JP6863641B1 - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの店舗の店内と店外で共通の映像コンテンツを視聴することが可能な宣伝広告効果の高いディスプレイ装置を提供する。【解決手段】ディスプレイ装置Dは、複数の映像表示面1、2と各映像表示面1、2に対して共通内容の映像コンテンツCが表示されるように当該映像表示面の表示状態を制御する制御手段3と、を備える。各映像表示面は、第1、第2の平面ディスプレイD1、D2が互いに離れた位置に配置されることによって設けられる構造になっている。第2の平面ディスプレイの映像表示面には、複数の映像コンテンツが縦横方向にマトリックス状に並べて表示され、第1の平面ディスプレイの映像表示面には、複数の映像コンテンツの中から代表として順次ピックアップされた映像コンテンツ又はその一部若しくは該映像コンテンツに対応し関連する情報が拡大され代表表示として全面表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、店舗の店内と店外で共通の映像コンテンツを視聴することが可能な宣伝広告効果の高いディスプレイ装置に関する。
近年、駅や商店街等、人通りの多い場所では、情報広告媒体として、デジタルサイネージ(電子看板)の設置が進んでいる。例えば、ネットワーク対応のデジタルサイネージでは、公衆回線を利用して広告配信元から映像や文字等の情報を受信し、受信した情報を平面ディスプレイの映像表示面に表示している(例えば特許文献1を参照)。
しかしながら、従来のデジタルサイネージは、店舗の入口に置かれる、又は、例えば特許文献1の例のようにコンビニエンスストア等の店舗の外壁面や窓に取り付けられ、そのように置かれた場所や取付けられた場所から店外に向けて映像コンテンツを放映するだけであり、店舗の店内と店外で共通の映像コンテンツを視聴することが可能な宣伝広告効果の高いディスプレイ装置は、従来見当たらない。
特開2017−204124号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、店舗の店内と店外で共通の映像コンテンツを視聴することが可能な宣伝広告効果の高いディスプレイ装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、複数の映像表示面と、これらの映像表示面に対して共通内容の映像コンテンツが表示されるように当該映像表示面の表示状態を制御する制御手段と、を備え、前記複数の映像表示面は、同じ寸法又は異なる寸法の映像表示面を表面に備えてなる第1の平面ディスプレイと第2の平面ディスプレイそれぞれの裏面どうしが対向することなく、それぞれの平面ディスプレイが互いに離れた位置に配置されることによって設けられる構造になっており、前記制御手段は、複数の映像コンテンツを縦横方向にマトリックス状に並べて前記第2の平面ディスプレイの前記映像表示面に個別表示する第1の機能と、前記第1の機能で個別表示される前記複数の映像コンテンツの中から代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、ピックアップされた映像コンテンツ又はその一部若しくは該映像コンテンツに対応し関連する情報を一つずつ前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する第2の機能と、を備え、前記第1および第2の機能によって、前記第1および第2の平面ディスプレイにおけるそれぞれの前記映像表示面には、共通内容の映像コンテンツが表示され、前記第1の平面ディスプレイは、その映像表示面が店舗の窓ガラス付近に配置されることにより、該映像表示面を通じて前記代表表示の内容を屋外向けに放映する屋外情報発信源として機能する一方、前記第2の平面ディスプレイは、その映像表示面が同店舗内の壁付近に配置されることにより、該映像表示面を通じて前記個別表示の内容を屋内向けに放映する屋内情報発信源として機能することを特徴とする。
前記本発明において、前記第2の平面ディスプレイは、前記第1の平面ディスプレイに比べて縦横寸法の小さい小型ディスプレイを、前記第1の平面ディスプレイの縦横方向に沿って複数並べて配置したマトリックス構造になっていることを特徴としてもよい。
前記第2の平面ディスプレイとして複数の小型ディスプレイを採用した本発明では、前記制御手段は、前記第2の平面ディスプレイを構成する複数の前記小型ディスプレイごとに、それぞれの映像表示面に映像コンテンツを個別表示する機能と、前記複数の小型ディスプレイと同じ並び方で同じ内容、同じサイズの映像コンテンツを前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面に一括表示する機能と、を備えることを特徴としてもよい。
前記第2の平面ディスプレイとして複数の小型ディスプレイを採用した本発明では、前記制御手段は、前記第2の平面ディスプレイを構成する複数の前記小型ディスプレイごとに、それぞれの映像表示面に映像コンテンツを個別表示する第1の機能と、前記第1の機能で個別表示される前記複数の映像コンテンツの中から代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、ピックアップされた映像コンテンツ又はその一部若しくは該映像コンテンツに対応し関連する情報を前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する第2の機能と、を備え、前記第1および第2の機能によって、前記第1および第2の平面ディスプレイにおけるそれぞれの前記映像表示面には、共通内容の映像コンテンツが表示されることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記第2の平面ディスプレイは、その映像表示面に表示されている映像コンテンツを選択可能とするタッチパネルを具備し、前記制御手段は、さらに、前記タッチパネルの操作によって選択された映像コンテンツと関連する別の映像コンテンツを、前記第2の平面ディスプレイの前記映像表示面に表示する機能を備えることを特徴としてもよい。
前記第1の平面ディスプレイは、前記映像コンテンツを屋外向けに放映する情報発信源として、高輝度LEDビジョン又は高輝度モデルの液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイからなり、前記第2の平面ディスプレイは、前記映像コンテンツを屋内向けに放映する情報発信源として、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、又は有機ELディスプレイからなることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記高輝度LEDビジョン、前記有機ELディスプレイ、又は前記液晶ディスプレイは透過性を有することを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記第1の平面ディスプレイ全体の縦横寸法と、前記第2の平面ディスプレイ全体の縦横寸法は、一致するように対応していることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記第1の平面ディスプレイおよび前記第2の平面ディスプレイで表示される映像コンテンツは、不動産関係の広告映像であることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記第1および第2の平面ディスプレイは、単数又は複数であることを特徴としてもよい。
通常、テレビやパソコンモニターの明るさ(輝度)は400cd程度であるから、前述の高輝度LEDビジョン又は高輝度モデルの液晶ディスプレイとは、少なくともそれを超える輝度を有するものとする。この点は以下の説明でも同様である。
本発明では、ディスプレイ装置の具体的な構成として、前述の通り、かかるディスプレイ装置は、複数の映像表示面と、これらの映像表示面に対して共通内容の映像コンテンツが表示されるように当該映像表示面の表示状態を制御する制御手段と、を備えてなる構成を採用したため、一の映像表示面を店舗の外からよく見える場所、例えば店舗の正面FIXガラス窓付近に設置し、かつ、他の映像表示面を店舗内で一番目に付きやすい別の場所に設置することにより、店舗の店内と店外で共通の映像コンテンツを視聴することが可能な宣伝広告効果の高いディスプレイ装置を提供し得る。
本発明の第1の実施形態であるディスプレイ装置を採用した店内の間取り概略図。 図1のディスプレイ装置の電気的接続構成図。 図1のディスプレイ装置における他の表示例の説明図。 本発明の第2の実施形態であるディスプレイ装置の概念図。 図3のディスプレイ装置における他の表示例の説明図。 図3のディスプレイ装置を構成する制御手段の説明図。 図3のディスプレイ装置を構成する制御手段の説明図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態であるディスプレイ装置を採用した店内の間取り概略図、図2は、図1のディスプレイ装置の電気的接続構成図、図4は、本発明の第2の実施形態であるディスプレイ装置の概念図である。
《第1および第2の実施形態における共通の基本構成》
図1、図2および図4を参照すると、本実施形態のディスプレイ装置D(以下「本ディスプレイ装置D」という)は、その基本構成として、複数の映像表示面1、2と、これらの映像表示面1、2に対して共通内容の映像コンテンツが表示されるように当該映像表示面1、2の表示状態を制御する制御手段3と、を有している。なお、図4では、紙面の都合により、制御手段3を省略している。本ディスプレイ装置Dの主たる用途は、宣伝広告情報を表示する電子看板、いわゆるデジタルサイネージとしての利用であるが、これらに限定されることはない。
《映像表示面1、2の詳細構成》
前記のような複数の映像表示面1、2を得る具体的な手段として、本ディスプレイ装置Dでは、映像表示面1、2を表面に備えた第1の平面ディスプレイD1と第2の平面ディスプレイD2それぞれの裏面どうしが対向することなく、それぞれの平面ディスプレイD1、D2が図1のように互いに離れた位置に配置される構成を採用した。
第1、第2の平面ディスプレイD1、D2の配置構成例として、本ディスプレイ装置Dでは、図1のように第1の平面ディスプレイD1は、店舗の窓ガラス付近に配置し、その映像表示面1が店舗の外から容易に視認できるように構成する一方、第2の平面ディスプレイD2は、同店舗内の壁付近に配置し、その映像表示面2が店舗内で容易に視認できるように構成しているが、これに限定されることはない。他の配置構成例として例えば、第2の平面ディスプレイD2は同店舗の2階など、別階に配置してもよい。さらに、第1の平面ディスプレイD1もまた、別階に配置してもよい。要するに第1、第2の平面ディスプレイD1、D2は必ずしも同一階に配置される必要はなく、それぞれが異なる別階に配置される構成を採用してもよい。
また、本ディスプレイ装置Dでは、図1に示されたように、第1および第2の平面ディスプレイD1、D2をそれぞれ2つずつ備える構成を採用しているが、その数は必要に応じて適宜増減変更できるし、またその数は異なってもよい。
さらに、第2の平面ディスプレイD2については、タブレットのように持ち運び可能なディスプレイを採用してもよい。
本ディスプレイ装置Dの場合、第1の平面ディスプレイD1は、映像コンテンツCを屋外向けに放映する情報発信源として、高輝度LEDビジョンからなる構成を採用し、第2の平面ディスプレイD2については、映像コンテンツCを屋内向けに放映する情報発信源として、有機ELディスプレイまたは液晶ディスプレイからなる構成を採用した。
その採用理由は要するに、屋外と屋内では日光の影響によって映像コンテンツCの視認性が異なり、一般的に日光が当たる場所では有機ELディスプレイや液晶ディスプレイよりも高輝度LEDビジョンの方が映像コンテンツCの視認性はよいためである。
なお、前述の視認性を確保できるなら、他の実施形態として、第1の平面ディスプレイD1では、高輝度LEDビジョンの代わりに、高輝度モデルまたはそれより輝度の低い液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイを採用することも可能である。
高輝度LEDビジョン、有機ELディスプレイ、および、液晶ディスプレイ(前述の他の実施形態である高輝度モデルの液晶ディスプレイも含む。)は、いずれも市販品を採用することができる。市販されている高輝度LEDビジョンの中には、透過性を有するタイプと有しないタイプがあり、いずれのタイプの高輝度LEDビジョンを第1の平面ディスプレイD1として採用してもよい。
また、現在、透過型有機ELディスプレイも開発されており、このような透過性・有機ELディスプレイを第2の平面ディスプレイD2として採用してもよい。
第1の平面ディスプレイD1の具体的な実施例として、本ディスプレイ装置Dでは、開状態の羽根(スラット)型ブラインドカーテンのような多段の羽根に高輝度LED素子を取付けた構造になっている市販の透過性・高輝度LEDビジョン(以下「ブラインド型シースルービジョン」という)を、第1の平面ディスプレイD1で採用した。
また、前記のようなブラインド型シースルービジョンの採用と一緒に、本ディスプレイ装置Dでは、第2の平面ディスプレイD2として透過性・有機ELディスプレイまたはブラインド型シースルービジョンを採用することもできる。
《本発明の第1の実施形態(第1実施形態)》
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態(以下「第1実施形態」という)であるディスプレイ装置Dにおいて、その第1および第2の平面ディスプレイD1、D2とそれぞれの映像表示面1、2の縦横寸法は、略同じとなるように構成しているが、異なっていてもよい。異なる例としては、第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1に比べて第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2の方が縦横の寸法が小さいというものである。この場合、映像表示面2を含む第2の平面ディスプレイD2全体の大きさもまた、第1の平面ディスプレイD1全体の大きさに比べて小型であってもよい。
《第1実施形態における制御手段3の機能構成例》
第1実施形態における制御手段3は、下記『第1の機能F1−1』および『第2の機能F1−2』を備えるものとして構成してもよい。これらの機能に加えてさらに、下記『第3の機能F1−3』や下記『第4の機能F1−4』を備えてもよい。
・第1の機能F1−1
第1の機能F1−1は、図2のように複数の映像コンテンツCを縦横方向にマトリックス状に並べて第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2に個別表示する機能である。
・第2の機能F1−2
第2の機能F1−2は、前記第1の機能F1−1で個別表示される複数の映像コンテンツC、すなわち、第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2にマトリックス状に並べて表示される複数の映像コンテンツC(C1)、C(C2)、C(C3)…の中から、代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、ピックアップされた映像コンテンツ、又は、その一部、若しくは、該映像コンテンツに対応し関連する情報を第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する機能である。
なお、前記第2の機能F1−2において、映像コンテンツCのピックアップについては第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2に並べて表示される映像コンテンツCの並び順に行われてもよいし、その並び順とは無関係にランダムに行われてもよい。
・第3の機能F1−3
図3は、図1のディスプレイ装置における他の表示例の説明図である。
図3を参照すると、この第3の機能F1−3は、第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2に表示される映像コンテンツCと同じ並び方で同じ内容、同じサイズの映像コンテンツを、図3のように第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1全体に一括表示する機能である。
・第4の機能F1−4
第4の機能F1−4は、第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1において、前述の第1の機能F1−2による代表表示と前述の第3の機能F1−3による一括表示とを繰り返し定期的に切替える機能である。
《前記第1の機能F1−1の実施例》
前記第1の機能F1−1は、具体的には下記構成F1−1A、構成F1−1B、および構成F1−1Cを採用することによって実現可能である。
・構成F1−1A
構成F1−1Aは、図2、図3に示したように、制御手段3として、例えば映像出力端子とウエブブラウザを搭載した市販のパーソナルコンピュータからなる第1の端末3Aを採用し、第1の端末3Aの映像出力端子を第2の平面ディスプレイD2の映像入力端子に接続するものである。
・構成F1−1B
構成F1−1Bは、図2、図3のように複数の映像コンテンツCを縦横方向にマトリックス状に並べてウエブブラウザ上で閲覧可能となるように所定のプログラミング言語(例えば、html言語やPHP言語等)で作成したウエブサイトS1(以下「第1のサイトS1」という)を用意し、この第1のサイトS1を前記第1の端末3Aのウエブブラウザで閲覧表示するものである。
・構成F1−1C
構成F1−1Cは、第1の端末3Aの映像出力端子から第2の平面ディスプレイD2の映像入力端子に対して、第1の端末3Aのウエブブラウザでの閲覧表示データを出力することにより、そのウエブブラウザでの閲覧表示状態が第2の平面ディスプレイD2の映像表示面に表示されるものとする。
《前記第2の機能F1−2の実施例》
前記第2の機能F1−2は、具体的には下記3つの構成(構成F1−2A、構成F1−2B、および構成F1−2C)を採用することで実現可能である。
・構成F1−2A
構成F1−2Aは、図2、図3に示したように、制御手段3として、さらに前記第1の端末3Aと同等スペックの第2の端末3Bを追加で採用し、その第2の端末3Bの映像出力端子(図示省略)を第1の平面ディスプレイD1の映像入力端子(図示省略)に接続するものである。
・構成F1−2B
構成F1−2Bは、前記第1の機能F1−1によって個別表示される複数の映像コンテンツ(図2中の符号C(C1)、C(C2)、C(C3)等を参照)の中から代表として一つの映像コンテンツが例えばスライド形式で繰り返し順次ピックアップされるようにJavaScript(登録商標)やhtml言語あるいはPHP言語でプログラミングされたウエブサイト(以下「第2のサイトS2」という)を用意し、その第2のサイトS2を第2の端末3Bのウエブブラウザで閲覧表示するものである。
・構成F1−2C:
構成F1−2Cは、第2の端末3Bの映像出力端子から第1の平面ディスプレイD1の映像入力端子に対して、第2の端末3Bのウエブブラウザでの閲覧表示データを出力することにより、そのウエブブラウザでの閲覧表示状態が第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1に表示されるものとする。
《前記第3の機能F1−3の実施例》
前記第3の機能F1−3は、具体的には下記構成F1−3Aおよび構成F1−3Bを採用することで実現可能である。
・構成F1−3A
構成F1−3Aは、前述の第2のサイトS2を前記第2の端末3Bのウエブブラウザで閲覧表示する機能である。
・構成F1−3B:
構成F1−3Bは、図2に示したように、第2の端末3Bの映像出力端子から第1の平面ディスプレイD1の映像入力端子に対して、第2の端末3Bのウエブブラウザでの閲覧表示データを出力することにより、そのウエブブラウザでの閲覧表示状態が第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1に表示されるものとする。
《第1実施形態における制御手段3の他の実施例》
先に説明した第1実施形態における制御手段3の構成端末、すなわち、第1および第2の端末3A、3Bは、映像出力端子を少なくとも2つ備えた一台のパーソナルコンピュータで構成することもできる。この場合、その2つの映像出力端子のうち、第1の映像出力端子は第1の平面ディスプレイD1の映像入力端子に接続し、第2の映像出力端子は第2の平面ディスプレイD2の映像入力端子に接続するとともに、各映像出力端子から対応する映像入力端子に対して個別に、前述のウエブブラウザでの閲覧表示データが出力されるように構成する。
以上説明した第1のサイトS1は第1の端末3A内に構築し、第2のサイトS2は第2の端末3B内に構築してもよい。その構築方法としては、それぞれの端末3A、3BをWebサーバ化する、具体的にはnginx(登録商標)又はApach2(登録商標)等のWebサーバアプリケーション(PHP実行環境を含む)を端末3A、3Bにインストールし、イントールによって作成されたWeb公開ディレクトリ(例えば/var/www/html/)に、第1または第2のサイトS1、S2と同様のhtmlやPHP等を配置する方法が考えられる。
この場合、ウエブブラウザのIPアドレス入力欄に対して、例えlocalhostとか、192.168.0.99等、端末3A、3Bに構築されたWebサーバのプライベートIPアドレスを入力することで、前述の第1、第2のサイトS1、S2にアクセスした場合と同様の結果が得られる。
また、端末3A、3Bの所定フォルダ内に第1または第2のサイトS1、S2と同様のhtmlを配置し、そのフォルダ内のhtmlをウエブブラウザで閲覧してもよい。この場合は、端末3A、3BにはPHPの実行環境がないので、端末3A、3Bのウエブブラウザではhtmlは閲覧できるが、PHPは閲覧できない。このため、htmlだけでサイトS1、S2を構築する必要がある。
《本発明の第2の実施形態(第2実施形態)》
図4を参照すると、本発明の第2の実施形態(以下「第2実施形態」という)であるディスプレイ装置Dでは、第2の平面ディスプレイD2は、第1の平面ディスプレイD1に比べて縦横寸法の小さい小型ディスプレイD21、D22…D2nを、第1の平面ディスプレイD1の縦横方向に沿って複数並べて配置した構造(マトリックス構造)を採用している。この点が先に説明した第1実施形態のディスプレイ装置D(図2参照)とは基本的に異なる。
小型ディスプレイD21、D22…D2nは、映像コンテンツCを屋内向けに放映する情報発信源として、有機ELディスプレイまたは液晶ディスプレイを採用したが、これに限定されることはない。その小型ディスプレイD21、D22…D2nとして、例えば第1の平面ディスプレイD1で採用するLEDビジョンよりも小型のLEDディスプレイを採用してもよい。
《第2実施形態における制御手段3の機能構成例》
第2実施形態における制御手段3は、下記『第1の機能F2−1』および『第2の機能F2−2』を備えるものとして構成してもよい。
・第1の機能F2−1:
第1の機能F2−1は、図4に示したように、第2の平面ディスプレイD2を構成する複数の小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに、それぞれの映像表示面に映像コンテンツCを個別表示する機能である。
・第2の機能F2−2:
第2の機能F2−2は、前記第1の機能F2−1で個別表示される複数の映像コンテンツC、すなわち、第2の平面ディスプレイD2で個別表示される映像コンテンツC(具体的には、小型ディスプレイD21、D22…D2nごとにその映像表示面に個別表示される映像コンテンツC(C7)、C(C8)…)の中から、代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、そのピックアップされた映像コンテンツC(C7、C8…)、又は、その一部、若しくは、その映像コンテンツCに対応し関連する情報を、第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する機能である。
前記第2の機能F2−2において、映像コンテンツCのピックアップについては、小型ディスプレイD21、D22…D2nの並びの順にピックアップする方式、又は、その並びの順に拘束されないランダムなピックアップ方式が考えられるが、これらの方法に限定されることはない。
《前記第1の機能F2−1の実施例》
前記第1の機能F2−1については、下記3つの構成(構成F2−1A、構成F2−1B、および構成F2−1C)を採用することで実現可能である。
・構成F2−1A
図6と図7は、図5のディスプレイ装置(第2実施形態のディスプレイ装置)を構成する制御手段の説明図である。
構成F2−1Aは、制御手段3として、図6に示したように、先に説明した小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに、例えば映像出力端子とウエブブラウザを搭載した市販のパーソナルコンピュータからなる第1の端末3C、3C…を採用し、各第1の端末3C、3C…の映像出力端子(図示省略)を対応する小型ディスプレイD21、D22…D2nの映像入力端子(図示省略)に接続するものである。
・構成F2−1B
構成F2−1Bは、小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに個別表示するための複数の映像コンテンツをウエブブラウザ上で閲覧可能に作成した図6のウエブサイトS3(以下「第3のサイトS3」という)を用意し、この第3のサイトS3を各第1の端末3C、3C…のウエブブラウザで個別に閲覧表示するものである。
・構成F2−1C
構成F2−1Cは、各第1の端末3C、3C…の映像出力端子から対応する小型ディスプレイD21、D22…D2nの映像入力端子に対して、各第1の端末3C、3C…のウエブブラウザでの閲覧表示データを個別に出力することにより、そのウエブブラウザでの閲覧表示状態が各小型ディスプレイD21、D22…D2nの映像表示面に個別表示されるものとする。
《前記第2の機能F2−2の実施例》
前記第2の機能F2−2は、前記第1の機能F2−1によって個別表示される複数の映像コンテンツ(具体的には、図4の小型ディスプレイD21、D22…D2nごとにその映像表示面に個別表示される映像コンテンツC(7)、C(8)…)の中から代表として一つの映像コンテンツが例えばスライド形式で繰り返し順次ピックアップされるようにJavaScript(登録商標)やhtml言語あるいはPHP言語でプログラミングされた図6のウエブサイトS4(以下「第4のサイトS4」という)を用意し、その第4のサイトS4を第2の端末3Bのウエブブラウザで閲覧表示するものである。
《第2実施形態における制御手段3の他の実施例》
先に説明した第2実施形態における制御手段3では、図6に示したように、小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに第1の端末3C、3C…を備える構成、つまり小型ディスプレイと第1の端末とが1対1で対応する構成を採用したが、これに限定されることはない。
たとえば、図7に示したように、映像出力端子を2つ備えた一台のパーソナルコンピュータで第1の端末3Cを構成し、かつ、その2つの映像出力端子のうち、第1の映像出力端子は一つの小型ディスプレイD21の映像入力端子に接続し、第2の映像出力端子は他の小型ディスプレイD22の映像入力端子に接続する構成、および、各映像出力端子から対応する映像入力端子に対して個別に、前述のウエブブラウザでの閲覧表示データが出力される構成を採用するなど、小型ディスプレイと第1の端末とが多対1(本例では、2対1)で対応する構成を採用してもよい。
《第2実施形態のディスプレイ装置Dの利用例(その1)》
(第2の平面ディスプレイD2における異なる映像コンテンツの個別表示)
第2実施形態の本ディスプレイ装置Dでは、その利用例として、第2の平面ディスプレイD2を構成する複数の小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに、それぞれの映像表示面において異なる映像コンテンツC(図4参照)を個別表示するという利用方法が考えられる。
前記のような異なる映像コンテンツCの個別表示については、図示は省略するが、制御手段3を構成する端末として、複数の映像出力端子(例えばHDMI(登録商標)端子など)を備えた一台のパーソナルコンピュータを端末として用意し、各映像出力端子に対して小型ディスプレイD21、D22…D2nを接続し、かつ、各映像出力端子から小型ディスプレイD21、D22…D2nに対して異なる映像コンテンツCのデータを送出する方法が考えられる。この場合、それぞれの映像出力端子から送出する映像コンテンツCのデータについては、当該端末として用意した前記パーソナルコンピュータに直接保存したものでもよいし、ネットワーク上のクラウドからダウンロードしたものや、前述の第3のサイトからダウンロードしたものでもよく、また、映像コンテンツCのデータを閲覧可能なウエブサイトからダウンロードしてもよい。
《第2実施形態のディスプレイ装置Dの利用例(その2)》
(第2の平面ディスプレイD2における同一の映像コンテンツの個別表示)
また、第2実施形態の本ディスプレイ装置Dでは、第2の平面ディスプレイD2を構成する複数の小型ディスプレイD21、D22…D2nごとに、それぞれの映像表示面において同一の映像コンテンツ(図示省略)を個別表示するという利用方法も考えられる。
前記のような同一映像コンテンツCの個別表示については、図示は省略するが、制御手段3として、例えば少なくとも一つの映像出力端子(例えばHDMI(登録商標)端子など)を備えた一台のパーソナルコンピュータを端末として用意し、映像出力端子から送出されるコンテンツ映像Cのデータを分配器で各小型ディスプレイD21、D22…D2nに分配する方式などが考えられる。この場合も、映像出力端子から送出する映像コンテンツCのデータは、同様に、当該端末として用意した前記パーソナルコンピュータに直接保存したものでもよいし、ネットワーク上のクラウドからダウンロードしたものや、ウエブサイトからダウンロードしたものでもよく、また、映像コンテンツCのデータを閲覧可能なウエブサイトからダウンロードしてもよい。
《第2実施形態のディスプレイ装置Dの利用例(その3)》
(第1の平面ディスプレイD1における一括表示)
図5は、図3のディスプレイ装置(第2実施形態のディスプレイ装置D)における他の表示例の説明図である。
図5を参照すると、第2実施形態のディスプレイ装置Dでは、先に説明した第2の平面ディスプレイD2における同一又は異なる映像コンテンツの個別表示(図4参照)に連動して、第1の平面ディスプレイD1の映像表示面全体に、前記複数の小型ディスプレイD21、D22…D2nと同じ並び方で同じ内容、同じサイズの映像コンテンツCを一括表示するという利用方法も考えられる。
前記のような一括表示については、例えば、第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2に表示される映像コンテンツC(C7)、C(C8)…と同じ並び方で同じ内容、同じサイズの映像コンテンツをマトリックス状に配置した一つの映像データC_ALL(以下「一括表示用のデータC_ALL」という)を作成し、作成した一括表示用のデータC_ALLを端末3Bに保存するとともに、当該端末3Bの映像出力端子から第1の平面ディスプレイD1に対して一括表示用のデータC_ALLを送出する方式、あるいは(2)その一括表示用のデータC_ALLをネットワーク上のクラウドに保存するとともに、クラウドから一括表示用のデータC_ALLを当該端末3Bにダウンロードして第1の平面ディスプレイD1に送出する方式、若しくは、そのような一括表示用のデータC_ALLを閲覧可能なウエブサイトから当該データをダウンロードして第1の平面ディスプレイD1に送出する方式等を採用してもよい。
前記のような個別表示と一括表示は、同期し同じタイミングで行われるように設定してもよいし、異なるタイミングで行われるように設定してもよい。
以上説明した個別表示と一括表示は、これら全体として2つの映像表示面(具体的には第1及び第2の平面ディスプレイD1、D2それぞれの映像表示面1、2)に共通の映像コンテンツを表示するものである。
《第1および第2実施形態の共通構成》
以上説明した第1および第2実施形態において、ピックアップされた映像コンテンツの一部を第1の平面ディスプレイD1の映像表示面1全体に全面表示する場合に、その一部は、例えば当該映像コンテンツ中に実際に含まれているタイトルなどのテキスト部分でもよいし、タイトルに対応する画像部分でもよい。
以上説明した第1および第2実施形態において、ピックアップされた映像コンテンツに対応し関連する情報を第1の平面ディスプレイD1の映像表示面全体に全面表示する場合に、その関連する情報は、当該映像コンテンツの内容に対応するタイトル等のテキストでもよいし、タイトルに対応する画像でもよい。
以上説明した第1および第2実施形態において、第1の端末3A(3C)や第2の端末3Bのウエブブラウザで第1から第4のサイトS1からS4を閲覧表示するための具体的な構成については、例えば、インターネット等のネットワークNを通じてそれぞれのサイトS1からS4を公開しアクセス可能とする構成、および、それぞれの端末3A、3B、3CがルータRと当該ネットワークNを介してそれらのサイトS1からS4にアクセス可能とする構成を採用すればよい。
以上説明した第1および第2実施形態において、第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2(第2実施形態では、具体的には各小型ディスプレイD21、D22…D2nの映像表示面)にタッチパネルを設ける構成、および、本ディスプレイ装置Dの基本機能として、そのようなタッチパネルの操作によって、当該映像表示面に現在表示されている映像コンテンツCと関連する別の映像コンテンツ(例えば、その映像コンテンツCの内容をより詳細な情報を掲載した説明用の映像コンテンツ)を表示する機能、いわゆる詳細表示機能を採用してもよい。
前記のような詳細表示機能を採用した本ディスプレイ装置Dによると、例えば、その表側で、第1の平面ディスプレイD1に表示されている映像コンテンツCを見て興味を持ったユーザが、前述のタッチパネルを操作することで、その映像コンテンツCに関連する別の映像コンテンツ(例えば前述の説明用の映像コンテンツ)を見ることができるなど、ユーザや映像コンテンツの内容を説明する店員等にとって、大変使い勝手のよいディスプレイ装置が得られる。
《映像コンテンツについて》
第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で表示される前述の映像コンテンツCの具体的な内容としては、例えば不動産関係の広告映像を採用することができる。紙ベースの不動産関係の広告は、近年になってデジタル化が進み、デジタルデータで提供されていることが多いので、そのようなデジタルデータを不動産関係の広告映像として採用し第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で表示してもよい。また、不動産関係の広告映像以外の他の様々な業種の広告映像を映像コンテンツCとして第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で表示してもよい。要するに、第1および第2の平面ディスプレイD1、D2でどのような業種の映像コンテンツCを表示するか、この点について限定されることはない。
ところで、現在、不動産業界では、それぞれの店舗における日常業務として、(1)賃貸物件等の宣伝広告チラシを物件ごとに個別に紙に印刷する作業、(2)印刷した物件ごとの宣伝広告チラシを表裏両方向から見えるように重ねて一枚のクリアファイルに収容する作業、(3)収容したクリアファイルを店頭のFIXガラス面に吊り下げる作業、(4)それぞれの物件の入居者、購入者が決まった場合又は新たに物件を仕入れた場合のように、宣伝広告チラシの変更をする場合は、募集図面を作成し、宣伝広告チラシを印刷し、クリアファイル内の宣伝広告チラシを差し替える作業など、手間のかかる複数の作業を週1回のペースで行っているのが実情である。
前記のような手間のかかる作業を全部省略でき、かつ、人件費削減ひいては働き方改革に貢献するのに効果的な手段として、本ディスプレイ装置Dはその意義を有している。
この点をもう少し詳細に説明すると、図1に示したように、第1の平面ディスプレイD1を店頭のFIXガラス面付近に配置し、その映像表示面1に映像コンテンツCとして賃貸物件等の宣伝広告チラシ映像を表示するように設定した場合は、そのような映像表示面1に表示される映像コンテンツCが前述のクリアファイルに収容した宣伝広告チラシとして機能すること、および、かかる映像コンテンツCはデジタルデータなので、データの変更・書換えという簡単かつ瞬間的な操作だけで、すべての映像コンテンツCの内容、すなわち宣伝広告チラシを更新可能であることから、本ディスプレイ装置Dは、不動産業界に革命をもたらし、人件費削減、ひいては働き方改革に貢献し得るという利点がある。
また、本店から支店に情報をデジタルデータ化して発信する業界において本ディスプレイ装置Dを採用した場合には、支店では本店から送信されてきた当該情報のデジタルデータを受信しそのまま映像コンテンツCとして店舗の内外両側に向けて表示をすることができ、どの同業他社よりも先に新規な情報を発信できる等、情報戦略において情報優勢を獲得し得るという利点がある。
さらに、以上説明した利点は、例えば証券業界、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の商品販売業界、衣類販売のアパレル業界など、現在、宣伝広告等の各種情報を紙に印刷して店頭に貼り付けている業界において、本ディスプレイ装置Dを採用した場合も同様である。
また、本ディスプレイ装置Dは、また商品、商材、若しくはイベント等の企画のプレゼンテーションにおける情報表示ツールとして利用することもできる。この場合、プレゼンターによる前述のタッチパネルの操作によって、第1の平面ディスプレイD1の映像表示状態が切り換るように構成してもよい。
さらに、本ディスプレイ装置Dを設置して利用する場所は特に限定されない。例えば商店街、温泉旅館街、コンサート会場やイベント会場、各種集会等、多くの人が集まる場所に本ディスプレイ装置Dを置いて利用してもよい。
本ディスプレイ装置Dを商店/飲食店街(地上と地下いずれも含む)の出入口、中央付近などに設置した場合は、第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で各商店や商店街イベントを紹介する情報が表示されるように構成することにより、本ディスプレイ装置Dを商店街専用の街角ビジョン・情報表示媒体として利用することができる。
本ディスプレイ装置Dを温泉旅館街の出入口、中央付近などに設置した場合は、第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で各温泉旅館の場所やサービス、近場の名所等を紹介する情報が表示されるように構成することにより、本ディスプレイ装置Dを温泉旅館街の情報掲示板として利用することができる。
前記のような街角ビジョン・情報表示媒体として利用する例の場合は、具体的には第1の平面ディスプレイD1では、映像コンテンツC(C1)、C(C2)…として例えば各商店の写真やイベント告知画像を採用し、その写真やイベント告知画像を前述のタッチパネル操作でタッチしたら、タッチした商店の紹介動画やイベント内容の紹介動画が表示されるとともに、第2の平面ディスプレイD1では、その各商店の写真やイベント告知画像がスライド形式で順次表示されるように構成する例が考えられるが、これに限定されることはない。
商店街をぶらぶら探索するユーザは、隣接する他の商店街の情報を知りたいと考える場合も想定される。この場合は、本ディスプレイ装置Dの利用方法として、第1の平面ディスプレイD1では、映像コンテンツC(C1)、C(C2)…として例えば自商店街と隣接商店街の写真を採用し、それぞれの商店街の写真を前述のタッチパネル操作でタッチしたら、タッチした商店街の詳細情報が表示されるとともに、第2の平面ディスプレイD1では、その各商店街の写真がスライド形式で順次表示されるように構成する例が考えられるが、これに限定されることはない。
また、本ディスプレイ装置Dをスーパーマーケット、コンビニエンスストアに設置した場合は、第1および第2の平面ディスプレイD1、D2で本日の特売品やお得なキャンペーン等を紹介する情報(例えば”X時からY時まで●●商品の特売を行います”とか”只今、食品ロス対策として▲▼商品の値引き実施中!”など)が表示されるように構成してもよい。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
例えば先に説明した第1ないし第4のサイトS1、S2、S3、S4は一例であり、これら以外の各種業種のウエブサイト(情報検索ウエブサイトを含む)に存在する静止画像や動画等のコンテンツを端末3A、3B、3Cのウエブブラウザでアクセスし閲覧表示することで、そのウエブブラウザでの閲覧表示状態が平面ディスプレイD1、D2、D21…の映像表示面に表示されるように構成してもよい。
第1ないし第4のサイトS1、S2、S3、S4以外のウエブサイトとして、例えば不動産物件情報を提供している情報検索ウエブサイトがあり、この不動産部兼情報・情報検索ウエブサイトでは、最初にIDとパスワードで認証を行い、会員ページに入ったら、検索欄に所定の検索情報を入力することで、その検索情報で絞り込まれた不動産物件情報(地図や物件写真付き)が検索結果としてリストアップされるように構成されている。
前記のような構成の不動産部兼情報・情報検索ウエブサイトを本ディスプレイ装置Dにおける第1の端末3Aのウエブブラウザで閲覧することもでき、その閲覧および前述の検索によって得られた不動産物件情報(地図や物件写真付き)がコンテンツC(C1)、C(C2)…として第2の平面ディスプレイD2の映像表示面2に表示されるように構成してもよい。この場合、第1の平面ディスプレイD2の映像表示面1には、そのような不動産物件情報(写真付き)のコンテンツC(C1)、C(C2)…がスライド形式で順次拡大表示されるように構成してもよい。
例えば、本ディスプレイ装置Dは蛇腹(アコーデオン)式の折畳み可能な構造を採用してもよい。
1、2 映像表示面
3 制御手段
3A、3B、3C 端末
C 映像コンテンツ
D ディスプレイ装置
D1 第1の平面ディスプレイ
D2 第2の平面ディスプレイ
D21、D22、…、D28、D2n 小型ディスプレイ
N ネットワーク
R ルータ
S1、S2、S3、S4 ウエブサイト

Claims (10)

  1. 複数の映像表示面と、これらの映像表示面に対して共通内容の映像コンテンツが表示されるように当該映像表示面の表示状態を制御する制御手段と、を備え、
    前記複数の映像表示面は、
    同じ寸法又は異なる寸法の映像表示面を表面に備えてなる第1の平面ディスプレイと第2の平面ディスプレイそれぞれの裏面どうしが対向することなく、それぞれの平面ディスプレイが互いに離れた位置に配置されることによって設けられる構造になっており、
    前記制御手段は、
    複数の映像コンテンツを縦横方向にマトリックス状に並べて前記第2の平面ディスプレイの前記映像表示面に個別表示する第1の機能と、
    前記第1の機能で個別表示される前記複数の映像コンテンツの中から代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、ピックアップされた映像コンテンツ又はその一部若しくは該映像コンテンツに対応し関連する情報を一つずつ前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する第2の機能と、を備え、
    前記第1および第2の機能によって、前記第1および第2の平面ディスプレイにおけるそれぞれの前記映像表示面には、共通内容の映像コンテンツが表示され、
    前記第1の平面ディスプレイは、その映像表示面が店舗の窓ガラス付近に配置されることにより、該映像表示面を通じて前記代表表示の内容を屋外向けに放映する屋外情報発信源として機能する一方、
    前記第2の平面ディスプレイは、その映像表示面が同店舗内の壁付近に配置されることにより、該映像表示面を通じて前記個別表示の内容を屋内向けに放映する屋内情報発信源として機能すること
    を特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記第2の平面ディスプレイは、前記第1の平面ディスプレイに比べて縦横寸法の小さい小型ディスプレイを、前記第1の平面ディスプレイの縦横方向に沿って複数並べて配置したマトリックス構造になっていること
    を特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第2の平面ディスプレイを構成する複数の前記小型ディスプレイごとに、それぞれの映像表示面に映像コンテンツを個別表示する機能と、
    前記複数の小型ディスプレイと同じ並び方で同じ内容、同じサイズの映像コンテンツを前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面に一括表示する機能と、を備えること
    を特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第2の平面ディスプレイを構成する複数の前記小型ディスプレイごとに、それぞれの映像表示面に映像コンテンツを個別表示する第1の機能と、
    前記第1の機能で個別表示される前記複数の映像コンテンツの中から代表として一つの映像コンテンツが繰り返し順次ピックアップされ、ピックアップされた映像コンテンツ又はその一部若しくは該映像コンテンツに対応し関連する情報を前記第1の平面ディスプレイの前記映像表示面全体に拡大し代表表示としてピックアップ順に全面表示する第2の機能と、を備え、
    前記第1および第2の機能によって、前記第1および第2の平面ディスプレイにおけるそれぞれの前記映像表示面には、共通内容の映像コンテンツが表示されること
    を特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
  5. 前記第2の平面ディスプレイは、
    その映像表示面に表示されている映像コンテンツを選択可能とするタッチパネルを具備し、
    前記制御手段は、さらに、
    前記タッチパネルの操作によって選択された映像コンテンツと関連する別の映像コンテンツを、前記第2の平面ディスプレイの前記映像表示面に表示する機能を備えること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  6. 前記第1の平面ディスプレイは、前記映像コンテンツを屋外向けに放映する情報発信源として、高輝度LEDビジョン又は高輝度モデルの液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイからなり、
    前記第2の平面ディスプレイは、前記映像コンテンツを屋内向けに放映する情報発信源として、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ、又は有機ELディスプレイからなること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  7. 前記高輝度LEDビジョン、前記有機ELディスプレイ、又は前記液晶ディスプレイは透過性を有すること
    を特徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。
  8. 前記第1の平面ディスプレイ全体の縦横寸法と、前記第2の平面ディスプレイ全体の縦横寸法は、一致するように対応していること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  9. 前記第1の平面ディスプレイおよび前記第2の平面ディスプレイで表示される映像コンテンツは、不動産関係の広告映像であること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  10. 前記第1および第2の平面ディスプレイは、単数又は複数であること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
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