JP6879176B2 - 塗工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塗工装置に関する。
特許文献1には、ペースト液をグラビアロールで箔に塗工するグラビア塗工装置において、グラビアロールとペースト液の液槽の間をシールするシールブレードを具備することが開示されている。
特開2014−107035号公報
発明者は、長期にわたる使用により、シールブレードがグラビアロールとの摺動で摩耗し、シールブレードとグラビアロールとの密着性が低下する可能性があると考えた。このような密着性の低下が生じた場合には、塗工液となるペースト液がグラビアロール上においてシールブレードでシールされた領域の外側に漏れる可能性があるため、その対策が望まれる。
そこで、本発明の目的は、シールブレードとグラビアロールとの密着性が低下した場合であっても、塗工液がグラビアロール上のシールブレードによるシール領域の外側に漏れてしまうことを抑制することが可能な塗工装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
塗工液を収容する液槽と、
中心軸回りの回転動作により被塗工物に対し前記塗工液を塗工するグラビアロールと、
前記グラビアロールと前記液槽の間をシールするシールブレードと、
を備え、
前記シールブレードは、
前記グラビアロールの一端から続く非塗工領域のうち、前記グラビアロールの他端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられたシール部と、
前記グラビアロールの他端から続く非塗工領域のうち、前記グラビアロールの一端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられた他のシール部と、
を有し、
前記グラビアロールは、
前記シール部の少なくとも一部及び前記他のシール部の少なくとも一部に対向する位置において、前記グラビアロールの回転方向に向かうに連れて前記グラビアロールの中央側から外側に向かう溝を有する、
塗工装置である。
この一態様に係る塗工装置によれば、グラビアロールがその回転方向に向かうに連れてグラビアロールの中央側から外側に向かう溝を有することで、グラビアロール上においてロール回転方向と逆方向に流れる塗工液が液槽側(つまり、塗工領域側)に戻るような方向に流れる。よって、この一態様によれば、シールブレードとグラビアロールとの密着性が低下した場合であっても、塗工液がグラビアロール上のシールブレードによるシール領域の外側に漏れてしまうことを抑制することが可能な塗工装置を提供することができる。
本発明によれば、シールブレードとグラビアロールとの密着性が低下した場合であっても、塗工液がグラビアロール上のシールブレードによるシール領域の外側に漏れてしまうことを抑制することが可能な塗工装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る塗工装置の一構成例を概略的に示す上面図である。 図1の塗工装置をII−II方向から見た断面図である。 図1の塗工装置におけるグラビアロールの左端側の溝の部分拡大図である。 図1の塗工装置におけるグラビアロールの右端側の溝の部分拡大図である。 図1の塗工装置におけるグラビアロールの右端側にある斜線溝の右端を示す断面図である。 図1の塗工装置を備えた電極製造装置の一構成例を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る塗工装置(塗布装置)について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る塗工装置の一構成例を概略的に示す上面図、図2は図1の塗工装置をII−II方向から見た断面図である。また、図3、図4はそれぞれ、図1の塗工装置におけるグラビアロールの左端側、右端側の溝の部分拡大図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る塗工装置1は、塗工液Lを収容する液槽(チャンバー)10、グラビアロール11、シールブレード12、及びドクターブレード13を備える。塗工装置1は、グラビア塗工装置とも称される。なお、図1では、液槽10の内部を可視化するために、液槽10の上壁の図示を省略している。
塗工装置1で塗工の対象となる被塗工物は、集電箔が施された耐熱層(耐熱シート)S上に負極活物質を含む電極合剤層Saが転写されたものとするが、これに限ったものではない。電極として負極を製造する場合、集電箔には銅箔等が使用される。なお、正極を製造する場合、集電箔にはアルミニウム箔等が使用され、電極合剤層には正極活物質が含まれる。
液槽10は、回転するグラビアロール11の表面に設けられた凹凸に塗工液(ペースト液)Lを供給する。液槽10は、ペースト液Lを必要に応じて供給する液供給部(図示せず)を有することができる。以下、ペースト液Lとして、電極合剤層Sa上に塗工するための、絶縁粒子及び触媒を含む液を例に挙げて説明する。例えば、絶縁粒子としてはアルミナ、ベーマイト等の硬いセラミックスの粒子を用いることができ、溶媒としては電極合剤層Sa上に連続して塗布するために水を用いることができる。
グラビアロール11は、その表面の一部が液槽10に収容されたペースト液Lに接触可能なように設けられており、中心軸回りの回転動作により被塗工物に対してペースト液Lを塗工する。なお、グラビアロール11の表面の塗工領域(液塗布部)11cに設けられる凹凸は、例えばレーザー彫刻により形成することができるが、これに限ったものではない。そして、図2で示すように、グラビアロール11は、被塗工物の搬送方向(上方向)にならう向きの反対向きに回転させる。以下、グラビアロール11の回転方向をロール回転方向と称する。塗工装置1では、このように被塗工物をロール回転方向と逆方向に搬送し、被塗工物の電極合剤層Sa上にペースト液Lを塗工することで、電極合剤層Sa上に絶縁層Sbを形成する。
シールブレード12は、ドクターブレード13と共にグラビアロール11と液槽10との間をシールして、液槽10内(チャンバー内)を外部から密閉する。一般的に、ドクターブレード13はステンレス等の金属で形成され、シールブレード12は樹脂で形成されているが、これに限ったものではない。このように液槽10内を密閉することで、ペースト液Lの揮発を抑制することができる。
ドクターブレード13は、液槽10におけるペースト液Lの出口側(つまりロール回転方向下流側)に取り付けられている。ドクターブレード13は、その先端がグラビアロール11の外周面に摺接して余分なペースト液Lをグラビアロール11の外周面から掻き取って、ペースト液Lの塗工量を一定に保つ役割をもつ。
シールブレード12は、液槽10におけるペースト液Lの入口側(つまりロール回転方向上流側)に取り付けられ、サイドシール部12a,12b及びそれらの間のセンターシール部12cを有する。なお、サイドシール部12a,12b及びセンターシール部12cは、一体の部品とするが、別個の部品として構成することもできる。
センターシール部12cは、グラビアロール11の塗工領域11cに対向する位置に設けられ、グラビアロール11の外周面に圧接することで、液槽10のロール回転方向上流側をシールする。ドクターブレード13も、グラビアロール11の塗工領域11cに対向する位置に設けられる。つまり、ドクターブレード13は、センターシール部12cに対向する位置に設けられることになる。但し、ドクターブレード13は、図1で図示したように、その長手方向の端部がサイドシール部12a,12bに対向する位置まで延伸されていてもよい。
サイドシール部12aは、グラビアロール11の左端から続く非塗工領域(液未塗布部)11aのうち、グラビアロール11の右端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられる。同様に、サイドシール部12bは、グラビアロール11の右端から続く非塗工領域11bのうち、グラビアロール11の左端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられる。
そして、グラビアロール11は、図1で例示するように、サイドシール部12aの少なくとも一部に対向する位置において斜線形状に配置された複数の溝(以下、斜線溝)14aを有する。なお、グラビアロール11は回転体であるため、斜線溝14aは、グラビアロール11の円周上にわたって存在することになる。
図1では、塗工領域11cと斜線溝14aとの間には隙間があるが、斜線溝14aは、サイドシール部12aの少なくとも一部に対向する位置にあればよいため、この隙間がないような位置に斜線溝14aを形成することもできる。但し、塗工領域11cの凹凸と斜線溝14aとを一連のレーザー彫刻で形成する場合には、このような隙間を有する設計としておくことでレーザーを切り替える時間を確保することができる。
さらに、グラビアロール11は、サイドシール部12bの少なくとも一部に対向する位置において斜線溝14bを有する。斜線溝14bは、図1のII−II線に対して斜線溝14aと線対称になっており、その他については斜線溝14aと同様である。
図1及び図3に示すように、斜線溝14aに含まれる複数の溝14aaはいずれも、ロール回転方向(図1における上方向)に向かうに連れてグラビアロール11の中央側(内側)から外側に向かう溝とする。図1及び図4に示すように、斜線溝14bに含まれる複数の溝14baはいずれも、ロール回転方向に向かうに連れて内側から外側に向かう溝とする。溝14aa,14baは、上述のようにレーザー彫刻により形成することができるが、これに限ったものではない。
このような斜線溝14a,14bによる効果について説明する。
仮に斜線溝14a,14bがない場合、長期にわたる使用により、ペースト液Lによる摩耗でサイドシール部12a,12bが削れ、サイドシール部12a,12bとグラビアロール11との密着性が低下し、両者の間に隙間ができる可能性がある。特にペースト液Lが上述の例のように硬い粒子と表面張力の高い溶媒を含むと、上記摩耗は激しくなる。そして、このような隙間により、被塗工物の上方向への移動に伴ってグラビアロール11上においてロール回転方向と逆方向に流れるペースト液Lが、グラビアロール11の遠心力なども作用して隙間を伝い、グラビアロール11の表面上であってサイドシール部12a,12bでシールされた領域の外側に漏れる可能性がある。このようにして漏れたペースト液Lは、そこで液だまりを形成し、非塗工領域の集電箔に付着し、品質不良となってしまう。
これに対し、斜線溝14a,14bは、ロール回転方向に向かうに連れて内側から外側に向かうため、グラビアロール11上においてロール回転方向と逆方向に流れるペースト液Lが、液槽10側(つまり、塗工領域11c側)に戻るような方向に流れる。この点について、図5を併せて参照しながら説明する。図5は、グラビアロール11の斜線溝14bの右端を被塗工物とともに示す断面図である。
図5に示すように、グラビアロール11の表面で運ばれたペースト液Lは、被塗工物の表面である電極合剤層Sa上に塗工され、絶縁層Sbが形成される。例えば、斜線溝14bの一部である溝14bbの傾きが、溝14bbが中央部分に向けて角度θで図示する位置(溝14baに対応する位置)まで傾斜しているとする。この場合、残りのペーストLは、溝14bbを伝って塗工領域11c側に戻る。よって、例えば、被塗工物と離れる溝14bbよりサイドシール部12b側(図5で言うところの左下側)の溝は、図1の斜線溝14bの右端部分において、ペースト液Lが存在していないことになる。さらに、斜線溝14a,14bは、グラビアロール11においてサイドシール部12a,12bが当接する箇所に設けられている。
これらのことから、上述のような密着性の低下が生じた場合でも、斜線溝14a,14bの存在により、グラビアロール11の表面上であってサイドシール部12a,12bでシールされた領域の外側に漏れる可能性を低減させることができると言える。
このように、本実施形態に係る塗工装置1では、サイドシール部12a,12bが摩耗した場合であっても、ペースト液Lが液槽10に戻るようになるため、ペースト液Lがグラビアロール11の両端部分の表面上であってシールブレード12でシールされた領域の外側に漏れてしまうことを抑制することができる。よって、この塗工装置1では、被塗工物における非塗工領域の集電箔などに漏れたペースト液が付着して品質不良となってしまうようなことを抑制しながら、塗工を行うことができる。特に、サイドシール部12a,12bが樹脂で形成されている場合には、金属製に比べて摩耗が起こり易いことが想定されるため、本実施形態による効果はより得られると言える。
また、以上に説明した塗工装置1は、リチウムイオン電池等の電極を製造する電極製造装置に具備することができる。このような電極製造装置及びその電極製造装置による電極製造方法について、図6を併せて参照しながら簡単に説明する。図6は、塗工装置1を備えた電極製造装置の一構成例を概略的に示す斜視図である。
図6で例示する電極製造装置は、主に電極転写装置2、塗工装置1、及び乾燥装置3を備える。電極転写装置2は、例えば、収容部21、保持ロール22、圧密ロール23、転写ロール24、及び従動ローラ25〜27を有することができる。電極転写装置2の前段には、図示しないが、集電箔が施された耐熱シートSを繰り出す繰り出し装置(巻き出し装置)などが設けられている。
収容部21は、電極合剤層Saの材料を収容する。圧密ロール23は、中心軸回りの回転動作により、収容部21から流されたこの材料を保持ロール22との間で圧密化する。転写ロール24は、中心軸回りの回転動作により、圧密化された材料を集電箔が施された耐熱シートSの上に転写する。
塗工装置1は、上述したように絶縁粒子を含むペースト液Lを塗布する装置であり、液槽10及びグラビアロール11等を有する。その他、塗工装置1は、従動ローラ28〜32を有する。従動ローラ30,31は、グラビアロール11の対向する位置を挟むように設けられ、電極合剤層Saからグラビアロール11の表面までの距離を一定に保つ。なお、従動ローラ25〜32の一部は主動ローラとすることもできる。
乾燥装置3は、ペースト液Lによる絶縁層Sbを乾燥させる装置である。乾燥装置3の後段には、図示しないが、絶縁層Sb及び電極合剤層Saが形成された耐熱シートSを巻き取る巻き取り装置などが設けられている。
この電極製造装置では、最初に集電箔が施された耐熱シートSを上記巻き取り装置により巻き取れる状態で電極の製造が開始される。この電極製造装置では、巻き取りを開始するとともに、電極転写装置2において電極合剤層Saの転写を行い、塗工装置1において絶縁層Sbの塗工を行い、乾燥装置3において絶縁層Sbの乾燥を行う。これにより、上記巻き取り装置には製造物としての電極が巻かれることになる。
(実施例及び比較例)
次いで、本実施形態に係る塗工装置1における効果を検証するために、実施例1〜5として、サイドシール部12a,12bでのペースト液Lの漏れ及び被塗工物の非塗工領域へのペースト液Lの付着について試験を行った結果を示す。また、実施例1〜5との比較のために、斜線溝14a,14bを設けない比較例での試験結果も示す。
<実施例1〜5及び比較例に共通の条件>
塗工は、負極の製造工程の一部として行い、且つサイドシール部12a,12bを十分に摩耗させた状態で行った。使用したペースト液Lは、ベーマイト(Al・HO)、カルボキシメチルセルロール(CMC)、アクリルバインダーを、それぞれ重量比97wt%、1wt%、2wt%で含み、固形分率を45%とした。耐熱シートSの厚みを5μmとした。耐熱シートSに施す箔は、銅(Cu)箔とし、銅箔の厚みを8μmとした。電極合剤層Saは、黒鉛(C)、カルボキシメチルセルロール(CMC)をそれぞれ重量比98wt%、2wt%で含み、固形分率を73%とした。電極合剤層Saの厚みは120μmとした。また、グラビアロール11の表面は、耐摩耗性のためにセラミックスとし、塗工領域11cの表面の凹凸はレーザー彫刻により形成した。
<実施例1>
実施例1では、図1に示したようにグラビアロール11の非塗工領域11a,11bにそれぞれ斜線溝14a,14bを形成した。ここで、斜線溝14aにおける各溝14aaの角度を、図1で視認できる斜線溝14aの左端におけるロール回転方向に対して120°とした。また、斜線溝14bにおける各溝14baの角度を、上記左端におけるロール回転方向に対して60°、つまり、図1で視認できる斜線溝14bの右端におけるロール回転方向に対して120°とした。また、斜線溝14a,14bとしては、いずれも25.4mm(1in)当たり100個の溝をレーザー彫刻により形成した。実施例1では、図1で図示したように塗工領域11cと斜線溝14aとの間、及び塗工領域11cと斜線溝14bとの間には、レーザーを切り替えるために隙間を設けた。
実施例1では、このような条件下で試験した結果、表1に示すように、シール領域からのペースト液Lの漏れ(染み出し)はなく、被塗工物の非塗工領域(銅箔)へのペースト液Lの付着もなく、製造された負極の品質も良好であった。
<実施例2〜5>
実施例2〜5では、実施例1と同様に、グラビアロール11の非塗工領域11a,11bにそれぞれ斜線溝14a,14bを形成し、実施例1と各溝14aa,14baの角度を変え、他の条件は実施例1と同じとした。
実施例2では、各溝14aaの角度をロール回転方向(図1で視認できる斜線溝14aの左端におけるロール回転方向。以下同様。)に対して150°とし、各溝14baの角度をロール回転方向に対して30°とした。実施例3では、各溝14aaの角度をロール回転方向に対して110°とし、各溝14baの角度をロール回転方向に対して70°とした。試験の結果、実施例2,3ではいずれも、表1に示すように、シール領域からのペースト液Lの漏れはなく、被塗工物の非塗工領域へのペースト液Lの付着もなく、製造された負極の品質も良好であった。
実施例4,5では、各溝14aaの角度と各溝14baの角度を非対称にして試験を行った。実施例4では、各溝14aaの角度をロール回転方向に対して150°とし、各溝14baの角度をロール回転方向に対して70°とした。実施例5では、各溝14aaの角度をロール回転方向に対して110°とし、各溝14baの角度をロール回転方向に対して30°とした。試験の結果、実施例4,5ではいずれも、表1に示すように、シール領域からのペースト液Lの漏れはなく、被塗工物の非塗工領域へのペースト液Lの付着もなく、製造された負極の品質も良好であった。
<比較例>
比較例では、グラビアロールの非塗工領域(図1の非塗工領域11a,11bに対応)に対してレーザー彫刻などによる加工を行なわず、鏡面状態のままとした(つまり、斜線溝14a,14bを形成しなかった)。
比較例では、このような条件下で試験した結果、表1に示すように、シール領域からのペースト液Lの漏れがあり、被塗工物の非塗工領域(銅箔)へのペースト液Lの付着もあり、製造された負極の品質は不良であった。
Figure 0006879176

(代替例)
次に、本実施形態における代替例について説明する。
溝14aa,14baのロール回転方向に対する角度は問わない。例えば、実施例1〜5で示したように、溝14aa,14baのロール回転方向に対する角度はそれぞれ150°〜110°の範囲、30°〜70°の範囲など、ペースト液Lやグラビアロール11の回転速度などの条件に合わせてペースト液Lがシール領域の外側へ漏れることを抑制できるように決めておけばよい。また、溝14aa,14baは、図3及び図4で示したような直線状の溝に限らず、ペースト液Lがシール領域の外側へ漏れることを抑制できれば、曲線状の溝であってもよい。また、同様の理由から、溝の本数、溝同士の間隔、溝の幅や深さも図示したものに限ったものではない。
また、グラビアロール11において溝14aa,14baを設ける領域は、例示した領域に限ったものではなく、その溝14aa,14baによりペースト液Lがシール領域の外側へ漏れることを抑制することが可能な領域であればよい。
また、図1、図2、図5、及び図6では、被塗工物が垂直方向に移動する例を挙げたが、本実施形態は、被塗工物の移動方向に依らず(つまり液槽10に対するグラビアロール11の配置方向に依らず)、ペースト液Lがシール領域の外側へ漏れることを抑制するといった効果を得ることができる。
また、例えば液槽10の上側にグラビアロール11を設置した場合で且つペースト液Lの揮発性を気にする必要がない場合など、液槽10の密閉性を考慮する必要がない場合には、シールブレード12は、サイドシール部12a,12bを有していれば、センターシール部12cを有さない構成とすることもできる。
また、グラビアロール11の塗工領域11cにおける凹凸のパターンは問わない。また、ペースト液Lに硬い粒子が含まれる場合、グラビアロール11の表面も耐摩耗性をもたせるためにセラミックスなどの硬い素材で形成することが好ましい。
以上において塗工装置及びそれを備えた電極製造装置について説明したが、塗工装置に含まれる各構成部品及び電極製造装置に含まれる各構成部品は、いずれも図示するものに限ったものではなく、各構成部品について説明した機能が備わっていればよい。
以上に、本実施形態について説明したが、上記実施形態は、以下の特徴を有する。
即ち、上記実施形態に係る塗工装置1は、塗工液Lを収容する液槽10と、中心軸回りの回転動作により被塗工物に対し塗工液Lを塗工するグラビアロール11と、グラビアロール11と液槽10の間をシールするシールブレード12と、を備える。シールブレード12は、グラビアロール11の一端から続く非塗工領域11aのうち、グラビアロール11の他端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられたシール部12aと、上記他端から続く非塗工領域11bのうち、上記一端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられた他のシール部12bと、を有する。グラビアロール11は、シール部12aの少なくとも一部及びシール部12bの少なくとも一部に対向する位置において、グラビアロール11の回転方向に向かうに連れてグラビアロールの中央側から外側に向かう溝(例えば斜線溝14a,14b)を有する。
以上の構成の塗工装置1によれば、グラビアロール11がその回転方向に向かうに連れてグラビアロール11の中央側から外側に向かう溝を有することで、グラビアロール11上においてロール回転方向と逆方向に流れる塗工液が液槽側(つまり、塗工領域側)に戻るような方向に流れる。よって、この一態様によれば、シールブレード12とグラビアロール11との密着性が低下した場合であっても、塗工液Lがグラビアロール11上のシールブレード12によるシール領域の外側に漏れてしまうことを抑制することが可能になる。
L 塗工液(ペースト液)
S 耐熱層(耐熱シート)
Sa 電極合剤層
Sb 絶縁層
1 塗工装置
2 電極転写装置
3 乾燥装置
10 液槽
11 グラビアロール
11a,11b 非塗工領域
11c 塗工領域
12 シールブレード
12a,12b サイドシール部
12c センターシール部
13 ドクターブレード
14a,14b 斜線溝
14aa,14ba,14bb 溝
21 収容部
22 保持ロール
23 圧密ロール
24 転写ロール
25,26,27,28,29,30,31,32 従動ローラ

Claims (1)

  1. 塗工液を収容する液槽と、
    中心軸回りの回転動作により被塗工物に対し前記塗工液を塗工するグラビアロールと、
    前記液槽における前記塗工液の出口側に取り付けられたドクターブレードと、
    前記グラビアロールと前記液槽の間をシールするシールブレードと、
    を備え、
    前記シールブレードは、
    前記グラビアロールの一端から続く非塗工領域のうち、前記グラビアロールの他端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられたシール部と、
    前記グラビアロールの他端から続く非塗工領域のうち、前記グラビアロールの一端に近い側を少なくとも含む領域に対向する位置に設けられた他のシール部と、
    を有し、
    前記グラビアロールは、
    前記シール部における前記他のシール部側領域を少なくとも除く一部及び前記他のシール部における前記シール部側領域を少なくとも除く一部に対向する位置において、前記グラビアロールの回転方向に向かうに連れて前記グラビアロールの中央側から外側に向かう溝を有する、
    塗工装置。
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