JP6882856B2 - セキュアデジタル論理セル - Google Patents

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Description

本発明は、セキュアデジタル論理セルおよび論理ブロック給電方法に関する。
電子的に蓄積および/または処理されたデータを保護することが重要であり得るセキュアなアプリケーションが多数存在する。これらのセキュアなアプリケーションは現在、ATMカード、身分証明書カード、ストアドバリューカード、クレジットカード、携帯電話(例えば、SIMカード)、コンピュータアクセスコントロール、有料TV、および医療情報の記憶装置といった多くの分野で実施されている。このようなカードやアプリケーションのセキュリティは、多くの場合、カード(または他の回路構成)のメモリに埋め込まれた秘密鍵による暗号演算に依拠している。攻撃者らは、カードの内容を変更したり、その複製を作成したり、不正なトランザクションを発生させたりするために、この秘密鍵をカードから抽出しようと試みている。能動攻撃であれば、改竄の跡がはっきり見えるが、受動攻撃の場合はもっぱらそのような痕跡は残されない。
受動攻撃では、通常のやり取りの際に読み取り機によってカードから情報が採取される。この受動攻撃は、サイドチャネル攻撃の形態をとることもある。サイドチャネル攻撃は、タイミング情報や電力消費量、電磁場、さらには、音に着目し、カードまたは回路構成の使用時の物理的な実装形態に基づいて上述した鍵を解読する。例えば、スマートカードを構成する論理ゲートのスイッチング時の電流の変化(および、その結果として得られる電力シグネチャ)を、電源線を介して監視して秘密鍵の復号に用いることができる。こういったタイプの攻撃は、差分電力解析(DPA)とも呼ばれ、スマートカードの所有者にとっては多くの負の意味合いを持つ(例えば、ATMカードがハッキングされ、カード所有者の口座から勝手に現金が引き出される等)。
米国特許出願公開第2012/0139577号明細書 米国特許出願公開第2010/0064371号明細書 米国特許出願公開第2010/0275063号明細書 米国特許出願公開第2012/0131679号明細書 米国特許出願公開第2003/0198082号明細書
上記データをDPA攻撃等のサイドチャネル攻撃から守り、安全な状態に保つことは、なおも設計上の重要な考え方である。
セキュア論理ブロックを提供するシステムおよび方法が開示される。論理セルは、暗号化アルゴリズムが実行される暗号化ブロックを提供する等、様々な用途のために保護される。
本発明の一実施形態によれば、クロックドチャージング機構が提供される。当該クロックドチャージング機構は、論理セルを電源から切断してから当該論理セルに電荷を供給する。これによって、当該論理セルの状態が解読されてしまうような電流漏れが生じなくなる。論理セル用のクロックドチャージング機構は、論理セルの高低供給レールの両方を、電源電圧および接地接続部を含む外部パッドから切断することによって、論理セル用の電力シグネチャの読み出しを防止する。
本発明の実施形態は、静電容量を論理セルに充電することによってこれを動作させる。静電容量は、少なくとも1つのロジック遷移またはスイッチング周期を通じて論理ブロックのそれぞれのデバイスを動作させるのに十分な程充電する。クロックとして、或る一定の速度で動作して論理セルのロジックを実行させるものと、論理演算間に蓄電素子を充放電させるものとの、少なくとも2つのクロックが提供される。
本発明の実施形態のデジタル論理セルは、当該デジタル論理セルの論理ブロックと、当該デジタル論理セルにつながる電源とを「絶縁(隔離)」または「切断」するために、制御可能に充放電されるキャパシタを有することができる。
キャパシタの充放電を制御する方法は、スイッチング動作を通じて実行することができる。当該スイッチング動作は、キャパシタが論理ブロックおよび電源から切断された状態で、キャパシタの2つの端子を互いに接続し、キャパシタを短絡させるとともにキャパシタを放電可能とし、
キャパシタが放電された後、電源をキャパシタに接続してキャパシタを充電し、
キャパシタが電源によって充電された後、キャパシタを電源から切断し、
キャパシタが電源によって充電された後、キャパシタを論理ブロックに接続し、少なくとも1つのクロック周期/信号遷移の間、論理ブロックに給電する。
発明の概要は、詳細な説明で詳しく説明する概念の一部を簡略化した形で紹介するために記載されている。発明の概要は、特許請求される主題の重要な特徴または不可欠な特徴を特定することも、特許請求される主題の範囲を限定することも意図していない。
図1は、本発明の一実施形態に係るクロックドチャージドメインロジック(CCDL:Clocked Charge Domain Logic)セルの概略図である。 図2A〜Cは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を実装するための本発明のいくつかの実施形態の放電スイッチの一例を示す図である。 図3Aは、本発明の一実施形態に係るクロックドチャージドメインロジックセルの動作方法を示す図であり、第一段階にあるCCDLセルの概略図である。 図3Bは、本発明の一実施形態に係る、第二段階にあるCCDLセルの概略図である。 図3Cは、本発明の一実施形態に係る、第三段階にあるCCDLセルの概略図である。 図3Dは、本発明の一実施形態に係る、第四段階にあるCCDLセルの概略図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るクロックドチャージドメインロジックセルの一例を示すシミュレーション回路図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る論理セルのクロック方式を示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る論理セルの構造を示すシミュレーション回路図である。 図7は、キャパシタの放電のプロット図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る概略回路図である。 図9Aは、本発明の一実施形態に係る2ビット暗号化ブロックの実施態様の概略回路図である。 図9Bは、本発明の一実施形態に係る2ビット暗号化ブロックの実施態様の概略回路図である。 図9Cは、本発明の一実施形態に係る2ビット暗号化ブロックの実施態様の概略回路図である。 図9Dは、本発明の一実施形態に係る2ビット暗号化ブロックの実施態様の概略回路図である。 図10は、図11の暗号化ブロックの動作に関係付けられた信号のプロット図である。 図11は、本発明の一実施形態に係るCCDLセルの内部ロジックレールに伝送される(referenced to)出力信号のプロット図である。 図12は、本発明の一実施形態に係るCCDLセルから成るAES暗号化コアの電源シグネチャのプロット図である。
セキュア論理ブロックを提供するシステムおよび方法が開示される。論理セルは、暗号化アルゴリズムが実行される暗号化ブロックを提供する等、様々な用途のために保護される。
本発明の一実施形態によれば、クロックドチャージング機構が提供される。当該クロックドチャージング機構は、論理セルを電源から切断してから当該論理セルに電荷を供給する。これによって、当該論理セルの状態が解読されてしまうような電流漏れが生じなくなる。論理セル用のクロックドチャージング機構は、論理セルのHighおよびLowの供給レールの両方を、電源電圧および接地接続部を含む外部パッドから切断することによって、論理セル用の電力シグネチャの読み出しを防止する。
本発明の実施形態は、静電容量を論理セルに充電することによってこれを動作させる。静電容量は、少なくとも1つのロジック遷移またはスイッチング周期を通じて論理ブロックのそれぞれのデバイスを動作させるのに十分な程充電する。クロックとして、或る一定の速度で動作して論理セルのロジックを実行させるものと、論理演算間に蓄電素子を充放電させるものとの、少なくとも2つのクロックが提供される。
スマートカード、FPGA(Field Programmable Gate Array)、およびASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにおける暗号化ブロックは一般的に、暗号化アルゴリズムを実行する複数の論理ブロックから構成される。
複数の標準的なスタティック論理回路と共に実装される複数の暗号化ブロック内では、これらのスタティック論理回路内のロジック状態の遷移によって電流が発生する。そして、この電流は、暗号化ブロックに給電する電源(および接地)線上で検出される可能性がある。さらに、論理ブロックのLowからHighへのロジック状態の遷移は、HighからLowへの遷移に比べて、電力シグネチャが異なる。したがって、暗号化ブロックに給電する供給線を監視することで、暗号化ブロック内の様々な動作が復号される可能性がある。この手法は、差分電力解析(DPA)とも呼ばれる。同様に、ロジック遷移時の電磁波漏れを監視し、暗号化ブロック内の様々な動作が復号される場合もある。このようなサイドチャネル攻撃によって、暗号化ブロックで使用されている暗号化鍵を解読することができるため、当該暗号化ブロックが処理するデータの安全性が阻害される。
本発明の実施形態によれば、論理ブロックを保護してそのロジック状態の遷移を漏洩させないようにすると共にオーバーヘッドの最小化を図ることができる。実施形態では、論理セルの動作を分離してその動作時に供給線から電力消費量が感知されないようにする。さらには、本発明のシステムおよび方法では、接地線から電荷が読み取られないように保護される。I/Oバスおよび他の信号線も、これらの信号線上で解読可能な遷移シグネチャを防止することで、サイドチャネル攻撃プローブから保護することができる。
一実施形態では、論理セルに動作電圧を供給するのに蓄電素子が用いられる。当該蓄電素子は、電源と論理ブロックとの中間部を成す。いくつかの実施形態では、論理セルブロックはそれぞれ、専用の蓄電素子を有し、独立して動作電圧が供給および放出される。一実施形態では、蓄電素子はキャパシタである。しかし、実施形態はこれに限定されない。
一連の論理演算後にキャパシタ等の蓄電素子に残る電荷には、当該論理演算中に論理ブロックが消費した積算電力に関する情報が含まれている。したがって、電源側の論理ブロック(または、使用している場合、充電キャパシタ)を切断するだけのシステムでは、接地線を通じた受動攻撃(例えば、DPA)に対して脆弱であり得る。本発明の実施形態では、論理ブロックと充電キャパシタとの両方を接地線ポートから切断させることで、このような脆弱性を保護する。
本発明の種々の実施形態によれば、論理ブロックの各ロジック遷移に応じて(または所定数のロジック遷移に応じて)、その端子を共に短絡させることによって、蓄電素子が放電される。
一実施形態では、1つまたは複数のデジタル論理セルが提供され得る。各デジタル論理セルは、蓄電素子と、電源用接続部と、論理ブロックとを有し得る。各論理ブロックは、同一の電源に接続されるように構成することができる。
デジタル論理セルは、その蓄電素子が、電源および論理ブロックから切断され、蓄電素子を放電することができるように構成することができる。当該蓄電素子は、両方のレール線(例えば、電力および接地)から切断することができる。その後、蓄電素子を、論理ブロックから切断した状態で、電源に接続し、充電することができる。さらにその後、蓄電素子を、電源から切断し、論理ブロックに接続し、論理ブロックの電源として機能させることができる。次に、論理ブロックに対する入力が遷移可能となり、遷移(複数可)に必要な電荷を蓄電素子によって供給することができる。この処理は、任意の時点で開始し、かつ/または一周期が終わるまで継続することができる。
蓄電素子を電源から切断するときはいつでも、当該蓄電素子をこの電源の接地接続部から切断することができる。1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適手段を用いて、蓄電素子を電源に対して接続および切断することができる。また、1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適な手段を用いて、蓄電素子を論理ブロックに対して接続および切断することができる。
いくつかの実施形態では、電源および/または論理ブロックに対して蓄電素子を接続および切断するスイッチとして、トランジスタを用いることができる。当該技術分野で既知の任意の好適なトランジスタとして、例えば、バイポーラ接合トランジスタ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、またはそれらの組合せを用いることができる。MOSFETはそれぞれ、p型MOSFET(PMOS)であってもよいし、n型MOSFET(NMOS)であってもよい。一実施形態では、伝送ゲート構成を用いることができる。別の実施形態では、これらのスイッチのうち、1つまたは複数をダイオードとしてもよい。さらに別の実施形態では、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ベースのスイッチを用いてもよい。
いくつかの実施形態では、蓄電素子としてMOSFETトランジスタを用いることができる。また、蓄電素子としてMOSFETキャパシタを用いる実施形態では、キャパシタを電源および論理ブロックから切断してキャパシタを放電するときに、MOSFETのゲートを、MOSFETのソース、ドレイン、および/またはボディ端子に接続して、キャパシタを十分に放電させることができる。MOSFETキャパシタのゲートは、本明細書に記載のトランジスタであり得る1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野の任意の好適な手段を用いて、MOSFETのソース、ドレイン、および(場合によっては)ボディ端子に接続することができる。キャパシタを論理ブロックから切断した状態で電源に接続して充電するときには、当該キャパシタのゲートを、キャパシタとして用いるMOSFETのソース、ドレイン、およびボディ端子から切断することができる。
別の実施形態では、蓄電素子は離散キャパシタであってもよい。さらに別の実施形態では、蓄電素子は、電荷結合素子または他の能動蓄電素子とすることができる。
各論理ブロックは、当該技術分野で既知の任意の好適な論理ブロックとすることができ、1つまたは複数の入力端子、1つまたは複数の出力端子、1つまたは複数のレール端子、および/または1つまたは複数の接地端子を有することができる。
論理ブロックは、当該技術分野で既知の任意の好適な論理ゲート構成を有することができる。例えば、論理ブロックは、NAND論理ゲート、AND論理ゲート、NOR論理ゲート、OR論理ゲート、XOR論理ゲート、XNOR論理ゲート、NOT論理ゲート、ONE論理ゲート、ZERO論理ゲート、またはそれらの組合せを実装することができる。少なくとも1つの論理ブロックは、トランジスタ等の任意の好適な論理素子を用いて作製することができる。トランジスタは、電界効果トランジスタとすることができ、ソース、ドレイン、ボディ、およびゲートを有する。
一実施形態では、論理ブロックは、少なくとも1つの論理ブロックに対する入力が遷移している間、各トランジスタのボディ端子がキャパシタに接続され、当該キャパシタが充放電している間、当該キャパシタ(例えば、浮遊)に接続されるように構成することができる。
例えば、トランジスタが共通のバルクCMOS処理で作製されていない別の実施形態では、トランジスタの少なくとも1つを絶縁(isolated)ウェル(あるいは「隔離ウェル」)に形成することができる。例えば、nチャネルデバイスのpウェルは、nウェル層によって基板から絶縁してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るクロックドチャージドメインロジック(CCDL)セルの概略図である。図1を参照すると、一実施形態において、デジタル論理セルは、論理ブロック10と、蓄電素子(本実施形態ではキャパシタ12)とを有することができる。当該蓄電素子は、論理ブロック10が電源14から完全に切断された状態で、論理ブロック10に給電するように構成される。キャパシタ12は、放電スイッチ16と、当該キャパシタ12を電源接続部(例えば、High電圧レール)のうちの1つに接続するスイッチ18と、当該キャパシタ12を他の電源接続部(例えば、Low電圧レールまたは接地)に接続するスイッチ20と、当該キャパシタ12を論理ブロック10の電力線および接地線に接続する2つのスイッチ22、24とを用いて、論理ブロック10を電源14から切断する。
キャパシタ12を放電させる場合、他のスイッチ18、20、22、24を開き、当該キャパシタ12を、電源の接地接続部14を含む論理ブロック10および電源14から切断した状態で、放電スイッチ16を閉じる。キャパシタ12を充電する場合、放電スイッチ16ならびにスイッチ22および24を開き、スイッチ18および20を閉じ、当該キャパシタ12を論理ブロック10から切断した状態で電源14に接続する。次いで、スイッチ18および20を開いてキャパシタ12を電源14から切断し、スイッチ22および24を閉じてキャパシタ12を論理ブロック10に接続する。スイッチ18および20を、スイッチ22および24を閉じる前に開くことで、論理ブロック10が確実に、電源14または論理セルの電源接続部に直接接続されないようにする。
次に、論理ブロックに対する入力10は遷移可能となり、遷移(複数可)に必要な電荷をキャパシタ12によって供給することができる。この処理は、任意の時点で開始し、かつ/または一周期が終わるまで継続することができる。
スイッチ16、18、20、22、および24は、スイッチング信号をスイッチに供給するクロック信号発生器によって制御可能とすることができる。クロック方式は、3つのクロック信号、すなわち、スイッチ16を制御する信号、スイッチ18および20を制御する信号、ならびにスイッチ22および24を制御する信号を利用する。
なお、蓄電素子をキャパシタ12として説明したが、蓄電素子は、能動または受動素子を含む任意の好適な蓄電素子とすることができる。
各スイッチ16、18、20、22、24は、当該技術分野で既知の任意の好適なスイッチとすることができる。いくつかの実施形態では、これらのスイッチのうちの1つ又は全てを、トランジスタ、ダイオードやMEMSベースのスイッチ等とすることができる。トランジスタをスイッチとして用いる実施形態では、当該技術分野で既知の任意の好適なトランジスタ、例えば、バイポーラ接合トランジスタ、MOSFET、またはそれらの組合せを用いることができる。図2A〜図2Cは、本発明の種々の実施形態に係る放電スイッチ(16)の例を示す図である。図2A〜図2Cに示すように、放電スイッチ16はそれぞれ、例えば、PMOSトランジスタ(図2A)、NMOSトランジスタ(図2B)、またはPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタ(図2C)を用いる伝送ゲートとすることができる。
図3Aは、本発明の一実施形態に係る、第一段階にあるCCDLセルの概略図である。図3Aに示すように、キャパシタC1(または他の蓄電素子)は、電源V1および論理ブロックから切断され、放電することができる。キャパシタC1の2つの端子は、互いに接続され、キャパシタC1の放電を助ける。これは、例えば、トランジスタ等のスイッチを用いて実施することができる。1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適な手段を用いて、キャパシタC1を電源V1から切断することができる。また、1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適な手段を用いて、キャパシタC1を論理ブロックから切断することができる。
キャパシタC1は、当該キャパシタC1を既知の充電レベルまで放電させるのに十分な時間期間、電源V1および論理ブロックから切断することができる。当該既知の充電レベルは、0ボルト(V)または0Vに極めて近い値とすることができる。いくつかの実施形態によれば、キャパシタは、ロジック遷移の最大放電レベル未満の電圧まで放電させる。当該キャパシタは、約0Vまで放電させてもよい。また、キャパシタC1を電源V1から切断する場合、キャパシタC1を電源V1の接地接続部から切断する。
キャパシタを電源および論理ブロックから切断して放電可能とすることができる時間量は、例えば、0.0001、0.001、0.01、0.1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、40、50、100、150、200、250、300、350、400、410、420、430、440、450、460、470、480、490、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1500、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、104、105、106、107、108、および109(全ての数値の単位はナノ秒)のうちのいずれかの値、これらの値のいずれかに近い値、少なくともこれらの値のいずれか、多くともこれらの値のいずれか、または終点としてこれらの値のいずれかを含む任意の範囲内とすることができる。しかし、実施形態はこれに限定されない。例えば、キャパシタを電源および論理ブロックから切断して放電可能とする時間量は、約3ナノ秒または約455ナノ秒であってもよい。いくつかの実施形態では、キャパシタC1の2つの端子を、これらの放電時間中互いに接続してもよい。
図3Bは、本発明の一実施形態に係る、第二段階にあるCCDLセルの概略図である。図3Bに示すように、キャパシタC1は、論理ブロックから切断された状態で、電源V1に接続され、キャパシタC1を充電することができる。キャパシタC1は、1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適な手段を用いて、電源V1に接続することができる。一実施形態では、キャパシタC1は、電源V1の両端に並列に接続することができる。キャパシタC1は、論理ブロックに給電することができる電荷でキャパシタC1を充電するのに十分な時間期間、電源V1に接続されることができる。
キャパシタを電源に接続して充電可能とする時間量は、例えば、0.0001、0.001、0.01、0.1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、40、50、100、150、200、250、300、350、400、410、420、430、440、450、460、470、480、490、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1500、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、104、105、106、107、108、または109(全ての数値の単位はナノ秒)のいずれかの値、これらの値のいずれか値、少なくともこれらの値のいずれか、多くともこれらの値のいずれか、または終点としてこれらの値のいずれかを含む任意の範囲内とすることができる。しかし、実施形態はこれに限定されない。
一実施形態では、MOSFETをキャパシタC1として用いることができる。また、キャパシタC1を電源V1および論理ブロックから切断して放電させるとき、キャパシタC1のゲートを、キャパシタが十分に放電できるように、キャパシタC1として用いるMOSFETのソース、ドレイン、およびボディ端子に接続することができる。1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野における任意の好適な手段を用いて、キャパシタC1のゲートをMOSFETのソース、ドレイン、およびボディ端子に接続することができる。ここで、当該任意の好適な手段は、本明細書に記載のトランジスタとすることができる。次いで、キャパシタC1を論理ブロックから切断させた状態で電源V1に接続して充電させるとき、キャパシタC1のゲートを、キャパシタC1として用いるMOSFETのソース、ドレイン、およびボディ端子から切断することができる。別の実施形態では、キャパシタとして用いるMOSFETのボディは、論理セルの接地接続部(例えば、図4のCP_GD)に接続される。次いで、キャパシタC1として用いるMOSFETのゲートをそのソースおよびドレインに接続するとき、ボディは、論理セルの接地接続部に接続させたままにする。
図3Cは、本発明の一実施形態に係る、第三段階にあるCCDLセルの概略図である。図3Cに示すように、キャパシタC1は、電源V1から切断され、論理ブロックに接続され、論理ブロックの電源として機能することができる。1つまたは複数のスイッチを含む当該技術分野で既知の任意の好適な手段を用いて、キャパシタC1を論理ブロックに接続することができる。一実施形態では、キャパシタC1は、論理ブロックの両端に並列に接続されることができる。また、キャパシタC1を電源V1から切断するとき、キャパシタC1を、電源V1の接地接続部から切断する。
図3Dは、本発明の一実施形態に係る、第四段階にあるCCDLセルの概略図である。図3Dに示すように、論理ブロックに対する入力が遷移可能となり(例えば、信号入力が供給され)、遷移(複数可)に必要な電荷をキャパシタC1によって供給することができる。
バルクCMOS用途等のいくつかの実施形態では、論理ブロック内の各トランジスタのボディ端子は、複数のロジック遷移が行われている間にキャパシタに接続することができ、これによって、基板電流(NMOSトランジスタの場合)またはNウェル電流(PMOSトランジスタの場合)が、電源に流入または流出するのを防止することができる。或いは、これらの電流を利用して、論理ブロックの各ロジック遷移を識別してもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのトランジスタが形成される絶縁ウェルによって、基板電流を阻止してもよい。
キャパシタを論理ブロックに接続して論理ブロックに対する入力を遷移可能とすることができる時間量は、例えば、10-6、10-5、10-4、10-3、0.01、0.1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、40、50、100、150、200、250、300、350、400、410、420、430、440、450、460、470、480、490、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1500、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、104、105、106、107、108、または109(全ての数値の単位はマイクロ秒)のいずれか、これらの値のいずれかに近い値、少なくともこれらの値のいずれか、多くともこれらの値のいずれか、または終点としてこれらの値のいずれかを含む任意の範囲内とすることができる。しかし、実施形態はこれに限定されない。
図3A〜図3Dに戻り、本発明の一実施形態に係る論理セルCCDLの基本動作を説明する。第一段階では、時間=T1であり、電源V1および論理ブロックは、キャパシタC1から切断される。キャパシタC1の2つの端子は、互いに接続し、キャパシタC1は放電可能となる。この段階では、CCDL論理回路動作の各周期において、キャパシタC1を既知の充電レベルまで放電する。
第二段階では、時間=T2であり、論理ブロックは、CCDL回路の残りの部分から切断されたままにされる。キャパシタC1の2つの端子は、互いに切断され、電源V1の両端に接続される。キャパシタC1は、キャパシタC1が所望の電位、例えば、電源V1と同じまたは概ね同じ電圧電位まで充電されるのに十分な時間期間、電源V1の両端に接続されたままにされる。
第三段階では、時間=T3であり、キャパシタC1は、電源V1から切断され、論理ブロックに接続する。このような構成によって、キャパシタC1は、論理ブロックの電源として機能することができる。
第四段階では、時間=T4であり、論理ブロックに対する入力が遷移可能とされ、遷移(複数可)に必要な電荷がキャパシタC1によって供給される。論理ブロック内の各トランジスタのボディ端子は、複数のロジック遷移が行われている間に、キャパシタに接続する。これによって、基板電流(NMOSトランジスタの場合)またはNウェル電流(PMOSトランジスタの場合)が、電源に流入または流出するのを防止することができる。或いは、これらの電流を利用して、論理ブロックの各ロジック遷移を識別してもよい。次いで、動作周期は、第一段階に戻り、上記処理を繰り返す。この処理は、任意の段階で開始し、かつ/または一周期が終わるまで継続することができる。
第一段階においてキャパシタC1を放電することによって、第四段階後にキャパシタC1に残留している電荷が、第一段階(キャパシタを放電した後に電源に再接続する)においてキャパシタC1から除去されるため、ロジック遷移中にキャパシタC1から出て行った電荷の値が隔離され、電源側で感知されなくなる。本発明の実施形態によって提供されるこの構成は、キャパシタからの変動する電荷に対処することができる。これは、第四段階において毎回、論理ブロックによってキャパシタC1から消費される電荷が、当該論理ブロックにおける遷移が論理ブロックに対する入力に応じて変化することによって変動し得るため、結果的に、キャパシタC1から除去される電荷の量が変化し、これによって、論理ブロック内の動作のタイプを明かすおそれのある情報を提供する場合があるためである。
付加的に、このCCDL手法を用いて、電源へと通じるポジティブパスおよびリターンパスの両方を論理回路から切断することによって、好ましいことに、論理ブロックの各ノードを充放電するのに用いられる電流のための電源からの経路をなくすことができる。論理ブロックによる論理演算に用いられる電荷が全て、キャパシタから供給され、キャパシタに戻る。
本発明の実施形態は、AES暗号化ブロックと共に実装することができる。また、CCDL論理セルの再充電周期を駆動する5つの非オーバーラップクロック信号を生成する非オーバーラップクロック回路を用いることができる。もちろん、種々の実施形態では、より多数のまたはより少数のクロック信号を用いてもよい。例えば、少なくとも2つのクロック信号を用いることができる。この場合、一方のクロック信号は、或る速度で動作して、セルのロジックを実行するためのものであり、他方のクロック信号は、電源および論理ブロック間で蓄電素子を接続および切断するためのものである。いくつかの実施形態では、個々の論理セルをクロックする必要はない。これによって、基本スタティック論理セルがCCDL電力スイッチングセルコアと対を成すことができるようになる。
図4および図6は、基本スタティック論理セル(本実施例ではAND)がCCDL電力スイッチングセルコアと対を成すことができる論理セルの構造の例を示すシミュレーション回路図である。図6では、左側の円で囲まれた部分が、当該論理セルのCCDL電力スイッチングコアである。単一のNMOSトランジスタ(図4)が、電力キャパシタを横切って設けられ、当該電力キャパシタを放電させることができる。これによって、キャパシタが放電する量を、電力キャパシタの2つの端子を共に短絡させるのに用いられるNMOS素子の閾値に限定する。PMOS素子の追加、すなわち、伝送ゲート(図6)の実装によって、電力キャパシタの両端電圧を、各充電周期中に0V(または0Vに極めて近い値)まで十分に放電させることができる。
図7は、キャパシタの放電のプロット図である。図7では、キャパシタの放電レベルの増加が示されている。中央部分(図中、「放電中のキャパシタ」として示す)は、CCDLセルの再充電周期の放電期間中に短絡されたときの電力キャパシタの両端電圧を示す。放電周期において、電力キャパシタの各側は、同じ電圧電位に達する(例えば、電力キャパシタの両端において全くまたはほとんど電荷が残らない)。このことから、CCDLセルの各周期において電力キャパシタを再充電するのに同量の電荷が必要であることが保証される。
図6の右側の円で囲われた部分は、CCDLセルのロジック部である。この場合、論理回路は、基本2入力ANDゲートを実装する。スタティックロジックと共にロジックをCCDLセル内に実装することができることで、既存の、低電力、低領域消費論理ファミリを使用することができる。その結果、AESコアに必要とされる基本ロジック機能を実装する独自の論理回路設計が不要となる。
一実施形態では、ガードリングを用いて、接合絶縁に一定の値を設けて、電源に到達し得る基板電流をさらに抑制することができる。さらなる実施形態では、ノンバルク処理において、CCDLセルの各部に属するnウェルタブ(p型基板における比較的深いn型活性領域)によって、電源を、CCDLセルの論理演算によって生成される基板電流からさらに絶縁することができる。
一実施形態では、CCDL回路の、標準的なCMOSスタティック論理ブロック(例えば、テスト集積回路内で用いられるもの)との接続点において、内部ヒステリシスを有するシュミットトリガバッファを用いることができる。ヒステリシスによって生成された雑音余裕によって、CCDL出力信号が、接続された標準的なCMOS論理セルを誤ってトリガするのを防止することができる。
一ブロックに存在するデジタル論理セルの数は、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1500、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、または10000のいずれか、これらの値のいずれかに近い値、少なくともこれらの値のいずれか、多くともこれらの値のいずれか、または終点としてこれらの値のいずれかを含む任意の範囲内とすることができる。しかし、実施形態はこれに限定されない。例えば、デジタル論理セルの一ブロックは、本明細書に記載されるように20個のデジタル論理セルを有することができる。
デジタル論理セルのクロック周波数は、例えば、10-6、10-5、10-4、10-3、0.01、0.1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1500、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、または10000(全ての数値の単位はメガヘルツ)のいずれか、これらの値のいずれかに近い値、少なくともこれらの値のいずれか、多くともこれらの値のいずれか、または終点としてこれらの値のいずれかを含む任意の範囲内とすることができる。しかし、実施形態はこれに限定されない。例えば、デジタル論理セルのクロック周波数は、10MHzまたは約10MHzとすることができる。
一部の実施形態では、蓄電素子は、クロック周期毎に更新され(すなわち、充電され)、再充電周期は、システムクロックの立ち下がりエッジによって開始される。したがって、デジタル論理セルのクロック周波数が10MHzである場合、AESセル内の全てのロジック遷移は、50ナノ秒未満で完了する。エッジクロックドフリップフロップがAES暗号化コアに用いられることを想定すると、このような条件下では、AES暗号化ブロックによるそれぞれ伝播するロジック遷移は、25ナノ秒以内に完了する。他の実施形態では、蓄電素子は、蓄電素子の単一の電荷に対して複数のロジック遷移が行われるように、所定数のクロック周期後に更新される。このような実施形態のうちの一実施形態では、クロック周期の数は、ランダムにまたは一定のパターンで変化してもよい。例えば、或る充電と次の充電との間のクロック周期の数は、ランダム数発生器を介して(充電がランダムな間隔で起こるように)制御してもよい。
本発明の一実施形態では、デジタル論理セルを作製する方法が、本明細書に記載の蓄電素子と、電源用接続部と、論理ブロックとを形成することを含むことができる。また、当該方法は、蓄電素子の端子と電源との間のスイッチおよび蓄電素子の端子と論理回路との間のスイッチと共に、蓄電素子の2つの端子を互いに接続するための線(または電極配線)上にスイッチを形成することをさらに含むことができる。これらのスイッチはそれぞれ、例えば、MOSFETとすることができる。特定の一実施形態では、MOSキャパシタを形成する(または容量を与えるように接続する)ことによってMOSFETを蓄電素子として用いることができ、キャパシタの端子を接続する線(または電極配線)上のスイッチを、MOSFETのゲートをMOSFETのソース、ドレイン、および(任意選択で)ボディ端子に接続する線上に設けることができる。さらに、当該方法は、電源を、電源接続部(以下、電力接続部と言う。)に接続するように形成することも含むことができる。上記デジタル論理セルを複数形成することができる。一実施形態では、単一の電源は、全ての論理セルに接続するように形成することができる。代替的な一実施形態では、1つまたは複数の論理セルは、単一の電源を共有することができる(例えば、全ての論理セルは、単一の電源を共有することができる)。
本発明のいくつかの実施形態によれば、複数のデジタル論理セルから成るファミリは、デジタル論理セルがそれぞれ、そのロジック遷移中にキャパシタ(または他の蓄電素子)によって給電されるように構成することができる。各ロジック遷移(または所定数のロジック遷移)に続いて、キャパシタを論理セルおよびあらゆる電源から切断した状態で、キャパシタの2つの端子を共に接続することができる。これによって、キャパシタを、既知のレベル(例えば、0Vまたは極めて0Vの近く)まで放電させることができる。次いで、キャパシタを電源に接続して再充電することができる。この処理によって、各論理セルによる全ロジック遷移にわたって電源から当該論理セルが切断される。これによって、その電力消費量が、論理セルに給電する電源側で感知されることが回避され、論理セルに対するDPA等の受動攻撃が効果的に抑制される。
本発明のいくつかの実施形態によれば、論理セルは、電源から完全に切断され、蓄電素子のみに接続される。論理ブロックのロジック遷移(複数可)後に蓄電素子を放電することは、CCDLロジックの各動作周期における電荷消費量をごまかすのに有利な手法である。論理ブロック内の各トランジスタのボディ端子は、複数のロジック遷移が行われている間に蓄電素子に接続することができる。これによって、基板電流(NMOSトランジスタの場合)またはNウェル電流(PMOSトランジスタの場合)が、電源に流入または流出するのを防止することができる。或いは、これらの電流を利用して、論理ブロックの各ロジック遷移を識別してもよい。
以下の実施形態は、本発明によって実装することができるいくつかの構成を明記するために記載される。以下の実施形態の列挙は、排他的なものとして解釈されるべきではなく、単にいくつかの例示的な構成を示すために記載されているに過ぎない。他の構成が、本開示の範囲および精神内にあることが意図される。
第1の実施形態では、論理セルと、論理演算中に論理セルに給電するための蓄電素子とを有するセキュアデジタル論理セルが提供される。蓄電素子は、充電動作中に電源に、論理演算中に論理セルに制御可能に接続される。論理演算中、蓄電素子は、電源の電力および接地接続部に接続されない。蓄電素子は、離散キャパシタ、MOSキャパシタ、MOSトランジスタ、または電荷結合素子等とすることができる。
第2の実施形態では、第1の実施形態のセキュアデジタル論理セルは、蓄電素子を放電するための第1のスイッチをさらに有する。第1のスイッチは、例えば、トランジスタまたは伝送ゲートとすることができる。
第3の実施形態では、第1のまたは第2の実施形態の蓄電素子は、論理セルの各論理演算の間または論理セルの所定数の論理演算の間、周期的に十分に放電される。
第4の実施形態では、第1〜第3の実施形態のいずれかのセキュアデジタル論理セルは、蓄電素子を電源の電力接続部に対して接続および切断するための第2のスイッチと、蓄電素子を電源の接地接続部に対して接続および切断するための第3のスイッチと、蓄電素子を論理セルの電力接続部に対して接続および切断するための第4のスイッチと、蓄電素子を論理セルの接地接続部に対して接続および切断するための第5のスイッチとをさらに有する。当該第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチ、および第5のスイッチはそれぞれ、トランジスタを有することができる。
第5の実施形態では、第1〜第4の実施形態のいずれかのセキュアデジタル論理セルは、電源線と、セキュアデジタル論理セルに接続された電力および接地レールとの間に付加的な切断スイッチをさらに有する。切断スイッチは、電力接続部と第2のスイッチとの間に接続された少なくとも1つの第6のスイッチ群(series)と、接地接続部と第3のスイッチとの間に接続された少なくとも1つの第7のスイッチ群とすることができる。
第6の実施形態では、第1〜第5の実施形態のいずれかの論理セルは、ボディ端子をそれぞれ有する複数のトランジスタを有することができる。論理セル内の各トランジスタのボディ端子は、論理セルの電力接続部および論理セルの接地接続部の少なくとも一方に接続される。
第7の実施形態では、デジタル論理セルの論理ブロックに給電する、論理ブロック給電方法であって、デジタル論理セルは、論理ブロックと、蓄電素子とを有し、当該方法は、
(a)蓄電素子を、論理ブロックと、電源の電力接続部および接地接続部とから切断し、
(b)蓄電素子を電源に接続し、
(c)蓄電素子を電源から切断し、
(d)蓄電素子を論理ブロックに接続して論理ブロックに給電する
論理ブロック給電方法が提供される。ステップ(c)は、蓄電素子を電源の接地接続部から切断することを含む。蓄電素子は、離散キャパシタ、MOSキャパシタ、MOSトランジスタ、または電荷結合素子等とすることができる。
第8の実施形態では、第7の実施形態の論理ブロック給電方法はさらに、
(e)蓄電素子が論理ブロックに接続されている間、論理ブロックの入力を遷移可能とする。
第9の実施形態では、第8の実施形態で用いられる論理ブロックは、ボディ端子をそれぞれ有する複数のトランジスタを有する。ステップ(e)において、論理ブロック内の各トランジスタのボディ端子は、蓄電素子に接続される。
第10の実施形態では、第8の実施形態で用いられる論理ブロックは、トランジスタの少なくとも1つが絶縁ウェルに形成されるように作製される。例えば、PN接合を用いて、nウェルが、p型層によって基板から絶縁され、かつ/またはpウェルが、n型層によって基板から絶縁されるように、ウェルを基板から絶縁してもよい。
第11の実施形態では、第7〜第10の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法はさらに、
(f)論理ブロックの入力を遷移可能とした後、蓄電素子を論理ブロックから切断する。蓄電素子は、切断される前に、所定数の遷移のために論理ブロックに接続されることができる。
第12の実施形態では、第7〜第11の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法はさらに、
論理ブロックが給電されている限り、ステップ(ステップ(a)〜(f)等)をすべて繰り返す。
第13の実施形態では、第7〜第12の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、ステップ(a)は、蓄電素子が論理ブロックならびに電源の電力接続部および接地接続部から切断されている間、蓄電素子を放電することを含むことができる。
第14の実施形態では、第7〜第13の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、ステップ(b)は、蓄電素子を放電した後、蓄電素子を充電し、ステップ(c)は、蓄電素子を電源によって充電した後に行われる。
第15の実施形態では、第7〜第14の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、蓄電素子は、少なくとも2つの端子を有することができる。蓄電素子を放電することは、蓄電素子が論理ブロックおよび電源から切断された状態で蓄電素子の2つの端子を互いに接続することを含む。蓄電素子の2つの端子は、実質的に、完全に、または効果的に蓄電素子を放電するのに十分な時間期間、蓄電素子が論理ブロックおよび電源から切断された状態で、互いに接続されることができる。
第16の実施形態では、第12〜第15の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、蓄電素子の2つの端子を互いに接続することは、蓄電素子の2つの端子を接続する第1のスイッチを閉じることを含む。蓄電素子の2つの端子を互いに切断することは、第1のスイッチを開くことを含む。第1のスイッチは、トランジスタまたは伝送ゲート等としてもよい。
第17の実施形態では、第7〜第16の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、蓄電素子を電源に接続することは、蓄電素子を電源に接続する第2のスイッチおよび第3のスイッチを閉じることを含む。蓄電素子を電源から切断することは、第2のスイッチおよび第3のスイッチを開くことを含む。蓄電素子を論理ブロックに接続することは、蓄電素子を論理ブロックに接続する第4のスイッチおよび第5のスイッチを閉じることを含む。第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチ、および第5のスイッチはそれぞれ、トランジスタ、ダイオード、またはMEMSスイッチングデバイス等としてもよい。
第18の実施形態では、第8〜第17の実施形態のいずれかの論理ブロック給電方法において、ステップ(e)は、電源の電力接続部および第2のスイッチ間に接続される少なくとも1つの第6のスイッチ群の全てを開くことによって、デジタル論理セルを電源の電力接続部から絶縁することと、電源の接地接続部および第3のスイッチ間に接続される少なくとも1つの第7のスイッチ群の全てを開くことによって、デジタル論理セルを電源の接地接続部から絶縁することとをさらに含むことができる。
本発明の実施形態は、セキュアなアプリケーションに対して実装することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、本明細書に記載の1つまたは複数の回路は、スマートカードまたはこれと同様のデバイスに設置することができる。このようなスマートカードまたはこれと同様のデバイスは、例えば、ATMカード、身分証明書カード、ストアドバリューカード、クレジットカード、携帯電話、コンピュータアクセスコントロール、有料TV、および/または医療情報の記憶装置で用いられる。
本発明のいくつかの実施形態では、本明細書に記載の1つまたは複数の方法は、スマートカードまたはこれと同様のデバイス上で実施される。このようなスマートカードまたはこれと同様のデバイスは、例えば、ATMカード、身分証明書カード、ストアドバリューカード、クレジットカード、携帯電話、コンピュータアクセスコントロール、有料TV、および/または医療情報の記憶装置で用いられる。
例示として記載する以下の実施例から、本発明と、本発明の多くの利点とを深く理解することができるだろう。以下の実施例は、本発明の方法、用途、実施形態、および変形例のうちの一部を例示するものである。これらは、もちろん、本発明を限定するように解釈すべきでない。本発明に対して多数の変更および修正が可能である。
実施例1
図4は、本発明の一実施形態に係るCCDL回路の一実施態様の概略図である。図4を参照すると、MOSFETM1、M2、M11、M12、およびM13は、図1および図3A〜図3Dで示したスイッチを実装するのに用いられる。MOSFETM5は、キャパシタC1を実装するのに用いることができる。MOSFETM3、M4、M6、M7、M8、およびM10は、スタティックロジック「ANDゲート」を実装する。
第一段階では、MOSFETM1、M2、M11、およびM12は、オフにされ、キャパシタM5から論理ブロックおよび電源を切断する。その直後に、M13がオンとされ、M5のゲートをM5のソースおよびドレイン端子に接続する。これによって、M5を放電させることができる。
第二段階では、M2およびM11は、M5を論理ブロックから切断することができなくなる。次いで、MOSFETM1およびM12は、M5を電源線VDDおよびVSSに接続可能とされる。これによって、M5の充電が許可される。
第三段階では、MOSFETM1、M12、およびM13は、オフとされ、M5を供給線VDDおよびVSSから切断する。その直後、MOSFETM2およびM11は、オンとされ、これによって、M5を論理ブロックに接続する。
第四段階では、入力AおよびBは、適用可能な場合、遷移を可能とされ、論理ブロック内でのロジック状態の遷移を可能とするのに必要とされる電荷がM5から供給される。なお、論理ブロック内のPMOS素子のそれぞれのボディ接続部は、内部レール端子(CP_RL)に接続され、論理ブロックのNMOS素子のそれぞれのボディ接続部がそれぞれ、内部接地端子(CP_GD)に接続される。各CCDL論理セル内のこれらの供給レールのそれぞれ、すなわち、CP_RLおよびCP_GDが、より大きなCCDLブロック内で用いられるCCDL論理セルにおける対応の供給レールに接続されることができる。その結果、CCDL動作周期中、例えば、第一および第二段階中に論理セル内のデバイスと、それらのボディ接続部とを交互に浮動させた後、例えば、第三および第四段階中に接続してキャパシタM5に給電することができる。複数のロジック遷移が行われている間にボディ接続部を切断することによって、論理ブロックにおける遷移によって生成される電流のための有意なパスが除去され、当該電流が、CCDLセルに給電する電源に流入するのが防止される。
概略図に示しているが、まだ説明していないのが、MOSFETM9である。いくつかの実施態様では、M9等の構成要素を設けてもよい。ここで、M9は、一定の電荷を蓄積し、論理ブロックを蓄電素子から切断するときにCP_RLおよびCP_GD間の電圧電位差を維持するのを助ける役割をする。M9はまた、レールCP_RLまたはCP_GDに加わることがある高周波雑音を取り除く役割もする。
実施例2
図5は、CCDL論理セルのクロック方式を示す図である。信号SL_CLKは、ロジック遷移を引き起こすであろうCCDLセルに対する入力を示す。信号CLK1およびCLK1Bの遷移によって、論理ブロックが供給キャパシタおよび電源から切断される。CCDLセルまたはCCDLベースの回路ブロックの最大動作速度を決定する制限要因は、CLK1およびCLK1B信号に応じて、CCDLセルの論理ブロックが、論理ブロックに給電する供給キャパシタから切断される前に、CCDLブロック内の全ての遷移が完了するために必要なものである。
CLK1およびCLK1B信号に応じて、論理ブロックが供給キャパシタから切断されると、CLK3は、供給キャパシタを遷移し、放電することができる。最終的に、CLK2およびCLK2B信号が遷移し、供給キャパシタが電源によって充電可能となる。なお、CLK信号のそれぞれの遷移エッジは重ならない。非オーバーラップクロックは、例えば、電源線が論理ブロックの両端に一時的に接続したり、供給キャップが、供給キャップの端子が短絡している間に供給線に接続したりすることを防止する。
実施例3
図6に示したようなCCDLセルをテストした。本実施例におけるセル用の放電スイッチが、NMOSトランジスタM13およびPMOSトランジスタM14の伝送ゲートを利用する。より大きな回路内のCCDLセルのテストによって、CCDLロジックのイベントをスイッチングする際に、低いが有意なレベルの電流、すなわち、数十μアンペアが回路の基板を流れて電源に流入することが分かった。低いが、或る程度のレベルの情報は、CCDL回路の論理動作に関するこれらの電流から抽出できる可能性があった。2つの手法を実施してこれを低減した。まず、CCDL論理セル(右側の円部分)における各デバイスのボディタイは、CCDLセルの内部供給レール、すなわち、CP_RLおよびCP_GNDに接続した。これによって、論理演算中に生成される基板電流の可能な限り多くの電流を電力キャパシタに流入または流出させることを試みる。
電源および接地線上の電流を低減するのに用いる第2の手法を図8に示す。図8は、本発明の一実施形態に係る概略回路図であり、一連のスイッチを示している。当該一連のスイッチは、CCDLセルのVDDおよびVSSレールを、複数のロジックスイッチングイベント中にCCDL回路に給電する外部電源から切断するのに用いられることによって、基板電流が、両者間において浮遊するのが防止される。図8においてレール線毎に2つのトランジスタ(スイッチとして)を示したが、実施形態はこれに限定されず、より多数のまたは少数のスイッチが設けられてもよい。
実施例4
2ビット暗号化ブロックを、より大きな回路内においてCCDLセルの機能性をテストするCCDLセルと共に形成した。図9A〜図9Dは、2ビット暗号化ブロックのCCDL実施態様の概略図である。図10は、暗号化ブロックの動作に関係付けられた信号の集合である。
図10の上側に示す2つの信号は、2ビット暗号化ブロックに給電する電源に対する電流出力電流およびグランドリターン電流である。図11の下側に示す2つの信号は、暗号化ブロックの2つの出力ビットである。図10に示すように、多量のリップルがデジタル出力信号に重畳する。このリップルは多量であり、CCDLセルに対する低ノイズマージンを暗示しているが、これは、2つの出力信号が電源およびグランドへ伝送される(referenced to)ことにより生じる。各CCDLセルの論理ブロックが、CCDL動作の再充電周期中に浮動されるため、セル内の電圧は、電源に印加(referenced to)されなくなる。
図11は、CCDLセルの内部ロジックレールに伝送される(referenced to)、同じ2ビット出力信号を示す。図11に示すように、この場合、ノイズマージンは大幅に増大する。各CCDL用の内部供給レールが、暗号化ブロック内において共に接続されるため、図11に示す信号によって、CCDL回路内のCCDL信号のノイズマージンがよりはっきりと示されている。
図12は、本発明の一実施形態に係るCCDLセルから成るAES暗号化コアの電源シグネチャのプロット図である。
本明細書における「一実施形態」、「実施形態」、「実施形態の例」等への言及は全て、実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書のさまざまな場面でこのような言い回しが登場しているが、必ずしもその全てが同じ実施形態に言及しているとは限らない。さらに、本明細書に開示される任意の発明またはその実施形態の任意の要素または限定は、本明細書に開示される任意の他の発明またはその実施形態の任意および/または全ての他の要素または限定(個別にまたは任意の組合せで)または本明細書に開示される他の発明またはその実施形態に組み合わせることができ、全てのこのような組合せは、限定はしないが、本発明の範囲と併せて参酌される。
本明細書に記載された実施例および実施形態は、例示のみを目的としており、種々の修正または変更が当業者に対して示唆され、本願の精神および範囲に包含されることを理解されたい。

Claims (7)

  1. 複数のセキュアデジタル論理セルをそれぞれ構成するセキュアデジタル論理セルであって、
    前記セキュアデジタル論理セルのそれぞれは、
    NAND論理ゲート、AND論理ゲート、NOR論理ゲート、OR論理ゲート、XOR論理ゲート、XNOR論理ゲート、NOT論理ゲート、ONE論理ゲート、ZERO論理ゲートのうちの複数の論理ゲートの組合せからなる論理セルであって、前記論理ゲートを構成するPMOS素子のそれぞれのボディ接続部が内部レール端子に接続され、前記論理ゲートを構成するNMOS素子のそれぞれのボディ接続部が内部接地端子に接続される、論理セルと、
    複数の論理演算中に前記論理セルに給電する蓄電素子であって、充電動作中に電源に、かつ、論理演算中に前記論理セルに、制御可能に接続され、前記論理演算中に前記電源の電力接続部および接地接続部に接続されない、蓄電素子と、
    前記蓄電素子を放電するための第1のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記電源の前記電力接続部に対して接続および切断するための第2のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記電源の前記接地接続部に対して接続および切断するための第3のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記PMOS素子のそれぞれのボディ接続部に対して接続および切断するための第4のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記NMOS素子のそれぞれのボディ接続部に対して接続および切断するための第5のスイッチとを具備し、
    前記第4のスイッチおよび前記第5のスイッチによる前記接続の間に、前記蓄電素子の前記充電は、ランダムに変化する間隔で起こる
    セキュアデジタル論理セル。
  2. 請求項1に記載のセキュアデジタル論理セルであって、
    前記第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチ、および第5のスイッチはそれぞれ、トランジスタを有する
    セキュアデジタル論理セル。
  3. 請求項1に記載のセキュアデジタル論理セルであって、
    前記第1のスイッチは、伝送ゲートを有する
    セキュアデジタル論理セル。
  4. 請求項1に記載のセキュアデジタル論理セルであって、
    前記論理セルは、ボディ端子をそれぞれ有する複数のトランジスタを有し、
    前記論理セル内の各トランジスタの前記ボディ端子は、前記論理セルの前記電力接続部および前記論理セルの前記接地接続部の少なくとも1つに接続される
    セキュアデジタル論理セル。
  5. 請求項1に記載のセキュアデジタル論理セルであって、
    前記論理セルは、絶縁ウェルに形成された少なくとも1つのトランジスタを含む
    セキュアデジタル論理セル。
  6. 請求項1に記載のセキュアデジタル論理セルであって、
    前記蓄電素子は、MOSキャパシタ、またはMOSトランジスタである
    セキュアデジタル論理セル。
  7. 複数のセキュアデジタル論理セルをそれぞれ構成するセキュアデジタル論理セルであって、
    前記セキュアデジタル論理セルのそれぞれは、
    NAND論理ゲート、AND論理ゲート、NOR論理ゲート、OR論理ゲート、XOR論理ゲート、XNOR論理ゲート、NOT論理ゲート、ONE論理ゲート、ZERO論理ゲートのうちの複数の論理ゲートの組合せからなる論理セルであって、前記論理ゲートを構成するPMOS素子のそれぞれのボディ接続部が内部レール端子に接続され、前記論理ゲートを構成するNMOS素子のそれぞれのボディ接続部が内部接地端子に接続される、論理セルと、
    複数の論理演算中に前記論理セルに給電する蓄電素子であって、充電動作中に電源に、かつ、論理演算中に前記論理セルに、制御可能に接続され、前記論理演算中に前記電源の電力接続部および接地接続部に接続されない、蓄電素子と、
    前記蓄電素子を放電するための第1のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記電源の前記電力接続部に対して接続および切断するための第2のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記電源の前記接地接続部に対して接続および切断するための第3のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記PMOS素子のそれぞれのボディ接続部に対して接続および切断するための第4のスイッチと、
    前記蓄電素子を前記NMOS素子のそれぞれのボディ接続部に対して接続および切断するための第5のスイッチと、
    前記電源の前記電力接続部および前記第2のスイッチ間において接続された少なくとも1つの第6のスイッチ群と、
    前記電源の前記接地接続部および前記第3のスイッチ間において接続された少なくとも1つの第7のスイッチ群と
    を具備し、
    前記第4のスイッチおよび前記第5のスイッチによる前記接続の間に、前記蓄電素子の前記充電は、ランダムに変化する間隔で起こるセキュアデジタル論理セル。
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