JP6863032B2 - 電子情報記憶媒体、icカード、活性化制御方法、及びプログラム - Google Patents

電子情報記憶媒体、icカード、活性化制御方法、及びプログラム Download PDF

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UIM(User Identity Module)カードとCLF(ContactLess Front-end)を搭載する携帯端末の技術分野に関し、特に、CLFを活性化または非活性化させる技術に関する。
複数のアプリケーションを搭載することが可能なUIMカードは、Java(登録商標)Card仕様、及びGlobalPlatform(登録商標)仕様に準拠した製品が事実上のデファクトスタンダードになっている。また、近年、UIMカードは、従来のICカードで使用されてきた、ISO7816に準拠するインターフェース(IF)に加え、SWP(Single Wire Protocol)のインターフェースを備えたNFC(Near Field radio Communication)対応UIMカード(以下、特段の記載が無い場合、本明細書内のUIMカードはNFC対応UIMカードを意味する)が普及している。一方、携帯端末においてもNFC対応携帯端末が普及してきた。NFC対応携帯端末(以下、特段の記載が無い場合、本明細書内の携帯端末はNFC対応携帯端末を意味する)は、CLFと呼ばれるICチップを内蔵しており、UIMカードとはSWPのインターフェースを介して接続されている。加えて、CLFには、非接触通信に用いるアンテナが接続され、CLFは、非接触通信プロトコル処理を担当する。これにより、非接触ICカードリーダにとって、UIMカードと携帯端末の組合せは、あたかも1枚の非接触ICカードのように振舞う。このように、非接触ICカードとして振舞う機能は、カードエミュレーションモードと呼ばれる。一方、CLFが搬送波を出力することで、UIMカードと携帯端末の組み合わせで非接触ICカードリーダとして動作し、非接触ICカードと通信することもできる。このように、非接触ICカードリーダとして振舞う機能は、リーダモードと呼ばれる。リーダモードの機能を用いると、例えば、携帯端末上のブラウザから特定のサービス(SNSサイトなど)へのログイン時に、リーダモードを起動して非接触ICカード(例えば、IDカード)からユーザIDを読み出し、そのユーザIDを用いてUIMカード内で生成した認証データを用いて認証することが可能となる。また、特許文献1には、リーダモードに設定された携帯端末がICタグに記録されているコードを読み取り、サーバに直接アクセスし、当該コードに対応するURLから欲しい画像等を得るシステムが開示されている。
特開2014−085757号公報
ところで、携帯端末と非接触ICカードとの間の非接触通信において、通常、一連のコマンド及びレンスポンスのやりとりは、対向側にセキュリティ的な問題があっても、途中で中断されることなく最後まで実行される。このようなコマンド及びレンスポンスのやりとりにおいて、例えば携帯端末がリーダモードであるときに、対向側にセキュリティ的な問題が発生した場合、当該携帯端末に搭載されたCLFを非活性化することができれば、直ちに非接触通信を停止することが可能となり、より安全に利用することができる。CLFを非活性化する方法として、携帯端末のユーザによる中断操作と、CLF自身による中断とが考えられる。しかしながら、ユーザによる中断操作では、当該ユーザが判断を間違えた場合、通信状態に不整合が発生する可能性がある。一方、CLFからは、非接触通信においてやりとりされているコマンドを理解できないため、いつ中断すべきかの判断ができないという問題があった。
また、一般的にスマートフォンなどの携帯電話は使用時間を長くするために電力の消費を抑える必要がある。そのため、CLFにおいても非接触通信を行っていない間は、省電力モードに遷移し、CLFとUIMカード間のI/Oを非活性化することができる。携帯端末がカードエミュレーションモードであるときに、CLFとUIMカード間のI/Oが非活性化されている場合、CLFが非接触ICカードリーダからの搬送波を検知した際に当該I/Oを活性化し、UIMカードへコマンドを送信することができる。しかしながら、リーダモードにおいては、UIMカードからCLFへリーダモード開始を依頼する必要があり、この依頼は、CLFとUIMカード間のI/Oを通じてUIMカードからCLFへ送信される。現状、CLFとUIMカード間のI/Oは、CLFのみが活性化できるようになっているため、当該I/Oが非活性化されていた場合はリーダモードを開始できず、したがって、CLFは、いつでもUIMカードからリーダモード開始の依頼を受け付けられるよう、省電力モードに遷移できないという問題があった。また、リーダモードをサポートしているにもかかわらず、省電力モードに遷移するCLFが存在した場合、ユーザが要求するタイミングでリーダモードを開始できないという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題等に鑑みてなされたものであり、従来できなかった適切なタイミングでCLFを活性化または非活性化することが可能な電子情報記憶媒体、ICカード、活性化制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段と、を備え、前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記憶媒体において、前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが活性化しているかを判断する手段を備え、前記ICチップが活性化しているときに前記第1通信手段により前記コントローラから前記第1のコマンドが受信された場合、前記第2通信手段は、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドを前記ICチップへ送信し、当該第2のコマンドに対する第2のレスポンスを前記ICチップから受信し、前記ICチップから受信した前記第2のレスポンスから不正と判断された場合に、前記第1通信手段は、前記ICチップを非活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記憶媒体において、前記第1のコマンドは、前記携帯端末のタイマー機能により所定時間が経過したことを前記電子情報記憶媒体に知らせるためのコマンドであり、前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが活性化しているかを判断する手段を備え、前記第1通信手段は、前記ICチップが活性化しているときに前記コントローラから前記第1のコマンドを受信した場合、前記ICチップを非活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記憶媒体において、前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが非活性化しているかを判断する手段を備え、前記第1通信手段は、前記ICチップが非活性化しているときに前記コントローラから前記第1のコマンドを受信した場合、前記ICチップを活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段と、を備え、前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータにより実行される活性化制御方法であって、携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信ステップと、外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2ステップと、を含み、前記第1通信ステップにおいては、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、コンピュータを、携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段として機能させ、前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする。
本発明によれば、従来できなかった適切なタイミングでCLFを活性化または非活性化することができる。
本実施形態に係る携帯端末の概要構成例を示すブロック図である。 接触型ICチップ14aのハードウェア構成例を示す図である。 UIMカード14とベースバンドプロセッサ11との間でProactiveコマンドが送受信される際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 CLF13が活性化している場合において、不正によりCLF13を非活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 CLF13が活性化している場合において、所定時間の経過によりCLF13を非活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 CLF13が非活性化している場合において、非接触通信を必要とするコマンドの受信によりCLF13を活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、携帯端末に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
[1.携帯端末の構成及び機能概要]
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る携帯端末の構成及び機能概要について説明する。図1は、本実施形態に係る携帯端末の概要構成例を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末1は、NFC対応端末であり、ベースバンドプロセッサ11、バッテリー12、CLF13、及びUIMカード14等を備えて構成されている。その他、携帯端末1は、図示しないが、移動体無線通信部、操作・表示部、及び記憶部等を備える。また、携帯端末1はタイマー機能を有する。移動体無線通信部は、移動体通信ネットワークを利用した無線通信機能を有する。移動体通信ネットワークは、例えば、電話用回線交換ネットワーク、及びインターネットに接続するためのデータ通信用パケット交換ネットワークを含む。移動体無線通信部は、図示しないアンテナを介して、最寄りの基地局との間で無線通信を行い、当該基地局及び移動体通信ネットワークを介して他の携帯端末やサーバとの間で通信を行う。操作・表示部は、例えば、ユーザの指やペン等による操作指示を受け付ける入力機能と、情報を表示する画面を有するタッチパネルとを備える。操作・表示部は、ユーザからの操作指示を受け付け、その操作指示に応じた信号をベースバンドプロセッサ11へ出力する。記憶部は、例えば不揮発性メモリから構成され、オペレーティングシステム(Operating System、以下、「OS」という)、アプリケーションプログラム、及びブラウザプログラム等が記憶される。携帯端末1は、音声処理部及びスピーカを備えてもよい。なお、携帯端末1には、携帯電話機やスマートフォン等を適用できる。
ベースバンドプロセッサ11は、携帯端末1を制御するコントローラとしての機能を担う。ベースバンドプロセッサ11は、携帯端末1のユーザからの操作指示(例えば、操作・表示部を介した操作指示)に応じて各種処理を実行する。また、ベースバンドプロセッサ11は、CLF13を活性化または非活性化することができる。また、ベースバンドプロセッサ11は、ブラウザプログラムを実行することによりブラウザとして機能し、ユーザからの指示にしたがって移動体無線通信部及び移動体通信ネットワークを介して特定のサーバとの間で通信を行う。バッテリー12は、携帯端末1の電源であり、携帯端末1を動作させるための電力を外部から充電可能になっている。ベースバンドプロセッサ11は、バッテリー12から供給された電力をCLF13及びUIMカード14へ供給(電源供給)する。
CLF13は、NFCの規格で規定される非接触通信を行う機能を有する非接触型ICチップであり、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、所定のプログラムを記憶する不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ等)、データを一時記憶するRAM(Random Access Memory)、UIMカード14との間のインターフェース(SWPのインターフェース)を担うI/Oポート(SWIO(Single Wire protocol Input/Output))、及びベースバンドプロセッサ11との間のインターフェースを担うI/Oポート等を備えている。また、CLF13には、非接触通信のフィールド内で、外部(非接触ICカード、または非接触ICカードリーダ)との間で非接触通信を行うためのアンテナ13aが接続されており、CLF13は、非接触通信プロトコル処理を担う。なお、携帯端末1がリーダモードにあるときは、CLF13は、外部の非接触ICカードとの間で非接触通信を行う。一方、携帯端末1がカードエミュレーションモードにあるときは、CLF13は、外部の非接触ICカードリーダとの間で非接触通信を行う。
また、非接触通信に関し、CLF13は、通信可能な状態と通信不可能な状態を持つ。通信可能な状態を「活性化状態」、通信不可能な状態を「非活性化状態」という。CLF13は、ベースバンドプロセッサ11からの指示に応じて活性化(Activated)、または非活性化(Deactivated)する(つまり、活性化状態から非活性化状態に遷移、または非活性化状態から活性化状態に遷移する)。つまり、CLF13を外側から活性化させたり非活性化させることは、ベースバンドプロセッサ11のみが行うことができる。
UIMカード14は、UICC(Universal Integrated Circuit Card)の一つであり、従来のSIM(Subscriber Identity Module)カードをベースに機能を拡張された接触型ICチップ14aを搭載する。なお、UIMカード14は、NFC対応UIMカードであり、本発明のICカードの一例である。また、接触型ICチップ14aは、本発明の電子情報記憶媒体の一例である。なお、接触型ICチップ14aは、携帯端末1の回路基板上に直接組み込まれて構成されるようにしてもよく、例えばeUICC(Embedded Universal Integrated Circuit Card)として、携帯端末1から容易に取り外しや取り換えができないように携帯端末1と一体的に搭載されてもよい。
図2は、接触型ICチップ14aのハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、接触型ICチップ14aは、CPU141、RAM142、ROM(Read Only Memory)143、不揮発性メモリ144、及びI/O回路145を備えて構成される。CPU141は、ROM143または不揮発性メモリ144に記憶された各種プログラムを実行するプロセッサ(コンピュータ)であり、本発明における第1通信手段、及び第2通信手段の一例である。不揮発性メモリ144には、例えばフラッシュメモリが適用される。不揮発性メモリ144に記憶される各種プログラム及びデータの一部は、ROM143に記憶されてもよい。なお、不揮発性メモリ144は、「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」であってもよい。本実施形態において、ROM143または不揮発性メモリ144との何れかに記憶されるプログラムには、OS、本発明のプログラム、アプリケーションプログラム等が含まれる。なお、本発明のプログラムは、OS内に組み込まれてもよいし、或いは、OSとは独立したミドルウェアとしてインストールされてもよい。
ここで、アプリケーションプログラムは、UIMカード14においてアプリケーションインスタンス(これを、「アプリケーション」という)の機能を実現するためのプログラムである。アプリケーションは、アプリケーションプログラム等をメモリに展開して実行可能な状態にインストール(搭載)されたモジュールである。例えば、UIMカード14内のアプリケーションは、リーダモード開始依頼をCLF13へ送信すると、CLF13は搬送波を出力する。これにより、アプリケーションは、対向する非接触ICカードを検出できれば(非接触ICカードから応答があれば)、アプリケーションからCLF13を介して非接触ICカードへコマンドを送信し、そのレスポンスをCLF13を介して受信することが可能となる。
I/O回路145には、ISO7816等によって定められたC1〜C8の8個の端子が備えられている。或いは、I/O回路145には、C4とC8の端子を除く6個の端子が備えられている。C1端子は電源端子(VCC)であり、C5端子はグランド端子(GND)である。また、C2端子は、リセット端子(RST)であり、ベースバンドプロセッサ11とのインターフェースのリセット信号を入力するために用いられる。また、C3端子は、クロック端子(CLK)であり、ベースバンドプロセッサ11とのインターフェースのクロックを入力するために用いられる。また、C7端子は、ベースバンドプロセッサ11との間のインターフェースを担う端子であり、UIMカード14とベースバンドプロセッサ11との間の通信(T=0プロトコル通信)のために用いられる。また、C6端子は、CLF13との間のインターフェースを担う端子(SWIO)であり、CLF13との間の通信(SWP/HCI(Host Controller Interface)通信)のために用いられる。
CPU141は、I/O回路145のC6端子を介してCLF13との間で通信(第2通信手段による通信)を行うとともに、I/O回路145のC7端子を介してベースバンドプロセッサ11との間で通信(第1通信手段による通信)を行うことができる。本実施形態では、CPU141は、ベースバンドプロセッサ11から受信したコマンド(第1のコマンドの一例)に対するレスポンス(第1のレスポンスの一例)を利用して、CLF13を活性化または非活性化させる要求をベースバンドプロセッサ11へ送信する。これにより、ベースバンドプロセッサ11は、CLF13に対して活性化または非活性化の指示を行うことになる。その結果、CLF13は、非活性化状態から活性化状態に遷移、または活性化状態から非活性化状態に遷移することになる。
ここで、ベースバンドプロセッサ11から受信したコマンドに対するレスポンスとして、例えばETSI TS102 223で規定されているCAT(Card Application Toolkit)機能の一つであるProactiveコマンドを適用するとよい。Proactiveコマンドは、UIMカード14から、ベースバンドプロセッサ11(または上記ネットワーク上のサーバ)に対して、各種操作要求(例えば、携帯端末1に指定の文字を表示させる要求や音を鳴らす要求など)や情報送信を行うためのコマンドである。
図3は、UIMカード14とベースバンドプロセッサ11との間でProactiveコマンドが送受信される際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図3の例では、ベースバンドプロセッサ11は、所定のコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS1)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からコマンドを受信すると、当該コマンドに応じた処理において所定の条件を満たす場合に、当該コマンドに対するレスポンスとして、“91XX”を示すレスポンス(以下、「SW91XX」という)をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS2)。ここで、“91XX”は、Proactiveコマンドの送信要求を示すステータスワード(SW)である。つまり、“91XX”は、UIMカード14からProactiveコマンドを送りたいことを示す。また、上記所定の条件を満たす場合の例として、以下の(i)〜(iii)が挙げられる。
(i)CLF13が活性化している場合において、上記所定のコマンド(例えば、認証依頼を示すコマンド)に応じてUIMカード14からCLF13へ送信されたコマンドに対するレスポンスから不正と判断(不正を検知)した場合
(ii)CLF13が活性化している場合において、ベースバンドプロセッサ11から受信した上記所定のコマンドが携帯端末1のタイマー機能により所定時間が経過したことをUIMカード14に知らせるためのコマンド(以下、「通知コマンド」という)である場合
(iii)CLF13が非活性化している場合において、ベースバンドプロセッサ11から受信した上記所定のコマンドがCLF13による非接触通信を必要とするコマンドである場合
ベースバンドプロセッサ11は、UIMカード14からSW91XX を受信すると、FETCHコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS3)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からFETCHコマンドを受信すると、当該FETCHコマンドに対するレスポンスとして、Proactiveコマンド、及び“9000”(正常終了)を示すレスポンス(以下、「SW9000」という)をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS4)。本実施形態では、Proactiveコマンドは、CLF13を活性化または非活性化させる要求を示す。つまり、UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11から受信した所定のコマンドに対するレスポンスを利用して、CLF13を活性化または非活性化させる要求をベースバンドプロセッサ11へ送信することになる。ベースバンドプロセッサ11は、UIMカード14からProactiveコマンド及びSW9000を受信すると、Proactiveコマンドに応じた処理を行い、当該処理の結果を示すTERMINAL RESPONSEコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS5)。本実施形態では、Proactiveコマンドに応じた処理において、ベースバンドプロセッサ11は、CLF13を活性化または非活性化する指示をCLF13へ送信し、そのレスポンスをCLF13から受信する。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からTERMINAL RESPONSEコマンドを受信すると、当該TERMINAL RESPONSEコマンドに対するレスポンスとして、SW9000をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS6)。
[2.CLF13を活性化または非活性化させるときの動作]
次に、CLF13を活性化または非活性化させるときの動作について、実施例1〜3に分けて説明する。
(実施例1)
実施例1は、CLF13が活性化している場合において、不正の検知によりCLF13を非活性化させるときの例である。図4は、CLF13が活性化している場合において、不正によりCLF13を非活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図4において、ベースバンドプロセッサ11は、認証依頼を示すコマンド(以下、「認証コマンド」という)をUIMカード14へ送信する(ステップS11)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11から認証コマンド(第1のコマンドの一例)を受信すると、リーダモード開始依頼をCLF13へ送信する(ステップS12)。
CLF13は、UIMカード14からリーダモード開始依頼を受信すると、搬送波を出力する(ステップS13)。こうして、非接触通信のフィールド内で当該搬送波を受信した非接触ICカードから出力された応答は、CLF13を介してUIMカード14へ送信される(ステップS14,S15)。これにより、UIMカード14は、非接触ICカードを検出する。
UIMカード14は、非接触ICカードを検出すると、認証コマンド(第1のコマンドに対応する第2のコマンドの一例)をCLF13へ送信する(ステップS16)。CLF13は、UIMカード14から認証コマンドを受信すると、当該認証コマンドを非接触ICカードへ送信(つまり、非接触通信で送信)する(ステップS17)。非接触ICカードは、UIMカード14から認証コマンドを受信すると、認証に必要な情報(例えば、IDや有効期限など)を読み出して、当該情報を含むレスポンスをCLF13へ送信する(ステップS18)。CLF13は、非接触ICカードからレスポンスを受信すると、当該レスポンスをUIMカード14へ送信する(ステップS19)。
UIMカード14は、CLF13からレスポンス(第2のコマンドに対する第2のレスポンスの一例)を受信すると、認証処理を行う(ステップS20)。UIMカード14は、認証処理において認証OKと判断した場合、認証OKを示すレスポンス(認証コマンドに対するレスポンス)をベースバンドプロセッサ11へ送信することになる(図示せず)。一方、UIMカード14は、認証処理において認証NG(すなわち、認証コマンドに対するレスポンスから不正)と判断(例えば、IDが一致しない、或いは有効期限が経過している場合、不正と判断)した場合(つまり、所定の条件を満たす場合としての上記(i)の場合)、上記認証コマンドに対するレスポンスとして、SW91XXをベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS21)。なお、不正の判断は、例えば意図しないレスポンスがあった場合に行われてもよい。具体的には、(i)所定時間内にレスポンスがない場合、(ii)不正な端末又はICカードが検出された場合(ICカードやICカードリーダの個別情報を認証コマンドのレスポンスにて取得しUIMカード14で検証する場合)、または、(iii)認証プロセスにおいて乱数を取得する場合に以前受信した乱数と同じ値が返送された場合、不正と判断される。
ベースバンドプロセッサ11は、UIMカード14からSW91XXを受信すると、FETCHコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS22)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からFETCHコマンドを受信すると、上述したように、CLF13を非活性化させる要求(以下、「非活性化要求」という)を示すProactiveコマンド及びSW9000をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS23)。ベースバンドプロセッサ11は、非活性化要求を示すProactiveコマンド及びSW9000を受信すると、CLF13を非活性化させる指示(以下、「非活性化指示」という)をCLF13へ送信する(ステップS24)。CLF13は、ベースバンドプロセッサ11から非活性化指示を受信すると、非活性化を示すレスポンスをベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS25)。こうして、CLF13は、非活性化する。
ベースバンドプロセッサ11は、CLF13から非活性化を示すレスポンスを受信すると、TERMINAL RESPONSEコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS26)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からTERMINAL RESPONSEコマンドを受信すると、SW9000をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS27)。
実施例1によれば、UIMカード14においてCLF13から受信されたレスポンス(認証コマンドに対するレスポンス)から不正と判断された場合に、CLF13の非活性化要求を示すレスポンスがUIMカード14からベースバンドプロセッサ11へ送信されるように構成したので、非接触ICカード側にセキュリティ的な問題が発生した場合にCLF13を非活性化して、セキュリティを担保することができる。
(実施例2)
実施例2は、CLF13が活性化している場合において、所定時間の経過によりCLF13を非活性化させるときの例である。図5は、CLF13が活性化している場合において、所定時間の経過によりCLF13を非活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、実施例2は、携帯端末1がリーダモードにあるときとカードエミュレーションモードにあるときとのどちらにも適用可能である。また、実施例2では、携帯端末1のタイマー機能により経過時間が計測される。
図5において、ベースバンドプロセッサ11は、計測された経過時間を監視し、基準時点(例えば、ユーザから操作指示があった時点)から所定時間(例えば、30秒)が経過した場合に、所定時間が経過したことを知らせるための通知コマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS31)。なお、通知コマンドは所定時間間隔で送信される。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11から通知コマンド(第1のコマンドの一例)を受信した場合(つまり、所定の条件を満たす場合としての上記(ii)の場合)、上記通知コマンドに対するレスポンスとして、SW91XXをベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS32)。なお、ステップS33〜ステップS38の処理は、図4に示すステップS22〜ステップS27の処理と同様である。
実施例2によれば、UIMカード14においてベースバンドプロセッサ11から通知コマンドが受信された場合に、FETCHコマンドの送受信を経て、CLF13の非活性化要求を示すレスポンスがUIMカード14からベースバンドプロセッサ11へ送信されるように構成したので、適切なタイミングでCLF13を非活性化して、省電力モードに遷移させることができる。
なお、実施例2では、携帯端末1のタイマー機能を用いて、ベースバンドプロセッサ11は所定時間が経過した場合に通信コマンドをUIMカード14へ送信する例について説明したが、これに似た例として、ベースバンドプロセッサ11はUIMカード14が実際に携帯端末1に挿入されるかを確認するために、STATUSコマンドを所定時間間隔(例えば、30秒間隔)でUIMカード14に送信するようになっている。この場合において、STATUSコマンドの受信回数をUIMカード14内にて設定し(例えば、5回)、UIMカード14が当該設定回数を超えてSTATUSコマンドを受信した場合、STATUSコマンドのレスポンスとして、SW91XXをベースバンドプロセッサ11へ送信(図5のステップS32で送信)するように構成してもよく、この場合も、図5のステップS33〜ステップS38の処理が行われる。このように構成しても、適切なタイミングでCLF13を非活性化して、省電力モードに遷移させることができる。
(実施例3)
実施例3は、CLF13が非活性化している場合において、非接触通信を必要とするコマンドの受信によりCLF13を活性化させるときの例である。図6は、CLF13が非活性化している場合において、非接触通信を必要とするコマンドの受信によりCLF13を活性化させるときの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図6において、ベースバンドプロセッサ11は、非接触通信を必要とするコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS41)。CLF13が非活性化しているときに、UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11から非接触通信を必要とするコマンド(第1のコマンドの一例)を受信した場合(つまり、所定の条件を満たす場合としての上記(iii)の場合)、上記コマンドに対するレスポンスとして、SW91XXをベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS42)。ここで、UIMカード14は、I/O回路145のC6端子の電圧レベルから、CLF13が非活性状態にあることを判断する。
ベースバンドプロセッサ11は、UIMカード14からSW91XXを受信すると、FETCHコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS43)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からFETCHコマンドを受信すると、CLF13を活性化させる要求(以下、「活性化要求」という)を示すProactiveコマンド及びSW9000をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS44)。ベースバンドプロセッサ11は、活性化要求を示すProactiveコマンド及びSW9000を受信すると、CLF13を活性化させる指示(以下、「活性化指示」という)をCLF13へ送信する(ステップS45)。CLF13は、ベースバンドプロセッサ11から活性化指示を受信すると、活性化を示すレスポンスをベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS46)。こうして、CLF13は、活性化する。
ベースバンドプロセッサ11は、CLF13から活性化を示すレスポンスを受信すると、TERMINAL RESPONSEコマンドをUIMカード14へ送信する(ステップS47)。UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11からTERMINAL RESPONSEコマンドを受信すると、SW9000をベースバンドプロセッサ11へ送信する(ステップS48)。その後、図4に示すステップS11〜ステップS15の処理と同様、ステップS49〜ステップS52の処理が行われる。
実施例3によれば、UIMカード14においてCLF13が非活性化しているときにベースバンドプロセッサ11から非接触通信を必要とするコマンドが受信された場合に、FETCHコマンドの送受信を経て、CLF13の非活性化要求を示すレスポンスがUIMカード14からベースバンドプロセッサ11へ送信されるように構成したので、CLF13が非活性化中であっても、迅速にCLF13を活性化することができる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、UIMカード14は、ベースバンドプロセッサ11から受信したコマンドに対するレスポンスを利用して、CLF13を活性化または非活性化させる要求をベースバンドプロセッサ11へ送信するように構成したので、従来できなかった適切なタイミングでCLFを活性化または非活性化することができる。
なお、上記実施形態においては、Proactiveコマンドを利用して、UIMカード14からベースバンドプロセッサ11に対して、活性化または非活性化させる要求を行うように構成したが、これ以外の方法で、UIMカード14からベースバンドプロセッサ11に対して、活性化または非活性化させる要求を行うように構成しても構わない。
1 携帯端末
11 ベースバンドプロセッサ
12 バッテリー
13 CLF
14 UIMカード
141 CPU
142 RAM
143 ROM
144 不揮発性メモリ
145 I/O回路

Claims (7)

  1. 携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、
    外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段と、
    を備え、
    前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする電子情報記憶媒体。
  2. 前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが活性化しているかを判断する手段を備え、
    前記ICチップが活性化しているときに前記第1通信手段により前記コントローラから前記第1のコマンドが受信された場合、前記第2通信手段は、当該第1のコマンドに対応する第2のコマンドを前記ICチップへ送信し、当該第2のコマンドに対する第2のレスポンスを前記ICチップから受信し、
    前記ICチップから受信した前記第2のレスポンスから不正と判断された場合に、前記第1通信手段は、前記ICチップを非活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子情報記憶媒体。
  3. 前記第1のコマンドは、前記携帯端末のタイマー機能により所定時間が経過したことを前記電子情報記憶媒体に知らせるためのコマンドであり、
    前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが活性化しているかを判断する手段を備え、
    前記第1通信手段は、前記ICチップが活性化しているときに前記コントローラから前記第1のコマンドを受信した場合、前記ICチップを非活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子情報記憶媒体。
  4. 前記電子情報記憶媒体は、前記ICチップとの間のインターフェースを担う端子の電圧レベルから前記ICチップが非活性化しているかを判断する手段を備え、
    前記第1通信手段は、前記ICチップが非活性化しているときに前記コントローラから前記第1のコマンドを受信した場合、前記ICチップを活性化させる要求を示す前記第1のレスポンスを前記コントローラへ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子情報記憶媒体。
  5. 携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、
    外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段と、
    を備え、
    前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とするICカード。
  6. コンピュータにより実行される活性化制御方法であって、
    携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信ステップと、
    外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2ステップと、
    を含み、
    前記第1通信ステップにおいては、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とする活性化制御方法。
  7. コンピュータを、
    携帯端末のコントローラとの間で通信を行う第1通信手段と、
    外部との間で非接触通信を行う機能を有するICチップであって、前記コントローラからの指示に応じて活性化または非活性化するICチップとの間で通信を行う第2通信手段として機能させ、
    前記第1通信手段は、前記コントローラから受信した第1のコマンドに対する第1のレスポンスを利用して、前記ICチップを活性化または非活性化させる要求を前記コントローラへ送信することを特徴とするプログラム。
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