JP6868814B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents
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Description
また、この商用電源の電源電圧が高くなるとトランスが重量物となり電装品箱の取り付け作業が困難となることから、トランスが重量物である場合には、トランスを収容するトランス用箱を電装箱とは別途に設け、トランス用箱を電装箱に取り付けることで保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、組立時に配線を確認する作業が困難とならない位置に重量物であるトランス用箱を設けることのできる空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
これによって、トランス用箱の位置を自在に決めることができ、組立時に配線を確認する作業が困難とならない位置に重量物であるトランス用箱を設けることのできる空気調和 装置の室外機を提供できる。
この発明によれば、トランス用箱の位置を自在に決めることができ、組立時に配線を確認する作業が困難とならない位置にトランス用箱を設けることのできる空気調和装置の室外機を提供できる。
この発明によれば、側部保持部材とトランス用箱とを、簡易に強固に固定できる。
図1は、本発明の実施形態における空気調和装置の室外機10のカバー部材を外した状態の概略を示す斜視図である。図2は、室外機10の正面図である。図3は、室外機10の側面断面図である。
図1に示すように、室外機10は、箱型のケーシング11を備えており、ケーシング11は、ケーシング11の下部を支持する2本のベースフレーム12を備えている。ベースフレーム12は、ケーシング11の互いに対向する辺に設置されており、各ベースフレーム12の両端部には、上方に延在する支柱13がそれぞれ立設されている。
ベースフレーム12の両端部には、各支柱13の下部を連結する下部フレーム14が取り付けられている。図1に示すケーシング11の正面である一側面は、図示していないが、カバー部材で被覆される。
ケーシング11の下部には、底板15が取り付けられており、ケーシング11の上部には、天板16が取り付けられている。天板16には、格子状の排気口17が形成されている。
一方の下部フレーム14の上方には、下部フレーム14とほぼ平行に延在する側部保持部材30が取り付けられている。
ケーシングの内部には、ケーシング11の内面に沿うように平面視コ字状に形成された熱交換器19が配置されている。
また、ケーシング11の上方には、排気口17に対向するように送風ファン21が設置されている。本実施形態の室外機10は、送風ファン21を回転駆動させることで、ケーシング11の側面から空気を取り入れ、熱交換器19を通って熱交換した後の空気を上部の排気口17から排出するいわゆるトップフロー式の室外機10となっている。
また、ケーシング11の正面側の上方には、所定の電子回路基板などを備えた電装箱25が配置されている。
電装箱25の下方近傍であって側部保持部材30には、トランス用箱20が設置されている。トランス用箱20の底面28は、底板15に支持された底部保持部材70により支持されている。
また、上面視で電装箱25とトランス用箱20とは重なる位置に配置されており、電装箱25は、トランス用箱20よりも上方に配置されている。
各支え部27の上部どうしを連結する連結部29Aは、ベースフレーム12に沿って設けられている。すなわち、各支え部27の上部どうしを連結する連結部29Aは、ケーシング11の互いに対向する辺に設けられている。各支え部27の下部どうしを連結する連結部29Bは、ベースフレーム12の設けられていないケーシング11の互いに対向する辺に沿って設けられている。
間隙Sは、室外機10を運搬する場合に用いられる例えば一般的なフォークリフトのツメが挿入可能な程度の所定の高さを備え、また、所定の幅を備えるように形成されている。
図7に示すように、側部固定部62とトランス用箱20とは、側部固定部62の高さ方向略中央部において、トランス用箱側面ねじ63によりねじ止め固定されている。また、側部固定部62は、高さ方向の略下方部において、側部保持部材ねじ64により側部保持部材30とともにトランス用箱20にねじ止め固定されている。
側面視で凸部31と凹部32との差Aは、爪部61の立ち上がり方向の高さBと略一致するように構成されている。爪部61は、側部保持部材30に係合している。
脚部固定部74は、上面視で略コ字状に形成されている。
底部固定部73は、脚部固定部74の各面の上端部から脚部固定部74に対して略垂直に3方向に3箇所延びている。
底部固定部73と底面28との間、すなわち底部固定部73の上面には、上弾性体75が備えられる。底部固定部73の下面には、下弾性体76が備えられる。この上弾性体75および下弾性体76は、例えばゴム、バネであるなど、上下振動の際に振動を吸収できる材質のものであればよい。
上弾性体75、底部固定部73、下弾性体76は、底部固定ねじ77により、座金78、スペーサ79を介して下方からトランス用箱20に固定されている。
このように、底部固定部73を3か所設け、底部固定ねじ77により底面28に固定することで、トランス用箱20を支える3点の箇所を決めることができ、安定したバランスよい保持が可能となる。なお、トランス用箱20の底面28に底部保持部材70を設ける位置は、トランス用箱20の重心に応じて判断できる。
脚部72は、縦長に形成されている。脚部72の下部には、図8に示すように、室外機固定部材88が固定されている。
室外機固定部材88は、脚部72と固定される立ち上がり部81と、室外機10の底板15に固定される基部82と、を備える。
立ち上がり部81は、上面視で略コ字状に形成される脚部72の内側に配置され、脚部72の外側から室外機固定部材固定ねじ83により固定されている。
基部82は、室外機10の底板15に室外機固定ねじ84により固定されている。
まず、側部保持部材30にトランス用箱20を固定する。このとき、まず、側部保持部材30の上部に爪部61を載せる。そして、この状態で側部保持部材30の外側から、側部保持部材ねじ64により、側部保持部材30とともに側部固定部材60をトランス用箱20にねじ止めにより固定する。この固定は強固であり、この状態で既に側部保持部材30によりトランス用箱20を保持できている。
底部保持部材70とトランス用箱20との固定に上弾性体75と下弾性体76を挟むことで、側部保持部材30とトランス用箱20との固定が強固なものであっても、室外機10のトラック等での運搬の場合における底部保持部材70の上下振動を十分に緩和できる。
このように、トランス用箱20は、側部保持部材30および底部保持部材70により、室外機10内部の空間に保持される。
この構成によれば、トランス用箱20の位置を自在に決めることができ、組立時に配線を確認する作業が困難とならない位置に重量物であるトランス用箱20を設けることのできる空気調和装置の室外機10を提供できる。
この構成によれば、側部保持部材30とトランス用箱20とを、簡易に強固に固定できる。
この構成によれば、上弾性体75および下弾性体76の組み合わせを活用することで例えば室外機10を輸送運搬等する際の上下振動を吸収し、底部保持部材70の振動を緩和でき、重量物であるトランス用箱20を支える底部保持部材70の耐久性を向上できる。
この構成によれば、室外機10が降雪地域に設置された場合にも、トランス用箱20が圧縮機の高さ以上の高さに設けられるため、トランス用箱20が雪に埋もれにくく、また、トランス用箱20が電装箱25の下方にあるため、電装箱25に隠れることで雨水等がトランス用箱20に触れにくい。これに加えて、従来からの圧縮機の配置場所に影響を与えない位置にトランス用箱20を設けることができる。
この構成によれば、室外機10を運搬する場合に、例えばフォークリフトのツメを木枠26の各支え部27の間、すなわち間隙Sに挿入し、室外機10を移動することが可能となり、室外機10の移動が容易となる。このとき、ケーシング11の中央部には木枠26の支えがないため、室外機10の移動時にトランス用箱20の上下振動があるが、上弾性体75および下弾性体76の組み合わせを用いた底部保持部材70を備える本実施の形態によれば、トランス用箱20の上下振動に耐えることができるため、フォークリフトでの移動に適した木枠26を設けることができる。
例えば、本実施の形態による固定は、ねじ止めによる固定を説明したが、必ずしもねじ止めに限るものではない。一般的な固定方法は含む趣旨である。
また、例えば、底部保持部材として、圧縮機容器18を用いるなどしてもよい。
11 ケーシング
12 ベースフレーム
13 支柱
18 圧縮機容器
20 トランス用箱
25 電装箱
26 木枠
27 支え部
28 トランス用箱の底面(底部)
29 連結部
30 側部保持部材
60 側部固定部材
61 爪部
62 側部固定部
70 底部保持部材
71 底部固定部材
72 脚部
73 底部固定部
74 脚部固定部
75 上弾性体
76 下弾性体
77 底部固定ねじ
S 間隙
Claims (3)
- 箱型のケーシングと、
このケーシングの内部の下方に圧縮機を収容する圧縮機容器を上方に電装箱を有してなり、
前記ケーシング内部の電装箱の下端よりも低い位置で、かつ、前記圧縮機の上端よりも高い位置にトランス用箱を備えてなり、
前記ケーシングの下部に取り付けられる底板と、
前記ケーシングの支柱間に水平方向に設けられる側部保持部材と、を備え、
前記トランス用箱の側面は、前記側部保持部材により固定され、
前記トランス用箱の底面は、前記底板に支持される底部保持部材により固定される、
ことを特徴とする空気調和装置の室外機。 - 前記底部保持部材は、
前記トランス用箱の底部に固定される底部固定部と、
前記底部固定部と前記トランス用箱との間に設けられる上弾性体と、
前記底部固定部と固定具との間に設けられる下弾性体と、
を備える請求項1に記載の空気調和装置の室外機。 - 前記トランス用箱に側部固定部材を設け、
前記側部固定部材は、前記側部保持部材の上部に載る爪部と、 前記側部保持部材と前記トランス用箱とを固定する側部固定部と、
を備える請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置の室外機。
Priority Applications (1)
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JP2016144008A JP6868814B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 空気調和装置の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016144008A JP6868814B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 空気調和装置の室外機 |
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Family Applications (1)
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JP2016144008A Active JP6868814B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 空気調和装置の室外機 |
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