JP6864007B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、電動機、原動機、ポンプ、攪拌機、紛体機械、コンプレッサなどの各種回転機械に使用され、被密封流体の漏れを制限するメカニカルシールに関するものである。
メカニカルシールは、シール端面の摩耗に従い、スプリングなどによって軸方向に動くことができる回転密封環及び軸方向に動かない静止密封環からなり、軸にほぼ垂直な相対的に回転するシール端面において被密封流体の漏れを制限する働きをするものである。特許文献1に記載されたメカニカルシールは、回転側リテーナを機内側に延出する構造としてスプリングを配置する密閉空間を形成し、この回転側リテーナに2巻以下で径方向に拡縮可能な合成樹脂性のスパイラルパッキン等を用いて、スプリングが配置される密閉空間にシール端面から漏れた流体やスラリー等を侵入し難くしている。(例えば特許文献1を参照。)
実公平6−29565号公報(第2頁、第1図)
特許文献1にあっては、回転側リテーナは、回転密封環と共に軸方向に移動可能な部材であって、その一部は外径側においてスプリングよりも機内側に延出し、その延出部分はカラーの外周に設けられた環状凹部に配置されたOリングに接触するものである。そして、回転密封環や静止密封環の摩耗等によって、回転側リテーナが軸方向に移動すると、上記延出部分は上記Oリングの上部を軸方向に摺動する構造であるため、上記延出部分が傾いたり、Oリングの凝着等によって回転側のリテーナが軸方向に円滑に移動できずにスプリングの本来の機能を十分に発揮できずに回転密封環の追従性が悪くなる虞があった。また、回転側リテーナは機内側に延出する片持梁状とされるとともにその基部に回転密封環を保持しているため、機内側の圧力変動等によって軸に対して傾く外力が作用すると回転密封環のシール端面を傾ける力が作用し、本来のスプリングの機能を発揮できなくなる虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、スプリングの機能を発揮しやすいメカニカルシールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシールは、
回転機械の回転軸が挿通されるハウジングと、
前記ハウジングに保持された静止密封環と、
前記回転軸とともに回転し前記静止密封環と摺接する回転密封環と、
前記静止密封環と前記回転密封環とを軸方向に圧接状態に付勢するスプリングと、
前記スプリングを外径側または内径側において軸方向に密封して覆うとともに弾性変形可能に形成された環状弾性体を少なくとも有する環状のスプリングカバーと
を備えたメカニカルシール。
これによれば、静止密封環や回転密封環の摩耗等によって、スプリングに付勢される側の部材が軸方向に移動しても、スプリングカバーは軸方向に弾性変形するため、スプリングの伸縮に円滑に追従することができ、スプリング本来の機能を発揮することができる。また、スプリングカバーに径方向に外力が作用しても、スプリングカバーは弾性変形可能であるため、スプリングカバーの取り付け部分に軸に対して傾く力は略生じない。
前記スプリングカバーは環状弾性体により構成されている。
これによれば、一部材によりスプリングカバーを構成できるため構造を単純とできるとともに、軸方向への伸縮性に優れる。また、慣用されたメカニカルシールの構成要素の形状等大きく変えることなく、スプリングカバーを取り付けることができる。
前記スプリングカバーは、軸方向に離間して配置された二つの環状剛体と、当該二つの環状剛体の間を塞ぐように密封して固定され弾性部材により形成された環状弾性体とを有し、前記二つの環状剛体は前記スプリングの各端部側において二次シールにより密封されている。
これによれば、スプリングカバーを二つの環状剛体と環状弾性体との三部材により構成できるため、スプリングカバーの着脱が簡単である。また、慣用されたメカニカルシールの構成要素の形状等大きく変えることなく、スプリングカバーを取り付けることができる。
前記環状剛体は径方向に突出するフランジ部を有し、かつ、前記環状弾性体は前記フランジ部に軸方向に遊嵌する溝部を有し、前記環状弾性体は前記溝部よりも軸方向端部側において前記環状剛体に固定されている。
これによれば、環状弾性体が軸方向に伸びる際に、フランジ部が溝部内を軸方向に移動できるため、環状弾性体の伸びる領域を広く確保できるとともに、フランジ部は環状弾性体の軸方向の抜け止めとして機能する。
前記環状弾性体はその両端部をバンドにより固定されている。
これによれば、別途Oリング等の二次シールを用いることなく環状弾性体と被締結部材とを簡単に密封状態に固定できる。
前記環状弾性体は、軸に平行な筒状部を有する。
これによれば、軸に平行な筒状部は軸方向に延びても軸方向に凹凸が生じないため、当該筒状部に異物が挟まることがない。
前記スプリングカバーと前記スプリングとの間の空間にオイル、グリース、水などの充填流体が充填されている。
これによれば、スプリングカバーとスプリングとの間の空間に充填流体が充填されているため、スプリングの隙間に異物が入ってスプリングの機能を損なう虞が少ない。
前記環状弾性体には径方向に肉厚となる充填流体注入部が設けられている。
これによれば、スプリングカバーを着脱することなく充填流体注入部に針状物を刺すことで充填流体を補充することができる。
前記スプリング及び前記スプリングカバーは前記回転機械の機外側に設けられている。
この特徴によれば、機外側から侵入する塵埃等を抑制できる。
前記スプリングカバーの一端は、前記回転軸または前記回転機器のハウジングに液密に固定されている。
これによれば、回転軸または回転機器のハウジングとの間の密封性が高められる。
前記環状弾性体はゴム製である。
これによれば、弾性に優れる。
実施例1におけるメカニカルシールの全体を示す断面図である。 スプリングカバーを取り着ける前のシールリング側の部材の斜視図である。 スプリングカバーの斜視図である。 シールリング側の部材の斜視図である。 スプリングカバーの製造方法を説明するための断面図である。 実施例2におけるメカニカルシールの全体を示す断面図である。 実施例3におけるメカニカルシールの全体を示す断面図である。 実施例4におけるメカニカルシールの全体を示す断面図である。 実施例5におけるメカニカルシールの全体を示す断面図である。 (a)伸長前のスプリングカバーを示す断面図、(b)伸長後のスプリングカバーを示す断面図である。
本発明に係るメカニカルシールを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。なお、本発明はこれに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加えうるものである。
図1〜4に示すように、メカニカルシール1は、メイティングリング10(静止密封環)と、シールリング20(回転密封環)と、シールリングリテーナ30と、ベローズ40(スプリング)と、カラー50と、ゴムスプリングカバー60(スプリングカバー)とから主に構成されている。メカニカルシール1は、回転機械のハウジング2と、ハウジング2の軸孔3を貫通して回転機械の機外A側に連通するように配置される回転軸4との間に装着されている。機外A側は、海水、水、空気等の雰囲気であり、機内M側は被密封流体が封入されている。
メイティングリング10は、Oリング12を介してハウジング2に対し非回転状態に装着されている。シールリング20は、回転軸4側に装着されてこの回転軸4と一体的に回転する。メイティングリング10とシールリング20とは、回転軸4の軸方向に沿って互いに対向するように配置されており、それらの対向した端面である摺動面10a、20a同士が密接することにより、被密封流体をシールする。すなわち、メカニカルシール1は内径側から外径側への被密封流体の漏れを制限するアウトサイド形である。
メイティングリング10及びシールリング20はいずれも硬質摺動材(例えばSiC等のセラミックス)により形成されている。
図1、図2を参照し、シールリング20は図示しない周知のノックピン等を介してシールリングリテーナ30に対し焼嵌めにより非回転状態に装着されている。ベローズ40は、金属製(例えばステンレス鋼)かつ環状の蛇腹形状であり、シールリングリテーナ30とカラー50との間に圧縮状態で配置され、その両端部41、42がそれぞれシールリングリテーナ30とカラー50とに液密に溶接されている。カラー50は、そのネジ孔52にセットスクリュー51を螺合させることにより回転軸4に対し非回転状態に固定されており、その内周において外径側に凹む環状凹部53にはOリング54が装着されている。
ゴムスプリングカバー60(スプリングカバー、環状弾性体)は、シリコーンゴムにより形成されておりかつ円筒状の形状(図1、図3)であり、主に、軸方向機外A側から、肉厚の固定部61、ベローズ40に対向して配置される薄肉の伸縮部62(軸に平行な筒状体)、肉厚の固定部63の3つの部分から構成さている。ゴムスプリングカバー60の内周側とベローズ40の外周側との間の密閉空間SにはグリースG(充填流体)が充填されており、ベローズ40の内周側は機内M側の雰囲気とされている。なお、密閉空間Sはベローズ40の外周、シールリングリテーナ30の一部、ゴムスプリングカバー60の内周の一部、カラー50の一部により画成される空間である。
ゴムスプリングカバー60の固定部61は、その内径はカラー50の外径と略同径に形成されており、外周において内径側に凹む環状バンド溝64に配置される結束バンド65(バンド)の締結によりカラー50に対し非回転状態に固定されている。同様に、固定部63は、その内径はシールリングリテーナ30の外径と略同径に形成されており、外周において内径側に凹む環状バンド溝66に配置される結束バンド67(バンド)の締結によりシールリングリテーナ30に対し非回転状態に固定されている。環状バンド溝64、66内で結束バンド65、67を締結しているため、結束バンド65、67の軸方向の位置決めが簡単であるとともに、軸方向への位置ずれを防止している。
伸縮部62には、内周において内径側(スプリング側)に突出する肉厚部70、71、72(充填流体注入部)が形成されている。肉厚部70、71、72にグリース注入器90の注入針91を刺し密閉空間Sにグリースを注入することができるようになっている。これによれば、ゴムスプリングカバー60を着脱することなくグリースGを補充することができる。また、ゴムスプリングカバー60はシリコーンゴムにより形成されているため、注入針91を抜くとその開口は弾性復帰によって塞がれる。また、密閉空間Sの軸方向の端部、すなわち伸縮部62の軸方向の端部において肉厚部71、72を設けているので、回転軸4が鉛直方向に配置される縦置型の回転機器にも対応できる。
図1の拡大図を参照し、メイティングリング10やシールリング20の摩耗等によって、シールリング20及びシールリングリテーナ30はベローズ40が僅かに伸長するのに伴い僅かな長さΔLだけ移動した状態となる。ここで、ゴムスプリングカバー60は両端部が結束バンド65、67により締結固定されている。そのため、ゴムスプリングカバー60には結束バンド65、67による締結部分を作用点として軸方向に引張力が作用し、伸縮部62が軸方向に長さΔLだけ伸長する。このように、ゴムスプリングカバー60が伸長するためベローズ40の伸長機能を損なうことがない。
一方、ゴムスプリングカバー60に径方向に外力が作用しても、ゴムスプリングカバー60は自体が径方向に変形するため、ゴムスプリングカバー60の固定部61には軸に対して傾く力は略生じない。
次にゴムスプリングカバー60の製造方法について説明する。
図5を参照し、ゴムスプリングカバー60の内周側の外形に沿った回転型180に、離型剤181を塗布する。その後、回転型180を回転させながらシリコーンゴム182を流し込み、回転型180にシリコーンゴム183を積層させる。シリコーンゴム183を軸方向の各箇所が所望の厚さとなるまで積層工程を繰り返すことで、ゴムスプリングカバー60を製造する。
以上のように、ゴムスプリングカバー60はベローズ40を外径側において液密に覆うとともにシールリングリテーナ30及びカラー50に着脱可能に固定されおり、ゴムスプリングカバー60の内径側において、シールリング20、シールリングリテーナ30が軸方向に移動可能に構成されている。このように、ゴムスプリングカバー60を設けているため密閉空間Sへの異物の混入を抑制できる結果、ベローズ40外周の蛇腹部に異物が挟まることや異物によってベローズ40自体が腐食等される虞を低減できる。また、ベローズ40自体が密閉空間Sの二次シールを兼ねるため構造を単純化できる。さらに、ゴムスプリングカバー60は軸方向に弾性変形するため、ベローズ40の伸縮に円滑に追従することができ、スプリング本来の機能を発揮することができる。さらに、ゴムスプリングカバー60の伸縮部62が径方向に撓むことによって密閉空間Sの圧力変化を吸収可能となっている。また、ゴムスプリングカバー60に径方向に外力が作用しても、ゴムスプリングカバー60は弾性変形可能であるため、ゴムスプリングカバー60の取り付け部分に軸に対して傾く力は略生じない。
また、ゴムスプリングカバー60の伸縮部62は軸に平行な筒状である。これによれば、軸方向に延びても軸方向に凹凸が生じないため、当該伸縮部62に異物が挟まることがない。
また、密閉空間SにグリースGが充填されているため、密閉空間Sに異物が混入し難くかつ侵入した異物は粘性を有するグリースGによって移動を制限され、ベローズ40の隙間に異物が入ってスプリングの機能を損なう虞が少ない。
また、ゴムスプリングカバー60は結束バンド65、67により着脱可能に固定されているため、メカニカルシール1の組立や分解の作業性が良い。また、慣用されたメカニカルシールの構成要素の形状等大きく変えることなく、ゴムスプリングカバー60を取り付けることができる。
また、ゴムスプリングカバー60は円筒形状であるため、外周側に凹凸が少なく、回転時においてゴムスプリングカバー60が略回転抵抗とはならない。
また、ベローズ40及びゴムスプリングカバー60は回転機械の機外A側に設けられているため、機外A側から侵入する塵埃等を制限できる。
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例2はゴムスプリングカバー260をカップ形状としている点が実施例1とは主に相違している。なお、実施例1と同様の構成についてはその説明を省略する。
図6に示されるように、ゴムスプリングカバー260(シールカバー、環状弾性体)は、シリコーンゴム製であり、円筒部261と底部262から形成された略カップ形状であり、底部262の中央には開口263が設けられている。底部262の外周には外径方向に凹む環状凹部265が設けられている。この環状凹部265に結束バンド266(バンド)が配置・締結されることで、内周面264と回転軸4との間がシールされる。これによれば、回転軸4とのシール性が高められているとともに、セットスクリュー51、カラー50に対するシール性が高められている。
また、円筒部261のカラー50の外周と対向する箇所は、結束バンド267によって締結されて、ゴムスプリングカバー60を安定的に取り付けている。なお、結束バンド267の配置は必須ではない。また、ゴムスプリングカバー260はカップ形状となっており、円筒部261と底部262の内側に角部を有するためカラー50との位置合わせが簡単である。尚、円筒部261については実施例1のゴムスプリングカバー60と略同様の構成であるためその説明を省略する。
以下、本発明の実施例3について説明する。実施例3はコイルスプリング340が実施例1のベローズ40とは主に相違している。なお、実施例1と同様の構成についてはその説明を省略する。
図7に示されるように、シールリング20はノックピン331を介してシールリングリテーナ330に対し非回転状態に装着されている。コイルスプリング340は、金属製であり、シールリングリテーナ330とカラー350のとの間に圧縮状態で配置されている。シールリングリテーナ330の外周において内径側に凹む環状凹部332が形成され、環状凹部332にOリング333が配置されている。シールリングリテーナ330の内周において外径側に凹む環状凹部334が形成され、環状凹部334にOリング335が配置されている。
カラー350の内周において外径側に凹む環状凹部352が形成され、環状凹部3524にOリング353が配置され、回転軸4との間の密封性を高めている。カラー350はセットスクリュー351により回転軸4にOリング353を介して液密に固定されている。
コイルスプリング340が配置される密閉空間S3にはグリースGが充填されている。なお、密閉空間S3はOリング333、シールリングリテーナ330の一部、ゴムスプリングカバー60の内周の一部、カラー350の一部、回転軸4の一部により画成される空間である。
シールリングリテーナ330は環状凹部334よりもカラー350側にコイルスプリング340内を通って延びる爪片336が周方向に等配され、この爪片336はカラー350に設けられた軸方向凹部354に嵌め合わされている。このようにして、爪片336は軸方向凹部354に対し軸方向に移動可能かつ回転方向に移動が規制されており、爪片336を介して回転軸4の回転力がシールリングリテーナ330に伝達されるようになっている。
以下、本発明の実施例4について説明する。図8に示される実施例4はゴムスプリングカバー460をカップ形状としている点が実施例3とは主に相違している。カップ形状については実施例2のゴムスプリングカバー260の構成と同様である。また、その他の構成は、実施例1、3と同様の構成についてはその説明を省略する。
以下、本発明の実施例5について説明する。図9に示される実施例4はシールカバーを複数の円筒状部材を連結した連結スプリングカバーとしている点が実施例1とは主に相違している。
連結スプリングカバー560は、主に、軸方向機外A側から、環状筒体561(環状剛体)、環状ゴム体581(環状弾性体)、環状筒体571(環状剛体)の3つの部分が連結されたいわゆる片持ち構成とされている。環状筒体561、571は、金属製例えばステンレス鋼により形成されておりかつ略円筒状の形状であり、環状ゴム体581はシリコーンゴムの成型品であり略円筒状の形状である。連結スプリングカバー560の内周側とベローズ40の外周側との間の密閉空間S5にはグリースG(充填流体)が充填されており、ベローズ40の内周側は機内M側の雰囲気とされている。なお、密閉空間S5はベローズ40の外周、シールリングリテーナ30’の一部、Oリング575(二次シール)、連結スプリングカバー560の内周の一部、Oリング565(二次シール)、カラー50の一部により画成される空間である。
環状筒体561は、そのネジ孔563に止めネジ562を螺合させることによりカラー50に非回転状態に固定されている。また、環状筒体561の内周かつ止めネジ562よりもシールリング20側の内周において外径側に凹む凹部564にはOリング565が装着され、環状筒体561とカラー50との間をシールしている。
環状筒体571の内周において外径側に凹む環状凹部574にはOリング575が装着され、環状筒体571とシールリングリテーナ30’との間をシールしている。Oリング575は、互いに対向するシールリングリテーナ30’の環状凹部35の底面と環状筒体571の環状凹部574の底面とに挟持状態で保持されている。また、図10を参照し、環状筒体571には、径方向に貫通する貫通孔572(充填口)が設けられており、常時、貫通孔572は封止ボルト573により封止されている。封止ボルト573を外すことにより貫通孔572から密閉空間SにグリースGを充填できるようになっている。なお、貫通孔572に代えて実施例1と同様の肉厚部を環状ゴム体581に設け注入針を有するグリース注入器によってグリースを注入するようにしてもよい。
環状ゴム体581は、軸方向機外A側から、肉厚の固定部582、厚肉の橋絡部583(軸に平行な筒状部)、薄肉の橋絡部584(軸に平行な筒状部)、厚肉の橋絡部585(軸に平行な筒状部)、肉厚の固定部586が連なった一体成型品であり、肉厚の固定部582、586には外周において内径側に凹む環状バンド溝582a、586aが形成されており、厚肉の橋絡部583、585には内周において外径側に凹む環状遊嵌溝583b、585bが形成されており、薄肉の橋絡部584には外周において内径側に凹む凹溝584aが形成されている。
環状筒体561の端部566と環状筒体571の端部576に環状ゴム体581の両端を配置・仮固定して、環状バンド溝582a、586aに結束バンド591、592(バンド)装着して締め付けることにより、固定部582、586は環状筒体561の外周面568と環状筒体571の外周面578にそれぞれ液密に取り付けられる。これによれば、環状ゴム体581と環状筒体561、571とのシールは、結束バンド591、592の締め付けだけであるので構造が簡単である。
回転機械にメカニカルシール1を組み付けた状態(図10(a)に示される状態)において、環状遊嵌溝583b、585bにフランジ部567、577が径方向に非接触かつ軸方向に遊嵌した状態とされているとともに、軸方向においてフランジ部567、577間に薄肉の橋絡部584が配置された状態なっている。なお、環状遊嵌溝583b、585bにフランジ部567、577を軸方向に遊嵌させる長さはメイティングリング10やシールリング20が軸方向において摩耗する最大の長さよりも長く設定しておくことが好ましい。
メカニカルシール1を使用して、メイティングリング10やシールリング20が摩耗等すると、シールリング20及びシールリングリテーナ30’はベローズ40が僅かに伸長するに伴い僅かな長さΔLだけ移動した状態(図10(b)の状態)となる。ここで、Oリング575と環状凹部35、574との静止摩擦力よりも弱い力で環状ゴム体581は弾性変形するように設計されている。そのため、上述の移動に伴って、環状筒体571もΔLだけメイティングリング10側に移動する。一方、環状筒体561は軸方向に固定的に取り付けられているため移動しない。
その結果、環状ゴム体581には結束バンド591、592による締結部分を作用点として軸方向に引張力が作用し、厚肉の橋絡部583、薄肉の橋絡部584、厚肉の橋絡部585が軸方向に伸長する。このとき、径方向の長さ(厚さ)の違いにより、厚肉の橋絡部583、585の伸長量ΔL583、ΔL585よりも薄肉の橋絡部584の伸長量ΔL584は多い。このように、環状ゴム体581が伸長するためベローズ40の伸長機能を損なうことがない。
一方、連結スプリングカバー560に径方向に外力が作用しても、環状ゴム体581自体が径方向に変形するため、環状筒体561に対して軸に対して傾く力は略生じない。
以上のことから、連結スプリングカバー560を二つの環状筒体561、571と環状ゴム体581との三部材により構成できるため、連結スプリングカバー560の着脱が簡単である。また、慣用されたメカニカルシールの構成要素の形状等大きく変えることなく、連結スプリングカバー560を取り付けることができる。
また、環状ゴム体581の橋絡部583、584、585は、それぞれ軸に平行な筒状である。これによれば、軸方向に延びても軸方向に凹凸が生じないため、当該橋絡部583、584、585に異物が挟まることがない。
また、環状ゴム体581の環状遊嵌溝583b、585bに環状筒体561、571のフランジ部567、577が軸方向に遊嵌した状態で、環状ゴム体581は環状遊嵌溝583b、585bよりも軸方向端部側において各環状筒体561、571に固定されている。これによれば、環状ゴム体581が軸方向に伸びる際に、フランジ部567、577が環状遊嵌溝583b、585b内を軸方向に移動できるため、環状ゴム体581の伸びる領域を広く確保できるとともに、フランジ部567,577は環状ゴム体581の軸方向の抜け止めとして機能する。
また、連結スプリングカバー560はカラー50に止めネジ562により着脱可能に固定され、連結スプリングカバー560とカラー50との間にはOリング565が配置されており、さらに連結スプリングカバー560とシールリングリテーナ30’との間にはOリング575が配置されている。これによれば、連結スプリングカバー560はカラー50及びシールリングリテーナ30’に着脱できるため、メカニカルシール1の組立や分解の作業性が良い。
また、連結スプリングカバー560は円筒形状であるため、外周側に凹凸が少なく、回転時において連結スプリングカバー560が略回転抵抗とはならない。
また、連結スプリングカバー560の環状筒体561、571は金属製であるため、グリースGを介して伝えられた熱、例えばメイティングリング10とシールリング20との摺動発熱を連結スプリングカバー560から効率的に放熱できる。
なお、本実施例5において、環状剛体の例としてステンレス鋼からなる環状筒体561、571について説明したが、剛体であればよく、その材質は金属に限られず、例えば繊維強化プラスチック(FRP)であってもよい。
また、連結スプリングカバー560のカラー50側の環状筒体561はカラー50に着脱可能に固定される例に説明したが、当該環状筒体561とカラー50とが一体に形成されたものであってもよい。
また、連結スプリングカバー560のシールリング20側の環状筒体571は、Oリング575を介してシールリングリテーナ30’に接続される例を説明したが、シールリング20側の他の部材、例えばシールリング20にOリングを介して接続するものであってもよい。さらに、当該環状筒体571は、シールリング20側の部材に止めネジ等により回転不能かつ軸方向に移動不能に固定されていてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上述した実施例1〜5において、被密封流体の外径側への漏れを制限するアウトサイド形の例について説明したが、流体を被密封流体とするいわゆるインサイド形のものであってもよい。
また、実施例1〜5において、ベローズやコイルスプリングなどのスプリングが回転軸側に設けられる回転形の例について説明したが、スプリングが回転機器のハウジング等の非回転部材に設けられる静止形であってもよい。静止形の場合には、ハウジング等の非回転部材に設けられたスプリングに対して、径方向内側からスプリングカバーを取り付けるようにすればよい。
また、実施例1〜5においは、メイティングリング及びシールリングをいずれも硬質摺動材(例えばSiC等のセラミックス)により形成される例について説明したが、これらの材質は問わない。例えば、メイティングリングは硬質摺動材により形成され、シールリングはカーボン摺動材により形成してもよい。
また、実施例1〜4におけるゴムスプリングカバー、実施例5における環状ゴム体の例としてシリコーンゴムからなる環状ゴム体について説明したが、弾性体は環状剛体よりも軸方向に伸縮しやすいものであればよい。また、環状弾性体の材質として耐熱耐候性に優れるシリコーンゴムを例に説明したが、その材質は問わず、例えばSBR(スチレンブタジエンゴム)、BR(ブタジエンゴム)、CR(クロロプレンゴム)、IR(イソプレンゴム)、IIR(イソプチレン・イソプレンゴム)、EPM,EPDM(エチレンプロピレンゴム)、エビクロルヒドリンゴム(CO,ECO)であってもよい。
また、実施例1〜5において、二次シールとしてのOリングは他の密封手段を採用してもよい。
また、実施例1〜5において、バンドとして結束バンドを例に説明したが、周方向に締め付け力を付与できる部材であればよく、例えばガータスプリングであってもよい。
なお、実施例1〜4において回転型を用いてゴムスプリングカバーを製造する例について説明したが、分割型や3Dプリンタを用いて製造してもよい。同様に、実施例5における弾性ゴム体の製造についても同様である。
また、ゴムスプリングカバーや環状ゴム体の形状は種々の形状とすることができる。
また、実施例1〜5において、密閉空間にグリースが充填される例について説明したが、充填される流体はグリース以外であってもよく、例えばオイル、水であってもよい。さらに、液体が充填されない態様であってもよい。
1 メカニカルシール
2 ハウジング
4 回転軸
10 メイティングリング(静止密封環)
20 シールリング(回転密封環)
30、30’ シールリングリテーナ
40 ベローズ(スプリング)
60 ゴムスプリングカバー(環状弾性体)
61 固定部
62 伸縮部(軸に平行な筒状部))
63 固定部
65 結束バンド(バンド)
67 結束バンド(バンド)
70 肉厚部(充填流体注入部)
71 肉厚部(充填流体注入部)
72 肉厚部(充填流体注入部)
260 ゴムスプリングカバー(環状弾性体)
266 結束バンド(バンド)
267 結束バンド(バンド)
460 ゴムスプリングカバー(環状弾性体)
560 連結スプリングカバー
561 環状筒体(環状剛体)
562 止めネジ
563 ネジ孔
565 Oリング(二次シール)
567 フランジ部
571 環状筒体(環状剛体)
572 貫通孔(充填口)
575 Oリング(二次シール)
577 フランジ部
581 環状ゴム体(環状弾性体)
582 固定部
582a 環状バンド溝
583 橋絡部(軸に平行な筒状部)
583b 環状遊嵌溝(溝部)
584 橋絡部(軸に平行な筒状部)
585 橋絡部(軸に平行な筒状部)
585b 環状遊嵌溝(溝部)
586 固定部
586a 環状バンド溝
591 結束バンド(バンド)
592 結束バンド(バンド)
A 機外
M 機内
G グリース(充填流体)
S 密閉空間
S2 密閉空間

Claims (9)

  1. 回転機械の回転軸が挿通されるハウジングと、
    前記ハウジングに保持された静止密封環と、
    前記回転軸とともに回転し前記静止密封環と摺接する回転密封環と、
    前記静止密封環と前記回転密封環とを軸方向に圧接状態に付勢するスプリングと、
    前記スプリングを外径側または内径側において軸方向に密封して覆うとともに弾性変形可能に形成された環状弾性体を少なくとも有する環状のスプリングカバーと
    を備え、
    前記スプリングカバーは、軸方向に離間して配置された二つの環状剛体と、当該二つの環状剛体の間を塞ぐように密封して固定され弾性部材により形成された環状弾性体とを有し、前記二つの環状剛体は前記スプリングの各端部側において二次シールにより密封され、
    前記環状剛体は径方向に突出するフランジ部を有し、かつ、前記環状弾性体は前記フランジ部に軸方向に遊嵌する溝部を有し、前記環状弾性体は前記溝部よりも軸方向端部側において前記環状剛体に固定されているメカニカルシール。
  2. 前記スプリングカバーは環状弾性体により構成されている請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記環状弾性体はその両端部をバンドにより固定されている請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記環状弾性体は軸に平行な筒状部を有する請求項1ないし3のいずれかに記載のメカニカルシール。
  5. 前記スプリングカバーと前記スプリングとの間の空間にオイル、グリース、水などの充填流体が充填されている請求項1ないし4のいずれかに記載のメカニカルシール。
  6. 前記環状弾性体には径方向に肉厚となる充填流体注入部が設けられている請求項5に記載のメカニカルシール。
  7. 前記スプリング及び前記スプリングカバーは前記回転機械の機外側に設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載のメカニカルシール。
  8. 前記スプリングカバーの一端は、前記回転軸または前記回転機械のハウジングに液密に固定されている請求項1ないし7のいずれかに記載のメカニカルシール。
  9. 前記環状弾性体はゴム製である請求項1ないし8のいずれかに記載のメカニカルシール。
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