JP6861086B2 - フィルター - Google Patents

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本発明は、ガスを供給するガス供給通路内に設置されて、ガスに含まれる異物を除去するフィルターに関する。
燃焼装置などにガスを供給するガス供給通路にはフィルターを備えたものがあり、フィルターを通過するガス中の塵埃などの異物を除去することが可能となっている。こうしたフィルターでは、ガスを通しつつ所定の大きさ以上の異物を通さないメッシュ部と、メッシュ部の周囲を保持する外周壁とを一体に設けることで、メッシュ部が変形しないように強度を確保する構造が提案されており(例えば、特許文献1)、外周壁をガス供給通路の内周に嵌め込むようになっている。
特開平2−102982号公報
しかし、上述のようにフィルターの外周壁をガス供給通路の内周に嵌め込む構成では、外周壁の径方向の厚みによって、ガス供給通路の断面のうちガスが通過可能な面積(ガス通過面積)が減少するという問題があった。特に、ガス供給通路の径に制約があり、小径にすることが求められる場合には、フィルターの設置によってガス通過面積が絞られてしまう。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、外周壁を有するフィルターをガス供給通路内に設置しても、ガス通過面積の減少を抑制することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために本発明のフィルターは次の構成を採用した。すなわち、
ガスを供給するガス供給通路内に設置されて、前記ガスに含まれる異物を除去するフィルターにおいて、
前記フィルターの設置部における前記ガス供給通路の通路方向に前記ガスを通しつつ所定の大きさ以上の前記異物を通さないメッシュ部と、
前記メッシュ部の周囲を保持する外周壁と
を備え、
前記外周壁には、前記ガス供給通路の内周面と該外周壁との間に前記ガスの流路を確保した状態で該内周面に接する複数の当接部が、径方向の外側に突出して設けられている
ことを特徴とする。
このような本発明のフィルターでは、複数の当接部でガス供給通路の内周面に接することで、外周壁とガス供給通路の内周面との間に隙間を確保し、この隙間をガスの流路として利用するようになっており、外周壁をガス供給通路の内周面に密接させる場合と比較すると、外周壁の径方向の厚みが同様であれば、外周壁の径が小さい方がガス供給通路の内側における外周壁の占有面積が小さくなるので、外周壁を有するフィルターの設置によるガス通過面積の減少を抑制することができる。
こうした本発明のフィルターでは、格子状に仕切られた網目をメッシュ部に備えることとして、外周壁とガス供給通路の内周面との間隔を、メッシュ部における網目の目開き寸法以下としてもよい。
このように単に外周壁とガス供給通路の内周面との間に隙間を設けるだけでなく、環状の隙間を複数の当接部で仕切ると共に、隙間の幅(間隔)を網目の目開き寸法以下に設定することにより、その隙間に、流路としてガスを通過させるのに加えて、メッシュ部と同様に、異物の通過を妨げる機能を持たせることができる。
また、こうした本発明のフィルターでは、ガス供給通路内に設置される前の状態で、複数の当接部の各々の先端を通る仮想円の直径をガス供給通路の内径よりも大きくすることとして、複数の当接部をガス供給通路内に圧入するようにしてもよい。
このようにすれば、フィルターおよびガス供給通路の何れにも支持構造を別途設ける必要がなく、簡便にフィルターを固定することが可能となる。
上述した本発明のフィルターでは、複数の当接部の各々を、他の当接部との関係で外周壁の中心軸に対して対称の位置を避けて設けることとしてもよい。
このようにすれば、圧入の力が中心軸に対して両側からメッシュ部を挟むようにかかることはなく、当接部を介して片側からメッシュ部にかかる圧入の力を、中心軸に対して反対側に受け流す(分散させる)ことが可能なので、圧入によるメッシュ部の破損を抑制することができる。
また、前述した本発明のフィルターでは、複数の当接部のうち外周壁の中心軸に対して対称の位置にある一対の当接部を、その一対の当接部を結ぶ直線の方向が、メッシュ部に配された格子状の仕切材の方向とは異なるように設けることとしてもよい。
このようにすれば、外周壁の中心軸に対して対称の位置にある一対の当接部を介して圧入の力がメッシュ部を挟むようにかかっても、直接的に仕切材を両端から押し縮めることはなく、仕切材の形状が僅かに歪むことで圧入の力を吸収することが可能なので、仕切材に圧縮による亀裂が入るといった破損の発生を抑制することができる。
本実施例のフィルター40が設置されるガス供給通路1を分解した状態を示した斜視図である。 本実施例のフィルター40を連結筒部23に設置した状態を示した説明図である。 本実施例のフィルター40を連結筒部23に設置する前の状態を示した説明図である。 第1変形例のフィルター40を連結筒部23に設置する前の状態を示した説明図である。 第2変形例のフィルター40を連結筒部23に設置した状態を示した説明図である。 第3変形性のフィルター40を示した説明図である。 フィルター40が設置されるガス供給通路1の別例を示した説明図である。
図1は、本実施例のフィルター40が設置されるガス供給通路1を分解した状態を示した斜視図である。このガス供給通路1は、例えば、図示しない燃焼装置に搭載のガスバルブに接合されて、燃料ガスを供給するのに用いられる。例示したガス供給通路1は、ガスを導くパイプ10や、パイプ10とガスバルブとをつなぎ合せる継手20を備えている。パイプ10は、一端が閉塞されていると共に、円管形状の周面に貫通して挿通孔11が設けられている。尚、図1のパイプ10は、閉塞された一端側が部分的に示されている。
継手20は、ガスバルブと接続される接続口21を有すると共に、パイプ10の周面に当接可能に湾曲した当接面22が形成されている。この当接面22から突出して円筒形状の連結筒部23が設けられており、連結筒部23は接続口21と連通している。そして、連結筒部23をパイプ10の挿通孔11に挿通した状態で、パイプ10と継手20とが連結されて、図示しない固定具で固定される。
また、継手20の当接面22には、Oリング30が嵌め込まれる凹部24が連結筒部23を囲んで環状に設けられており、パイプ10と継手20とは、間にOリング30を介在させることでシールされる。このようなパイプ10と継手20との連結の仕方は、パイプ10を曲げて端部で連結するのに空間的な余裕がない場合に適している。こうしてパイプ10と継手20とが連結されたガス供給通路1では、パイプ10に導かれたガスが連結筒部23を介して継手20に流入し、接続口21からガスバルブへとガスが供給される。
そして、このガス供給通路1では、パイプ10を通るガスに含まれる塵埃などの異物を除去するためのフィルター40が連結筒部23に設置される。詳しくは別図を用いて後述するが、本実施例のフィルター40は、ガスを通しつつ所定の大きさ以上の異物を通さないメッシュ部41と、そのメッシュ部41が変形しないようにメッシュ部41の周囲を保持する円筒形状の外周壁42とを備えている。フィルター40で所定の大きさ以上の異物を除去することで、異物に起因するガスバルブの開閉不良などの発生を抑制することができる。
このようなガス供給通路1では、パイプ10の周面に開口する挿通孔11の径をパイプ10の内径よりも小径にする必要があり、その挿通孔11に挿通する連結筒部23の径は挿通孔11の径よりも小さくなるので、連結筒部23の内側のガスが通過可能な断面積(以下、ガス通過面積)も絞られる。そして、こうした連結筒部23の内周にフィルター40の外周壁42を嵌め込んだとすると、実質的に連結筒部23の内径が小さくなってガス通過面積がますます減少してしまう。そこで、外周壁42による影響を軽減するために、以下のような構成のフィルター40を採用している。
図2は、本実施例のフィルター40を連結筒部23に設置した状態を示した説明図である。図では、円筒形状の連結筒部23の中心軸に垂直な平面で連結筒部23およびフィルター40を切断した断面を表している。図示されるようにフィルター40は、格子状の仕切材41aで仕切られた網目Mを有するメッシュ部41を備えており、このメッシュ部41はガスを通すと共に、網目Mの目開き寸法(仕切材41aの間隔)よりも大きい異物を除去することが可能となっている。また、本実施例のフィルター40は樹脂材料を用いて、メッシュ部41の周囲を保持する円筒形状の外周壁42が一体に設けられており、メッシュ部41がガス圧などで変形しないように強度を確保している。
さらに、本実施例のフィルター40は、外周壁42の外径が連結筒部23の内径よりも小さく設定されていると共に、外周壁42から径方向の外側に突出した状態で複数(図示した例では6つ)の突条43が、外周壁42の母線方向(図中の前後方向)に延ばして設けられている。そして、フィルター40を連結筒部23の内側に設置した状態では、外周壁42が連結筒部23の内周面に密接するのではなく、複数の突条43が連結筒部23の内周面に接することから、外周壁42と連結筒部23の内周面との間に隙間Gが確保されて、この隙間Gをガスが通過可能となっている。尚、本実施例の突条43は、本発明の「当接部」に相当している。
このように本実施例のフィルター40では、外周壁42と連結筒部23の内周面との間に隙間Gを設けて、ガスの流路として利用するようになっており、外周壁42を連結筒部23の内周面に密接させる場合と比較すると、外周壁42の径方向の厚みが同様であれば、外周壁42の径が小さい方が連結筒部23の内側における外周壁42の占有面積が小さくなるので、外周壁42を有するフィルター40の設置によるガス通過面積の減少を抑制することができる。
また、本実施例のフィルター40では、単に外周壁42と連結筒部23の内周面との間に隙間Gを設けるだけでなく、この隙間Gの幅(径方向の間隔)がメッシュ部41の網目Mの目開き寸法以下となるように突条43の突出量が設定されている。しかも、外周壁42の周方向に等間隔に設けられた複数の突条43によって円環状の隙間Gが複数(図示した例では6つ)に仕切られていることから、隙間Gには、流路としてガスを通過させるのに加えて、メッシュ部41と同様に、異物の通過を妨げる機能を持たせることができる。
また、図3に示されるように本実施例のフィルター40を連結筒部23に設置する前の状態では、複数(6つ)の突条43の各々の先端を通る仮想円の直径が、連結筒部23の内径よりも大きくなっており、フィルター40の設置に際して複数の突条43が連結筒部23の内側に圧入される。このとき、各突条43の先端には、図中に太線の矢印で示されるように、圧入の力が外周壁42の中心軸に向けてかかる。
本実施例のフィルター40では、6つ(偶数個)の突条43が外周壁42の周方向に等間隔に設けられており、各突条43は、他の突条43の何れかと外周壁42の中心軸に対して対称の位置にある。そして、図中に一点鎖線で示されるように対称の位置にある一対の突条43を結ぶ直線の方向が、メッシュ部41における格子状の仕切材41aの方向(図示した例では上下方向および左右方向)と何れも重ならないように、6つの突条43が配置されている。これにより、対称の位置にある一対の突条43を介して圧入の力がメッシュ部41を挟むようにかかっても、直接的に仕切材41aを両端から押し縮めることはなく、網目Mの形状が僅かに歪むことで圧入の力を吸収することが可能なので、仕切材41aに亀裂が入るといった破損の発生を抑制することができる。
上述した本実施例のフィルター40には、次のような変形例も存在する。以下では、上述の実施例とは異なる点を中心に変形例について説明する。尚、変形例の説明では、上述の実施例と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図4は、第1変形例のフィルター40を連結筒部23に設置する前の状態を示した説明図である。図では、フィルター40を外周壁42の軸方向から見た状態を表している。第1変形例のフィルター40においても、前述した実施例と同様に、複数の突条43の各々の先端を通る仮想円の直径が連結筒部23の内径よりも大きくなっており、フィルター40の設置に際して複数の突条43が連結筒部23の内側に圧入されることにより、各突条43の先端には、圧入の力が外周壁42の中心軸に向けてかかる。
ただし、第1変形例の突条43の数は、上述の実施例よりも1つ少なく、5つ(奇数個)の突条43が外周壁42の周方向に等間隔に設けられていることから、各突条43は、他の突条43との関係で外周壁42の中心軸に対して対称の位置を避けて配置されている。このため、圧入の力が中心軸に対して両側からメッシュ部41を挟むようにかかることはなく、突条43を介して片側からメッシュ部41にかかる圧入の力を、中心軸に対して反対側に受け流す(分散させる)ことが可能なので、仕切材41aに圧縮による亀裂が入るなどの破損の発生を抑制することができる。
また、突条43の数を少なくすることで、突条43の大きさが同等であれば、連結筒部23の内側に占める突条43の総面積を小さくすることができるので、フィルター40の設置によるガス通過面積の減少を抑制することが可能となる。
図5は、第2変形例のフィルター40を連結筒部23に設置した状態を示した説明図である。図では、円筒形状の連結筒部23の中心軸に垂直な平面で連結筒部23およびフィルター40を切断した断面を表している。前述した実施例および第1変形例のフィルター40では、外周壁42の断面形状が円形になっていた。これに対して、第2変形例のフィルター40では、外周壁42の断面形状が五角形であり、外観形状が五角柱になっている。そして、第2変形例の外周壁42には、突条43が設けられておらず、フィルター40を連結筒部23に設置すると、突条43の代わりに、五角柱の稜線部分が連結筒部23の内周面に接するようになっている。尚、第2変形例の外周壁42における五角柱の稜線部分は、本発明の「当接部」に相当している。
このような第2変形例のフィルター40では、外周壁42の五角柱の各側面と連結筒部23の内周面との間に隙間Gが確保されて、前述した実施例と同様に、隙間Gをガスの流路として利用することが可能であり、外周壁42を連結筒部23の内周面に密接させる場合と比較すると、外周壁42の厚みが同様であれば、外周壁42を連結筒部23の中心軸に寄せた方が連結筒部23の内側における外周壁42の占有面積が小さくなるので、外周壁42を有するフィルター40の設置によるガス通過面積の減少を抑制することができる。
また、第2変形例のフィルター40では、外周壁42の五角柱の各側面と連結筒部23の内周面との間の隙間Gの最大幅を、メッシュ部41の網目Mの目開き寸法以下に設定することにより、前述した実施例と同様に、隙間Gにガス中の異物の通過を妨げる機能を持たせることができる。
尚、第2変形例のフィルター40では、外周壁42を五角柱としたが、連結筒部23の内周面との間にガスの流路となる隙間Gを確保することが可能であれば、外周壁42の外観形状は、五角柱以外の四角柱や六角柱などの多角柱であってもよい。
図6は、第3変形性のフィルター40を示した説明図である。まず、図6(a)には、第3変形例のフィルター40の外観形状が斜視図で示されている。前述した実施例のフィルター40では、突条43が外周壁42の母線方向に延ばして外周壁42の一端から他端に亘って連続して設けられていた(図1参照)。これに対して、第3変形例のフィルター40では、突条43に代えて、外周壁42から径方向の外側に突出した状態で複数(図示した例では6つ)の突起44が設けられている。また、これら6つの突起44は、外周壁42の軸方向の位置を異ならせて2種類に分けられており、外周壁42の図中の上端側に位置する上突起44aと、外周壁42の図中の下端側に位置する下突起44bとが、それぞれ3つずつ設けられている。そして、フィルター40を連結筒部23に設置すると、これら上突起44aおよび下突起44bが連結筒部23の内周面に接する。
図6(b)には、第3変形例のフィルター40を連結筒部23に設置した状態が示されており、図では、円筒形状の連結筒部23の中心軸に垂直な平面によってフィルター40の上突起44aの位置で連結筒部23およびフィルター40を切断した断面を表している。図示されるように、上突起44aおよび下突起44bは、外周壁42の周方向に交互に配置されると共に、等間隔に設けられている。尚、第3変形例の外周壁42における突起44は、本発明の「当接部」に相当している。
このように第3変形例のフィルター40では、6つの突起44を、外周壁42の軸方向の位置が異なる上突起44aと下突起44bとに分けて3つずつ設けることで、上突起44aおよび下突起44bのそれぞれの位置において、突起44の数を少なくして(連結筒部23の内側に占める突起44の面積を小さくして)、ガス通過面積を確保することが可能となる。また、こうしてガス通過面積を確保しながらも、上突起44aおよび下突起44bを外周壁42の周方向に交互に配置して連結筒部23の内周面と接する箇所を周方向に分散させることで、連結筒部23に設置したフィルター40の安定性を高めることができる。
尚、第3変形例のフィルター40における突起44の数は、6つに限られず、例えば、8つの突起44を、4つの上突起44aと4つの下突起44bとに分けて設けてもよい。
以上、本実施例および変形例のフィルター40について説明したが、本発明は上記の実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、前述した実施例では、フィルター40を連結筒部23の内側に圧入して設置するようになっていたが、フィルター40の設置方法は、圧入に限られない。例えば、連結筒部23の内周面から径方向の内側に突出させた段差を設けておくこととして、この段差に突条43の一端が係合することで、フィルター40が支えられるようにしてもよい。ただし、前述した実施例のようにフィルター40を圧入することとすれば、段差といった支持構造を新たに追加しなくても、簡便にフィルター40を固定することが可能となる。加えて、連結筒部23の内側の段差によってガス通過面積が絞られることもない。
また、前述した実施例では、メッシュ部41に格子状の仕切材41aを配していたが、メッシュ部41は、これに限られず、例えば、平板に多数の丸孔をあけたものであってもよい。この場合、外周壁42と連結筒部23の内周面との間の隙間Gの幅を、丸孔の直径以下にすることによって、隙間Gにガス中の異物の通過を妨げる機能を持たせることができる。
また、前述した実施例では、パイプ10の挿通孔11に継手20の連結筒部23を挿通した状態で、パイプ10と継手20とを連結するタイプのガス供給通路1(連結筒部23)にフィルター40を設置する例を示したが、フィルター40が設置されるガス供給通路1は、これに限られない。例えば、図7に示されるように、ガスの流れの上流側に位置する上流側パイプ50の一端のフランジ50aと、下流側に位置する下流側パイプ51の一端のフランジ51aとを、間にパッキン(図示省略)などを介在させた状態で接合し、図示しない固定具で固定するタイプのガス供給通路1にフィルター40を設置してもよく、本発明を好適に適用することができる。尚、フィルター40は、上流側パイプ50に設置してもよいし、下流側パイプ51に設置してもよい。
1…ガス供給通路、 10…パイプ、 11…挿通孔、
20…継手、 21…接続口、 22…当接面、
23…連結筒部、 24…凹部、 30…Oリング、
40…フィルター、 41…メッシュ部、 41a…仕切材、
42…外周壁、 43…突条、 44…突起、
50…上流側パイプ、 51…下流側パイプ。

Claims (5)

  1. ガスを供給するガス供給通路内に設置されて、前記ガスに含まれる異物を除去するフィルターにおいて、
    前記フィルターの設置部における前記ガス供給通路の通路方向に前記ガスを通しつつ所定の大きさ以上の前記異物を通さないメッシュ部と、
    前記メッシュ部の周囲を保持する外周壁と
    を備え、
    前記外周壁には、前記ガス供給通路の内周面と該外周壁との間に前記ガスの流路を確保した状態で該内周面に接する複数の当接部が、径方向の外側に突出して設けられている
    ことを特徴とするフィルター。
  2. 請求項1に記載のフィルターにおいて、
    前記メッシュ部は、格子状に仕切られた網目を有し、
    前記外周壁と前記ガス供給通路の内周面との間隔は、前記メッシュ部における前記網目の目開き寸法以下になっている
    ことを特徴とするフィルター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフィルターにおいて、
    前記ガス供給通路内に設置される前の状態で、前記複数の当接部の各々の先端を通る仮想円の直径が前記ガス供給通路の内径よりも大きくなっており、
    前記複数の当接部が前記ガス供給通路内に圧入される
    ことを特徴とするフィルター。
  4. 請求項3に記載のフィルターにおいて、
    前記複数の当接部の各々は、他の当接部との関係で前記外周壁の中心軸に対して対称の位置を避けて設けられている
    ことを特徴とするフィルター。
  5. 請求項3に記載のフィルターにおいて、
    前記複数の当接部のうち前記外周壁の中心軸に対して対称の位置にある一対の当接部は、当該一対の当接部を結ぶ直線の方向を、前記メッシュ部に配された格子状の仕切材の方向とは異ならせて設けられている
    ことを特徴とするフィルター。
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