JP6885792B2 - 更生管の運搬方法及び予備加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管などの既設埋設管を更生するための更生管を更生施工現場まで運搬する方法及び運搬時における更生管予備加熱装置に関し、特に、形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂製の更生管を運搬するのに好適な更生管運搬方法及び予備加熱装置に関する。
近年、既設の下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管等の埋設管の老朽化対策が求められている。その一例として、埋設管の内壁に熱可塑性樹脂製の更生管をライニングする更生方法が知られている(例えば、特許文献1,2等参照)。これら特許文献1,2における更生管は、本来は円形断面であるが、製造工程において周方向の一側部が凹まされて縮径又は扁平化される。この変形状態でドラムに巻かれている。以下、ドラムに巻かれた更生管を「更生管巻付け体」と称す。
更生管巻付け体をトラックなどの貨物自動車の荷台に積んで更生施工現場まで運搬する。運搬時の更生管巻付け体には、ポリエチレン等の樹脂製のカバーシートを被せる。
更生施工現場に到着したら、ボイラ車を用意し、ボイラで生成した蒸気を、ホースを介してカバーシートの内部に導入する。これによって、カバーシート内の更生管を例えば50℃〜70℃程度に予備加熱して軟らかくする。そのうえで、更生管をドラムから順次繰り出し、発進マンホール経由で埋設管内に挿し入れる。かつ、到達マンホール側からウインチで更生管を引き込む。
その後、埋設管内の更生管を高温蒸気等によって70℃程度以上に高温加熱する。すると、更生管が円形断面に戻る。この性質を形状回復性と称す。前記温度を形状回復温度と称す。円形断面に戻った更生管内に圧縮空気を入れることで、更生管を膨張させて埋設管の内壁に密着させることができる。
特開2004−239403号公報 特開2013−107280号公報
更生施工現場における前記予備加熱の所要時間は、たとえば1〜2時間程度である。予備加熱が終わるまでは、更生管の繰り出し工程及び既設管への挿し入れ工程を行なうことができない。このため、施工時間が長くかかっていた。
また、更生管を覆うカバーシートには隙目が出来やすく、予備加熱中、その隙目から外気が入り込み易いために、更生管が冷めやすく、加熱効率及び保温性が低かった。
本発明は、かかる事情に鑑み、形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂製の更生管を既設の埋設管の内壁にライニングして更生するに際し、更生施工時間を短縮し、かつ更生管の予備加熱の加熱効率及び保温性を高めることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明方法は、形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂からなり、既設の埋設管の内壁にライニングされる更生管を、前記埋設管の更生施工現場まで運搬する運搬方法であって、
前記更生管をドラムに巻き付けてなる更生管巻付け体を、貨物自動車の荷台のコンテナに収容して運搬し、
前記運搬中に、前記更生管巻付け体の更生管を前記形状回復温度より低温かつ常温より高温になるように加熱することを特徴とする。
これによって、更生管を運搬中に予備加熱することによって軟らかくしておくことができる。コンテナ内で加熱することによって、加熱効率及び保温性を高めることができる。予備加熱温度を更生管の形状回復温度より低温にすることによって、更生管の形状回復性が発現するのを防止できる。
更生施工現場では、更生管を軟らかくするための予備加熱工程を省略でき、施工現場に到着後、すぐにドラムから更生管の繰り出し作業を行なうことができる。この結果、施工時間を短縮できる。
運搬中の予備加熱工程では更生管を軟化させるだけであり形状回復性の発現を防止しておくことによって、更生管を埋設管内に容易に挿し入れることができる。挿し入れ後、高温加熱によって形状回復性を発現させる。これによって、更生管を圧縮空気等で膨張させて埋設管の内壁に密着させることができる。
前記加熱工程において、熱風発生機によって空気を加熱して熱風を発生させ、前記熱風を前記更生管巻付け体の更生管に接触させることが好ましい。
これによって、更生管を確実に加熱できる。熱風発生機は、電力で駆動できる。前記貨物自動車には前記熱風発生機用の発電機を搭載することが好ましい。蒸気発生用ボイラや排水用ドレインは不要であり、ボイラ車を伴走させる必要が無い。
前記熱風発生機と前記コンテナとの間で空気を循環させることが好ましい。
これによって、コンテナ内の空気を熱風発生機で加熱して熱風化し、コンテナに再導入できる。外部の空気を取り込んで加熱するよりも熱風発生機における所要熱量を小さくでき、加熱効率を高めることができる。
本発明装置は、形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂からなり、既設の埋設管の内壁にライニングされる更生管を、前記埋設管の更生施工現場まで運搬する際の予備加熱装置であって、
貨物自動車の荷台に設けられ、前記更生管をドラムに巻き付けてなる更生管巻付け体を収容して閉鎖可能なコンテナと、
前記荷台に設けられた加熱機構と、を備え、前記加熱機構が、
空気を加熱して熱風化する熱風発生機と、
前記熱風発生機に接続されるとともに前記コンテナの内部に臨む吹出ノズルと、
を含むことを特徴とする。
本発明装置によれば、貨物自動車の荷台上の熱風発生機において空気を加熱して熱風化し、この熱風を吹出ノズルからコンテナ内に吹き出す。これによって、更生管を更生施工現場まで運搬中に予備加熱することによって軟らかくしておくことができる。
コンテナを閉鎖することによって、加熱空気がコンテナの外部に漏れたり、低温の外気がコンテナ内に入り込んだりするのを防止できる。したがって、加熱効率を高めることができ、かつ保温性を高めて更生管を冷めにくくすることができる。
更生施工現場では、更生管を軟らかくするための予備加熱工程を省略でき、施工現場に到着後、すぐにドラムから更生管の繰り出し作業を行なうことができる。この結果、施工時間を短縮できる。
前記コンテナの内面に断熱材が設けられていることが好ましい。
これによってコンテナからの放熱を抑えることができ、加熱効率及び保温性を一層高めることができる。
前記吹出ノズルが、一方向に沿って延在する吹出口を含むことが好ましい。
これによって、吹出ノズルから熱風をカーテン状に吹き出すことができる。カーテン状の熱風を更生管の広い範囲にわたって吹き付けることによって、更生管を万遍なく加熱して、万遍なく軟らかくすることができる。
吹出口は、前記一方向に延びるスリットであってもよい。吹出口が複数の小孔によって構成されていてもよい。これら小孔が前記一方向に整列されていてもよい。
前記熱風発生機の空気導入ポートと前記コンテナとが還流ダクトを介して接続されていることが好ましい。
これによって、熱風発生機とコンテナとの間で空気を循環させることができる。つまり、コンテナ内の空気を熱風発生機で加熱して熱風化し、コンテナに再導入できる。外部の空気を取り込んで加熱するよりも熱風発生機における所要熱量を小さくでき、加熱効率を高めることができる。
前記加熱機構が、前記更生管の温度又はコンテナ内の温度を検知する温度センサを更に備え、前記温度センサによる検知温度に基づいて、前記熱風発生機の出力が調節されることが好ましい。
例えば、前記検知温度が所望温度範囲より低温のときは前記熱風発生機をON状態にする。前記検知温度が所望温度範囲より高温のときは前記熱風発生機をOFF状態にする。これによって、更生管の温度又はコンテナの室温が確実に所望温度範囲になるように調節できる。前記所望温度範囲は、常温より高温、好ましくは更生管の軟化下限温度以上であり、かつ更生管の形状回復温度より低いことが好ましい。これによって、更生管を確実に軟らかくでき、かつ更生管の形状回復性が発現するのを防止できる。
前記所望温度範囲は、好ましくは50℃〜70℃程度、より好ましくは60℃〜70℃程度である。
前記温度センサは、更生管の表面温度を測定可能な熱電対であることが好ましい。
本発明によれば、更生管の運搬中に予備加熱することによって、更生施工時間を短縮できる。かつ、予備加熱の加熱効率及び保温性を高めることができる。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る更生管予備加熱装置を搭載した貨物自動車を運搬時の状態で示す側面図である。図1(b)は、前記貨物自動車を、コンテナの窓を開いた状態で示す側面図である。 図2は、前記貨物自動車の平面図である。 図3は、前記更生管予備加熱装置及び貨物自動車の斜視図である。 図4(a)は、図1(a)のIVa−IVa線に沿う、前記更生管予備加熱装置のコンテナの正面図である。図4(b)は、図1(a)のIVb−IVb線に沿う、前記コンテナの正面図である。 図5は、図1(a)のV−V線に沿う、前記コンテナの背面断面図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿う、前記コンテナの側面断面図である。 図7(a)は、更生管巻付け体を前記貨物自動車に積み降ろしする状態を示す側面図である。図7(b)は、前記更生管巻付け体を貨物自動車に載置後、コンテナをスライドさせる状態を示す側面図である。 図8は、更生施工中の既設管を示す側面断面図である。 図9は、更生施工済みの既設管を示す側面断面図である。 図10は、図9のX−X線に沿う、前記更生施工済みの既設管の正面断面図である。 図11(a)は、更生管を、形状回復性を発現した状態で示す断面図である。図11(b)は、前記更生管を変形状態で示す、図8のXIb−XIb線に沿う断面図である。 図12は、本発明の第2実施形態を示し、更生管予備加熱装置のコンテナの側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図9に示すように、本発明形態に係る更生管3は、老朽化した埋設管1の更生に用いられる。更生対象の埋設管1は、既設の下水道管である。なお、埋設管1は、下水道管に限られず、上水道管、農業用水管、ガス管等であってもよい。埋設管1の内壁に更生管3がライニングされている。図10に示すように、更生管3は、断面円形をなして埋設管1の内壁に密着されている。これによって、埋設管1が更生されている。更生管3の材質は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂、その他の熱可塑性樹脂である。
図11に示すように、更生管3は、本来の断面形状は円形であるが(同図(a))、製造工程において周方向の一側部が凹まされて縮径又は扁平化されている(同図(b))。図5に示すように、更生施工前の更生管3は、前記変形状態でドラム50に巻かれている。以下、ドラム50及び該ドラム50に巻かれた更生管3を「更生管巻付け体3X」と称す。
更生管3は、形状回復温度(70℃以上ないしは80℃以上)において円形断面に戻る形状回復性を有している。
図1及び図2は、更生管巻付け体3Xを施工現場まで運搬する貨物自動車10を示したものである。本実施形態の貨物自動車10は、クレーン12付きのトラック(ユニック)であるが、クレーンが無い一般的な荷台付きトラックを用いてもよい。
貨物自動車10には、更生管予備加熱装置2が搭載されている。
以下の説明では、特に断らない限り、更生管予備加熱装置2は、更生管巻付け体3Xの運搬時の状態であるものとする。
図3に示すように、更生管予備加熱装置2は、コンテナ20と、支持台30と、加熱機構60を備えている。貨物自動車10の荷台11の上面に支持台30が設置されている。支持台30は、前側支持台部33と、後側支持台部34を含む。
図1(a)に示すように、前側支持台部33は、荷台11の前側部11a(車長方向Lの第1側部)に配置されている。図3に示すように、前側支持台部33は、平面視で四角形の枠状に形成され、上面及び下面が開放されている。前側支持台部33の左右側部の上端面には、それぞれ前側レール部35(第1レール部)が設けられている。前側レール部35は、前後(車長方向L)に延びている。
図1(a)に示すように、後側支持台部34は、荷台11の後側部11b(車長方向Lの第2側部)に配置されている。図3に示すように、後側支持台部34は、平面視で四角形の箱状に形成され、上面及び下面のうち少なくとも上面が開放されている。後側支持台部34の左右の側壁部の上端面には、それぞれ後側レール部36(第2レール部)が設けられている。後側レール部36は、前後に延びている。
図2に示すように、荷台11の車幅方向W(左右)における互いに同じ側に配置されたレール部35,36どうしが、一直線に連なっている。これらレール部35,36によってレール31が構成されている。言い換えると、レール31は、前後2つのレール部35,36に分割されている。レール31は、車長方向Lへ延びている。図5に示すように、レール31(35,36)の断面は、コ字状(C字状)になっている。
支持台部33,34は、互いに分離可能であり、かつ荷台11に対してそれぞれボルトやロープ等の固定手段(図示省略)を介して着脱可能に固定されている。
図5及び図6に示すように、後側支持台部34内にドラム架台40が設けられている。ドラム架台40は、架台フレーム41と、ロール42と、回転ストッパ43を含む。架台フレーム41は、水平な枠状に形成され、後側支持台部34にボルト等の接合手段(図示省略)を介して着脱可能に接合されている。なお、架台フレーム41が後側支持台部34に溶接にて分離不能に接合されていてもよい。架台フレーム41の四隅にそれぞれ円筒状のロール42が設けられている。ロール42は、その軸線のまわりに自由回転可能になっている。ロール42の軸線は、車幅方向W(左右)へ向けられている。
図6に示すように、少なくとも1つのロール42の近傍部に回転ストッパ43が設けられている。回転ストッパ43は、4つのロール42のすべてに付設されていてもよく、前後何れか一方のロール42だけに付設されていてもよい。
回転ストッパ43は、回転阻止位置(図6の実線)と回転許容位置(図6の仮想線)との間で進退可能である。運搬時における回転ストッパ43は、回転阻止位置になり、ロール42の周面に押し当てられている。これによって、ロール42の回転が阻止されている。
図6の仮想線に示すように、回転許容位置における回転ストッパ43は、ロール42から離れることで、ロール42の自由回転を許容する。
図5及び図6に示すように、ドラム架台40上に更生管巻付け体3Xが搭載されている。ひいては、荷台11の後側部11bに更生管巻付け体3Xが設置されている。ドラム50の軸線は、車幅方向W(左右)へ向けられている。ドラム50のフランジ52が、前後のロール42,42に載せられている。ドラム50ひいては更生管巻付け体3Xがドラム架台40によって支持されている。運搬時においては、ロール42が回転ストッパ43によって回転阻止されることによって、更生管巻付け体3Xが回転不能になっている。
回転ストッパ43を回転許容位置(図6の仮想線)にしてロール42の回転を許容すると、更生管巻付け体3Xがドラム50の軸線まわりに回転可能となる。
図6に示すように、ドラム50の左右両側部には固定治具56が設けられている。固定治具56は、ネジ付きロッドからなる一対の締結索体56a,56aを含む。各締結索体56aは、斜めに延び、ドラム50の中央部とドラム架台40とを連結している。一対の締結索体56a,56aが、互いに逆さV字状をなすように配置されている。締結索体56aの中間部にターンバックル56c(締結具)が設けられている。ターンバックル56cを締め込むことで、締結索体56aに張力が働き、ドラム50をドラム架台40ひいては荷台11に対して位置固定できる。
図5及び図6に示すように、支持台30上にコンテナ20が設置されている。コンテナ20は、コンテナ本体21と、扉23,24を含む。コンテナ本体21は、左右一対の側壁21b,21bと、天板21cを有し、門型になっている。天板21cは、ドラム架台40上の更生管巻付け体3Xより高所に配置されている。一対の側壁21b,21b間の幅は、ドラム50の軸長より大きい。コンテナ本体21の底部及び前後両側部は開放されている。
図3及び図4(a)に示すように、コンテナ本体21の前側部に前側扉23(第1側扉)が設けられている。前側扉23は、左右一対の扉板23a,23aを含む観音開き式扉になっている。各扉板23aは、対応する側壁21bの前端部に回転可能に連結されている。前側扉23によって、コンテナ20の前側部が開閉される。
図3及び図4(b)に示すように、コンテナ本体21の後側部に後側扉24(第2側扉)が設けられている。後側扉24は、左右一対の扉板24a,24aを含む観音開き式扉になっている。各扉板24aは、対応する側壁21bの後端部に回転可能に連結されている。後側扉24によって、コンテナ20の後側部が開閉される。
運搬時における扉23,24は閉じられている。
図3に示すように、左右の各側壁21bの下端部には、複数のコロ25が間隔を置いて取り付けられている。各コロ25の軸線は、車幅方向W(左右)へ向けられている。図5に示すように、これらコロ25が、車幅方向Wの同じ側のレール31に転動可能に係合されている。これによって、コンテナ20が、支持台30に対して、荷台11の前側部11a(第1側部)と後側部11b(第2側部)との間で前後(車長方向L)へスライド可能、かつ上下及び左右(車幅方向W)へ変位不能に係合されている。
図1及び図2に示すように、運搬時においては、コンテナ20は、荷台11の後側部11bに配置されている。コンテナ20内に更生管巻付け体3Xが収容されている。後側支持台部34の内部空間がコンテナ20の内部空間と一体に連なっている。後側支持台部34は、コンテナ20の下側部の構成要素として提供されている。
図7(a)に示すように、積み降ろし時においては、コンテナ20が荷台11の前側部11aに配置され、後側支持台部34が開放される。
図3に示すように、コンテナ20の各側壁21bには、窓27が設けられている。図1(a)及び同図(b)に示すように、窓27には窓蓋27aが設けられ、開閉可能になっている。図1(b)に示すように、コンテナ20が荷台11の後側部11bに在るとき、窓蓋27aを開けると、窓27の奥にターンバックル56cが現れる。
図1(a)及び図2に示すように、更に更生管予備加熱装置2は、加熱機構60を備えている。加熱機構60は、熱風発生機61と、吹出ノズル63と、温度センサ66(図6)を含む。熱風発生機61は、荷台11の前側部11aの支持台部33内に設置されている。熱風発生機61には、空気加熱部61aと、送風部61bと、ポート61c,61dが設けられている。空気加熱部61aは、電気ヒータ等によって構成され、空気を加熱する。送風部61bは、送風ファン等によって構成され、加熱空気を送風する。空気加熱部61a及び送風部61bは、発電機65によって駆動される。発電機65は、前側支持台部33ひいては荷台11の前側部11aにおける、熱風発生機61の側方に設置されている。
図2に示すように、熱風発生機61の2つの送出ポート61cから送風ダクト62がそれぞれ延びている。熱風発生機61の2つの空気導入ポート61dにそれぞれ還流ダクト64が接続されている。
なお、送出ポート61c及び送風ダクト62の数は、2つに限られず、3つ以上でもよく、1つだけでもよい。空気導入ポート61d及び還流ダクト64の数も同様である。
図4(a)及び図6に示すように、後側支持台部34における前側(図6において右側)の壁には、2つの送風接続孔34cが形成されている。送風ダクト62が、送風接続孔34cを通して後側支持台部34内に挿し入れられている。
図6に示すように、後側支持台部34の内部には、ドラム架台40を挟んで前後一対の吹出ノズル63が設けられている。各吹出ノズル63は、車幅方向W(図6の紙面と直交する方向)へ延びている。送風ダクト62の先端部が、それぞれ対応する吹出ノズル63に接続されている。熱風発生機61と吹出ノズル63とが、送風ダクト62を介して接続されている。
図5に示すように、吹出ノズル63には、吹出口63aが形成されている。吹出口63aは、スリット状に形成され、吹出ノズル63の長手方向(一方向)に延在されている。
図4(a)及び図6に示すように、コンテナ20の前側扉23には、左右一対の排出接続孔23c,23cが形成されている。閉状態の前側扉23の各排出接続孔23cに還流ダクト64の上流端が接続されている。各還流ダクト64が、排出接続孔23cを介してコンテナ20の内部空間に連なっている。
図6に示すように、コンテナ20の内部には温度センサ66が配置されている。温度センサ66は、例えば熱電対にて構成されている。好ましくは、熱電対の端子は、更生管巻付け体3Xの更生管3に貼り付けられている。温度センサ66によって、更生管3の表面温度が検知される。
なお、温度センサ66の配置場所は適宜設定できる。例えば、温度センサ66が、コンテナ20内における更生管巻付け体3Xから離れた場所に配置され、コンテナ20内の室温を検出するようになっていてもよい。
温度センサ66として熱電対以外の温度センサを用いてもよい。
図5及び図6に示すように、コンテナ20の内壁には、断熱材67が設けられている。断熱材67は、ポリスチレンフォームやウレタンフォーム等の発泡樹脂にて構成されている。
好ましくは、断熱材67は、コンテナ20の内面のほぼ全域に設けられている。具体的には、断熱材67は、コンテナ本体21における一対の側壁21b,21bの内側面、天板21cの天井面(下面)、及び扉23,24の内側面に設けられている。更に好ましくは、コンテナ20の下側部を構成する後側支持台部34の前後左右の側壁の内側面にも、断熱材67が設けられている。更に、荷台11の上面又は後側支持台部34の底面にも断熱材67を設けてもよい。
更生管3は、次のようにして運搬されて更生施工に供される。
荷台11に更生管予備加熱装置2を搭載した貨物自動車10を更生管巻付け体3Xの保管場所に配車する。図7(a)に示すように、コンテナ20は、荷台11の前側部11aに配置しておく。これによって、荷台11の後側部11b(第2側部)のドラム架台40が上方へ開放される。好ましくは、アオリ13を倒しておく。
続いて、更生管巻付け体3Xをクレーンやフォークリフトで吊り上げたり持ち上げたりして、ドラム架台40上に載せる。
次に、固定治具56によってドラム50とドラム架台40とを連結し、ターンバックル56cを締め付ける。また、回転ストッパ43をロール42に押し当てることで、ロール42を回転止めする。これによって、更生管巻付け体3Xを荷台11に固定することができる。
次に、図7(b)に示すように、コンテナ20を荷台11の後側部11bに移動させる。このとき、コンテナ20の後側扉24は開放させておく。図1(a)に示すように、コンテナ20を荷台11の後側部11bに配置することによって、コンテナ本体21が更生管巻付け体3X及び後側支持台部34上に被さり、更生管巻付け体3Xがコンテナ20内に収容される。
このようにして、更生管巻付け体3Xを相対的にコンテナ20に容易に出し入れできる。
荷台11の後側部11bに配置したコンテナ20を、ロック機構(図示せず)によって前後へスライド不能にロックする。これによって、コンテナ20を後側支持台部34ひいては荷台11に対して安定的に固定できる。C字断面のレール31にコロ25を係合させることによって、コンテナ20を一層安定的に固定できる。
また、扉23,24を閉じる。扉23,24を観音開きにすることで、高さ方向や幅方向に余裕があまりなくても確実に開閉できる。
扉23,24を閉じることで、コンテナ20内を密閉(閉鎖)できる。なお、密閉状態のコンテナ20は、必ずしも気体の出入りを完全に阻止する程度の気密性を有している必要は無く、気体の出入りをある程度制限するものであればよい。
図1(b)に示すように、密閉後においても、窓27を開ければ、ドラム50及び固定治具56を視認でき、固定治具56によるドラム50の固定状態を確認できる。ターンバックル56cを操作することで、ドラム50に固定操作をやり直すこともできる。或いは、窓27を通して、スリング等の縛着用索体15を更生管巻付け体3Xと貨物自動車10の左右側部のフック14との間で掛け回すことも可能である。
これによって、更生管巻付け体3Xを荷台11に確実に固定できる。
前側支持台部33には、熱風発生機61及び発電機65等を搭載する。かつ、ダクト62,64を配管することによって、荷台11に加熱機構60を構築する。
その後、貨物自動車10を埋設管1の更生施工現場へ移動させる。これによって、更生管巻付け体3Xをコンテナ20に収容した状態で更生施工現場まで運搬することができる。
前記運搬中、加熱機構60によって、コンテナ20内の更生管3を加熱する。詳しくは、熱風発生機61の空気加熱部61aにおいて空気を加熱し、更に送風部61bで風を起こすことによって熱風化する。この熱風(加熱空気の流れ)を、送風ダクト62を経て、吹出ノズル63の吹出口63aからコンテナ20の室内に吹き出す。この熱風によって、コンテナ20の内部ひいては更生管3を加熱(予備加熱)できる。加熱された更生管3は軟質状態になる。
スリット状の吹出口63aの長手方向の各位置から熱風を均一にカーテン状に吹き出すことができる。カーテン状の加熱空気を更生管3の広い範囲にわたって吹き付けることによって、更生管3を万遍なく加熱して、万遍なく軟らかくすることができる。
加熱機構60による更生管3の予備加熱温度は、常温より高温、好ましくは更生管の軟化下限温度以上であり、かつ形状回復温度(例えば70℃程度以上)より低温とする。これによって、更生管を確実に軟らかくできる。かつ、更生管の形状回復性が発現することで既設管1へ挿入不能となるのを防止できる。好ましくは、予備加熱温度は60℃〜70℃程度である。60℃未満であると、更生管3を十分に軟らかくすることができない。70℃を越えると、更生管3の形状回復性が発現するおそれがある。
温度センサ66によって更生管3の温度又はコンテナ20の室温を検知して熱風発生機61のコントローラ(図示省略)にフィードバックする。
コントローラは、温度センサ66による検知温度に基づいて、熱風発生機60の出力を調節する。例えば、検知温度が所望温度範囲を下回っているとき(60℃未満のとき)は、空気加熱部61aをON状態にする。また、検知温度が所望温度範囲を上回っているとき(70℃超のとき)は、空気加熱部61aをOFF状態にする。これによって、更生管3の温度又はコンテナ20の室温が所望温度(60℃〜70℃程度)になるように調節できる。送風部61bは、検知温度にかかわらず常時運転してもよく、空気加熱部61aと同期してON、OFFしてもよい。
コンテナ20を閉鎖(密閉)することによって、加熱空気がコンテナ20の外部に漏れたり、低温の外気がコンテナ20内に入り込んだりするのを防止できる。したがって、加熱効率を高めることができ、かつ保温性を高めて更生管3を冷めにくくすることができる。
更に、断熱材67によってコンテナ20からの放熱を抑えることができ、加熱効率及び保温性を一層高めることができる。
コンテナ20内の空気は、還流ダクト64から熱風発生機61へ戻され、再度加熱される。これによって、加熱空気を熱風発生機61とコンテナ20との間で循環させることができる。外部の空気を取り込んで加熱するよりも空気加熱部61aにおける所要熱量を小さくでき、加熱効率を一層高めることができる。
図8に示すように、貨物自動車10を埋設管1の更生施工現場の発進マンホール4の直近に配車した後、後側扉24を開ける。更に、後側支持台部34の後側(図8において左側)の壁板を取り外してもよい。
更生管巻付け体3Xを荷台11から降ろす必要はない。
そして、回転ストッパ43を回転許容位置にし、更生管3をドラム50から順次繰り出す。前記運搬中の予備加熱によって更生管3を軟らかくしておくことで、更生施工現場に到着後は、更生管の加熱軟化工程を省略でき、すぐに更生管3の繰り出し工程に取りかかることができる。これによって、更生施工時間を短縮できる。
繰り出した更生管3を、発進マンホール4経由で埋設管1内に挿し入れる。かつ、到達マンホール4B側からウインチ5及びワイヤー5wで更生管3を引き込む。これによって、更生管3を埋設管1の全長にわたって挿入配置する。
その後、高温蒸気等によって更生管3を形状回復温度(例えば70℃程度以上)まで加熱する。すると、図9及び図10に示すように、更生管3の形状回復性が発現し、更生管3が円形断面に戻る。更に更生管3を圧縮空気で膨張させることで埋設管1の内壁に密着させる。このようにして、埋設管1を更生できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
図12は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態では、第1実施形態の吹出ノズル63が省略されている。送風ダクト62の先端(下流端)の円形の吹出口62cが、下向きに開口されている。
コンテナ20の下側部ないしは後側支持台部34の内部には、扇風機68,69が設置されている。扇風機68,69として、エアサーキュレータを用いてもよい。これら扇風機68,69は、ドラム架台40を挟んで前後(図12において左右)に配置されている。前側(図12において右側)の扇風機68は、吹出口62cの近くに配置されるとともに、後方(図12において左方)へ向けられている。後側(図12において左側)の扇風機69は、上方へ向けられている。
図12において白抜き矢印にて示すように、熱風は、吹出口62cから下方へ吹き出された後、すぐに荷台11に当たり、荷台11の上面に沿って拡散される。かつ、前側の扇風機68によって後方へ流される。更に、後側の扇風機68によって上方へ流される。これによって、熱風を、更生管巻付け体3Xのまわりを廻るように流すことができる。この結果、更生管3を万遍なく均一に加熱することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、加熱機構60として、輻射ヒーターをコンテナ20内に設置して、更生管3を輻射加熱してもよい。加熱機構60として、ボイラを荷台11に設け、更生管3を蒸気加熱してもよい。
本発明は、例えば下水道管などの埋設管の更生に適用できる。
1 埋設管
2 更生管予備加熱装置
3 更生管
3X 更生管巻付け体
10 貨物自動車
11 荷台
20 コンテナ
30 支持台
40 ドラム架台
50 ドラム
60 加熱機構
61 熱風発生機
61a 空気加熱部
61b 送風部
61c 送出ポート
61d 空気導入ポート
62 送風ダクト
63 吹出ノズル
63a 吹出口
64 還流ダクト
65 発電機
66 温度センサ
67 断熱材
68,69 扇風機

Claims (6)

  1. 形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂からなり、既設の埋設管の内壁にライニングされる更生管を、前記埋設管の更生施工現場まで運搬する運搬方法であって、
    前記更生管をドラムに巻き付けてなる更生管巻付け体を、貨物自動車の荷台のコンテナに収容して運搬し、
    前記運搬中に、前記更生管巻付け体の更生管を前記形状回復温度より低温かつ常温より高温になるように加熱し、
    前記加熱工程において、熱風発生機によって空気を加熱して熱風を発生させ、前記コンテナの内部に臨む吹出ノズルに前記熱風を送り、前記吹出ノズルにおける一方向に沿って延在する吹出口から前記熱風をカーテン状にして吹き出すことを特徴とする更生管運搬方法。
  2. 前記ドラムを挟んで前記一方向と直交する方向の両側部にそれぞれ前記吹出ノズルが設けられており、
    前記加熱工程において、前記両側部の吹出ノズルの吹出口からそれぞれ前記熱風を吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の更生管運搬方法。
  3. 前記吹出ノズルが、前記荷台の上面と近接する前記ドラムの底部の高さに配置されており、前記加熱工程において前記ドラムの底部の高さから前記熱風を吹き出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の更生管運搬方法。
  4. 形状回復温度において形状回復性を有する熱可塑性樹脂からなり、既設の埋設管の内壁にライニングされる更生管を、前記埋設管の更生施工現場まで運搬する際の予備加熱装置であって、
    貨物自動車の荷台に設けられ、前記更生管をドラムに巻き付けてなる更生管巻付け体を収容して閉鎖可能なコンテナと、
    前記荷台に設けられた加熱機構と、を備え、前記加熱機構が、
    空気を加熱して熱風化する熱風発生機と、
    前記熱風発生機に接続されるとともに前記コンテナの内部に臨む吹出ノズルと、
    を含み、前記吹き出しノズルが、一方向に沿って延在して前記熱風をカーテン状にして吹き出す吹出口を含むことを特徴とする更生管予備加熱装置。
  5. 前記ドラムを挟んで前記一方向と直交する方向の両側部にそれぞれ前記吹出ノズルが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の更生管予備加熱装置。
  6. 前記吹出ノズルが、前記荷台の上面と近接する前記ドラムの底部の高さに配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の更生管予備加熱装置。
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