JP6878753B2 - Door handle device - Google Patents
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Description
本発明は、ドアハンドル装置に関するものである。 The present invention relates to a door handle device.
従来、車両用のドアハンドルをドアのアウターパネルの外表面に面一で収納するフラッシュサーフェスドアハンドル装置がある(特許文献1参照)。
従来のドアハンドル装置では、アウターハンドルの一端部がベース部材に支持されたピボットによって軸支されている。アウターハンドルにおけるピボットから他端部までは、ユーザが把持するための把持部となっている。
また、従来のドアハンドル装置は、アウターハンドルに設けられた作動部材の一方側に位置して駆動機構によって操作されるレバーアームと、作動部材の他方側に位置してラッチ機構に連結された第2レバーアームとを備える。
そして、駆動機構が作動するとレバーアームが揺動し、アウターハンドルの一端部に設けられた作動部材を一方側から他方側に向けて押すことで、アウターハンドルが格納位置から配置位置に揺動する。また、ユーザがアウターハンドルを配置位置から作動位置まで操作すると、作動部材が第2レバーアームに係合し、第2レバーアームを介してラッチ機構が操作され、ドアが開放可能となる。
Conventionally, there is a flash surface door handle device that stores a door handle for a vehicle flush with the outer surface of the outer panel of the door (see Patent Document 1).
In a conventional door handle device, one end of an outer handle is pivotally supported by a pivot supported by a base member. From the pivot to the other end of the outer handle is a grip portion for the user to grip.
Further, in the conventional door handle device, a lever arm located on one side of the operating member provided on the outer handle and operated by the drive mechanism, and a lever arm located on the other side of the operating member and connected to the latch mechanism. It is equipped with two lever arms.
Then, when the drive mechanism operates, the lever arm swings, and by pushing the operating member provided at one end of the outer handle from one side to the other side, the outer handle swings from the retracted position to the arrangement position. .. Further, when the user operates the outer handle from the arrangement position to the operating position, the operating member engages with the second lever arm, the latch mechanism is operated via the second lever arm, and the door can be opened.
しかしながら、従来のドアハンドル装置では、駆動機構がアウターハンドルの一端部から一方側に張り出すように配置されるので、ドアハンドル装置全体の長さ(大きさ)が、アウターハンドルの長さに駆動機構の長さを加えたものとなり、ドアハンドル装置が大型化する。ドアハンドル装置の大型化は、ドアの内部空間を狭める要因となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型化されたドアハンドル装置を提供することを目的とする。
However, in the conventional door handle device, since the drive mechanism is arranged so as to project from one end of the outer handle to one side, the length (size) of the entire door handle device is driven to the length of the outer handle. The length of the mechanism is added, and the door handle device becomes larger. Increasing the size of the door handle device becomes a factor that narrows the internal space of the door.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a miniaturized door handle device.
上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のドアハンドル装置は、車体のドアに設けられたベース部材と、前記ドアの外面に略同一面をなすように没入した収納位置と、前記ドアの外面から突出した展開位置と、前記展開位置から更に突出した操作位置とに揺動可能なハンドルグリップと、を備えるドアハンドル装置であって、前記ハンドルグリップは、前記ベース部材に軸支される被軸支部が設けられた軸支端部と、前記軸支端部とは反対側に操作端部と、前記ドアの裏側に向けて突出する突出部と、を有し、前記ドアハンドル装置は、前記突出部の軸支端部側に係合して前記ハンドルグリップが収納位置から展開位置まで揺動するように突出部を操作する操作部材と、前記操作部材を作動させる駆動部と、前記操作部材と前記駆動部とを連結する連結部と、前記ドアを前記車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチ機構に連結される出力部材であって、前記突出部の操作端部側に係合可能な出力部材と、を更に備え、前記操作部材は、前記突出部の揺動の接線方向に沿って進退作動するものであり、前記連結部は、前記接線方向において前記突出部よりも前記操作端部側に配置される。
(2)上記(1)の構成において、前記駆動部は、前記接線方向において前記突出部よりも前記操作端部側に配置される。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記駆動部、前記連結部、前記操作部材及び前記突出部は、前記接線方向に略直線状に並んで配置される。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記操作部材は、前記出力部材と表裏方向に重なる位置に配置される。
(5)上記(1)から(4)のいずれかの構成において、前記操作部材は、前記突出部に係合する係合部と、前記ハンドルグリップが収納位置から操作位置まで揺動する際に、前記突出部の移動を許容する切欠部と、前記連結部とを備える。
(6)上記(5)の構成において、前記切欠部は、周方向に連続した外枠によって画定された孔によって形成される。
(7)上記(1)から(6)のいずれかの構成において、前記ベース部材は、前記外枠を進退可能にガイドするガイド部を有する。
In order to achieve the above objectives, it is grasped by the following configuration.
(1) The door handle device of the present invention has a storage position in which the base member provided on the door of the vehicle body is immersed so as to form substantially the same surface as the outer surface of the door, and a deployment position protruding from the outer surface of the door. A door handle device including a handle grip that can swing to an operation position that further protrudes from the deployed position, wherein the handle grip is a shaft provided with a shafted support portion that is pivotally supported by the base member. The door handle device has a support end portion, an operation end portion on the side opposite to the shaft support end portion, and a protruding portion protruding toward the back side of the door, and the door handle device has a shaft support end portion of the protruding portion. An operating member that engages with the unit side and operates the protruding portion so that the handle grip swings from the storage position to the unfolding position, a driving unit that operates the operating member, and the operating member and the driving unit. A connecting portion to be connected and an output member connected to a latch mechanism capable of holding the door in a closed state with respect to the vehicle body, and an output member engaged with the operation end side of the protruding portion. Further provided, the operating member advances and retreats along the tangential direction of the swing of the protruding portion, and the connecting portion is arranged on the operating end side of the protruding portion in the tangential direction. ..
(2) In the configuration of (1) above, the drive unit is arranged closer to the operation end than the protrusion in the tangential direction.
(3) In the configuration of the above (1) or (2), the driving portion, the connecting portion, the operating member, and the protruding portion are arranged side by side in a substantially straight line in the tangential direction.
(4) In any of the configurations (1) to (3) above, the operating member is arranged at a position where it overlaps the output member in the front-back direction.
(5) In any of the configurations (1) to (4) above, when the operating member has an engaging portion that engages with the protruding portion and the handle grip swings from the storage position to the operating position. , The notch portion that allows the movement of the protruding portion and the connecting portion are provided.
(6) In the configuration of (5) above, the notch is formed by a hole defined by an outer frame continuous in the circumferential direction.
(7) In any of the configurations (1) to (6) above, the base member has a guide portion that guides the outer frame so as to be able to advance and retreat.
本発明によれば、小型化されたドアハンドル装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a miniaturized door handle device.
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明を実施するための第1の形態(以下、第1実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、以下では、特に説明がない限り、ドアハンドル装置1が車体のドア100に取り付けられた状態で、車体の進行方向を前方とし、その反対方向を後方とする。また、車体の外側から内側に向けた方向を表裏方向と呼ぶ場合がある。
(First Embodiment)
Hereinafter, the first embodiment for carrying out the present invention (hereinafter, the first embodiment) will be described in detail with reference to the drawings. The same elements are numbered the same throughout the description of the embodiments. Further, in the following, unless otherwise specified, in a state where the
図1はドアハンドル装置1の正面図である。図2はドアハンドル装置1の平面図である。図3はドアハンドル装置1の右側面図である。図4はドアハンドル装置1の左側面図である。図5はドアハンドル装置1の背面図である。図6はドアハンドル装置1の分解斜視図である。なお、図1から図5は、車体の進行方向左側に設けられたドアハンドル装置1においてハンドルグリップ10が収納位置にある状態を示す。実施形態は車体の進行方向左側に設けられたドアハンドル装置1を代表として示すが、車体の進行方向右側に設けられたドアハンドル装置1は、左側に設けられたドアハンドル装置1を左右反転したものである。
FIG. 1 is a front view of the
図2に示すように、ドアハンドル装置1は、空気抵抗を減らすためにドア100の外面100Sから極力段差をなくすようにデザインされたフラッシュサーフェスドアハンドルである。そして、図2に示すように、ドアハンドル装置1のハンドルグリップ10が収納位置にある状態において、ハンドルグリップ10は、ハンドルグリップ10の外面10Sがドア100の外面100Sに略同一面をなすようにして、ドア100の内部に没入している。
As shown in FIG. 2, the
ドアハンドル装置1は、車体(不図示)のドア100に設けられたベース部材20と、ドア100の外面100Sに略同一面をなすように没入した収納位置(図7参照)と、ドア100の外面100Sから突出した展開位置(図11参照)と、展開位置から更に突出した操作位置(図15参照)とに揺動可能なハンドルグリップ10と、を備える。
The
ハンドルグリップ10は、ベース部材20に軸支される被軸支部11Bが設けられた軸支端部11と、軸支端部11とは反対側に操作端部12と、ドア100の内面側に突出する突出部13と、を有する。これにより、ハンドルグリップ10は、ベース部材20に対して被軸支部11Bを中心として、収納位置(図7参照)と、展開位置(図11参照)と、操作位置(図15参照)とに揺動可能となっている。
The
また、ドアハンドル装置1は、突出部13の軸支端部11側に係合してハンドルグリップ10が収納位置から展開位置まで揺動するように突出部13を操作する操作部材30と、操作部材30を作動させる駆動部40と、操作部材30と駆動部40とを連結する連結部50と、ドア100を車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチ機構(不図示)に連結される出力部材60であって、突出部13の操作端部12側に係合可能な出力部材60と、を更に備える。
Further, the
操作部材30は、突出部13の揺動の接線方向X(図5における左右方向を示す矢印参照)に沿って進退作動するものである。このように、操作部材30を突出部13の揺動の接線方向Xに沿って進退作動するようにしたので、操作部材30はハンドルグリップ10が揺動する接線方向に作動し、操作部材30の移動範囲を最小限にでき、ドアハンドル装置1全体の寸法、特に、前後方向の寸法を小さくできる。
The operating
また、連結部50は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置されている。このように、連結部50を配置することで、連結部50に連結される駆動部40を、あまり軸支端部11寄りにせずに、操作端部12寄りに配置できる。
Further, the connecting
駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置されていることが好ましい。このように、駆動部40を配置することで、駆動部40を、操作端部12寄りに配置できる。よって、ドアハンドル装置1全体の寸法、特に、前後方向の寸法をより小さくできる。
The
次に、ドアハンドル装置1を構成する各部を詳細に説明する。
(ベース部材)
図1から図6に示すように、ベース部材20は、全体が長板状であり、前後方向に長い姿勢で、ドア100に設けられた開口に取り付けられる。
ベース部材20は、前部21と、後部22と、を有する。
Next, each part constituting the
(Base member)
As shown in FIGS. 1 to 6, the
The
前部21は、図5に示すように、ハンドルグリップ10が収納位置から展開位置を経て操作位置に至るまでに、ハンドルグリップ10の軸支端部11との干渉を避けるための第1開口部21Vを有する。また、前部21は、ハンドルグリップ10が収納位置から展開位置を経て操作位置に至るまでに、ハンドルグリップ10の突出部13が挿通した状態で、突出部13との干渉を避けるための第2開口部21Wを有する。
As shown in FIG. 5, the
前部21は、図6に示すように、ハンドルグリップ10の被軸支部11Bを軸支する軸支部21Bを有する。軸支部21Bは、前部21の上下にそれぞれ設けられ、上下方向に貫通する穴を有する軸受部24及び軸受部25と、軸受部24と軸受部25とに挿通された状態で支持される軸部材23とを備える。前部21の軸受部24近傍の上端縁には、出力部材60を軸支するためのボス部21Cが裏側に向けて突設されている。
As shown in FIG. 6, the
後部22は、裏側に駆動部40が取り付けられる板状のものであり、駆動部40の自重や駆動部40からの反力等に耐え得る所望の剛性を有する。
The
また、ベース部材20は、ベース部材20の裏面に突設された、操作部材30の外枠32を進退可能にガイドするガイド部26(図5参照)を有する。ガイド部26は、操作部材30の前後方向の動きは規制せず、表裏方向の動きを規制する。
Further, the
(ハンドルグリップ)
図1から図6に示すように、ハンドルグリップ10は、ベース部材20に軸支される被軸支部11Bが設けられた軸支端部11と、軸支端部11とは反対側に操作端部12と、ドア100の内面側に突出する突出部13と、を有する。
(Handle grip)
As shown in FIGS. 1 to 6, the
ハンドルグリップ10は、棒状又は長板状であり、車体に対して、ベース部材20を介して前後方向に長い状態で取り付けられる。
The
ハンドルグリップ10における被軸支部11Bから操作端部12までの部分は、ユーザが手を掛けた状態で表側に向けて加える力を受ける把持部である。
The portion of the
図6に示すように、被軸支部11Bは、上下方向に貫通する穴を有する軸受部14及び軸受部15(不図示)が上下に設けられる。軸受部14及び軸受部15は、それぞれ、軸部材23を受けるブッシュ14b及びブッシュ15bを備える。
As shown in FIG. 6, the shafted
そして、ハンドルグリップ10の軸受部14及び軸受部15が、ベース部材20の軸受部24と軸受部25との間に配置された状態で、軸部材23が、軸受部14、軸受部15、軸受部24及び軸受部25の各穴に挿通されることにより、ハンドルグリップ10は、ベース部材20に対して揺動可能に軸支される。
Then, in a state where the bearing
ハンドルグリップ10がベース部材20に軸支された状態において、図2、図4及び図5に示すように、突出部13は、ベース部材20の第2開口部21Wに挿通され、更に、操作部材30に設けられた切欠部31(図5参照)に挿通される。
In a state where the
(操作部材及び駆動部)
操作部材30及び駆動部40は、ベース部材20の裏側に配置される。駆動部40は、ベース部材20の裏面に、モータ出力軸42が前後方向となる姿勢で固定される。操作部材30は、連結部50を介して駆動部40のモータ出力軸42に連結される。連結部50は、操作部材30と一体に形成されてもよい。
(Operating member and drive unit)
The
連結部50は、突出部13の揺動の接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側(後部22側)に配置されている。これにより、連結部50及び操作部材30は突出部13よりも操作端部12側(後部22側)に配置されるので、ベース部材20の前部21における裏側の空間が、連結部50や、連結部50に連なる操作部材30によって、占有されない。
そして、ベース部材20の後部22における裏側の空間を有効利用でき、ドアハンドル装置1の前後方向の大きさを小さくでき、全体をコンパクトにできる。
The connecting
Then, the space on the back side of the
また、駆動部40は、突出部13の揺動の接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側(後部22側)に配置されている。これにより、連結部50、操作部材30及び駆動部40は突出部13よりも操作端部12側(後部22側)に配置されるので、ベース部材20の前部21における裏側の空間が、連結部50や、連結部50に連なる操作部材30及び駆動部40によって、占有されない。
そして、ベース部材20の後部22における裏側の空間を有効利用でき、ドアハンドル装置1の前後方向の大きさを更に小さくでき、全体を更にコンパクトにできる。
Further, the
Then, the space on the back side of the
操作部材30は、詳細には、ハンドルグリップ10に設けられた突出部13に係合する係合部33と、ハンドルグリップ10が収納位置から操作位置まで揺動する際に、突出部13の移動を許容する切欠部31と、駆動部40に連結される連結部50とを備える。
また、切欠部31は、周方向に連続した外枠32によって画定された孔によって形成される。これにより、外枠32の上下部のそれぞれにおける前後方向に延びる部分を被ガイド部34とでき、それらを繋ぐ上下方向に延びる部分の一方を係合部33とできるとともに、剛性が確保できる。
Specifically, the operating
Further, the
操作部材30は、ベース部材20の裏面に突設されたガイド部26によって外枠32の上下から挟み込まれるようにして配置される。ガイド部26によってガイドされることにより、操作部材30は、駆動部40からの動力を受け、並進運動をしながら、突出部13の揺動の接線方向Xに沿って進退作動する。操作部材30が突出部13の揺動の接線方向Xに沿って進退作動することで、進退作動する方向がハンドルグリップ10の揺動方向の接線の方向となり、ハンドルグリップ10に設けられた突出部13を、最小限の移動量で移動させることができる。よって、操作部材30及び駆動部40を配置するスペースを小さくまとめることができる。
The
操作部材30は、図5に示すように、出力部材60と表裏方向に重なる位置に配置される。これにより、ドアハンドル装置1の上下方向及び前後方向の大きさを小さくでき、ドア100の内部空間の省スペース化を図れる。
As shown in FIG. 5, the operating
駆動部40は、モータ41と、モータ出力軸42と、モータ出力軸42から連結部50に動力を伝達する伝達機構43と、モータ制御部(不図示)と、電源部(不図示)と、を備える。
The
モータ41は、例えば、DCモータが用いられ、電源部から電源が供給され、モータ制御部によって回転が制御される。モータ41は、モータ出力軸42が前方に突出するような姿勢で、ベース部材20の後部22の裏面に固定される。
As the
モータ出力軸42は、図5に示すように、モータ出力軸42の回転軸が操作部材30の作動方向と平行となるように設けられる。モータ出力軸42の先端部には、伝達機構43の一部であるウォーム43aが設けられる。
As shown in FIG. 5, the
伝達機構43は、例えば、ウォーム43aと、ギヤ43bと、を備える。
ベース部材20の裏面には、伝達機構43の一部であるギヤ43bが、表裏方向を中心軸として回動自在に設けられる。ギヤ43bには、ウォーム43aに対応するウォームホイールと、連結部50の下面に設けられたラックに対応するピニオンとが設けられる。
The
A
モータ41が駆動し、モータ出力軸42が回転するとともにウォーム43aが回動すると、ギヤ43bのウォームホイールが回動するとともにピニオンが回動し、ピニオンが回動すると、ラック51が設けられた連結部50が前後方向に進退し、操作部材30を前後方向に進退させる。
When the
また、駆動部40、連結部50、操作部材30及び突出部13は、突出部13の揺動の接線方向Xに略直線状に並んで配置されている。これにより、突出部13に対して駆動部40からの動力を効率よく伝達できるとともに、ベース部材20の後部22における裏側の空間を有効利用して、駆動部40、連結部50、操作部材30をコンパクトに配置できる。
Further, the
(出力部材)
出力部材60は、図5に示すように、全体が略L字状となるように形成される。
出力部材60は、略中央の軸支部61が車体のドア100に軸支され、表裏方向の軸を中心として揺動自在となっている。
また、出力部材60は、一端に、突出部13の操作端部12側が係合する係合部62を備え、他端に、ドア100を車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチ機構(不図示)に連結される連結部63と、を備える。
出力部材60の係合部62は、ハンドルグリップ10が収納位置から展開位置までにある状態で、突出部13と対向し、突出部13の揺動範囲における後方に位置する。
(Output member)
As shown in FIG. 5, the
In the
Further, the
The engaging
操作部材30によりハンドルグリップ10が収納位置から展開位置まで揺動するように突出部13が操作された後、ユーザがハンドルグリップ10を展開位置から作動位置まで表側に向けて揺動するように引くと、ハンドルグリップ10の揺動と連動して突出部13が後方に移動する。そして、突出部13が出力部材60の係合部62に係合し、更にハンドルグリップ10を引くと、突出部13が係合部62と接触しながら後方に移動し、軸支部61を中心として出力部材60は、図5において時計回りに揺動する。
出力部材60が揺動すると、連結部63に連結されたラッチ機構が作動し、ドア100の閉鎖状態を解除する。
After the
When the
(動作)
以下、ドアハンドル装置1の動作の概要を、第1実施形態に基づいて、図7から図18を用いて説明する。
図7は、収納位置におけるドアハンドル装置1を表側から見た斜視図である。図8は、収納位置におけるドアハンドル装置1を裏側から見た斜視図である。図9は、収納位置におけるドアハンドル装置1の平面図である。図10は、図9のA部詳細図である。図11は、展開位置におけるドアハンドル装置1を表側から見た斜視図である。図12は、展開位置におけるドアハンドル装置1を裏側から見た斜視図である。図13は、展開位置におけるドアハンドル装置1の平面図である。図14は、図13のB部詳細図である。図15は、操作位置におけるドアハンドル装置1を裏側から見た斜視図である。図16は、操作位置におけるドアハンドル装置1を裏側から見た斜視図である。図17は、操作位置におけるドアハンドル装置1の平面図である。図18は、図17のC部詳細図である。
なお、図7から図18において、ドア100の図示は省略されているが、収納位置(図7から図10)においてハンドルグリップ10の外面10Sは、ドア100の外面100Sと面一になっている。
(motion)
Hereinafter, the outline of the operation of the
FIG. 7 is a perspective view of the
Although the
初めに、前提として、ドアハンドル装置1は収納位置(図7から図10参照)にある。
First, as a premise, the
(1)ドア100を閉鎖状態から解除するため、ユーザはドアハンドル装置1に近づき、センサスイッチ(不図示)に接触する。なお、センサスイッチは、例えば、ドア100に設けられるものであり、接触式センサでも非接触式センサでもよい。
(1) In order to release the
(2)センサスイッチが接触を検知すると、モータ制御部は、駆動部40を駆動し、操作部材30を後方に移動させる(図12中の矢印参照)。
(2) When the sensor switch detects contact, the motor control unit drives the
(3)操作部材30が後方に移動すると、操作部材30が突出部13に係合して、突出部13が後方に移動する(図10及び図14参照)。そして、突出部13と一体となったハンドルグリップ10は、スプリング(不図示)の付勢力に抗して、収納位置から展開位置(図11から図14参照)に揺動する。
(3) When the operating
(4)ハンドルグリップ10が展開位置となるまで操作部材30が移動すると、操作部材30によりスイッチ(不図示)が作動し、それを検知したモータ制御部は、モータ41への通電を停止し、モータ41を停止させる。また、展開位置において、突出部13は出力部材60の係合部62に近接又は当接する(図14参照)。
(4) When the operating
(5)図11に示すように、ハンドルグリップ10が展開位置となると、ハンドルグリップ10の操作端部12とドアの外面100Sとの間に空間ができ、ユーザが直接、ハンドルグリップ10の操作端部12を操作できるようになる。
(5) As shown in FIG. 11, when the
(6)ユーザが展開位置にあるハンドルグリップ10を揺動させ、操作位置(図15から図18参照)まで操作すると、ハンドルグリップ10の突出部13が更に揺動して、出力部材60の係合部62を押すことで出力部材60を操作し(図14及び図18参照)、出力部材60に連結されたロッド(不図示)がラッチ機構(不図示)を操作して、ドア100の閉鎖状態が開錠され、ドア100が開放可能となる。
(6) When the user swings the
(7)ハンドルグリップ10が操作位置にあるときに、ユーザがハンドルグリップ10から手を離すと、ハンドルグリップ10はスプリングの付勢力により展開位置まで移動し、突出部13が操作部材30の係合部33に係合することで停止する。
(7) When the user releases the
(8)モータ制御部は、ドア100が再び閉じられたこと、あるいは、ラッチ機構が閉鎖状態となったことを検知すると、モータ41を逆転させて、操作部材30を収納位置(図5参照)まで移動させて戻す。また、ハンドルグリップ10は、スプリングの付勢力によって収納位置まで移動する。
(8) When the motor control unit detects that the
(9)操作部材30はスライダストッパ27で移動が規制され、ハンドルグリップ10はハンドルストッパ(不図示)で移動が規制され、収納位置に保持される。そして、モータ41は、作動開始から所定時間経過後に停止する。
(9) The movement of the operating
(10)モータ41が何らかの理由で作動しない場合には、手動にてハンドルグリップ10を収納位置から展開位置、展開位置から作動位置まで操作することで、出力部材60を操作でき、ラッチ機構を操作できる。このとき、操作部材30には切欠部31が設けられているので、ハンドルグリップ10の突出部13が操作部材30に干渉することなく、操作できる。
(10) If the
このように、ドアハンドル装置1は、収納位置で空気抵抗を小さくでき、見た目もすっきりとし、ユーザがドア100の閉鎖状態を解除する際は、駆動部40の駆動により展開位置までハンドルグリップ10を展開するので、空力性と意匠性と利便性を達成できる。
In this way, the
(第2実施形態)
以上、第1実施形態に基づいてドアハンドル装置1の構成及び動作を説明したが、以下、第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、操作部材30の構成及び配置は実質的に共通し、連結部50及び駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置される点で共通する。また、第2実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、伝達機構43の構成、特に、ギヤ43bの有無で相違する。
(Second Embodiment)
The configuration and operation of the
The
図19は、第2実施形態に係るドアハンドル装置1における操作部材30、駆動部40及び連結部50を抜き出して示す。図19において、ベース部材20やハンドルグリップ10やガイド部26等の図示は省略されている。
FIG. 19 shows an extracted
すなわち、第2実施形態に係るドアハンドル装置1は、図19に示すように、駆動部40のモータ出力軸42に伝達機構43であるピニオン43cを有している。ピニオン43cは、操作部材30と一体となった連結部50の下面に形成されたラック歯に対して直接噛み合っている。
That is, as shown in FIG. 19, the
そして、モータ41が駆動すると、モータ出力軸42の回転に伴いピニオン43cが回動し、ピニオン43cの回動によって連結部50が前後方向に進退する。このような構成により、伝達機構43を構成する部品数を最小限にできる。
Then, when the
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、操作部材30の構成及び配置は実質的に共通し、連結部50及び駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置される点で共通する。また、第3実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、伝達機構43、連結部50の構成及びモータ41の配置で相違する。
(Third Embodiment)
Next, the third embodiment will be described.
The
図20は、第3実施形態に係るドアハンドル装置1における操作部材30、駆動部40及び連結部50を抜き出して示す。図20において、ベース部材20やハンドルグリップ10やガイド部26等の図示は省略されている。なお、図20は、ハンドルグリップ10、および、操作部材30が展開位置にある状態を示す。
FIG. 20 shows an extracted
すなわち、第3実施形態に係るドアハンドル装置1は、図20に示すように、駆動部40を上部に配置している。この際、駆動部40は、ベース部材20の裏面に固定されてよく、ドア100に固定されてもよい。また、ドアハンドル装置1は、接線方向Xに対して直交して配置された駆動部40のモータ出力軸42に伝達機構43であるウォーム43dを有している。ウォーム43dは、ベース部材20の裏面に接線方向Xを軸方向として回転可能に支持された雌ネジ部材43eが有するウォームホイールに対して直接噛み合っている。雌ネジ部材43eは、内部に軸心に沿って延びる雌ネジ43fを有し、その雌ネジ43fに対して操作部材30の後端から突出して設けられた雄ネジを有する連結部50が螺合している。
That is, in the
そして、モータ41が駆動すると、モータ出力軸42の回転に伴いウォーム43dが回動し、ウォーム43dの回動によって雌ネジ部材43eが前後方向を軸に回動する。すると、雌ネジ43fに螺合された雄ネジを有する連結部50が前後方向に移動し、操作部材30が連動する。このように、連結部50は操作部材30に対して前後方向の位置に配置するが、駆動部40は操作部材30に対して前後方向でない位置にも配置できる。
Then, when the
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。
第4実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、操作部材30の構成及び配置は実質的に共通し、連結部50及び駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置される点で共通する。また、第4実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、伝達機構43の構成が相違する。
(Fourth Embodiment)
Next, the fourth embodiment will be described.
The
図21は、第4実施形態に係るドアハンドル装置1における操作部材30、駆動部40及び連結部50を抜き出して示す。図21において、ベース部材20やハンドルグリップ10やガイド部26等の図示は省略されている。
FIG. 21 shows an extracted
すなわち、第4実施形態に係るドアハンドル装置1は、図21に示すように、駆動部40のモータ出力軸42に伝達機構43であるウォーム43fを有している。ウォーム43fは、ウォームホイール43gと噛み合っている。ウォームホイール43gは、ベース部材20の裏面に軸支され、表裏方向の軸を中心に回動できるようになっている。ウォームホイール43gと操作部材30に設けられた連結部50とは、シャフト43hを介して連結されている。ウォームホイール43gとシャフト43h及びシャフト43hと操作部材30は、例えば、ピンで連結されており、それぞれ回動自在となっている。ウォームホイール43gとシャフト43hとを連結するピンの位置は、ウォームホイール43gの回転軸とは離れた位置に設定される。
That is, as shown in FIG. 21, the
そして、モータ41が駆動すると、モータ出力軸42の回転に伴いウォーム43fが回動し、ウォーム43fの回動によってウォームホイール43gが回動する。すると、ウォームホイール43gに連結されたシャフト43hが連動し、操作部材30が前後方向に進退する。このような構成により、モータ41の回転速度が一定であっても、操作部材30の速度がサインカーブを描くので、前方端及び後方端の動きを滑らかにできる。
Then, when the
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。
第5実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、操作部材30の構成及び配置は実質的に共通し、連結部50及び駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置される点で共通する。また、第5実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、モータ41の配置、伝達機構43の構成、及び、連結部50の構造が相違する。
(Fifth Embodiment)
Next, the fifth embodiment will be described.
The
図22は、第5実施形態に係るドアハンドル装置1における操作部材30、駆動部40及び連結部50を抜き出して示す。
FIG. 22 shows an extracted
すなわち、第5実施形態に係るドアハンドル装置1は、図22に示すように、駆動部40のモータ出力軸42に伝達機構43であるウォーム43iを有している。ウォーム43iは、ウォームホイール43jと噛み合っている。ウォームホイール43jは、ベース部材20の裏面に軸支され、表裏方向の軸を中心に回動できるようになっている。ウォームホイール43jと操作部材30に設けられた連結部50とは、ウォームホイール43jと一体となったシャフト43kを介して連結されている。シャフト43kの先端にはピン(不図示)が形成されており、そのピンが連結部50に設けられた長孔に係合している。
That is, as shown in FIG. 22, the
そして、モータ41が駆動すると、モータ出力軸42の回転に伴いウォーム43iが回動し、ウォーム43iの回動によってウォームホイール43jが揺動する。すると、ウォームホイール43jに連結されたシャフト43kが連動して揺動し、シャフト43kの先端に設けられたピンが操作部材30に作用し、操作部材30が前後方向に進退する。このように、伝達機構43を構成してもよい。
Then, when the
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。
第6実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、操作部材30の構成及び配置は実質的に共通し、連結部50及び駆動部40は、接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置される点で共通する。また、第6実施形態に係るドアハンドル装置1は、第1実施形態に係るドアハンドル装置1と比べて、モータ41の配置が相違する。
(Sixth Embodiment)
Next, the sixth embodiment will be described.
The
図23は、第6実施形態に係るドアハンドル装置1における操作部材30、駆動部40及び連結部50を抜き出して示す。図23において、ベース部材20やハンドルグリップ10やガイド部26等の図示は省略されている。
FIG. 23 shows an extracted
すなわち、第6実施形態に係るドアハンドル装置1は、図23に示すように、モータ41が操作部材30の下部に配置されており、モータ出力軸42がモータ41の後部に延在し、接線方向Xと平行となるように配置されている。モータ41は、ベース部材20の裏面に固定されてよく、ドア100に固定されてもよい。モータ出力軸42は先端に伝達機構43であるウォーム43mを有している。ウォーム43mは、ベース部材20の裏面に軸支されたギヤ43nに設けられたウォームホイールと噛み合っている。ギヤ43nには更にピニオンが設けられており、そのピニオンが連結部50の下面に形成されたラックに噛み合っている。
That is, in the
そして、モータ41が駆動すると、モータ出力軸42の回転に伴いウォーム43mが回動し、ウォーム43mの回動によってギヤ43nが回動する。すると、ギヤ43nに設けられたピニオンが回動し、ラックを介して連結部50に作用し、連結部50と一体となった操作部材30が前後方向に進退する。このように、モータ41を配置し、伝達機構43を構成することで、操作部材30の下部のスペースを有効利用して、ドアハンドル装置1の前後方向の寸法を更に小さくできる。
Then, when the
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係るドアハンドル装置1は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
Although the preferred embodiment of the present invention has been described in detail above, the
本発明のドアハンドル装置1によれば、操作部材30が、突出部13の揺動の接線方向Xに沿って進退作動するものであり、連結部50が、突出部13の揺動の接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置されているので、ドアハンドル装置1の前後方向の大きさを小さくでき、全体をコンパクトにでき、ドアハンドル装置1を小型化できる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、駆動部40が、突出部13の揺動の接線方向Xにおいて突出部13よりも操作端部12側に配置されているので、ドアハンドル装置1の前後方向の大きさを更に小さくでき、全体を更にコンパクトにでき、ドアハンドル装置1を小型化できる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、駆動部40、連結部50、操作部材30及び突出部13が、突出部13の揺動の接線方向Xに略直線状に並んで配置されているので、突出部13に対して駆動部40からの動力を効率よく伝達できるとともに、ベース部材20の後部22における裏側の空間を有効利用して、駆動部40、連結部50、操作部材30をコンパクトに配置でき、ドアハンドル装置1を小型化できる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、操作部材30が、出力部材60と表裏方向に重なる位置に配置されるので、ドアハンドル装置1の上下方向及び前後方向の大きさを小さくでき、ドア100の内部空間の省スペース化を図れる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、操作部材30が、突出部13に係合する係合部33と、ハンドルグリップ10が収納位置から操作位置まで揺動する際に、突出部13の移動を許容する切欠部31と、連結部50とを備えるので、被ガイド部34と係合部33と連結部50の機能を兼ねられるとともに、剛性を確保できる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、切欠部31が、周方向に連続した外枠32によって画定された孔によって形成されるので、更に剛性を高くできる。
According to the
本発明のドアハンドル装置1によれば、ベース部材20が、外枠32を進退可能にガイドするガイド部26を有するので、操作部材30を突出部13の揺動の接線方向Xに対して確実に進退可能に保持できる。
According to the
1 ドアハンドル装置
10 ハンドルグリップ
11 軸支端部
12 操作端部
13 突出部
20 ベース部材
21 前部
21V 第1開口部
21W 第2開口部
22 後部
23 軸部材
26 ガイド部
27 スライダストッパ
30 操作部材
31 切欠部
32 外枠
33 係合部
34 被ガイド部
40 駆動部
41 モータ
42 モータ出力軸
43 伝達機構
43a ウォーム
43b ギヤ
50 連結部
60 出力部材
61 軸支部
62 係合部
63 連結部
X 接線方向
1
Claims (7)
前記ドアの外面に略同一面をなすように没入した収納位置と、前記ドアの外面から突出した展開位置と、前記展開位置から突出した操作位置とに揺動可能なハンドルグリップと、を備えるドアハンドル装置であって、
前記ハンドルグリップは、前記ベース部材に軸支される被軸支部が設けられた軸支端部と、前記軸支端部とは反対側に操作端部と、前記ドアの裏側に向けて突出する突出部と、を有し、
前記ドアハンドル装置は、
前記突出部の軸支端部側に係合して前記ハンドルグリップが収納位置から展開位置まで揺動するように突出部を操作する操作部材と、
前記操作部材を作動させる駆動部と、
前記操作部材と前記駆動部とを連結する連結部と、
前記ドアを前記車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチ機構に連結される出力部材であって、前記突出部の操作端部側に係合可能な出力部材と、を更に備え、
前記操作部材は、前記ベース部材が延在する前後方向に沿って進退作動するものであり、
前記連結部は、前記前後方向において前記突出部よりも前記操作端部側に配置されることを特徴とするドアハンドル装置。 The base member provided on the door of the car body and
A door including a storage position immersed so as to form substantially the same surface as the outer surface of the door, a deployment position protruding from the outer surface of the door, and a handle grip swingable to an operation position projecting from the deployment position. It ’s a handle device,
The handle grip projects toward the shaft support end portion provided with the shaft support portion pivotally supported by the base member, the operation end portion on the side opposite to the shaft support end portion, and the back side of the door. With a protruding part,
The door handle device is
An operating member that engages with the shaft support end side of the protrusion and operates the protrusion so that the handle grip swings from the storage position to the deployment position.
The drive unit that operates the operating member and
A connecting portion that connects the operating member and the driving portion,
An output member connected to a latch mechanism capable of holding the door in a closed state with respect to the vehicle body, further comprising an output member that can be engaged with the operation end side of the protrusion.
The operating member moves forward and backward along the front-rear direction in which the base member extends.
A door handle device characterized in that the connecting portion is arranged closer to the operating end portion than the protruding portion in the front-rear direction.
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