JP6859476B1 - 洗滌塩の製造方法 - Google Patents

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【課題】十分に洗浄を行って、品質を高めた洗滌塩を製造する。【解決手段】洗滌塩の製造方法は、第1洗滌槽1に投入された原塩を第1飽和塩水中でバブリング洗浄した後、原塩を第1洗滌槽1から第2洗滌槽2に投入して第1飽和塩水よりも清澄な第2飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌工程と、洗浄した原塩を飽和塩水と混合しながら遠心分離機3に投入して、水分を切り、原塩とスラリーを分離する脱水工程と、粉砕機4によって所定の粒径になるように原塩の粒を砕く粉砕工程と、振動乾燥機5で粒状の塩を流動させながら乾燥する乾燥工程と、乾燥された塩を粒径ごとに篩い分ける篩分工程とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、天日塩から洗滌塩を製造するための製造方法およびこれに用いる製造装置に関する。
天日塩から異物等を除去して洗滌塩を製造する方法として、特許文献1では、天日塩から苦塩を除去し、塩成分を含有した洗浄水を噴射して洗浄し、異物を除去して、自然脱水、加熱乾燥して、色彩選別機で異物を選別して除去する。特許文献2では、天日塩に飽和塩水を散布して結晶表面を洗浄し、結晶を脱水、粉砕、乾燥する。そして、散布後の飽和塩水は限界濾過されて再使用される。特許文献3では、天日塩の精製、脱水、長時間乾燥、異物除去、粉砕、長時間乾燥を行う。この精製において、超音波洗浄、気泡、エアジェットといったエアを用いて、汚れが除去される。
特許第5728484号公報 特許第4063932号公報 特許第3075405号公報
天日塩は、飽和塩水の噴射や散布によって洗浄される、あるいはエアを用いて洗浄される。しかし、これらの洗浄は1回のみである。そのため、天日塩の洗浄が不十分となるおそれがあり、異物や汚れが残存すると、製品の品質が落ちる。そこで、本発明は、上記に鑑み、十分に洗浄を行える洗滌塩の製造方法の提供を目的とする。
本発明の洗滌塩の製造方法は、第1洗滌槽に投入された原塩を第1飽和塩水中でバブリング洗浄した後、原塩を第1洗滌槽から第2洗滌槽に投入して第2飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌工程と、洗浄した原塩を飽和塩水と混合しながら遠心分離機に投入して、原塩を脱水する脱水工程と、粉砕機によって所定の粒径になるように原塩の粒を砕く粉砕工程と、振動乾燥機で粒状の塩を流動させながら乾燥する乾燥工程と、乾燥された塩を粒径ごとに篩い分ける篩分工程とを有する。このように、天日塩からなる原塩は、飽和塩水を用いて2回洗浄され、さらに脱水する前にも洗浄される。
洗滌工程は、第1洗滌槽内の濾過された第1飽和塩水中で原塩をバブリング洗浄し、第1洗滌槽からオーバーフローした第1飽和塩水を濾過助剤を入れた濾過装置で濾過して、第1洗滌槽内に供給する第1洗滌工程と、第2洗滌槽内の濾過された第2飽和塩水中で第1洗滌槽から投入された原塩をバブリング洗浄し、第2洗滌槽からオーバーフローした第2飽和塩水を第1洗滌工程で用いた濾過助剤よりも微細な濾過助剤を入れた濾過装置で濾過して、第2洗滌槽内に供給する第2洗滌工程とを含み、濾過された第2飽和塩水を遠心分離機にも供給する。最初の洗浄で大きくて軽い異物が除去され、次の洗浄で小さくて軽い異物が除去される。そして、洗浄された原塩は、清澄な飽和塩水を用いて遠心分離機に流し込まれる。
洗滌装置は、上方から投入された原塩を飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌槽と、洗滌槽からオーバーフローした飽和塩水を濾過する濾過装置とを備え、洗滌槽は、飽和塩水中にバブルを発生させるエア供給部と、原塩を飽和塩水中で撹拌する撹拌部と、濾過された飽和塩水を洗滌槽に供給する塩水供給部と、下部に沈降した原塩を排出する排出部とを備えている。そして、エア供給部は塩水供給部よりも上側に配置され、撹拌部はエア供給部よりも上側に配置され、下降する原塩に対して上昇する飽和塩水が生じる。原塩が沈んでいく途中で、バブル中で撹拌されながら下方から供給されたきれいな飽和塩水で洗浄される。原塩の表面から除去された異物や汚れは浮かび上がって、オーバーフローした飽和塩水とともに洗滌槽から排出される。
原塩が混じった液体を投入して、原塩を脱水する遠心分離機は、原塩と飽和塩水を混合する投入部を備え、投入部に、濾過された飽和塩水を供給して、渦流を発生させる供給管が設けられ、排出された飽和塩水が濾過装置により濾過されて、供給管に送られる。原塩が遠心分離機に投入されるとき、きれいな飽和塩水によって原塩が洗浄される。脱水によって、原塩から細かな異物が分離されて除去される。
振動乾燥機は、床板を振動させて、粒状の塩を流動させながら熱風により塩を乾燥する。床板に、上側に張り出した半球状の凸部が複数形成され、凸部の流動方向の下流側が開口し、この開口が熱風の吹出口とされる。塩の粒は凸部上を転がりながら移動し、熱風によってさらに押し流されながら塩の粒の表面が乾燥される。
本発明によると、複数回の洗浄を行うことにより、異物や表面に付着した汚れをきれいに除去することができ、製品の品質向上を図れて、そのまま口に入れることができるような塩を製造することができる。
本発明の実施形態に係る天日塩から洗滌塩を製造するための製造方法の工程図 正面から見た洗滌槽の断面図 側面から見た洗滌槽の断面図 粉砕機の要部断面図 粉砕機の金属棒の配列を示す図 隣り合う金属棒の間隔を示す図 振動乾燥機の構成図 床板の平面図 床板の凸部の斜視図
本発明の天日塩から洗滌塩を製造するための製造方法を図1に示す。本製造方法は、第1洗滌槽1に投入された原塩を第1飽和塩水中でバブリング洗浄した後、原塩を第1洗滌槽1から第2洗滌槽2に投入して第1飽和塩水よりも清澄な第2飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌工程と、洗浄した原塩を飽和塩水と混合しながら遠心分離機3に投入して、原塩を脱水する脱水工程と、脱水した原塩から異物を判別して取り除く異物除去工程と、粉砕機4によって所定の粒径になるように原塩の粒を砕く粉砕工程と、振動乾燥機5で粒状の塩を流動させながら乾燥する乾燥工程と、乾燥された塩を粒径ごとに篩い分ける篩分工程とを有する。
そして、洗滌工程は、第1洗滌槽1内の濾過された第1飽和塩水中で原塩をバブリング洗浄し、第1洗滌槽1からオーバーフローした第1飽和塩水を濾過助剤を入れた第1濾過装置6で濾過して、第1洗滌槽1内に供給する第1洗滌工程と、第2洗滌槽2内の濾過された第2飽和塩水中で第1洗滌槽1から投入された原塩をバブリング洗浄し、第2洗滌槽2からオーバーフローした第2飽和塩水を第1洗滌工程で用いた濾過助剤よりも微細な濾過助剤を入れた第2濾過装置7で濾過して、第2洗滌槽2内に供給する第2洗滌工程とを含む。
外国等から輸送されてきた天日塩は原塩倉庫に貯留され、原塩倉庫から原塩がショベルローダ10でホッパー11に投入される。原塩はホッパー11からコンベヤ12によって上方から洗滌装置に投入され、洗滌装置において洗滌工程が実行される。コンベヤ12での搬送中に、マグネット13により原塩から鉄錆が除去される。
洗滌装置は、上方から投入された原塩を飽和塩水中でバブリング洗浄する第1、第2洗滌槽1,2と、各洗滌槽1,2からオーバーフローした飽和塩水を濾過する第1、第2濾過装置6,7とを備えている。
第1洗滌槽1と第2洗滌槽2とは同じ構造とされ、図2,3に示すように、洗滌槽1,2は、飽和塩水中にバブルを発生させるエア供給部15と、原塩を飽和塩水中で撹拌する撹拌部16と、濾過された飽和塩水を洗滌槽1,2内に供給する塩水供給部17と、下部に沈降した原塩を排出する排出部18とを備える。
各濾過装置6,7は、洗滌槽1,2から排出された飽和塩水を貯める原液タンク20と、飽和塩水を濾過する濾過槽21と、濾過した飽和塩水を貯める濾過塩水タンク22とから構成される。原液タンク20の飽和塩水は濾過槽21に送られ、濾過されて清浄になった飽和塩水は濾過塩水タンク22に貯められ、洗滌槽1,2に供給される。第1濾過装置6の濾過槽21には、濾過助剤としてビーズが入れられている。第2濾過装置7の濾過槽21には、濾過助剤として珪藻土が入れられている。珪藻土はビーズよりも微細であるので、第2濾過装置7は、第1濾過装置6よりも飽和塩水を清澄にすることができる。
洗滌槽1,2は、上部が下部よりも幅広に形成され、下部側にエア供給部15、撹拌部16、塩水供給部17、排出部18が収容される。そして、塩水供給部17の上側にエア供給部15が配置され、エア供給部15の上側に撹拌部16が配置され、排出部18は最下部に配置される。
エア供給部15は、2本のパイプ状のエアヘッダ23を水平に並べて構成され、各エアヘッダ23は左右方向に間隔をおいて配置される。ブロワあるいはコンプレッサによって供給されたエアがエアヘッダ23に形成された通気孔から噴出することにより、バブルが発生する。撹拌部16は、複数の撹拌羽根が回転軸に装着された2本の回転体24を水平に並べて構成され、1つのモータによって各回転体24が互いに反対方向に回転される。各回転体24は、左右方向に間隔をおいて配置され、各エアヘッダ23よりも左右方向において内側に位置する。
塩水供給部17は、噴水孔を有するパイプ状の塩水ヘッダ25を有し、塩水ヘッダ25は濾過塩水タンク22に接続されている。ポンプによって濾過塩水タンク22から飽和塩水が塩水ヘッダ25に供給され、飽和塩水が噴水孔から噴射される。塩水ヘッダ25は、左右方向の中央に配置され、噴射された飽和塩水は2本のエアヘッダ23の間を通り、2本の回転体24の間に向かって上昇する。なお、塩水ヘッダ25の上方に山形状の傘を設けてもよい。噴射された飽和塩水が傘に当たって拡散しやすくなる。排出部18は、2本のスクリューオーガ26を水平に並べて構成され、洗滌槽1,2の底に溜まった原塩を排出口27に向かって搬送する。排出口27から排出された原塩はスクリューコンベヤ28により次工程に搬送される。
洗滌槽1,2の上縁の外周には、オーバーフローした飽和塩水を排水するための排出溝30が設けられている。排出溝30に排水口31が形成され、排水管を通じて原液タンク20に排水される。ここで、排出溝30は一隅に向かって傾斜するように形成しておくとよい。これにより、オーバーフローした飽和塩水が排水口31に向かって流れやすくなる。
洗滌槽1,2に投入された原塩は、沈んでいく途中で撹拌部16によりバブル中で撹拌され、異物や原塩に付着した汚れが剥離される。撹拌部16には、下方にある塩水供給部17から噴射されたきれいな飽和塩水が供給され、原塩はきれいな飽和塩水中でバブル洗浄される。原塩は沈降して、洗滌槽1,2の底の排出口27から排出される。除去された汚れや軽い異物は浮き上がり、オーバーフローした飽和塩水とともに洗滌槽1,2から排出される。汚れや異物が混じった飽和塩水は濾過装置6,7によって濾過され、異物が除去される。濾過された飽和塩水は再び洗滌槽1,2に送られる。2回洗浄を行うことにより、第1洗滌工程において除去できなかった小さな異物は第2洗滌工程によって除去することができ、原塩の表面に付着した異物をきれいに除去することができる。
脱水工程で用いられる遠心分離機3は、洗浄された原塩と液体、ここでは塩水との混合物から細かなスラリーを分離して、原塩を脱水する。脱水された原塩はコンベヤにより次工程に送られる。なお、スラリーは第2遠心分離機32でさらに脱水され、分離された塩が排出ピットに送られ、塩として回収される。
そして、遠心分離機3は、原塩と飽和塩水を混合する投入部33を備えている。漏斗状に形成された投入部33に、濾過された飽和塩水を供給して、渦流を発生させる供給管34が設けられる。供給管34は第2濾過装置7の濾過塩水タンク22に接続され、濾過された飽和塩水がポンプにより供給管34に送られる。すなわち、この投入部33はサイクロン型投入部として機能する。第2洗滌槽2から搬送されてきた原塩が清澄な飽和塩水の渦流に巻き込まれ、原塩が飽和塩水と混合される。原塩は洗浄されながら分散して、遠心分離機3内に送り込まれ、原塩と細かなスラリーに分離されて、原塩が脱水される。遠心分離機3からのスラリーは第2遠心分離機32に送られ、第2遠心分離機32の排水は第2濾過装置7の原液タンク20に戻され、濾過されて再使用される。なお、投入部33は、スクリューコンベヤとしてもよい。投入部33において、第2洗滌槽2から搬送されてきた原塩と濾過された飽和塩水とが混合され、原塩は洗浄されながら遠心分離機3内に送り込まれる。
異物除去工程では、色彩選別機35が用いられる。白色以外の異物が検出されると、異物はエアにより吹き飛ばされて除去される。異物を除去された原塩はコンベヤにより次工程に送られる。
粉砕工程では、粉砕機4が用いられる。図4、5に示すように、粉砕機4は、多数の金属棒40を円形に配列した大小2個の円板41,42を同心軸上に重なるように配置し,これらを逆方向に高速回転させる構造のケージミルとされる。図6に示すように、隣り合う金属棒40の間隔A,B,C,Dは外周に向かうほど小さくなっている(A>B>C>D)。この間隔は変更可能とされ、所定の粒径になった塩の粒を生成できる。
乾燥工程で用いられる振動乾燥機5は、床板43を振動させて、床板43上の粒状の塩を流動させながら熱風により塩を乾燥する。図7に示すように、振動乾燥機5は一般的な構造のものであり、複数の床板43を設置したトラフ44にフード45が被せられ、振動モータ46によってコイルスプリング47によって支持されたトラフ44が上下方向に振動する。床板43の振動に応じて、粉砕機4からコンベヤによって搬送されてきた塩の粒が前側に向かって流動する。振動乾燥機5の前側に落下口48が形成され、床板43から落下口48に落ちた塩はコンベヤによって次工程に送られる。
図8に示すように、床板43はパンチング板とされ、熱風の吹出口49が多数形成されている。トラフ44に通風口50が形成され、送風機により熱風がトラフ44内に送り込まれる。床板43の吹出口49から熱風が吹き出す。床板43を覆うフード45に排気ダクト51が取り付けられ、吹出口49からフード45内に吹き出された熱風による排気が集塵機に送られる。
多数の吹出口49は、パンチング加工によって前後左右に等間隔に形成される。図9に示すように、床板43の上側に張り出した半球状の凸部52が複数形成され、凸部52の前側、すなわち流動方向の下流側が開口される。この開口が吹出口49となり、熱風は前側に向かって吹き出す。凸部52の上面は平坦に形成され、塩の粒の流動を妨げないようになっている。固まった塩の粒は振動によってばらけられ、塩の粒が凸部52に接触して、ころがりながら前側に移動していく。さらに塩の粒は熱風によって前側に向かって押し流される。これによって、塩の粒の表面を満遍なく乾燥することができる。
篩分工程では、篩機53が用いられる。篩機53によって塩の粒は粒径ごとに分級される。篩い分けられた塩は自動計量されて、フレキシブルコンテナバッグに充填される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、異物除去工程は乾燥工程の次に行ってもよい。また、投入部33を備えた遠心分離機3を用いて、投入部33において、濾過された飽和塩水により原塩の洗浄を行ってもよい。すなわち、この遠心分離機3により、洗滌工程と脱水工程を行う。このとき、遠心分離機3のスクリーンをより細かいものを使用することにより、微細塩まで回収することができる。
また、遠心分離機3を2台用いることにより、原塩を2回洗浄することができる。このとき、先に第1飽和塩水で洗浄し、次に第2飽和塩水で洗浄するとよい。
第1飽和塩水および第2飽和塩水は、濾過して再使用しているが、それぞれ濾過した飽和塩水を供給して排水してもよい。また、第1飽和塩水を第2飽和塩水と同じ飽和塩水にしてもよい。第1洗滌工程および第2洗滌工程において、同じ飽和塩水が使用されるが、濾過された飽和塩水により原塩を2回洗浄することができる。
1 第1洗滌槽
2 第2洗滌槽
3 遠心分離機
4 粉砕機
5 振動乾燥機
6 第1濾過装置
7 第2濾過装置
15 エア供給部
16 撹拌部
17 塩水供給部
18 排出部
30 排水溝
33 投入部

Claims (4)

  1. 第1洗滌槽に投入された原塩を第1飽和塩水中でバブリング洗浄した後、原塩を第1洗滌槽から第2洗滌槽に投入して第2飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌工程と、洗浄した原塩を飽和塩水と混合しながら遠心分離機に投入して、原塩を脱水する脱水工程と、粉砕機によって所定の粒径になるように原塩の粒を砕く粉砕工程と、振動乾燥機で粒状の塩を流動させながら乾燥する乾燥工程と、乾燥された塩を粒径ごとに篩い分ける篩分工程とを有し、洗滌工程は、第1洗滌槽内の濾過された第1飽和塩水中で原塩をバブリング洗浄し、第1洗滌槽からオーバーフローした第1飽和塩水を濾過助剤を入れた濾過装置で濾過して、第1洗滌槽内に供給する第1洗滌工程と、第2洗滌槽内の濾過された第2飽和塩水中で第1洗滌槽から投入された原塩をバブリング洗浄し、第2洗滌槽からオーバーフローした第2飽和塩水を第1洗滌工程で用いた濾過助剤よりも微細な濾過助剤を入れた濾過装置で濾過して、第2洗滌槽内に供給する第2洗滌工程とを含み、濾過された第2飽和塩水を遠心分離機にも供給することを特徴とする洗滌塩の製造方法。
  2. 遠心分離機は、供給された第2飽和塩水で渦流を発生させる投入部を備え、脱水工程は、原塩を第2飽和塩水の渦流に巻き込んで混合し、原塩の脱水で生じた第2飽和塩水の排水を濾過装置に戻すことを特徴とする請求項1記載の洗滌塩の製造方法。
  3. 床板を振動させて、粒状の塩を流動させながら熱風により塩を乾燥する振動乾燥機の床板に、上側に張り出した半球状の凸部が複数形成され、凸部の流動方向の下流側が開口して熱風が吹き出され、乾燥工程は、熱風によって塩の粒を下流側に向かって押し流し、凸部に接触した塩の粒を転がしながら前側に移動させることを特徴とする請求項1または2記載の洗滌塩の製造方法。
  4. 上方から投入された原塩を飽和塩水中でバブリング洗浄する洗滌槽と、洗滌槽からオーバーフローした飽和塩水を濾過する濾過装置とを備え、洗滌槽は、飽和塩水中にバブルを発生させるエア供給部と、原塩を飽和塩水中で撹拌する撹拌部と、濾過された飽和塩水を洗滌槽に供給する塩水供給部と、下部に沈降した原塩を排出する排出部とを備え、エア供給部は塩水供給部よりも上側に配置され、撹拌部はエア供給部よりも上側に配置されたことを特徴とする洗滌塩の製造方法に用いる洗滌装置。
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