JP6876623B2 - 作業機械および作業機械の制御方法 - Google Patents

作業機械および作業機械の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、作業機を備えた作業機械および作業機械の制御方法に関する。
バケットを含むフロント装置を備える作業機械において、施工対象の目標形状を示す境界面に沿ってバケットを移動させる制御が提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。このような制御を介入制御と称する。
この点で、作業機械の作業機の姿勢によっては、施工対象の目標形状に対する介入制御が難しくなる状況がある。
具体的には、アームをダンプ操作して整地作業を実行する場合、アームシリンダのストロークエンド付近においてはシリンダ速度が急激に変化する可能性がある。シリンダ速度の変化は整地作業の精度に影響を及ぼす可能性が有り、アームシリンダのストロークエンド付近においては介入制御を停止させる場合がある。
国際公開第2012/127912号 国際公開第2016/056678号
一方で、介入制御を停止する際の作業機の急激な速度変動は作業機械に衝撃を生じさせることになる。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであって、介入制御を停止する際の作業機の衝撃を抑制することが可能な作業機械および作業機械の制御方法を提供することを目的とする。
ある局面に従う作業機械は、作業機と、作業機を操作する操作装置と、作業機を制御するコントローラとを備える。コントローラは、操作装置からの操作指令に基づいて前記作業機を下降する介入制御を実行し、介入制御の実行を終了する前から前記作業機を停止するために前記介入制御による前記作業機の速度を減速する。
作業機械および作業機械の制御方法は、介入制御を停止する際の作業機の衝撃を抑制することが可能である。
実施形態に基づく作業機械の斜視図である。 実施形態に基づく油圧ショベル100の制御システム200及び油圧システム300の構成を示すブロック図である。 実施形態に基づくブームシリンダ10の油圧回路301の一例を示す図である。 実施形態に基づく作業機コントローラ26のブロック図である。 実施形態に基づく目標掘削地形データU及びバケット8を示す図である。 実施形態に基づくブーム制限速度Vcy_bmを説明するための図である。 実施形態に基づく制限速度Vc_lmtを説明するための図である。 実施形態に基づくバケット8と目標掘削地形43Iとの関係を示す一例図である。 実施形態に基づくバケット8と目標掘削地形43Iとの関係を示す別の図である。 実施形態に基づく整地作業におけるブーム介入制御の際のブーム速度を説明する図である。 実施形態に基づくブーム速度の制限テーブルを説明する図である。 実施形態に基づく作業機械の制御方法を示すフローを説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じであるためそれらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下の説明において、「上」「下」「前」「後」「左」「右」とは、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
<作業機械の全体構成>
図1は、実施形態に基づく作業機械の斜視図である。
図2は、実施形態に基づく油圧ショベル100の制御システム200及び油圧システム300の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、作業機械である油圧ショベル100は、車両本体1と作業機2とを有する。
車両本体1は、旋回体である上部旋回体3と走行体としての走行装置5とを有する。上部旋回体3は、機関室3EGの内部に、動力発生装置としての内燃機関及び油圧ポンプ等の装置を収容している。機関室3EGは、上部旋回体3の一端側に配置されている。
実施形態において、油圧ショベル100は、動力発生装置としての内燃機関に、例えばディーゼルエンジン等が用いられるが、動力発生装置はこのようなものに限定されない。
油圧ショベル100の動力発生装置は、例えば、内燃機関と発電電動機と蓄電装置とを組み合わせたハイブリッド方式の装置であってもよい。
油圧ショベル100の動力発生装置は、内燃機関を有さず、蓄電装置と発電電動機とを組み合わせたものであってもよい。
上部旋回体3は、運転室4を有する。運転室4は、上部旋回体3の他端側に設置されている。運転室4は、機関室3EGが配置されている側とは反対側に設置されている。運転室4内には、図2に示される表示部29及び操作装置25が配置される。
走行装置5は、上部旋回体3を支持する。走行装置5は、履帯5a、5bを有する。走行装置5は、左右に設けられた走行モータ5cの一方又は両方が履帯5a、5bを駆動して回転させることにより、油圧ショベル100を走行させる。作業機2は、上部旋回体3の運転室4の側方に取り付けられている。
油圧ショベル100は、履帯5a、5bの代わりにタイヤを備え、エンジンの駆動力を、トランスミッションを介してタイヤへ伝達して走行が可能な走行装置を備えたものであってもよい。このような形態の油圧ショベル100としては、例えば、ホイール式油圧ショベルがある。
油圧ショベル100は、例えばバックホウローダであってもよい。
上部旋回体3は、作業機2及び運転室4が配置されている側が前であり、機関室3EGが配置されている側が後である。前に向かって左側が上部旋回体3の左であり、前に向かって右側が上部旋回体3の右である。上部旋回体3の左右方向は、幅方向とも言う。油圧ショベル100又は車両本体1は、上部旋回体3を基準として走行装置5側が下であり、走行装置5を基準として上部旋回体3側が上である。油圧ショベル100の前後方向がx方向、幅方向がy方向、上下方向がz方向である。油圧ショベル100が水平面に設置されている場合、下は鉛直方向である重力の作用方向側であり、上は鉛直方向とは反対側である。
作業機2は、ブーム6とアーム7と作業具であるバケット8とブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とを有する。ブーム6の基端部は、ブームピン13を介して車両本体1の前部に取り付けられている。アーム7の基端部は、アームピン14を介してブーム6の先端部に取り付けられている。アーム7の先端部には、バケットピン15を介してバケット8が取り付けられている。バケット8は、バケットピン15を中心として動く。バケット8は、バケットピン15とは反対側に複数の刃8Bが取り付けられている。刃先8Tは、刃8Bの先端である。
実施形態において、作業機2が上昇するとは、作業機2が油圧ショベル100の接地面から上部旋回体3に向かう方向に移動する動作を言う。作業機2が下降するとは、作業機2が油圧ショベル100の上部旋回体3から接地面に向かう方向に移動する動作を言う。油圧ショベル100の接地面は、履帯5a,5bの接地する部分における少なくとも3点で定義される平面である。
上部旋回体3を有さない作業機械である場合、作業機2が上昇するとは、作業機2が作業機械の接地面から離れる方向に移動する動作を言う。作業機2が下降するとは、作業機2が作業機械の接地面に接近する方向に移動する動作を言う。作業機械が履帯ではなく車輪を備える場合、接地面は、少なくとも3個の車輪が接地する部分で定義される平面である。
バケット8は、複数の刃8Bを有していなくてもよい。図1に示すような刃8Bを有しておらず、刃先が鋼板によってストレート形状に形成されたようなバケットであってもよい。作業機2は、例えば、単数の刃を有するチルトバケットを備えていてもよい。チルトバケットとは、バケットチルトシリンダを備え、バケットが左右にチルト傾斜することで油圧ショベルが傾斜地にあっても、斜面、平地を自由な形に成形、整地をすることができ、底板プレートによる転圧作業もできるバケットである。この他にも、作業機2は、バケット8の代わりに、法面バケット又は削岩用のチップを備えた削岩用のアタッチメント等を作業具として備えてもよい。
図1に示されるブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とは、それぞれ作動油の圧力(以下、適宜、油圧という)によって駆動される油圧シリンダである。ブームシリンダ10はブーム6を駆動して、これを昇降させる。アームシリンダ11は、アーム7を駆動して、アームピン14の周りを動作させる。バケットシリンダ12は、バケット8を駆動して、バケットピン15の周りを動作させる。
ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12等の油圧シリンダと図2に示される油圧ポンプ36,37との間には、図2に示される方向制御弁64が設けられている。方向制御弁64は、油圧ポンプ36,37からブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12等に供給される作動油の流量を制御するとともに、作動油が流れる方向を切り替える。方向制御弁64は、走行モータ5cを駆動するための走行用方向制御弁と、ブームシリンダ10、アームシリンダ11、バケットシリンダ12及び上部旋回体3を旋回させる旋回モータを制御するための作業機用方向制御弁とを含む。
図2に示される作業機コントローラ26が、図2に示される制御弁27を制御することにより、操作装置25から方向制御弁64に供給される作動油のパイロット圧が制御される。制御弁27は、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12の油圧系に設けられている。作業機コントローラ26は、パイロット油路450に設けられた制御弁27を制御することにより、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12の動作を制御することができる。
実施形態においては、作業機コントローラ26は、制御弁27を閉じる制御により、ブームシリンダ10、アームシリンダ11及びバケットシリンダ12を減速させる制御が可能である。
上部旋回体3の上部には、アンテナ21,22が取り付けられている。アンテナ21,22は、油圧ショベル100の現在位置を検出するために用いられる。アンテナ21,22は、図2に示される、油圧ショベル100の現在位置を検出するための位置検出部である位置検出装置19と電気的に接続されている。
位置検出装置19は、RTK-GNSS(Real Time Kinematic-Global Navigation Satellite Systems、GNSSは全地球航法衛星システムを言う)を利用して油圧ショベル100の現在位置を検出する。以下の説明において、アンテナ21,22を、適宜、GNSSアンテナ21,22という。GNSSアンテナ21,22が受信したGNSS電波に応じた信号は、位置検出装置19に入力される。位置検出装置19は、GNSSアンテナ21,22の設置位置を検出する。位置検出装置19は、例えば3次元位置センサを含む。
<油圧システム300>
図2に示されるように、油圧ショベル100の油圧システム300は、動力発生源としての内燃機関35と油圧ポンプ36,37とを備える。油圧ポンプ36,37は、内燃機関35によって駆動され、作動油を吐出する。油圧ポンプ36,37から吐出された作動油は、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とに供給される。
油圧ショベル100は、旋回モータ38を備える。旋回モータ38は油圧モータであり、油圧ポンプ36,37から吐出された作動油によって駆動される。旋回モータ38は、上部旋回体3を旋回させる。なお、図2では、2つの油圧ポンプ36,37が図示されているが、1つの油圧ポンプのみが設けられてもよい。旋回モータ38は、油圧モータに限らず、電気モータであってもよい。
<制御システム200>
図2に示されるように、作業機械の制御システムである制御システム200は、位置検出装置19と、グローバル座標演算部23と、操作装置25と、実施形態に係る作業機械の制御装置である作業機コントローラ26と、センサコントローラ39と、表示コントローラ28と、表示部29とを含む。
操作装置25は、図1に示される作業機2及び上部旋回体3を操作するための装置である。操作装置25は、作業機2を操作するための装置である。操作装置25は、作業機2を駆動するためのオペレータによる操作を受け付けて、操作量に応じたパイロット油圧を出力する。
操作量に応じたパイロット油圧は、操作指令である。操作指令は、作業機2を動作させるための指令である。
操作指令は、操作装置25によって生成される。操作装置25は、オペレータによって操作させるので、操作指令は、マニュアル操作であるオペレータの操作によって作業機2を動作させるための指令である。
実施形態において、操作装置25は、オペレータの左側に設置される左操作レバー25Lと、オペレータの右側に配置される右操作レバー25Rとを有する。
例えば、右操作レバー25Rの前後方向の操作は、ブーム6の操作に対応している。右操作レバー25Rが前方へ操作されるとブーム6が下がり、後方へ操作されるとブーム6が上がる。前後方向の操作に応じてブーム6の下げ上げの動作が実行される。
右操作レバー25Rの左右方向の操作は、バケット8の操作に対応している。右操作レバー25Rが左側に操作されるとバケット8が掘削し、右側に操作されるとバケット8がダンプする。左右方向の操作に応じてバケット8の掘削又はダンプ動作が実行される。
左操作レバー25Lの前後方向の操作は、アーム7の操作に対応している。左操作レバー25Lが前方に操作されるとアーム7がダンプし、後方に操作されるとアーム7が掘削する。
左操作レバー25Lの左右方向の操作は、上部旋回体3の旋回に対応している。左操作レバー25Lが左側に操作されると左旋回し、右側に操作されると右旋回する。
実施形態において、操作装置25は、パイロット油圧方式が用いられる。操作装置25には、油圧ポンプ36から、減圧弁25Vによって所定のパイロット圧力に減圧された作動油がブーム操作、バケット操作、アーム操作及び旋回操作に基づいて供給される。
右操作レバー25Rの前後方向の操作に応じて、パイロット油路450へパイロット油圧が供給可能とされて、オペレータによるブーム6の操作が受け付けられる。右操作レバー25Rの操作量に応じて右操作レバー25Rが備える弁装置が開き、パイロット油路450へ作動油が供給される。
圧力センサ66は、そのときのパイロット油路450内における作動油の圧力をパイロット圧として検出する。
圧力センサ66は、検出したパイロット圧を、ブーム操作量MBとして作業機コントローラ26へ送信する。右操作レバー25Rの前後方向の操作量を、以下、適宜、ブーム操作量MBと称する。パイロット油路50には、制御弁(以下、適宜、介入弁と称する)27C及びシャトル弁51が設けられる。介入弁27C及びシャトル弁51については後述する。
右操作レバー25Rの左右方向の操作に応じて、パイロット油路450へパイロット油圧が供給可能とされて、オペレータによるバケット8の操作が受け付けられる。右操作レバー25Rの操作量に応じて右操作レバー25Rが備える弁装置が開き、パイロット油路450に作動油が供給される。
圧力センサ66は、そのときのパイロット油路450内における作動油の圧力をパイロット圧として検出する。圧力センサ66は、検出したパイロット圧を、バケット操作量MTとして作業機コントローラ26へ送信する。右操作レバー25Rの左右方向の操作量を、以下、適宜、バケット操作量MTと称する。
左操作レバー25Lの前後方向の操作に応じて、パイロット油路450へパイロット油圧が供給可能とされて、オペレータによるアーム7の操作が受け付けられる。左操作レバー25Lの操作量に応じて左操作レバー25Lが備える弁装置が開き、パイロット油路450へ作動油が供給される。
圧力センサ66は、そのときのパイロット油路450内における作動油の圧力をパイロット圧として検出する。圧力センサ66は、検出したパイロット圧を、アーム操作量MAとして作業機コントローラ26へ送信する。左操作レバー25Lの前後方向の操作量を、以下、適宜、アーム操作量MAと称する。
右操作レバー25Rが操作されることにより、操作装置25は、右操作レバー25Rの操作量に応じた大きさのパイロット油圧を方向制御弁64に供給する。
左操作レバー25Lが操作されることにより、操作装置25は、左操作レバー25Lの操作量に応じた大きさのパイロット油圧を方向制御弁64に供給する。操作装置25から方向制御弁64に供給されるパイロット油圧によって、方向制御弁64が動作する。
制御システム200は、第1ストロークセンサ16と第2ストロークセンサ17と第3ストロークセンサ18とを有する。例えば、第1ストロークセンサ16はブームシリンダ10に、第2ストロークセンサ17はアームシリンダ11に、第3ストロークセンサ18バケットシリンダ12に、それぞれ設けられる。
センサコントローラ39は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶部と、CPU(Central Processing Unit)等の処理部とを有する。
センサコントローラ39は、第1ストロークセンサ16が検出したブームシリンダ長LS1から、油圧ショベル100のローカル座標系、詳細には車両本体1のローカル座標系における水平面(xy平面)と直交する方向(z軸方向)に対するブーム6の傾斜角度θ1を算出して、作業機コントローラ26及び表示コントローラ28に出力する。
センサコントローラ39は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2から、ブーム6に対するアーム7の傾斜角度θ2を算出して、作業機コントローラ26及び表示コントローラ28に出力する。
センサコントローラ39は、第3ストロークセンサ18が検出したバケットシリンダ長LS3から、アーム7に対するバケット8が有するバケット8の刃先8Tの傾斜角度θ3を算出して、作業機コントローラ26及び表示コントローラ28に出力する。
傾斜角度θ1,θ2,θ3の検出は、第1ストロークセンサ16、第2ストロークセンサ17及び第3ストロークセンサ18以外であっても可能である。例えば、ポテンショメータ等の角度センサも、傾斜角度θ1,θ2,θ3を検出できる。
センサコントローラ39には、IMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)24が接続されている。IMU24は、図1に示される油圧ショベル100のy軸回りのピッチ、x軸回りのロール等といった車体の傾斜情報を取得し、センサコントローラ39に出力する。
作業機コントローラ26は、RAM及びROM(Read Only Memory)等の記憶部26Qと、CPU等の処理部26Pとを有する。作業機コントローラ26は、図2に示されるブーム操作量MB、バケット操作量MT、アーム操作量MAに基づいて、介入弁27C及び制御弁27を制御する。
図2に示される方向制御弁64は、例えば比例制御弁であり、操作装置25から供給される作動油によって制御される。
方向制御弁64は、ブームシリンダ10、アームシリンダ11、バケットシリンダ12及び旋回モータ38等の油圧アクチュエータと、油圧ポンプ36,37との間に配置される。
方向制御弁64は、油圧ポンプ36,37からブームシリンダ10、アームシリンダ11、バケットシリンダ12及び旋回モータ38に供給される作動油の流量及び方向を制御する。
制御システム200が備える位置検出装置19は、前述したGNSSアンテナ21,22を含む。GNSSアンテナ21,22で受信されたGNSS電波に応じた信号が、グローバル座標演算部23に入力される。
GNSSアンテナ21は、自身の位置を示す基準位置データP1を測位衛星から受信する。GNSSアンテナ22は、自身の位置を示す基準位置データP2を測位衛星から受信する。
GNSSアンテナ21,22は、所定の周期で基準位置データP1、P2を受信する。基準位置データP1,P2は、GNSSアンテナが設置されている位置の情報である。GNSSアンテナ21,22は、基準位置データP1、P2を受信する毎に、グローバル座標演算部23に出力する。
グローバル座標演算部23は、RAM及びROM等の記憶部と、CPU等の処理部とを有する。グローバル座標演算部23は、2つの基準位置データP1、P2に基づいて、上部旋回体3の配置を示す旋回体配置データを生成する。
実施形態において、旋回体配置データには、2つの基準位置データP1、P2の一方の基準位置データPと、2つの基準位置データP1、P2に基づいて生成された旋回体方位データQとが含まれる。旋回体方位データQは、上部旋回体3である作業機2が向いている方位を示している。
グローバル座標演算部23は、所定の周期でGNSSアンテナ21,22から2つの基準位置データP1、P2を取得する毎に、旋回体配置データである基準位置データPと旋回体方位データQとを更新して、表示コントローラ28に出力する。
表示コントローラ28は、RAM及びROM等の記憶部と、CPU等の処理部とを有する。表示コントローラ28は、グローバル座標演算部23から旋回体配置データである基準位置データP及び旋回体方位データQを取得する。
実施形態において、表示コントローラ28は、作業機位置データとして、バケット8の刃先8Tの3次元位置を示すバケット刃先位置データSを生成する。そして、表示コントローラ28は、バケット刃先位置データSと目標施工情報Tとを用いて、目標掘削地形データUを生成する。
目標施工情報Tは、油圧ショベル100が備える作業機2の作業対象、実施形態では掘削対象の仕上がりの目標となる情報である。目標施工情報Tは、例えば、油圧ショベル100の施工対象の設計情報が挙げられる。作業機2の作業対象は、例えば、地面である。作業機2の作業としては、例えば、掘削作業及び地面の整地作業が挙げられるが、これらに限定されない。
表示コントローラ28は、目標掘削地形データUに基づく表示用の目標掘削地形データUaを導出し、表示用の目標掘削地形データUaに基づいて、表示部29に作業機2の作業対象の目標となる形状、例えば地形を表示させる。
表示部29は、例えば、タッチパネルによる入力を受け付ける液晶表示装置であるが、これに限定されるものではない。実施形態においては、表示部29に隣接してスイッチ29Sが設置されている。スイッチ29Sは、後述する介入制御を実行させたり、実行中の介入制御を停止させたりするための入力装置である。
作業機コントローラ26は、圧力センサ66からブーム操作量MB、バケット操作量MT及びアーム操作量MAを取得する。作業機コントローラ26は、センサコントローラ39からブーム6の傾斜角度θ1、アーム7の傾斜角度θ2、バケット8の傾斜角度θ3を取得する。
作業機コントローラ26は、表示コントローラ28から、目標掘削地形データUを取得する。目標掘削地形データUは、目標施工情報Tのうち、油圧ショベル100がこれから作業する範囲の情報である。
目標掘削地形データUは、目標施工情報Tの一部である。目標掘削地形データUは、目標施工情報Tと同様に作業機2の作業対象の仕上がりの目標となる形状を表す。この仕上がりの目標となる形状を、以下においては適宜、目標掘削地形と称する。
作業機コントローラ26は、センサコントローラ39から取得した作業機2の角度からバケット8の刃先8Tの位置(以下、適宜、刃先位置と称する)を算出する。
作業機コントローラ26は、目標掘削地形データUに沿ってバケット8の刃先8Tが移動するように、目標掘削地形データUとバケット8の刃先8Tとの距離及び作業機2の速度に基づいて作業機2の動作を制御する。
作業機コントローラ26は、バケット8が目標掘削地形データUである作業機2の作業対象の目標とする形状を侵食することを抑制するために、作業機2が施工対象に接近する方向の速度が制限速度以下になるように制御する。この制御を、適宜、介入制御と称する。
介入制御は、例えば、油圧ショベル100のオペレータが、図2に示されるスイッチ29Sを用いて介入制御を実行することを選択した場合に実行される。後述する目標掘削地形とバケット8との距離を算出する場合、バケット8の基準となる位置は刃先8Tに限らず任意の場所でよい。
介入制御において、作業機コントローラ26は、目標掘削地形データUに沿ってバケット8の刃先8Tが移動するように作業機2を制御するためにブーム指令信号CBIを生成して、図2に示される介入弁27Cに出力する。
ブーム6は、ブーム指令信号CBIに応じて動作する。ブーム指令信号CBIに応じたブーム6の動作により、作業機2、より詳細にはバケット8の速度が制御される。バケット8と目標掘削地形データUとの距離に応じて、バケット8が目標掘削地形データUに近づく速度が制限される。
<油圧回路301の構成>
図3は、実施形態に基づくブームシリンダ10の油圧回路301の一例を示す図である。
図3に示されるように、油圧回路301は、操作装置25と方向制御弁64との間にパイロット油路450が設けられる。方向制御弁64は、ブームシリンダ10に供給される作動油が流れる方向を制御する弁である。
実施形態において、方向制御弁64は、ロッド状のスプール64Sを移動させることにより、作動油が流れる方向を切り替えるスプール方式の弁である。
スプール64Sは、図2に示される操作装置25から供給された作動油(以下、適宜、パイロット油と称する)により移動する。方向制御弁64は、スプール64Sの移動により、ブームシリンダ10に作動油を供給して、ブームシリンダ10を動作させる。
パイロット油路50及びパイロット油路450Bは、シャトル弁51に接続している。
シャトル弁51と方向制御弁64の一方は、油路452Bによって接続される。方向制御弁64の他方と操作装置25とは、パイロット油路450Aとパイロット油路452Aによって接続される。パイロット油路50には、介入弁27Cが設けられる。介入弁27Cは、パイロット油路50のパイロット圧を調整する。
パイロット油路450Bには、圧力センサ66B及び制御弁27Bが設けられる。パイロット油路450Aには、制御弁27Aと操作装置25との間に圧力センサ66Aが設けられる。圧力センサ66の検出値は、図2に示される作業機コントローラ26に取得されて、ブームシリンダ10の制御に用いられる。
圧力センサ66および圧力センサ66Bは、図2に示される圧力センサ66に対応する。制御弁27Aおよび制御弁27Bは、図2に示される制御弁27に対応する。
油圧ポンプ36,37から供給された作動油は、方向制御弁64を介してブームシリンダ10に供給される。スプール64Sが軸方向に移動することにより、ブームシリンダ10のキャップ側油室48Rに対する作動油の供給と、ロッド側油室47Rに対する作動油の供給とが切り替わる。
スプール64Sが軸方向に移動することにより、ブームシリンダ10に対する作動油の単位時間当たりの供給量である流量が調整される。ブームシリンダ10に対する作動油の流量が調整されることにより、ブームシリンダ10の動作速度が調整される。
方向制御弁64のスプール64Sが第1の方向に移動すると、方向制御弁64からキャップ側油室48Rに作動油が供給され、ロッド側油室47Rから方向制御弁64に作動油が戻されると、ブームシリンダ10のピストン10Pはキャップ側油室48Rからロッド側油室47Rに向かって移動する。その結果、ピストン10Pに接続されたロッド10Lがブームシリンダ10から伸長する。
方向制御弁64のスプール64Sが、操作装置25からの指令に基づき第1の方向とは反対方向である第2の方向に移動すると、キャップ側油室48Rから方向制御弁64に作動油が戻され、方向制御弁64からロッド側油室47Rに作動油が供給されると、ブームシリンダ10のピストン10Pはロッド側油室47Rからキャップ側油室48Rに向かって移動する。その結果、ピストン10Pに接続されたロッド10Lがブームシリンダ10に縮退する。このように、方向制御弁64のスプール64Sの移動方向が調整されることにより、ブームシリンダ10の動作方向が変更される。
方向制御弁64のスプール64Sの移動量が調整されることにより、ブームシリンダ10に供給され、ブームシリンダ10から方向制御弁64に戻される作動油の流量が変更されるので、ブームシリンダ10の動作速度であるピストン10P及びロッド10Lの移動速度が変更される。
前述したように、方向制御弁64の動作は、操作装置25によって制御される。図2に示される油圧ポンプ36から吐出され、減圧弁25Vによって減圧された作動油がパイロット油として操作装置25に供給される。
操作装置25は、各操作レバーの操作に基づいて、パイロット油圧を調整する。調整されたパイロット油圧によって、方向制御弁64が駆動される。操作装置25によりパイロット油圧の大きさ及びパイロット油圧の方向が調整されることによって、軸方向に関するスプール64Sの移動量及び移動方向が調整される。その結果、ブームシリンダ10の動作速度及び動作方向が変更される。
作業機コントローラ26は、介入制御において、前述したように、掘削対象の目標形状である設計地形を示す目標掘削地形(目標掘削地形データU)とバケット8の位置を求めるための傾斜角度θ1,θ2,θ3とに基づき、目標掘削地形43Iとバケット8との距離に応じてバケット8が目標掘削地形43Iに近づく速度が小さくなるように、ブーム6の速度を制限する。
実施形態において、操作装置25の操作に基づいて作業機2が動作する場合、バケット8の刃先8Tが目標掘削地形43Iに侵入しないように、作業機コントローラ26はブーム指令信号CBIを生成し、これを用いてブーム6の動作を制御する。
詳細には、作業機コントローラ26は、介入制御において刃先8Tが目標掘削地形43Iに侵入しないように、ブーム6を上昇あるいは下降させる。介入制御において実行されるブーム6を上昇あるいは下降させる制御を、適宜、ブーム介入制御と称する。
実施形態において、作業機コントローラ26がブーム介入制御を実現するために、作業機コントローラ26は、ブーム介入制御に関するブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cまたは制御弁27Aに出力する。
介入弁27Cは、パイロット油路50のパイロット油圧を調整可能である。シャトル弁51は、2つの入口51Ia,51Ibと、1つの出口51Eとを有する。一方の入口51Iaは、介入弁27Cと接続される。他方の入口51Ibは、制御弁27Bと接続される。出口51Eは、方向制御弁64に接続される油路452Bと接続される。
シャトル弁51は、2つの入口51Ia,51Ibのうち、パイロット油圧が高い方と、油路452Bとを接続する。
例えば、入口51Iaのパイロット油圧が入口51Ibのパイロット油圧よりも高い場合、シャトル弁51は、介入弁27Cと油路452Bとを接続する。その結果、介入弁27Cを通過したパイロット油がシャトル弁51を介して油路452Bに供給される。入口51Ibのパイロット油圧が入口51Iaのパイロット油圧よりも高い場合、シャトル弁51は、制御弁27Bと油路452Bとを接続する。その結果、制御弁27Bを通過したパイロット油がシャトル弁51を介して油路452Bに供給される。
ブーム介入制御が実行されないとき、操作装置25の操作によって調整されたパイロット油圧に基づいて方向制御弁64が駆動されるようにする。例えば、作業機コントローラ26は、操作装置25の操作によって調整されたパイロット油圧に基づいて方向制御弁64が駆動されるように、制御弁27Bによりパイロット油路450Bを開ける(全開にする)とともに、介入弁27Cを制御してパイロット油路50を閉じる。
ブーム介入制御が実行されるとき、作業機コントローラ26は、介入弁27Cによって調整されたパイロット油圧に基づいて方向制御弁64が駆動されるように制御弁27を制御する。例えば、ブーム介入制御であるバケット8の目標掘削地形43Iへの移動を制限する制御を実行する場合、作業機コントローラ26は、介入弁27Cによって調整されたパイロット油路50のパイロット油圧が、操作装置25によって調整されるパイロット油路450Bのパイロット油圧よりも高くなるように、介入弁27Cを制御する。このようにすることで、介入弁27Cからのパイロット油がシャトル弁51を介して方向制御弁64に供給される。
作業機コントローラ26は、ブーム介入制御を実行する場合、例えばブーム6を上昇あるいは下降させるための速度指令であるブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cまたは制御弁27Aを制御する。
具体的には、介入弁27Cを制御してブーム指令信号CBIに対応した速度でブーム6が上昇するように作動油をブームシリンダ10に供給する。また、制御弁27Aを制御してブーム指令信号CBIに対応した速度でブーム6が下降するように作動油をブームシリンダ10に供給する。このようにすることで、ブームシリンダ10の方向制御弁64は、ブーム指令信号CBIに対応した速度でブーム6が上昇あるいは下降するように作動油をブームシリンダ10に供給するので、ブームシリンダ10はブーム6を上昇あるいは下降させる。
ブームシリンダ10の油圧回路301を説明したが、アームシリンダ11の油圧回路及びバケットシリンダ12の油圧回路は、ブームシリンダ10の油圧回路301から介入弁27C、シャトル弁51及びパイロット油路50を除いた構成である。
実施形態において、操作装置25の操作に基づいて作業機2が動作する場合、作業機コントローラ26が作業機2を構成するブーム6、アーム7及びバケット8の少なくとも1つを動作させる制御を介入制御と称する。
介入制御は、操作装置25の操作であるマニュアル操作に基づいて作業機2が動作する場合に、作業機コントローラ26が作業機を動作させる制御である。前述したブーム介入制御は、介入制御の一態様である。
図4は、実施形態に基づく作業機コントローラ26のブロック図である。
図5は、実施形態に基づく目標掘削地形データU及びバケット8を示す図である。
図6は、実施形態に基づくブーム制限速度Vcy_bmを説明するための図である。
図7は、実施形態に基づく制限速度Vc_lmtを説明するための図である。
作業機コントローラ26は、判定部26Jと制御部26CNTとを含む。制御部26CNTは、相対位置算出部26A、距離算出部26B、目標速度算出部26C、介入速度算出部26D、介入指令算出部26E、介入速度修正部26Fを含む。
判定部26J、相対位置算出部26A、距離算出部26B、目標速度算出部26C、介入速度算出部26D、介入指令算出部26E、介入速度修正部26Fの機能は、図2に示される、作業機コントローラ26の処理部26Pが実現する。
介入制御が実行されるにあたって、作業機コントローラ26は、ブーム操作量MB、アーム操作量MA、バケット操作量MT、表示コントローラ28から取得した目標掘削地形データU、バケット刃先位置データS及びセンサコントローラ39から取得した傾斜角度θ1,θ2,θ3を用いて、介入制御に必要なブーム指令信号CBIを生成し、必要に応じてアーム指令信号及びバケット指令信号を生成し、制御弁27及び介入弁27Cを駆動して作業機2を制御する。
相対位置算出部26Aは、表示コントローラ28からバケット刃先位置データSを取得し、センサコントローラ39から傾斜角度θ1,θ2,θ3を取得する。相対位置算出部26Aは、取得した傾斜角度θ1,θ2,θ3からバケット8の刃先8Tの位置である刃先位置Pbを求める。
距離算出部26Bは、相対位置算出部26Aによって求められた刃先位置Pbと、表示コントローラ28から取得した目標掘削地形データUとから、バケット8の刃先8Tと、目標施工情報Tの一部である目標掘削地形データUで表される目標掘削地形43Iとの間の最短となる距離dを算出する。距離dは、刃先位置Pbと、目標掘削地形43Iに直交し、かつ刃先位置Pbを通る直線と、目標掘削地形データUとが交差する位置Puとの距離である。
目標掘削地形43Iは、上部旋回体3の前後方向で規定され、かつ掘削対象位置Pdgを通る作業機2の平面と、複数の目標施工面で表される目標施工情報Tとの交線から求められる。
より詳細には、前述した交線のうち、目標施工情報Tの掘削対象位置Pdgの前後における単数又は複数の変曲点とその前後の線が目標掘削地形43Iである。
図5に示される例では、2個の変曲点Pv1、Pv2とその前後の線とが目標掘削地形43Iである。掘削対象位置Pdgは、バケット8の刃先8Tの位置である刃先位置Pbの直下の点である。このように、目標掘削地形43Iは、目標施工情報Tの一部である。目標掘削地形43Iは、図2に示される表示コントローラ28が生成する。
目標速度算出部26Cは、ブーム目標速度Vc_bmと、アーム目標速度Vc_amと、バケット目標速度Vc_bktとを決定する。ブーム目標速度Vc_bmは、ブームシリンダ10が駆動されるときの刃先8Tの速度である。アーム目標速度Vc_amは、アームシリンダ11が駆動されるときの刃先8Tの速度である。バケット目標速度Vc_bktは、バケットシリンダ12が駆動されるときの刃先8Tの速度である。ブーム目標速度Vc_bmは、ブーム操作量MBに応じて算出される。アーム目標速度Vc_amは、アーム操作量MAに応じて算出される。バケット目標速度Vc_bktは、バケット操作量MTに応じて算出される。
介入速度算出部26Dは、バケット8の刃先8Tと目標掘削地形43Iとの間の距離dに基づいて、ブーム6の制限速度(ブーム制限速度)Vcy_bmを求める。
図6に示されるように、介入速度算出部26Dは、図1に示される作業機2全体の制限速度Vc_lmtから、アーム目標速度Vc_am及びバケット目標速度Vc_bktを減算することにより、ブーム制限速度Vcy_bmを求める。
制限速度Vc_lmtは、バケット8の刃先8Tが目標掘削地形43Iに接近する方向において許容できる刃先8Tの移動速度である。
制限速度Vc_lmtは、図7に示されるように、距離dが正の場合は負の値である作業機2が下降する場合の下降速度であり、距離dが負の場合は正の値である作業機2が上昇する場合の上昇速度である。
距離dが負の値とは、バケット8が目標掘削地形43Iを侵食した状態である。制限速度Vc_lmtは、距離dが小さくなるにしたがって、速度の絶対値が小さくなり、距離dが負の値になると、距離dの絶対値が大きくなるにしたがって速度の絶対値が大きくなる。
判定部26Jは、ブーム制限速度Vcy_bmを補正するか否かを判定する。
判定部26Jがブーム制限速度Vcy_bmを補正すると判定した場合、介入速度修正部26Fはブーム制限速度Vcy_bmを補正して出力する。補正後のブーム制限速度は、Vcy_bm’で表される。
判定部26Jがブーム制限速度Vcy_bmを補正しないと判定した場合、介入速度修正部26Fはブーム制限速度Vcy_bmを補正しないで出力する。介入指令算出部26Eは、介入速度修正部26Fによって求められたブーム制限速度Vcy_bmから、ブーム指令信号CBIを生成する。
ブーム指令信号CBIは、介入弁27Cの開度を、ブーム6がブーム制限速度Vcy_bmで上昇するために必要なパイロット圧力をシャトル弁51に作用させるために必要な大きさとするための指令である。ブーム指令信号CBIは、実施形態において、ブーム指令速度に応じた電流値である。
<ブーム介入制御の態様>
図8は、実施形態に基づくバケット8と目標掘削地形43Iとの関係を示す一例図である。
図8に示されるように、介入制御は、バケット8が目標掘削地形43Iを侵食しないようにバケット8を移動させる制御である。
本例においては、バケット8が矢印Yの方向に目標掘削地形43Iに沿って移動することにより地面の整地作業を実行する場合が示されている。
具体的には、操作装置25によるオペレータの操作指令に従ってアーム7はダンプする。
作業機コントローラ26は、アーム操作量MAに基づくアーム7のダンプ移動量を算出し、当該ダンプ移動量に対してバケット8が目標掘削地形43Iに沿って移動するようにブーム6の下降を制御する。
図9は、実施形態に基づくバケット8と目標掘削地形43Iとの関係を示す別の図である。
図9に示されるように、図8の状態からバケット8が矢印Yの方向に移動することにより、アーム7はダンプする。アーム7のダンプ操作が継続された場合には、アームシリンダ11がストロークエンド付近となる可能性がある。
一般的にアームシリンダ11のストロークエンド付近においては、シリンダの特性としてシリンダ速度が変動する可能性がある。
シリンダ速度の変化は整地作業の精度に影響を及ぼす可能性が有り、アームシリンダ11のストロークエンド付近においては介入制御を解除し、作業機を停止させる制御に移行する。
この場合、作業機を停止させる制御への移行に伴いブーム6が停止し、ブーム6の速度が0となる。
ブーム6が停止する際の速度変動が大きい場合にはブーム6への衝撃が大きくなる可能性があり、オペレータにとって違和感を生じさせ整地作業の作業効率を低下させる可能性がある。
図10は、実施形態に基づく整地作業におけるブーム介入制御の際のブーム速度を説明する図である。
図10には、時間tに対するブーム6が動作するブーム速度Vbmが示されている。
ブーム速度Vbmは、正の値をとる場合にブーム6が上昇する速度である上昇速度を表し、負の値をとる場合にブーム6が下降する速度である下降速度を表す。
ブーム6は作業機2の一部であるため、ブーム速度Vbmは、作業機2の速度である。ブーム6の上昇速度は作業機2の上昇速度に対応し、ブーム6の下降速度は作業機2の下降速度に対応する。
実施形態において、作業機2の上昇速度及び下降速度を、作業機2の移動速度と称する。作業機2の移動速度は、作業機2が上昇するときは正の値をとり、下降するときは負の値をとる。
本例においては、一例としてブーム速度Vbmが所定のブーム制限速度Vcy_bmに設定され、ブーム6が下降している場合が示されている。
そして、時刻t0にアームシリンダ11がストロークエンド付近に到達した場合が示されている。この時点で介入制御を解除する。そして、作業機を停止させる制御に移行する。
本例においては、アームシリンダ11がストロークエンド付近に到達したため介入制御を解除し、ブーム速度Vbmを0に設定する場合が示されている。
したがって、介入制御が解除された際のブーム速度の速度変動が大きいため、ブーム速度の速度変動に伴う衝撃が生じる可能性がある。
実施形態においては、介入制御を解除(停止)する前からブーム6を停止するためにブーム速度を減速する。
具体的には、アームシリンダのシリンダ長に応じたブーム速度を制限する制限テーブルを設ける。
図11は、実施形態に基づくブーム速度の制限テーブルを説明する図である。
図11に示されるように、アームシリンダ11のストロークエンド付近に近づくにつれてブーム速度が制限されている場合が示されている。
本例においては、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入った場合からブーム速度下限値βに制限する場合が示されている。以降、アームシリンダ11のストロークエンドに近づくに従ってブーム速度下限値βから所定の減速率で制限された速度に設定される。
当該制限テーブルを適用することにより介入制御を解除(停止)する前からブーム速度を所定の減速率で変化させることが可能となる。
したがって、ブーム速度の急激な速度変動を抑制することが可能であるため、速度変動に伴うブーム6への衝撃を抑制することが可能となる。
なお、制限テーブルに従う所定の減速率は、油圧ショベル100の特性に従って任意の値に変更することが可能である。
作業機コントローラ26は、介入制御を解除(停止)する前からブーム速度を、制限テーブルに基づいて制限する。
介入制御を解除(停止)するタイミングは、アームシリンダ11がストロークエンド付近に到達した場合である。ストロークエンド付近とは、ストロークエンド近傍領域である。アームシリンダ11がストロークエンド付近に到達したか否かは、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2から算出することが可能である。また、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったか否かについても第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2から算出することが可能である。
実施形態において、作業機コントローラ26は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2に基づいて、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったと判断した場合に、制限テーブルに基づいてブーム速度を制限する。
介入制御を解除(停止)した際に、ブーム6の速度変化が大きい場合にはブーム6が急激に速度を減速するので、オペレータは違和感を覚える。
本例においては、作業機コントローラ26は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2に基づいて、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったと判断した場合に、制限テーブルに基づいてブーム速度を制限し、徐々に0とする。
その結果、ブーム6の急激な減速が緩和されるので、オペレータの違和感が低減される。また、ブーム6の急激な減速による衝撃も低減することが可能となる。
詳細には、図4に示される作業機コントローラの介入速度算出部26Dは、ブーム制限速度Vcy_bmを求める。
次に、図4に示される作業機コントローラ26の判定部26Jにおいて、判定動作を実行する。
判定部26Jは、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2に基づいて、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったか否かを判断する。
判定部26Jは、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったと判断した場合に、ブーム制限速度Vcy_bmを補正すると判定して介入速度修正部26Fにブーム制限速度Vcy_bmを補正するように指示する。
制御部26CNTの介入速度修正部26Fは、補正後のブーム制限速度Vcy_bm’を求め、制御部26CNTの介入指令算出部26Eに出力する。具体的には、介入速度修正部26Fは、制限テーブルに基づいて補正後のブーム制限速度Vcy_bm’に補正する。
制御部26CNTの介入指令算出部26Eは、補正後のブーム制限速度Vcy_bm’を用いてブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cを制御する。このような処理により、作業機コントローラ26は、ブーム6の下降速度を変化させる。
具体的には、介入速度修正部26Fは、ブーム制限速度Vcy_bmから所定の減速率に従って、最終的に0となるように制御する。
一方、判定部26Jは、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入っていないと判断した場合に、ブーム制限速度Vcy_bmを補正しないと判定する。介入速度修正部26Fは、ブーム制限速度Vcy_bmを補正することなくそのまま介入指令算出部26Eに出力する。この場合、ブーム制限速度Vcy_bmを用いてブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cを制御する。
なお、本例においては、介入速度修正部26Fは、制限テーブルに基づいて補正後のブーム制限速度Vcy_bm’に補正することによりブーム6の速度を制限する方式について説明したが、介入指令算出部26Eが出力するブーム指令信号CBIを補正するようにしても良い。具体的には、介入指令算出部26Eから出力されるブーム指令速度に応じた電流値を制限してブーム6の速度を減速するようにしても良い。
<実施形態に基づく作業機械の制御方法>
図12は、実施形態に基づく作業機械の制御方法を示すフローを説明する図である。
図12に示されるように、実施形態に係る作業機械の制御方法は、作業機コントローラ26によって実現される。
ステップS2において、図4に示される作業機コントローラ26の判定部26Jは、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったか否かを判断する。具体的には、判定部26Jは、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2に基づいてアームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったか否かを判断する。
ステップS2において、判定部26Jは、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入っていないと判断した場合(ステップS2においてNO)には、ステップS16において、作業機コントローラ26の介入指令算出部26Eは、補正しないブーム制限速度Vcy_bmを用いてブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cまたは制御弁27Aを制御する。
一方、ステップS2において、判定部26Jは、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったと判断した場合(ステップS2においてYES)には、補正したブーム制限速度を用いて生成したブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cまたは制御弁27Aを制御する(ステップS8)。具体的には、介入速度修正部26Fは、制限テーブルに基づいて補正後のブーム制限速度Vcy_bm’に補正する。介入指令算出部26Eは、補正後のブーム制限速度Vcy_bm’を用いてブーム指令信号CBIを生成し、介入弁27Cまたは制御弁27Aを制御する。このような処理により、作業機コントローラ26は、ブーム6の下降速度を変化させる。
そして、処理を終了する(エンド)。
<電気方式の操作レバー>
実施形態において、操作装置25はパイロット油圧方式の操作レバーを有するが、電気方式の左操作レバー25La及び右操作レバー25Raを有してもよい。
左操作レバー25La及び右操作レバー25Raが電気方式である場合、それぞれの操作量は、それぞれポテンショメータによって検出される。ポテンショメータによって検出された左操作レバー25La及び右操作レバー25Raの操作量は、作業機コントローラ26によって取得される。
電気方式の操作レバーの操作信号を検出した作業機コントローラ26は、パイロット油圧方式と同様の制御を実行する。
以上、実施形態の作業機コントローラ26は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長LS2に基づいて、アームシリンダ11のストロークエンドから所定距離αの範囲内に入ったと判断した場合に、制限テーブルに基づいてブーム速度を制限する。
作業機2は、ブーム6、アーム7、バケット8を有しているが、作業機2に装着されるアタッチメントはこれに限られず、バケット8には限定されない。作業機械は作業機を有していればよく、油圧ショベル100に限定されない。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両本体、2 作業機、3 上部旋回体、4 運転室、5 走行装置、6 ブーム、7 アーム、8 バケット、10 ブームシリンダ、11 アームシリンダ、12 バケットシリンダ、13 ブームピン、14 アームピン、15 バケットピン、16 第1ストロークセンサ、17 第2ストロークセンサ、18 第3ストロークセンサ、19 位置検出装置、26 作業機コントローラ、26A 相対位置算出部、26B 距離算出部、26C 目標速度算出部、26CNT 制御部、26D 介入速度算出部、26E 介入指令算出部、26F 介入速度修正部、26J 判定部、26P 処理部、26Q 記憶部。

Claims (5)

  1. ブームおよびアームを含む作業機と、
    前記アームを操作する操作装置と、
    前記作業機が作業を行う作業対象の目標形状となる目標掘削地形データを記憶し、前記目標掘削地形データに対して前記ブームの介入に基づき前記作業機を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記操作装置からの前記アームのダンプ操作指令に基づいて前記ブームの動作に介入を行い前記作業機を目標掘削地形に接近させる介入制御を実行し、
    前記介入制御の実行を終了する前から前記作業機を停止するために前記介入制御による前記ブームの速度を減速する、作業機械。
  2. 前記アームを駆動するアームシリンダとをさらに備え、
    前記コントローラは、
    前記介入制御の実行を終了する前から前記作業機を停止するために前記アームシリンダがストロークエンド付近か否かを判断し、
    判断結果に基づいて前記アームシリンダがストロークエンド付近である場合に、前記ブームの速度を制限する、請求項1記載の作業機械。
  3. 前記コントローラは、
    前記アームシリンダがストロークエンドから所定範囲内に到達したか否かを判断し、
    前記アームシリンダが前記ストロークエンドから所定範囲内に到達したと判断した場合に、前記ブームの速度を制限する、請求項2記載の作業機械。
  4. 前記作業機と接続される車両本体をさらに備え、
    前記ブームは、前記車両本体に接続され、
    前記アームは、前記ブームと接続され、
    前記作業機は、前記アームと接続されるバケットをさらに含み、
    前記操作装置は、前記ブーム、前記アームおよび前記バケットの操作を行うための操作指令を出力する、請求項1記載の作業機械。
  5. ブームおよびアームを含む作業機と、前記アームを操作する操作装置とを備え、前記作業機が作業を行う作業対象の目標形状となる目標掘削地形データを記憶する、作業機械の制御方法であって、
    前記操作装置からの前記アームのダンプ操作指令に基づいて前記ブームの動作に介入を行い前記作業機を目標掘削地形に接近させる介入制御を実行するステップと、
    前記介入制御の実行を終了する前から前記作業機を停止するために前記介入制御による前記ブームの速度を減速するステップとを備える、作業機械の制御方法。
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