JP6858581B2 - 風力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、風車を用いた発電装置に関するもので、特に、回転軸が水平方向にあるプロペラ型の風車を備えた風力発電装置に関する。
図5(a),(b)は、従来の水平軸風車を用いた風力発電装置50の一例を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は正面図である。各図において、51はタワー、52はナセル、53は翼、54はロータヘッド(ハブ)、55はロータシャフト、56は増幅器(ギアボックス)、57は発電機で、翼53とハブ54とロータシャフト55とにより、水平軸風車58を構成する。
風力発電装置50は、(a)図の白抜きの矢印で示す風Wにより翼53をロータシャフト55の軸周りに回転させるとともに、増幅器56により回転数を上げて、ロータシャフト55に連結された発電機57の駆動軸57Jを回転させることで、発電を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−168937号公報
図6は、図5に示した水平軸風車の翼53を上側から見たときの図である。
翼53が、同図の上方から下方に向く風Wを受けた場合には、翼53には、同図の一点鎖線で示す翼流入方向と垂直な方向には揚力f1が作用し、平行な方向には抗力f2が作用するので、翼53が風Wから受ける合成風外力fwは、揚力f1と抗力f2とのベクトル和となる。この合成風外力ベクトルfwは、翼53を回転させる回転力F1と図5(a)に示したロータシャフト55に作用する軸方向力F2とに分解される。回転力F1は、翼53を、同図の白抜きの矢印で示す回転方向に回転させるための力で、軸方向力F2は、風Wを受けた翼53がロータシャフト55を押す力である。
風Wの方向とロータシャフト55の延長方向とが同じ方向である従来の水平軸風車では、回転力F1が小さく、軸方向力F2が大きくなるため、風Wのエネルギーを効率的に電気エネルギーに変換する効率が悪いという欠点があるだけでなく、軸方向力が大きいため、強風時には翼53が折れたりするなどの被害が発生することがある。
また、上記従来の水平軸風車では、翼53が風Wの方向とほぼ垂直な方向に回転するため、翼53が風を切るときに騒音が生じるだけでなく、風車の支柱と翼53の干渉による低周波が発生していた。更に、風Wの方向から見たときの翼53の回転面積が大きいため、バードストライクの発生を防ぐことが困難であった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、翼の大きさが小さくても、風のエネルギーを効率的に電気エネルギーに変換できる水平軸風車を備えた風力発電装置を提供することを目的とする。
本発明は、水平方向を向いた回転軸と、前記回転軸に取り付けられる、鉛直方向に延長する板材から成る複数の翼とを有する水平軸風車と、前記水平軸風車の翼の板面を風向き方向に対向させる風向対向手段と、前記回転軸に連結された発電機と、前記水平軸風車の回転軸と前記発電機とを収納する発電機収納部と、地上面に立設され、支持部材を介して、前記発電機収納部を支持する支柱とを備えた風力発電装置であって、前記回転軸の方向が前記風向き方向と垂直で、前記翼を構成する板材の、前記回転軸側の端部から前記回転軸側とは反対側の端部へ向かう方向を長さ方向、長さ方向と直交する方向を幅方向、板面に垂直な方向を厚さ方向としたとき、前記翼は、一方の面が、長さ方向の寸法長さが幅方向の寸法長さよりも長く、長さ方向の幅寸法が、根元側では狭く先端に行くにしたがって広くなる平状で、かつ、前記平面状の面が風向き方向を向いているときの前記翼の長さ方向の厚さ寸法が、中央部では厚く、両端部では薄い形状を有し、前記風向対向手段は、前記水平軸風車の下部にて、前記発電機収納部を前記支持部材を介して前記支柱に回転可能に固定する回転台と、前記回転台に取り付けられて風向き方向を検知する尾翼と、前記尾翼の回転角度に応じて、前記回転台を駆動・制御するヨー制御手段とを備え、前記翼の一方の面が前記検知された風向き方向に垂直になるように前記回転台を回転させることを特徴とする。
このような構造を採ることにより、翼が風の方向に回転するようにしたので、風のエネルギーを効率よく電気エネルギーに変換することができる。また、風のエネルギーを効率よく電気エネルギーに変換できるので、図5に示した従来の水平軸風車の翼よりも大きさをコンパクトにできるので、装置自体を小型化することができるとともに、強風時に翼が折れるなどの被害を抑制できる。
また、風の方向に翼が回転するため、翼が風を切るときに生じる騒音の発生を低減できるとともに、風車の支柱と翼の干渉による低周波の発生についても低減できる。
また、本発明の風力発電装置では、風Wの方向から見たときの翼の回転面積を小さくできるので、バードストライクの発生を抑えることができる。
また、翼の風を受ける面である前記平面状の面に、前記翼の長さ方向に延長する凹部を設けて、風向き方向に正対する翼形状を凹型としたので、吹き上げや吹き下ろしのような、地形や地物の影響を受けて3次元的に変化する風の流れに対しても、効率よく風を受け止めて翼を回転させることができる。
また、翼を軽量化できるので、弱い風でも効果的に発電することができる。
また、前記翼の前記長さ方向に垂直な面で切ったときの断面である横断面の形状を前記長さ方向の全てに亘って流線型とすることで、翼の平面状の面とは反対側の面が風の方向を向く位置にきたときの翼に作用する風の力を小さくできるようにしたので、翼を更に効率よく回転させることができる。
また、前記翼の一方の面を表面としたときの裏面である他方の面の形状を前記長さ方向の全てに亘って流線型線型とすることで、翼の長さ方向が風向き方向を向く位置に翼がきたときの風の抵抗を小さくできるようにしたので、翼を更に効率よく回転させることができる。
また、前記翼の中央部に開口を開けて、風が開口を通り抜けることができるようにしたので、強風時における翼の回転数を抑えることができる。したがって、台風などの強風時であっても装置の運転が可能となる。
また、前記開口を開閉するシャッターを設け、風が弱いときにはシャッターを閉じ、風が強いときにはシャッターを開けるようにすれば、風速によらず、安定して発電を行うことができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本実施の形態1に係る風力発電装置を示す図である。 翼に作用する力を説明するための図である。 本実施の形態2に係る風力発電装置を示す図である。 本発明による風力発電装置の翼の他の例を示す図である。 従来の水平軸風車を用いた発電装置の一例を示す図である。 従来の水平軸風車の動作を説明するための図である。
実施の形態1.
図1(a),(b)は本実施の形態1に係る風力発電装置1を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は背面図である。側面図の左側が風力発電装置1の前側、右側が後側、背面図の左側が左側、右側が右側である。風Wの方向である風向き方向は、(a)図においては前方から後方に向かう方向で、(b)図においては、紙面裏側から紙面表側に向かう方向である。
風力発電装置1は、水平軸風車2と、発電機収納部3と、風向対向手段4と、支柱5と、蓄電器6と、支持部材7(7A〜7D)とを備える。
水平軸風車2は、翼21,22と、ロータシャフト23と、ハブ24とを備える。翼21,22はハブ24によりロータシャフト23に直結されており、風Wにより翼21,22が風向き方向に回転することで、ロータシャフト23を回転させる。
図1(a)と図5(a)とを比較してわかるように、本発明の水平軸風車2は、従来の水平軸風車58とは異なり、回転軸であるロータシャフト23の延長方向を風Wの方向である風向き方向と垂直とするとともに、翼21,22の風向き方向に正対する形状を凹型としている。具体的には、翼21,22の一方の面(表面21a,22a)に、他方の面(裏面21b,22b)の形状と相似形の凹部21k,22kを設けることで、風向き方向に正対する翼21,22の形状を凹型とすることができる。
本例では、翼21,22が、上側に位置しているときに、翼21,22が風向き方向に正対するように、翼21,22をロータシャフト23に取付けている。
なお、上側とは、翼21,22が、ロータシャフト23よりも支柱5側とは反対側に位置しているときをいい、下側とは、ロータシャフト23よりも支柱5側に位置しているときをいう。
すなわち、図1において上側に位置している翼21では、凹部21kが形成されている面21aが受風面となり、下側に位置している翼22では、裏面22bが受風面となる。
更に、本例では、図2(a),(b)に示すように、翼21,22の横断面形状を流線型とするとともに、図2(c)に示すように、裏面21b、22bの形状についても流線型としている。
発電機収納部3は、発電機31と、ギアボックス(増幅器)32と、ブレーキ装置33とを備える。ロータシャフト23と発電機31の駆動軸31Jとは、ギアボックス32を介して接続されており、翼21,22の回転は、ギアボックス32にて、ロータシャフト23の回転を発電機31に必要な回転数まで増幅された後、発電機31の駆動軸31Jに伝達される。発電機31は、翼21,22を介してロータシャフト23を回転させる風のエネルギーを電気エネルギーに変換する。
発電機31に発生した電力(電荷)は、発電機31に接続されたコード34から蓄電器6に送られる。本例では、コード34を支持部材7A〜7Dのうちの右側の支持部材7D中を通して蓄電器6に送るようにしている。
なお、ブレーキ装置33は、風速が所定値を超えた場合に、翼21,22の回転を抑制するもので、風速は、例えば、発電機収納部3の上部などに風速計(図示せず)を取付けて計測すればよい。
風向対向手段4は、尾翼41と、回転台42と、ヨー制御手段43とを備え、支柱5上に設けられる。尾翼41は、風Wの方向を検知するもので、風Wを受けると、尾翼41は、水平面内において、翼面が風Wの方向に平行になる位置まで回転する。ヨー制御手段43は、尾翼41の回転角度に応じて、回転台42を駆動・制御する。
図1(a),(b)に示すように、水平軸風車2と発電機31とは、鉛直面内にて回転可能に連結されており(水平面内では動かない)、発電機収納部3は、支持部材7により回転台42に固定されているので、ヨー制御手段43が回転台42を駆動・制御することで、翼21,22が上側にきたときに、翼21,22の凹部21k,22kが設けられた面である表面21a,22aが風Wの方向に垂直になるように回転台42を回転させる(ヨー制御する)ことができる。
支柱5は、同図の三角形で示す地上面に立設される風力発電装置1の土台で、内部には蓄電器6が収納されている。
蓄電器6は、発電機31のコード34と図示しないケーブルにより接続されており、発電機31に発生した電荷を蓄える。
支持部材7は、発電機収納部3を風向対向手段4の回転台42に固定する部材で、本例では、6本の支持部材7により、発電機収納部3を回転台42に固定している。具体的には、符号7Aは発電機収納部3の前側の面と回転台42とを接続する支持部材で、符号7Bは発電機収納部3の後側の面と回転台42とを接続する支持部材である。支持部材7A,7Bは、それぞれ、2本ずつある。また、符号7Cは発電機収納部3の左側の面と回転台42とを接続する支持部材で、符号7Dは発電機収納部3の右側の面と回転台42とを接続する支持部材である。
次に、水平型風車2の翼21,22に作用する力について説明する。
本発明による翼21,22は、図1(b)に示すように、長さ方向の寸法長さが幅方向の寸法長さよりも長い平面状の部材で、鉛直方向である長さ方向の幅が、根本側であるハブ24側で狭く、先端にいくに従って広くなり、かつ、先端部が円弧状となっている。これにより、風速の大きい先端側の面積を広くできるので、翼21,22を効果的に回転させることができる。
また、翼21が風向き方向に正対したとき、すなわち、翼21が上側にきたときには、図2(a)に示すように、翼21の凹部21kが設けられた面である表面21aが受風面となるので、同図の斜線で塗った矢印のように、翼21には大きな回転力が作用するだけでなく、風Wの方向が変化しても、効率よく風を受け止めることができる。
一方、翼21が下側にきたときには、裏面21bが受風面となる。図2(b)に示すように、翼21の裏面21bは、風向き方向に正対する形状が凸型となるので、翼21の回転を抑えようとする空気の圧力を小さくすることができる。
翼22が上側にきたとき、及び、下側にきたときも同様である。
したがって、風向き方向に正対する翼21,22の形状を上記のように凹型とすれば、水平軸風車2を効果的に回転させることができるので、風力発電装置1の発電効率を向上させることができる。
このとき、翼21,22の横断面形状を流線型(厳密には、流線型の頭の部分)とすれば、翼21,22が下側にきたときの回転を抑えようとする空気の圧力を更に小さくすることができるので、翼21,22を効果的に回転させることができ、風力発電装置1の発電効率を向上させることができる。
更に、図2(c)に示すように、翼21,22の裏面21b,22bの形状についても流線型とすれば、翼21,22が前後方向に平行な方向に位置したとき、すなわち、翼21,22の長さ方向が風向き方向を向く位置にきたときに翼21,22に作用する空気の圧力を小さくできるので、翼21,22を効果的に回転させることができる。
実施の形態2.
図3(a),(b)は本実施の形態2に係る風力発電装置1Dを示す図で、(a)図は側面図、(b)図は背面図である。
風力発電装置1Dは、実施の形態1の風力発電装置1の翼21,22に開口21s,22sを設けたもので、開口21s,22sは、翼21,22のそれぞれの中央部に、翼21,22を前後方向に貫通するように形成される。
本例では、正面もしくは裏面側から見た開口21s,22sの形状を、幅がハブ24側で狭く、先端にいくに従って広くなる台形状とした。
翼21,22の中央部に開口21s,22sを開けると、風Wの一部が開口21s,22sを通り抜けるので、翼21,22の受風面で受ける風の量が少なくなり、その結果、翼21,22の回転数が低下するが、一方では、強風時における翼21,22の回転数を抑えることができるので、台風などの強風時であっても風力発電装置1Dの運転が可能となる。
なお、開口21s,22sを開閉するシャッター(図示せず)を設けるとともに、発電機収納部3の上部に風力計を取付け、風速計で計測した風速に応じて、シャッターが開口21s,22sを覆う面積を制御するようにすれば、風速によらず、安定して発電を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
例えば、前記実施の形態1,2では、翼を2枚としたが、翼の枚数はこれに限るものではなく、複数枚あればよい。但し、翼の枚数が多すぎると、凹部が形成された面が風Wの方向を向いている翼の割合が小さくなるので、翼の枚数としては、2〜4枚とすることが好ましい。
また、前記実施の形態1,2では、凹部21k,22kの形状を裏面21b,22bの形状と相似形としたが、図4(a)に示すように、凹部21k,22kの中心を翼21,22の中心よりも先端側にずらしてロータシャフト23側を平面のままとしたり、図4(b)に示すように、凹部21k,22kの底面を平面状としてもよい。これにより、翼21,22の強度を高めることができるので、強風時に翼21,22が折れるなどの被害を抑制することができる。また、図4(c)に示すように、風向き方向に正対する翼21,22の形状を平面状としてもよい。
また、翼の縦断面形状及び横断面形状についても、流線型にかぎるものではなく、長さ方向の厚さ寸法及び幅方向の厚さ寸法が、中央部で厚く両端部が薄い形状であればよい。
要は、ロータシャフト23の延長方向が風Wの方向と垂直で、かつ、翼21,22の受風面である表面(表面21a,22a)が平面もしくは、風の方向に凹であり、かつ、裏面21b,22bが風の方向に凹であれば、風のエネルギーを効率よく電気エネルギーに変換することができるとともに、強風時に翼が折れるなどの被害を抑制できる。
また、前記実施の形態1,2では、尾翼41を用いた風向対向手段4により翼21,22の方向制御を行ったが、別途風向計などの風向きセンサを設け、風向センサで検出した風向きに応じてヨー制御する様態のヨー制御手段を設けてもよい。
また、前記実施の形態1,2では、発電機31で発電した電荷を蓄電器6に蓄える構成としたが、蓄電器6に代えて変電設備を設け、発電機31で発電した電力を送電線等で変電所へ送るようにしてもよい。
1 風力発電装置、 2 水平軸風車、3 発電機収納部、4 風向対向手段、
5 支柱、6 蓄電器、7A〜7D 支持部材、
21,22 翼、21k,22k 凹部、23 ロータシャフト、24 ハブ、
31 発電機、32 ギアボックス、33 ブレーキ装置、34 コード、
41 尾翼、42 回転台、43 ヨー制御手段、W 風。

Claims (6)

  1. 水平方向を向いた回転軸と、前記回転軸に取り付けられる、鉛直方向に延長する板材から成る複数の翼とを有する水平軸風車と、前記水平軸風車の翼の板面を風向き方向に対向させる風向対向手段と、前記回転軸に連結された発電機と、前記水平軸風車の回転軸と前記発電機とを収納する発電機収納部と、地上面に立設され、支持部材を介して、前記発電機収納部を支持する支柱とを備えた風力発電装置であって、
    前記回転軸の方向が前記風向き方向と垂直で、
    前記翼を構成する板材の、前記回転軸側の端部から前記回転軸側とは反対側の端部へ向かう方向を長さ方向、長さ方向と直交する方向を幅方向、板面に垂直な方向を厚さ方向としたとき、
    前記翼は、一方の面が、長さ方向の寸法長さが幅方向の寸法長さよりも長く、
    長さ方向の幅寸法が、根元側では狭く先端に行くにしたがって広くなる平状で、かつ、
    前記平面状の面が風向き方向を向いているときの前記翼の長さ方向の厚さ寸法が、中央部では厚く、両端部では薄い形状を有し、
    前記風向対向手段は、
    前記水平軸風車の下部にて、前記発電機収納部を前記支持部材を介して前記支柱に回転可能に固定する回転台と、前記回転台に取り付けられて風向き方向を検知する尾翼と、前記尾翼の回転角度に応じて、前記回転台を駆動・制御するヨー制御手段とを備え、前記翼の一方の面が前記検知された風向き方向に垂直になるように前記回転台を回転させることを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記平状の面に、前記翼の長さ方向に延長する凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記翼の前記長さ方向に垂直な面で切ったときの断面である横断面の形状が前記長さ方向の全てに亘って流線型であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の風力発電装置。
  4. 前記翼の一方の面を表面としたときの裏面である他方の面の形状が前記長さ方向の全てに亘って流線型であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の風力発電装置。
  5. 前記翼の中央部に開口を開けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の風力発電装置。
  6. 前記開口を開閉するシャッターを更に設けことを特徴とする請求項5に記載の風力発電装置。
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