JP6873010B2 - 寝台装置および支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、寝台装置および支援システムに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載された寝台装置が知られている。
一般的に、この種の寝台装置は、寝台装置本体と、寝台装置本体に装着される機能部品と、を備えている。機能部品は、寝台装置本体とともに寝台装置の一部を構成する。機能部品が寝台装置本体に装着されたとき、機能部品そのものが寝台装置に対する機能性の向上に寄与する。機能部品としては、例えばボードや各種オプションなどが挙げられる。
特開2008−220603号公報
近年、この種の寝台装置には、多機能化の要望がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、寝台装置の多機能化を図ることを目的とする。
(1)本発明に係る寝台装置は、寝台装置本体と、前記寝台装置本体に装着された機能部品と、前記機能部品に設けられ、電力に基づいて機能する付加機能部と、前記付加機能部に給電する付加機能部用の電源部と、を備えている。
なお機能部品は、寝台装置本体とともに寝台装置の一部を構成する。機能部品に付加機能部が設けられているか否かに関わらず、機能部品が寝台装置本体に装着されたとき、機能部品そのものが寝台装置に対する機能性の向上に寄与する。
この場合、寝台装置が付加機能部を備えている。したがって、付加機能部によって発揮される付加機能を寝台装置に付加することが可能になり、寝台装置の多機能化を図ることができる。
付加機能部用の電源部が付加機能部に給電する。したがって、機能部品に付加機能を付加するために、寝台装置の外部から電力を供給する必要がない。これにより、機能部品に付加機能を付加しつつ、不要な配線の発生を抑えることができる。
電源部が付加機能部用であることから、この電源部を、付加機能部の専用電源とすることで、付加機能部の機能を安定に発揮させたり、電源部の小容量化や小型化を図ったりすることができる。
(2)上記(1)に記載の寝台装置では、前記電源部が、前記機能部品に内蔵されている構成を採用してもよい。
この場合、電源部が、機能部品に内蔵されている。したがって、例えば、寝台装置本体に、電源部用のスペースを必要とすることなく、寝台装置に電源部を設けることが可能になり、寝台装置の設計の自由度を高め易くすること等ができる。
(3)上記(1)に記載の寝台装置では、前記電源部が、前記寝台装置本体に設けられている構成を採用してもよい。
この場合、電源部が、寝台装置本体に設けられている。したがって、例えば、電源部が機能部品に設けられている場合に比べて、機能部品を軽量化することができる。これにより、機能部品の寝台装置本体への装着性を向上させることができる。
(4)上記(3)に記載の寝台装置では、前記寝台装置本体が、前記機能部品が取り付けられるとともに前記電源部から前記機能部品に給電する取付け給電部を備え、前記機能部品が、前記取付け給電部に取り付けられるとともに前記取付け給電部から受電する取付け受電部を備え、前記付加機能部が、前記取付け給電部および前記取付け受電部を介して、前記電源部から受電する構成を採用してもよい。
この場合、付加機能部が、取付け給電部および取付け受電部を介して、電源部から受電する。したがって、機能部品を寝台装置本体に装着させるときに、単に取付け受電部を取付け給電部に取り付けることで、電源部の電力を付加機能部に供給することができる。これにより、機能部品の寝台装置本体への装着性を向上させるとともに、不要な配線の発生を効果的に抑えることができる。
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の寝台装置では、前記付加機能部が、前記機能部品に一体に設けられている構成を採用してもよい。
この場合、付加機能部が、機能部品に一体に設けられている。したがって、寝台装置本体に機能部品を装着させることで、付加機能部によって発揮される付加機能を寝台装置に付加することが可能になり、寝台装置の多機能化を簡便に図ることができる。
(6)上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の寝台装置では、前記付加機能部が、前記機能部品に着脱自在に設けられている構成を採用してもよい。
この場合、付加機能部が、機能部品に着脱自在に設けられている。したがって、例えば、機能部品を寝台装置本体に装着させるときに付加機能部を機能部品から離脱させておくことが可能になり、機能部品の寝台装置本体への装着性を向上させること等ができる。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の寝台装置では、前記寝台装置の使用者の支援行為を行う第1支援手段を更に備え、前記付加機能部が、前記使用者の動作および音声の少なくとも一方を入力として検知する検知手段を備え、前記第1支援手段が、前記検知手段で前記入力が検知された場合に前記支援行為を行う構成を採用してもよい。
この場合、第1支援手段が、検知手段で入力が検知された場合に支援行為を行う。したがって、第1支援手段が、使用者の支援行為の適切に行うことができる。
(8)本発明に係る支援システムは、上記(1)から(7)のいずれか1つに記載の寝台装置と、前記寝台装置の使用者の支援行為を行う第2支援手段を有する支援装置と、を備え、前記付加機能部が、前記使用者の動作および音声の少なくとも一方を入力として検知する検知手段を備え、前記第2支援手段が、前記検知手段で前記入力が検知された場合に前記支援行為を行う。
この場合、第2支援手段が、検知手段で入力が検知された場合に支援行為を行う。したがって、第2支援手段が、使用者の支援行為の適切に行うことができる。
本発明によれば、寝台装置の多機能化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る支援システムのブロック図である。 図1に示す支援システムを構成する寝台装置の詳細なブロック図である。 図2に示す支援システムを構成する寝台装置の側面図である。 図3に示す寝台装置の一部を構成する昇降柵および介助バーを模式的に示した斜視図である。 図3に示す寝台装置の分解斜視図である。 図1に示す支援システムを構成する寝台装置および車いすを示す平面図である。 図1に示す支援システムを構成する介護リフトを示す斜視図である。 図1に示す支援システムの動作を説明するフローチャートである。 図8に示すフローチャート中の支援工程を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る支援システム1を説明する。
図1および図2に示すように、支援システム1は、寝台装置2と、支援装置3と、を備えている。支援システム1は、寝台装置2の使用者の動作を支援する。支援システム1は、例えば、使用者の寝台装置2からの離床や、使用者の寝台装置2から支援装置3への移乗などを支援する。
図2から図5に示すように、寝台装置2は、寝台装置本体10と、機能部品4と、付加機能部5と、電源部6と、を備えている。
寝台装置本体10は、寝台11と、支持架台12と、昇降柵13と、駆動部14(第1支援手段)と、通信部15と、制御部16と、を備えている。寝台11は、マットレス17を支持する。寝台11には、マットレス17を介して使用者が横たわる。支持架台12は、寝台11を昇降自在に支持する。昇降柵13は、支持架台12に昇降自在に設けられている。駆動部14は、支持架台12および昇降柵13それぞれに駆動力を伝達する。駆動部14は、支持架台12に、寝台11を昇降させる。駆動部14は、昇降柵13を昇降させる。駆動部14は、寝台装置2の使用者の支援行為を行う第1支援手段7として機能する。通信部15は、外部機器の通信部と通信する。制御部16は、駆動部14を制御する。駆動部14、通信部15および制御部16には、外部電源Eから電力が供給される。
機能部品4は、寝台装置本体10に装着されている。機能部品4は、寝台装置本体10とともに寝台装置2の一部を構成する。機能部品4が寝台装置本体10に装着されたとき、機能部品4そのものが寝台装置2に対する機能性の向上に寄与する。
機能部品4は、ボード20と、介助バー30と、を備えている。ボード20は、寝台装置本体10の長手方向の端部に装着されている。寝台装置2の使用者は、例えば、ボード20を背もたれとしてボード20に寄りかかる。このときボード20は、使用者を支持する。
介助バー30は、固定部31と、可動部32と、を備えている。固定部31は、寝台装置本体10に着脱自在に装着される。固定部31は、介助バー30が寝台装置本体10に装着された状態で、寝台装置本体10に対して水平方向に実質的に移動不能とされている。可動部32は、固定部31に、鉛直軸回りに回転可能に固定されている。寝台装置2の使用者は、例えば、寝台装置2から立ち上がるときに可動部32を把持して可動部32に寄りかかる。このとき介助バー30は、使用者を支持する。
付加機能部5は、機能部品4に設けられ、電力に基づいて機能する。付加機能部5としては、駆動部、検出部、通信部および表示部のうちの少なくとも1つを備える構成を採用することが可能である。付加機能部5は、機能部品4としてのボード20および介助バー30それぞれに設けられている。図2、図4および図5に示すように、付加機能部5は、ボード20に設けられた第1付加機能部40と、介助バー30に設けられた第2付加機能部50と、を備えている。
図2および図5に示すように、第1付加機能部40は、使用者の生体情報を検出する。第1付加機能部40は、ボード20(機能部品4)に着脱自在に設けられている。第1付加機能部40としては、例えば、パラマウントベッド株式会社製の眠りSCAN(登録商標)等を採用することができる。第1付加機能部40は、本体部41と、接続線42と、を備えている。
本体部41は、マットレス17と寝台11との間に配置される。本体部41は、マットレス17上の使用者から伝達される振動に基づいて、使用者の生体情報(例えば、呼吸や脈拍、体動など)を検出する。本体部41は、検出部43(検知手段)と、通信部45と、制御部46と、を備えている。
検出部43は、使用者の振動を検出し、検出結果を制御部46に送出する。検出部43は、使用者の動作および音声の少なくとも一方を入力として検知する検知手段9として機能する。通信部45は、外部機器の通信部と通信する。制御部46は、検出部43および通信部45を制御する。制御部46は、検出部43からの検出結果を処理し、使用者の生体情報を取得(推定)する。
接続線42は、本体部41から延びる配線である。接続線42は、ボード20に着脱自在に装着される。接続線42がボード20に装着された状態で、接続線42には、後述する第1電源部6aからの電力が伝送される。第1電源部6aと接続線42との間の電力伝送は、接触方式でも非接触方式でもよい。非接触電力伝送の方式としては、例えば、電磁誘導式や磁気共鳴式などが挙げられる。
図2および図4に示すように、第2付加機能部50は、介助バー30(機能部品4)に一体に設けられている。第2付加機能部50は、介助バー30の開閉を自動化する。さらに、第2付加機能部50は、使用者が可動部32を把持したか否かを検出し、使用者が可動部32を把持したときに、使用者による介助バー30の開閉作業を補助する。
第2付加機能部50は、駆動部54(第1支援手段)と、検出部53(検知手段)と、通信部55と、制御部56と、を備えている。駆動部54は、可動部32に駆動力を伝達し、可動部32を鉛直軸回りに回動させる。駆動部54は、寝台装置2の使用者の支援行為を行う第1支援手段7として機能する。検出部53は、介助バー30において使用者が把持する部分に設けられている。図示の例では、検出部53は、介助バー30のうち、可動部32において使用者が把持する部分(以下、「手すり部32a」という。)に設けられているが、検出部53を固定部31に設けることも可能である。検出部53は、使用者が手すり部32aを把持したことを検出する。検出部53は、使用者の動作および音声の少なくとも一方を入力として検知する検知手段9として機能する。検出部53は、検出結果を制御部56に送出する。通信部55は、外部機器の通信部と通信する。制御部56は、駆動部54、検出部53および通信部55を制御する。
電源部6は、付加機能部5用であり、付加機能部5に給電する。電源部6としては、蓄電部および発電部のうちの少なくとも1つを備える構成を採用することができる。蓄電部としては、例えば蓄電池などが挙げられる。発電部としては、例えばソーラーパネルや圧電素子などが挙げられる。ソーラーパネルを採用する場合、室内の光源からの光エネルギーを、電気エネルギーに変換することができる。
電源部6は、第1付加機能部40用の第1電源部6aと、第2付加機能部50用の第2電源部6bと、を備えている。第1電源部6aは、ボード20(機能部品4)に内蔵されている。第2電源部6bは、寝台装置本体10に設けられている。第1電源部6aは、第1付加機能部40の接続線42を介して、第1付加機能部40の本体部41に給電する。第2電源部6bは、取付け給電部19および取付け受電部39を介して、第2付加機能部50に給電する。
取付け給電部19は、寝台装置本体10に備えられている。取付け受電部39は、介助バー30(機能部品4)に備えられている。取付け給電部19は、機能部品4が取り付けられるとともに第2電源部6bから介助バー30に給電する。取付け受電部39は、取付け給電部19に取り付けられるとともに取付け給電部19から受電する。第2付加機能部50は、取付け給電部19および取付け受電部39を介して、電源部6から受電する。
取付け受電部39は、取付け給電部19に、例えば凹凸嵌合などにより装着される。取付け受電部39が取付け給電部19に取り付けられた状態で、取付け受電部39は取付け給電部19に対して、少なくとも所定の一方向に向けた変位が規制される。取付け受電部39が取付け給電部19に装着された状態で、取付け受電部39には、第2電源部6bの電力が取付け受電部39を介して伝送される。取付け給電部19と取付け受電部39との間の電力伝送は、接触方式でも非接触方式でもよい。非接触電力伝送の方式としては、例えば、電磁誘導式や磁気共鳴式などが挙げられる。
図1、図6および図7に示すように、支援装置3は、使用者の生活や行動を支援する。支援装置3は、車いす60と、介護リフト70と、を備えている。
図1および図6に示すように、車いす60は、使用者の移動を支援する。車いす60は、駆動部64(第2支援手段)と、通信部65と、制御部66と、を備えている。駆動部64は、車いす60の車輪に駆動力を伝達し、車いす60を移動させる。駆動部64は、寝台装置2の使用者の支援行為を行う第2支援手段8として機能する。通信部65は、外部機器の通信部と通信する。制御部66は、駆動部64および通信部65を制御する。
図1および図7に示すように、介護リフト70は、使用者の寝台装置2から車いす60への移動を支援する。介護リフト70は、駆動部74(第2支援手段)と、通信部75と、制御部76と、を備えている。駆動部74は、介護リフト70の吊り具に駆動力を伝達し、吊り具を昇降させる。駆動部74は、寝台装置2の使用者の支援行為を行う第2支援手段8として機能する。通信部75は、外部機器の通信部と通信する。制御部76は、駆動部74および通信部75を制御する。
次に、前記支援システム1による支援行為を図8および図9に示すフローチャートに基づいて説明する。以下では、寝台装置2の使用者が車いす60に移乗するための準備をするための支援行為を実施する場合における動作について説明する。
まず図8に示すように、使用者の寝台装置2上での位置を検出する(ステップS1)。このとき、第1付加機能部40の検出部43の検出結果に基づいて、第1付加機能部40の制御部46が、寝台装置2上の使用者の重心位置を算出(取得)する。
次いで、ステップS1で検出した使用者の位置が、予め決められた所定の範囲から外れたか否かについて判断する(ステップS2)。このとき、第1付加機能部40の制御部46が、使用者の重心位置が所定の範囲から外れたか否かを判断する。なお例えば、使用者が寝台装置2上で横たわっている際に、寝台装置2上の使用者の重心位置の分布が、寝台11の短手方向の中央部を平均μとした標準偏差σの正規分布に従う場合、前記所定の範囲を、前記中央部から短手方向に2σずつ離れた位置の範囲内と設定すること等ができる。
ステップS2で、使用者の重心位置が所定の範囲から外れていない(NO)と判断した場合、ステップS1に戻る。ステップS1およびステップS2を所定の単位時間ごとに実施することで、第1付加機能部40の制御部46は、寝台装置2上の使用者の重心位置の軌跡をモニタリングする。
一方、ステップS2で、使用者の重心位置が所定の範囲から外れた(YES)と判断した場合、使用者がベッドから離床(移乗、移動)の準備をしていると判断し、図9に示す支援工程を実施する(ステップS3)。
支援工程では、まず、ステップS1と同様に使用者の寝台装置2上での位置を検出する(ステップS31)。次いで、ステップS2と同様に、ステップS31で検出された使用者の位置が、前記所定の範囲から外れたか否かについて判断する(ステップS32)。
ステップS32で、使用者の重心位置が所定の範囲から外れている(YES)と判断した場合、第1支援手段7および第2支援手段8が支援行為を行う(ステップS33)。第1支援手段7および第2支援手段8は、第1付加機能部40の検出部43で入力が検知された場合に支援行為を行う。
このとき、まず、第1付加機能部40の通信部45から、寝台装置本体10、介助バー30、車いす60、介護リフト70の各通信部15、35、65、75に、使用者の重心位置に関する情報を送出する。寝台装置本体10、介助バー30、車いす60、介護リフト70は、それぞれ以下の動作を実施する。
寝台装置本体10の制御部16は、駆動部14を制御して、使用者の重心位置に応じて昇降柵13を昇降させる(ステップS33a)。昇降柵13が下降することで、昇降柵13が、使用者の離床の邪魔になることが抑えられる。
第2付加機能部50の制御部56は、駆動部54を制御して、使用者の重心位置に応じて可動部32を回動させる(ステップS33b)。可動部32が回動することで、可動部32が、使用者の離床の邪魔になることが抑えられる。
車いす60の制御部66は、駆動部64を制御して、使用者の重心位置に応じて車いす60を移動させる(ステップS33c)。車いす60が寝台装置2に接近することで、使用者が、車いす60に移乗し易くなり、介助者の負担が抑えられる。
介護リフト70の制御部76は、駆動部74を制御して、使用者の重心位置に応じて吊り具を昇降させる(ステップS33d)。吊り具が回動することで、使用者が、寝台装置2から吊り具に移乗し易くなり、介助者の負担が抑えられる。
寝台装置本体10の制御部16は、駆動部14を制御して、使用者の重心位置に応じて寝台11を昇降させる(ステップS33e)。寝台11が、使用者や介助者にとって最適な高さに位置することで、使用者や介助者の負担が抑えられる。
ステップS33の後、第1支援手段7および第2支援手段8それぞれが、支援行為を完了したかを判断する(ステップS34)。支援行為を完了したかは、例えば、以下のように判断することができる。すなわち、各支援手段7、8を制御する制御部が、当該支援手段による支援行為が完了した状態であるか否かを判断し、完了したと判断した場合には、通信部を介して第1付加機能部40の制御部46に完了情報を送出する。第1付加機能部40の制御部46は、全ての支援手段7、8について完了情報が取得されている場合、各支援手段7、8による支援行為が完了されていると判断する。
なお例えば、寝台装置本体10の駆動部14の支援行為が完了した状態とは、昇降柵13が下降し終えた状態とすることができる。第2付加機能部50の駆動部54の支援行為が完了した状態とは、可動部32が回動し終えた状態とすることができる。車いす60の駆動部64の支援行為が完了した状態とは、車いす60が寝台装置2に所定の距離まで接近した状態とすることができる。介護リフト70の駆動部74の支援行為が完了した状態とは、吊り具が下降し終えた状態とすることができる。
ステップS34で支援行為が完了した(YES)と判断した場合、支援工程を終了する。この場合、支援工程が正常終了したとする。ステップS34で支援行為が完了していない(NO)と判断した場合、ステップS31に戻る。ステップS31からステップS34を所定の単位時間ごとに実施することで、第1付加機能部40の制御部46は、寝台装置2上の使用者の重心位置の軌跡をモニタリングし、各支援手段7、8を、使用者の重心位置と協調して制御する。この協調制御により、例えば、使用者と各構成との予期せぬ接触などが防止できる。
ステップS32で、使用者の重心位置が所定の範囲から外れていない(NO)と判断した場合、つまり、使用者の重心位置が所定の範囲内に戻ったと判断した場合には、各支援手段7、8を原点復帰させる(ステップS35)。この場合、ステップS35を実施することで、支援工程が終了する。このときには、支援工程が異常終了したとする。
図8に示すように、ステップS3(支援工程)が終了した後、支援工程が正常終了したか否かを判断する(ステップS4)。第1付加機能部40の制御部46は、支援工程が正常終了したか異常終了したかに基づいて、支援工程が正常終了したか否かを判断する。
ステップS4で支援工程が正常終了した(YES)と判断した場合、一連の支援行為を終了し、正常終了していない(NO)と判断した場合、ステップS1に戻る。
なお、上記支援行為が正常終了した後であっても、各支援手段7、8が使用者に対する更なる支援行為を実施することが可能である。更なる支援行為としては、例えば、使用者が端座位になるための動作の支援、立ち上がり支援、離床支援、移乗支援などが挙げられる。例えば、立ち上がり支援の場合には、使用者が立ち上がるために介助バー30の手すり部32aを把持したとき、検出部43によりその把持や押圧の方向を検出し、駆動部14が可動部32の回転動作の補助をするように、制御部16に制御させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る支援システム1および寝台装置2によれば、寝台装置2が付加機能部5を備えている。したがって、付加機能部5によって発揮される付加機能を寝台装置2に付加することが可能になり、寝台装置2の多機能化を図ることができる。
付加機能部5用の電源部6が付加機能部5に給電する。したがって、機能部品4に付加機能を付加するために、寝台装置2の外部から電力を供給する必要がない。これにより、機能部品4に付加機能を付加しつつ、不要な配線の発生を抑えることができる。
電源部6が付加機能部5用であることから、この電源部6を、付加機能部5の専用電源とすることで、付加機能部5の機能を安定に発揮させたり、電源部6の小容量化や小型化を図ったりすることができる。
第1電源部6aが、ボード20(機能部品4)に内蔵されている。したがって、例えば、寝台装置本体10に、電源部6用のスペースを必要とすることなく、寝台装置2に第1電源部6aを設けることが可能になり、寝台装置2の設計の自由度を高め易くすること等ができる。
第2電源部6bが、寝台装置本体10に設けられている。したがって、例えば、第2電源部6bが介助バー30(機能部品4)に設けられている場合に比べて、介助バー30を軽量化することができる。これにより、介助バー30の寝台装置本体10への装着性を向上させることができる。
付加機能部5が、取付け給電部19および取付け受電部39を介して、第2電源部6bから受電する。したがって、介助バー30を寝台装置本体10に装着させるときに、単に取付け受電部39を取付け給電部19に取り付けることで、第2電源部6bの電力を付加機能部5に供給することができる。これにより、介助バー30の寝台装置本体10への装着性を向上させるとともに、不要な配線の発生を効果的に抑えることができる。
第1付加機能部40が、ボード20(機能部品4)に着脱自在に設けられている。したがって、例えば、ボード20を寝台装置本体10に装着させるときに第1付加機能部40をボード20から離脱させておくことが可能になり、ボード20の寝台装置本体10への装着性を向上させること等ができる。
第2付加機能部50が、介助バー30(機能部品4)に一体に設けられている。したがって、寝台装置本体10に介助バー30を装着させることで、第2付加機能部50によって発揮される付加機能を寝台装置2に付加することが可能になり、寝台装置2の多機能化を簡便に図ることができる。
各支援手段7、8が、検知手段9で入力が検知された場合に支援行為を行う。したがって、各支援手段7、8が、使用者の支援行為の適切に行うことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
付加機能部5として、流体セルを有する流体枕を採用することも可能である。前記流体枕では、流体セルに対して流体を給排することで、流体枕を膨縮することができる。
付加機能部5として、ボード20や支持架台12に設けられた検出部を備える構成を採用することも可能である。この場合、検出部の検出結果に基づいて、例えば、ボード20への寄りかかりや、支持架台12への挟まり等を検出することができる。また、ボード20や昇降柵13、介助バー30に設けられた検出部を、使用者の意思入力のための入力装置として利用することができる。この場合、検出部の検出結果に基づいて、各支援手段7、8の動作を制御することで、使用者の支援行為を実施することができる。
寝台装置本体10が本体電源を内蔵し、外部電源Eが駆動部14に給電するのに代えて、本体電源が駆動部14に給電してもよい。この場合、本体電源から付加機能部5に給電することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 支援システム
2 寝台装置
3 支援装置
4 機能部品
5 付加機能部
6 電源部
7 第1支援手段
8 第2支援手段
9 検知手段
10 寝台装置本体
14、54、64、74 駆動部
19 取付け給電部
39 取付け受電部
43、53 検出部(検知手段)

Claims (4)

  1. 第1電源手段を含む寝台装置本体と、
    前記寝台装置本体に着脱可能に装着される介助バーと、
    前記介助バーに設けられ、前記寝台装置本体の使用者の動作または音声を検知する第1検知手段と、
    前記第1検知手段が前記使用者の動作または音声を検知したとき、前記介助バーを動作させて、使用者の支援行為を行う第1支援手段と、
    前記介助バーに設けられ、前記第1検知手段及び前記第1支援手段に給電可能な受電手段と、
    を備え
    前記寝台装置本体に設けられた給電手段、及び、前記受電手段を介して、前記第1電源手段から電力が前記第1検知手段及び前記第1支援手段に給電され、
    前記給電手段と前記受電手段は、少なくとも第1方向に向けた変位が規制された状態で取り付けられる寝台装置。
  2. 前記寝台装置本体に載置可能な第2センサと、
    前記第2センサで取得された情報からを前記使用者の重心位置を算出する制御部をさらに含み、
    前記使用者の重心位置が所定の範囲から外れたのちに、前記第1支援手段は前記使用者の支援行為を行う、請求項1に記載の寝台装置。
  3. 請求項2に記載の寝台装置と、
    前記寝台装置の使用者の支援行為を行う第2支援手段を有する支援装置と、を備え、
    前記使用者の重心位置が所定の範囲から外れたのちに、前記第2支援手段が、前記寝台装置の使用者の支援行為を行う、支援システム。
  4. 前記寝台装置本体に着脱可能に装着され、第2電源手段を含むボードをさらに備え、
    前記第2センサは前記第2電源手段に接続されて給電される、請求項2または請求項3に記載の支援システム。
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