JP6859268B2 - ハプティックフィードバック強度を制御するための技術 - Google Patents

ハプティックフィードバック強度を制御するための技術 Download PDF

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Description

本開示は、電子デバイスによって提供されるハプティックフィードバックの強度を制御するための技術に関する。より具体的には、本開示は、モバイルデバイスのセンサによって検知されるか他の方法で提供されるコンテキスト情報に少なくとも基づいて、モバイルデバイスによって提供されるハプティックフィードバックの強度を制御するための技術に関する。
ハプティックデバイス(時々「ハプティックアクチュエータ」又は「フォースフィードバックデバイス」とも呼ばれる)は、電子デバイスにおいて、ハプティックフィードバック又は他の情報をユーザに提供するために使用されることが多い。例えばビデオゲーム業界では、ハプティックデバイスはゲームコントローラに含まれることが多く、ゲーム内で起こるイベントに対応する物理的な(ハプティック)フィードバックをユーザに提供するために用いられる。また、ハプティックデバイスは、モバイル通信デバイス業界でも一般に使用され、この場合、ハプティックデバイスは、テキストメッセージの受信、電子メールメッセージの受信、着信等のようなイベントの発生をデバイスのユーザに静かに通知する手段として機能するように用いられる。
より最近では、ウェアラブル電子デバイス(例えばスマートウォッチ、スマートピン等)におけるハプティックデバイスの使用への関心が高まっている。モバイル通信デバイス(例えば携帯電話、スマートフォン等)における使用と同様に、ハプティックデバイスは、ウェアラブル電子デバイスにおいて、イベント発生をユーザに警告するために使用されることが多い。しかしながら、スマートフォンや携帯電話とは異なり、ウェアラブルデバイスは多くの場合、ディスプレイがないか、限られた視覚的チャネルしか有していない。したがって、ハプティックフィードバックのユーザ検知(例えばハプティックデバイスにより生じる振動の検知)は、イベントの発生をユーザに警告する主要な手段となり得るので、ウェアラブルデバイスのコンテキストにおいてより重要なものとなり得る。
上記を念頭に入れると、既存のハプティックス実装は、ハプティックデバイスによって生成されるハプティックフィードバックの強度(例えば振動の強さ)をデフォルトのレベルに設定することが多く、そのようなデフォルトのレベルを容易に変更することができることも、そうでないこともある。ハプティックフィードバックの強度を変更することができる例において、そのような変更は、ソフトウェアでユーザのデバイスによって提供されるハプティックフィードバック強度をユーザが手動で調整すること、例えばデバイスのユーザインタフェースを介して対話することができるスライダーを用いて調整することを必要とすることがある。このようにして一旦設定されると、ハプティックフィードバックの強度は、例えばスライダーと対話することによりユーザが再び変更するまで、固定されたままであり得る。いずれの場合も、そのような実装は、設定されたハプティックフィードバック強度でのハプティックフィードバックのユーザ検知に影響を与える可能性があるコンテキストファクタを説明していない。
特許請求に係る主題の実施形態の特徴及び利点は、以下の詳細な説明が進行し、図面を参照すると明らかになるであろう。図面では同様の符号は同様の部分を示す。
本開示に整合する、ハプティックフィードバック強度を制御するためのデバイスの一例を示す図である。
本開示に整合する、ハプティックス信号の強度を制御するための方法の一例に係る例示の動作のフロー図である。
以下の詳細な説明は例示の実施形態への参照とともに進められるが、その多くの代替、修正及び変形形態が当業者には明らかであろう。
本開示は、本明細書では特定の適用についての例示の実施形態に関連して説明されるが、そのような実施形態は、単に例示の目的のためであり、添付の特許請求の範囲によって定義される発明は、そのように限定されないことを理解されたい。本明細書で与えられる教示へのアクセスを有する関連する技術分野の当業者は、この開示の範囲内及び本開示の実施形態が有用であり得る追加の分野内における追加の修正、適用及び実施形態を認識するであろう。
背景技術で簡潔に説明したように、モバイル及び他の電子デバイスは、多くの場合、1つ以上のハプティックデバイスを含む。そのようなハプティックデバイスは、イベント(典型的にはリマインダ、メッセージの受信及び/又は電話の着呼)の発生を、電子デバイスのユーザに警告するために用いられることが多い。より具体的には、ハプティックデバイスは、ユーザが検知することができる振動又は他の触覚刺激(例えばモバイルデバイスの一部分の動き)の形でハプティックフィードバックを提供することにより、イベントの発生をユーザに警告することができる。しかしながら、上記のように、既存のハプティックス実装は、ハプティックフィードバックの強度(以下、ハプティックフィードバック強度)をデフォルトのレベルに設定することが多く、そのようなデフォルトのレベルは容易に変更されることも、そうでないこともある。ハプティックフィードバック強度の調整を許容する実装では、そのような調整は、ユーザが手動で、例えばスライダーや、デバイスのユーザインタフェースを介して対話可能な他のソフトウェア要素を介して、ハプティックフィードバック強度を調整強度レベルに調整することを必要とすることが多い。一旦調整が行われると、その後のハプティックフィードバックは、ユーザが強度を再び手動で調整するまで、その調整強度レベルで作られることになる。
本発明者は、ハプティックフィードバックのユーザ検知が、そのようなフィードバックが与えられる時に様々なコンテキストファクタによって影響を受ける可能性があることを観察した。例えばこれらに限られないが、ユーザ活動レベル、周囲温度、ハプティックデバイスが含まれている電子デバイスの動き、ハプティックデバイスが含まれている電子デバイスの方向(orientation)、これらの組合せ等のようなコンテキストファクタは全て、設定された強度で提供されるハプティックフィードバックを検知するユーザの能力に正又は負の影響を有する可能性がある。より具体的には、ハプティックフィードバックが一定の強度で提供されるとき、当該フィードバックのユーザ検知は、ユーザ活動レベルが上昇するにつれて低下することが観察された。反対に、同じ一定の強度では、ハプティックフィードバックのユーザ検知率は、ユーザ活動レベルが低下するにつれて上昇することが観察された。同様の観察がデバイスの方向に関してなされた。すなわち、ユーザ検知率は、ハプティックデバイスを含んでいるモバイル又は他の電子デバイスがある方向にあったときに低下し、そのモバイル又は他の電子デバイスが別の方向にあったときに上昇することが観察された。
上記を念頭に入れて、本開示は、一般に、ハプティックデバイスによって生成されるハプティックフィードバックの強度を制御するための技術(例えばデバイス、方法、コンピュータ読取可能媒体等)に関する。以下で詳細に説明されるように、そのような技術は、1つ以上のセンサを利用して、ハプティックフィードバックの正確なユーザ検知に対する影響を有する可能性があるコンテキスト情報を検知する。より具体的には、本明細書で説明される技術は、コンテキスト情報を利用して、調整ハプティックフィードバック強度を計算するか他の方法で決定することができる。その後、(例えばトリガイベントの検知に応答して)制御信号をハプティックデバイスに出力してよく、制御信号は、ハプティックデバイスに、調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成させるように構成される。
認識されるように、本明細書で説明される技術は、モバイルデバイスの1つ以上のセンサによって検知されるコンテキスト情報に対する変更に関して、ハプティックフィードバック強度を自律的に調整することを可能にする。例えばユーザ活動レベルが上昇すると、本明細書で説明される技術は、ハプティックフィードバックのユーザ検知を強化するように、ハプティックフィードバック強度を比較的高いレベルへ自律的に調整してよい。反対に、ユーザ活動レベルが低下すると、本技術は、例えばハプティックフィードバックの適切なユーザ検知を保持しながらバッテリ寿命を節約するように、ハプティックフィードバック強度を比較的低いレベルへ自律的に調整してよい。
本開示の文脈において、「ハプティックフィードバック強度」という用語は、ハプティックデバイスによって提供され得るハプティックフィードバックの強さを指すために使用される。例えばハプティックフィードバックが振動の形で提供される場合、ハプティックフィードバック強度は、振動の相対的な強度を指す。
また、「調整ハプティックフィードバック強度」という用語は、ハプティックデバイスによって提供され得るが、以前に利用されていた可能性がある以前の又はデフォルトのハプティックフィードバック強度に関連する、ハプティックフィードバックの強さを指す。より具体的には、調整ハプティックフィードバック強度は、1つ以上のセンサによって提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、本明細書で説明される技術によって決定される、ハプティックフィードバックの強さを指す。調整ハプティックフィードバック強度は、以前の又はデフォルトのハプティックフィードバック強度と異なることが多いが、この用語は、1つ以上のセンサによって提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて決定されるが、以前の又はデフォルトのハプティックフィードバック強度と同じハプティックフィードバック強度を指すことにも使用される。
次に図1を参照する。図1は、本開示に整合する、ハプティックフィードバック強度を制御するための電子デバイスの一例のシステムレベルアーキテクチャのブロック図である。一般に、デバイス100は、任意の適切なモバイル又は他の電子デバイスの形であってよい。そのようなデバイスの非限定的な例には、カメラ、携帯電話、コンピュータ端末、デスクトップコンピュータ、電子リーダ、ファクシミリマシン、キオスク、ネットブックコンピュータ、ノートブックコンピュータ、インターネットデバイス、支払端末、パーソナルデジタルアシスタント、メディアプレイヤ及び/又はレコーダ、1つ以上のサーバ、セットトップボックス、スマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ、ウェアラブル電子デバイス(例えばスマートウォッチ等の手首装着型電子デバイス、スマートベルトバックル等のベルト装着型スマートデバイス、スマートピン等のシャツ装着型電子デバイス、スマート眼鏡等の電子頭部ウェア、これらの組合せ等)、有線の電話、これらの組合せ等が含まれるが、これらに限定されない。そのようなデバイスはポータブルであっても固定式であってもよい。限定ではないが、一部の実施形態では、本明細書で説明されるデバイスは、スマートフォン、携帯電話、タブレットパーソナルコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ、ウェアラブル電子デバイス等といったモバイル電子デバイスの形である。また更なる非限定的な実施形態では、本明細書で説明されるデバイスは、これに限定されないがスマートウォッチのような、手首装着型のウェアラブル電子デバイスの形であってよい。
そのフォームファクタに関わらず、図1に図示されるように、デバイス100は、プロセッサ101、メモリ102、任意選択のディスプレイ103、通信(COMMS)インタフェース104、ハプティック制御モジュール(HCM:haptic control module)105、センサ106及びハプティックデバイス107を含む。そのようなコンポーネントは全て、バス等の適切なインタフェースを介して相互に通信可能に結合されてよい。明確性の目的のために、図1は、限られたコンポーネントとともにシステム100を図示しており、様々な電子デバイス内で典型的に見られ得る様々なコンポーネント(例えば最近のモバイル通信デバイス内で見られ得るようなアンテナ、マルチプレクサ等)は省略されていることに留意されたい。省略されたコンポーネントは、必要に基づき又は所望に基づきデバイス100のデバイスアーキテクチャ内に含まれてもよいことが、当業者には理解されよう。図1のコンポーネントのいずれか又は全てが、問題となっている電子デバイスのタイプに対応するデバイスプラットフォームの全て又は一部を形成してよいことを更に理解されたい。したがって、例えばデバイス100がスマートフォンである場合、図1のコンポーネントの全て又は一部がスマートフォンプラットフォーム上に存在してよい。反対に、デバイス100がスマートウォッチである場合、図1のコンポーネントの全て又は一部がスマートウォッチプラットフォーム上に存在してよい。
明確性及び理解の容易性の目的のために、デバイス100の様々なコンポーネントが、単一のモバイルデバイス又は単一のウェアラブルデバイスのような単一の電子デバイスの一部であるように、図1に図示され、本明細書で説明されることに留意されたい。この説明及び図示は単なる例示の目的のためであり、デバイス100の様々なコンポーネントは単一のデバイスに組み込まれる必要がないことを理解されたい。例えば本開示は、センサ106がデバイス100とは別であり得る実施形態を想定する。限定ではなく、一部の実施形態において、デバイス100は、図1のコンポーネントの全てを含む適切なデバイスプラットフォーム(図示せず)を含むモバイル電子デバイスの形(例えばスマートフォン又はウェアラブルデバイス)である。
プロセッサ101は、任意の適切な汎用プロセッサ又は特定用途向け集積回路であってよく、1つ又は複数のプロセッサコア上で1つ又は複数のスレッドを実行する能力を有してよい。限定ではなく、一部の実施形態において、プロセッサ101は、これらに限られないがINTEL(登録商標)社、ADVANCED MICRO DEVICES(登録商標)、ARM(登録商標)、NVIDIA(登録商標)、APPLE(登録商標)及びSAMSUNG(登録商標)等からの市販の汎用プロセッサのような、汎用のプロセッサである。他の実施形態では、プロセッサ101は、超長命令語(VLIW)及び/又は単一命令複数データ(SIMD)プロセッサ(例えば1つ以上の画像ビデオプロセッサ等)の形であってよい。図1は、単一のプロセッサ101を含むようにデバイス100を図示しているが、複数のプロセッサが使用されてもよいことを理解されたい。
メモリ102は、任意の適切なタイプのコンピュータ読取可能メモリであってよい。メモリ102として使用され得る例示のメモリタイプは:半導体ファームウェアメモリ、プログラマブルメモリ、不揮発性メモリ、読取専用メモリ、電子的プログラム可能メモリ、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ(例えばNAND又はNORタイプのメモリ構造を含んでよい)、磁気ディスクメモリ、光ディスクメモリ及びこれらの組合せ等を含むが、これらに限定されない。あるいはまた、メモリ102は、他の及び/又は後に開発されるタイプのコンピュータ読取可能メモリを含んでもよい。限定ではなく、一部の実施形態において、メモリ102は、コンピュータ読取可能命令のようなデータを不揮発性の方法で記憶するように構成される。
使用されるとき、任意選択のディスプレイ103は、例えばデバイス100のユーザによる消費及び/又は使用のために、データ、コンテンツ、情報、ユーザインタフェース等を表示するための任意の適切なデバイスであってよい。したがって、例えば任意選択のディスプレイ103は、液晶ディスプレイ、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、タッチスクリーン及びこれらの組合せ等の形であってよい。
COMMS104は、デバイス100がデータ及び他の通信を受信及び/又は送信することを可能にするように構成される、ハードウェア(すなわち、回路)、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組合せを含んでよい。例えばCOMMS104は、デバイス100が、センサ106から、例えば有線又は無線の通信リンク(図示せず)を介して1つ以上のコンテキスト情報信号を受け取ることを可能にするように構成されてよい。あるいはまた、COMMS104は、デバイス100が、データ及び他の信号を、別のモバイル又は固定のコンピュータシステム等の別の電子デバイス(例えば第三者コンピュータ及び/又はサーバ、第三者スマートフォン、第三者ラップトップコンピュータ等、これらの組合せ等)へ送信し、これらから受信することを可能にしてもよい。したがって、COMMS104は、有線及び/又は無線通信をサポートするハードウェア、例えば1つ以上のトランスポンダ、アンテナ、BLUETOOTH(登録商標)チップ、パーソナルエリアネットワークチップ、近距離通信チップ、有線及び/又は無線ネットワークインタフェース回路及びこれらの組合せ等を含んでよい。
以下で更に詳細に説明されるように、デバイス100は、(例えばセンサ106からの)少なくとも1つのコンテキスト情報信号をモニタし、そのコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成されてよい。加えて、デバイス100は、ハプティックデバイスに調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成させるために、トリガイベントに応答して、制御信号を1つ以上のハプティックデバイス(例えばハプティックデバイス107)に出力するように構成されてよい。
この点に関して、一部の実施形態において、デバイス100は、ハプティック制御モジュール(HCM)105を含む。一部の実施形態において、HCM105は、本開示に整合するハプティックフィードバック制御動作を実行するよう、ハードウェアの形又は少なくとも部分的にハードウェアで実装されるロジックの形であってよい。あるいはまた、HCM105は、コンピュータ読取可能記憶媒体を含むか、コンピュータ読取可能記憶媒体の形であってよい(この場合、例えばHCM105はメモリ102内に保持されてよい)。コンピュータ読取可能記憶媒体は、デバイス100のプロセッサ(例えばプロセッサ101)によって実行されると、デバイス100に、本開示に整合するハプティックフィードバック制御動作を実行させる命令を含む。
センサ106は、ハプティックフィードバックを検知するデバイス100のユーザの能力と相関させることができる、コンテキスト情報の測定値(measurements)を検知及び/又は取るための任意の適切なセンサであってよい。そのようなコンテキスト情報の非限定的な例は、加速度計データ、全地球測位システムデータ及びその組合せ等のような、デバイス100の動きに関する情報を含む。コンテキスト情報の更なる非限定的な例は、ジャイロスコープデータのようなデバイス方向情報(device orientation information)を含む。コンテキスト情報のまた更なる非限定的な例は、例えばユーザの心拍、血圧、血液酸素レベル、汗の存在又は非存在、体温等のような生体情報、筋電図検査データのような筋肉作動情報(muscle actuation information)、脳波検査データのような脳活動情報及びこれらの組合せ等といった、ユーザ活動情報を含む。センサ106は、したがって、加速度計や全地球測位システム、ジャイロスコープ等のようなデバイス動きセンサ、心拍センサ、血圧センサ、血液酸素レベルセンサ(例えばパルスオキシメトリセンサ)、体温センサ、汗センサ、筋電図検査センサ、脳波検査センサ等のような生体センサ及びこれらの組合せ等の形であってよい。限定ではなく、一部の実施形態において、センサ106は、加速度計及びジャイロスコープを少なくとも含む。
センサ106は、図1ではデバイス100と統合されるように図示されているが、そのような構成は必須ではないことに留意されたい。実際、本開示は、センサ106がデバイス100と有線又は無線通信し得る場合を除く限りにおいて、センサ106がデバイス100と統合されない実施形態を想定する。例えば一部の実施形態において、デバイス100は、スマートフォン又は他のモバイルデバイスと有線又は無線通信をするウェアラブルデバイス(例えば手首装着型ウェアラブル)の形であってよく、この場合、センサ106の1つ以上が、そのスマートフォン又は他のモバイルデバイス内に配置される。
センサ106は、コンテキスト情報を検知又は他の方法で取得し、1つ以上のコンテキスト情報信号をHCM105に送信するように構成されてよい。一般に、コンテキスト情報信号は、センサ106によって検知されるか他の方法で報告されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、HCM105に調整ハプティックフィードバック強度を決定させるように構成され得る。一部の実施形態において、コンテキスト情報信号は、センサ106によって検知されるか他の方法で報告される未加工の(raw)(例えば処理されていない)コンテキスト情報を含んでよい。あるいはまた、センサ106は、未加工のセンサデータを処理して、スカラー又は他のインジケータにするように構成されてよく、スカラー又は他のインジケータは、例えばハプティックデバイス107によって提供されるハプティックフィードバックを検知するデバイス100のユーザの能力と相関性がある。そのような例では、センサによって生成されるコンテキスト情報信号は、そのようなスカラー/インジケータを、単独で、又は未加工のコンテキスト情報との組合せで含んでよい。
一部の実施形態において、センサ106によって検知されるコンテキスト情報は、ユーザの身体の全て又は一部の動き及び/又は刺激に対応するか、かつ/又は他の方法で関連付けられてよい。例えばデバイス100が手首装着型ウェアラブルデバイス(例えばスマートウォッチ)であり、センサ106が加速度計を含む場合、加速度計によって生成されるデータは、ユーザの下腕、手首及び/又は手の動き(例えばスイング)と相関し得る。同様に、センサ106がジャイロスコープを含む場合、ジャイロスコープによって生成されるデータは、デバイス100の方向、したがって、ユーザの下腕、手首及び/又は手の方向(例えばスイング)と相関し得る。デバイス100が、スマートフォンのようなモバイルデバイスの場合、センサ106によって生成されるデータは、モバイルデバイスの動き及び/又は方向と相関し得る。
あるいはまた、センサ106によって生成されるデータは、デバイス100のユーザの生体データを含んでよい。そのような生体情報は、例えばユーザの心拍、ユーザの血圧、ユーザの血液酸素レベル、皮膚水分(例えば汗)の存在又は非存在及びこれらの組合せ等を含んでよい。あるいはまた、センサ106が筋電図検査又は脳波検査センサを含む場合、センサ106によって生成されるデータは、筋電図検査データ又は脳波検査データを含んでよく、そのようなデータは、デバイス100のユーザの筋肉及び/又は脳の刺激を表す。そのような例では、コンテキスト情報信号に含まれるコンテキスト情報は、そのような生体情報を、単独で、あるいは加速度計及び/又はジャイロスコープデータとの組合せで含んでよい。
上記のように、コンテキスト情報信号は、センサ106からHCM105へ伝送されてよい。一般に、HCM105は、コンテキスト情報信号のコンテンツ(例えばその中の未加工のコンテキスト情報及び/又はスカラー/インジケータ値)を分析して、調整ハプティックフィードバック強度を計算するか他の方法で決定するように構成されてよい。その際、一部の実施形態において、HCM105は、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報及び/又はスカラー/インジケータを1つ以上の閾値と比較し、このような比較に基づいて調整ハプティックフィードバック強度を計算するか他の方法で決定してよい。
例えばセンサ106が加速度計を含む場合、センサ106によって生成されるコンテキスト情報信号は、未加工の加速度計データ及び/又は対応するスカラー/インジケータ値をその中に含んでよい。そのようなデータを含むコンテキスト情報信号の受信に応答して、HCM105は、そのデータを1つ以上の加速度計閾値と比較してよく、この場合、各閾値は、加速度計の値を調整ハプティックフィードバック強度に関連付ける。例えばHCM105は一連の2、5、10、20又は100もの加速度計閾値を用いてよく、この場合、各閾値は、異なる調整ハプティックフィードバック強度レベルに関連付けられる。
一部の実施形態において、より低い値の閾値(例えばより遅い又は少ない動きを示す)は、例えば以前の又はデフォルトのハプティックフィードバック強度と比べて、比較的弱い調整ハプティックフィードバックレベルに関連付けられてよい。同様に、より高い値の閾値(例えばより早い又は大きな動きを示す)は、例えば以前の又はデフォルトのハプティックフィードバック強度と比べて、比較的強い調整ハプティックフィードバックレベルに関連付けられてよい。
他の実施形態において、センサ106はジャイロスコープを含んでよく、その場合、センサ106によって生成されるコンテキスト情報信号は、未加工のジャイロスコープデータ及び/又は対応するスカラー/インジケータ値をその中に含んでよい。そのようなデータを含むコンテキスト情報信号の受信に応答して、HCM105は、ジャイロスコープデータを分析してデバイス100の方向を決定してよい。次いで、デバイス100は、決定されたデバイス方向を、(例えばメモリ102又は他の場所に保持される)データベースと比較してよく、当該データベースは、複数のデバイス方向の各々を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させている。すなわち、データベースは、第1デバイス方向を第1調整ハプティックフィードバック強度に、第2デバイス方向を第2調整ハプティックフィードバック強度に、第3デバイス方向を第3調整ハプティックフィードバック強度等に相関させてよい。あるいはまた、データベースは、様々なデバイス方向を乗数(multiplier)又は他のスケーリングファクタと相関させてよい。そのような乗数又は他のスケーリングファクタは、後に議論されるように、デバイス方向を説明するよう、ハプティックフィードバック強度に対する他の調整を微調整するために使用されてよい。
また更なる実施形態において、センサ106は、上記したような生体センサを含んでもよい。そのような例では、センサ106によって生成されるコンテキスト情報信号は、未加工の生体センサデータ(又は対応するスカラー/インジケータ値)をその中に含んでよい。そのようなデータを含むコンテキスト情報信号の受信に応答して、HCM105は、生体センサデータを分析して、ハプティックフィードバック強度に対して調整を行う必要があるかどうかを決定してよい。例えばHCM105は、ユーザの検知された心拍を1つ以上の心拍閾値と比較して、ハプティックフィードバック強度に対して適切な調整を行うことができる。一部の実施形態において、ユーザの心拍が第1(例えば高)閾値レベルを超えるとき、HCM105は、許容可能なユーザ検知率を維持するために、ハプティックフィードバック強度の増加が必要とされると判断してよい。反対に、ユーザの心拍が第2(例えば低)閾値未満の場合、HCM105は、ハプティックフィードバック強度に対する調整が必要とされないか、あるいは、例えばバッテリ電力を節約するために、ハプティックフィードバック強度を低下させてよいと判断してよい。ユーザの心拍が第1閾値と第2閾値の間の場合、HCM105は、ハプティックフィードバック強度に対する調整が必要とされないと判断してよい。例えば加速度計データに関して上述した方法と同様に、当然2つより多くの閾値を用いてもよい。同様の分析を、上記した他のタイプの生体コンテキスト情報に関して実施してもよい。いずれの場合も、ハプティックフィードバック強度が調整される程度(すなわち、調整ハプティックフィードバック強度の値)は、コンテキスト情報の関数であってよい。すなわち、ハプティックフィードバック強度が調整される程度は、ユーザがハプティックフィードバックに対してより敏感になる又はあまり敏感でなくなること、すなわち、ハプティックデバイス107によって提供されるハプティックフィードバックを検知する可能性がより高くなる又は低くなることを、コンテキスト情報がHCM105に示唆する程度に依存してよい。
簡潔性の目的のために、上記の議論は、HCM105が単一のタイプのコンテキスト情報に基づいて調整ハプティックフィードバック強度を計算するか又は他の方法で決定する例に焦点を当てていることに留意されたい。そのような議論は例示のためであり、HCM105の動作はそのような実装に限定されないことを理解されたい。実際、本開示は、HCM105が異なるタイプのコンテキスト情報の組合せを利用して、適切な調整ハプティックフィードバック強度を決定する実施形態を想定する。例えば一部の実施形態において、センサ106は、加速度計とジャイロスコープを含んでよい。そのような実施形態では、HCM105は、加速度計データとジャイロスコープデータを含むコンテキスト情報信号の受信に応答して、加速度計データとジャイロスコープデータの双方に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を計算するか又は他の方法で決定してよい。
例えば一部の実施形態では、HCM105は、最初に加速度計データを使用して、ハプティックフィードバック強度に対する調整が正当であるかどうかを(例えば上述のように閾値処理(thresholding)を使用して)判断してよい。HCM105は、調整が正当であると決定した場合、(上述のように)加速度計データのみに基づいて初期調整ハプティックフィードバック強度を設定してよい。HCM105は次いで、上述のようにジャイロスコープデータを分析して、ハプティックフィードバック強度の更なる調整が望まれるかどうかを判断してよい。例えばHCM105は、ジャイロスコープデータから、デバイス100が、ハプティックフィードバックを検知するユーザの能力を負又は正にする方向にあることを決定してよい。そのような例では、HCM105は、その方向と相関する乗数又は他のファクタを、(加速度計データ単独に基づいて設定されるように)調整ハプティックフィードバック強度に適用してよい。このようにして、ジャイロスコープデータを使用して、デバイス方向を説明するためにハプティックフィードバック強度を更に強くする又は弱くしてよい。
上記の例は、最初にハプティックフィードバック強度に対する調整を決定するための加速度計データの使用に焦点を当てているが、そのような構成は必須ではない。実際、本開示は、最初にジャイロスコープデータを使用してハプティックフィードバック強度に対する調整が正当であるかどうかを判断してよく、その後に、加速度計データを使用して、デバイス100の動きを説明するためにハプティックフィードバック強度を更に強くする又は弱くし得る実施形態を想定する。上述の他のコンテキスト情報のタイプ(例えば心拍、汗の検知等)を使用して、ハプティックフィードバック強度に対する初期調整が正当であるかどうかを判断し、あるいは調整ハプティックフィードバック強度を調節(tune)し、そのそれぞれの指示を説明してもよい。そのような決定におけるそのようなデータタイプの実装は、ジャイロスコープ及び加速度計データに関する上記の説明と同じ又はほぼ同様であるので、そのようなデータタイプがどのように使用され得るかについての説明は簡潔性の目的のために繰り返さない。
上記の議論は、HCM105が、コンテキストデータを順次分析して調整ハプティックフィードバック強度を決定し得る実施形態に焦点を当てているが、そのような構成は必須ではないことにも留意されたい。実際、本開示は、HCM105が、調整ハプティックフィードバック強度を決定するときに様々なコンテキストデータタイプを同時に考慮する実施形態を想定する。例えば一部の実施形態では、HCM105は、加速度計データとジャイロスコープデータの組合せ(単独で又は生体データとの組合せのいずれかによる)のように、上記のコンテキスト情報タイプのうちの2つ以上に応じて調整ハプティックフィードバック強度を定義するアルゴリズムを実装してよい。
調整ハプティックフィードバック強度がどのように決定されるかに関わらず、そのような決定が行われると、一部の実施形態において、HCM105は、例えばハプティックデバイス107によるハプティックフィードバックの発行をトリガするイベントの発生についてモニタしてよい。簡潔性の目的のために、そのようなイベントは、本明細書では「トリガイベント」と呼ばれる。トリガイベントの非限定的な例は、テキスト又は他の電子メッセージの受信、電話の着呼、電子カレンダイベント(例えばリマインダ)、期間の満了、閾生体状態の検知(心拍、血圧、血液酸素レベル等)、アラーム、特定の場所の到着を示すアラート、これらの組合せ等を含む。そのようなイベントの検知に応答して、HCM105は、有線又は無線通信チャネルを介して制御メッセージをハプティックデバイス107に送信してよい。制御メッセージは、ハプティックデバイス107に、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されてよい。
当然HCM105は、必ずしも常に、トリガイベントの検知に応答して制御メッセージをハプティックデバイス107に送信するように構成される必要はない。実際、一部の実施形態において、HMC105は、トリガイベントの検知に関係なく、制御信号をハプティックデバイス107に送信してよい。以前の実施形態と同様に、制御メッセージは、ハプティックデバイス107に、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されてよい。しかしながら、これらの例では、ハプティックデバイス107によるハプティックフィードバックの生成は、ハプティックデバイス107又はデバイスの101の別のコンポーネント(例えばハプティックデバイスコントローラ)によって制御されてよい。そのような例では、ハプティックデバイス107又はデバイス100の別のコンポーネント(例えばハプティックデバイスコントローラ)は、トリガイベントの発生についてモニタし、そのようなイベントの検知に応答して、ハプティックデバイス107に、制御メッセージ内で指定された調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成させてよい。
任意の適切なタイプのハプティックデバイス(又はその組合せ)をハプティックデバイス107として用いてよい。そのようなハプティックデバイスは、ハプティック及び/又は触覚フィードバックをデバイス100のユーザに提供するように構成される1つ以上のアクチュエータ又は他の要素を含んでよい。利用され得る適切なハプティックデバイス及び/又はアクチュエータの非限定的な例には、静電ハプティックデバイス、圧電ハプティックデバイス、モータベースのハプティックデバイス(例えば偏心質量モータ、シャフトレス振動モータ等)、線形アクチュエータ、空気圧式アクチュエータ、表面音響波アクチュエータ、電気刺激デバイス、圧力弁デバイス及びこれらの組合せ等が含まれる。当然他の過去、現在及び将来のタイプのハプティックデバイスを用いてもよく、本開示で想定される。
ハプティックスは、触覚技術(tactile technologies)に密接に関連していることを理解されたい。したがって、本明細書において特記しない限り、「ハプティック」及び「ハプティックス」という用語は、ハプティックデバイス及び技術の双方、並びに触覚デバイス及び技術も含むことを理解されたい。
そのタイプに関わらず、ハプティックデバイス107は、様々な強度レベルでハプティックフィードバックを提供するように構成されてよい。例えばハプティックデバイス107は、最初にデフォルトの強度レベルでハプティックフィードバックを提供するように構成されてよく、この場合、デフォルトの強度レベルは、例えば上述のようにHCM105からの制御メッセージに応答して、調整ハプティックフィードバック強度へ制御されてよい。
本開示の別の側面は、ハプティックフィードバック強度を制御する方法に関する。この点に関して、図2の参照を行う。図2は、本開示に整合する、ハプティックフィードバック強度を制御する方法の一例に従って実施され得る例示の動作のフロー図である。図示されるように、方法200はブロック201で開始する。方法は、次いで任意選択のブロック202に進んでよく、ブロック202において、コンテキスト情報が、例えば上述のようにモバイル又は他の電子デバイスの1つ以上のセンサによって感知されるか他の方法で決定されてよい。
コンテキスト情報が感知されるか他の方法で決定されると(あるいはブロック202の動作が必要とされない場合)、方法はブロック203に進んでよく、ブロック203において、調整ハプティック強度が決定されてよい。調整ハプティック強度を決定することができる方法は上記で詳細に説明されており、簡潔性の目的のために繰り返さない。
調整ハプティック強度レベルが決定されると、方法はブロック204に進んでよく、ブロック204において、トリガイベント、すなわち、1つ以上のハプティックデバイスによるハプティックフィードバックの生成を引き起こすイベントの発生についてモニタするための動作が実行されてよい。ブロック205において、トリガイベントが検知されたかどうかに関する判断が行われてよい。検知されなかった場合、方法は任意選択のブロック202に、あるいはブロック203にループバックしてよい。しかしながら、トリガイベントが検知される場合、方法はブロック205からブロック206に進んでよく、それに従って、制御メッセージを生成して1つ以上のハプティックデバイスに送信してよい。上述のように、制御メッセージは、ハプティックデバイスに、ブロック203に従って決定される調整ハプティック強度でハプティックフィードバックを生成させるように構成されてよい。
代替的な実施形態において、ブロック203に従って代替ハプティック強度レベルが決定されると、方法はブロック206に直接進んでよく、これに従って、制御メッセージが生成されて1つ以上のハプティックデバイスに送信される。この例において、制御メッセージは、トリガイベントがハプティックデバイス(あるいはモバイル又は他の電子デバイスの別のコンポーネント)によって検知されるときに、ハプティックデバイスが調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成するように、ハプティックデバイスをプログラムするか他の方法で構成するように構成されてよい。
いずれの場合にも、制御メッセージがハプティック制御デバイスに送信されると、方法はブロック207に進んでよい。ブロック207に従って、方法が継続するかどうかに関する決定が行われてよい。継続する場合、方法はブロック202に、あるいはブロック203にループバックしてよい。しかしながら、方法が継続しない場合、ブロック208に進んで終了してよい。
本開示の別の側面は、電子デバイスのプロセッサによって実行されると、該電子デバイスに、本開示に整合するハプティックフィードバック強度制御動作を実行させる命令を含む、コンピュータ読取可能媒体に関する。より具体的には、一部の実施形態において、命令は、電子デバイスのプロセッサによって実行されると、該電子デバイスに、上述の図2の方法の1つ以上の動作及び/又は上述の図1の様々なコンポーネントについて指定される動作のいずれかを実行させる。

以下の例は更なる実施形態に関し、以下で提供されるように、システム、デバイス、方法、実行されるとマシンに方法に基づく動作を実行させる命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体及び/又は方法に基づく動作を実行するための手段等の対象物を備える。
例1:この例によると、プロセッサ、メモリ、コンテキスト情報センサ、ハプティック制御モジュール(HCM)及びハプティックデバイスを含む電子デバイスが提供され、ここで、ハプティック制御モジュールは、コンテキスト情報センサから受け取られるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて調整ハプティックフィードバック強度を決定し、制御メッセージをハプティックデバイスに送信する回路を備え;制御メッセージは、ハプティックデバイスに、トリガイベントに応答して、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成される。
例2:この例は、例1の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、電子デバイスはモバイル電子デバイスである。
例3:この例は、例2の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、モバイル電子デバイスはウェアラブルデバイスである。
例4:この例は、例3の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、ウェアラブルデバイスは手首装着型ウェアラブルデバイスである。
例5:この例は、例1乃至4のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される。
例6:この例は、例5の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを含む。
例7:この例は、例6の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、少なくとも加速度計及びジャイロスコープを含む。
例8:この例は、例5の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、体温センサ、血圧センサ、血液酸素レベルセンサ、汗センサ、筋電図検査センサ、脳波検査センサ及びこれらの1つ以上の組合せをから成るグループから選択される生体センサを含む。
例9:この例は、例1乃至8のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は、ハプティックフィードバックを検知する電子デバイスのユーザの能力に相関する。
例10:この例は、例1乃至9のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、回路は、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって、調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される。
例11:この例は、例10の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データを含み、1つ以上の閾値は複数の加速度計閾値を含み、複数の加速度計閾値の各加速度計閾値は、対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられ、回路は、少なくとも部分的に、加速度計データを複数の加速度計閾値と比較することによって、調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される。
例12:この例は、例1乃至11のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報はジャイロスコープデータを含み、電子デバイスはメモリ内にデータベースを更に含み、データベースは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させており、回路は、少なくとも部分的に、ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて電子デバイスの方向を決定し、該方向をデータベースと比較することによって、調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される。
例13:この例は、例1乃至12のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、回路は、加速度計データとジャイロスコープデータの組合せに少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される。
例14:この例は、例1乃至13のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、回路は、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成され、回路は、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を調節するように更に構成される。
例15:この例は、例1乃至14のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、回路は更に、トリガイベントの発生を検知し、該トリガイベントの検知に応答して制御メッセージを送信する。
例16:この例は、例1乃至15のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、回路は、トリガイベントの発生に関係なく制御メッセージを送信し、ハプティックデバイスは、トリガイベントの発生についてモニタし、トリガイベントの検知に応答して、ハプティックデバイスは、調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成する。
例17:この例は、例1乃至16のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、調整ハプティックフィードバック強度は、ハプティックフィードバックについての所望のユーザ検知率を達成するよう構成される。
例18:この例によると、電子デバイスによりハプティックフィードバック強度を調整する方法が提供され:コンテキスト情報センサによって検知されるか他の方法で提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定することと;トリガイベントに応答して、制御メッセージを電子デバイスのハプティックデバイスに送信することであって、制御メッセージは、ハプティックデバイスに、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されることと;を含む。
例19:この例は、例18の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、電子デバイスはモバイル電子デバイスである。
例20:この例は、例19の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、モバイル電子デバイスはウェアラブルデバイスである。
例21:この例は、例20の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、ウェアラブルデバイスは手首装着型ウェアラブルデバイスである。
例22:この例は、例18乃至21のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される。
例23:この例は、例22の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを含む。
例24:この例は、例23の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、少なくとも加速度計及びジャイロスコープを含む。
例25:この例は、例23の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、体温センサ、血圧センサ、血液酸素レベルセンサ、汗センサ及びこれらの1つ以上の組合せをから成るグループから選択される生体センサを含む。
例26:この例は、例18乃至25のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は、ハプティックフィードバックを検知する電子デバイスのユーザの能力に相関する。
例27:この例は、例18乃至26のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって行われる。
例28:この例は、例27の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データを含み、1つ以上の閾値は、各々が対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられる複数の加速度計閾値を含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データを上記複数の閾値と比較することを含む。
例29:この例は、例18乃至28のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報はジャイロスコープデータを含み、電子デバイスは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させるデータベースを更に含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて電子デバイスの方向を決定し、該方向をデータベースと比較することを含む。
例30:この例は、例18乃至29のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データとジャイロスコープデータの組合せに少なくとも部分的に基づく。
例31:この例は、例18乃至30のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定することと、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を調節することとを含む。
例32:この例は、例18乃至31のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、トリガイベントの発生を検知することを更に含む。
例33:この例は、例18乃至33のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、トリガイベントの発生に関係なく制御メッセージを送信することと、トリガイベントの検知に応答して、調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成することを更に含む。
例34:この例によると、電子デバイスのプロセッサによって実行されると、該電子デバイスに以下の動作を実行させる命令を含む、少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体が提供される。動作は:コンテキスト情報センサによって検知されるか他の方法で提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定することと;制御メッセージを電子デバイスのハプティックデバイスに送信することであって、制御メッセージは、トリガイベントに応答して、ハプティックデバイスに、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されることと;を含む。
例35:この例は、例34の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、電子デバイスはモバイル電子デバイスである。
例36:この例は、例35の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、モバイル電子デバイスはウェアラブルデバイスである。
例37:この例は、例36の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、ウェアラブルデバイスは手首装着型ウェアラブルデバイスである。
例38:この例は、例34乃至37のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される。
例39:この例は、例38の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを含む。
例40:この例は、例39の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、少なくとも加速度計及びジャイロスコープを含む。
例41:この例は、例38の特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、センサは、体温センサ、血圧センサ、血液酸素レベルセンサ、汗センサ及びこれらの1つ以上の組合せをから成るグループから選択される生体センサを含む。
例42:この例は、例34乃至41のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は、ハプティックフィードバックを検知する電子デバイスのユーザの能力に相関する。
例43:この例は、例34乃至42のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって行われる。
例44:この例は、例34乃至43のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データを含み、1つ以上の閾値は、各々が対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられる複数の加速度計閾値を含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データを上記複数の閾値と比較することを含む。
例45:この例は、例34乃至44のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報はジャイロスコープデータを含み、電子デバイスは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させるデータベースを更に含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて電子デバイスの方向を決定し、該方向をデータベースと比較することを含む。
例46:この例は、例34乃至45のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データとジャイロスコープデータの組合せに少なくとも部分的に基づく。
例47:この例は、例34乃至46のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、ここで、コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを含み、調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定することと、加速度計データとジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を調節することとを含む。
例48:この例は、例34乃至47のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、命令は、実行されると、電子デバイスに:トリガイベントの発生を検知すること、を含む動作を更に実行させる。
例49:この例は、例34乃至48のいずれか1つの特徴のいずれか又は全てを含み、命令は、実行されると、電子デバイスに:トリガイベントの発生に関係なく制御メッセージを送信することと、トリガイベントの検知に応答して、調整ハプティックフィードバック強度でハプティックフィードバックを生成すること、を含む動作を更に実行させる。
例50:この例によると、電子デバイスのプロセッサによって実行されると、該電子デバイスに、例18乃至33のいずれか1つの方法を実行させる命令を含む、少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体が提供される。
例51:この例によると、例18乃至33のいずれか1つの方法を実行する手段を含む装置が提供される。
例52:この例によると、処理手段、メモリ手段、電子デバイスのユーザのコンテキスト情報を感知するコンテキスト情報感知手段、ハプティック制御手段及びハプティックフィードバック手段を含む電子デバイスが提供され、ここで、ハプティック制御手段は、コンテキスト情報感知手段から受け取られるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて調整ハプティックフィードバック強度を決定し、ハプティック制御手段は更に、ハプティックフィードバック手段に、トリガイベントに応答して、調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させる。
本明細書で用いられる用語及び表現は、限定ではなく説明に関して使用されており、そのような用語及び表現の使用に際して、図示及び説明される特徴(又はその一部)のいずれの均等物も除外するような意図はなく、特許請求の範囲内で様々な修正が可能であることが認識される。したがって、特許請求の範囲は全てのそのような均等物も網羅するように意図される。様々な特徴、態様及び実施形態を本明細書で説明した。当業者によって認識されるように、その特徴、態様及び実施形態は、相互の組合せ並びに変形及び修正の影響を受けやすい。したがって、本開示はそのような組合せ、変形及び修正を包含するように解釈されるべきである。

Claims (17)

  1. プロセッサ、メモリ、コンテキスト情報センサ、ハプティック制御モジュール(HCM)及びハプティックデバイスを具備する電子デバイスであって:
    前記ハプティック制御モジュールは、
    前記コンテキスト情報センサから受け取られるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて調整ハプティックフィードバック強度を決定し、
    制御メッセージを前記ハプティックデバイスに送信する、
    回路を備え;
    前記制御メッセージは、前記ハプティックデバイスに、トリガイベントに応答して、前記調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成され
    前記回路は、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって、前記調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成され、
    前記コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを備え、
    前記回路は、前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成され、
    前記回路は、前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、前記初期調整ハプティックフィードバック強度を調節するように更に構成される、
    電子デバイス。
  2. 前記のセンサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される、
    請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記のセンサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを備える、
    請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 記1つ以上の閾値は複数の加速度計閾値を備え、
    前記複数の加速度計閾値の各加速度計閾値は、対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられ、
    前記HCMは、少なくとも部分的に、前記加速度計データを前記複数の加速度計閾値と比較することによって、前記調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  5. 当該電子デバイスは前記メモリ内にデータベースを更に備え、前記データベースは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させており、
    前記回路は、少なくとも部分的に、前記ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて当該電子デバイスの方向を決定し、当該方向を前記データベースと比較することによって、前記調整ハプティックフィードバック強度を決定するように構成される、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  6. 当該電子デバイスはウェアラブル電子デバイスである、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子デバイス。
  7. 電子デバイスによりハプティックフィードバック強度を調整する方法であって:
    コンテキスト情報センサによって検知されるか他の方法で提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定することと;
    トリガイベントに応答して、制御メッセージを前記電子デバイスのハプティックデバイスに送信することであって、前記制御メッセージは、前記ハプティックデバイスに前記調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されることと;
    を具備し、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって行われ、
    前記コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、
    前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定することと、
    前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、前記初期調整ハプティックフィードバック強度を調節することと、
    を備える、
    方法。
  8. 前記のセンサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記のセンサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを備える、
    請求項に記載の方法。
  10. 記1つ以上の閾値は、各々が対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられる複数の加速度計閾値を備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、前記加速度計データを前記の複数の閾値と比較することを備える、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記電子デバイスは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させるデータベースを更に備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、前記ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて前記電子デバイスの方向を決定し、当該方向を前記データベースと比較することを備える、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 電子デバイスのプロセッサによって実行されると、該電子デバイスに:
    コンテキスト情報センサによって検知されるか他の方法で提供されるコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、調整ハプティックフィードバック強度を決定することと;
    トリガイベントに応答して、制御メッセージを前記電子デバイスのハプティックデバイスに送信することであって、前記制御メッセージは、前記ハプティックデバイスに前記調整ハプティックフィードバック強度に従ってハプティックフィードバックを生成させるように構成されることと;
    を具備する動作を実行させ
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、少なくとも部分的に、コンテキスト情報信号内のコンテキスト情報を1つ以上の閾値と比較することによって行われ、
    前記コンテキスト情報は加速度計データとジャイロスコープデータを備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、
    前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの一方に基づいて、初期調整ハプティックフィードバック強度を決定することと、
    前記加速度計データと前記ジャイロスコープデータのうちの他方に基づいて、前記初期調整ハプティックフィードバック強度を調節することと、
    を備える、
    コンピュータプログラム。
  13. 前記のセンサは、デバイス動きセンサ、生体センサ又はその組合せから成るグループから選択される、
    請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記のセンサは、加速度計、全地球測位システム、ジャイロスコープ又はこれらの1つ以上の組合せから成るグループから選択されるデバイス動きセンサを備える、
    請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 記1つ以上の閾値は、各々が対応する調整ハプティックフィードバック強度に関連付けられる複数の加速度計閾値を備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、前記加速度計データを前記の複数の閾値と比較することを備える、
    請求項12乃至14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記電子デバイスは、複数のデバイス方向を、対応する調整ハプティックフィードバック強度に相関させるデータベースを更に備え、
    前記調整ハプティックフィードバック強度を決定することは、前記ジャイロスコープデータに少なくとも部分的に基づいて前記電子デバイスの方向を決定し、当該方向を前記データベースと比較することを備える、
    請求項12乃至14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  17. 請求項12乃至16のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記憶する少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体。
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