JP6864995B2 - マイクロ波プラズマ生成装置及びマイクロ波プラズマ生成方法 - Google Patents
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Description
下記特許文献1においては、マイクロ波プラズマ処理装置において、マイクロ波の印加による放電を確実にする放電開始機構が開示されている。同文献によれば、放電管20の放電部近傍に交流高電圧トリガ50の出力端子51を取り付け、マイクロ波の投入印加の直後に放電管20の外壁に当該交流高電圧を印加する構成が開示されている。また、マイクロ波の整合のために、スタブチューナ32や終端整合器33が整合器として設けられている。
また、プラズマは温度や状態によって物理的な状態が時々刻々変動する可能性があるので、整合器16、36やスタブチューナ32や終端整合器33を常時調整する必要がある場合もある。このため、例えば、マイクロ波の反射波を検出してそれに基づき、整合器16、36やスタブチューナ32や終端整合器33のパラメータを調整するような仕組みが必要である。
図1は、本実施形態に係るマイクロ波プラズマ生成装置100の構成ブロック図である。
高出力半導体増幅器106は、合成マイクロ波を増幅し、プラズマを生成するために必要な強度のマイクロ波を出力する。増幅された合成マイクロ波は、整合器108を介して高圧容器110内に露出しているアンテナ110aに供給される。なお、高出力半導体増幅器106は、請求の範囲の半導体増幅器の好適な一例に相当する。
高圧容器110は、アンテナ110aと共に、請求の範囲の「プラズマ生成部」を構成し、「プラズマ生成部」の好適な一例に相当する。また、高圧容器110は、請求の範囲の「容器」の好適な一例にも相当する。
本実施形態では、プラズマ源となる気体を封入する容器として密閉することができる高圧容器110を例として説明したが、気体を保持することができる手段であればどのような構成でもよい。例えば気体が流れる管、又は管の一部分でもよい。また、気体圧縮機の一部分であってもよい。
更に、気体を保持することができる手段としての容器が不要な場合もあり得る。容器が存在していなくても、大気圧の気体は存在し得るからである。この場合、請求の範囲の「プラズマ生成部」は、アンテナ110aで構成されることになる。
n=2の場合を例にして、本実施形態に係るマイクロ波プラズマ生成装置100の動作を説明する。n=2の場合とは、第1の発振器102−1と、第2の発振器102−2と、を用いた場合であり、2個の周波数のマイクロ波を利用する場合である。ここでは、第1の発振器102−1が、2400MHzのマイクロ波を発振し、第2の発振器102−2が、2500MHzのマイクロ波を発振する例を説明する。周波数は他の周波数でもよいが、第1の発信器102−1と第1の発信器102−2との間で互いに異なる周波数であればよい。
図2Cは、2400MHzと2500MHzとのマイクロ波の合成波の波形が示されているグラフである。その振幅をyで表せば、振幅yを表す式は、下記のように求められる。
=2cos(2π((f1+f2)/2)t)
・cos(2π((f1−f2)/2)t)
図2Cに示すように、この合成マイクロ波の波形は、10nsec毎に振幅が最大「2」となる波形となる。すなわち、位相が同相となって重なる場合は、振幅は2倍の「2」となり、他方、位相が逆相となって重なる場合は、打ち消し合って振幅は(理論上)「0」となる。このように、合成器104が2個の(複数個の)マイクロ波を合成し、合成マイクロ波を出力する動作は、請求の範囲の合成工程の好適な一例に相当する。
本実施形態において特徴的なことは、このように、2個の発振器を用いてその合成マイクロ波を利用してプラズマを生成することである。その合成マイクロ波は、上述したように、周期的に「強」−「弱」を繰り返す信号となるので、プラズマを生成し維持するのに必要な出力に平均的な電力を維持しつつ、ピークの出力を大きくとることが可能となる。その結果、その大きなピーク出力によって、初期プラズマの発生を円滑に行うことが可能である。
したがって、従来、必要であった高電圧発生器(イグナイター)20の如き構成を備えなくても、初期プラズマを発生させることができ、円滑に起動・動作することが可能なマイクロ波プラズマ生成装置100を提供することができる。
更に、本実施形態においては、高出力半導体増幅器106の有するDroop現象を利用し、高出力半導体増幅器106の出力を増大させることを可能としている。
一般に、半導体増幅器の利得や出力電力は、入力信号を入力した瞬間に最大となり、その後、増幅器のジャンクション(junction)やチャネル(channel)の温度が上昇するにつれて利得及び出力電力は低下していく。そして、更に時間が経過し、ジャンクションやチャネルの温度が定常状態になると、利得や出力電力は安定し一定値となることが知られている。このような現象を、Droop現象、又は、Droop特性と呼び、例えば情報通信等の分野でマイクロ波を用いる場合は、半導体増幅器の留意すべき現象・特性の一つである。
本実施形態では、高出力半導体増幅器106が有するDroop特性と、合成マイクロ波の「強」−「弱」を繰り返す特性と、を利用して、通常の場合の定常増幅状態の出力電力を上回る大きさのマイクロ波出力を高出力半導体増幅器106に発生させている。
そのため、本実施形態においては、再び2個のマイクロ波の位相が重なって、合成マイクロ波の出力が「強」となった場合に、高出力半導体増幅器106が通常出力可能な出力電力より大きな大きさのマイクロ波電力を、再び発生させることができる。
したがって、2個のマイクロ波を用いている本実施形態では、整合器108は、整合条件が固定された固定整合としている。このように固定整合としても、負荷変動の影響を受けにくいマイクロ波プラズマ生成装置100を実現できると考えられる。本実施形態では、このような固定整合を採用しているので、整合器108を調整するための手段が不要となり、より簡易な構成のマイクロ波プラズマ生成装置100を実現できる。なお、後述する3個の周波数のマイクロ波を合成する場合や、4個以上の複数個のマイクロ波を合成する場合でも、同様に固定整合の整合器108を利用することによって、簡易な構成のマイクロ波プラズマ生成装置100を実現できる。
なお、周期的に「強」−「弱」を繰り返す合成マイクロ波のみによって、プラズマ化に必要なマイクロ波電力を得ることが可能である場合には、半導体増幅器は設けられなくてもよい。
図2(A〜C)で説明した合成マイクロ波は、2個の異なる周波数のマイクロ波であって、振幅が同一(ともに「1」)のマイクロ波を合成する例を説明した。この場合、ピーク出力の振幅は、2倍の「2」となり、一方、位相が打ち消し合っている場合は、振幅は(理論上は)「0(ゼロ)」となる。そのため、高出力半導体増幅器106の冷却を効果的に行うことができるので、Droop現象を利用し、初期プラズマを効率的に発生させることができる。
2個の振幅が異なるマイクロ波を合成した場合の例が、図3に示されている。図3は振幅が「1」の2400MHzと、振幅が「0.7」の2500MHzのマイクロ波を合成した場合の、合成後の合成マイクロ波(合成波)の波形を描いたグラフである。この図3のグラフから明らかなように、合成マイクロ波の最大振幅(ピーク)は、「1.7」であり、最小振幅は、「0.3」である。これは、振幅の値が異なるため、位相が打ち消し合う場合でも,完全に打ち消し合わないためである。このように、合成するマイクロ波の振幅を異ならせることによって、合成マイクロ波の振幅が完全に「0(ゼロ)」にすることなく、一定の電力を維持させることが可能である。
図2C及び図3で説明した合成マイクロ波は、2400MHzと2500MHzとの2個の周波数のマイクロ波を合成する例を説明している。その結果、合成マイクロ波のピークの(出現)間隔は、ともに10nsecである。ピークの出現間隔は、上述したように、合成前のマイクロ波の振幅を変えても、出現間隔は10nsecであり、変わらない。
このピークの出現間隔は、使用している高出力半導体増幅器106のDroop特性を利用できるような時間間隔であることが好ましいので、適宜調整することが好適である。
これまでn=2の場合を例にして説明したが、n=3の場合のマイクロ波プラズマ生成装置100の動作を説明する。n=3の場合とは、第1の発振器102−1と、第2の発振器102−2とに加え、第3の発振器102−3を用いた場合であり、3個の周波数のマイクロ波を合成した合成マイクロ波を利用する場合である。
なお、本実施形態では、主としてn=2、n=3に場合を中心に説明したが、nは2以上の自然数であり、特に上限はなく、n=4以上の場合も、上記n=2、n=3の場合と同様の作用・効果を奏する。
これまで説明した例では、整合器108が固定整合の例を説明した。しかし、高出力半導体増幅器106に対して負荷となる高圧気体をプラズマ化する場合、プラズマを生成する前と、プラズマ生成後とでは、負荷インピーダンスが大きく変動する。そのため、整合器108は、その整合の動作を調整する機能を備えさせてもよい。例えば、整合器108の動作を調整する手段を付加的に各種設けさせてもよい。
これまで説明してきたように、本実施形態では互いに異なる複数の周波数のマイクロ波を合成した合成マイクロ波を利用してプラズマを生成することを特徴とする。この互いに異なる複数の(n個の)周波数を発振するために、複数個の(n個の)発振器102を用いる構成例を図1等で説明してきた。
このn個の発振器群102は、どのような発振器で構成してもよいが、例えばVCO(電圧制御発振器:Voltage Controlled Oscillator)でそれぞれ構成してもよい。制御電圧によって発振する周波数を変更することができるからである。すなわち、制御電圧をそれぞれ調整することによって、互いに異なる周波数のマイクロ波を発振するn個のVCOで、n個の発振器102を構成することができる。
以上、本実施形態においては、複数のマイクロ波を合成した合成マイクロ波を用いてプラズマを生成する技術に関して説明した。この技術は、典型的には、マイクロ波プラズマ生成装置として具現化されるが、その他、種々の利用分野や応用分野がある。
(2)また、本技術は、高圧気体を利用した高輝度プラズマ光源や、特殊な波長の光を発光するプラズマ光源等におけるプラズマの生成に利用することができる。
(3)また、紫外線を発光する各種システムの紫外線発光に、本技術によるプラズマを利用することができる。例えば、紫外線を利用して気体や水を殺菌する装置が知られており、係る紫外線の発光に本技術によるプラズマを利用することができる。また例えば、紫外線を利用してエチレン等の有機化合物ガスの分解を行う装置が知られており、このような紫外線の発光にも本技術のプラズマを利用することができる。
これまで説明してきたように本実施形態ではマイクロ波を利用してプラズマを生成している。このマイクロ波(及び合成マイクロ波)は、プラズマを生成するために用いられるマイクロ波であれば、どのような周波数の電磁波でもよい。特に、本特許のマイクロ波は、少なくとも、300MHz〜3THzの範囲の電磁波を含めてよい。
更に、本特許におけるマイクロ波及び合成マイクロ波は、少なくとも、いわゆるISMバンド(Industry Science Medical Band:産業科学医療用バンド)を含めてよい。このISMバンドは、電波を通信以外の産業・科学・医療の分野で高周波エネルギー等として利用するバンドであり、このISMバンドを利用してプラズマを生成することはマイクロ波プラズマ生成装置100の好適な構成の一例として挙げられる。
13560kHz (13553 − 13567kHz)
27120kHz (26957 − 27283kHz)
40.68MHz (40.66 − 40.70MHz)
915MHz (902 − 928MHz)
2450MHz (2400 − 2500MHz)
5800MHz (5725 − 5875MHz)
24.125GHz(24 − 24.25GHz)
6780kHz (6765 − 6795kHz)
433.92MHz (433.05 − 434.79MHz)
61.25GHz (61 − 61.5GHz)
122.5GHz (122 − 123GHz)
245GHz (244 − 246GHz)
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
12 発振器
14、106 高出力半導体増幅器
16、36、108 整合器
18、40、110 高圧容器
18a、40a、110a アンテナ
18b 起動電極
20 高電圧発生器(イグナイター)
22 スイッチ
32 マグネトロン
34 フィルタ
38 導波管/同軸変換器
102−1 第1の発振器
102−2 第2の発振器
102−3 第3の発振器
102−n 第nの発振器
104 合成器
200 基準発振器
202−1 第1のPLL回路
202−2 第2のPLL回路
202−3 第3のPLL回路
202−n 第nのPLL回路
Claims (8)
- 互いに異なる周波数のマイクロ波を発振し、出力するn個の発振器群と、
前記n個の発振器群が出力するn個のマイクロ波を合成し、合成マイクロ波を出力する合成器と、
前記合成マイクロ波を増幅する半導体増幅器と、
プラズマを生成するプラズマ生成部と、
を備え、
前記プラズマ生成部は、
前記合成マイクロ波が印加され、前記合成マイクロ波を放射して所定の気体のプラズマを生成するアンテナ、
を含み、
前記アンテナには、前記半導体増幅器が増幅した前記合成マイクロ波が印加されるマイクロ波プラズマ生成装置。ここで、前記nは2以上の自然数である。 - 前記半導体増幅器と前記アンテナとの間に設けられ、前記半導体増幅器と前記プラズマ生成部との間の整合をとる整合器、
を含み、
前記半導体増幅器が増幅した前記合成マイクロ波は、前記整合器を介して前記アンテナに印加される請求項1記載のマイクロ波プラズマ生成装置。 - 前記プラズマ生成部は、
所定の気体を封入する容器であって、前記アンテナを内包する容器、
を含み、前記アンテナは、前記容器の内部に前記合成マイクロ波を放射して前記容器の内部の前記所定の気体のプラズマを生成する請求項1又は2に記載のマイクロ波プラズマ生成装置。 - 前記容器は、少なくとも大気圧以上の圧力の前記所定の気体が封入されている高圧容器である請求項3に記載のマイクロ波プラズマ生成装置。
- 前記合成マイクロ波には、産業科学医療用バンドに属する周波数の電磁波が含まれる、請求項1から4のいずれか1項に記載のマイクロ波プラズマ生成装置。
- 前記n個の発振器群は、
制御電圧によって発振周波数が決定されるn個の電圧制御発振器であって、前記制御電圧をそれぞれ調整することによって、互いに異なる周波数のマイクロ波を発振するn個の電圧制御発振器である、請求項1から5のいずれか1項に記載のマイクロ波プラズマ生成装置。 - 前記n個の発振器群は、
所定の周波数の信号を発振し、出力する基準発振器と、
前記基準発振器が出力する信号の周波数の所定倍数の周波数の信号を出力するn個のPLL回路群であって、互いに異なる倍数の周波数の信号を出力するn個のPLL回路群と、
を含み、前記n個のPLL回路群は、互いに異なる周波数のn個のマイクロ波を出力する、請求項1から5のいずれか1項に記載のマイクロ波プラズマ生成装置。 - 互いに異なる周波数のマイクロ波を発振し、出力するn個の発振器と、
n個のマイクロ波を合成し、合成マイクロ波を出力する合成器と、
合成マイクロ波を増幅する半導体増幅器と、
マイクロ波を放射するアンテナを具備してプラズマを生成するプラズマ生成部と、
を備えたマイクロ波プラズマ生成装置を用いてプラズマを生成するマイクロ波プラズマ生成方法において、
前記n個の発振器に、互いに異なる周波数のn個のマイクロ波を発振させ、出力させる発振工程と、
前記合成器に、前記n個のマイクロ波を合成させ、合成マイクロ波を出力させる合成工程と、
前記半導体増幅器に、前記合成マイクロ波を増幅させ、増幅された前記合成マイクロ波を、前記プラズマ生成部の前記アンテナに供給し、前記アンテナに増幅された前記合成マイクロ波を放射させて所定の気体のプラズマを生成するプラズマ生成工程と、
を含むマイクロ波プラズマ生成方法。ここで、前記nは、2以上の自然数である。
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