JP6883455B2 - 吸着透水性コンクリート - Google Patents

吸着透水性コンクリート Download PDF

Info

Publication number
JP6883455B2
JP6883455B2 JP2017061005A JP2017061005A JP6883455B2 JP 6883455 B2 JP6883455 B2 JP 6883455B2 JP 2017061005 A JP2017061005 A JP 2017061005A JP 2017061005 A JP2017061005 A JP 2017061005A JP 6883455 B2 JP6883455 B2 JP 6883455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
test
adsorption
carbon dioxide
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017061005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018162620A (ja
Inventor
寿信 坂本
寿信 坂本
嘉津真 浅野
嘉津真 浅野
博文 淀瀬
博文 淀瀬
純也 野口
純也 野口
Original Assignee
株式会社佐藤渡辺
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社佐藤渡辺 filed Critical 株式会社佐藤渡辺
Priority to JP2017061005A priority Critical patent/JP6883455B2/ja
Publication of JP2018162620A publication Critical patent/JP2018162620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883455B2 publication Critical patent/JP6883455B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

本発明は吸着透水性コンクリートに係り、浸透透水性を有する舗装用コンクリートとして使用され、大気中の二酸化炭素を吸着固定することができるようにした吸着透水性コンクリートに関する。
出願人は、浸透機能に優れた、高い空隙率を有するポーラス構造からなる浸透透水性コンクリート(パーミアコン(登録商標))を開発している。このパーミアコンは透水性舗装の表層材としてコンクリートプラントなどで製造されて現場搬入され、基層上に所定層厚で舗設される舗装材料で、雨水等は舗装面から表層部分の舗装体内に浸透して一時貯留され、地中浸透が図られる。このとき雨水は舗装体内の空隙で一時貯留しながら、徐々に地中へ浸透・蒸発散するので、雨水のピーク流出を遅らせ、下水道や調整池等の施設への負担を軽減されるという効果が得られる。
ところで、近時の地球温暖化対策の柱としての二酸化炭素排出量の削減を目的として、空気中に排出された二酸化炭素を吸着・固定化する技術の開発が進められている。これに関してコンクリートは、硬化後、主要な化学成分である水酸化カルシウムや、カルシウムシリケート水和物が大気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムができることが知られている。具体的な現象としては、コンクリートの白化やひび割れからの白化物の溶出などがあげられる。この点、コンクリートによる二酸化炭素固定が1つの手段として注目されているが、硬化後のコンクリートは内部構造が緻密であり、大気中の二酸化炭素の浸透速度は遅く、大気中の二酸化炭素を固定化する特性は弱い。
このコンクリートの有する二酸化炭素固定時の問題点を解決するように開発されたコンクリート組成物も提案されている(特許文献1)。
特開2007−8749号公報
特許文献1に開示されたコンクリート組成物では、その材料組成としてアルカリ雰囲気下において加水分解性を有する樹脂を含むことで、硬化後のコンクリートにおいて樹脂の分解、減容によってコンクリート内に空隙を生じさせるようになっており、さらに二酸化炭素を吸着しうる微粉末または吸着剤を含むことを特徴としている。このように、特許文献1に開示されたコンクリート組成物は、多様な材料組成で成り立っており、コンクリートプラントで製造される一般的な仕様からなる構造用、舗装用のコンクリート材料に適用できるものではない。
この点、上述したパーミアコンは、優れた透水性能は舗装表層の粗骨材間に形成された多数の空隙によって得られているため、コンクリート製造時に所定の空隙率が確保されている。そして既存のパーミアコンの配合に相当する浸透透水性コンクリートの粗骨材の一部を、吸着性能を有する材料、たとえばゼオライトと置き換えることで浸透透水性を有するコンクリートに十分な二酸化炭素吸着固定性能を備えさせることができることが見込まれる。この知見は、出願人が考案した試験装置(後述する。)によって実施した、各種コンクリート試験体の吸着特性を把握するための予備試験においても、コンクリート試験体はコンクリートの有する二酸化炭素の吸着特性に加え、長期材齢においても吸着特性が得られることが認められた。
そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、浸透透水性コンクリートの粗骨材の一部を二酸化炭素吸着特性を有する吸着材に置換することで、硬化したコンクリートにおいて、大気中の二酸化炭素を効果的に吸着固定できるようにした吸着透水性コンクリートを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は水、セメント、粗骨材、二酸化炭素吸着性能を有する吸着材、ポリマー系バインダーを配合してなる吸着透水性コンクリートであって、前記吸着材は、天然ゼオライトであり、前記粗骨材は、6号砕石であり、前記天然ゼオライトが前記6号砕石に対して容積比15%〜50%で混合され、硬化後のコンクリートの透水係数が1.0×10-1cm/sec以上であることを特徴とする。
さらに、高性能AE減水剤を前記セメント質量の2%添加されることが好ましい。
コンクリート試験体の二酸化炭素吸着特性を把握するための試験装置を示した概略説明図。 各種コンクリート試験体における試験体材齢と吸着特性(二酸化炭素濃度の低下所要時間)との関係を示したグラフ。 各種コンクリート試験体における試験体材齢と吸着特性(二酸化炭素濃度の低下所要時間)との関係を示したグラフ。 各種コンクリート試験体における高性能AE減水剤の添加量と空隙率との関係を示したグラフ。 各種コンクリート試験体における高性能AE減水剤の添加量と引張強度との関係を示したグラフ。 各種コンクリート試験体における高性能AE減水剤の添加量と透水係数との関係を示したグラフ。
以下、本発明の吸着透水性コンクリートの二酸化炭素の吸着特性および基本性状について表1〜3および添付図(グラフ)を参照して説明する。
[二酸化炭素の吸着特性試験]
容器内部に収容されたコンクリート試験体の二酸化炭素の吸着特性を把握するための試験装置および試験内容について図1を参照して説明する。
(試験体及び試験装置)
コンクリート試験体1は、図1に示したように、所定の骨材及び吸着材の配合で製造されたコンクリート版(試験体寸法は30×30×5cm)からなる。試験装置10の本体は容積80リットルの透明なアクリル樹脂製の密閉容器11からなる。この容器11には容器11の内部に二酸化炭素を供給するガス発生装置12と、容器11内の二酸化炭素濃度を連続的に計測可能な二酸化炭素濃度計13(株式会社マザーツール製(型式:AQ−9901SD)とが取り付けられている。本実施形態ではガス発生装置12として圧縮ガスボンベが用いられている。二酸化炭素濃度計13の検知プローブ14が容器11内に挿入された状態で保持されており、この検知プローブ14位置での二酸化炭素濃度が計測される。
吸着特性試験では、まず容器11内に二酸化炭素を濃度7000〜8000ppmとなるように注入して初期状態とし、容器11内に収容された各種のコンクリート試験体1による二酸化炭素の吸着作用の経時変化を、容器内の二酸化炭素濃度の変化として計測し、確認する。
(吸着材の組成、試験体の配合)
本試験ではコンクリート試験体に用いる吸着材として天然ゼオライトを採用した。天然ゼオライトの材料諸元を表1に示す。
表1
Figure 0006883455
ゼオライトはナノメートルオーダーの細孔が規則的に並んだ多孔性アルミノ珪酸塩で天然材料、合成(人工)材料がある。天然ゼオライトとしてモルデナイト系、クリノプチロライト系いずれも好適である。本発明では比較的単一粒度からなる北海道仁木産の天然ゼオライト(クリノプチロライト系)を使用したが、所定の吸着特性を有する構造・性質の他の天然あるいは合成(人工)ゼオライトを使用することができる。
今回の吸着特性確認試験で作製された各種コンクリート試験体について、表2を参照して説明する。試験体は吸着材(以下、ゼオライト)を含む試験体と含まない試験体とに大別できる。試験では、まずゼオライトを用いた試験体の吸着特性を把握する。さらにゼオライトを粗骨材の一部と所定の比率(容積比)で置換して使用した試験体を数種作製して試験し、それぞれの試験体における二酸化炭素の吸着特性からゼオライトの好ましい置換比率を確認する。表2に吸着特性試験に用いた試験体の内容を、表3にそれぞれの試験体の配合表を示す。
表3において、使用セメントとして普通ポルトランドセメント、粗骨材として本実施形態では6号砕石を用いる。従来の浸透透水性コンクリート(一例としてパーミアコン製品と同等性能を発揮するコンクリート)と同様に比較的粒度の均一な骨材を使用することにより所定の空隙率を確保している。また従来の浸透透水性コンクリートと同じく粘着性能を有するバインダーを定量(6kg/m3)添加し、空隙率を確保する。この添加量はゼオライトを使用した場合にも所定の空隙率(たとえば20%)を確保できる程度に調整することが好ましい。バインダーとしては、例えば天然または合成ゴム、例えばSBR(スチレンブタジエンゴム)またはNBR(ブタジエンアクリロニトリルゴム)、あるいはアクリル系樹脂、エポキシ樹脂などを用いることができ、これらのポリマー系混和剤は、通常、エマルジョンの形で添加される。例えば、このポリマー系混和剤として、商品名パーミファルト(SBR系ラテックス)((株)佐藤渡辺製)が好適である。
表2
Figure 0006883455
表3
Figure 0006883455
(試験体材齢と吸着特性との関係(1))
各種コンクリート試験体(C、P)およびゼオライトを使用した試験体(Z−C、Z−G−0)により、比較的長期の材齢(〜120日)までの吸着特性試験を行い、以下の結果が認められた。
・短期材齢(1日)ではゼオライトの有無による差違はほとんどない。
・パーミアコンは内部に連続空隙を有するため、長期にわたりアルカリ溶出作用が見込まれ、同作用による吸着性能がある程度維持される。
・ゼオライトを使用した試験体では120日材齢においても吸着性能が維持されている。以上の結果より、パーミアコンの配合のうち、粗骨材(砕石)の一部をゼオライトで置換することのメリットが確認された。
(試験体材齢と吸着特性との関係(2))
上述の定性的な評価に加え、各試験体の吸着特性の定量的な比較を行う。このとき二酸化炭素濃度が2000ppmから1000ppmまで低下するまでの所要時間(秒)を計測し、その値を比較のための指標とする。この濃度の範囲での吸着作用の所要時間は、試験開始時の試験装置内の二酸化炭素濃度が8000ppm程度であったところ、吸着作用がある程度進行した後にも十分な吸着作用が確保できるかを判定する目安となる。このとき8800秒を計測限界値とした。
計測結果のまとめを図2に示す。図2のグラフは、縦軸に二酸化炭素濃度が2000ppmから1000ppmまで低下するまでの所要時間(秒)(グラフでは単に所要時間(秒)と表示)、横軸に材齢(日)をとり、各種コンクリート試験体(C、P)およびゼオライトを使用した試験体(Z−C、Z−G−0、Z−G−50)について、吸着特性と材齢との関係を示している。同図に示したように、Z区分(ゼオライトを使用)の試験体とそれ以外のコンクリート試験体の区分とは材齢経過において、吸着特性の低下の度合いに差が生じ、ゼオライトを使用しているが連続空隙のない試験体(Z−C)が、両区分の中間的な性状を示している。試験体(Z−G−50)の吸着特性が材齢100日を経過して急激に低下していることから、砕石容積比に応じて材齢100日経過後の吸着性能維持のための対策も考慮することが好ましい。その対策として、コンクリート面に水を噴霧または散水することが好ましい。これにより吸着透水性コンクリートはその吸着性能を回復または維持することが可能になる。
図3のグラフは、Z−G区分として、粗骨材に対するゼオライトの置換比率(砕石容積比で表す)を変化させた各試験体(Z−G−0、Z−G−50、Z−G−65、Z−G−85)の試験体材齢と吸着特性の関係を、図2と同様の指標を用いて示している。同図から、砕石容積比85%、すなわち粗骨材(本実施形態では6号砕石)の15%容積をゼオライトに置換することで十分な二酸化炭素の吸着作用を確保できることが認められた。
[吸着透水性コンクリートの基本性状確認試験]
上述の吸着特性を有する吸着透水性コンクリートを実用化するにあたり、従来のパーミアコン(浸透透水性コンクリート)と同等の基本性状が得られるかを確認し、得られない場合に配合を変更して目標値をクリアできるかを確認する。Z−G区分における試験体において、以下の基本性状の確認試験を行った。
(基本性状目標値)
透水係数:1.0×10-1cm/sec以上
引張強度:1.2N/mm2以上
(確認試験の内容)
試験体としては、良好な吸着特性が認められた試験体(Z−G−65、Z−G−85)について透水試験(JIS A 1218準拠 特殊な変水位透水試験方法)、引張試験(JIS A 1113)を行う。
(高性能AE減水剤の採用)
試験結果を図4〜図6に示す。各グラフにおいて、当初配合による試験結果は無添加として表示している。これらの試験結果に示したように、各試験体の基本性状を確認したところ、透水係数、空隙率の基本性状は目標値を満足することは確認できたが、引張強度の目標値に達していない。吸着透水性コンクリートを舗設する部位が引張強度、耐久性を大きく要しない施工場所である場合には、ゼオライトを粗骨材に対して置換比率50%まで高めることができるが、引張強度を要する部位に舗設するコンクリートの場合には上記引張強度の確保が必要となる。
そこで、本発明では高性能AE減水剤を所定量添加して強度向上を図ることとした。試験では、高性能AE減水剤(BASFジャパン社、マスターグレニウムSP8SV)を添加(C×1%、2%)して単位水量を減らすことにより、添加量に対応した強度向上の効果を確認した。試験結果より、試験体(Z−G−85)1%添加において引張強度目標値を満足(1.22N/mm2)することが確認された。この場合、2%添加の結果(1.39N/mm2)から、試験体強度の変動を考慮して高性能AE減水剤は2%添加を下限とすることが好ましい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に示した範囲内での種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲内で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
1 コンクリート試験体
10 試験装置
11 容器
12 ガス発生装置
13 二酸化炭素濃度計

Claims (2)

  1. 水、セメント、粗骨材、二酸化炭素吸着性能を有する吸着材、ポリマー系バインダーを配合してなる吸着透水性コンクリートであって、
    前記吸着材は、天然ゼオライトであり、
    前記粗骨材は、6号砕石であり、
    前記天然ゼオライトが前記6号砕石に対して容積比15%〜50%で混合され、硬化後のコンクリートの透水係数が1.0×10-1cm/sec以上であることを特徴とする吸着透水性コンクリート。
  2. さらに、高性能AE減水剤を前記セメント質量の2%添加してなる請求項1に記載の吸着透水性コンクリート。
JP2017061005A 2017-03-27 2017-03-27 吸着透水性コンクリート Active JP6883455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061005A JP6883455B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 吸着透水性コンクリート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061005A JP6883455B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 吸着透水性コンクリート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018162620A JP2018162620A (ja) 2018-10-18
JP6883455B2 true JP6883455B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=63859866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017061005A Active JP6883455B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 吸着透水性コンクリート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6883455B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7369539B2 (ja) * 2019-03-31 2023-10-26 太平洋セメント株式会社 二酸化炭素の吸収方法
CN113443883B (zh) * 2021-04-30 2022-09-02 武汉理工大学 一种高钙镁材料固结体的现场碳化固结方法
CN115838267A (zh) * 2022-12-05 2023-03-24 北京建筑大学 具有减污降碳功能的透水混凝土的制备方法与应用

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005314214A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Toccon:Kk 透水性と保水性を兼備した高強度のコンクリート体
JP2006083046A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Mitsubishi Materials Corp ポーラスコンクリート用結合材およびポーラスコンクリートの製造方法
JP4676265B2 (ja) * 2005-06-29 2011-04-27 株式会社竹中工務店 二酸化炭素固定化成型体形成用コンクリート組成物、該組成物からなる二酸化炭素固定化成型体、及び、その製造方法
JP2011037646A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Akita Univ ポーラスコンクリート及びその製造方法
JP6292904B2 (ja) * 2014-01-28 2018-03-14 太平洋セメント株式会社 現場打ちポーラスコンクリートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018162620A (ja) 2018-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Talah et al. Influence of marble powder on high performance concrete behavior
JP6883455B2 (ja) 吸着透水性コンクリート
US20180257989A1 (en) Fly ash cementitious compositions
Güneyisi et al. Permeation Properties of Self-Consolidating Concretes with Mineral Admixtures.
CN106747001B (zh) 一种透水路面系统及其施工方法
Hussain et al. Effect of cement types, mineral admixtures, and bottom ash on the curing sensitivity of concrete
Criado et al. Effect of recycled glass fiber on the corrosion behavior of reinforced mortar
Henigal et al. Study on properties of self-compacting geopolymer concrete
Soundararajan et al. Geopolymer binder for pervious concrete
VT An experimental investigation of self-curing concrete incorporated with light weight fine aggregate and polyethylene glycol
Xuan et al. Sequestration of carbon dioxide by RCAs and enhancement of properties of RAC by accelerated carbonation
Ismail et al. Effect of different moisture states of surface-treated recycled concrete aggregate on properties of fresh and hardened concrete
KR101870361B1 (ko) 패각 분말을 활용한 콘크리트용 친환경 고기능성 폴리머 복합 방수제
Samuel Synthesis of metakaolin-based geopolymer and its performance as sole stabilizer of expansive soils
Padmaraj et al. Investigations on carbonation of lime stabilized expansive soil from micro-level perspectives
US9499742B2 (en) Method for enhancing strength and durability of weak soils
WO2016099238A1 (es) Latex de sbs para uso en la modificacion de concreto
Reddy A comparative study on methods of curing concrete–influence of humidity
Sanchez The effect of curing time and mix parameters on the sequestration of carbon dioxide in concrete
Ali et al. Experimental study on mechanical and hydrological properties of pervious concrete with different water cement ratio
Das et al. Some studies on the effect of carbonation on the engineering properties of concrete
MolaAbasi Evaluation of zeolite effect on strength of babolsar sand stabilized with cement using unconfined compression test
Prakash et al. Carbonation Resistance of SCC
Lim et al. Effect of homogenous ceramic waste on drying shrinkage of mortar
Madhavi et al. Chloride penetration in fly ash concrete

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6883455

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150