JP6860208B2 - ガスメーター用データ取得装置 - Google Patents

ガスメーター用データ取得装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6860208B2
JP6860208B2 JP2017230472A JP2017230472A JP6860208B2 JP 6860208 B2 JP6860208 B2 JP 6860208B2 JP 2017230472 A JP2017230472 A JP 2017230472A JP 2017230472 A JP2017230472 A JP 2017230472A JP 6860208 B2 JP6860208 B2 JP 6860208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
gas meter
electromagnet
reading device
data acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017230472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019100805A (ja
Inventor
靖 水越
靖 水越
祐司 段
祐司 段
Original Assignee
東洋ガスメーター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ガスメーター株式会社 filed Critical 東洋ガスメーター株式会社
Priority to JP2017230472A priority Critical patent/JP6860208B2/ja
Publication of JP2019100805A publication Critical patent/JP2019100805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6860208B2 publication Critical patent/JP6860208B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ガスメーターの通信端子を保護している蓋等を開けることなく容易に、ガスメーターの内部データを取得する技術に関するものである。
ガスメーターは通信端子を搭載しているが、一般的に防水や防塵の目的で通信端子には蓋がついており、ガスメーターの内部情報を取得する際には通信端子の蓋を開けて通信を行い、通信が終わると再び蓋を閉めなくてはならない。これを回避するために、電磁誘導による通信方式などが提案されているが(例えば特許文献1等)、全てのガスメーターに専用の機器を設置する必要があり、コスト面で大きな課題となる。
また、ガスメーターの状態を表示するためにガスメーターに標準的に搭載されているLEDを用いた光通信の提案など専用の機器を設置しない例もあるが(例えば特許文献2等)、現在のガスメーターは「指針値」や「保安情報」の他に「ガス器具別のガス使用量」や「時間毎のガス使用量」、「時間帯毎・曜日毎の使用量」等、内部情報が多様化しており、任意の値を要求するには、復帰ボタンのON/OFFパターンの組み合わせ等による複雑な操作が必要となり、操作に習熟した者でなければスムーズにデータを取得することが困難である。
特開2010−085348号公報 特開2016−027329号公報
本発明は前記実情を鑑みたものであり、ガスメーターに対して専用の機器を設置することなく、かつ、複雑な操作を必要とせず容易にデータを取得可能なガスメーター用データ取得装置を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1記載のガスメーター用データ取得装置は、
磁気検出器と発光部とを備えたガスメーターと、前記ガスメーターに記憶された内部データを読み取るデータ読取装置と、前記データ読取装置に対してデータ取得要求信号を送信する操作端末部と、からなり、
前記データ読取装置は、電磁石と受光部と近接検知部とを備え、
前記電磁石は、前記データ取得要求信号に基づき、前記磁器検出器に向けてデータ選択信号を出力する機能を有し、
前記発光部は、前記データ選択信号に基づき、前記内部データを光信号として出力する機能を有し、
前記受光部は、前記発光部から出力される前記内部データを受信する機能を有し、
前記近接検知部は、前記ガスメーターへの近接を検知する機能を有し、該近接検知部を該ガスメーターに対向配置することで前記電磁石から前記データ選択信号が出力され、
前記電磁石から前記磁気検出器への通信方法は、磁気の有無を時系列で切り替えることで行われ、該電磁石への通電終了後、新たに通電する際は、その前の通電時に対して電流の向きを正負反転させる機構を備えることを特徴とする。
このように請求項1記載の発明では、電磁石から磁気検出器への通信において、電磁石への通電終了後、新たに通電する際は、その前の通電時に対して電流の向きを正負反転させている。仮にこのような対策を講じることなく、電磁石に一方向のみの電流を流すならば、電磁石の鉄心が着磁し、電磁石がONからOFFになった時にもリードスイッチが暫くONのままとなってしまい、ガスメーター側で信号電流のOFF検知が遅延し磁気信号のパターンが正しく認識されない虞がある。そのため、電磁石の着磁が解消されるまで電磁石がOFF状態のまま十分な時間を置く必要があり、高速な通信を行うことができない。この問題に対し、本発明では電流の向きを電磁石がONとなる都度反転させているので、電磁石は電流の向きが変わると、磁化されていない状態を経由して速やかに逆の極性へと磁化される。そのため、上記のような着磁が解消されるまでの待ち時間が不要となるので、高速通信が可能となる。
本発明のうち請求項2記載のガスメーター用データ取得装置は、前記請求項1の構成に加えて、前記データ読取装置には凸部を設けてあり、該凸部は前記ガスメーターの液晶パネル付近の凹部に嵌まり込む寸法としてあり、該凹部に該凸部が嵌まり込んだ状態において、前記受光部は前記発光部と対向するように配置してあるほか、前記電磁石は前記磁器検出器と対向するように配置してあることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、データ読取装置がガスメーターに近接することでガスメーターとの無線通信を自動的に開始する構成であるので、片手にデータ読取装置を、もう一方の手に操作端末部を持ち両手が塞がっていても、通信開始操作を必要とせず非常に簡便かつスムーズに通信を開始でき、操作性が格段に向上するという効果を奏する。そして、有線通信に比べて接続作業が不要であるので、データ取得作業の効率性が大きく向上する。また、操作端末部に対する直感的な操作によりデータが取得できるので、複雑な操作が不要であり、誰にでも容易にデータ取得が可能となる。
加えて、既存のガスメーターに標準的に内蔵されている磁気検出器および発光部を用いる構成であるので、既存のガスメーターに対して専用の機器を設置することなく活用でき、経済性及び実用性に非常に優れるという格別の効果を奏する。
また、磁気検出器(リードスイッチ)及び発光部(LED)はその原理から消費電力が極めて少なく、さらに、データ読取装置の近接を検知するまではガスメーター側が通信を開始しない構成であるので、待機中の消費電力が極めて少なく、省エネルギー性に優れるため、ガスメーター内蔵のリチウム電池による長期運用が十分に可能であるので、ガスメーターの検定有効期間内の電池交換が不要であり、省コスト性及び省メンテナンス性においても非常に優位である。
さらに、自己発光する発光部(LED)を使用した構成であるので、夜間でもバックライト(但し消費電力が大きいのでガスメーターの液晶パネルへの搭載は困難である)や照明装置等を必要とせずデータを取得できるので、作業性及び省コスト性に優れる。
そのほか電磁石から磁気検出器への通信において、電磁石への通電終了後、新たに通電する際は、その前の通電時に対して電流の向きを正負反転させる機構を備えることで、一方向のみの電流を流す場合に比べて電磁石の鉄心の着磁を防ぐことができる。そのため通信の高速化を実現し、効率性が飛躍的に向上している。
請求項2に記載の発明によれば、凸部が凹部に嵌め込まれた状態において、ガスメーターの磁気検出器及び発光部が、データ読取装置の電磁石及び受光部の位置にそれぞれ対向する構成であることにより、作業者は凸部を凹部に嵌め込むだけで容易に上記素子の位置合わせができるので、簡便に通信が開始できる。また、通信開始後もデータ読取装置に軽く手を添えているだけで通信が安定的に継続され通信品質が保たれるので、作業性に非常に優れる。
本発明の実施形態例における、データ取得装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態例における、データ読取装置の斜視図であり、(a)は背面側、(b)は正面側からの斜視図である 一般的なガスメーターの斜視図である。 本発明の実施形態例におけるデータ取得方法のシーケンス図の概要である。 本発明の実施形態例における電磁石の出力パターンの一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明のガスメーター用データ取得装置は、ガスメーター1から内部データを読み取るデータ読取装置10と、データ読取装置10にデータ取得要求信号31を送信する操作端末部20とで構成される。
一般的なガスメーター1には、ガスメーター1が内部で記憶しているガスの残量情報をリセットするための容器リセットスイッチとして、リードスイッチ(磁気検出器)2が内蔵されている。また、夜間でも保安情報による警告を認識できるように、液晶パネル5以外にLED(発光部)3が搭載されている。
本発明のデータ取得装置は、ガスメーター1に対して新たな部品を設置することなく、これらのリードスイッチ2及びLED3を使用してガスメーター1の内部データの取得を行うので、省コスト性に非常に優れる。
加えて、無線機などの通信機器では待機状態における消費電力が課題となる場合があるが、リードスイッチ2及びLED3はその原理から待機状態における消費電力が極めて少なく、省エネルギー性に優れるため、ガスメーター1内蔵のリチウム電池による長期運用が十分に可能であるので、ガスメーター1の検定有効期間内の電池交換が不要であり、省コスト性及び省メンテナンス性においても非常に優位である。
なお、一般的なガスメーター1には、リードスイッチ2として容器リセットスイッチの他にテスト遮断スイッチも搭載されており、このテスト遮断スイッチを用いることも可能である。しかし、テスト遮断スイッチは、ONを検出すると遮断弁によってガスが遮断され、消費者がガスを使えない状況となり不都合が生じる場合があるため、本実施例ではデータ取得装置の誤動作を考慮し、誤動作による影響の少ない容器リセットスイッチを用いている。
そして、ガスメーター1に搭載されている部品で入力部として他に利用できるものとしては、手動で押下する復帰スイッチが挙げられるが、ガスメーター1の複数の内部データの中から選択的にデータの取得要求を行う場合には、複雑な操作が必要であり、容易にデータを選択することができない。それに比べ入力部としてリードスイッチ2を用いた本発明では、後述の操作端末部20における直感的な操作により容易にデータを選択し、取得することができるので、作業性が飛躍的に向上する。
なお、ガスメーター1の制御部(マイコン)4には、本実施例のデータ取得機能に対応した挙動を行うソフトウェアを予め搭載しておく。
本実施例では、データ読取装置10に対してデータ取得要求信号31を送信する操作端末部20として、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォン20を用いる。アプリケーションを起動すると、操作部21を兼ねた表示部22としてのGUIがスマートフォン20の画面に表示される。作業者が、各データ名称に対応して表示されている選択ボタンの中から、取得したいデータに対応するボタンを選択(タップ)すると、データ読取装置10へとデータ取得要求信号31を伝送する。なお、このときの接続インターフェースはUSBなどの有線接続あるいはBluetooth(登録商標)などの無線接続を用いる。
上記のように、専用アプリケーションを作業者が所有しているスマートフォン20にインストールするだけでデータ読取装置10との通信が可能となるので、汎用性及び省コスト性に優れる。なお、操作端末部20はパソコンや専用の端末機器などの、他の形態であってもよい。
ガスメーター1から内部データを読み取るデータ読取装置10は、図1及び図2に示すように、ガスメーター1への近接を検知する近接検知部11と、ガスメーター1のリードスイッチ2に対して磁気信号32を出力する電磁石12と、ガスメーター1のLED3から光信号33によりデータを受信するフォトトランジスタ(受光部)13とを背面側に、データの取得状況を表示するための状態表示LED14を正面側に備える。
近接検知部11は、本実施例ではガスメーター1と接触することで機械的にスイッチがONとなり距離を認識する機械式近接スイッチ11を用いているが、光電形など、他の原理を用いた近接スイッチを用いてもよい。本実施例における近接スイッチ11は、ガスメーター1と接触することで近接を検知し、この近接検知をきっかけにしてガスメーター1との通信を開始する。
なお、図2及び図3に示すように、データ読取装置10には、ガスメーター1内部の液晶パネル5の下方に位置するリードスイッチ2及びLED3に対する電磁石12(凸部15の内側に位置する)及びフォトトランジスタ13の位置合わせを容易にするために、ガスメーター1の液晶パネル5周辺の凹部6に嵌め込むことができる凸部15が設けられている。凸部15が凹部6に嵌め込まれた状態では、ガスメーター1のリードスイッチ2及びLED3が、データ読取装置10の電磁石12及びフォトトランジスタ13の位置にそれぞれ対向する。これにより、作業者は凸部15を嵌め込むだけで容易に位置合わせができるので、簡便に通信を開始できる。また、通信開始後もデータ読取装置10に軽く手を添えているだけで通信が安定的に継続され通信品質が保たれるので、作業性に非常に優れる。そして、標準的なガスメーター1に既存の凹部6を利用していることで、ガスメーター側に改造を加える必要がないので、経済性においても優位である。
データ読取装置10は、ガスメーター1との通信が開始されると、電磁石12からガスメーター1のリードスイッチ2に対してデータ選択信号(磁気信号)32を出力する。この磁気信号32は、その一例を図5に示すように、それぞれ複数回のON状態とOFF状態の時間の組み合わせによるパターンを設定してある。このパターンは、例えばON状態が0.x[sec]→OFF状態が0.x[sec]→ON状態が0.x[sec]→ … →終了信号としてのON状態が0.x[sec] (但しxは整数)というように、1/10秒単位で設定されており、ガスメーター1側でも、制御部4において認識された磁気信号32のパターンが1/10秒単位で一致して初めて、意味のある磁気信号32だと認識するように設定してある。このため、例えば第三者がいたずら目的でガスメーター1に磁石を近づけたり、それ以外の要因による磁気的な外乱が加わったりした場合にも、誤って磁気信号32のあるパターンだと認識されることがないので、ガスメーター1の誤作動を防止することができる。
また、本発明のデータ読取装置10は、電磁石12に電流を流すたびに電流の向きを正負交互に反転させる構成であるため、一方向のみの電流を流す場合に比べて電磁石12の鉄心の着磁を防ぐことができるので、通信の高速化を実現し、効率性が飛躍的に向上している。以下にその仕組みを述べる。
電磁石12に一方向のみの電流を流す場合は、電磁石12の鉄心が着磁し、電磁石12がONからOFFになった時にも、リードスイッチ2が暫くONのままとなってしまい、ガスメーター1側で信号電流のOFF検知が遅延し磁気信号32のパターンが正しく認識されない虞があるので、電磁石12の着磁が解消されるまで電磁石12がOFF状態のまま十分な時間を置く必要がある。そのため、高速な通信ができない。この問題に対し、本発明では電流の向きを電磁石12がONとなる都度反転させているので、電磁石12は電流の向きが変わると、磁化されていない状態を経由して速やかに逆の極性へと磁化される。そのため、上記のような着磁が解消されるまでの待ち時間が不要となるので、高速通信が可能となる。
そして、状態表示LED14は、データ読取中は緑色点滅、データ読取完了時は緑色点灯、通信エラー時は赤色点灯、データ読取装置10の内蔵電池容量の低下時には赤色点滅といった表示を行うことにより、作業者に通信の状態を通知する。また、データ読取装置10から操作端末部20へも、通信中であることを示すデータとデータ読取が完了したことを示すデータを転送し表示部22に表示させ、また操作端末部(スマートフォン)20が保有する機能を使って鳴動や振動等による通知を行う。作業者はこれらの表示および通知を確認しながらデータ取得作業を行うことで、異常発生時には直ちに異常に気づき作業をやり直すことができ、また、正常状態においては、進捗状況が分かるので安心感をもって作業を行うことができる。このため、作業性が大きく向上する。
リードスイッチ2で受信したデータ選択信号32をガスメーター1が検出すると、制御部4はデータ選択信号32に応じた記憶部に記憶しているガスメーター1の各種積算値やガスの安全に関わる保安情報、及びガスの流量毎、識別したガス器具毎、時間帯毎、曜日毎の使用量等の多様な情報を、LED3からの光信号33に変換して出力する。
データ読取装置10は、ガスメーター1からの光信号33を受信すると、データ34の生成を行い、インターフェースを介して操作端末部20へデータ転送を行う。また同時に、状態表示LED14にてデータ取得の成功、失敗といった結果を表示する。
操作端末部20は、データ取得結果を画面に表示し、取得したデータ34を内部の記憶媒体(データ記憶部)23へ記録する。作業者は記憶媒体(データ記憶部)23に記録されたデータ34を、操作部21からの簡易な操作により他のシステムへ転送することもできる。このため、ガスメーター1の液晶パネル5に表示されるデータを手動で記録する場合に比べて、データの読み間違いや書き間違いをなくすことができるので、作業が非常に効率的である。
以下に、本発明のデータ取得装置を用いたデータ取得作業の流れを、図4を用いて説明する。
まず、作業者が操作端末部(スマートフォン)20の操作部21において、要求するデータの選択操作を行うと、操作端末部20は、データ取得要求信号31をデータ読取装置10へ伝送する。
次に、データ読取装置10は、受信したデータ取得要求信号31を記憶し、情報読取装置が通信可能な位置にあることを示す近接検知部11の入力信号を待機する。
次いで、作業者がデータ読取装置10の凸部15をガスメーター1の凹部6に嵌め込み(接触させ)、その状態が一定の期間継続すると、近接検知部11によって通信が可能であることが検知され、ガスメーター1との通信が自動的に開始される。これにより、片手にデータ読取装置10を、もう一方の手に操作端末部20を持っていて両手が塞がっていても、スムーズに通信を開始できる。
そして、通信が開始されると、データ読取装置10は電磁石12に対し、取得する情報を選択するための信号電流を流す。また、通信中であることを状態表示LED14の緑色点滅によって示すほか、操作端末部20へも通信を開始したことを示す通信開始信号や、通信を行っていることを示す信号を転送し表示部22において表示させることで、作業者は通信が正常に開始されたことを認識できる。
ガスメーター1がリードスイッチ2においてデータ選択信号32を検出すると、ガスメーター1の各種積算値やガスの安全に関わる保安情報、またガスの流量毎、識別したガス器具毎、時間帯毎、曜日毎のガス使用量等の多様なデータの中から、データ選択信号32に応じた記憶部に記憶しているデータをLED3による光信号33に変換して出力する。
次いで、データ読取装置10は、ガスメーター1からの光信号33を受信しデータ34の生成を行い、インターフェースを介して操作端末部20へ取得結果およびデータ34の転送を行う。また、同時に状態表示LED14において、データ取得の成功又は失敗といった結果を表示する。
操作端末部20は、取得したデータ34及び取得結果を画面に表示および内部の記憶媒体(データ記憶部)23へ記録する。
以上のように、作業者は、データ読取装置10をガスメーター1に接触させた状態で、スマートフォン20上のアプリケーションを直感的に操作するだけで、ガスメーター1内のデータを容易に選択して取得することが可能である。また、本発明において取得できるガスメーター1内の様々なデータは、従来は集中監視センターへ請求を行う等によって取得に手間が掛かっていたものも含まれるので、このようなデータが非常に簡便に取得できるようになるメリットを生かして、ガス使用者向けの種々の割引サービス等に利用されることが期待される。
1 ガスメーター
2 リードスイッチ(磁気検出器)
3 LED(発光部)
4 制御部
5 液晶パネル
6 凹部
10 データ読取装置
11 近接スイッチ(近接検知部)
12 電磁石
13 フォトトランジスタ(受光部)
15 凸部
20 スマートフォン(操作端末部)
31 データ取得要求信号
32 データ選択信号(磁気信号)
33 光信号
34 データ

Claims (2)

  1. 磁気検出器と発光部とを備えたガスメーターと、前記ガスメーターに記憶された内部データを読み取るデータ読取装置と、前記データ読取装置に対してデータ取得要求信号を送信する操作端末部と、からなり、
    前記データ読取装置は、電磁石と受光部と近接検知部とを備え、
    前記電磁石は、前記データ取得要求信号に基づき、前記磁検出器に向けてデータ選択信号を出力する機能を有し、
    前記発光部は、前記データ選択信号に基づき、前記内部データを光信号として出力する機能を有し、
    前記受光部は、前記発光部から出力される前記内部データを受信する機能を有し、
    前記近接検知部は、前記ガスメーターへの近接を検知する機能を有し、該近接検知部を該ガスメーターに対向配置することで前記電磁石から前記データ選択信号が出力され、
    前記電磁石から前記磁気検出器への通信方法は、磁気の有無を時系列で切り替えることで行われ、該電磁石への通電終了後、新たに通電する際は、その前の通電時に対して電流の向きを正負反転させる機構を備えることを特徴とするガスメーター用データ取得装置。
  2. 前記データ読取装置には凸部を設けてあり、該凸部は前記ガスメーターの液晶パネル付近の凹部に嵌まり込む寸法としてあり、該凹部に該凸部が嵌まり込んだ状態において、前記受光部は前記発光部と対向するように配置してあるほか、前記電磁石は前記磁検出器と対向するように配置してあることを特徴とする、請求項1記載のガスメーター用データ取得装置。
JP2017230472A 2017-11-30 2017-11-30 ガスメーター用データ取得装置 Active JP6860208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230472A JP6860208B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 ガスメーター用データ取得装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230472A JP6860208B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 ガスメーター用データ取得装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019100805A JP2019100805A (ja) 2019-06-24
JP6860208B2 true JP6860208B2 (ja) 2021-04-14

Family

ID=66976843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017230472A Active JP6860208B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 ガスメーター用データ取得装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6860208B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS462222Y1 (ja) * 1968-09-02 1971-01-25
JP3642663B2 (ja) * 1997-09-12 2005-04-27 東邦瓦斯株式会社 ガスメータコントローラ
JP4413443B2 (ja) * 2001-03-15 2010-02-10 株式会社東芝 ガスメータ及び読出し装置並びにデータ通信装置
JP2002323363A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Yazaki Corp ガスメータの遠隔表示装置
JP4543657B2 (ja) * 2003-10-31 2010-09-15 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP4769512B2 (ja) * 2005-08-12 2011-09-07 東光東芝メーターシステムズ株式会社 自動通報用無線システム
WO2007032044A1 (en) * 2005-09-12 2007-03-22 Sauro Bianchelli Device and method for automatic measuring consumed gas by calculating periodic movement of operation inner mechanism of meters
KR100848037B1 (ko) * 2005-12-23 2008-07-23 김연미 계량기의 사용량 지침값을 간단하게 디지타이징 하는방법과 이를 위한 장치
JP5849189B2 (ja) * 2011-02-25 2016-01-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動検針用無線装置
JP6522440B2 (ja) * 2014-06-30 2019-05-29 矢崎エナジーシステム株式会社 ガスメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019100805A (ja) 2019-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015101090A1 (zh) 移动设备充电柜
CN105551146B (zh) 一种用水计费系统
KR101746223B1 (ko) 사용여부를 감지하는 전기제품의 플러그 어댑터
TW201104630A (en) Security monitoring system with saving power and method thereof
JP3642663B2 (ja) ガスメータコントローラ
CN209659010U (zh) 一种智能配电柜
WO2023066380A1 (zh) 一种基于物联网的自动检测电能表
JP6860208B2 (ja) ガスメーター用データ取得装置
CN103380474A (zh) 自给继电器的人机接口
CN109995140A (zh) 一种智能配电柜
RU152096U1 (ru) Цифровой счетчик электрической энергии с дистанционным управлением
CN210109888U (zh) 门禁设备和门禁系统
RU152097U1 (ru) Многоабонентский цифровой счетчик электрической энергии с дистанционным управлением
CN106099556A (zh) 一种智能用电插座
CN104198785A (zh) 一种带有自动检测的智能电表
CN102156905A (zh) 标签清点装置
CN106447938A (zh) 无线远传燃气表
CN203350307U (zh) 一种智能电能表的防磁装置
CN106339859A (zh) 一种工厂智能考勤定位系统
CN216486227U (zh) 电子交互平板
CN217360115U (zh) 屏幕测试治具
CN107123193B (zh) 通用自助收费器以及通用自助收费系统
JP2004150921A (ja) ガスメータ装置
CN109862608A (zh) 一种移动终端保护套检测控制方法、移动终端及存储介质
CN109917722A (zh) 一种智能开关控制系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6860208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250