JP6870238B2 - 評価システム、評価方法、評価装置、評価プログラム、および記録媒体 - Google Patents

評価システム、評価方法、評価装置、評価プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、評価システム、評価方法、評価装置、評価プログラム、および記録媒体に関し、特に、評価対象を評価する評価システム、評価方法、評価装置、評価プログラム、および記録媒体に関する。
従来から、個人間での関係度合を評価する技術が知られている。たとえば、特開2007−193685号公報(特許文献1)には、人物同士の関連をユーザが直感的に認識可能な人脈情報を表示する表示装置が開示されている。また、特開2011−86081号公報(特許文献2)には、ユーザにとって接触し易い人物をユーザが認識可能な検索システムが開示されている。
特開2007−193685号公報 特開2011−86081号公報
上述した技術は、個人間での関係度合を評価するものであったが、たとえば、団体間での関係度合、または個人と団体との間の関係度合については評価するものではなかった。このため、上述した技術においては、ユーザは、個人間での関係度合の評価結果しか得ることができず、たとえば、団体間での関係度合の評価結果および個人と団体との間の関係度合の評価結果を得ることはできなかった。さらに、上述した技術においては、個人間での関係度合の評価から、団体間または個人と団体との間の関係度合の評価に切り替えることにも鑑みられておらず、ユーザは、利便性よく評価結果を得ることができなかった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザが利便性よく評価結果を得ることができる、評価システム、評価方法、評価装置、評価プログラム、および記録媒体を提供することである。
本発明のある局面に従うと、評価対象を評価する評価システムは、評価部と、表示部と、切替部とを備える。評価部は、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する。表示部は、評価部による評価結果を表示する。切替部は、表示部によって表示される評価結果を、一の評価対象および他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える。表示部は、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との組合せに応じて、評価部による評価結果の表示態様を異ならせる。
好ましくは、評価部は、第1評価部と、第2評価部とを含む。第1評価部は、個人を対象とする一の評価対象と個人を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。第2評価部は、個人を対象とする一の評価対象と団体を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。切替部は、表示部によって表示される評価結果を、第1評価部による評価結果と第2評価部による評価結果との間で切り替える。
好ましくは、評価部は、第1評価部と、第3評価部とを含む。第1評価部は、個人を対象とする一の評価対象と個人を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。第3評価部は、団体を対象とする一の評価対象と団体を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。切替部は、表示部によって表示される評価結果を、第1評価部による評価結果と第3評価部による評価結果との間で切り替える。
好ましくは、評価部は、第2評価部と、第3評価部とを含む。第2評価部は、個人を対象とする一の評価対象と団体を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。第3評価部は、団体を対象とする一の評価対象と団体を対象とする他の評価対象との間の関係度合を評価する。切替部は、表示部によって表示される評価結果を、第2評価部による評価結果と第3評価部による評価結果との間で切り替える。
好ましくは、表示部は、選択されている評価対象間では関係がなく、かつ選択されていない評価対象間では関係がある場合、選択されていない評価対象間では関係があることを示す。
好ましくは、評価部は、複数の評価内容に基づき関係度合を評価することが可能であり、表示部は、評価内容に応じて異なる態様で評価結果を表示する。
本発明の他の局面に従うと、評価対象を評価する評価方法は、評価ステップと、表示ステップと、切替ステップとを備える。評価ステップは、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する。表示ステップは、評価ステップによる評価結果を表示する。切替ステップは、表示ステップによって表示される評価結果を、一の評価対象および他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える。表示ステップは、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との組合せに応じて、評価ステップによる評価結果の表示態様を異ならせる。
本発明の他の局面に従うと、評価対象を評価する評価装置は、評価部と、表示部と、切替部とを備える。評価部は、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する。表示部は、評価部による評価結果を表示する。切替部は、表示部によって表示される評価結果を、一の評価対象および他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える。表示部は、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との組合せに応じて、評価部による評価結果の表示態様を異ならせる。
本発明の他の局面に従うと、評価対象を評価する評価プログラムは、評価ステップと、表示ステップと、切替ステップとを備える。評価ステップは、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する。表示ステップは、評価ステップによる評価結果を表示する。切替ステップは、表示ステップによって表示される評価結果を、一の評価対象および他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える。表示ステップは、個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との組合せに応じて、評価ステップによる評価結果の表示態様を異ならせる。
本発明の他の局面に従うと、記録媒体は、上述した評価プログラムを記録する。
本発明によれば、個人間のみならず、個人と団体との間、および団体間の関係度合を評価できる。さらに、選択された評価対象に応じて評価結果が切り替わるため、ユーザは、利便性よく評価結果を得ることができる。
本実施の形態に係る評価システムの全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る評価システムの機能構成を概略的に示す図である。 アルゴリズムテーブルを示す図である。 関係度合テーブルを示す図である。 表示テーブルを示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 検索用PCの表示部における表示例を示す図である。 評価サーバが実行する評価処理を説明するためのフローチャートである。 評価サーバが実行する評価結果切替処理を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付してその説明は繰り返さない。
[評価システムの概要]
図1は、本実施の形態に係る評価システム100の全体構成を概略的に示す図である。評価システム100は、ユーザが検索用PC10を用いて評価対象を評価するためのシステムである。たとえば、ユーザが企業に属する営業担当者であって現時点で取引のない他社にアプローチしたい場合、ユーザは、評価システム100を用いることで、自社と他社との間の関係度合、自社の社員と他社の社員との間の関係度合、および自社と他社の社員との間の関係度合などを評価することができる。そして、ユーザは、これら関係度合の評価結果に基づき、アプローチしたい他社の社員のうち、接触し易い社員を見つけたり、自社の社員のうち、アプローチしたい他社に接触可能な社員を見つけたりすることができる。
なお、「関係度合」とは、評価システム100による評価対象となる両者間(評価対象間ともいう)が関係している度合であり、評価対象間の関係性の強さ、評価対象間の繋がりの強さなどを意味する。評価対象間の関係度合が高いほど、評価対象同士は接触しやすいといえる。本実施の形態においては、関係度合の評価結果が点数で示されており、関係度合の点数が高いほど、評価対象同士は接触しやすいといえる。
評価システム100が評価する評価対象には、ユーザ側の評価対象(一の評価対象)として企業(自社)と企業(自社)に属する個人とが含まれ、相手側の評価対象(他の評価対象)として企業(他社)と企業(他社)に属する個人とが含まれる。ユーザは、ユーザ側の評価対象として、自社そのものか、または自社に属する個人を選択できる。また、ユーザは、相手側の評価対象として、他社そのものか、または他社に属する個人を選択できる。そして、評価システム100では、企業(自社)と企業(他社)との間の関係度合を評価する「企業間評価」、企業(自社)に属する個人と企業(他社)に属する個人との間の関係度合を評価する「個人間評価」、および企業(自社)に属する個人と企業(他社)との間の関係度合を評価する「個人企業間評価」を行うことができる。さらに、評価システム100では、個人間評価と個人企業間評価との切り替え、個人間評価と企業間評価との切り替え、および個人企業間評価と企業間評価との切り替えが行われる。
評価システム100が評価する評価内容には、メールの送受信に基づき関係度合を評価する「メール評価」、会議およびセミナーへの参加状況に基づき関係度合を評価する「参加評価」、および取引額に基づき関係度合を評価する「取引額評価」が含まれる。ユーザは、評価内容として、メール評価、参加評価、および取引額評価のいずれかを選択できる。なお、企業間評価における評価内容の選択肢としては、メール評価、参加評価、および取引額評価が設けられている。個人間評価における評価内容の選択肢としては、メール評価および参加評価が設けられている。個人企業間評価における評価内容の選択肢としては、メール評価および参加評価が設けられている。
このような評価システム100を用いれば、ユーザは、自身が選択した評価対象および評価内容に基づき評価対象間の関係度合を評価することができ、所望の評価結果を得ることができる。
[評価システムの全体構成]
図1に示すように、評価システム100は、検索用PC10と、Webサーバ30と、評価サーバ50とを備える。検索用PC10は、検索者であるユーザが評価対象間の関係度合を評価して接触すべき人物および企業を検索するためのパーソナルコンピュータである。Webサーバ30は、検索用PC10からの信号に基づき評価サーバ50に評価対象および評価内容を通知したり、評価サーバ50からの信号に基づき検索用PC10に評価結果の画像を表示させるための画像データを作成したりする。評価サーバ50は、Webサーバ30からの信号に基づき評価対象間の関係度合を評価し、その評価結果をWebサーバ30に通知する。
評価サーバ50は、企業間評価DB1〜3と、個人間評価DB1,2と、個人企業間評価DB1,2とに接続されている。これら、企業間評価DB1〜3、個人間評価DB1,2、および個人企業間評価DB1,2を総称して評価DBとも称する。評価サーバ50は、各評価DBに対応するアルゴリズムに基づき、各評価DBにアクセスすることが可能である。なお、本実施の形態におけるアルゴリズムとは、評価サーバ50が評価対象間の関係度合を評価する際に用いるプログラムやデータなどを意味する。たとえば、アルゴリズムには、評価対象および評価内容に基づき評価サーバ50がアクセスすべき評価DBへのアクセス情報が含まれる。
企業間評価DB1は、メール評価について企業間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム1に基づくことで企業間評価DB1にアクセスすることができる。
企業間評価DB2は、参加評価について企業間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム2に基づくことで企業間評価DB2にアクセスすることができる。
企業間評価DB3は、取引額評価について企業間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム3に基づくことで企業間評価DB3にアクセスすることができる。
個人間評価DB1は、メール評価について個人間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム4に基づくことで個人間評価DB1にアクセスすることができる。
個人間評価DB2は、参加評価について個人間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム5に基づくことで個人間評価DB2にアクセスすることができる。
個人企業間評価DB1は、メール評価について個人企業間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム6に基づくことで個人企業間評価DB1にアクセスすることができる。
個人企業間評価DB2は、参加評価について個人企業間評価を行った場合の評価結果が格納されたデータベースである。評価サーバ50は、アルゴリズム7に基づくことで個人企業間評価DB2にアクセスすることができる。
また、評価サーバ50は、他社情報DBと、取引情報DBと、メール情報DBとに接続されている。これら、他社情報DB、取引情報DB、およびメール情報DBを総称して情報DBとも称する。評価サーバ50は、情報DBに格納された評価情報に基づき、メール評価、参加評価、および取引額評価を行う。
評価情報とは、評価サーバ50が評価対象間の関係度合を評価する際に参照する情報であり、評価対象となる企業と自社との取引額やメールの送信先である個人の役職などの情報である。
他社情報DBは、評価情報として、他社に属する個人の情報が格納されたデータベースである。他社情報DBには、他社に属する個人の名前、メールアドレス、役職、部署、会議やセミナーの参加回数、および打合せ回数などの情報が格納されている。これらの他社情報は、ユーザが属する自社内の入力者および協力会社内の入力者などによってPCから入力されることで、他社情報DBに格納される。入力者は、名刺の内容、会議やセミナーの参加名簿、および過去の打合せ内容などに基づき他社情報を知得する。
取引情報DBは、評価情報として、自社と他社との間の取引額の情報が格納されたデータベースである。取引額の情報は、ユーザが属する自社内の入力者および協力会社内の入力者などによってPCから入力されることで、取引情報DBに格納される。入力者は、過去の取引状況などに基づき取引情報を知得する。
メール情報DBは、評価情報として、自社に属する個人と他社に属する個人との間で行われたメールの送受信などの情報が格納されたデータベースである。たとえば、メール情報DBには、自社に属する個人と他社に属する個人との間におけるメールの送受信回数、およびメールの宛先などの情報が格納されている。これらのメール情報は、自社内のメールサーバ(図示は省略)によって解析され、メールサーバの処理によってメール情報DBに格納される。
評価サーバ50は、各情報DBから取得した評価情報に基づき、「企業間評価」、「個人間評価」、「個人企業間評価」のそれぞれについて、「メール評価」、「参加評価」、および「取引額評価」に基づき評価対象間の関係度合を評価する。そして、評価サーバ50は、その評価結果を対応する評価DBに格納する。
[評価システムの機能構成]
図2は、本実施の形態に係る評価システム100の機能構成を概略的に示す図である。図2に示すように、検索用PC10は、評価対象選択部11と、評価内容選択部12と、表示部15とを備える。評価対象選択部11は、ユーザの入力に基づき評価対象を選択する。評価内容選択部12は、ユーザの入力に基づき評価内容を選択する。表示部15は、Webサーバ30の表示作成部33からの信号に基づき、評価結果の画像を画面上に表示する。
Webサーバ30は、評価対象通知部31と、評価内容通知部32と、表示作成部33とを備える。評価対象通知部31は、検索用PC10の評価対象選択部11からの信号に基づき、ユーザによって選択された評価対象を評価サーバ50のアルゴリズム切替部51に通知する。評価内容通知部32は、検索用PC10の評価内容選択部12からの信号に基づき、ユーザによって選択された評価内容を評価サーバ50のアルゴリズム切替部51に通知する。表示作成部33は、評価サーバ50の評価結果通知部53からの信号に基づき、検索用PC10に評価結果の画像を表示させるための画像データを作成し、作成した画像データを検索用PC10の表示部15に送信する。
評価サーバ50は、アルゴリズム切替部51と、評価結果取得部52と、評価結果通知部53と、評価部54と、評価情報取得部55とを備える。アルゴリズム切替部51は、Webサーバ30から通知された評価対象および評価内容に基づきアルゴリズムを切り替えて、評価結果を取得するために参照するアルゴリズムを決定する。評価結果取得部52は、アルゴリズム切替部51によって切り替えられたアルゴリズムに基づき評価DBにアクセスして、ユーザによって選択された評価対象および評価内容に応じた評価結果を取得する。評価結果通知部53は、評価結果取得部52によって取得された評価結果をWebサーバ30の表示作成部33に通知する。また、評価結果通知部53は、評価部54によって得られた評価結果を、対応する評価DBに格納する。評価部54は、評価情報取得部55によって取得された評価情報に基づき、評価対象間の関係度合を評価し、その評価結果を評価結果通知部53に出力する。評価情報取得部55は、各情報DBから評価情報を取得して、取得した評価情報を評価部54に出力する。
このような構成を有する評価システム100においては、評価サーバ50は、各情報DBにおいて評価情報が更新される度に、更新された評価情報に基づき評価対象間の関係度合を評価し、その評価結果を対応する評価DBに格納する。これにより、各評価DBには、常に最新の評価結果が格納されることになる。
また、評価システム100においては、検索用PCを介してユーザによって評価対象および評価内容が選択された場合、Webサーバ30を介して評価対象および評価内容が評価サーバ50に通知される。評価サーバ50は、通知された評価対象および評価内容に基づき決定したアルゴリズムを参照することで、評価DBから評価結果を取得する。そして、評価サーバ50は、その評価結果をWebサーバ30に通知する。Webサーバ30は、通知された評価結果に対応する画像データを作成し、その画像データを検索用PC10に送信する。検索用PC10は、受信した画像データに基づき評価結果を画面上に表示する。これにより、ユーザは、選択した評価対象および評価内容に応じた所望の評価結果を得ることができる。
なお、上述した構成において、評価システム100は、「評価システム」の一実施形態に対応する。評価サーバ50は、「評価装置」の一実施形態に対応する。評価部54は、「評価部」の一実施形態に対応する。表示部15は、「表示部」の一実施形態に対応する。アルゴリズム切替部51は、「切替部」の一実施形態に対応する。
なお、評価サーバ50、情報DB、および評価DBは、ユーザが属する自社内に配置されているものに限らず、クラウドコンピューティングのように、評価システム100を提供するシステム提供者のサービスによってWebサーバ30からアクセス可能に構成されてもよい。また、情報DBと評価DBとが異なるDBであるものに限らず、同じDBとして構成されてもよい。たとえば、企業間評価DB1は、他社情報DBおよびメール情報DBと同じDBとして構成されてもよい。
[アルゴリズムテーブル]
図3は、アルゴリズムテーブルを示す図である。アルゴリズムテーブルは、評価サーバ50内の記憶部(図示は省略)に格納されており、アルゴリズム切替部51および評価結果取得部52によって参照されるテーブルである。
図3に示すように、アルゴリズムテーブルには、評価対象および評価内容に対応するアルゴリズムを示す情報と、各アルゴリズムに対応するDBを示す情報とが格納されている。
たとえば、メール評価に基づき行われる企業間評価は、アルゴリズム1に対応し、アルゴリズム1は、企業間評価DB1に対応する。参加評価に基づき行われる企業間評価は、アルゴリズム2に対応し、アルゴリズム2は、企業間評価DB2に対応する。取引額評価に基づき行われる企業間評価は、アルゴリズム3に対応し、アルゴリズム3は、企業間評価DB3に対応する。
メール評価に基づき行われる個人間評価は、アルゴリズム4に対応し、アルゴリズム4は、個人間評価DB1に対応する。参加評価に基づき行われる個人間評価は、アルゴリズム5に対応し、アルゴリズム5は、個人間評価DB2に対応する。
メール評価に基づき行われる個人企業間評価は、アルゴリズム6に対応し、アルゴリズム6は、個人企業間評価DB1に対応する。参加評価に基づき行われる個人企業間評価は、アルゴリズム7に対応し、アルゴリズム7は、個人企業間評価DB2に対応する。
アルゴリズム切替部51は、アルゴリズムテーブルを参照しながら、ユーザによって選択された評価対象および評価内容に適したアルゴリズムを決定する。評価結果取得部52は、アルゴリズム切替部51によって決定されたアルゴリズムに対応する評価DBにアクセスすることで、評価結果を取得する。
[関係度合テーブル]
図4は、関係度合テーブルを示す図である。関係度合テーブルは、評価サーバ50内の記憶部(図示は省略)に格納されており、評価部54によって参照されるテーブルである。
図4に示すように、関係度合テーブルには、評価対象および評価内容に対応する関係度合の点数を示す情報が格納されている。
たとえば、メール評価に基づき行われる企業間評価では、自社に属するいずれかの社員から他社に属するいずれかの社員へのメールについて、メールの相手が一般社員であれば送受信1回につき1点、メールの相手が課長であれば送受信1回につき5点、メールの相手が部長であれば送受信1回につき10点、メールの相手が常務であれば送受信1回につき50点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社の課長aさんに1回メールを送信し、かつ自社のBさんが他社の部長bさんに1回メールを送信していれば、企業間評価の評価結果は合計で15点になる。
参加評価に基づき行われる企業間評価では、自社に属するいずれかの社員と他社に属するいずれかの社員とが同じ会議などに参加した回数について、参加1回につき10点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社のaさんと同じ会議に1回参加し、かつ自社のBさんが他社のbさんと同じ会議に1回参加していれば、企業間評価の評価結果は合計で20点になる。
取引額評価に基づき行われる企業間評価では、自社と他社との取引額について、100万円につき1点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社と他社との取引額が1000万円であれば、企業間評価の評価結果は10点になる。
メール評価に基づき行われる個人間評価では、自社に属する特定の個人から他社に属する特定の個人へのメールについて、メールの相手が一般社員であれば送受信1回につき1点、メールの相手が課長であれば送受信1回につき5点、メールの相手が部長であれば送受信1回につき10点、メールの相手が常務であれば送受信1回につき50点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社の課長aさんに1回メールを送信していれば、自社のAさんおよび他社のaさんを評価対象とする個人間評価の評価結果は5点になる。また、自社のBさんが他社の部長bさんに1回メールを送信していれば、自社のBさんおよび他社のbさんを評価対象とする個人間評価の評価結果は10点になる。
参加評価に基づき行われる個人間評価では、自社に属する特定の個人と他社に属する特定の個人とが同じ会議などに参加した回数について、参加1回につき10点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社のaさんと同じ会議に1回参加していれば、自社のAさんおよび他社のaさんを評価対象とする個人間評価の評価結果は10点になる。また、自社のBさんが他社のbさんと同じ会議に1回参加していれば、自社のBさんおよび他社のbさんを評価対象とする個人間評価の評価結果は10点になる。
メール評価に基づき行われる個人企業間評価では、自社に属する特定の個人から他社に属するいずれかの社員へのメールについて、メールの相手が一般社員であれば送受信1回につき1点、メールの相手が課長であれば送受信1回につき5点、メールの相手が部長であれば送受信1回につき10点、メールの相手が常務であれば送受信1回につき50点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社の課長aさんに1回メールを送信し、かつ他社の部長bさんに1回メールを送信していれば、自社のAさんおよび他社を評価対象とする個人企業間評価の評価結果は合計で15点になる。
参加評価に基づき行われる個人企業間評価では、自社に属する特定の個人と他社に属するいずれかの社員とが同じ会議などに参加した回数について、参加1回につき10点で関係度合の点数が計数される。たとえば、自社のAさんが他社のaさんと同じ会議に1回参加し、かつ他社のbさんと同じ会議に1回参加していれば、自社のAさんおよび他社を評価対象とする個人企業間評価の評価結果は合計で20点になる。
[表示テーブル]
図5は、表示テーブルを示す図である。表示テーブルは、Webサーバ30内の記憶部(図示は省略)に格納されており、表示作成部33によって参照されるテーブルである。表示作成部33は、表示テーブルを参照することで、評価結果の表示態様を決定し、決定した表示態様の情報を画像データに含めて検索用PC10の表示部15に出力する。
図5に示すように、表示テーブルには、評価対象および評価内容に対応する評価結果の表示態様を決定するための情報が格納されている。本実施の形態においては、表示部15において、各評価対象が円形画像で表され、評価対象間で関係性がある場合は、評価内容に応じて、直線、ジグザグ線、および波線のいずれかで円形画像同士が繋がるように画像表示される。
たとえば、メール評価に基づき行われた企業間評価の評価結果は、赤色の直線で表示され、さらに点数が基準点となる20点以上であれば太線で表示される。参加評価に基づき行われた企業間評価の評価結果は、赤色のジグザグ線で表示され、さらに点数が基準点となる100点以上であれば太線で表示される。取引額評価に基づき行われた企業間評価の評価結果は、赤色の波線で表示され、さらに点数が基準点となる10点以上であれば太線で表示される。なお、メール評価、参加評価、および取引額評価のいずれにおいても、表示部15の画面上に表示された他対象表示欄19がチェックされると、点線で表示される。
ここで、他対象表示とは、特定の企業について、ユーザによって選択された評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がないため両者が実線で繋がるように表示されないが、その他の評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がある場合に、両者を点線で繋ぐような表示である。たとえば、企業間評価における取引額評価では関係性がないが、個人間評価におけるメール評価では関係性がある場合、ユーザが他対象表示欄19をチェックすると、企業間評価の評価結果が点線で表される。このように、企業間評価では関係性がないが、個人間評価では関係性がある場合、ユーザが他対象表示欄をチェックすると、企業間評価の評価結果が点線で表示される。
メール評価に基づき行われた個人間評価の評価結果は、青色の直線で示され、点数が基準点となる10点以上であれば太線で示される。参加評価に基づき行われた個人間評価の評価結果は、青色のジグザグ線で示され、点数が基準点となる30点以上であれば太線で示される。なお、メール評価および参加評価のいずれにおいても、他対象表示欄がチェックされると、点線で表示される。
メール評価に基づき行われた個人企業間評価の評価結果は、緑色の直線で示され、点数が基準点となる15点以上であれば太線で示される。参加評価に基づき行われた個人企業間評価の評価結果は、緑色のジグザグ線で示され、点数が基準点となる50点以上であれば太線で示される。なお、メール評価および参加評価のいずれにおいても、他対象表示欄がチェックされると、点線で表示される。
[表示例]
図6〜図11を参照しながら、検索用PC10の表示部15における表示例について説明する。図6〜図11は、検索用PC10の表示部15における表示例を示す図である。
図6に示すように、表示部15の上側には、評価対象の選択欄として、第1評価対象欄16と、第2評価対象欄17とが表示される。
第1評価対象欄16は、評価対象とする企業をユーザが選択するための欄である。ユーザは、第1評価対象欄16において、プルダウンメニューによって評価対象を選択できる。この例では、ユーザが属する自社との間で比較する企業として、他社A、他社B、および他社Cが選択されている。なお、プルダウンメニューによって第1評価対象欄16からユーザが選択できる評価対象(企業)は、入力者によって予め登録されればよいが、インターネットを介してユーザが検索できるものであってもよい。
第2評価対象欄17は、第1評価対象欄16で選択された企業ごとに、企業間、個人間、および個人企業間のうち、評価する対象を選択するための欄である。この例では、他社Aについて企業間(自社と他社Aとの間)での評価が選択され、他社Bについて企業間(自社と他社Bとの間)での評価が選択され、他社Cについて企業間(自社と他社Cとの間)での評価が選択されている。なお、プルダウンメニューによって第2評価対象欄17からユーザが選択できる評価対象は、入力者によって予め登録されればよい。
また、表示部15の上側には、評価内容欄18が表示される。評価内容欄18は、評価内容をユーザが選択するための欄である。ユーザは、評価内容欄18において、プルダウンメニューによって評価内容を選択できる。この例では、他社Aについて取引額での評価が選択され、他社Bについて取引額での評価が選択され、他社Cについて取引額での評価が選択されている。なお、プルダウンメニューによって評価内容欄18からユーザが選択できる評価内容は、入力者によって予め登録されればよい。
また、表示部15の上側には、他対象表示欄19が表示される。他対象表示欄19は、前述したように、特定の企業について、ユーザによって選択された評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がないが、その他の評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がある場合に、その評価結果を表示させるための欄である。ユーザは、マウスのクリック操作または画面上のタッチ操作によって、他対象表示欄19をチェックすることができる。この例では、他社A、他社B、および他社Cのいずれにおいても他対象表示欄19はチェックされていない。
ユーザが評価対象および評価内容を設定すると、表示部15の中央に、企業を表す画像として複数の円形画像が表示される。円形画像20mは、ユーザが属する自社を表す画像である。円形画像20aは、他社Aを表す画像である。円形画像20bは、他社Bを表す画像である。円形画像20cは、他社Cを表す画像である。これらの円形画像は、企業の規模(資本金、従業員数、売上高、純資産、上場の有無など)に応じて大きさが変化し、規模が大きいほど円形画像も大きく表示される。図6の例の場合、ユーザは、他社Bが最も規模が大きく、他社Cが最も規模が小さいことを直感的に認識できる。
自社と他社Aとの間では、取引額について評価されるように設定されており、両者間の取引額は1200万円である。この場合、円形画像20mと円形画像20aとは、赤色の波線で繋がれる。また、取引額評価についての点数は取引額100万円につき1点であるため、取引額が1200万円の場合、12点になる。このため、円形画像20mと円形画像20aとが繋がれた線の近辺に12点の文字画像が表示される。さらに、取引額評価についての点数が10点以上であるため、円形画像20mと円形画像20aとを繋ぐ線が太線で表示される。
自社と他社Bとの間では、取引額について評価されるように設定されており、両者間の取引額は500万円である。この場合、円形画像20mと円形画像20bとは、赤色の波線で繋がれる。また、取引額評価についての点数は、取引額が500万円の場合、5点になる。このため、円形画像20mと円形画像20bとが繋がれた線の近辺に5点の文字画像が表示される。
自社と他社Cとの間では、取引額について評価されるように設定されており、両者間では未だ取引されていない。この場合、円形画像20mと円形画像20cとは、実線で繋がれない。
このように、ユーザは、自社が他社Aおよび他社Bのそれぞれと取引しており、かつ自社と他社Bとの間では、取引額が1000万円以上であることを直感的に認識できる。
ここで、自社と他社Cとの間では未だ取引されていないが、個人間でのメールの送受信は行われており、メール評価についての点数は5点である。そこで、図7に示すように、他社Cについて、ユーザが他対象表示欄19をチェックすると、円形画像20mと円形画像20cとが赤色の点線で繋がれる。このように、ユーザは、自社と他社Cとの間では取引はないが、個人間ではメールの送受信は行われていることを直感的に認識できる。
図8は、ユーザが、自社と他社Bとの間について評価内容を取引額評価からメール評価に切り替えた場合、および自社と他社Cとの間について評価内容を取引額評価からメール評価に切り替えた場合の表示例を示す。
図8に示すように、自社と他社Bとの間では、メール評価についての点数が27点である。この場合、円形画像20mと円形画像20bとは、赤色の直線で繋がれる。また、メール評価についての点数が20点以上であるため、円形画像20mと円形画像20bとを繋ぐ線が太線で表示される。
自社と他社Cとの間では、メール評価についての点数が5点である。この場合、円形画像20mと円形画像20cとは、赤色の直線で繋がれる。
このように、ユーザは、自社が他社Bおよび他社Cのそれぞれとメールを送受信しており、かつ自社と他社Bとの間では、頻繁にメールの送受信が行われていることを直感的に認識できる。
図9は、ユーザが、自社と他社Aとの間について評価内容にメール評価を加えた場合の表示例を示す。
図9に示すように、自社と他社Aとの間では、メール評価についての点数が20点である。この場合、円形画像20mと円形画像20aとは、赤色の直線で繋がれる。また、メール評価についての点数が20点以上であるため、円形画像20mと円形画像20aとを繋ぐ線が太線で表示される。
このように、ユーザは、自社と他社Aとの間で取引も行われ、かつメールの送受信も頻繁に行われていることを直感的に認識できる。
図10は、ユーザが、自社と他社Bとの間について評価対象を企業間から個人企業間に切り替えた場合、および自社と他社Cとの間について評価対象を企業間から個人間に切り替えた場合の表示例を示す。
図10に示すように、自社の山本は、他社Bに属するいずれかの社員とメールを送受信しており、メール評価についての点数は10点である。この場合、山本を表す画像と円形画像20bとは、緑色の直線で繋がれる。自社の宮本は、他社Bに属するいずれかの社員とメールを送受信しており、メール評価についての点数は2点である。この場合、宮本を表す画像と円形画像20bとは、緑色の直線で繋がれる。自社の山田は、他社Bに属するいずれかの社員とメールを送受信しており、メール評価についての点数は15点である。この場合、山田を表す画像と円形画像20bとは、緑色の直線で繋がれる。さらに、メール評価についての点数が15点以上であるため、山田を表す画像と円形画像20bとを繋ぐ線が太線で表示される。
ここで、図9に示す企業間評価の表示では、ユーザは、単に自社と他社Bとがメールの送受信を頻繁に行っていることが分かるが、自社のどの社員がどれだけの頻度で他社Bとの間でメールの送受信を行っているのか分からない。一方、図10に示すように、他社Bについて、企業間評価から個人企業間評価に切り替えると、ユーザは、山本、宮本、および山田が他社Bとメールの送受信を行っており、かつ山田は、他社Bとの間で頻繁にメールの送受信を行っていることを直感的に認識できる。
また、自社の宮本は、他社Cの高橋課長とメールを送受信しており、メール評価についての点数は5点である。この場合、宮本を表す画像と高橋課長を表す画像とは、青色の直線で繋がれる。
ここで、図9に示す企業間評価の表示では、ユーザは、単に自社と他社Cとがメールの送受信を行っていることが分かるが、自社のどの社員が他社Cのどの社員との間でメールの送受信を行っているのか分からない。一方、図10に示すように、他社Cについて、企業間評価から個人間評価に切り替えると、ユーザは、宮本のみが他社Cの高橋課長とメールの送受信を1回行っていることを直感的に認識できる。よって、たとえば、ユーザが未だ自社と取引のない他社Cにアプローチする場合、宮本から高橋課長に接触してもらえればよいことが分かる。
図11は、ユーザが、自社と他社Bとの間について評価対象を個人企業間から個人間に切り替えた場合の表示例を示す。
ユーザは、評価対象および評価内容について、プルダウンメニューによる選択以外に、表示部15の画面上をタッチ操作することでも評価対象および評価内容を切り替えることができる。たとえば、図10に示すように、自社と他社Bとの間について、個人企業間評価が選択されている状態で、図11に示すように、ユーザが円形画像20bをタッチ操作すると、個人間評価に切り替わる。
自社の山本は、他社Bの田中部長とメールを送受信しており、メール評価についての点数は10点である。この場合、山本を表す画像と田中部長を表す画像とは、青色の直線で繋がれる。さらに、メール評価についての点数が10点以上であるため、山本を表す画像と田中部長を表す画像とを繋ぐ線が太線で表示される。自社の宮本は、他社Bに属する企画部の佐藤とメールを送受信しており、メール評価についての点数は2点である。この場合、宮本を表す画像と佐藤を表す画像とは、青色の直線で繋がれる。自社の山田は、他社Bの企画部に属する佐藤、鈴木、および企画部に属する小林課長のそれぞれとメールを送受信しており、それぞれのメール評価についての点数は3点、7点、および5点である。この場合、山田を表す画像と、佐藤を表す画像、鈴木を表す画像、および小林課長を表す画像のそれぞれとは、青色の直線で繋がれる。
ここで、図10に示す個人企業間評価の表示では、ユーザは、山本、宮本、および山田が他社Bとメールの送受信を行っており、かつ山田は、他社Bとの間で頻繁にメールの送受信を行っていることが分かるが、山本、宮本、および山田がそれぞれ他社Bのどの社員とどれだけの頻度でメールの送受信を行っているのか分からない。一方、図11に示すように、他社Bについて、個人企業間評価から個人間評価に切り替えると、ユーザは、山本、宮本、および山田のそれぞれが他社Bのどの社員とどれだけの頻度でメールの送受信を行っているのかが分かる。たとえば、ユーザは、山本のみが田中部長とメールの送受信を行っていることを直感的に認識できる。よって、ユーザが田中部長と接触したい場合、山本から田中部長に接触してもらえればよいことが分かる。さらに、ユーザは、山田が、他社Bの企画部に属する複数人(佐藤、小林課長)とメールの送受信を行っていることを直感的に認識できる。よって、ユーザは、他社Bとの間で企画したい場合、企画部の宮本に限らず営業部の山田から佐藤や小林課長に接触してもらえればよいことが分かる。
[評価処理]
図12は、評価サーバ50が実行する評価処理を説明するためのフローチャートである。評価サーバ50は、周期的(たとえば、1時間ごと)に評価処理を実行する。
図12に示すように、評価サーバ50は、情報DBから取引額および個人の役職などの評価情報を取得したか否かを判定する(S10)。評価サーバ50は、情報DBから評価情報を取得していない場合(S10でNO)、評価処理を終了する。一方、評価サーバ50は、情報DBから評価情報を取得した場合(S10でYES)、評価情報に基づき評価対象間の関係度合を評価する(S11)。その後、評価サーバ50は、更新対象の評価DBにS11で得られた評価結果を格納し(S12)、評価処理を終了する。
このように、情報DBに格納された評価情報が更新されても、所定のタイミングごとに最新の評価結果が評価DBに格納されるため、ユーザは、常に最新の評価結果を得ることができる。
なお、評価サーバ50は、周期的に評価処理を実行するものに限らず、情報DBにおいて評価情報が更新されたときに評価処理を実行してもよい。
[評価結果切替処理]
図13は、評価サーバ50が実行する評価結果切替処理を説明するためのフローチャートである。評価サーバ50は、周期的(たとえば、100msecごと)に評価結果切替処理を実行する。
図13に示すように、評価サーバ50は、Webサーバ30から評価対象または評価内容が通知されたか否かを判定する(S20)。評価サーバ50は、Webサーバ30から評価対象および評価内容のいずれも通知されていない場合(S20でNO)、評価結果切替処理を終了する。一方、評価サーバ50は、Webサーバ30から評価対象または評価内容が通知された場合(S20でYES)、通知された評価対象および評価内容に基づき、参照するアルゴリズムを切り替える(S21)。評価サーバ50は、切り替えた後のアルゴリズムに基づき、評価DBから評価結果を取得する(S22)。その後、評価サーバ50は、Webサーバ30に評価結果を通知し(S23)、評価結果切替処理を終了する。
また、Webサーバ30は、評価サーバ50から通知された評価結果の画像データを作成し、作成した画像データを検索用PC10に送信する。そして、検索用PC10は、受信した画像データに基づき、表示部15に評価結果を表示する。
このように、検索用PC10を用いてユーザによって選択された評価対象および評価内容がWebサーバ30を介して評価サーバ50に通知されると、評価対象および評価内容に基づきアルゴリズムが切り替えられ、切り替えられた後のアルゴリズムによって、評価対象および評価内容に基づく評価結果がWebサーバ30に通知される。そして、Webサーバ30によって作成された評価結果の画像データに基づき、検索用PC10に評価結果が表示される。これにより、ユーザは、評価対象および評価内容を選択するだけで、所望の評価結果を得ることができる。
なお、上述した評価処理および評価結果切替処理は、「評価方法」の一実施形態に対応する。評価処理および評価結果切替処理を実行するためのプログラムは、「評価プログラム」の一実施形態に対応する。また、上述した処理において、図12のS11の処理は、「評価ステップ」の一実施形態に対応する。図13のS21の処理は、「切替ステップ」の一実施形態に対応する。さらに、検索用PC10が評価結果を表示する処理は、「表示ステップ」の一実施形態に対応する。
なお、上述した評価処理および評価結果切替処理を実行するためのプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)およびUSB(Universal Serial Bus)などの記録媒体に記録されて市場で流通したり、インターネットを介して市場で流通したりするものであってもよい。
以上のように、本実施の形態における評価システム100によれば、ユーザは、自分側の評価対象を、企業(自社)および個人のいずれかから選択的に切り替え、さらに、相手側の評価対象を、企業(他社)および個人のいずれかから選択的に切り替えることにより、個人間のみならず、個人企業間、および企業間についても関係度合を評価できる。さらに、ユーザが評価対象を切り替えることに応じてアルゴリズムも切り替えられ、その結果、表示部15に表示される評価結果も切り替わる。これにより、ユーザは、利便性よく評価結果を得ることができる。
また、ユーザが他対象表示欄19をチェックすると、選択した評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がないが、その他の評価対象および評価内容では評価対象間で関係性がある場合にその評価結果が表示されるため、ユーザは、より利便性よく評価結果を得ることができる。
[変形例]
以上、本発明における主な実施の形態を説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形例について説明する。
(関係度合について)
本実施の形態においては、図4に示す関係度合テーブルに基づき関係度合が計算されたが、関係度合の計算方法は図4に示す例に限らない。たとえば、評価内容が同じであっても、評価対象が異なれば、関係度合の計算方法も異なってもよい。具体的には、企業間評価におけるメール評価と、個人間評価におけるメール評価とで、計算方法が異なっていてもよい。また、同じ出身大学、同じサークル、同じ故郷、およびSNS(social networking service)での繋がりなど、図4に示す例以外の基準に基づき、関係度合が計算されてもよい。また、関係度合の計算方法は、ユーザの好みで設定可能であってもよい。
(表示例について)
本実施の形態においては、図5に示す表示テーブルに基づき評価結果の表示態様が決定されたが、表示態様は図5に示す例に限らない。たとえば、同じ評価対象であれば、評価内容にかかわらず線の色が同じであったが、評価内容に応じて線の色が異なってもよい。同じ評価対象であれば、評価内容に応じて線の形が異なっていたが、評価内容にかかわらず線の形が同じであってもよい。評価対象または評価内容が異なっていても、表示態様が同じになる場合があってもよい。評価結果の表示態様および評価結果の線が太線になる基準点は、ユーザの好みで設定可能であってもよい。ユーザが他対象表示欄19にチェックしなくても、他対象表示が自動的に行われてもよい。また、図6〜図11に示す表示例に限らず、その他の態様で評価結果を表示するものであってもよい。
(評価対象について)
本実施の形態においては、企業(自社)と企業(他社)との間の関係度合を評価する企業間評価と、企業(自社)に属する個人と企業(他社)に属する個人との間の関係度合を評価する個人間評価と、企業(自社)に属する個人と企業(他社)との間の関係度合を評価する個人企業間評価とが行われていたが、これに加えて、企業(自社)と企業(他社)に属する個人との間の関係度合を評価する企業個人間評価が行われてもよい。そして、評価システム100では、企業間評価と企業個人間評価との切り替え、個人間評価と企業個人間評価との切り替え、および個人企業間評価と企業個人間評価との切り替えが行われてもよい。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合せても、実施することが意図される。
10 検索用PC、11 評価対象選択部、12 評価内容選択部、15 表示部、30 Webサーバ、31 評価対象通知部、32 評価内容通知部、33 表示作成部、50 評価サーバ、51 アルゴリズム切替部、52 評価結果取得部、53 評価結果通知部、54 評価部、55 評価情報取得部、100 評価システム。

Claims (9)

  1. 評価対象を評価する評価システムであって、
    個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する評価部と、
    前記評価部による評価結果を表示する表示部と、
    前記表示部によって表示される評価結果を、前記一の評価対象および前記他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える切替部とを備え、
    前記表示部は、個人および団体のいずれかから選択された前記一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された前記他の評価対象との組合せに応じて、前記評価部による評価結果の表示態様を異ならせる、評価システム。
  2. 前記評価部は、
    個人を対象とする前記一の評価対象と個人を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第1評価部と、
    個人を対象とする前記一の評価対象と団体を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第2評価部とを含み、
    前記切替部は、前記表示部によって表示される評価結果を、前記第1評価部による評価結果と前記第2評価部による評価結果との間で切り替える、請求項1に記載の評価システム。
  3. 前記評価部は、
    個人を対象とする前記一の評価対象と個人を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第1評価部と、
    団体を対象とする前記一の評価対象と団体を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第3評価部とを含み、
    前記切替部は、前記表示部によって表示される評価結果を、前記第1評価部による評価結果と前記第3評価部による評価結果との間で切り替える、請求項1または請求項2に記載の評価システム。
  4. 前記評価部は、
    個人を対象とする前記一の評価対象と団体を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第2評価部と、
    団体を対象とする前記一の評価対象と団体を対象とする前記他の評価対象との間の関係度合を評価する第3評価部とを含み、
    前記切替部は、前記表示部によって表示される評価結果を、前記第2評価部による評価結果と前記第3評価部による評価結果との間で切り替える、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の評価システム。
  5. 前記表示部は、選択されている評価対象間では関係がなく、かつ選択されていない評価対象間では関係がある場合、選択されていない評価対象間では関係があることを示す、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の評価システム。
  6. 前記評価部は、複数の評価内容に基づき関係度合を評価することが可能であり、
    前記表示部は、評価内容に応じて異なる態様で評価結果を表示する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の評価システム。
  7. 評価対象を評価する評価装置であって、
    個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する評価部と、
    前記評価部による評価結果を表示する表示部と、
    前記表示部によって表示される評価結果を、前記一の評価対象および前記他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える切替部とを備え、
    前記表示部は、個人および団体のいずれかから選択された前記一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された前記他の評価対象との組合せに応じて、前記評価部による評価結果の表示態様を異ならせる、評価装置。
  8. 評価対象を評価する評価装置のコンピュータに
    個人および団体のいずれかから選択された一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された他の評価対象との間の関係度合を評価する評価ステップと、
    前記評価ステップによる評価結果を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップによって表示される評価結果を、前記一の評価対象および前記他の評価対象についてそれぞれ選択された評価対象に応じて切り替える切替ステップと
    を実行させる評価プログラムであって、
    前記表示ステップは、個人および団体のいずれかから選択された前記一の評価対象と、個人および団体のいずれかから選択された前記他の評価対象との組合せに応じて、前記評価ステップによる評価結果の表示態様を異ならせる、評価プログラム。
  9. 請求項8に記載する前記評価プログラムを記録する、記録媒体。
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