JP6880860B2 - 接点特定プログラム、接点特定方法及び情報処理装置 - Google Patents

接点特定プログラム、接点特定方法及び情報処理装置 Download PDF

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本発明は、接点特定プログラム、接点特定方法及び接点を特定する情報処理装置に関する。
CAD(computer-aided design)システムを含むモデリング・システム及びグラフィック・コンピュータ・システム等において、任意のポイントの間の最小距離を決定する等の種々の処理を実行することが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平6−68207号公報
また、頭部手術で切除された頭蓋骨の切除部をカバーするためのインプラント製品等の種々のインプラント製品をCADシステムを使用して作製することが知られている。作製されたインプラント製品は、平面に配置された状態での測定結果と、対応する3次元モデルを平面上に配置したときの位置情報との比較に基づいてインプラント製品の形状と3次元モデルの形状と一致するかが判定される。
しかしながら、インプラント製品は、自由曲面を含むことがあり、自由曲面を含むインプラント製品等の3次元モデルを平面上に配置することは容易ではない。
一実施形態では、3次元モデルを平面上に容易に配置することが可能な技術を提供することを目的とする。
1つの態様では、情報処理装置は、3次元モデルの情報を取得し、3次元モデルに含まれる第1の点において3次元モデルと接する第1の平面を特定する。情報処理装置は、第1の点に基づいて第1の平面を回転させた場合に、3次元モデルに含まれる第2の点において3次元モデルと接する第2の平面を特定する。情報処理装置は、第1の点と第2の点とに基づいて第2の平面を回転させた場合に、3次元モデルに含まれる第3の点において3次元モデルと接する第3の平面を特定する。情報処理装置は、第3の平面と3次元モデルとの接点を出力する。
一実施形態では、3次元モデルを平面上に容易に配置することができる。
実施形態に係る情報処理装置による接点特定処理を説明するための図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第1の状態に続く第2の状態を示し、(c)は第2の状態に続く第3の状態を示し、(d)は第3の状態に続く第4の状態を示す。 (a)は実施形態に係る情報処理装置の回路ブロック図であり、(b)は(a)に示す処理部の機能ブロック図である。 図2に示す情報処理装置による接点特定処理のフローチャートである。 図3に示すS106のより詳細な処理を示すフローチャートである。 図4に示す処理を説明するための図であり、(a)はS105の処理によって第1の点が特定された状態を示す図であり、(b)はS201の処理を説明する図であり、(c)はS202の処理を説明する図である。(d)はS203の処理を説明する図であり、(e)はS204の処理を説明する図であり、(f)はS205の処理を説明する図であり、(g)はS207の処理を説明する図である。 図3に示すS108のより詳細な処理を示すフローチャートである。 図3に示すS110のより詳細な処理を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、接点特定プログラム、接点特定方法及び接点を接点する情報処理装置について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
図1は、実施形態に係る情報処理装置による接点特定処理を説明するための図である。図1(a)は第1の状態を示し、図1(b)は第1の状態に続く第2の状態を示し、図1(c)は第2の状態に続く第3の状態を示し、図1(d)は第3の状態に続く第4の状態を示す。
まず、情報処理装置は、図1(a)に示すように、3次元モデル100の情報を取得すると共に、不図示の操作者によって指定された指定方向を取得する。3次元モデル100は、例えば、頭部手術で切除された頭蓋骨の切除部をカバーするもの等の種々のインプラント製品のCADデータに対応するモデルであり、単数又は複数の自由曲線を表面に含むソリッドモデルで形成された3次元モデルである。指定方向は、3次元モデル100が配置される平面の法線の延伸する法線方向に近い方向であることが好ましい。図1(a)に示す例では、不図示の操作者によって指定された指定方向はZ方向である。
次いで、情報処理装置は、図1(b)に示すように、取得された指定方向と直交する平面を3次元モデル100に含まれる第1の点111において3次元モデル100と接する第1の平面101として特定する。図1(b)に示す例では、第1の平面101はX方向及びY方向の双方に平行なXY平面に平行であり且つである。
次いで、情報処理装置は、図1(c)に示すように、第1の点111に基づいて第1の平面101を回転させた場合に、3次元モデル100に含まれる第2の点112において3次元モデル100と接する第2の平面102を特定する。図1(c)に示す例では、実施形態に係る情報処理装置は、第1の点111を含み且つX軸に平行な直線を軸としてXY平面である第1の平面101を回転させる。
そして、情報処理装置は、図1(d)に示すように、第1の点111と第2の点112とに基づいて第2の平面102を回転させた場合に、3次元モデル100に含まれる第3の点113において3次元モデル100と接する第3の平面103を特定する。実施形態に係る情報処理装置は、3次元モデルに接する面を回転することで、3次元モデルが平面と接するときの接点を特定するので、3次元モデルが平面と接するときの接点を簡便且つ高精度に特定できる。
(実施形態に係る情報処理装置の構成及び機能)
図2(a)は実施形態に係る情報処理装置の回路ブロック図であり、図2(b)は図2(a)に示す処理部の機能ブロック図である。
情報処理装置1は、通信部10と、記憶部11と、入力部12と、出力部13と、処理部20とを有する。
通信部10は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従ってインタネットを介して不図示のサーバ等と通信を行う。そして、通信部10は、サーバ等から受信したデータを処理部20に供給する。また、通信部10は、処理部20から供給されたデータをサーバ等に送信する。
記憶部11は、例えば、半導体装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。記憶部11は、処理部20での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部11は、アプリケーションプログラムとして、3次元モデルが平面と接するときの接点を特定する接点特定処理を、処理部20に実行させるための接点特定プログラムを記憶する。接点特定プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部11にインストールされてもよい。
また、記憶部11は、データとして、入力処理で使用するデータ等を記憶する。さらに、記憶部11は、入力処理等の処理で一時的に使用されるデータを一時的に記憶してもよい。
入力部12は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボタン等である。操作者は、入力部12を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。入力部12は、操作者により操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、操作者の指定として、処理部20に供給される。
出力部13は、映像やフレーム等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。出力部13は、処理部20から供給された映像データに応じた映像や、動画データに応じたフレーム等を表示する。また、出力部13は、紙などの表示媒体に、映像、フレーム又は文字等を印刷する出力装置であってもよい。
処理部20は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部20は、情報処理装置1の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。処理部20は、記憶部11に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部20は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
処理部20は、3次元モデル取得部21と、指定方向取得部22と、第1平面特定部23と、対向面サンプル部24と、第1接点特定部25と、第2平面特定部26と、第2接点特定部27とを有する。処理部20は、第3平面特定部28と、第3接点特定部29と、妥当性検証部30と、接点出力部31とを更に有する有する。第2平面特定部26は、第1平面回転部41と、第1平面移動部42と、第1離隔距離決定部43と、第1点変更部44と、第1接点数判定部45と、第1平面決定部46とを有する。第3平面特定部28は、第2平面回転部51と、第2平面移動部52と、第2離隔距離決定部53と、第2点変更部54と、第2接点数判定部55と、第2平面決定部56とを有する。これらの各部は、処理部20が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして情報処理装置1に実装されてもよい。
(実施形態に係る情報処理装置による接点特定処理)
図3は情報処理装置1による接点特定処理のフローチャートである。図3に示す接点特定処理は、予め記憶部11に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部20により、情報処理装置1の各要素と協働して実行される。
まず、3次元モデル取得部21は、接点特定処理の対象である3次元モデル100の情報を記憶部11から取得する(S101)。3次元モデル100は、例えば、頭部手術で切除された頭蓋骨の切除部をカバーするもの等の種々のインプラント製品のCADデータに対応するモデルであり、単数又は複数の自由曲線を表面に含むソリッドモデルで形成された3次元モデルである。
次いで、指定方向取得部22は、不図示の操作者によって指定された指定方向を取得する(S102)。指定方向は、3次元モデル100が平面に配置される平面に平行な方向よりも水平面の法線が延伸する方向に近い方向が好ましい。図1(a)に示す例では、不図示の操作者によって指定された指定方向はZ方向である。
次いで、第1平面特定部23は、指定方向取得部22によって取得された指定方向と直交する平面を3次元モデル100に含まれる第1の点111において3次元モデル100と接する第1の平面101として特定する(S103)。図1(a)に示す例では、第1の平面101は、X方向及びY方向の双方に平行なXY平面である。
対向面サンプル部24は、ソリッドモデルである3次元モデル100の第1の平面101に対向する面をサンプリングした点群データに変換する(S104)。対向面サンプル部24は、ソリッドモデルをサーフェスモデルに変換した後に、サーフェスモデルを点群データに変換する。一例では、対向面サンプル部24は、0.1mm間隔で点群データを生成する。
次いで、第1接点特定部25は、S103の処理で特定された第1の平面101を、S102の処理で取得された指定方向に移動させたときに、3次元モデル100が第1の平面101に最初に接する第1の点111を特定する(S105)。具体的には、第1接点特定部25は、S104の処理で変換された点群データに含まれる複数の点のそれぞれと第1の平面101との間の最小距離を演算する。第1の平面101がXY平面であるであるとき、複数の点のそれぞれと第1の平面101との間の最小距離は、複数の点のそれぞれのZ座標である。そして、図1(b)に示すように、第1接点特定部25は、第1の平面101との間の最小距離が最も小さく、第1の平面101を指定方向に移動したときに、第1の平面101が3次元モデル100に最初に接する第1の点111に特定する。
次いで、第2平面特定部26は、第1の点111に基づいて第1の平面101を回転させた場合に、3次元モデル100に含まれる第2の点112において3次元モデル100と接する第2の平面102を特定する(S106)。第2平面特定部26は、第1の平面101を第1の点111を含む直線を軸として回転させることで、第2の平面102を特定する。図1(c)に示す例では、第2平面特定部26は、第1の点111を含み且つX軸に平行な直線を軸としてXY平面である第1の平面101を回転させる。
次いで、第2接点特定部27は、S105の処理で第1の点111に基づいて第1の平面101を回転させたときに、3次元モデル100が第1の平面101に最初に接する第2の点112を特定する(S107)。第2の点112は、第1の平面101を第1の点111を含む直線を軸として回転させたときに、第1の平面101に接する3次元モデルの一点である。
次いで、第3平面特定部28は、第1の点111と第2の点112とに基づいて第2の平面102を回転させた場合に、3次元モデル100に含まれる第3の点113において3次元モデル100と接する第3の平面103を特定する(S108)。第3平面特定部28は、第2の平面102が3次元モデル100に第1の点111及び第2の点112において接した状態で、第1の点111及び第2の点112を含む直線を軸として第2の平面102を回転させることで、第3の平面103を特定する。
次いで、第3接点特定部29は、S108の処理で第1の点111と第2の点112とに基づいて第2の平面102を回転させたときに、3次元モデル100が第2の平面102に最初に接する第3の点113を特定する(S109)。第3の点113は、第2の平面102を第1の点111及び第2の点112を含む直線を軸として回転させたときに、第2の平面102に接する3次元モデルの一点である。
次いで、妥当性検証部30は、第1の点111、第2の点112及び第3の点113のそれぞれが、3次元モデル100が平面に接する接点として妥当か否かを検証し(S110)、検証結果を記憶部11に記憶する。S102の処理で取得した指定方向が妥当ではない場合等において、第1の点111、第2の点112及び第3の点113が3次元モデル100が平面に接する接点として妥当ではない場合がある。例えば、第1の点111、第2の点112及び第3の点113が非常に狭い領域に集まって配置される場合、第1の点111、第2の点112及び第3の点113は、3次元モデルを平面に配置するときの接点として妥当ではない。
接点出力部31は、記憶部11に記憶される検証結果を参照して、妥当性検証部30による検証結果が妥当であることを示すか又は妥当ではないことを示すかを判定する(S111)。接点出力部31によって検証結果が妥当ではないことを示すと判定される(S111−NO)と、処理はS101に戻り、S101〜S111の処理が繰り返される。
接点出力部31は、検証結果が妥当であることを示すと判定する(S111−YES)と、第1の点111、第2の点112及び第3の点113を示す情報を、第3の平面103と3次元モデル100との接点を示す情報として出力する(S111)。一例では、第1の点111、第2の点112及び第3の点113を示す情報は、第1の点111第2の点112及び第3の点113の座標である。
図4は、S106のより詳細な処理を示すフローチャートである。図5は図4に示す処理を説明するための図であり、図5(a)はS105の処理によって第1の点が特定された状態を示す図であり、図5(b)はS201の処理を説明する図であり、図5(c)はS202の処理を説明する図である。図5(d)はS203の処理を説明する図であり、図5(e)はS204の処理を説明する図であり、図5(f)はS205の処理を説明する図であり、図5(g)はS207の処理を説明する図である。図4及び5を参照して説明するように、S106の処理は、回転後の平面が3次元モデルと接する平面となるように前記軸を調整する処理を含む。
まず、第1平面回転部41は、3次元モデル100と第1の点111で接する第1の平面101を第1の点111を含み且つX軸に平行な直線を軸として所定の回転角度Δθだけ回転させる(S201)。一例では、回転角度Δθは0.1度である。
次いで、第1平面移動部42は、S102の処理で取得された指定方向と反対の方向に、第1の平面101を所定の距離移動させる(S202)。一例では、第1平面移動部42が第1の平面101を移動させる距離は、3次元モデル100の厚さに相当する距離である。
次いで、第1離隔距離決定部43は、S202の処理で移動された第1の平面101と、S104の処理で点群データに変換された3次元モデル100の第1の平面101の第1の平面101に対向する面との間の距離を決定する(S203)。第1離隔距離決定部43は、点群データのそれぞれを含む第1の平面101の法線の第1の平面101と点群データとの間の長さを、第1の平面101と3次元モデル100の第1の平面101に対向する面との間の距離に決定する。
次いで、第1点変更部44は、S203の処理で決定された第1の平面101との間の距離が最も短い点群データの位置を第1の点111に変更する(S204)。第1点変更部44は、3次元モデル100の第1の平面101に対向する面を形成する点群データをスキャンして、点群データのそれぞれと第1の平面101との間の距離の最小値となる点に、第1の点111を変更する。
次いで、第1平面移動部42は、S102の処理で取得された指定方向に、第1の平面101を移動させて、第1の平面101と3次元モデル100とを接触させる(S205)。
次いで、第1接点数判定部45は、S205の処理で移動された第1の平面101と3次元モデル100との接点の数が1又は2の何れかであるかを判定する(S206)。第1接点数判定部45によって第1の平面101と3次元モデル100との接点の数が1であると判定される(S206−YES)と、処理はS201に戻る。第1平面回転部41は、S204の処理で変更された第1の点111を含み且つX軸に平行な直線を軸として第1の平面101を所定の回転角度Δθだけ回転させる(S201)。以降、第1接点数判定部45によって第1の平面101と3次元モデル100との接点の数が2であると判定される(S206−NO)まで、S201〜S206の処理が繰り返される。
第1接点数判定部45によって第1の平面101と3次元モデル100との接点の数が2であると判定される(S206−NO)と、第1平面決定部46は、S205の処理で移動された第1の平面101を第2の平面102に決定する(S207)。
図6は、S108のより詳細な処理を示すフローチャートである。図6を参照して説明するように、S108の処理は、回転後の平面が3次元モデルと接する平面となるように前記軸を調整する処理を含む。
まず、第2平面回転部51は、3次元モデル100と第1の点111及び第2の点112で接する第2の平面102を第1の点111及び第2の点を含む直線を軸として所定の回転角度Δθだけ回転させる(S301)。一例では、回転角度Δθは0.1度である。
次いで、第2平面移動部52は、S102の処理で取得された指定方向と反対の方向に、第2の平面102を所定の距離移動させる(S302)。一例では、第2平面移動部52は、3次元モデル100の厚さに相当する距離、第2の平面102を移動させる。
次いで、第2離隔距離決定部53は、S302の処理で移動された第2の平面102と、S104の処理で点群データに変換された3次元モデル100の第2の平面102に対向する面との間の距離を決定する(S303)。第2離隔距離決定部53は、点群データのそれぞれを含む第2の平面102の法線の第2の平面102と点群データとの間の長さを、第2の平面102と3次元モデル100の第2の平面102に対向する面との間の距離に決定する。
次いで、第2点変更部54は、第1の点111から所定の範囲に位置する点群データの中で、S303の処理で決定された第2の平面102との間の距離が最も短い点群データの位置を第1の点111に変更する(S304)。次いで、第2点変更部54は、第2の点112から所定の範囲に位置する点群データの中で、S303の処理で決定された第2の平面102との間の距離が最も短い点群データの位置を第2の点112に変更する(S305)。第2点変更部54は、3次元モデル100の第1の平面101に対向する面を形成する点群データの中で第1の点111及び第2の点112から所定の範囲に位置する点群データをスキャンする。第2点変更部54は、スキャンした点群データのそれぞれと第1の平面101との間の距離の最小値となる点に、第1の点111及び第2の点112を変更する。一例では、第2点変更部54は、第1の点111及び第2の点112から0.1mm以内に位置する点群データをスキャンする。
次いで、第2平面移動部52は、S102の処理で取得された指定方向に、第2の平面102を移動させて、第2の平面102と3次元モデル100とを接触させる(S306)。
次いで、第2接点数判定部55は、S306の処理で移動された第2の平面102と3次元モデル100との接点の数が2又は3の何れかであるかを判定する(S307)。第2接点数判定部55によって第2の平面102と3次元モデル100との接点の数が2であると判定される(S307−YES)と、処理はS301に戻る。第2平面回転部51は、S304及びS305の処理で変更された第1の点111及び第2の点112で接する第2の平面102を含む直線を軸として第2の平面102を所定の回転角度Δθだけ回転させる(S301)。以降、第2接点数判定部55によって第2の平面102と3次元モデル100との接点の数が3であると判定される(S307−NO)まで、S301〜S307の処理が繰り返される。
第2接点数判定部55によって第2の平面102と3次元モデル100との接点の数が3であると判定される(S307−NO)と、第2平面決定部56は、S305の処理で移動された第2の平面102を第3の平面103に決定する(S308)。
図7は、S110のより詳細な処理を示すフローチャートである。
まず、重心座標取得部61は、3次元モデル100の重心の座標を取得する(S401)。次いで、投影点演算部62は、S401の処理で取得された3次元モデル100の重心を第1の点111〜第3の点113で形成される3角形を含む平面に投影したときの投影点を演算する(S402)。投影点演算部62は、3角形を含む平面の法線に平行であり且つ重心の座標を含む直線と3角形を含む平面との交点を投射点として演算する。
次いで、妥当性判定部63は、S402の処理で演算された投射点が第1の点111〜第3の点113で形成される3角形の内部に含まれるか否かを判定する(S403)。妥当性判定部63は、投射点が第1の点111〜第3の点113で形成される3角形の内部に含まれると判定する(S403−YES)と、妥当であることを示す検証結果を記憶部11に記憶する(S404)。妥当性判定部63は、投射点が第1の点111〜第3の点113で形成される3角形の内部に含まれないと判定する(S403−NO)と、妥当でないことを示す検証結果を記憶部11に記憶する(S405)。
(実施形態に係る接点特定方法を実行する情報処理装置の作用効果)
実施形態に係る情報処理装置は、3次元モデルに接する面を回転することで、3次元モデルが平面と接するときの接点を特定するので、3次元モデルが平面と接するときの接点を簡便且つ高精度に特定できる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、第1の平面を第1の点を含む直線を軸として回転させて第2の平面を特定することで、第2の平面が第1の点を含むように第2の平面を特定することできる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、回転後の平面が3次元モデルと接する平面となるように第1の平面を回転させる軸を調整して第2の面を特定することで、特定される第2の平面が3次元モデルの内部を通過することを防止することできる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、第2の平面を前記第1の点と前記第2の点とを含む直線を軸として回転させて第3の平面を特定することで、第3の平面が第1の点及び第2の点を含むように第3の平面を特定することできる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、回転後の平面が3次元モデルと接する平面となるように第2の平面を回転させる軸を調整して第3の面を特定することで、特定される第3の平面が3次元モデルの内部を通過することを防止することできる。
(実施形態に係る接点特定方法の変形例)
説明された接点特定方法では、3次元モデルはインプラント製品のCADデータに対応するモデルであるが、実施形態に係る接点特定方法では、3次元モデルは単数又は複数の自由曲線を表面に含む製品のもであるであってもよい。また、実施形態に係る接点特定方法では、3次元モデルは、サーフェスもであるであってもよく、点群データであってもよい。
また、説明された接点特定方法では、ソリッドモデルで形成された3次元モデルを点群データに変換して接点を特定するが、実施形態に係る接点特定方法では、3次元モデルをサーフェスモデルに変換して接点を特定してもよい。
1 情報処理装置
21 3次元モデル取得部
22 指定方向取得部
23 第1平面特定部
24 対向面サンプル部
25 第1接点特定部
26 第2平面特定部
27 第2接点特定部
28 第3平面特定部
29 第3接点特定部
30 妥当性検証部
31 接点出力部

Claims (7)

  1. 3次元モデルの情報を取得し、
    前記3次元モデルに含まれる第1の点において前記3次元モデルと接する第1の平面を特定し、
    前記第1の点に基づいて前記第1の平面を回転させた場合に、前記第1の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第2の点において前記3次元モデルと接する第2の平面を特定し、
    前記第1の点と前記第2の点とに基づいて前記第2の平面を回転させた場合に、前記第1の点及び前記第2の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第3の点において前記3次元モデルと接する第3の平面を特定し、
    前記第3の平面と前記3次元モデルとの接点を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする接点特定プログラム。
  2. 前記第1の点に基づく前記第1の平面の回転は、前記第1の平面を前記第1の点を含む直線を軸として回転させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点特定プログラム。
  3. 前記第1の平面を前記第1の点を含む直線を軸として回転させる処理は、回転後の平面が前記3次元モデルと接する平面となるように前記軸を調整する処理を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の接点特定プログラム。
  4. 前記第1の点と前記第2の点とに基づく前記第2の平面の回転は、前記第2の平面を前記第1の点と前記第2の点とを含む直線を軸として回転させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点特定プログラム。
  5. 前記第2の平面を前記第1の点と前記第2の点とを含む直線を軸として回転させる処理は、回転後の平面が前記3次元モデルと接する平面となるように前記軸を調整する処理を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の接点特定プログラム。
  6. 3次元モデルの情報を取得する3次元モデル情報取得部と、
    前記3次元モデルに含まれる第1の点において前記3次元モデルと接する第1の平面を特定する第1平面特定部と、
    前記第1の点に基づいて前記第1の平面を回転させた場合に、前記第1の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第2の点において前記3次元モデルと接する第2の平面を特定する第2平面特定部と、
    前記第1の点と前記第2の点とに基づいて前記第2の平面を回転させた場合に、前記第1の点及び前記第2の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第3の点において前記3次元モデルと接する第3の平面を特定する第3平面特定部と、
    前記第3の平面と前記3次元モデルとの接点を出力する接点出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 3次元モデルの情報を取得し、
    前記3次元モデルに含まれる第1の点において前記3次元モデルと接する第1の平面を特定し、
    前記第1の点に基づいて前記第1の平面を回転させた場合に、前記第1の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第2の点において前記3次元モデルと接する第2の平面を特定し、
    前記第1の点と前記第2の点とに基づいて前記第2の平面を回転させた場合に、前記第1の点及び前記第2の点において前記3次元モデルと接するとともに、前記3次元モデルに含まれる第3の点において前記3次元モデルと接する第3の平面を特定し、
    前記第3の平面と前記3次元モデルとの接点を出力する、
    処理を含むことを特徴とする接点特定方法。
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