JP6876789B2 - エアサプライ駆動装置による循環式不活性媒体密閉システムおよびqhse貯蔵輸送方法 - Google Patents

エアサプライ駆動装置による循環式不活性媒体密閉システムおよびqhse貯蔵輸送方法 Download PDF

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Description

本発明は、ばら積み液状危険化学品の貯蔵輸送の技術分野に属し、特に、軍事給油装置の自主防衛技術に関するものである。具体的に、本発明は、エアサプライ(air supply)駆動装置と、該装置による循環式不活性媒体密閉システムと、該システムによる品質(Quality)、健康(Health)、安全(Safety)、環境(Environmental)が一体になる(QHSEと略称)貯蔵輸送方法とに関するものである。
石油およびその関連製品は、戦略的資源属性を有している原料であり、国力をサポートするとともに戦略の構成になることができる。そのような原料に関する貯蔵輸送方法、工程施設および技術装置は、軍民共用、平和と戦争時通用という特徴を有しているので、軍事事件において戦略的利益の焦点、戦術的攻撃防衛の中心になることができる。直列に連結された高性能爆薬の弾薬が幅広く装備され、実戦において常用され、常に威嚇を受ける現在の攻撃戦力の背景下において、前方の地面貫通攻撃武器と壁部貫通攻撃武器により貫通孔を形成し、後方の攻撃武器が(その貫通孔から)容器内に入って爆発することにより、油の気体が点火され、原料が爆発するので、化学爆発による攻撃破壊の効果がよく、効率が高い。したがって、軍用石油供給工程、国家戦略的備蓄、化学工業産業団地、船舶動力の油タンク、道路タンク車、鉄道タンク車等の重要な軍事的目標、経済的目標を打ち壊すことは、常用の選択肢になり、必須の戦術と最良の戦術になることができる。現在の軍用石油供給工程の自主防衛技術はトンネル隠蔽工程および消防技術にのみ限定されているので、容器内爆発方法による攻撃に対応する自主防衛戦力を形成する必要がある。
周知のように、ばら積み液状危険化学品類原料は相間物質伝達(interphase mass transfer)により形成される揮発性有機化合物(VOCS)である。それは、プリカーサー汚染物、発癌原因物質、スモッグ形成物質および温室効果原因物質であり、公共安全、生命健康、環境保護、清潔生産、原料品質および省エネ低二酸化炭素等に影響を与えるおそれがあるので、政府において管理する重要な項目になっている。しかしながら、従来のばら積み液状危険化学品類原料およびその容器はいろいろな分野においてそのような工程の需要を満たすことができない。例えば、インナーフローティングルーフ(internal floating roof)が形成されていない容器は自由排出型容器と見なされており、従来のインナーフローティングルーフタンク(internal floating roof tank)に通風窓口を形成することにより通気を確保し、油の気体が集まるリスクを低減することができるが、密閉装置の連続的な揮発、飛散による大気の汚染は政府によって禁止されている。従来のインナーフローティングルーフ窒素注入密閉技術により、システム中の酸素を除去し、安全を確保し、原料の酸化変質を抑制することができるが、相間物質伝達により形成された物質はタンク内の窒素を放出するとき窒素と共に放出されるおそれがあるので、環境の汚染の問題とリリーフバルブの安全リスクを解決することができない。従来の自主密閉気体液体交換式油の気体回収技術により物質の積み降ろしをするとき発生する環境の汚染を低減することができるが、従来の技術において空気を媒体としかつ入力および出力をバランスさせたタイプの容器を採用することにより、原料出力側容器の混合気体が爆発するリスクが大幅に増加し、それをいろいろなインナーフローティングルーフタンクに応用することができない。
したがって、大気と常に隔離させ、動態循環式不活性気体密閉空間を形成し、気相の排出が常になく、実施のコストが少なく、貯蔵輸送ネットに応用させられる技術的方法を提供することにより、この技術分野の発展に合わせ、工程の意義があるQHSE一体式システムを構成し、自主防衛戦力を形成しようとする。
現在、発明の名称が「危険な化学品容器用不活性気体密閉型爆発抑制装置および防衛方法」であり、特許番号がZL200410169718.3(本願の発明者が発明した特許)である中国特許には、不活性密閉媒体を循環的に用いることができる爆発抑制方法が記載されている。その特許の技術的事項により、気態不活性密閉媒体を気相空間に循環的に注入する課題を解決し、平常の酸素含量が被保護原料の燃焼爆発の臨界値の最小値より小さくなるように抑制し、容器内の危険な化学原料が爆発の条件に到達することを常に抑制し、攻撃武器が容器内で爆発することによる攻撃をすることに対して常に対応することができる。しかしながら、その特許の明細書には、気態不活性密閉媒体のサプライに関する事項が記載されているが、不活性密閉媒体源の内部の構造と、連結方法と、原料容器組および貯蔵輸送ネットワークに対する制御方法および技術的要求が詳細に記載されていない。従来の技術の欠点を解決するため、本発明において、気態不活性密閉媒体の使用率と性能を向上させることができるエアサプライ駆動装置、当該装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムおよび当該システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供する。それによりネットワーク式QHSE一体型貯蔵輸送システムを構成することができる。
本発明の第一の目的はプロセスガスを適時または同時に貯蔵および放出することができるエアサプライ駆動装置を提供することにある。
本発明の第二の目的は不活性密閉媒体中の酸素を除去するとともにそれを原料容器内に注入することを制御ことができるエアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムを提供することにある。
本発明の第三の目的は自動的な密閉積み降ろしをするとき気体液体比の影響を減少させかつ貯蔵されている不活性密閉媒体の圧力に耐えることができる、エアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムを提供することにある。
本発明の第四の目的は不活性密閉媒体の貯蔵量を自由に増加させることができるエアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムを提供することにある。
本発明の第五の目的は化学装置の安全放出気体を収納、処置、利用することができるエアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムを提供することにある。
本発明の第六の目的は貯蔵輸送ネットワークにおいてQHSE一体型システムを構成することができる循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供することにある。
本発明の第七の目的はシステムの本格的な安全を示す早期警戒信号を遠隔的に送信することができる循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供することにある。
本発明の第八の目的は気体を排出しないことにより大気中の空気をサンプリングすることを避けることができる循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供することにある。
本発明の第九の目的は攻撃武器が容器内において爆発することに対応する防御能力を形成することができる循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供することにある。
前記目的のうち少なくとも1つの目的を実現するため本発明はエアサプライ駆動装置を提供する。そのエアサプライ駆動装置はプロセスガスを貯蔵して供給する常圧維持ユニットを含む。前記常圧維持ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する気体供給圧縮装置、気体注入チャッキバルブ、気体供給容器および排気バルブコントロールモジュールを含む。
気体供給圧縮装置は、自動、連動または手動モードで起動運転と停機シークエンスを制御することによりパワーを出力し、気体供給側の前記プロセスガスを気体供給容器に注入して圧縮させ、かつ気体供給側の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにする。
気体注入チャッキバルブは、前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格に適用し、前記気体供給圧縮装置の排気側と前記気体供給容器の入気側との間の管路に取り付けられることにより前記気体供給容器が前記プロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギー(potential energy)を貯蓄するようにし、
気体供給容器は、前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格と予め設定されたエネルギー貯蓄量とに適用し、かつプロセスガスを貯蔵して提供し、
排気バルブコントロールモジュールは、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより前記気体供給容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記排気バルブコントロールモジュールの排気側に放出されるように制御し、かつ前記排気バルブコントロールモジュールの排気側の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにする。
前記気体供給圧縮装置には第一圧力改変器が配置され、前記第一圧力改変器は、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の管路に配置され、前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接に連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより前記気体供給圧縮装置の気体供給側のプロセスガスの圧力変化を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御するための第一の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信する。
気体供給循環ユニットを更に含むことによりプロセスガスの容量を増加させ、かつ前記プロセスガスを外部に出力するか或いは内部に入力し、前記気体供給循環ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する気体貯蔵増圧装置、注入チャッキバルブ、回転容器および気体補充バルブコントロールモジュールを含み、
気体貯蔵増圧装置の入気側は、前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自動、連動または手動モードで起動作動と停機シークエンスを制御してパワーを出力することにより、前記気体供給容器中の前記プロセスガスを移転させ、それを更に圧縮して前記回転容器に注入し、かつ前記気体供給容器中の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにし、
注入チャッキバルブは、前記気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格に適用し、前記気体貯蔵増圧装置の排気側と前記回転容器の入気側との間の管路に取り付けられることにより前記回転容器が前記プロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギーを貯蓄するようにし、
回転容器は、前記気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格と予め設定された貯蔵量とに適用し、圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵し、プロセスガスを貯蔵するとともに循環させ、
気体補充バルブコントロールモジュールの排気側は、前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、前記回転容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記気体供給容器に放出されるように制御し、かつ前記気体供給容器内の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにする。
前記気体貯蔵増圧装置は電気駆動増圧装置であり、前記電気駆動増圧装置は、当該電気駆動増圧装置の入気側に配置されかつこの電気駆動増圧装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結される第二圧力改変器を更に含むことにより前記気体供給容器内の前記プロセスガスの圧力変量を検出し、かつ前記気体貯蔵増圧装置に第二の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信することにより前記気体貯蔵増圧装置の起動作動と停機シークエンスを自動に制御する。
気体供給循環ユニットを更に含むことによりプロセスガスの容量を増加させ、かつ前記プロセスガスを外部に出力するか或いは内部に入力し、前記気体供給循環ユニットは、具体的に、気体貯蔵増圧装置、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する注入チャッキバルブ、回転容器および気体補充バルブコントロールモジュールを含み、前記気体貯蔵増圧装置は気体駆動増圧装置であり、当該気体駆動増圧装置は、駆動気体入力接続端、駆動気体出力接続端、プロセスガス入口およびプロセスガス排気口を含み、前記気体駆動増圧装置は、接続容器、駆動気体循環連結管および循環気体リリーフバルブを更に含み、前記気体供給圧縮装置が排出したプロセスガスを前記気体駆動増圧装置の駆動気体としてこの装置が作動するように駆動し、
前記気体供給圧縮装置の排気口は前記気体駆動増圧装置の駆動気体入力接続端に一方に連結され、前記接続容器は前記駆動気体出力接続端と前記プロセスガス入口との間の管路に直列に連結され、前記駆動気体は前記接続容器を介して前記プロセスガス入口側に流動し、前記プロセスガス排気口は前記注入チャッキバルブを介して前記回転容器の気体入口に回流不可能に連結され、
気体補充バルブコントロールモジュールの排気側は前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、前記回転容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記気体供給容器に放出されるように制御し、かつ前記気体供給容器中の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにし、
前記駆動気体循環連結管は前記接続容器と前記気体供給圧縮装置の入気側との間に連結され、前記循環気体リリーフバルブは、前記駆動気体循環連結管に直列に連結され、前記接続容器のプロセスガス圧力を制限することにより前記駆動気体入力接続端と前記駆動気体出力接続端との間の駆動気体の圧力差を確保する。
前記回転容器は一組の迅速注入型鉄瓶であり、前記一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、前記気体供給循環ユニットは注入放出合流モジュールを更に含み、前記注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、前記注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は前記注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、前記排気出力接続端は前記気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、前記鉄瓶接続端は各鉄瓶の前記注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブでその連結を制御する。
前記回転容器は一組の迅速注入型鉄瓶であり、前記一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、前記常圧維持ユニットは注入放出合流モジュールを更に含み、前記注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、前記注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は前記注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、前記排気出力接続端は前記気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、前記鉄瓶接続端は各鉄瓶の注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブでその連結を制御する。
前記気体補充バルブコントロールモジュールは気体加熱設備を更に含むことにより前記気体補充バルブコントロールモジュールの凍結詰まりと減圧を防止する。
前記気体供給圧縮装置と前記気体貯蔵増圧装置はそれぞれ、並列に連結される少なくとも2台を含み、起動作動と停機シークエンスを連続的に実施することにより工程の状況に合わせ、予備装置と緊急装置として用いる。
前記目的のうち少なくとも1つの目的を実現するため本発明は前記エアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムを提供する。その循環式不活性媒体密閉システムは、前記エアサプライ駆動装置、不活性密閉媒体管路および原料容器を含み、前記プロセスガスは不活性密閉媒体であり、前記不活性密閉媒体として窒息式消火方法において常用する気体型消火媒体を採用し、前記エアサプライ駆動装置は気体供給接続端と排気接続端を含み、前記気体供給接続端は前記気体供給圧縮装置の気体入口であり、前記排気接続端は前記排気バルブコントロールモジュールの気体出口であり、前記不活性密閉媒体管路は気体供給管路と排気管路を含み、前記原料容器の頂部には呼気出力接続端と吸気入力接続端が形成され、前記原料容器の呼気出力接続端は前記気体供給管路により前記エアサプライ駆動装置の前記気体供給接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記原料容器の前記吸気入力接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御することにより、前記原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の気体の状態をフィードバックして制御する。
前記エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含み、自動、連動または手動モードにより前記原料容器の気相空間の温度をフィードバックして制御する。
前記温度調節ユニットは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備と前記排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備と、前記気体供給管路と前記排気管路上に取り付けられる温度調節装置とを含み、前記温度調節装置は前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記原料容器の気相空間の温度の変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信する。
前記原料容器の外部にはカバー式温度調節構造が更に取り付けられ、前記温度調節構造は不透気の金属または非金属の硬性材料または柔軟性材料で構成され、前記温度調節構造の内壁と前記原料容器の外表面との間には大気と隔離された中央空間が形成され、前記不活性密閉媒体管路は前記中央空間を介して前記原料容器内の気相空間と連通することにより、前記中央空間と前記原料容器内の気相空間の温度を調節し、前記原料容器内の原料の温度を制御する。
前記循環式不活性媒体密閉システムは気体浄化ユニットを更に含み、前記気体浄化ユニットは微小圧力差浄化モジュールまたは飽和浄化モジュールを含み、連動、自動または手動モードにより前記不活性密閉媒体中の凝結可能または濾過可能な気態物質を制御し、前記微小圧力差浄化モジュールは前記供気回路に並列に設置されかつ一組の第一変換バルブによりその連結を切り替え、前記一組の第一変換バルブは直通モードと浄化モードを含み、前記飽和浄化モジュールは前記エアサプライ駆動装置中の前記気体注入チャッキバルブから前記気体供給容器までの管路に並列に設置されかつ一組の第二変換バルブによりその連結を切り替え、前記一組の第二変換バルブは直通モードと浄化モードを含む。
前記微小圧力差浄化モジュールは、具体的に、微小圧力差気体液体分離装置、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含み、前記微小圧力差気体液体分離装置の底部は前記浄化産物案内バルブにより前記液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御し、微小圧力差の条件下において気相濾過、液相選択、案内、合流および回収をすることにより装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物と物理不純物を選別し、前記飽和浄化モジュールは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格に適用する圧力維持型気体液体分離装置、第一背圧バルブ、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含み、前記第一背圧バルブは、圧力維持型気体液体分離装置の排気管路上に配置され、前記圧力維持型気体液体分離装置の底部は前記浄化産物案内バルブにより前記液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御し、圧力の条件下において濾過、選択、案内、合流および回収をすることによりその装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物を選別する。
前記気体浄化ユニットは、濾過方法、吸収方法、吸着方法、膜分離方法、冷却凝結方法のうち少なくとも一種の方法を採用するか或いは複数の方法を採用する気体液体分離装置を含み、前記微小圧力差気体液体分離装置または前記圧力維持型気体液体分離装置と協力することにより機能を強化させ、効率を向上させる。
前記循環式不活性媒体密閉システムは気体純化ユニットを更に含み、前記気体純化ユニットは一組の第三変換バルブと一組の非凝結不純物気体除去装置を含み、前記一組の第三変換バルブは直通モードと純化モードを含み、前記一組の非凝結不純物気体除去装置は、前記気体注入チャッキバルブから気体供給容器までの管路に並列に設置され、前記一組の第三変換バルブにより連結を変換し、連動、自動と手動モードにより前記不活性密閉媒体中の凝結不可能または凝結しにくい不純物気体を除去し、前記不純物気体には少なくとも酸素が含まれている。
前記一組の非凝結不純物気体除去装置は、具体的には、一組の変圧吸着式窒素生成装置、空気圧縮装置、除去産物案内管路および一組の第四変換バルブを含み、前記一組の第四変換バルブは直通モードと純化モードを含み、前記空気圧縮装置と前記一組の変圧吸着式窒素生成装置の入気側管路に並列に設置され、前記一組の第四変換バルブにより連結を変換し、前記一組の変圧吸着式窒素生成装置が生成した除去産物は前記除去産物案内管路により収集装置に案内されるか或いは安全に放出される。
前記気体供給圧縮装置には所定の気体含量センサーが更に配置され、前記所定の気体含量センサーは、酸素、窒素および原料の相間伝達物質のうち少なくとも一種の気体の含量センサーであり、前記所定の気体含量センサーは、前記気体供給圧縮装置、前記一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブまたは一組の第四変換バルブに通信可能に連結されることにより、前記原料容器の気相空間の所定の気体の含量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御するとともに、前記一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブまたは一組の第四変換バルブを自動に変換させる所定の気体含量の予め設定されたパラメーター変化信号を送信する。
前記不活性密閉媒体管路には緩衝容器が直列に連結され、前記緩衝容器の内部には防火防爆材料が入っていることにより、前記原料容器の間および前記原料容器と前記エアサプライ駆動装置との間において防火防爆をする。
前記緩衝容器は、前記気体供給管路に直列に連結されかつ前記気体供給入力端および気体供給出力端を具備する気体供給緩衝容器と、前記排気管路に並列に連結されかつ排気入力端および排気出力端を具備する排気緩衝容器とを含み、前記原料容器の呼気出力接続端は前記気体供給管路により前記気体供給緩衝容器を介して前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記排気緩衝容器を介して前記原料容器の吸気入力接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
前記原料容器は少なくとも2個であり、前記気体供給緩衝容器の気体供給入力端は少なくとも2個であり、前記排気緩衝容器の排気出力端は少なくとも2個であり、各原料容器の呼気出力接続端は所定の気体供給管路により前記気体供給緩衝容器の所定の気体供給入力端に連結され、前記排気緩衝容器の各排気出力端は所定の排気管路により所定の原料容器の吸気入力接続端に連結される。
前記原料容器は、固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含み、前記気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、前記排気管路には排気加速モジュールが直列に連結され、前記気体供給加速モジュールと前記排気加速モジュールはいずれも送風機を更に含むことにより前記不活性密閉媒体が所定の不活性密閉媒体管路内で流動する速度を向上させ、かつ液相原料の積み降ろしの速度を向上させ、前記固定式原料容器は前記移動式原料入力側容器または前記移動式原料出力側容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を輸送し、前記移動式原料入力側容器の気相空間は、前記気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および前記気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記移動式原料出力側容器の気相空間は、前記排気管路、前記排気緩衝容器および前記排気加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置の排気接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
前記原料容器は通気接続端を具備し、前記不活性密閉媒体管路は、気体供給管路、排気管路および通気管路を含み、前記緩衝容器は、気体供給出力端、排気入力端および通気端を具備し、前記原料容器の通気接続端は前記通気管路により前記緩衝容器の通気端に二方向に連結され、前記緩衝容器の気体供給出力端は気体供給管路により前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記緩衝容器の排気入力端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
前記原料容器は少なくとも2個であり、前記緩衝容器の通気端は少なくとも2個であり、各原料容器の通気接続端は各通気管路により前記緩衝容器の所定の通気端に二方向にそれぞれ連結される。
前記緩衝容器はブリッジ接続緩衝容器であり、前記原料容器は、生産装置容器、原料側容器および製品側容器を更に含み、前記原料側容器、前記生産装置容器および前記製品側容器は液相伝達可能に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記原料側容器と前記製品側容器の通気接続端は各通気管路により前記ブリッジ接続緩衝容器の各通気端に気相伝達可能に連結され、前記不活性密閉媒体は原料液面の上下移動の作用により流動する。
前記生産装置容器は安全放出気体管路を更に含み、前記ブリッジ接続緩衝容器は生産装置安全放出気体入力接続端を更に含み、前記生産装置容器の安全放出気体管路は前記ブリッジ接続緩衝容器の生産装置安全放出気体入力接続端に回流不可能に(一方に)連結され、前記生産装置容器の安全放出気体は、前記ブリッジ接続緩衝容器の防火、防爆および緩衝を介して前記原料側容器と前記製品側容器に収納され、かつ前記エアサプライ駆動装置において浄化、純化および利用をする。
前記気体供給緩衝容器は外部気体入力接続端を更に含み、前記排気緩衝容器は内部気体出力接続端を更に含む。
前記原料容器内の気体入口と出口には防火防爆モジュールが更に設けられることにより、前記原料容器と前記不活性密閉媒体との間において二方向の防火防爆抑爆をする。
前記循環式不活性媒体密閉システムはオンライン監視測定ユニットとオンライン早期警戒ユニットを更に含み、前記オンライン監視測定ユニットはオンラインにおいて前記循環式不活性媒体密閉システムの前記不活性密閉媒体の気体状態を示す技術パラメーターを受信し、前記オンライン早期警戒ユニットは、前記オンライン監視測定ユニットに通信可能に連結されることにより、前記不活性密閉媒体の気体状態が技術パラメーターの予め設定された値に到達するとき早期警戒を触発するとともに早期警戒信号を遠隔的に送信する。
前記目的のうち少なくとも1つの目的を実現するため本発明は前記循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法を提供する。前記気体供給圧縮装置には第一圧力改変器が取り付けられ、前記第一圧力改変器は、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の管路に取付けられ、気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の不活性密閉媒体の圧力変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信し、
前記QHSE貯蔵輸送方法は以下の自動駆動通気ステップ、すなわち
前記第一圧力改変器は前記原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の状態を示す圧力変量を随時に検出するステップと、
前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記エアサプライ駆動装置は気体回収プログラムを起動させ、前記気体供給圧縮装置は運転を起動させることにより前記気相空間内の一部分の不活性密閉媒体を移転させて圧縮して気体供給容器に貯蔵し、前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値より大きくない第二の予め設定された圧力閾値まで低下すると、前記気体供給圧縮装置は停機シークエンスをすることにより前記気体回収プログラムを停止させるステップと、
前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下すると、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させ、前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の不活性密閉媒体がスロットルと減圧をした後、前記原料容器の気相空間に移転するようにし、圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値まで到達すると、前記排気バルブコントロールモジュールをオフさせることにより前記供気プログラムを停止させるステップとを含む。
前記エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含み、前記温度調節ユニットは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備と前記排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備および前記気体供給管路または排気管路上に取り付けられる温度調節装置を含み、前記温度調節装置は前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記原料容器の気相空間の温度変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信し、
前記QHSE貯蔵輸送方法は自動調温ステップ、すなわち
前記温度調節装置は前記原料容器の気相空間中の気体状態を示す温度変量を随時に検出するステップと、
前記温度変量が第一の予め設定された温度閾値に到達すると、前記エアサプライ駆動装置は前記気体回収プログラムを起動させ、前記気体供給圧縮装置の出力により前記不活性密閉媒体管路を介して前記原料容器中の一部分の調温待ち不活性密閉媒体を転移させて圧縮しかつ前記気体供給容器に注入し、それにより気体圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵するステップと、
前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下すると、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させ、前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の前記不活性密閉媒体がスロットル、減圧および調温をした後、前記原料容器の気相空間に放出させるステップと、
前記圧力変量が所定の温度に対応する第二の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記気体供給圧縮装置が停機シークエンスをすることにより気体回収プログラムを停止させ、前記排気バルブコントロールモジュールは、前記第二の予め設定された圧力閾値を検出するときオフ状態になり、前記気体回収プログラムを停止させることにより前記自動調温ステップを停止させるステップとを含む。
前記原料容器は、固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含み、前記気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、前記排気管路には排気加速モジュールが直列に連結されており、
前記QHSE貯蔵輸送方法は下記の原料収集加速ステップと原料供給加速ステップを更に含み、具体的に、
前記移動式原料出力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システムの前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を収集をし、そのとき前記移動式原料出力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの排気管路に連結されるステップと、
前記固定式原料容器が前記移動式原料出力側容器中の原料を受け取る過程において、前記固定式原料容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送され、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記移動式原料出力側容器に輸送されるステップであって、このステップは気体液体交換式原料収集作業が終わるまで実施され、それにより原料収集加速ステップが終わるステップと、
前記移動式原料入力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システム中の前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を供給し、そのとき前記移動式原料入力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの気体供給管路に連結されるステップと、
前記固定式原料容器が前記移動式原料入力側容器に原料を送入する過程において、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は、排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記固定式原料容器に輸送され、前記移動式原料入力側容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体と空気は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および前記気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送されるステップであって、このステップは気体液体交換式原料供給作業が終わるまで実施され、それにより原料供給加速ステップが終わるステップとを含む。
前記QHSE貯蔵輸送方法は大気中の空気に対してサンプリング(sampling)をする下記ステップを更に含み、前記原料容器はドンネル倉庫中に設けられ、前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させることにより大気中の空気をサンプリングする機能が失効になるようにする。
QHSE貯蔵輸送方法は次の防御能力を生成する下記ステップ、すなわち
前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させ、かつ前記原料容器の気相空間の内部または外部の気体状態の変量を随時に検出するステップと、
高性能爆薬の徹甲攻撃武器は前記原料容器の上部または壁部に貫通孔を形成し、攻撃武器は原料容器内において爆発するとき、爆発エネルギーが前記気体供給管路に沿って放出させることにより原料中の化学または物理的爆発の発生を抑制するステップと、
前記爆発エネルギーにより前記エアサプライ駆動装置が強制冷却プラグラムを起動させることが触発され、前記気体供給圧縮装置の出力と前記気体供給管路により前記原料容器中の一部分の不活性密閉媒体を前記気体供給容器に移転させて圧縮、貯蔵し、かつ前記不活性密閉媒体を冷却するステップと、
前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、冷却、スロットルおよび減圧が実施された前記気体供給容器内の前記不活性密閉媒体を前記原料容器の気相空間に放出させるステップと、
前記エアサプライ駆動装置の作用により前記原料容器内において不活性密閉媒体に対して連続的またはパルス的強制対流循環、冷却を実施することにより、原料蒸気の濃度を連続的低減し、前記不活性密閉媒体が貫通孔から排出されるとき、空気が原料容器に流入することを防止するステップとを更に含む。
前記技術的法案のように、本発明において常圧維持ユニットによってプロセスガスを貯蔵するとともに供給する技術的措置を採用し、気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスにより気体供給側のプロセスガスを気体供給容器に注入して圧縮させ、かつ排気バルブコントロールモジュールの開閉により気体供給容器中のプロセスガスを排気側に放出させる。それを循環式不活性媒体密閉システムに応用させることにより原料容器内のプロセスガス装置を形成し、かつ有効なシステムおよび体系の循環不活性密閉を形成することができる。
この明細書中の図面は本発明をより詳細に理解してもらうためのものであり、それは本発明の一部分の構成になる。本発明の好適な実施例と説明は本発明を詳細に説明するためのものであるが、本発明を限定するものでない。
本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第一実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第二実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第三実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第四実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第五実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第六実施例の原理を示す図である。 本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第七実施例の原理を示す図である。
以下、図面と実施例により本発明の技術事項をより詳細に説明する。
本発明において、「密閉」とは大気と物理的に隔離されていることをいう。「密閉貯蔵輸送」とは、ばら積み液状危険化学品を容器に収納させて貯蔵し、積み降ろし(Stevedore)をし、搭載輸送等をする作業において、ばら積み液状危険化学品の密閉状態を常に維持しながら貯蔵輸送をする方式をいう。「不活性密閉媒体」は実際の状況および条件により選択されかつ窒息式消火方法において常用する消火媒体であることができる。「不活性密閉」ということは「不活性密閉媒体をバランスをとるためのプロセスガスとして、タンクの気相空間に注入して不活性密閉下の貯蔵輸送をし」、特に永久の常態化を維持しかつ気相排出がない不活性密閉下貯蔵輸送をすることをいう。「不活性密閉積み降ろし」という概念は周知の「自動密閉積み降ろし」に基づいて構成されかつ気体液体比の影響と安全リスクを有効に除去できる積み降ろし方法をいう。「循環不活性密閉」という概念は「不活性密閉媒体を循環に使用して不活性密閉貯蔵輸送をすることにより立型循環式不活性媒体密閉システムを形成する」ことを含み、特に「複数個の立型循環式不活性媒体密閉システムと移動式原料容器が協力することによりネットワーク式循環式不活性媒体密閉システムを形成する」ことを含むことができるが、それらにのみ限定されるものでない。
図1に示すとおり、本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第一実施例の原理を示す図である。本実施例において、循環式不活性媒体密閉システムは、エアサプライ駆動装置、不活性密閉媒体管路および原料容器Uを含む。エアサプライ駆動装置、不活性密閉媒体管路および原料容器Uにおいて循環するプロセスガスまたは不活性密閉媒体であり、前記不活性密閉媒体として窒息式消火方法において常用する気体型消火媒体を採用することができる。
本実施例において、不活性密閉媒体管路は気体供給管路と排気管路を含み、原料容器Uの頂部には呼気出力接続端と吸気入力接続端が形成されている。原料容器Uの呼気出力接続端は気体供給管路によりエアサプライ駆動装置の気体供給接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する。エアサプライ駆動装置の排気接続端は排気管路により原料容器Uの吸気入力接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する。それにより原料容器Uの気相空間中の不活性密閉媒体の気体の状態をフィードバックして制御する。
本実施例の循環式不活性媒体密閉システムにおいて、エアサプライ駆動装置は不活性密閉媒体管路により原料容器と気相伝達可能に連結され、酸素を除去することにより原料容器中に不活性密閉媒体を残させ、それにより立型循環式不活性媒体密閉システムを構成することができる。前記原料容器は独自に形成されかつ所定の形状を有する固定式容器(例えば、円形頂部タンク、通風窓口が密閉されるインナーフローティングルーフタンク(internal floating roof tank)、円形頂部が形成されるエクスターナルフローティングルーフタンク(external floating roof tank)、ウォーターシールドオイル貯蔵庫(Water−Sealed Oil Storage Caverns)および船舶エンジンのオイルタンク等)であるか或いは移動式原料容器(例えば、鉄道タンク車、道路タンク車、船舶の液体タンク等の各液体輸送手段)であるか或いは色々な原料容器で構成される原料容器組であることができる。不活性密閉媒体管路は不活性密閉媒体を輸送するための管路であり、原料容器の気相空間内の不活性密閉媒体はエアサプライ駆動装置中の気体供給圧縮装置の気体供給により注入され、不活性密閉媒体管路により気体供給容器に輸送され、エアサプライ駆動装置中の気源バルブコントロールモジュールも不活性密閉媒体管路により気体供給容器中の不活性密閉媒体を原料容器の気相空間に供給することができる。
エアサプライ駆動装置は気体供給側のプロセスガスの状態を検出、フィードバックおよび制御することにより、原料容器の気相空間の不活性密閉媒体の圧力が所定の範囲内に入るように維持することができる。図1において、エアサプライ駆動装置はプロセスガスを貯蔵して供給する常圧維持ユニットを含む。具体的に、常圧維持ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する気体供給圧縮装置A1、気体注入チャッキバルブA2、気体供給容器A3および排気バルブコントロールモジュールA4を含む。エアサプライ駆動装置は気体供給接続端と排気接続端を含み、気体供給接続端は気体供給圧縮装置A1の気体入口であり、排気接続端は排気バルブコントロールモジュールA4の気体出口である。
気体供給圧縮装置A1は、自動、連動または手動モードで起動運転と停機シークエンスを制御することによりパワーを出力し、気体供給側のプロセスガスを気体供給容器A3に注入して圧縮させ、かつ気体供給側のプロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにする。気体注入チャッキバルブA2は、気体供給圧縮装置A1の排気圧力定格に適用し、気体供給圧縮装置A1の排気側と気体供給容器A3の入気側との間の管路に取り付けられることにより気体供給容器A3がプロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギー(potential energy)を貯蓄するようにする。気体供給容器A3は、気体供給圧縮装置A1の排気圧力定格と予め設定されたエネルギー貯蓄量とに適用し、かつプロセスガスを貯蔵するとともに提供する。排気バルブコントロールモジュールA4は、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより気体供給容器A3中のプロセスガスがスロットルと減圧をした後排気バルブコントロールモジュールA4の排気側に流動するように制御し、かつ排気バルブコントロールモジュールA4の排気側のプロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにする。
図1において、排気側の容器は原料容器Uであり、気体供給圧縮装置A1は原料容器U内においてバランスをとるプロセスガスである不活性密閉媒体の予め設定された圧力閾値変化信号により自体の起動運転と停機シークエンスを自動または連動に制御する。他の実施例の気体供給圧縮装置A1において、使用者が手動モードによりその起動運転と停機シークエンスを制御することもできる。
排気バルブコントロールモジュールA4は原料容器U中の不活性密閉媒体の圧力の変化により気体供給容器A3中の不活性密閉媒体のスロットル、減圧および放出を自動に制御することができる。他の実施例において、排気バルブコントロールモジュールA4は、自動、連動および手動のうちいずれか一種または複数のモードの結合により開閉を制御することもできる。
例えば、気体供給圧縮装置を自動に制御するため気体供給圧縮装置A1に第一圧力改変器を配置することができる。第一圧力改変器は、気体供給圧縮装置A1の気体供給側の管路に配置され、気体供給圧縮装置A1に通信可能に直接に連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより気体供給圧縮装置A1の気体供給側のプロセスガスの圧力変化を検出し、かつ気体供給圧縮装置A1の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する第一の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信する。
第一圧力改変器は原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の状態を示す圧力変量を随時に検出し、圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値に到達するとき、エアサプライ駆動装置は気体回収プログラムを起動させる。この場合、気体供給圧縮装置は運転を起動させることにより気相空間内の一部分の不活性密閉媒体を移転させて圧縮して気体供給容器に貯蔵する。圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値より大きくない第二の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、気体供給圧縮装置は停機シークエンスをすることにより気体回収プログラムを停止させる。
圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させる。この場合、排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、気体供給容器中の不活性密閉媒体がスロットルと減圧をした後、原料容器の気相空間に移転するようにする。圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値に到達するとき、排気バルブコントロールモジュールをオフさせることにより供気プログラムを停止させる。第三の予め設定された圧力閾値は第二の予め設定された圧力閾値より大きくない。本実施例の排気バルブコントロールモジュールが予め設定された圧力閾値を検出して作動させることは、常用の窒素密閉バルブにより実現するか或いは専用の圧力改変器で専用の電気制御バルブまたは気体制御バルブを指揮することにより実現することができる。
エアサプライ駆動装置の前記機能により原料容器の不活性密閉媒体はバランスをとるプロセスガスとしてシステム内において大小の通気をし、かつ放出をなくし、気体液体比による影響を有効に除去する前提下において自主密閉気体液体交換式積み降ろしをし、QHSE一体型貯蔵輸送システムを構成し、攻撃武器が容器内において爆発することに対応する防御能力を形成することができる。
圧力変量だけでなく、温度変量の予め設定された変化信号により気体供給圧縮装置の作動と停機シークエンスを制御することにより、原料容器中の不活性密閉媒体を強制に循環させることもできる。1つの実施例において、エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含み、自動、連動または手動モードにより原料容器の気相空間の温度をフィードバックして制御することができる。具体的に、温度調節ユニットは、気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備または排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備および気体供給管路と排気管路上に取り付けられる温度調節装置を含む。温度調節装置は気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、原料容器の気相空間の温度変量を検出し、かつ気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信する。
温度に非常に敏感である原料(例えばベンゼン等)において、原料の温度が随分小さい数値の範囲内に入るように制御する必要がある。サーバー定温ユニットで温度を調節することと、気体供給圧縮装置と排気バルブコントロールモジュールにより原料容器内の不活性密閉媒体を強制に循環させることにより原料の温度を精密に制御することができる。本実施例において、エアサプライ駆動装置は原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の状態を示す温度変量と原料容器の外部環境の温度変量を随時に検出する。
温度調節装置は原料容器の気相空間中の気体状態を示す温度変量を随時に検出し、圧縮装置は温度調節装置が送信した予め温度閾値改変信号により循環調温プログラムを起動させるか或いは停止させる。循環調温プログラムは、気体供給圧縮装置の出力により不活性密閉媒体管路を介して原料容器中の一部分の不活性密閉媒体を転移させて圧縮して気体供給容器に注入し、かつ気体圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵し、不活性密閉媒体の温度を調節することを含む。温度を下げる工程においてプロセスガス冷却設備により不活性密閉媒体を冷却し、温度を上げる工程においてプロセスガス加熱設備により不活性密閉媒体を加熱する。
エアサプライ駆動装置の排気バルブコントロールモジュールは圧力変量が第三の予め設定された圧力閾値に到達することを検出する感知または検出すると気体補充プログラムを起動させる。排気バルブコントロールモジュールの起動させ、気体供給容器内の不活性密閉媒体を調温、スロットル、減圧させて原料容器の気相空間に転移させる。排気バルブコントロールモジュールは圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値に到達することを検出する感知または検出すると、排気バルブコントロールモジュールはオフとシークエンスをすることにより気体補充プログラムを暫時停止させる。気体供給圧縮装置の出力を維持することにより気体供給管路を介して原料容器中の一部分の不活性密閉媒体を放出させ、排気バルブコントロールモジュールを連続的またはパルス的に起動させることにより排気管路を介して温度調節後の不活性密閉媒体を原料容器に移転させ、原料容器中の気体不活性密閉媒体により連続的またはパルス的対流動調温を形成する。
前記温度調節ユニット以外、原料容器の外部にカバー式温度調節構造を更に取り付けることができる。温度調節構造は不透気の金属または非金属の硬性または柔軟性材料で構成され、温度調節構造の内壁と原料容器の外表面との間には大気と隔離された中央空間が形成されており、前記中央空間には前記不活性密閉媒体を循環に注入することができる。不活性密閉媒体管路は前記中央空間を介して原料容器内の気相空間と連通することにより、中央空間と原料容器内の気相空間の温度を調節し、原料容器内の原料の温度を制御することができる。それにより前記原料容器内の原料の温度が所定の範囲内に入っているようにすることができる。
1つの実施例において、プロセスガス冷却設備はプロセスガス中の凝結可能な属性および成分によりプロセスガス冷却設備を通過する気体を冷却、乾燥させ、かつ飽和浄化モジュールと協力させることにより、有効な凝結、濾過、選択、除去をするか或いは原料容器に案内することができる。
1つの実施例において、循環式不活性媒体密閉システムまたはエアサプライ駆動装置は気体浄化ユニットを更に含むことができる。気体浄化ユニットは微小圧力差浄化モジュールと飽和浄化モジュールを含み、連動、自動または手動モードにより不活性密閉媒体中の凝結可能または濾過可能な気態物質を選別する。微小圧力差浄化モジュールは供気回路に並列に設置され、一組の第一変換バルブによりその連結を変換させる。一組の第一変換バルブは直通モードと浄化モードを含む。飽和浄化モジュールはエアサプライ駆動装置中の気体注入チャッキバルブから気体供給容器までの管路に並列に設置され、一組の第二変換バルブによりその連結を変換させる。一組の第二変換バルブは直通モードと浄化モードを含む。
微小圧力差浄化モジュールは、具体的には、微小圧力差気体液体分離装置、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含む。微小圧力差気体液体分離装置の底部は浄化産物案内バルブにより液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御する。微小圧力差の条件下において気相濾過、液相選択、案内、合流および回収をすることにより、装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物と物理的不純物を選別する。
飽和浄化モジュールは、具体的には、気体供給圧縮装置の排気圧力定格に適用する圧力維持型気体液体分離装置、第一背圧バルブ、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含む。第一背圧バルブは、圧力維持型気体液体分離装置の排気管路上に配置され、圧力維持型気体液体分離装置の底部は浄化産物案内バルブにより液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御する。圧力の条件下において濾過、選択、案内、合流および回収をすることにより、装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物を選別する。
微小圧力差と浄化以外、気体浄化ユニットは、濾過方法、吸収方法、吸着方法、膜分離方法、冷却凝結方法のうち少なくとも一種の方法を採用するか或いは複数の方法を採用する気体液体分離装置を含み、微小圧力差気体液体分離装置または圧力維持型気体液体分離装置と協力することにより機能を強化させ、効率を向上させる。
1つの実施例において、循環式不活性媒体密閉システムまたはエアサプライ駆動装置は気体純化ユニットを更に含むことができる。気体純化ユニットは一組の第三変換バルブと一組の非凝結不純物気体除去装置を含み、一組の第三変換バルブは直通モードと純化モードを含む。一組の非凝結不純物気体除去装置は、気体注入チャッキバルブから気体供給容器までの管路に並列に設置され、一組の第三変換バルブにより連結を変換し、連動、自動または手動モードにより不活性密閉媒体中の凝結不可能または凝結しにくい不純物気体を除去する。不純物気体には少なくとも酸素が含まれている。
一組の非凝結不純物気体除去装置は、具体的には、一組の変圧吸着式窒素生成装置、空気圧縮装置、除去産物案内管路および一組の第四変換バルブを含み、一組の第四変換バルブは直通モードと純化モードを含む。空気圧縮装置と一組の変圧吸着式窒素生成装置の入気側管路に並列に設置され、一組の第四変換バルブにより連結を変換させる。一組の変圧吸着式窒素生成装置が生成した除去産物は除去産物案内管路により収集装置に案内されるか或いは安全に放出される。
前記各実施例において、気体供給圧縮装置に所定の気体含量センサーを更に配置することができる。前記所定の気体含量センサーは、酸素、窒素および原料の相間伝達物質のうち少なくとも一種の気体の含量センサーである。所定の気体含量センサーは、気体供給圧縮装置、一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブまたは一組の第四変換バルブに通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、原料容器の気相空間の所定気体の含量を検出し、かつ気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御するとともに、一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブまたは一組の第四変換バルブを自動に切り替える所定気体含量の予め設定されたパラメーター変化信号を送信する。
所定の気体含量センサーは、ある不純物気体(例えば凝結可能、濾過可能な気態物質または凝結不可能な気体等)の含量が高いことを検出すると、所定の気体浄化ユニットまたは気体純化ユニット中の変換バルブ組に予め設定されたパラメーター変化信号を送信することにより、前記不純物気体を含んでいる不活性密閉媒体が前記所定の気体浄化ユニットまたは気体純化ユニットの並列管路において不純物気体が除去されるようにする。
例えば、所定の気体が酸素であるとき、対応する所定の気体含量センサーは酸素含量センサーである。酸素含量センサーは気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより入気側のプロセスガスの酸素比例を検出する。それにより気体供給圧縮装置と一組の第一変換バルブは入気側のプロセスガスの酸素比例の変量によりそれ自体と関連する設備の起動作動と停機シークエンスを制御する。
他の実施例において、所定の気体がメタンであるとき、所定の気体含量センサーはメタン含量センサーである。前記メタン含量センサーは一組の第一変換バルブに通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより入気側のプロセスガスのメタン比率を検出する。それにより気体供給圧縮装置と第一注入気体変換バルブ組は入気側のプロセスガスのメタン比率の変量によりそれ自体と関連する設備の起動作動と停機シークエンスを制御する。エアサプライ駆動装置のいろいろな実施例において、前記改変装置またはセンサーのうち一種または多種を採用することができ、説明されていない他の改変装置またはセンサーを採用することもできる。
図2に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第二実施例の原理を示す図である。前記実施例と比較してみると、本実施例のエアサプライ駆動装置は気体供給循環ユニットを更に含むことができる。気体供給循環ユニットは常圧維持ユニットと共に連結を制御することにより、エアサプライ駆動装置内において循環するプロセスガスの容量を増加させ、プロセスガスを外部に出力することと内部に入力することをサポートする。具体的に、気体供給循環ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する気体貯蔵増圧装置(電気駆動増圧装置B11)、注入チャッキバルブB2、回転容器B3および気体補充バルブコントロールモジュールB4を含む。
気体貯蔵増圧装置の入気側は、気体供給容器A3に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自動、連動または手動モードで起動作動と停機シークエンスを制御してパワーを出力することにより、気体供給容器A3中のプロセスガスを移転させ、更に圧縮して回転容器B3に注入し、かつ気体供給容器A3中のプロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにする。
注入チャッキバルブB2は気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格に適用し、気体貯蔵増圧装置の排気側と回転容器B3の入気側との間の管路に取り付けられることにより回転容器B3がプロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギーを貯蓄する。回転容器B3は気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格と予め設定された貯蔵量とに適用し、圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵し、プロセスガスの貯蔵と循環をする。気体補充バルブコントロールモジュールB4の排気側は気体供給容器A3に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、回転容器B3中のプロセスガスがスロットルと減圧をした後気体供給容器A3に放出されるように制御し、かつ気体供給容器A3のプロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにする。
本実施例において、気体供給圧縮装置A1が出力したプロセスガスは、気体注入チャッキバルブA2を介して気体供給容器A3に直接流入するか或いは気体貯蔵増圧装置と注入チャッキバルブB2を介して回転容器B3に注入されることができる。前記2つの気流路線に排気変換バルブコントロールモジュールを設置することにより2つの気流路線を手動または自動に切り替えることができる。すなわち排気変換バルブコントロールモジュールが気体供給圧縮装置A1の排気端に配置されることにより、その出力端は気体注入チャッキバルブA2を介して気体供給容器A3に連結され、他の出力端は気体供給循環ユニットの入力端に連結される。したがって、前記バルブコントロールモジュールの変換により気体供給圧縮装置A1が排出するプロセスガスの流動方向を変換させることができる。他の実施例において、気体供給圧縮装置A1と気体注入チャッキバルブA2との間の管路をオフさせることにより、気体供給圧縮装置A1は気体貯蔵増圧装置と注入チャッキバルブB2のみを介して回転容器B3に回流不可能に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御することができる。
本実施例において、気体供給容器A3は、静態容器であり、容量が限定される容器としてプロセスガスを貯蔵し、原料容器Uの圧力が予め設定値より小さいときプロセスガスとしての不活性密閉媒体を原料容器Uに補充することができる。回転容器B3は、動態であり、容量が自由に増加することができる容器としてプロセスガスを貯蔵し、エアサプライ駆動装置内において循環するプロセスガスの容量を有効に増加させ、プロセスガスを外部に出力し、内部に入力することをサポートする。
本実施例において、気体供給圧縮装置と気体貯蔵増圧装置は一台ずつ設けられているが、他の実施例において、気体供給圧縮装置と気体貯蔵増圧装置を並列の状態に少なくとも2台ずつ設置することができる。この場合、起動作動と停機シークエンスを連続的に実施することにより、工程の状況に合わせ、予備装置と緊急装置として用いることができる。複数台の気体供給圧縮装置と気体貯蔵増圧装置が設けられる場合、工程の状況により一部分の装置またはすべての装置を起動させることができる。需要が少ない工程において(一部分の装置のみを起動させることにより)エネルギーの消耗を低減し、システムが省エネ状態になるようにすることができる。
電気駆動増圧装置B11は、電気駆動増圧装置B11の入気側に配置されかつこの電気駆動増圧装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結される第二圧力改変器を更に含むことができる。それにより、気体供給容器A3中のプロセスガスの圧力変量を検出し、気体貯蔵増圧装置に第二の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信し、かつ電気駆動増圧装置B11の起動作動と停機シークエンスを自動に制御することができる。
図3に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第三実施例の原理を示す図である。前記実施例と比較してみると、本実施例の気体供給循環ユニットは異なる構造を具備している。気体供給循環ユニットは、具体的に、気体貯蔵増圧装置、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する注入チャッキバルブB2、回転容器B3および気体補充バルブコントロールモジュールB4を含む。気体貯蔵増圧装置は気体駆動増圧装置B12であり、該気体駆動増圧装置B12は、駆動気体入力接続端、駆動気体出力接続端、プロセスガス入口およびプロセスガス排気口を含む。前記気体駆動増圧装置B12は、接続容器A31、駆動気体循環連結管および循環気体リリーフバルブB5を更に含み、気体供給圧縮装置A1が排出したプロセスガスを気体駆動増圧装置B12の駆動気体としてこの装置の作動を駆動する。
気体供給圧縮装置A1の排気口は気体駆動増圧装置B12の駆動気体入力接続端に一方に連結され、接続容器A31は駆動気体出力接続端とプロセスガス入口との間の管路に直列に連結され、駆動気体は接続容器を介してプロセスガス入口側に流動する。プロセスガス排気口は注入チャッキバルブB2を介して回転容器B3の気体入口に回流不可能に連結される。気体補充バルブコントロールモジュールB4の排気側は気体供給容器A3に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、回転容器B3中のプロセスガスがスロットルと減圧をした後気体供給容器A3に放出されるように制御し、かつ気体供給容器A3のプロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにする。
接続容器A31、気体駆動増圧装置B12等の設備の間の連結を容易にするため、接続容器A31の気体の供排気口に四開口部品を取り付ける。四開口部品は、気体入力接続端、気体出力接続端、循環気体出力接続端および接続容器接続端を含み、接続容器接続端は接続容器A31の入排気口に連結され、気体入力接続端と気体出力接続端はそれぞれ、気体駆動増圧装置B12の駆動気体出力接続端とプロセスガス入気接続端に連結される。
駆動気体循環連結管は接続容器A31と気体供給圧縮装置A1の入気側との間に連結される。循環気体リリーフバルブB5は、駆動気体循環連結管に直列に連結され、接続容器A31のプロセスガス圧力を制限することにより駆動気体入力接続端と駆動気体出力接続端との間の駆動気体の圧力差を確保する。第二実施例と比較してみると、本実施例において採用する気体駆動増圧装置B12は、少ない電気消耗によりプロセスガスの転移、増圧、貯蔵を実現することができ、かつ防爆レベルがより高い場所に応用することができる。
図4に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第四実施例の原理を示す図である。前記気体供給循環ユニットを含む循環式不活性媒体密閉システムの実施例と比較してみると、本実施例のエアサプライ駆動装置の回転容器B3は一組の迅速注入型鉄瓶である。一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶B312には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、気体供給循環ユニットは注入放出合流モジュールB311を更に含む。前記注入放出合流モジュールB311は、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、注入放出合流モジュールB311の気体供給入力接続端は注入チャッキバルブB2の気体出力側に連結され、排気出力接続端は気体補充バルブコントロールモジュールB4の気体入力側に連結され、鉄瓶接続端は各鉄瓶B312の注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブで連結を制御する。
一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶は更換、補充できる特徴を有しているので、循環式不活性媒体密閉システム内において循環するプロセスガスの容量を需要により自由に調節することができる。原料容器Uの温度が変化するか或いは原料の積み降ろしをすることにより気相空間の不活性密閉媒体の圧力が高すぎるとき、前記不活性密閉媒体を鉄瓶内に注入し、この鉄瓶が満タンになると他の鉄瓶に注入することができる。循環式不活性媒体密閉システム内に大量の不活性密閉媒体を注入する必要がある場合、不活性密閉媒体が満タンになっている鉄瓶により循環式不活性媒体密閉システムの需要を満たすことができる。固定タンクと比較してみると、一組の鉄瓶はコストが多くかからず、容易に普及させることができるという利点を有している。
気体供給容器A3としても一組の迅速注入型鉄瓶を採用することができる。一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、常圧維持ユニットは注入放出合流モジュールを更に含む。注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、排気出力接続端は気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、鉄瓶接続端は各鉄瓶の注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブで連結を制御する。
前記エアサプライ駆動装置の実施例において、気体供給循環ユニットは気体加熱モジュールを更に含むことができる。気体加熱モジュールは気体補充バルブコントロールモジュールの高圧管路の外部に取付けられることにより、気体補充バルブコントロールモジュールの高圧管路の凍結詰まりと減圧を防止する。
前記各循環式不活性媒体密閉システムの実施例において、各原料容器の間、原料容器とエアサプライ駆動装置との間の防火、防爆を実現するため、不活性密閉媒体管路に緩衝容器を直列に連結させ、かつ緩衝容器の内部に防火防爆材料を入れることができる。防火防爆機能は原料容器内において機能をすることができる。すなわち原料容器内に浄化防火防爆モジュールを設けることができる。前記浄化防火防爆モジュールは透気である浄化防火防爆材料で製造され、前記原料容器内の気体の入口と出口に掛けることにより、前記原料容器に注入されるか或いは放出される不活性密閉媒体に対して二方向の防火防爆抑爆をすることができる。
図5に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第五実施例の原理を示す図である。本実施例において、緩衝容器は、気体供給管路に直列に連結されかつ気体供給入力端および気体供給出力端を具備する気体供給緩衝容器C1と、排気管路に並列に連結されかつ排気入力端および排気出力端を具備する排気緩衝容器C2とを含む。原料容器Uの呼気出力接続端は気体供給管路により気体供給緩衝容器C1を介してエアサプライ駆動装置Aの気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。エアサプライ駆動装置Aの排気接続端は排気管路により排気緩衝容器C2を介して原料容器Uの吸気入力接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
複数個の原料容器として緩衝容器を共用することができる。すなわち原料容器Uは少なくとも2個であり、気体供給緩衝容器C1の気体供給入力端は少なくとも2個であり、排気緩衝容器C2の排気出力端は少なくとも2個である。各原料容器Uの呼気出力接続端は所定の気体供給管路により気体供給緩衝容器C1の所定の気体供給入力端に連結される。排気緩衝容器C2の各排気出力端は所定の排気管路により所定の原料容器Uの吸気入力接続端に連結される。
選択可能なシステムの実施例において、原料容器Uの呼気出力接続端と気体供給緩衝容器C1との間の気体供給管路に呼気背圧バルブを直列に連結させることができる。前記呼気背圧バルブは原料容器U内の気相空間の不活性密閉媒体の放出圧力を向上させることにより気体供給圧縮装置A1の起動の頻度を低減することができる。原料容器Uと気体供給緩衝容器C1との間の気体供給管路に供気浄化モジュールを更に取り付けることができる。前記供気浄化モジュールはワンウェイ緩衝容器C1に注入された不活性密閉媒体に対して処理前の浄化処理をする。
上述した原料容器は1つの容器であるか或いは容器組であることができる。他の実施例において、原料の入力出力の方向により原料容器を複数個の容器に分けることができる。複数個の原料容器は、固定式原料容器だけでなく、移動式原料容器として使用する場合(例えば移動式タンク車が固定式原料タンクの間で原料を輸送すること等)も含む。作業の時間を節約するため、本発明は加速モジュールを設けることにより不活性密閉媒体が所定の不活性密閉媒体管路内で流動する速度を向上させ、かつ液相原料の積み降ろしの速度を向上させることができる。すなわち原料容器は固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含み、気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、排気管路には排気加速モジュールが直列に連結されることができる。気体供給加速モジュールと排気加速モジュールはいずれも送風機を更に含むことにより不活性密閉媒体が所定の不活性密閉媒体管路内で流動する速度を向上させ、かつ液相原料の積み降ろしの速度を向上させることができる。
固定式原料容器は、移動式原料入力側容器または移動式原料出力側容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を輸送することができる。移動式原料入力側容器の気相空間は、気体供給管路、気体供給緩衝容器および気体供給加速モジュールによりエアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。移動式原料出力側容器の気相空間は、排気管路、排気緩衝容器および排気加速モジュールによりエアサプライ駆動装置の排気接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。気体供給加速モジュールと排気加速モジュールは、送風機だけでなく、気相伝達接続端と接続短管等の組立部品を更に含むことができる。気相伝達接続端と液相原料積み降ろし管路を一緒に製造することができる。
図6に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第六実施例の原理を示す図である。第五実施例と比較してみると、本実施例において二方向形式の緩衝容器C3を採用する。本実施例の原料容器Uは通気接続端を具備し、不活性密閉媒体管路は、気体供給管路、排気管路および通気管路を含み、緩衝容器C3は、気体供給出力端、排気入力端および通気端を具備する。原料容器Uの通気接続端は通気管路により緩衝容器Cの通気端に二方向に連結される。緩衝容器Cの気体供給出力端は気体供給管路によりエアサプライ駆動装置Aの気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。エアサプライ駆動装置Aの排気接続端は排気管路により緩衝容器C3の排気入力端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
複数個の原料容器として緩衝容器を共用することができる。すなわち原料容器Uは少なくとも2個であり、緩衝容器C3の通気端は少なくとも2個である。各原料容器Uの通気接続端は各通気管路により緩衝容器C3の所定の通気端に二方向にそれぞれ連結されることができる。
特定、複雑の原料の輸送をする場合(例えば複数個の原料容器は、生産容器だけでなく、原料側容器と製品側容器を含む場合)がある。図7に示すとおり、この図面は本発明の循環式不活性媒体密閉システムの第七実施例の原理を示す図である。本実施例において、原料容器は、移動式原料入力側容器V2と移動式原料出力側容器V1以外、生産装置容器K、原料側容器U1および製品側容器U2を更に含む。化学製品の生産例において、原料側容器U1は生産装置容器Kに加工待ち化学原料を供給し、製品側容器U2は化学生産装置容器Kが加工した化学製品を収集する。原料側容器U1、生産装置容器Kおよび製品側容器U2は液相伝達可能に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
原料側容器U1と製品側容器U2の通気接続端は各通気管路によりブリッジ接続緩衝容器C4の各通気端に気相伝達可能に連結され、不活性密閉媒体は原料液面の上下移動の作用により流動する。移動式原料出力側容器V1は原料側容器U1に一方に液相伝達可能に連結されかつバルブによりその連結を制御し、製品側容器U2は移動式原料入力側容器V2に一方に液相伝達可能に連結されかつバルブによりその連結を制御する。エアサプライ駆動装置A、排気加速モジュールH1、排気緩衝容器C2は移動式原料出力側容器V1に気相伝達可能に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、移動式原料入力側容器V2、気体供給緩衝容器C1、気体供給加速モジュールH2はエアサプライ駆動装置Aに気相伝達可能に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御する。
連続の生産の過程において、原料側容器U1が生産装置容器Kに原料を輸送する過程は通常、生産装置容器Kが製品側容器U2に製品を輸送する過程と同時に実施される。この場合ブリッジ接続形式の緩衝容器を採用することができる。すなわち緩衝容器はブリッジ接続緩衝容器C4であり、前記不活性密閉媒体は液相原料の輸送の作用により無動力または少エネによってバランスをとり、流動をさせることができる。
図7に示される化学生産の場合、原料の積み降ろし作業をする過程において、気体液体比により発生する圧力の増加量は前記エアサプライ駆動装置に暫時貯蔵され、原料の積み降ろし作業が終わりかつ沈静貯蔵段階に回復すると、前記エアサプライ駆動装置は一部分の不活性密閉媒体を原料側容器U1と製品側容器U2に放出する。
従来の生産装置と容器システムには気体安全放出装置を設ける必要がある。生産装置の容器において発生する安全放出気体により環境汚染および安全リスクが発生することを有効に防止するため、前記気体を浄化待ち不活性密閉媒体として緩衝、防火をし、かつ循環式不活性媒体密閉システムに導入することにより減圧、降温、収納、処理および利用をする。図7において、生産装置容器Kは安全放出気体管路を更に含み、ブリッジ接続緩衝容器C4は生産装置安全放出気体入力接続端を更に含むことができる。生産装置容器Kの安全放出気体管路は前記ブリッジ接続緩衝容器C4の生産装置安全放出気体入力接続端に回流不可能に(一方に)連結され、前記生産装置容器Kの安全放出気体は、前記ブリッジ接続緩衝容器C4の防火、防爆および緩衝を介して前記原料側容器U1と前記製品側容器U2に収納され、かつ前記エアサプライ駆動装置Aにおいて浄化、純化および利用をする。
生産装置容器の元の不活性密閉媒体貯蔵装置を充分に利用するため、気体供給緩衝容器C1は外部気体入力接続端を更に含み、排気緩衝容器C2は内部気体出力接続端を更に含むことができる。生産装置容器Kの不活性密閉媒体貯蔵装置は気体供給緩衝容器C1の外部気体入力接続端と排気緩衝容器C2の内部気体出力接続端により循環式不活性媒体密閉システムにそれぞれ連結されかつバルブによりその連結を制御する。それにより循環式不活性媒体密閉システムに製造される不活性密閉媒体を入力するか或いは純化浄化後の不活性密閉媒体を出力することができる。
前記各循環式不活性媒体密閉システムの実施例において、前記飽和浄化モジュール、微小圧力差浄化モジュール、気体冷却モジュール、気体純化ユニットまたは気体供給循環ユニットを含むこともできる。それらの具体的な構造、機能はいずれも、前記実施例を参照することができるので、ここでは再び説明しない。
循環式不活性媒体密閉システムの各実施例において、オンライン監視測定ユニットとオンライン早期警戒ユニットを更に含むことができる。オンライン監視測定ユニットはオンラインにおいて前記循環式不活性媒体密閉システムの前記不活性密閉媒体を示す技術パラメーターを受信し、前記オンライン早期警戒ユニットは、前記オンライン監視測定ユニットに通信可能に連結され、前記不活性密閉媒体の気体状態が技術パラメーターの予め設定値に到達するとき早期警戒を触発するとともに早期警戒信号を遠隔的に送信する。
前記循環式不活性媒体密閉システムの実施例により本発明はQHSE貯蔵輸送方法の実施例を更に提供する。本実施例において、気体供給圧縮装置には第一圧力改変器が取り付けられ、前記第一圧力改変器は、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の管路に取付けられ、気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の不活性密閉媒体の圧力変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信する。
前記QHSE貯蔵輸送方法は以下の自動駆動通気ステップを含む。
前記第一圧力改変器は前記原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の状態を示す圧力変量を随時に検出する。
前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値まで到達するとき、前記エアサプライ駆動装置は気体回収プログラムを起動させる。この場合、前記気体供給圧縮装置は運転を起動させることにより前記気相空間内の一部分の不活性密閉媒体を移転させて圧縮して気体供給容器に貯蔵する。前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値より大きくない第二の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、前記気体供給圧縮装置は停機シークエンスをすることにより前記気体回収プログラムを停止させる。
前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させる。前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の不活性密閉媒体がスロットルと減圧をした後、前記原料容器の気相空間に移転されるようにする。圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記排気バルブコントロールモジュールをオフさせることにより前記供気プログラムを停止させる。
他の循環式不活性媒体密閉システムの実施例において、前記エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含むことができる。具体的に、前記温度調節ユニットは、前記気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備または前記排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備および前記気体供給管路または排気管路上に取り付けられる温度調節装置を含む。前記温度調節装置は前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記原料容器の気相空間の温度変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信する。
前記QHSE貯蔵輸送方法は自動調温ステップを更に含む。
前記温度調節装置は前記原料容器の気相空間中の気体状態を示す温度変量を随時に検出する。
前記温度変量が第一の予め設定された温度閾値に到達するとき、前記エアサプライ駆動装置は前記気体回収プログラムを起動させる。前記気体供給圧縮装置の出力により前記不活性密閉媒体管路を介して前記原料容器中の一部分の調温待ち不活性密閉媒体を転移させて圧縮しかつ前記気体供給容器に注入し、気体圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵する。
前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させる。前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の前記不活性密閉媒体がスロットル、減圧および調温をした後、それを前記原料容器の気相空間に放出する。
前記圧力変量が所定の温度に対応する第二の予め設定された圧力閾値に到達するとき、前記気体供給圧縮装置が停機シークエンスをすることにより気体回収プログラムを停止させる。前記排気バルブコントロールモジュールは、前記第二の予め設定された圧力閾値を検出するときオフ状態になり、前記気体回収プログラムを停止させることにより前記自動調温ステップを停止させる。
他の不活性密閉循環システムの実施例において、この循環式不活性媒体密閉システムは気体浄化ユニットと気体純化ユニットを更に含むことができる。気体浄化ユニットは微小圧力差浄化モジュールまたは飽和浄化モジュールを含み、連動、自動または手動モードにより前記不活性密閉媒体中の凝結可能または濾過可能な気態物質を選別する。前記微小圧力差浄化モジュールは前記供気回路に並列に配置され、一組の第一変換バルブにより連結を変換する。前記一組の第一変換バルブは直通モードと浄化モードを含む。前記飽和浄化モジュールは前記エアサプライ駆動装置中の前記気体注入チャッキバルブから前記気体供給容器までの管路に並列に設置され、前記一組の第二変換バルブによりその連結を変換する。前記一組の第二変換バルブは直通モードと浄化モードを含む。
気体純化ユニットは一組の非凝結不純物気体除去装置と一組の第三変換バルブを含み、前記一組の非凝結不純物気体除去装置は前記気体注入チャッキバルブから気体供給容器までの管路に並列に設置され、一組の第三変換バルブによりその連結を変換し、連動、自動または手動モードによりプロセスガス中の不凝結不純物気体に対して分流と案内をする。前記一組の非凝結不純物気体除去装置は、具体的に、一組の変圧吸着式窒素生成装置、空気圧縮装置および一組の第四変換バルブを含み、前記空気圧縮装置と前記一組の変圧吸着式窒素生成装置の入気側の管路に並列に設置され、前記一組の第四変換バルブによりその連結を変換する。
気体供給圧縮装置には所定の気体含量センサーが更に配置され、前記所定の気体含量センサーは、酸素、窒素および原料の相間伝達物質のうち少なくとも一種の所定の気体含量センサーであるか或いは多種の気体のセンサーであることができる。前記所定の気体含量センサーは、前記気体供給圧縮装置、前記第一、第二、第三と一組の第四変換バルブに通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結される。QHSE貯蔵輸送方法は下記の強制浄化ステップを更に含む。
前記所定の気体含量センサーは前記気相空間中の所定気体の含量変量を随時に検出する。
前記含量変量が予め設定された浄化起動閾値に到達すると、前記エアサプライ駆動装置は浄化気体回収プログラムを起動させる。前記一組の第一変換バルブと一組の第二変換バルブはそれぞれ前記浄化モードに変換され、前記気体供給圧縮装置は作動を起動させる。それにより前記気相空間中の浄化待ち不活性密閉媒体は前記微小圧力差浄化モジュールと前記飽和浄化モジュールを通過することにより浄化され、その後前記気体供給容器に貯蔵される。
前記排気バルブコントロールモジュールは前記第三の予め設定された圧力閾値を検出すると、浄化供気プログラムを起動させる。前記排気バルブコントロールモジュールが起動されると、前記エアサプライ駆動装置中において浄化された不活性密閉媒体はスロットルと減圧をした後、前記原料容器の気相空間に放出される。
前記気体含量センサーが予め設定された浄化停機閾値を検出すると、前記気体供給圧縮装置は停機シークエンスをし、前記排気バルブコントロールモジュールが前記第二の予め設定された圧力閾値を検出してオフ状態になるとき、前記強制浄化ステップは終わる。
前記システムの実施例において、QHSE貯蔵輸送方法は下記の強制純化ステップを含む。
前記所定の気体含量センサーが予め設定された純化起動値を検出すると、前記エアサプライ駆動装置は気体回収プログラムを起動させる。前記一組の第三変換バルブは直通モードから純化モードに変換され、前記一組の第四変換バルブは純化モードに変換され、前記気体供給圧縮装置は作動をする。それにより前記原料容器の気相空間中の浄化待ち不活性密閉媒体は前記気体純化ユニットを通過することにより浄化され、その後前記気体供給容器に貯蔵される。
前記排気バルブコントロールモジュールは前記第三の予め設定された圧力閾値を検出すると、純化供気プログラムを起動させる。前記排気バルブコントロールモジュールが起動されると、前記エアサプライ駆動装置中において浄化された不活性密閉媒体はスロットルと減圧をした後、前記原料容器の気相空間に放出される。
前記原料容器の気相空間は浄化待ち不活性密閉媒体を出力するとともに純化される不活性密閉媒体を入力することにより強制循環を形成する過程において、前記気体含量センサーが予め設定された停機閾値を検出するとき、前記気体供給圧縮装置は停機シークエンスをし、前記排気バルブコントロールモジュールが前記第二の予め設定された圧力閾値を検出してオフ状態になるとき、前記供気プログラムは停止し、前記強制浄化ステップは終わる。
いろいろな状況によりQHSE貯蔵輸送方法は酸素除去気体注入ステップを更に含むことができる。
前記一組の第三変換バルブを純化モードに変換し、前記一組の第四変換バルブを窒素生成モードに変換し、前記一組の変圧吸着式窒素生成装置と空気圧縮装置組の作動を起動させ、製造される気体を前記不活性密閉媒体にし、それを前記気体供給容器に注入する。
前記空気圧縮装置組が停機シークエンスをするようにし、前記一組の第四変換バルブを純化モードに変換する。
前記強化純化ステップを起動させ、ステップが終わるときまでその起動状態を維持する。
前記一組の第三変換バルブを直通モードに変換し、酸素除去注入ステップを終える。
他の不活性密閉循環システムの実施例において、エアサプライ駆動装置は気体供給循環ユニットを更に含むことにより、プロセスガスの容量を増加させ、プロセスガスを外部に出力するか或いは内部に入力することができる。気体供給循環ユニットに関する前記詳細な説明を参照すると、気体供給循環ユニットは、具体的には、順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する気体貯蔵増圧装置、注入チャッキバルブ、回転容器および気体補充バルブコントロールモジュールを含む。前記回転容器は一組の迅速注入型鉄瓶であり、前記一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられている。前記気体供給循環ユニットは注入放出合流モジュールを更に含み、前記注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含む。前記注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は前記注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、前記排気出力接続端は前記気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、前記鉄瓶接続端は各鉄瓶の前記注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブでその連結を制御する。したがって、QHSE貯蔵輸送方法は気体循環ステップを更に含む。前記不活性密閉媒体が注入されている移動式鉄瓶を空きの鉄分に取り替え、満タンになっていない前記移動式鉄瓶を前記不活性密閉媒体が満タンになっている前記移動式鉄瓶に取り替えることができる。
以上、不活性密閉媒体のいろいろな状態のパラメーターの監視測定方法と処理方法について説明してきた。前記システムの実施例において、エアサプライ駆動装置は、圧力改変器、温度改変器および所定の気体含量センサーを更に含むことにより、前記気相空間の不活性密閉媒体の圧力、温度、所定気体含量を随時に検出測定することができる。エアサプライ駆動装置は、監視測定早期警戒ユニットを更に含むことにより、内部の作動を監視制御するとともに外部に早期警戒信号を送信することができる。したがって、QHSE貯蔵輸送方法は早期警戒信号を送信する下記のステップを更に含むことができる。前記圧力改変器、前記温度改変器と前記所定の気体含量センサーが予め設定された早期警戒パラメーター値を検出すると、前記監視測定早期警戒ユニットは外部に早期警戒信号を送信する。
固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含む原料容器のシステムの実施例において、前記気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、前記排気管路には排気加速モジュールが直列に連結されている。前記QHSE貯蔵輸送方法は下記の原料収集加速ステップと原料供給加速ステップを更に含む。
移動式原料出力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システムの前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を収集し、そのとき前記移動式原料出力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの排気管路に連結される。
前記固定式原料容器が前記移動式原料出力側容器中の原料を受け取る過程において、前記固定式原料容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送され、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は、排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記移動式原料出力側容器に輸送され、このステップは気体液体交換式原料収集作業が終わるまで実施される。それにより原料収集加速ステップが終わる。
前記移動式原料入力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システム中の前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を供給し、そのとき前記移動式原料入力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの気体供給管路に連結される。
前記固定式原料容器が前記移動式原料入力側容器に原料を送入する過程において、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は、排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記固定式原料容器に輸送される。前記移動式原料入力側容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体と空気は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および前記気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送され、このステップは気体液体交換式原料供給作業が終わるまで実施される。それにより原料供給加速ステップが終わる。
図7に示される不活性密閉循環システムの実施例において、QHSE貯蔵輸送方法は製造装置の安全放出気体を収納させるステップを更に含むことができる。前記製造装置の容器により形成された安全放出気体がブリッジ接続緩衝容器により前記原料側容器と前記製品側容器の気相空間に案内されるとき、前記エアサプライ駆動装置は強制浄化ステップと強制純化ステップを起動させる。浄化と強制されかつ前記製造装置の安全放出気体中の不活性密閉媒体は前記循環式不活性媒体密閉システム中に停まっているので、再び使用するか或いは外部に取り出し、液相浄化産物を収集して回収し、気相が除去された産物を収集して回収することができる。
本発明の循環式不活性媒体密閉システムの実施例を軍事の分野に応用させるとき、QHSE貯蔵輸送方法は大気中の空気に対してサンプリング(sampling)をする下記ステップを更に含むことができる。前記原料容器はドンネル倉庫中に設けられ、前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させることにより、大気中の空気をサンプリングする機能が失効になるようにする。
QHSE貯蔵輸送方法は次の防御能力を生成する下記ステップを更に含むことができる。
前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させ、かつ前記原料容器の気相空間の内部または外部の気体状態の変量を随時に検出する。
高性能爆薬の徹甲攻撃武器は前記原料容器の上部または壁部に貫通孔を形成し、攻撃武器は原料容器内において爆発するとき、爆発エネルギーが前記気体供給管路に沿って放出させることにより原料中の化学と物理的爆発の発生を抑制する。
前記爆発エネルギーにより前記エアサプライ駆動装置が強制冷却プラグラムを起動させることが触発される。
前記気体供給圧縮装置の出力と前記気体供給管路により前記原料容器中の一部分の不活性密閉媒体を前記気体供給容器に移転させて圧縮、貯蔵し、かつ前記不活性密閉媒体を冷却する。
前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、冷却、スロットルおよび減圧が実施された前記気体供給容器内の前記不活性密閉媒体を前記原料容器の気相空間に放出する。
前記エアサプライ駆動装置の作用により、前記原料容器内において不活性密閉媒体に対して連続的またはパルス的強制対流循環、冷却を実施することにより不活性密閉媒体を連続的に浄化させ、原料蒸気の濃度を低減する。
前記気源純化装置は空気を原料として窒素を連続的に生成し、前記不活性密閉媒体管路を介してその窒素を前記原料容器内に注入し、かつ前記不活性密閉媒体は貫通孔から排出されるとき、空気が原料容器に流入することを防止する。
説明したいことは、以上、本発明の実施例により本発明の技術的事項を詳述してきたが、前記実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。すなわち、本発明の好適な実施例により本発明を詳細に説明してきたが、この技術分野の技術者は本発明の要旨を逸脱しない範囲内において具体的な実施形態または工程を変更するか或いは一部分の技術的特徴の代わりに同効の技術的特徴を用いることができ、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることは勿論である。

Claims (34)

  1. エアサプライ駆動装置であって、エアサプライ駆動装置はプロセスガスを貯蔵して供給する常圧維持ユニットを含み、前記常圧維持ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する気体供給圧縮装置、気体注入チャッキバルブ、気体供給容器および排気バルブコントロールモジュールを含み、
    気体供給圧縮装置は、自動、連動または手動モードで起動運転と停機シークエンスを制御することによりパワーを出力し、気体供給側の前記プロセスガスを気体供給容器に注入して圧縮させ、かつ気体供給側の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することにより、その圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにし、
    気体注入チャッキバルブは、前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格に適用し、前記気体供給圧縮装置の排気側と前記気体供給容器の入気側との間の管路に取り付けられることにより前記気体供給容器が前記プロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギー(potential energy)を貯蓄するようにし、
    気体供給容器は前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格と予め設定されたエネルギー貯蓄量とに適用し、かつプロセスガスを貯蔵するとともに提供し、
    排気バルブコントロールモジュールは、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより前記気体供給容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記排気バルブコントロールモジュールの排気側に放出されるように制御し、かつ前記排気バルブコントロールモジュールの排気側の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにし、
    気体供給循環ユニットを更に含み、前記気体供給循環ユニットはプロセスガスの容量を増加させ、かつ前記プロセスガスを外部に出力するか或いは内部に入力し、前記気体供給循環ユニットは、順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御する気体貯蔵増圧装置、注入チャッキバルブ、回転容器および気体補充バルブコントロールモジュールを含み、
    気体貯蔵増圧装置の入気側は、前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自動、連動または手動モードで起動作動と停機シークエンスを制御してパワーを出力することにより、前記気体供給容器中の前記プロセスガスを移転させた後、それを更に圧縮して前記回転容器に注入し、かつ前記気体供給容器中の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより大きくならないようにし、
    注入チャッキバルブは前記気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格に適用し、前記気体貯蔵増圧装置の排気側と前記回転容器の入気側との間の管路に取り付けられることにより前記回転容器が前記プロセスガスを貯蔵するとともに圧力ポテンシャルエネルギーを貯蓄するようにし、
    回転容器は前記気体貯蔵増圧装置の排気圧力定格と予め設定された貯蔵量とに適用し、圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵し、プロセスガスを貯蔵するとともに循環させ、
    気体補充バルブコントロールモジュールの排気側は、前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、前記回転容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記気体供給容器に放出されるように制御し、かつ前記気体供給容器内の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにすることを特徴とするエアサプライ駆動装置。
  2. 前記気体供給圧縮装置には第一圧力改変器が配置され、前記第一圧力改変器は、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の管路に配置され、前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接に連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより前記気体供給圧縮装置の気体供給側のプロセスガスの圧力変化を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する第一の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信することを特徴とする請求項1に記載のエアサプライ駆動装置。
  3. 前記気体貯蔵増圧装置は電気駆動増圧装置であり、前記電気駆動増圧装置は、当該電気駆動増圧装置の入気側に配置されかつこの電気駆動増圧装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結される第二圧力改変器を更に含むことにより、前記気体供給容器内の前記プロセスガスの圧力変量を検出し、前記気体貯蔵増圧装置に第二の予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信し、かつ前記気体貯蔵増圧装置の起動作動と停機シークエンスを自動に制御することを特徴とする請求項1に記載のエアサプライ駆動装置。
  4. 気体供給循環ユニットを更に含むことによりプロセスガスの容量を増加させ、かつ前記プロセスガスを外部に出力するか或いは内部に入力し、前記気体供給循環ユニットは、具体的に、気体貯蔵増圧装置、順に連結されかつワンウェイバルブにより連結を制御する注入チャッキバルブ、回転容器および気体補充バルブコントロールモジュールを含み、前記気体貯蔵増圧装置は気体駆動増圧装置であり、当該気体駆動増圧装置は、駆動気体入力接続端、駆動気体出力接続端、プロセスガス入口およびプロセスガス排気口を含み、前記気体駆動増圧装置は、接続容器、駆動気体循環連結管および循環気体リリーフバルブを更に含み、前記気体供給圧縮装置が排出したプロセスガスを前記気体駆動増圧装置の駆動気体としてこの装置が作動するように駆動し、
    前記気体供給圧縮装置の排気口は前記気体駆動増圧装置の駆動気体入力接続端に一方に連結され、前記接続容器は前記駆動気体出力接続端と前記プロセスガス入口との間の管路に直列に連結され、前記駆動気体は前記接続容器を介して前記プロセスガス入口側に流動し、前記プロセスガス排気口は前記注入チャッキバルブを介して前記回転容器の気体入口に回流不可能に連結され、
    気体補充バルブコントロールモジュールの排気側は前記気体供給容器に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、自力、自動、連動または手動モードで開閉を制御することにより、前記回転容器中の前記プロセスガスがスロットルと減圧をした後前記気体供給容器に放出されるように制御し、かつ前記気体供給容器中の前記プロセスガスの状態をフィードバックして制御することによりその圧力が予め設定された圧力パラメーターより小さくならないようにし、
    前記駆動気体循環連結管は前記接続容器と前記気体供給圧縮装置の入気側との間に連結され、前記循環気体リリーフバルブは、前記駆動気体循環連結管に直列に連結され、前記接続容器のプロセスガス圧力を制限することにより前記駆動気体入力接続端と前記駆動気体出力接続端との間の駆動気体の圧力差を確保することを特徴とする請求項1に記載のエアサプライ駆動装置。
  5. 前記回転容器は一組の迅速注入型鉄瓶であり、前記一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、前記気体供給循環ユニットは注入放出合流モジュールを更に含み、前記注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、前記注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は前記注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、前記排気出力接続端は前記気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、前記鉄瓶接続端は各鉄瓶の前記注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブで連結を制御することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれかの一項に記載のエアサプライ駆動装置。
  6. 前記回転容器は一組の迅速注入型鉄瓶であり、前記一組の迅速注入型鉄瓶の各鉄瓶には注入放出モジュールがそれぞれ取り付けられ、前記常圧維持ユニットは注入放出合流モジュールを更に含み、前記注入放出合流モジュールは、気体供給入力接続端、排気出力接続端および鉄瓶接続端を含み、前記注入放出合流モジュールの気体供給入力接続端は前記注入チャッキバルブの気体出力側に連結され、前記排気出力接続端は前記気体補充バルブコントロールモジュールの気体入力側に連結され、前記鉄瓶接続端は各鉄瓶の注入放出モジュールにそれぞれ連結されかつ二方向バルブで連結を制御することを特徴とする請求項1に記載のエアサプライ駆動装置。
  7. 前記気体補充バルブコントロールモジュールは気体加熱設備を更に含むことにより前記気体補充バルブコントロールモジュールの凍結詰まりと減圧を防止することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれかの一項に記載のエアサプライ駆動装置。
  8. 前記気体供給圧縮装置と前記気体貯蔵増圧装置はそれぞれ、並列に連結される少なくとも2台を含み、起動作動と停機シークエンスを連続に実施することにより工程の状況に合わせ、予備装置と緊急装置として用いることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれかの一項に記載のエアサプライ駆動装置。
  9. 請求項1〜請求項8のうちいずれかの一項に記載のエアサプライ駆動装置に基づいた循環式不活性媒体密閉システムであって、この循環式不活性媒体密閉システムは、前記エアサプライ駆動装置、不活性密閉媒体管路および原料容器を含み、前記プロセスガスは不活性密閉媒体であり、前記不活性密閉媒体として窒息式消火方法において常用する気体型消火媒体を採用し、前記エアサプライ駆動装置は気体供給接続端と排気接続端を含み、前記気体供給接続端は前記気体供給圧縮装置の気体入口であり、前記排気接続端は前記排気バルブコントロールモジュールの気体出口であり、前記不活性密閉媒体管路は気体供給管路と排気管路を含み、前記原料容器の頂部には呼気出力接続端と吸気入力接続端が形成され、前記原料容器の呼気出力接続端は前記気体供給管路により前記エアサプライ駆動装置の前記気体供給接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記原料容器の前記吸気入力接続端と順に連結されかつワンウェイバルブによりその連結を制御することにより、前記原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の気体の状態をフィードバックして制御することを特徴とする循環式不活性媒体密閉システム。
  10. 前記エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含み、自動、連動または手動モードにより前記原料容器の気相空間の温度をフィードバックして制御することを特徴とする請求項9に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  11. 前記温度調節ユニットは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備と前記排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備と、前記気体供給管路と前記排気管路上に取り付けられる温度調節装置とを含み、前記温度調節装置は前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記原料容器の気相空間の温度変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信することを特徴とする請求項10に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  12. 前記原料容器の外部にはカバー式温度調節構造が更に取り付けられ、前記温度調節構造は不透気の金属または非金属の硬性または柔軟性材料で構成され、前記温度調節構造の内壁と前記原料容器の外表面との間には大気と隔離された中央空間が形成され、前記不活性密閉媒体管路は前記中央空間を介して前記原料容器内の気相空間と連通することにより、前記中央空間と前記原料容器内の気相空間の温度を調節し、前記原料容器内の原料の温度を制御することを特徴とする請求項10に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  13. 前記循環式不活性媒体密閉システムは気体浄化ユニットを更に含み、前記気体浄化ユニットは微小圧力差浄化モジュールと飽和浄化モジュールを含み、連動、自動または手動モードにより前記不活性密閉媒体中の凝結可能または濾過可能な気態物質を制御し、前記微小圧力差浄化モジュールは前記気体供給管路に並列に設置されかつ一組の第一変換バルブによりその連結を切り替え、前記一組の第一変換バルブは直通モードと浄化モードを含み、前記飽和浄化モジュールは前記エアサプライ駆動装置中の前記気体注入チャッキバルブから前記気体供給容器までの管路に並列に設置されかつ一組の第二変換バルブによりその連結を切り替え、前記一組の第二変換バルブは直通モードと浄化モードを含むことを特徴とする請求項9に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  14. 前記微小圧力差浄化モジュールは、具体的に、微小圧力差気体液体分離装置、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含み、前記微小圧力差気体液体分離装置の底部は前記浄化産物案内バルブにより前記液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御し、微小圧力差の条件下において気相濾過、液相選択、案内、合流および回収をすることにより装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物と物理不純物を選別し、前記飽和浄化モジュールは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気圧力定格に適用する圧力維持型気体液体分離装置、第一背圧バルブ、浄化産物案内バルブおよび液相産物収集容器を含み、前記第一背圧バルブは、圧力維持型気体液体分離装置の排気管路上に配置され、前記圧力維持型気体液体分離装置の底部は前記浄化産物案内バルブにより前記液相産物収集容器に一方に連結されかつ液相バルブによりその連結を制御し、圧力の条件下において濾過、選択、案内、合流および回収をすることによりその装置を通過する不活性密閉媒体中の液相浄化産物を選別することを特徴とする請求項13に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  15. 前記気体浄化ユニットは、濾過方法、吸収方法、吸着方法、膜分離方法、冷却凝結方法のうち少なくとも一種の方法を採用するか或いは複数の方法を採用する気体液体分離装置を含み、前記微小圧力差気体液体分離装置または前記圧力維持型気体液体分離装置と協力することにより機能を強化させ、効率を向上させることを特徴とする請求項14に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  16. 前記循環式不活性媒体密閉システムは気体純化ユニットを更に含み、前記気体純化ユニットは一組の第三変換バルブと一組の非凝結不純物気体除去装置を含み、前記一組の第三変換バルブは直通モードと純化モードを含み、前記一組の非凝結不純物気体除去装置は、前記気体注入チャッキバルブから気体供給容器までの管路に並列に設置され、前記一組の第三変換バルブにより連結を変換し、連動、自動と手動モードにより前記不活性密閉媒体中の凝結不可能または凝結しにくい不純物気体を除去し、前記不純物気体には少なくとも酸素が含まれていることを特徴とする請求項13〜請求項15の何れか一つに記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  17. 前記一組の非凝結不純物気体除去装置は、具体的には、一組の変圧吸着式窒素生成装置、空気圧縮装置、除去産物案内管路および一組の第四変換バルブを含み、前記一組の第四変換バルブは直通モードと純化モードを含み、前記空気圧縮装置と前記一組の変圧吸着式窒素生成装置の入気側管路に並列に設置され、前記一組の第四変換バルブにより連結を変換し、前記一組の変圧吸着式窒素生成装置が生成した除去産物は前記除去産物案内管路により収集装置に案内されるか或いは安全に放出されることを特徴とする請求項16に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  18. 前記気体供給圧縮装置には所定の気体含量センサーが更に配置され、前記所定の気体含量センサーは、酸素、窒素および原料の相間伝達物質のうち少なくとも一種の気体の含量センサーであり、前記所定の気体含量センサーは、前記気体供給圧縮装置、前記一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブと一組の第四変換バルブに通信可能に連結されることにより、前記原料容器の気相空間の所定気体の含量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御するとともに、前記一組の第一変換バルブ、一組の第二変換バルブ、一組の第三変換バルブと一組の第四変換バルブを自動に変換する所定気体含量の予め設定されたパラメーター変化信号を送信することを特徴とする請求項17に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  19. 前記不活性密閉媒体管路には緩衝容器が直列に連結され、前記緩衝容器の内部には防火防爆材料が入っていることにより、前記原料容器の間および前記原料容器と前記エアサプライ駆動装置との間において防火防爆をすることを特徴とする請求項9に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  20. 前記緩衝容器は、前記気体供給管路に直列に連結されかつ気体供給入力端および気体供給出力端を具備する気体供給緩衝容器と、前記排気管路に並列に連結されかつ排気入力端および排気出力端を具備する排気緩衝容器とを含み、前記原料容器の呼気出力接続端は前記気体供給管路により前記気体供給緩衝容器を介して前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記排気緩衝容器を介して前記原料容器の吸気入力接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御することを特徴とする請求項19に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  21. 前記原料容器は少なくとも2個であり、前記気体供給緩衝容器の気体供給入力端は少なくとも2個であり、前記排気緩衝容器の排気出力端は少なくとも2個であり、各原料容器の呼気出力接続端は所定の気体供給管路により前記気体供給緩衝容器の所定の気体供給入力端に連結され、前記排気緩衝容器の各排気出力端は所定の排気管路により所定の原料容器の吸気入力接続端に連結されることを特徴とする請求項20に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  22. 前記原料容器は、固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含み、前記気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、前記排気管路には排気加速モジュールが直列に連結され、前記気体供給加速モジュールと前記排気加速モジュールはいずれも送風機を更に含むことにより前記不活性密閉媒体が所定の不活性密閉媒体管路内で流動する速度を向上させ、かつ液相原料の積み降ろしの速度を向上させ、前記固定式原料容器は前記移動式原料入力側容器と前記移動式原料出力側容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を輸送し、前記移動式原料入力側容器の気相空間は、前記気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および前記気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記移動式原料出力側容器の気相空間は、前記排気管路、前記排気緩衝容器および前記排気加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置の排気接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御することを特徴とする請求項20または請求項21に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  23. 前記原料容器は通気接続端を具備し、前記不活性密閉媒体管路は、気体供給管路、排気管路および通気管路を含み、前記緩衝容器は、気体供給出力端、排気入力端および通気端を具備し、前記原料容器の通気接続端は前記通気管路により前記緩衝容器の通気端に二方向に連結され、前記緩衝容器の気体供給出力端は気体供給管路により前記エアサプライ駆動装置の気体供給接続端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記エアサプライ駆動装置の排気接続端は前記排気管路により前記緩衝容器の排気入力端に一方に連結されかつバルブによりその連結を制御することを特徴とする請求項19に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  24. 前記原料容器は少なくとも2個であり、前記緩衝容器の通気端は少なくとも2個であり、各原料容器の通気接続端は各通気管路により前記緩衝容器の所定の通気端に二方向にそれぞれ連結されることを特徴とする請求項23に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  25. 前記緩衝容器はブリッジ接続緩衝容器であり、前記原料容器は、生産装置容器、原料側容器および製品側容器を更に含み、前記原料側容器、前記生産装置容器および前記製品側容器は一方に液相伝達可能に連結されかつバルブによりその連結を制御し、前記原料側容器と前記製品側容器の通気接続端は各通気管路により前記ブリッジ接続緩衝容器の各通気端に気相伝達可能に連結され、前記不活性密閉媒体は原料液面の上下移動の作用により流動することを特徴とする請求項24に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  26. 前記生産装置容器は安全放出気体管路を更に含み、前記ブリッジ接続緩衝容器は生産装置安全放出気体入力接続端を更に含み、前記生産装置容器の安全放出気体管路は前記ブリッジ接続緩衝容器の生産装置安全放出気体入力接続端に回流不可能に(一方に)連結され、前記生産装置容器の安全放出気体は、前記ブリッジ接続緩衝容器の防火、防爆および緩衝を介して前記原料側容器と前記製品側容器に収納され、かつ前記エアサプライ駆動装置において浄化、純化および利用をすることを特徴とする請求項25に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  27. 前記気体供給緩衝容器は外部気体入力接続端を更に含み、前記排気緩衝容器は内部気体出力接続端を更に含むことを特徴とする請求項20に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  28. 前記原料容器内の気体入口と出口には防火防爆モジュールが更に設けられることにより、前記原料容器と前記不活性密閉媒体との間において二方向の防火防爆抑爆をすることを特徴とする請求項9に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  29. 前記循環式不活性媒体密閉システムはオンライン監視測定ユニットとオンライン早期警戒ユニットを更に含み、前記オンライン監視測定ユニットはオンラインにおいて前記循環式不活性媒体密閉システムの前記不活性密閉媒体の気体状態を示す技術パラメーターを受信し、前記オンライン早期警戒ユニットは、前記オンライン監視測定ユニットに通信可能に連結されることにより、前記不活性密閉媒体の気体状態が技術パラメーターの予め設定値に到達するとき早期警戒を触発するとともに早期警戒信号を遠隔的に送信することを特徴とする請求項9に記載の循環式不活性媒体密閉システム。
  30. 請求項9〜請求項29のうちいずれかの一項に記載の循環式不活性媒体密閉システムに基づいたQHSE貯蔵輸送方法であって、前記気体供給圧縮装置には第一圧力改変器が取り付けられ、前記第一圧力改変器は、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の管路に取付けられ、気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記気体供給圧縮装置の気体供給側の不活性密閉媒体の圧力変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された圧力パラメーター変化信号を送信し、
    前記QHSE貯蔵輸送方法は以下の自動駆動通気ステップ、すなわち
    前記第一圧力改変器は前記原料容器の気相空間中の不活性密閉媒体の状態を示す圧力変量を随時に検出するステップと、
    前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記エアサプライ駆動装置は気体回収プログラムを起動させ、前記気体供給圧縮装置は運転を起動させることにより前記気相空間内の一部分の不活性密閉媒体を移転させて圧縮して気体供給容器に貯蔵し、前記圧力変量が第一の予め設定された圧力閾値より大きくない第二の予め設定された圧力閾値まで低下するとき、前記気体供給圧縮装置は停機シークエンスをすることにより前記気体回収プログラムを停止させるステップと、
    前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下すると、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させ、前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の不活性密閉媒体がスロットルと減圧をした後、前記原料容器の気相空間に移転するようにし、圧力変量が第二の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記排気バルブコントロールモジュールをオフさせることにより前記供気プログラムを停止させるステップとを含むことを特徴とするQHSE貯蔵輸送方法。
  31. 前記エアサプライ駆動装置は温度調節ユニットを更に含み、前記温度調節ユニットは、具体的に、前記気体供給圧縮装置の排気側に取り付けられるプロセスガス冷却設備と前記排気バルブコントロールモジュールの入気側に取り付けられるプロセスガス加熱設備および前記気体供給管路または排気管路上に取り付けられる温度調節装置を含み、前記温度調節装置は前記気体供給圧縮装置に通信可能に直接連結されるか或いは制御システムを介して連結されることにより、前記原料容器の気相空間の温度変量を検出し、かつ前記気体供給圧縮装置の起動運転と停機シークエンスを自動に制御する予め設定された温度パラメーター変化信号を送信し、
    前記QHSE貯蔵輸送方法は自動調温ステップ、すなわち
    前記温度調節装置は前記原料容器の気相空間中の気体状態を示す温度変量を随時に検出するステップと、
    前記温度変量が第一の予め設定された温度閾値に到達すると、前記エアサプライ駆動装置は前記気体回収プログラムを起動させ、前記気体供給圧縮装置の出力により前記不活性密閉媒体管路を介して前記原料容器中の一部分の調温待ち不活性密閉媒体を転移させて圧縮した後前記気体供給容器に注入し、気体圧力ポテンシャルエネルギーを貯蔵するステップと、
    前記圧力変量が前記第二の予め設定された圧力閾値より大きくない第三の予め設定された圧力閾値まで低下すると、前記エアサプライ駆動装置は供気プログラムを起動させ、前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、前記気体供給容器中の前記不活性密閉媒体がスロットル、減圧および調温をした後、前記原料容器の気相空間に放出するステップと、
    前記圧力変量が所定の温度に対応する第二の予め設定された圧力閾値に到達すると、前記気体供給圧縮装置が停機シークエンスをすることにより気体回収プログラムを停止させ、前記排気バルブコントロールモジュールは、前記第二の予め設定された圧力閾値を検出するときオフ状態になり、前記気体回収プログラムを停止させることにより前記自動調温ステップを停止させるステップとを含むことを特徴とする請求項30に記載のQHSE貯蔵輸送方法。
  32. 前記原料容器は、固定式原料容器、移動式原料入力側容器および移動式原料出力側容器を含み、前記気体供給管路には気体供給加速モジュールが直列に連結され、前記排気管路には排気加速モジュールが直列に連結されており、前記不活性密閉媒体管路には緩衝容器が直列に連結され、前記緩衝容器は、前記気体供給管路に直列に連結されかつ気体供給入力端および気体供給出力端を具備する気体供給緩衝容器と、前記排気管路に並列に連結されかつ排気入力端および排気出力端を具備する排気緩衝容器とを含み
    前記QHSE貯蔵輸送方法は下記の原料収集加速ステップと原料供給加速ステップを更に含み、具体的には、
    前記移動式原料出力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システムの前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を収集し、そのとき前記移動式原料出力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの排気管路に連結されるステップと、
    前記固定式原料容器が前記移動式原料出力側容器中の原料を受け取る過程において、前記固定式原料容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送され、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記移動式原料出力側容器に輸送され、このステップは気体液体交換式原料収集作業が終わるまで実施され、それにより原料収集加速ステップが終わるステップと、
    前記移動式原料入力側容器は前記循環式不活性媒体密閉システム中の前記固定式原料容器に液相伝達可能に連結されることにより原料を供給し、そのとき前記移動式原料入力側容器の気相空間は前記循環式不活性媒体密閉システムの気体供給管路に連結されるステップと、
    前記固定式原料容器が前記移動式原料入力側容器に原料を送入する過程において、前記エアサプライ駆動装置中の純化浄化された不活性密閉媒体は、排気管路、排気加速モジュールおよび前記排気緩衝容器により前記固定式原料容器に輸送され、前記移動式原料入力側容器中の純化浄化待ち不活性密閉媒体または空気は、気体供給管路、前記気体供給緩衝容器および前記気体供給加速モジュールにより前記エアサプライ駆動装置に輸送され、このステップは気体液体交換式原料供給作業が終わるまで実施され、それにより原料供給加速ステップが終わるステップとを含むことを特徴とする請求項30に記載のQHSE貯蔵輸送方法。
  33. 前記QHSE貯蔵輸送方法は大気中の空気に対してサンプリング(sampling)をする下記ステップを更に含み、前記原料容器はドンネル倉庫中に設けられ、前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させることにより大気中の空気をサンプリングする機能が失効になるようにすることを特徴とする請求項30に記載のQHSE貯蔵輸送方法。
  34. QHSE貯蔵輸送方法は次の防御能力を生成する下記ステップ、すなわち
    前記循環式不活性媒体密閉システムを起動させ、かつ前記原料容器の気相空間の内部または外部の気体状態の変量を随時に検出するステップと、
    高性能爆薬の徹甲攻撃武器は前記原料容器の上部または壁部に貫通孔を形成し、攻撃武器は原料容器内において爆発するとき、爆発エネルギーが前記気体供給管路に沿って放出させることにより原料中の化学と物理的爆発の発生を抑制するステップと、
    前記爆発エネルギーにより前記エアサプライ駆動装置が強制冷却プラグラムを起動させることが触発され、前記気体供給圧縮装置の出力と前記気体供給管路により前記原料容器中の一部分の不活性密閉媒体を前記気体供給容器に移転させて圧縮して貯蔵し、かつ前記不活性密閉媒体を冷却するステップと、
    前記排気バルブコントロールモジュールを起動させることにより、冷却、スロットルおよび減圧が実施された前記気体供給容器内の前記不活性密閉媒体を前記原料容器の気相空間に放出するステップと、
    前記エアサプライ駆動装置の作用により前記原料容器内において不活性密閉媒体に対して連続的またはパルス的強制対流循環、冷却を実施することにより、原料蒸気の濃度を連続的低減し、前記不活性密閉媒体が貫通孔から排出されるとき、空気が原料容器に流入することを防止するステップとを更に含むことを特徴とする請求項30に記載のQHSE貯蔵輸送方法。
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