JP6874988B2 - リンク情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リンク情報提供方法に関し、特に撮影された画像から、予めリンク情報が関連付けられて登録された接続コードを抽出して、接続コードに関連付けられたリンク情報を出力するリンク情報提供方法に関する。
インターネットの普及により、様々な情報がWebサイトを通じて容易に閲覧できたり入手できたりするようになっている。ユーザは情報を入手しようとするとき、Webサイトの接続先が既知の場合は、そのURLを入力することで、1回で直接に求めるWebサイトを閲覧することができる。しかしURLはアルファベットを含む文字列の入力が必要であり、URLの長いものでは入力が容易でないばかりか入力ミスを起こしやすい。そこで文字認識技術を生かして、URLを含む画像を撮影し、その中からURLを抽出して出力する取り組みが行われている。
特許文献1には、カメラによって撮像された画像から文字列を抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出された文字列がURLであるかどうか解釈する解釈手段とを有するURL取得システムが開示されており、解釈されたアドレスのリンク先にアクセス処理を自動的に行うことが可能となることも記載されている。
特許文献1によればURLを1文字ずつ入力しなくても、撮影画像から抽出されるために入力の手間やミスを省くことができるが、URL自体が簡便になるわけではないので、例えば電話で話したり紙に書いたりしてURLを他人に伝えようとすると容易ではない。
こうした問題を解決するために、特許文献2では、URLなどの接続先情報(リンク情報)を固定フォーマットに構成されたリンクコードに関連付け、リンクコードで所望のWebページやファイルの接続先を提供する情報リンクシステムが開示されている。
特許文献2によれば、長いURLでも情報提供者が事前に登録しておくことにより、閲覧希望のユーザは、9桁の数字入力でそのURLを入手してそのWebページを表示することができる。特許文献2には画像取得部を備えたユーザ端末で、リンクコードを撮影することでリンクコードを認識してユーザ端末にリンクコードが表示されることも記載されている。しかし認識されるのは固定フォーマットのリンクコードの場合であり、別の形式のデータには対応できない。またリンクコードは発行された後からリンク情報を登録したり削除したりするため発行されたリンクコードが、すべてリンク情報が登録された有効なものとは限らない。
このため、より応用範囲が広く効率的なリンク情報提供方法が望まれる。
特開2002−163604号公報 特開2016−218585号公報
本発明は、上記従来のリンク情報提供方法における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、撮影された画像から、予めリンク情報が関連付けられて登録された接続コードを抽出して、接続コードに関連付けられたリンク情報を出力するリンク情報提供方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明によるリンク情報提供方法は、予め特定のWebページまたは電子ファイルの接続先を含むリンク情報と関連付けして情報リンク装置に登録され、特定のルールに従い配列された数字または文字の配列を含む接続コードのユーザ端末からの入力に対応して関連付けられたリンク情報を前記情報リンク装置から前記ユーザ端末に出力するリンク情報提供方法であって、ユーザによる接続コード入力モードの選択に対応してアプリケーションに従い、ユーザ端末が表示画面にカメラ入力ボタンを含む接続コード入力画面を表示する段階と、ユーザによる前記カメラ入力ボタンの選択に対応してアプリケーションに従い、ユーザ端末がレンズを通して入力される画像に撮影ボタンを重ね合わせて表示する段階と、情報リンク装置がユーザ端末により撮影された画像を受信して文字認識により接続コードを抽出する段階と、情報リンク装置が抽出した接続コードに基づき関連付けして登録されたリンク情報を検索してリンク情報が存在する有効な接続コードかどうかを判断し、有効な接続コードの場合、リンク情報を出力する段階と、を有し、前記撮影ボタンを重ね合わせて表示する段階は、アプリケーションに従い、ユーザ端末が、レンズを通して入力される画像にラインにかかる単数または複数の接続コードのみを選択するためのクロスラインをさらに重ね合わせて表示する段階を含み、前記接続コードを抽出する段階はクロスラインに少なくとも一部がかかる接続コードを抽出し、前記クロスラインは縦線と横線からなり、少なくとも縦線または横線の長さが可変であることにより接続コードの選択範囲を絞ることを可能とすることを特徴とする。
前記情報リンク装置が、前記有効な接続コードが複数抽出された場合、いずれかを選択するための画面をユーザ端末に表示させる段階をさらに有することが好ましい。
前記接続コードは特定の文字と記号を含む固定フォーマットのリンクコードか、電話番号か、WebページのURLのうちの少なくともいずれか一つを含むことが好ましい。
本発明に係るリンク情報提供方法によれば、ユーザは接続コードを直接入力する代わりに、接続コードが表示された対象物の画像を撮影するだけで所望するWebページやファイルにアクセスできるため容易に目的の情報を見ることができる。この際、画像の中に複数の接続コードが含まれていても、リンク情報が登録された有効な接続コードのみが認識されるため、ユーザは手間をかけることなく必要な情報に直接アクセスすることができる。
さらに接続コードの一覧表の中から接続コードを選択するような場合でも、大きさが可変できるクロスラインに合わせて接続コードを撮影することで目的の接続先を簡単に絞り込むことができるので、ユーザにとって利便性の良い情報提供が可能となる。
また電話番号も接続コードとして利用できるため、情報提供者は電話番号のみを印刷して提供することにより、電話番号としての連絡の他に電話番号に住所や地図などをリンク付けして提供することもできるようになる。
本発明の実施形態によるリンク情報提供方法を運用するリンク情報提供システムの構成を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による接続コード管理表を示す図である。 本発明の実施形態による接続コードの認識方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態による接続コード管理表を示す図である。 本発明の実施形態による接続コードの利用例を示す図である。 本発明の実施形態による画像入力に基づくリンク情報提供方法を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明に係るリンク情報提供方法を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態によるリンク情報提供方法を運用するリンク情報提供システムの構成を概略的に示す図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態によるリンク情報提供システム1は、ネットワーク5を介して接続される情報リンク装置10、ユーザ端末30を含む。ここでネットワーク5はインターネットのような広域なネットワークである。
情報リンク装置10は、特定のルールに従い配列された数字または文字の配列を含んで設定される接続コードと、情報を提供するためのWebページの接続先(URL)やファイルの保存先のアドレスなどのリンク情報を関連付けて保存し、ユーザ端末30から送信される接続コードを含んで撮影された画像から文字認識により接続コードを抽出し、抽出した接続コードに関連付けられたリンク情報があるかどうかを判断し、リンク情報が関連付けられている場合に、そのリンク情報をユーザ端末30に出力する装置である。
接続コードは例えば「S:123−456−789」のように「S:」で始まり3桁ずつの3つの数字をハイフンでつないだ固定フォーマットで定義されるリンクコードでもよいし、「http://」で始まるURLでもよいし、局番から始まる電話番号でもよい。
またリンク情報はユーザに提供する情報の接続先であり、予めリストとして情報リンク装置10に登録されていてもよいが、実施形態ではユーザに情報を提供したい情報提供者が、必要に応じて情報リンク装置10に登録し、情報リンク装置10は登録されたリンク情報をリストとして管理するようにする。このためリンク情報提供システム1は、情報提供者が情報リンク装置10にリンク情報を登録するための情報提供端末20をさらに含んでもよい。
ユーザはアプリケーションを起動して、接続コードが表示された書類や看板などのリアルオブジェクトを撮影するだけで、接続コードにリンク情報が関連付けられているかどうかが確認でき、関連付けられたリンク情報を使って必要な情報を入手することができる。
図1を参照すると、情報リンク装置10は制御部11、入出力部12、記憶部13、表示部14、接続コード管理部15、リンク情報抽出部16、及びID管理部17を含む。
接続コード管理部15は、リンク情報を関連付ける接続コードの発行と管理を行う。接続コードは特定のルールに従い設定されるが、上記のように様々な形態でありうる。そこで一実施形態では基本となる接続コードの形式を定め、基本となる接続コードに関連付けて他の接続コードを設定する。
具体的にはリンクコードを基本となる接続コードとして設定し、URLや電話番号はリンクコードに関連付けられる接続コードとして設定する。これにより接続コード管理部15は、3桁ずつの3つの数字、即ち実質9桁の数字を重複しないようにリンクコードを発行して管理し、それぞれのリンクコードに関連付けられる接続コードがある場合は、そのリンクコードに関連付けて保存することでリンクコードを基準とした接続コードの発行と管理を行うことができる。
発行した接続コードに登録されるリンク情報がある場合、接続コード管理部15は基準となるリンクコードに関連付けてリンク情報を保存する。接続コード管理部15は基準となるリンクコード、このリンクコードに関連付けられる他の接続コード、リンク情報を接続コード管理表として表形式にまとめて管理する。
一実施形態では、情報提供端末20から接続コードの発行の要請が送信されると、接続コード管理部15が新たな複数個のリンクコードを発行する。情報提供者は発行されたリンクコードの中から必要な数だけリンクコードを選択し、それぞれのリンクコードに関連付けるリンク情報を情報提供端末20から送信する。接続コード管理部15は受信したリンク情報をそれぞれのリンクコードに関連付けて保存する。
また他の実施形態では、接続コードはすべて「S:」で始まるというようにルール化してもよい。リンクコードは「S:」で始まると定義付けられているが、URLや電話番号も先頭に「S:」を付けることで接続コードとして使用されることを明示する。接続コード管理部15は「S:」で始まるそれぞれの接続コードに登録されるリンク情報を関連付けして保存する。
リンク情報抽出部16は、ユーザ端末30から送信される接続コードに対し、接続コード管理部15が管理する接続コード管理表を検索して、受信した接続コードに関連付けられたリンク情報があるかどうかを判断し、関連付けられたリンク情報がある場合に関連付けられたリンク情報を抽出し、ユーザ端末30に送信する。
ユーザ端末30から送信される接続コードは、接続コードを含んで撮影された画像でもよく、画像の場合、リンク情報抽出部16は、受信した画像から文字認識により接続コードを文字として抽出し、抽出した接続コードに対して関連付けられたリンク情報があるかどうかを判断し、関連付けられたリンク情報がある場合に関連付けられたリンク情報を抽出し、ユーザ端末30に送信する。
実施形態では情報リンク装置10は、ユーザ端末30にアプリケーションを提供し、アプリケーションは起動すると、ユーザの選択に応じユーザ端末30にカメラ入力ボタンを含む接続コード入力画面を表示させ、ユーザがカメラ入力ボタンを選択すると、ユーザ端末30のレンズを通して入力される画像に撮影ボタンを重ね合わせて表示させるとともに縦線と横線からなるクロスラインを重ね合わせて表示させる。そこでユーザが接続コードを含むように対象物(リアルオブジェクト)を撮影すると、クロスラインを含んだ画像がユーザ端末30に取得され、その画像が情報リンク装置10に送信される。
そのため、リンク情報抽出部16は、画像に含まれる接続コードの内、クロスラインに少なくとも一部がかかる接続コードを抽出する。更に抽出した接続コードの内、リンク情報が関連付けられた有効な接続コードのみを抽出し、関連付けられたリンク情報をユーザ端末30に送信する。複数の接続コードが含まれた対象物でも、ユーザはクロスラインを活用して必要な接続コードを絞り込み、効率よく必要な情報を入手することができる。
ユーザ端末30から送信される接続コードが文字情報の場合でも画像の場合でも、関連付けられたリンク情報がある場合に関連付けられたリンク情報が抽出され、ユーザ端末30に送信されるが、アプリケーション実行中のユーザ端末30では受信したリンク情報を一度表示画面に表示することをせずに、リンク情報の示す接続先からWebページの情報やファイルを取得して表示画面に表示するようにしてもよい。
入出力部12は、ネットワーク5を介してユーザ端末30や情報提供端末20との間でデータの授受を行う。このため入出力部12は、通信手段を有する。
記憶部13は、接続コード管理表などの各種データや、ユーザ端末30に提供するアプリケーションプログラム、情報リンク装置10自身を制御する制御プログラムなどを保存する。記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリなどにより具現化される。
表示部14は、情報リンク装置10の操作画面や、必要により接続コード管理表などの保存データや制御プログラムなどの表示を行う。
制御部11は制御プログラムに従い、情報リンク装置10の動作を制御し、各構成要素が上記の機能を果たすよう制御する。
図1を参照すると、ユーザ端末30は、制御部31、入出力部32、記憶部33、表示部34、及び画像取得部35を含む。
ユーザ端末30は、対象物に表示された接続コードを文字データとして、または接続コードが含まれる画像を取得してその画像データを情報リンク装置10に送信し、情報リンク装置10から接続コードに関連付けられたリンク情報を取得して、その接続先から必要な情報を取得して表示する。
入出力部32は、情報リンク装置10とのデータ授受を行い、そのための通信手段を有する。またユーザ端末30に接続コードを入力するための文字入力手段も有する。
記憶部33は、入力した接続コードを一時保存したり、情報リンク装置10からリンク情報を取得するためのアプリケーションやユーザ端末自身を制御する制御プログラムを保存したりする。記憶部33は半導体メモリにより具現される。
表示部34は、リンク情報またはリンク情報にアクセスして取得される情報を表示する。表示部34は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示デバイスで具現化される。
画像取得部35は、接続コードが含まれる画像を取得する。
ユーザ端末30は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどで具現化され、画像取得部35はこれらの機器に内蔵されるカメラにて具現化される。
リンク情報提供システム1が情報提供端末20を含む場合、情報提供端末20の基本構成はユーザ端末30と同様でよく、情報提供端末20もパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどで具現化される。ただし、情報提供端末20は接続コードが含まれる画像を取得する必要がないため、画像取得のためのカメラは含まなくてもよい。
図2は本発明の実施形態による接続コード管理表を示す図である。
図2を参照すると、接続コード管理表200は接続コード欄210とリンク情報欄220とを含む。図2の接続コード管理表200はリンクコードを基本となる接続コードとして管理する実施形態を示す。
情報提供者はリンク情報を登録するために、情報提供端末20から接続コードの発行を要請する。
情報提供端末20からの接続コードの発行の要請に対応して、情報リンク装置10の接続コード管理部15は、複数個のリンクコードを発行する。図2では基本となる接続コードとしてリンクコード1欄230にあるように「S:123−400−100」〜「S:123−400−106」の7個が発行されたことを示すが、発行するリンクコードの数はこれに限らず任意の設定数でよい。情報提供者はこの中からリンク情報の数に応じて関連付けるリンクコードを選択してリンク情報を登録するが、相互に関連の強い一連の情報を提供する場合、例えば同じ説明文の日本語版、英語版、中国語版を登録する場合、複数のリンクコードは情報提供者の要求により階層構造化することができる。
図2の接続コード管理表200のリンクコード2欄240はリンクコード1欄230の中から「S:123−400−102」〜「S:123−400−104」を階層構造化した結果を示し、階層構造化された場合、ユーザは代表となるリンクコード「S:123−400−102」を入力した後、枝番「0」、「1」、または「2」の入力のみで「S:123−400−102」〜「S:123−400−104」のリンクコードを切り替えて利用することができる。
枝番を含めて対象物に「S:123−400−102−1」のように表示された場合でも、ユーザはこの表示を含む画像を撮影することでリンク情報を入手することができる。
接続コード管理表200にはURL欄250、電話番号欄260が設けられ、情報提供端末20からの登録依頼により、リンクコードにURLや電話番号を接続コードとして登録することができる。
リンク情報欄220にはURL欄270とファイル収納場所欄280が設けられ、リンクコード1欄に表示されたリンクコードに関連付けられるリンク情報が登録される。
例えば「S:123−400−100」には関連する接続コードとしてURL:「http//www.abc・・・」と電話番号:「03−1234−・・・」が登録され、リンク情報としてURL:「http//www.abc・・・」が登録されている。この場合、対象物に表示する接続コードは「S:123−400−100」でも「http//www.abc・・・」でも「03−1234−・・・」でもよく、いずれの場合もユーザ端末30でアプリケーションを起動して接続コードを含んで撮影して画像を取得することで、この画像は情報リンク装置10に送信され、情報リンク装置10で文字認識により接続コードが抽出された後、接続コード管理表200を検索して関連付けられたリンク情報「http//www.abc・・・」が抽出されユーザ端末30に出力される。
リンクコード「S:123−400−100」では関連される接続コードとしてのURLとリンク情報としてのURLが同じ場合を示した。即ちこの場合、ユーザはURLを手入力で「http//www.abc・・・」と入力しても、このURLの画像を取得して送信しても同じ「http//www.abc・・・」で示されるURLのWebページにアクセスすることになり、この場合、接続コードとリンク情報は同じものである。
一方、図2の「S:123−400−102」の場合のように接続コードとしてのURLとリンク情報としてのURLは異なってもよく、この例ではユーザはURLを手入力で「http//www.XYZ・・・」と入力した場合はこのURLが示すWebページにアクセスすることになるが、「http//www.XYZ・・・」を画像として取得すると、情報リンク装置10によりリンク情報として「http//www.xyz・・・」が出力されるためアクセスするWebページは手入力の場合と異なるものとなる。
また発行されたリンクコードは、すべてリンク情報が関連付けられているとは限らない。図2では「S:123−400−106」は発行されたもののまだリンク情報が関連付けられていない。このようにリンク情報がまだ関連付けられていない、またはリンク情報が登録されたものの、その後削除されたリンクコード即ち有効でないリンクコードは、ユーザ端末で画像として取得されてもリンク情報を出力できない。このような場合情報リンク装置10は文字認識によりリンクコードを抽出しても無視するか、ユーザ端末に取得したリンクコードは無効であることを出力する。
このように画像の中に複数の接続コードが含まれていても、有効な接続コードのみが抽出されるので、ユーザは効率よく目的の情報を取得することができる。
図3は本発明の実施形態による接続コードの認識方法を説明するための図である。
図3(a)〜(c)はアプリケーション実行中のユーザ端末30の表示画面を示す。
図3(a)は接続コード入力モードが選択され、接続コード入力画面300が表示された状態を示す。接続コードにはリンクコード、URL、電話番号があり得るが、接続コード入力画面300はリンクコードの入力画面を示す。
図3(a)を参照すると、接続コード入力画面300にはリンクコードを入力するためのテンキー320と、入力された数字を表示する入力表示欄310が含まれる。ユーザは3桁ずつの3つの数字を入力すると、入力した数字は「S:」と組み合わされて接続コードとして情報リンク装置10に送信され、接続コードが有効であれば、情報リンク装置10から接続コードに関連付けられたリンク情報がユーザ端末30に送信される。
また接続コード入力画面300にはカメラ入力ボタン330が含まれる。数字だけとはいえ、9つの数字の入力には手間がかかる上、入力ミスも起きやすい。そこでユーザはカメラ入力ボタン330を選択して撮影により接続コードを入力するモードを選択することができる。
図3(b)はカメラ入力ボタン330が選択された後の撮影モード画面340を示す。撮影モード画面340にはユーザ端末のカメラのレンズを通して入力される画像が表示される。図3(b)を参照すると、撮影モード画面340には撮影ボタン350とクロスライン360がレンズを通して入力される画像に重ね合わせて表示される。
実施形態ではユーザ端末30の表示画面はタッチパネルであり、ユーザは対象物に表示される接続コード370を少なくとも一部がクロスライン360にかかるように表示した状態で撮影ボタン350にタッチすることで、接続コード370を含む画像が取得される。その画像が情報リンク装置10に送信されて文字認識により画像から接続コードが抽出され、接続コードが有効であれば、情報リンク装置10から接続コードに関連付けられたリンク情報がユーザ端末30に送信される。
図3(c)は複数の接続コードが近接して対象物に表示される場合の撮影モード画面340を示す。図3(c)を参照すると、「S:123−400−101」、「S:123−400−102」、「S:123−400−106」の3つの接続コードが表示されている。これらの接続コードは図2に示した接続コード管理表200に登録されたものである。
図3(c)のように「S:123−400−101」と「S:123−400−106」の2つの接続コードがクロスライン360にかかった状態で撮影ボタン350がタッチされると、3つの接続コードを含む画像がユーザ端末30に取り込まれる。取り込まれた画像は、情報リンク装置10に送信される。情報リンク装置10では、先ず文字認識によりクロスライン360にかかる「S:123−400−101」と「S:123−400−106」の2つの接続コードのみを抽出する。次いで接続コード管理表200を検索するが、「S:123−400−106」は関連するリンク情報が登録されていないため無視され、「S:123−400−101」に関連付けられた「C:Users¥Doc・・・」のリンク情報が抽出され、ユーザ端末30に送信される。
このように複数の接続コードが表示されていても、クロスラインにかかる有効な接続コードのみが抽出されることで効率的に情報が得られる。
ここでは、クロスライン360にかかる2つの接続コードの内1つが関連するリンク情報が登録されていないため、結果的に有効な1つの接続コードが抽出される例を示したが、クロスライン360にかかる複数の接続コードが画像として取り込まれ、少なくとも2つが有効な接続コードである場合、情報リンク装置10は有効な接続コードに関連付けられたリンク情報を全てユーザ端末30に送信し、いずれかを選択するための画面をユーザ端末に表示させる。ユーザが所望するリンク情報を選択するとリンク情報の示す接続先から情報が取得されユーザ端末30の表示画面に表示される。
このように複数の接続コードをまとめて選択することが便利なこともあるし、選択の手間が増える分不便なこともある。
そこでユーザが意図的に接続コードの選択範囲を絞れるように、実施形態ではクロスライン360の少なくとも縦線又な横線の長さが可変できる。このため、例えば接続コードを索引のようにまとめた一覧表から特定の接続コードに的を絞って情報を入手したい場合、ユーザはクロスライン360を短くすることで選択範囲を絞ることができる。
図4は、本発明の他の実施形態による接続コード管理表を示す図である。
図4を参照すると、接続コード管理表400は接続コード欄410とリンク情報欄420とを含む。接続コード管理表400が図2の接続コード管理表200と異なるのは、基本となる接続コードは設定せず、接続コードとして使用するリンクコード、URL、及び電話番号はいずれも「S:」で始まるというようにルール化している点である。このため1つのリンク情報が関連付けられる接続コードはリンクコード、URL、及び電話番号のうちのいずれか1つである。
リンク情報欄420に含まれるURL欄430とファイル収納場所欄440に関しては、接続コード管理表200のURL欄270、ファイル収納場所欄280と変わらない。
この実施形態では、接続コードには全て先頭に「S:」が付くので、対象物にこれらの接続コードが表示されていた場合、リンクコードはもとより、URLでも電話番号でも接続コードとして使用されていることが容易に把握できる。
こうした接続コードがユーザ端末30から送信された場合、情報リンク装置10は、文字情報の接続コードの場合はそのまま、接続コードを含む画像の場合は文字認識により接続コードを抽出した後、接続コード管理表400を検索して、受信した接続コードに関連付けられたリンク情報があるかどうかを判断し、関連付けられたリンク情報がある場合に関連付けられたリンク情報を抽出し、ユーザ端末30に送信する。
図5は本発明の実施形態による接続コードの利用例を示す図である。
図5を参照すると、名刺500に電話番号を使用した接続コード510が印刷されている。
この名刺500を受け取ったユーザは、図5(a)のようにユーザ端末30の電話モード表示画面520にて電話番号を入力して電話をかけることができる。またユーザは図5(b)〜(d)に示すように接続コードの機能を使用して接続コード510に関連付けられる情報を入手することができる。
まず図5(b)のようにユーザ端末30で接続コード入力画面530を表示してカメラ入力ボタン540を選択した後、図5(c)に示すようにレンズを通して入力される画像550でクロスライン570にかかるように接続コード510を位置合わせして撮影ボタン560をタッチする。これにより接続コード510を含む画像が取り込まれ、この画像は情報リンク装置10に送られる。情報リンク装置10では接続コード510に関連付けられたリンク情報が抽出され、ユーザ端末30に送信される。例えばリンク情報の示す接続先に地図情報が設定されている場合、ユーザ端末30にはその地図情報580が表示される。
このように電話番号を接続コードとして使用することで、本来の電話番号としての意味以外に付加的な情報を併せて提供することができる。
ここでは図4の接続コード管理表400に基づき「S:」で始まる電話番号を名刺に印刷する例を示したが、図2の接続コード管理表200に基づき、電話番号のみを名刺に印刷してもよい。「S:」がつかないため接続コードとして使用されているかどうかは見ただけでは判断できないが、電話番号を含むように画像を取得して送信することで接続コード管理表200を検索してリンク情報を抽出することが可能である。
図6は、本発明の実施形態による画像入力に基づくリンク情報提供方法を説明するためのフローチャートである。
図6を参照すると、ユーザがユーザ端末30にて、アプリケーションを実行して接続コード入力モードを選択するのに対応して、ユーザ端末30はカメラ入力ボタンを含む接続コード入力画面を表示する(段階S600)。
ついで段階S610で、ユーザ端末30はカメラ入力ボタンが選択されたかどうかを判断し、カメラ入力ボタンが選択された場合は、段階S620でレンズを通して入力される画像に撮影ボタンを重ね合わせて表示画面に表示する。一実施形態ではレンズを通して入力される画像の中から特定の接続コードを選択できるように縦線と横線からなるクロスラインをさらに重ね合わせて表示する。これによりクロスラインにかかる接続コードのみを抽出できるようになり、画像内に接続コードが複数含まれる場合でも不必要な接続コードは抽出の対象にしないようにすることができる。またクロスラインの縦線、横線の長さは可変としてもよい。クロスラインの縦線、横線の長さを短くすることで選択する接続コードの絞り込みが更にやりやすくなる。
ユーザ端末30は段階S630で撮影ボタンが選択されたかどうかを判断し、撮影ボタンが選択されると段階S640で接続コードが含まれる画像を取り込み、情報リンク装置10に送信する。
情報リンク装置10は、段階S650にて受信した画像の文字認識を行い、接続コードを抽出する。画像がクロスラインを含む場合、情報リンク装置10は、クロスラインにかかる接続コードのみの抽出を行うため、文字認識を行う範囲が限定され、情報リンク装置10の負荷を減らし処理時間を短縮することができる。
次に段階S660で、情報リンク装置10は、接続コード管理表を検索し、抽出した接続コードに関連付けられたリンク情報が登録されているかどうかを判断する(段階S670)。リンク情報が登録されている場合はそのリンク情報を抽出してユーザ端末30に送信する。この時段階S640で取得された画像に、クロスラインにかかる複数の接続コードが含まれ、そのうちの少なくとも2つが関連付けられたリンク情報が登録された有効な接続コードの場合は、情報リンク装置10は有効な接続コードに関連付けられたリンク情報を全てユーザ端末30に送信し、いずれかを選択するための画面をユーザ端末に表示させる。
段階S670で抽出した接続コードに関連付けられたリンク情報が登録されていないと判断した場合、情報リンク装置10は、取り込んだ画像に含まれる接続コードが無効であることを示す無効情報をユーザ端末30に送信する。
以上のように本発明によるリンク情報提供方法によれば、ユーザはユーザ端末で接続コードを含む画像を撮影するだけで、その接続コードに関連付けられたリンク情報、若しくはそのリンク情報の示す接続先のWebページやファイルの情報を直接に取得することができる。また情報提供者にとっても、本来の意味を持つURLや電話番号も予めリンク情報を関連付けて接続コードとして登録することで、名刺などの対象物に表示したWebページの接続先や電話番号に加えて付加的に関連情報を提供でき、ユーザは容易に関連情報を活用することができ、情報提供者にとってもユーザにとっても使い勝手の良いリンク情報提供方法となっている。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更することが可能である。
1 リンク情報提供システム
5 ネットワーク
10 情報リンク装置
11、21、31 制御部
12、22、32 入出力部
13、23、33 記憶部
14、24、34 表示部
15 接続コード管理部
16 リンク情報抽出部
17 ID管理部
20 情報提供端末
30 ユーザ端末
35 画像取得部
200、400 接続コード管理表
210、410 接続コード欄
220、420 リンク情報欄
300 接続コード入力画面
330、540 カメラ入力ボタン
340 撮影モード画面
350、560 撮影ボタン
360、570 クロスライン
510 接続コード
580 地図情報

Claims (3)

  1. 予め特定のWebページまたは電子ファイルの接続先を含むリンク情報と関連付けして情報リンク装置に登録され、特定のルールに従い配列された数字または文字の配列を含む接続コードのユーザ端末からの入力に対応して関連付けられたリンク情報を前記情報リンク装置から前記ユーザ端末に出力するリンク情報提供方法であって、
    ユーザによる接続コード入力モードの選択に対応してアプリケーションに従い、ユーザ端末が表示画面にカメラ入力ボタンを含む接続コード入力画面を表示する段階と、
    ユーザによる前記カメラ入力ボタンの選択に対応してアプリケーションに従い、ユーザ端末がレンズを通して入力される画像に撮影ボタンを重ね合わせて表示する段階と、
    情報リンク装置がユーザ端末により撮影された画像を受信して文字認識により接続コードを抽出する段階と、
    情報リンク装置が抽出した接続コードに基づき関連付けして登録されたリンク情報を検索してリンク情報が存在する有効な接続コードかどうかを判断し、有効な接続コードの場合、リンク情報を出力する段階と、を有し、
    前記撮影ボタンを重ね合わせて表示する段階は、アプリケーションに従い、ユーザ端末が、レンズを通して入力される画像にラインにかかる単数または複数の接続コードのみを選択するためのクロスラインをさらに重ね合わせて表示する段階を含み、
    前記接続コードを抽出する段階はクロスラインに少なくとも一部がかかる接続コードを抽出し、
    前記クロスラインは縦線と横線からなり、少なくとも縦線または横線の長さが可変であることにより接続コードの選択範囲を絞ることを可能とすることを特徴とするリンク情報提供方法。
  2. 前記情報リンク装置が、前記有効な接続コードが複数抽出された場合、いずれかを選択するための画面をユーザ端末に表示させる段階をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のリンク情報提供方法。
  3. 前記接続コードは特定の文字と記号を含む固定フォーマットのリンクコードか、電話番号か、WebページのURLのうちの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のリンク情報提供方法。
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