JP6886256B2 - 音出しスライダーバッグ - Google Patents

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本発明は,音出し加工が施されたスライダーバッグ等に関する。
スライダーバッグと称される,開閉可能な袋体がある(特許文献1)。
スライダーバッグは,スライダーを袋体の開口部に沿ってスライドさせることにより,袋体の開口部に設けられたファスナーが係脱し,これにより,開口部の開け閉めが可能な構成となっている。スライダーバッグは,食物を中心として様々なものを保存する用途に用いられる。
スライダーバッグの中には,開口部の開け閉めを行う際に,スライダーのスライド操作に伴って音が出るように工夫されたスライダーバッグ(以下,「従来型音出しスライダーバッグ」という)が存在する。
特開2015−012931号公報
この従来型音出しスライダーバッグは,音とともに手元に伝わる僅かな振動により,その開け閉めを目視せずとも感覚的に確認することができる点において,有用である。しかるに,従来型音出しスライダーバッグには,改良の余地があることを発明者は発見した。
ここで,従来型音出しスライダーバッグ(製品名,ジップロック(登録商標))の構成について,図7から図10を参照しながら説明する。
図7は,従来型音出しスライダーバッグの開口部の構成を示す拡大図((a)は正面図,(b)は背面図),図8は,当該スライダーバッグのスライダー単体の構成を示す拡大底面図,図9は,当該スライダーバッグの開口部に装着されたスライダーの構成を示す拡大図((a)は側面図,(b)は平面図),図10は,当該スライダーバッグの音出し機構の構成を模式的に示した側面図である。
図7(a)は,開口部において音出し加工が施されている側(正面)を示しており,一方,図7(b)は,図7(a)の反対側で音出し加工が施されていない側(背面)を示している。なお,分かりやすくするために,図7(b)は,左右反転処理がなされている。
図7(a)に示すように,開口部の正面側の外面には,スライダーの進行方向(図7,図9(b)の両矢印C,Dを参照)に沿って,音出し加工としての段々加工が施されている。なお,図7(b)に示すように,開口部の背面側の外面には,段々加工は施されていない。
かかる段々加工が施された段々加工部分は,スライダーを開口部に沿ってスライドさせる際に,スライダーの狭窄用突起(図8を参照)が接触することにより,音を出すとともに,開口部を閉じようとしている感覚を手に伝えるものである。
図9(a)に示すように,スライダーの内側には,それぞれ一対,合計2箇所の嵌合部位が配置されている。そして,上側の嵌合部位をスライダーの開口用突起で押し開けることに伴い下側の嵌合部位も外れることとなり,これにより,袋体の開口部を開けることが可能な構成となっている。また,図9(a)の奥側のスライダーの狭窄用突起(図8,図9(b)を参照),そしてその奥の,袋体のファスナーを通す凹部(図8,図9(b)を参照)で嵌合部位を挟むことにより,袋体の開口部を閉めることが可能な構成となっている。
これを分かりやすい形で模式化したのが図10である。音出し等の際,段々加工が施されている部分に接触するのは,主として,上記した狭窄用突起もしくは凹部の両側壁になる。しかるに,この図を見ても分かるように,段々加工部分には,その上下に小さな突起がある。そのため,段々加工部分は,溝状になっており,狭窄用突起や凹部の両側壁が接触しづらい構造となっている。
かかる構造となっているのは,製造方法に起因するものと推測される。
すなわち,もともと,段々加工部分とその上下の小さな突起は,一つの平らな平面として形成されており,段々加工を施す際に,熱を持ったローラーが押し付けられ,結果として,段々加工部分が溝状になるとともに,段々が形成されるものと推測される。
このような構成であっても,従来型音出しスライダーバッグでは,スライダーのスライド操作に伴って音が出,そして段々の振動が手に伝わる構成とはなっている。
しかるに,これらの音や振動は,比較的小さいものであり,また,使用を繰り返すとともに小さくなっていくという課題を有するものである。
上記事情を背景として,本発明では,より鮮明に音出しや振動の伝達が可能であるとともに,繰り返しの使用にも耐えうる,音出しスライダーバッグの開発を課題とする。
発明者は,鋭意研究の結果,袋体の外面に設けられた凸状部位に段々加工を施すとともに,スライダーに設けられた狭窄用突起などの突起物が当該段々加工部分に確実に接触することができる構成に想到し,発明を完成させたものである。
本発明は,以下の構成からなる。
本発明の第一の構成は,開閉可能な開口部を有する袋体と,前記開口部に装着されたスライダーと,を備え,前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせることにより,前記開口部を開け閉めすることが可能なスライダーバッグであって,
前記開口部の少なくとも片方の外面に,前記開口部に沿って凸状部位が設けられるとともに,当該凸状部位に段々加工が施され,
前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせる際に,前記段々加工が施された段々加工部分に前記スライダーに設けられた突起物が接触することにより,音が出るとともに振動が発生することを特徴とするスライダーバッグである。
本発明の第二の構成は,前記突起物が狭窄用突起であることを特徴とする第一の構成に記載のスライダーバッグである。
本発明の第三の構成は,前記開口部の両方の外面に,前記段々加工が施された前記凸状部位が設けられていることを特徴とする第一又は第二の構成に記載のスライダーバッグである。
本発明の第四の構成は,前記凸状部位が,前記開口部に沿った略直線状に形成されていることを特徴とする第一から第三の構成に記載のスライダーバッグである。
本発明の第五の構成は,前記開口部に,前記スライダーのスライド操作によって係脱するファスナーが設けられていることを特徴とする第一から第四の構成に記載のスライダーバッグである。
本発明の第六の構成は,前記ファスナーが,前記開口部の内方内面に対向して配置された複数対のフック状係合凸部と,前記開口部の縁部内面に対向して近接配置され,前記スライダーの開口用突起がその間に入り込むことにより,前記フック状係合凸部の係合状態が解除される解除用凸部と,を備えたことを特徴とする第一から第五の構成に記載のスライダーバッグである。
本発明の第七の構成は,開閉可能な開口部を有する袋体と,前記開口部に装着されるスライダーと,を備え,前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせることにより,前記開口部を開け閉めすることが可能なスライダーバッグにおいて,
前記開口部の少なくとも片方の外面に,前記開口部に沿って凸状部位を形成するとともに,当該凸状部位に段々加工を施し,
前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせる際に,前記段々加工が施された段々加工部分に前記スライダーに設けられた突起物が接触することにより,音が出るとともに振動が発生するようにしたことを特徴とするスライダーバッグの加工方法である。
本発明により,段々加工が施された段々加工部分にスライダーに設けられた突起物を確実に接触させることができるので,より鮮明に音出しや振動の伝達を行わせることができるとともに,繰り返しの使用にも耐えうる,音出しスライダーバッグの提供が可能となった。
本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの開口部の構成を示す拡大図((a)は正面図,(b)は背面図) 本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグのスライダー単体の構成を示す拡大六面図(ただし,正面図と右側面図は省略している) 本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの開口部に装着されたスライダーの構成を示す拡大図((a)は側面図,(b)は平面図) 本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの袋体の一部の構成を示す拡大斜視図 図4のV−V線矢視断面図 本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの音出し加工方法を示す概略斜視図 従来型音出しスライダーバッグの開口部の構成を示す拡大図((a)は正面図,(b)は背面図) 従来型音出しスライダーバッグのスライダー単体の構成を示す拡大底面図 従来型音出しスライダーバッグの開口部に装着されたスライダーの構成を示す拡大図((a)は側面図,(b)は平面図) 従来型音出しスライダーバッグの音出し機構の構成を模式的に示した側面図
以下,好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し,下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず,本発明はこれに限定されるものではない。
<<I.発明の要旨>>
本発明におけるスライダーバッグならびにその加工方法は,袋体の外面に設けられた凸状部位に段々加工を施すことにより,スライダーに設けられた狭窄用突起などの突起物を確実に当該段々加工部分に接触させて,より鮮明に音出しや振動の伝達を行わせること(以下,音出しならびに振動の伝達についてこれらをまとめて「音出し等」と略する)を可能にすることを発明の要旨とする。
本発明のスライダーバッグならびにその加工方法は,かかる要旨を満たす限り,特に限定されるものではなく,種々の構成ないし形状のものを採用することができる。
<<II.スライダーバッグの構成>>
本発明のスライダーバッグは,スライダーならびに袋体(バッグ)を必須の構成要素とする。以下,それぞれに分けて説明を行う。
[スライダー]
スライダーは,後述する袋体に応じて開口部を開け閉めすることが可能であり,かつ,段々加工部分に接触するための突起物を備える限り,特に限定されるものではなく,種々の構成ないし形状のものを採用することができる。
かかる突起物としては,音出し等を行いうる限り,特に限定されるものではなく,狭窄用突起や袋体のファスナーを通す凹部の両側壁などの,複数の機能を兼ね備えた突起物を用いたり,音出し等専用の突起物を用いるなどすることができる。
突起物としては,狭窄用突起を用いることが好ましい。この好ましい構成によれば,従来のスライダーの構成をほぼ維持したままのスライダーバッグの開発が可能となるため,本発明のスライダーバッグの開発コストを抑えることができるという効果が得られる。
スライダーについて,典型的には,図2に示すような構成とすればよい。
[袋体]
袋体は,スライダーをスライドさせることにより,音出し等が行われるとともに,開口部の開閉を可能とするものである。また,袋体は,対象物の出し入れ,ならびに保存を直接的に行う部位として機能する。
袋体は,これらの役割を果たす限り,特に限定されるものではなく,種々の形状,大きさ,色のものを採用することができる。
凸状部位は,袋体における必須の構成要素であり,袋体の開口部に沿って,開口部の少なくとも片方の外面に設けられるとともに,段々加工が施されているものである。
段々加工が施された段々加工部分は,典型的には図1などに見られるように,スライダーの進行方向に対して垂直方向に溝ないしは凸部分を一定間隔で設けた構成とすることができる。
なお,段々加工部分は,図1に示すような形状に限定されるものではなく,凸状部位の幅や長さ,スライダーにおける突起物の形状,用いられる素材など種々の観点に応じて,溝等の間隔や幅,角度を適宜調整し,音出し等が可能となる構成とすればよい。
凸状部位は,開口部の両方の外面に設けられていることが好ましい。かかる好ましい構成によれば,袋体の開口部の両方の外面において凸状部位と狭窄用突起等が接触することとなり,袋体の開口部の片方の外面に凸状部位を設けた場合と比較して,より一層鮮明に音出しや振動の伝達を行わせることが可能になるという効果が得られる。
凸状部位は,開口部に沿った略直線状に形成されていることが好ましい。かかる好ましい構成によれば,凸状部位を容易に形成することが可能となるので,本発明のスライダーバッグの作製コストの低減ないしは歩留まりの向上を図ることができるという効果が得られる。また,このように,凸状部位を,開口部に沿った略直線状に形成することにより,段々加工部分の形成も容易となるので,本発明のスライダーバッグの作製コストのさらなる低減ないしは歩留まりのさらなる向上を図ることが可能となる。
袋体の開閉は,開口部に設けられたファスナーによって行われる。すなわち,スライダーのスライド操作に伴い,スライダーに設けられた開口用突起が,ファスナーにおけるフック状係合凸部もしくは解除用凸部に作用し,ファスナーの係合状態のオンオフがなされ,袋体の開閉が行われる。
袋体の開口部においては,かかる解除用凸部を備えていることが好ましい。かかる好ましい構成によれば,スライダーの開口用突起が,解除用凸部に作用して袋体の開閉が可能となることから,開口用突起がフック状係合凸部に作用することが無くなり,フック状係合凸部の劣化による開閉不全を遅延ないし防止することができるという効果が得られる。
<<III.実施の形態>>
以下,本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの構成について,図1から図6を参照しながら説明する。
図1は,本発明の一実施の形態におけるスライダーバッグの開口部の構成を示す拡大図((a)は正面図,(b)は背面図),図2は,当該スライダーバッグのスライダー単体の構成を示す拡大六面図(ただし,正面図と右側面図は省略している),図3は,当該スライダーバッグの開口部に装着されたスライダーの構成を示す拡大図((a)は側面図,(b)は平面図),図4は,当該スライダーバッグの袋体の一部の構成を示す拡大斜視図,図5は,図4のV−V線矢視断面図,図6は,当該スライダーバッグの音出し加工方法を示す概略斜視図である。なお,図2に記入した寸法の単位は[mm]である。
図1から図5に示すように,本実施の形態のスライダーバッグ1は,開閉可能な開口部2aを有する袋体2と,開口部2aに装着されたスライダー3と,を備え,スライダー3を開口部2aに沿ってスライドさせることにより(図1,図3(b)の両矢印A,Bを参照),開口部2aを開け閉めすることが可能な構造となっている。
開口部2aの正面側と背面側の両方の外面には,開口部2aに沿って凸状部位2bが設けられるとともに,当該凸状部位2bに段々加工が施されている。ここで,段々加工が施された段々加工部分2cは,スライダー3の進行方向(図1,図3(b)の両矢印A,Bを参照)に対して垂直方向に溝ないしは凸部分を一定間隔で設けた構成となっている。そして,スライダー3を開口部2aに沿ってスライドさせる際に,段々加工部分2cにスライダー3に設けられた突起物としての狭窄用突起3dが接触することにより,音が出るとともに振動が発生するようにされている。
かかる本実施の形態のスライダーバッグ1の構成によれば,開口部2aの正面側と背面側の両方の外面に,開口部2aに沿って凸状部位2bが設けられるとともに,当該凸状部位2bに段々加工が施されていることにより,段々加工が施された段々加工部分2cにスライダー3に設けられた狭窄用突起3dを確実に接触させることができる。その結果,より鮮明に音出しや振動の伝達を行わせることができるとともに,繰り返しの使用にも耐えうる,音出しスライダーバッグの提供が可能となる。
図1に示すように,凸状部位2bは,開口部2aに沿った略直線状に形成されている。そして,このような構成とすることにより,凸状部位2bを容易に形成することが可能となるので,本実施の形態のスライダーバッグ1の作製コストの低減ないしは歩留まりの向上を図ることができる。
また,このように,凸状部位2bを,開口部2aに沿った略直線状に形成することにより,段々加工部分2cの形成も容易となるので,本実施の形態のスライダーバッグ1の作製コストのさらなる低減ないしは歩留まりのさらなる向上を図ることが可能となる。具体的には,図6に示すように,周面に軸方向に延びる凸条5aが一定間隔で設けられた上下一対のローラー5を,熱を持たせた状態で配置し,一対のローラー5によって袋体2の凸状部位2bを挟んで当該袋体2の送り操作を行うだけで,凸状部位2bに段々加工を施すことができる。
図1から図3に示すように,スライダー3は,底面が開口した中空略直方体状のスライダー本体3aと,スライダー本体3aの左右の開口部に形成され,後述する袋体2のファスナー4を通す凹部3bと,スライダー本体3aの天板の内面に形成され,対向して近接配置される後述するファスナー4の解除用凸部4b間に入り込む開口用突起3cと,スライダー本体3aの前後の内面に形成され,後述する袋体2のファスナー4を前後から狭窄して当該ファスナー4を係合状態にする狭窄用突起3dと,を備えている。
スライダー3をこのような構成とすることにより,後述するファスナー4を備えた袋体2の開口部2aを開け閉めすることが可能となる。
図3から図5に示すように,袋体2の開口部2aには,スライダー3のスライド操作によって係脱するファスナー4が設けられている。
ファスナー4は,開口部2aの内方内面に対向して配置された二対のフック状(Jの字状)係合凸部4aと,開口部2aの縁部内面に対向して近接配置され,スライダー3の開口用突起3c(図2を参照)がその間に入り込むことにより,フック状係合凸部4aの係合状態が解除される解除用凸部4bと,を備えている。なお,ファスナー4は,スライダー3の狭窄用突起3d(図2を参照)によって前後から狭窄され,これにより,フック状係合凸部4aが係合状態にされる。
ファスナー4をこのような構成とすることにより,上述したスライダー3のスライド操作によって袋体2の開口部2aを開け閉めすることが可能となる。
なお,本実施の形態においては,開口部2aの正面側と背面側の両方の外面に,開口部2aに沿って凸状部位2bが設けられるとともに,当該凸状部位2bに段々加工が施されている場合を例に挙げて説明したが,必ずしもかかる構成に限定されるものではない。段々加工が施される凸状部位2bは,開口部2aの少なくとも片方の外面に設けられていればよい。
また,本実施の形態においては,ファスナー4が二対のフック状係合凸部4aを備える場合を例に挙げて説明したが,必ずしもかかる構成に限定されるものではない。ファスナーは,複数対のフック状係合凸部を備えていればよい。
1 スライダーバッグ
2 袋体
2a 開口部
2b 凸状部位
2c 段々加工部分
3 スライダー
3a スライダー本体
3b 凹部
3c 開口用突起
3d 狭窄用突起
4 ファスナー
4a フック状係合凸部
4b 解除用凸部
5 ローラー
5a 凸条

Claims (2)

  1. 開閉可能な開口部を有する袋体と,前記開口部に装着されたスライダーと,を備え,前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせることにより,前記開口部を開け閉めすることが可能なスライダーバッグであって,
    前記袋体において,
    前記開口部の両方の外面に,前記開口部に沿って凸状部位が略直線状に設けられるとともに,当該凸状部位に段々加工が施され,
    前記開口部に,前記スライダーのスライド操作によって係脱するファスナーが設けられており,
    前記ファスナーが,前記開口部の内方内面に対向して配置された複数対のフック状係合凸部と,前記開口部の縁部内面に対向して近接配置され,前記スライダーの開口用突起がその間に入り込むことにより,前記フック状係合凸部の係合状態が解除される解除用凸部と,を備え,
    前記スライダーが,
    底面が開口した中空略直方体状のスライダー本体と,
    スライダー本体の左右に設けられた開口部と,
    ファスナーを通すための凹部と,
    スライダー本体の天板の内面に形成される開口用突起と,
    スライダー本体の前後の内面に形成され,ファスナーを前後から狭窄して当該ファスナーを係合状態にする狭窄用突起とからなり,
    前記開口用突起の先端が,スライダー本体の先端から中央の間に位置しており,
    さらに,前記開口用突起の先端側に配置された凹部と,前記開口用突起との間に狭窄用突起が配置されており,
    前記スライダーを前記開口部に沿ってスライドさせる際に,前記段々加工が施された段々加工部分に前記スライダーに設けられた狭窄用突起が接触することにより,音が出るとともに振動が発生することを特徴とするスライダーバッグ。
  2. 前記狭窄用突起が,三角形状に形成される請求項1に記載のスライダーバッグ。
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