JP6872492B2 - 体組織の非侵襲的なリアルタイム磁気共鳴解析のためのシステム及び形態型プローブ - Google Patents

体組織の非侵襲的なリアルタイム磁気共鳴解析のためのシステム及び形態型プローブ Download PDF

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Description

<発明の分野>
本発明は、核磁気共鳴法(NMR)を使用する体組織の解析及び検出に関連する。
核磁気共鳴法は、医用画像(MRI)に使用されるものとして周知である、非侵襲的方法である。放射線学的診断のための前記方法の有効性は、RFパルスのシーケンスに対する、組織の含水量の様々な応答に基づいて、様々なタイプの組織を区別する能力の結果である。具体的に、MR画像における対比は、T1及びT2として知られるRF励起の後の、組織の様々な緩和時間の結果である。
US2015/0018638は、0.15〜0.5テスラの範囲で比較的低い一定磁場を使用して実行されるNMR(核)緩和法に基づいた、血液関連パラメータの非侵襲的測定のための技術を提供する。比較的低い無線周波数を持つ複数の電磁励起パルスシーケンスが、磁場に配された生体組織上に適用され、試験された被験体の血液関連パラメータは、適用された励起シーケンスに応じて組織から受信された複数の核スピンエコー信号を使用して判定され、それにより、得られた信号の精度の改善が可能となり、プロセスの持続時間が実質的に減少する。
US2015/0018638に記載される機器は実質的に低プロファイルのNMRシステムであり、これは、患者の全身ではなく単肢のみを測定するために構成されたものであり、1対の永久磁石に包囲されたレセプタクルの中への単肢の挿入を必要とする。
US20050040823は、Caesarea, IsraelのDune Medical Devices Ltd.により製造されたNMRプローブを開示している。少なくとも1つの磁石が、分析される材料と、材料における分極場N0上で重ね合わせられるパルス無線周波磁気励起場B1を生成するために無線周波共振回路を形成する現行の導体とにおいて、一定の時不変分極場B0を生成する。回路導体は、材料における特定の浸透深さを解析し、且つそのエコーが解析されている材料に特徴的な測定値を提供する距離だけ各々分離している、隣接励起場を生成する。使用時に、外科医はプローブを試料に適用し、FFSは生体電気特性における僅かな差異を感知することで、組織の電磁気シグネチャ(健康又は癌)を正確に捕捉することが可能となる。
深さのプロファイリングはまた、Blumich B. et al: “Mobile single−sided NMR”, Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy, Pergamon Press, Oxford, GB, vol. 52, no. 4, 1 May 2008, pages 197 − 269, XP022589395により議論されている。この刊行物は、肉体、骨、及び骨髄を区別するためのT1及びT2のパラメータ画像の使用も記載している。
Giulio Gambarotaらによる、JOURNAL OF MAGNETIC RESONANCE IMAGING 29:982−986(2009)における「NMR Properties of Human Median Nerve at 3 T:Proton Density, T1, T2, and Magnetization Transfer」と題された論文においても言及が行われている。この論文は、神経と筋組織を区別するための、3Tでのヒト正中神経における陽子密度(PD)、T1及びT2の緩和時間、及び磁化移動(MT)といった、MRIに関連する特性の測定について議論している。この著者は、正中神経と筋組織との区別は困難であると結論を下している。
手術中に組織のタイプのリアルタイムの判定を可能にする、手持ちプローブが必要とされている。そのようなプローブは、手術中に安全に切断することができ且つ後に治癒する筋肉や腱などの体組織の片手での区別、及び、手術中に傷つけられることはないが不注意による損傷が治癒しない場合もある神経のもう片方の手での区別を可能にするものである。この必要性は、先行技術により対処されておらず、未だ十分に満たされていない。
それ故、本発明は、手術中に組織のタイプのリアルタイムの判定を可能にする手持ちプローブを提供することを目的としている。
この目的は、それぞれの独立請求項の特徴を持つシステム及びプローブによって、本発明に従い実現される。
本発明に係るシステムは、T1及びT2の緩和曲線の記録と解析に基づき、神経組織と、筋肉などの他の組織のタイプとの区別を可能にする。この目的のために、前記システムは、永久磁石、及びプローブの表面に0.05テスラ−0.5テスラの範囲で磁場を生成するRFコイルを含む、プローブを含んでいる。プローブは組織上に配され、完全なT1及びT2の緩和曲線が磁化移動係数と同様に記録される。緩和曲線データは、画像においては可能とならない、リアルタイムでの筋肉と神経との区別を可能にする。具体的に、緩和曲線は、T1とT2それぞれに単一指数関数及び多次指数関数を割り当てるための統計処理を使用すると、最も適合する。その後、様々な指数に関して結果として生じる時間定数と重み付けは、当該技術分野におけるクラスタリングアルゴリズムの継続的な使用と状態により蓄積される、絶えず増大するデータベースに基づいて解析される。
本発明を理解し、且つそれが実際にどのようにして実行され得るのかを確認するために、ここでは実施形態を、添付の図面を参照するとともに、限定されない例のみによって説明する。
本発明に係るシステムの機能性を示すブロック図である。 a、b、及びcは、前記システムの動作の説明に有用な図形表現である。 図1のシステムに使用されるプローブの絵入りの表示である。 図2に示されるプローブの磁気ソースユニットの詳細を絵入りで示す。 a〜fは、様々な幾何学的形状を持つ磁気ソースユニットを示す略図である。
図1は、様々なタイプの組織を区別するために、試験された被験体の組織の非侵襲的解析のための、本発明に係るシステム(10)の機能性を示すブロック図である。システム(10)は、図3と4において絵入りで示される手持ちプローブ(15)を含んでおり、これは、非強磁性材料で形成されたケーシング(16)を有し、且つその作動末端(17)に予め定めた断面を有している。ケーシング内の磁場源ユニット(18)は、組織の容量内に略均一な、時不変磁場を生成するように構成されており、これは、作動末端(17)にケーシングと等しい断面を有し、且つ0.05〜0.5テスラの範囲の磁場強度を有している。磁場源ユニット(18)内には少なくとも1つの誘導コイル(19)が配置されており、これは、典型的に2−20MHzの範囲の特定周波数でRF励起信号を受信するように構成されており、励起周波数は、磁場強度の各テスラについてRF励起信号が42MHzとなるように磁場強度に関連している。誘導コイルは、磁場の方向に略垂直な方向に電磁励起信号を生成し、それにより1片の生体組織を磁化することにより、磁場、及びRF励起信号に応答する。この生体組織片は、磁場強度の予め定めた関数である深さ及び厚みを有しており、これにより、従って励起された生体組織片中の生体組織のみが、核スピンエコー信号に対する電磁気応答をもたらす。
信号発生器(20)が誘導コイル(19)に繋げられており、プローブ(10)により励起された組織片の電磁気応答それぞれの関数であるRF励起周波数を生成するために構成されている。同様に、受信器ユニット(21)は誘導コイル(19)に繋げられており、そこから電磁気応答を受信し、それを表示する測定データを生成するように構成されている。制御ユニット(25)は、励起RF信号の予め定めた時間パターンを生成するように信号発生器(20)に繋げられるか、又は前記信号発生器(20)を含んでおり、制御ユニット(25)は更に受信器ユニット(21)に接続され、緩和時間、及びそこからプローブにより励起された組織のタイプを判定するために、測定データを処理し且つ生体組織から核スピンエコー信号を示すデータを抽出するための電磁気応答に応答する。
幾つかの実施形態において、誘導コイル(19)は、デュプレクサ(26)を介して信号発生器(20)及び受信器ユニット(21)へと共通して繋がれ、それにより、少なくとも1つの誘導コイルがRF励起周波数を適用し、様々な時間スロットにおいて応答を受信する。
幾つかの実施形態において、ケーシング(16)の作動末端(17)の断面は円筒状であり、2−30mmの直径を有している。実行のために縮小された原型において、ケーシング(16)の作動末端(17)における直径は20mmであり、42−62mTの磁場強度B0において3.2−9.5mmの深さに対する組織の解析が可能となった。
体組織の連続的な深さで複数の切片から応答信号を励起且つ受信するために、補足的であるか、又は組み合わせて使用され得る、2つの異なる手法が利用され得る。これらの手法は共に、プローブ(15)を介して様々な周波数の信号を生成及び適用することに依存しており、その各々が、深さと厚みが磁場強度の予め定めた関数である異なる組織片を磁化するように適合される。1つの手法には、1より多くの誘導コイルが提供され、誘導コイルの各々は、相互に異なる周波数範囲でRF励起信号をそれぞれ受信するように構成されており、それにより異なる組織片が一斉に励起される。他方の手法において、信号発生器(20)は、同じ誘導コイルへと連続的に適用される、時変励起信号を生成する。同様に、図1において、励起信号を適用し且つ応答信号を受信するために同じ誘導コイルが使用されるが、デュプレクサー(26)は信号の流れを適切に配向する役目を果たし、複数の誘導コイルが代替的に使用されてもよい。一方は送信、他方は受信を行うように使用され、故にデュプレクサー(26)の必要性が取り除かれる。何れかの手法において、制御ユニット(25)は、図面の図2のa〜cに関して以下に説明されるような正確な時変励起信号を得るために、信号発生器(20)に繋がれたパルスプログラマ(27)を含んでいる。信号発生器(20)とパルスプログラマ(27)は共に信号処理器(28)を構成する。
図3と4は、両方が第1の磁気極性である1対の外部弓状セグメント(30)と、両方が、環状間隙(32)を画定する第1の磁気極性に対向する第2の磁気極性である1対の内部セグメント(31)とを含む、磁場ソースユニット(18)の実施形態を示す。少なくとも1つの誘導コイル(19)が、外部セグメントと内部セグメントとの間の環状間隙(32)内に配置される。外部セグメント(30)及び内部セグメント(31)は、様々な半径の円にあるそれぞれの輪郭を有しており、外部セグメントの半径は好ましくは10mm未満である。内部セグメント(31)は外部セグメント(30)よりも高さが低くてもよく、その場合これらは、内部セグメントと外部セグメントの端面がそれぞれ同一平面上にあるように支持されてもよい。複数のコイルが設けられると、これらは、内部セグメントと外部セグメントとの間の環状間隙(32)を持つ垂直なスタックの中配置されてもよい。
図5のa〜fは、様々な幾何学的形状を持つ磁気ソースユニット(18)を示す略図である。全ての場合において、1以上のコイルが磁気ソースユニット(18)の作動末端に搭載され、これは患者の組織に対して保持されており、場合によっては患者の組織がその中に挿入される。故に、図5のaには、4−25mmの頂部(33)と、該頂部(33)に配置されるコイル(19)とを含む、略錐体形状の磁気ソースユニット(18)が示されている。図5のbは、4−30mmの直径の錐台形状の先端(34)に配置されたコイル(19)を含む、円錐状の磁気ソースユニット(18)を示す。このような磁気ソースユニット(18)の何れかは、図3に示されるプローブの頭部を置き換える。図5のcは、略バナナ形状(35)の円錐状の磁気ソースユニット(18)を示しており、その中間、及びその対向端部には、コイル(19)がそれぞれ設けられている。先端間の寸法は50−300mmである。図5のdは、内面にコイル(19)がそれぞれ設けられている略中空ベーグル形状(36)の磁気ソースユニット(18)を示し、そのような4つのコイルはそれぞれ、50−300mmの寸法のベーグルの相互に垂直な内径の対向端部に示されている。図5のeは、内部シリンダ(37)と外部シリンダ(38)それぞれを有する磁気ソースユニット(18)を示し、コイル(19)は、4−30mmの直径の内部シリンダ(37)の端部に搭載されている。図5のfは、50−300mmの間隔を空けた対向側壁(39)と(40)を有する磁気ソースユニット(18)を示し、その各々はコイル(19)を支持しており、その間には患者の肢が挿入されてもよい。全ての場合、1つのコイル(19)が明確性のために示され、実際に複数のコイルが利用され得ることが理解される。
システム(10)は、体組織の異なる部分の励起のために、各々配向される複数のプローブ(15)を利用してもよい。
システム(10)とプローブ(15)の要素を説明することで、我々はここで簡潔に、特に図2のa〜cに関して、測定と解析が制御ユニット(25)により実行される方法について説明する。
本発明の一実施形態において、制御ユニット(25)は、特異的な既知の組織のタイプに対応し且つ予め定めた時間定数T1とT2それぞれにおいて指数関数的に減衰する少なくとも2つの特性曲線を各群が画定する、緩和曲線の複数の群を特徴化する予め定めたデータにアクセスするように、及び、測定データに対応する組織のタイプを特定するために、リアルタイムで測定データを解析して、測定データが最も適合するのはどの緩和曲線の群であるのかを判定するように、リアルタイムで構成される。
時間定数T1とT2の誘導(derivation)は以下に記載され、特性曲線には体組織の特定のタイプの特徴である様々な時間定数T1とT2があることが理解される。体組織の様々なタイプそれぞれに関する緩和曲線はオフラインであると判定され、時間定数T1とT2を表すデータは、制御ユニット(25)のメモリに保存され、統計的に処理される。実測中に、各組織片によりプローブへと戻される応答信号は、時間定数の推定値を結果としてもたらす適切な指数関数に対して最も適合し、その際に、どの組織のタイプが、測定されている切片に関する適合によって得られる時間定数に対応するのかが確立され得る。
制御ユニット(25)のメモリに保存される予め定めた時間定数を各々が有している、2以上の緩和曲線の同時の整合は、最良適合プロセスの収束を促進させることに注意されたい。この理由により、2以上の緩和曲線の使用が不可欠な、多くの外科的用途が存在する。そのような多くの手順において、時間が最重要であり、2以上の緩和曲線の使用により、5秒未満での組織のタイプの判定が可能となる。しかし、時間があまり重要でない用途も存在する。例えば、プローブは、診断医が著しく長い間、即ち1分以上もの間待機しても差し支えの無い、非侵襲的診断法に使用されてもよい。そのような用途において、両曲線に対する測定された応答を最良に適合させることが重要でない場合もあり、使用はT1特徴自体によって行われてもよい。なぜならば、それはT2特徴の整合よりも遅いが、組織のタイプを特定するには十分であり、その一方でT2自体はあまり早く整合を行うことはできない。
<A.パルス反転によるT1測定>
測定の目的は、材料のスピン緩和時間T1を定量的に測定することである。測定の初めに、パルスを適用する前に、システムは熱平衡の状態にあり、そこではB0と称される外部磁場の方向に磁化が位置合わせされている。第1のパルスは、磁化を逆にするように動作し、それにより磁化は磁場とは反対の方向に位置合わせされるその結果、システムは平衡状態に戻るように努め、それによってシステムが平衡状態に戻るのに必要な時間はT1と称される。第2及び第3のパルスの目的は、第1のパルスの後の時間tにおける磁化状態を測定することである。この測定は、90°及び180°のパルスの組み合わせにより生成されたエコー信号の補助によって実行される。tの様々な値を持つこの一連のパルスを繰り返すことで、図2に示される曲線が生成され、そこから時間定数T1を得ることができる。
<B.一連の180°のパルスによるT2測定>
この測定の目的は、T2として知られる磁気共鳴の信号減衰時間を定量的に測定することである。この減衰は、材料における局所的な磁場及びスピンの結果であり、歳差運動周波数の拡散を形成し、信号を減衰させる。この測定は、図2のcに示される一連のパルスを使用する一連の測定を必要とすることなく、1つの測定において行うことが可能である。適切なアルゴリズムは、S. Meiboom and D. Gil in “Modified spin−echo method for measuring nuclear relaxation times” Rev. Sci. Instrum. 29, 688 (1958)に開示されている。この一連は、外部磁場の方向に垂直に磁化を移す90°のパルスで開始する。磁化はここで、外部磁場軸の周囲で回転(歳差運動)を受ける。外部磁場の不均等性にさらされないようにするために、使用はエコーとして知られている180°のパルスにより行われ、その開始時点で、外部磁場の均一性の欠如の結果として拡散される周波数が取り消され、スピンは全て位置合わせされ、強力な信号を形成する。一連の180°のパルスを使用すると、一連のエコーが生成され、従って、エコーパルスの持続時間にわたるエコーの開始時に信号測定から、減衰の時間定数がT2と称される、図2のbに示されるような崩壊曲線が得られる。
本発明に係る制御ユニットは、適切にプログラムされたコンピュータでもよい。同様に、本発明は、本発明の方法を実行するためのコンピュータにより読取り可能なコンピュータプログラムを考慮する。本発明は更に、本発明の方法を実行するための機械により実施可能な命令のプログラムを明確に具体化する機械可読メモリを考慮する。
1以上の実施形態に関して記載される特徴は、そのような実施形態に限定されるのではなく、一例として記載されている。故に、他に明言されていない限り、或いは特定の組み合わせが明らかに許容できないものでない限り、幾つかの実施形態のみに関して説明されるオプション機能は、同様に他の全ての実施形態にも適用可能であると仮定される。

Claims (30)

  1. 神経、筋肉および血管を含む異なるタイプの組織を区別するための試験された被験体の組織の非侵襲的解析のためのシステム(10)であって、該システムは、
    非強磁性材料から形成され作動末端(17)を有するケーシング(16)を有する携帯型プローブ(15)と;
    ケーシング内の磁場源ユニット(18)であって、組織容量内で0.05から0.5テスラの磁場強度を有する組織容量内に、略均一な時不変磁場を生成するように構成された磁場源ユニット(18)と;および、
    磁場源ユニットの内部にあり、磁場強度に関連する特定の周波数範囲のRF励起信号を受信するように構成された少なくとも1つの誘導コイル(19)であって、前記少なくとも1つの誘導コイルは、前記磁場の方向に略垂直な方向へ電磁励起信号を生成することによって、磁場とRF励起信号に対し応答し、それにより生体組織片を磁化させ、前記組織片は磁場強度の予め定めた関数である深さおよび厚みを有し、前記組織片中の生体組織は、核スピンエコー信号に対する電磁応答を生成する少なくとも1つの誘導コイル(19)と;
    少なくとも1つの誘導コイルに繋げられ、各組織片のそれぞれの電磁応答の関数であるRF励起周波数を生成するように構成される信号発生器(20)と;
    少なくとも1つの誘導コイルに繋げられ、そこから電磁応答を受信し、それを示す測定データを生成するように構成され受信器ユニット(21)と;および、
    RF励起信号の予め定めた時間パターンを生成するように信号発生器に接続される制御ユニット(25)であって、さらに受信器ユニットに接続され、電磁応答に応答して測定データを処理し、生体組織からの核スピンエコー信号を示すデータを抽出することで、時間定数T1およびT2を有する緩和曲線を測定し、かつ、プローブにより励起された組織のタイプを判定するために緩和曲線を統計的に処理する制御ユニット(25)と、を含み;
    1以上の誘導コイルが設けられ、信号発生器(20)は、体組織の連続的な深さで複数の組織片を同時に励起するために、相互に異なる周波数範囲でそれぞれのRF励起信号を各誘導コイルに対し送るように構成され、
    制御ユニット(25)は、各組織片について緩和曲線を判定し、そこから神経、筋肉、および血管からなる群の各組織片においてどのタイプの組織がプローブによって励起されるのかを判定するために、前記複数の組織片から受信された電磁応答に応答することを特徴とするシステム。
  2. 制御ユニットは、特定の既知の組織のタイプに対応し、かつ予め定めた時間定数T2おいて指数関数的に減衰する、少なくとも1つの特性曲線を各群が画定する緩和曲線の複数の群を特徴付ける予め定めたデータにアクセスするように、かつ、測定データに対応する組織のタイプを特定するために、リアルタイムで測定データを解析して、測定データが緩和曲線のどの群に最も適合するかを判定するように、リアルタイムで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 制御ユニットは、特定の既知の組織のタイプに対応し、かつ予め定めた時間定数T1とT2を有する、少なくとも2つの特性曲線を各群が画定する緩和曲線の複数の群を特徴付ける予め定めたデータにアクセスするように、かつ、測定データに対応する組織のタイプを特定するために、リアルタイムで測定データを解析して、測定データが緩和曲線のどの群に最も適合するかを判定するように、リアルタイムで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 制御ユニットは、測定データから判定された異なる指数に対する時間定数および加重で前記予め定めたデータを増加させるように構成され、継続的な使用によって蓄積され増加していくデータベースに基づいて連続して測定を解析することを可能にして、これにより処理時間が短縮されることを特徴とする請求項2または3に記載のシステム。
  5. 制御ユニットは、測定開始から5秒未満で、測定データが最も適合しているのはどの緩和曲線の群か判定するように構成されることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. ケーシング(16)の作動末端(17)は、円筒形の断面を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のシステム。
  7. ケーシングの作動末端の直径が2から30mmであることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. RF励起周波数が2から20MHzの周波数の範囲にあることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のシステム。
  9. 前記誘導コイル(19)の少なくとも1つは、信号発生器(20)および受信器ユニット(21)にデュプレクサ(26)を介して共通して繋がれ、それにより少なくとも1つの誘導コイルが、異なる時間スロットでRF励起周波数を適用し応答を受信することを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載のシステム。
  10. 複数の誘導コイルを含み、少なくとも1つの第1の誘導コイルは信号発生器に繋げられ、少なくとも1つの第2の誘導コイルは受信器ユニットに繋げられ、前記第1および第2の誘導コイルはRF励起周波数を適用し応答を受信するために異なる時間スロットの間で作動することを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載のシステム。
  11. 磁場源ユニット(18)は、両方が第1の磁気極性である1対の外部弓状セグメント(30)、および、両方が第1の磁気極性に対向する第2の磁気極性である1対の内部セグメント(31)を備え、少なくとも1つの誘導コイルは、外部セグメントと内部セグメントとの間の環状間隙(32)内に配置されることを特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載のシステム。
  12. 外部セグメントおよび内部セグメントは、異なる半径の円上にあるそれぞれの輪郭を有することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 外部セグメントの半径はそれぞれ10mm未満であることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 内部セグメント(31)は、外部セグメント(30)よりも高さが低く、内部セグメントと外部セグメントのそれぞれの端面が同一平面上にあるように支持されていることを特徴とする請求項12または13に記載のシステム。
  15. 複数のコイルは、内部セグメントと外部セグメントとの間に環状間隙を有する垂直なスタックに配置されることを特徴とする請求項1から14のいずれか1つに記載のシステム。
  16. 体組織の異なる部分を励起するようにそれぞれ配向された複数のプローブを有する、請求項1から15のいずれか1つに記載のシステム。
  17. 神経、筋肉および血管を含む異なるタイプの組織を区別するための試験された被験体の組織の非侵襲的解析のための携帯型プローブ(15)であって、該携帯型プローブは、
    非強磁性材料で形成され作動末端を有するケーシング(16)と;
    ケーシング内の磁場源ユニット(18)であって、組織容量内で0.05から0.5テスラの範囲の磁場強度を有する組織容量内に、略均一な時不変磁場を生成するように構成された磁場源ユニット(18)と、;および、
    磁場源ユニットの内部にあり、磁場強度に関連する特定の周波数範囲のRF励起信号を受信するように構成された少なくとも1つの誘導コイル(19)と、を含み、前記少なくとも1つの誘導コイルは、前記磁場の方向に略垂直な方向へ電磁励起信号を生成することによって、磁場とRF励起信号に対し応答し、それにより生体組織片を磁化させ、前記組織片は磁場強度の予め定めた関数である深さおよび厚みを有し、それにより前記組織片中の生体組織は、核スピンエコー信号に対する電磁応答を生成し;
    少なくとも1つの誘導コイルは、各組織片のそれぞれの電磁応答の関数であるRF励起周波数を受信し、前記試験された被験体の体組織にRF励起周波数を配向するように構成され、かつ、さらに、少なくとも1つの誘導コイルは、体組織からの電磁応答を受信し、その電磁応答を、続く解析のために外部ユニットに伝達するように構成され、
    磁場源ユニット(18)は、両方が第1の磁気極性である1対の外部弓状セグメント(30)、および、両方が第1の磁気極性に対向する第2の磁気極性である1対の内部セグメント(31)を備え、少なくとも1つの誘導コイルは、外部セグメントと内部セグメントとの間環状間隙(32)内に配置されることを特徴とするプローブ。
  18. ケーシング(16)の作動末端(17)は、円筒状の断面を有することを特徴とする請求項17に記載のプローブ。
  19. ケーシングの作動末端の直径が3から8mmであることを特徴とする請求項18に記載のプローブ。
  20. 外部セグメントおよび内部セグメントは、異なる半径の円上にあるそれぞれの輪郭を有することを特徴とする請求項18または19に記載のプローブ。
  21. 外部セグメントのそれぞれの半径が10mm未満である、請求項20に記載のプローブ。
  22. 内部セグメント(31)は、外部セグメント(30)よりも高さが低く、内部セグメントおよび外部セグメントのそれぞれの端面が同一平面にあるように支持されている、請求項17から21のいずれか1つに記載のプローブ。
  23. 複数のコイルは、内部セグメントと外部セグメントとの間に環状間隙を有する垂直なスタックに配置される、請求項17から22のいずれか1つに記載のプローブ。
  24. 磁場源ユニット(18)は、頂部(33)と、頂部に配置された少なくとも1つのコイル(19)とを有する略錐体形であることを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
  25. 磁場源ユニット(18)は、先端に配置された少なくとも1つのコイル(19)を 有する先端(34)を有する錐台形状であることを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
  26. 磁場源ユニット(18)は、略バナナ形(35)であり、その中間およびその対向端にそれぞれ誘導コイル(19)が設けられていることを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
  27. 磁場源ユニット(18)は、略中空ベーグル形状(36)でありその内側表面に沿ってそれぞれ誘導コイル(19)が設けられていることを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
  28. ベーグル形の相互に垂直な内径の対向端部にそれぞれ少なくとも4つのコイルを含むことを特徴とする請求項27に記載のプローブ。
  29. 磁場源ユニット(18)は、内部シリンダ(37)と、外部シリンダ(38)と、内部シリンダ(37)の端部に搭載された少なくとも1つのコイル(19)と、を含むことを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
  30. 磁場源ユニット(18)は、対向側壁(39,40)を含み、そのそれぞれは誘導コイル(19)を支持し、患者の肢に挿入するために寸法決めされていることを特徴とする請求項17から23のいずれか1つに記載のプローブ。
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