する情報又は隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を予め取得する。
第1実施形態において、セルAを管理するeNB200Aは、ハンドオーバプロシージャとは異なる特定のプロシージャにおいてeNB200Bにメッセージを送信する。ここで、eNB200Bは、セルAの隣接セルを管理するeNB200である。
メッセージは、セルAのセルサイズに関する情報及び/又はセルAの二重接続通信の能力に関する情報を含む。以下において、セルサイズに関する情報を「セルサイズ関連情報」と称し、二重接続通信の能力に関する情報を「能力関連情報」と称する。第1実施形態において、メッセージがセルサイズ関連情報及び能力関連情報の両方を含む一例を説明する。
セルサイズ関連情報は、セルAのサイズを示すインデックス(Cell Size)を含む。「Cell Size」としては、「very small」、「small」、「medium」、「large」等が挙げられる。セルAのサイズは、後述するようにエナジーセービング(ES)等に起因して変更され得る。具体的には、ESを目的としてセルサイズを縮小することがあり得る。また、他セルのカバレッジ補完を目的としてセルサイズを拡大することがあり得る。よって、「Cell Size」は、最新のセルサイズ(現在のセルサイズ)を示すことが望ましい。或いは、「Cell Size」は、ES等の予定を考慮し、将来のセルサイズを示してもよい。
また、セルサイズ関連情報は、セルAの送信電力値(Transmission power)を含んでもよい。「Transmission power」は、例えば参照信号の送信電力値である。「Transmission power」は、「dBm」又は「ワット」で表されてもよい。「Transmission power」は、情報量が大きいものの、「Cell Size」よりも詳細なセルサイズを示すことができる。
さらに、セルサイズ関連情報は、セルAのサイズ変更の可能性を示す情報(ES cell indicator)を含んでもよい。セルサイズ変更の可能性のあるセルについては、「ES cell indicator」をセルサイズ関連情報に含める。
能力関連情報は、二重接続通信の能力の有無を直接的に示す情報、又は二重接続通信の能力の有無を間接的に示す情報である。
二重接続通信の能力の有無を直接的に示す情報とは、例えば、セルAが二重接続通信の能力を有していれば「1」、セルAが二重接続通信の能力を有していなければ「0」といったフラグである。
二重接続通信の能力の有無を間接的に示す情報とは、例えば、セルAが対応するリリース番号である。リリース12又はそれよりも後のリリースに対応したセルであれば、二重接続通信の能力を有しているとみなすことができる。なお、能力関連情報が含まれていない場合には、リリース8対応のセルであるとみなしてもよい。
eNB200Aからのメッセージを受信したeNB200Bは、メッセージに含まれる情報をセルAと関連付けて記憶する。例えば、eNB200Bは、セルAに関する情報を隣接セルテーブル(NRT:Neighbour Relation Table)の一部として記憶及び管理する。
第1実施形態に係るNRTの一例を表1に示す。
Figure 0006886400
表1に示すように、第1実施形態に係るNRTは、隣接セル(NR)のそれぞれについて、TCI(Target Cell Identifier)、セルサイズ関連情報、及び能力関連情報を有する。TCIは、例えば、対応する隣接セルのECGI(E−UTAN Cell Global Identifier)及びPCI(Physical Cell Identifier)である。
eNB200Bは、二重接続通信を行うUE100のハンドオーバ時に、NRTに含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報に基づいてUE100のターゲットセルを決定する。或いは、eNB200Bは、UE100が二重接続通信を行っていなくても、UE100が二重接続通信の機能を有していれば、NRTに含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報に基づいてUE100のターゲットセルを決定してもよい。
第1に、eNB200Bは、NRTに含まれるセルサイズ関連情報に基づいて、セルサイズが大きいセル(例えば、マクロセル)を優先的にターゲットセルとして決定する。例えば、eNB200Bは、測定報告に含まれる測定結果と比較される閾値を調整することにより、セルサイズが大きいセルを優先的にターゲットセルとして決定する。eNB200Bは、複数のマクロセルがハンドオーバ候補に含まれている場合、「ES cell indicator」に基づいて、複数のマクロセルのうちセルサイズ縮小の可能性の無いマクロセルをターゲットセルとして決定することが好ましい。
eNB200Bは、UE100の移動速度も考慮してターゲットセルを決定してもよい。例えば、eNB200Bは、移動速度が低いUE100については、マクロセル以外のセル(ピコセル等)をターゲットセルとして決定することが許容される。
第2に、eNB200Bは、NRTに含まれる能力関連情報に基づいて、二重接続通信の能力を有するセルを優先的にターゲットセルとして決定する。
(2.1)第1実施形態に係る動作パターン1
第1実施形態に係る動作パターン1において、eNB200Aは、X2確立(X2 setup)プロシージャにおいて、上述したようなメッセージをeNB200Bに送信する。「X2 setup」プロシージャは、X2インターフェイスを介して相互接続される2つのeNBに必要とされるアプリケーションレベルの設定を交換するためのプロシージャである。
図6は、第1実施形態に係る動作パターン1の一例を示す図である。
図6に示すように、ステップS101において、eNB200Aは、「X2 SETUP REQUEST」メッセージをeNB200Bに送信する。「X2 SETUP REQUEST」メッセージは、eNB200Aが管理する各セルに関する情報(Served Cell information)を含む。「Served Cell information」は、対応するセルのセル識別情報(ECGI、PCI)、対応するセルのセルサイズ関連情報、対応するセルの能力関連情報を含む。但し、eNB200Aが管理する各セルのセルサイズ及び能力が共通であると仮定すると、「X2 SETUP REQUEST」メッセージは、eNB200Aの識別情報(Global eNB ID)と関連付けられた1つのセルサイズ関連情報及び1つの能力関連情報を含んでもよい。この場合、1つのセルサイズ関連情報及び1つの能力関連情報は、eNB200Aが管理する各セルに共通に適用される。
「X2 SETUP REQUEST」メッセージを受信したeNB200Bは、「X2 SETUP REQUEST」メッセージに含まれる情報を記憶し、表1に示したようなNRTを作成及び管理する。
ステップS102において、eNB200Bは、「X2 SETUP RESPONSE」メッセージをeNB200Aに送信する。「X2 SETUP RESPONSE」メッセージは、eNB200Bが管理する各セルに関する情報(Served Cell information)を含む。「Served Cell information」は、対応するセルのセル識別情報(ECGI、PCI)、対応するセルのセルサイズ関連情報、対応するセルの能力関連情報を含む。但し、「X2 SETUP RESPONSE」メッセージは、eNB200の識別情報(Global eNB ID)と関連付けられた1つのセルサイズ関連情報及び1つの能力関連情報を含んでもよい。
「X2 SETUP RESPONSE」メッセージを受信したeNB200Aは、「X2 SETUP RESPONSE」メッセージに含まれる情報を記憶し、表1に示したようなNRTを作成及び管理する。
なお、eNB200Bは、「X2 SETUP REQUEST」メッセージに含まれるセルサイズ関連情報等に基づいて、「X2 SETUP」を承認する場合には、「X2 SETUP RESPONSE」メッセージを送信し、「X2 SETUP」を承認しない場合には、「X2 SETUP FAILURE」メッセージを送信してもよい。
(2.2)第1実施形態に係る動作パターン2
第1実施形態に係る動作パターン2において、eNB200Aは、基地局設定更新(ENB CONFIGURATION UPDATE)プロシージャにおいて、上述したようなメッセージをeNB200Bに送信する。「ENB CONFIGURATION UPDATE」プロシージャは、X2インターフェイスを介して相互接続される2つのeNBに必要とされるアプリケーションレベルの設定を更新するためのプロシージャである。動作パターン2は、動作パターン1と併用してもよい。
図7は、第1実施形態に係る動作パターン2の一例を示す図である。
図7に示すように、ステップS151において、eNB200Aは、「ENB CONFIGURATION UPDATE」メッセージをeNB200Bに送信する。「ENB CONFIGURATION UPDATE」メッセージは、eNB200Aにおいて、追加されるセルの更新情報(Served Cells To Add)、変更されるセルの更新情報(Served Cells To Modify)、又は削除されるセルの更新情報(Served Cells To Delete)を含む。これらの更新情報は、対応するセルに関する情報(Served Cell information)を含む。「Served Cell information」は、対応するセルのセル識別情報(ECGI、PCI)、対応するセルのセルサイズ関連情報、対応するセルの能力関連情報を含む。但し、「ENB CONFIGURATION UPDATE」メッセージは、eNB200Aの識別情報(Global eNB ID)と関連付けられた1つのセルサイズ関連情報及び1つの能力関連情報を含んでもよい。
「ENB CONFIGURATION UPDATE」メッセージを受信したeNB200Bは、「ENB CONFIGURATION UPDATE」メッセージに含まれる情報を記憶し、表1に示したようなNRTを更新及び管理する。
ステップS152において、eNB200Bは、「ENB CONFIGURATION UPDATE ACKNOWLEDGE」メッセージをeNB200Aに送信する。eNB200Aは、「ENB CONFIGURATION UPDATE ACKNOWLEDGE」メッセージを受信する。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態において、ハンドオーバプロシージャとは異なるプロシージャにおいてセルサイズ関連情報及び能力関連情報をeNB間で送受信していた。これに対し、第2実施形態においては、ハンドオーバプロシージャにおいてセルサイズ関連情報及び能力関連情報をeNB間で送受信する。
第2実施形態において、ターゲットセルを管理するターゲットeNBは、ソースeNBにハンドオーバ承認メッセージを送信する。ハンドオーバ承認メッセージは、ターゲットセルのセルサイズに関する情報(セルサイズ関連情報)及び/又はターゲットセルの二重接続通信の能力に関する情報(能力関連情報)を含む。ハンドオーバ承認メッセージを受信したソースeNBは、ハンドオーバ承認メッセージに含まれる情報に基づいて、ハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断する。
図8は、第2実施形態に係る動作の一例を示す図である。図8の初期状態において、UE100が、eNB200S(ソース基地局)をMeNBとして設定し、二重接続通信を行っていると仮定する。
図8に示すように、ステップS201において、UE100は、測定報告(Measurement Report)をeNB200Sに送信する。「Measurement Report」は、サービングセル及び隣接セルのそれぞれの測定結果を含む。ここでは、「Measurement Report」が、eNB200Sが管理するセルAの測定結果及びeNB200Tが管理するセルBの測定結果を含むと仮定する。eNB200Sは、「Measurement Report」に基づいて、セルBをターゲットセルとして決定する。
ステップS202において、eNB200Sは、ハンドオーバ要求(Handover Request)メッセージをeNB200Tに送信する。「Handover Request」メッセージは、ターゲットセルの識別情報(Target Cell ID)を含む。eNB200Tは、「Handover Request」メッセージを承認するか否かを判断する。ここでは、eNB200Tが「Handover Request」メッセージに示されるハンドオーバの要求を承認したと仮定して説明を進める。
ステップS203において、eNB200Tは、ハンドオーバ承認(Handover Request ACK)メッセージをeNB200Sに送信する。「Handover Request ACK」メッセージは、ターゲットセルのセルサイズ関連情報又はターゲットセルの能力関連情報を含む。第2実施形態において、「Handover Request ACK」メッセージがセルサイズ関連情報及び能力関連情報の両方を含む一例を説明する。
eNB200Sは、二重接続通信を行うUE100のハンドオーバ時に、「Handover Request ACK」メッセージに含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報に基づいて、eNB200Tに対するハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断する。或いは、eNB200Sは、UE100が二重接続通信を行っていなくても、UE100が二重接続通信の機能を有していれば、「Handover Request ACK」メッセージに含まれるセルサイズ関連情報及び/又は能力関連情報に基づいて、eNB200Tに対するハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断してもよい。
また、eNB200Sは、ハンドオーバプロシージャを複数のeNBに対して並列的に行なってもよい。そして、eNB200Sは、複数のeNBから「Handover Request ACK」メッセージが得られた場合、複数のeNBの中からハンドオーバプロシージャを継続する最終的なターゲットeNBを選択し、選択したターゲットeNB以外のeNBとのハンドオーバプロシージャをキャンセルすると判断してもよい。
第1に、eNB200Sは、セルサイズ関連情報に基づいて、複数のeNB(セル)からセルサイズが大きいセル(例えば、マクロセル)とのハンドオーバプロシージャを優先的に継続する。eNB200Sは、複数のマクロセルがハンドオーバ候補に含まれている場合、「ES cell indicator」に基づいて、複数のマクロセルのうちセルサイズ縮小の可能性の無いマクロセルとのハンドオーバプロシージャを継続することが好ましい。eNB200Sは、UE100の移動速度も考慮してターゲットセルを決定してもよい。例えば、eNB200Sは、移動速度が低いUE100については、マクロセル以外のセル(ピコセル等)をターゲットセルとして決定することが許容される。なお、仮に、複数のピコセルから一のピコセルをターゲットとして選択する場合、「ES cell indicator」が含まれるピコセル(すなわち、セルサイズが拡大する可能性があるピコセル)を優先して選択してもよい。第2に、eNB200Sは、能力関連情報に基づいて、二重接続通信の能力を有するセルとのハンドオーバプロシージャを優先的に継続する。
eNB200Sは、eNB200Tとのハンドオーバプロシージャを継続すると判断した場合、eNB200T(ターゲットセル)へのハンドオーバを指示する「Handover Command」をUE100に送信する(ステップS204)。UE100は、「Handover Command」の受信に応じて、eNB200T(ターゲットセル)へのハンドオーバを実行する。
これに対し、eNB200Tとのハンドオーバプロシージャをキャンセルすると判断した場合、eNB200Sは、進行中のハンドオーバプロシージャのキャンセルを示す「Handover Cancel」メッセージをeNB200Tに送信する(ステップS205)。これにより、ハンドオーバプロシージャがキャンセルされる。
なお、eNB200Sは、「Handover Request ACK」メッセージに含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報に基づいて、表1に示したようなNRTの一部を更新又は新規で追加してもよい。これにより、eNB200Sは、NRTに基づいて次回のハンドオーバ判断を適切に行うことができる。このようなNRTの一部の更新又は新規追加を行う場合に、第1実施形態のX2セットアッププロシージャ及びeNB設定更新プロシージャも加えて行ってもよいし、行わなくてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。第3実施形態は、ハンドオーバプロシージャにおいてセルサイズ関連情報及び能力関連情報をeNB間で送受信する点で第2実施形態と共通する。但し、セルサイズ関連情報及び能力関連情報の意味合いが第2実施形態とは異なる。
第3実施形態において、ソースeNBは、ターゲットセルを管理するターゲットeNBにハンドオーバ要求メッセージを送信する。ハンドオーバ要求メッセージは、ターゲットセルに要求されるセルサイズに関する情報(セルサイズ関連情報)及び/又はターゲットセルに要求される二重接続通信の能力に関する情報(能力関連情報)を含む。セルサイズ関連情報及び能力関連情報の具体例については第1実施形態と同様である。ハンドオーバ要求メッセージを受信したターゲットeNBは、ハンドオーバ要求メッセージに含まれる情報に基づいて、ハンドオーバ要求メッセージを承認するか否かを判断する。
図9は、第3実施形態に係る動作の一例を示す図である。図9の初期状態において、UE100が、eNB200S(ソース基地局)をMeNBとして設定し、二重接続通信を行っていると仮定する。
図9に示すように、ステップS301において、UE100は、測定報告(Measurement Report)をeNB200Sに送信する。「Measurement Report」の具体例については、第2実施形態と同様である。eNB200Sは、「Measurement Report」に基づいて、eNB200Tが管理するセルBをターゲットセルとして決定する。
ステップS302において、eNB200Sは、ハンドオーバ要求(Handover Request)メッセージをeNB200Tに送信する。「Handover Request」メッセージは、ターゲットセルの識別情報(Target Cell ID)を含む。第3実施形態において、「Handover Request」メッセージは、ターゲットセルに要求されるセルサイズに関する情報(セルサイズ関連情報)及び/又はターゲットセルに要求される二重接続通信の能力に関する情報(能力関連情報)を含む。第3実施形態において、「Handover Request」メッセージがセルサイズ関連情報及び能力関連情報の両方を含む一例を説明する。
第1に、eNB200Sは、二重接続通信を行うUE100のハンドオーバ時に、セルサイズが大きいセル(例えば、マクロセル)を希望セルサイズとして要求するセルサイズ関連情報を「Handover Request」メッセージに含める。或いは、eNB200Sは、UE100が二重接続通信を行っていなくても、UE100が二重接続通信の機能を有していれば、セルサイズが大きいセル(例えば、マクロセル)を希望セルサイズとして要求するセルサイズ関連情報を「Handover Request」メッセージに含めてもよい。
第2に、eNB200Sは、二重接続通信を行うUE100のハンドオーバ時に、二重接続通信の能力を有するセルを希望セルとして要求する能力関連情報を「Handover Request」メッセージに含める。或いは、eNB200Sは、UE100が二重接続通信を行っていなくても、UE100が二重接続通信の機能を有していれば、二重接続通信の能力を有するセルを希望セルとして要求する能力関連情報を「Handover Request」メッセージに含めてもよい。
eNB200Tは、「Handover Request」メッセージに示されるハンドオーバの要求を承認するか否かを判断する。第3実施形態において、eNB200Tは、「Handover Request」メッセージに含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報に基づいて、要求されたセルサイズ及び能力をターゲットセルが満足するか否かを判断する。eNB200Tは、要求されたセルサイズ及び能力をターゲットセルが満足すると判断した場合、ハンドオーバ承認(Handover Request ACK)メッセージをeNB200Sに送信する(ステップS303)。これに対し、要求されたセルサイズ及び能力をターゲットセルが満足しないと判断した場合、eNB200Tは、ハンドオーバ要求を受け入れられない旨を示すメッセージをeNB200Sに送信する(ステップS303)。ここでいうハンドオーバ要求を受け入れられない旨を示すメッセージは、ハンドオーバ拒否メッセージ(Handover Request NACK)又はハンドオーバ準備失敗メッセージ(Handover Preparation Failure)であってもよい。
eNB200Sは、eNB200Tから「Handover Request ACK」メッセージを受信した場合、eNB200T(ターゲットセル)へのハンドオーバを指示する「Handover Command」をUE100に送信する(ステップS304)。UE100は、「Handover Command」の受信に応じて、eNB200T(ターゲットセル)へのハンドオーバを実行する。これに対し、eNB200Tからハンドオーバ要求を受け入れられない旨を示すメッセージを受信した場合、eNB200Sは、eNB200T(ターゲットセル)とのハンドオーバプロシージャをキャンセルする。
なお、eNB200Sは、「Handover Request ACK」メッセージ及びハンドオーバ要求を受け入れられない旨を示すメッセージ(「Handover Request NACK」メッセージ又は「Handover Preparation Failure」メッセージ)の受信状況に応じて、表1に示したようなNRTの一部を更新又は新規で追加してもよい。これにより、eNB200Sは、NRTに基づいて次回のハンドオーバ判断を適切に行うことができる。このようなNRTの一部の更新又は新規追加を行う場合に、第1実施形態のX2セットアッププロシージャ及びeNB設定更新プロシージャも加えて行ってもよいし、行わなくてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態について、第1実施形態乃至第3実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態において、セルサイズ関連情報及び能力関連情報をeNB間で直接的に送受信していた。これに対し、第4実施形態においては、UE100を通じて、セルサイズ関連情報及び能力関連情報をeNB間で間接的に送受信する。
第4実施形態において、UE100は、隣接セルから受信する無線信号に基づいて、サービングセルに測定報告を送信する。測定報告は、隣接セルのセルサイズに関する情報及び/又は隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を含む。サービングセルを管理するeNB200は、測定報告に含まれる情報を隣接セルと関連付けて記憶する。
図10は、第4実施形態に係る動作の一例を示す図である。図10の初期状態において、UE100は、eNB200Sのセル(サービングセル)においてRRCコネクティッドモードにある。
図10に示すように、ステップS401において、隣接セルを管理するeNB200Nは、当該隣接セルにおいてシステム情報(SIB:System Information Block)をブロードキャストにより送信する。第4実施形態において、SIBは、当該隣接セルのセル識別情報、当該隣接セルのセルサイズ関連情報、当該隣接セルの能力関連情報を含む。UE100は、隣接セルのSIBを受信する。なお、UE100は、eNB200S(サービングセル)からの要求に応じて、隣接セルのSIBを受信してもよい。
ステップS402において、UE100は、測定報告(Measurement Report)をeNB200Sに送信する。「Measurement Report」は、サービングセル及び隣接セルのそれぞれの測定結果を含む。第4実施形態において、「Measurement Report」は、隣接セルのセルサイズ関連情報及び/又は能力関連情報を含む。
「Measurement Report」を受信したeNB200Sは、「Measurement Report」に含まれるセルサイズ関連情報及び能力関連情報を記憶し、表1に示したようなNRTを作成及び管理する。その後の動作については、第1実施形態と同様である。
[その他の実施形態]
上述した第3実施形態及び第4実施形態において、X2インターフェイスを介したハンドオーバプロシージャである「X2−based handover procedure」を想定していた。しかしながら、ソースeNBとターゲットeNBとの間にX2インターフェイスが未確立である場合や「X2−based handover procedure」に失敗した場合には、S1インターフェイス及びMMEを介したハンドオーバプロシージャである「S1−based handover procedure」が行われる。よって、第3実施形態及び第4実施形態において、ソースeNBは、ターゲットeNBとの間でX2インターフェイスを介したハンドオーバプロシージャを実行できない場合には、S1及びMMEを介したハンドオーバプロシージャ(S1−based handover)を実行してもよい。その場合、第3実施形態及び第4実施形態に係る動作を、S1インターフェイス及びMMEを介したハンドオーバプロシージャ(S1−based handover)にも適用してもよい。
上述した第1実施形態乃至第3実施形態において、セルサイズ関連情報及び能力関連情報の両方をeNB間で送受信する一例を主として説明した。しかしながら、セルサイズ関連情報及び能力関連情報の何れか一方のみをeNB間で送受信してもよい。
上述した第4実施形態において、セルサイズ関連情報及び能力関連情報の両方をUE100からeNB200に送信する一例を主として説明した。しかしながら、セルサイズ関連情報及び能力関連情報の何れか一方のみをUE100からeNB200に送信してもよい。
上述した各実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[相互参照]
日本国特許出願第2015−108881号(2015年5月28日出願)の内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (12)

  1. セルを管理する第1の基地局が、特定のプロシージャにおいて第2の基地局にメッセージを送信し、
    前記メッセージを受信した前記第2の基地局が、前記メッセージに含まれる情報を前記セルと関連付けて記憶する、ことを含み、
    前記情報は、前記セルのセルサイズに関する情報及び前記セルの二重接続通信の能力に関する情報を含み、
    前記第2の基地局は、前記メッセージに含まれる前記情報に基づいて、自局が管理するセルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末を、前記第1の基地局にハンドオーバさせるか否かを決定することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記特定のプロシージャは、ハンドオーバプロシージャとは異なるプロシージャであることを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記特定のプロシージャは、基地局間インターフェイス確立プロシージャであることを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
  4. 前記特定のプロシージャは、基地局設定更新プロシージャであることを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
  5. 前記セルのセルサイズに関する情報は、前記セルのセルサイズ、前記セルの送信電力、及び前記セルのサイズが変更する可能性を示す情報のうちの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  6. セルを管理する基地局であって、
    特定のプロシージャにおいて他の基地局からメッセージを受信する処理を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記メッセージに含まれる情報を前記他の基地局が管理する他のセルと関連付けて記憶し、
    前記情報は、前記他のセルのセルサイズに関する情報及び前他のセルの二重接続通信の能力に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記メッセージに含まれる前記情報に基づいて、自局が管理する前記セルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末を、前記他の基地局にハンドオーバさせるか否かを決定することを特徴とする基地局。
  7. ソース基地局からターゲット基地局へ、前記ソース基地局が管理するセルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいて、ターゲットセルを管理する前記ターゲット基地局が、前記ソース基地局に、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを送信し、
    前記ソース基地局が、前記ハンドオーバ承認メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断する、ことを含み、
    前記情報は、前記ターゲットセルのセルサイズに関する情報及び前記ターゲットセルの二重接続通信の能力に関する情報を含むことを特徴とする通信制御方法。
  8. 基地局から他の基地局へ、前記自基地局が管理するセルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいてセルを管理する基地局であって、
    前記他の基地局から、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを受信する処理を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記ハンドオーバ承認メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバプロシージャを継続するか否かを判断し、
    前記情報は、前記他の基地局が管理する他のセルのセルサイズに関する情報及び前記他のセルの二重接続通信の能力に関する情報を含むことを特徴とする基地局。
  9. ソース基地局からターゲット基地局へ、前記ソース基地局が管理するセルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいて、前記ソース基地局が、ターゲットセルを管理する前記ターゲット基地局に、前記ハンドオーバを要求することを示すハンドオーバ要求メッセージを送信し、
    前記ターゲット基地局が、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバの要求を承認するか否かを判断する、ことを含み、
    前記情報は、前記ターゲットセルに要求されるセルサイズに関する情報及び前記ターゲットセルに要求される二重接続通信の能力に関する情報を含むことを特徴とする通信制御方法。
  10. 前記ターゲット基地局は、前記ハンドオーバの要求を承認する場合、前記ハンドオーバの要求を承認することを示すハンドオーバ承認メッセージを前記ソース基地局へ送信し、前記ハンドオーバの要求を拒否する場合には、前記ハンドオーバの要求を拒否することを示すハンドオーバ拒否メッセージを前記ソース基地局へ送信することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  11. 他の基地局から基地局へ、前記他の基地局が管理する他のセルとセカンダリ基地局が管理するセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末をハンドオーバするハンドオーバプロシージャにおいてセルを管理する基地局であって、
    記他の基地局から、前記ハンドオーバを要求することを示すハンドオーバ要求メッセージを受信する処理を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる情報に基づいて、前記ハンドオーバの要求を承認するか否かを判断し、
    前記情報は、前記セルに要求されるセルサイズに関する情報及び前記セルに要求される二重接続通信の能力に関する情報を含むことを特徴とする基地局。
  12. サービングセルとセカンダリセルとに二重接続しているユーザ端末が、隣接セルから受信する無線信号に基づいて、前記サービングセルに測定報告を送信し、
    前記サービングセルを管理する基地局が、前記測定報告に含まれる情報を前記隣接セルと関連付けて記憶する、ことを含み、
    前記情報は、前記隣接セルのセルサイズに関する情報及び前記隣接セルの二重接続通信の能力に関する情報を含み、
    前記基地局は、前記測定報告に含まれる前記情報に基づいて、前記ユーザ端末を、前記隣接セルを管理する隣接基地局にハンドオーバさせるか否かを決定することを特徴とする通信制御方法。
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