JP6882231B2 - 転落防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道における駅のプラットホームに設置され、列車とプラットホームとの間の隙間を塞ぐ転落防止装置に関する。
特許文献1に開示されるように、転落防止板の軌道側への突出量を設定可能な転落防止装置が知られるところである。突出量を超えた転落防止板の移動を禁止するためにストッパが必要になるが、突出量を設定変更する場合には、設定変更される突出量に合わせてストッパも設定変更する必要がある。なお、特許文献1の図2に示す様に、突出側と収納側にストッパがあり、突出量を変更すると両方のストッパ共、設定変更する必要がある。
突出量を段階的に設定変更する場合には、特許文献1の図8に示されたストッパのようにスペーサを挟む方式ならば、突出量の設定別に専用のスペーサを用意すれば、ストッパの設定変更作業や設定の確認を容易に実現できる。
特開2016−159755号公報
ところが、突出量の設定種類が増えるほど、専用のスペーサの数が増加する。1つでもスペーサを紛失した場合、ストッパの設定作業ができなくなるので予備を持つことも考慮すると、スペーサを保管管理する場所と手間は膨大となる。
1つの駅に設置される転落防止装置は1台や2台でない上に、次のような手間がかかるからである。すなわち、例えばスペーサの保管場所から必要なスペーサを探し出して用意して現場に持ち込む際には現場での調整を考慮して数種類のスペーサを用意する必要がある。当然、使用されなかったスペーサは持ち帰らねばならない。多数のスペーサを現場へ持ち込み、また持ち帰ることは煩わしいことであり、またスペーサの紛失の機会を増やすことにもなる。
本発明は、こうした背景に基づいて考案されたものである。その目的とするところは、転落防止板の移動を制限するストッパの設定変更に係る部品を別途保管する必要を無くし、且つ、ストッパの設定変更作業が容易な転落防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、プラットホームに設置され、乗降時に軌道側へ向けて転落防止板を突出させることで列車との間から旅客が転落することを防止する転落防止装置であって、前記転落防止板を突出させる際の突出量を段階的に変更可能に構成された駆動機構部と、前記転落防止板の移動制限位置に設けられたストッパ部と、を備え、前記ストッパ部は、前記駆動機構部により移動された前記転落防止板が当たることで前記移動制限位置を越える移動を制限するストッパ本体と、装置本体に固定され、前記ストッパ本体を取り付け可能な複数の取り付け位置を有するストッパ台座と、を有し、前記複数の取り付け位置の何れかに選択的に前記ストッパ本体が取り付けられることで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、転落防止装置である。
第2の発明は、前記ストッパ本体が、2本のピンを有し、前記ストッパ部の1つの前記取り付け位置が、前記2本のピンが挿入可能な前記ストッパ台座の1対のピン穴で構成され、前記ストッパ台座が、複数対のピン穴を、前記転落防止板の突出方向に沿った方向に配列して有する、第1の発明の転落防止装置である。
第3の発明は、前記複数対のピン穴が、1対毎に、前記突出方向と交差する方向にずらして配置された、第2の発明の転落防止装置である。
第4の発明は、前記ピン穴が千鳥配置で構成された、第3の発明の転落防止装置である。
第5の発明は、前記ピンが、少なくとも先端部にテーパ面を有する、第2〜第4の何れかの発明の転落防止装置である。
第6の発明は、前記ストッパ本体が、取り付け向きを変えて前記取り付け位置に取り付け可能に構成されており、前記ストッパ本体を取り付ける際の前記取り付け位置と前記取り付け向きとの組み合わせにより、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、第1〜第5の何れかの発明の転落防止装置である。
第7の発明は、同一の前記取り付け位置に対して異なる取り付け向きで前記ストッパ本体を取り付けることで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、第6の発明の転落防止装置である。
第8の発明は、前記ストッパ本体が、前記転落防止板の突出方向を基準にして、第1の取り付け向きで取り付けたときに前記転落防止板が当たる第1側面、および、180度反転させた第2の取り付け向きで取り付けたときに前記転落防止板が当たる第2側面を有する頭部と、前記頭部の下面から突設された2本のピンと、を有し、前記ピンのピン軸方向から見た上面視において、前記第1側面、前記第2側面、及び前記2本のピンの配列方向は平行であり、1つの前記取り付け位置は、前記2本のピンが挿入可能な1対のピン穴で構成され、前記ストッパ台座は、前記2本のピンが挿入可能なY対(Y≧2)のピン穴を組み合わせることができるX個(2×Y>X≧3)のピン穴を有する、第1の発明の転落防止装置である。
第9の発明は、前記2本のピンの配列位置が、前記上面視において、前記第1側面及び前記第2側面の中心からずれた位置である、第8の発明の転落防止装置である。
第10の発明は、前記ストッパ本体が、1対のピン穴を有し、前記ストッパ部の1つの前記取り付け位置が、前記1対のピン穴に挿入可能な前記ストッパ台座の2本のピンで構成され、前記ストッパ台座が、複数対のピンを、前記転落防止板の突出方向に沿った方向に配列して有する、第1の発明の転落防止装置である。
第1の発明によれば、ストッパ部が、転落防止板が当たるストッパ本体と、ストッパ本体を取り付けるストッパ台座とで構成され、ストッパ台座にはストッパ本体の取り付け位置が複数用意されて構成される。ストッパ部の設定を変更するには、既に取り付けてあるストッパ本体をストッパ台座から取り外して、所望する設定に適合した取り付け位置に再び取り付ければ済む。
すなわち、転落防止板の突出量の設定種類別に膨大なスペーサを別途保管する必要がなくなる。ストッパの設定変更に当たり、必要なスペーサを探し出して、持ち込んで、持ち帰って、といった煩雑な作業が不要になる。また、現場にあるストッパ本体の取り付け位置を変更するだけであるため、スペーサを紛失する機会を無くすことができる。
第2の発明によれば、ストッパ本体とストッパ台座とを2本のピンとピン穴による凹凸嵌合で係合させることができる。つまり、ストッパの設定操作はストッパ本体をストッパ台座に挿すだけとなり、極めて容易となる。それでいて、ストッパ本体とストッパ台座とは複数のピンで係合するため、両者の相対位置のズレが起きることがない。加えて、転落防止板の突出方向に複数の異なる取り付け位置を設定することができる。
第3の発明によれば、取り付け位置を密に設けることができる。よって、突出量をより細かく設定できる。また、ストッパ台座を小さくできる。そして、第4の発明によれば、ピン穴を千鳥配置とすることで、更に取り付け位置を密に設けることができる。
第5の発明によれば、ピンをピン穴へ差し込む作業が容易となる。
第6の発明によれば、ストッパ本体をストッパ台座へ取り付ける向きを変えることができるため、より多くの転落防止板の突出量に対応できるようになる。
第7の発明によれば、1つの取り付け位置に対して取り付け向きを変えてストッパ本体を取り付けることで、より多くの転落防止板の突出量に対応することができるようになる。
第8又は第9の発明によれば、設定する取り付け位置毎にピン穴の対を設けるよりも少ないピン穴で多くの取り付け位置を実現できる。
第10の発明によれば、第2の発明と同様の効果を得ることができる。
設置状態にある転落防止装置の構成例を示す図であって、(1)上面図及び(2)側面図。 収納完了状態における転落防止装置の内部構造例を示す図であって、(1)上面図及び(2)部分拡大図。 図2のA−A断面図。 第2リンクレバー部の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)ローラ接触面側から見た側面視分解図。 ストッパ本体の構成例を示す3面図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図、(3)ホーム側から見た側面図。 ストッパ台座の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た部分断面側面図。 軌道側ストッパ部における突出方向への移動制限位置の設定のパターンを説明するための図。 ストッパ本体の取り付け位置の設置に係る変形例を説明するための図(その1)。 ストッパ本体の取り付け位置の設置に係る変形例を説明するための図(その2)。 ストッパ本体とストッパ台座の構成の変形例を説明するための図。 ストッパ本体の変形例を示す図であって(1)上面図、(2)側面図。 図11のストッパ本体を用いた場合の様々な移動制限位置の例を説明するための図。 ストッパ台座の変形例を示す図。 図11のストッパ本体と図13のストッパ台座とを組み合わせて用いた場合の様々な移動制限位置の例を説明するための図。
本発明を適用した一実施形態である、転落防止装置の概要を説明する。図1は、設置状態にある転落防止装置10の構成例を示す図であり、図1(1)が上面図、図1(2)が側面図である。転落防止装置10は、駅のプラットホーム2の側縁上部に凹設された設置空間に固定される。
転落防止装置10は、設置空間に固定されるメインフレーム14と、その蓋に当たる天板12とで、軌道側に開口する薄型直方形の内部空間を画成し、当該内部空間に、転落防止板16をボールベアリング式のスライドレール18で略水平にスライド自在に支持して構成されている(図2参照)。転落防止板16は駆動機構部20によって軌道側又はホーム側へ移動する(進退動する)ことで、スライド自在に構成されている。
列車4への乗降時以外には、転落防止板16は、その軌道側端部が線路側に突出しないように内部空間に収納された位置にあって移動抑止状態で維持される。この状態を「収納完了状態」と呼ぶ。
列車4への乗降時には、駆動機構部20が作動するのに伴って転落防止板16が自動的に移動可能状態に遷移し、転落防止板16が軌道側へ突出されてプラットホームと列車4との隙間Dを狭くして乗降者がプラットホームと列車との間に転落するのを防止する。この状態を「突出完了状態」と呼ぶ。図1(1)および図1(2)は、何れもこの「突出完了状態」を示している。
突出完了状態になると、転落防止板16は移動可能状態から移動抑止状態へ自動的に切り換えられ、転落防止板16側からの入力(例えば、乗降者が転落防止板16に踏み込んで乗り込もうとした時に生じる反力等)に抗して転落防止板16は現状位置を維持する。つまり、ロック状態となる。
そして、乗降が終了すると、駆動機構部20が反転動作する。転落防止板16が移動抑止状態にあっても、駆動機構部20の作動から始まる駆動力の順方向への伝達が開始されると、自動的に転落防止板16は移動可能状態に切り換えられる。そして、伝達された動力によって転落防止板16がホーム側へ移動され「収納完了状態」に戻され、自動的に転落防止板16は移動抑止状態となる。
では次に、転落防止装置10の内部構造について詳細に説明する。
図2及び図3は、転落防止装置10の内部空間に収納されている本実施形態に係る内部構造を示す図であって収納完了状態を示している。図2では天板12、メインフレーム14、転落防止板16を透視して図示しており、図2(1)は上面図、図2(2)はその部分拡大図である。図3は図2のA−A断面図である。
駆動機構部20は、図示されない制御装置により電気制御される電動モータ21と、電動モータ21の出力軸の回転を減速する減速機構22と、減速機構22の出力軸に連結されたボールネジ部23と、ボールネジ部23の回転によりスライドされる駆動スライダ24と、ボールネジ部23の先端を枢支する軸受25とを備える。つまり、電動モータ21と減速機構22とは、ボールネジ部23を回転駆動させる駆動部として機能する。ボールネジ部23と駆動スライダ24とは、直動機構として機能する。なお、駆動スライダ24は、後述する第1リンク機構部40の一機能部でもある。また、直動機構はラックピニオン、チェーン、タイミングベルト等で構成してもよい。
駆動機構部20に関連して、メインフレーム14には、ボールネジ部23に沿って駆動スライダ24の位置を検知するための検知センサーが適宜設けられる。本実施形態では、転落防止板16が突出完了状態にあるときの駆動スライダ24の位置を検出するための突出完了検知センサー30と、収納完了状態にあるときの駆動スライダ24の位置を検出するための収納完了検知センサー32とが設けられている。突出完了検知センサー30および収納完了検知センサー32は、例えばリミットスイッチで実現され、検知信号を電動モータ21の制御装置に出力し、電動モータ21の回転制御に利用される。
駆動機構部20と転落防止板16は、第1リンク機構部40及び第2リンク機構部60を介して連係する。
第1リンク機構部40は、駆動機構部20により駆動される駆動スライダ24の直線状の運動を揺動運動に変換する機構部であって、駆動スライダ24に設けられたローラガイド42と、揺動体である第1リンクレバー部43とを有する。揺動体である第1リンクレバー部43が駆動機構部20の駆動によって動作し、これにより揺動運動が生じる。
第1リンクレバー部43は、上面視すると直線状を成しており、メインフレーム14から略垂直に突設された揺動軸44で回転自在に枢支されている。そして、第1リンクレバー部43は、駆動機構部20の側の一端(原動端)にローラガイド42のガイド溝内で転動して連結接続する原動端ローラ45を有し、揺動軸44を挟んで反対側の他端(従動端)に揺動端ローラ46を有する。
第2リンク機構部60は、駆動機構部20の駆動によって第1リンク機構部40が動作することで働く揺動運動を、転落防止板16を進退方向に移動させる従動スライダ62の直線運動に変換する機構であって、第2リンクレバー部61と従動スライダ62とを有する。
第2リンクレバー部61は、上面視すると屈曲形(例えば略L字型や、略くの字型)を成しており、その屈曲部にて、メインフレーム14から略垂直に突設された揺動軸63で回転自在に枢支されている。そして、第2リンクレバー部61は、屈曲部よりも駆動機構部20の側の一端部(第1リンクレバー部43寄りの端部:入力端部)に、第1リンク機構部40の揺動端ローラ46が接触して転動するためのローラ接触面64を有する。また、第2リンクレバー部61は、他端部(出力端部)に、従動スライダ62の下面側に設けられたガイド溝66のガイド溝内で転動する出力端ローラ67を有する。そして、この出力端ローラ67の取り付け位置は変更可能に構成されている。
従動スライダ62は、転落防止板16の裏面に固定されたスライドレール18のレール裏面にボルト等で固定されており、ガイド溝66は転落防止板16の進退方向に対して直交又は略直交する方向の溝を形成している。
図2(2)の拡大図に示すように、第2リンクレバー部61のローラ接触面64は、上面視略U字状の転換面64aと、当該転換面の両端から当該レバーの回転方向それぞれに向けて連なる突出完了状態鎖錠面64bおよび収納完了状態鎖錠面64cとを有する。
収納完了状態鎖錠面64cは、収納完了状態の第1リンクレバー部43と第2リンクレバー部61の位置関係において、第1リンクレバー部43の揺動軸44を中心とする曲面を有している。そして、第1リンク機構部40と第2リンク機構部60との収納完了状態における所定の対偶関係の幾何的条件を満たすように設計されており、収納完了状態鎖錠面64cにおける揺動端ローラ46の接触位置が、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線上(または略直線上)となる。
この結果、収納完了状態にあるとき、転落防止板16を移動抑止状態にすることができる。具体的には、図2に示すような収納状態にある転落防止板16に対して、突出方向に移動させようとする作用力F1(図2(2)中の太白矢印)が生じると、従動スライダ62が出力端ローラ67を突出方向(軌道方向)へ押す。これに伴って第2リンクレバー部61には時計回りのトルクが生じ、ローラ接触面64が第1リンクレバー部43の揺動端ローラ46を作用力F2(図2(2)中の太黒矢印)で押す。しかし、前述の幾何的関係により作用力F2の方向は、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線方向となる。そのため、作用力F2は揺動軸44により支えられて第1リンクレバー部43を回転させることはない。すなわち、ロック状態となる。
同様に、突出完了状態鎖錠面64bは、突出完了状態の第1リンクレバー部43と第2リンクレバー部61の位置関係において、第1リンクレバー部43の揺動軸44を中心とする曲面を有している。そして、第1リンク機構部40と第2リンク機構部60との突出完了状態における所定の対偶関係の幾何的条件を満たすように設計されており、突出完了状態鎖錠面64bにおける揺動端ローラ46との接触位置が、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線上(または略直線上)となるように構成されている。すなわち、突出完了状態において転落防止板16を移動抑止状態に維持することができる。
図4は、本実施形態における第2リンクレバー部61の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)ローラ接触面64側から見た側面視分解図である。
第2リンクレバー部61の出力端部には、揺動軸63の挿通孔611からの距離を違えた複数のボルト孔612が変位設置可能方向Lに沿って直列に設けられている。本実施形態では変位設置可能方向Lは、揺動軸63の挿通孔611、より具体的には揺動軸63の中心を通るように設定されている。また、本実施形態ではボルト孔612は4つであるが、その数は複数であれば幾つでもよい。ボルト孔612同士の間隔も適宜設定可能である。そして、複数のボルト孔612のうち何れかに出力端ローラ67が装着される。
出力端ローラ67は、例えば、ベアリングの外周に樹脂環を嵌め込んだローラ本体671と、高さ調整用のローラ台座672とを通しボルト673で同軸に挿通してボルト孔612に螺合させて設置される。出力端ローラ67をどのボルト孔612に固定するかで、第2リンク機構部60によるレバー比(すなわち揺動運動から直線運動への変換率)を変更し、転落防止板16の突出量(進出量)を変更することができる。
なお、第2リンクレバー部61の揺動軸の挿通孔611の中心から出力端部の中心軸である変位設置可能方向Lと、挿通孔611の中心から入力端部のローラ接触面64の中心軸M(突出完了状態鎖錠面64b・転換面64a・収納完了状態鎖錠面64cの3つ面の連接方向の中心軸の意)とは鈍角を成している。
第2リンク機構部60のレバー比変更により転落防止板16の突出量の調整を可能にしたことに対応して、本実施形態では転落防止板16の進退動作が可能な範囲を制限する移動制限部も調整可能に構成されている。
具体的には、図2及び図3に示すように、移動制限部として、メインフレーム14の底面には、転落防止板16の移動方向(進退動作方向)に沿って軌道側ストッパ部80とホーム側ストッパ部90とが突設されている。また、転落防止板16の下面には、転落防止板16の移動方向(進退動作方向)に沿って軌道側係合突起78とホーム側係合突起79とが下向きに設けられている。
そして、転落防止板16が突出方向(軌道側)へ移動すると、やがて軌道側係合突起78の軌道側の側面が軌道側ストッパ部80に当接することで突出方向への移動制限位置を規制する。反対に、転落防止板16が収納方向へ移動すると、やがてホーム側係合突起79のホーム側の側面がホーム側ストッパ部90に当接することで収納方向への移動制限位置を規制する。つまり、軌道側ストッパ部80とホーム側ストッパ部90とに挟まれた距離が転落防止板16の移動可能範囲であり、これを越える移動が制限される。
本実施形態の軌道側ストッパ部80は、図3に示すように、ストッパ本体81と、ストッパ台座86とで構成されている。
図5は、本実施形態のストッパ本体81の構成例を示す3面図である。図5を参照したストッパ本体81の説明においては、図5のように、ピン83がオフセットされている側をホーム側に向けた姿勢をストッパ本体81における正姿勢と見なして説明する。図5は、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図、(3)ホーム側から見た側面図、にそれぞれ相当する。
ストッパ本体81は、転落防止板16の軌道側係合突起78が当たって、それ以上の突出方向への移動を制限する部品である。ストッパ本体81は、上面視四角形の板状の頭部82と、頭部82の上面視中心位置よりホーム側へオフセットした下面から下向きに突設された2本のピン83とを有する。頭部82の上面視形状は正方形でも長方形でもよい。
頭部82の軌道側の側面である第1側面89a及びホーム側の側面である第2側面89bが、転落防止板16の軌道側係合突起78との接触面となる。第1側面89aは、ストッパ本体81を第1の取り付け向きでストッパ台座86に取り付けたときに転落防止板16が当たる側面ということができ、そのとき、第2側面89bは、ストッパ本体81を第1の取り付け向きから180度反転させてストッパ台座86に取り付けたときに転落防止板16が当たる側面ということができる。
2本のピン83は、転落防止板16の進退方向と直交又は略直交する方向に配列されている。2本のピン83の配列位置は、ピン軸方向から見た上面視において、第1側面及び前記第2側面の中心からずれた位置であり、その配列方向は、第1側面89a、第2側面89bと平行である。そして、頭部82の上面には、ピン83の根元の直上部に、ピン83の位置を示すピン位置マーカ84が凹設されている。ピン83は、2本とも同じ諸元であって先端にテーパ面85を有している。
なお、ピン83は、2本以上であってもよい。また、ピン83は、円筒形として図示しているが、抜け防止のために適当な長さを有する。また、水平面に沿って軌道側/ホーム側へ180度回転しても対称をなす対称形状断面を有するならば他の柱状形(例えば、四角柱、六角柱など)の形状でもよい。その側面部がテーパ面85を兼ねた円錐形としてもよい。
図6は、本実施形態のストッパ台座86の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た部分断面側面図、にそれぞれ相当する。
ストッパ台座86は、転落防止装置10の装置本体に固定されている。具体的には、メインフレーム14(図2参照)の底面より上向きに突設されている。
ストッパ台座86の上面には、ストッパ本体81を取り付け可能な複数の取り付け位置87が、転落防止板16の突出方向に沿った方向に複数設けられている。
本実施形態における1つの取り付け位置87は、転落防止板16の突出方向と直交又は略直交して配列された2つのピン穴88により構成されている。1つのピン穴88は、ストッパ本体81のピン83を上方から挿入可能な凹状の穴部である。
つまり、ストッパ本体81とストッパ台座86とは、ストッパ本体81をストッパ台座86に対して取り付け向きを変えて(突出方向を基準にして180度反転して)取り付け可能に構成されている。
図7は、軌道側ストッパ部80における突出方向への移動制限位置の設定のパターンを説明するための図である。図7(1)〜図7(4)それぞれにおいて、白矢印の左側が軌道側ストッパ部80の突出方向の交差方向から見た部分断面図、白矢印の右側が上面図に相当する。
図示の如く、ストッパ台座86の複数の取り付け位置87の何れかに選択的にストッパ本体81が取り付けられることで、転落防止板16の段階的な突出量に対応した移動制限位置を設定可能である。
すなわち、第2リンクレバー部61(図4参照)に設けられている4つのボルト孔612それぞれに出力端ローラ67を装着した転落防止板16の突出量設定に対して、1対1で対応するように、図7(1)〜図7(4)に示す軌道側ストッパ部80の設定パターンが用意されている。
図7(1)と図7(2)に示すパターンでは、ストッパ本体81の取り付け向きは、ピン83が設けられた側が軌道側を向いた状態となっている。ストッパ本体81のピン83が設けられていない側の端面(図7に向かって右側の端面)が、突出してきた転落防止板16に当たってその移動を規制することとなる。
図7(1)では、ストッパ台座86の取り付け位置87のうちホーム側の位置にストッパ本体81が取り付けられており、軌道側ストッパ部80の設定としては、最も突出量が少なくなるストッパ設定となっている。図7(2)では、取り付け位置87のうち軌道側の位置にストッパ本体81が取り付けられており、軌道側ストッパ部80の設定としては、2番目に突出量が少なくなるストッパ設定となっている。
図7(3)と図7(4)に示すパターンでは、ストッパ本体81の取り付け向きは、ピン83が設けられた側がホーム側を向いた姿勢となっており、図7(1)や図7(2)の取り付け向きとは180度反転している。ストッパ本体81のピン83が設けられている側の端面(図7に向かって右側の端面)が、突出してきた転落防止板16に当たってその移動を規制することとなる。
図7(3)では、ストッパ台座86の取り付け位置87のうちホーム側の位置にストッパ本体81が取り付けられており、軌道側ストッパ部80の設定としては、3番目に突出量が少なくなるストッパ設定となっている。図7(4)では、取り付け位置87のうち軌道側の位置へストッパ本体81が取り付けられており、軌道側ストッパ部80の設定としては、最も突出量が多くなるストッパ設定となっている。
以上より、本実施形態の転落防止装置10における転落防止板16の突出量の調整作業は、次の通りとなる。
手順[1]:天板12を外し、
手順[2]:転落防止板16をスライドレール18から取り外し、
手順[3]:スライドレール18及び従動スライダ62を取り外し、
手順[4]:出力端ローラ67の装着位置を変更し、
手順[5]:ストッパ本体81のストッパ台座86への取り付け向き及び取り付け位置を、出力端ローラ67の装着位置に対応する所定の組み合わせとなるように変更する。
なお、手順[1]から手順[3]を省力化するために、天板12や転落防止板16に、出力端ローラ67の装着位置を変更作業するための第1開閉蓋部(調整窓、点検口などと呼んでも良い。)と、軌道側ストッパ部80の設定を変更するための第2開閉蓋部とをそれぞれ設けるとしてもよい。
以上、本実施形態によれば、転落防止板の移動を制限するストッパの設定変更に係る部品を別途管理する必要が無くなり、且つ、ストッパの設定変更作業も容易な転落防止装置を実現することができる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な形態は本実施形態に限らず、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[変形例その1]
例えば、上記実施形態では、ストッパ台座86に2箇所の取り付け位置87を設ける例を示したが、取り付け位置87の数は適宜設定可能である。
例えば図8に示すように、1つのストッパ台座86に3箇所の取り付け位置87を設けても良い。ストッパ台座86に3箇所の取り付け位置87を設ければ、ストッパ本体81の取り付け向きとの組み合わせで、図8(1)〜図8(6)の合計6つの移動制限位置の設定パターンを用意できる。なお、3箇所の取り付け位置87を等間隔で設定したが、不等間隔に設定することも可能である。
[変形例その2]
更に、取り付け位置87の数を3箇所以上とする場合には、取り付け位置87を1つおきに転落防止板16の突出方向と交差する方向にずらして配置し、取り付け位置87の配置を上面視において千鳥配置とする構成も可能である。
例えば図9に示すように、1つのストッパ台座86Cに4箇所の取り付け位置87(87a〜87d)を設けるとして、偶数番目の取り付け位置87(87b、87d)を、奇数番目の取り付け位置87(87a、87c)に対して、突出方向と交差方向にずらして、且つ隣接する偶数番目の取り付け位置87と奇数番目の取り付け位置のピッチを偶数番目の取り付け位置87のピッチの半分に設定すれば、軌道側ストッパ部80の設定パターンをより増やせるのみならず、突出方向への移動制限位置の設定間隔をより密に(より細かく)用意できる。なお、こうした取り付け位置87の千鳥配置の構成は、上記実施形態の構成(例えば、図7)にも適用可能である。
[変形例その3]
また、上記実施形態では、ストッパ本体81とストッパ台座86との凹凸嵌合関係を、ストッパ本体81にピン83を設けてオス側とし、ストッパ台座86にピン穴88を設けてメス側としたが、オスメスの関係を逆転させてもよい。例えば、図10に示すように、ストッパ本体81Dにピン穴88を設け、ストッパ台座86Dにピン83を設けるとしてもよい。言い換えると、軌道側ストッパ部80は、1対のピン穴88を有し、1つの取り付け位置は、1対のピン穴88に挿入される2本のピン83で構成し、ストッパ台座86Dが、複数対のピン83を、転落防止板の突出方向に沿った方向に配列して有する転落防止装置としてもよい。
[変形例その4]
また、ホーム側ストッパ部90に、軌道側ストッパ部80と同じ構成を適用することとして、ホーム側への移動に対しても上記実施形態と同様の作用効果を発揮させることとしてもよい。
[変形例その5]
ストッパ本体81をストッパ台座86に取り付ける取り付け向きに更なるバリエーションを設けた構成とすることもできる。
例えば、図11に示すストッパ本体81Eのように、2本のピン83を頭部82の下面に立設する立設位置を工夫し、上面視矩形形状の頭部82の上面視4辺それぞれからピン83までの最短距離L(L1,L2,…)が異なるように立設位置を定める。
すると、図12に示すように、ストッパ本体81Eをストッパ台座86に取り付ける取り付け向きを、ピン83の配列方向(図12の例では、頭部82に描かれた小三角形の向き)を基準として次の4通りとすることができる。
すなわち、図12(1)のように配列方向がホーム側を向く取り付け向き、図12(2)のように配列方向が軌道側を向く取り付け向き、図12(3)のように配列方向に対する右側が軌道側となる取り付け向き、図12(4)のように配列方向の左側が軌道側となる取り付け向き、とすることができるようになる。
特に、図12(1)と図12(2)とは、同一の取り付け位置に対して異なる取り付け向きでストッパ本体81Eを取り付けることとなる。また、図12(3)と図12(4)とについても同様である。
この4通りの取り付け向きと、取り付け位置との組み合わせにより、多彩な移動制限位置の設定が可能になる。
当該構成においての取り付け位置は、ストッパ台座86に設けられたた4つのピン穴88のうち2つを、転落防止板16の突出方向と交差する方向に組み合わせた位置(図12(3)や図12(4)が該当)であってもよいし、当該突出方向に組み合わせた位置(図12(1)や図12(2)が該当)であってもよい。
まず、図12(3)および図12(4)の取り付け位置に代えて、図12(5)や図12(6)の取り付け位置にストッパ本体81Eを取り付けることで、設定可能な移動制限位置を更に増やすことができる。
当該構成によれば、2本のピンが挿入可能なY対(Y≧2)のピン穴として組み合わせることできるX個(2×Y>X≧3)のピン穴を用意すれば良いことになる。よって、ストッパ台座86を小さくし、加工に係る工数を減らすことができる。
[変形例その6]
図13は、変形例のストッパ台座86Fを示す上面図である。
ストッパ台座86Fは、転落防止板16の突出方向と交差する方向となる第1種取り付け位置87yと、転落防止板16の突出方向となる第2種取り付け位置87tとのそれぞれを取り付け位置とすることができるようにピン穴88を設けた例である。
先に述べた変形例のストッパ本体81Eと、ストッパ台座86Fとを組み合わせると、図14に示すように、更に多彩且つ細やかな移動制限位置の設定が可能になる。
2…プラットホーム
4…列車
10…転落防止装置
12…天板
14…メインフレーム
16…転落防止板
18…スライドレール
20…駆動機構部
21…電動モータ
22…減速機構
23…ボールネジ部
24…駆動スライダ
25…軸受
30…突出完了検知センサー
32…収納完了検知センサー
40…第1リンク機構部
42…ローラガイド
43…第1リンクレバー部
44…揺動軸
45…原動端ローラ
46…揺動端ローラ
60…第2リンク機構部
61…第2リンクレバー部
611…挿通孔
612…ボルト孔
62…従動スライダ
63…揺動軸
64…ローラ接触面
64a…転換面
64b…突出完了状態鎖錠面
64c…収納完了状態鎖錠面
66…ガイド溝
67…出力端ローラ
671…ローラ本体
672…ローラ台座
673…通しボルト
79…ホーム側係合突起
78…軌道側係合突起
80…軌道側ストッパ部
90…ホーム側ストッパ部
81,81D,81E…ストッパ本体
82…頭部
83…ピン
84…ピン位置マーカ
85…テーパ面
86,86C,86D,86F…ストッパ台座
87…取り付け位置
88…ピン穴
89a…第1側面
89b…第2側面
D…隙間
F1…作用力
F2…作用力
L…変位設置可能方向
M…中心軸

Claims (10)

  1. プラットホームに設置され、乗降時に軌道側へ向けて転落防止板を突出させることで列車との間から旅客が転落することを防止する転落防止装置であって、
    前記転落防止板を突出させる際の突出量を段階的に変更可能に構成された駆動機構部と、
    前記転落防止板の移動制限位置に設けられたストッパ部と、
    を備え、
    前記ストッパ部は、
    前記駆動機構部により移動された前記転落防止板が当たることで前記移動制限位置を越える移動を制限するストッパ本体と、
    装置本体に固定され、前記ストッパ本体を取り付け可能な複数の取り付け位置を有するストッパ台座と、
    を有し、前記複数の取り付け位置の何れかに選択的に前記ストッパ本体が取り付けられることで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、
    転落防止装置。
  2. 前記ストッパ本体は、2本のピンを有し、
    前記ストッパ部の1つの前記取り付け位置は、前記2本のピンが挿入可能な前記ストッパ台座の1対のピン穴で構成され、
    前記ストッパ台座は、複数対のピン穴を、前記転落防止板の突出方向に沿った方向に配列して有する、
    請求項1に記載の転落防止装置。
  3. 前記複数対のピン穴は、1対毎に、前記突出方向と交差する方向にずらして配置された、
    請求項2に記載の転落防止装置。
  4. 前記ピン穴は千鳥配置で構成された、
    請求項3に記載の転落防止装置。
  5. 前記ピンは、少なくとも先端部にテーパ面を有する、
    請求項2〜4の何れか一項に記載の転落防止装置。
  6. 前記ストッパ本体は、取り付け向きを変えて前記取り付け位置に取り付け可能に構成されており、
    前記ストッパ本体を取り付ける際の前記取り付け位置と前記取り付け向きとの組み合わせにより、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の転落防止装置。
  7. 同一の前記取り付け位置に対して異なる取り付け向きで前記ストッパ本体を取り付けることで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能に構成された、
    請求項6に記載の転落防止装置。
  8. 前記ストッパ本体は、
    前記転落防止板の突出方向を基準にして、第1の取り付け向きで取り付けたときに前記転落防止板が当たる第1側面、および、180度反転させた第2の取り付け向きで取り付けたときに前記転落防止板が当たる第2側面を有する頭部と、
    前記頭部の下面から突設された2本のピンと、
    を有し、前記ピンのピン軸方向から見た上面視において、前記第1側面、前記第2側面、及び前記2本のピンの配列方向は平行であり、
    1つの前記取り付け位置は、前記2本のピンが挿入可能な1対のピン穴で構成され、
    前記ストッパ台座は、前記2本のピンが挿入可能なY対(Y≧2)のピン穴を組み合わせることができるX個(2×Y>X≧3)のピン穴を有する、
    請求項1に記載の転落防止装置。
  9. 前記2本のピンの配列位置は、前記上面視において、前記第1側面及び前記第2側面の中心からずれた位置である、
    請求項8に記載の転落防止装置。
  10. 前記ストッパ本体は、1対のピン穴を有し、
    前記ストッパ部の1つの前記取り付け位置は、前記1対のピン穴に挿入可能な前記ストッパ台座の2本のピンで構成され、
    前記ストッパ台座は、複数対のピンを、前記転落防止板の突出方向に沿った方向に配列して有する、
    請求項1に記載の転落防止装置。
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